キーラ・ナイトレイが『Conception』に主演することがわかった。監督はナイトレイが『サイレント・ナイト』で組んだカミーユ・グリフィン。イギリス政府が国民の妊娠出産をコントロールする時代を描くSFスリラー映画だ。ナイトレイ演じる主人公は、政府の方針を支持していたが、自身に思いがけないことが起きて疑問を持ち始めるというストーリーらしい。その他の配役はこれから決まる。ナイトレイの最近作は『ボストン・キラー:消えた絞殺魔』。文=猿渡由紀
2023年10月27日キーラ・ナイトレイ主演、リドリー・スコット製作でアメリカを震撼させた“ボストン絞殺魔”事件を描くオリジナル映画『ボストン・キラー:消えた絞殺魔』が「Disney+(ディズニープラス)」スターにて3月17日(金)より独占配信。キービジュアル&予告編映像が解禁された。本作は、1960年代初期に米ボストンを震撼させた連続殺人鬼“ボストン絞殺魔”事件を解決へ導いた2人の女性新聞記者の勇敢な姿にフォーカスし、新たな視点で描いた実話に基づくクライム・サスペンス。女性がアパートで殺されている事件が立て続けに発生した。共通しているのは、被害者が犯人を怪しみもせず自宅に入れていたこと、そして殺された女性の大多数はストッキングでの絞殺されていたことだった。当時はDNA鑑定の技術も発達していなかったため、すぐに犯人逮捕には至らなかった。そんな中、連続殺人事件の関連性にいち早く気づき、報道したのが1961年にボストンで創刊された「Record American」の新聞記者だったロレッタとジーン。自らの命を危険にさらしながらも調査を進めていく彼女たち。自分の家族との時間を犠牲にして真実に迫っていく。解禁された予告編では、連続殺人事件に興味を持ったキーラ演じる新聞記者ロレッタが独自で証拠を探り、事件の真相を暴こうと奔走する様子が映し出される。この事件を引き続き報道しようはするロレッタだったが、男性記者たちは聞く耳を持たなかった。そんな中、連続事件の被害はますます拡大、さらにロレッタの身にも危険が迫る...。あわせて解禁となったのは、電話片手に背後を気にするロレッタが映るキービジュアル。強いまなざしが印象的だが、「男性は仕事、女性は家庭」という考えが“当然”とされた当時のアメリカで、警察や男性の記者が彼女たちをジャーナリストとして認めてくれず相手にされない中、諦めずに事件の真相究明に尽力する姿にも注目だ。キーラ・ナイトレイ主演は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでお馴染みのキーラ・ナイトレイ。そして、同僚の女性記者ジ ーン・コール役には『ゴーン・ガール』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のキャリー・クーン。さらに、プロデューサーには『最後の決闘裁判』『オデッセイ』 『ハウス・オブ・グッチ』などの監督を務めた巨匠リドリー・スコットをはじめ、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 のケヴィン・J・ウォルシュ、『プロミシング・ヤング・ウーマン』で製作を務めたジョシー・マクナマラが名を連ねている。『ボストン・キラー:消えた絞殺魔』は3月17日(金)よりディズニープラスのスターにて配信。(text:cinemacafe.net)
2023年02月26日キーラ・ナイトレイほか豪華キャスト共演の『サイレント・ナイト』より本編映像が解禁された。この度解禁となったのは、キーラ・ナイトレイ演じるネルが、身ぶり手ぶりで伝えるジェスチャーゲームを映した本編映像。クリスマス・イブの日。イギリス人夫婦のネル(キーラ・ナイトレイ)とサイモン(マシュー・グード)が、田舎の大きな屋敷でクリスマスパーティーを催す。招待客は夫妻の学生時代からの親友たちとその伴侶だ。最初に到着したのは、ド派手な光沢ドレスをまとったサンドラ(アナベル・ウォーリス)と控えめな夫のトニー(ルーファス・ジョーンズ)、あどけなくも舌鋒鋭い娘のキティ(ダヴィダ・マッケンジー)。続いて対照的な性格の同性カップル、ベラ(ルーシー・パンチ)とアレックス(カービー・ハウエル=バプティスト)、ベラが学生時代に思いを寄せていた医師ジェームズ(ソープ・ディリス)と妻のソフィ(リリー=ローズ・デップ)もやってきた。ネルとサイモンの息子たちであるアート(ローマン・グリフィン・デイヴィス)、双子のハーディ&トーマス(ハーディ・グリフィン・デイヴィス、ギルビー・グリフィン・デイヴィス)を加えた全12人は、悪態混じりのジョークを交わしながら旧交を温め合う。ディナーのあと、一同はジェスチャーゲームで盛り上がり、出題者のネルは、表情を変幻自在に変えつつ、身ぶり手ぶりで、“ある映画”を伝えようと必死。だが、『オズの魔法使い』『スノーマン』『ダイ・ハード』『バンビ』『きつねと猟犬』『ブラック・スワン』など、子どもたちはアニメを、大人たちも様々な映画のタイトルを次々に答えるが、なかなか正解にたどり着かない…。彼女の全身全霊を込めた渾身のジェスチャーゲームも必見の本作。気になるゲームの正解は、本編で確かめてほしい。『サイレント・ナイト』は11月18日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイレント・ナイト 2022年11月18日よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2020 SN Movie Holdings Ltd
2022年10月28日キーラ・ナイトレイ主演、人類が滅びゆく“地球最後のクリスマスイブ”を過ごす家族の姿を描く『サイレント・ナイト』より、メインビジュアルと予告編映像が解禁された。新型コロナのパンデミックを予見したかのような世界観を創出し、クリスマス映画と終末的なディザスター映画という対極的なジャンルを融合させ、前代未聞のサプライズを呼び起こす本作。主演のキーラ・ナイトレイはじめ、ローマン・グリフィン・デイヴィス(『ジョジョ・ラビット』)、リリー=ローズ・デップらが共演し、観る者を予測不能の映画体験へと誘っていく。この度解禁された予告映像は、ネル(キーラ・ナイトレイ)とサイモン(マシュー・グード)、息子のアート(ローマン・グリフィン・デイヴィス)たち家族のもとに、クリスマスイブのディナーパーティーに参加しようと親友たちが次々と集まってくるシーンから始まる。久々の再会を喜びつつ、ネルが腕をふるったご馳走と美味しいお酒を楽しむ一同。そんなパーティーの最中、ネルは意味深なセリフで乾杯の音頭を取る。「安らかな死に」。実は大人たちはパーティーを満喫した後、イギリス政府が配布した【EXITピル】という自殺用の薬を飲み、共に“尊厳ある死”を迎えるという協定を結んでいたのだ。【EXITピル】とは、苦痛を無くす自殺用の薬。人類を滅ぼす毒ガスから逃れる術はなく、イギリス政府はこの薬を国民に配布し、“尊厳ある死”を選択するよう推奨している。何も知らない息子のアートは、スマホで人類を絶滅させる毒ガスについて検索していたが、大人たちは「親として分かってほしいの。私たちは悪くない」(でも、“死”を受け入れるしか、どうしようもないのよと)と子どもたちに説明。純粋な子どもたちを困惑させる。謎の猛毒ガスが地球全土を席巻するなか、果たして“最後の聖夜”に彼らはどんな選択をするのか。本編が気になる予告編になっている。『サイレント・ナイト』は11月18日(金)よりグランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイレント・ナイト 2022年11月18日よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2020 SN Movie Holdings Ltd
2022年09月30日映画『サイレント・ナイト』が、2022年11月18日(金)に公開される。主演はキーラ・ナイトレイ。人類が滅びゆく“地球最後のクリスマスイブ”『サイレント・ナイト』は、“地球最後のクリスマスイブ”を過ごす家族の姿を描いたイギリス映画。クリスマス・ムービーといえば『素晴らしき哉、人生!』『ホーム・アローン』『ラブ・アクチュアリー』など、家族や恋人たちを描いた心温まる名作が定番だが、『サイレント・ナイト』は、クリスマス映画に終末的なディザスター映画という対極的なジャンルを融合させた、前代未聞のファミリードラマとなっている。製作は、『キック・アス』や『キングスマン』シリーズのヒットメーカー、マシュー・ヴォーンが務めた。世界滅亡のカウンドダウンが迫る中、家族がとる選択は?物語で描かれるのは、人類を死滅させる恐怖の毒ガスが迫る、“地球最後のクリスマスイブ”。毒ガスは、世界征服をもくろむロシアの陰謀によるものか、それとも環境を破壊し尽くされた地球の復讐なのか...。信頼の置けない政府への痛烈な風刺が炸裂するホームドラマと、刻一刻と迫り来る毒ガスが緊迫感をみなぎらせるサスペンスが一体となり、予測不能なストーリーが展開される。<映画『サイレント・ナイト』あらすじ>今日はクリスマスイブのディナーパーティー。ネルとサイモン、息子のアートたち家族のもとに、親友たちが次々と集まってくる。しかし、今年はいつものクリスマスとは違っていた。あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが地球全土を席巻し、明日にもイギリスに到達するのだ。大人たちはパーティーを満喫した後、政府が配布した「EXITピル」という自殺用の薬を飲み、共に“尊厳ある死”を迎えるという協定を結んでいる。本当に人類は絶滅してしまうのか?もしも、安らかな自殺を推奨している政府が間違っていたら?果たして、彼らは“最後の聖夜”をどう過ごすのだろうか・・・。主演はキーラ・ナイトレイ、ローマン・グリフィン・デイヴィスも出演■ネル...キーラ・ナイトレイパーティーの主催者として大切な家族や仲間をとりまとめようと奮闘する妻。主演を務めるのは、『ラブ・アクチュアリー』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに出演してきた、イギリスを代表する女優キーラ・ナイトレイ。■サイモン...マシュー・グードネルの夫。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のマシュー・グードが務める。■アート...