『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が、新たなバディムービーを生み出した『コードネーム U.N.C.L.E.』。11月14日(土)の全国公開を前に、2種類のTVスポットが到着。そのうちの【テンションMAX:コンビ編】では、「人志松本のすべらない話」のオープニングコールや「48グループのじゃんけん大会」でのキャストコールなどでおなじみ、独特のハイトーンボイスと巻き舌が代名詞のレニー・ハートが初の映画TVスポットのナレーションを担当していることが分かった。本作は、60年代の超人気TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」をガイ・リッチー監督が新解釈で、スタイリッシュに描き出すスパイ・サスペンス・エンターテイメント。CIAで最も有能なエージェントであり、ダンディで美しい女性には目がないナポレオン・ソロ役には、新スーパーマン=クラーク・ケントとして『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』にも出演するヘンリー・カビル。KGBに史上最年少で入った超エリート・エージェントで生真面目なイリヤ・クリヤキン役には、『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマーと、ハリウッドを代表するマッチョでセクシーな2人が禁断のスパイコンビに扮している。【テンションMAX:コンビ編】では、レニー氏の聞き覚えのあるハイトーンボイスで「アメリカのプレイボーイ!」「ロシアの生真面目!!」と、この2人をコール!東西冷戦の真っただ中、CIAとKGBの敏腕エージェント同士がバディを組むとどうなってしまうのか、気にならずにいられない。レニー氏に「混ぜるな危険!」と高らかに宣言されて終わる映像で映し出される、何もかも対照的なイケメン・スパイコンビにみんなメロメロになること間違いなし。一方の、【ストーリー編】には、不敵な笑みを見せるヴィクトリア(エリザベス・デビッキ)や、セクシーな背中をあらわにする後ろ姿の女性、ヘリコプターで空母に向かうシーンや大爆発を起こすシーンなど迫力あるカットが目白押し。ナポレオン・ソロとイリヤ・クリヤキンという禁断のバディの姿に、本編への期待が高まる映像に仕上がっている。『コードネーム U.N.C.L.E.』は11月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コードネーム U.N.C.L.E. 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2015年11月01日2016年3月25日(金)に日米同時公開される2大ヒーローの競演を描く『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』。このほど、本作の日本語吹き替え版にエキストラで参加できる権利及びエンドロール後のクレジットに名前が表示される特典が実施されることが決定した。スーパーマンの戦いは、人類の平和を守ると同時に街を破壊し、甚大な被害を出してしまった。その強大すぎるパワーは、もはや地球人にとって脅威と化したのだ。この事態を受け、ずっと闇の中で悪と戦ってきたバットマンは、スーパーマンに対抗することの出来る唯一の切り札として、人々の民意を背負い、戦いの表舞台へ立つことになる…。神に等しい力を持つスーパーマンに、“生身の人間”バットマンはどう立ち向かうのか?予測不可能な展開と壮絶な戦いの果てに待ち受ける本当の正義とは――。シリーズ前作の『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダーが監督を続投し、『ダークナイト』トリロジーのクリストファー・ノーランが製作総指揮を手がける本作。前作に引き続き、スーパーマン/クラーク・ケント役を『コードネームU.N.C.L.E.』の公開が控えるヘンリー・カビルが務め、『ゴーン・ガール』のベン・アフレックがバットマン/ブルース・ウェイン役を演じる。このほど決定した特典は、10月10日(土)より発売開始となる本作の前売り券に付いている購入者特典「ICカードシール」に同封された応募券を送ると、日本語吹き替え版にエキストラで参加できる権利及び、本作の吹替え版クレジット(エンドロール後)に名前が表示されるというもの。抽選で選ばれた2名のみが、錚々たるキャスト・スタッフ陣と同じくスクリーンに名前が載るというかなりプレミアム内容だ。同じく来年公開の『スーサイド・スクワット』を含め、今後続々と公開されるDCコミックス原作映画の盛り上がりの皮切りとなるであろう本作。前代未聞のプレミアム特典をお見逃しなく。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は2016年3月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月09日俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー(67)と女優のエミリア・クラーク(28)が、映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月10日公開)を引っさげ来日を果たし、本日5日、都内で行われた合同取材に出席した。シュワルツェネッガーは「日本に戻って来られてうれしい」「I love JAPAN!」と、2013年の『大脱出』以来1年7カ月ぶり、『ターミネーター』シリーズとしては2003年の『ターミネーター3』以来12年ぶりの来日に笑顔満開。エミリアは「とてもすてきな滞在をしています。想像以上にすばらしい国」と初来日の感想を述べ、「シュワルツェネッガーの隣に座っていることはとても幸運なこと」と語った。そしてシュワは、本作で演じたT-800について「サラと過ごす時間が長いので人間性が強い」と説明し、「アクションだけでなく人間味が加わり、感情に訴えるものになっている」と作品の魅力をアピール。「相手のエミリアが非常に上手な女優だったので、いい芝居ができて満足している」とサラ役のエミリアをたたえた。エミリアも「サラとT-800は、まさに私とシュワの関係。父と娘のような関係だった」と2人の絆を語り、その関係が「ものすごく美しく描かれている」と伝えた。2人は体作りについても語り、シュワは、毎日トレーニングを行っていることや、本作では10ポンド(4.5kg)増量させるために、いつも以上に過酷なトレーニングを行ったと告白。一方のエミリアは「ほとんどアクション未経験だったので、いろんなトレーニングが必要だった。まずは銃の扱い方、そして筋力もつけないといけなかった」と振り返り、「シュワにいい仕事をしたねって言われるのが目的だったので、なんとか達成できたと思う」と手ごたえをにじませた。シュワルツェネッガーとエミリア・クラークは、7月6日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催されるジャパン・プレミアに登壇する。(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年07月05日『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ジョン・コナー役で注目度上昇中のジェイソン・クラークを始め、『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール、さらにサム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイら、ハリウッド屈指の演技派たちが集結する映画『Everest』(原題)。その邦題が『エベレスト3D』に決定し、美しくそびえ立つエベレストの迫力あるポスタービジュアルと、思わず震えあがってしまいそうな超迫力の特別映像が到着した。世界最高峰エベレスト登頂ツアーの参加者たちは、日本人登山家を含め数々の山を踏破してきたベテランたち。ついにやってきた頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに、未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。人間が生存できないとされる死の領域<デス・ゾーン>で、登山家たちは散り散りになるーー。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰エベレスト。