宝塚月組のミュージカル『グレート・ギャツビー-F・スコット・フィッツジェラルド作“The Great Gatsby”より-』東京公演が、9月10日、東京宝塚劇場で開幕する。この作品は、20世紀のアメリカ文学を代表する傑作で、何度も映画化もされているフィッツジェラルドの原作小説を、1991年、小池修一郎の脚本・演出により、宝塚が世界で初めてミュージカル化。『華麗なるギャツビー』のタイトルで、ショーと2本立ての形で初演された。2008年には、1本物のミュージカル『グレート・ギャツビー』として、日生劇場で再演されている。宝塚では3度目の上演となる今回は、大劇場公演の1本物作品として、さらにバージョンアップが施され、2022年版『グレート・ギャツビー』として上演される。主人公のジェイ・ギャツビーを演じるのは、月組トップスターの月城かなと。愛する女性デイジーとの仲を、身分違いを理由に引き裂かれた彼は、彼女が属する上流階級にのし上がるため、裏社会で手を汚し、5年後、ついに莫大な財をなして、今は人妻となっているデイジーの前に再び現れる。演技力に定評のある月城は、端正な顔立ちに優雅な物腰で、謎めいた大富豪を余裕たっぷりに演じているが、時折見せる眼光の鋭さに、どんな手を使っても失った愛を取り戻そうという、意志の強さと覚悟が感じられ、印象的。同時に、デイジーを見つめる優しいまなざしからは、一途な愛、純粋さも伝わってくる。また、劇中で3度歌う名曲「朝日の昇る前に」(吉崎憲治作曲)では、ギャツビーの心情の変化を巧みに表現した。今回は、デイジーと歌う新曲「入り江がひとつだけ」(小澤時史作曲)も追加されている。ギャツビーが永遠の愛を捧げるデイジーを演じるトップ娘役の海乃美月も、結婚し、生まれた女の子を“きれいなおばかさん”に育てたいと言う台詞に、華やかな生活の裏にある孤独、苦悩を垣間見せ、好演だ。出演はほかに、デイジーの夫トム・ブキャナンに鳳月杏、彼女のまたいとこでギャツビーの隣人ニックに風間柚乃、デイジーの親友のプロゴルファー、ジョーダンに彩みちる、トムの愛人マートルに天紫珠李、ギャツビーの父親に専科の英真なおきら。初日前日の通し舞台稽古には、初演時の雪組トップコンビ、杜けあきと鮎ゆうきも駆けつけ、コロナ禍に負けず熱演した後輩たちにエールを送った。なお、10月9日の千秋楽には、全国各地の映画館でライブ中継が、タカラヅカ・オン・デマンドではライブ配信が行われる。またライブ配信は、9月22日の新人公演(彩海せら主演)でも実施される予定だ。文=原田順子
2022年09月10日ペイエン(PEIEN)の2023年春夏コレクションが発表された。『グレート・ギャツビー』から着想今季のペイエンは、「Green Light」をテーマに、小説・映画『グレート・ギャツビー』から着想したクリエーションを展開。映画のラストシーン、語り手ニックの「ギャツビーは緑の灯を信じていた。」という一節からはじまるメッセージからもインスピレーションを得て、夢を叶えようとするギャツビーの力強いエネルギーを、コレクションを通じて表現している。ライムグリーンをキーカラーにキーカラーは、シーズンテーマである「Green Light」を連想させる柔らかなライムグリーンをはじめ、未明の空を思わせるグレー、爽やかなライトブルー、透明感のあるベージュなど。ブランドが描く、儚さや少しの毒がある女性像はそのままに、希望に満ちた、ポジティブで明るいカラーを効かせた。エネルギッシュな脱構築デニム内面から湧き出るようなエネルギーを感じさせるのは、ペイエンが得意とする脱構築的なデザインのリサイクルデニムスカート。ジーンズを解体し、再びドッキングした動きのあるシルエットや、ダメージ加工を施した無骨なデニム地が、躍動感あふれるムードを演出している。ニットで作る儚げなレイヤードブランドのシグネチャーとも言えるニットウェアを駆使した、レイヤードスタイルも印象的。デニムのような風合いを表現したワンピースやベスト、光を宿したラメ糸のグローブなど、柔らかな風合いのニット素材を組み合わせ、奥行きのあるルックを創り上げた。あえて肩を抜き、ずらして羽織ったカーディガンや、ダブルジップのフロントから覗く素肌が、どこか儚げな印象も醸しだしている。
2022年09月02日F・スコット・フィッツジェラルド著の「華麗なるギャツビー」(「グレート・ギャツビー」)が、アニメ映画化されるという。製作会社「DNEG」の長編アニメ部門がツイッターと公式HPで発表した。2012年に『The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore』(原題)でアカデミー短編アニメ賞を受賞したウィリアム・ジョイスがメガホンを取るという。ジョイスは「これまでに映画化された作品は、実写であるゆえの制約がありました。革新的なアニメなら捉えどころのない特色を実現が可能です」と自信を見せている。製作陣には、ジョイスの長年の友人だというイラストレーター&作家のブライアン・セルズニックも名を連ねる。「ウィリアム・ジョイスが構想する豊かなおとぎの国は、フィッツジェラルドの書いたきらめく散文の世界に見事にマッチすることでしょう。このユニークなシネマ体験を実現させる手伝いができることに興奮しています」とコメント。「華麗なるギャツビー」はこれまで何度も映像化されてきたが、今年に入って新たな映像化ラッシュが進んでいる。理由の一つとして挙げられるのは、1925年に出版された「華麗なるギャツビー」は、今年1月1日に米国で著作権保護期間が終了したため。先月も「実写ドラマ化」企画が進んでいることが報じられたが、こちらはフィッツジェラルドのひ孫がコンサルティング・プロデューサーとして参加する、リミテッドシリーズだ。(Hiromi Kaku)
