『恋する惑星 4K』のトークショー付上映が、4月29日(月・祝)にシネマート新宿で行われることが決定した。今回のイベントは、香港の名匠ウォン・カーウァイ監督の著書「WKW:THE CINEMA OF WONG KAR WAI ザ・シネマ・オブ・ウォン・カーウァイ」の日本語翻訳版発売を記念したもの。本書は、「WKW:THE CINEMA OF WONG KAR WAI」(Rizzoli、2016年刊)の日本語翻訳版。カーウァイ監督自身が監督した11作品の創作過程を通じて、映画や役者、そして人生そのものについて語りきった唯一の著書。スタイリッシュな映像美を凝縮した250枚を超えるビジュアルを余すことなく収録した。発売記念として実施される上映作品『恋する惑星 4K』は、香港の重慶マンション周辺を舞台に、トニー・レオンと金城武が演じる2人の警官の失恋とすれ違う恋模様が描かれる。なおトークショーには、菊地成孔(音楽家/文筆家/音楽講師)、森直人(映画評論家)が登壇する。▼「WKW:THE CINEMA OF WONG KAR WAI ザ・シネマ・オブ・ウォン・カーウァイ」日本語翻訳版発売記念『恋する惑星 4K』トークショー付上映【劇場】シネマート新宿【日程】4月29日(月・祝)16:25の回【料金】2,000円均一【登壇予定】菊地成孔、森直人【販売】4月12日(金)20:00より劇場窓口&劇場オンライン予約▼星海社PIECE「WKW:THE CINEMA OF WONG KAR WAI ザ・シネマ・オブ・ウォン・カーウァイ」著者:ウォン・カーウァイ、ジョン・パワーズ翻訳:田畑暁生ページ数:304ページ発売日:4月23日(火)※地域により異なる定価:13,500円(税込)(シネマカフェ編集部)
2024年04月08日チャールズ&キース(Charles & Keith)は、グローバル旗艦店となる「チャールズ&キース 渋谷店」を2024年2月22日(木)にオープンする。チャールズ&キース 渋谷店オープン記念、24年春バッグの先行販売グローバル旗艦店となる「チャールズ&キース 渋谷店」は、関東初の2フロア構成。1階にバッグ、2階にシューズが並び、アクセサリーを含めた約220種類のアイテムを展開。リアルレザーなどの上質な素材を使用したシリーズも取り扱う。「C&K」ロゴの総柄を施したショルダーバッグまた、オープンを記念して「C&K」の新しいブランドエンブレムを配した「イニシャルコレクション(L’initial Collection)」を渋谷店限定で先行発売。レザーショルダーバッグは、ブラックやシルバーのシックなカラーに加え、「C&K」のロゴを総柄で落とし込んだバイカラーのモデルも用意した。ミニマルなサイズ感のレザーボクシーバッグまた、ちょっとしたお出かけに最適なレザーボクシーバッグも登場。いずれもバッグのフラップ部分に「C&K」のロゴを配している。人気のハンドルバッグやレザーウォレットもそのほかにも、ドローストリングのレザーハンドバッグや、レザーウォレットなど多彩なレザーアイテムの数々がラインナップする。詳細チャールズ&キース 渋谷店オープン日:2024年2月22日(木)住所:東京都渋谷区宇田川町17-3営業時間:11:00〜20:00TEL:03-6826-0792<アイテム例>・レザー ショルダーバッグ 22,900円・レザー ボクシーバッグ 19,900円・グリンプス レザートップハンドルバッグ 24,900円
2024年02月22日チャールズ&キース(Charles & Keith)から、“ドリアン”にインスパイアされた限定コレクションが登場。2024年1月23日(火)12:00より、一部限定ストアほかにて発売される。“ドリアンの果実”着想、トゲトゲ素材のシューズ&バッグチャールズ&キースと、ロンドンを拠点に活動する新進気鋭のファッションデザイナー チェット・ローがコラボレーション。チェット・ローのアイコンである“ドリアンの果実”からインスパイアされたスパイクデザインと、チャールズ&キースの人気アイテムが融合した限定コレクションが展開される。リボン付きバレエシューズや厚底ミュールシューズは全3型を用意。アンクルリボン付きのガーリーなフラットシューズと厚底のプラットフォームミュールは、伸縮性のある“トゲトゲ”のニットでエッジーな雰囲気にアップデートした。“スパイク”配したミュールパテント素材のパンプスは、ウェッジヒール部分に彫刻的なスパイクをあしらい、女性らしさと強さを併せ持つセンシュアルな1足に。一度見たら忘れないアイキャッチーなデザインで、コーディネートをエネルギッシュに彩ってくれる。トゲトゲチャーム付きバッグ普段のスタイリングにさりげなく遊び心をプラスする、“トゲトゲニット”素材のバッグも要チェック。ラインナップは、メタリックシルバーのスパイクチャームが付いたクロスボディバッグと、メタルハンドルがアクセントになったハンドルバッグの2型だ。カチューシャもこのほかアクセサリーとして、スパイクニット素材のヘッドバンドもお目見え。各アイテムのカラーは、チェット・ローのルーツであるアジアを彷彿とさせる鮮やかな「レッド」、彼の定番カラーである「ブラック」、楽しく遊び心に溢れた「フクシャ」の全3色展開となっている。【詳細】チャールズ&キース×チェット・ロー発売日:2024年1月23日(火)12:00取扱店舗:チャールズ&キース一部店舗(渋谷スペイン坂店、表参道店、ルミネエスト新宿店、心斎橋筋店、名古屋栄店)、公式オンラインストアアイテム価格:・スパイクテキスチャー タイアラウンドバレエフラット 12,900円・スパイクテキスチャー プラットフォームミュール 16,900円・パテント スパイクヒールスリングバックパンプス 13,900円・スパイクテキスチャー クロスボディバッグ 20,900円・スパイクテクスチャー メタリックハンドルバッグ 15,900円・スパイクテキスチャー ヘッドバンド 5,900円※パテント スパイクヒールスリングバックパンプスと、スパイクテキスチャー ヘッドバンドは、名古屋栄店での取り扱いなし。また各アイテム、「フクシャ」カラーは名古屋栄店での取り扱いなし。
2024年01月25日東京・六本木にある森アーツセンターギャラリーで、「キース・ヘリング展アートをストリートへ」がはじまりました。東京展のスペシャルサポーターと音声ガイドナビゲーターを務めるのは、俳優の磯村勇斗さん。昔からへリングが大好きだったという磯村さんに、展覧会のご感想やアートについて、お聞きしてきました!磯村勇斗さんがスペシャルサポーター!磯村勇斗さん。キース・ヘリング作《ブループリント・ドローイング》の展示室にて【女子的アートナビ】vol. 320本展は、世界的アーティスト、キース・ヘリング(1958-1990)のアートを体感できる大規模な回顧展です。キース・へリングは、アメリカ・ペンシルベニア州生まれ。1978年にニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツに入学し、1980年代初頭にニューヨークの地下鉄駅構内にある広告板にグラフィティ・アートを描きはじめ、注目を集めます。やがて次々と展覧会が開かれて国際的にも評価が高まり、日本でも展覧会やワークショップを開催。精力的に制作を続けますが、1988年にエイズと診断されます。その後はエイズ予防のメッセージをアートで訴えるなど、31歳で亡くなるまで、アートをとおして社会的な活動も行いました。本展では、初期のサブウェイ・ドローイングや、誰もが見たことのある人気のモチーフが登場する《イコンズ》、6メートルもある大型作品など約150点を展示。絵画だけでなくオブジェクトもあり、展示空間もドラマチックに演出されています。そんな楽しい展覧会の東京展スペシャルサポーターと音声ガイドナビゲーターを務めるのは、磯村勇斗さん。内覧会に登壇した磯村さんにインタビューも行い、展覧会やアートのことなど、いろいろお聞きしてきました!ビビッときました!――昔から、キース・へリングが大好きだったとのことですが、どんなきっかけで好きになられたのですか?磯村さん大学で美術を専攻していまして、アメリカのポップカルチャーを勉強していました。アンディ・ウォーホルや草間彌生さんなどのアーティストのなかにキース・へリングもいて、教科書に載っていたキースの絵を見て、ビビッときたんです。この絵好きだ!と思いました。そこから、彼の絵をどんどん見るようになりました。――どんなところにビビッときたのですか?磯村さん学生時代のことで、作品名をしっかり覚えてはいないのですが、人の集合体のような作品で、人がシンプルに描かれているだけで、絵は止まっているはずなのに、なんで人が動いて見えるのだろう?と思いました。線の効果や、人のちょっとした動き具合だと思うのですが、止まっている絵をこんなにも楽しく見せることができるのだな、と衝撃を受けました。――そんな大好きなアーティストの展覧会でスペシャルサポーターに選ばれて、いかがですか。磯村さん率直にうれしかったです。今まで取材などでキース・へリングが好きですという話をしていたのですが、それが今回このような形でオファーをいただけて、すごくうれしく思いました。はじめての展覧会スペシャルサポーターがキース・へリングなんて、光栄でありがたいです。好きな気持ちを乗せて…――今回、音声ガイドナビゲーターも担当されています。収録はいかがでしたか。磯村さん緊張しました。キース・へリング自身、自分の作品についてあまり説明していなくて、彼が当時どのような思いで生きていたのか明かされていないまま今に至ります。音声ガイドでは、そんな彼の言葉や思いをセリフのように自分が語る部分があります。自分の気持ちをどのくらい入れたらいいのだろうと悩みながら収録しました。特に、セリフの部分をキースに寄せるのか、自分自身の言葉でやるかを悩みましたが、そこはキースを好きな気持ちを乗せながら、自分らしくやりました。――音声ガイドで、印象に残っているストーリーなどはありますか?磯村さんキースの言葉で、「鑑賞者もアーティスト」というのがあり、それが僕たちの仕事も同じだと思いました。映画は映像として完成した時点では90パーセントで、劇場で公開して、お客さまに見ていただき、ようやく100パーセントになると思っています。それと一緒だなと思いましたし、キースの感覚と近いものを感じられました。すべて自分たちで解決して満足するのではなく、余白を残して、しっかり鑑賞者であるお客さまにゆだねるという心が大事だなと思いました。――今回の展示で、特にお気に入りの作品はありますか?磯村さん本当に絞るのが難しいのですが、特によかったのは《ブループリント・ドローイング》の作品群です。暗い展示室の中にモノクロ版画の作品が並んでいるのですが、展示空間づくりも含めてお気に入りです。キースが死の宣告を受けたあと、彼が今までやってきたアート人生を振り返りながら制作したもので、悲しい部分を感じつつも、パワフルで、皮肉な部分もあります。それらを暗く描くのではなく、明るく描いているのがすごく僕の中でしびれました。ぜひ注目していただきたいポイントです。友だちになれそう(笑)――本展では、キース・ヘリングの生涯についても詳しく触れられています。この点について、どう思われましたか。磯村さんキースはパートナーを亡くし、自分がエイズであることも知り、死を感じながら創作活動をしていました。死を知りながら、何かものづくりをするというのは、どんな気持ちだったのだろうか、とすごく考えます。当時描いていた絵を見ると、ものすごくエネルギーがありながらも、どこか寂しさもある。でも、それを悲しく描くのではなく、最後まで色を使って明るく描いて、明るく生きていこうとしていたのではないかと僕は感じました。鑑賞者の立場になり、アートはみんなのため、という想いを最後まで心の中に秘めながら描いたのではないかと思いました。――キースのアーティストとしての活動期間は約10年間でした。磯村さんもデビューして約10年ですが、今回彼の作品を観られて、改めてどう感じられましたか。磯村さん10年という短いなかで絵を描き、それが今の世界でみんなに知られている。