脳の働きを活性化させ、発想力や思考力を鍛える「脳トレーニング」、通称・脳トレ。さまざまな種類のものがありますが、なかでもマッチ棒で計算式をつくるパズルタイプのクイズは思考力と同時に計算力も鍛えることができ、小さなお子様から年配の人まで幅広い人が楽しみながら脳をトレーニングできるものです。本記事で紹介するマッチ棒クイズは、2本のマッチ棒を移動させて正しく成立する計算式を完成させるというもの。動かせるマッチ棒は2本だけという点に注意して挑戦してみましょう!※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は「4+4=8」マッチ棒で形づくられた、「4+9=5」という計算式。このままでは当然ながら、正しく成立していない間違った数式です。この計算式をつくるマッチ棒のうち、2本を動かして正しい数式に直してみましょう。動かすマッチ棒は、「9」をつくるマッチ棒のうち上下2本。平行に置かれた2本のマッチ棒を外すと、「9」が「4」へと変化します。そして9から外した2本のマッチ棒は、今度は縦にして「5」の右上と左下に配置してみましょう。すると「5」が「8」へと変化。計算式は「4+4=8」となり、解まで正しく成立する式が完成しました!本記事で紹介したマッチ棒クイズは、動かすマッチ棒の本数は2本と、比較的易しい問題でした。ですがマッチ棒クイズに慣れるまでは、なかなか解けなかった人もいらっしゃるかもしれません。脳トレーニングは続けることで次第に効果を実感できるようになります。毎日クイズに挑戦し、楽しく脳を鍛えていきましょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月21日マッチ棒で作られた、「1+8=16」という間違った数式。使われているマッチ棒を1本だけ移動させて、正しい計算式に作り直してください。動かせるのは1本のみ。取り除くのではなく、移動させて数式内で使わなければなりません。正解が分かった人は、次章で答え合わせしてみましょう。また後半では、マッチ棒クイズを解くコツも簡単に解説しているので、チェックしてみてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は「8」を構成する左下のマッチ棒を左側の1に足して「7」にするというもの。「7+9=16」という、正しい計算式になります。マッチ棒クイズは「ひらめきが重要」と思われがちですが、ひらめきだけでなく基本的な考え方が分かると、よりスムースに正解を導き出せます。マッチ棒クイズの考え方として、まず1つの数字から作れる数字には、限りがあること。例えば、本クイズのポイントである「8」の場合、マッチ棒1本を動かして作れる数字のバリエーションは「6」「9」「0」のいずれかです。そのほかの数字は、2本以上マッチ棒を動かさなければなりません。それぞれから作れるのは、何の数字なのか考えるとひらめきやすいでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月20日ドラマ化された小学館の人気漫画『セクシー田中さん』でもおなじみの言葉「セクシー」。「性的」という意味は誰もが知るものですが、もとの英語には別の意味もありました。ちょっと意外なセクシーの意味をご紹介!【意外と知らない雑学】「セクシー」雑学クイズ!『日本国語大辞典』によると、セクシーの意味は「性的魅力のあるさま、性的」。ほかの国語系辞典でも似たようなものでしたが、もとの英語にはちょっと意外な意味もあります。そこで、雑学クイズ!「セクシー」の本当の意味は…?正解はセクシーは英語の形容詞sexyからきた言葉。英和辞典によると、意味は「わいせつな、きわどい、性的興奮を起こす」など。しかし、それ以外にも「魅力的な、一般受けする、人目を引く」という意味でも使われます。わいせつな新車…!?では、いくつか英語の用例をご紹介。例えば、a sexy new carは「わいせつな新車」ではなく「かっこいい新車」、a sexy projectは「性的プロジェクト」ではなく「魅力的なプロジェクト」となります。英英辞典では、次のような文例がありました。For most people, grammar isn’t a very sexy subject.意味は、「ほとんどの人にとって、文法はそれほど興味をもてる科目ではありません」となります。また、sexyはビジネスシーンでも使われているようです。例えば、英語圏のサイトで『The Sexiest Job of the 21st Century』という記事がありました。これは「21世紀のもっともわいせつな仕事」ではなく、「21世紀のもっとも魅力的な仕事」となります。「セクシー」の由来英語圏でsexyが使われ出したのは、1920~1925年ごろ。それほど長い歴史はないようです。sexyの由来は、「性、性別、性的本能」などの意味を持つsex。名詞sexにyをつけて、形容詞化したものです。さらにその語源は、「分ける」などの意味をもつラテン語のsexusでした。日本で「セクシー」と使う場合には、「性的な」のニュアンスで問題ないと思いますが、もとの英語では、「魅力的な、かっこいい」という意味があるということも覚えておくと安心ですね。以上、ちょっと意外な「セクシー」雑学でした!参考資料『日本国語大辞典』(小学館)『ランダムハウス英和大辞典』(小学館)文・田代わこ
