安価でサイズ感もちょうどいいカラーボックス。みなさんはどんな風に活用していますか?ライターのshiga asakoさんは、簡単にリメイクしたカラーボックスのおかげでクローゼットの収納力が格段にアップしたそう。そのプロセスをくわしく紹介してもらいます。■ 下部がぽっかりと空いたウォークインクローゼットこちらの写真は、リフォーム時に作ってもらったわが家のウォークインクローゼットです。ポールをL字に2本つけてもらったので、トップスとボトムスを分けて掛けられて便利なのですが、床に近い部分にぽっかりと空きスペースが。この場所には引き出し式の衣装ケースを置く方が多いと思いますが、貧乏性の私は、余っているカラーボックスで何とかしよう!と思い立ちました。■ カラーボックスを横置きすれば何とかなりそう…とりあえずカラーボックスを置いてみたところです。縦に置くとポールに掛けた洋服に当たってしまいますが、横に置けば空いているスペースを有効活用できそう。でも、洋服収納に使うにはちょっと使いにくそうな印象です……。カラーボックスを横置きすると、3つある棚が縦長の形になって使いにくくなってしまうんですよね。この縦長のスペースを半分に仕切ってみようと思い、DIYに挑戦することにしました。■ 角材とベニヤ板を使ってDIYに挑戦!リメイクに使う材料は、・1センチ角の角材6本・ベニア板3枚・木工用ボンドです。事前にサイズを計算しておき、角材とベニア板はホームセンターでカットしてもらいました。まずは、木工用ボンドで角材をカラーボックスの内側に固定していきます。位置は、側板(角材を固定する面)の中央よりちょっとだけ下に(ベニア板の厚みを考慮)。鉛筆で印をつけてから作業するとラクです。ボンドが乾くまでこのまましばらく放置します。角材がしっかり固定されたら、上にベニヤ板を載せて完成です。今後、別の使い方をするかもしれないので、ベニヤ板はボンドで固定せず、角材に載せるだけにしました。■ ちょっとした家具のような!?仕上がりにリメイクしたカラーボックスをクローゼットの中に置いてみたところです。ベニヤ板で棚を半分に仕切ったことで、ぐっと使いやすそうになった気がしませんか?家具屋さんで売っていそうなオープンシェルフに見えなくもない、と言ったらホメすぎでしょうか(笑)。■ デッドスペース解消と費用の節約に成功!こちらは衣類をおさめてみたところです。再び貧乏性を発揮して、ケース&かごも余っていた「ダイソー」のもの(白)と「無印良品」のものを再利用。ケース&かごには、下着、タイツ・靴下、部屋着、パジャマを分類収納しています。上に1つだけ置いたかごは、一度着ただけですぐには洗濯しないものの一時置き場です。ハンガー掛けしないアイテムをたっぷりしまうことができました。横置きしたカラーボックスの奥行きよりケ-ス&かごの奥行きが長いため、前面がはみ出した状態になってしまいますが、かえって出し入れしやすく、中身が分かりやすいので結果オーライです。超簡単なカラーボックスのリメイク術ですが、最小限の費用でデッドスペースを解消しつつ、収納力をアップさせることができました。カラーボックスを持て余している人の参考になればうれしいです!※荷重や強度に気をつけて使いましょう