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けると同時に、地球上で最も生きるのが難しい場所とされている。標高8,848メートルの山頂では、風速は時速320kmを超え、気温は零下26度まで低下、気圧は地上の1/3。酸素の供給を受けずに長時間留まれば、人間としての機能は停止するという、まさに死の領域<デス・ゾーン>。本作は、そのエベレストを舞台に、登山家たちの生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、圧倒的な3D映像でとらえたサバイバル・アドベンチャー。1996年にエベレストで繰り広げられた実話を基に映画化され、ハリウッドの山岳映画史上、最も壮絶なサバイバルと極限状況における群像劇を観る者に体感させていく。出演は、ジェイソン・クラークを始め、『ナイトクローラー』でも怪演を見せるジェイク・ギレンホール、『ミルク』でアカデミー賞にノミネートされたジョシュ・ブローリン、『ハイネケン誘拐の代償』のサム・ワーシントン。さらに、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイ、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でゴールデン・グローブ賞に輝いたロビン・ライト、『セッションズ』のジョン・ホークス、『奇跡の海』『博士と彼女のセオリー』のエミリー・ワトソンと、豪華な顔ぶれがずらり。世界最高峰の山で、突然崩れる雪塊、急激に変化する天候、酸素切れで倒れていく登山者たち…ブリザードと酸欠との過酷を極めた状況下で試されるものとは?彼らの無事を祈る家族たちの声は届くのか?大自然の驚異をひしひしと肌に感じさせる迫力のあるリアルな映像は、心身共に思わず震えあがってしまうに違いない。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日全世界にファンをもつ人気ヒーロー、バットマンとスーパーマンが対峙する大作映画『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』の予告編がついに公開になった。ふたりが戦うことになった経緯、新たなバットスーツ、そして闇に覆われた本作の世界観が一挙に解禁される映像だ。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』予告編地球とは異なる星からやってきた最強の男カル・エル=クラーク・ケント=スーパーマンは、自らの正義を信じて地球を守るために戦ってきた。しかし、その圧倒的な力に人間たちは脅え、疑心暗鬼になり、ついにはスーパーマンの存在を疑問視し始める。このほど公開された映像では彼に対する疑いの声が次々に耳に飛び込んでくるところから始まる。雨に濡れ、落書きされたスーパーマン像。そこに書かれた文字は衝撃的だ。もし仮に悪に染まってしまえば人類の脅威になりかねないスーパーマンを排除しようとする人々の声の高まりは、大企業を率いる富豪でありながら、夜になると自身で開発したスーツに身を包んで悪と戦う男ブルース・ウェイン=バットマンを呼び寄せる。彼は鋼のような素材で作られた新たなスーツに身を包み、新しいマシンを駆使して街に姿を現す。そしてついに対峙するふたり。スーパーマンは正義の味方なのか? それとも宇宙から来た侵略者なのか? これまで様々なコミックスで繰り返し描かれてきた“驚異的な力を持つヒーローは人類の脅威になる可能性はないのか?”というテーマに本作がどこまで迫れるのかも注目だ。映像には、『マン・オブ・スティール』に続いてスーパーマンを演じるヘンリー・カヴィル、バットマンを演じるベン・アフレックも登場。ザック・スナイダー監督は『マン・オブ…』以上にダークで、陰影にとんだ映像で世界を描いており、来春の公開が待ち遠しくなる映像になっている。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』2016年3月 全国ロードショー(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT. LLC
2015年06月25日製作クリストファー・ノーラン、監督ザック・スナイダーの天才クリエイターが、全世界で最も有名な2大スーパーヒーロー、バットマンとスーパーマンによる夢の競演を描く『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』。この度、ベン・アフレック演じる新生バットマンの姿が披露された第1弾予告編が解禁された。前作『マン・オブ・スティール』では、“スーパーマン”の誕生と、選ばれし者として立ち上がる姿を、度肝を抜く超高速アクションを交え描き、世界興行収入約800億円(約6億6,800万ドル※Box Office MOJO調べ)を突破する空前の大ヒットを記録している。昼間は大企業のトップを務め、夜は高級車でパーティに繰り出し美女たちとハデに騒ぐ変わり者、しかし夜が深まる頃、ゴッサム・シティに横行する犯罪に立ち向かうヒーロー、“バットマン”に変身するブルース・ウェインを、『アルゴ』や『ゴーン・ガール』などのベン・アフレックが好演。そして、本作でバットマンと対峙するのは、すべてのヒーローの原点にして、地球最強の男“スーパーマン”クラーク・ケントにヘンリー・カビルが続投する。さらに、“ワンダーウーマン”ダイアナ・プリンスをガル・ガドット演じるほか、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが『マン・オブ・スティール』に続き出演。また、悪役レックス・ルーサーをジェシー・アイゼンバーグ、ブルース・ウェインに仕える執事アルフレッドをジェレミー・アイアンズ、また、本作で新たに設定された役にホリー・ハンターが参戦する。今回公開された映像は、前作で地球の危機を救ったスーパーマン。英雄として建造されたスーパーマンの巨像の「S」マークには、「偽りの神(FALES GOD)」と書きなぐられた跡…壊滅的だった街は復興を遂げるが、いつしか彼の強大過ぎるパワーは、人類を恐怖させ、脅威へと変化。「帰れ!帰れ!」と言われる衝撃展開で始まる。そんな混沌とした世界でバットマンが立ち上がるのだ。飛行力・透視力・破壊力など人間を凌駕するパワーを持つスーパーマン。そして超人でも特殊能力を持つ者でもなく、天才的な頭脳と、極限まで鍛えあげた肉体と格闘スキルを持つバットマン。映像のラストでは、鋼鉄のようなアーマー姿のバットマンの前に降り立つスーパーマンが描かれている。ベン扮するバッドマンの姿を今回初披露。本作ではファン感涙もののバットスーツ、バットウィング、バットモービルなど様々なガジェット機器が迫力のアクションシーンとともに登場する。果たして、スーパーマンは「英雄」なのか、「支配者」なのか?世紀2大ヒーローによる壮絶な戦いの始まりをこちらから覗いてみて。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は2016年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日これまで繰り返しアニメ化、映画化され、全世界にファンをもつ人気ヒーロー、バットマンとスーパーマンが対峙する大作映画『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』が来年3月に日本で公開されることが決定した。スーパーマンを新生させ、高評価を獲得した『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダー監督がメガホンをとる。その他の情報大企業を率いる富豪でありながら、夜になると自身で開発したスーツに身を包んで悪と戦う男ブルース・ウェイン=バットマンと、地球とは異なる星からやってきた最強の男カル・エル=クラーク・ケント=スーパーマンが来春、スクリーンで激突する。『マン・オブ・スティール』は全世界で約800億円もの興収を記録しており、スナイダー監督がこの巨大なプロジェクトを手がけることになった。『マン・オブ…』に続いてヘンリー・カヴィルがスーパーマンを演じるほか、ベン・アフレックがバットマンを、ガル・ガドットがダイアナ・プリンス=ワンダーウーマンを、ジェシー・アイゼンバーグがスーパーマンの宿敵レックス・ルーサーを演じるほか、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レイン、ジェレミー・アイアンズ、ホリー・ハンターが出演する。また、クリストファー・ノーランとエマ・トーマスが製作総指揮を担当。『マン・オブ…』に続いてデイヴィッド・S・ゴイヤーが脚本を、ハンス・ジマーが音楽を務める。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』2016年3月 全国ロードショー(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT. LLC