彼がもし今生きていたら、どんなふうに作品を作って世の中にメッセージを届けていたのか気になります。キースの作品にはセクシャルな部分など社会的なメッセージもあり、現代でも通用するものです。彼の生きてきた時代と今は全然変わっていないし、彼の絵が僕らにも刺さるということは、今もその問題に向き合わなければならないことだと僕たちに教えてくれます。彼は20代で、すでにいろいろな問題が見えていた。それは、考えられないくらいすごいことだと思います。――磯村さんにとって、キースはどんな存在ですか?あこがれの人でしょうか。あるいは、友だちになりたい人ですか?磯村さん友だちになれそうな感じがします(笑)親しみやすい方なのではないかな、と思います。キースは、小さいころから絵を描くことが大好きで、親にやめなさいと言われても描き続け、どんどん手が止まらず描いてきた人だった。自分も、役者をやりたいといって、反対されながらもずっと口にしてやり続けてきたので、その辺のマインドみたいなものはすごく共感できます。もし今の時代にキースが生きていたら、こういう話をして「わかる、わかる!」と言い合いたいですね(笑)。いい友だちになれそうな気がします。――キースなどのアートを見ることは、役作りに何か影響していますか?磯村さん俳優業にどうつながっているかはわかりませんが、やはり絵は自分の世界を広げてくれるものでもあり、想像力を掻き立てられて豊かにしてくれるものです。役者も想像力が豊かでないとできないので、それを養う力がアートにはあると思います。グッズも持っています!――ちなみに、キースのグッズもお持ちですか?磯村さんグッズはいろいろ持っていて、ステッカーやファイル、ポーチ、Tシャツ、ジャケット、「光りを放つ赤ちゃん」と「吠える犬」のオブジェクトもあり、全部で十数点は持っています。――お部屋に飾って楽しんでいるのですか?磯村さん赤ちゃんと犬のオブジェクトは自分のなかのお気に入りで、それは部屋の観葉植物の下に置いています。配置を工夫して、気分によって犬に追われている赤ちゃんにしたり、赤ちゃんが追う犬にしたりしてシーンをつくり、寂しい遊びをしています(笑)。観葉植物はヤシ科の大きな葉があるもので、その下に置いているのですが、意外にかわいくて合います。――アートがお好きなんですね。磯村さん小さいころからアートは好きで、家族で旅行に行ったりするときは、必ず美術館に寄るくらいでしたので、その影響で自分も絵が好きになっていました。美術館で絵を見るのも好きですけど、その空間も好きなんです。部屋にアートを飾ると、その好きな空間を家の中で味わえて、自分のプライベートの時間が充実するし、落ち着きます。――最後に、展覧会を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。磯村さんキース・へリングの作品は、今の若い人たちも見たことがある人がほとんどだと思います。でも、キースがどんな人なのかを知っている人は少ないと思います。今回の展覧会では、彼がどういう人でどんな人生を歩んできたのか、みなさんが見たことがある絵の背景にはどういった思いがあるのか、といったことを知ることができるチャンスだと思います。ここまでキース・へリングの裏側を解説していく展覧会はなかったと思うので、ぜひ、みなさんに来ていただけるとうれしいです。――ありがとうございました!取材を終えて…キース・ヘリングのTシャツがお似合いだった磯村さん。ご自身でも絵を描いているそうで、アートにも大変詳しく、楽しいお話を聴かせてくださいました。取材後、会場で音声ガイドを聴きながら作品を観たのですが、キースの人生や彼の言葉が紹介され、まるでドキュメンタリー映画を見ているような感覚で作品を鑑賞できました。特に、エイズと診断されたあとのキースの想いや、死について語る部分では涙腺が崩壊。彼の作品と磯村さんの声が重なり、すばらしい鑑賞体験ができました。ぜひ音声ガイドを聴きながら、キースの作品をご覧になってみてください。All Keith Haring Artwork ©Keith Haring FoundationInformation会期:~ 2024年2月25日(日)会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)時間:10:00~19:00※金曜日・土曜日は20:00まで※年末年始(12月31日~1月3日)は11:00~18:00※入場は閉館の30分前まで休館日:会期中無休観覧料:一般・大学生・専門学校生¥2,200中高生¥1,700小学生¥700※事前予約制(日時指定券)音声ガイド貸出価格:¥650(税込)※お一人様一台につき撮影:山本倫子
2023年12月23日1982年の暮れも押し迫ったある日、ぴあの矢内社長に呼び出された。またなにかヘマでもしでかしたかと思ったら、ニューヨークに行ってキース・ヘリングに会ってこいとの話だった。その年ぴあは本誌以外に第2の雑誌『カレンダー』誌を創刊したのだが、売れ行きが芳しくないため翌春リニューアルすることになっていた。その表紙をキースに描いてもらい、リニューアル版第1号で「キース・ヘリング特集」をすることになったのだ。入社6年目を迎えていたぼくは、美術担当としてそれなりに充実した日々を送っていたが、一抹の不安も抱えていた。その年の秋、初めてヨーロッパを訪れ、ヴェネツィア・ビエンナーレやドクメンタなどの現代美術の洗礼を受ける一方、行く先々で目にした古典美術の厚みに圧倒され、急に日本のアートシーンが色褪せて見えてしまったのだ。それから2カ月後の初のニューヨーク行きのオファーである。ヨーロッパとはまた違ったアートシーンが見られるはず、快諾したのはいうまでもない(てか社長命令だから断れるはずもない)。『キース・ヘリング展アートをストリートへ』展示風景よりキース・へリングが描き下ろした雑誌『カレンダー』(月刊『ぴあ』別冊)表紙キース・ヘリングのことは雑誌で知っていたし、ドクメンタ7で作品も見ていたが、正直なところ絵がマンガチックで子供っぽく、やや軽薄に思えた。ちなみに当時日本では「ハリング」とか「ヘーリング」とか呼ばれ、『カレンダー』が「ヘリング」と表記するまで統一もされていなかった。ニューヨークに着いてさっそく会ったキースは「細長い」人だった。スラッと背が高いのだが、楊枝のように細長い身体の上に小さな童顔が載っているので、いかにもアンバランスな印象だった。スタジオでいろいろ話を聞く。あまり外国人にインタビューしたことがなかったので、「Cause I」で話をつなげていくのがおもしろかった。「なぜなら」と自分がやっていることにすべて理屈をつけて延々と述べ立てていくのだ。絵が単純なのは記号論やカリグラフィを学んだからでもあるが、素早く描いてすぐ逃げるためでもあり、地下鉄に描くのは美術館やギャラリーで発表するよりはるかに多くの人に見てもらえるからだ、といったように、理路整然と自分の行動を社会化していく姿勢は、当時日本で台頭していたニューウェイブの連中の感覚的・極私的な言葉とは雲泥の差だった。キース・ヘリング、おもしろいじゃん! 初めてそう思えた。密着取材時に村田が撮影した地下鉄の掲示板に描くキース・へリングPhoto by (C)Makoto Murata地下鉄でのグラフィティも密着取材できた。当時のニューヨークの地下鉄はホームレスがたむろし、車内は落書きだらけで、暗い、臭い、危険の3Kだった。キースは自分の乗った電車がホームに入るとじっと目を凝らし、広告の黒い空きスペースを探す。広告提示版にポスターが貼っていないときは黒い紙に覆われているのだ。見つけたら一目散に駆け寄り、周囲を見回しながらポケットからチョークを取り出してササッとためらいなく描いていく。ものの1、2分で描き上げ、振り返ることなくサッと立ち去っていく。それをカメラに収め、あわてて追いかけるぼく。当時ニューヨークの地下鉄は危険だ、夜は絶対に乗っちゃダメといわれていたのに、毎晩乗って追いかけっこしていた。おもしろかったなあ。その後何度か来日し、瞬く間に世界的な人気アーティストに上り詰め、そのままの勢いで1990年、わずか31歳の若さで天国にまで行ってしまった。その人気の秘密は、単純な線描と明快なメッセージ性にあるだろう。しかし、最初は子供っぽいと思っていた絵柄も、よく見るとUFOから電波が飛んでいたり、人間の胴体がバネのように螺旋を描いていたり、男性器もしばしば登場したりしてかなりグロテスクであることがわかる。彼自身ゲイであり、またHIVに感染していることを隠さなかったし、エイズ救済のための活動にも力を注いだ。彼にとって生きることと絵を描くことは一致していたのだ。ただの落書き小僧でないことは明らかだった。『キース・ヘリング展アートをストリートへ』展示風景より「サブウェイ・ドローイング」シリーズ森アーツセンターギャラリーで開催中の『キース・ヘリング展 アートをストリートへ』には、地下鉄の黒い紙に描いた「サブウェイ・ドローイング」も7点ほど出ている。ほかのカラフルな作品に比べれば地味だが、キースにとってはもちろん、ニューヨークのグラフィティシーンにとっても、また現在のバンクシーをはじめとするストリートアートカルチャーにとっても大変に貴重なもの。というのも、これら「サブウェイ・ドローイング」は1980年代前半に描かれたおそらく数百、数千点のうちのごく一部にすぎないが、その大半は描いた直後から消されたり破棄されたりして残っていないからだ。キース本人もその場で描いて、その場にいた人に楽しんでもらえれば十分で、「作品」として残そうなんて思っていなかったに違いない。その潔さ、散り際の見事さはキース・ヘリングの生き方そのままである。文:村田真(美術ジャーナリスト)<プロフィール>村田真(むらた まこと)1954年東京生まれ。1977-84年『ぴあ』編集部にておもに美術を担当。以後フリーランスの美術ジャーナリスト。また、BankARTスクールの校長を務めるほか、画家としても活動。主な著書に『美術家になるには』(ぺりかん社)、『artscape1999-2009 アートのみかた』(BankART1929)、共著・編著に『社会とアートのえんむすび1996-2000 つなぎ手たちの実践』『いかに戦争は描かれたか』などがある。<開催情報>『キース・ヘリング展アートをストリートへ』会期:2023年12月9日(土)〜2024年2月25日(日) ※会期中無休会場:森アーツセンターギャラリー時間:10:00〜19:00、金土は20:00まで、12月31日(日)~1月3日(水) は11:00~18:00(入場は閉館30分前まで)料金:一般・大学 2,200円、高中 1,700円、小学 700円※事前予約制(日時指定券)展覧会公式サイト:チケット情報:()Keith Haring Artwork (C)Keith Haring Foundation
2023年12月22日ソン・ガンホとカン・ドンウォンがW主演をつとめた『義兄弟 SECRET REUNION』の日本最終上映が12月、シネマート新宿、シネマート心斎橋にて決定した。是枝裕和監督『ベイビー・ブローカー』でも共演したソン・ガンホとカン・ドンウォンの義兄弟のような熱い絆が感動を呼び、バディムービーの代表作としてこれまで数多くの映画ファンに親しまれてきた本作。この度、2023年12月の上映権利終了に伴い、国内最終上映が決定した。イデオロギーの違いによって同じ民族でありながら対立を余儀なくされ、南北に引き裂かれた朝鮮半島。朝鮮戦争勃発から60年、南北共同戦線から10年を数える2010年、北と南、それぞれの国に翻弄された2人の男の葛藤を描き、韓国公開当時550万人以上の観客を動員したヒット作。今回が大スクリーンで鑑賞できる最後のチャンスになるかもしれないという。『義兄弟 SECRET REUNION』は12月3日(日)にシネマート新宿、12月15日(金)にシネマート心斎橋にて1回限りの限定上映。(シネマカフェ編集部)■関連作品:義兄弟SECRET REUNION 2010年10月30日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED.