ローマン・グリフィン・デイヴィス繊細な感性を持つ、ネルとサイモンの息子。演じるのは、『ジョジョ・ラビット』でゴールデン・グローブ賞男優賞にノミネートされたローマン・グリフィン・デイヴィス。■ハーディ&トーマス…ハーディ・グリフィン・デイヴィス、ギルビー・グリフィン・デイヴィスネルとサイモンの子供で、双子。尚、オリジナル脚本も手がけた監督のカミラ・グリフィンは、ローマン・グリフィン・デイヴィス、ローマンの双子の弟であるハーディとギルビーの母親だ。■サンドラ…アナベル・ウォーリスクリスマスパーティーの招待客。演じるのは、『マリグナント 凶暴な悪夢』のアナベル・ウォーリス。■トニー…ルーファス・ジョーンズサンドラの夫。控えめな性格。■キティ…ダヴィダ・マッケンジーあどけなくも口が達者な娘。■ベラ…ルーシー・パンチ■アレックス…カービー・ハウエル=バプティストベラとアレックスは、対照的な性格の同性カップル。■ジェームズ…ソープ・ディリスベラが学生時代に思いを寄せていた医師。■ソフィ…リリー・ローズ・デップジェームズの妻。【詳細】映画『サイレント・ナイト』公開日:2022年11月18日(金) グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国公開監督:カミラ・グリフィン出演:キーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、ローマン・グリフィン・デイヴィス、アナベル・ウォーリス、リリー=ローズ・デップ、ルーファス・ジョーンズ、ダヴィダ・マッケンジー、ルーシー・パンチ、カービー・ハウエル=バプティスト、ソープ・ディリス、ハーディ・グリフィン・デイヴィス、ギルビー・グリフィン・デイヴィス2021年/イギリス/英語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/90分/原題:SILENT NIGHT配給:イオンエンターテイメント、プレシディオ
2022年08月15日キーラ・ナイトレイ主演、ローマン・グリフィン・デイヴィス(『ジョジョ・ラビット』)、リリー=ローズ・デップ共演の『サイレント・ナイト』(原題:SILENT NIGHT)の公開が決定、ティザービジュアルと特報が解禁された。田舎の屋敷でクリスマスのディナー・パーティーを催そうとしているイギリス人夫婦のネル(キーラ・ナイトレイ)とサイモン(マシュー・グード)、彼らの息子たちであるアート(ローマン・グリフィン・デイヴィス)、双子のハーディ&トーマスの5人家族のもとに、学生時代の親友たちとその伴侶が次々と集まってくる。子どもを含む全12人の男女は久々の再会を楽しんでいたが、今年はいつものクリスマスとは違っていた。あらゆる生物を死に至らしめる謎の猛毒ガスが地球全土を席巻し、明日にもイギリスに到達するのだ。果たして、彼らは“最後の聖夜”をどう過ごすのだろうか…。世界滅亡へのカウントダウンが迫る中、彼らが取った選択とは!?パーティーの主催者として大切な家族や仲間をとりまとめようと奮闘するネルを演じるのは、イギリスを代表するトップ女優キーラ・ナイトレイ。『ジョジョ・ラビット』でゴールデン・グローブ賞男優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネートされたローマン・グリフィン・デイヴィスが、繊細な感性を持つネルの息子アートに扮し、またしても驚異的な名演技を披露している。加えて、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のマシュー・グード、『マリグナント 狂暴な悪夢』のアナベル・ウォーリス、『プラネタリウム』のリリー=ローズ・デップらが、滑稽さと切実さが入り混じった絶妙のアンサンブルを見せる。また、監督のカミラ・グリフィンはローマン・グリフィン・デイヴィスの母親で、本作にはローマンの双子の弟ハーディとギルビーも出演。オリジナル脚本も手掛けたグリフィン監督は、新型コロナのパンデミックを予見したかのような世界観を創出し、このうえなくセンセーショナルな“人類最期のクリスマス映画”を完成させた。製作は『キック・アス』や『キングスマン』シリーズのヒットメーカー、マシュー・ヴォーンが務めている。赤、白、緑のきらびやかなカラーに彩られ、ポップな音楽が流れる映像世界は、冒頭からクリスマス映画にふさわしいハートウォーミングなテイストに満ちあふれている。ところがパーティーが始まると、じわじわと不穏なムードが立ちこめ、辛辣な言葉を投げつける者、酒に悪酔いする者が続出。「何かがおかしい」という違和感を察知した観客は、登場人物たちがいままさに人類滅亡の危機に直面している残酷な真実に触れ、固唾をのんで12人の想像を絶する運命を見届けることになる。解禁された特報映像も、和やかなパーティが次第に不穏さを帯びていく様子が切り取られている。併せて解禁となったティザービジュアルでは、写し出された3人の家族が毒ガスを思わせる黒い霧に覆われており、彼らに巻き起こる悲劇を予感させる。人類を死滅させる恐怖の毒ガスは、世界征服をもくろむロシアの陰謀によるものか、それとも環境を破壊し尽くされた地球の復讐なのか。信頼の置けない政府への痛烈な風刺が炸裂し、毒ガスが刻一刻と迫り来るシチュエーションが緊迫感をみなぎらせる本作は、ブラックユーモアが満載なホームドラマと極限のサスペンスが渾然一体となり、観る者を予測不能の映画体験へと誘っていく。『サイレント・ナイト』は11月18日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイレント・ナイト 2022年11月18日よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2020 SN Movie Holdings Ltd
2022年08月12日キーラ・ナイトレイ主演『彼女たちの革命前夜』より予告編が解禁された。世界三大ミスコンテストの一つである「ミス・ワールド」で、実際に起こった前代未聞の大騒動を映画化した本作。『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイ、『女神の見えざる手』のググ・バサ=ロー、『ジュディ 虹の彼方に』のジェシー・バックリーら豪華キャストの共演で、誰もが楽しめるエンターテインメント作品となっている。この度解禁となった予告編は、ミス・ワールド出演者の物真似をする孫を褒める母親に対し、サリー(キーラ・ナイトレイ)が注意をするシーンから始まる。1970年にロンドンで開催されたミス・ワールドの世界大会。出場者は理想のスリーサイズを求められ、まるでモノのように品定めされていた。司会はアメリカの人気コメディアンであるボブ・ホープ(グレッグ・キニア)。彼はいままでの優勝者と関係を持った経歴がある。そんな女性を見せ物にするミス・ワールドをぶっ壊そうと、サリーやジョー(ジェシー・バックリー)が立ち上がることになった。一方でミス・グレナダとして出場をするジェニファー(ググ・バサ=ロー)は自身が大会で優勝をすることで、故郷の少女たちに夢を与えたいという目標を持っていた。そして迎えた大会当日。多くの観客が会場に詰めかける中、司会のボブ・ホープは「私はケダモノではない。だが、常に女性に触れてたい」と冒頭からジョークを飛ばす。会場に潜入をしていたサリーらはこの言葉にショックを受け、準備をしていた抗議デモを始めるのだが…。出演者と主催者、そして開催を阻止しようとする女性たち、それぞれの思惑が交差する群像劇に期待が高まる映像となっている。『彼女たちの革命前夜』は6月24日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋S.C.館、kino cinema天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女たちの革命前夜 2022年6月24日よりkino cinéma 横浜みなとみらい・立川髙島屋 S.C.館・天神ほか全国にて公開© Pathé Productions Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute 2019
2022年05月31日スティーヴン・キングの傑作小説の再映画化『炎の少女チャーリー』で、超能力少女チャーリーを演じるのは期待の新星ライアン・キーラ・アームストロング。その演技力は製作陣からも絶賛されている。“超能力少女映画(パイロキネシス)”の原点ともいえる、84年のオリジナル作品でチャーリーを演じたのは、当時天才子役と賞賛されたドリュー・バリモア。本作のオーディションで11歳のチャーリー役に抜擢されたライアン・キーラ・アームストロングは、『ブラック・ウィドウ』(21)や『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(19)などに出演している新星子役だ。製作陣は、“チャーリーが内側に抱えている不安や感情を見事に表現してみせた”と彼女の演技を見たときに度肝を抜かれたそう。「他にも演技がうまかった子は大勢いたが、ライアンの演技は実際に燃焼しているかのような激しさで、群を抜いていた。彼女の目にはチャーリーの葛藤や不安、怒りが宿っていたよ。彼女を見た瞬間、『この子だ』と確信した。状況説明的なセリフがなくても、チャーリーが超能力を抑制しようともがいている様子を完璧に表現できるんだ」と脚本のスコット・ティームズもライアンに賛辞を贈っている。監督をはじめ“この子しかいない”と製作陣満場一致でチャーリー役が決まった。ライアンにとって、今回の役はいままで演じたキャラクターとは大きく違ったようで、「今まで以上に今回は役作りにかけた時間が長かった。撮影に入る前に何ヵ月もかけて、チャーリーというキャラクターを理解し、彼女がどのように超能力を使って物を動かしたり頭の中で火を起こしたりするのかを考えていった」と役作りを明かす。劇中、彼女の目力は驚異的で突き刺すような印象を残す。「他の子供たちが自身の感情や知性を理解できないのと同様に、チャーリーもこの世界と自分の能力の関わり方が分からない。彼女にとっては非常に辛いし、気持ちのやり場がないはずだ」と製作のアキヴァ・ゴールズマンが語るように、チャーリーは思春期に差し掛かり、自分が何者なのか、居場所はどこなのかをもがきながら理解しようとする難しい役どころだ。