キウェテル・エジョフォーが『Rob Peace』を監督する。ジェフ・ホッブスが書いた伝記小説の映画化で、脚色もエジョフォーが手がける。治安の悪いエリアに育つも、イェール大学を卒業し、ガンの研究者となった主人公ロブ・ピースは、マリファナのディーラーという裏の顔も持っていた。彼は2011年、ドラッグ絡みの犯罪で死亡している。主演はジェイ・ウィル。エジョフォーも助演を務める。ほかにメアリー・J・ブライジ、Amazonプライム・ビデオの『シンデレラ』に主演したカミラ・カベロらが出演する。プロデューサーにはアントワン・フークア、エジョフォー主演のテレビドラマ『地球に落ちてきた男』の企画/製作総指揮を務めたアレックス・カーツマンも名を連ねる。文=猿渡由紀
2023年02月23日『それでも夜は明ける』主演のキウェテル・イジョフォーが初監督を務めた、『風をつかまえた少年』が現在公開中。荒れ果てた土地の真ん中で生活する、ひとりの少年の姿を見つめた作品だ。この物語は、2001年に大きな干ばつが襲ったアフリカの最貧国マラウイを舞台に、飢餓による貧困のため学校に通うことを断念した14歳の少年ウィリアム・カムクワンバが、図書館で出会った一冊の本を元に、独学で廃品を利用した風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いた奇跡の実話だ。ウィリアムのこの体験を基にした本『風をつかまえた少年』(文藝春秋刊)は、瞬く間に話題となり世界23カ国で翻訳。アル・ゴア元副大統領や、日本でも池上彰氏が絶賛し、2011年社団法人全国図書館協議会の夏休みの本にも選出されている。アフリカ・マラウイに生まれたウィリアムは、廃品を利用して風力発電ができる風車を自宅の裏庭に製作し、マラウイの電気の世帯普及率が2パーセント台のなか、自宅に明かりを灯すことに成功。その過程を描いた本作は、家族のために奮闘する、ひとりの少年のひたむきな姿が観る者の胸を強く打つ。第86回アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』主演のイジョフォーは、2010年の出版当時に原作を読み、驚くべき意思の強さにより、行く手を阻むあらゆる困難を乗り越えていく主人公の物語に心を打たれたらしい。彼は構想に9年をかけ、脚本も手がけ、初の長編映画として完成させた。主人公のウィリアムを演じるのは、本作で初めて演技に挑んだマックスウェル・シンバ。みずみずしい演技で、少年の真っ直ぐな想いを体現する。さらに監督のイジョフォーは、ウィリアムの父トライウェル役を演じ、生死を左右する極限状態の中、息子に希望を託した父の姿を好演している。ヨーロッパでのお披露目となった2018年のベルリン映画祭では上映後のスタンディングオベーションが鳴り止まず、批評家や観客から熱狂的に迎えられた。“電気で家族を助けたい”、そんな少年の真っ直ぐな思いが未来を切り開いていく、学ぶことの本当の意味を教えるこの夏1番の感動の物語を、ぜひとも劇場で堪能していただきたい。『風をつかまえた少年』全国公開中
2019年08月06日23カ国で翻訳されたベストセラーを『それでも夜は明ける』『ドクター・ストレンジ』のキウェテル・イジョフォーが初監督した『風をつかまえた少年』。この度、本作で主人公のたくましい母親を演じたアイサ・マイガのインタビュー映像がシネマカフェに到着。美しく知性に溢れた、いま注目のホットな女優に注目した。2010年に日本でも出版され、世界を驚かせ興奮させたノンフィクションの映画化。2001年、干ばつによる貧困で中学を退学になった14歳の少年が、当時人口の僅か2%しか電気を使うことができないアフリカの最貧国のひとつマラウイで、自分の頭脳と手だけを頼りに発電することに成功。家族と村の人々を救うだけでなく、自身も大学へ進学し、2013年にタイム誌の「世界を変える30人」に選ばれた。世界を魅了した彼の物語は、日本の中学の英語教科書「NEW CROWN3」にも取り上げられている。カンヌのレッドカーペットを歩き、映画業界にはびこる人種差別を非難そんな主人公の母親役アグネス・カムクワンバを演じたのが、アイサ・マイガ。1975年、セネガル出身。4歳でフランスに移住し、アブデラマン・シサコ監督の『Bamako』(原題・’06・未)でアフリカ系フランス人女優として初めてセザール賞有望若手女優賞にノミネートされる。その後もミシェル・ゴンドリー監督『ムード・インディゴうたかたの日々』(’13)、Netflix製作の『アフリカン・ドクター』(’16)や『目元が似てる君へ』(’17)などに出演。2018年には、自身を含めた15人のフランスに住む黒人女優の物語を描いたアンソロジーエッセイ「Noire n’est pas mon me(仏:eに’)tier(私の職業は黒人ではない)」をカンヌ国際映画祭開催時に出版し、フランス中で話題を集めた。