2023年11月17日タイメックス(TIMEX)から、キース・ヘリング(Keith Haring)とのコラボレーション腕時計が登場。2023年11月17日(金)に発売される。タイメックス×キース・ヘリングのコラボ腕時計ストリートアートの先駆者として知られる、アメリカを代表する現代アーティストのキース・へリング。今回のコラボレーションでは、ニューヨークの地下鉄にある広告掲示板に絵を描く“サブウェイドローイング”で実際に描かれたアートを落とし込んだモデルが展開される。「イージーリーダー」「TIMEX 80」など定番モデルをベースにベースモデルとなったのは、「イージーリーダー(EASY READER)」「TIMEX 80」「Q TIMEX」の3モデル。いずれもブラックをベースにホワイトのグラフィックをあしらった、シンプルなモノトーンデザインとなっている。キース・へリングとタイメックスキース・へリングが最初に時計をアートとして描いたのは、実はタイメックスが初。アート作品の値段が高すぎると考えていた生前のキースは、「だれもが廉価でアートを所有できるように」という思いを込め、アメリカの人々にとって最も馴染みのある時計ブランドであったタイメックスの名前を作品に書き入れたのだという。そんな経緯を考えると、今回のコラボレーションはある意味で“本家”。キース・ヘリングの思いが込められたアート作品を、腕時計として気軽に日常に取り入れてみては。商品情報タイメックス×キース・ヘリング コラボレーション腕時計発売日:2023年11月17日(金)※11月10日(金)より公式オンラインストアにて予約受付。取扱店舗:全国のタイメックス コンセプトショップ、一部時計専門店、公式オンラインストア価格:・「イージリーダー」18,150円・「TIMEX 80」15,400円・「Q TIMEX」29,700円 ※販路限定
2023年11月13日香港を代表する名優アンソニー・ウォンが、香港に住む難民の少年と心を通わす姿を描くヒューマンドラマ『白日青春-生きてこそ-』が2024年1月26日(金)より公開決定。ポスタービジュアルが解禁となった。香港は難民の国際中継地であり、毎年、数千人の難民がこの街で政府の承認を待っている。ハッサンはパキスタンから香港にやって来た両親の下に生まれ、香港で育ったが、彼の唯一の夢は家族とともにカナダに移住すること。だが、突然の交通事故で父親が命を落としてしまう。父親を失ったハッサンは、難民で構成されたギャングに加わるしかなかったが、警察によるギャング対策に巻き込まれ、追われる身となってしまう。チャン・バクヤッ(陳白日)は1970年代に本土から香港に密入境し、現在はタクシー運転手として働いている。香港で警察官になった息子のチャン・ホン(陳康)とは、あまりうまくいっていない。バクヤッはハッサンの逃亡を手伝うことを決心し、2人の間には絆が芽生え始める。しかしハッサンは、バクヤッが父親の死亡した事故を引き起こした運転手であることを知る。ハッサンとバクヤッの関係、そして逃避行はどうなるのか…。『インファナル・アフェア』(2002)やハリウッド大作『ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘宝』(2008)、近年では『淪落の人』(2018)などに出演するアンソニー・ウォンが、ワケあって息子と距離のある孤独なタクシー運転手チャン・バクヤッ(陳白日)を演じ、台湾の第59回金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞した。そして、大ベテランを相手に堂々とした芝居を見せたのが、本作が初めての映画出演となるパキスタン出身で香港在住のサハル・ザマン。難民申請をしたパキスタン人の両親の下、香港で生まれた少年ハッサン、香港名:莫青春(モク・チンチョン)役を演じ、第41回香港電影金像奨最優秀新人俳優賞を10歳で獲得している。偶然とはいえ自身の起こした事故でハッサンの父アフメドを奪ったバクヤッは、突然父を失ったハッサンを案じ、警察に追われる身となった彼の逃亡を助ける。互いの関係と共に、世代や民族の違いを背景にした、香港ならではのシーンが描かれていく。監督・脚本を手掛けたラウ・コックルイ(劉國瑞)は、この作品は「父の愛を渇望する息子と、息子を理解しようともがく父親の物語」と話す。そんなラウ監督は、マレーシア生まれで香港に移住。自身の気持ちや経験もこの作品に活かしたと語る本作が、長編1本目となる。プロデューサーは、『西遊記』シリーズのソイ・チェン(鄭保瑞)。昨今、第2の香港ニューウェイヴの到来といわれるが、本作もその新世代監督の注目の作品となる。『白日青春-生きてこそ-』は1月26日(金)よりシネマカリテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月07日韓国興行収入ランキング初登場第1位の話題作『デシベル』よりフィーチャレット映像が解禁された。トップスター、キム・レウォンと若手実力派俳優イ・ジョンソク、人気K-POPボーイズグループ「ASTRO」のチャウヌ共演の本作は、大都会・釜山を舞台に、騒音反応型爆弾テロを起こす天才爆弾魔(イ・ジョンソク)と標的にされた元海軍副長カン・ドヨン(キム・レウォン)との攻防を描くサウンドパニックアクション大作。この度解禁されたのは、激しいアクションが見どころの本作の撮影の裏側を、主演のキム・レウォンやイ・ジョンソクが明かしているフィーチャレット映像。本作のキーアイテムとなるのが、音に反応する独自の爆弾・騒音反応型爆弾“サウンドボム”。監督のファン・イノは「騒音を感知すると時間が半減、そういう設定のほうが面白いかと」と話し、また「騒音が出やすい場所、爆弾が見つかりにくい場所、そういう観点で舞台となる場所を選びました」とロケ地を選んだ理由を明かし、その期待通り、音であふれた日常が一瞬にしてテロの恐怖に陥る状況を見事に作り出している。本作で体を張ったアクションを演じたキム・レウォンは「波打つプールの中で芝居をやりました」と語り、本人が一番きつかったと明かしている大勢の人がいる中で水中に潜り爆弾を解除するシーンのメイキングの一部を確認することができる。そのほかにもキム・レウォンはカーチェイスでは自らハンドルを握り、高層ビルから命綱1つで飛び降り、イ・ジョンソクとの肉弾戦を繰り広げるなど、演じた役そのままに命懸けで撮影に挑んだ。そしてアクションシーンがCG&スタントなしなら、当然爆破シーンもCGなしのリアルだ。「特殊効果や美術担当が完璧にセッティングし実際に爆発させました」と話す爆破シーンは、全員が度肝を抜かれたというほどの激しい勢い。映像からは出演者が爆風を受けて吹き飛ばされる様子なども確認でき、その迫力も凄まじい。さらに本作のもう1つのキーアイテムとなる“潜水艦”での撮影の様子も明かされ、外国の潜水艦を参考に作られたというセットは緻密かつ精巧であり、思わずキョロキョロと内部を見渡すチャウヌの姿も。潜水艦内での動きは実際に現役の艦長からレクチャーを受けるという徹底ぶりで撮影された。テロ犯という悪役で孤独な役作りと戦ったイ・ジョンソクは「テロ犯となると芝居の方向性がある程度限られてしまうので、新しい要素を足せるように努力しました」と話し、続けて「監督や先輩方にアドバイスを求めました」と撮影をふり返っている。実際に映像でも、キム・レウォンや監督と積極的に会話を重ねながら役を作り上げていくイ・ジョンソクの姿も見ることができる。苦戦しながら挑んだというアクションシーンも是非本編で確かめてほしい。そしてファン・イノ監督はチャウヌについても言及し「チャウヌさんのシーンは全部難しいです。でも短い時間で完璧にやり遂げてくれました」と称賛するほど、チャウヌは本作で観る人を惹きつける魅力的な演技を披露している。『デシベル』は11月10日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月02日カエルムは11月30日、コスメブランド「Wonjungyo」のプロデューサーでメイクアップアーティストのウォン・ジョンヨ氏によるメイク本を発売。10月25日からは、予約受付も開始しました。■セイラによる3パターンのメイクルックも発売するのは、同氏が現場で培ったノウハウをたっぷり詰め込んだメイク本。初心者・上級者問わず、メイクに興味を持つ全ての人に向けて、悩んだ際にサッと手にしたくなるような本を目指し、基本の教科書のようないつでも立ち返って見なおしやすい構成となっています。同誌では、スキンケアからベースメイク、ポイントメイクまで、肌タイプや輪郭、パーツの形別に細かく解説。また、セイラさんをモデルにむかえ、3パターンのメイクルックも公開しています。同誌の発売にあわせ、カエスム運営の「NYLON JAPAN」のSNSにて制作時のメイキングやコメント、イメージムービーが随時公開予定。全国の「Wonjungyo」を取り扱うバラエティショップでは、“中身チラ見せBOOK”の配布も予定しています。■書誌概要書誌名(仮):WONJUNGYO 韓国 MAKEUP BOOK出版:カエルム発売日:2023年11月30日(木)定価:1,980円(フォルサ)