2023年12月17日いつものアイメイクに欠かせない「マスカラ」。美しい目元づくりの強~い味方ですが、そもそもどんな由来があるのか、知っていますか?ちょっと意外なマスカラ雑学をご紹介!【意外と知らない雑学】「マスカラ」雑学クイズ!日本ではじめてマスカラが発売されたのは、1937年。ハリウッド化粧品が販売したもので、当時の販売価格は200円だったそうです。でも、マスカラには、もっと長~い歴史がありました!詳しく解説する前に、まずは雑学クイズ!「マスカラ」の本当の意味は…?正解は、英語のmascaraからきた外来語。意味は、ご存じのとおり、まつ毛を長く濃く見せるための化粧品のことです。意外なのは、マスカラの語源。あの「マスク」でした!「マスカラ」の長~い歴史マスカラのようなまつ毛を黒くするメイクについて、最古の記録が残っているのは、古代エジプト。化粧品というよりも、眼病予防や宗教的・文化的な意味から、「コール」という墨を目の周りに塗っていたそうです。もちろん、昔からマスカラは美容目的でも使われていました。古代ペルシャの美容学校では、女性にまつ毛を濃くする方法を教えていたという話があり、また、古代ローマでもまつ毛を長く見せる化粧法が使われていたそうです。今、私たちが使っているようなマスカラが発明されたのは19世紀後半。英国のコスメ「リンメル」の創始者ユージン・リンメルが、世界ではじめて“無毒”のマスカラを発明しました。英和辞典によると、マスカラの語源はスペイン語で「仮面・マスク」を意味する言葉máscara。マスクは顔を覆い隠すものですが、リンメルは、まつ毛の欠陥を隠してくれる化粧品ということで、マスカラと名づけたそうです。(諸説あります)なお、日本では「マスカラ」という呼び名が一般的ですが、イタリア語やスペイン語など他言語では「リンメル」という言葉がマスカラの意味でも使われています。1900年代になると、アメリカのトーマス・L・ウィリアムスが妹のメイベルのためにワセリンと石灰粉を混ぜたマスカラを開発し、メイベリン社として創業。あの有名な「メイベリン・ニューヨーク」ですが、最初はマスカラからはじまったんですね。昔はかなり高価だった…ちなみに、冒頭で日本初のマスカラは200円だったと書きましたが、当時の貨幣価値ではかなり高級品でした。また、19世紀にヨーロッパで使われていたマスカラ風の化粧品も大変高価だったようです。そのため、一般人は買うことができず、女性たちはランプの炎に皿をあてて「すす」を集め、それを筆にとって、まつ毛に塗っていたそうです。手ごろな価格で、使いやすいマスカラがある今の時代はありがたいですね。以上、ちょっと意外な「マスカラ」雑学でした!参考資料『世界大百科事典 第2版』(平凡社)『ランダムハウス英和大辞典』(小学館)文・田代わこ
2023年12月16日マッチ棒クイズに挑戦してみましょう。「15×8=0」と並べられたマッチ棒の計算式。もちろん15×8は「0」にはならないため、このままでは誤った計算式です。数字に使われているマッチ棒のうち、1本だけ動かすことで正しい計算式を作ってください。抜き取るのではなく、動かして数式内で使います。次章では、正解を発表していきます。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解を発表!正解は「16×0=0」です。0に何の数字をかけても、答えは0になるので正しい計算式といえます。指定された本数のマッチを動かして、問題をクリアするという脳トレには、ほかにもさまざまなバリエーションがあります。例えば、計算式ではなくマッチ棒で図形が作られているものです。2つの四角を構成するマッチ棒のうち、指定の本数を動かして(もしくは足して)3つの四角形にするといった問題もあります。マッチ棒を使った脳トレは、大人にとっては認知症予防の効果が期待できるでしょう。子供にとっては、頭を活性化させることで、脳の発達を促すことに繋がります。クイズやパズルを解いてから、勉強を始めることで集中力が上がるといったメリットもあるそう。マッチ棒クイズを始めとした脳トレは、大人から子供まで、さまざまな年代の人に挑戦して欲しい問題です。※この記事で紹介した正解はあくまで一例です。[文・構成/grape編集部]
2023年12月15日見慣れた文字なのに、意外に読めない漢字をご紹介する漢字クイズ。今回は、「熱る」と「弁える」、「慮る」の読み方に迫ります!【漢字クイズ】vol. 20正しく読めたらスゴイ!「熱いお茶」、「体が熱い」など、誰もが読める漢字「熱」。でも、「熱る」は正しく読めますか?「熱る」は「あつる」ではありません!正解は…「ほてる」、「ほとぼる」、「ほとおる」、「いきる」でした!こんなに読み方があるとは、びっくりですね。全部の読み方を知っていたかたは、スゴイです!では、簡単にそれぞれの意味をご紹介。「ほてる」は、火照るとも書きます。意味は、「体や顔が熱くなる」。使い方は、「恥ずかしくて顔が熱る」など。「ほとぼる」と「ほとおる」の意味は、「熱気を発する、熱くなる、感情が高まる、かっとなる」など。みなさん、「ほとぼりが冷める」という表現を聞いたことがあると思いますが、この「ほとぼり」を漢字で表すと「熱」になります。「いきる」の意味は、「あつくなる、ほてる、激しく怒る、元気づく」など。最近よく使われている言葉「イキる」「イキっている」の語源かと思いましたが、調べてみるとこちらの「イキ」は「粋がっている」が由来でした。「熱(いき)る」の読み方では、例えば「熱(いき)り立つ」がよく使われる言葉のひとつです。「いきりたつ」の意味は、「激しく怒って興奮する」。「不当な判決に熱り立つ」などのように使います。「弁える」は「べんえる」ではありません!正解は、「わきまえる」でした!「弁護士」や「弁解」などで見慣れているので、つい「べんえる」と答えたくなりますよね。正しく読めたかたは、すばらしいです!「弁える」の意味は、「物事の違いを見分ける、識別する、弁別する」など。「礼儀をわきまえる」などと使います。よく使う言葉なので、意味を知っている人は多かったと思います。ついでに漢字も覚えておきましょう!「慮る」は「りょる」ではありません!正解は、「おもんぱかる」でした!「配慮」や「考慮」はよく使うので、「りょる」と思ってしまうかもしれませんが、まったく違う読み方です。辞書によると、もともとは「おもひはかる」が変化した言葉。「おもんはかる・おもんばかる」ともいうそうです。意味は「深く考える、思いめぐらす」など。「相手の事情を慮る」などが用例で、おもに文章で使われる言葉です。以上、意外な読み方をする漢字3選でした。正解できなかったかたは、ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!参考資料:『日本国語大辞典』(小学館)『デジタル大辞泉』(小学館)『現代用語の基礎知識』(自由国民社)田代わこ
