ズーイー・デシャネルが、2015年に結婚したプロデューサーのジェイコブ・ペチェニックと離婚することが明らかになった。「話し合いを重ね、熟考した結果、生涯のパートナーとしているよりも友人、ビジネスパートナー、親としての方がよいという結論に至りました。今後も、仕事上の付き合いや信頼関係、なによりも子どもたちを大切にします。私たちのプライバシーを尊重してくださり、ありがとうございます」と連名で「E!News」に発表した。2014年から交際を始めたズーイーとジェイコブは、2015年6月に結婚。翌月に長女、2017年5月に長男が誕生した。「子どもを持ったことで、自分がいかに自己中心的に生きてたかということに気づいた」、「毎朝起きる時と寝る時に『子どもたちは何をしているのかな?何が必要かな?』って。常に子どもたちのことばかり考えているわ」と子どもの誕生で自身の生活が激変したと語っていた。婚姻中にズーイーはジェイコブのためにユダヤ教に改宗もしていた。ズーイーは2009年から2012年まで「デス・キャブ・フォー・キューティー」のフロントマン、ベン・ギバードと結婚していたことがあり、2回目の離婚となる。(Hiromi Kaku)
2019年09月09日1994年公開の名作アニメーションを最新の映像技術を駆使して再び描く『ライオン・キング』が日本での公開をスタートした。すでに公開されている国と地域では驚異的なヒットを記録しており、オリジナルのアニメーションや現在も上演が続いている舞台ミュージカル版のファンも巻き込んで、動員を伸ばし続けている。近年、ディズニーは往年の名作を現代的な解釈で語りなおしたり、実写化することに挑み、成功をおさめているが、その中でも最も挑戦的なプロジェクトが『ライオン・キング』だ。本作は作品のほとんどがデジタル技術で描かれ、撮影現場にはVR装置を導入。スタッフはサバンナの大地に行っていないのに、劇中には本物の動物は登場しないのに『ライオン・キング』の物語がリアルに描かれる“超実写版”だ。監督を務めたのは、同じくデジタル技術を駆使して往年の名作を語りなおした『ジャングル・ブック』を成功させたジョン・ファヴロー。彼は本作でもデジタル技術をふんだんに使いながら、あえて通常の実写映画と同じように現場にカメラを持ち込み、照明をセッティングし、フィルム撮影でも手腕を発揮する重鎮カレブ・デシャネルを撮影監督に招き、まだ誰も観たことがない映像を描き出している。さらに彼はオリジナルへの敬意を前面に押し出しており、王の子に生まれた主人公シンバが過酷な運命に翻弄されながら、成長を遂げていくドラマを過剰な改変を行うことなく語っている。『美女と野獣』や『アラジン』など、近年のディズニーはオリジナルのアニメーションを繰り返し観て育ってきたファンの思い出や記憶を破壊したり、損なうことなく愛情をもって実写化し、その上で現代的な解釈を盛り込んで興行・批評的な成功をおさめてきた。2019年版の『ライオン・キング』も同様のポリシーが貫かれており、ファンからの評価も高い。アメリカではすでに興行収入が4億ドルを突破。全世界興行収入もすでに2019年の全ランキングで『アベンジャーズ/エンドゲーム』についで2位につけており、現在も動員を伸ばし続けている。『ライオン・キング』公開中
2019年08月13日傑作ディズニー・アニメーションを基にした超大作『ライオン・キング』が8月に公開になる。本作は最新技術を駆使してリアルな映像と感情豊かなキャラクターを大スクリーンに描きだす“超実写”映画で、撮影にはVR技術が活用されたという。フィルムメイカーたちはどこでどのようにして本作を撮影したのだろうか?本作の監督を務めるジョン・ファヴローは、公開中の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で主人公の友人ハッピー・ホーガンを演じるなど俳優としても活躍しているが、『アイアンマン』や『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』など数々の名作を監督してきた才人だ。2016年にはディズニーの傑作アニメーションを実写化した『ジャングル・ブック』を発表。カメラで撮影した人間の少年と3DCGで描かれた動物たちを見事に融合させ、ダイナミックなドラマを描き出した。彼が『ジャングル・ブック』を制作する際に参考にしたのは、CGアニメーションの制作プロセスだった。ファヴロー監督は事前にストーリーボードを何度も作成して徹底的にカメラのアングルやシーンの構成を検証。実際にカメラがまわる前に試行錯誤や選択が繰り返された。しかし、『ライオン・キング』でファヴロー監督はカメラを持ち込み、ファインダーを覗きこみながら、どのアングルで、どのぐらいの長さを撮影するのか決めていったようだ。どこで?ライオンが暮らすジャングルで?いや、VR技術を使った“デジタルの世界”の中でだ。撮影現場にはVRのヘッドセットが用意され、ファヴロー監督と撮影監督はゴーグルをかけて、アニメーターたちが作成した“ジャングルブックの世界”に入り込んで撮影プランを練った。