2023年10月29日展覧会「キース・ヘリング展アートをストリートへ」が、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーにて2023年12月9日(土)から2024年2月25日(日)まで開催される。「キース・ヘリング展アートをストリートへ」1980年代のニューヨークを中心に地下鉄駅構内やストリートといった“日常”にアートを拡散させることで、混沌とする社会へ強いメッセージを発信したアメリカ出身の画家、キース・ヘリング。31年間の生涯のうちアーティストとしての活動期間はわずか10年ほどだが、「アートはみんなのために」という信念のもと制作された作品は、今なお世界中の人々の感動を呼んでいる。「キース・ヘリング展アートをストリートへ」には、版画シリーズ「イコンズ」などアイコニックなものから、6メートルに及ぶ大型アートまで、150点の作品が集結。社会に潜む暴力や不平等を訴え、人類の未来と希望を子どもたちに託したキース・ヘリングのアートを体感できる。活動初期に描かれた「サブウェイ・ドローイング」展覧会は時系列やテーマに沿った6章で構成。第1章「Art in Transit 公共のアート」では、ニューヨークの地下鉄駅構内の広告板に貼られた黒い紙にチョークで絵を描く「サブウェイ・ドローイング」にフォーカス。猿のような動物が大勢の人々に持ち上げられている社会風刺的な作品や、新年の挨拶のようなコミュニケーションツールとして制作された作品など、活動初期のアートが並ぶ。制作の幅を広げた多彩な作品第3章「Pop Art and Culture ポップアートとカルチャー」は、異なる文化が混じり合う1980年代ニューヨークが舞台。キース・ヘリングがクラブ・シーンから大きな影響を受け、舞台芸術や広告、音楽などと関わりながら制作の幅を広げていった様を辿る。6メートルを超える大型アート注目は、横幅6メートルを超える巨大アート。黒人歴史月間にニューヨークの芸術劇場で行われたダンス・パフォーマンスの舞台背景として制作されたもので、大画面いっぱいに黒い線でダンサーが躍るように描かれている。アンディ・ウォーホールとのコラボレーション作品また、ポップアートの代表的作家であるアンディ・ウォーホールとの貴重なコラボレーションアート《アンディ・マウス》も登場。キース・ヘリングが幼少期から影響を受けた“ミッキーマウス”とアンディ・ウォーホールを融合させた作品で、豊かな色彩からは商業印刷から導入されたシルクスクリーンの巧みな技法が見て取れる。大衆へのメッセージキース・ヘリングは大衆へダイレクトにメッセージを伝えるため、ポスターという媒体を用いた。展覧会では社会の無関心を告発するために制作された《沈黙は死》や、ポジティブな投げかけによって識字率向上の解決を促す《楽しさで頭をいっぱいにしよう!本を読もう!》といったポスターを用意する。また、アートを富裕層だけでなく大衆に届けたいと考えたキース・ヘリングは、彼らとコミュニケーションを取りながら自身がデザインした商品を販売。中でも20枚の絵画の連なりからひとつのストーリーを想像させる《赤と青の物語》は、子供たちだけでなく大人にも訴えかける視覚言語が用いられた代表的な作品だ。現在に至るまで親しまれる絵本の実物から、キース・ヘリングのメッセージを受け取ってみてほしい。《イコンズ》の「ラディアント・ベイビー」など有名作もその他、資本主義に翻弄され不平等や争いがはびこる社会などを淡々と描いた《ブループリント・ドローイング》や、最後の個展に出品された大作《無題》、《イコンズ》に描かれた光り輝く赤ん坊、通称「ラディアント・ベイビー」など、観賞する人の数だけ意味が生まれる作品たちを間近で見ることができる。【開催概要】「キース・ヘリング展アートをストリートへ」会期:2023年12月9日(土)~2024年2月25日(日)会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階開場時間:日~木 10:00~19:00、金・土 10:00~20:00※最終入場は閉館の30分前まで。※12月31日(日)~1月3日(水)の開館時間は11:00~18:00。※会期中無休。■通常チケット発売日時:11月11日(土)10:00~入館料:・一般、大学生・専門学校生 2,200円・中高生 1,700円・小学生 700円※事前予約制(日時指定券)を導入。※未就学児無料。※障がい者手帳提示で半額、付添は1名まで無料(当日分のみ)。※チケットに関する注意事項は展覧会公式サイトを参照。■特別先行ペア割引販売期間:10月14日(土)10:00~11月10日(金)23:59 ※各時間上限に達し次第販売終了。対象期間:12月9日(土)~12月31日(日)価格:2,200円 ※購入には別途手数料がかかる。<巡回情報>・神戸会場 2024年4~6月・福岡会場 2024年7~9月・名古屋会場 2024年9~11月・静岡会場 2024年11月~2025年1月・水戸会場 2025年2~4月(予定)【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(9:00~20:00/ハローダイヤル)
2023年10月15日ウォン・カーウァイの初期の作品『いますぐ抱きしめたい』と『欲望の翼』の4Kレストア版が上映される特集上映「ウォン・カーウァイ ザ・ビギニング」より予告編が解禁された。昨年、ウォン・カーウァイ監督作品『恋する惑星』、『天使の涙』、『ブエノスアイレス』、『花様年華』、『2046』が、4Kレストア版で劇場公開され大ヒットを記録したが、その際上映されなかったデビュー作『いますぐ抱きしめたい』と、レスリー・チャンやマギー・チャンら豪華キャストで贈る監督第2作品『欲望の翼』が、4Kレストア版でいよいよ12月に劇場公開される。この度解禁された『いますぐ抱きしめたい』の予告編は、4Kレストア版の上映にあたってフランスで新たに作成されたオリジナル版。さらに『欲望の翼』はデジタルリマスター版上映時に作成された予告編が4Kレストア版として復活した。4Kレストア版でスクリーンに蘇る「絶対に観るべき」初期傑作二作品に、さらなる注目が集まりそうだ。特集上映「ウォン・カーウァイザ・ビギニング」は12月8日(金)よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月06日特集上映「ウォン・カーウァイ ザ・ビギニング」として、ウォン・カーウァイが監督を務めた『いますぐ抱きしめたい』と『欲望の翼』を4Kレストア版で上映。2023年12月8日(金)より、東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて劇場公開される。ウォン・カーウァイのデビュー作&2作目を4Kレストア版で特集上映「ウォン・カーウァイ ザ・ビギニング」では、ウォン・カーウァイの初期の傑作映画2作品を4K レストア版で劇場公開する。2022年に『恋する惑星』や『天使の涙』、『ブエノスアイレス』、『花様年華』、『2046』といった作品が4Kレストア版で公開されヒットを飛ばしたのも記憶に新しいウォン・カーウァイ作品だが、その時に上映されなかった『いますぐ抱きしめたい』『欲望の翼』の再上映を希望する声がファンの間で上がったことから今回の特集上映が実現した。世界にその名を知らしめたデビュー作『いますぐ抱きしめたい』ウォン・カーウァイのデビュー作である『いますぐ抱きしめたい』は、世界にウォン・カーウァイの名を知らしめた作品。ヒーローでもマフィアでもない若者たちを主人公に、友情と悲恋をロマンティックに描き出し、それまでの香港ノワール映画にはなかった美しくエモーショナルな世界観を提示した。まどろみと疾走、幸福と喪失、夜闇とネオン、といった情感的な表現と、“遅くて速い”アンドリュー・ラウによる撮影にも注目だ。主人公のアンディをアンディ・ラウが演じ、従姉妹のマギーをマギー・チャン、アンディの弟分ジャッキーをジャッキー・チュンが演じている。尚、『いますぐ抱きしめたい』が劇場公開されるのは2005年以来となり、今回は18年ぶりにスクリーンに登場することとなる。レスリー・チャンら豪華スターが共演、2作目『欲望の翼』一方、第2作目である『欲望の翼』は、1960年香港の都市を舞台に、自由を求める若者たちの孤独と恋愛模様を描いた群像劇。メロウでメランコリックな雰囲気を特徴としており、プイグや村上春樹など文学作品からの影響が見て取れる。また、ラテン音楽を起用したり、レスリー・チャン、マギー・チャンら大スター6人が出演していたりと、見所満載の映画だ。また、のちにウォン・カーウァイが何度もタッグを組むクリストファー・ドイルをはじめて撮影監督に迎え、ムードや気配を際立たせる詩的なスタイルを確立。尚、今回の上映では、デジタル・リマスター版ではカットされていた約1分間のシーンが復活。マギー・チャンのシーンを含めた、オリジナル・バージョンでの公開となる。あらすじ映画『いますぐ抱きしめたい』あらすじ香港の暗黒街でヤクザな暮らしを送るアンディ(アンディ・ラウ)のもとに、これまで会ったことのない従姉妹のマギー(マギー・チャン)がランタオ島から訪れる。そこへアンディの弟分ジャッキー(ジャッキー・チュン)から電話が入る。借金の取り立てにてこずるジャッキーを助けるべく、アンディは夜の街へと走り出した。その帰り道、アンディは恋人からある衝撃的な言葉を聞かされる。これをきっかけにアンディとマギーは急接近するが、今度は借金取りに追われる側となってしまったジャッキーを助けに向かったアンディは、そこでトラブルに巻き込まれてしまう。身も心もボロボロになったアンディは、ランタオ島に戻ったマギーと愛の日々を過ごすが、再びジャッキーが問題を起こし駆けつけたアンディを待っていたのは……。映画『欲望の翼』あらすじ「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」ヨディ(レスリー・チャン)はサッカー場の売り子スー(マギー・チャン)にそう話しかける。ふたりは恋仲となるも、ある日ヨディはスーのもとを去る。ヨディは実の母親を知らず、そのことが彼の心に影を落としていた。ナイトクラブのダンサー、ミミ(カリーナ・ラウ)と一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブ(ジャッキー・チュン)と出くわし、サブはひと目で彼女に恋をする。スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へと足を向け、夜間巡回中の警官タイド(アンディ・ラウ)はそんな彼女に想いを寄せる。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する若者たちのそれぞれの運命と恋──やがて彼らの醒めない夢は、目にもとまらぬスピードで加速する。【詳細】「ウォン・カーウァイ ザ・ビギニング」公開日:2023年12月8日(金)~場所:Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下住所:東京都渋谷区渋谷 1-24-12 渋谷東映プラザ■ムビチケ前売り券 1,500円発売日:9月8日(金)~ オンライン券のみ〈上映作品〉・『いますぐ抱きしめたい』4K レストア版出演:アンディ・ラウ、マギー・チャン、ジャッキー・チュン、アレックス・マン監督・脚本:ウォン・カーウァイ製作:ローヴァー・タン撮影:アンドリュー・ラウ美術:ウィリアム・チャン1988年/香港/カラー/99分©1988 eSun High-Tech Limited All Rights Reserved.・『欲望の翼』4K レストア出演:レスリー・チャン、マギー・チャン、カリーナ・ラウ、ジャッキー・チュン、アンディ・ラウ、レベッカ・パン、トニー・レオン監督・脚本:ウォン・カーウァイ製作:ローヴァー・タン製作総指揮:アラン・タン撮影:クリストファー・ドイル美術:ウィリアム・チャン1990年/香港/カラー/97分©1990 eSun High-Tech Limited All Rights Reserved.
