「クイーンズ・ギャンビット」で今年ゴールデングローブ主演女優賞を受賞したアニャ・テイラー=ジョイが、ダークなコメディ・スリラー『The Menu』(原題)に出演する模様。「Deadline」が報じた。本作は2年前にアレクサンダー・ペインが監督し、エマ・ストーンが出演すると報じられたが、監督はマーク・マイロッド、女優もエマからアニャに変更になった。アニャの役どころは、離島の高級レストランを訪れるカップルのうちの1人。レイフ・ファインズがそのレストランで豪華な食事を提供する有名シェフを演じる。また、製作陣はレイフと『ハリー・ポッター』シリーズで共演したダニエル・ラドクリフに、“本人役”で出演してほしいとラブコールを送っているという。このニュースを聞いた映画ファンは、「アニャの勢いは『ハリポタ』出身の全員と共演するまで止まらない」と『ハリポタ』俳優たちとの共演が続いていることをジョークを交えて指摘。これまでにアニャは「クイーンズ・ギャンビット」で『ハリポタ』ダドリー役のハリー・メリング、公開を控える『Last Night in Soho』(原題)で『ハリポタ』フレッド&ジョージ役のオリヴァー&ジェームズ・フェルプスと共演している。そして、今回は“ハリー・ポッター”と“ヴォルデモート”と共演を果たす。(Hiromi Kaku)
2021年06月08日第23回衣装デザイナー組合賞(Costume Designers Guild Awards)授賞式が開催された。今年は、授賞式をツイッターで生配信するという同賞史上初の試みを行い、ファンを喜ばせた。衣装デザイナー組合のサルヴァドール・ぺレス会長は「世界中からの観客を歓迎します」と呼びかけてあいさつ。コロナ禍についても触れ、組合のメンバーたちが病院、警察官、消防士、救急隊員にマスクを4万5000枚作ったことをふり返った。また、男女の賃金格差についても言及し、「平等」を求めた。「私たちは物語を表現するプロセスにおいて重要な役割を担っています。衣装デザインは、古くから女性が主体で行ってきた部門です。そのため、男性が率いている他の部門より(賃金が)ずっと安い。いまは賃金を平等に払うべき時代です」と訴えた。主な受賞作品・受賞者は以下の通り。【映画部門】SF/ファンタジー部門『ムーラン』ビナ・ダイゲラー現代劇部門『プロミシング・ヤング・ウーマン』ナンシー・スタイナー時代劇部門『マ・レイニーのブラックボトム』アン・ロス【テレビ部門】SF/ファンタジー部門「ウエストワールド」“Parce Domine”シェイ・カンリフ現代劇部門「シッツ・クリーク」“Happy Ending”デブラ・ハンソン時代劇部門「クイーンズ・ギャンビット」“End Game”ガブリエル・バインダー『ムーラン』のビナ・ダイゲラーと『マ・レイニーのブラックボトム』のアン・ロスは、25日(現地時間)に開催されるアカデミー賞の衣装デザイン賞にノミネートされている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年9月4日よりディズニープラス会員、プレミアアクセスにて独占配信© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.【Netflix映画】マ・レイニーのブラックボトム 2020年12月18日よりNetflixにて配信プロミシング・ヤング・ウーマン 2021年7月16日よりTOHOシネマズ日比谷、シネクイントほか全国にて公開© 2020 PROMISING WOMAN, LLC All Rights Reserved.
2021年04月15日「クイーンズ・ギャンビット」アニャ・テイラー=ジョイ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のメイジー・ウィリアムズなど実力派キャストでマーベル・コミックの人気作品を映画化した『ニュー・ミュータント』が、ブルーレイ+DVDセットで発売。この度、主人公を演じた期待の新星ブルー・ハントの未公開シーンが解禁された。運命に抗う5人の若者たちの闘いをドラマティックに描く、マーベル・コミック原作のSFアクションとなる本作。「X-MEN」「デッドプール」シリーズを大ヒットへ導いたサイモン・キンバーグとローレン・シュラー・ドナーや、実話を基にしたベストセラーの映画化『きっと、星のせいじゃない。』のジョシュ・ブーン監督が手掛けた。今回ブルーレイ+DVDセットの発売を記念し、ボーナス・コンテンツより惜しくも本編からカットされた未公開シーンが解禁。主人公ダニの悪夢が描かれ、5人の“ニュー・ミュータント”たちがそれぞれのトラウマと闘う、ダークな世界観を垣間見ることができる。長いオーディションの末、ダニ役を射止めたブルーの熱演に注目だ。ブルーレイ+DVDセットでは、今回の映像を含む豊富な未公開シーンをはじめ、原作コミックの映画化について迫る「原作と映画」、5名のメインキャストによるインタビュー映像などを収めた「5人のミュータント」など、貴重なボーナス・コンテンツが楽しめる(デジタル配信にも一部収録)。『ニュー・ミュータント』ブルーレイ+DVDセット発売中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニュー・ミュータント
2021年03月31日第78回ゴールデン・グローブ賞で作品賞・女優賞(リミテッド・シリーズ部門)に輝いた傑作『クイーンズ・ギャンビット』(Netflixドラマ全7話)の全話レビューも遂に最終回。チェスの戦術名でもあるタイトルに込められた意味を、ゲーム作家の米光一成が解説します。ラスト、真っ白なコスチュームで現れる主人公ベス(アニャ・テイラー=ジョイ)の美しい姿も、チェスのクイーンに由来しているのです。「解かなきゃいけない問題」だったベスラスト、白のクイーンのように美しいベス(アニャ・テイラー=ジョイ)/Netflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中。【『クイーンズ・ギャンビット』全話レビュー第7話】vol.7『クイーンズ・ギャンビット』各話レビューの最終回。続編を期待する声も多いが、多くの伏線をガッツリ回収し、これだけきれいに完結している作品だけに、蛇足にならないように続きを作るのはむずかしいだろう。最終話は、アリスが元夫のところに5年ぶりに出向いて、助けを乞うシーンから始まる。1話でチラっと描かれた無理心中を企てる直前のできごとだ。元夫は、すでに新しい家庭を築いている。「今さら遅い帰ってくれ」と言われて激昂、車にもどってくるアリス。「ママ?あの人誰?」というベスの問いに「誤りよ」と答える。”端数処理の誤差”だ、と。実母アリスは数学の博士である。「解かなきゃいけない問題」「問題って?」「お前をどうするか」ベス・ハーモンは、この母親の呪いと戦ってきたのだ。「希望の星だったの、みんなのね」孤児院でチェスを教えてくれたシャイベルさんが亡くなる。シャイベルさんの部屋に入ったベスは、壁一面に自分の記事が貼っているのをみつける。「シャイベルさんだけじゃない」孤児院でいっしょだったジョリーンは、自分もアイスを買うお金でベスが載ってた雑誌を買ったのだと話す。ベスの活躍が、彼女を勇気づけていたのだ。「私はあんたを救う気なんかない。自分だけで精一杯よ。ただそばにいるために来た。それが家族よ」6話で再会した初の公式戦の相手となった少女も、こう言っていた。「希望の星だったの、みんなのね」ベスの活躍が自分にとって意味のあることだと伝えていたのだ。ベスは、チェスが孤独な戦いではなく、たくさんの人に見守られていることを知る。たくさんの人を勇気づけていることを知る。それが、ラストのボルゴフとの対局につながる。孤児院でいっしょだったジョリーン(モーゼス・イングラム)と再会。薬を捨てる重大な意味『クイーンズ・ギャンビット』は、よく「少年漫画みたいに熱い」と絶賛される。それは、このラストの対局のインパクトが大きい。「オラにほんのちょっとずつだけ元気を分けてくれ」的な盛り上がりがあるからだろう。みんなを勇気づけ、みんなから勇気づけられる。「誰よりも強いのは孤独を恐れない人間。問題は周りの人たち。行動や感情を指図してくる人たち。知らぬ間に人生を無駄にしてしまう」と言っていた母親の呪縛から逃れ、「自分が居ていいのだ」と思えるようになるまでを描いているからこそ、ラストの対局が盛り上がるのだ。ベスは依存していた薬をトイレに捨てる。「薬物依存はいけませんよ」という教訓のためだけの場面ではない。この緑の薬は、母親の呪縛の象徴だ。1話を見返してみると、一瞬だがはっきりと、ベスの母親が手に持った緑の薬の瓶を落とす場面が描かれている。母アリスは、薬物のせいで無理心中まで追い込まれてしまったのだ。『クイーンズ・ギャンビット』に込められたものその薬物を捨て、みんなの協力を得て、ベスは戦う。タイトルの『クイーンズ・ギャンビット』は、序盤の定跡の名。ポーン(歩兵)を捨て駒にして、局面を有利に持ち込む戦術だ。ボルコフとの戦いで、ベスはクイーンズ・ギャンビットを仕掛ける。弱い駒を切り捨て突き進む。ロシアの強豪ボルコフ(マルチン・ドロチンスキ)との戦い。だが、最後に勝負の明暗を決めるのもポーンだ。ベスは、ポーンを一番奥まで進める。一番奥まで進んだポーンは昇格(プロモーション)できるというルールがある。ポーンが、クイーンになる。最後、ベスの服装は真っ白な長いコートに白い帽子。その姿は白いクイーンの駒のように見える。これは、コスチュームデザイナーのガブリエレ・ビンダーが意図したことだとブルックリン美術館のバーチャルコスチュームエキシビジョンの解説(※1)にある。60年代ファッション、めちゃキュートな部屋、豪華なホテルの内装、家具など、映像の美しさにもほれぼれするし、アニャ・テイラー=ジョイ演じるベスの魅力、さらにチェス対局の見せ方の多彩さなど、見どころの多いドラマだ。人間ドラマとしても緻密に構築されており、二度三度鑑賞するたびに新しい発見のある傑作であった。文・米光一成(ゲーム作家、代表作に『ぷよぷよ』『はぁって言うゲーム』など)information『クイーンズ・ギャンビット』原作・制作:スコット・フランク、アラン・スコット出演:アニャ・テイラー=ジョイ、ビル・キャンプ、マリエル・ヘラー文・米光一成