2015年06月16日2大スーパーヒーロー、バットマンとスーパーマンの対決を描く映画『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』(原題:BATMAN v SUPERMAN DAWN OF JUSTICE)が、2016年3月に日本公開されることが15日、明らかになった。製作クリストファー・ノーラン、監督ザック・スナイダーで描く。世界中で人気を誇るバットマンの正体は、昼間は大企業のトップを務め、夜は高級車でパーティに繰り出し美女たちと派手に騒ぐ変わり者ブルース・ウェイン。彼は夜が深まる頃、"バットマン"となり、天才的頭脳と鍛え上げた肉体、格闘スキルで、ゴッサム・シティに横行する犯罪に立ち向かう。そして、本作でバットマンと対峠するのは、すべてのヒーローにして地球最強の男・スーパーマン。前作『マン・オブ・スティール』では"スーパーマン"の誕生と選ばれし者として立ち上がる姿を描き、世界興行収入約800億円を突破する大ヒットを記録し、胸に刻まれたアイコン"S"マークは、今なお世界中で愛され続けている。そんな2大ヒーローが本作で共演。クラーク・ケント/スーパーマンはヘンリー・カビルが続投し、ブルース・ウェイン/バットマンをベン・アフレックが演じる。さらに、ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマンをガル・ガドットが演じるほか、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが『マン・オブ・スティール』に続き出演。また、悪役レックス・ルーサーをジェシー・アイゼンバーグ、ブルース・ウェインに仕える執事アルフレッドをジェレミー・アイアンズ、本作で新たに設定された役にホリー・ハンターが決定した。ワーナー・ブラザース映画では、本作の公開を皮切りに、2020年までにDCコミック原作のアクション大作10作品の公開を予定。6月17日には、特別サイトもオープンする。「プロジェクトDCコミックス」公開予定2016年公開:『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』(原題)』2017年公開:『ワンダーウーマン(原題)』『ジャスティス・リーグ Part 1(原題)』2018年公開:『ザ・フラッシュ(原題)』『アクアマン(原題)』2019年公開:『シャザム(原題)』『ジャスティス・リーグ Part 2(原題)』2020年公開:『サイボーグ(原題)』『グリーン・ランタン(原題)』(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
2015年06月16日バットマンとスーパーマン、夢の共演作の邦題が『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(原題:BATMAN v SUPERMAN DAWN OF JUSTICE)と決定し、2016年3月公開となることが分かった。世界で最も有名な2大ヒーローによる世紀の大プロジェクトが動き始めた。世界興行収入約800億円を突破する大ヒット『マン・オブ・スティール』の続編となる本作は、『ダークナイト』、『ダークナイト ライジング』『インターステラー』の大ヒットメーカー、クリストファー・ノーラン製作、『300』のザック・スナイダー監督による超大作だ。すべてのヒーローの原点、世界中でいまなお愛される“クラーク・ケント”こと、スーパーマン。天才的な頭脳と、極限まで鍛えあげた肉体・格闘スキルで、ゴッサムシティを守るダークヒーロー、バットマン。その彼らが“ vs ”と銘打たれ激突をする本作。バットマンのアイコン、コウモリとスーパーマンの代名詞“S”の文字を組み合わせた最新ビジュアルはヒーロー映画史の新しい幕開けを予感させる。クラーク・ケント役には『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カビルが続投。バットマンことブルース・ウェインをベン・アフレックが演じ、さらに、ヒロインのワンダーウーマンをガル・ガドットが演じる。エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが『マン・オブ・スティール』に続き出演。また、悪役レックス・ルーサーをジェシー・アイゼンバーグ、ブルース・ウェインに仕える執事アルフレッドをジェレミー・アイアンズ、また、本作で新たに設定された役にホリー・ハンターが、それぞれ演じる。本作を皮切りに、DCコミック原作のアクション大作映画が2020年までに10作品連続で毎年公開される。2017年には『ワンダーウーマン』(原題)、そしてDCコミックのヒーローがチームを組む『ジャスティス・リーグPart 1』(原題)、そして2019年には『ジャスティス・リーグ Part2』(原題)などが予定されている。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は2016年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が、“新スーパーマン”のヘンリー・カビルとタッグを組んだ映画『The Man from U.N.C.L.E.』(原題)の邦題が『コードネーム U.N.C.L.E.』に決定。今年10月より公開されることになり、豪華な面々が顔を揃えた特報映像が解禁された。本作は、60年代に人気を博したTVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、スタイリッシュな映像を駆使するガイ・リッチー監督が新たな視点で描いたスパイ・サスペンス。東西冷戦の真っただ中、CIAとKGBの敏腕エージェントの2人が、国境も政治的背景をも超えて手を組み、世界を巻き込む一大テロ事件を阻止する壮大なストーリーとなる。CIAで最も有能なエージェントであり、粋でダンディ、美しい女性には目がないナポレオン・ソロ役には、『マン・オブ・スティール』でのスーパーマン=クラーク・ケント役も記憶に新しいヘンリー・カビル。一方、KGBに史上最年少で入った超エリート・エージェントで生真面目&几帳面なイリヤ・クリヤキン役には、『ソーシャル・ネットワーク』でブレイクし、『J・エドガー』『ローン・レンジャー』と着実にキャリアを重ねるアーミー・ハマー。ハリウッドを代表するマッチョでセクシーな2人のスパイが、正反対の役柄で競演を果たす。また、物語のカギを握る科学者の娘に『アンナ・カレーニナ』のアリシア・ヴィキャンデルほか、『華麗なるギャツビー』で注目されたエリザベス・デビッキ、「マッドメン」『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』のジャレッド・ハリス、さらに英国の“元祖セクシー”ヒュー・グラントと、錚々たる豪華キャストが脇を固めている。届いた特報からも伝わる、スタイリッシュな映像と粋なセリフ、そして緻密な駆け引きによる新たなスパイの登場に、世の女性たちもメロメロとなりそうだ。『コードネーム U.N.C.L.E.』は10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月17日ルシアンペラフィネ(lucienpellat-finet)が、アメリカの写真家ラリー・クラーク(Larry Clark)とのコラボレーションTシャツ(9万2,000円)を2月上旬に発売する。これは14年9月にパリファッションウィークにて発表された15SSコレクションのアイテム。同ブランドの愛用者でもあるクラークの作品の中からセレクトした5枚の写真を、ショートスリーブのTシャツにプリントした。使用された作品の中には、クラーク自身のポートレートも含まれている。クラークはアメリカ出身の写真家。これまでに、未成年が退屈を紛らわすためにドラッグやセックス、銃を乱用する情景などを写し、アメリカに大きな衝撃を与えてきた。95年に映画『キッズ』で監督デビューを果たすと、物議を醸し出すフィルムメーカーとしての立場を確立している。