2019年11月14日最近、自宅で仕事をする機会が増えてきた筆者。そこで欲しくなったのが「ワークデスク」。「木製・安定感・低価格」を条件に市販のワークデスクをリサーチしてみましたが、予算内で納得のいくものはなかなか見つからず……。そこで、ニトリのカラボをベースにして、手抜きDIYしてみることにしました。■ ニトリのカラボをベースにして低コスト+安定感を実現!天板はしっかりとした無垢材を使用しているのでぬくもりがあり、化粧合板のデスクと違って使い込むほどに味が出るのが魅力です。手抜きDIYなので不器用な筆者でも簡単に作ることができました。今回は、デスクのベース部分にサイズ展開豊富なニトリのカラーボックスを使用しました。使用したのはニトリの「カラボA4-2段(DBR)/幅約41.9×奥行29.8×高さ71.8cm」(価格/999円・税込)。ベースに市販の商品を使えば、複雑な工程が要らず、簡単に低予算でつくることができます。この他、近くのホームセンターで天板用…1×4のSPF材5本(長さはお好みで。今回は182cmをそのまま使用)天板連結用…1×3のSPF材1本(44cm×2本にカット)カラーボックスに貼り付ける表板…ベニヤ板1枚(厚さ2.5mm)を購入しました。ベニヤ板は以下の通りホームセンターでカットします。カラボ横&背面貼り付け用/42cm×72cm 2枚+30cm×72cm 2枚縁取り用/5cm×72cm 4枚+5cm×20cm 4枚※機械の誤差で3mm程度短くなる場合があるので、やや大きめにカットし、必要に応じて紙やすりで調整します。木材費用は、上記でざっと2,000円程度。カラーボックスを含めても4,000円程度でした。その他、木ねじ(3cmくらい)10本、釘12本、木工用ボンド、強力両面テープ(5m程度)、お好みに応じて塗装用品(木材用ワックスや水性塗料)を使います。■ 天板と表板を組み立てる天板は裏面に1×3のSPF材をあて、木ねじで留めていきます。下にカラーボックスが入るので留める位置は端から30cm程のところです。カラーボックス横に貼る表板(ベニヤ板)には、縁取り用の木材1と2を両面テープで貼り付けておきます。■ 天板はブライワックス+白でアンティーク風の塗装に今回、天板(SPF材)の塗装は木材用のワックス(ブライワックス/色:ジャコビアン)の上から、水性のホワイトをムラが出るように重ね塗りしました。ベニヤ板の仕上げは、ワックスのみです。なお、ワックスを塗布する際はニトリの「厚手台ふきん(30枚)」(価格/399円・税込)を使用しました。使い捨てできるのでDIYでも扱いやすく、厚みがあり作業がしやすかったです。ワックス+水性塗料でアンティーク風の塗装なら塗りムラが味になるのでDIY初心者の方にもオススメです。乾いた後、適当にフォークなどでひっかくと使い込んだ風合いに。ざらつきが気になる部分は紙やすりをかけました。■ カラボに表板をつけてアンティーク風に見せる次に、カラーボックスの背面と横面(デスク正面)にベニヤ板を取り付けます。背面は木工用ボンドで貼り付けた後、釘で四隅と中央の計6か所固定しました。カラボ横面には強力両面テープでベニヤ板をしっかりと圧着します。■ セッティングするアンティーク風に塗装した天板をカラーボックスの上に載せて完成です!今回、右側のカラーボックスには、ダイソーのプラボックス大を3つ入れました。収納力も抜群です。近くで見るとこんな感じです。■ コスト以外の魅力も!DIY家具ならではの魅力を実感makaron* / PIXTA(ピクスタ)使用するうちに傷がついても、それが味となって木ならではの風合いが出てくるのは嬉しい限り。さらに、いずれデスクが不要になった際にも天板を板壁や別の家具を作るのに使うことができたり、カラーボックスだけで使うこともできるという良さもあります。「DIYって面倒くさそう……」と思うかもしれませんが、やってみると想像以上に簡単ですし、コスト以外にもたくさんのメリットを感じることができると思います。ぜひトライしてみてください!