2021年03月24日ゴールデン・グローブ賞2冠!主役のアニャ・テイラー=ジョイの授賞式での美しい姿も話題になった『クイーンズ・ギャンビット』(Netflixドラマ全7話)。全話レビューの第6回目では、ゲーム作家・米光一成が、人間模様の描き方の見事さに着目。最終話直前の緊迫感を解説します。ミュージカル化への期待も高まる主役のベスを演じるアニャ・テイラー=ジョイ。受賞おめでとう!Netflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中。【『クイーンズ・ギャンビット』全話レビュー第6話】vol.6『クイーンズ・ギャンビット』が第78回ゴールデン・グローブ賞で作品賞・女優賞(リミテッド・シリーズ部門)に輝いた。アニャ・テイラー=ジョイの深いグリーンのディオールのドレス姿も話題になった。放送映画批評家協会賞も作品賞・女優賞をダブル受賞。アニャは、こちらもディオールのプラム色のギリシャ風チュール姿で登場。さらに、デヴィッド・O・ラッセル監督の次回作に、アニャ・テイラー=ジョイの出演が決定したと報じられた(※1)。ロバート・デ・ニーロ、マイク・マイヤーズ、ティモシー・オリファント、マイケル・シャノン、クリス・ロック、アニャ・テイラー=ジョイ!発表された出演陣だけでも超大作の予感だ。さらにさらに、原作小説の劇場用舞台権をLevel Forward社が取得。ミュージカル化への期待も高まっている。快進撃の『クイーンズ・ギャンビット』各話レビューもついに第6話。最終回直前だ。「男たちはいろいろ教えたがる。賢いわけじゃない。自分を大きく見せたいだけ。指図しても聞き流せばいい。自分の思うままに進めばいいの。強い女にならなくちゃ。妥協が当たり前のこの世の中で。自分を貫くにはね。ほら、あなたはあなたよ」第5話(※2)同様、実母アリスがベスに向かって語る言葉からはじまる。この力強い名台詞が、単純な「良いセリフ」としては機能しないところに『クイーンズ・ギャンビット』の迫力がある。第6話、第7話は、最終ボスであるボルコフとの戦いに向けて盛り上がると同時に、無理心中をしようとした母親の記憶との戦いにも突入する。クレオ=スパイ説を検証第3話のレビュー(※3)でも書いたが、『クイーンズ・ギャンビット』は、チェス対局パートは明快かつ爽快だが、ベスを取り巻く人間ドラマのパートは謎が多い。たとえば、第6話に登場するクレオ。けっこうな謎の女だ。ベニーの地下部屋へ、チェス仲間と一緒にやってきたクレオ。ベスと友達になり、パリに来たら連絡してねと約束する。1967年、パリの国際大会で、ボルコフとの対局の前夜に電話をしてきて、ホテルのバーにいるから飲もうとしつこく誘う。ベスは誘惑に負けて、飲んでしまい、二日酔い。対局に遅刻してあわてて向かうハメに(第1話の冒頭のシーンがようやく!)。結局、コンディションが整わないままにボルコフと対局し、負けてしまう。クレオ(ミリー・ブレイディ)の誘惑に負けて飲酒してしまうベス。クレオは、友人なのになぜ大切な試合の前に飲みに誘ったのだろうか。しかも、しつこく。もちろん、そういう性格なのだということで観ていても全然かまわない。が、「IMDb」(インターネット・ムービー・データベース)では、クレオがソ連のスパイなのではないか説も出ている。ベスが勝つのを妨害するために行ったのだ、と。それを示す明確なシーンやセリフはないが、最終話のタウンズのセリフが、クレオ=スパイ説を傍証している。タウンズが、モスクワでの対局に駆けつける。「すぐにビザが取れたの?」とベスに聞かれ、タウンズは「新聞社の世話でね」と答え、その後に、モスクワ大使館の協力もあったと語る。「君の気をそらすためかも」「失敗ね」と会話する。ベスの想いを知っているのは(ドラマ上では)クレオだけだ。タウンズがそのことを知り、モスクワ大使館の協力もあって駆けつけることができたとあれば、ふたりの会話も気の利いたジョークではないのかもしれない。そうなると、クレオがスパイ説はとても濃厚だ。蛇足。クレオがバーで飲んでいたのはパスティス。パスティスの元の意味はSe pastiser(まがいもの)の意味だ。いよいよあと1話。ベスのチェス人生はどうなる?眼の縁を真っ黒にしたメイクベルディックやベニーたちの仲間に支えられ、酒やドラッグを絶っていたベスだったが、この敗北で、ふたたび自堕落な生活へ逆戻りしてしまう。酒を瓶でラッパ飲み、60年代の大ヒット曲ショッキング・ブルー「ヴィーナス」を聞きながら踊り、飲み、吐く(名シーン)。心配して訪ねて来てくれたハリー・ベルティックをガン無視。会場まで駆けつけてくれるが、「同情はいらない」とあしらい、「スーパーで働いてる人とは違う」と酷いことまで言ってしまう。この時のベスは、眼の縁を真っ黒にしたメイク。「闇落ち」感の演出にしてはやりすぎ!と思った人もいるかもしれないが、これはショッキング・ブルーのボーカルのマリスカ・ヴェレスとそっくり。「ヴィーナス」の映像を観て真似たのだと考えるとオチャメである。文・米光一成(ゲーム作家、代表作に『ぷよぷよ』『はぁって言うゲーム』など)information『クイーンズ・ギャンビット』原作・制作:スコット・フランク、アラン・スコット出演:アニャ・テイラー=ジョイ、ビル・キャンプ、マリエル・ヘラー文・米光一成
2021年03月16日Filmarksでは4.3の高得点、2020年秋ドラマ満足度ランキングのベスト3にランクイン、辛口で知られるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)で97%と高評価の『クイーンズ・ギャンビット』(Netflixドラマ全7話)。全話レビューの第5回目では、主人公のチェスの天才少女ベス(アニャ・テイラー=ジョイ)の同棲生活が描かれます。相手のベルティックを演じるのは『ハリー・ポッター』シリーズではおでぶのダドリー役、ハリー・メリング(大変身に驚きます)。ゲーム作家・米光一成といっしょに佳境に入っていきましょう。仕事と恋愛ははっきりと切り離せるのか?天才少女の恋愛は前途多難。Netflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中。【『クイーンズ・ギャンビット』全話レビュー第5話】vol. 5仕事と恋愛をはっきりと切り離すことはできるのか。しかも、それが厳しい競争社会であるチェスのプロともなるとどうだろう。第5話は、主人公ベス・ハーモン(アニャ・テイラー=ジョイ)が、恋愛に巻き込まれる回。そもそもベスは、人間関係においてはクールでポーカーフェイス。あまり泥沼化させない。「世界のすべてが64マスでコントロールできれば安心できるのに」というタイプだ。『ハリー・ポッター』シリーズのダドリーがスリムに宿敵ボルコフに負け、養母を亡くしたベス・ハーモン(アニャ・テイラー=ジョイ)。雨の中、たくさんの荷物を持って暗い家に帰宅する。電気をつける。養母が好きだった動物画。テーブルのコーヒーカップ(口紅がついている)。暗い部屋でそれを眺める。セリフがなくとも、その動き、表情、照明、カメラの動きから、孤独が伝わってくる。ハリー・ベルティックから電話がかかってくる。最初のトーナメント戦の最終試合で打ち負かした相手だ。実は、ハリー・ベルティックは、『ハリー・ポッター』シリーズのダドリー・ダーズリー役のハリー・メリングが演じている。ダドリー役のときは、ぽっちゃりまるまるした子どもだったのに、しゅっとした大人になってる!言われなければぜんぜん気づかない風貌の変化に驚く。ベルティックは、ベスに恋している。ボルコフに負けて落ち込んでるベスに電話をし慰め、自分が練習相手になると申し出る。歯並びを治したのもベスに再会するためだ。奔放に誘うベス!だが、うまくいかない。ついアドバイスをしてしまう。「君はすぐカッとなって周りが見えなくなる」「怒りは武器よ」「怒りは香辛料だ。使いすぎると感覚が鈍る」いや、いいことを言ってるのだ。だが、うまくない。「くそ、何をやってるんだ」と帰りの車でベルティックは後悔に苛まれる(エンジンをかけ損ねたタイミングに重ねる演出の妙!)