2015年02月03日Bunkamura Box Galleryでは3月29日~4月8日に、「~心あたたまる愛とユーモアの世界~『グラハム・クラーク展』」を開催する。○欧州の風景をやさしいまなざしで描くグラハム・クラークは、イギリス生まれの銅版画家。同氏の作品はあたたかく、ユーモラスなタッチでヨーロッパの風景と人々が描かれている。画面の中に広がっているのは、そこで生活する人々や動物たちの飾らない日常のワンシーン。やさしいまなざしから生まれる作品の中で、登場人物たちは生き生きと物語を紡(つむ)いでいるように見える。同氏の作品は、刷られてから1枚ずつ丁寧に彩色するという非常に細かい作業によって作られる。画面はアーチ型になっており、まるで窓の外に世界が広がっているかのように感じさせる表現をしている。エリザベス女王もコレクターであるという同氏の作品は、世界の主要美術館に収蔵されている。同展では、「約束しよう」(2013年/50×59.5cm)、「リハーサルの夕べ」(2012年/30×25cm)、「ティーパーティー」(2008年/24.5×33.5cm)など、最新作の版画や代表作の展覧販売を行う。展示時間は10時~19時30分(最終日は17時まで)。
2014年03月04日全世界でその名を知らぬ者はいない“ヒーローの中のヒーロー”、スーパーマン。そんなスーパーマンの新たなる誕生を描いた『マン・オブ・スティール』の本予告編が初公開された。『ダークナイト』シリーズで新しいバットマン像を作り上げたクリストファー・ノーランが製作を手がけ、傑作コミック『ウォッチメン』を実写化したザック・スナイダーが監督を務める本作。最新の映像美を駆使して、スーパーマンがいかにして究極のヒーローとなったのかを、いまだかつて語られることなかった視点で描き出す。このほど公開されたのは、物語の全貌を垣間見ることのできる予告編映像。クリプトン星で誕生した主人公クラーク・ケントが、実の父(ラッセル・クロウ)の手で、赤子のうちに宇宙へと脱出させられ、漂着した地球で育ての父(ケヴィン・コスナー)に「お前の使命を探し出せ」と旅立たされる映像から始まり、人智を超えた力を持つ青年(ヘンリー・カビル)としての孤独と葛藤、そして自身の使命に目覚め、おなじみの青いスーツに赤いマントに身を包んだスーパーマンとして立ち上がる前半。地を叩き、空を飛翔する姿は感動ものだ。後半では、スーパーマンの故郷・クリプトン星を滅亡させた強大な敵との対峙に一人で立ち向かう姿が映し出される。さらには、手錠をかけられ、軍隊に連行されるという衝撃的なシーンもあり、そして最後には、胸の「S」マークを「僕の世界では“希望”を意味する」とヒロインのロイス・レイン(エイミー・アダムス)に打ち明ける場面は、これまでのスーパーマンのストーリーでは描かれなかったものだ。本作でスーパーマン(=クラーク・ケント)に抜擢されたヘンリーは、「原作ファンはいつだってスーパーマンを受け入れるだろう。だけど、スーパーマンの熱烈なファンではないという人も多くいる。コミックなんて興味はないという人も。そういう人たちにも、この映画を楽しんでもらいたい」と抱負を語っており、そのためにコミックらしいファンタスティックな要素を維持しつつ、可能な限りリアリティを持ち込むことが重要だったと語っている。生誕75周年を迎えるスーパーマンが、果たして世界でどのように受け止められるのか?『マン・オブ・スティール』は8月30日(金)新宿ピカデリー他にて3D/2D同時公開。※『マン・オブ・スティール』予告編映像はcinemacafe.net記事ページよりご覧いただけます。(C) 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:マン・オブ・スティール 2013年8月30日より全国にて公開(C) 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2013年05月22日すべてのヒーローの原点にして頂点に君臨する“スーパーマン”を、『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーランが製作、『ウォッチメン』、『300[スリーハンドレッド]』のザック・スナイダーが監督を務めた、新たなスーパーマン誕生の物語『マン・オブ・スティール』。このたび、あろうことかスーパーマンが手錠をかけられ逮捕されるというヒーロー史上前代未聞な衝撃のポスター・ビジュアルが公開になった。先日、海外で予告編が解禁されるとワーナー・ブラザースの公式youtubeアカウントでは2,475万回(12月26日時点)視聴されるなど、全世界の注目を一手に集めている本作。日本でも公開となったこの予告編には、スーパーマン逮捕を予兆するかのように育ての父ジョナサン・ケントの言葉をクラーク・ケントが反芻している。「父はこう信じていた。世界はまだ、本当の僕を受け入れられないと。そうだろうか?」と。今回公開となったポスターには、まさに父の不安が最悪の形となってしまった、手には手錠、そして周りには戦闘服を着た軍人のような人物が脇を固め、ヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンが連行されるという異常事態が描かれている。その表情は影が落ち全く読み取れないが、圧倒的なパワーを持つスーパーマンであればその力で逃げ出すことも可能なはず…。にも関わらず素直に連行されるという事態に、否応なしに父・ジョナサンの言葉が思い出される。「ほかの俳優がスーパーマンのスーツを着ると、全くそぐわないものになる。たとえそれが名優であってもね。だがヘンリー(・カヴィル)がスーツを着ると、一種の衝撃的な確信を得たんだ」とスナイダー監督が語る通り、本ポスターでもヘンリーは、陰影のついた肉体から筋肉の隆起と力強さがみなぎる「これぞスーパーマン!」という身体を披露している。コスチュームの来日、予告編登場、そして今回のポスター解禁と次々に情報は明らかとなるが、ポスターが公開されたことでますますストーリーの謎は深まるばかり。果たしてスーパーマンは何かの陰謀で捕まったのか?それとも、その力を受け入れられず人類の敵と見なされたのか?情報が公開されるたび衝撃の事実が一つ、また一つと登場する本作。次なる情報を心して待ちたい。『マン・オブ・スティール』は2013年夏、全国にて公開。© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:マン・オブ・スティール 2013年夏、全国にて公開(C) 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年12月28日クリスマスを一緒に過ごしたい“おすすめのカレ”を、海外ドラマの世界からタイプ別にピックアップ。第3回は、体を動かすのもアウトドアを楽しむのも大好き!な体育会系女子におすすめしたい、ボディ自慢の肉体派男性たちです。1人目は、「パーソン・オブ・インタレスト犯罪予知ユニット」のジョン・リース。新感覚犯罪捜査ドラマとも言うべき本シリーズで、リースが行っているのは犯罪を未然に防ぐこと。元CIAエージェントのスキルを駆使し、時に犯罪者たちをボコボコにして事件を阻止するリースの使命は、鍛え抜かれた肉体なくして成し遂げられるものではありません。そんなリースとなら、楽しいアウトドアを満喫できそう!?外界の様々な危険から守ってくれるのも高ポイントです。ただし、基本的にストイックでSっ気すらあふれるリースのことですから、楽しいアウトドアが一転、ハードな訓練キャンプの様相を呈してくる危険性もあるような、ないような…。CIA仕込みの訓練を受けられるなんて素敵!と思えるポジティブさんには尚更もってこいです。2人目は、「トゥルーブラッド」にシーズン3から登場している狼人間のアルシード。主人公・スーキーのボディガードを務めることになったアルシードは、獰猛な者たちが多い狼人間の一族において、冷静な判断のできる“良き狼人間”。スーキーを見守る瞳はもちろん、“ザ・狼人間”なボディもムキムキ度が素晴らしいです。「トゥルーブラッド」と言えばヴァンパイアたちの美ボディも注目すべきポイントではありますが、狼人間のアルシードは美しいヴァンパイアたちとは異なるワイルド系。そもそも日光に弱いヴァンパイアたちは間違ってもアウトドア向きとは言えませんから、一緒に体を動かすカレとしてはアルシードを推薦したいところです。ちなみに、アルシード役のジョー・マンガニエロは、いま最もホットな肉体派俳優として大注目の存在。現在公開中の映画『恋愛だけじゃダメかしら?』