また、カンヌでは映画祭のレッドカーペットを黒人女優たち15人と共に歩き、仏映画業界にはびこる人種差別を非難した姿は様々なメディアに取り上げられた。こうした活躍に留まらず、ヨーロッパとアメリカの黒人女優を描いたドキュメンタリーの監督も自らつとめるなど、俳優に留まらず多彩な才能を見せている。尊敬するキウェテルとの仕事「アフリカこそが未来と感じるかも」解禁されたインタビュー映像では、アイサが演じた主人公の母親役アグネスについて、「アグネスは、子どもの教育に熱心なの。ウィリアムにはもちろん娘のアニーにもね。この作品に出演できてうれしいわ。力強いアフリカの母親を演じられるんだもの」とキャラクターや演じたことの喜びを語る。キウェテルが手掛けた脚本について「読んだ瞬間に恋に落ちた。知性が感じられるし、政治的な問題にも触れてる。生き生きとした家族の姿に共感できると思ったし、ウィリアムの人物描写も素晴らしかった」と大絶賛!続けてキウェテルとの仕事について「ひと言で表現するなら、監督の誕生に立ち会った感じ。俳優としてのキウェテルを尊敬してきたわ。彼の演技は芸術性があって知的さも兼ね備えてる。そんな彼が監督する作品に出られたのは、本当に素晴らしい体験よ」と俳優だけではなく、監督としての信頼も語る。最後に「作品を観る人たちはきっと、この家族に対して共感すると思う。アフリカの子どもの話だけど、普遍的な家族の姿を描いた作品でもあるわ。アフリカのよさも発見してもらえると思う。それに、アフリカこそが未来と感じるかも」と力強く語り、インタビューを締めくくる。女優としての活躍に留まらず、映画づくりや書籍の執筆などを通して人種差別への問題提起を投げかけるアイサ・マイガ。映画の鑑賞とあわせ、彼女の活躍にも注目してほしい。『風をつかまえた少年』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2019年08月03日夏休みシーズンへと本格的に突入し、思い出すことのひとつといえば、すべてに好奇心旺盛だった子ども時代。それに比べて、大人になるといろいろなことについブレーキをかけてしまいがち。そこで、そんな大人女子にオススメの映画をご紹介します。それは……。感動の実話を描いた『風をつかまえた少年』!【映画、ときどき私】 vol. 2492001年、アフリカ最貧国のマラウイ。ひどい干ばつに襲われたことによる貧困が原因で、学費が払えなくなった14歳の少年ウィリアムは通学を断念せざるを得なかった。それでも、勉強したいと願うウィリアムは、こっそり通っていた図書館で1冊の本と出会う。そこで、ウィリアムは風車の存在を知り、独学で風力発電を作ることを思いつく。電気で家族を助けたいという思いを抱くウィリアムだったが、周りからの理解を得ることができずにいた。はたして、自らの手で未来を切り開くことはできるのか……。「TEDグローバル」への招待をきっかけに世界的に知られることとなり、タイム誌の「世界を変える30人」にも選ばれたこともあるウィリアム・カムクワンバさん。本作はベストセラーの自伝を映画化したものですが、女優のアンジェリーナ・ジョリーさんも「非の打ち所のない作品」と絶賛しています。そこで、さらなる見どころをこちらの方にお話いただきました。監督・出演を務めたキウェテル・イジョフォーさん!『それでも夜は明ける』や、まもなく公開の映画『ライオン・キング』で悪役スカーの声を担当するなど、俳優としてさらなる活躍をみせているキウェテルさん。本作では、ウィリアムの父親役として出演するだけでなく、長編監督デビューをはたしています。今回は、完成までの思いや撮影での苦労などについて語っていただきました。―先日、ウィリアムさんが来日された際に、直接お話をさせていただく機会に恵まれましたが、非常に聡明な印象を受けました。キウェテルさんもウィリアムさんと接するなかで、印象に残っているやりとりや言葉はありましたか?キウェテルさん僕が感じたのは、彼はすごく正直で誠実な人であるということ。というのも、この作品が完成して初めて観てもらったとき、彼は感じたことをまっすぐに伝えてくれたからなんだ。映画を観ることで、人生の辛かったときのことを思い出すとも話していたけれど、それはいかに彼が誠実で、エモーショナルな知性を持っていて、洗練された人間なのかということの表れでもあると思うんだ。彼は僕にとって素晴らしいインスピレーションを与えてくれる存在。そんなふうに自分の気持ちを受け止めながら真実を掘り下げていくことができる人といることは、僕にとっても最高のレッスンとなったよ。―実際に撮影現場にもいらっしゃったんですか?キウェテルさんもちろん現場にも来てくれたよ。そのときは会話の内容よりも彼の人としての姿勢みたいなもののほうが印象に残ったかな。