キアラ・フェラーニが大胆なエレガンスで魅せる、上品な色合いで再解釈したアイコニックな「シェイク・ライン」シューズ。多彩なスタイルで展開する「シェイク・ライン」のデザインは、彫刻のようなブロックヒールとシグネチャー・ディテールが特徴で、タイムレスで洗練されたルックを叶えます。©LOUIS VUITTONデザインは、バッグ「ツイスト」からインスピレーションを得ており、彫刻的なLVのクロージャーをアッパータンにあしらい、ラッカー仕上げや輝くメタルがアクセサリーが施され、靴をインパクトのあるシックさで飾っています。タイムレスでコンテンポラリー、若々しくエレガントな、身につけられる魅力を放ちます。靴の名前は、その楽しくて自由な姿勢を表しています。©LOUIS VUITTONシルエットは、正面のスクエアトゥとV字型のブロックヒールで定義されています。パンプスやスリングバックなど、さまざまなスタイルと高さで提案され、ネオレトロルックを示唆する新鮮な解釈がなされています。これらのスタイルは、5.5cmと8.5cm、美しいパテントカーフレザーで展開されています。©LOUIS VUITTON昼や夜、仕事着やイベントなどのファッションにも合う「シェイク·ライン」は、ルイ・ヴィトンのシューズ·コレクションに加わり、アイコニックなデザインとなっています。【商品紹介】輝きを放つパテントカーフレザーでモダンなデザインに仕上げた「シェイク·ライン サンダル」。ラップスタイルの幅広のフロントストラップを添え、トーナルなLV イニシャルのアクセサリーをあしらいました。スレンダーなアンクルストラップは小ぶりなスクエアシェイプのバックルで調節できます。グラフィカルな「V」シェイプを象った低めのブロックヒールも魅力。©LOUIS VUITTONシェイク·ライン サンダル価格:16万1,700円(税込)素材:パテントカーフレザーヒール:5.5cmルイ・ヴィトンを象徴するグレインが特徴のエピ·レザーを艶やかに仕上げた、今シーズンならではのエピ・パテント レザーで再解釈した「シェイク·ライン パンプス」。グラフィカルな「V」シェイプを象った高めのブロックヒールが目を引くスタイルです。アッパーと同系色のチャンキーなLV イニシャルのアクセサリーが個性を放ちます。©LOUIS VUITTONシェイク·ライン パンプス価格:16万7,200円(税込)素材:エピ·パテント レザーヒール:(左)9.5 cm、(中央・右)5.5cmスレンダーなストラップがあしらわれ、高めのブロックヒールにはグラフィカルな「V」のシェイプのカッティングが施されています。アッパーのシュータンのディテールを、バッグ「ツイスト」から着想を得たトーナルなLV イニシャルのアクセサリーで飾りました。©LOUIS VUITTONシェイク·ライン パンプス価格:16万7,200円(税込)素材:パテントカーフレザーヒール:8.5 cmメタリックなラムスキンがシェイク ミュールにさらなる魅力をもたらし、グラフィック V 字型のハイブロック ヒールが特徴的なモダンなスタイルです。幅広のフロントストラップは、象徴的なツイスト ハンドバッグをモチーフにしており、全体がクリスタルで覆われた宝石のような LV アクセサリーで装飾されています。インソールにはルイ・ヴィトンのサインがあしらわれています。©LOUIS VUITTONシェイク·ライン ミュール価格:19万9,100円(税込)素材:メタリックラムレザーヒール:9.5 cm輝きを放つパテントカーフレザーで大胆かつモダンなスタイルに仕上げた「シェイク・ライン パンプス」。アッパーに添えたレザーのシュータンに、バッグ「ツイスト」のクラスプを彷彿させるオーバーサイズのLV イニシャルのアクセサリーをあしらいました。レザーのアウトソールや、グラフィカルな「V」のシェイプを象った低めのブロックヒールが特徴のデザインです。©LOUIS VUITTONシェイク・ライン パンプス価格:16万600円(税込)素材:パテントカーフレザーヒール:5.5cmルイ・ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらもエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年05月25日ルイ·ヴィトンのアンバサダー レア・セドゥやアリシア·ヴィキャンデルをはじめとしたセレブリティが来場ルイ·ヴィトンは春夏ウィメンズ·コレクションを 10月6日(火) パリ時間 午後3時 (日本時間 午後10時) に発表した。ウィメンズ アーティスティック·ディレクター 二コラ·ジェスキエールによる今回のファッションショーの会場は、LVMHが所有する、百貨店、レストラン、ホテル等を含む大型商業施設「ラ·サマリテーヌ」。世界中へ向けてライブ配信が行われたほか、会場にはルイ·ヴィトンのアンバサダーであるレア·セドゥやアリシア·ヴィキャンデルをはじめとした豪華ゲストが駆け付けた。現地パリでは人数制限の他、ソーシャルディスタンスに配慮した中で最新のコレクションのお披露目となった。■2021春夏ウィメンズ・ファッションショーの映像はこちらから SEYDOUX (レア・セドゥ)ALICIA VIKANDER (アリシア・ヴィキャンデル)LAURA HARRIER (ローラ・ハリアー)VENUS WILLIAMS (ビーナス・ウィリアムズ)NATALIA VODIANOVA (ナタリア・ヴォディアノヴァ)CHIARA MASTROIANNI (キアラ・マストロヤンニ)OLYMPIA DE GRECE (マリア=オリンピア王女)MARINA FOIS (マリーナ・フォイス)HUGO MARCHAND (ユーゴ・マルシャン)WOODKID (ウッドキッド)(C)Louis Vuitton Malletier#louisvuitton#lvss21企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月08日2020年9月28日(現地時間)ーフランス・パリでルイ·ヴィトンの新作ハイジュエリーコレクション「Stellar Times(ステラー タイムズ)」の発表イベントが開催され、以下セレブリティの方々にご参加いただきました。