続編が製作されると長年うわさになっている『キューティ・ブロンド』。映画より先にスピンオフドラマの方が先に製作&配信される可能性が出てきた。Amazon MGMスタジオで、『キューティ・ブロンド』の主演リース・ウィザースプーンが、自身の製作会社「Hello Sunshine」を通じてスピンオフ映画を製作すると「Deadline」などが報じている。現在、企画段階だという本作は、「ゴシップガール」のディべロッパーで製作総指揮のジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージが脚本を手掛け、本作の製作総指揮も務めるという。「Hello Sunshine」とAmazonは、テレビ版『キューティ・ブロンド』のユニバースをさらに拡大し、第2弾の製作の可能性もすでに視野に入れているとのこと。映画版の続編『Legally Blonde 3』においては、ここ数年製作が進められていると言われており、ミンディ・カリングとダン・グールが脚本を執筆。しかし最近は進捗状況が不明だ。今回報じられているスピンオフドラマについては、ファンから「リースの娘のアヴァが主演してはどう?」「スピンオフの主人公と言ったらポーレット(ジェニファー・クーリッジ)しか考えられない!」「え、ちょっと…『ゴシップガール』を作った人たちが関わるっていうの?絶対に観る」などの声が寄せられている。(賀来比呂美)
2024年04月05日2001年の『キューティ・ブロンド』、2003年の『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』に出演したルーク・ウィルソンが、「Good Morning America」に出演し、3作目の製作について語った。『キューティ・ブロンド』3作目は、主演のリース・ウィザースプーン(エル・ウッズ役)が2020年に企画中であることを認めて以来、ファンが心待ちにしている作品。前2作でエルの恋人(のちに夫)役を演じたルークは「私が知っている情報は、みなさんと変わらないと思います」と前置きをしつつ、「でも、去年の夏にキャストのジェニファー(・クーリッジ)、マシュー(・デイヴィス)、セルマ(・ブレア)のキャスト全員が集まってZoomミーティングをしました。みんなに会えて本当によかったです。リースはとても賢い人だから、正しい脚本とタイミングを待っているのだと思います」と語った。さらに、「続編を作れたら本当に楽しいでしょうね。この映画は母親から娘に受け継がれていくようなタイプのものではないでしょうか」と話し、ホストたちの共感を得ていた。1作目から20年以上が経った現在のキャストの状況は、リースはオスカー女優となり、プロデューサーとしても活躍。ジェニファーは、昨年から放送の「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」でエミー賞の助演女優賞にノミネート。セルマは多発性硬化症を公表し、難病と闘いながら俳優業を続けている。(賀来比呂美)
2022年08月19日かねてよりファンが待ち続けている『キューティ・ブロンド』の3作目がついに製作開始か?「ELLE」誌主催の「Women in Television」ディナーパーティーに出席したリース・ウィザースプーンが、『キューティ・ブロンド』の続編を作るのなら「いまがグッドタイミング」と明言。「ちょうどいまは、女性に(主役のエルのような)積極性が必要な時期だと思うんだもの」と語っている。どうやら、まもなくドナルド・トランプ氏がアメリカの大統領に就任することを受けての考えのようだ。「アメリカでは世界の多くの女性が認められていない、多くの権利や自由が認められている。そのことを称賛したいし、最大限に活かしたいと思っているわ。特に“言論の自由”は自分自身を表現したり、女性が世界にとってどれだけ大切な存在なのかを伝える映画を作れる。これが私がフォーカスしようとしていることよ」と力説。シリーズ2作目の『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』では製作総指揮も務め、近年はプロデュース業にも力を入れているリース。3作目も製作総指揮と主演を兼任すると予想される。「素晴らしいアイデアを提供してくれる、とても頭が切れる人」が見つかり次第、製作に取り掛かるという。(Hiromi Kaku)
