フルーツタルト専門店キル フェ ボンが、国立西洋美術館にて開催する 「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を記念し、展示作品をイメージした2種のタルトを、グランメゾン銀座とグランフロント大阪店の2店舗にて期間限定で発売する。ヨーロッパ絵画を網羅する質の高いコレクションで知られる英国のロンドン・ナショナル・ギャラリーが、東京と大阪で同館初となる館外での大規模所蔵作品展として開催する「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」。今回発売される新作タルトは、展示作品のフィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」と、クロード・モネの「睡蓮の池」をイメージしている。「オレンジとマンゴーのタルト ~ひまわり~」(ピース 736円 / ホール(25cm)7,365円)販売期間:グランメゾン銀座 3月3日〜4月中旬、 グランフロント大阪店 8月11日〜9月中旬フィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」をテーマにした「オレンジとマンゴーのタルト ~ひまわり~」は、抹茶とハチミツ風味のアーモンドクリームに、マンゴープリンを重ねたタルト。「ひまわり」にちなみ、ブルガリア産のひまわりハチミツを使用している。上からゴッホの力強い画風を表現したメレンゲ、オレンジとマンゴーをトッピングし、カットした断面からも「ひまわり」が伝わるよう、美しいコントラストに仕上げている。「緑のフルーツと桃のムースタルト ~睡蓮の池~」(ピース 732円 / ホール(25cm)7,322円)販売期間:グランメゾン銀座 4月8日〜5月中旬、 グランフロント大阪店 7月7日〜8月中旬一方、クロード・モネの「睡蓮の池」をテーマにしたタルト「緑のフルーツと桃のムースタルト ~睡蓮の池~」は、桃のムースの上にフルーツを敷き詰め、池に広がる睡蓮を表現。桃のムースの優しい香りとフルーツの瑞々しく爽やかな美味しさが口いっぱいに広がる。期間中は展覧会の出品作品を並べたパネル展も開催され、「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の世界観を存分に楽しむことができる。※本記事掲載の価格はすべて税込(8%)
2020年02月20日美術は鑑賞から体験へ。“Dive in Art”をコンセプトとした没入型の美術館「Immersive Museum」が4月、日本初開催される。【チケット情報はこちら】「Immersive Museum」は最新デジタル技術で名画の世界そのものを空間の中に再現。鑑賞者は空間に足を踏み入れ流れる音楽に身を任せれば、まさに絵画の中に「Immersive=没入」する快感を得られる。ミラノ、フィレンツェ、パリといった芸術都市でも高い支持を受け、世界的なトレンドと言えるまったく新しい美術鑑賞イベントとして、期待を集める。日本開催第1弾に選ばれたテーマは“印象派”IMPRESSIONISM。クロード・モネ、ドガ、ルノワールといった人気の画家8名、約70の作品をデジタルアート化。19世紀のフランスにおいて絵画の世界に大きな革新をもたらした作品群を8つのシーンにわけて構成する。プラグラムは19世紀西洋絵画研究で知られる早稲田大学文学学術院 坂上桂子教授が監修。水面が揺れるモネ「睡蓮」の中にゆっくりと沈んでいくような感覚、また、19世紀当時まさにモネ自身が見たであろうフランスのル・アーブル港と絵画の融合。さらには絵の具を分割しスケールを変えることで制作過程の絵の中に入り込んだような体験…。高さ5.5m、約1400㎡の巨大空間の再現される、まさに印象派の画家たちが見て感じたであろう世界を体感しに出かけたい。「Immersive Museum」は4月17日(金)~8月12日(水)まで東京・天王洲の寺田倉庫G1ビル5Fで開催。■Immersive Museum(イマーシブミュージアム)期間:4月17日(金)~8月12日(水)場所:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2-6-4)入場券:大人 2,500円(税込) / 中学生・高校生 1,500円(税込) / 小学生 800円(税込)※小学生未満は入場料無料。会場にて当日券もお求め頂けます。主管/企画制作:電通、ドリル<展示予定作品>「印象・日の出」、「ラ・ジャポネーズ」、「積みわら」、「ロンドンの国会議事堂」、「ルーアン大聖堂」、「睡蓮」【その他展示】エドガー・ドガ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、カミーユ・ピサロ、ベルト・モリゾ、アルフレッド・シスレー、ギュスターヴ・カイユボット、メアリー・カサット
2020年02月14日2020年の話題といえば何と言ってもオリンピック。東京が世界中から今まで以上に注目を集める今年、日本の文化を発信するべくアート界もスペシャルなイベントや展覧会が目白押し。今からチェックしておくべきトピックをまとめてお届けします!※新型コロナウイルスの影響により、各展覧会の会期が大きく変更されています。詳細は各展覧会の公式HPなどでご確認下さい。【TOPIC1】東京都はアートにも全力投球!歴史に残る2020年にすべく、東京都は文化の面でも大奮闘。「Tokyo Tokyo FESTIVAL」と銘打ち、芸術文化都市東京の魅力を伝えるアートイベントやパフォーマンス、舞台芸術などが東京中で開催される予定だ。そのなかでも注目したいのは「TOKYO SENTO Festival 2020」(5月26日~9月6日)と現代アートチーム・目 [mé]による「まさゆめ」プロジェクト(夏開催)。「TOKYO SENTO Festival 2020」は、漫画家・文筆家のヤマザキマリらアーティストが銭湯のペンキ絵を描き下ろすなど、銭湯を舞台にしたカルチャーイベント。「まさゆめ」は、ぜんぜん知られていない一般人の顔を巨大化させて東京の空に浮かべるという、シュールきわまりないアートプロジェクト。昨年12月まで開催されていた千葉市美術館の展覧会「非常にはっきりとわからない」も記憶に新しい、目の新しい試みは成功するのか。ぜんぜん知らない人の顔が空に浮かんでいた時、人類はどのようなリアクションを取るのか。すべてが楽しみだ。【TOPIC2】世界のみなさんへ、日本の宝を大公開!!『法隆寺金堂壁画と百済観音』歴史に残る2020年にすべく、日本もまた文化の面でも大奮闘。東京にやってくる外国人観光客も大満足するであろう、日本のお宝をあますところなくご開帳してくれる予定。3月に東京国立博物館で開催される特別展『法隆寺金堂壁画と百済観音』(3月13日~5月10日)では、法隆寺の国宝、百済観音が23年ぶりに東京で公開。また、1949年で焼損してしまった金堂のかつての姿を迫ろうとする試みも同時に展開する。『国宝 鳥獣戯画のすべて』そして、7月に同じく東京国立博物館で開催される特別展『国宝 鳥獣戯画のすべて』(7月14日~8月30日)では、国宝の鳥獣戯画全4巻全場面を一挙に公開するという史上初の試みが行われる。どちらも混雑必至の展覧会になりそうなので、夜間開館や平日などを狙って行ってみよう。【TOPIC3】海外の有名美術館から名品が続々と集結!『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』海外の美術館の名品が揃う「美術館展」は2020年も大人気。3月に国立西洋美術館で開催される『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』(3月3日~6月14日)や、4月に東京都美術館で開催される、『ボストン美術館展 芸術×力』(4月16日から7月5日)など、ボリュームたっぷりの展覧会が開催される。そのなかでも、『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』は大注目!約200年前に開館して以来はじめての、大規模な所蔵作品展を行う。そのため、展示される61作品はすべて初来日。ティツィアーノにフェルメール、ベラスケスにゴッホまで、ビッグネームばかりがドドドっと押し寄せてくる。『ボストン美術館展 芸術×力』また、1月に開館するアーティゾン美術館で7月から開催される『クロード・モネ ̶ 風景への問いかけオルセー美術館・オランジュリー美術館特別企画』(7月11日~10月25日)も注目。印象派の名品を多く所有する3つの館が共同で企画するクロード・モネの回顧展は、これまでとは異なる形の「美術館展」になりそうだ。【TOPIC4】美術館オープン&リニューアルオープンラッシュアーティゾン美術館2020年は美術館のリニューアル&開館ラッシュ。まず、東京・京橋のブリヂストン美術館改め、アーティゾン美術館が1月18日(土)に開館。展示面積を拡大し、現代美術の企画展も行うなどパワーアップが予告されている。3月21日(土)には、建築家の青木淳が改修を手がけた京都市美術館が京都市京セラ美術館としてリニューアルオープン。青木は館長にも就任し、今後は刺激的な企画展が期待される。4月11日(土)、青森県弘前市の弘前れんが倉庫美術館が開館。建築家・田根剛が日本で初めて手がける美術館として注目されている。そして5月28日(木)には東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館が、新設の美術館棟に移転し装いも新たにSOMPO美術館として開館する。SOMPO美術館それぞれの美術館は、最新の展示方法を積極的に取り入れ、見る人を楽しませるしかけもたっぷり用意。いまから開館が待ち遠しい!【TOPIC5】現代アートを牽引するふたりのアーティストが熱い!ピーター・ドイグ《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》2000-02年油彩・キャンバスシカゴ美術館蔵 (c)Peter Doig. The Art Institute of Chicago, Gift of Nancy Lauter McDougal and Alfred L. McDougal, 2003. 433. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006近年、ますます盛り上がりを見せている現代美術のフィールドでは、今世界的に注目を集めるふたりのアーティストの個展が開催される。東京国立近代美術館で2月から開催される『ピーター・ドイグ展』(2月26日~6月14日)は、どこか不安定で、甘く、幻想的な風景を描く画家、ピーター・ドイグの日本初個展。スコットランドのエジンバラで生まれ、トリニダード・トバゴとカナダで育ち、ロンドンの大学を卒業したという経歴のドイグは世界中から注目されている画家のひとりだ。また、金沢21世紀美術館の屋外設置作品《カラー・アクティビティ・ハウス》 などで知られるオラファー・エリアソンをフィーチャーした『オラファー・エリアソン』展(3月14日~6月14日)が東京都現代美術館で開催される。オラファー・エリアソン《The volcano series》より 2012年 (c)2012 Olafur Eliasson参考図版ふたりとも、これからさらに勢いをますであろうアーティスト。今年、展覧会をしっかりチェックしていれば5年後、10年後にちょっとした自慢ができるはず。【TOPIC6】どうするどうなる未来の建築!?へザウィック・スタジオ《ヴェッセル》2019年(完成)ハドソン・ヤード(ニューヨーク)Photo courtesy: Michael Moran for Related-Oxford東京は2020年夏を目標にどこもかしこも空前絶後の建設ラッシュ。スポーツの祭典に関わった建築家たちにも注目が集まっている。東京シティビュー・スカイギャラリーで4月から開かれる『ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築』(4月8日~6月14日)は、ロンドン五輪で聖火台を設計したほか、グーグル新社屋、上海万博の英国パビリオンなどを設計した建築家、トーマス・ヘザウィックをフューチャー。2023年竣工予定の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」でも一部のデザインに関わる彼の取り組みを紹介する。