©Louis Vuitton左から:●アリシア・ヴィキャンデルハイジュエリーコレクションからイヤリング、ネックレス、リングをご着用。2020年春夏コレクションのシャツ、スカートにカプシーヌ MINIをあわせて。●カトリーヌ・ドヌーヴハイジュエリーコレクションからイヤリングとリングをご着用。2020年秋冬コレクションのドレスにプティット・マルをあわせて。●ステイシー・マーティンハイジュエリーコレクションからイヤリング、ネックレス、リングをご着用。2020年秋冬ランウェイルックにカプシーヌ MINIをあわせて。©Louis Vuitton左から:●ノエミ・メルランハイジュエリーコレクションからイヤリングとネックレスをご着用。ペプラムトップス、パンツにカプシーヌ MINIをあわせて。●キアラ・マストロヤンニハイジュエリーコレクションからイヤリングとリングをご着用。2020年プレフォールコレクションのドレスにカプシーヌ MINIをあわせて。●アメリア・ウィンザーハイジュエリーコレクションからイヤリングとリングをご着用。ワンピースにカプシーヌ MINIをあわせて。©Louis Vuitton左から:●ルース・アンド・ザ・ヤクザハイジュエリーコレクションからリングをご着用。コート、ベスト、インナートップス、パンツにカプシーヌ MINIをあわせて。●マリーナ・フォイスハイジュエリーコレクションからイヤリングとリングをご着用。2020年プレフォールコレクションのスカート、ニットトップスにカプシーヌ MINIをあわせて。●シンディ・ブルーナハイジュエリーコレクションからイヤリングとブレスレットをご着用。タートルニット、パンツにカプシーヌ MINIをあわせて。#louisvuitton企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月30日恋愛において迷いが生じていると、「あのとき、あの恋が違う結末を迎えていたら?」と振り返らずにはいられないもの。そんな誰もが経験したことのある思いを描いた話題作が、“愛の国”フランスからいよいよ上陸します。それは……。幻想的な世界へと誘う『今宵、212号室で』【映画、ときどき私】 vol. 304大学教授のマリアは、夫リシャールとパリで2人暮らし。結婚して20年が経ち、いまではすっかり“家族”になってしまった夫をよそに、マリアは密かに浮気を重ねていた。ところがある日、その事実がバレてしまい、怒ったリシャールと距離を置くために、マリアは家の向かいにあるホテルの212号室へと逃げ込む。窓越しに夫の様子を眺めていると、マリアのもとに20年前の姿をしたリシャールと元カレたちが次々と登場。ついには、夫の初恋の相手までがやってくるのだった。はたして、不思議な一夜の行方とは……。本作は、主人公のマリアを演じたキアラ・マストロヤンニがカンヌ国際映画祭である視点部門最優秀演技賞を受賞し、注目を集めた作品ですが、今回はこちらの方に、見どころなどについてお話をうかがいました。フランスのクリストフ・オノレ監督映画監督としてのみならず、演劇やオペラの演出家、さらには絵本作家としても幅広い才能を発揮しているオノレ監督。そこで、夫婦や愛について描いた本作に込めた思いや舞台裏について、語ってもらいました。―まずは、独創的なストーリーをどのようにして生み出したのかを教えてください。監督私がこの映画を作ろうと思ったきっかけは、3つあります。1つ目は、私自身がパートナーと長く暮らすなかで、カップルとしての自分たちの共同生活を振り返ったとき、そのなかで関係性がどんどん変わっていくのを感じたからです。なので、とても自伝的な作品でもありますね。2つ目は、キアラ・マストロヤンニの存在。私は随分前から彼女とまた一緒に仕事をしたいと思っていました。実際、その間に何度かそういう話もありましたが、最終的にはどれも着地しないまま。でも、今回は彼女のいまの姿、つまり40代である彼女をすぐに撮りたいという気持ちがあったので、作品を実現させました。そして3つ目は、ここ数年演劇を中心に仕事をしてきたので、それらの演出で培った演劇的技法を使って映画を撮りたいと思ったから。演劇ではリアリズムを大切にしてきましたが、この映画は自然主義に反するようなマジカルな作品にしたいというのが狙いでした。キャスティングに関して最初は言い出せなかった―なるほど。そのキアラの相手役を務めたのは、実生活で元夫であったバンジャマン・ビオレです。元夫婦だった2人に、危機に陥る夫婦役を演じさせるようというのは、なかなかすごいキャスティングだと思いますが……。監督いま話したように、キアラは絶対でしたが、バンジャマンの起用に関しては、最初は考えていませんでした。ただ、何人か名前は挙がるものの、この役に合った俳優がなかなか見つからないという状況が続いていたのです。そんなとき、私のなかでバンジャマンを思いついたのですが、以前彼らが婚姻関係にあったことを知っていたので、私もすぐにはキアラに言い出すことができませんでした。ところがある日、この役について話をしていたら、キアラから「実はシナリオを読んだときに、夫役はバンジャマンがぴったりだと思っていたの」というふうに言ってきたのです。そのおかげで、彼に決定しました。―とはいえ、オファーされたバンジャマンさんからも、すぐにOKはもらえたのでしょうか?監督それもとても簡単でした。というのも、バンジャマンはフランスではとても有名な歌手ですが、彼のフランス国内のコンサートに時々キアラが参加したりしてましたから。そんなふうに、2人は離婚してからも、芸術の面ではまだ一緒に仕事をしていましたし、今回の物語がフィクションであるということもあって、彼がこの映画に参加することに問題はなかったようです。この作品では矛盾する愛と嘘を描いている―ちなみに、現場でのおふたりの様子は?監督キアラは撮影中に、よく1人で笑い転げていましたよ。なぜなら、劇中のマリアとリシャールの夫婦関係が、実際の彼らの夫婦関係とは真逆だったから(笑)。そういったこともあって、妻が何人も愛人を連れてくるようなシーンを見ながら、キアラは少しあざけるように、でも楽しそうに笑っていました。