それは、物事に対して希望や好奇心を持つ気持ちであったりもするんだけど、決して軽い意味ではなくて、すごく良いエネルギーを持っていたから僕も助けられたよ。マラウイで気づかされたこととは?―この物語では、いくつもの感動的な要素が含まれていますが、キウェテルさんが一番惹かれたのはどういった部分ですか?キウェテルさん実は原作を読んだときと、実際にマラウイに着いたときの自分のリアクションというのは違っていたんだ。なぜなら、本を読んでいたときに深く心を打たれたのは、彼の言葉でいう“perseverance(やり抜く不屈の力)”。そして、人の役に立つために物を作ったり、行動したりといった具合に、いろいろなものを集めて形にしていく彼の姿に感動したんだ。でも、彼に会うためにマラウイへ行ってみると、物語と僕の間の“力学”に違うニュアンスが加わっていることに気が付いた。なかでも、ハッとしたのは、ウィリアムが作った風車が目に入ってきた瞬間。スピリチュアルな感覚に近いかもしれないけれど、彼が経験してきたものと深くつながっているように感じたんだ。それに彼の風車は、信じる気持ちや希望、知性、教育といったもののシンボルでもあったから、見たときはすごく心動かされたよ。―そういった思いを作品に反映した部分はありますか?キウェテルさん今回僕が受け取った気持ちは、グレワムクルというスピリチュアルなダンサーたちに表現してもらうことにしたんだ。そして、文化に深く影響を与えるということはどういうことなのか、どうやってそこに希望やインスピレーションをもたらすことができるのか、といった考えにつなげていったんだよ。―実際に現地に行ったからこそ感じることも多かったんですね。とはいえ、劇中に描かれているようにマラウイの厳しい現状も目の当たりにされた部分はあったと思いますが、撮影中に苦労したことはなかったでしょうか?キウェテルさん一番大変だったのは、インフラがなかったことくらい。あとは、マラウイでこの規模の撮影は初めてだったこともあり、今回はケニアや南アフリカ、ブラジル、イギリスといった国外から機材を持ち込んだり、スタッフを連れていかなければならなかったというのもあったかな。とはいえ、マラウイの人にもたくさん参加してもらうことができたから、マラウイに根差した空気感はあったし、そのうえでインターナショナルな現場になったのはよかったことだと思うよ。だからこそ、参加してくれた全員が「この少年の物語をみんなに届けたい!」というワクワクした気持ちを持つことができたんだ。現地の人たちがリアルな空間を作ってくれた―では、マラウイでなければ撮れなかったものもありましたか?キウェテルさんもちろん、マラウイでなければ不可能だったシーンもたくさんあったよ。例えば、大統領が村にやってくるシーンでは、エキストラが1000人くらいいたけれど、マラウイの方たちが参加してくれなければ生まれなかった場面と言えるよね。実際にあの当時の経験をしている人も大勢参加してくれただけに、群衆のリアクションだけでなく、歌や踊りもすごくリアルなものになったよ。もし、ほかの国で撮影していたとしたら、そういった部分はなくなっていたんじゃないかな。だからこそ、マラウイで撮ることが必要だったんだ。―ウィリアムさんは風車を作る過程でつらいこともあったそうですが、そのとき心の支えになっていたのは、「自分の問題は誰かの助けを待つのではなく、自分で解決するもの」という考えのおばあさまの存在だとうかがいました。キウェテルさんも初長編作品を完成させるまでに10年間かかっています。その間、支えになっていたものは何ですか?キウェテルさん面白い質問だなぁ、どうだろう。いま考えてみると、ウィリアム本人と彼が達成したことから受けたインスピレーション。そして、こういった物語をこういう形で綴った映画を自分がいままで観たことがなかったという思いかもしれないね。というのも、若いアフリカの少年の物語をユニークな形で描いた映画というのは、もっとあるべきだと感じているからなんだ。そういった現状を変えるべきだと思っていたし、僕はニュアンスの効いた物語としてたくさんの観客に響く作品を届ける自信もあったからね。あとは、作り始めたら参加してくれたみんなが楽しんでくれて、映画自体が自然と動力を持ち始めたんだけど、そういうことも支えになっていたんじゃないかな。人生で最も豊かでマジカルな瞬間を味わえた―とはいえ、厳しい出来事もあったのではないですか?キウェテルさん「製作費がちゃんと集まるだろうか」とか「マラウイで実際に撮影ができるのだろうか」といった不安も当然あったし、それはチャレンジでもあったよね。あとは、さっき話に出たダンサーのグレワムクルも秘密の団体だし、会うのもなかなか難しいほどの人たちだから出演は無理だと思っていたんだ。実際、ロケハンに行くたびに「いま村にはいません」と言われて何年も会えない状態が続いていたから。