ライアンはそんなチャーリーの複雑な感情を体現している。怒りの炎を秘めた少女の葛藤を見事に演じ切った、本作でのライアンの熱演に注目して欲しい。『炎の少女チャーリー』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:炎の少女チャーリー 2022年6月17日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2022年05月28日キーラ・ナイトレイが主演を務め、ググ・バサ=ロー、ジェシー・バックリーらが共演し、海外ドラマ「サード・デイ ~祝祭の孤島~」のフィリッパ・ロウソープが監督を務めた『彼女たちの革命前夜』のポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。世界三大ミスコンテストの一つである「ミス・ワールド」で、実際に起こった前代未聞の大騒動を完全映画化。ミス・ワールドの出演者と主催者、そして開催を阻止しようとする主人公サリーら、それぞれの思惑が交差する群像劇を見事に描いた。この度解禁となったポスタービジュアルは、女性がまるでモノのように品定めされているミス・ワールドの開催を阻止しようと意気込むサリー(キーラ・ナイトレイ)ら学生たちと、夢を叶えるために国を代表して出場をするミス・ワールドの候補者たちが並ぶ、2つの印象的なシーンが写し出されている。「1億人が目撃した、世紀の瞬間<ミス・ワールド>」というコピーが示しているように、世界中から注目されている大舞台にて、彼女たちや主催者らのそれぞれの思惑が絡み合っていき、実際に起こった前代未聞の大騒動へと繋がっていく群像劇であることを期待させている。併せて解禁された場面写真では、ミス・ワールドの阻止に向けて準備を進めている姿や、ミス・ワールドの予選に参加している候補生の様子などが切り取られている。1970年のロンドンの空気が伝わるファッションにも注目だ。『彼女たちの革命前夜』は6月24日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋S.C.館、kino cinema天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女たちの革命前夜 2022年6月24日よりkino cinéma 横浜みなとみらい・立川髙島屋 S.C.館・天神ほか全国にて公開© Pathé Productions Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute 2019
2022年05月21日キーラ・ナイトレイが主演を務め、ググ・バサ=ロー、ジェシー・バックリーらが共演した『MISBEHAVIOUR』(原題)が、邦題『彼女たちの革命前夜』として6月24日(金)より公開が決定した。「ミス・ユニバース」「ミス・インターナショナル」と並び、世界三大ミスコンテストの一つである「ミス・ワールド」で、実際に起こった前代未聞の大騒動を完全映画化。1970年、ロンドン。女性をモノのように品定めをするミス・ワールドの開催を阻止しようと活動する主人公のサリーを演じたのは、キーラ・ナイトレイ。キーラ・ナイトレイともに行動をする盟友のジョーには『ジュディ 虹の彼方に』『ロスト・ドーター』のジェシー・バックリー。ジェシー・バックリー一方で、ミス・ワールドの代表の一人であるミス・グレナダのジェニファーには『女神の見えざる手』「ロキ」のググ・バサ=ロー。ググ・バサ=ロー司会者のボブ・ホープにはアカデミー賞ノミネート作品『リトル・ミス・サンシャイン』のグレッグ・キニアと豪華俳優が脇を固めている。監督は「サード・デイ~祝祭の孤島~」のフィリッパ・ロウソープが務め、ミス・ワールドを舞台に、出演者と主催者、そして開催を阻止しようとするサリーたちら、それぞれの思惑が交差する群像劇を見事に描き切った。今回解禁となったメイン写真は、キーラ演じるサリーが、ジェシー演じるジョーとともに腕を高く掲げる様子が切り取られている。仲間たちとともに笑顔と自信に満ち溢れた表情からは、女性の地位向上のために奮起する、彼女たちの強い信念を感じることができる。『彼女たちの革命前夜』はkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋S.C.館、kino cinema天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女たちの革命前夜 2022年6月24日よりkino cinéma 横浜みなとみらい・立川髙島屋 S.C.館・天神ほか全国にて公開© Pathé Productions Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute 2019
2022年04月26日以前はどちらかといえば“脱ぎっぷり”がよい女優であったキーラ・ナイトレイが、母親になってから映画の中で脱ぐことに抵抗を感じるようになったという。「完全に禁止しているというわけではないけれど、男性監督の作品では脱がない」とポッドキャスト「CHANEL Connects」で語っている。「ちょっと虚しいものだし、男性に凝視されるのも…。身体をベタベタにして唸り声を上げなきゃならないようなひどいセックスシーンには、興味がない」と一蹴した。2015年5月、2019年9月に、夫ジェームズ・ライトンとの間に2人の娘を出産したキーラは、自身の身体の変化にも触れ、「『この映画にはセックスシーンの必要性がある』という作品もあるけれど、基本的にそういうシーンはセクシーに見える人が求められているから、ほかの人を当たってという感じ」というスタンスらしい。実際に、2019年の『モーガン夫人の秘密』では、ヌードシーンにボディダブルを使っている。ただ、「『母性』や『自分の身体を受け入れる』ということをテーマとした映画」なら、脱ぐこともいとわないとキーラは匂わせている。もちろんそうした映画は、「絶対に女性がメガホンを取るべき」と主張しており、それが大前提だ。「とにかく、男性の視線を浴びるようなシーンは、本当にもうイヤだ」とヌードシーンを拒否した。(Hiromi Kaku)
2021年01月26日キーラ・ナイトレイが『The Essex Serpent』に主演することになった。Apple TV+が配信するドラマシリーズで、ナイトレイはエグゼクティブ・プロデューサーも兼任する。ナイトレイ演じる主人公は、最近、未亡人になったばかりの女性。それを機にロンドンからエセックスに引っ越し、地元の迷信を知ることになる。監督はクリオ・バーナード。原作はサラ・ペリーが書いた同名の小説。ナイトレイの最近作は、今週日本公開となる『オフィシャル・シークレット』。文=猿渡由紀
2020年08月25日イラク戦争開戦前、英米政府の不正行為を全世界にリークした女性を描いた、キーラ・ナイトレイ主演最新作『オフィシャル・シークレット』から、本編映像がシネマカフェに到着した。キーラ・ナイトレイ演じるキャサリンはイラク戦争を防ぐために政府の違法を告発するが、その願いもむなしく開戦。さらに、政府職員でありながら機密情報を漏洩した疑いで起訴されてしまう。窮地に陥ったキャサリンを救おうと動きだしたのは、レイフ・ファインズ扮する人権派弁護士のベン・エマーソン。今回到着した本編映像には、キャサリンとベンが初対面するシーンが収められている。弁護士事務所の階段を上がってくるキャサリンに、ジョン・ヘファーナン演じるスタッフのジェームズが挨拶をする。すると事務所の入口から威厳のある姿が登場し、彼がベンだと紹介される。事務所の部屋に通されたキャサリンはベンに根掘り葉掘り確認されるが、不躾な質問も飄々とした態度で聞いてくるベンにキャサリンは不信感を隠せない。極めつけに「君は情報漏えいによって国に対する忠誠を選んだ。政府や結婚生活や自分自身よりもね。失う物の方が大きい」と口にし、キャサリンが顔をしかめると、「これは褒め言葉だ」と称賛を送るベンだった。本作は実際の事件が基となっているため、ベンも当然実在の人物。敏腕弁護士として有名なベンについて、レイフがかなり個性的にキャラづくりをしているように思ってしまうが、監督は本人について「ベンは早口でとても知的に話すから、彼と会う時はいつも萎縮したよ」と語っており、レイフの演技も決して誇張ではないことを明かしている。以前に『ある公爵夫人の生涯』で、夫婦役として共演経験のあるキーラとレイフ。キーラは本作のレイフについて「ベンはとても重要な人物だけれど、何度も登場するわけではない。レイフのような人が演じることで、彼がどれだけ重要か分かる」とコメントしている。また、レイフも「彼女の演技は前回共演した時よりどんどん豊かになっていると思うよ。キャサリン・ガン役はとてもパワフルだし、裁判所のシーンでも素晴らしい演技をしていたね」とお互いを認め合っている。『オフィシャル・シークレット』は8月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オフィシャル・シークレット 2020年8月28日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 OFFICIAL SECRETS HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月19日キーラ・ナイトレイが主演、レイフ・ファインズ、マット・スミス、マシュー・グードなどイギリスの人気俳優と共に、イラク戦争を止めようとしたある女性の衝撃の実話を映画化した『オフィシャル・シークレット』。本日3月26日、キーラの誕生日を記念して新たな挑戦に臨んだ場面写真が一挙にシネマカフェに到着した。いまや名実ともに世界のトップスター女優となったキーラ・ナイトレイ。今年で35歳になり、プライベートでは2児のママでもある。子役からキャリアをスタートし、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』ではナタリー・ポートマン演じるパドメの影武者役に。『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』や『ラブ・アクチュアリー』(ともに’03)で世界的な人気と知名度を獲得した際には、驚くべきことにまだ17歳だった。本作で描かれる“キャサリン・ガン事件”は、ちょうどそのころに起きた出来事。