―もしかしたら、キアラさんのなかに、当時の復讐のような気持ちが少しはあったのかもしれないですね(笑)。監督そうですね。あと、特に彼女がウケていたのは、バンジャマンがキッチンで料理や洗い物をしたり、洗濯物を洗濯機のなかに入れたりするシーン。なぜなら、彼は実生活では絶対にこういうことをしない人だったからとのこと。だからこそ、自分の元夫が家事をしている姿を見て、大笑いしてましたね。―それを知って観ると、違うおもしろさもありますね。この作品を観て、誰もが過去を振り返ったりすると思いますが、監督自身もこの作品を通して昔の恋愛を思い出すこともあったのでは?監督もちろん、これまでの自分の恋愛における失敗やいくつかの忘れられないとても大切な恋愛、なかでも精神的にとても繋がりが強かった関係について考えることはありました。特に、一緒に住んでいるカップルのなかには、愛という真実があり、同時にある程度の嘘というのもあります。今回、私はこの矛盾する愛と嘘というのをこの映画では描きたかったのです。―そこには、ご自身が経験されたことも脚本に反映されているということですか?監督そうですね。映画作家として、ある程度自分が経験したことや自分が知っていることから物語を構築していくことは多いですから。この映画では長く続く愛情を映し出していて、主人公の女性がどのように変わっていくのか、その反応を追っていますが、最終的には彼女は“あること”を受け入れるのです。恋と愛における一番の違いとは?―同じ女性として、興味深いところでした。また、劇中では、たくさんの恋とひとつの愛が描かれていますが、監督が思う恋と愛の違いとは何でしょうか?監督これは、とても難しい問題ですよね。ただ、「恋と愛で価値が違う」とは思っていません。たとえば、40年以上も一緒に暮らしている妻がいる男性が、ふと出会った女性に恋をして、隠れてキスをしたとします。たった1回でもその瞬間というのは、人生に深く刻まれるくらいの強さを持っているかもしれませんよね。そういう強さは、恋でも愛でも変わらないですが、「これがあるからこそ生きていける」と思えるのが本当の愛。恋には、愛のように人を変えてくれるような何かはないのではないでしょうか。つまり、瞬間的に楽しいと感じることはあっても、愛ほどに他人の人生や生活を変える力はない、というのが私の考えです。―素敵なお話ありがとうございます。それでは最後に、これから観る方に向けて一言メッセージをお願いします。監督読者の方のなかには、おそらくパリをとてもロマンティックな街の象徴だと考えている人が多いと思いますが、実際はパリの愛の物語も、東京の愛の物語も似ているもの。つまり、どこの愛の物語でも、残酷であると同時に魔法のようなものだということです。そういったところもぜひご覧ください。恋が導く愛の結末に胸がときめく!まるで大人のためのおとぎ話のともいえるような“愛の魔法”が詰まったラブストーリー。数々の恋があったからこそ、愛の意味を知ることができたマリアとともに、真実の愛とは何かを探してみては?マジカルな予告編はこちら!作品情報『今宵、212号室で』6月19日(金)より、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテ他全国順次公開!配給:ビターズ・エンド©Les Films Pelleas/Bidibul Productions/Scope Pictures/France 2 Cinema
2020年06月18日カトリーヌ・ドヌーヴが、ティファニーやバカラなどの高級アンティークを手放し、その最期の日を鮮やかに締めくくろうとする映画『アンティークの祝祭』。この度、ドヌーヴが実娘で女優のキアラ・マストロヤンニと対峙する2人の共演シーンの本編映像が解禁された。母クレール(カトリーヌ・ドヌーヴ)が長年集めていたアンティークを庭先で売っているという情報を聞きつけ、20年ぶりに娘マリー(キアラ・マストロヤンニ)が帰ってきた。母の姿を見つけると、恐る恐る「ママ」と声をかけるが、クレールは20年ぶりとは思えないほどあっさり「あらマリー」と答える。マリーが近くに寄っても作業の手を止めようともしない。「家の置物を全部外に? なぜ? お金がいるの?」と質問を繰り替えすマリーに、「売る物があるからよ。邪魔しないで。今さら文句はやめて」と冷たく突き放すクレール。奇妙な時間が2人の間に流れたとき、クレールは突然「マリー…少し太ったわね」「どうして急に来たの? 1人暮らしを楽しんでいたのに」と畳みかけながら、「答えなくていいわ。あなたの心はここにはないもの。今日は最後の日よ」と続ける。そんな母の姿にマリーは困惑するばかりで…。この“母娘”の共演について、監督は「キアラとカトリーヌは以前すでに母と娘を演じていたけれど、このように激しい関係ではありませんでした。2人とも本気でこうした演技をやりたがっていましたし、私たち全員にとってうっとりする経験でした。実際には、2人の間に存在しない悲しみや怒りを追求するというのは、やりがいのあることでした」と、2人の演技合戦に大絶賛を贈っている。『アンティークの祝祭』は4月24日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンティークの祝祭 2020年4月24日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開©Les Films du Poisson - France 2 Cinéma - Uccelli Production – Pictanovo