隈研吾《V&A Dundee》2018東京国立近代美術館では、東京五輪開催のタイミングに合わせ、7月に『隈研吾展(仮称)』(7月17日~10月25日)を開催。新国立競技場の設計に参画するなど、様々な名建築を手掛けた隈の真髄にアプローチしていく。嬉しいことに、ふたりの作品は東京で実物を見ることができる(ヘザウィックのプロジェクトは2023年竣工予定ではあるが)。機会があれば、実際の建築物も展覧会とともに合わせて鑑賞してもらいたい。【TOPIC7】芸術祭は今年も元気『ヨコハマトリエンナーレ2020』芸術祭と社会のあり方を考えさせられた2019年に引き続き、2020年も芸術祭が全国各地で開催!今年は『さいたま国際芸術祭2020』(3月14日(土)~5月17日)、『房総里山芸術祭いちはらアート×ミックス』(3月20日~5月17日)、『ヨコハマトリエンナーレ2020』(7月3日~10月11日)、『東京ビエンナーレ2020』(7月12日~9月6日)など、関東地方で開催される芸術祭が多いのが嬉しいところ。日帰りで様々な芸術祭を巡ってみよう。自然をたっぷり堪能したい場合は『北アルプス国際芸術祭2020』(5月31日~7月19日)、『奥能登国際芸術祭2020』(9月5日~10月25日)へ。今回も、自然も食も芸術も楽しめるしかけがたっぷり用意されている。また。12月スタートという『札幌国際芸術祭』(12月19日〜2021年2月14日)にも大注目。あえて冬、あえて雪の季節に開催時期をずらすと、芸術祭やアーティストたちの作品、開催イベントはどのような変貌を遂げるのか?ぜひ現地で確かめてみたい。【TOPIC8】人気作家をいっぺんに見られる! 福袋な展覧会『STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ』草間彌生《ピンクボート》1992年詰め物入り縫製布、ボート、オウル90×350×180 cm所蔵:名古屋市美術館ブームになっている現代美術。でも、だれから見ればいいのかよくわからない……。というときは、複数名の作家を取り上げた展覧会をおすすめしたい。森美術館で4月に開催される『STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ』(4月23日~ 9月6日)は、奈良美智や杉本博司、村上隆に草間彌生など現時点での現代美術のスターが集まる展覧会。豪華なベストアルバムのような、とても健全なラインナップは誰と行っても盛り上がりそう。また、国立新美術館で3月よりはじまる『古典×現代2020―時空を超える日本のアート』(3月11日~6月1日)は、川内倫子や鴻池朋子、しりあがり寿に横尾忠則ら、これまた一流のアーティストらが集まる展覧会。しかも、それぞれのアーティストが刀剣や花鳥画、葛飾北斎や曾我蕭白らと向き合い、新しい作品を作り出していくという、興味深い試みを行う。『古典×現代2020―時空を超える日本のアート』2つの展覧会を見るだけで10名以上の作家の作品に触れることができる。そのなかからお気に入りの作家を見つけ、検索し、自分の世界を広げていく2020年にしてみよう。【TOPIC9】鎌倉時代から現代まで、ファッションの歴史をたどる!2020年は“装い”に関する大型展覧会が2つ開催される。東京国立博物館で4月に開催される特別展『きもの KIMONO』は、タイトルのとおり、着物の歴史や変遷について、鎌倉時代から現代まで通覧する展覧会。信長や秀吉、家康らが袖を通した着物も展示されるほか、国宝《婦女遊楽図屛風(松浦屛風)》や菱川師宣《見返り美人図》など、昔のおしゃれさんが登場する屏風や浮世絵も展示。昔のファッショニスタたちをさまざまな角度で見ていける展覧会だ。そして、国立新美術館で6月に開催される『ファッション イン ジャパン1945-2020』は、第二次世界大戦後から現在までのファッションを俯瞰する展覧会。こちらは衣服に加え、写真や雑誌、映像などもあわせて展示する。2つの展覧会を見ていけば(明治から昭和初期が抜けているけど)、日本の服飾史をざっと辿っていける、またとないチャンスだ。【TOPIC10】葛飾北斎ブームの到来??映画『HOKUSAI』(C)2020 HOKUSAI MOVIE2020年の3月頃より、日本国旅券、つまりパスポートのデザインがリニューアルされる。表紙は現在と同様なままだが、見開きごとに葛飾北斎の《冨嶽三十六景》の各作品を採用し、全ページ異なるデザインとなる斬新なもの。世界的にも著名な「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」、「山下白雨」はもちろんのこと、「五百らかん寺さざゐどう」や「隅田川関屋の里」など渋い作品もパスポートのなかに登場する。長いフライトの途中、することがなくてパスポートを眺めているうちに北斎に魅了する人々が続出する……かも。また、90代まで生きた葛飾北斎の生涯を、柳楽優弥と田中泯のダブルキャストで綴る映画『HOKUSAI』が初夏に公開予定。大きな展覧会の予定はないものの、2020年は北斎ブームがやってくる……かも。いずれにせよ、2020年は北斎の名前がいつもよりも多く聞こえてくる年になることは間違いない。構成・文:浦島茂世
2020年01月03日ディオール(DIOR )のアイコンバッグ「レディ ディオール」から、11名のアーティストとのコラボレーションアイテムが登場。2019年12月17日(火)より、ハウス オブ ディオール ギンザにて発売される予定だ。11 人のアーティストとコラボアーティストとコラボレートしたバッグを発表するプロジェクト「ディオール レディ アート(DIOR LADY ART)」。第4弾となる今回は、メキシコや日本、ポルトガルなどから、世界中のアーティスト11人が参加。独自の表現へと落とし込んだ「レディ ディオール」を制作した。スイセン&バラの装飾韓国の画家、ジア・リー(JIA LEE)は、クロード・モネやポール・セザンヌ、そしてアンリ・マティスといった画家を着想源に、「レディ ディオール」を花々で装飾。ホワイトレザーの真っ白なキャンバスには、ビーズのきらめくスイセンや、精巧な刺繍を施したバラの花をあしらった。ジヴェルニー庭園に着想2020 クルーズ コレクションでディオールとコラボレートしたミッカリン・トーマス(MICKALENE THOM)。そんな彼女が作りだしたのは、数々の印象派絵画の舞台となったジヴェルニー庭園だ。水面に揺らめく花々は、刺繍入りレザーとビーズを組み合わせた華やかなパッチワークへと再解釈。さらに絵画の繊細なタッチを思わせるよう、ハンドルは輝きを放つ素材で仕上げている。3Dプリンターによるオブジェ風バッグフランスの現代美術家、マルグリット・ユモー(MARGUERITE HUMEAU)は、「レディ ディオール」を初となる3Dプリントで制作。フォルムを波のようにデフォルメし、洗練されたカーブを描くオブジェとして再解釈した。官能的なテクスチャーをもつ表面には、同系色で“DIOR”の文字をあしらっている。PVCセル仕様の“可塑的”バッグ日本の彫刻家・名和晃平は、煮えたぎるマグマを思わせる自身の作品《BIOMATRIX》から着想を得た。人生のサイクルを表現したそのバッグは“可塑的”。レッドやシルバーのカラフルなPVCのセルで構築され、気温や光に応じてさまざまに姿を変える仕様となっている。詳細「ディオール レディ アート(DIOR LADY ART)」第4弾発売予定日:2019年12月17日(火)取扱店舗:ハウス オブ ディオール ギンザ【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2019年12月19日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第23回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その8をお届けします。1.「若く見える」ことを自慢する男性【結婚引き寄せ隊】vol. 23それはかしこまった結婚相談所ほどではなく、パーティほどオープンではない、少人数に絞られたプチお見合いに行ったときのこと。こういった場所では、初対面の男女がスムーズに会話が進むように、名前や年齢、職業や趣味などを記入する「プロフィールシート」を事前に用意します。そのプロフィールシートをそれぞれが持ちながら、個別に仕切られた小部屋に女性が待機し、10分ごとに男性が各部屋を移動。まわりの目を気にせず、ひとりひとりとしっかりと話せるシステムになっていました。私が座っている小部屋にまわってきたのは、パッと見たところ40代半ばぐらいの男性。ポロシャツの襟を立て、ジーンズをはいている、中肉中背のサラリーマンでした。お互いにプロフィールシートを交換し、共通の話題がないか探そうとしていると、その男性から「いやあ、僕ね、いつも若いって言われるんですよ」と話しかけてきました。記入されている年齢を見ると、44歳。一見して感じた年齢と実年齢は同じ。なんと返事しようか考えながら、とりあえず笑顔を返す私。そんな私の様子を気にしない男性は、「ジムに行くことが趣味で、いつまでも引き締まった体型を維持している」「後輩たちと飲むことが多くて、まわりからも年上には見えないとよく言われるし、自分でもそう思う」というような話をしてきました。この男性は、後輩が気をつかって言う「先輩! 全然44歳には見えません!」なんて言葉を鵜呑みにしてしまったのだな……と思うと、若く見られることはお世辞だとわかっていてもうれしいのは共感できるものの、やっぱり年相応に見えるのが現実なんだなと妙に納得。10分間のうち、ほとんどを“若く見られる話”に費やし、「お若く見えていいですねぇ」と返事をしながらトークが終了。ふとプロフィールシートのメッセージ欄に目をやると、「若く見られることが多く、気力も体力も自信があります」というアピール文が。私も若く見えると言われることがあったとしても、絶対にそれを人には言わないようにしようと思ったのでした。2. 同棲を繰り返す男性それは友達から誘われた飲み会に行ったときのこと。女子トークにも楽しく参加できる、コミュニケーション能力の高そうな男性がいました。不動産会社の営業マンだという男性は、営業で鍛え上げられたトーク力なのか、飲み会の席でも場を盛り上げていました。初めはそれぞれの仕事の話や趣味の話をしていましたが、だんだんと打ち解けてきて、“みんななんで彼氏や彼女がいないのか”という話に。「半年前に彼氏と別れて仕事ばかりしている」という女性や「片思いしていたけどフラれた」という男性など、参加者の恋愛事情に聞き入っていました。営業マンの男性の番になって話を聞くと、「いつも相手から愛想を尽かされる」とのこと。なぜそうなるのか突っ込むと、「すぐ彼女にベッタリするから重いみたい」という答えが。さらに話を聞いてみると、「ずっと彼女にくっついていたくてすぐ同棲してしまう」らしく、「実はいまも1か月前に別れたけど家が決まらなくてまだ元カノと一緒に住んでる」という事情が判明し、女子たちはドン引き。同棲するぐらいなら結婚すればいいのにと言うと、「お試し期間が必要」と言って懲りずにいつも同棲してしまい、「別れるときに困ることが多いんだよね」と笑顔で話す営業マン。いや、まずその彼女依存体質をなおしてヤドカリ生活をやめることと、お客さんより先に勤務先の不動産会社で、自分の家を見つけようよと思った私なのでした。3. アーティスト気取りの男性婚活サイトで出会いを探していたときのこと。ネット上では、婚活サイトに登録している全国各地の男女のプロフィールが閲覧できるようになっています。とはいえ、全ての人たちの情報を見ていくのは大変なので、「条件」ごとに相手を厳選。そのときは相手に希望する年齢や年収、居住先などで条件をしぼって、検索していました。すると、東京都内に住む30代の会社員の男性が出てきたので、詳しく内容を読むことに。情報の中には「学生時代はヨーロッパに留学経験があり、社会人になってからも、夏休みなどはだいたい海外旅行をします」とありました。そして趣味のところには、「クロード・モネが好きで、いろいろなアートを鑑賞すること」と書いてあったので、アート鑑賞も好きな私はコンタクトをとってみることにしました。何度かメッセージをやりとりしていると、その男性から「一度会ってお話ししませんか」と言われて、お茶をすることに。当日、サイケデリックで奇抜な服装で現れたその男性は、落ち着いたホテルのカフェラウンジでひときわ目立っていました。会話では「普通に生きていくなんてツマラナイ」とか、「もし僕がアーティストだったらこうする」「日本人にはクリエイティビティが足りない」といった発言があって、ちょっとビックリ。メッセージの文面では、どちらかというと控えめな印象を受けていたのですが、会わないとわからないものですね。この男性はアーティストを目指すわけではないものの、憧れが強すぎるようで、感化されやすいタイプ。自己主張が強すぎて、お茶の時間が長く感じた私でした。婚活していると、こんな普段の生活では会わないような人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけてくださいね。©Morsa Images/Gettyimages©izusek/Gettyimages©Matteo Contessi / EyeEm/Gettyimages