2023年12月09日「8□8□8」の□にどの計算記号を入れれば、答えを「7」にできるでしょうか。使える記号は、足し算と引き算、掛け算、割り算の四則演算いずれかです。本記事では、簡単な計算式の四則を考える脳トレーニングを出題します。次章で正解を発表していくため、答え合わせしていきましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。ここからは正解発表!正解は「−」と「÷」です。計算式に含めると「8−8÷8=7」となります。カッコがある場合を除くと、四則の基本ルールは、掛け算と割り算を先に計算するというものです。そのため、本記事で出題した問題に当てはめると「8÷8」を計算します。そして8−1は「1」となります。なお記号が逆の場合「1−8」は−7となってしまうため、不正解です。大人にとっては少し簡単だったかもしれませんが、このようなシンプルな計算こそが脳トレーニングに有効なのです。しかし四則演算は脳トレーニングに有効であるものの、やり方によってはより高い効果を期待できます。四則演算で脳を鍛える際は「無理をしない」ことを重視してください。無理に難易度の高い問題をこなそうとすると、脳トレーニングそのものを楽しめなくなってしまいます。脳トレーニングは継続することで効果を発揮するため、1回1回、楽しんで取り組むことで、結果的に効果を実感できるのです。[文・構成/grape編集部]
2023年11月30日「2□2□2=1」の四角には、どのような計算記号が入るでしょうか。四角の中には四則、つまり足し算や引き算、掛け算、割り算のうちいずれかの記号が入ります。何が入れば、答えが「1」になるのか、考えてみましょう。次章で正解を発表していきます。答えが分かったという人は、答え合わせしてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は…正解は「−」と「÷」です。カッコがある場合を除いて、四則には掛け算と割り算を、先に計算するというルールがあります。そのため先に「2÷2」を計算し、2−1は「1」となります。大人にとっては、少し簡単だったかもしれませんね。しかし本記事で出題したような、簡単な計算をこなすことは、脳トレーニングとして有効です。脳には複数の領域があり、そのうちの「前頭前野」が計算に必要な能力を担います。しかしこの前頭前野は年齢とともに機能が衰える傾向にあるため、日々トレーニングしなければなりません。シンプルな計算をスピーディーにこなすことが近道です。複雑な問題を時間をかけて解くのではなく、あくまでも単純な計算式を素早くこなすことが重要です。ぜひ、日々の生活に取り入れてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年11月29日こちらの「2□4□7=1」という計算式。この中の□に計算記号を入れて、正しい式にしてください。使用できる記号は、四則演算。すなわち、足し算と引き算、掛け算、割り算です。どのような計算式であれば、イコール後が「1」になるのでしょうか。次章で正解を発表していきます。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は「×」と「−」です。計算記号を式に当てはめると「2×4−7=1」となります。「2×4」は8、「8−7」は「1」です。大人にとっては、少し簡単すぎるようにも感じてしまいます。しかし本記事で紹介したような脳トレーニングは、やや簡単なくらいが効果的なのです。若い時期は、情報をスピーディーに処理できます。しかし年齢を重ねるとともに、情報処理の速度は低下していき、作業が思うように進まなくなります。脳の回転速度を向上させるために有効なのは、数字や文字などの「記号」をできるだけ速く処理すること。記号の処理は、前頭前野を活性化させます。ここでポイントとなるのは、簡単な記号を、スピーディーに処理すること。できるだけ高速で課題を解決することが重要であるため、計算式は簡単なほうが適しているというわけです。[文・構成/grape編集部]
2023年11月29日演算記号が空白となった、「6□4□2=8」という数式。正しい数式となるには、何が入るのでしょうか。使える記号は、+、ー、×、÷の4種類のみ。足し算、引き算、かけ算、割り算の4つを駆使し、指定された答えになるよう、よく考えてみましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答えは6+4÷2「6□4□2」の計算式の答えは「6+4÷2」でした。計算式は、足し算と引き算よりもかけ算と割り算を先に計算するので、この計算式では1つめの足し算よりも2つめの割り算を優先して計算します。その結果「4÷2」の答えが2として算出され、2つ目の計算式「6+2」で、答えが8になる計算式のできあがりです。クイズでは一般的な計算式とは異なる考え方が求められるので、難しいと感じる人もいるかもしれません。スムースに答えを導き出すには、足し算と引き算よりも、かけ算と割り算が優先される決まりを踏まえることが大切です。とはいえ、式の中にカッコがあると足し算と引き算があってもカッコ内の式が優先になるので、そのルールにも注意しましょう。四則演算クイズは、休憩や空いた時間にできる手軽なクイズです。脳のトレーニングも兼ねて、ぜひ楽しみながら挑戦してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年11月22日隙間時間にできる、マッチ棒クイズに挑戦してみましょう。マッチ棒でできた「3-3=8」という計算式。このままでは答えと式が一致しませんが、この中にあるマッチ棒を1本だけ動かすと、計算式が成立します。動かせるマッチ棒は1本だけ。抜き出すのではなく、「移動させる」ことが条件です。どのマッチ棒を、どう動かしたらいいのでしょうか。イラストをじっくり見て、答えを導き出しましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答え:9-3=6にするイラストと「1本動かす」という条件から、すぐに「3-3=0」を思い浮かべた人は多いのではないでしょうか。動かしているマッチ棒は1本ですが、この場合は移動ではなく抜き出すになるので、条件をクリアしていません。答えの「9-3=0」に変える、マッチ棒の動かし方を見てみましょう。まずマッチ棒を抜き出すのは、計算式の答え「8」の右上の部分です。これで、8から「6」に変わります。