2017年01月18日日本でも大ヒットした同名映画が原作のミュージカル『キューティ・ブロンド』が来年3月に上演される。日本では今回が初演となる本作は、ミュージカルとしてもブロードウェイでトニー賞7 部門ノミネート、ウエストエンドではオリヴィエ賞3部門受賞した超人気作。その主人公で、恋もお洒落も全力投球な女子大生・エルを演じる神田沙也加に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「ニューヨークでミュージカルを観ていたので、やっと日本に来るんだって嬉しさがあります。それに今でもこの映画が一番好きっていう女の子が多いので『エルやるんですね』ってすごく言ってくれて。嬉しかったです」と出演の喜びを語る神田。自身が演じるエルの魅力について「絶対的ヒロインの可愛らしさと説得力を持ちつつ、何をやってもいろんな意味で人の心をキャッチする素質を持っている人だと思います」“歩くバービー”と言われるエル。「お衣裳もすごく楽しみ!ビジュアルにはかなり力をいれて作るんじゃないかなと思います。最初にカツラ合わせをしたときに、『キューティ・ブロンド』というタイトルなので、演出の上田(一豪)さんをはじめ、みんなブロンドの色味にすごくこだわっていたんですよ。やっぱりエルは舞台上に出てきたときに特別なブロンドでなくてはいけないから、と」原作の映画は「何度も観てますが、さらにここからすごい回数を観ると思います。私は、元々キャラクターのイメージが皆さんの頭に強くある場合は、それを完コピすることに価値を感じるタイプなので。仕草とか目の動き方とかそこまで完コピするために、めちゃくちゃ観ると思いますね」コメディ要素の強い本作。日本での上演については「日本人の風貌で日本語でやったときに、テンションをどこまでキープできるかなっていうのが課題だと思っています。コメディ要素を“落ち着かせる”という方法を取らずにどこまでスライドできるかというのが、かなり勝負どころではないかと」。そのためにはプライベートも作品に捧げるという。「やっぱり日本人でもあるし、役柄のテンションと温度感にギャップを感じると思うんですよ。そのギャップを常に埋めておくにはどういう生活を送ったらいいかなっていうことは考えてます。だからちょっとピンクの服は買っておこうと思って(笑)」「かわいいもの好きな女子はもちろんですし、実力ある諸先輩方がいらっしゃいますからミュージカル好きさんにもぜひ観に来ていただきたいです。入口広くお待ちしています!」(神田)公演は3月21日(火)から4月3日(月)まで東京・日比谷・シアタークリエにて。その後、全国7か所を巡演。チケットぴあでは12月3日(土)よりプレイガイド最速先行を受付開始。取材・文:中川實穗
2016年12月02日2001年製作の『キューティ・ブロント』、2003年の『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』と2作に出演して人気を集めたオスのチワワ、ムーニーが先週亡くなった。18歳だった。劇中での役名はブルーザー・ウッズ。リース・ウィザースプーン演じるエル・ウッズと同様、カラフルでキラキラの服に身を包み、エルの相棒として大活躍していた。小柄すぎる体格から、寿命が短そうなチワワだが、実は平均寿命は10歳~18歳と言われている。18歳まで生きたムーニーは天寿を全うしたと言えるだろう。リースはSNSでムーニーの死をファンに伝え、「ムーニーは小さくて、かわいくて、みんなに愛されたチワワでした。一緒に過ごした時間を忘れません。きっと空でしっぽを振っているんでしょうね。彼のトレーナー、スー・チップにも愛とお悔やみを」と追悼。『キューティ・ブロンド』シリーズが大ヒットしてからリースは2005年製作の『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でアカデミー主演女優賞を獲得し、トップ女優の一員に。2010年には「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に星を受け、このときムーニーもお祝いにかけつけていた。昨年11月、「ET online」に『キューティ・ブロンド』の3作目となる続編製作に意欲を見せていたリースだが、ムーニーの「ブルーザー」としての出演は残念ながら叶わなくなってしまった。(Hiromi Kaku)
2016年03月14日