。次の日もやってしまう。「(ボルコフは)州チャンピオンとは違う。世界チャンピオンだ。10歳の彼にも勝てないさ」トイレに入ったベルティックは自分の言ったことを「最悪だな」と後悔する。自分より強いベスに、アドバイスし、教訓めいたことを言う滑稽。しかも「州チャンピオンとは違う」と自分のことを卑下してしまう。ベスは奔放だ。服を一枚脱いで、ラジオのボリュームをあげて踊っている。「もう夏よね」。曲はペギー・リーの「feaver」。「あなたが腕を私に回すと、我慢できなく燃えてしまう」という歌だ。チェスボードの前に座り「来る?」と誘う。セクシャルな誘いだと受け止めていいようなシチュエーション。だが、ベルティックは、暗い顔をして帰る。才能の格差が恋愛を阻むベスとベルティックは同棲することになるのだが、うまくいかない。チェスの対局をすると、ベスにははっきりと見えている手筋が、ベルティックには見えない。「君にはついていけない」チェスのことだとベルティックは割り切ることができない。「ぼくはチェスが好きじゃない。かつてのぼくほどには」とベルティックは言ってしまう。ベスと一緒に暮らすことで、自分のチェスへの集中力がベスほどではないことを思い知らされてしまったのだ。ベルティックは、ベスのスタイルをこう表現する。「ナイトやビショップを惜しみなく捨てる。素早くキングを攻め敵を動けなくする」ベルティックは、自分を惜しみなく捨てられた駒のように感じている。恋のABCにコーチは必要か1967年オハイオ米国チェス選手権で、ベスは連勝。マルチ画面を使ってテンポよく試合を見せる。過去の対局では負けたベニー・ワッツにも勝つ。ベニー・ワッツを演じるのは、トーマス・ブロディ=サングスター。『ラブ・アクチュアリー』の片思いに悩む少年を演じて一躍有名になり、『メイズ・ランナー』でイケメンに成長した姿を見せ、『ゴッドレス 神の消えた町』『ゲーム・オブ・スローンズ』等に出演。ボルコフと再戦するためには、「いいコーチが必要だ」というベニー・ワッツ。「ベルティックでなく、もっと強いヤツ。もっと大人な誰かだ」ということで、ベニー・ワッツが色恋抜きでコーチになるのだ。最後にかかる曲は、Nancy Wilsonの「Teach Me Tonight」。「今夜教えて、恋のABCを」っていう歌だ。第5話の冒頭で母アリスはこう語る。「誰よりも強いのは孤独を恐れない人よ。問題は周りの人たち。行動や感情を指図してくる人たち。言いなりになって、知らぬ間に人生を無駄にしてしまう」教訓のようにみえる言葉は、呪縛としても機能してしまう。文・米光一成(ゲーム作家、代表作に『ぷよぷよ』『はぁって言うゲーム』など)information『クイーンズ・ギャンビット』原作・制作:スコット・フランク、アラン・スコット出演:アニャ・テイラー=ジョイ、ビル・キャンプ、マリエル・ヘラー文・米光一成
2021年03月09日ゴールデングローブ賞、放送映画批評家協会賞など数々の賞を受賞したアニャ・テイラー=ジョイ主演作「クイーンズ・ギャンビット」の勢いがまだまだ止まらない。場所をテレビから舞台に移し、ミュージカル化されることが明らかになった。「Variety」誌などによると、「オクラホマ!」や「Jagged Little Pill」などの舞台を手掛けてきた製作会社の「Level Forward」が、ウォルター・テヴィス著の原作小説「クイーンズ・ギャンビット」の舞台化権を手に入れたという。歌あり、踊りありのミュージカルで、主人公のベス・ハーモンが男性優位のチェス界でどのようにのし上がっていくかに期待が高まる。舞台化も楽しみだが、アニャのシーズン2に関するコメントにも注目が集まっている。放送映画批評家協会賞で主演女優賞を獲得した際に、「私たちにとって思い入れがあり愛情を注いだキャラクターたちと、みなさんにもっと一緒の時間を過ごしたいと言われるのは本当にうれしいこと。でも、私たちは(ワンシーズン限りの)リミテッドシリーズを意図して制作しました。だから、みなさんにシーズン2を求められていることに、すごく驚いています。そうは言っても、『ありえないことなんてない』です」と語った。つまり、シーズン2が制作されることは「完全にないわけではない」というのだ。ファンが熱望の声を上げ続ければ、実現するかもしれない。(Hiromi Kaku)
2021年03月09日辛口で知られるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)で97%と高評価評価の『クイーンズ・ギャンビット』(Netflixドラマ全7話)。全話レビューの第4回目では、主人公のチェスの天才少女ベス(アニャ・テイラー=ジョイ)と養母アルマとの別れが描かれます。『愛の不時着』にも劣らない熱狂を生んだ傑作の見どころを、『嵐にしやがれ』でもプレイされて話題になった『はぁって言うゲーム』の作者・米光一成が一話ずつ解説していきます。【『クイーンズ・ギャンビット』全話レビュー第4話】vol. 4養母アルマとベスの違いベス(アニャ・テイラー=ジョイ)はチェスの大会で、養母とメキシコに行く。Netflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中。好きなことや得意なことを仕事にすべきか、趣味にすべきか。悩ましい問題だ。『クイーンズ・ギャンビット』第4話は、この悩ましい問題をめぐるドラマだ。主人公ベス・ハーモン(アニャ・テイラー=ジョイ)は、孤児院から出て、チェスの才能ひとつでのしあがってきた。1966年、メキシコ大会へ。養母アルマ(マリエル・ヘラー)は文通相手の男に夢中だ。毎日遊びに出かけている。ベスは、大会に集中しようと焦っている。リラックスしたほうがいいと、養母アルマが遊びに出かけようと誘う。「明日、大会がはじまるのよ。エンドゲームの研究をする」「もう少し人生の研究をしたら。人生チェスだけじゃない」「これが得意なの」「私の経験からして得意なことが大事なことじゃない」「なら何が大事?」「生きること成長すること。人生を楽しむの」とはいえ、養母アルマが奔放に遊んでいられるのは、ベスの賞金のおかげだ。養母アルマは、自分が得意なことを仕事にしなかった。彼女はピアニストを目指していた。だが、あがり症のため断念したのだ。文通相手の男は、オアハカ(メキシコの都市)に帰ってしまう。アルマは「仕事でオアハカへ」と言っているが、おそらくこれは彼が家庭や仕事のある街へ戻ったということだ。「オアハカってきっとデンバーみたいなところね」とアルマは言う。デンバーは、養父ウィートリーがいる場所。ウィートリーは、デンバーに行ったきり戻ってこなくなった。デンバーで仕事をし、おそらく別の家庭を築いている。ベスの実母アリスも、才能をどう扱うか悩んでいたのかもしれない。第1話で、実母アリスとベスがトレーラーハウスで暮らしている場面が描かれる。やりなおそうと夫が説得しても、かたくなにアリスは拒絶する。その時にベスが拾い上げるのが数学の本。著者は、アリス・ハーモン博士と表紙に記されている。母アリスは、コーネル大学数学科の博士だ。養母アルママ(マリエル・ヘラー)とベス、ふたりともお酒が好きだ。なぜマナー違反を?ベス・ハーモンと少年ジョルジ・ギレフの対局。この対局、ベス・ハーモンが奇妙な行動にでる。席を立ってスカートをひらひらさせながら歩いたり、貧乏ゆすりをしたりする。あきらかにマナー違反だ。なぜ、ベスはこんなことをしたのだろう?幼いジョルジ・ギレフは、攪乱されてしまう。負けた少年とベスは話す。「いつか世界チャンピオンになります」「もしなれたら次はどうするの?」と質問するベス。「意味がわかりません」「16で世界チャンピオンになったら残りの人生は何をするの?」ジョルジ・ギレフは、やはり意味がわかりません、と答える。少年にとって、これは微塵も「仕事」ではないのだ。純粋に、世界チャンピオンになることを目指し、チェスを趣味として愛しているのだ。ベスが、マナー違反をしてまで勝ちにこだわったのは、彼女にとって、チェスの対局が、ある部分で「仕事」になってしまったからだろう。ベスは、ジョルジ・ギレフを「いままでで最高の相手」と認める。勝利しても浮かない表情のベスがロビーで目撃するのは、ピアノを弾いている養母アルマの姿だ。あがり症の彼女が大勢の人の前で華麗にピアノを演奏している。「あがり症じゃなかったの?」「楽しんで弾くぶんには平気なの」ここでも、自分の得意なことを趣味にするという選択が描かれている。チェスの大会を追って、アルマとベスは豪華なホテルを渡り歩く生活をしていた。ふたたび薬物に手を出すベス得意なことを仕事にする道は厳しく、時には汚いことにも手を染めてしまう。だがベスはその道を選んだ。選んだにもかかわらず、ベスは、宿敵ボルゴフに負ける。「弱点がなかった」大敗だ。追い打ちをかけるように、養母が肝炎で亡くなってしまう。ふたたび精神安定剤に手を出してしまう。薬局で、緑の薬を差し出されたベスは、スペイン語でこう言う。「もっと」もっと厳しい道がベスの歩む先に続いている。文・米光一成(ゲーム作家)information『クイーンズ・ギャンビット』原作・制作:スコット・フランク、アラン・スコット出演:アニャ・テイラー=ジョイ、ビル・キャンプ、マリエル・ヘラー文・米光一成(ゲーム作家)