でもムキムキな役どころに扮していますので、ぜひチェックを。そして、3人目は「ウォーキング・デッド」のダリル・ディクソン(写真:左)。大人気サバイバル・ドラマ「ウォーキング・デッド」で、ダリルは数少ない生存者の一人としてゾンビたちと格闘中。シリーズ当初はクレイジーな兄・メルル共々粗暴な振る舞いを見せていたダリルですが、いまや頼れるハンターとして、仲間想いの心優しき男として生存者チームになくてはならない存在となっています。しかも、得意のクロスボウを手に、弓でゾンビを射抜くダリルのカッコいいこと!常に命の危険と隣り合わせのサバイバルな毎日を送っているダリルは、シャツからのぞく二の腕もパンパン。「カレと一緒なら終末世界も怖くない!むしろ一緒に終末世界を生きたい!」と密かに思っている女子も多数いるようです。最後におすすめしたいのは、「ヤング・スーパーマン」のオリヴァー・クィーン(上写真:右)。若き大富豪としてビジネスに励む一方、緑のコスチュームに身を包んだ謎のヒーロー、グリーンアローとしても活躍するオリヴァーは、まさに肉体自慢のスーパーガイ。甘いマスクと鍛え抜かれたボディで、女性にもモテモテのセレブです。もちろん、「ヤング・スーパーマン」の主人公はクラーク・ケントであり、ヒーローたるクラークの肉体派ぶりもなかなかのものですが、農場育ちの純朴さがチャームポイントのクラークは言わば“脱いだらすごい”タイプ。一方、自分の魅力を熟知しているオリヴァーは、その魅力を最大限に活用するため“常に脱いでいる”タイプ。超高級スポーツジムで一緒に汗を流す…なんてセレブな妄想をスマートに叶えてくれるのは、クラークではなくオリヴァーでしょう。次回は、文化系女子に頭脳派をおすすめ!切れ者のカレたちが登場します。(text:Hikaru Watanabe)「パーソン・オブ・インタレスト<ファースト・シーズン>」コンプリート・ボックス[DVD]価格:15,000円(税込)「パーソン・オブ・インタレスト<ファースト・シーズン>」ブルーレイ コンプリート・ボックス[Blu-ray]価格:17,000円(税込)発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2012 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.「トゥルーブラッド<サード・シーズン>」ブルーレイ コンプリート・ボックス[Blu-ray]価格:11,800円(税込)「トゥルーブラッド<サード・シーズン>」DVD コンプリート・ボックス[DVD]価格:9,800円(税込)発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© True Blood © 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved.HBO ® and related service marks are the property of Home Box Office, Inc.Distributed by Warner Home Video Inc.「ウォーキング・デッド シーズン2」BOX−1[Blu-ray]「ウォーキング・デッド シーズン2」BOX−2[Blu-ray]価格:12,495円(税込)発売/販売元:角川書店公式サイト:© AMC Film Holdings LLC.2011.All Rights Reserved.「ヤング・スーパーマン」AXNにて放送中公式サイト: & © DC Comics.■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ]© 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.トゥルーブラッド [海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved.ヤング・スーパーマン [海外TVドラマ]パーソン・オブ・インタレスト犯罪予知ユニット
2012年12月20日米の人気ヒーロー“スーパーマン”を新生させる来夏公開の映画『マン・オブ・スティール』の最新予告編が公開された。『マン・オブ・スティール』は、人気ヒーローのスーパーマンを、これまでになかった視点と最新の映像技術を駆使して新生させるもの。『ダークナイト』三部作で“バットマン”を新生させたクリストファー・ノーランが製作を手がけ、アラン・ムーアの傑作コミック『ウォッチメン』を実写化したザック・スナイダーが監督を務める。スナイダー監督が「スーパーマンという究極のヒーローには尊敬しなければいけない大きな柱があるんだ。単純にかっこいいからって新しく作り直したり、設定を変えればいいってものじゃない。僕とクリス(クリストファー・ノーラン)はスーパーマンという本質の中にストーリーとヒーローならではの人間性を求めたんだ」と語る本作。このほど公開された予告編もこれまでのスーパーマン同様、地球人には決して持ち得ない力をもったクラーク・ケントが自身の幼少期を回想する場面から始まる。彼の育ての父は幼いクラークに、自身の“力”を使わないように伝える。常人離れした力が発揮されれば、彼は“普通の地球人”として生きていけなくなるからだ。しかし、予告編の後半で青年となったクラークは決断する。黒いスーツに身を包んだ彼は一瞬で地面にヒビを入れるほどの力を発揮し、音速で空を飛ぶが、父の予言の通り、人間たちは彼を“正義の味方”とはみなさずに、手錠をかけ、銃を向ける。クラークは言う。「父さんはこう信じてた。世界はまだ、本当の僕を受け入れられないと」。予告編映像はシリアスなドラマと並行して、崩れ落ちる高層ビルや、炎に包まれるクラーク、謎の飛行物体のアクションなどハードな映像が次々と映し出される。ヒーローが強大な力を発揮するも人間がそれを拒否した後の世界を描いた『ウォッチメン』のスナイダー監督と、強大な力が必ずしも“善”に作用しない世界に全身全霊で立ち向かうヒーローを描いた『ダークナイト』のノーランは、本作でどんなヒーローと人間を描き出すのか? 詳細なストーリーはいまだにヴェールに包まれている。『マン・オブ・スティール』2013年夏、全国公開
2012年12月20日正義と真実を守るため、日夜戦い続けているスーパーマン。最新作「Man of Steel」は、2013年夏に日本公開というから待ち遠しい。もしもスーパーマンが実在したら、どれだけ頼もしいだろうか。しかし、彼の活躍を見返してみると、衝撃波、エックス線、ケタ外れのパワーで地球を破壊しているようにしか思えない。正義のヒーローどころか、最強のテロリストと呼ばれるだろう。■時間よ止まれスーパーマンは1938年にコミックに登場した架空の人物である。自称・身長6フィート4インチ(=約193cm)、体重225ポンド(=約102kg)、容姿、言語、食生活などは人間に酷似しているが、クリプトン星(架空)からやって来た生粋(きっすい)のエイリアンである。平時はクラーク・ケントを名乗りデイリー・プラネット社の記者を務め、有事の際には地球を救う正義のヒーローになる。銃弾をはね返す強靱(きょうじん)な肉体、至近弾を見切る動体視力、飛翔、透視など、人間にない身体能力は実に羨ましい。ただし、地球に存在しない能力だけに、使い方を間違えると周囲に危険がおよぶ。映画を見返すと、そこかしこに破壊活動が見られた。シリーズ3作目の「スーパーマン3」では、ボウリングのピンをくしゃみで破壊する。DVDで確認すると、少年が投じて2秒後にレーン中間に達したボールを、くしゃみで吹き飛ばし0.8秒後にピンに到達する。くしゃみのエネルギーがすべて伝わり、ボールを加速し続けたと仮定しよう。ファウル・ラインからピンまで約18メートルなので、ボールは残り9メートルを毎秒16.8メートル/秒ずつ加速し、最終的には秒速17.9メートルに達する。時速64.5kmでピンが粉砕されるか疑問だ。もしファウル・ラインに置いたボールをくしゃみで吹き飛ばしたら、ボールはレーンを1.46秒で駆け抜け、秒速24.5メートル、時速88.3kmでゴールに達する。これならピンどころか、設備も破壊できそうだ。少年が使ったボールを8ポンド(=約3.62kg)とすると、500円硬貨(7g)なら秒速785.7メートルで吹き飛ばせるエネルギーだ。マッハ2.31のコインなら、銃弾よりも殺傷力は高いだろう。スーパーマンが花粉症になったら、とにかく逃げるのが一番だ。飛翔能力も危険に満ちている。1作目の「スーパーマン」では、いとしのロイスを救うために地球を逆回転させ、時間を戻すシーンがある。そんなことをしても無駄無駄無駄なのに。