ユニークな世界観で子どもたちに大人気のユニット、tupera tupera(ツペラ ツペラ)が、展覧会を福岡で初めて開催する。tupera tuperaは亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニット。絵本やイラストレーションを中心に、工作、ワークショップ、立体作品、アニメーション、雑貨など幅広く活動している。今回の展示会場は、タイトル通り「かお」、「えほん」、「こうさく」の3つの構成からなる。「かお」では、会場の中央に約3mの巨大な太陽の“かお”を設置。その周りにワークショップで子どもたちが製作した、カラフルな“かお”が並ぶ。「えほん」では、これまでに出版された絵本の貴重な原画を中心に、約40点の作品を展示。また「こうさく」では、著書の『つくってみよう! へんてこピープル』の作品が展示され、工作のアイデアを見られるほか、“かお”に目や鼻、口などの顔パーツを貼って楽しめる『かおノート』の体験ができる。8月6日、7日にはワークショップも開催。くじで引いたキーワードをヒントにお面を作る「へんてこなりきりお面をつくろう!」と、大きなジャバラ絵本に海の生き物を紙に描いて貼りつける「大きな海のジャバラ絵本をつくろう!」という、2つのワークショップで子どもたちが作った作品は、ギャラリーの壁面に飾られている。会場の中央には芝生が敷かれ、自由に絵本を楽しむことができる。カラフルで楽しいtupera tuperaの作品は、子どもだけでなく大人もワクワクするような気持ちになれるはず。彼らのさまざまなクリエーションが一度に見られる展覧会、ぜひ足を運んでみては? 「かおと えほんと こうさく」展 会期:2011年8月6日(土)〜9月28日(水)場所:ギャラリーアートリエ福岡県福岡市博多区下川端町3-1博多リバレイン地下2階料金:無料お問い合わせ:092-281-0081取材/赤木真弓
2011年08月08日