2023年10月05日キム・レウォン、イ・ジョンソク、チャウヌら豪華共演によるサウンドパニックアクション大作『デシベル』から、元海軍副長を演じるキム・レウォンの場面写真が到着した。大都会・釜山を舞台に、騒音反応型爆弾テロを起こす天才爆弾魔(イ・ジョンソク)と標的にされた元海軍副長カン・ドヨン(キム・レウォン)との攻防を描く本作。今回解禁された場面写真ではキム・レウォン演じる元海軍副長カン・ドヨンが、大都市に仕掛けられた騒音反応型爆弾(サウンドボム)を見つけるため、傷だらけ&汗だくになりながら駆け回るシーンや深刻な表情で何かを語るシーンとなっている。爆弾テロを防ぐため、激しい爆風の中、繰り広げられるカーチェイスや、プールに仕掛けられた爆弾の爆発を未然に防ぐため、軍服のままダイブし水中を潜って探し回るなど、目の前に次々登場する障害をクリアしていかなければならない本作。かつて“100万ドルの笑顔”ともいわれるキラースマイルが代名詞となっていたキム・レウォンはその笑顔を封印、誠実で熱血漢のヒーローとして孤軍奮闘する。様々なアクションをこなすために努力をしたと明かした主演のキム・レウォンは、「初めてシナリオを見てたくさんのアクションシーンがあると思いました。最初はスタントを使おうと思って、カーチェイスもCGやスタントにしようと考えたのですが、現場に行ってファン・イノ監督とたくさん相談していくうちに、映画の完成度を高めるために、最善の選択として、自分がアクションシーンも全部演じることにしました。アクションシーンは比較的に満足できたと思います」と撮影をふり返った。また共演したチョ・ダルファンは、劇中でキム・レウォンがグラスコップを割るシーンに言及し、「リハーサルをする時に、本当のガラスだから気をつけるようにと言ったのに、感情を入れすぎて本当に手を切っていた。それほどキム・レウォンの集中度が高かった」と称賛のコメントを寄せている。『デシベル』は11月10日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月20日韓国のトップスター、キム・レウォンと実力派俳優イ・ジョンソク、人気K-POPボーイズグループ「ASTRO」のチャウヌらが出演するサウンドパニックアクション『デシベル』の映画前売券付きブロマイドが、本日9月8日正午より販売開始された。大都会・釜山を舞台に、騒音反応型爆弾テロを起こす天才爆弾魔と標的にされた元海軍副長との攻防戦を描く本作。騒音反応型爆弾テロを防ぐために孤軍奮闘する元海軍副長カン・ドヨンを演じるのは、キム・レウォン。高IQの凶悪テロリストを演じるのは、イ・ジョンソク。そして、K-POPボーイズグループ「ASTRO」のチャウヌがデビュー後、映画初出演を果たし、信念のある海軍潜水艦音響探知下士官として新たな一面を見せる。あらゆる音が脅威になるかつてない設定、臨場感溢れる爆破シーン、手に汗握るアクション、息もつかせぬ展開が観客を魅了し、韓国興行収入ランキング初登場第1位を記録。圧倒的なスケールで贈るサウンドパニックアクションが日本に上陸する。今回、エンタメプリントで販売するブロマイドは、あらかじめ申し込みサイトで購入手続き・決済を行った上で、映画の前売券が付いたブロマイドを大判の2Lサイズ(横178×縦127mm)の写真用紙に高画質でプリントするもの。映画鑑賞の記念に保管することもできる。絵柄は全10種類(人物:5種選択/絵柄:2種ランダム、キム・レウォン、イ・ジョンソク、チャウヌ、チョン・サンフン、パク・ビョンウン各2種)で、販売価格は1,700円(映画前売り券:1,500円、ブロマイド:200円の合計・税込)。決済後に発行されるプリント番号をマルチコピー機(※)に入力することで出力、各劇場のホームページなどで上映日時や座席を指定のうえ、映画を楽しめる(※対象店舗:ファミリーマート、ローソン一部の店舗を除く)。なお、ブロマイド購入者を対象に『デシベル』日本版のポスターが抽選で当たるキャンペーンも実施されている。『デシベル』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月08日トップスターのキム・レウォン、人気と実力を併せ持つイ・ジョンソク、俳優としても活躍目覚ましいK-POPボーイズグループ「ASTRO」のチャウヌらが共演するサウンドパニックアクション『デシベル』から、豪華出演者の登場シーンによる場面写真が一挙9点解禁された。大都会・釜山を舞台に、騒音反応型爆弾テロを起こす天才爆弾魔(イ・ジョンソク)と標的にされた元海軍副長カン・ドヨン(キム・レウォン)との攻防を描く本作。今回解禁された場面写真は、キム・レウォン演じる元海軍副長カン・ドヨンが、大都市に仕掛けられた騒音反応型爆弾(サウンドボム)を見つけるため、傷だらけ&汗だくになりながら孤軍奮闘するシーンや、スタジアムで脅迫を受ける重要なシーン。また、イ・ジョンソク演じる天才爆弾魔が自らに爆弾を巻き付け脅迫するシーンや白衣姿で戦うシーンなど、緊張感が漂うものばかりが到着。そのほかにも、そんな両者の戦いに図らずも巻き込まれることとなったチョン・サンフン演じるテロ事件を追う特ダネ記者オ・デオや、突如発生したテロに対し市民の安全を確保するために奔走するパク・ビョンウン演じる軍事安保支援司令部要員チャ・ヨンハン。カン・ドヨンの妻で爆発物を解体するために尽力するイ・サンヒ演じる海軍爆発物処理班一等軍曹チャン・ユジョンなど、新たなキャラクターも公開され、無差別爆弾テロに翻弄される人々の様子を確認することができる。そして本作の物語のカギを握る、チャウヌ(ASTRO)演じる海軍潜水艦“ハルラ”の乗組員で、鋭い聴覚を生かして水中の音響情報を分析し識別する役割を担う海軍潜水艦音響探知下士官のチョン・テリョンの凛々しい姿も披露されている。ベテランから若手まで超豪華キャスト陣による白熱の演技バトルにも注目だ。『デシベル』は11月10日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月06日ウォン・カーウァイ監督のデビュー作『いますぐ抱きしめたい』と2作目『欲望の翼』の初期2作品が4Kレストア版で蘇り、特集上映「ウォン・カーウァイザ・ビギニング」として12月8日(金)よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下にて劇場公開が決定。オリジナル・ビジュアルも解禁された。昨年、作品『恋する惑星』『天使の涙』『ブエノスアイレス』『花様年華』『2046』が、4Kレストア版で劇場公開され大ヒットを記録したのも記憶に新しいウォン・カーウァイ監督。今回は、上映されなかったデビュー作『いますぐ抱きしめたい』(88)と、レスリー・チャンやマギー・チャンら豪華キャストで贈る監督第2作品『欲望の翼』(90)。ファンの間で再上映を熱望する声が大きくなり、4Kレストア版で劇場公開されることとなった。『いますぐ抱きしめたい』は2005年の劇場上映以来(ハーク調べ)の劇場公開となり、実に18年ぶりにスクリーンに登場。『欲望の翼』は近年劇場公開されたデジタル・リマスター版ではカットされていたマギー・チャンのシーンが復活したオリジナル版での上映となる。9月8日(金)より、ムビチケ前売り券(税込1,500円、オンライン券のみ)が発売予定。デビュー作『いますぐ抱きしめたい』4Kレストア版まどろみと疾走、刹那の幸福と永遠の喪失、夜闇とネオン……ウォン・カーウァイが第1作にして最高速度のロマンティックを爆発させる。『インファナル・アフェア』(監督兼)『恋する惑星』アンドリュー・ラウの「遅くて速い」唯一無二の撮影で、ヒーローでもマフィアでもない若者たちを主人公に友情と悲恋を描き、それまでの香港ノワール映画にない、美しくエモーショナルな世界観を確立した。1989年カンヌ映画祭批評家週間カメラドール(新人監督賞)、香港電影金像奨9部門(作品賞・監督賞含む)ノミネート。世界にその名を轟かせた“伝説的”デビュー作。【ストーリー】香港の暗黒街でヤクザな暮らしを送るアンディ(アンディ・ラウ)のもとに、これまで会ったことのない従姉妹のマギー(マギー・チャン)がランタオ島から訪れる。そこへアンディの弟分ジャッキー(ジャッキー・チュン)から電話が入る。借金の取り立てにてこずるジャッキーを助けるべく、アンディは夜の街へと走り出した。その帰り道、アンディは恋人からある衝撃的な言葉を聞かされる。これをきっかけにアンディとマギーは急接近するが、今度は借金取りに追われる側となってしまったジャッキーを助けに向かったアンディは、そこでトラブルに巻き込まれてしまう。身も心もボロボロになったアンディは、ランタオ島に戻ったマギーと愛の日々を過ごすが、再びジャッキーが問題を起こし駆けつけたアンディを待っていたのは…。レスリー・チャン、マギー・チャンら豪華共演『欲望の翼』4Kレストア版1960年香港、都市に生き、自由を求める若者たちの孤独と恋愛模様を描いた群像劇。のちに何度もタッグを組むクリストファー・ドイルをはじめて撮影監督に迎え、説明や構成よりもムードや気配を際立たせる詩的なスタイルを確立した第2作。マヌエル・プイグや村上春樹など文学作品からの影響、ラテン音楽の起用、レスリー・チャンら大スター6人の豪華共演と、全ての要素が奇跡的なバランスで絡み合う『欲望の翼』は、メロウでメランコリックなWKW映画のひとつの特異点と言える。1991年香港電影金像奨5部門(作品賞、監督賞、最優秀男優賞、美術賞、撮影賞)受賞。デジタル・リマスター版ではカットされていた約1分間のシーンが復活し、オリジナル・バージョンでの公開となる。【ストーリー】「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ」。ヨディ(レスリー・チャン)はサッカー場の売り子スー(マギー・チャン)にそう話しかける。ふたりは恋仲となるも、ある日ヨディはスーのもとを去る。ヨディは実の母親を知らず、そのことが彼の心に影を落としていた。ナイトクラブのダンサー、ミミ(カリーナ・ラウ)と一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブ(ジャッキー・チュン)と出くわし、サブはひと目で彼女に恋をする。スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へと足を向け、夜間巡回中の警官タイド(アンディ・ラウ)はそんな彼女に想いを寄せる。