ファヴロー監督は「これをやっている理由は、アニメーション映画に実写の感覚をもたらせるためです。本物のクルーが入り込み、アニメーション映画と接し合いながら、撮影現場でやるようなカメラに関するすべての決定を下します。机に座りキーボードを叩いてカメラの動きをプログラミングするのではなくてね」と説明する。「ここで使っているのはマルチプレイヤー用のVRゲームで、それで僕らは映画を作っているんだ。VRでリアルタイムに起きていることをすべて見ることができる。ビデオゲームのようにすべてが最適化され、簡易化されるけど、照明と十分なディテールがあるから、(自分たちがそこでやりたい)ショットをセットアップできるんだ。そして、一旦それで編集して、それを(VFXのチームに)渡すと、他の映画と同じようにビジュアル・エフェクトのパイプラインに進むことになる」つまり、本作は実際にはジャングルに行っていないのに、映画の世界に“入り込み”、多くの実写映画と同じようにキャラクターの演技や立ち位置を目で見てから、カメラをかついで撮影アングルを探したり、ショットの計画を立てて撮影が進められたようだ。そのため、ファヴロー監督は本作に『ライトスタッフ』やトム・クルーズ主演の『アウトロー』などを手がけた重鎮カレブ・デシャネルを撮影監督に招いた。フィルムを駆使して重厚なヴィジュアルを描いてきたデシャネルが能力を存分に発揮できるだけの“撮影現場”がそこにあったからだ。ファヴロー監督は「アニメーション映画とかCGやエフェクトをたくさん使うシークエンスではすべてのフレームが決められ、すべてがプリビズ(簡易のコンテ動画)化されるから、あまりに完璧すぎる雰囲気になってくる。アニメーションとしては良く見える。でも、実写映画では本物の動物たちを見ているかのように感じられるマジックトリックが欲しい」と語る。だから彼らはVR技術を使って、ライオンが疾走するジャングルの中に入り込んで撮影する。そこには思わぬ発見があり、予期せぬ事態があり、偶然の出来事や、その場にいることで生まれるヒラメキがある。「僕らがここでとらえようとしていることは、実写映画を作っている時に偶然起きることなんだよ」『ライオン・キング』は膨大なデジタルショットで構成されている。多くのCGアーティストが参加している。しかし、この映画は監督や撮影監督が歩きまわって、カメラをかついで撮影が行われた。彼らはジャングルに行っていない。しかし、撮影隊は確かにジャングルにいた。本作は単なるCGアニメーションでも実写でもない“超実写版”だ。それはおそらく私たちがまだ誰も観たことがない、まだ誰も体験したことのないものになりそうだ。『ライオン・キング』8月9日(金)全国公開
2019年07月05日ズーイー・デシャネル&夫ジェイコブ・ペチェニックの間に第2子が誕生!ズーイーの広報担当者が「People」誌に明らかにした。ズーイーは2015年7月に第1子女児エルシーちゃんを出産。その1か月前にジェイコブと結婚した。このたび誕生した第2子は、男の子でチャーリー・ウルフ・ペチェニックくんと名付けられたという。ミドルネームが“オオカミ”とずいぶんワイルドな名前を付けたものだが、ズーイーは2年前、エルシーちゃんの出産後「エレン・デジェネレス・ショー」に出演した際に、「エルシーは古典的な名前だと思うの。おばあちゃんやおばさんの名前でよく聞くでしょ。だからミドルネームにはちょっとワイルドな名前を付けたくて」と語っていた。長女のエルシーちゃんのミドルネームはオッターで、“カワウソ”を意味する。チャーリーくんにもこの名付け方が引き継がれたようだ。「ズーイー、ジェイコブ、娘のエルシーは新しいメンバーが家族に加わり、大喜びしています」と広報担当者は語っている。これで、ズーイーの姉エミリー・デシャネルの2人の息子にとっても新たにいとこが増えた。(Hiromi Kaku)
2017年05月10日アメリカで9月20日(現地時間)にシーズン6の放送が開始した「New Girl/ダサかわ女子と三銃士」の主演女優ズーイー・デシャネルが監督に初挑戦した。第1子出産からわずか半年でシーズン5の撮影に戻り、それから半年後にはシーズン6の主演と監督をこなすというアクティブなズーイー。それも、監督をしたのは第1話だというから、プレッシャーも大きかったのではないだろうか。「People」誌の取材には「すごく良い経験になったし、とにかく楽しかった」と語っている。しかし、やはり演技をしながら監督もするというのは「難しかった」そうで、特に「撮影したシーンを何度も見返すのは時間がかかりすぎるため、極力避けた」と言う。幸いなことにズーイーにはディレクティング・プロデューサーが付いており、ちょっとした指標を出してもらうことで「ほかの役者の演技に集中することができた」ということだ。日本ではFOXチャンネルなどで現在シーズン5が放送中で、まもなく最終話を迎える。シーズン6も「おもしろいエピソードがたくさんあるわ」と自信たっぷりのズーイー。「キャンプの話や(シットコムの)『Brooklyn Nine-Nine』とのクロスオーバーエピソードもあるの」。シーズン5から出演しているミーガン・フォックスの活躍も見逃せない。(Hiromi Kaku)