速度を上げながら地球を周回し、目測では自転停止まで20秒間に25周する。周回軌道を高度1,000メートルと仮定すると、平均速度は58,090km/秒、光速の2割弱に達する。人工衛星なら軌道を保てず宇宙のかなたに吹き飛ぶだろうが、彼にはケプラーの法則は通用しないようだ。舞台となるカリフォルニア・サンアンドレアス断層を北緯35度とすると、地表の物体は時速1,372kmで移動していることになり、減速する20秒間は約2Gでつんのめることになる。耐えられないGではないが、以前ご紹介したように大気との速度差、津波、なだれのように押し寄せる移動物で、地球は壊滅する。意中の女性を救いたい気持ちはわかるが、代償があまりにも大きすぎる。■究極の暗殺者2006年公開の「スーパーマン・リターンズ」でも強烈なシーンが見られた。会社のエレベーター・シャフトから垂直に飛び出すスーパーマンは、およそ6秒で音速を超え、衝撃波で空に波紋を生み出す。これも等加速度運動なら、上空およそ1.2kmでのできごとになる。わずか1,200メートルからの衝撃波は窓ガラスをことごとく割り、エレベーター・シャフトに発生した音速の上昇気流が、社内の人も物も天高く吹き上げる。デイリー・プラネット社は凄惨な殺人現場と化すはずだ。透視能力はさらに怖い。Xレイ・ビジョンとも呼ばれ、鉛を透過できないことから、エックス線が使われていると推測される。経済産業省の資料によると、日常生活で受ける放射線量は以下の通りだ。・胸部X線集団検診(1回・0.02秒)…0.05mSv(ミリ・シーベルト)・東京~ニューヨーク航空機旅行(往復)…0.2mSv・1年間に浴びる自然放射線(世界平均)…2.4mSv・CTスキャン(1回)…6.9mSv・臨床症状が確認される全身被ばく…200mSv少なく見積もって、透視能力を胸部エックス線診断ぐらいと考えると、使うたびに毎秒2.5mSvを浴びせることになる。1秒で1年分超、80秒で相手を病院送りにできる。同作では、エレベーターに乗ったロイスを透視するシーンがある。およそ11秒見つめ、27.5mSv、彼女に3.6回のCTスキャンを受けさせた計算となる。ただし、30メートルほど離れた場所から、エレベーターの金属扉、ビルの構造体を貫いて透視できたので、もっと強力なのかもしれない。もし10倍なら、ロイスが自力でエレベーターを下りることはないだろう。証拠は何も残さない。仕掛け人の鑑(かがみ)だ。■まとめ今年10月、クラーク・ケントはデイリー・プラネット社を退職した。どうやら会社の方針と合わなかったらしい。今後も地球の平和維持活動を続けてくれれば有難いのだが、その際は周囲の安全に留意しつつ、ますますのご活躍をお祈り申し上げる。(関口寿/ガリレオワークス)
2012年12月09日先日発表された、英「Glamour」誌で毎年恒例の「最もセクシーな男」ランキング。なんと先週末公開された作品に、ランク入りを果たした色男が3人も出演しているのを発見!ルックスだけでなく活躍度も評価されなければトップ10には入らない中、堂々のランクインを果たした俳優たちを紹介したい。恋人クリステン・スチュワートとの破局から復縁まで、ホットなゴシップで世間を騒がせたロバート・パティンソンが1位に。そして、昨年はランキング外であったトム・ヒドルストンが、『アベンジャーズ』での活躍などもあり、2位に急浮上するなど今年は若手やニューフェイスがランク入りを果たしたこのランキング。そんな新顔たちの激戦が繰り広げられる中、若手俳優のヘンリー・カヴィル(写真:中央)もランクイン。先週末公開を迎えたノンストップアクション・サスペンス『シャドー・チェイサー』では、ブルース・ウィリスやシガーニー・ウィーバーらベテラン大物スターを脇に、堂々と主演を演じている。さらに来る2013年には、奇才クリストファー・ノーランが手がけた話題作『マン・オブ・スティール』で主人公クラーク・ケント(スーパーマン)に抜擢されるなど、ただイケメンなだけでなく、その実力も着実に認められる超新星なのだ。アクションもこなせる演技派とあって今後の人気を考えると、いまからチェックしておくのがオススメかも。続くは、4位にランクインしたマイケル・ファスベンダー(写真:右)。2011年より、リドリー・スコット監督作『プロメテウス』や衝撃的なテーマで注目を集めた『SHAME−シェイム−』、『ジェーン・エア』、そして現在公開中の『危険なメソッド』とじわじわと人気が出始めた注目のドイツ人俳優だ。今後もブラッド・ピットと共演を果たした2本の作品『Twelve Years a Slave』(原題)と『The Counselor』(原題)など話題作に相次いで出演が決定しており、その独特の雰囲気が放つ色気にメロメロな女子が急増中なのだとか。最後は、ジェームズ・マカヴォイ(写真:左)だ。先日、公開を迎えたリンカーン大統領暗殺事件の真実を綴る『声をかくす人』では、善悪の狭間で葛藤に苦しむひとりの男性を渾身の演技で演じた彼。『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』や『X-MEN』シリーズとファンタジーやSF作品で人気を博し、その一方でゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされた『つぐない』などの濃厚な人間ドラマ、さらにはアニメーション作品『アーサー・クリスマスの大冒険』では声優にも挑戦するなど、その多彩な演技で様々なジャンルを縦横無尽に横断するジェームズ。イタズラっ子らしく、無邪気なその笑顔にハートを鷲掴みにされた女子は後を絶たない。女子を思わず胸きゅんさせるセクシーな男たち。彼らのあふれる色気を、大きなスクリーンで体いっぱいに浴びてみてはいかが?2012年英「Glamour」誌が選ぶ最もセクシーな男性ベスト101位:ロバート・パティンソン2位:トム・ヒドルストン3位:ジョニー・デップ4位:マイケル・ファスベンダー5位:ベネディクト・カンバーバッチ6位:ロバート・ダウニー・Jr.7位:テイラー・ロートナー8位:ポール・ウェズレイ9位:ジェームズ・マカヴォイ10位:ヘンリー・カヴィル■関連作品:声をかくす人 2012年10月27日より銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2010 ConspiratorProductions, LLC. All RightsReserved.危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.シャドー・チェイサー 2012年10月27日より有楽町スバル座、新宿ミラノほか全国にて公開© 2012 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2012年10月30日今秋、ベテランアクション俳優達が勢揃いした『エクスペンダブルス2』やジェイソン・ステイサム主演作『SAFE/セイフ』などいぶし銀な男たちのアクション映画が続々と公開となる。しかし、『エクスペンダブルズ2』然り、『SAFE/セイフ』然り、40歳オーバーのスターたちの活躍が目覚しいが、実は彼らの人気を脅かす(?)アクション畑のヤングスターたちも、今秋公開の作品で大活躍する。第1回目となる今回は、女子垂涎の若手イケメン俳優たちをピックアップ!まず、ご紹介するのは『シャドー・チェイサー』(10月27日公開)でブルース・ウィリス、シガーニー・ウィーヴァーら大御所スターたちを脇に主演を務めるヘンリー・カヴィルだ。『インモータルズ神々の戦い』ではマッチョな肉体と見事な剣術を披露し、「『007/カジノ・ロワイヤル』のオーディション時は22歳と若すぎた。将来はジェームズ・ボンドになれるかもしれない」と同作の監督マーティン・キャンベル言わしめる実力派だ。さらに、『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーランを製作に迎えて送る2013年の話題作『マン・オブ・スティール』で主人公クラーク・ケント(スーパーマン)に抜擢されるなど、いまハリウッドで“最も旬な男”なのだ。『シャドー・チェイサー』では、家族に、政府に、CIAにと翻弄され傷だらけになってしまうのだが、そんなボロボロな姿もセクシーなヘンリーの魅力を存分に楽しんでみては?続いては、『リンカーン/秘密の書』(11月1日公開)で大統領でありながら、ヴァンパイアとの熾烈な戦いに自ら身を投じる第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンを演じるベンジャミン・ウォーカー。