2019年12月16日「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」では、クラシック音楽の生演奏と星空を楽しむプログラム「LIVE in the DARK -CLASSIC-」の上演を、2019年12月24日(火)よりスタートする。星空×暗闇×音楽の音楽ライブエンターテインメントプラネタリウムが映し出す圧倒的にリアルな星空、良質な音楽、そして暗闇が共鳴する「LIVE in the DARK。」。星々が輝く暗闇の中で美しい音楽に身をまかせる、新しい音楽ライブエンターテインメントだ。ドビュッシーやサティの音楽を、フランスの星空とともに本公演で演奏される楽曲は、1860年代〜1900年代にフランスで生まれたクラシックの名曲たち。中でも、フランス音楽界の印象派の中で最も大きな影響力を持ったクロード・ドビュッシーと、クラシック音楽界の異端児とされながらも、現代音楽に大きな影響を与えたエリック・サティの音楽に焦点を当てる。誰もが知るドビュッシーの「月の光(ベルガマスク組曲・第3曲)」や「夢(夢想)」、浮遊感のある旋律が星空への没入感を高めるサティの「ジムノペティ第1番」や「グノシェンヌ第1番」といった名曲の数々を、プラネタリウムで再現した当時のフランスの星空とともに楽しめる。演奏は、ピアノを中心にチェロ、コントラバス、アルトサックスを加えたピアノカルテットで。編曲はピアニスト・佐合庸太郎が担当し、原曲に忠実ながら各楽器の音色も活かした、クラシックファンも楽しめる内容になっているという。開催概要「LIVE in the DARK -CLASSIC-」開催日:・2019年12月24日(火)、25日(水)、28日(土)、29日(日)・2020年1月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)、13日(月・祝)、18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)※上映はいずれの日程も16時の回のみ。演奏時間:約40分鑑賞料金:一般シート/2,600円(税込)、銀河シート・ペア/8,000円(税込)、銀河シート・シングル/4,000円(税込)※本公演に小学生未満の入場不可。上演場所:コニカミノルタプラネタリア TOKYO DOME2(プラネタリウムドームシアター)
2019年12月01日展覧会「クロード・モネ─風景への問いかけ」が、東京・アーティゾン美術館にて、2021年5月29日(土)から9月10日(金)まで開催される。なお、当初は2020年7月11日(土)から10月25日(日)までの会期を予定していたが、変更となった。印象派の代表的画家クロード・モネ印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネ。自然の中にある外光の美しさに魅了されたモネは、生涯をかけてその探求と表現方法を追求し、神話や宗教の物語をテーマとした絵画に比べて軽視されていた“風景画”に革新をもたらしたことでその名を馳せた。モネが生み出した風景画は、それまでの風景を描いた作品のあり方を根底から覆すものであった。モネの風景画など約140点を展示「クロード・モネ─風景への問いかけ」では、モネの作品73点を所蔵するパリのオルセー美術館所蔵作品を中心に、国内所蔵品を加えた約140点の作品を展示。風景画家としてのクロード・モネの画業に迫る。展覧会は、モネの画業において重要な時代と場所を辿るという構成。少年時代を過ごしたル・アーヴル時代から、アルジャントゥイユ時代(1870年代)、ヴェトゥイユ時代(1878~1881年)、1880年代の旅の時代、40年以上もの時を過ごしたジヴェルニー時代(1890-1926)にいたるまでを丁寧に追いかけ、モネが各々の時代、各々の土地で何を見て、どのように描き、どのような主題を作品に込めたのかを探る。とりわけ、モネが最晩年に展開した、睡蓮の連作に結実する風景表現の主題や舞台装置を探るチャプターには注目。展示作品を通じて、個々の作品が連続性の中で発展していることを示す。モネに関連する映像・写真作品もモネは、最晩年にパリのオランジュリー美術館に納められている「睡蓮」を主題とした大装飾を制作したことでも知られる。特別企画「クロード・モネ─風景への問いかけ」では、この作品を主題にフランスの映像作家アンジュ・レッチアが制作した映像作品も公開する。会場ではその他にも、同時代の画家たちや、新しい表現方法としての写真、西洋の文脈とは全く異なる性質を持つ浮世絵などの日本美術や工芸作品を同時展示。モネの画業にどのような影響をもたらしたのかについて考える。展覧会概要「クロード・モネ─風景への問いかけ」オルセー美術館・オランジュリー美術館特別企画会期:2021年5月29日(土)〜9月10日(金)※当初は2020年7月11日(土)から10月25日(日)までの開催を予定していたが変更場所:アーティゾン美術館 6・5階展示室住所:東京都中央区京橋1-7-2開館時間:10:00〜18:00(金曜日は20:00まで開館予定)休館日:6月14日(月)・28日(月)、7月12日(月)・26日(月)、8月2日(月)※最新情報は美術館ホームページを確認※予定は変更となる場合あり【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2019年11月22日大人女子には、休みの日に日常から離れて美術館巡りをして過ごしているという人もいるのでは?そのなかでも、人気の高い画家のひとりといえばフィンセント・ファン・ ゴッホ。現在、日本ではゴッホ展も開催されており、人気を博していますが、今回は新たなゴッホ像を描いている話題作をご紹介します。その作品とは……。感動体験を味わえる『永遠の門 ゴッホの見た未来』!【映画、ときどき私】 vol. 274パリでまったく評価されていなかった画家のゴッホ。“新しい光”を見つけるため、南フランスのアルルへと向かうことを決意し、春を迎えると同時にその願いは叶えられるのだった。そんななか、ゴッホは心酔していたゴーギャンと共同生活を始める。しかし、それも長くは続かず、ゴッホは再び孤独となってしまう。自らが見た世界をひたすらカンバスへと写し取り、創作へとのめり込むゴッホが最期に見ていたものとは……。本作は主演のウィレム・デフォーがヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞し、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされるなど注目を集めていますが、今回はゴッホに対して並々ならぬ思いを持っているこちらの方に、見どころをお話いただきました。ジュリアン・シュナーベル監督!『夜になるまえに』や『潜水服は蝶の夢を見る』などで高く評価されているシュナーベル監督。映画監督としてデビューする前から、画家として活躍していることもあり、劇中で使われているゴッホの絵を自ら描くほど、細部にまでこだわりを見せています。そこで、ゴッホへの思いや作品の裏側について語っていただきました。―脚本家のジャン=クロード・カリエールさんをオルセー美術館に誘い、一緒にゴッホの作品を見たことが本作を手掛けるきっかけにもなったそうですが、やはり絵からインスピレーションを受けた部分が大きかったのでしょうか?監督そうですね。ただ、私はカリエールとオルセー美術館に行く前、つまり映画を作るもっと前からゴッホの絵には興味がありました。そんなふうにもともとゴッホの絵を見ていたからこそ、この映画ができたのであって、カリエールからもまるでゴッホが私に話しかけているような気がしたとも言われたほどです。とはいえ、ゴッホをテーマにした映画はすでに山のように存在しているだけに、「我々はどうやって作ったらいいんだろうか?」というのは悩みましたよ。そこで思いついたのは、「彼に起こったかもしれないことやありえたかもしれない場面を作ってしまったらいい」ということでした。そうすれば、ほかの人が作った作品とは別のものができると考えたんです。―実際に、どのような場面を作り出したのでしょうか?監督たとえば、彼が兵士としてアルジェリアに行ったときのエピソードやキリストについての話、そして私が絵画について持っていた考えなどをゴッホを通して語れることに気がつき、入れることにしました。それから、ゴッホに絵の教養があったことをも見せたかったので、私が思いついたのは、ルーヴル美術館のなかを彼に歩かせること。そこで、ウジェーヌ・ドラクロワやフランシスコ・デ・ゴヤ、ディエゴ・ベラスケスの絵を目にしますが、ゴッホが生きていた当時は、ゴヤやベラスケスの絵はルーヴル美術館にはありませんでした。それでも、私がゴッホにそれらの絵を見せたいと思い、あえて入れることにしたのです。そんなふうに、私が伝えたいと思うストーリーを入れ、「絵とは何か」ということを表しました。―この作品を作ったことによって、監督自身が学んだこともありましたか?監督この映画を作るなかで、私はゴッホの考え方に深く入り込んでいったつもりです。と同時に、デフォーについてもいろいろと知ることができました。なぜなら、彼が演じるゴッホの自画像を私が描いたからです。そうやって見ることで学び、繰り返すことで、そのものに対する理解を得ることができました。そして、それによって私がどう変わったのかを考えることができたのです。私はすでに自分が知っていることを例示するために映画を作ったのではなく、作る過程で知らない何かを発見するために作ったと言えると思います。絵画は写真よりも雄弁に人を語っている―キリスト教に関する描写も印象的でしたが、それも制作のプロセスのなかで発見して作品に反映したのでしょうか?監督ゴッホの残した手紙を読むと、キリストについてかなり書かれており、彼は自分のことをキリストとみなしていたところがありました。劇中のゴッホと司祭の会話は私自身が作り上げたものですが、なかでもおもしろいと思ったのは、「キリストは死後30~40年経つまで誰も知らなかったんだよ」と彼らに言わせたことです。実際、ほとんどの人はそのことを知らず、死んだときすでにキリストは有名だと思っている人もいるくらいですから。だからこそ、名声と謎、神秘について話すのが興味深いと感じました。―そのほかにも、監督がこだわったセリフなどはありましたか?監督あとは、精神病院のなかでゴッホにベトナムについて話をさせるのも私にとってはおもしろいことでした。もちろん、患者同士でどのような会話をしたかという記録はなかったので、あの会話も私たちが作り上げたものですが、そこから生まれる感情は少なくとも私にはリアルに聞こえました。同じような意味で言うと、ゴッホが人を描いた絵のなかには、写実的ではないがゆえに見た目が本人には似ていないものもありましたが、そのなかに描かれているものは、写真よりも雄弁にその人を語っているように感じたのです。つまり、絵というのは、それ自体が現実であり、ある意味では写真よりも本人に近いものだと私は思っています。―本作を制作するということは、そんなふうにゴッホが何を見て、何を感じ、何を考えていたかをつねに考える作業でもあったと思いますが、もし彼に直接質問できるとしたら、聞いてみたいことはありますか?監督うーん、何を聞きたいかまったく思い浮かばないなぁ。でも、もしこの映画を観てくれたら、どう思ったかは聞きたいかもしれないね(笑)。―では、劇中で医師がゴッホに「どうして絵を描くのか?」と聞くシーンがありましたが、監督自身はなぜ映画を撮っているのでしょうか?監督もし「なぜ絵を描くのか?」と聞かれたら、私も同じように「考えを止めるため」と言うと思うけど、映画について聞かれたら、「もうその映画のことを考えなくて済むから」と答えると思いますよ。