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する若者たちのそれぞれの運命と恋――やがて彼らの醒めない夢は、目にもとまらぬスピードで加速する。特集上映「ウォン・カーウァイザ・ビギニング」は12月8日(金)よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月06日フェティコ(FETICO)の2024年春夏コレクションが2023年8月28日(月)に東京・寺田倉庫で発表された。フェイ・ウォンをミューズに、ソフィ・カルの作品集にも思いを馳せて今季のミューズとして捉えたのは、香港のシンガーソングライターで俳優のフェイ・ウォン。ウォン・カーウァイが監督を務めた青春映画『恋する惑星』などに出演したフェイ・ウォンは、1990年代にアジアン・ポップスの女王として名を馳せた人物だ。また、ステージ上では前衛的な衣装を、プライベートでは90年代らしい洗練された衣服を身に纏い、当時のファッションアイコンとしても注目を集めた。そしてもう1つの着想源となったのは、フェティコのデザイナー・舟山瑛美が久しぶりに訪れたパリでふと手に取ったという、フランスの現代美術家ソフィ・カルの作品集『THE HOTEL』。イタリアのクラシカルなホテルでメイドとして働いていたソフィが、旅行客が過ごした空間をカメラで記録した非常にプライベートな作品集で、好奇心とスリルが混ざり合う刺激的な一冊となっている。今季は、そんなフェイ・ウォンと作品集『THE HOTEL』にヒントを得ながら、舟山が追求する女性の美しさを引き立てるコレクションを提案していく。ステージ衣装を思わせるドレスやジャケットまず最初に注目したいのは、フェイ・ウォンのステージ上の衣装を思わせる、90年代のシルエットを落とし込んだアイテム。レースのように繊細なサマーウールのミニドレスや、透け感のあるシルクコットンに艶のある素材を合わせたジャケットやパンツなど、センシュアルな肌見せを叶えるエレガントなピースが展開された。壁紙やベッドフレームをイメージパジャマ風のシャツとパンツのセットアップやベロアのボディスーツに落とし込まれた芍薬柄は、作品集『THE HOTEL』に登場する壁紙から着想を得たもの。また、ベッドフレームの装飾をパンチング加工によって表現した、ワイドなデニムパンツも提案された。ランジェリーディテールこれまでのコレクションでも繰り返し提案されてきたランジェリーディテールは、パープルとブラックでコントラストを効かせたキャミソールドレスや、コルセットのラインを取り入れたロングドレスなど随所に。また今季は、サイドのカットアウトが印象的なスイムウェアも展開される。ブランド初のバッグブランド初となるバッグとして、がま口のクロージャーがアクセントになったハンドバッグと、ボクシーなトートバッグもランウェイに。いずれも『THE HOTEL』のインテリアを思わせる薔薇柄がエンボス加工で表現された、エレガントなデザインが魅力的だ。さらにブラン(BLANC.)とのコラボレーションサングラスや、ラインストーンとスタッズが施されたクロッグシューズも発表された。
2023年08月31日キム・レウォン、イ・ジョンソク、チャウヌらの豪華競演で、騒音反応型爆弾テロを描く『デシベル』から、予告編&メインビジュアルが解禁となった。大都会・釜山を舞台に、騒音反応型爆弾テロを起こす天才爆弾魔と標的にされた元海軍副長との攻防戦を描く本作。予告編の冒頭では、5万人のサポーターが応援を繰り広げる韓国釜山のサッカースタジアム。熱狂の中心部に近づくにつれ増していく音の強さ<デシベル>。ゴールの瞬間大歓声と共に爆発が起きてしまう…。「100dBの騒音で爆発する新型爆弾が市内に」イ・ジョンソク演じる天才爆弾魔からの突然の電話で告げられた無差別爆弾テロ予告。ターゲットにされたのは、キム・レウォン演じる元海軍副長カン・ドヨン。制限時間は60分。街中に仕掛けられた騒音反応型爆弾(サウンドボム)を探し出せるのか…。窮地に立たされ孤軍奮闘する元海軍副長の前に、笑顔で立ちはだかる凶悪テロリスト。鎮まることを知らない大都市で、止まらない大爆発。そしてそのテロ行為はついにドヨンの家族にまで及ぶことになる…。チャウヌ、チョン・サンフン、パク・ビョンウンほか豪華キャストも登場し、未曾有のサウンドパニックアクションが開幕する!映画前売券付きのブロマイド併せて、メインビジュアルも解禁。元海軍副長(キム・レウォン)vs天才爆弾魔(イ・ジョンソク)の間で巻き起こる騒音との緊迫した戦いが、音の強さの波形の中に刻まれた恐怖感を煽るビジュアルが完成。さらに、本作の特典付き前売券が9月8日(金)より発売決定。映画前売券付きのブロマイドは10種。また、ブロマイド購入者を対象に日本版のポスターが抽選で当たるキャンペーンも開催される。ムビチケ前売り券『デシベル』は11月10日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月29日「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」のキム・レウォン、「ビッグマウス」『THE WITCH/魔女―増殖―』のイ・ジョンソク、「女神降臨」「アイランド」のチャウヌで贈るサウンドパニックアクション『デシベル』が11月10日(金)より公開決定。ティザービジュアルが解禁された。舞台は、釜山。騒音反応型爆弾テロを起こす高IQ爆弾魔と標的にされた元海軍副長との攻防戦を描く本作。騒音反応型爆弾テロを防ぐために孤軍奮闘する元海軍副長カン・ドヨンを演じるのは、ドラマ「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」や映画『最も普通の恋愛』など、作品ごとにロマンチックな雰囲気と圧倒的なカリスマ性を発揮してきたキム・レウォン。カーチェイス、水中撮影、ワイヤーアクションまでスタントなしのアクションに挑んでいる。また、高IQの凶悪テロリストを演じるのは、ドラマ「ビッグマウス」から「ロマンスは別冊付録」、映画『THE WITCH/魔女―増殖―』などまで、ジャンルを問わない演技力で抜群の存在感を放つイ・ジョンソク。悲しみを背負いながら狂気に満ちたテロリストを熱演する。ドラマ「私のIDはカンナム美人」「女神降臨」で主演を務め、漫画から飛び出してきたようなビジュアルで知られ、日本でも絶大な人気を誇るK-POPボーイズグループ「ASTRO」のチャウヌがデビュー後、映画初出演を飾り、信念のある海軍潜水艦音響探知下士官として新たな一面を見せる。併せて解禁されたティザービジュアルには、サッカー観戦で約5万人が集まる、騒音制御不能な「釜山アシアード競技場」で音に反応する特殊爆弾による爆発の瞬間が切り取られている。イ・ジョンソク演じるテロリストの目的とは…?スケール感あふれる物語に期待がかかるサウンドパニックアクション。豪華キャストの競演に、あらゆる音が脅威になるかつてない設定、臨場感溢れる爆破シーン、手に汗握るアクション、息もつかせぬ展開が観客を魅了し、韓国では興行収入ランキング初登場第1位(2022年11月16日 BOX OFFICE MOJO調べ)を記録している。『デシベル』は11月10日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月26日トミー ジーンズ(TOMMY JEANS)とアーティストのキース・ヘリング(Keith Haring)のコラボレーションによるカプセルコレクションが登場。トミー ヒルフィガー 表参道店などにて販売される。キース・ヘリングのアートワークを配したメンズ&ウィメンズウェア1980年代のニューヨークカルチャーに大きな影響を与えたトミー ジーンズとキース・ヘリング。今回のカプセルコレクションでは、キース・ヘリングのグラフィックを描いたメンズウェアやウィメンズウェア、アクセサリーなど、計28種のアイテムを展開する。バーシティジャケットに“ハート”をオンキーアイテムともいえるレッドのバーシティジャケットは、右胸にシェニール織の“ハートの顔”を、袖部分に「ダンシングドッグ」のモチーフをあしらった一着。袖部分の素材をレザーに切り替えているのもポイントだ。人型モチーフをデニムジャケットにユニセックスで着られるデニムジャケットには、キース・ヘリングおなじみの“人型”モチーフをはじめとする様々なアートワークを、ワッペンや刺繍といった形でふんだんに取り入れた。シンプルなコーディネートにもアクセントを加えてくれるような、賑やかなデザインに仕上がっている。ユニークなTシャツもカラーによってバックのデザインを変えたクルーネックTシャツも登場。“マスクを被ったキース・ヘリング”をはじめとする9枚のポラロイド写真をバックにあしらったホワイトTシャツは、特にユニークさが光る一枚だ。そのほか、スウェットパーカーやショートパンツなどがラインナップする。【詳細】トミー ジーンズ×キース・ヘリング カプセルコレクション発売日:2023年5月20日(土)取扱店舗:トミー ヒルフィガー 表参道店、心斎橋店、トミー ジーンズ ルミネエスト新宿店、ルクア大阪店、ファーストハンド レイヤード ミヤシタパーク、トミー ヒルフィガー公式オンラインストア、ファーストハンド公式オンラインストアアイテム例:・バーシティジャケット 75,900円・デニムジャケット 34,100円・クルーネックTシャツ 8,800円・スウェットパーカー 24,200円・マルチカラーショーツ 13,200円【問い合わせ先】トミー ヒルフィガー カスタマーサービスTEL:0120-266-484