2019年03月18日何かと便利なカラーボックス、わが家には6つもあります。腰高サイズのものなら1000円前後で買えてリーズにナブルですし、シンプルなつくりなのでカスタマイズもしやすいのが良いところ。今回はニトリのカラーボックスシリーズCALOBO(カラボ)の収納アクセサリを活用して、カラーボックスを何倍も使いやすくする方法をご紹介します。■ ニトリのCALOBO(カラボ)って知ってる?ニトリのカラボシリーズの特徴は、あらかじめ棚板用の穴がいっぱいあいていて、自由に棚の位置を変えられるところです。なんで棚の位置がここなの?使いづらい!なんてイライラすることがなくなります。ニトリのカラーボックスはサイズも豊富で、棚板も277円(税別・22センチ幅用)から追加できるし、キャスターを付けたり側面にマガジンラックを付けたり、とカスタマイズできる楽しさがあるのです。【左】深型462円(38×27.6×23.1センチ)、【右】浅型277円(38×27.6×12センチ)※価格は税込みですさて、今回使たのはニトリのCALOBO(カラボ)シリーズの収納アクセサリ、引き出しレールで取り付けられる「収納ボックス」です。■ カラーボックスの幅が42センチぐらいなら取り付け可ニトリでCALOBO(カラボ)のカラーボックスを買えば取り付けはもっと簡単なのですが、冒頭でも申し上げた通り、我が家にはカラーボックスがたくさんあるので「収納ボックス」のみ購入してDIYすることに決めました。1000円前後で買える、一般的な腰高のカラーボックスは幅42センチ、奥行き30センチくらいが一般的かと思います。わが家のカラーボックスは、幅42センチ、奥行き29センチでしたが、ピッタリ収まりそうです。CALOBO(カラボ)の収納ボックスを使いたい!と強く思ったのはこの「引き出しレール」が取り付けられるから。「引き出して使える収納の方が、ここは絶対に使いやすいのに~!」と思う事、ありませんか?驚きなのはこのレールが92円(税別)!!とリーズナブルなこと。100円以下で買えるなんて嬉しいですよね。購入時ホワイトレールが売り場になくて(ブラウンもあり)店員さんにすがったら、ラスト2点の在庫を店内から探し出してきてくれました!どうやら人気商品のようです。■ 穴をあけてレールを取り付けるだけの簡単DIYDIYと言うとおこがましいのですが、レールを取り付けられる穴が手持ちのカラーボックスにはないため、自分であける必要がありました。レールに付属しているネジを見ていただくとわかるのですが、ダボのようなとがりのないネジなので、ネジ穴より少し小さめの穴をドリルであける必要があります。ドリルの口径は4.8ミリサイズがちょうど良いと感じました(一度小さな下穴をあけてから、大きな口径を使うとスムーズにあけられます)。引き出さなくてもすき間から「スルリッ」と物が入れられるように(ズボラですみません)上部に3センチほどすき間をあけて取り付けました。写真は黄色いドミノで隙間を確保し、仮止めテープでレールを押さえながら、そのままダイレクトに穴をあけてしまおうという「ズボラDIY」の様子です……。ご自身で穴をあける場合、ネジの長さを考えると、板を貫通させる必要が出てきそうです。くれぐれも他の場所を傷つけてしまわないように、十分に注意してください。パパッと取り付け終了です。レール2本を10分もかからずに取り付け終わりました。ボックスをはめるとこんな感じ。ストッパー機能がついているので、引き出し過ぎても簡単に落ちない構造になっています。92円のレールなので、そこまで期待はしていなかったのですが、子どもに使わせたかったので、このストッパー機能はとても嬉しいです。■ レールとボックス、セットで369円!簡単に収納力UP!上段に取り付けた浅型の収納ボックス、とても使いやすいです。レールは92円、ボックスは277円で合計369円(税別)とリーズナブル!!最初から付いている棚の部分には、ダイソーで買った引き出し式の収納ボックスを置いてみました。下段の深型ボックスですが、レールを取り付ける必要がなさそうでしたので、そのままボックスを置いて使うことにしました。金属製の引き出しレールやボックスも販売されていますが、子どもが扱う場合はどうしても扱いが雑になってしまうので、カチャカチャいわないプラスチック製レールの方が、扱いやすいように感じます。ニトリのCALOBO(カラボ)シリーズはサイズもカラーも豊富で、いろいろな収納アクセサリも充実しているので、ニーズに合わせて様々なカスタマイズができます。カラーボックスがイマイチ使いにくい、と感じている方はぜひトライしてみてくださいね。(written byキタノ)※掲載している商品名や価格は2018年8月時点の内容です。
2018年08月28日