2020年04月06日パリのホテルを舞台に繰り広げられるマジカルな一夜の物語を描く映画『今宵、212号室で』より、予告編と本ビジュアルが到着した。主人公マリアをカトリーヌ・ドヌーヴを母にもつキアラ・マストロヤンニ、夫役はバンジャマン・ビオレが務め、元夫婦共演も話題の本作。今回到着した予告編では、結婚して20年、密かに重ねていた浮気が発覚してしまったマリアが、夫リシャールと一晩距離を置くため、近くのホテル“212号室”を訪れる。すると、20年前の姿をした夫、さらには歴代の元カレたちも大集合と、ファンタスティックな一夜が幕を開ける――。そんな不思議な出来事が映し出される本映像。若き夫が言うには、この“212号室”は“民法212条”=「夫婦は互いに尊重し、貞節であること」と関連しているそうだが…。さらに映像と同時に公開されたポスタービジュアルには、ホテルのベッドに並んで物思いにふける2人を写し出す。また夜空の背景が、本作のマジカルな物語を予感させるようだ。『今宵、212号室で』は6月12日(金)よりBunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:今宵、212号室で 2020年6月12日よりBunkamura ル・シネマ、シネマカリテほか全国にて順次公開©Les Films Pelleas/Bidibul Productions/Scope Pictures/France 2 Cinema
2020年03月21日第72回カンヌ国際映画祭のある視点部門で最優秀演技賞(キアラ・マストロヤンニ)を受賞したフランス映画『今宵、212号室で』(原題:Chambre 212)が、6月12日(金)より日本でも公開されることが決定した。マリアは付き合って25年、結婚して20年になる夫リシャールと二人暮らし。ある日、密かに重ねていた浮気がリシャールにばれてしまい、距離を置くためマリアは一晩だけアパルトマンの真向かいにあるホテルの212号室へ。そしてマリアのもとに20年前の姿をしたリシャールが現れ、さらには元カレたちも次々と登場し、愛の魔法にかかった不思議な一夜が幕を開ける――。カトリーヌ・ドヌーヴらが出演した『愛のあしあと』(’11)のクリストフ・オノレが監督&脚本を務めた本作は、シャルル・アズナブールをはじめとするシャンソンの名曲に乗せてパリのホテルで繰り広げられる大人のための軽妙洒脱なラブ・ストーリー。ある日、夫に浮気がばれてしまう主人公マリア役は、マルチェロ・マストロヤンニを父に、カトリーヌ・ドヌーヴを母にもつキアラ・マストロヤンニ。若き日の夫リシャール役には、『アマンダと僕』のヴァンサン・ラコスト。夫役は、フランス・ポップス界の名プロデューサーであり人気ミュージシャン、そしてキアラの元夫であるバンジャマン・ビオレが演じており、“元夫婦による夫婦役”が注目を集めた。ほかにも、『007 ユア・アイズ・オンリー』のキャロル・ブーケらが本作に参加している。『今宵、212号室で』は6月12日(金)よりBunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年03月04日世界的大女優にしてフランス映画界の至宝といわれるカトリーヌ・ドヌーヴが、実娘で女優のキアラ・マストロヤンニと母娘役で共演を果たして話題を呼んでいる『アンティークの祝祭』。この度、予告編が解禁となった。この度解禁となったのは、ドヌーヴ演じる女性クレールの波乱万丈の人生が、歴史的なアンティークと共に描かれる予告編。「神様が教えてくれたの。今日私は死ぬと思うわ」というクレールの意味深な言葉から幕を開ける。からくり人形、仕掛け時計、肖像画など長年かけて集めてきたアンティークたちが庭に運ばれ、次々と売られていく。その奇妙な行動を聞きつけ、20年ぶりに娘マリー(マストロヤンニ)が帰ってくる。不機嫌なクレール…。2人の間には何があったのか?そして、若かったクレールに起こった出来事とは?自身の終焉を察した主人公の生き様に心揺さぶられる映像となっている。『アンティークの祝祭』は4月下旬よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンティークの祝祭 2020年4月下旬よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開©Les Films du Poisson - France 2 Cinéma - Uccelli Production – Pictanovo
2020年02月20日“フランス映画界の至宝”カトリーヌ・ドヌーヴの主演最新作『CLAIRE DARLING』が邦題『アンティークの祝祭』に決定し、4月下旬より公開されることが決定した。「今日が私の最期の日」…ある朝、そう確信したクレール(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、からくり人形、仕掛け時計、肖像画など長年かけて集めてきたアンティークの数々を売って処分することに。売り出されたアンティークたちは、彼女の劇的な生きざまの断片であり、切なく悲劇的な記憶を鮮明に蘇らせるものでもあった。一方、疎遠になっていた娘マリー(キアラ・マストロヤンニ)は、母のこの奇妙な行動を聞きつけ20年ぶりに帰ってくる――。是枝裕和監督の『真実』も記憶に新しいカトリーヌが、実娘で女優のキアラ・マストロヤンニと母娘役で共演を果たし話題を呼んでいる本作。監督は『やさしい嘘』(’03)、『パパの木』(’10)などのジュリー・ベルトゥチェリ。自身の終焉を察した主人公が、半生を共にしてきたアンティークを処分することで浮かび上がる“劇的な人生”と“本当に遺したい思い”を、繊細でしなやかな視点で描き出した。ティファニーやバカラなどの高級アンティークが数多く登場し、自然豊かなロケーションに、ドヌーヴの毅然とした美しさが映える1作。アンティークが見つめ続けた波瀾万丈な人生、その最期の日を描いた人間ドラマがついに日本に上陸する。『アンティークの祝祭』は4月下旬 よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年01月22日ランコム(Lancôme)とキアラ・フェラーニがコラボレーション。「ランコム×キアラ・フェラーニコレクシオン」が、2019年8月9日(金)より伊勢丹新宿店、8月16日(金)より阪急うめだ本店ほかで順次発売される。キラキラピンクグリッターのマルチパレットイタリア出身のファッション・デザイナー兼ブロガーのキアラ・フェラーニとランコムがタッグ。キアラ・フェラーニのフェイスモチーフを取り入れたマルチパレットやリップが数量限定で発売される。ピンクのグリッターが印象的な「フラーティングパレット」は、リップグロス、リップカラー、アイシャドウ、チーク、ハイライターが一つになったマルチパレット。