抜き出したマッチ棒は、式の最初にある「3」の左上に移動させましょう。これで、3から「9」に変わります。すると、正しい計算式「9-3=6」の完成です。最初に「3-3=0」が浮かんだように、マッチ棒クイズを解くポイントはひらめきです。いろんなクイズに挑戦することで、ひらめくまでの時間が短くなります。頭の体操とリフレッシュを兼ねて、ほかのマッチ棒クイズにもチャレンジしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年11月22日世界や国の政治、将来について語る際に使われる「天下国家(てんかこっか)」という四字熟語をご存じでしょうか。「国や世界の治め方」という、非常にスケールの大きな言葉であり、「天下国家を論じる」などといった具合で使われています。実はこの「天下国家」を4文字に分解すると、それぞれと共通の1文字を合わせることで新たな熟語を作ることができます。では、中央の□に入る漢字1文字を考えてみてください。「天」「下」「国」「家」で4つの異なる熟語を作ってみましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は「地」という漢字です。小学2年生に習う、おなじみのひと文字。4つの漢字でできる熟語は「天地(てんち)」「下地(したじ)」「国地(こくち)」「家地(いえじ)」です。「天地」はそのまま「天と地」を表す言葉で、「下地」は物や仕事の基礎や準備を意味しています。本来の性質を表す時にも、「下地」という言葉が使われることもあるでしょう。「国地」とは、国の領土や特定の地域のこと。また、国において島から本土を指して使うケースもあります。「家地」は甲冑の裏や下地に貼り付けて使う布を意味する言葉ですが、「やち」または「やぢ」と読めば、家や土地を表す言葉としても使われています。「天地」や「下地」と比較すると、これら2つは比較的なじみのない言葉かもしれません。漢字そのものはシンプルでも、言葉の意味にまで注目すると、非常に奥が深い漢字穴埋めクイズ。さまざまな問題に挑戦すればするほど、語彙力アップを目指せるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年11月22日問題は「8□6□4」。□に「+」「-」「×」「÷」のいずれかの記号を入れて、答えが「10」になる方法を考えてみてください。足し算・引き算・掛け算・割り算の4つの計算方法を駆使して、自分の求める答えを導き出してみましょう。計算力はもちろん、ひらめき力も鍛えられます。答えが分かったら、次章で答え合わせをしてみましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は1つ目の□に「+」、2つ目の□に「-」です。問題の計算式は「8+6-4」となり、左から順番に計算すると答えの「10」が導き出されます。足し算、引き算、掛け算、割り算、つまり四則演算で素早く答えにたどり着くためには、できるだけ大きな数字から注目してみるのが鍵。この問題の場合は「8」がもっとも大きいため、こちらから思考をスタートしていきましょう。「8+6」の答えが「14」になるところまでたどり着けたら、あっという間に正解へとたどり着けるはずです。四則演算のクイズは、大人の脳トレとしてはもちろん、子供の計算力を高めるための取り組みとしてもおすすめです。数字と記号を組み合わせることでどういった数字が導き出されるのか、瞬間的に考える習慣を身につけられるでしょう。親子で一緒に取り組んで、誰が一番に正解にたどり着けるか競争してみるのもおすすめですよ。[文・構成/grape編集部]
2023年11月22日イラストの中には「鏡」「花」「水」「月」の4つの漢字があり、その中央に空白の□があります。さて、この空白に入る1つの漢字は何か、分かるでしょうか。「鏡」「花」「水」「月」と中央の漢字は、矢印の方向に読むと熟語になります。ヒントは、『□の日』。8月にある国民の休日です。じっくり考えてみましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答えは「山」答えは「山」です。ヒントから答えが分かった人もいるのではないでしょうか。8月の祝日は、8月12日の『山の日』です。山の日は、2016年に「山に親しみ、山に感謝する日」として国民の休日になりました。8月にある唯一の祝日なので、すぐに気付いた人も多いでしょう。中央の□に「山」を入れてできる熟語は、鏡山、月山、山花、山水の4つです。それぞれの意味も見てみましょう。鏡山は「かがみやま」と読み、日本の山、および地名です。同じ名前の山はいくつかありますが、佐賀県唐津市にある鏡山は、三大松原の1つ「虹の松原」を望める名所として知られています。月山は「がっさん」と読み、山形県の中央に位置する山です。月山、羽黒山(はぐろさん)、湯殿山(ゆどのさん)を合わせて「出羽三山(でわさんざん)」といい、日本遺産に指定されています。山花は「さんか」と読み、山に咲く花のことです。NHK連続ドラマ小説『らんまん』の主人公のモデルとなった植物学者の牧野富太郎さんも、山に登って植物を採集していました。地域や季節で咲く花が変わるので、登山が好きな人は山で見られる花にも注目してみましょう。山水は「さんすい」と読み、山と水、または山と河を指す言葉です。文学上では、山と川がある景色や自然の風景を表す言葉として使われます。このほかにも、自然を題材にした絵画の「山水画」、日本庭園の1つ「枯山水」など、芸術の域でも使われる言葉です。山という漢字から、どの熟語も雄大な自然を感じさせます。紅葉を見に登山へ出かけたり、芸術作品を見たりして、秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年11月21日接見応対(せっけんおうたい)とは、人と人とが実際に顔を合わせて、受け答えすることを指す四字熟語です。ほかにも、相手への受け答えにおける、1つのやり方でもあります。「接見」には人と実際に会う、「応対」とは相手への受け答えを意味する熟語です。これら2つの熟語が合体して、記述の意味で用いられます。接見応対には「接」「見」「応」「対」といった、4つの漢字が使われている四字熟語です。