私にとっては、映画であれ、彫刻であれ、何かを描くことであれ、やりたいと思っていることをやっているだけ。そこにはロジックも理由もなく、ただやりたいからという思いだけです。だから、それに関わりたい、やっていたいという欲望に従っているということですね。そのなかで私のなかにあるルールはひとつだけで、それは「妥協しない」ということ。最初に思ったことや自分のベストを尽くすことだと思います。もしラッキーなら完成したときに、それに近いか思っていた以上のものができあがることがありますから。観客がゴッホ自身になれるように意識した―なるほど。また、今回はゴッホの視点から見たカメラワークにもなっているところもありますが、それは監督自身が主人公と重なって物語を作り上げていこうと思ったからですか?監督見ている人がまるで自分に起こっているような感じを受けるようには意識しました。つまり、観客がゴッホを見ているのではなくて、観客がゴッホになるということがアイディアのもとになっているのです。私は『潜水服は蝶の夢を見る』でも同じような手法を取りましたが、カメラが一人称を語るとき、違う機能を持つと考えています。それについて語るのではなく、それそのものになるということです。映画のなかで人は何度でも死を経験することができるように、映画を通じてその人の人生を生きることもできます。たとえば、死んでしまった詩人が描いた言葉が後世の人にも何かを感じさせることはできますが、それは絵画も映画も同じことなのです。―本作では、67歳のデフォーさんが37歳のゴッホを演じていますが、年齢を超越した存在感は見事でした。現場で、デフォーさんの役者としてのすばらしさを感じた瞬間があれば教えてください。監督もちろん、何度もありました。特に、彼とは長年の友人でよく知っていますが、作品のなかでは私の知らない人になっていたと感じるほどで、本当に素晴らしい俳優だと思います。私の妻も、彼の変貌ぶりには本当に驚いていたほどです。『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックがアカデミー賞の主演男優賞を獲りましたが、私からすれば、デフォーは去年の作品のなかで最高の演技だったと思います。とはいえ、彼らを比べることは、株の売買人とバスケットボールの選手を比べるくらいまったく違うものですけどね。でも、私は今回のデフォーの演技を見て誇りに思いましたし、彼と一緒に仕事ができたことは光栄なことでした。彼の演技というのは、映画が続く限り、ずっと残っていくものだと感じています。―確かに本当に素晴らしい演技だったと思います。それでは、最後に日本の観客にひと言お願いします。監督映画のなかには、ずっと日本に行きたがっていたゴッホが、マダガスカル行きを決めたゴーギャンに「日本がいいんじゃないの?」と言う場面があります。結局はフランスのアルルまでしか行けず、ゴッホは一度も日本には来ることができませんでしたが、日本に来たくて何とかしようとしていたのです。ちょうどいまは日本でも大きな展覧会が開催されていますが、私たちの映画も同じ時期に日本にやってきました。日本のみなさんがこの映画を観に来てくれたらきっとゴッホも喜ぶと思いますし、私たちもうれしいです。天才の見た景色を追体験する!これまでさまざまな形で描かれてきた天才画家ゴッホ。短い生涯のなかで、彼がどんなふうに世界を見て、私たちに何を伝えようとしていたのかを本作では体感することができるはずです。実際の絵を見ることできるいまの時期だからこそ、より深くゴッホの世界に浸ってみては?魂に訴える予告編はこちら!作品情報『永遠の門 ゴッホの見た未来』11月8日(金)新宿ピカデリー他全国順次ロードショー配給:ギャガ、松竹© Walk Home Productions LLC 2018
2019年11月06日展覧会「モネとマティス ―もうひとつの楽園」が、箱根のポーラ美術館にて2020年4月23日(木)から11月3日(火・祝)まで開催される。「モネとマティス ―もうひとつの楽園」では、19世紀後半、近代化する都市を離れ、パリ郊外のジヴェルニーの自邸に造成した睡蓮の池を繰り返し描いた、クロード・モネと、南仏のアトリエを調度やテキスタイルで装飾し、室内画を制作したアンリ・マティスに着目。モネは終の棲み家となったジヴェルニーにおいて、思うがままに庭を作り上げると、その空間をそのままアトリエとして、睡蓮の連作に取り掛かった。また、マティスは、モデルや意匠、調度品によって舞台さながらの装飾をアトリエ内に施して理想的な空間を作り上げ、自身の絵画表現に反映させた。それぞれ「庭」「室内」という作品の主題となる空間を作り上げ、画家の理想の楽園ともいうべき環境で絵画を追究したモネとマティス。自らの生きる環境を理想化し、テーマに据えて絵画制作に取り組んだ両者を比較しながら、国内外の作品を通じて共通点を浮き彫りにしていく。【詳細】モネとマティス ―もうひとつの楽園会期:2020年4月23日(木)~11月3日(火・祝)開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)場所:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285TEL:0460-84-2111料金:大人 1,800(1,500)円 / シニア(65歳以上) 1,600(1,500)円 / 大学・高校生 1,300(1,100)円 / 障害者手帳持参者及び付添者(1名まで) 1,000円※( )内は15名以上の団体料金。※中学生以下無料。※シニア割引、障害者手帳持参割引は、他の割引との併用は不可。※価格はすべて税込み。
2019年10月17日ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)から、「モネ」「ミュシャ」「ブリューゲル」の名画にインスパイアされた「巨匠のブラ」が、2019年10月9日(水)より発売される。名画イメージの「巨匠のブラ」ピーチ・ジョンの新作「巨匠のブラ」は、「モネ」「ミュシャ」「ブリューゲル」の代表作を繊細なレースやプリント、色使いで再現した新作ランジェリー。名画の魅力を活かしつつ、女性らしいデザインに仕上げている。展開されるバリエーションは、「ミュシャエクリュ」「モネブルー」「ブリューゲルブラック」の3種類。ブラと同様のデザインのパンティ、ソングも用意される。「ミュシャエクリュ」「ミュシャエクリュ」は“線の魔術師”とも称されるアルフォンス・ミュシャの名作『四つの花』の『薔薇』に着想した1枚。ミュシャが描く優美な曲線をイメージし、5色使いのケミカルレースで仕上げた。「モネブルー」“印象派の巨匠”と名高いクロード・モネの代表作『睡蓮』からインスパイアされたのは「モネブルー」。睡蓮や池の幻想的な世界観を、美しいグラデーションカラーで再現している。脇部分にあしらった睡蓮モチーフのレースもポイントだ。「ブリューゲルブラック」「ブリューゲルブラック」は、“花のブリューゲル”と呼ばれたヤン・ブリューゲル(子)の作品『机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇』を、7色の刺繍糸を使ったエンブロイダリーレースで表現したブラ。サイドベルト部分に透け感のある素材を用いることで、センシュアルな魅力もプラスしている。【詳細】ピーチ・ジョン「巨匠のブラ」発売日:2019年10月9日(水)・ブラ価格:3,980円+税サイズ:B~Fカップ UB65/70/75・パンティ・ソング価格:1,480円+税サイズ:S、M、L【問い合わせ先】ピーチ・ジョンTEL:0120-066-107
2019年10月12日東京・上野の森美術館で10月11日に「ゴッホ展」が開幕する。前日には、女優の杉咲花を迎えたオープニングイベントが開催された。強烈な色彩で人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)。37年という短い人生のうち、 画家として活動したのはわずか10年間である。本展では、第1部「ハーグ派に導かれて」、第2部「印象派に学ぶ」という、ゴッホの人生を変えた2つの出会いに沿ったセクションにて、約40点のゴッホ作品に加えポール・セザンヌやクロード・モネなどハーグ派と印象派を代表する巨匠たちの作品約30点に加え、ゴッホが綴った手紙の中の言葉を交えながら、ゴッホがいかにしてゴッホになったかを紐解いていく。杉咲花さんは、本展覧会のナビゲーターに就任し、会場音声ガイドのナレーションも務める。オープニングイベントでは、7年ぶりに来日するゴッホの晩年の作品《杉糸》(1889年6月、サン=レミ 油彩・カンヴァス メトロポリタン美術館)の前に、ゴッホが愛したとされる色の一つである、イエローのワンピースをまとって登場した。「特に注目していた作品は? 」という質問に対し、杉咲花さんは「《麦畑とポピー》を楽しみにしていました」とコメント。TOKYO FMでラジオ番組のパーソナリティーも務める杉咲さん。音声ガイドについては「絵を集中して鑑賞していただくための(おこがましいかもしれませんが...と謙遜しながら)手助けになればと思います」と話した。イベントの最後には、10月2日に22歳を迎えたばかりの杉咲さんへサプライズで、《麦畑とポピー》の複製画が贈られた。なお、本展覧会はその後兵庫県立美術館へ巡回(2020年1月25日から3月29日まで)する予定。【イベント情報】ゴッホ展東京展会期:10月11日~2020年1月13日場所:上野の森美術館住所:台東区上野公園1-2時間:9:30~17:00(金・土〜20:00)※入場は閉館の30分前まで休館日:12月31日、1月1日料金:一般1,800円、大学・高校生1,600円、中・小学生1,000円、小学生未満無料兵庫展会期:2020年1月25日~3月29日場所:兵庫県立美術館住所:神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1開館時間:10:00~18:00(金・土〜20:00)※入場は閉館の30分前まで休館日:月(祝祭日の場合は開館、翌火休館)料金:一般1,700円、大学1,300円、70歳以上850円、高校生以下無料URL:
2019年10月10日生涯で2,500人以上の女性と関係を持ったといわれ、“エロスの祭司”とも称された異端の詩人と、親友の妻との秘められた愛と官能の物語を紐解く『不実な女と官能詩人』(原題『CURIOSA』)が、11月1日(金)より公開されることが決定した。作曲家クロード・ドビュッシー、小説家アンドレ・ジッド、詩人オスカー・ワイルドなど高名な芸術家たちと交友を結び、影響を与えたといわれるフランス象徴主義の詩人ピエール・ルイス。彼の死後、自身で撮影したと思われる大量のポルノ写真が見つかる。そのモデルのうちのひとりは、著名な詩人ジョゼ・マリア・ド・エレディアの次女で、親友の妻だったマリーだった。道ならぬ恋におちた2人はどのように出会い、関係を結んでいったのか。なぜ、ピエールは女性の痴態を撮影し続けたのか。フランス文学史にその名を刻む異端の詩人、その秘められた愛と官能の物語が明らかにされる。主演をつとめたのは、『英雄は嘘がお好き』『パリの家族たち』などに出演し、いま注目を集めるノエミ・メルラン。そして稀代のプレイボーイ、ピエール・ルイスを演じるのは『ポリーナ、私を踊る』『KOKORO』『胸騒ぎの恋人』などで知られるニールス・シュネデールとフランスの次世代を担う若手スターが共演。監督は、新進気鋭の女性監督ルー・ジュネ。本作を単なる官能の物語ではなく、19世紀末、女性が思うように生きられなかった時代に自由に生きたいと願った1人の人間の人生の記録として描き出す。あらすじ19世紀、パリ。著名な詩人ジョゼ・マリア・ド・エレディアを父に持つマリーは、新進気鋭の詩人ピエール・ルイスと恋に落ちる。しかし、2人の思いを知ってか知らずか、両親は金銭的理由から同じくマリーに思いを寄せていたピエールの親友で貴族出身の詩人アンリ・ド・レニエとの結婚を決めてしまう。打ちひしがれたピエールはアルジェリアに渡り、女性の痴態・官能美を写真に収めることに情熱を傾け退廃的な生活を送る。アンリの一方的な思いだけが結べつけたマリーの結婚生活もまた、味気なく乾ききったままだった。1年後、ピエールが帰国したとのうわさを聞きつけ、マリーはたまらず彼のもとに駆けつける。「あなたと結婚したかった」――マリーが発した言葉、それが彼女とピエールの長い長い情交の始まりだった。セックス、文学、そして官能的な写真の数々。