「人民の人民による人民のための政治を」という演説で民衆から絶大な支持を集める“表の顔”、その一方で銃を仕込んだ特製斧を振り回し、バッタバッタとヴァンパイアを切り倒していくハンターとしての“裏の顔”の両方を見事に演じ分け、注目を集めている。さらに、最新の映像技術で描き出すアクロバティックなアクションシーンでは、普段優しげな表情が一気に男らしくなり、ギャップに弱い女子ならイチコロ?最後は、このヤングスターたちの中でも最年少のイケメン男子アレクサンダー・ルドウィグと、“シラット”と呼ばれる最強格闘術の使い手でもあるインドネシア人俳優イコ・ウワイスの武闘派の2人。やんちゃ系イケメンのアレクサンダーは、アメリカで社会現象を巻き起こしている『ハンガー・ゲーム』(9月28日公開)に出演し、「MTVムービー・アワード」で格闘シーン賞を受賞した運動神経抜群の20歳なのだ。一方、イコはプロのシラット選手としても活動している本物の武闘家。それだけに『ザ・レイド』 (10月27日公開)での彼の動きは、“アクション俳優”という枠を越えた達人技のオンパレード!さらに、剣に銃と様々な武器を使いこなし、息もつかせぬそのアクションはハリウッドでも認められ、キアヌ・リーブスの監督デビュー作『Man of Tai Chi』への出演も決定している。そんな2人が魅せる華麗なアクションは、女子でなくとも惚れてしまうこと必至だ!イケメン俳優たちが魅せる迫真のアクションに、あなたもぜひノックダウンされてみては?次回は、麗しの戦うヒロインたちをピックアップ!■関連作品:シャドー・チェイサー 2012年10月27日より有楽町スバル座、新宿ミラノほか全国にて公開© 2012 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. リンカーン/秘密の書 2012年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開© 2011 Twentieth Century Foxハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.ザ・レイド 2012年10月27日よりシネマライズ、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© MMXI PT. MERANTAU FILMS
2012年09月27日今月3日(現地時間)、心筋梗塞のため死去したマイケル・クラーク・ダンカン。彼の娘を名乗る女性が現れ、遺産を要求していることが明らかになった。7月13日(現地時間)に心臓発作を起こして入院、治療を続けた甲斐もなく、54歳の若さで亡くなったマイケルの娘だと名乗る32歳のマーケイ・アンブローズさんはウェブサイト「My Fox Chicago」のインタビューで、父親とは11年間話していなかったと明かし、「本当につらいのは、彼が亡くなって、私たちが仲直りできなくなったことです。それが嫌なんです。私の存在が明らかにならなくたって、それは構わないんです」と語った。だが、ある関係者は「マイケルはマーケイの母親と交際していましたが、彼は自分が父親ではないと信じていました」と語った上で、マーケイさんのとった驚くべき行動を明らかにした。「マイケルは52日間も入院していたのに、彼女は1度も見舞いに来なかったし、話をしようとさえしませんでした。それが、彼が亡くなったその日から、彼女はマイケルの母親に電話をして『私の取り分(遺産)がほしい』と言い立てたのです。93歳の老母が息子を亡くした日にそんな電話をかけるなんて…」。マイケルの棺は9日(現地時間)に、ハリウッドヒルズにある墓地「Hall of Liberty」で午前9時から午後2時まで一般公開が予定されている。近親者のみが参列する葬儀は来週に行われる予定だという。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO
2012年09月07日俳優のマイケル・クラーク・ダンカンが先日、54歳の若さでこの世を去った。マイケルは7月に心臓発作を起こし入院していたが、9月3日(現地時間)にロサンゼルスの病院で急逝した。婚約者のオマロサ・マニゴールさんは、心臓発作の入院以降、マイケルの病床で付き添っていたという。マイケルは『グリーンマイル』(’00年)で不思議な力を持つ死刑囚ジョン・コフィー役を演じたアカデミー賞助演男優賞にノミネートされただけではなく、『アルマゲドン』、『隣のヒットマン』、『シン・シティ』、『グリーン・ランタン』など数多くのヒット作に出演。マイケルの広報担当ジョイ・フィリー氏は、オマロサさんの言葉として声明を発表している。「オマロサはみなさんの祈りに感謝すると共に、プライバシーの遵守をお願いしています。公私共にマイケルの人生の成功を祝福することを後ほど公表したいと思います」。身長196cm、体重145kgという巨体のマイケルは、ハリウッドで俳優として成功する以前は、ウィル・スミスやマーティン・ローレンス、ジェイミー・フォックス、LL・クール・J、ノトーリアス・B.I.G.らスターのボディーガードに付いていた経歴がある。今回のマイケルの突然の死を受けて多くのスターが追悼の意を示しており、中でも『グリーンマイル』で共演したトム・ハンクスは「ビッグ・マイクの突然の死にとても悲しい思いです。彼は『グリーンマイル』の撮影セットで見出された宝物のような存在でした。奇跡のような存在です。多くの人から愛される存在で、彼の死に我々は茫然自失となっています」とマイケルの死を悼んだ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年09月05日マイケル・クラーク・ダンカンが、アメリカ時間3日に、ロサンゼルスで死亡した。54歳だった。ダンカンは7月に心臓発作で倒れ、治療を受けていた。身長195cmの大きな体とやさしい笑顔で知られるダンカンは、シカゴ出身。ロサンゼルスに移住してからは、ウィル・スミスやジェイミー・フォックスのボディガードを務めていた。ブレイクのきっかけとなったのは、トム・ハンクス主演、フランク・ダラボン監督の『グリーンマイル』。この作品で、オスカー助演男優部門にノミネートされた。ほかの出演作に『アルマゲドン』『デアデビル』『シン・シティ』『アイランド』などがある。ダンカンは、7月13日に心臓発作で倒れ、治療を受けていたが、回復しなかったらしい。婚約者オマロサ・マニゴールトは、「みなさんのお気持ちに感謝します。今はプライバシーを尊重してください。彼の人生を祝う集いについては、また後日、お知らせします」と声明を発表。訃報を受けて、トム・ハンクスは「マイクを失ってとても悲しい。『グリーンマイル』の現場において、彼はとても貴重な発見だった。彼はマジックのような存在で、愛に満ちた人だった」とコメントしている。文:猿渡由紀
2012年09月04日『アメイジング・スパイダーマン』、『ダークナイト ライジング』、『アベンジャーズ』と、今年の映画界を大いに沸かせてくれたアメコミ・ヒーローたち。これに続き来年、その中でも頂点に君臨するヒーロー、スーパーマンが再び映画となって戻ってくる!製作に『ダークナイト ライジング』でシリーズの終幕を飾ったばかりのクリストファー・ノーラン、監督に『ウォッチメン』を始め独自のビジュアルセンスでファンを魅了するザック・スナイダーを迎え、新たなスーパーマン誕生の物語を描く『マン・オブ・スティール』の最新映像となる特報映像とポスター・ビジュアルが公開となった。1938年、アメコミ出版社・DCコミック社が出版したコミックスに登場して以来、圧倒的な人気を集め、幾度にもわたりアニメ、ドラマ、映画化されてきたスーパーマン。近年では、2006年に劇場公開されたブライアン・シンガー監督作『スーパーマン・リターンズ』やスーパーマンになる前の青春時代を描いた人気TVシリーズ「ヤング・スーパーマン」が記憶に新しいところだが、本作ではこの74年の歴史を覆す全く新しい“ヒーロー誕生”の物語が描かれる。まずこちらの特報映像から驚かされるのが、スーパーマンこと主人公クラーク・ケントの設定が新聞記者ではなく、荒々しい海に繰り出す漁師であること!一切の派手なアクション・シーンやおなじみのテーマ曲も封印され、ダークで物静かなトーンの中で、彼の放浪の旅、そして少年時代の一部が映し出される。また、この特報映像はクラークの父親役の2人、ラッセル・クロウ版とケビン・コスナー版の2種類が作られており、それぞれ異なる父から息子への言葉が語られる。スーパーマンが生まれた惑星・クリプトンの実父・ジョー=エルを演じるラッセル版では「お前は人々の希望になる」とヒーローとしての宿命が諭され、クラーク・ケントとして地球で育て上げる養父ジョナサン・ケント役のケビン版では「お前は特別な存在だ。