2021年02月24日「どんなCMをやりたいかと聞かれたとき『ギャツビーをやりたいです』と答えていた」そう話すのは、念願かなって、ギャツビー新イメージキャラクターに就任した佐藤健(31)。これまで、萩原健一さん(享年68)、松田優作さん(享年40)、吉田栄作(52)、森脇健児(54)、本木雅弘(55)、木村拓哉(48)と、時代を象徴する男性がCMに起用されてきた。現在配信中のブランドムービーは、映画『るろうに剣心』スタッフのサポートで行われたワイヤアクションも話題だ。「カッコいいは、誰かが変わろうとするチカラだ」。そして最後に「で、つぎは誰が変える?」と言って佐藤は去っていく。価値観は時代によって更新されていく。旧態依然とした発言で笑われないよう、変化を恐れず生きたいものだ。「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月20日コスメやスキンケアブランドなどのアンバサダーやCMなどに、旬のイケメンたちが続々と起用されています。そのビジュアルや動画は、思わずうっとりしてしまうものばかり……!そこで今回、編集部が各ブランドのイケメンミューズたちを厳選。ベストショットとともにお届けします!吉沢亮さんがディオールのバームを手に…まずご紹介するのは、『パルファン・クリスチャン・ディオール』の男性も使える無色のスティック『ルージュ ディオール バーム』を手に取った俳優・吉沢亮さん。発売時に公開されたこのショットにファンは歓喜!吉沢さんの美しいまなざしやなめらかな唇に、思わずドキドキしてしまうビジュアルになっています。吉沢さんはスティックについて「軽い付け心地なのに、しっかり保湿してくれるので、毎日続けられるケア」とコメントしていました。『Dior ルージュ ディオール バーム』¥4,500(税抜)男女問わず使える『ルージュ ディオール バーム』は、95%自然由来のフローラル リップケア成分が配合されており、『ルージュ ディオール』の2倍ものケア効果が期待されています。また、ツヤと潤いも与えてくれるので、小ジワが目立たない唇に!メイクアップ前にひと塗りすれば、美しい唇をキープ。吉沢さんも絶賛のバーム、使ってみては?【商品情報】『Dior ルージュ ディオール バーム』価格:¥4,500(税抜)カラー:コンプリート 全1色※リフィルは2021年9月発売予定JO1の“推しメン”とおそろいアイテムをゲットして!続いてご紹介するのは、『イヴ・サンローラン・ボーテ』のオフィシャルビューティーパートナーに就任したグローバルボーイズグループ・JO1です。今回のパートナー就任にあたり、2021年、全メンバーがステージやプライベートで使用するビューティ製品を『イヴ・サンローラン・ボーテ』がサポートするそう。今後のステージや様々なメディア出演時に使用されるメイクからも目が離せません!2020年12月23日(水)に行われた就任会見にはメンバー全員が登場。“10秒で肌が変わる”と話題の新製品『ピュアショットエッセンスローション』の使用感について語りました。各メンバーともに「肌のトーンが上がる感じがするし、使い心地が良い」「もちもちでツルツル肌になる」と大絶賛した中、グループの美容担当・大平祥生さんは、おしゃれなボトルのデザインが気に入った様子で「置いてるだけでオシャレ」とコメントしていました。『ピュアショット エッセンス ローション』¥8,400(税抜)『ピュアショット』シリーズは『イヴ・サンローラン・ボーテ』史上最も売れたスキンケアで、2020年にはベストコスメを60以上受賞した大人気のシリーズです。『ピュアショット エッセンス ローション』は、「10秒で肌が変わる」と言われるほど、なめらかで透明感のある肌へと導くアイテム。JO1の今年の美しい素肌を支えるアイテムになるかもしれません……!【商品情報】『YVES SAINT LAURENT ピュアショット エッセンス ローション』価格:¥8,400(税抜)志尊淳さんの強い眼差し&笑顔にドキッ続いてご紹介するのは、お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァさんとともに、スキンケアブランド『キールズ』のブランドパートナーに就任した俳優・志尊淳さん。2人のブランドパートナー就任ムービーが特設サイトで公開中です。ムービーでは『HEALTHY SKIN, HEALTHY LIFE FOR ALL』をテーマに、志尊さんとゆりやんさんが、“ありのままの自分”を大胆に表現。志尊さんは、思わずドキッとするような強い眼差しや、キュートな笑顔までさまざまな表情を披露。また、「スキンケア」「自分らしくいること」などについて語るシーンもたっぷりと映し出されています。志尊さんの表情やすべすべの肌にときめくこと間違いなし!ぜひ動画もチェックしてくださいね。佐藤健さんが疾走!クールな表情も…最後にご紹介するのは、ヤング男性向けコスメブランド『ギャツビー』の新イメージキャラクターに起用された俳優・佐藤健さん。そのクールな表情に惚れ惚れしてしまいますね……!また、WEB限定ブランドムービーの第1弾『カッコいいは、変わる。』がブランドサイトと公式YouTubeチャンネルで公開されました。佐藤さんが「カッコいいをつくったのは誰?」「カッコいいは、誰かが変わろうとするチカラだ」など様々なセリフを投げかけ、最後に去っていく姿は必見。疾走する姿、クールな表情など、佐藤さんの魅力があふれるムービーになっています。