2人の奔放な関係は周囲の人々を巻き込み、思いも寄らない方向へ転がり始めてゆく――。『不実な女と官能詩人』は11月1日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月01日HACCI(ハッチ)人気のはちみつ洗顔石けんが、名画と華麗にまとった特別パッケージで登場。2019年9月21日(土)より、HACCI限定店舗、横浜美術館内特設ショップほかで数量限定で発売される。出店作品から選び抜いた作品とコラボレーション横浜美術館開館30周年を記念して開催される、「オランジュリー美術館コレクションルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展とHACCIがコラボレーション。出店作品の中から8作品をセレクトして、人気のはちみつ洗顔石けんのパッケージに名画をまとわせた。モネ、ルノワール、セザンヌなどバッグ型のキュートなパッケージには、オーギュスト・ルノワール《ピアノを弾く少女たち》や、ポール・セザンヌ《りんごとビスケット》をはじめ、クロード・モネやマリー・ローランサンなどの8作品をモチーフにした。コンパクトなトラベルサイズで、4つのモチーフを一つにし、ロゼコレクション、シャンパンコレクションと名付けて2種が展開される。はちみつを贅沢に10%以上配合した濃密泡は、もっちりうるおいを与えながら洗いあげてくれる。【詳細】HACCI(ハッチ)「はちみつ洗顔石けんトラベルサイズ<オランジュリー> 」5g×4個セット各1,800円+税発売日:2019年9月21日(土)数量限定発売取扱店舗:横浜美術館「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展 会場内特設ショップ、HACCI(ハッチ)限定店舗、HACCI(ハッチ)オンラインショップ【問い合わせ先】HACCI(ハッチ)TEL:0120-1912-83
2019年09月12日エルメス(HERMÈS)は、東京・原宿の「CASE W」にてエルメスのメンズの世界観を“ラジオ”を通して表現する「ラジオエルメス」ポップアップ・ステーションを2019年9月1日(日)から9月29日(日)までオープンする。エルメスのメンズの世界を“ラジオ”で表現する新イベントポップアップ・ステーションでは、エルメスがメンズの世界を表現した「ラジオエルメス(Radio Hermès)」の世界観を耳だけでなく視覚的も体験できる。収録スタジオを公開するほか、エルメスの最新メンズアイテムのユーモア溢れる展示やVR体験を楽しめる。グラフィックを軸に国内外で活躍の幅を広げるYOSHIROTTENがアーティスティック・ディレクションを手掛けた、遊び心たっぷりの会場で、男性だけでなく、女性も楽しめるような内容となっている。エントランスには、大画面で見る2019年秋冬コレクション映像足を踏み入れると感じられる、耳に寄り添うアナログな音。入口正面に置かれた大きなステレオが、ラジオ音源を流している。エントランスの大きな白い壁には、エルメス 2019年秋冬メンズコレクションのランウェイ映像が流れ、その横には収録スタジオが設置されている。収録スタジオではラジオ放送を毎日実施ラジオステーションでは、期間中、公開生放送を毎日実施する予定だ。ラジオ放送では、エルメスのメンズ部門のアーティスティック・ディレクター、ヴェロニク・ニシャニアンがクリエイションについて語るインタビュー映像や、さまざまな分野で活躍する彼女の友人たちとの東京での語らいなど、エルメスのメンズの洗練されたシンプルな世界観を、楽しさと驚きに満ち溢れた声や音楽にのせて届ける。スカーフ柄ジャケットのLPレコードから感じるエルメスの世界1階、中ほどにはラジカセが山積みにされており、そこにエルメスの新作バッグが置かれている。さらに、奥に進むと設置されているのは、1枚1枚エルメスのスカーフ柄ジャケットに収められたLPレコードの棚だ。LPレコードを専用の台に置くと、柄ごとに異なる音楽が流れる仕組みで、ヘッドフォンを装着して洗練された音楽の世界を楽しむことができる。各LPレコードには、まるで曲名かのようにスカーフ柄とそのデザイナーの名前が記されている。アーティストのスペシャルライブパフォーマンス映像&写真数あるコンテンツの中でも注目したいのが、「ラジオエルメス」のコンテンツとして開催する、3組のアーティストによるスペシャルライブパフォーマンス映像と、そのパフォーマンスを追体験できるVR映像。今回のイベントのため、世界で名を馳せるミュージシャン坂本龍一と、坂本のアルバムでも演奏を披露したことのある三味線奏者・本條秀慈郎のタッグ、そしてRADWIMPSとしてだけでなくソロ活動の幅を広げる野田洋次郎、海外アーティストとしてキャンプクロード(Camp Claude)が、国内各所でライブを行った。1階では、そのライブパフォーマンス映像を流すと同時に、風景を切り取った写真などを壁一面に配している。2階では、パフォーマンスライブを追体験1階で流れるライブ映像を存分に堪能したら、いざ2階へ。同フロアでは、ライブパフォーマンス会場さながらの臨場感を味わえるVR体験を用意した。映像は見てのお楽しみ。置かれている機械は限られているので、気になる人は早めの来場が良さそうだ。なお、同映像は、期間中に実施するインターネットラジオ「ラジオエルメス」の番組内で放送するほか、動画配信も行う。エルメスの年間テーマ「夢を追いかけて」を彷彿させるような2階の装飾2階に施された電飾は、エルメスの年間テーマである「夢を追いかけて」を想起させる。ペガサスの羽根が生えた新作スニーカーとともに、メゾンを象徴する馬車や御者が、夢を追いかけている様子が印象的だ。また、その隣には2019年秋冬コレクションで使用されるレザーやミンク、カシミヤウールなどの素材に包まれたLPレコードが並んでいる。エルメスの贅沢なファブリックの世界を身近に感じられる展示となっている。全番組が聞ける特別プログラムでフィナーレへこれまでファッション、音楽、カルチャー、食、旅などバラエティ豊かな番組を毎日放送してきた「ラジオエルメス」。9月29日(日)の開催終了まで残りわずかとなったいま、この3週間で放送した全番組を楽しめる集大成プログラムを実施。また、9月20日(金)には野村訓市が特別番組「TOKYO 2019 Special」を生配信でお届け。9月21日(土)、23日(月・祝)、24日(火)にはALI、WONK、 jan and naomiがライブ演奏の生配信を行う。【詳細】「ラジオエルメス」ポップアップ・ステーション期間:2019年9月1日(日)~9月29日(日)場所:CASE W住所:東京都渋谷区神宮前6-16-23営業時間:11:00~20:00※月~金:19:00~20:00、土日:14:00~16:00公開生放送予定。入場料: 無料
2019年08月30日箱根のポーラ美術館では、初となる現代アートの企画展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」展を、8月10日から12月1日まで開催。展覧会にあわせて制作された新作や、本展でしか鑑賞できないインスタレーション作品を公開する。オリヴァー・ビア《悪魔たち》(部分)2017年 16個の器、音響機器フォーリンデン美術館蔵(ワッセナー、オランダ)Image courtesy of the artist and Galerie Thaddaeus Ropac © Oliver Beer Photo: Stephen White「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」は、ポーラ美術館の企画展としては初めての現代美術の作家たちを本格的に紹介する展覧会。展覧会タイトルである「シンコペーション」(切分法)とは、音楽において、軸となる拍の位置を意図的にずらし、リズムを変化させることで楽曲に表情や緊張感をあたえる手法だ。今回の展覧会にあわせ、立地環境を活かしたインスタレーションや、ピカソ、セザンヌなど同館のコレクションにインスピレーションを受けて制作された新作が展示される。空間全体に広がるインスタレーション、音、映像作品、野外展示など、現代の作家たちによる多様な表現は、過去の巨匠たちの作品に今日的な光を当て、感覚を揺さぶるさまざまなリズムをもたらす。セレスト・ブルシエ=ムジュノ 《クリナメン v.7》 2019 年 Installation view: Pola Museum of Art© Céleste Boursier-Mougenot 写真:木奥惠三セレスト・ブルシエ=ムジュノの《クリナメン v.7》は、展示室内の窓から箱根の緑を望む空間に作り出した円形のプールに、大小の白い陶磁器を浮かばせ、偶然の衝突を誘発する作品。印象派のクロード・モネが、画家を志したころから水に注目し、後半生には自宅に睡蓮の浮かぶ池を造成して水面を繰り返し描いたように、水の流れや動きには、古今東西を問わず、思想、文学や美術において、「時のうつろい」の感覚が託されてきた。ここでは、2人の作家がそれぞれの時代に造りあげた環境の中で、久しくとどまることのない水面のうつろいが捉えられている。アブデルカデル・バンシャンマ 《ボディ・オブ・ゴースト》 2019 年 Installation view: Pola Museum of Art写真:木奥惠三ダイナミックな大地のヴィジョンをモノクロームのドローイングで表現するアブデルカデル・バンシャンマ。一方、バンシャンマが敬愛するクールベは、地殻変動の跡があらわな岩山や、起伏のある土地を画題に求めて森を探索した。アブデルカデル・バンシャンマ × ギュスターヴ・クールベの作品では、自然界の持つ底知れぬ生命力に魅せられたアーティストたちが、その魔力を筆にのせて驚くべき風景を描き出す様を感じられる。また、描くことの原点、さらにはリアリティを追究する主題として、画家たちが挑んできた肖像。渡辺豊は、ピカソ、セザンヌ、フジタとそのモデルたちの「名前」をインターネット上に求め、真偽の混じるいくつものイメージを参照しつつ、「キュビスム」を想起させるポートレートを制作。渡辺の探究の成果として、リアルでユーモラスなポートレートの現在形が呈示されている。スーザン・フィリップス《ロング・ゴーン》2006年 2チャンネル・サウンド・インスタレーションInstallation view: Aspen Art Museum, 2008 Photo: Susan Philipsz同美術館の森の遊歩道には、楽器や環境音、自身の歌声などを用いて、空間と物語、音に関する作品を制作するスーザン・フィリップスのインスタレーションが設置される。音楽の印象派とも称される作曲家ラヴェルの歌曲を題材とすることで、同美術館のコレクションの核をなす印象派絵画との共鳴を生みだした。第一線で活躍する12組の現代作家たちと、モネやピカソら近代芸術の巨匠とのセッションにより生み出される、新たな共鳴と響きを堪能してみては。【展覧会情報】「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」展会期:8月10日~12月1日会場:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285時間:9:00~17:00(最終入館は16:30まで)※会期中無休