イギリス出身だが、当時はハリウッド映画の撮影でアメリカにいることが多かったという彼女は、事件について「キャサリン・ガンのことは憶えていなかったんです。私は政治的な意識は強いほうなんが、当時はアメリカにいて、そしてアメリカではまったく報道されなかったから」とふり返る。さらに「だから、記憶にも残っていない現代史の重要な出来事に大きな興味を持ったのです。語るべき、そして表に出すべき重要な物語だと思いました」と出演を決めた経緯を語っている。彼女が演じるキャサリンは、国家機密をリークした女性諜報員。キーラが本作のような硬派なポリティカル・サスペンスに出演するのは珍しく、ラブストーリーや歴史劇、ドラマ映画の印象が強いこれまでのイメージを覆すものとなっている。化粧っ気も美しいコスチュームもないが、キャサリン本人と同様に、知的で強い信念を持つ彼女の凛々しい美しさと迫真の演技が、海外の映画評論サイトで絶賛されている。従来のイメージを捨て、新しい挑戦を続けるキーラの魅力をチェックしてみてほしい。『オフィシャル・シークレット』は5月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年03月26日テレビ東京で放送されている「午後のロードショー」枠では、3月23日(月)に『ウォルター少年と、夏の休日』をオンエアする。本作は驚きのラストで世界に衝撃を与えた『シックス・センス』や『ペイ・フォワード 可能の王国』、スタンリー・キューブリックの遺志をスティーヴン・スピルバーグが受け継ぎ完成させた『A.I.』などで世界中に愛されたハーレイ・ジョエル・オスメント。『ハンナとその姉妹』でアカデミー助演男優賞に輝き近年では『ダークナイト ライジング』『インターステラー』などで知られるマイケル・ケイン、『地獄の黙示録』でゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞の助演男優賞を受賞したほか、『ゴッドファーザー』などで知られるロバート・デュバル。『7月4日に生まれて』や『ヴィランズ』などのキーラ・セジウィックといったキャストが出演。物語は1960年代初頭のアメリカが舞台。父親がいない14歳の少年ウォルター(ハーレイ)が夏休みの間、母親の都合で2人の大伯父が住むテキサスの田舎に預けられることになる。広大な土地に動物と暮らす大伯父たちは40年間も連絡が取れず、莫大な現金を隠し持っているとのうわさも出るほどのくせ者で、無愛想で子どもが嫌いなハブ(ロバート)と、ガース(マイケル)にウォルターはなかなか馴染めないでいた。2人もまた長い夏を初めて会う子どもと共に過ごすという思いがけない事態に戸惑いを隠せない。テキサスに着いた日の夜、ウォルターは屋根裏のトランクの中から古い写真を見つける。写っているのはジャスミン。2人がフランスの外国人部隊に所属し北アフリカにいた頃、ハブは彼女と恋に落ちたという。もっと深く知りたがるウォルターにガースは、戦争、砂漠のお姫様、アラブのシーク、殺し屋、決闘…アラビアン・ナイトのような奇想天外な自分たちの過去を明かし始めた。その物語にウォルターは強烈に引きつけられていくのだった…というストーリー。孤独な少年とかつてヒーローだった2人の老人が出会った時、生まれた感動の物語『ウォルター少年と、夏の休日』は3月23日(月)13時35分~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年03月23日映画『オフィシャル・シークレット』が、2020年8月28日(金)に公開される。主演はキーラ・ナイトレイ。2003年イラク開戦前夜の告発“キャサリン・ガン事件”『オフィシャル・シークレット』では、2003年イラク開戦前夜の英米政府を揺るがせた衝撃の事件を中心とした実話を描く。2003年、イラク戦争開戦に向け、米国と共同歩調を取る英国の諜報機関に勤務するキャサリン・ガンが、アメリカの米国家安全保障局から、イラクを攻撃するための違法な工作活動を促すそのメールを受けとったことから事件が始まる。彼女は強い憤りを感じ、その内容をリークする。当時の英米ニュース映像も後に“キャサリン・ガン事件”として世界中で大きな政治問題となった、1人の女性による告発を、それぞれの当事者の立場から描き、サスペンスタッチで心揺さぶる人間ドラマに仕上げた。作中には、イラク開戦当時のブッシュ大統領やブレア首相のニュース映像もふんだんに使われており、政治家1人1人の発言が人々の生命に関わるという歴史の検証でもある映画となっている。主演はキーラ・ナイトレイキャサリン・ガン(キーラ・ナイトレイ)イギリスの諜報機関GCHQ(英政府通信本部)で働く。2003年のイラク戦争前、米国の諜報機関NSAから、盗聴を要請するメールを受け取る。それはイラクを攻撃するための違法な工作活動だった。憤りを感じマスコミへのリークすると、それを機に起訴される。主人公のキャサリン・ガン役を演じるのは、『くるみ割り人形と秘密の王国』にも出演した、イギリスを代表する女優のキーラ・ナイトレイ。マーティン・ブライト(マット・スミス)イギリスの「オブザーバー」紙の記者。キャサリンのメールを記事化。彼の記事化にもかかわらずイラク戦争は開始されてしまう。演じるマット・スミスは TVシリーズ「ドクター・フー」、「ザ・クラウン」に出演している。ベン・エマーソン(レイフ・ファインズ)人権派の弁護士。キャサリンを救おうと立ち上がる。ベン・エマーソン役は『キングスマン:ファースト・エージェント』のレイフ・ファインズが演じる。そのほか、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』や「ダウントン・アビー」で知られるマシュー・グードなど、イギリスが誇る実力派俳優たちが脇を固める。監督はギャヴィン・フッド監督を務めたのは、『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』のギャヴィン・フッド。実際に“キャサリン・ガン事件”に関わった人々へのリサーチを根気よく重ね、重要な事実を正確に表現することを重視して制作に取り組んだ。ストーリー2003年のイラク戦争前。イギリスの諜報機関GCHQ(英政府通信本部)で働くキャサリン・ガン(キーラ・ナイトレイ)はある日驚きのメールを受け取る。盗聴を要請するそのメールの内容に憤りを感じたキャサリンは、元同僚の友人を訪ね、マスコミにリークしたいと相談する。2週間後、「オブザーバー」紙の記者マーティン・ブライト(マット・スミス)によってメールは記事化された。GCHQではリークした犯人探しが始まる中、キャサリンは自ら名乗り出る。しかし告発も空しくイラク侵攻は開始され、キャサリンは起訴された。人権派弁護士ベン・エマーソン(レイフ・ファインズ)らが彼女を救おうと立ち上がる。果たしてキャサリンの運命は…。詳細映画『オフィシャル・シークレット』公開時期:2020年8月28日(金) TOHO シネマズ シャンテほか全国公開監督:ギャヴィン・フッド出演:キーラ・ナイトレイ、マット・スミス、マシュー・グード、レイフ・ファインズ原題:OFFICIAL SECRETS2018年/イギリス/カラー/英語/112分/シネマスコープ/5.1ch/G配給:東北新社 STARCHANNEL MOVIES
2020年03月01日『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイ主演最新作、戦争を止めようとした1人の女性の実話を描く『オフィシャル・シークレット』(原題:OFFICIAL SECRETS)の日本公開が決定。緊張感漂うポスタービジュアルと予告編も到着した。ストーリー2003年のイラク戦争前、英国の諜報機関GCHQ(英政府通信本部)で働くキャサリン・ガンは、ある日驚きのメールを受け取る。盗聴を要請するそのメールの内容に憤りを感じたキャサリンは、元同僚の友人を訪ね、マスコミにリークしたいと相談する。2週間後、英国「オブザーバー」紙の記者マーティン・ブライトによってメールは記事化。GCHQではリークした犯人探しが始まる中、キャサリンは自ら名乗り出る。しかし、告発も空しくイラク侵攻は開始され、キャサリンは起訴。人権派弁護士ベン・エマーソンらが彼女を救おうと立ち上がる――。政府 vs 告発者の真相を描くポリティカル・サスペンスイラク戦争でアメリカの不正行為を全世界にリークした女性を描いた『オフィシャル・シークレット』。1人の女性の告発が多くの勇気と行動を生み出したこの事件は、いまなお現代社会の警鐘となり続ける。世界中で後に“キャサリン・ガン事件”として大きな政治問題となった実話を、今作ではそれぞれの当事者の立場から描き、サスペンスタッチで心揺さぶる人間ドラマに作り上げた。また、イラク開戦当時のブッシュ大統領やブレア首相のニュース映像もふんだんに使われており、政治家ひとりひとりの発言が人々の生命に関わる、という歴史の検証でもある映画になっている。キーラ・ナイトレイ&レイフ・ファインズ、豪華俳優が出演キーラが演じるのは、主人公のキャサリン・ガン。この事件当時17歳であった彼女は、キャサリン・ガンのことを知らなかったというが、“表に出すべき真実である”と、今回これまでにない役どころに挑戦した。また、キャサリンの弁護士ベン・エマーソン役を、『ハリー・ポッター』『007』シリーズのレイフ・ファインズが演じるほか、「ドクター・フー」のマット・スミス、「ダウントン・アビー」のマシュー・グードが出演。監督は『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』のギャヴィン・フッドが務めた。日本版ポスタービジュアル&予告編公開決定と同時に到着したポスタービジュアルには、物語を動かす主要な3人が並び、「国家の嘘を暴く」という力強い決意の言葉が記され、本作の雰囲気を表す1枚に仕上がっている。予告編では、諜報員のキャサリンが違法なメールを受け取り、リークに踏み出すシーンから、法廷に立つまで、終始緊張感漂うシーンが映し出されていく。取り調べが続く中自ら名乗り出る場面、「機密法に背かなければ3万人が死ぬ」と訴える力強いシーンも確認することができる。