各字を特定の1文字と組み合わせることで、4つの熟語が誕生します。次章では正解となる「1文字」を発表していきます。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は、小学1年生も知っている漢字!正解は「手」です。接見応対と組み合わせることで「接手(つぎて)」「見手(みて)」「手応(てごたえ)」「対手(たいしゅ)」といった、4つの熟語が誕生します。「接手」とは、家業を継ぐ人(跡取り)のことです。ほかにも2個の機械部品をつなぐ部品や木造建築の柱・梁(はり)、囲碁において距離の離れている石をつなぐために打つ手といった意味も持ちます。「見手」とは文字通り、何かを見る人(見物人)のことです。「手応」は何かを打ったり突いたりした際に、手にかえってくる感覚を指します。ほかにも武力を用いてやり返すことや、反応そのものを指して、手応と表すこともあります。「対手」とは、相手と同様の意味で用いられます。敵手や匹敵ともいい換えられるでしょう。また囲碁・将棋において、対戦する相手を対手と表現することもあります。接見応対という四字熟語とともに、上記4つの熟語の意味も覚えておきましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月20日マッチ棒を使って頭の体操ができる、脳トレーニングをご存じでしょうか。マッチ棒を使った脳トレーニング(マッチ棒クイズ)には、数学パズルを解く、図形を組み立てるなどさまざまなバリエーションがあります。本記事では、マッチ棒を使った計算式のクイズを出題します。「6ー5=4」という誤った計算式に使われているマッチ棒のうち、1本だけ移動させて正しい式に直してください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は「6」に使われている左下のマッチ棒を、右上に移動させるというものです。すると計算式は「9ー5=4」となるため、正しい計算式といえます。マッチ棒クイズだけでなく、脳トレーニングは脳を活性化させるのに最適です。しかし脳トレーニングに取り組む際は、注意点もあります。それは自分に合わない難易度のクイズに、無理して取り組むことです。マッチ棒クイズだけでなく、そのほか多くのパズルは複数のレベルに分かれています。初級・中級・上級などに分かれており、初心者がいきなり上級者のクイズに取り組んでもパズルを楽しめません。脳トレーニングの効果を向上させる、一番のポイントは「継続すること」です。しかし難しい問題ばかりで楽しめなければ、毎日続けるのが苦痛になってしまいます。「少し簡単すぎる」と感じる程度の難易度で構いません。できる限り毎日コツコツと続けましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月20日「4ー9=9」という式に使われているマッチ棒のうち、どれか1本だけを動かして、正しい式に作り直してみましょう。まずは上の画像を見て、じっくり考えてみてください。正解が分かった人は答え合わせのために、ギブアップという人は正解を確認するために、次章へ進んでいきましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は「(最初の)9を5にして、足し算にする」というものです。計算式は「4+5=9」となります。このような脳トレーニングは、脳を活性化させるのに役立ちます。しかし一定の効果を期待するならば、毎日継続して取り組まなければなりません。特に高齢者の場合、短時間でも日々コツコツと継続することで、脳の衰えを緩和させられるでしょう。高齢者をはじめ、脳トレーニングを継続的におこなうためには、以下のポイントに注意しなければなりません。・相手の自尊心を損なわないように気を付ける・時間に余裕を持って取り組む・能力に合わせて、簡単な問題から難しい問題まで幅広く挑戦する脳トレーニングは「レクリエーションの一環」と考えたほうが継続しやすいでしょう。そのため「このような問題も分からないの」など、相手のプライドを傷付けるようないい方をしたり、焦らせたりすると脳トレーニングを楽しんで取り組めなくなってしまいます。レベルにあっていない問題を無理して解こうとするのも、あまり効果がありません。少し簡単だなと感じる程度の問題に、毎日挑戦することが重要です。[文・構成/grape編集部]
2023年10月03日四則演算とは、あらかじめ提示された数字に適切な記号を組み合わせて、定められている答えになるよう工夫するクイズです。足し算・引き算・掛け算・割り算の4つの計算方法を駆使して、自分の求める答えを導き出せるよう考えてみてください。計算力はもちろん、ひらめき力も鍛えられるでしょう。出題する問題は「8□6□4」です。□に「+」「-」「×」「÷」のいずれかの記号を入れて、答えが「10」になる方法を考えてみてください。答えが分かったら、次章で答え合わせをしてみましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は1つ目の□に「+」、2つ目の□に「-」です。問題の計算式は「8+6-4」となり、左から順番に計算すると答えの「10」が導き出されます。四則演算で素早く答えにたどり着くためには、できるだけ大きな数字から注目してみるのが鍵。この問題の場合は「8」がもっとも大きいため、こちらから思考をスタートしていきましょう。「8+6」の答えが「14」になるところまでたどり着けたら、あっという間に正解へとたどり着けるはずです。四則演算のクイズは、大人の脳トレとしてはもちろん、子供の計算力を高めるための取り組みとしてもおすすめです。数字と記号を組み合わせることでどういった数字が導き出されるのか、瞬間的に考える習慣を身につけられるでしょう。親子で一緒に取り組んで、誰が一番に正解にたどり着けるか競争してみるのもおすすめですよ。[文・構成/grape編集部]