2021年03月03日Netflixの大人気作『クイーンズ・ギャンビット』の主人公のベス(アニャ・テイラー=ジョイ)はチェスの天才少女。第3話では、ライバルのイケメンプレイヤー、ベニー・ワッツ(トーマス・ブロディ=サングスター)が登場する。『愛の不時着』に比肩する傑作の見どころを、神木隆之介と福山雅治のコラボ動画などで話題の『はぁって言うゲーム』の作者・米光一成が一話ずつ解説していきます。【『クイーンズ・ギャンビット』全話レビュー第3話】vol. 3主人公ベス・ハーモン、チェス大会で連勝好敵手・ベニー・ワッツ(トーマス・ブロディ=サングスター)とベス・ハーモン(アニャ・テイラー=ジョイ)。Netflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中。アメリカではチェスセットの売り上げも爆伸びさせた『クイーンズ・ギャンビット』(Netflixドラマ全7話)。全話レビューの第3回目。ベス・ハーモン(アニャ・テイラー=ジョイ)はチェス大会で連勝し、賞金を稼ぎまくる。初めての大会で勝負したタウンズ(ジェイコブ・フォーチューン=ロイド)は、「チェスレビュー」の記者としてやって来ている。美しくなったベスを見て「わお!」と感嘆の声をあげる。ベスも、それに応じてポーズをとる。「君の記事を書きたい」とタウンズはベスを誘う。「部屋にカメラがある」「あなたの部屋?」いぶかしむ表情のベスだが、「チェスボードもあるから指せるよ」で、すぐに部屋に行ってしまう。お笑いコンビ・納言のネタなら「なぜついてくるの?」「チェスボードはセコいってよ」と続く流れだ。チェスボードにつられて部屋に入ってしまったベス。写真を撮りながら、タウンズはベスに近づき、手を伸ばして髪の毛を触る。見つめ合うふたり。急にドアが開いて男が入ってくる。「お邪魔しちゃったかな、ぼく」この男が、短パンにカットしたムチムチのジーンズをはいている。登場人物を紋切り型な人間に描かない『クイーンズ・ギャンビット』はチェスのドラマだ。チェスの試合は勝敗がはっきりする。いっぽうで人間関係は試合のように白黒つかない。ていねいに慎重に、人間関係を描いていく。説明セリフや、あからさまなシーンで関係性にわかりやすい決着をつけることを良しとしない。タウンズと男はおそらくカップルだ。ベスはそう推測したように見える。わかりやすいラブロマンスに堕さず、登場人物を紋切り型な人間に描くことはない。このあたりの匙加減が絶妙だ。ベスと養母アルマ(マリエル・ヘラー)の関係も、多層的だ。チェス大会で賞金が入ることを知った養母アルマは、ステージママとなる。賞金と経費を計算し、スケジュールを仕切り、学校に「風邪だ」とウソをついてベスを休ませ、飛行機に乗り、豪華なホテルに宿泊する。ベスと一緒に、チェス大会に出向く。養母アルマからそれまでの暗い表情が消える。エリック・サティの曲を悲しそうに弾くこともなくなる。「ベス、考えたんだけど、わたしに10%くれない。エージェントの手数料」「それじゃあ、15パーセントにしましょう」ベニー・ワッツにミスを指摘されて、対局を振り返るベス。養母アルマは、ベスをサポートしたいのか、お金を稼いでくれるから利用しているのか、はっきりしない。おそらくその両方だろう。ベスも、アルマをよき養母だと思っているのか、チェス以外の段取りをしてくれる便利なマネージャーと思っているのか、はっきりしない。ベニー・ワッツ(トーマス・ブロディ=サングスター)との対局で、大会で初の敗北を喫したベスを、養母アルマはなぐさめる。「常に完璧とはいかない。それは無理」「チェスのことわからないくせに」ベスは八つ当たりする。「負けたときの気持ちはわかる」「そうでしょうね」と、いじわるなベスの返事。「これであなたもわかった」ついアルマもいじわるに返してしまう。ベスは怒って立ち去ってしまう。その後、空港に向かうタクシーに乗り込むふたり。そっぽを向いている。そっぽを向いたまま、ベスは、アルマの手を握る。「The End of the World」(Herman’s Hermits)が流れる。別れの曲だ。さよならを言ったあと、どうやって生きていけばいいのかわからないと嘆く歌。ふたりは、孤独を通じて、つながっているのだ。文・米光一成information『クイーンズ・ギャンビット』原作・制作:スコット・フランク、アラン・スコット出演:アニャ・テイラー=ジョイ、ビル・キャンプ、マリエル・ヘラー文・米光一成
2021年02月24日Netflixの大人気作『クイーンズ・ギャンビット』の主人公のベス(アニャ・テイラー=ジョイ)はチェスの天才少女。第2話ではいよいよ公式大会に出場。「女だ、子どもだ」と見下してくる男たちを相手取って、最初の勝利を掴みます。『梨泰院クラス』『愛の不時着』の興奮に匹敵する傑作の見どころを、ドラマを愛するゲーム作家・米光一成が一話ずつ解説していきます。【『クイーンズ・ギャンビット』全話レビュー第2話】vol. 2地味なファッションを笑われるベス主人公のベスはチェスの天才少女。Netflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中。Netflixのランキング各国で1位を総なめした『クイーンズ・ギャンビット』(Netflixドラマ全7話)。全話レビューの第2回目。主人公ベス・ハーモン(アニャ・テイラー=ジョイ)は、ウィートリー夫婦に引き取られる。養護施設時代のままのまじめな服装で高校へ行くベス。白いブラウスは一番上まできっちりボタンを留め、くすんだ青色のカーディガンを重ねる。白い靴下にプレーン・トゥのシューズ。高校のクラスメートから「茶色の靴に茶色の靴ひも結ぶ?」と笑われる。クラスメートは、明るいピンクやパステルカラーの服を着て、白と茶のおしゃれな靴を履いている。50年代の終わり頃から、上流階級をターゲットにしていたオートクチュールとは別に、一般庶民、若い世代向けの既製服産業が急速に発展した。そういった流行のファッションを身にまとうクラスメートから、ベスは、地味だと笑われる。この後、ベスはチェス大会で勝利し、賞金を得て、自信を持ち、どんどん高級ファッションを着こなし、立場が逆転していく。この学校にチェスクラブはないの?とクラスメートに聞くベス。チェスは男がやるものチェス雑誌で大会があることを知るが、参加費の5ドルがない。用務員のシャイベルさんに手紙を書き、参加費を借りて出場する。第2話の後半は、ベスの初めての大会が描かれる。最初の対戦相手は女の子アネット・パッカー(エロイーズ・ウェッブ)だ。「なぜ女同士にされたの」「よくないことよね」第2戦以降は、すべて男が対戦相手だ。このころのチェスは男がやるものだという雰囲気だった。「やられたよ」対戦相手が女性だとあなどっていた男は、自分が劣勢になって急に不機嫌になる。翌日の第3戦、親切にしてくれていたタウンズ(ジェイコブ・フォーチューン=ロイド)との対局。好敵手で、ふたりとも対局を楽しんでいる表情から、真剣になっていく表情の変化が描かれる。エンドゲームまでもつれこむ。投了したタウンズ。「君、いくつだ。いや、いい。答えないで。落ち込むだけだ」「36歳」とベスは嘘をつく。「ありがとう。君は本当にすごい。自覚してる?」終わってトイレに駆け込むベス。初めての生理がきてとまどう。ベスは、街の雑貨屋のチェス雑誌で大会のことを知る。ベスの実力が偏見を打ち砕く第4戦。クシで髪をなでつけるイヤな感じの男の対局は、盤面を映すこともない(この辺の観せ方のテンポ、最高!)。ベスが大会で勝ち上がるのと対照的に、養母の状況は悪化していく。養父オールストン(パトリック・ケネディ)は家に戻らなくなり、生活は困窮し、養母アルマ(マリエル・ヘラー)はふさぎこみがちになる。大会の最終戦、ハリー・ベルティックとの戦い。遅刻してくるハリー・ベルティックは、あからさまにベスをあなどっている。あくびを繰り返す。だが、強い。ベスは、「すぐにもどる」といってトイレに逃げ込む。精神安定剤を呑み、自らを叱咤する。鏡の奥、天井にチェス盤の幻影が映る。そして、あのふてぶてしい顔になって、チェス盤の前に戻ってくる。驚くベルティック。指した手を見てまた驚く。「ちくしょう」「もう終わりよ」「いや挽回できる」「そうは思わない……できたかも、遅刻しなければ」ベスはベルディックに「ボード上で決着をつける」と言う。負けたベルディックは、あなどっていた最初の態度を捨てて、周囲で観ていたみんなの拍手にまざって、ベスに拍手を贈る。競技(ゲーム)のすばらしいところは、男だろうが女だろうが、年齢も肌の色もどうであろうが、すべての人が平等に、ゲームのルールに従って勝敗が決することだ。だから、最初は偏見を持っていた男たちも、彼女と対局することで、あっという間に態度を変える。頑なに偏見を維持することはない。ただきれいだからではない『クイーンズ・ギャンビット』は、フェミニズムを新しい視点で描いた作品だ。ボード上だけで公平に決着がつくチェスを通じて、男性優遇の社会を女性であるベスがのしあがっていく。養父母の家に初めてベスが来て、ミッドセンチュリーの家具でそろえたきれいな部屋を眺めたとき、養母アルマが動物画を指して「ローザ・ボヌールの絵よ。もちろん複製だけど」と説明する。ローザ・ボヌールは、動物を写実的に描いたフランスの画家だ。十九世紀のヨーロッパでは、まだ女性画家は少なく過小評価されていた。そんな中で、レジオンドヌール勲章を受けた初の女性芸術家であり、フェミニズム初期を代表する人物である。『クイーンズ・ギャンビット』の60年代ファッションや、部屋、家具、セットの美しさが、観る者の心をとらえるのは、ただきれいだからではなく、物語のテーマと深く結びついているからだ。文・米光一成information『クイーンズ・ギャンビット』原作・制作:スコット・フランク、アラン・スコット出演:アニャ・テイラー=ジョイ、ビル・キャンプ、マリエル・ヘラー文・米光一成