2019年08月21日私「これは太陽?」A君「お日さまだよ」私「あぁ、お日さまなんだ、なんでお日さまなの?」A君「目や口があるからだよ」私「なるほど、目や口があるからお日さまなんだね」A君「そうだよ、でも太陽って呼んでもいいよ」これは先日、未就学児のA君が描いた絵についての、A君と私との対話です。短い中に、子どもとの対話のヒントが得られると思います。ここで私はA君の言葉を訂正せずに復唱し、「お日さま」と名づけた根拠を尋ねました。それによってA君が「太陽」を擬人化することで呼び方を変えているのだと知り、同時にA君も私の「太陽」という名づけ方を受容してくれました。こうした短い対話の中でも、作品を媒介に子どもの発言の論理的な思考の芽生えを理解し、刺激しながら、お互いを受容し、理解し合うという信頼関係が結ばれていきます。印象深かったのは、私たち2人の対話をA君のお兄さん(小学1年生)が優しく見守っていたことです。お互いを認め合うコミュニケーションの場の空気感は、周囲にも伝播してゆくものなのですね。子どもの7つの力を育てる「対話型鑑賞」を、家庭で実践してみよう前回記事『人間の知の基本フレームは、小学生のときに形成される!?新たな美術鑑賞法「対話型鑑賞」が育む7つの力』では、アメリカ発の新しい美術鑑賞教育法「対話型鑑賞」によって、子どもの7つの力が育つのだとお話ししました。では、7つの力である「観察力」「推論する力」「他者を受容して理解する力」「再考する力」「表現力」「自ら学ぶ力」「コミュニケーション能力」を育てるには、具体的に何をすればいいのでしょう?近年、「対話型鑑賞」ワークショップを実施する美術館もなかにはありますが、地理的・時間的な問題から、誰もが参加できるものではありませんね。しかし、心配はいりません。対話型鑑賞は、家庭で、親御さんと一緒に取り組むこともできるのです。今回から、親子が対話しながら芸術鑑賞をするうえでの実際の進め方や、子どもへの声かけのコツについてお話ししていきましょう。素材選びのポイント:子どもの能力に限界を設けない対話型鑑賞を始めるにはまず、素材が必要です。では、子どもと作品を鑑賞するにあたって、どのような素材を選んだら良いのでしょうか?素材を選ぶうえで、親御さんに必ず覚えておいていただきたい、大切なことがあります。それは、子どもの反応をあらかじめ想定した素材選びは禁物だということ。作品に対する印象や反応は、子どもの性格や年齢によっても大きく異なります。複雑な内容の作品や抽象的な作品は子どもには難しすぎる、謎めいた作品は恐怖心をそそるのでは、などと大人が勝手に決めつけるのはやめましょう。子どもに分かりやすいもの、正解がはっきりしているものを選ぶといった大人の一方的な発想が、子どもの自由な発想や感性、ひいては自立した思考を削ぎ落してしまうのです。先入観を捨て、子どもの想定外の反応に驚き、一緒に鑑賞を楽しむ姿勢を持ちましょう。素材自体は、アメリカの美術館の無料オンラインサービスで所蔵作品の高精度画像をダウンロードしたり、気軽に入手できるアート雑誌や画集を1冊購入するだけで、いくらでも手に入ります。本記事の後半で詳しく説明しますが、まずはその前にどのような作品を選ぶとどのような鑑賞ができるのか、お伝えしましょう。【作品例1】複雑な作品最初はアーティスト、Jose Manuel Aznar Diaz による複雑な作品から。複雑な内容の作品だからといって、不安に思うことはありません。子どもは大人の心配をよそに、自由に鑑賞を楽しむはずです。この作品を見て、あなたならまずどこに注目しますか?子どもは、作品を見るとき、作品の全体像よりも、まず様々な個々の部分に注目します。・描かれた人々はどのような人々なのか・何をしているのか・なぜそう思ったのかこれらを聴いてあげると良いでしょう。そして描かれている人から人へ視点が移動していく様を、子どもと一緒に辿っていきましょう。作品の解釈には、鑑賞者それぞれが育った環境や経験、好みや思考の特性が反映されます。つまり、子どもは作品の中に自己を投影するのです。子どもの思考形成の過程を見逃さずに、様々な立場への視点の移動、そして作品の一部分と全体との関係性に目が向けられると良いですね。【作品例2】謎めいた作品お次は、アーティスト Barbara Kroll による謎めいた作品です。これを見て、あなたとあなたのお子さんはどう感じるでしょうか。初めて見たときは、怖いと思われる方もいるかも知れません。しかし、じっくり見ていくうちに、優しい印象に変化していくはずです。作品1と同じように、まずは個々の部分に区切って見ていき、その後全体像を見直していくと良いでしょう。私が実際に本作品を使って対話型鑑賞を行ったときの子ども達の発言も、・最初は怖かったけれど、子どもの夢の世界だと思う・動物たちが子どもを優しく見守っているように感じると次第に変わっていきました。子どもを取り囲む動物の優しい眼差しには、我が子を愛する親御さんの姿が投影されているのかもしれません。優れた作品は、深い人間理解が込められているために、根源的な怖さを秘めているものです。子どもは、そのような作品の本質を敏感に感じ取る力を持っています。【作品例3】抽象的な作品例最後は、アーティスト Monique Virelaude による抽象的な作品を例に挙げましょう。子どもたちは、抽象的な作品を、様々な具体物に見立てていきます。これまでの鑑賞会でも、「テーブル」「コップとトースター」「ベッド」「氷」「雪国」など、子どもによる様々な見え方が示されました。子どもの中でどのように見えていても、決して否定せず、とことん聴いて、受け止めてあげましょう。実は本作品は、これまで私が実施した数多くの鑑賞会の中で、子どもたちに最も人気のある作品のひとつです。たとえどのようなモノに見えていても、子どもたちは「あたたかみがある作品だ」という印象を持ち、「きっと優しい人が描いたのだろう」と作者像にまで思いを馳せていきます。子どもたちは作品の「あたたかみ」や「優しさ」を、描かれた具体的なモノからではなく、場面構成や形状、色、タッチなどから自然に感じ取っているのです。大人はこうした子どもの感性を摘み取ることなく、大切に育む手助けをしていくことが大切です。親子の対話型鑑賞を成功に導く魔法の言葉 & NGワード親御さんの発言は、子どもにとって圧倒的な力を持っています。親御さんの発言次第で、子どもの感じ方や考え方が決定づけられてしまうこともあります。子ども自身が抱く印象や考えの発露を阻害しないよう、十分に気をつけながら対話を進めましょう。特に「きれい、優しい、楽しい」のような印象を語る言葉、「ママ(パパ)はこう思う」という判断を下す言葉を、大人から言うことは控えましょう。そうではなく子どもに、本人が抱いた印象や子ども自身の判断を自発的に語らせることが大切です。そのためには、子どもの発言を親御さんが復唱して理解を示し、そのうえで「どう感じたの?」「どう思ったの?」という質問を投げかけると良いですね。まず子どもの感想や考えを理解し、同意してあげることが、対話型鑑賞を成功に導くポイントです。対話を終え、子どもが自分自身の考えを伝えきった後なら、子どもも自分とは異なる他者の意見を受け入れる心の準備が整います。親御さん自身の印象や判断を語るのは、そのときまで待ちましょう。画像入手方法1. 美術館の無料オンラインサービスでは、対話型鑑賞に必要な素材はどこから手に入れれば良いのでしょう?アート作品の入手方法を5つに分けてご紹介しましょう。まず1つめは、オンラインで入手する方法。実は、アメリカの一部の美術館は、いつでもどこでも誰でも、オンラインで「無料」で所蔵作品を閲覧・ダウンロードできるサービスを展開しているのです。家庭での鑑賞用であれば、自由に作品を楽しめます。■メトロポリタン美術館「The Met Collection」まずは、ニューヨークのメトロポリタン美術館。約40万点の所蔵作品の高精細画像が用意されています。日本でも人気のフェルメールやモネ、ゴッホなどの有名な作品から、葛飾北斎や尾形光琳をはじめとする日本美術作品まで、多くの優れた作品をワンクリックで入手できます。■シカゴ美術館「Discover Arts & Artists」シカゴ美術館にも同様のサービスがあり、約4万点の豊富な所蔵作品がダウンロードできます。ゴッホの代表作のひとつ「ファンゴッホの寝室」、ジョルジュ・スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」、クロード・モネの「睡蓮」など、一度は見たことのある美術作品ばかり!もちろん、他にもたくさんのアーティストによる作品が公開されているので、あえて知らない作品を選び、お子さんと一緒に一から鑑賞を楽しむのもいいですね。どちらも閲覧できる全ての作品がダウンロードできるわけではありませんが、画像の下に[↓]のマークのあるものは、[↓]をクリックすることで入手可能です。ダウンロードできるものはプリントアウトして使っても良いですし、そうでなくてもタブレットなどで見て楽しんでもいいかもしれません。わずらわしい会員登録は不要です。英語がわからなくても感覚的に操作できる作りになっており、簡単に検索もできます。お子さんとの対話型鑑賞に大いに役立つでしょう。画像入手方法2. アート雑誌月間雑誌から別冊のものまで、様々な雑誌があります。おすすめ3選をご紹介しましょう。■月間『芸術新潮』(新潮社)幅広い読者を持つ、月刊の芸術総合雑誌です。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、様々な美を独自の切り口で紹介しています。■『別冊太陽』(平凡社)豊富な資料、美しいビジュアルと共に、毎号ひとつのテーマを深く掘り下げて紹介しています。■月間『教育美術(Art in Education)』(教育美術振興会)学校美術教育を中心とした専門誌です。全国の幼稚園や保育所、小学校、中学校など、造形・美術教育に携わる人々のニーズに合わせた情報提供が中心ですが、アート教育に興味のある親御さんが読んでも楽しめるかもしれません。画像入手方法3. ムック本画集よりも安価に入手でき、多数の作品が収録されたムック本。まるで美術館にいるような気分になれる、以下の2点をご紹介します。■『【完全ガイドシリーズ231】美術展完全ガイド2019』(晋遊社)2019年の美術展の見どころが網羅されています。親子で美術館に行く機会のある方は、どの美術展に行こうか決める際の参考にもなります。■『BRUTUS特別編集合本・日本美術がわかる。西洋美術がわかる。』(マガジンハウス)『日本美術総まとめ』特集と『西洋美術総まとめ』特集の合本で、日本美術と西洋美術の名品250点のカラー図版が掲載されています。画像入手方法4. 画集様々な出版社から画集が出版されています。好きな作家やテーマ別にそろえていくのもいいですね。■『新潮美術文庫』全50巻(新潮社)古典から現代美術まで、幅広いセレクションが揃っています。新書サイズで持ち運びやすく、1冊1,200円(税別)と、手ごろな価格で入手できます。気に入った作家の作品を選ぶといいでしょう。■『新潮日本美術文庫』全45巻(新潮社)一冊につき一人ずつ、日本美術界を代表する作家に焦点を当てています。『新潮美術文庫』同様、気軽に購入できます。入門書としておすすめの全集です。■『Art Gallery テーマで見る世界の名画』全10巻(集英社)中高の教科書に掲載されている作品も多数収録された、大判の全集です。「肖像画」「風景画」「静物画」「歴史画」「象徴と寓意」など、テーマ別に分かれています。上記の画集に比べるとお値段は張りますが、年表や時代背景などの解説も豊富で、見応えがあります。画像入手方法5. 美術館のポストカードや図録美術館のショップでは、様々な作品のポストカードや図録が販売されています。手のひらサイズのポストカードで鑑賞するのも楽しいですよ。気に入った作品があれば、図録を購入してもいいですね。美術館にお出かけの際は、お土産を探す感覚で、楽しみながら探してみてください。次回は、親子で対話型鑑賞を進める上での「鑑賞の場の設定」、そしてさらに具体的な対話の実例をご紹介します。※Jose Manuel Aznar Diaz、Barbara Kroll、Monique Virelaude による作品画像は、それぞれのアーティストのフェイスブックから許可を得て使用しています。個人の鑑賞以外の用途の使用はできませんので、ご注意ください。
2019年07月01日エス・テー・デュポン(S.T. Dupont)から、クロード・モネの「印象、日の出」を描いた限定コレクションが登場。「印象、日の出」コレクションは、最初の印象派作品として知られるモネの「印象、日の出」が描かれた1872年と、エス・テー・デュポン創設が同じ年であることをきっかけに誕生した。モネの「印象、日の出」に着想を得た本コレクションでは、ペンやライターを展開。原画と同様の顔料を使用し、職人の手で「印象、日の出」を描き、モネのサインも刻印することで、より特別感のある限定アイテムに仕上げた。「ラインD」万年筆とボールペンは、蓋部分に「印象、日の出」のオレンジ色の太陽で徐々に明るくなる風景を表現した。ボディの艶やかなブルーナチュラルラッカーとイエローゴールドに調和して、煌きをまとった上品な雰囲気になっている。その他、モネ作品をエンボス加工で描いたパスポートカバーと万年筆がセットになった「ライティングキット」と、ブルーのパイプとライター「スモーキングキット」もラインナップする。なお、アイテムは、各1872個の数量限定販売のため、早めのチェックをおすすめする。【詳細】エス・テー・デュポン 限定モネコレクション「印象、日の出」<数量限定>発売時期:2019年4月6日(土)価格:・ラインD 万年筆 253,000円+税・ラインD ボールペン 188,000円+税・ライン2 ライター 274,000円+税・スモーキングキット 336,000円+税・ライティングキット 310,000円+税※各世界限定1872個【問い合わせ先】エス・テー・デュポン 銀座ブティックTEL:03-3575-0460