また、今回の起用に喜びをにじませつつ、「カッコいい」について聞かれると「自分で時代を作っていく奴が一番カッコいい」と持論を展開。「周りがどうこうではなくて、自分がこれをカッコいいと思うからこう生きていく、自分がなりたい自分になれるように生きていくのがカッコいいんだ」という姿でありたいと語りました。いかがでしたか?コスメもジェンダーレスの時代になり、ユニセックスで使えるアイテムが増えているため、コスメブランドのアンバサダーやCMに旬のイケメンが起用されています。今後も、どのブランドが誰を起用するのか楽しみですね。そして、今回紹介した4組の美肌とかっこよさにも、ますます注目です。【参考】ディオールからフローラル ケア バームが誕生 - PR TIMESYSLが、グローバルグループ「JO1」の「オフィシャル ビューティー パートナー」に!ビューティを全面サポート。 - PR TIMES志尊淳さん、ゆりやんレトリィバァさんがキールズファミリーに仲間入り。特設WEBサイト・ブランドパートナー就任ムービー 10月8日(木)より公開 - PR TIMESギャツビー新イメージキャラクターに佐藤健さんを起用! - PR TIMESパルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン株式会社日本ロレアル株式会社(株)マンダム文/mihoko
2021年02月15日F・スコット・フィッツジェラルド著の「華麗なるギャツビー」(「グレート・ギャツビー」)が、テレビドラマ化される。「A+E Studios」と「ITV Studios America」が、『エリザベス』や「ヴァイキング ~海の覇者たち~」の脚本家マイケル・ハーストと開発中だという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。同ドラマは現在のところ1シーズンでの完結を想定。ハーストは『サイドウェイ』のマイケル・ロンドンと製作総指揮も務める。また、フィッツジェラルドのひ孫であるブレイク・ハザードが、コンサルティング・プロデューサーとして参加する。ハーストはすでにこの企画に携わって3年が経過している。「ギャツビーとは人生のほとんどをともにしてきたと感じます。子どもの頃に出会い、1970年代にはオックスフォード大学で学生に教えました。それから定期的に何度も読んでいます」と同書の大ファンであることを告白。ドラマ版については、「私たちが現在暮らすアメリカを良い意味で反映した、より多様性・包括性のある『華麗なるギャルビー』を作りたい」と語っている。「華麗なるギャツビー」はこれまでに何度も映画化されており、主役のジェイ・ギャツビーをロバート・レッドフォードやレオナルド・ディカプリオらが演じた。(Hiromi Kaku)
2021年01月27日俳優の柳楽優弥と新田真剣佑が、今年発売40周年を迎えたヤング男性向けコスメブランド「ギャツビー」の新イメージキャラクターに決定。2人をW主演に迎えた映像作品「GATSBY COP」の公開に先駆け、彼らのインタビュー映像がギャツビー特設サイトにて配信された。柳楽さんは、主演した映画『誰も知らない』で第57回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を日本史上最年少で受賞したことが話題となり、その後も様々な作品に出演。現在公開中の超話題作『銀魂2掟は破るためにこそある』や、今後も『散り椿』『夜明け』など多くの待機作がある。一方、新田さんは『ちはやふる』シリーズや「僕たちがやりました」「トドメの接吻」に出演し、『パシフィック・リム』の続編『パシフィック・リム: アップライジング』では、新キャストとして出演したことも話題に。今回2人は、「ギャツビー」が40年間培ってきた、“スタイリッシュさ、やんちゃさ、カッコよさなどを体現できる人物”として起用が決定。9月公開予定の映像作品「GATSBY COP」では、2人がバディとなり、かつてない世界観の中でスタイリッシュに大活躍するのだという。今回公開されたインタビュー映像では、オファー時の心境についてまず柳楽さんが「ギャツビー40周年という節目でまさか」と話すと、新田さんは「もし僕がタイムスリップできるなら、子どもの頃の自分に言ってあげたいです。『10年後、GATSBY COPになるよ』って」と笑顔。またお互いの印象や、「スタントマンは使わないで全部自分たちで演じた」などと、役作りでのことや、見どころも説明。さらに、「3人目のGATSBY COPはみなさんだと思っています」(柳楽さん)、「僕たちと一緒に、GATSBY TOWNの平和を守りましょう!」(新田さん)とメッセージも寄せている。(cinemacafe.net)