2021年02月17日アニャ・テイラー=ジョイ主演の配信ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』がすごい。男性優位のチェスの社会で、才能だけを武器にのしあがっていく孤独な少女の物語。同じNetflixの大ヒット作『梨泰院クラス』『愛の不時着』に勝るとも劣らない傑作の見どころを、ドラマを愛するゲーム作家・米光一成が一話ずつ解説していきます【『クイーンズ・ギャンビット』全話レビュー第1話】vol. 1チェスに詳しくなくても楽しめる主人公のベス(アニャ・テイラー=ジョイ)はチェスの天才少女。Netflixオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」独占配信中。主人公は、天涯孤独の少女ベス。孤児院でチェスを覚え、才能を発揮して、チェスの腕前で世界と戦い抜いていく物語だ。演じるのは、ロバート・エガース監督の『ウィッチ』で魔女だと疑われる少女を演じて強烈な印象を残したアニャ・テイラー=ジョイ。彼女の存在感、特に顔の力がすごい。目が大きく、離れている。豹のような鋭さ。独自の存在であることが一目で伝わってくる。今回もアニャ・テイラー=ジョイの存在感がこのドラマにとてつもない魅力と説得力をもたらした。チェスの対局場面がこのドラマの見どころになっているのだけど、チェスの知識はなくても大丈夫。銀行組織のことを詳しく知らなくても『半沢直樹』が楽しめるように、チェスに詳しくなくても楽しめる。アニャ・テイラー=ジョイの顔面演技に加えて、演出の見事さ、セットの美しさ、対局のバリエーション。ありとあらゆる方法で盛り上げてくる。『半沢直樹』のように大声で叫び合ったり土下座したりはしないけれど、勝ち負けがはっきりする局面を描いて、しかも顔演技炸裂という点で同じベクトル。『半沢直樹』が大技炸裂ドラマだとすれば、『クイーンズ・ギャンビット』は繊細な技の積み重ねで観る者を高いところまで運んでいくドラマだ。母が亡くなり、養護施設にやってきたベス。60年代ファッションも見どころこの超傑作ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』全7話を1話ずつ紹介していこう。今回は、第1話。ベスの養護施設時代、チェスと出会うエピソードだ。無理心中で母親だけが即死。奇跡的に生き残った少女ベスは養護施設に入る。9歳。当時の養護施設は、こどもたちを落ち着かせるために精神安定剤を与えていた。ベスは、薬に依存していく。ベスは、地下室で用務員のシャイベルさんと出会う。シャイベルさんはひとりでチェスをプレイしている。ベスも不愛想だが、シャイベルさんもさらに不愛想。「そのゲームは何?」「チェスだ」「教えて」「よそ者とはやらん」シャイベルさんが動かしているのを見て、ベスは駒の動きを覚える。「少し覚えたわ。見てたから」「女がやるものじゃない」教わることになっても、シャイベルさんは寡黙だ。不愛想同志でほとんど言葉も交わさない。チェスを指し合うことで交流を深めていく。ベスが初めて勝った時も「気分がいいか」「別に」とそっけない。わーいって喜んだりしない。ベスとシャイベルさんが写真を撮られることになっても、ふたりは仏頂面だ。「はい、クイーン」カメラマンは笑顔にしようとする。だがシャイベルさんは黙っているし、ベスは「クイーン」と言いはしても口角をあげない。ベスは養護施設で出会った少女・ジョリーンと親しくなる。才能を持っているという噂を聞きつけて、高校のチェス倶楽部の先生が自分たちの生徒とチェスで対決させる。ベスがひとり中央に立つ。12人の男子生徒がぐるっと取り囲んで座る。それぞれにチェス盤が配置されている。多面指しだ。見物人もあつまってくる。ここで勝敗がどうだったかで引っぱらないのが『クイーンズ・ギャンビット』のすごいところ。「だから楽勝」と、後でシャイベルさんに報告するベスの声が対局の映像に重なる。チェス対局は見どころのひとつだが、それだけじゃない。天涯孤独だった少女ベスの波乱万丈の人生、60年代ファッション、男性優位社会のチェス大会でのしあがっていく爽快さ、人間ドラマ、映像美、見どころ満載のドラマだ。第1話は、養護施設が舞台の中心で画面的にはちょっと暗い。第1話をジャンプボードにして第2話からぐいぐいとベスを応援したい気持ちになってくる。画面も派手になってくる。ベスがチェスの賞金で買う60年代ファッションもどんどん豪華に、高級ホテルに滞在して世界を飛び周り対局するようになると映像的にも贅沢になっていく。ワクワクしながら観てください。文・米光一成information原作・制作:スコット・フランク、アラン・スコット出演:アニャ・テイラー=ジョイ、ビル・キャンプ、マリエル・ヘラー文・米光一成
2021年02月10日崖っぷちサッカーチームと町のピンチを救うため、女性たちが立ち上がる『クイーンズ・オブ・フィールド』の公開日が3月19日(金)に決定。併せて、サッカーの練習風景や作戦会議など、女性たちの連帯=シスターフッドを写し出した本作の場面写真が一挙に解禁となった。サッカー日本女子代表“なでしこジャパン”が2011年にワールドカップで初優勝し、女子サッカー旋風を巻き起こしてから10年。2021年、サッカー大国フランスからやってきたのが本作。場面写真は、名門サッカーチームを救うため、練習に励み、作戦会議をしたり、ときにはリフレッシュしたりと、世代や境遇も様々のサッカー未経験の女性たちが一致団結している様子が切り取られている。しかし、家事ができない夫や、妻がサッカーをすることを理解しない夫、練習を妨害する夫もいて…。それでも彼女たちは、家事や仕事に追われる日々の中で真剣にサッカーに打ち込む。みんなで努力し、窮地に陥っても笑顔を絶やさない主婦たちの姿からはきっと元気がもらえることだろう。『クイーンズ・オブ・フィールド』は3月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クイーンズ・オブ・フィールド 2021年3月19日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2019 ADNP – KISSFILMS – GAUMONT – TF1 FILMS PRODUCTION – 14EME ART PRODUCTION – PANACHE PRODUCTIONS – LA COMPAGNIE CINÉMATOGRAPHIQUE
2021年01月26日「クイーンズ・ギャンビット」「ゲーム・オブ・スローンズ」「ストレンジャー・シングス 未知の世界」など、世界的ヒットの大人気シリーズで知られる若手キャストが集結した『ニュー・ミュータント』。いまをときめく若手俳優たちがお互いの印象や、撮影時のエピソードについて語るインタビュー映像が初公開された。マーベル・コミック作品を原作に、「X-MEN」シリーズや「デッドプール」シリーズを大ヒットさせたスタッフと『きっと、星のせいじゃない。』のジョシュ・ブーン監督が手掛けた本作。今回解禁された2本の映像には、ジョシュ監督と注目の若手俳優が登場。主人公ダニ役をオーディションで勝ち取ったのは、期待の新星ブルー・ハント。アニャ・テイラー=ジョイはNetflixのドラマ「クイーンズ・ギャンビット」が大ヒット、メイジー・ウィリアムズは「ゲーム・オブ・スローンズ」のアリア・スターク役で知られ、チャーリー・ヒートンは「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズでお馴染み。ヘンリー・ザガは「13の理由」シーズン1に出演、という豪華な顔合わせが話題となっている。■『ニュー・ミュータント』話題の実力派若手キャストが集結監督は今回のキャスティングについて「若い名優たちを集めた」と自信を持って語るほか、アニャは、経験豊富なメイジーのことを「才能があってすごく面白い」とコメント。また、メイジーはヘンリーのことを「アドリブもすばらしい」と絶賛し、各キャストがそれぞれを高く評価し、信頼している様子がうかがえる。■『ニュー・ミュータント』注目キャスト同士が語る互いの印象映像の中では、主演・ブルーの意外な一面も明かされており、撮影中に人を笑わせるのが大好きな彼女とのシーンに関してメイジーは「面白くて笑いをこらえるのに必死」と笑顔でふり返っている。