『オフィシャル・シークレット』は5月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年02月27日クエンティン・タランティーノ監督最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にも登場する人気女優シャロン・テートの殺人事件を、実行犯であるチャールズ・マンソン率いるカルト集団の女性たちに焦点を当てて描いた新作映画『チャーリー・セズ/マンソンの女たち』。まもなく日本初上映を控える本作にも、要注目のキャストたちが集結している。衝撃の実話を3人の女性たちに焦点を当て映画化1969年8月9日未明、『ローズマリーの赤ちゃん』(’68)で知られる鬼才ロマン・ポランスキー監督夫人であり、妊娠8か月だった女優のシャロン・テートがハリウッドの自宅の居間で友人4人とともに惨殺された。玄関のドアにはテートの血液で“Pig”(ブタ)と書かれていた。さらに翌8月10日未明には、ロサンゼルスに住むラビアンカ夫妻が同様の手口で殺害され、現場の壁や冷蔵庫には血で“Death to pigs”(ブタに死を)“Healter Skelter”(ヒールター・スケルター、綴り間違い)の文字が残された。これらの凄惨な事件は、犯罪史上未曽有の猟奇残虐殺人として全米を震え上がらせた。やがて、69年末に逮捕されたのはチャールズ・マンソンとそのファミリー約20人。マンソンは自らをキリストの復活、悪魔とも称してヒッピーコミューンを形成、君臨していたカルト集団の首領。ビートルズの楽曲「ヘルター・スケルター」をもとにした独自の終末論は、やがて地球上で人種戦争が巻き起こる、というもの。事件の実行犯は、マンソンに盲従する20歳前後の女性たちを中心としたファミリーのメンバーだった――。本作は、1969年に実際に起こったマンソン・ファミリーによる無差別連続殺人にインスパイアされ、マンソン・ファミリーの女性メンバーであり殺人の実行犯であった3人の女性が、チャールズ・マンソンと出会い、洗脳と狂信の果ての殺人、そして逮捕、収監されるという負のスパイラルに堕ちていった過程を描く衝撃作。ちなみに、タランティーノ監督最新作として話題沸騰中の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ではマーゴット・ロビーがシャロン・テートを演じている。原作はエド・サンダースによる著書「ファミリー-シャロン・テート殺人事件」。平和的なヒッピー集団が戦闘的な殺人結社と化するまでを圧倒的な迫力で綴った犯罪ドキュメントをベースに、語りつくされた題材に新たな視点を盛り込むために実行犯の女性のひとり、レスリー・ヴァン・ホーテンの獄中生活を記録したカーリーン・フェイスの著書「The Long Prison Journey of Leslie Van Houten: Life Beyond the Cult」(原題)の要素も取り入れられた。これらをもとに映画化したのは、『アメリカン・サイコ』(2000年)監督のメアリー・ハロン、脚本のグィネヴィア・ターナーの女性コンビ。2人は実行犯のファミリーのメンバーにフォーカスし、残虐な殺人そのものではなく、カルト集団に参加するところから収監されるまで、主要な女性メンバー3人を中心にこの悲劇的な事件に至る過程を描いた。人気ドラマや『スター・ウォーズ』最新作出演の注目俳優が集結実行犯のひとりレスリー・ヴァン・ホーテンを演じるのは、英国TVシリーズ「Skins-スキンズ」や大ヒットシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」、映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』などで知られるハンナ・マリー。同じくパトリシア・クレンウィンケル役には、ケヴィン・ベーコンとキーラ・セジウィックの娘であるソシー・ベーコン。さらに女優でミュージシャンとしても活躍するマリアンヌ・レンドンがスーザン・アトキンス役に扮し、カーリーン・フェイス役にはTVシリーズ「ナース・ジャッキー」や映画『マーウェン』に出演するメリット・ウェヴァー。そのほか、『名探偵ピカチュウ』『ジョナサンふたつの顔の男』のスキ・ウォーターハウス、「ゴシップガール」のチェイス・クロフォードも出演しており、シャロン・テート役にはNetflix「グリーンハウス・アカデミー」のグレイス・ヴァン・ディーンが抜擢。そしてチャールズ・マンソン役を、英国TVシリーズ「ドクター・フー」やNetflix「ザ・クラウン」で知られ、12月公開『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で重要人物を演じるというマット・スミスが演じている。『チャーリー・セズ/マンソンの女たち』は7月31日(水)より新宿シネマカリテ「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」にて日本初上映(全5回)。(text:cinemacafe.net)
2019年07月27日キーラ・ナイトレイ主演最新作『コレット』が、5月17日(金)より全国公開。20世紀初頭、芸術が栄えたベル・エポック(古き良き時代)のパリを舞台に描かれる本作は、衣装の再現にもこだわりが随所に。キーラが見事に着こなす、当時のファッションアイコン・コレットの華麗なる衣装に注目した。20世紀初めのファッションアイコン!華やかなコレットの衣装に注目キーラが本作で演じたのは、昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえるコレット。男性優位の時代に、慣習やジェンダーにとらわれることなく、あらゆる分野で才能を開花させた。その著書「クロディーヌ」シリーズはフランス中で大ブームを巻き起こし、世の女性たちを虜に。文学界のみならず、20世紀初頭“ベル・エポック“のファッションにも大きな影響を与えたといわれるコレットの衣装も本作の見どころの一つ。ファッションアイコンでもある彼女の物語を描くにあたり、全部で50着の衣装が映画のためだけに作られた。また性別や常識にとらわれることなく自由に自身を表現していた彼女は、法律で女子のズボン着用が禁止されていた時代にも堂々と男装をし、世間を驚かせると同時に、ファッショニスタとしての確固たる地位を確立した。そのスタイルには、映画衣装も務めるスタイリストの北村道子さんも「ズボン着用が処罰された時代に彼女は男装していた。その勇気と洋服のセンスが素晴らしい」とコメントを寄せており、彼女の人生を反映したファッションに絶賛を贈っている。田舎に暮らす少女時代からモダンなパリジェンヌへ本作で衣装デザインを務めたアンドレア・フレッシュは時代の移り変わりを通した展開にもこだわっており、「コレットの衣装には、きれいで、シンプル、そしてモダンなスタイルで作ったわ。田舎の少女時代は、明るい黄色やグレーの色で軽い生地を使用して、モダンなパリの大人の女性になった時には、茶色や、黒白など暗い色の、重さのある生地の衣装を着るようになるの」。さらに、「彼女はジェンダーを気にかけない人だったので、レースやフリルは使用せず、メンズスーツを着用して現れた。彼女の中でゆっくりと形成された男性らしさにヒントを得て、きれいなスタイルを保ちたいと考えたの」と衣装のポイントを明かした。また、コレットの生きたベル・エポック期のファッションについて徹底的に研究したうえで「私の全体的な目標は、コレットのパーソナリティの内に秘めた本質をみいだし、それを衣装で表現すること。つまり、慣習にとらわれず、限界などないということを知っている女性であることを衣装からも見せるのよ」と映画衣装を通じたコレット像について語っている。そんなこだわりの詰まったコレットファッションを、長身細身のモデル体型のキーラ・ナイトレイが劇中で見事に着こなしている。芯の強さが魅力的なコレットのまっすぐな生き方と合わせ、思わずうっとりとしてしまう華やかな衣装も見逃せない。『コレット』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コレット 2019年5月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
2019年05月12日キーラ・ナイトレイ主演で、いまなお人々を魅了し続ける伝説の女性作家を描き出した『コレット』。愛と自分を貫いた実在の人物をキーラが熱演した予告編がお披露目された。『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランド監督がメガホンをとった本作。かねてより、新時代のアイコンであったコレットに想像力をかき立てられてきたウェストモアランド監督は、公私ともにパートナーだった故リチャード・グラッツァーと16年以上に渡って脚本を推敲し続けたほど、思い入れの強い作品となっている。■“新しい女性”を生んだ時代のアイコン、その知られざる私生活が垣間見える予告編1890年代のパリ、芸術文化が栄えた黄金期に、新たな女性の時代を築き上げたコレット。この度の予告編では、フランス文学界の一時代を築いた彼女の人生の移り変わりを垣間見ることができる。夫に頼まれ、学生時代の話から着想を得て書いた物語から誕生した代表作「クロディーヌ」シリーズが社会現象を巻き起こしていく様子から、自らが表現者として舞台に立つ姿など、華やかなセレブとしての姿が描かれる一方、人気作家として名を馳せる夫に「君には“校長”が必要だろ」と束縛され、ゴーストライターとしての執筆を余儀なくされるなど自由や尊厳を抑圧されてきた過去も明かされる。また、コレットが“伝説の女性”となるまでの苦悩の日々と葛藤、“男装”に身を包み、前例のない挑戦をしていく過程が明かされ、女性たちと体を重ねる姿も…。昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえるコレットの生き様を、まずはここから確かめてみて。『コレット』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コレット 2019年5月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