2019年04月12日出演者たちがチームでクイズやゲームに挑戦するバラエティ「ネプリーグ」の12月10日(月)今夜の放送回に「Sexy Zone」中島健人、中条あやみ、「King&Prince」岸優太ら映画『ニセコイ』チームが参戦、「歳の差対決」を繰り広げる。「Sexy Zone」のメンバーとして活躍する一方、俳優としても『銀の匙 Silver Spoon』『黒崎くんの言いなりになんてならない』『心が叫びたがってるんだ。』『未成年だけどコドモじゃない』などの映画や放送中の「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」といったドラマまで幅広く出演する中島さん。モデルとしての活動とともに「ハーゲンダッツ」「GU」など多数のCMにも出演。『ライチ☆光クラブ』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』などの作品で女優としても活動。覆面バンドのボーカル役を演じた『覆面系ノイズ』からは劇中バンドとしてメジャーデビューも果たすなど多面的に活躍する中条さん。「仮面ティーチャー」で俳優デビュー、「お兄ちゃん、ガチャ」や『黒崎くんの言いなりになんてならない』などの作品でフレッシュな魅力を振りまきながら、今年「King&Prince」のメンバーとしてCDデビューも飾った岸さん。彼らが今夜対決するのは芸歴42年の六平直政、“2時間ドラマの新女王”中山忍、幅広い役柄を演じる実力派の神保悟志によるベテラン俳優チーム。おなじみ“セクシーキャラ”で絶好調の中島さんは中条さんと新コーナーに挑む。また今回番組初出演となる岸さんはジャニーズの先輩・中島さんを前に恥ずかしい姿は見せられないと奮闘。フレッシュな若手とベテラン勢の対決の行方をお楽しみに。今回参戦した中島さん、中条さん、岸さんらが出演する映画『ニセコイ』は12月21日(金)より全国公開。中島さん演じる極道一家の一人息子・一条楽、中条さん演じるギャング組織の一人娘・桐崎千棘は性格も真逆、相性も最悪なのだが、お互いの組織の抗争を鎮めるために“偽物の恋人=ニセコイ”を強制的に演じることになってしまう…というラブコメディ。岸さんは楽の親友でお調子者で情報通の舞子集役で出演、そのほか純真無垢な小野寺小咲に池間夏海、銀髪にメガネ+トレードマークのピンクスーツで鋭い眼球で楽を監視するクロードにDAIGO、また橘万里花役で島崎遥香といったキャストが集結した。“歳の差対決”で盛り上がる「ネプリーグ」は12月10日(月)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ニセコイ 2018年12月21日より全国東宝系にて公開©2018映画『ニセコイ』製作委員会
2018年12月10日中島健人と中条あやみが“偽物の恋人”に扮する異色ラブコメ『ニセコイ』。この度、原作漫画が連載されていた「週刊少年ジャンプ」との強力タッグが実現、中島さんや中条さんらによる“ニセ表紙ビジュアル”などのコラボ企画が判明した。12月10日発売の「週刊少年ジャンプ」新年2号の誌面には、「もし実写キャストがジャンプの表紙を飾ったら!?」をテーマに制作された“ニセ表紙ビジュアル”が掲載。お馴染みのジャンプロゴや見出しコピーワークなど“ホンモノ”さながらの“ニセ表紙ビジュアル”は、ギャング組織の一人娘・千棘(中条さん)や、小咲(池間夏海)、万里花(島崎遥香)の美女3人に囲まれ強烈な変顔を披露する主人公・楽(中島さん)や集(King & Prince岸優太)、クロード(DAIGO)も登場。連載時は何度も表紙を飾った人気漫画「ニセコイ」が、映画の実写キャストで“ニセ表紙”を完全再現する。さらに12月17日発売の新年3号では、「週刊少年ジャンプ」誌面では超レアとなる、実写キャストによるグラビアがカラー6ページに及ぶ特大規模で実現。中条さん、池間さん、島崎さんの3人が劇中に登場する制服に身を包み、千棘、小咲、万里花としてグラビア撮影、本編では描かれないクリスマスを目前にした彼女たちの様子が完全オリジナルで撮り下ろされた。また、撮影現場にも足を運び、映画公開を楽しみに応援している原作者・古味直志先生が23ページにも及ぶ「ニセコイ」完結後2年ぶりとなる新作番外編を描き下ろし。映画公開記念の読み切りとして「週刊少年ジャンプ」にニセコイが帰ってくる。さらには映画ポスターを古味先生が漫画イラスト化したポスターセンターカラーや、中島さん&中条さんの対談インタビューなど、コラボ企画は盛りだくさん。「いやー、笑いました!楽しかった!」と語るのは映画を鑑賞した原作の古味先生。「とにもかくにも楽を演じてくれた中島健人さんの顔芸が面白すぎる。大笑いしつつも『ここまでやってしまって大丈夫なのか…』と思わず心配してしまうレベルの変顔のオンパレード。小咲とのアレコレを妄想する時の顔は個人的にツボでした!さらに中条あやみさんも負けてたまるかと変顔を繰り出すので、エライことになっていました」と太鼓判。本格的なアクションシーンにも触れ、「中条さんのジャンプと楽へのキックは超人レベルになっていました(笑)。台詞や背景のひとつひとつに原作へのオマージュもたっぷり詰まっていて嬉しかったです。原作者の僕が思い切り笑えて楽しめたのだから、ファンの方も満足できると思います」と語っている。「週刊少年ジャンプ」の担当編集者も「漫画『ニセコイ』の魅力といえば、相性最悪の楽と千棘がニセの恋人を演じるというコメディ、楽が10年前に結婚の約束を交わした女の子の正体とは…というミステリー、楽と千棘・小咲・万里花・鶫…といったヒロインたちが織りなすラブストーリー、そしてなんといっても個性豊かで可愛いヒロインたち!今回の映画は、その原作漫画の魅力を余すことなく取り入れて頂きつつ、さらに原作をも超える(?)ハイテンションっぷり」が魅力と語り、大満足の様子だ。『ニセコイ』は12月21日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニセコイ 2018年12月21日より全国東宝系にて公開©2018映画『ニセコイ』製作委員会
2018年12月10日プラスワンゲストを加えた「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦する「VS嵐」の12月6日(木)今夜放送回に中島健人、中条あやみ、池間夏海、島崎遥香、岸優太、DAIGOら映画『ニセコイ』キャスト陣が参戦する。ジャニーズJr.時代から絶大な人気を誇り、2011年には「Sexy Zone」としてCDデビュー。俳優としても「BAD BOYS J」シリーズや『黒崎くんの言いなりになんてならない』『心が叫びたがってるんだ。』『未成年だけどコドモじゃない』など数々の作品に主演してきた中島さん。「Seventeen」モデルから女優の道へ。『ライチ☆光クラブ』のヒロイン役や同世代の若手女優が集結した『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』などで注目されると『覆面系ノイズ』『3D彼女 リアルガール』では主演を務めるなど着実に成長を遂げてきた中条さん。この2人に加え、沖縄から現れた期待の新星・池間さん、朝ドラ「ひよっこ」などで知られる島崎さん、「King&Prince」として今年CDデビュー、俳優としても注目される岸さん、アーティスト活動にバラエティで活躍するDAIGOさんら、『ニセコイ』のキャスト陣が集結。対する「嵐」チームは「TKO」をプラスワンゲストに迎える。“セクシー王子”中島さんはどんな戦いぶりを見せるのか?今年音楽界に旋風を巻き起こした“キンプリ”岸さんの「嵐」も爆笑した特技とは?「音嵐」では中条さんが大活躍、DAIGOさんのキャラが炸裂するロックシュートにも注目。映画『ニセコイ』は極道一家の一人息子・一条楽(中島さん)と、ギャング組織の一人娘・桐崎千棘(中条さん)が、性格真逆で相性最悪にも関わらず、お互いの組織の抗争を鎮めるために“偽物の恋人=ニセコイ”を強制的に演じさせられることから始まるラブコメディ。もうひとりのヒロインとなる純真無垢な小野寺小咲を池間さんが演じ、突如として楽と千棘の学校に転入してくる、橘万里花には島崎さん、楽の親友である舞子集には岸さん、銀髪にメガネ、トレードマークのピンクスーツを着て鋭い眼球で楽を監視するクロードにはDAIGOさんといったキャスティング。『ニセコイ』は12月21日(金)より全国にて公開。「VS嵐」は12月6日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ニセコイ 2018年12月21日より全国東宝系にて公開©2018映画『ニセコイ』製作委員会
2018年12月06日おいしいパンで有名な〔DONQ(ドンク)〕が、クリスマス向けにヨーロッパの伝統菓子が楽しめる「クリスマスフェア」を開催!クリスマス当日だけではなく、それまでのアドベント期間も大事にするヨーロッパでは、さまざまなお菓子が長く親しまれてきました。今回は〔ドンク〕で販売されるクリスマスのお菓子をご紹介します!イタリアの定番☆《クリスマスパネトーネ》税込価格:2,160円(1/4カット:519 円)まずご紹介するのは《クリスマスパネトーネ》。イタリアで定番のクリスマス菓子なのだそうです。クリスマスまでのアドベント期間になれば、このお菓子を親戚やお友達にプレゼントする習慣があります。〔ドンク〕の《クリスマスパネトーネ》はリエビト種と呼ばれる特別な培養酵母を使い、じっくりと発酵させて作ります。そのため、食感ととてもソフトになっています!高さのあるドーム型の形からも、そのふわっふわな感触が伝わってきそうです。中にはサルタナレーズン、オレンジピール、シトロンピールなどのドライフルーツを混ぜ込み、食感も楽しめる一品に☆黄金のおいしさ♡《パンドーロ》税込価格:1,188円次にご紹介する《パンドーロ》もイタリアの伝統菓子。一見普通のパンのように見えますが、切り分ければその中身に驚くこと間違いし!なんと、とってもきれいで鮮やかな黄色になっているんです☆そもそも《パンドーロ》という名前が「黄金のパン」という意味なので、名前の通りですね。食感は溶けるようにやわらかいのが特徴。卵や牛乳、バターなどを使い、ふっくらと高さのある形に焼き上げています。ドイツの味わい☆《シュトーレン》税込価格:1,728円(2枚入り:432円)続いてご紹介するのはドイツで親しまれてきたお菓子、《シュトーレン》。最近ではクリスマスマーケットに登場したりして、日本でも知名度が上がっています。〔ドンク〕の《シュトーレン》はラム酒等の洋酒でじっくりと漬け込んだドライフルーツやクルミ、アーモンドがたっぷりと!本場ドイツにまさる味わいなんです。アドベント期間に楽しまれるこちらのお菓子は一気に食べるのではなく、毎日少しずつ味わうのがポイント。クリスマスが近づくのを楽しみにしながら食べるのも楽しそうですね♪伝統の味わいとクリスマスを迎えよう〔ドンク〕で発売されるクリスマス菓子をご紹介しましたが、どれも伝統的な味わいを存分に楽しめるようになっています。クリスマス当日のディナーもいいけれど、それまでのアドベント期間にもおいしいお菓子が楽しめるのはうれしいですよね☆2018年12月1日(土)からは、1000円(税込)以上購入した方には、〔ドンク〕のパン袋やメニュー表などを担当したクロード・ヴァレンヌ氏の作品を集めた「2019年版カレンダー」を先着でプレゼントしているそうです!〔ドンク〕のクリスマス菓子であま~いクリスマスを迎えましょう♪