2018年08月21日20世紀の文学界における最高傑作のひとつとされる『グレート・ギャツビー』。『華麗なるギャツビー』という邦題でも知られ、映画・舞台など様々な形で実写化されてきた。5月から日生劇場で公演が行われる新たな『グレート・ギャツビー』は、主演:井上芳雄、脚本・演出:小池修一郎という、日本のミュージカル界を代表する2人ががっつりとタッグを組んだ新作となり、熱い注目を集めている。今回は小池が同作にかける心境、主演・井上芳雄の印象、そして日本のミュージカルへの思いについて、3回にわたりお届けする。○念願叶った舞台を、もう一度新たに行う――今回、井上芳雄さん主演で新たに『グレート・ギャツビー』を舞台化ということですが、どのような思いで臨まれているのでしょうか。1991年の、宝塚歌劇団雪組公演(『華麗なるギャツビー』)がおかげさまで大変好評で、菊田一夫演劇賞をいただいて、世に認知されたという経緯があります。さらに2008年には日生劇場で、月組の選抜メンバーによって再演されました。今回は"一般版"を井上芳雄くん主演で作らないかというお話をいただいて、ちょっと「うわっ」と思って(笑)。すごく名誉に思うと同時に、原作をすごく好きになった10代のころから、舞台でやりたい、宝塚でやりたいと考えて、一度念願が叶ったわけですね。それをもう一度やるというのはかなりエネルギーがいることだなと、月組版の時にすごく感じました。そこからまた新たなバージョンを作るということを考えると、この作品への憧れや思い入れを100%再現できるのか? という不安もあったんです。当たり前ですけど、最初にこの作品を「いい」と思った時から45年くらい経っちゃいましたからね。また、井上くんと十数年ぶりに新作ができるのは嬉しいのですが、井上くんはもう現代演劇界でもみんなが認める俳優さんですから、そちらの戸惑いもありました。私が出会ったときは19歳の若者で、「ヨシオ、ヨシオ」と呼び捨てにしていたのに、今は37歳の偉い俳優になっているんですよ。東宝ミュージカルを屋台骨として支えてきているし、責任のある立場を全うしてきていて、ある種出会った頃とは別人なので、「どう接するべきか?」みたいな気持ちになる(笑)。よく、新人の子達には「僕は君たちの小学校の最初の担任みたいなものです」と言っているんです。ミュージカルに初めて接するような子を、前向きに仕事に向かわせることが、大きな役割だったりもするんですよね。井上くんはもう大学院も卒業したくらいになっているので、小学校教師としては何を教えよう、という戸惑いも覚えるんですよ。つい、昔のようなつもりで話しても、「今更そんなこと言わないで」となるかもしれないと、非常に悩みます(笑)。未知であり、楽しみでもありますね。――小池先生の手がけられる作品には、若い方もたくさん出られていますよね。『1789 -バスティーユの恋人たち-』や『ロミオ&ジュリエット』でも、翻訳物ミュージカルにあまり出たことがない、といった人がけっこういました。日本でのミュージカルというのはもう一声、もうちょっとだけ人材が豊富になってくれたら、もっとお客様が盛り上がれると思うんです。ともかく次々に人材を補給、かつ競争してくれないと伸びないと思うんですよね。――そういった「ミュージカルへの入り口」という意味での小学校教師役なんですか?そうです。新人の方や、ミュージカルは初めてという方に、つまらないと思うのではなく、「なんとか、ここでもう一踏ん張りしよう」と思うようになって欲しいんですね。元々ミュージカルをやりたくて来ている人はいいんですが、少し戸惑いを持って演じている人も多いように感じるので。※次回は主演・井上芳雄さんについてたっぷり語っていただきます(5月4日掲載)。
2017年05月02日ミュージカル『グレート・ギャツビー』の製作発表会見が1月30日に都内で行われ、井上芳雄、夢咲ねね、広瀬友祐、畠中洋、蒼乃夕妃、AKANE LIV、田代万里生、脚本・演出の小池修一郎が登壇した。原作は、スコット・フィッツジェラルドにより1925年に出版された小説で、20世紀の文学史における最高傑作の一つと言われている。宝塚歌劇団によって1991年に上演され、脚本・演出を務めた小池は第17回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞した。1920年代のアメリカを舞台に、謎の富豪・ギャツビーと彼を取り巻く人間関係を描く。小池版『ギャツビー』はすでに存在していたものの、今回は楽曲も全て書き下ろしとなり、ほとんど新作といえる作品になることが会見で明かされた。主演の井上は「ギャツビーという役は誰もがやりたいというような素晴らしい役だと思うんですけど、全部受け止めながらこのメンバーで新しい作品を作れればいいと思います」と意気込みを語る。小池の代表作であるミュージカル『エリザベート』の皇太子ルドルフ役でデビューした井上。小池との付き合いも長いが、「新作をご一緒するのは初めて」だという。「噂は聞くんです。全然稽古が終わらないとか」と笑いながら「まだ誰も見たことのないグレートギャツビーをみなさんにお見せすることができれば」と展望を示した。同作を最初に見た時の印象については、井上は「(ギャツビー役の)杜けあきさんの背中がでけーなという」と語り、客席を笑わせた。「多分パットを入れていると思うんですけど、パットも関係ないくらいににじみ出る、背中で語るみたいな印象がすごく強くて」と振り返った。同作も男性のロマンチックな部分が詰まっているというが、「男の人自体がロマンチックだと思うんですよ。あとバカ」とバッサリ。自身が演じるギャツビーについては「バカだけど、一個嘘をつくと決めた時のエネルギーがすごい」「男性のある種の理想、すごくロマンチックな人だなと思う」と、印象を表した。デイジー・ブキャナン役の夢咲は、ずっと同作に出てみたかったという。自身が演じるデイジーを「最近では芯の強いヒロインが多いなか、すごく弱い、誰かがそばにいて助けてくれないとダメな精神的にちょっと弱い女性」とキャラクターを捉えた。一方、デイジーの夫であるトム・ブキャナン役の広瀬は「本当に傲慢でふてぶてしい、好色でやなやつ」と捉えながらも、「僕自身がすごく真面目ですごくいい人なので、共通点は見つからない」と、語っている間に笑いがこらえられなくなった様子。すかさず井上が「ごめん、つっこんだ方がよかったね! そういうムードかわかんなかったから!」