それでもある日、僕と数人だけが村に招待されたことがあって、そのときに彼らが僕たちのためだけにパフォーマンスを披露してくれたことがあったんだ。そんなふうに、自分たちが描きたいものを撮れないんじゃないかと思っていても、パッと扉が開いて、想像していた以上に素晴らしい体験をすることができる瞬間というのがあるものなんだよね。そのときは何世代にも渡って受け継がれてきたさまざまな文化的な踊りを全部見せてくれたのだけど、僕の人生の中でも最も豊かでマジカルな瞬間のひとつだったと言えるよ。だから、人生ってそういうものなんじゃないかな。―それはウィリアムさんも同じかもしれませんね。キウェテルさん彼も自分の目の前の問題を解決しようと始めたことが、村全体を救うことにまでつながっていくんだけど、確かにそれが人生の摂理なのかもしれないね。―本作からは大人になっても新しいことを学ぶこと、そして挑戦することの大切さを教えられると思うので、ぜひananweb読者へ向けて伝えたい思いをメッセージとしてお願いします。キウェテルさんまさにその通りだけど、付け加えるなら教育や不屈の努力、家族の絆、ルーツ、歴史といったものについても考えてもらえたらいいなと思っているよ。そういったところから、人間は進化をする能力をいかに持っているのかというのを感じられるものだから。つまり「僕たちは前に進むために過去を切り捨てる必要はない」とも言えるし、「自分の愛する伝統的な過去を損なうことなく、新しい道を見つけられるはずだ」という意味でもあるよね。だから、そのバランスをいかに見つけられるかが大切だと思うよ。僕は文化的な自分のルーツを断絶せずに、新しい時代に進んでいけると思っているし、僕たちの過去というのはこれからの未来の一部になっていいと信じているんだ。そんなふうに僕が感じたテーマというのを観客のみなさんにも感じてもらえたうれしいね。自分を信じて進めば道は開けるもの!困難に見舞われたとき、「自分ひとりの力では何も変えることはできない」と感じてしまうことはあるけれど、14歳の少年がたったひとりで世界を変える瞬間を目撃すれば、逃げていただけの自分に気づかされるはず。この夏は、自分にしかできないことに挑戦してみては?風を感じる予告編はこちら!作品情報『風をつかまえた少年』8月2日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次公開配給:ロングライド© 2018 BOY WHO LTD / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE / PARTICIPANT MEDIA, LLC
2019年08月01日映画『風をつかまえた少年』が、2019年8月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次公開される。“風車”で村を救った少年の感動の実話本作は、アフリカの最貧国の一つであるマラウイに住む14歳の少年ウィリアム・カムクワンバが起こした奇跡の実話を元にしたもの。ウィリアムの体験を綴った原作本「風をつかまえた少年」は、世界23か国で翻訳されベストセラーとなった。物語の舞台は、2001年に大干ばつが襲ったマウライ。枯れ果てた畑と食糧難に苦しむ家族を救うべく、ウィリアム・カムクワンバは、風車を使って電力を起こし水を手に入れる方法を知る。しかし、科学ではなく、いまだに祈りで雨を降らせようとする村では最愛の父でさえウィリアムの行動に理解せず友達からも「あの風車はオモチャか?」と突き放されてしまう始末。それでも、家族を助けたいという真っ直ぐな思いで、実験を繰り返し挑戦をやめないウィリアムの姿に周りが徐々に動かされていく。『それでも夜は明ける』主演キウェテル・イジョフォー初監督作品メガホンをとるのは、第86回アカデミー賞において作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』で、主演を務めたキウェテル・イジョフォー。本作で、ウィリアムの父トライウェル役と、自身初となる監督を兼任する。あらゆる困難を乗り越えていく少年の姿を、俳優としてキャリアを積んできたキウェテル・イジョフォーがどう描くのか、期待が高まる。ストーリー2001年、アフリカの最貧国マラウイを大干ばつが襲う。14歳のウィリアムは飢饉による貧困で学費を払えず通学を断念するが、図書館で一冊の本と出会い、独学で風力発電のできる風車を作り、乾いた畑に水を引くことを思いつく。いまだに祈りで雨を降らせようとする村で、最愛の父でさえウィリアムの言葉に耳を貸さない。それでも家族を助けたいという彼のまっすぐな想いが、徐々に周りを動かし始める。【詳細】『風をつかまえた少年』公開日:2019年8月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国公開監督・脚本・出演:キウェテル・イジョフォー出演:マックスウェル・シンバ、アイサ・マイガ原作:「風をつかまえた少年」ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー著(文藝春秋刊)