2016年09月21日ズーイー・デシャネルが結婚していたことを、3日(現地時間)に発表した。お相手は映画プロデューサーのジェイコブ・ペチュニックで、結婚と合わせて第1子となる女児の誕生も明らかにした。夫妻の代理人は「ズーイー・デシャネルと夫のジェイコブ・ペチュニックが、美しく健康な女の子の両親になったとお知らせするのをうれしく思います」と声明を発表した。現時点ではまだ赤ちゃんの誕生日や名前について、ズーイーたちが結婚式を挙げたかどうかなど、詳細は伝えられていない。ズーイーは2009年にロックバンド「デス・キャブ・フォー・キューティー」のボーカル、ベン・ギバードと結婚したが、2011年に別居し、2012年12月に離婚が成立した。ズーイーと、ジェイコブは昨年から交際を始め、彼女の35歳の誕生日である今年1月17日にカタリナ・アイランドでジェイコブがプロポーズした。ジェイコブは42歳で、リチャード・リンクレーター監督の『ビフォア・ミッドナイト』の製作総指揮などを務めてきた。最新作は10月に全米公開予定のビル・マーレイ主演作『Rock the Kasbah』(原題)で、同作にはズーイーも出演している。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月05日TVドラマ「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」が絶好調で、去年のゴールデン・グローブ賞にもノミネートされていたズーイー・デシャネルだが、学生時代は酷いいじめを受けていたことを告白した。いまはキュートなルックスと卓越したコメディ演技で、誰もがうらやむズーイーだが、「私が一緒に育った子たちは、いつか私が自分の名前のついたTVドラマに出演するなんて思いもしてなかったと思うわ。だって、私は子どもの世界でも、人気のある子じゃなかったし、女の子たちが私の顔にツバを吐きかけたの。みんなにいじめられてたのよ。毎日学校で泣いていたの」と、子ども時代のつらい過去を告白したズーイー。続けて彼女は人気ファッション誌「ELLE」最新号に答えて、33歳になり、どのようにソーシャル・メディアのネガティブな面に対処するかを学んだという。「気持ちに変化があったの。私は自分で立ち上がり、さまざまなソーシャル・メディアに出て行ったわ。そこはまるで、中高生のいやらしさの大人版のようなところだった。でも、私は『かかってきなさいよ』っていう気持ちになった」と語るズーイーがとりわけ許せないのが女同士の妬み合いだそうだ。「私が卒業したいと思っているのは、女同士の妬み合いやいがみ合いね。そこには真実なんて何もないもの」。ズーイーの元彼で、現在のコラボレーターのB.J.ノヴァックは「彼女はギャングスターで、男性が従わないといけない感じの子ですよ。決して、電話の前で待ったりしない。自分から電話を取り、自分の話したい人なら誰とでも話すような強い子です」と語っている。(text:Mieko Nakaarai)
2014年01月07日ズーイー・デシャネルが、「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」で、第64回エミー賞のコメディ・シリーズ部門主演女優賞にノミネートされた。19日(現地時間)に発表されたエミー賞で見事同賞にノミネートされたズーイーは「本当に光栄!」と「Entertainment Weekly」誌に語った。「2歳のときからずっと女優になりたいと思ってたの。常に私の夢であり目標でもあったわ。この賞はまさに夢に見ていた瞬間よ。私の演技を認めていただけたことは本当に光栄なことで、こうなるとは正直、想像もしてなかったわ。本当に興奮しているの」と明かし、「素晴らしい贈り物とも言えるような、こんなすごいお仕事を頂いたし、それにどんな理由にも増してこの仕事を愛しているからこそ、ずっと演技をやり続けたいと思ってるの。それがこのノミネートとして実ったのね」と続けた。また、「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」でズーイーと共演しているマックス・グリーンフィールドも同部門助演男優賞でノミネートを果たしている。さらに、ズーイーは「Girls」(原題)で同じくコメディ・シリーズ部門主演女優賞にノミネートされているレナ・ダナムと共に、自身のツイッターで興奮気味に「#エミー賞!興奮するわ@レナ・ダナム―どんなネイルをつけて行こうかしら?!!!」と綴っている。■関連作品:New Girl ~ダサかわ女子と三銃士 [海外TVドラマ]© 2011-2012 Fox and its related entities. All rights reserved.
2012年07月23日