2019年03月15日キーラ・ナイトレイが『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランド脚本・監督のもと主演を務める『コレット』(原題:Colette)が、5月17日(金)より全国公開されることが決定した。フランス文学界で最も知られ、時代を作り上げたアーティストとして、いまなお人々を魅了し続ける女性作家シドニー=ガブリエル・コレット。片田舎に生まれ育った自由奔放な少女が、いかにしてフランス屈指のベストセラー作家と呼ばれるようになったのか。彼女が“本当の自分”を見つけるまでの波乱と情熱に満ちた半生を、実力派キャストとスタッフにより映画化。■キーラ・ナイトレイ、慣習やジェンダーを打ち破るアイコン的女性を熱演魅力溢れるコレットを体当たりで演じたのは、人気英国女優キーラ・ナイトレイ。知性と行動力を持ち合わせるエネルギッシュなコレットの19歳から34歳までを演じた。監督を務めたのは、『アリスのままで』でジュリアン・ムーアにオスカーをもたらしたウォッシュ・ウェストモアランド。かねてよりコレットに想像力を掻き立てられてきたウェストモアランド監督は、公私ともにパートナーだった故リチャード・グラッツァーと16年以上に渡って脚本を推敲したほど、思い入れの強い意欲作となっている。■ココ・シャネルに愛され、オードリー・ヘプバーンを見出した自著作品を舞台化する際には、当時無名だったオードリー・ヘプバーンを主役に大抜擢し、オードリーを一躍スターにした立役者として、またファッションデザイナーのココ・シャネルや詩人ジャン・コクトーら多くの芸術家に愛された唯一無二の存在として知られるコレット。男性優位の時代でも慣習やジェンダーにとらわれることなく、力強く生きた彼女は昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえる。あらゆる分野で才能を開花させたコレットの姿は、いまだからこそ観るべき1作となっている。■ストーリーフランスの田舎町で生まれ育ったコレット。14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のパリへと移り住む。“ベル・エポック”真っ只中の活気にあふれていた1890年代のパリ。コレットは夫とともに芸術家たちの集うサロンで、享楽の世界に浸っていた。そんななか、コレットの才能にいち早く気が付いたウィリーは、自身のゴーストライターとして彼女に小説を書かせることに。その後、コレットが執筆した「クロディーヌ」シリーズは、社会現象を巻き起こすほどの一大ブームとなる。いつしか、世間もうらやむようなセレブ夫婦として注目されるコレットとウィリー。しかし、コレットは自分が作者であることを世間に認められない葛藤と夫の度重なる浮気と抑圧に苦しめられることとなる。激動の時代に流されることなく、心の声に従って愛と自由を手にしたひとりの女性。ありのままの自分でいるため、あらゆる困難と闘いながらも、最後まで自分自身に正直であり続けようとする意志は揺らぐことはなかった。自らの力で切り開いた道の先にコレットが見つけた“希望”とは――。『コレット』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年02月08日先日、女優業やチャリティー活動が認められ、大英帝国勲章を受章。イギリスを代表する女優のひとりであるキーラ・ナイトレイが、過去に女優業を諦めようとしたことを「Sunday Times」紙に語った。22歳のときにメディアによる「拒食症」報道を受け、「完璧でいなきゃ」と思うがあまりに、PTSDと診断されたことを明らかにしたキーラ。当時をふり返り、「女優業を辞めた方がいいのでは…?」と心配する友人や家族の声に、キーラ自身も「私もまさにそう思ったわ。特に、心身が衰弱していたときにね。PTSDとパニック発作がひどかったの。1年間は完全に働くことができなかったわね」とキャリアを諦めようと考えたという。そんなとき、支えになったのは家族と本当に親しい友人たちの存在だった。「彼らがいてくれなかったら、違った結末になっていたでしょうね。私は、(彼らの)誰かがいつも見返りなしに私に寄り添ってくれることを知っていたの。(メディアやパパラッチに)負けたくなかった。私がやりたかったことはただ1つ、映画を作ることだったから」。立ち直ったキーラは、映画の撮影がないときは毎晩のように出かけ、朝6時頃まで踊り明かしていたそうだ。しかしそれもジェイムズ・ライトンと結婚し、2015年にイーディちゃんを出産するまで。「最初の1年はいままでと同じ生活を続けられるってフリをしたんだけど、ジェイムズと『そういう親にはなりたくないね』っていう結論に達したのよ」。(Hiromi Kaku)
2018年12月25日木曜日(現地時間)、キーラ・ナイトレイがバッキンガム宮殿で大英帝国勲章(OBE)を受章した。20年に及ぶ女優業とチャリティー活動が認められたとのこと。1999年、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で、ナタリー・ポートマン演じるアミダラ女王の影武者役を演じたキーラ。その後、ナタリーのそっくりさんで終わることなく、『ベッカムに恋して』、『ラブ・アクチュアリー』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで存在感を残し、イギリスを代表する女優のひとりへと成長した。英王室のインスタグラムには、チャールズ皇太子がキーラに勲章を授与している画像が掲載されている。長年、「シャネル(CHANEL)」の顔を務めているキーラは、この晴れの日にもシャネルのスカートスーツをセレクト。夫のジェイムズ・ライトンと両親とともに、にこやかに写真撮影に応じた。洗練されたキーラのファッションを称賛するメディアは多かったものの、こういった場で「ノータイ」であった夫のジェイムズには「ルールを破った」との驚きの声が上がった。OBEの過去の受章者には、デヴィッド・ベッカム、J・K・ローリング、エディ・レッドメインらがいる。(Hiromi Kaku)
2018年12月14日「スター・ウォーズ」シリーズ屈指の人気キャラクター、ハン・ソロの若き日の姿を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。本作に登場するハンの幼なじみキーラや、将来、恋に落ちるレイアのように、本シリーズの魅力の1つとして挙げられるのが、強くて賢くて美しい女性キャラの存在。今回は、シリーズには欠かせない彼女たちの活躍とその魅力に迫った。シリーズに登場する女性たちの原点は、やはり旧三部作『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』、『スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲』、『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』のレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)だ。反乱軍のリーダーとして銀河帝国の独裁支配に立ち向かい、ダース・ベイダーと対峙しても凜とした姿勢を貫く勇敢なレイア姫は、まだまだ女性キャラがヒーローの恋人役に甘んじることの多かった‘70年代半ばの映画界において、文字通り全く新しいヒロイン像となった。その意味でも、「スター・ウォーズ」は画期的な作品だったのだ。続く新三部作『スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス』、『スター・ウォーズエピソード2/クローンの攻撃』、『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』に登場したのが、アミダラ女王ことパドメ(ナタリー・ポートマン)。惑星ナブーの女王として強い信念のもと大勢の民衆を率い、銀河元老院議員となってからも数々の危険を潜り抜けながら宇宙平和のために尽力した彼女は、SF映画のヒロインという枠には収まらない偉大な女性指導者といえる。さらに、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』において、シリーズ史上初の女性主人公となったのがレイ(デイジー・リドリー)。若くて未熟な孤独な少女だったレイがフォースの能力に目覚め、反乱軍の一員として逞しく成長してく姿は、かつてのルーク・スカイウォーカーを彷彿とさせるものがあり、多くの「スター・ウォーズ」ファンから共感を集めている。また、シリーズの原点となる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主人公として颯爽と現れたのが、ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)。銀河帝国軍の最終兵器デス・スターの設計図を手に入れるため、自身と同じ信念を持つ仲間たちと決死のミッションに挑む彼女の勇気と覚悟に、強く胸を打たれた観客も多かったはず。そして、最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するのが、若き日のハン・ソロが初めて愛した女性キーラ(エミリア・クラーク)。同じ天涯孤独の孤児としてハンと一緒に育ち、お互いに愛し合いながらも運命に引き裂かれたキーラだが、それから3年後、巨大犯罪組織の大物ドライデン・ヴォスの右腕としてハンと再会することになる。愛するハンのために力を貸しつつも、その一方で組織に忠誠を誓っているキーラ。スマートでチャーミングな女性だが、計算高い策士の一面も覗かせる。果たして彼女は善なのか、それとも悪なのか。そのミステリアスな存在感は、これまでの「スター・ウォーズ」シリーズのヒロインたちとは一線を画している。そんな謎多き美女キーラに加えて、ハンの恩人ベケットのパートナーでタフな犯罪者ヴァル(タンディ・ニュートン)、自由と正義を愛する異色のドロイドL3-37(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)など、ユニークで魅力的な女性キャラが大活躍する本作。危険な香りの漂うハンとキーラの波乱に満ちたロマンスにも、ぜひ注目してみて。