『ニュー・ミュータント』は3月31日(水)ブルーレイ+DVDセットリリース、2月3日(水)先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年01月14日Netflixの「クイーンズ・ギャンビット」が、配信から28日間で6200万世帯が視聴するという記録的ヒットになった。NetflixがSNSで明らかにした。Netflixは同作の「ファン・ファクト」(おもしろい事実)として、「92か国でトップ10入り、63か国でナンバーワン」「原作の小説は、出版から37年後にニューヨーク・タイムズのベストセラー入りを果たした」「Googleで『チェスの遊び方』が検索された件数が9年ぶりにピークに達した」と伝えている。「クイーンズ・ギャンビット」は『ニュー・ミュータンツ』のアニャ・テイラー=ジョイが主演、『ハリー・ポッター』のダドリー役ハリー・メリング、『ラブ・アクチュアリー』のトーマス・ブロディ=サングスターらが出演のリミテッドシリーズ。冷戦時代を舞台に、児童養護施設で桁外れのチェスの才能を開花させたベス・ハーモンの物語。依存症と闘いながら世界的なチェス・スターに上り詰めていく様子が描かれる。原作は「ハスラー」「地球に落ちて来た男」のウォルター・テヴィス。Netflixのツイッターには「この作品を観てからチェスを始めた」「何回観てもおもしろい」という声が寄せられている。チェスを全く知らない人でも楽しめる作品で、アニャ演じるベスのファッションもかわいいと話題。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年11月24日《text:キャサリン/Catherine》Netflix観る作品が多すぎてどれを観たらよいか…と迷っている方にオススメしたい今イチ推しのドラマが「クイーンズ・ギャンビット」。英語圏ではTOP10にもランクインし、批評サイトのロッテントマトでは100%を獲得しており、各メディアでも高評価の連続です。女の子がチェスなんて…と言われた時代に誕生したチェスの天才少女1983年に刊行された同名小説を映像化した本作の舞台は1960年代のアメリカはケンタッキー州。交通事故で母親を失い、カトリック系の孤児院に引き取られた主人公のエリザベス(ベス)・ハーモン(アニャ・テイラー=ジョイ)は、そこで用務員シャイベル(ビル・キャンプ)からチェスを教えてもらい才能を開花させて行きます。当時はチェスは男性が嗜むものとされ、最初は教える気がさらさらなかったシャイベルも彼女の天才的な理解力の速さと賢さに、次第に真剣にチェスを教え始めます。ただの好奇心だけではなく、母を失った心の傷を忘れようとするかのようにチェスに没っとうするベス。驚くべきは、孤児であり心に傷を負った少女たちに、後にケンタッキー州では違法となる精神安定剤を飲ませるという時代背景もあり、ベスは9歳にして薬物中毒への道も同時に歩んでしまいます。薬を飲むとゾーンに入り、チェスに対しての頭も冴えていくベスの姿は痛々しくもあり、同時にチェスに没頭することで生きる意味が湧くという矛盾も孕んでいて…。生きる意味があることで、鬱屈した人生のどん底から生きながらえた孤児の少女がどのようにしてチェス界で成り上がっていくのか、目が離せません。1960年代の可愛い緑色のファッションに隠された意味ベスが大人になるにつれて特に目を引くのは、彼女の子どもから大人への表情や振る舞いの成長と共に着こなすようになるオシャレな1960年代ファッション。似たようなワンピースやブラウスがどこかに売ってないかついつい探したくなってしまいます。Netflixは特設サイト「The Queen and the Clown」(英語のみ)でいくつかのベスのファッションについて、ただオシャレなだけじゃなく、なぜその服を選んだのか解説しています。例えば、ベスが交通事故に遭った時に来ていた母が作ってくれた刺しゅう入りのペールグリーンのワンピースは「ママはあなたのことを愛している」という名前とのこと。このワンピース自体は、家庭的な可愛さはあるものの、後半に出てくる服に比べたらそこまでファッショナブルとは言えません。ただ、劇中でベスと彼女の母との関係を間接的にファッションを通して描く重要な役割を果たしています。ベスは大事な試合で緑色のワンピースを着用しており、特に、終盤で着用している薄い緑のワンピースの名前は「エンドゲームドレス」。「ママはあなたのことを愛している」で始まり、「エンドゲームドレス」で物語を終える時、ベスが抱えていた母との思い出と心の傷はどうなったのかも見逃せないポイントです。男社会で活躍する女性が持つのは強さだけではないベスが「エンドゲームドレス」で物語を終えるまで、薬物中毒以外にも様々な生きる上での葛藤が描かれます。これまでは成り上がる女性は勝ち気で、どんな困難にもタフに立ち向かうスーパーウーマンとして描かれることも多かったのですが本作はそうではありません。日本では将棋や囲碁の方が一般的で、日本語では「女流棋士」と敢えて表現されるほど、もともとは男性中心の文化だったということが色濃く残っていますが、チェスも同様に、1960年当時のアメリカでは女性は家庭に入るもので、チェスなんて男性の嗜み、ましてやチェスの大会に出るなんてもっての外という時代。「女がチェスなんて…」と言われ、男性プレイヤーを圧倒し頭角を表せば「高慢だ」と言われ、世の中が決めた「女性としての生き方」から外れているという視線で見られてしまうベスを通して、現代の女性が抱えている苦悩を思い出さずにはいられません。確かにベスはチェスの才能だけ言えばスーパーウーマンですが、同時に一人の人間としての脆さも表現しています。失敗すれば、負ければ「やっぱり女だからだ」と言われるような時代において、女性のパイオニアとして気づかぬ内に背負ってしまうプレッシャーと、トラウマとなった母との記憶…。よくある天才が成り上がるストーリーとも、女性活躍ストーリーとも一線を画す「脆さ」と向き合う新しい女性の主人公は、「脆さ」は「弱さ」ではないことを描き、女性が持つ見えないプレッシャーから解放してくれるように感じます。チェスの仕組みを知らなくても、一人の女性の生きざまとしてのストーリーが見応えたっぷりな「クイーンズ・ギャンビット」。ぜひ次の視聴作品に迷ってる方はご覧ください。(キャサリン/Catherine)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年11月22日株式会社三越伊勢丹ホールディングスのグループ会社であり、首都圏を中心に16店舗のスーパーマーケット(クイーンズ伊勢丹)を運営する、株式会社エムアイフードスタイルは、「うまか~九州うまいもの市」、「がんばろう!熊本フェア」を10月15日~10月18日の期間限定で開催いたします。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛や輸出のストップが、生産者にとって深刻な問題となっております。そして、九州地方を襲った7月豪雨も記憶に新しいところでございます。クイーンズ伊勢丹では「九州の美味しいものをお客さまにお届けし生産者を応援したい」「お客さまのおうち時間を少しでも楽しく過ごせる手助けがしたい」との思いからフェアを開催いたします。「うまか~九州うまいもの市」では新商品を多数ラインアップ。鹿児島県から「明石家 軽羹」、長崎県から「茂木一〇香本家 びわどら」、福岡県から「千鳥屋 チロリアンミックス」などを新しく取りそろえます。お惣菜コーナーからは、にんにくや生姜を効かせた「ご当地九州唐揚げ」や限定商品の「九州産華味鶏と国産鶏めし御膳」、その他にも柿やお刺身、お酒など“九州のうまいもの”を幅広くご用意しております。同時開催の「がんばろう! 熊本フェア」では熊本県を代表する、「天草さくら真鯛」や「天之瀬ぶり」、「あか牛」など一押しの商品を取りそろえております。糖度やクエン酸、着色の厳しい基準をクリアした特選品の「肥のさきがけみかん」や渋柿だけれど甘柿ということからネーミングがついた「ばってん甘柿」と熊本県発の旬の味覚も豊富にご用意いたします。ぜひこの機会に、産地・生産者の応援とともに、九州の美味しい食材をおうちで楽しみください。【バイヤーおすすめ商品概要】今回の物産展でのバイヤーおすすめ商品を一部ご紹介いたします。■ご当地九州唐揚げ商品名:ご当地九州唐揚げ本体価格:238円容量:100gあたりにんにくと生姜を効かせ、和風醤油味で仕上げた唐揚げ。むね肉を使用しているので、あっさりとしています。■軽羹商品名:明石家 軽羹本体価格:900円容量:5枚入り安政元年に生まれた薩摩の銘菓。風味豊かな自然薯の独特の香りと柔らかな口あたり、しっとりとしたほのかな甘みと素朴な味わいです。■天之瀬ぶり商品名:天之瀬ぶり切身(養殖)本体価格:358円容量:100gあたり身質が締まっており、下に残りすぎないさらりとした優しく、上質な脂感が特徴です。■ばってん甘柿商品名:ばってん甘柿本体価格:498円容量:2個渋柿を樹上で脱渋することで甘柿より美味しい柿が誕生した、熊本県発の柿です。【開催概要】名称 :「うまか~九州うまいもの市」「がんばろう!