ミラーとブラシも付いているので、これ1つでカラーメイクは完成する。パレットには、キアラ・フェラーニを象徴するフェイスモチーフを配して。キラキラと輝くピンクのパレットは、持っているだけでテンションを上げてくれそうだ。アイ(目)付き限定“とろける”リップ「ラプソリュマドモワゼルシャイン」は、7月19日(金)より新発売となる“とろける”テクスチャーの新リップ。キアラ・フェラーニとのコラボレーションでは。ピンクのパッケージにアイ(目)のモチーフをのせた限定パッケージを提案する。カラーは全3色。みずみずしい透け感のある発色で、キレイなツヤリップに仕上げてくれる。大胆発色のリキッドリップもピンクのパッケージに大胆な発色で人気のリキッド ルージュ「ラプソリュ ラッカー」からも限定のパッケージが登場。アイ(目)付きのスリムなピンクパッケージは、中央がクリアになっていて、中からリップカラーがのぞいている。【詳細】ランコム×キアラ・フェラーニコレクシオン発売日:2019年8月9日(金)より伊勢丹新宿店で先行販売8月16日(金)より公式オンラインショップ、阪急うめだ本店、@cosme shoppingで発売※7月24日(水)より伊勢丹新宿店で、8月9日(金)より阪急うめだ本店で予約受付開始。※数量限定発売・フラーティングパレット 全1種 9,500円+税・ラプソリュマドモワゼルシャイン 限定3色 各3,800円+税・ラプソリュ ラッカー 限定3色 各3,900円+税【問い合わせ先】ランコムTEL:03-6911-8151
2019年06月23日ランコム(LANCÔME)とキアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)のコラボレーションコレクションが、数量限定で発売される。ファッション・デザイナー兼ブロガーのキアラ・フェラーニは、Instagram(@chiaraferragni)で1,680万人以上のフォロワーを持つ、今世界で話題のファッションアイコン。今回発売されるアイテムは、ウインクをするキアラ・フェラーニのアイコニックなイラストをモチーフに、ピンクを基調とした特別なアイテムがラインアップする。アイテムは3種類!「フラーティング パレット」(9,500円/全1種)ピンクのグリッタリーにデザインされたコンパクトに、リップグロス、リップカラー、アイシャドウ、チーク、ハイライターをそろえたキュートなマルチパレット。ミラーとブラシ付きで、このパレットさえあればその日のカラーメイクも、急なアフターシックスのお誘い用のメイク直しにも対応できる万能さが魅力。「ラプソリュ マドモワゼルシャイン」(3,800円/全3色/限定カラー) 7月19日に発売される、とろけるテクスチャーで話題を呼んでいるランコムの新リップ「ラプソリュ マドモワゼルシャイン」に、キアラ・フェラーニコラボの限定パッケージが登場。キャップに刻印されたローズがアイコンの「ラプソリュ」。ランコムのロゴの上にキアラ・フェラーニのモチーフがデザインされ、プレイフルな装いに。「ラプソリュ ラッカー」(3,900円/全3色/限定カラー) 大胆発色とみずみずしさが人気のルージュ「ラプソリュ ラッカー」にも限定のパッケージが登場。パッケージから中のカラーが透けて見える特別なデザインに。完売必須のこのコレクションは、8月9日に伊勢丹新宿店にて先行発売され、その後8月16日にランコムの公式オンラインショップ、阪急うめだ本店、@cosme shoppingにて発売。発売前には、伊勢丹新宿店で7月24日から、阪急うめだ本店で8月9日から予約受付がスタート。このチャンスを逃さないで!
2019年06月21日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」の9月30日(日)今夜放送回に『グレイテスト・ショーマン』のキアラ・セトルをはじめ女優の吉岡里帆らがゲスト出演する。今回はMCを宮迫博之と徳島えりかアナウンサーが担当、「私が会いたい人会いたくない人SP」と題してお届け。『X-MEN』『レ・ミゼラブル』などのヒュー・ジャックマン主演、ミシェル・ウィリアムズ、ザック・エフロン、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソンらの出演で映像化され、この春日本でも公開され大ヒットした『グレイテスト・ショーマン』。同作で主題歌「This Is Me」を歌ったキアラさんが今回本番組にゲスト出演。世界中を感動の渦に巻き込んだ圧巻のパフォーマンスを披露してくれる。思わずスタジオでも号泣者が続出したその歌声は必見。「きみが心に棲みついた」「健康で文化的な最低限度の生活」と今年に入り2作もの連ドラ主演を務め10月には『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の公開も迫る吉岡さん。吉岡さんが会いたいというタレント「M」が今回番組に登場、人気者ばかりを集めた一夜限りのスペシャルユニットを結成して吉岡さんに愛の告白を迫る。果たして吉岡さんはなんと応えるのか!?また今回で徳島アナウンサーが番組を卒業するということで、本番組での7年に及ぶ禁断映像を一挙大公開。徳島アナが歩んだ歴史をふり返るほか、甲斐よしひろ、水卜麻美、東野幸治、後藤輝基、渡部建、ブルゾンちえみらもゲスト出演する。今夜のゲスト、吉岡さんが出演する映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は、阿部サダヲが4オクターブの音域と全ての人を虜にする声量をもつ一方、“声帯ドーピング”というオキテ破りな秘密を抱えるロックスター・シンを、吉岡さんが彼とは対照的に異様に声が小さく何事にも逃げ腰なストリートミュージシャン・ふうかを演じるハイテンション・ロック・コメディ。千葉雄大、麻生久美子、「バイきんぐ」小峠英二、ふせえり、田中哲司、松尾スズキら個性派キャストとの共演も見どころだ。『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は10月12日(金)より全国にて公開。