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』MovieNEXは10月17日(水)よりリリース、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開© 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rightsスター・ウォーズ/最後のジェダイ 2017年12月15日より全国にて公開ⓒ 2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年10月04日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのピーター(=“スターロード”)を演じ日本でも人気のクリス・プラットと奥さんの人気女優アンナ・ファリス(『最終絶叫計画』)が突然別居を発表した。寝耳に水だったこのニュースに、ファンのみならず全米レベルでショックが走った。ハリウッドでみんなに愛されていたラブラブ夫婦に一体何が起こったのか?映画業界で結婚を続けることの難しさに迫ってみた。■名声のツケクリス・プラットは、若い頃からアクターを目指していたものの20代には生活苦で車の中に住むホームレス状態を経験。その後も住むところは確保したものの、随分長いこと生活に苦労していたという話しはクリス本人が様々なメディアで語っている。結婚した当時、人気TVシットコムの脇役を演じ、お茶の間でこそ知られた存在になっていたが、劇場用映画で大ヒットを飛ばしていた妻のアンナと比べたら、稼ぎも知名度も比較にならなかった。その頃のクリスは、「太めで面白いアクター」くらいの知名度だった。それが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』への出演をきっかけに180度変化したのである。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のピーター役を探していた監督ジェームズ・ガンに惚れ込まれたクリス・プラットは主演のオファーを獲得。それと共に製作スタジオからの命を受け、“スーパーヒーロー”のボディになるべく、プロのトレーナーのもとで特訓し、やがてモデルのような身体つきに変貌した。そして映画の世界的大ヒット。クリス・プラットの知名度が上がるにつれて女性ファンの数も急上昇。これは奥方のアンナにしてみれば誇りであるとともに心配のタネにもなるという、なんとも複雑な状況。こんなとき、女性はどんなに自分が綺麗であろうと関係ないのである。アンナの不穏な日々は、クリスの人気上昇とともに悪化していった。■残される側の孤独性別と年齢をめぐるエンタメ業界での差別は、残念ながら万国共通。だがハリウッドではそれがとくに際立っている。いちばん苦労するのは女優たちで、殆どのアクトレスが30代後半を境に出演オファー激減という残酷な局面を迎える。アンナも例外ではない。かたや、年齢が上がり“成長”して“男っぽく”なったクリスへのオファーは急上昇した。とくにクリスがいまをときめくジェニファー・ローレンスと恋人同士を演じたSF映画『パッセンジャー』の撮影中は、傍観するアンナにとっては非常につらい時期だったようだ。アンナは、2年前のUS Weekly誌インタビューでクリスとジェニファーの浮気のうわさに対して、「クリスを信じていても、自分が思った以上に傷ついたうわさだった」と告白している。自分のBFあるいは旦那が、ゴージャスなジェニファー・ローレンスとラブシーンを演じることになったら…。パニックしない女性がこの世に果たして居るだろうか?つらいなんてもんじゃないだろう。■仕事と家庭のバランス崩壊『ジュラシック・ワールド』の大ヒット、そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の爆発的ヒット、そして来年公開予定の『アベンジャーズ:インフィニティーウォー』にもピーター役で出演が決まっているクリス。仕事で家を空ける時間がどんどん増えていったクリスを、5歳の息子ジャック君と共に見守っていたアンナ。ふたりにコミュニケーションがいちばん必要だった時期に、もっともコミュニュケーションが欠如した状況となってしまったのだ。目的に向けて旅立っていく側は、見送る側より断然ラクだ。相手を残していく罪悪感はあるものの、やがてはじまる冒険にワクワクせずにはいられない。残された側はそんな相手を見てますます滅入ることになる。これまで心理的にも金銭的にも夫を支えてきたアンナは、新たなハリウッドスターとして飛躍していくクリスを誇りに思いつつも、孤独な気持ちに苛まれていたのだ。クリスの爆発的人気がもたらした、家庭への影響は相当なものだったに違いない。夢にまで見ていた名声が長いこと続いていた平和な家庭内の均衡が崩してしまったのだ。8月に入ってついに別居を発表したクリス&アンナ夫婦。「長いこと結婚生活を修復しようと試みましたがだめでした」という内容の声明はなんとも痛々しい。■ハリウッド・ロマンスに希望はあるのか?撮影でしょっちゅう家を空けていた筆者にはよくわかるのだが、ロケなどで家を長く空けなければならないことが多いエンタメ業界関係者の結婚生活持続は非常に難しいものがあると思う。一緒にいられないということで、カップルに最も必要なコミュニケーションを維持するのが困難になるからだ。おまけにロケ先には、ブラピやアンジェリーナ、クリス・プラットやジェニファー・ローレンスみたいな人間がたくさんいて誘惑がいっぱいである。ロケ先でひとりぼっちの夜、これに屈せずに1か月以上過ごすのには、かなり強固な夫婦関係が必要だろう。ちなみに、映画スタッフの離婚率もセレブに負けず劣らず高いのが現状だ。だが、ハリウッドにだって結婚が長続きしている夫妻もいる。メリル・ストリープは、彫刻家ドン・ガマー氏と結婚して今年で39年目というハリウッドでは稀な存在。以前、アカデミー賞の受賞者会見でメリル・ストリープに質問をする機会があったのだが、そのときにこんな質問をしてみた。「非常に多忙なキャリアにおいて結婚を長続きさせる秘訣はありますか?」するとメリルは、「女性は家庭で何かと自分を犠牲にすることが多いわよね。秘訣は特にないけど、日々努力の積み重ねよ」と語っていたのが印象的だった。またデンゼル&ポーレッタ・ワシントン夫妻結婚歴33年、トム・ハンクス&女優リタ・ウィルソン夫婦、そしてケヴィン・ベーコンと女優キーラ・セジウィック夫妻のふた組も、結婚29年目と希少な存在。サラ・ジェシカ・パーカーと一緒になって来年で結婚20周年を迎えるマシュー・ブロドリックが、mydomaine.comというサイトで結婚長続きの秘訣を聞かれて、「(サラ・ジェシカとは)夫婦である前に親友なんだよ。僕たちは会話が絶えないんだ」と話している。そしてオバマ元大統領の奥方ミシェル・オバマ夫人は、以前Glamour誌に、「結婚というのは努力よ。自分以外の人と人生を築いて行くのは大変なこと。でもほかの誰もが通る道だということを理解することが大切なの。努力する覚悟で頑張るの」と語っている。心底仲良しの友だちであること、つらいときも一生懸命努力してお互いを尊重しハートをつなげていかなければ、どんなにお金があってもどんなにイケメンでも、幸せな結婚は続かないのである。(text:Akemi K. Tosto)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2017年08月13日『トランスフォーマー』シリーズのスピンオフ作で女性主人公を演じるといわれているヘイリー・スタインフェルドが主演を務めた、新たな青春こじらせ映画の決定版『スウィート17モンスター』。そのブルーレイ&DVDのリリースが9月6日(水)に決定した。ネイディーンは17歳。キスもまだ経験なしの、イケてない毎日。妄想だけがいつも空まわりして、教師のブルーナーや、母親を困らせてばかり。たったひとりの親友クリスタだけが、自分のすべてだと思っていたのに、何をしてもかなわないとコンプレックスを抱いていた天敵の兄ダリアンと彼女が恋に落ちてしまう。この衝撃的な事件により、ネイディーンは父が他界して以来、ずっと取り乱しがちな母や、何故かシンパシーを感じる変わり者の教師ブルーナー、自分とは正反対の誰からも愛される兄ダリアン、何かと声をかけてくれるクラスメイトのアーウィンなど、自分を取り巻く人々へ新たな視点と気持ちを向けざるを得なくなり…。妄想過多、ときに暴走気味の主人公ネイディーン役には、コーエン兄弟監督の『トゥルー・グリット』で14歳のときにオスカーにノミネートされ、現在は歌手としても活躍するヘイリー。今後、大ヒット青春アカペラコメディの第3弾『Pitch Perfect 3』(原題)や『トランスフォーマー』のスピンオフ『Bumblebee』(原題)など、注目作が目白押しのヘイリーは、自己中心的なのにどこか憎めない17歳像を等身大で好演し、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされた。また、ネイディーンが通う高校の担任教師役には、『グランド・イリュージョン』シリーズのウディ・ハレルソン、ネイディーンに振り回されっぱなしの母親役には「クローザー」のキーラ・セジウィック、ネイディーンの唯一の親友クリスタは、M・ナイト・シャマラン監督の『スプリット』にも出演していた注目女子ヘイリー・ルー・リチャードソンが演じる。全米映画批評No.1サイト「Rotten Tomatoes」で驚異のフレッシュ95%を獲得する好評価を受けており、ゴールデン・グローブ賞のノミネートをはじめ、ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞ほか賞レースを席巻。思春期を経験した誰もが感じる、初恋の苦しさや友情に亀裂が入ったときの悲しみ、自己愛と自己否定に揺れる心と不釣り合いな身体や環境の変化へのとまどいなどを、女性監督ケリー・フレモン・クレイグがみずみずしく紡ぎ出した。なお、ブルーレイ&DVDに収録される日本語吹替には、寿美菜子、田中敦子、M・A・O、小林裕介、前野智昭、森田成一ら豪華声優陣が参加しているので、こちらもチェックしてみて。『スウィート17モンスター』は9月6日(水)よりブルーレイ&DVD発売(※同日レンタル開始)、8月2日(水)よりiTunes独占先行デジタルセル配信、8月9日(水)より順次デジタル配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スウィート17モンスター 2017年4月22日よりHTC 渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) MMXVI STX Productions, LLC. All Rights Reserved.