善と悪、どちらの道を選ぼうとも、お前は世界を変える」と、特別な力の使い道は己で決断しなければならないという強いメッセージを息子へと送っており、いずれからもヒーローという宿命を背負う主人公の葛藤を予感させる内容になっている。主人公・スーパーマン(クラーク・ケント)役に抜擢されたのは、『インモータルズ神々の戦い』での演技が記憶に新しい注目のイケメン、ヘンリー・カヴィル。映像の最後には、コスチュームに身を包んだ彼が空の彼方に飛ぶ様子もお披露目されている。また、彼の2人の父親を先述のラッセルとケビンが演じるほか、エイミー・アダムスやローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レイン、ジュリア・オーモンドらの女優陣、さらにスーパーマンの敵となるゾッド将軍にマイケル・シャノンが扮する。そして、このほどお目見えとなったダークかつスタイリッシュなポスター・ビジュアル。従来の赤&青のコントラストのイメージを一新する“スティール(鋼鉄)”のような質感の中に、赤黒く「S」のマークがうっすらと浮かび上がる。全く新しいスーパーマンの誕生を確信させる本作、続報まで待ちきれない!『マン・オブ・スティール』は2013年夏、全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:マン・オブ・スティール 2013年夏、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年08月27日米の人気ヒーロー“スーパーマン”を新生させる来夏公開の映画『マン・オブ・スティール』の予告編映像と劇場用ポスターがこのほど公開された。『マン・オブ・スティール』予告編『マン・オブ・スティール』は、人気ヒーローのスーパーマンを、これまでになかった視点と最新の映像技術を駆使して新生させるもの。『ダークナイト』三部作で“バットマン”を新生させたクリストファー・ノーランが製作を手がけ、アラン・ムーアの傑作コミック『ウォッチメン』を実写化したザック・スナイダーが監督を務める。このほど公開されたのは、主人公クラーク・ケント=スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)の父親役を務めるケビン・コスナーとラッセル・クロウがそれぞれナレーションを務める2パターンの予告編。本作の主人公は、クリプトン星で誕生するも、ある事情で生みの親とはなればなれになり、漂着した地球でケント夫妻に育てられるという設定だが、『マン・オブ・スティール』では、生みの親ジョー・エルをクロウが、育ての親ジョナサン・ケントをコスナーが演じている。これまでの“スーパーマン”のイメージを一新させる作品だけに、予告編も派手なアクションシーンや、ジョン・ウィリアムズ作曲のスーパーマンのテーマは一切登場せず、クラーク・ケントはおなじみの新聞記者ですらない。そこにいるのは孤独で、荒れる海で漁師として働き、さらに放浪の旅にでる物静かな男=ケントだ。予告編のラストには、深い青色のプロテクタースーツに身を包んだスーパーマンが飛翔する場面が登場するが、映画ファンが愛してきた“完全無欠のヒーロー”というメージからはほど遠い。原作コミックの生誕から74年。ノーラン、スナイダーをはじめとするクリエイターたちは、全世界で愛されてきた人気キャラクターの魅力を根本から問い直し、現代の観客に新たなクラーク・ケント像を提示するようだ。『マン・オブ・スティール』2013年夏、全国超拡大公開
2012年08月27日ケネス・ブラナー監督、クリス・パイン主演で製作される“ジャック・ライアン”シリーズの新作映画に、ケビン・コスナーが出演することになりそうだ。ほかにもコスナーは、リュック・ベッソンからもオファーを受けており、来年夏には“スーパーマン”の新作映画『マン・オブ・スティール(原題)』に出演する。キャリアのピークを越えて久しいケビン・コスナーだが、今年はテレビのミニシリーズ『Hatfields & McCoys』がサプライズヒットし、再び注目を集めた。同番組は今年のエミー賞に22部門でノミネートされている。ケネス・ブラナー監督で新しくよみがえる“ジャック・ライアン”シリーズで、コスナーが演じることになりそうなのは、ライアン(クリス・パイン)の指導者的人物。過去作には登場していない新しいキャラクターだそうだ。ジャック・ライアンは過去にハリソン・フォード、アレック・ボールドウィン、ベン・アフレックらが演じてきた人気キャラクター。原作はトム・クランシーの小説で、映画が作られるのは2002年の『トータル・フィアーズ』以来のこと。一方、リュック・ベッソンがオファーしているのは『Three Days to Kill』というタイトルのアクション・スリラー。コスナーの役は、死を目前にしている殺し屋で、最後の仕事を引き受けながら、娘との関係を修復しようとしている男らしい。ベッソンは、本作ではプロデュースにとどまり、監督はしないらしく、監督は未定。マックGが興味を示しているらしい。来年夏公開の『マン・オブ・スティール(原題)』での役は、クラーク・ケントの父親役。この作品はすでに撮影を終えている。文:猿渡由紀
2012年08月08日“新スーパーマン”として注目を集める映画『Man of Steel』(原題)。先日、これまでよりもさらに進化を遂げたスーパーマンのコスチューム姿がお披露目となり話題を呼んだが、本作のカナダ・バンクーバーでの撮影現場の様子を捉えた写真が公開された。何やらスーパーマンらしからぬムードなのだが…。アメコミの老舗「DCコミック」より刊行された人気シリーズを原作とした、言わずと知れたスーパーヒーロー「スーパーマン」。これまでにも幾度となく映像化されてきたが、今回は『300[スリーハンドレッド]』のザック・スナイダーがメガホンを取り、『ダークナイト』、『インセプション』のクリストファー・ノーランが製作を務めるとあって、どのような映像世界が展開するのか注目を集めている。先日、従来のシリーズの伝統を取り入れつつも一線を画した革新的なコスチュームとクールなビジュアルが公開され、期待通りの世界観の一端が明らかになったばかりだが、今回到着したのは全く雰囲気の違う画像。カナダのバンクーバーの撮影現場の様子なのだが、主人公の“スーパーマン”クラーク・ケントを演じるヘンリー・カヴィルはワイルドにヒゲを伸ばし、薄汚れたエプロンを身に着け、シャツの袖をまくって現場に姿を現した。本作に関しては物語の概要に関してこれまでほとんど明らかにされていない。ただ、ケントは地球よりはるかに文明の進んだ惑星・クリプトンからやって来て、地球で養父母に育てられ、記者になったという設定がそのままだとすれば、記者には到底見えないヒゲ面のこの格好はどういうシチュエーションなのか…?ヒントとなるのは、バンクーバーで行われている一連のシーンの設定がアラスカであるいう点と、ケントの実の父親を演じるラッセル・クロウやガールフレンド役のエイミー・アダムスも、どうやらここでの撮影に参加しているらしいという点。原作コミックや過去の映画シリーズでは、スーパーマンの秘密の基地で父母や故郷の思い出に触れることができる“Fortress of Solitude(孤独の要塞)”が北極などを舞台に登場する。あくまで推測だが、こちらの撮影はその秘密基地をケントが訪れているシーンという可能性も…。さて真相やいかに?とにかく、いまだ多くが謎に包まれたままとあって、今後、発表されるであろう新ビジュアルや特報映像に期待したいところだ。今回、新スーパーマンに抜擢されたヘンリー・カヴィルはチューダー朝のヘンリー8世の波乱に満ちた生涯を描いたドラマ「チューダーズ<ヘンリー8世 背徳の王冠>」で確かな演技力を見せつけ、一躍人気者となった28歳の新鋭。完全無欠のヒーロー、スーパーマンとややサエない普段のクラーク・ケントを彼がどのように演じ分けているのかにも注目!先述のエイミー・アダムスにラッセル・クロウ、さらにケントの養父母役にケヴィン・コスナーとダイアン・レイン、さらにローレンス・フィッシュバーンやマイケル・シャノンなど脇を固める豪華俳優陣からも目が離せない。『Man of Steel』(原題)は2013年、公開予定。© Splash/AFLO■関連作品:Man of Steel (原題) 2013年、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:新スーパーマンのビジュアルがお披露目!73年の歴史を変える立体的コスチュームに
2011年10月13日