2019年06月27日『それでも夜は明ける』で主演を務めたキウェテル・イジョフォーの初監督作『The Boy Who Harnessed the Wind』(原題)が、『風をつかまえた少年』の邦題で8月2日(金)に日本公開されることが決定した。本作は、2001年に大干ばつが襲ったアフリカの最貧国マラウイを舞台に、飢餓による貧困のため、通学を断念した14歳の少年ウィリアム・カムクワンバが、図書館で出会った1冊の本をもとに、独学で廃品を利用した風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いた奇跡の実話を映画化したもの。2018年ベルリン国際映画祭で上映された際はスタンディングオベーションが鳴り止まず、ロッテントマトでは満足度92%(4/15現在オーディエンス評価)を獲得し話題となっている。原作となるウィリアムのこの体験をもとにした本「風をつかまえた少年」(文藝春秋)は、瞬く間に話題となり世界23か国で翻訳。2011年社団法人全国図書館協議会の夏休みの本にも選出。そして出版当時に原作を読み、心を打たれたイジョフォー監督が、構想9年をかけ、脚本も手掛け、初の長編映画を完成させた。なお、イジョフォー監督は主人公ウィリアムの父トライウェルとして出演も。生死を左右する極限状態の中、息子に希望を託した父を熱演している。『風をつかまえた少年』は8月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年04月24日『ザ・ブリザード』のケイシー・アフレック、『シークレット・アイズ』のキウェテル・イジョフォー、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のアンソニー・マッキー、そして「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダスら、“通好み”なハリウッド超豪華キャストが集結した最新映画『トリプル9 裏切りのコード』。本作から、緊迫感みなぎる6分半もの冒頭映像が解禁となった。“トリプルナイン(999)”とは職務中の警官が撃たれる非常事態が発生し、応援を呼ぶ際に使われる警察コード。元軍人と悪徳警官で構成されたギャングが、この“トリプルナイン”を悪用して警察を欺き、わずか10分間の空白の間に政府の重要施設を襲撃する本格クライム・アクションとなる本作。この緊急コードの盲点を突いた壮大な事件の成り行きを、アフレック、イジョフォー、マッキー、リーダスほか、「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポール、『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』の“ワンダー・ウーマン”ガル・ガドット、『パシフィック・リム』のクリフトン・コリンズ・Jr.、さらに『ハンガー・ゲーム』シリーズのウディ・ハレルソン、『スティーブ・ジョブス』のオスカー女優ケイト・ウィンスレットというオールスター競演で描き出す。『欲望のバージニア』のジョン・ヒルコート監督は、息を飲まずにいられない警察権力の腐敗や裏切りのドラマ、壮絶なバイオレンス描写に、研ぎすまされたリアリズムと極限のテンションがみなぎる映像世界を実現。最後に生き残るのは誰なのか、まったく予測できない熾烈なサバイバルを描き、モラルが“とち狂った”現代の闇をえぐる新たな都市型ノワールが誕生させている。今回解禁する冒頭映像は、アメリカ・ジョージア州アトランタの空撮から始まり、無数に並んでいる銃、墓地、逮捕されたロシアン・マフィアの幹部のニュース記事、爆破された車、殺人事件現場の生々しい写真がインサートされ、舞台となるアトランタの街がいかに危険なのかが、よく分かるシーンとなっている。キッパー(ユダヤ教の民族衣装の一種で帽子のようなもの)を被った屈強な男を2人従え、真っ赤なジャケットを着たロシアン・マフィアの女(ケイト・ウィンスレット)がトランクに押し込まれている男女を見つめる。歯は全て抜かれ、指を切られる拷問を受けた男女は助けを懇願するが、その女は一瞥すると無言でトランクを閉めるのだ…。また、場面が変わると、トラックに乗っている男たちが覆面をかぶり、白昼堂々、銀行を襲撃する準備をしている。1人(ノーマン・リーダス)は車の中から指示を的確に出し、手際よく銀行を支配していく。警察無線の傍受により通報されたことが発覚、男たちは警察が到着する前に目的のものを手に入れ逃走を図る…。