熊本フェア」日程 :10月15日(木)~10月18日(日)※店舗により対象外の商品がございます。【クイーンズ伊勢丹について】クイーンズ伊勢丹は、高品質な食品スーパーマーケットです。独自性の高いプライベートブランドを中心に、利便性・簡便性の高い商品を取りそろえています。多様なお客さまに対して、時間帯に応じたMD、サービスを提供しており、現在首都圏に16店舗を展開しています。【エムアイフードスタイルについて】エムアイフードスタイルは、株式会社三越伊勢丹フードサービスが育て、培ってきたスーパーマーケット事業及び食品製造加工卸事業等を承継し、更に地域でお客さまに愛していただけるような事業に成長をしていくために新たに設立された会社です。食生活を通じて『豊かなライフスタイル』のご提案はもとより『価値ある体験』を提供してまいります。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月13日株式会社三越伊勢丹ホールディングスのグループ会社であり、首都圏を中心に16店舗のスーパーマーケット(クイーンズ伊勢丹)を運営する、株式会社エムアイフードスタイルは、「とろ~りなめらかプリン」と「クラシックプリン」を7月1日より新発売いたします。クイーンズ伊勢丹では、お客さまアンケートからいただいた、「スイーツの品ぞろえをもっと充実させてほしい」というご要望に応えるため、スイーツの新規商品開発に注力しています。2020年3月に発売した「こんがりバター生地のカスタードシュークリーム」は、発売してわずか20日間で約1万個を売り上げるほど人気を博しました。この度次回作として、スイーツの中でも根強い人気のプリンのオリジナル商品の開発に挑戦しました。クイーンズ伊勢丹ならではの素材にこだわったプリンをつくるため、保存料・凝固剤・着色料は使用せず、たまご・牛乳・砂糖というシンプルな原材料でつくりました。主原料となる「たまご」は、加工液卵を使わずに養鶏場でとれた新鮮な卵のみを使用し、一口食べると、自然なたまごの風味が広がります。また、カラメルはあえて別添えにすることで、お好みの量をかけてお召し上がりいただけます。たまごの風味と自然な甘み、そしてカラメルのほろ苦さの相性は抜群です。さらに、プリンの好みは“なめらか派”と“かため派”で分かれるため、どちらのお客さまにもご満足いただきたいという思いから、同時に2種類のプリンを開発しました。配合はほとんど変えずに、蒸し時間をコントロールすることで、口当たりのやさしいなめらかなプリンと、昔ながらの喫茶店を思わせる固めのプリンが完成しました。どちらのプリンもお好みで生クリームやフルーツを添えることで、お家でカフェ気分が味わえます。余計なものを配合せず、素材本来の味を楽しめるクイーンズ伊勢丹のオリジナルプリン2種、食感の違いを楽しみ、是非あなたの好みを選んでみてください。■商品概要商品名: とろ~りなめらかプリン本体価格:218円容量:1個発売日:2020年7月1日(水)商品名: クラシックプリン本体価格:218円容量:1個発売日:2020年7月1日(水)<バイヤーからのコメント>プリンの主役であるたまごは、クイーンズ伊勢丹のプライベートブランドである「島根のこめたまご」の生産者にご協力いただき、養鶏場のとれたて新鮮な割卵を使用しております。凝固剤を使用せずに「なめらか」と「かため」の2種類の食感のプリンをつくることは非常に難しかったですが、たまごの特性について知見が深い生産者の協力を得て、何度も蒸し時間を微調整することで、納得のいく2種類のプリンが完成しました。また、保存料を使用していないにも関わらず、製造から14日間日持ちするのも特徴で、容器に満量を充填して蒸し上げることで、できるだけ空気に触れない設計になっており、美味しさの追求だけでなく、フードロスの削減も図っています。さらに、「あとがけしたほうがおいしい!」という社内の意見もあり、少し珍しいですがカラメルは敢えて別添としました。お好みでカラメルの量を調整して召し上がっていただけます。「たまごの風味にこだわる」「添加物の使用を抑える」ことをコンセプトで作られたオリジナルプリン、「なめらか」「かため」の食感の違いを、ぜひ楽しんでください。【ISETAN MITSUKOSHI THE FOODについて】お客さまの日々の日常食に本気で向合い、食への好奇心に応えるために生まれたブランドです。生産者の想い、食文化へのまなざし、素材や製法の吟味を大切に、未来に伝えたい品々、お客さまの多様な“今”に応える品々を紹介いたします。【クイーンズ伊勢丹について】クイーンズ伊勢丹は、高品質な食品スーパーマーケットです。独自性の高いプライベートブランドを中心に、利便性・簡便性の高い商品を取りそろえています。多様なお客さまに対して、時間帯に応じたMD、サービスを提供しており、現在首都圏に16店舗を展開しています。【エムアイフードスタイルについて】エムアイフードスタイルは、株式会社三越伊勢丹フードサービスが育て、培ってきたスーパーマーケット事業及び食品製造加工卸事業等を承継し、更に地域でお客さまに愛していただけるような事業に成長をしていくために新たに設立された会社です。食生活を通じて『豊かなライフスタイル』のご提案はもとより『価値ある体験』を提供してまいります。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月25日首都圏を中心に16店舗のスーパーマーケット「クイーンズ伊勢丹」を運営する、株式会社エムアイフードスタイルは、「こんがりバター生地のバナナカスタードシュークリーム」を6月12日より夏季限定で新発売いたします。クイーンズ伊勢丹では、2020年3月に発売した「こんがりバター生地のカスタードシュークリーム」の新フレーバーを求めるお客様の声にお応えし、バナナカスタードクリームの新商品開発にいたりました。「こんがりバター生地のカスタードシュークリーム」は、自社工場で開発し、発売してわずか20日間で約1万個を売り上げるほどの人気を博したクイーンズ伊勢丹自慢のスイーツです。シュークリーム生地には、薄力粉が使われることが多いですが、あえてフランスパン用小麦粉を使い、マーガリンではなくバターを用いることで香ばしく、噛めば噛むほど味の出る生地が特徴です。人気の理由でもある、しっかりとした厚みがあり、バターと小麦の香りが広がる生地はそのままに、重たすぎずさっぱりとしたバナナカスタードクリームをたっぷりと詰めたこだわりのシュークリームです。バナナフレーバーのスイーツは、3月に季節限定で「バナナチョコレートケーキ ピスタチオ入り」を発売しており、クイーンズ伊勢丹でも人気が高く、お客様にも喜んでいただけると考えています。メインのクリームはカスタードクリームをベースに、あえて果肉感を出さず、バナナ果汁を配合することで、夏にぴったりのバナナのさわやかな香りと風味を楽しめる味わいに仕上げました。是非、試行錯誤を重ねて専門店の様なおいしさを追求したクイーンズ伊勢丹の新フレーバーシュークリームをお楽しみください。■商品概要商品名 :こんがりバター生地のバナナカスタードシュークリーム本体価格:158円容量 :1個発売日 :2020年6月12日(金)<バイヤーからのコメント>シュークリームの新フレーバーは、トレンドのバナナを使った夏季にぴったりのスイーツです。クイーンズ伊勢丹のこだわりである生地の「しっかりした厚み」、「バターと小麦の芳醇な香り」をそのまま活かしながら、フルーツを使ったクリームを合わせるのは難しく、何度も試行錯誤を重ねました。開発を開始した当初は、バナナの果肉を入れたり、ピューレを用いて本格感を出そうとしていましたが、果肉を入れると味が重たくなりすぎ、ピューレを多く配合するとバナナの風味、香りとともにえぐみも出てしまうため、開発の方向性を定めるのに苦労しました。バナナジュースがトレンドとなっていることをヒントに、バナナ果汁を用いれば、さっぱりとバナナの風味を表現できるのではないかと考え、試作を繰り返しました。あえて果肉感を出さず、バナナ果汁の配合を増やすことで、当初イメージしていた口に入れた瞬間にバナナの香りが広がり、甘すぎず夏にぴったりの味わいに仕上げることができました。【ISETAN MITSUKOSHI THE FOODについて】お客さまの日々の日常食に本気で向合い、食への好奇心に応えるために生まれたブランドです。生産者の想い、食文化へのまなざし、素材や製法の吟味を大切に、未来に伝えたい品々、お客さまの多様な“今”に応える品々を紹介いたします。【クイーンズ伊勢丹について】クイーンズ伊勢丹は、高品質な食品スーパーマーケットです。独自性の高いプライベートブランドを中心に、利便性・簡便性の高い商品を取りそろえています。多様なお客さまに対して、時間帯に応じたMD、サービスを提供しており、現在首都圏に16店舗を展開しています。【エムアイフードスタイルについて】エムアイフードスタイルは、株式会社三越伊勢丹フードサービスが育て、培ってきたスーパーマーケット事業及び食品製造加工卸事業等を承継し、更に地域でお客さまに愛していただけるような事業に成長をしていくために新たに設立された会社です。