とフォローする一幕もあった。また、物語の語り手とも言える位置にいるニック・キャラウェイを演じる田代は、自己紹介時から「にっきゅ……」と名前を噛んでしまい会見を和ませた。作品の印象を語る時も一人立ち上がり、情熱的な姿勢を垣間見せた田代は、改めて「制約から開放されたいという思いが強い印象を受けました」と作品について表現する。「勢いのあるアメリカと衰退していくアメリカの両方が混ざったような年代」であり、「ジャズの音楽もいろんな変化をしていた」と背景を説明し、「ミュージカルにうってつけじゃないかなという気持ちです」と自信を見せた。音楽を担当したブロードウェイの新鋭・リチャード・オベラッカーも、同作のミュージカル化を熱望していたという。関係者の思いが強く詰まったミュージカル『グレート・ギャツビー』、東京公演は日生劇場で5月8日~29日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで7月4日~16日、愛知公演は中日劇場で6月3日~15日、福岡公演は博多座で7月20日~25日を予定している。
2017年02月04日内博貴が主演するミュージカル『グレイト・ギャツビー』の製作発表会見が5月20日、都内にて行われた。共演は相葉裕樹、愛原実花、大湖せしる、山口馬木也ほか。演出は錦織一清、脚本は『マッサン』の羽原大介が手掛ける。ミュージカル『グレイト・ギャツビー』チケット情報原作はF・スコット・フィッツジェラルドの代表作にして、アメリカ文学を代表する傑作小説。“狂騒の20年代”と呼ばれた1920年代のNYで、毎週末、絢爛豪華なパーティを繰り返す謎の大富豪、ジェイ・ギャツビー。彼は何のためにそんなことを繰り返しているのか。その裏には、あまりにも純粋な愛があった――。1974年にロバート・レッドフォードが、そして2013年にはレオナルド・ディカプリオが主演した映画もあまりにも有名だが、そのディカプリオ版を観た内が、自らプロデューサーに舞台化を提案したという。内は「映画を観終わってすぐ、これをミュージカルにしたら面白いんじゃないか、とビビっと来た。それから、やりたいやりたいと言い続けてきました。言い続けると、夢は叶うものですね」と感慨深げに話す。この物語のどこにそんなにほれ込んだのか、という問いには「デイジーというひとりの女性への熱い思い。“そんなに人を愛せる?”と、僕自身、そんな経験がないからこそ惹かれた」と内。自身とギャツビーとの共通点は「今は思いつかない」と話すも、演出の錦織からは「女にだらしない男が一途な男を演じるとマスコミが喜ぶから、そんな大俳優になってください!」というユニークなエールが贈られていた。その錦織は「25年前だったら、僕がギャツビーを演じられたのではと、(内に)嫉妬する」と話し会場を沸かせていたが、「アメリカが希望に燃えていた時代を描き出したい」と意気込みを。ヒロイン・デイジーを演じる愛原実花は「与えられた課題をこなすだけでなく、自発的にデイジー像を作っていきたい」と話していた。公演は7月2日(土)から10日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて。その後、愛知・京都・兵庫公演あり。チケットは5月28日(土)に一般発売を開始する。
2016年05月23日F・スコット・フィッツジェラルドの小説『グレード・ギャツビー』を基に、独創性に溢れる脚本家/プロデューサー/監督バズ・ラーマン(『ムーラン・ルージュ』、『ロミオ+ジュリエット』)が独自の解釈と想像力で、初の3D映像で新たに蘇らせた『華麗なるギャツビー』。ディカプリオ演じるギャッツビーを、その美貌とチャーミングなキャラクターで魅了するデイジーを演じるのは、キャリー・マリガン。彼女に豪華絢爛なギャッツビーの世界、そして「愛される女になるために」監督に求められたことを聞いた。■デイジーは「娘には幸せなおバカさんになってほしい。女の子はそれが一番いい」と言いますが、共感できますか? 彼女は、彼女が育った社会について語っているのね。頭脳を持たないほうが暮らしやすいの。ただ「結婚すること、そして綺麗に見えること」を期待されているのだから。それがその時の価値観で、彼女も同じく、そんな価値観を持っている。だけど、私自身はそのまったく正反対。頭の良い、知的な、親切な人間になることが、大切だと思うのよ。■バズ・ラーマン監督とレオナルド・ディカプリオと トビー・マグワイアという男性陣の中に飛び込んでいくことに抵抗はありましたか? おじけづいた理由は、彼がバズ・ラーマンだから。そして、彼がレオナルドだから! だけど、彼らは私を快く迎え入れてくれた。だからボーイズ・クラブだとは感じなかった。■ギャツビーというキャラクター、そしてそれを演じるレオナルド・ディカプリオも謎めいた男性ですが、そんな謎めいた男性との共演はいかがでしたか? 彼はとても温かみのある人で、いつも私に優しく接してくれた。とても寛容だった。彼はシーンの共演者たちをいつも素晴らしい仕事ぶりでヘルプしてくれるのよ。■レオナルド・ディカプリオと共演するということに、恐怖感はありましたか? ええ、地球的にビッグな映画スターだもの。彼は多くの体験を積んできた役者で、私ときたら、ほんの少しの経歴しかないし。そして、私は彼の作品の大ファンなの。私はただ、彼に追いついているかと心配で、追いついていきたいと思って頑張っただけ。■ラーマンは舞台のようなリハーサルをする監督なのですね。ええ、彼はそれが好きみたい。彼は私たちがリアルに表現することを心から望んでいて、その1つの方法が、撮影前に共演者が多くの時間を一緒に過ごすこと。