バイオレンス、スリル、リアリティが、重低音の音楽とともに凝縮されたこの冒頭シーンは、これから始まる裏切りとバイオレンスにまみれた本作の行く末を暗示するかのような、緊迫感みなぎる見応えある映像となっている。『トリプル9 裏切りのコード』は6月18日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日ジョディ・フォスター監督作『マネーモンスター』のカンヌ上映が話題を呼んだジュリア・ロバーツに、オスカー女優ニコール・キッドマン、キウェテル・イジョフォーという豪華競演で贈る極上サスペンス『シークレット・アイズ』。このほど、たっぷりの本編映像とともに、ジュリアら豪華キャスト陣と監督がその魅力を語る特別映像が解禁となった。2002年のロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル・イジョフォー)は、被害者を見て絶句する。その被害者は、テロ対策合同捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官のジェス(ジュリア・ロバーツ)の最愛の娘だった。レイはエリート検事補のクレア(ニコール・キッドマン)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、真相は闇に葬り去られ、事件は迷宮入り。あれから13年、改めて事件の解明に動き出した彼らの前に、驚愕の事実が紐解かれてゆく――。『エリン・ブロコビッチ』、『めぐりあう時間たち』でそれぞれアカデミー賞を受賞したジュリアとニコールという2大女優が初競演、さらに『それでも夜は明ける』で同主演男優賞にノミネートされ、『オデッセイ』でも好演を見せたキウェテル、『人生は小説よりも奇なり』などの名優アルフレッド・モリーナ、「ブレイキング・バッド」「アンダー・ザ・ドーム」のディーン・ノリスら、ハリウッドを代表するキャストが勢ぞろいした本作。原案となったのは、2010年に第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画の『瞳の奥の秘密』だ。届いた映像では、トム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップス』の脚本家としても知られるビリー・レイ監督が、「殺人事件に人生を狂わされた捜査官たちの物語」と本作を紹介。今回製作者として加わった『瞳の奥の秘密』のフアン・ホセ・カンパネラ監督も登場し、当時、大絶賛された驚愕のラストシーンにさらにひねりを加えた今回のハリウッド版に、太鼓判を押している。また、自身の娘が犠牲者になってしまう捜査官を演じ、迫真の演技を見せたジュリアが「全く先の読めない展開よ」と緊迫のストーリーを解説、ニコールやキウェテルとともにこのサスペンススリラーの魅力を語る、見応えある映像となっている。『シークレット・アイズ』は6月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日アカデミー賞ノミネートのケイシー・アフレックやキウェテル・イジョフォー、海外ドラマの人気者ノーマン・リーダス、“ワンダーウーマン”のガル・ガドット、さらにアカデミー賞女優のケイト・ウィンスレットなど、ハリウッドの超豪華キャストが集結したクライム・アクション『トリプル9 裏切りのコード』。このほど、裏切りと暴力にまみれた本作の予告編とポスタービジュアルが解禁となった。“トリプル9”(999)とは、職務中の警官が撃たれる非常事態に、応援を呼ぶ際に使われる警察コード。武装グループのリーダー、マイケルは、警戒厳重な国土安全保障省の施設を襲うという強盗を成功させるため、“トリプル9”を利用する計略を練り上げる。この緊急コードが発動すれば、アトランタ市警の機能が約10分間は完全停止する。しかし、その標的となった実直な警官クリス、重大犯罪課の刑事アレン、そしてロシアン・マフィアを巻き込んだ犯罪計画は、マイケルの一味の内部対立や裏切りも絡み、想定外の事態へと発展することに――。ヴィゴ・モーテンセン主演『ザ・ロード』やトム・ハーディ&シャイア・ラブーフら共演『欲望のバージニア』で絶賛されたジョン・ヒルコート監督が、警察の緊急コード“トリプル9”の盲点を突く、群像クライム・アクションとなる本作。監督のもとには、ハリウッドの第一線で活躍し、受賞歴も豊富な豪華実力派キャストが集結。『ジェシー・ジェームズの暗殺』のケイシーに、『それでも夜は明ける』のキウェテル、まもなく公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ファルコン役のアンソニー・マッキー、日本でも人気を博す海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のノーマンや「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポール、『パシフィック・リム』のクリフトン・コリンズ・Jr.