「行列のできる法律相談所」は9月30日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年09月30日ファッションブロガーのキアラ・フェラーニが手掛けるブランド「キアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)」が、期間限定ストアを銀座三越にオープン。期間は、2017年10月18日(水)から24日(火)まで。キアラ・フェラーニとはイタリア生まれのキアラ・フェラーニは、大学在学中にブログ「The Blonde Salad」をスタートし、1ヶ月100万人以上の読者を集める人気ブロガーに。過去には、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)やディオール(Dior)、ナイキ(NIKE)などでモデルとしても活躍している。彼女が手掛けるブランドのウェアやシューズ、グッズは、旅行・音楽・ポップカルチャーの世界からインスピレーションを得た、遊び心のあるデザインで人気だ。「ウィンク」や「リップ」モチーフのシューズ&ウェア期間限定ストアの店内は、本人がディレクションしたキアラワールド満載な内装に。展開されるのは、アイコニックな「ウィンク」や「リップ」モチーフがデザインされたグリッター仕様のローファーやスニーカー、ファー素材を使用したアイフォンケース、さらにTシャツやスウェットといったアパレル。ぜひ足を運んでみては。【詳細】キアラ・フェラーニ 期間限定ストア期間:2017年10月18日(水)〜24日(火)開催場所:銀座三越 3F Le PLAYCE住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 3F営業時間:10:30〜20:00
2017年10月06日イタリアのファッションブロガー、キアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)とトッズ(TOD’S)によるカプセルコレクション「キアラ・ラブズ・トッズ」が、2017年7月下旬より、トッズ表参道店にて発売される。コレクションからは、ブランドを代表するシューズ「ゴンミーニ ダブルT」が登場。アッパーに「T」を模ったゴールド金具が2つデザインされたローファーだ。パウダーピンクの色合いで、どんな夏の装いにもマッチするアイテムに仕上がっている。キアラが登場するビジュアルは、イタリアのアマルフィ海岸とイタリア・マルケ州にあるトッズ本社で撮影された。【詳細】キアラ・ラブズ・トッズ発売時期:2017年7月下旬展開店舗:トッズ表参道店予定価格:69,000円+税【問い合わせ先】トッズ / トッズ・ジャパンTEL:0120-102-578
2017年07月15日ファッションブロガーのキアラ・フェラーニが手掛けるシューズブランド「キアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)」が、日本初となる期間限定ストアを西武渋谷店にオープン。期間は、2016年9月20日(火)から26日(月)まで。イタリア生まれのキアラ・フェラーニは、大学在学中にブログ「The Blonde Salad」をスタートし、1ヶ月100万人以上の読者を集める人気ブロガーに。また、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)やディオール(Dior)、ナイキ(NIKE)などでモデルとしても活躍している。限定ストアでは、グリッターにアイモチーフの付いたユニークなデザインのローファーやスニーカー、ヒールなどのシューズが勢揃い。他にもiPhoneケースやバックパック、Tシャツなど幅広いラインナップだ。日本では初の期間限定ストアとなるので、注目が集まる。【詳細】キアラ・フェラーニ 期間限定ストア期間:2016年9月20日(火)〜26日(月)場所:西武渋谷店 A館1階=プロモーションスペース住所:東京都渋谷区宇田川町21-1アイテム:・シューズ 42,120円~59,400(税込)・ iPhone ケース 8,532円(税込)※9月27日(火)~10月3日(月)はA館3階キートゥースタイル内にて販売。
2016年09月05日「フェンディ(FENDI)」は、日本でのフレグランス販売第1弾として、25日にオードパルファム「アクアロッサ(L’ACQUAROSSA)」(30ml/7,900円、50ml/1万1,400円、75ml/1万3,900円)を発売する。ゴールドとブラックのキャップには、フェンディの象徴的なバッグ「ピーカブーバッグ」の留め金のデザインを投影。ボトルのゴールドのボトムには、ダブルFロゴを刻印した。ボックスは2種類の赤色のペカン柄で構成し、仕上げに「アクアロッサ」をゴールドで刻印。香りは、調香師デルフィン・ルボー(Delphine Lebeau)とブノア・ラプーザ(Benoit Lapouza)、そしてLVMH香水部門ディレクターのフランソワ・デュマシー(Francois Demachy)が担当。ベルガモットやタンジェリンのフレッシュなトップノートを、地中海らしいスパイシーなランタナフラワーやローズ、マグノリアなどのブーケが引き継ぎ、レッドシダーウッドやムスク、パチョリがフェミニンに締めくくるフローラルウッディ―の香り。本品のミューズには、キアラ・マストロヤンニ(Chiara Mastroianni)を選出。イタリア人俳優のマルチェロ・マストロヤンニ(Marcello Mastroianni)と、フランス人女優カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)の間に生まれた彼女が、ローマの街をバックに気高く大胆な「フェンディウーマン」を演じる。