そして、リハーサルをたくさん積み、たくさん話し合うこと。だから、私たちが本番の撮影には、私たちは皆それぞれ自由に羽ばたけるの。■ファッションについて教えてください。私はいままで一度も、綺麗に見えなきゃならないキャラタクターを演じたことがなかったの。そのままのルックスとか、決してキレイ系ではないキャラクターばかりだった。だからデイジーの役作りには、衣装が大きな役割を果たすと分かっていた。バズの作品を観てきたので、キャサリン(・マーティン)と一緒に働けることをとても楽しみにしていた。キャサリンはいつも驚異的なクリエーションを生んできたから。そして、実際に衣装はとても美しく、着るのが本当に楽しかった。最初の衣装合わせのときに、いろいろなアイデアが生まれたのよ。私は夜会用ドレスを着ていて、本では白いドレス、と書かれていけれど、それはキャサリンが急に日中にデイジーが夜会服を着るのは楽しいんじゃないかって、考えたの。デイジーなら、なんの意味もなく、そんな装いをしそうだからってね。本当に楽しかったわ。そして、私は何百万ドルもするダイヤモンドの数々を身につけていたのよ。そんな高価なものに身を包むなんて、今まで一度も体験したことなかった。それはもう、私の動作さえ見事に変えてしまった。もちろん、気持ちも大きく変わったわ。でも、私がファッションに関していちばん印象的なのは、男性陣。彼らは本当にハンサムに見えた。今の時代の男性が、あのように装ってくれたらと願うばかりよ。■ファッションの話に戻りますが、20年代のファッションについて何か新しい発見がありましたか? 今回、衣装を着こなすのはかなり大変なことだった。すべての衣装が、それぞれの役に合わせた特有のもの。キャサリンとプラダによって作られたもので、自分のために特注されたものだったの。だからフィットはぴったりよ。■いちばん気に入ったシーンは? 私は最初のシーン、ギャツビーを探しにジョーダンがニックを連れ回して、図書室に入りこむとマティーニを手にする男性が「ギャツビーは存在しない」と言うシーン。素晴らしいの一言ね。目にしたことのない、素晴らしいシーンだった。そんな素晴らしいシーンが数多く出てきたわ。兄弟愛を感じさせるギャツビーとニックのシーンもとても気にいっているの。2人の関係はとても感動的。特に最後のシーン。そして、ジェイソン・クラーク(ジョージ・ウィルソン役)の演技を観るのが大好き。彼は私が好きな役者の1人だから。私は映画の中で彼との共演シーンはなかったけれど、彼は本当に驚異的だと思ったわ。■デイジーというキャラクターはどのような人物ですか? 彼女は自分自身というものを、あまりよく分かっていない人間なの。自分はなにが欲しいのかも、よく分かっていない。一方では安定を求めながらも、もう一方ではロマンスへ落ちていくことを望んでいる。■デイジーにあなたが共感できるところは? 私は彼女に共感できるところがあまりない。脚本を読んで、いったい私はどんな風に演じるか、さっぱり分からない、って感じるものに、挑戦していくのが好き。なんとか、それを探しだしていくのが好きなの。もし最初から、私はこの役柄の演じ方をしっかり分かっているって感じたら、それは私にとっては、あまり興味深いものでないのよ。私は今回のこの役柄を、どんなことがあっても断ることはなかったわ! でも、本当に、デイジーとは、共通するところがないの。彼女は私より、うんと女性らしいし、身なりも良いし。それに、彼女はあまり方向性を持っていないタイプでゴーイングマイウェイの私とは大分違う。■デイジーは、視野の狭い浅はかな人間なのでしょうか? 浅はかな人間、というより彼女は、浅はかな面も持ち合わせている人。完璧に浅はかな人間、ではないの。彼女は自分の保持しているライフスタイルをとても気に入っている。素敵な良質なモノを楽しんでいる。でも、結局、彼女は悪者に仕立てられやすい人間よね。もちろん、彼女には浅はかな部分はある。でも、彼女には深い情感があるのよ。彼女はなにかを強く感じる人。その瞬間瞬間に、彼女はなにかを真剣に信じている。それは、ずっと強いものとして地に足をつけた状態で続くものではないのだけどね。一瞬のうちに、彼女は心変えしてしまうから。■愛されるキャラクターになるためには、どんなことに気をつけましたか?最初に、バズはそれ(人から気に入られようとトライすること)を私から取り上げてしまったのよ! キャストが決まった瞬間、周りからは「デイジーって最低!」というリアクションしか受けなかったの。それに対して、私はみんなとは違う風に彼女を捉えていかなきゃならなかった。そんなリアクションに対して「ありがとう、素晴らしい反応ね! 」と反抗的に接したわ。私は、このキャラクターが批判されるのを止めようと思ったの。それに、彼女のことは好きよ。彼女に対して、偏った見方はしていない。彼女を演じているときは、彼女がとった選択を考えていたの。お金のために結婚したのは、それが彼女が予測され期待されていたことだから。彼女が不倫関係に陥ったのは、彼女は夫と虐待的な関係にあったから。それはモラルに反してはいても、理解できる行為だわ。だから、私は彼女を特別に好きになろうとは努力しなかったし、観客にも必要以上に好きになってもらおうとはしなかった。だって、バズが最初から「それについては何も考えるな」って。映画『華麗なるギャッツビー』は丸の内ピカデリーほか、2D/3D同時公開中 ・公式サイト