2023年10月03日世界や国の政治、将来について語る際に使われるのが「天下国家(てんかこっか)」という言葉です。「国や世界の治め方」という、非常にスケールの大きな言葉であり、「天下国家を論じる」などといった具合で使われています。この四字熟語を4つの漢字に分解して、穴埋め漢字クイズにしてみました。中央の□に入る漢字ひと文字を考えてみてください。「天」「下」「国」「家」で4つの異なる熟語を作ってみましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は「地」という漢字です。小学2年生に習う、おなじみのひと文字。4つの漢字でできる熟語は「天地(てんち)」「下地(したじ)」「国地(こくち)」「家地(いえじ)」です。国地とは、ある国の領土や特定の地域のこと。ある国の中で、島から本土を指して使うケースもあります。家地は甲冑の裏や下地に貼り付けて使う布を意味する言葉です。また「家地」と書いて「やち」または「やぢ」と読めば、家や土地を表す言葉としても使われています。「天地」はそのまま「天と地」を表す言葉で、「下地」は物や仕事の基礎や準備を意味しています。本来の性質を表す時にも、「下地」という言葉が使われることもあるでしょう。「国地」や「家地」と比較すると、これら2つは比較的親しみやすい言葉です。これらの熟語からイメージを膨らませれば、正解へとたどり着けるはずです。漢字そのものはシンプルでも、言葉の意味にまで注目すると、非常に奥が深い漢字穴埋めクイズ。さまざまな問題に挑戦すればするほど、語彙力アップを目指せるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年10月03日「8□8□8=7」という計算式には、足し算と引き算、掛け算、割り算のいずれが入るでしょうか。これら4つを合わせて「四則」といいます。本記事では、簡単な計算式の四則を考える脳トレーニングを出題します。次章で正解を発表していくため、答え合わせしていきましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。ここからは正解発表!正解は「−」と「÷」です。計算式に含めると「8−8÷8=7」となります。カッコがある場合を除くと、四則の基本ルールは、掛け算と割り算を先に計算するというものです。そのため、本記事で出題した問題に当てはめると「8÷8」を計算します。そして8−1は「1」となります。なお記号が逆の場合「1−8」は−7となってしまうため、不正解です。大人にとっては少し簡単だったかもしれませんが、このようなシンプルな計算こそが脳トレーニングに有効なのです。しかし四則演算は脳トレーニングに有効であるものの、やり方によってはより高い効果を期待できます。四則演算で脳を鍛える際は「無理をしない」ことを重視してください。無理に難易度の高い問題をこなそうとすると、脳トレーニングそのものを楽しめなくなってしまいます。脳トレーニングは継続することで効果を発揮するため、1回1回、楽しんで取り組むことで、結果的に効果を実感できるのです。[文・構成/grape編集部]
2023年10月02日突然ですが「2□2□2=1」の四角には、どのような計算記号が入るでしょうか。四角の中には四則、つまり足し算や引き算、掛け算、割り算のうちいずれかの記号が入ります。四則のうち何が入れば、答えが「1」になるのか、考えてみましょう。次章で正解を発表していきます。答えが分かったという人は、答え合わせしてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は…正解は「−」と「÷」です。カッコがある場合を除いて、四則には掛け算と割り算を、先に計算するというルールがあります。そのため先に「2÷2」を計算し、2−1は「1」となります。大人にとっては、少し簡単だったかもしれませんね。しかし本記事で出題したような、簡単な計算をこなすことは、脳トレーニングとして有効です。脳には複数の領域があり、それぞれが異なる機能を担っています。そして計算に必要な能力は、主に前頭前野が担います。しかしこの前頭前野は、年齢とともに機能が衰える傾向にあるため、日々トレーニングしなければなりません。さらに前頭前野が衰えると、認知症を引き起こす可能性もあるでしょう。認知症を予防するためには、シンプルな計算をスピーディーにこなすことが近道です。この時、複雑な問題を、時間をかけて解く必要はありません。あくまでも単純な計算式を素早くこなすことが重要です。[文・構成/grape編集部]
2023年10月02日隙間時間にできる、マッチ棒クイズに挑戦してみましょう。マッチ棒で「3-3=8」という計算式が作られていますが、この式は答えと式が一致しません。しかし、この中にあるマッチ棒を1本だけ動かすと、成立する計算式に変わります。どのマッチ棒を、どう動かしたらいいのでしょうか。動かせるマッチ棒は1本ですが、抜き出すのではなく、移動させることが条件です。イラストをじっくり見て、答えを導き出しましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答え:9-3=6にするイラストと「1本動かす」という条件から、すぐに「3-3=0」を思い浮かべた人は多いのではないでしょうか。動かしているマッチ棒は1本ですが、この場合は移動ではなく抜き出すになるので、条件をクリアしていません。答えの「9-3=0」に変える、マッチ棒の動かし方を見てみましょう。まずマッチ棒を抜き出すのは、計算式の答え「8」の右上の部分です。これで、8から「6」に変わります。抜き出したマッチ棒は、式の最初にある「3」の左上に移動させましょう。これで、3から「9」に変わります。最初に「3-3=0」が浮かんだように、マッチ棒クイズを解くポイントはひらめきです。いろんなクイズに挑戦することで、ひらめくまでの時間が短くなります。頭の体操とリフレッシュを兼ねて、ほかのマッチ棒クイズにもチャレンジしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年10月02日イラストの中には4つの漢字があり、その中央に「?」の入った□があります。この中には「鏡」「花」「水」「月」それぞれに共通する1つの漢字が入るのですが、何が入るか分かりますか。「鏡」「花」「水」「月」と中央の漢字は、矢印の方向に読むと熟語になります。どこか1つ分かれば、答えが見えてくるかもしれません。ヒントは、8月にある国民の休日です。