2023年05月25日現代最高のジャズ・ピアニストのひとり、キース・ジャレットの未発表クラシック録音『C.P.E. バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集』が、7月5日(水)にリリースされることが発表された。1994年5月に自宅スタジオで録音されたまま、約30年間眠っていたという今回の録音には、『ヴュルテンベルク・ソナタ』全6曲が収録されている。キース曰く「チェンバロ奏者による『ヴュルテンベルク・ソナタ』を聴いて、ピアノ版のための可能性が残されていると感じた」とコメント。初期C.P.E.バッハの代表作を、現代最高峰の即興演奏家でもあるキース・ジャレットがどのように表現するのか興味津々、7月5日(水)のリリースが実に待ち遠しい。J.S.バッハの次男であるC.P.E.バッハの『ヴュルテンベルク・ソナタ』が作曲されたのは、1742年から43年。ベルリンのフリードリヒ大王の宮廷においてC.P.E.バッハに師事したヴュルテンベルク公爵カール・オイゲンに捧げられた作品だ。翌44年に出版されたこの曲は、バロックと古典派の間の時代を代表する傑作として高く評価されている。過去の録音においては、カナダの鬼才グレン・グールドによる同曲の「第1番」が圧倒的に有名だが、全曲録音が成されなかっただけに、今回のキースによる全曲録音の価値は高い。キースが本作を録音したのは、C.P.E.バッハの父親J.S.バッハの音楽を好んで演奏していた時期のこと。『J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻』(1987年2月録音)、『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』(1989年1月録音)、『J.S.バッハ:フランス組曲』、キム・カシュカシャンとの『J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集』(ともに1991年9月録音)といったアルバムの素晴らしさを実感しているファンにとっては最高のプレゼントとなりそうだ。キース・ジャレット『C.P.E. バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集』2023年7月5日(水)発売SHM-CD:UCCE-2104/5 5280円(税込)CD 11-3. ソナタ 第1番 イ短調4-6. ソナタ 第2番 変イ長調7-9. ソナタ 第3番 ホ短調CD 21-3. ソナタ 第4番 変ロ長調4-6. ソナタ 第5番 変ホ長調7-9. ソナタ 第6番 ロ短調録音:1994年5月ケイヴライト・スタジオキース・ジャレット 公式サイトキース・ジャレット ミュージック
2023年05月24日「キース・ヘリング:NYダウンタウン・ルネサンス」展が、山梨の中村キース・ヘリング美術館にて2023年6月3日(土)から2024年5月6日(月)まで開催される。80年代アメリカ美術を代表するストリート・アーティスト、キース・へリングキース・へリングは、1980年代のアメリカ美術を代表するストリート・アーティスト。彼が生きた1970年代~80年代のニューヨークは、パンク・ロックやヒップホップファッションなど新たなカルチャーの誕生に伴い、成功を目指す人々が世界中から集まる夢と希望に満ちた街であった一方、ドラッグや犯罪が蔓延し、明るさと闇が混ざり合うスリリングな街であった。そんな80年代の激動の社会の中で生まれたへリングの作品には、命に関わる感染症との共生、児童福祉教育や人権問題をはじめとする持続可能な社会実現に向けた課題などが含まれている。写真や資料と共にキース・へリングの収蔵作品を紐解く展覧会「キース・ヘリング:NY ダウンタウン・ルネサンス」展では、80年代のニューヨークにおける「アンダーグラウンド・カルチャ ー」「ホモエロティシズムと HIV・エイズ」「社会に生きるアート」「ニューヨークから世界へ」の4つの視点から、中村キース・ヘリング美術館にて収蔵するキース・へリングの作品を紐解いていく。本展では、ニュー ヨークの小児病棟で患者である子どもたちのために制作された幅5mを越す作品《マウント・サイナイ病院のための壁画》を日本初公開。世界的にも34年ぶりの公開となる本作品は、へリングが子どもたちの未来のためにどのように貢献してきたのかを表す重要な作品として位置付けられている。また、へリングが注目されるきっかけとなったニューヨーク市地下鉄で制作された「サブウェイ・ドローイング」のドキュメント写真や平面作品も展示。さらに、磯崎新が改修を担当し、ヘリングが壁画を描いたクラブ「ザ・パラディアム」を篠山紀信が撮影した写真など、ニューヨークアンダーグラウンドの盛り上がりが感じられる資料も紹介する。【詳細】「キース・ヘリング:NYダウンタウン・ルネサンス」会期:2023年6月3日(土)~2024年5月6日(月)会場:中村キース・ヘリング美術館住所:山梨県北杜市小淵沢町10249-7休館日:定期休館日なし ※展示替え・メンテナンス等のため臨時休館する場合あり。開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)観覧料:大人 1,500円、16歳以上の学生 800円、障がい者手帳所持者 600円、15歳以下 無料※各種割引の適用には身分証明書の提示が必要
2023年04月29日チャールズ&キース(Charles & Keith)から、ピクサーアニメーション『トイ・ストーリー3』に登場するキャラクター「ロッツォ」をモチーフにした「ピクサー ロッツォ コレクション(PIXAR LOTSO COLLECTION)」が登場。2022年11月22日(火)より全国のチャールズ&キース ストアほかにて順次発売される。『トイ・ストーリー3』のロッツォモチーフのコレクション「ピクサー ロッツォ コレクション」と題したコレクションでは、ピクサーアニメーション『トイ・ストーリー3』に登場するピンク色のクマのキャラクター「ロッツォ」をフューチャー。ロッツォカラーのマゼンダやピンクなどのビビッドカラーをベースに、ロッツォの魅力を感じられるディテールを施したバッグやシューズ、小物アクセサリーがラインナップする。ロッツォフェイス×ふわふわファーバッグ中でも注目は、ぬいぐるみらしさが感じられるふわふわのファー素材を全面に使用し、正面に愛らしいロッツォの顔をデザインした「ロッツォ ファーリー チェーンハンドルバッグ」。コーディネートの主役になるインパクト抜群の一品だ。バイカラーチェーンストラップと、斜め掛けができるロングストラップ付きのため、気分やスタイルに合わせた使い方が可能。さらに、リップなどの小物が入る、キュートなミニマルサイズのバッグも展開される。ロッツォ&花モチーフのチャームをあしらったバッグやシューズもまた、ロッツォの顔と花モチーフのチャームを飾ったアイテムにも注目。「ロッツォ キーチャーム ファーリー トートバッグ」は、ハンドル下のチャームがアクセントの、デイリー使いしやすいデザインだ。「ロッツォ チェーン エンベリッシュド プラットフォーム ミュール」には、ロッツォの顔や花、そして苺をモチーフとしたチェーン付きチャームをオン。ボリュームたっぷりのタンクソールと、ラフ感あるバックオープンスタイルで、重くなりすぎないバランスに仕上げた。【詳細】チャールズ&キース「ピクサー ロッツォ コレクション」発売日:2022年11月22日(火)取扱店舗:全国のチャールズ&キース ストア、公式オンラインストア価格例:・ロッツォ ファーリー チェーンハンドルバッグ 14,900円・ロッツォ ガールズ ファーリー ロッツォ ミニバッグ 8,500円・ロッツォ キーチャーム ファーリー トートバッグ 14,900円・ロッツォ チェーン エンベリッシュド プラットフォーム ミュール 13,900円
2022年11月24日ウォン・カーウァイ監督が自ら監修した最新4Kレストア・ニューマスター版5作品が、2022年にリバイバルロードショーされ、全国の劇場で連日満席御礼となる大ヒット。この度、その5作品の待望のUHD&Blu-ray発売が決定した。多くの劇場でロングランとなり、一部劇場では2022年ナンバーワンの興行成績を記録した「WKW 4K ウォン・カーウァイ監督作品」は、初期公開時のファンのみならず、初観賞となる20代・30代のファンも獲得した。今回、5作品全てを日本初4K UHD(Ultra HD Blu-ray)化。4Kマスターを使用したBlu-rayも同時リリース。『花様年華』『ブエノスアイレス』2作品のUHDは4K HDRマスターを採用し、劇場公開時よりさらにハイグレードな映像規格で収録。ほか3作品『恋する惑星』『天使の涙』『2046』はHDRマスターが存在せず、4K SDRでの収録となる。各作品には特典映像&書き下ろし解説リーフレットを収録(※特典情報は随時追加・更新)。4Kレストアに伴い、映像・音声の向上のみならず、一部作品では本編編集やアスペクト比、音楽、テロップなどが変更されて蘇った。『恋する惑星』にはUHD5作品を収納可能なBOXを付属した初回生産限定アイテムも同時リリース。また、ウォン・カーウァイプロデュース作『大英雄』『初恋』の初Blu-ray化、および監督作『楽園の瑕』Blu-ray再リリースも決定した。ウォン・カーウァイは、「観客は、その作品を初めて見た時の記憶が強烈に残っているものです。そのことに私は気づき、今回のレストア化は単なる焼き直しではなく、新たに生まれ変わった作品を公開できる機会と位置付けることにしました。ファンの方にはこの新しい作品を楽しんでもらいたいと思っています」とコメントを寄せている。(text:cinemacafe.net)
2022年10月29日俳優のキム・レウォンが主演を務めるドラマ『L.U.C.A. : The Beginning』(21)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。日本版リメイクも話題を呼んだサスペンスアクション『ボイス~112の奇跡~』シリーズのキム・ホンソン監督が手掛ける同作。遺伝子操作で与えられた特別な能力を持つ男・ジオ(キム・レウォン)は、見知らぬ場所で目を覚ます。記憶を失い、自分が誰かも分からないジオは、刑事のハ・ヌレグルム(イ・ダヒ)を特殊な力で助けたことで追われる身となり、人間の種の起源にまつわる巨大な陰謀に立ち向かっていくことになる。主人公・ジオを演じるのは、1990年代から活躍し、“100万ドルの笑顔”と称されるほどラブロマンス作品で人気を博してきたキム・レウォン。今作では、イメージを覆す無表情でシリアスな役を演じている。また、アクションシーンに挑戦したことも見どころの1つ。“怪物”と呼ばれるほどの怪力を持つジオのバトルシーンを体当たりで熱演している。