2013年10月24日6月に14年間連れ添ったジョニー・デップと破局したヴァネッサ・パラディ。今月初めにリッチなビジネスマンとの交際報道が出たばかりだが、今度はミュージシャンと交際中と報じられた。イギリスの大衆紙の電子版「Mail Online」によると、お相手はフランスのミュージシャンで音楽プロデューサーのバンジャマン・ビオレ。サルコジ元仏大統領夫人のカーラ・ブルーニの元恋人で、2005年に離婚したキアラ・マストロヤンニ(『クリスマス・ストーリー』)との間に娘が1人いる。ヴァネッサにバンジャマンを紹介したのは、「シャネル」のデザイナーであるカール・ラガーフェルドだという。「2人は同い年だし、音楽的バックグラウンドも似ているので、カールが彼らを引き合わせたんです」と関係者は語る。ヴァネッサはバンジャマンの最新アルバムに参加し、デュエットも果たしている。来年春に予定されているバンジャマンのライヴにヴァネッサが出演する計画もあるというから、本物のロマンスというよりはビジネスの匂いがしなくもないが…。(text:Yuki Tominaga)© Newscom/AFLO
2012年09月25日自伝的コミックを自ら映画化した『ペルセポリス』で、2007年カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いた女流監督、マルジャン・サトラピが再び自身のコミックを原作に、フランスを代表する俳優マチュー・アマルリックを主演に迎えて贈る可笑しくも切ないラブストーリー『チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~』が今秋、日本公開となる。これに先駆けて、本作の切なくも美しい予告編映像がいち早くシネマカフェに到着!マチューが演じるのは、聴く者全てが涙する天才バイオリニスト、ナセル・アリ・カーン。質素なアパートで、教師である厳格な妻と2人の幼い子供たちと暮らしていた彼だが、愛用のバイオリンを失い、もはや人生は意味がないものと悟り、人生を閉じる決心をする。最期の8日間、彼はそれまでの人生を追体験し、生涯でただ一人愛した若き日の恋人との別れに想いを馳せる――。コミック「鶏のプラム煮」(小学館集英社プロダクション刊)を原作に、リアルとファンタジーを行き来する可笑しくも切ない愛の物語。『潜水服は蝶の夢を見る』などで高い評価を集めるフランス随一の演技派マチュー・アマルリックを筆頭に、『ブルーベルベット』のイザベラ・ロッセリーニ、『そして僕は恋をする』のキアラ・マストロヤンニらヨーロッパが誇る永遠のミューズが物語に艶やかな華を添える。主人公・ナセルが紡ぐ美しいバイオリンの音色と共に幕を開けるこちらの予告編。何よりもバイオリンを愛する芸術家のナセルだが、現実の世界は彼の理想とは異なるものだった。大切なバイオリンを破壊され、夫婦関係も冷め切ったものになり、死ぬ決意をしたナセルが思い出すのが、かつて叶わなかった恋。美しき女性との出会いから燃えるような恋愛期間、そして2人が離れ離れになってしまうまでが美しい色彩とメロディで綴られている。豊満な胸に体を埋める“ミニ”ナセルの姿や、口から出したタバコの煙がモクモクと窓から這い出るシーンなど、ナセルの頭の中の世界が観る者に不思議な魔法をかける。記憶の糸をたどれば誰でも「叶わなかった恋」、「大好きだった人」が心の中に思い浮かぶはず。そんな全ての大人に贈る甘酸っぱい物語のファンタジックで味わい深い世界を一足先に覗いてみては?ジャン・ピエール・ジュネ(『ミックマック』)やミシェル・ゴンドリー(『エターナル・サンシャイン』)、ウディ・アレン(『ミッドナイト・イン・パリ』)の世界観を愛する人はきっとこの乙女ゴコロをくすぐる、めくるめく世界の虜になるはず。『チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~』は11月10日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ミッドナイト・イン・パリ 2012年5月26日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開Photo by Roger Arpajou -(C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~ 2012年11月10日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Copyright 2011Celluloid Dreams Productions-TheManipulators-uFilm Studio 37-Le PacteArte France Cinéma- ZDF/Arte-Lorette Productions-Film(s)
2012年08月03日いよいよ、近づいてきましたね、アカデミー賞授賞式。毎年、ノミネートされる作品や俳優、スタッフたちは違えども(いや、俳優やスタッフには常連もいますが…)、常に気になってしまうのが女優賞。男同士の闘いよりも、女同士の闘いの方が、どうしても大きな火花が散っていそうなイメージがあるもので、つい舞台裏を面白く想像してしまうのです。誰かが、誰かのドレスの裾をふんづけていたりしないのかなとか(笑)。でも、以前公開されたドキュメンタリー映画『デブラ・ウィンガーを探して』で、キアラ・マストロヤンニが「女優同士でも、結構仲がいい」というような発言をしていたけれど、それも本当なのでしょう。女優たちは、互いに競う心は持ちながらも、尊敬し合い、共演したいと思いながら、切磋琢磨して素晴らしい演技を見せ、ひいては素晴らしい作品を作っていくのでしょう。例えば、今回アカデミー賞の主要4部門にノミネートされた『キッズ・オールライト』。製作の初期段階から参加していた主演女優、ジュリアン・ムーアが、相手役としてぜひにと、直接e-mailを送った相手がもうひとりの主演女優、アネット・ベニング。監督、そしてジュリアンの期待に応え、アネットは2人の子供を持つレズビアンのカップルの大黒柱を堂々と演じ、どんな家族にも起こりうる問題を抱えながらも、家族を守ろうとする母ライオンのような強さと、愛する者を失いそうになる現実に怯える繊細な女性の両面を表現しました。特に後半の演技は、恐ろしいほどの迫力に満ちていて、ちょっとゾッとしたほど。そして、見事に4度目のアカデミー賞ノミネートとなりました。ゴールデン・グローブ賞では、アネット、ジュリアンともに主演女優賞候補になりましたが、アカデミー賞ではアネットのみが候補に。