じっくり考えてみましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答えは「山」答えは「山」です。ヒントから答えが分かった人もいるのではないでしょうか。8月の祝日は、8月12日の『山の日』です。山の日は、2016年に「山に親しみ、山に感謝する日」として国民の休日になりました。8月にある唯一の祝日なので、すぐに気付いた人も多いでしょう。中央の□に「山」を入れてできる熟語は、鏡山、月山、山花、山水の4つです。それぞれの意味も見てみましょう。鏡山は「かがみやま」と読み、日本の山、および地名です。同じ名前の山はいくつかありますが、佐賀県唐津市にある鏡山は、三大松原の1つ「虹の松原」を望める名所として知られています。月山は「がっさん」と読み、山形県の中央に位置する山です。月山、羽黒山(はぐろさん)、湯殿山(ゆどのさん)を合わせて「出羽三山(でわさんざん)」といい、日本遺産に指定されています。山花は「さんか」と読み、山に咲く花のことです。NHK連続ドラマ小説『らんまん』の主人公のモデルとなった植物学者の牧野富太郎さんも、山に登って植物を採集していました。地域や季節で咲く花が変わるので、登山が好きな人は山で見られる花にも注目してみましょう。山水は「さんすい」と読み、山と水、または山と河を指す言葉です。文学上では、山と川がある景色や自然の風景を表す言葉として使われます。このほかにも、自然を題材にした絵画の「山水画」、日本庭園の1つ「枯山水」など、芸術の域でも使われる言葉です。山という漢字から、どの熟語も雄大な自然を感じさせます。紅葉を見に登山へ出かけたり、芸術作品を見たりして、秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年10月01日脳を鍛えるトレーニング、通称「脳トレ」は、子供から大人まで幅広い年齢の人が楽しめるレクリエーションの1つ。小さなお子さんにとって発想力を伸ばす効果があるほか、年配の人にとっては認知症の予防に役立ちます。トレーニングといっても、難しいことや大変なことは特にありません。マッチ棒で表された数字と記号でつくられた数式を、正しく成立する計算式として完成させるだけでOK。脳の体操のつもりで、楽しく悩んで取り組んでみてください。本記事でご紹介するマッチ棒クイズは、2本のマッチ棒を移動させて計算式を正しく完成させるというもの。動かせるマッチ棒は2本だけであることに注意して、上の図に書かれている計算式を成立させてみてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答えは「5-5=0」マッチ棒でつくられた「6-5=3」という数式。ここからマッチ棒を2本だけ動かして、解がちゃんと成立する計算式をつくります。まず、6をつくるマッチ棒のうち左下のマッチ棒を1本移動させて3の左上に置きます。そうすると、1本のマッチ棒を消した6は5に変わります。続いて、3のまんなかにあるマッチ棒を左下に移動させて0をつくります。結果として計算式は「5-5=0」。きちんと解まで正しく成立する形となりました。マッチ棒クイズをはじめとした脳トレは、こつこつと続けることで次第に効果が出てきます。はじめはなかなか答えにたどりつけなくても、続けているうちにぱっとひらめくようになってくるはず。1日1問からでもいいので、無理のない範囲で脳トレを継続してみましょう![文・構成/grape編集部]
2023年10月01日四則演算というものをご存じでしょうか。四則とはすなわち、足し算と引き算、掛け算、割り算です。これらが混在している計算式のことを、四則演算といいます。本記事では計算後の解答ではなく、計算式そのものを考える問題を出題します。「2□4□7=1」という計算式にある、□内に挿入できる計算記号を考えてください。どのような計算式であれば、イコール後が「1」になるのでしょうか。次章で正解を発表していきます。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は「×」と「−」です。計算記号を式に当てはめると「2×4−7=1」となります。「2×4」は8であり「8−7」は「1」です。大人にとっては、少し簡単すぎるようにも感じてしまいます。しかし本記事で紹介したような脳トレーニングは、やや簡単なくらいが効果的なのです。若い時期は、情報をスピーディーに処理できます。しかし年齢を重ねるとともに、情報処理の速度は低下していき、作業が思うように進まなくなります。脳の回転速度を向上させるために有効なのは、数字や文字などの「記号」をできるだけ速く処理すること。記号の処理は、前頭前野を活性化させます。ここでポイントとなるのは、簡単な記号を、スピーディーに処理すること。できるだけ高速で課題を解決することが重要であるため、計算式は簡単なほうが適しているというわけです。[文・構成/grape編集部]
2023年10月01日数字ではなく演算記号(+、-、×、÷)を入れて計算式を完成させる、四則演算クイズに挑戦しましょう。「9□9□9」の□には、4つの演算記号が1つずつ入ります。その式の答えが「10」になるように、ふさわしい記号を選んでください。同じ記号は2回使えません。それぞれの□に違う記号を入れましょう。さて、どの記号がどの□に入るでしょうか。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答え:9÷9+9にする正解は、最初の□に「÷」、後ろの□に「+」を入れる、です。計算の仕方を見ていきましょう。1つの計算式の中に複数の演算記号があり、その中に「×」または「÷」がある場合、かけ算と割り算と先に計算します。このクイズには「÷」があるので、先に計算するのは「9÷9」です。その後に「1+9」をします。9÷9=11+9=10割り算が先になるなら「9+9÷9」ではダメなのか、と考える人もいるかもしれません。この式も、同じように答えが「10」になるので正解です。四則演算クイズは、計算のルールを踏まえて答えを見つけなくてはなりません。しかし、ルールを覚えてしまえば、算数や数学が苦手な人でもパッと答えが浮かぶようになるでしょう。