2013年06月24日レオナルド・ディカプリオを主演に迎え、『ロミオ+ジュリエット』のバズ・ラーマンが再びタッグを組んだ3D映画『華麗なるギャツビー』。5月22日(水)、先日のカンヌ国際映画祭でのオープニング上映に続き、オーストラリアにてワールドプレミアが行われ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン、エリザベス・デビッキ、バズ・ラーマン監督らが出席した。F・スコット・フィッツジェラルドの小説「The Great Gatsby」を原作とする本作。宮殿のような豪邸に暮らし、毎晩のように豪華絢爛なパーティを繰り広げる謎の男、ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)。そのあまりにも完璧な彼に、隣人のニック(トビー・マグワイア)は疑念を抱くようになる。やがて、耳を疑ううわさと危険な人脈、そして上流社会の女性との禁じられた恋が、少しずつギャツビーの“華麗なる”仮面をはぎ取っていく…。5月初旬に行われたN.Y.プレミアでは、米版「VOGUE」の編集長アナ・ウィンターも出席するなど、ファッション業界からも注目を集めている本作。この日のワールドプレミアは総額2億円をかけて行われたが、先日のカンヌに続いて、またしても大雨!キャリー・マリガン扮するディジーの夫トム・ブキャナンを演じたジョエルは「カンヌもシドニーでも雨で、雨男はオレかな?」と苦笑し会場を沸かせていた。しかしこんな大雨でも、本作の撮影のほとんどがオーストラリアで行われたこともあり、ファンからの黄色い歓声に加えて「お帰り!」という声援も。ギャツビー・ルックに身を包んだファンたち1,000人が詰めかけ、劇中のギャツビー邸で行われるパーティさながらに女性ファンたちがダンスしたりと、レオ不在ながら会場は豪華&ハイテンションで大きな盛り上がりを見せた。さらに、トビーがキャリーをエスコートし、親友・レオの代役を見事に務めあげ、一方でラーマン監督は「村上春樹は僕のヒーローなんだ。彼が観てくれたと聞いて非常に嬉しいよ。日本に行ったら会いたいな。この映画は日本では受け入れられると思うんだ。若い子がギャツビー・スタイルで原宿あたりを歩いてくれたら嬉しいな」と願望を語るなど、勢いに乗る『華麗なるギャツビー』一行ならではの凱旋イベントとなった。『華麗なるギャツビー』は6月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:華麗なるギャツビー 2013年6月14日より全国にて2D/3Dで公開(C) 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved
2013年05月23日Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)は、映画「華麗なるギャツビー」の公開を記念し、2013年5月18日(土)~6月23日(日)の期間、丸の内店にて劇中でキャストが着用した衣装を展示するスペシャルディスプレイを開催する。ブルックス ブラザーズは、映画「華麗なるギャツビー」のグローバルパートナーとして、劇中の男性キャストの衣装をすべて提供しており、映画の公開を記念し、丸の内店にて劇中でキャストが着用した衣装を展示するスペシャルディスプレイを開催する。また、原作に基づいて再現した衣装を現代の生地に置き換えて厳選した「ギャツビーコレクション」を、一部店舗にて限定販売を行う。【スペシャルディスプレイ開催概要】ブルックス ブラザーズ丸の内店東京都千代田区丸の内2-6-1丸の内ブリックスクエア1F5月18日(土)~6月23日(日)*6月2日(日):休業日【ギャツビーコレクション限定販売店舗】ブルックス ブラザーズ 青山本店/東京都港区北青山3-5-6ブルックス ブラザーズ 丸の内店/東京都千代田区2-6-1丸の内ブリックスクエアブルックス ブラザーズ 名古屋店/愛知県名古屋市中区錦3-22-20ブルックス ブラザーズ 大阪店梅田店/大阪府大阪市北区梅田1-11-4ブルックス ブラザーズ 福岡店/福岡県福岡市中央区今泉1-19-19ブルックス ブラザーズ 新宿伊勢丹店/東京都新宿区新宿3-14-1*6/12(水)~6/23(日)【お問い合わせ先】株式会社ブルックス ブラザーズ ジャパンTEL:03(3403) 4990元の記事を読む
2013年05月18日プリンスとレディー・ガガが、レオナルド・ディカプリオ主演最新作『華麗なるギャツビー』のサントラに楽曲を提供する可能性が出てきた。同作のキャストの1人であるアデレイド・クレメンスによれば、プリンスとガガの方から自ら、同作を手掛けるバズ・ラーマン監督に楽曲提供の話を持ちかけた模様で、アデレイドは「『華麗なるギャツビー』のサントラの準備中のようね…何人かの大物ミュージシャンたちがバズに話を持ちかけているみたいだけど、ワーナー・ブラザースがプリンスとレディー・ガガを門前払いするとは思えないじゃない」と「The Playlist」に語っている。しかしアデレイドは「私がこれ以上の話を明かしていいか分からないわ」と口を閉ざしており、それ以上の情報は明かさなかったため、プリンスとガガが個々に曲を制作しているのか、もしくはコラボ曲を制作中なのかは分かっていない。もし今回の話が実現した場合、ガガにとっては初めて映画のサントラに楽曲を提供する機会となる。一方のプリンスは1989年の作品『バットマン』の主題歌「バットダンス」でUSチャート1位を獲得しているほか、2006年公開のアニメ映画『ハッピー フィート』の主題歌「ソング・オブ・ザ・ハート」でゴールデン・グローブ賞にて最優秀オリジナル主題歌賞を受賞している。