食生活を通じて『豊かなライフスタイル』のご提案はもとより『価値ある体験』を提供してまいります。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月09日スーパーやコンビニでつい立ち寄ってしまう「お菓子・スイーツ」コーナー。皆さんお気に入りのお菓子はありますか?私は無類のチョコ好きです。特にアーモンドなどのナッツ類が入ったものには目がありません。お気に入りのものに次いで気になるのがやっぱり季節もの。冬は「芋栗かぼちゃ」、春は「いちご」真夏は「チョコミント」と色々あるのですが、梅雨の今の時期に気になるのはやっぱり「抹茶」です。お茶の旬は一年間で①4月下旬~5月下旬②6月中旬~7月上旬③9月下旬~10月中旬の合計3回。その中で①の時期に獲れるものは一番茶といって、抹茶や玉露など高級なお茶。つまり、抹茶の旬と言えます。 その抹茶を使ったクイーンズ伊勢丹のオフィスにぴったりな抹茶スイーツをご紹介。クイーンズ伊勢丹おススメ抹茶スイーツ1<ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD>シベールブランデーケーキ抹茶なんと使用されている宇治抹茶は、茶師十段の酢田氏が作った「千慶の白」!大人気ブランデーケーキ「シベール」。今の季節は抹茶フレーバーが限定で発売されています。「シベール」は以前も試食させていただきましたが、とにかくブランデーの香りがたまらないスイーツ。食べる前は抹茶とブランデーってどうなの?どっちかがどっちかの良さを消してるんじゃない?とおもっていましたが、心配はご無用なほどお互いが引き立て合っています。ケーキなので抹茶の苦みというより、甘さがより感じられます。オフィスでおすすめなスイーツにいきなり大きなブランデーケーキって…。というツッコミが聞こえてきそうですが、普段社内でお弁当orコンビニ弁当ランチがメインであれば、仲間内でたまにはこんな贅沢も良いのではないでしょうか?かく言う私は以前そうだったので、月一でこういう楽しみを設けていればもっとランチタイムが楽しかったな~なんて。あ、ブランデーが入っているのでお酒が超弱い方は気を付けないとですね! 2<クイーンズ伊勢丹オリジナル>抹茶飴オフィススイーツの王様といえばやっぱり飴!しかも抹茶味というとちょっと変わり種なのではないでしょうか?飴といえばまあるい形を想像するのですが、こちらは四角くて平べったい形。肝心の味は飽きのこない上品な甘さのなかにほのかな苦みも感じます。それもそのはず!この飴は宇治産抹茶が丹念に練り込まれ、直火炊き胴釜で手作業で仕上げたものなんです。ちょっとしたお礼にメモと一緒に渡すと喜ばれそうですね! オフィススイーツにも季節感をオフィススイーツって仕事中の息抜きはもちろん、ちょっとしたお礼に渡したり、ランチタイムのデザートになったりとコミュニケーションツールとしての役割を果たします。クイーンズ伊勢丹のオリジナル商品はどれもこだわりのある美味しさで高品質。仕事のモチベーションアップにピッタリです!
2019年06月22日エマ・ロバーツ、リア・ミシェルなど、人気セレブスターがリッチでビッチな女子大生を演じ、日本でも注目度上昇中の海外ドラマ「スクリーム・クイーンズ」。主人公のシャネルたちが、今度はナースになって帰ってくる「スクリーム・クイーンズ シーズン2」が、早くも6月3日(土)よりリリースされることが決定、その予告映像が解禁となった。「スクリーム・クイーンズ」は、名門大学の女子社交クラブを舞台に、次々と起こる殺人事件の犯人捜しと、蹴落とし合い(?)がハイテンションで繰り広げられるエンターテインメント・ミステリー。「glee/グリー」「アメリカン・ホラー・ストーリー」「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」などのライアン・マーフィーが製作総指揮と脚本を手がけ、エマが演じた毒舌満載でビッチな主人公シャネルとともに、彼女たちのキュートなファッションや急展開のストーリーは全米で大人気となった。シーズン2で舞台となるのは、病院で巻き起こる連続殺人事件。今度の殺人鬼、“緑の怪物”はいったい誰?ナース服に着替え、おしゃれ度も毒舌もパワーアップした彼女たちの犯人探しが再び始まる。シーズン2も引き続き、オシャレで可愛いファッションが満載、有名ハイブランドからファスト・ファッションまで、絶妙にミックスされたワードローブは必見だ。また、本シーズンからは、「フルハウス」「フラーハウス」の“ジェシーおじさん”でお馴染みのジョン・ステイモスや『トワイライト』シリーズのジェイコブ役テイラー・ロートナーなど、新レギュラーメンバーも豪華に。日本語吹き替え版も、「ルパン三世」3代目・峰不二子で知られる沢城みゆき、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の坂本真綾、「ひぐらしのなく頃に」の中原麻衣をはじめとした豪華声優が集結し、本作を盛り上げる。さらに、ジョン・ステイモスの吹替は、「フルハウス」と同じ堀内賢雄が担当しているので “ジェシーおじさん”との再会も楽しみ。このたび解禁された予告映像では、ナースキャップ風のスパンコールがあしらわれたピンクのカチューシャ、ファーボールが付いたミュールを身に着ける瞬間が映し出されている。そして病院の廊下を颯爽と闊歩するのは、ミニスカのナース風衣装を纏ったエマ・ロバーツ、ビリー・ロードにアブゲイル・ブレスリン。無表情でカメラに近づいてくる彼女たちとの距離が縮まり、シャネルたちに再び会える!とドキドキする映像となっている。威風堂々とした彼女たちの姿からは、前作よりもさらに強い刺激を予感させる予告映像。さらにオシャレに、さらに過激にパワーアップしたエンタテイメント・ミステリーに、引き続き注目していて。「スクリーム・クイーンズシーズン2」は5月3日(水)よりデジタル先行配信開始、6月3日(土)よりDVDリリース。「スクリーム・クイーンズシーズン1」はDVD発売&レンタル中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年03月04日俳優のチャニング・テイタム主演作『ギャンビット』の公開が延期になった。マーベルコミックを原作とした同スーパーヒーロー映画は来年10月7日に公開が予定されていたものの、フォックスが発表した新規の公開スケジュールからその名がなくなっているため、日程が変更されたものと見られている。延期の原因として考えられるのは、監督に予定されていたルパート・ワイアットが昨年9月に同作を降板したことにあるとみられているが、同年11月にはダグ・リーマンがその座に就任している。延期にこそなっているものの、主演のチャニングはジョシュ・ゼトゥマーが脚本を手がけた『X-MEN』シリーズの同スピンオフ作品をとても楽しみにしているようで、「初稿はすごかったよ。誰も『X-MEN』をどう取り入れるのか定かじゃなかったんだ。でも俺たちはあのシリーズ表現方法の一部を変えることになるよ。世界を救うことには変わりはないけど、ちょっと設定を変えるんだ。オリジナル作品の捉え方はたくさんあるからね。『バットマン ビギンズ』みたいなこともできるし、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』みたいな道を辿ることもできるよ。とにかく俺が言えることはすごくワクワクしているってことさ」と語っていた。フォックス社は、今回のスケジュールで2017年10月と2018年1月12日に作品名が明らかになっていないマーベル作品を公開予定であることを発表しており、その作品が何かを巡って憶測が飛び交っているところだ。(C)BANG Media International
2016年03月02日有機や特別栽培の農産物など安心食品宅配を提供するオイシックスはこのほど、三越伊勢丹フードサービスと共同で、高品質スーパーマーケット「クイーンズ伊勢丹 品川店」(アトレ品川3F)に、Oisix専用コーナーを開設した。○直感的に野菜の魅力を伝えるコーナーを目指すOisix専用コーナーは「石神井公園店」、先月オープンの「目白店」に続き、クイーンズ伊勢丹では3店舗目の開設。スーパーマーケット内に専用コーナーを展開する"ショップインショップ"の取り組みは、東急ストアとあわせ全13店となる。直感的に野菜の魅力を伝えるコーナーを目指し、産地とのつながりを感じられるよう、ブタのオブジェを展示したり、野菜がせり出すようなオリジナルの什器を使用したり、仕掛けを施す。また、まるで桃のようにジューシーだという「ピーチかぶ」や、ねっとりとした強い甘みが特徴の「生キャラメルいも」など、Oisixのネットで人気の旬の青果を中心にラインアップ。オリジナル野菜ジュース「Vegeel」も含む加工品など、約45品(青果:25品、加工:20品程度)を販売。同社ではこの取り組みを通じ、付加価値の高い商品を展開することで「豊かな食生活」を提供する、としている。所在地は、「クイーンズ伊勢丹 品川店」(東京都港区港南2-18-1 アトレ品川3F)。営業時間は10時~22時。Oisix専用コーナー売り場面積は約1.48坪。
2014年12月11日