、『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』でワンダー・ウーマンを演じるガル。さらに「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」『ハンガー・ゲーム』シリーズのウディ・ハレルソンに加えて、『愛を読むひと』でアカデミー主演女優賞に輝き、『スティーブ・ジョブズ』でも卓越した演技力を証明したケイトが、ロシア訛りの英語を駆使し、邪悪なカリスマ性を匂い立たせるマフィアの女ボス役に扮していることにも注目。予告編では、アメリカ随一の凶悪犯罪都市アトランタで汚職に手を染めた警官たちが、警察の緊急コード“トリプル9”を利用した前代未聞の強盗計画を実行する様子が、緊迫感たっぷりに映し出される。さらに、ケイシーらハリウッドを代表する実力派キャスト陣が魅せる裏切りと冷酷非情なまでのバイオレンス描写は、思わず目を見張るほど。迫力のカーチェイスシーンや銃撃戦も、見逃せない本作の見どころの1つとなっている。警察権力の腐敗や裏切りのドラマ、壮絶なバイオレンス描写であぶり出す本作。オールスターキャストで贈る、モラルが現代の闇をえぐる新たな都市型ノワールに、期待していて。『トリプル9 裏切りのコード』は6月18日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月24日ジュリア・ロバーツとニコール・キッドマンのオスカー2大女優に、『それでも夜は明ける』『オデッセイ』のキウェテル・イジョフォーという豪華初競演で贈る極上サスペンス『シークレット・アイズ』。このほど、物語の行方に迫る場面写真と特報映像が解禁となった。2002年、ロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル・イジョフォー)は、被害者を見て絶句する。その被害者は、テロ対策合同捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官のジェス(ジュリア・ロバーツ)の最愛の娘だった。レイはエリート検事補のクレア(ニコール・キッドマン)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、真相は闇に葬り去られ、事件は迷宮入り。あれから13年、驚愕の事実がいま紐解かれてゆく――。90年代から現在に至るまで、ハリウッドのトップに君臨し続けてきた2人の女優が初競演する本作。第82回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞した『瞳の奥の秘密』をベースに、『キャプテン・フィリップス』で同「脚本賞」にもノミネートされた巧妙な筆致で名高いビリー・レイが脚色、監督も務めた。過去の未解決殺人事件を解くために、捜査チームの3人が再会するものの、謎に迫れば迫るほど、そのたびに真実はするりとその手をすり抜けていく。犯人をなぜ捕まえることができないのか?捜査班の中に裏切り者がいるのか?真実を握りつぶしたのは誰なのか…?解禁された30秒の特報では、衝撃的な事件に立ち向かう、FBI捜査官(キウェテル・イジョフォー)、検察局捜査官(ジュリア・ロバーツ)、検事補(ニコール・キッドマン)の表情が印象的に切り取られている。それぞれ愛と憎しみ、使命感と罪悪感の間で揺れる3人。特にジュリアは、娘を殺され、その容疑者を追うという彼女史上、最も過酷な女性といえる役柄にノーメークで挑んでいる姿がうかがえる。法に仕えるはずの3人が、それぞれ何かを隠しているのか?ひと筋縄ではいかないサスペンスの一端を、まずはこの映像から目撃してみて。『シークレット・アイズ』は6月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月24日2大オスカー女優ジュリア・ロバーツ&ニコール・キッドマンに、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞「主演男優賞」にノミネートされたキウェテル・イジョフォーが初競演を果たした極上のサスペンス『SECRET IN THEIR EYES』(原題)が、『シークレット・アイズ』として、6月に日本公開されることになった。2002年、ロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル・イジョフォー)は、被害者を見て絶句する。