■関連作品:華麗なるギャツビー 2013年夏、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月16日マンダムは8月27日、同社ブランド「ギャツビー」から「洗い流さないトリートメント」を発売する。髪質で選べるミルクとウオーターの2タイプ。価格は735円。同社によると、近年の若い男性はヘアトリートメントに対し、「トリートメントすることでスタイリングしやすく、ヘアスタイルがキマりやすい髪になる」ことを望んでいるという。そこで同社では、インナーケアを重視した男性のための「洗い流さないトリートメント」を髪質別に2タイプ発売。インナーケアアミノ酸・インナーケアヒアルロン酸を配合することで、髪のパサつきやダメージを内側からケアし、スタイリングしやすい髪に整えていくという。また、髪の外側にはドライヤーの熱から守るヒートプロテクト処方やUVカット処方を採用し、熱や紫外線によるダメージをブロック。スタイリング剤の整髪力を邪魔せず、ベタつかず軽やかでスタイリングしやすい髪に仕上げる。使用方法は入浴後やスタイリング前、ドライヤー前などに1~2プッシュ手のひらに伸ばし、髪全体になじませるだけ。タオルドライ後のぬれた髪への使用が適しているとのこと。ミルクタイプの「ギャツビーアクアヘアミルク」、ウオータータイプの「ギャツビーエッセンスヘアウオーター」はいずれも90ml入り。全国のドラッグストア、ホームセンター、スーパーなどで発売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月16日レオナルド・ディカプリオが『ロミオ+ジュリエット』以来16年ぶりにバズ・ラーマン監督と再タッグを組んだ注目作『華麗なるギャツビー』。いまや遅しと世界中がその完成を待ちわびる本作の豪華絢爛な世界観の一部を覗ける予告編映像がこのほど到着した。1922年、ジャズと禁酒法の時代であったモラル乱れるニューヨークでは、謎に満ちた大富豪ジェイ・ギャツビーが毎夜、豪華なパーティを催していた。故郷の中西部からやってきた作家志望のニック・キャラウェイはアメリカン・ドリームを夢見てギャッツビーの隣家に居を構え、上流階級の人々の狂乱、幻想、愛、偽りの世界にやがて魅了されていくが…。レオが恋愛映画で主演を務めるのは、ラブロマンス映画の金字塔『タイタニック』以来、実に15年ぶりとなる。その間、『ディパーテッド』や『インセプション』など、レオは自ら王子様キャラを捨て、髭が似合う無骨な男に挑戦してきた。しかし、今回届いた映像ではどうだろうか。愛も金も乱れ飛ぶ煌びやかなパーティに酔いしれる人々を見下ろすレオ様はタキシードをさらりと美しく着こなしている。本作でレオは、パーティの招待客もその姿を見たことがない謎の大富豪・ギャツビーを演じている。光が乱反射するような圧倒的な映像美もさることながら、それ以上に印象的なのはキャリー・マリガン扮するデイジーとギャツビーの身悶えするような恋。夫がいる身であるデイジーとの禁断の恋に呼応するかのように、音楽と映像は疾走感を増していく。夫・トムからの強烈な嫉妬に、徐々に暴かれるギャツビーの真実、叫ぶ人々…そしてラストには、パーティの最中、一人佇むギャツビーの耳元に「2人だけの世界で生きたかった」という言葉が囁かれる。果たして、この言葉の意味とは一体?さらに、見ているだけでうっとりしてしまう、キャリーを始めとする女優陣の高級レトロファッションやインテリアにもぜひ注目を!まずはこちらの映像から、久々に戻ってきた“美しき”レオ様に酔いしれてみて。『華麗なるギャツビー』2013年2月、全国にて2D/3Dで公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:華麗なるギャツビー 2013年2月、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年07月30日来年2月に公開されるレオナルド・ディカプリオの主演最新作『華麗なるギャツビー』の予告編が、劇場での上映に先がけて公開された。予告編本作は今も読み継がれているF・スコット・フィッツジェラルドの小説が原作で、1920年代のアメリカを舞台に、上流階級の人々の熱狂と苦悩、悲劇を、作家志望の青年の目を通して描いた作品だ。これまでも繰り返し映像化されてきた物語を、新たな解釈と映像美を駆使して映画化するのは『ロミオ+ジュリエット』でディカプリオとタッグを組んだバズ・ラーマン監督。本作でディカプリオは毎夜、豪邸でパーティを催しながらも、その存在が謎に包まれている大富豪ジェイ・ギャツビーを演じる。このほど公開された予告編ではまず、ラーマン監督らしいコントラストがはっきりとした色使いで描かれた1920年代のニューヨークが登場する。中西部から大都会にやってきたキャラウェイ(トビー・マグワイア)が出会ったのは、消費と狂乱をひたすらに繰り返して時間をやり過ごしていく上流階級の人々と、彼らが夜ごと開催するパーティ。そこに参加する誰もがウワサするのが、謎に満ちた富豪ギャツビーだ。予告編は誰もがうらやむ暮らしを送っているはずのギャツビーの隠された苦悩、女好きの貴族ブキャナンの妻デイジー(キャリー・マリガン)とのドラマが描かれる。ちなみに本作は重厚な人間ドラマを扱いながら、絢爛豪華な世界観を描ききるために3Dでも公開されるという。多くの人に読み継がれてきた古典小説をベースに、独自の美学をもつラーマン監督と久々に恋愛ドラマを演じるディカプリオが、どんな作品を見せてくれるのか期待が高まる。『華麗なるギャツビー』2013年2月 2D/3D全国ロードショー
2012年07月30日