それでもジュリアンはアネットを誘ったことを後悔などせず、アネットのノミネートを心から喜んでいるのでは、と勝手に思っています。ノミネートの常連ではあるものの、未だ無冠のアネットが受賞したら、やはり無冠のジュリアンとどのように喜びを分かち合うのかも見ものでしょう。一方、彼女の強力なライバルとなるのが、ナタリー・ポートマン。『ブラック・スワン』でバレエダンサー役に挑んだ彼女。「白鳥の湖」で、白鳥役と黒鳥役を演じわける難しさを体現しました。少女のような純真さを残した女性が、孤独な闘い、表現の可能性への挑戦に明け暮れる中で、あせり、ライバルへの憧れと嫉妬、芸術への献身によって我を失っていく様を、壮絶な心理劇として極限のレベルで表現しています。観ているうちに、役になりきれず追い詰められながら、やがて狂気に囚われていくヒロインの心に次第に魅せられていくのですが、クライマックスでは言いようもない感情の波に襲われます。ひとことで言うと、とにかく臨場感のすさまじい作品。この作品が持つ独自性、独創性、映画的表現力が場面を追うごとに心をぐいぐいと掴んでくるのです。そのすさまじさには、ナタリーの存在なしには到達できなかったはず。バレエダンサー役として説得力を持つ体づくりや動きはもちろん、自らが持つ純真なイメージを払拭するそら恐ろしいほどの捨て身の演技は、文句なくオスカー級。注目の2人、どちらが獲っても文句なしです。また、助演女優賞でのノミネートではありますが、私が気になる女優がひとり。ヘレナ・ボナム=カーターです。ここのところ、こってりとした化粧や妙な仮装がお似合いだった彼女ですが、今回『英国王のスピーチ』で見せたのは、英国史上最も内気な国王・ジョージ6世を優しく支える妻・エリザベス役。最初に登場したシーンでは、「そうそう、普通の役もできる人だったんだ」と思ってしまいました。ロンドン生まれ、上流階級出身として知られる彼女ですが、ぴったりすぎる英国淑女役は、決して“普通”ではないのですが、久々に正統派の演技を見せられて、しみじみと彼女が良い女優だったことを思い出したのでした。先日、とあるメディアで「オスカー女優たちの離婚率が高い」という記事を見つけて、なるほどと思ったのですが、私が今回注目したアネット、ナタリー、ヘレナ・ボナム(ティム・バートンとパートナー)が受賞した際には、ぜひそんなことにならないようにと願いつつ、賞レースのゆくえを見守ることといたしましょう。(text:June Makiguchi)© Todd Wawrychuk / cA.M.P.A.S.特集「2011年 第83回アカデミー賞」■関連作品:キッズ・オールライト 2011年4月29日より、渋谷シネクイント、TOHOシネマズ シャンテ、シネリーブル池袋ほか全国にて公開© 2010 TKA Alright, LLC All Rights Reservedブラック・スワン 2011年5月13日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.■関連記事:コリン・ファース、『マンマ・ミーア!』は「出演作ベスト3の1本」と発言【ハリウッドより愛をこめて】オスカーに輝くのは…トム・ハンクスがスピーチの指導?働き女子の心得vol.3英国王室ロマンスに胸キュン、その“裏側”をお勉強!英国大使館で『英国王のスピーチ』上映!王子婚約で沸く英国王室も本作に感動英国アカデミー賞開催。やはり強い『英国王のスピーチ』が7部門を制覇
2011年02月23日最新作『隠された日記〜母たち、娘たち〜』(仮題/ジュリー・ロペス=クルヴァル監督)のPRで来日中のフランスの大女優、カトリーヌ・ドヌーヴが2月28日(日)、東京・日経ビル内のSPACE NIOで会見し、さばけた素顔をのぞかせた。3月8日(月)の「国際女性の日」に合わせて丸の内ほかにて開催中の、日仏の女性にフォーカスを当てたイベント「ファム@トウキョウ」(主催:フランス大使館、CulturesFrance<仏文化交流機関>、日本経済新聞社)の一環のフランス映画特集「女たちの記憶」で、同日、同作が上映され、ドヌーヴはトークショーも行った。同イベントを通じて日本の女性に伝えたいことを聞かれると、「会話を重ねてとことん話し合うことの重要性を訴えたい。話し合いが足りないよりは、話した上ですれ違う方がマシ」とサバサバ。同作では、娘と確執がある母親役を熱演。役どころに引っ掛けた、自身の娘との関係についての質問には「私自身は娘(故マルチェロ・マストロヤンニとの間の長女で女優のキアラ・マストロヤンニ)と良好な関係を築いているから真逆の役柄で面白かったわ、フフッ」と笑顔。現在66歳で約50年も一線で活躍しているだけに、キャリアについて尋ねる質問が集中。「ヨーロッパとアメリカでは役者の扱い方が違い、ヨーロッパでは、出演作の興行収入が悪くてもアメリカほど悪く見られたりバッシングされることはない。興行収入に結び付かなくてもいいものを作ろうとする風土がある」と説明したほか、「良いシナリオを描く演出家と一緒に働き始めたから、いまになってもその人たちからオファーがあるおかげで女優を続けられている」、「私は女優という職業について恵まれている。365日働いているわけではないし時間も決まっていないから、決まった時間帯に働いている人より家族と生活をしやすいし経済的にも自立できている」と謙虚な答えが続いた。司会者が最後の質問を募ると5人が挙手。数える仕草を見せながらドヌーヴは「いま手を挙げている人の質問には全部答えるわ」と意欲的だったが、2人目まで終えると「これで最後」と言い、3人目で終了と気まぐれな一面も。「今日はみなさんがきちんとした姿勢で静かに座っていらっしゃったから、大学の講師になった気分でした」と楽しげに語り、会見場を後にした。2007年3月に「フランス映画祭2007」の団長を務めて以来、約3年ぶりの来日。和菓子が好きで大好物は大福。一度に4個をペロリとたいらげることもあり、今回もスタッフからの差し入れの大福を美味しそうに食べていた(関係者談)という。『隠された日記〜母たち、娘たち〜』は2010年秋、銀座テアトルシネマほか全国にて順次公開予定。■関連作品:隠された日記〜母たち、娘たち〜 (仮題) 2010年公開予定
2010年03月01日