ほかにもいろいろなクイズがあるので、ぜひチャレンジしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年09月30日他人の迷惑を考えずに、自分の都合や思惑だけで行動することを「厚顔無恥(こうがんむち)」といいます。厚かましい人、恥知らずな人のことを指して使うことが多い四文字熟語です。この熟語を1文字ずつバラバラにし、共通の漢字と組み合わせて、真ん中の□に当てはまる共通の漢字を探し当ててみましょう。「厚◯」「恥◯」「顔◯」「無◯」の◯部分に入る共通の漢字はどのようなものでしょうか。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答えは「面」それぞれに共通する漢字の答えは「面」です。真ん中の□に当てはめてみると「厚面」「恥面」「顔面」「無面」の4つの熟語が完成します。それぞれの熟語が持つ意味を見ていきましょう。「厚面(あつづら)」は、恥知らずで図々しいことを指す言葉です。厚顔無恥同様、厚かましい、面の皮が厚いなどと同じような意味を持ちます。「恥面(はじづら)」は、面目を失うような恥ずかしいことなどを意味する言葉です。「赤恥(あかはじ)」や「つら恥」ともいいます。「顔面(がんめん)」は、顔の表面のことです。正確には、おでこから眉毛までを「上顔面」、眉下から鼻を「中顔面」、鼻の下から顎までを「下顔面」といいます。「無面(むめん)」は、無面目(むめんもく)ともいい、常識をわきまえないことを指す言葉です。無面を逆に置き換えた場合の「面無(おもなし)」は、自分自身が恥ずかしくて人に合わせる顔がない時に使います。どの熟語もそれぞれはさほど難しい漢字ではありませんが、共通する文字を作るのは意外に難しく感じるのではないでしょうか。脳のトレーニングとして、毎日少しずつ挑戦してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年09月30日誰でも好きな時に、手軽に楽しめるマッチ棒クイズ。じっくりと腰を据えて取り組んでみるのもよいですし、隙間時間に軽く挑戦する脳トレとしてもおすすめです。さまざまな問題に触れることで、柔軟な考え方ができるようになるのではないでしょうか。紹介する問題は、「5-4=6」というマッチ棒で作った計算式です。マッチ棒を1本だけ移動させて、正しい式にしてみてください。さぁ、正解へとたどり着けたでしょうか。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…では早速、気になる答えを解説していきます。移動するマッチ棒1本は、答えの「6」の数字の左下にある縦棒です。この1本を取り除くことで、「6」という数字は「5」へと変化。「4を引いて答えが5になる計算式」を成立させるためにはどうすればいいのか考えてみましょう。「5」という数字の右上の空間に縦棒を1本入れることで、「9」という数字ができ上がります。これで「9-4=5」という計算式の完成です。マッチ棒を1本だけ移動させて正しい計算式にするタイプの問題は、マッチ棒クイズの定番ともいえます。マッチ棒を1本移動するだけでまったく異なる数字が出現するところが、なんとも興味深いポイントです。特に「5」や「6」といった数字は、変化のバリエーションも多いもの。どこをどう移動させれば自分の目的に沿った形にできるのか、考えてみてください。自分1人だけではなく、家族でわいわいアイディアを出し合ってみるのもおすすめです。[文・構成/grape編集部]
2023年09月30日一見すると小学校低学年で勉強する算数のような数字が並んでいる「1□1□1」。この3つの数字で計算をして答えを「1」にしたいのですが、そのためには「+」「-」「×」「÷」のどれかをあてはめる必要があります。難しいルールはありません。「1□1□1=1」にできれば、4種類の記号のうちどれをあてはめてもOK。あなたならどこにどの計算記号を入れますか。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答えは「1÷1×1」にすること「1÷1×1」にすれば、式の答えは「1」になります。正解は最初の□に「÷」、次の□に「×」でした。1という基本の数が並んだため、四則演算で最初に習う「+」や「-」を先に思い出した人も多いのではないでしょうか。うっかり混乱してしまいそうな問題でした。数字のクイズというと、算数や数学があまり好きではない人は身構えてしまうかもしれません。でも、実際はシンプルな構成です。答えを知れば「ああ、そうか!」となるものも少なくありません。隙間時間やちょっとした気分転換をしたい時、脳トレがてらトライしてみてはいかがでしょうか。少し考え込むようなことがあっても、回答できたときには「少し脳がやわらかくなったかも」と楽しくなるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年09月29日「針小棒大(しんしょうぼうだい)」とは、まるで針のように小さい(細かい)出来事であっても、太い棒であるかのように大きな出来事として吹聴することです。つまり物事をおおげさに伝える様を表しています。針小棒大は「針」「小」「棒」「大」といった、4つの漢字から成る四字熟語です。それぞれの漢字は、特定の漢字1文字と組み合わせることで、別々の熟語が4つ完成します。次章では「特定の漢字」を発表していくため、答え合わせしてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は、小学1年生で習う漢字!正解は小学1年生で習う漢字「金」です。針小棒大に用いられている各字と組み合わせると「針金(はりがね)」「小金(こがね)」「棒金(ぼうがね)」「大金(たいきん)」といった4つの熟語が完成します。「針金」とは、金属を細長く伸ばしたものです。電線を指す場合もあります。またラーメンにおける麺の茹で加減を指す場合もあるでしょう。主に九州のラーメン店で使われている用語です。「小金」とは、少しのまとまったお金のことや、ちょっとした財産を指すこともあります。「棒金」は下野国(栃木県)の方言です。氷柱(つらら)のことを意味しています。「大金」とは、多額の金銭です。小金と対になる熟語だと分かります。[文・構成/grape編集部]
2023年09月29日