2022年10月24日TWICE専属の人気メイクアップアーティストウォン・ジョンヨ監修の日韓共同開発コスメ「Wonjungyo(ウォンジョンヨ)」ローンチ出典:byBirth「Wonjungyo(以下、ウォンジョンヨ)」は、長年培ってきたプロのメイクノウハウを簡単に再現できるように開発した、《初めてメイクをした日のときめきを感じてほしい》という願いが込められた新ブランド。TWICE専属の人気メイクアップアーティスト ウォン・ジョンヨさんが監修をしています。日本では2022年10月より、質感と色味にとことんこだわったウォン・ジョンヨの代名詞ともいえる涙袋メイクが簡単にできるアイシャドウパレットや、つるんとしたアイドル肌が目指せるトーンアップベース、抜け感と目力を一気に叶えるマスカラなど、憧れの韓国アイドルに近づける商品を多数発売予定。ブランドロゴはウォン・ジョンヨのWと、メイクで輝いてほしいとダイヤをモチーフにデザインされており、手に取るだけで、あなたの毎日にときめきをくれるはず。「ウォンジョンヨ」ブランドローンチ発表会開催ブランドミューズに就任したTWICE MOMOさん、ブランドプロデューサーのウォン・ジョンヨさん、アートディレクターの吉田ユニさん登場!出典:byBirthブランドローンチを記念し行われたイベントには、ブランドミューズに就任したTWICE MOMOさんとブランドプロデューサーのウォン・ジョンヨさん、今回のビジュアルを担当したアートディレクターの吉田ユニさんが登場。出典:byBirthブランドミューズへMOMOさんを起用した理由について、「明るくてエネルギッシュで華やかでありながら人一倍努力家で、ブランドコンセプトにぴったりだと思いました」とウォン・ジョンヨさんが説明するとMOMOさんは、「ウォン・ジョンヨさんには、デビュー当時からメイクをしてもらっており、『TWICE MOMOの完成はウォン・ジョンヨさんのメイク』とも言えるので、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せます。出典:byBirthまた『ウォンジョンヨ』の商品で仕上げたイベント当日のMOMOさんメイクについてウォン・ジョンヨさんは、「元々肌が綺麗なので、そのツヤを活かすメイクをしました。アイメイクはイベントの雰囲気や黒の衣装に合わせたブラウン系を使用し、目の下にはグリッターを入れています。リップはワントーンで統一し、洗練された雰囲気を意識しています」とのこと。出典:byBirth『W デイリームードアップパレット』は、メイク初心者さんでも簡単に印象的なメイクアップを実現できる質感MIX&万能カラーの7色アイ&チークパレットとなっているため、MOMOさんのような輝きを手に入れたい全ての方におすすめです。ブランドロゴであるダイヤ型をモチーフに撮影されたというMOMOさんの美しいビジュアルとともに、店頭でチェックしてみて。おすすめ製品「W デイリームードアップパレット」について出典:byBirthまず初めにどの製品を手に取るか迷ったら、ウォン・ジョンヨさんが、「今回一番のおすすめ」と話す『W デイリームードアップパレット』で決まり。「トーンオントーンの考え方をベースにしたので、複数の色を混ぜて使用しても濁らず肌に馴染みやすくなっています。そのため、自分に似合うメイク方法がわからない場合は、アイラインを先に描いて目の形を決めたり、アイシャドウパレットで最も暗い色から目の形に沿って塗りながら様子を見てみてください。そうすると、自然なメイクが出来上がるはずです。仕上げにチーク部分を使って頬部分や、キュートなイメージが好きな場合は目の下辺りに塗っても綺麗になると思います。どこでどんな色を使うべきか悩むことなく全体的なトーンが合ったきれいなメイクをすることができると思います。是非色々試してください」(ウォン・ジョンヨさん)「Wonjungyo(ウォンジョンヨ)」製品概要2022年10月14日(金)新発売2022年10月1日(土)より一部先行発売ウォンジョンヨ W デイリームードアップパレット全2色各2,420円ウォンジョンヨ ヌードアイラッシュ全3色各1,430円ウォンジョンヨ トーンアップベースSPF44・PA+++全2色各1,430円ウォンジョンヨ フィクシングブラーパウダー全2色各1,980円2022年10月26日(水)新発売ウォンジョンヨ ウォンジョンヨ リップステッカー全6色各1,430円2022年11月1日(火)新発売ウォンジョンヨ フィッティングクッション グロウ全3色各2,420円ウォンジョンヨ フィッティングクッション ラスティング全3色各2,420円ウォンジョンヨ モイストアップレディスキンパック部分用シートパック50枚入り/1,815円※税込表記
2022年10月18日パンドラ(PANDORA)とキース・へリングがコラボレーション。2022年9月29日(木)よりチャームやブレスレットなどのジュエリーが発売される。キース・へリングとコラボレーションパンドラ初のアートコラボレーションでは、キース・へリングが創り出すすべての人への愛というコンセプトや作品からインスパイアされたジュエリーを展開。犬が吠える様子を描いた「Barking dog」やハートモチーフの作品などキース・ヘリングのポップなアートを落とし込んだ、チャームやピアス、ネックレス、リングなど全12アイテムが揃う。【詳細】キース・へリング×パンドラ コレクション発売日:2022年9月29日(木)アイテム例:ブレスレット(スターリングシルバー、エナメル)15,400円、チャーム 11,000円、ブレスレット(スターリングシルバー、14kゴールドプレーティング、エナメル)33,000円、チャーム(スターリングシルバー、エナメル)13,200円、ネックレス(スターリングシルバー、14kゴールドプレーティング、エナメル)38,500円【問い合わせ先】パンドラ カスタマーサービスTEL:0476-50-2638
2022年09月29日『花様年華』『恋する惑星』の巨匠ウォン・カーウァイがプロデュースを熱望し、サンダンス映画祭でワールドシネマドラマティック部門で審査員特別賞、先日の第25回ファンタジア国際映画祭アジア映画部門で観客賞を受賞した『プアン/友だちと呼ばせて』。先日4年ぶりの来日を果たしたバズ・プーンピリヤ監督のインタビューコメントが到着した。バズ・プーンピリヤ監督といえば、前作『バッド・ジーニアス危険な天才たち』もスタイリッシュな映像や、その美しさが話題となっていた。今回はウォン・カーウァイプロデュースということもあり、より一層その点は際立っていた。そんなプーンピリヤ監督に一番お気に入りのシーンについて聞いてみると、「個人的にはアリス(1人目の元カノ)とウードが再会して、ダンスをするシーンです。これは私の狙い通りに撮れました」と言う。「観客からもとても好評でした。なんてことないフードコートで撮っているので特に素敵な場所でもないんです。でも、撮影監督、衣装さん、小道具さん、照明さん、脚本もよかった、そして役者の素晴らしい演技のおかげで、あんなに素敵な瞬間が生まれました」。また、予想外に面白くなったシーンについても聞いてみると「旅の途中でバーに寄ってコブラ酒を飲むシーンです。あのシーンは特に重みのあるシーンではなかったのですが、こちらもスタッフの努力によりとても魅力的なシーンになりました」という。プーンピリヤ監督も挙げているこのバーのシーンは、ボス役を演じたトー・タナポップも最も撮影で愉しかったシーンとして挙げており、現場の空気の良さを感じさせる。本作は主役のボス役のトー・タナポップとウード役のアイス・ナッタラットのストイックな増量・減量に関しても話題となっている。トーは15kgの増量、アイスは17kgの減量をして役に臨んだ。この役作りに関しても監督は、「実は何キロ痩せて欲しいとか具体的な数字は伝えていません。ただ、脚本には身体的に変化があるとだけ記載があり、実際のガン患者やロイドさん(監督の友人で、病により余命宣告を受けていた)と話してアイスが自分で考えました」と明かす。さらに増量をしたというトーについては「実はトーには増量してほしいとは言っていないんです。大人になった現代のパートと、過去の回想パートと違う雰囲気を見せないといけない。大人っぽさを身体的に見せるにはどうすべきかを考えて増量したそうです。実際の彼は背が高くてとっても痩せてるんです」と、彼らのプロ意識の高さを打ち明けてくれた。『プアン/友だちと呼ばせて』は新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プアン/友だちと呼ばせて 2022年8月5日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2021 Jet Tone Contents Inc. All Rights Reserved.
2022年08月14日ファン・ジョンミンが“彼自身”を演じ、その演技力を駆使して命がけの脱出劇に挑む『人質 韓国トップスター誘拐事件』。今回は、身代金5億ウォンを要求した誘拐犯との決死の交渉術がさく裂する、鬼気迫る本編映像が解禁となった。韓国トップスターのファン・ジョンミンが何者かに監禁され、自ら身代金交渉に挑む本作から、緊迫度MAXの本編映像が解禁。誘拐犯のアジトに監禁されたファン・ジョンミン。彼より先に誘拐され拉致されていた女性パク・ソヨン(イ・ユミ)が目の前で暴行を受け、殺されそうになると、ファン・ジョンミンは女性の命を救うべく矛先を自分に向け、命がけで誘拐犯との交渉にあたるのだった。突き付けられた銃口を睨みながら、2人の解放と引き換えに提示した金額は…大スターらしからぬ(?)金額5億ウォン(日本円で約5,000万円)。誘拐犯も拍子抜けするその金額にはファン・ジョンミンの機転の利いた策略があった。命の値段…誘拐犯に現実味を抱かせ、延命を勝ち取ろうとする様は、どこかコミカルで張り詰めた緊迫感との調和が絶妙!ファン・ジョンミンがファン・ジョンミン本人役で出演した利点を生かした誘拐犯との化かし合いは必見となっている。『人質 韓国トップスター誘拐事件』は9月9日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人質 韓国トップスター誘拐事件 2022年9月9日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2021 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & FILMMAKERS R&K & SEM COMPANY. All Rights Reserved.
2022年08月03日