その被害者は、テロ対策合同捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官のジェス(ジュリア・ロバーツ)の最愛の娘だったのだ。レイはエリート検事補のクレア(ニコール・キッドマン)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、FBI組織内の事情により、真相は闇に葬り去られてしまう。あれから13年、驚愕の事実が紐解かれてゆく――。90年代から現在に至るまで、ハリウッドのトップに君臨し続けてきた2人の女優、『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツと『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマンの初競演を実現させたのは、映画史上かつてない謎めいたストーリー。2010年に第82回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞したアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』をベースに、トム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップス』でアカデミー賞「脚色賞」にノミネートされたビリー・レイが監督&脚本を務めている。過去の凄惨な未解決殺人事件を解くため、再会する捜査チームの3人。だが、謎に迫れば迫るほど、真相は逃げていく。ようやく見つけたはずの犯人を、なぜ捕まえることができないのか?3人の中に裏切り者がいるのか?果たして、真実を握りつぶしたのは誰なのか?当時も絶賛された驚愕のラストシーンを、本作ではさらにひねりを加え、新時代のサスペンスを完成させた。今回併せて届いたキービジュアルでは、ジュリア、ニコール、キウェテルの3人の瞳がフォーカスされており、いったい誰がうそをついているのか…“目は口ほどに物を言う”緊張感に満ちたビジュアルとなっている。『シークレット・アイズ』は6月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月13日ジュリア・ロバーツとニコール・キッドマン、そして『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォーが出演するサスペンス映画『シークレット・アイズ』が6月に公開されることが決定した。アカデミー外国語映画賞を受賞した『瞳の奥の秘密』をベースにした作品で、ある事件の真相をめぐるドラマが描かれる。その他の情報本作はかつて共に未解決事件の捜査にあたったチームの3人が13年ぶりに再会するところから物語が動きだす。3人は事件の真相を求めて行動するが、謎に迫れば迫るほど真実にたどりつくことができない。3人の中に裏切り者がいるのか? 犯人を捕まえられない理由とは?『ニュースの天才』 のビリー・レイが脚本と監督を務め、『瞳の奥の秘密』をベースにさらに“ひねり”を加えた脚本を執筆。最後の最後まで油断できない展開が待っているという。『シークレット・アイズ』6月 TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開
2016年03月11日アンジェリーナ・ジョリーが主演作『ソルト』のプロモーションでメキシコのカンクンを訪問、30日にフォトコールに応じた。共演のキウェテル・イジョフォー、フィリップ・ノイス監督と、イベント「Summer of Sony」の一環として『ソルト』プロモーション中のアンジーはこの日、ヴェルサーチの白いドレスにフェラガモの靴、自身がデザインしたアクセサリーという装い。シンプルなコーディネートで美しさが際立っていた。28日の月曜にはカリフォルニア州カルヴァー・シティで2人の娘・ザハラとシャイロを連れてパーティに出かけていたというアンジー。最近は息子たちはブラピと、娘たちはアンジーと、と別れて行動することも増えてきた。成長した子供たちそれぞれの好みの違いもあるし、みなをハッピーな気分にさせるためにはブランジェリーナもさぞ心を砕いていることだろう。もうすぐ夏休み到来。今年のバカンスはどんな予定を立てているのだろうか。(text:Yuki Tominaga)© REUTERS/AFLO■関連作品:ソルト 2010年7月31日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:アンジェリーナ・ジョリーが「世界難民の日」公共広告に出演アンジー来日決定!『ソルト』ポスター画像&最新予告編が解禁!ブランジェリーナが家族や友人とビーチ・パーティブランジェリーナ、小規模の結婚式を計画中?家族サービスに慈善活動…、大忙しだったブランジェリーナのイースター休暇
2010年07月02日