2017年07月09日記憶に新しい「ストレンジャー・シングス 未知の世界」をはじめ、デヴィッド・フィンチャー製作「ハウス・オブ・カード 野望の階段」、女子刑務所を舞台にした「オレンジ・イズ・ニューブラック」、日本発では又吉直樹による芥川賞受賞の大ベストセラーのドラマ化「火花」など、数々の“社会現象”ドラマを生み出してきたNetflix。そしていま、歌手で女優のセレーナ・ゴメスが製作総指揮を務めたNetflixオリジナルのドラマ「13の理由」が、Twitterを中心に話題沸騰中だ。3月31日から世界同時ストリーミング配信されると、同作に関するツイート数は1週間で350万件を突破。100万件強(もすごいが)だった「フラーハウス」などの人気作を大きく上回り、1週間で最もツイートされたNetflixドラマとなった(Fizziology調べ)。高校生クレイ・ジェンセン(ディラン・ミネット)のもとに、彼が秘かに想いを寄せていたクラスメイトで、2週間前に自殺したハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)の声が録音されたカセットテープが届けられる。カセットテープには“彼女が自ら命を絶った13の理由”が残されていた。「このテープを聴いているってことは、あなたもその理由の1つよ」と、テープの中でハンナは語りかける。そのテープを聴きながら、ハンナが死を選んだ理由、そして彼女の死の引き金となった人物たちに迫っていくクレイ。クレイ自身も、彼女に“何か”をしたのだろうか?ハンナがいた“過去”とクレイが謎解きする“現在”の2つの物語を通して紡がれる真実に、観る者は驚愕し、彼女の絶望に打ちひしがれる――。ジェイ・アッシャーによるベストセラー同名小説を原作にした「13の理由」は、セレーナが原作と出会ってから6年以上の歳月をかけ、ついに映像化を実現させた渾身作。製作にはセレーナの母マンディー・ティーフェイ、そしてアカデミー賞作品賞『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督らが関わっており、さらにセレーナ自ら、80年代の名曲のカバーソング「Only You」など2曲をサウンドトラックに提供している。Twitterはおよそ4,700万人、インスタグラムは1億1,700万人という膨大なフォロワーを世界中に持つセレーナ。SNSのネガティヴな部分をイヤというほど知っているはずの彼女だが、本作に関しては、主演2人との3ショットや予告映像のほか、配信開始後もキャストたちとの画像をアップし、積極的にPR。キャストとお揃いで、自殺防止のシンボルとされる“セミコロン”(;)のタトゥーを入れたことも伝えられている。セレーナがキャスティングに関わったという、個性も人種も豊かな若手俳優たちは、いずれも劇中でみずみずしい演技を見せており、いまやメディアに引っ張りだこ、ネクストブレイクは必至だ。主人公クレイ役には、「プリズン・ブレイク」「スキャンダル」「エージェント・オブ・シールド」などの海外ドラマで活躍し、大ヒット作『ドント・ブリーズ』『グースバンプスモンスターと秘密の書』にも出演したディラン・ミネット。ハンナ役のキャサリン・ラングフォードは、これからが楽しみなまさに新星女優。さらにケヴィン・ベーコンとキーラ・セジウィックの娘ソシー・ベーコンら注目の若手ほか、「プライベート・プラクティス」の実力派ケイト・ウォルシュが娘ハンナを失った母親役で出演している。日本でも社会問題化している若者の自殺、ネットいじめ、セクシャリティ、大切な人を失った悲しみとの向き合い方など、深くシリアスなテーマが描かれているとはいえ、本作を貫くリアルすぎる痛みと、そして贖罪と優しさに心をつかまれる人が増殖中。ドラマの内容さながらに、SNSからまた新たな社会現象ドラマが生まれようとしている。Netflixオリジナルドラマ「13の理由」は配信中。(text:Reiko Uehara)
2017年04月18日『トゥルー・グリッド』で14歳のときオスカーにノミネート、『ピッチ・パーフェクト2』では歌声を披露し、いまやシンガーとしても大人気の若手実力派女優ヘイリー・スタインフェルドが主演を務める『スウィート17モンスター』。このほど、彼女が演じる等身大の愛すべき主人公ネイディーンが、友だち以上恋人未満のクラスメイトを悩殺する(!?)本編映像がシネマカフェに到着した。ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)は17歳の高校生。恋に恋する妄想だけがいつも空まわりして、教師のブルーナー(ウディ・ハレルソン)や情緒不安定な母親(キーラ・セジウィック)を困らせてばかり。たった1人の親友クリスタ(ヘイリー・ルー・リチャードソン)だけが自分の全てだと思っていたのに、コンプレックスを抱いていた人気者の兄ダリアン(ブレイク・ジェンナー)とクリスタが恋に落ちてしまう――。このたび届いた本編映像では、親友クリスタと大げんかし、1人になってしまったネイディーンが、気まぐれに隣の席の男の子の家に遊びに行き、彼の家の温水プールで大人の真似事をしてみせる、ちょっぴり背伸びをしたシーン。妄想はすれども、まだまだ経験も何もない彼女は、せっかく自分に気がある男子の純粋な思いを心ない冗談で傷つけてしまい、“イタすぎる”青春の1ページを刻んでいる。自己中心的でありながらどこか憎めない、そんなヘイリー演じる主人公ネイディーンのことが気になっている男子アーウィンを演じるのは、カナダ生まれの香港人、ヘイデン・ゼトー。中国で有名な芸術家ケイ・ゼトーを祖父に持つトリリンガル(マンダリン語、広東語、英語)。ネイディーンは、彼が自分に気があることをうすうす感じつつも、映像のようにプールで「東京ラブストーリー」のリカばりの誘い文句を言ったり、夜の遊園地で観覧車に誘ったりとやりたい放題。好きな人がいるくせに、好意を寄せる男子を振り回す“小悪魔モンスター”なヘイリーのチャーミングな悩殺(!?)演技には要注目。ヘイリーは本作で第74回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされており、ひと足早く試写会で本作を鑑賞した人たちからは、「思春期の記憶のツボを押されまくりで、気づいたら号泣してました」(39歳・女)、「ネイディーンの行動が理解不能どころかわかりすぎてイタい。男だけど、俺だってあんな青春だったんだ!」(43歳・男)、「この映画を10代のうちに観ることができた幸せを忘れません。ヘイリーに共感しすぎて大爆笑して、最後あったかい気持ちになりました」(18歳・女)と、さまざまな共感が寄せられている。若さゆえのイタさ、愛おしさを描き、誰もが「自意識カジョーで自己チューなあの頃」を思い出す青春コメディ映画の傑作を、この映像からも確かめてみて。『スウィート17モンスター』は4月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スウィート17モンスター 2017年4月22日よりHTC 渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) MMXVI STX Productions, LLC. All Rights Reserved.
2017年04月07日ヘイリー・スタインフェルドが等身大の17歳を演じてゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされた『スウィート17モンスター』。このたび、待望の予告編とポスタービジュアルが完成、さらにブスっとしたふくれっ面がチャーミングなヘイリーのキュートな場面写真も解禁となった。取り立てて美人でもなく、秀才でもなく、特技もないし夢中になれるものもない、イケてない青春を送る主人公ネイディーン、17歳。あるとき、唯一の理解者で幼いころからの親友クリスタが、よりによって、何もかもがネイディーンと正反対の超イケてる兄とつき合い始めた!人気者の兄の華やかな交友関係になじみ、次第に社交的でキレイになっていくクリスタ。取り残され、心のよりどころを失ったネイディーンにとって、それはまるで世界の終わりが来たような衝撃。自分だけが不幸だと思い込む“思春期モンスター”は、母親や教師も巻き込み、自己チューが加速する――!本作は、14歳でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされて(『トゥルー・グリッド』)以降も、『はじまりのうた』『ピッチ・パーフェクト2』など女優として活躍する一方、日本には“シンガー”として来日を果たしているヘイリーが主演を務める青春コメディ。ヘイリーは、Fワード全開のマシンガントークで、どこまでも自己中心的でありながら、“あの頃のイタさ”を思い出させる愛おしさを見事に体現。ゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、絶賛を受けている。さらに、『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで知られる個性派ウディ・ハレルソンがやる気のない歴史教師、海外ドラマ「クローサー」でゴールデン・グローブ賞を受賞しているキーラ・セジウィックが惚れっぽく寂しがり屋の母親といった“大人になりきれない大人”を演じ、危なっかしい主人公を見守る。加えて、全米大ヒット中のM・ナイト・シャマラン監督『スプリット』のヘイリー・ルー・リチャードソン、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』「glee/グリー」のブレイク・ジェンナーといった、若手の有望株にも注目だ。アコースティックにアレンジされた「ザ・ビートルズ」の名曲「Help!」が、17歳の小さな世界で懸命にもがく姿をやさしく包み込む予告を、ヘイリーのさまざまな表情を楽しめる場面写真とともに、ここから確かめてみて。『スウィート17モンスター』は4月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月14日映画『スウィート 17 モンスター』が、2017年4月22日(土)より、HTC 渋谷、新宿シネマカリテほかにて公開される。恋に恋する妄想だけがいつも空まわりして、学校の先生や母親を困らせてばかりの女子高校生ネイディーン。本作はそんな彼女を主人公に、自己中心的でありながらどこか憎めない、愛すべき17歳像をユーモアたっぷりに描いた“青春こじらせ映画”だ。主人公のネイディーンを演じるのは、若手実力派女優のヘイリー・スタインフェルド。『トゥルー・グリッド』の確かな演技力で14歳という若さでオスカーにノミネートされ、『ピッチ・パーフェクト 2』でその伸びやかな歌唱力を見せつけた彼女が、“Fワード”全開のマシンガントークで、誰もが通ってきた“自意識過剰で自己中だったあの頃”を熱演している。加えて、『ゾンビランド』(09)、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(94)等の個性派オスカーノミネート俳優ウディ・ハレルソン、海外ドラマ「クローザー」(05〜12)でゴールデングローブ賞を受賞しているキーラ・セジウィックが、青春をこじらせかけた主人公を見守る“大人になりきれない大人”を演じている。そんな本作でメガホンを取るのは、ウェス・アンダーソンやキャメロン・クロウらを見出してきた名プロデューサー、ジェームズ・L・ブルックスが新たに発掘した、ケリー・フレモン・クレイグ。初監督・脚本作品にもかかわらず、ゴールデングローブ賞のみならずニューヨーク映画批評家協会賞第一回作品賞受賞ほか4受賞、17ノミネートの快挙を達成した。【作品情報】『スウィート 17 モンスター』公開日:2017年4月22日(土) HTC 渋谷、新宿シネマカリテほかにて公開主演:ヘイリー・スタインフェルド、ウディ・ハレルソン、キーラ・セジウィック他監督・脚本:ケリー・フレモン・クレイグ製作:ジェームズ・L・ブルックス、リチャード・サカイ、ジュリー・アンセル2016/アメリカ/カラー/1h44min/© MMXVI STX Productions, LLC. All Rights Reserved.【あらすじ】ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)は17歳の高校生。キスさえ未経験の、イケてない毎日。恋に恋する妄想だけがいつも空まわりして、教師のブルーナー(ウディ・ハレルソン)や情緒不安定な母親(キーラ・セジウィック)を困らせてばかり。たった一人の親友クリスタ(ヘイリー・ル・リチャードソン)だけが自分のすべてだと思っていたのに、何をしてもかなわないとコンプレックスを抱いていた人気者の兄ダリアン(ブレイク・ジェンナー)とクリスタが恋に落ちてしまう。疎外感から世界にたった一人取り残されたような気持ちになったネイディーンは、とんでもない行動に出るのだが...。
2017年02月12日