2018年11月27日人気ラブコメ漫画を、中条あやみと中島健人のW主演で実写化する『ニセコイ』から、本作の世界観を48パターンのスタンプで表現したビジュアルが公開された。この度、公開されたのは、映画『ニセコイ』の世界を、相撲の決まり手「四十八手」のオマージュとして、48パターンのスタンプで表現したビジュアル。「偽物の恋をするとこうなります」という決まり手、全48種を出演キャストが披露する、映画ならではの表現が詰まっている。強烈な変顔のオンパレードで新境地を見せる一条楽役の中島さんと、リアル金髪を披露した桐崎千棘役の中条さんをはじめとして、もうひとりのヒロインであり、純真無垢な小野寺小咲演じる池間夏海さん、銀髪にメガネ、トレードマークのピンクスーツを着て鋭い眼球で楽を監視するクロード役のDAIGOの姿も。ほかにも、原作では突如として楽と千棘の学校に転入してくる、橘万里花役の島崎遥香や、楽の親友である舞子集役の「King&Prince」岸優太、小野寺の親友である宮本るり役の河村花、千棘のボディーガードとして転入してくる鶫誠士郎役の青野楓らが、各キャラのチャームポイントに合った“決まり手”を披露している。楽と千棘のケンカップルならではの、照れるときは、殴ってごまかす「照れ殴り」から、胸キュンの定番「壁ドン」ならぬ、壁ドンされたら膝蹴り一発の「壁ドン返し」など、カップルのふりをしなくてはいけない2人の苦労が垣間見える。また「番外編」では、周りに気を遣いすぎて想い伝えられない小咲の決め技「恋愛忖度」や、楽をずっと監視するクロードの「監視24時間」や、さらには謎のモザイクがかかった「地獄ケーキ」なるものまで。原作ファンは思わずニヤリとしてしまう決めても満載だ。このビジュアルはチラシにも掲載されているので、公開前に『ニセコイ』の世界観を楽しんでみてはいかが?『ニセコイ』は12月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニセコイ 2018年12月21日より全国東宝系にて公開©2018映画『ニセコイ』製作委員会
2018年10月04日エスティ・ローダー(Estée Lauder)の孫娘、エアリン・ローダーが手掛けるライフスタイルブランド「エアリン(AERIN)」による「エアリン フラグランス コレクション」が日本初上陸。2018年9月25日(火)から、全国の髙島屋15店舗におけるエスティ ローダー カウンター、および髙島屋オンラインストアで限定発売される。「エアリン」とは「エアリン」は、ファッションやアート、旅、デザインなどを愛するエアリン・ローダーが、2012年に創設したラグジュアリーライフスタイルブランド。"エフォートレスに、美しく"をテーマに、自身のライフスタイルから発想したビューティ、アクセサリー、ホームカテゴリーのアイテムを提案している。「エアリン フラグランス コレクション」6つの香りで初上陸エスティ ローダー日本上陸50周年を迎える記念すべき年に、日本で限定発売される「エアリン フラグランス コレクション」は、エアリン・ローダー自身の人生と記憶、彼女が愛する香調やその原料を着想源に開発された。また、コレクションを構成するフレグランスの組み合わせを通して、彼女の人生や思い出を新たな側面から表現することを試みている。日本では、「エアリン フラグランス コレクション」の中から、厳選された6種類の香りを展開する。冬のブランケットを表現「アンバームスク」寒い雪の夜に包まれるブランケットのような「アンバームスク」は、官能的なフローラルとアンバー、クリーミーなムスクをブレンドした。なめらかな印象のアンブロックスが香ると、みずみずしいココナッツウォーターが弾け、ローズが華やかさを添える。最後はムスクなどが温かみを加え、長い余韻を残す。春の花々をイメージ「ライラックパス」あっという間に咲き、すぐに散ってしまう春の花々を捉えた「ライラックパス」は、ライラックの花の甘やかな香りをメインに。生い茂る緑のようなガルバナムが続き、クリーミーなジャスミン ラクトンが、やわらかなアンジェリカ シード オイルやオレンジ フラワーと混ざり合う。デニムを愛する現代女性を表現「イカットジャスミン」ジーンズを愛するような、モダンな女性像を表現した「イカットジャスミン」は、ジャスミン サンバックとジャスミン エジプト インフュージョンの贅沢な組み合わせに、エキゾチックなチューベローズを加えた。さらに、ハニーサックルの花の繊細なアロマが感覚を刺激し、存在感溢れるチューベローズ インフュージョン、サンダルウッドが、きらきらと光輝くような奥行きをもたらす。水連に着想「ウォーターリリーサン」クロード・モネが描いた「睡蓮」でその名を知られるフランス・ジヴェルニーの庭園の睡蓮から着想を得たのは「ウォーターリリーサン」。シチリア産ベルガモットと、青々と茂るようなグリーンノートが、水面に映る陽の光のように爽やかでまばゆい印象を与える。さらに、優美な睡蓮と、柔らかくエキゾチックなジャスミン サンバックが奥行きと強さもたらし、甘いムスクが温かみを添える。地中海を旅するような「メディトレニアンハニーサックル」紺碧の海に陽光がまばゆく降りそそぐ地中海を旅しているかのような「メディトレニアンハニーサックル」は、優しく甘いハニーサックルと、爽やかなグレープフルーツをブレンドした心地よい香り。イタリア産ベルガモットに、マンダリンオイルとグレープフルーツを合わせた爽やかなシトラスが、カシスのつぼみのジューシーなグリーンノートと共に続く。スズランと壮麗なガーデニアがハニーサックルの甘い香りと寄り添うと、官能的なジャスミン サンバック アブソリュートとアンバー、ムスクが包み込むように香り立つ。モロッコの港町タンジェを表現「タンジェヴァニーユ」「タンジェヴァニーユ」では、濃厚なバニラとすがすがしいベルガモットを組み合わせ、魅惑的なモロッコの港町タンジェを表現。イタリア産ベルガモットと、ブルガリアンローズの花びらが香り立つと、世界最高級とされるマダガスカル産バニラが続く。次にベンゾインとトンカビーンがバニラの温かみに官能を添え、アンバーが魅惑的な輝きを与える。ラストはサンダルウッドとムスクが、優美なヴェールで包み込む。パッケージは天然石や花々から着想パッケージは、エアリン・ローダーの洗練されたフェミニンスタイルをベースに、彼女自身の生活に欠かせない天然石や花々など、自然界の要素に着想を得て制作された。上品なクリアボトルのトップには、それぞれの香りを象徴するパステルカラーのストーンを飾っている。また、「エアリン」を象徴するゴールドカラーも、随所に散りばめた。ボックスには「エアリン」の色鮮やかなテキスタイルプリント柄を配している。【詳細】エアリン フラグランス コレクション 全6種 各50mL 14,000円+税<限定発売>発売日:2018年9月25日(火)販売場所:全国の髙島屋15店舗におけるエスティ ローダー カウンター、および髙島屋オンラインストア・エアリンアンバームスクオーデパフュームスプレィ・エアリンライラックパスオーデパフュームスプレィ・エアリンイカットジャスミンオーデパフュームスプレィ・エアリンウォーターリリーサンオーデパフュームスプレィ・エアリンメディトレニアンハニーサックルオーデパフュームスプレィ・エアリンタンジェヴァニーユオーデパフュームスプレィ
2018年09月06日新しい「睡蓮」の世界が登場!神奈川県・箱根で、「増田セバスチャン×クロード・モネ "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-"」が2018年7月22日(日)~12月2日(日)の期間開催されます。色とりどりの素材で独自の世界観を織りなす作品を制作し続けているアートディレクター・増田セバスチャン氏が、「ポーラ美術館」にて大型インスタレーションを制作。モネの「睡蓮の池」にみられる絵具のタッチを、色彩豊かなマテリアルやオブジェに置き換えて新たな「睡蓮」の世界を再構築します。「増田セバスチャン×クロード・モネ "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-"」の見どころ鑑賞者が作品に入り込めるインタラクティブな仕掛けが用意されています。展示室内に取り付けられたカメラが、センサーで鑑賞者をとらえ、鑑賞者の動きとともに変化する映像が作品内に投影されます。会場内に複数設置された、エレクトロニカミュージシャン・細海 魚(ほそみ さかな)による音楽も、鑑賞する時間や鑑賞者の動きによって繊細に変化し、鑑賞者と作品世界を融合させるインタラクティブな体験ができます。「睡蓮」にインスパイアされたスイーツも登場!併設されたカフェ・レストランでは、イベント内容にインスパイアされたカラフルなスイーツ「睡蓮(単品:1,080円/コーヒーまたは紅茶付き:1,440円)」がいただけます。現代の素材で新たに構成されたモネの世界は、モネの作品の新しい楽しみ方を提示してくれます。モネの世界観をモチーフにしたスイーツにも注目です。増田 セバスチャン(ますだ せばすちゃん) プロフィール増田 セバスチャン(ますだ せばすちゃん)は、アーティスト/アートディレクターです。演劇や現代美術の世界で活動した後、1995年にショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。 きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MV美術や「KAWAII MONSTER CAFE」のプロデュースなど、原宿の“Kawaii”文化を軸に作品を制作しています。2018年6月には著書『世界にひとつだけの「カワイイ」の見つけ方』を発売。2020年に向けたアートプロジェクト「TIME AFTER TIME CAPSULE」を世界10都市で展開中です。展示会開催概要・展示名:「増田セバスチャン×クロード・モネ "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-"」・開催期間:2018年7月22日(日)~ 12月2日(日)会期中無休※ モネ「睡蓮の池」は開催期間中、「ルドン ひらかれた夢」展にて展示しています。※「ルドン ひらかれた夢」展は2018年9月27日(木)のみ展示替のため休室。・主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館・企画:ソニー・デジタル エンタテインメント/スピーディ・協力:Lovelies Lab. Studio/株式会社ハローポーラ美術館について「ポーラ美術館」は、2002年に神奈川県・箱根に開館されました。ポーラ創業家2代目の鈴木常司氏が40数年間にわたって収集した、西洋絵画・日本の洋画・ガラス工芸・古今東西の化粧道具など総数約1万点の作品が収蔵されています。・開館時間:9:00~17:00(入館は16:30 まで)・休館日:無休(展示替えのための臨時休館あり)・所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285・TEL:0460-84-2111・入館料:大人 1,800円/大学生・高校生 1,300円/中学生・小学生 700円(土曜日無料)イベント情報イベント名:Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-催行期間:2018年07月22日 〜 2018年12月02日住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285ポーラ美術館電話番号:0460-84-2111
2018年08月10日7月14日より、横浜美術館で『モネ それからの100年』が開催中。同美術館にとっては初めてのクロード・モネ展であり、“モネの作品と現代アートを結びつける”をテーマに、クロード・モネの作品25点と、現代美術家26名66点の作品を関連づけた意欲的な展示となっている。【チケット情報はこちら】日本でも特に人気の高いモネは、3年に1度は国内での回顧展が開催されている。今回は日本初公開となるモネの絵画『バラの小道の家』『ヴィレの風景』も見ることができ、モネ好きにはたまらない。展示は全四章に分かれ、モネの作品と対比するように、現代美術家の作品が並ぶ。ジャンルは絵画に止まらず、版画、写真、映像など。そうそうたる作家の顔ぶれは、アンディ・ウォーホル、マーク・ロスコ、丸山直文、松本陽子ら多彩だ。第一章では、モネの30代前後の作品が中心。モネが色彩と筆触へのこだわりを強めていく様子が感じられる。向かいの壁には現代作家の作品を展示。向かい合うことで、150年前を生きるモネの先駆性が強調される。第二章では、モネ独特の「色調」と「光」の表現に注目。額縁の外にまで滲み出すようなモネの作品を追った。同時に、モネの空間表現や光のイリュージョンを感じさせる現代作家の作品を並べる。第三章は、モネへのオマージュ。モネの作品に影響を受けながらも、まったく異なる手法の美術作品が並ぶ。来場者たちは有名なモネの『睡蓮』などにじっくりと見入りながら、その面影を現代美術作品の中に探していく。すると、題材も時代も異なるのに、現代の作品の中にモネを見つけることができる。第四章は後期の作品が中心。前章までとは違い、ここではモネの作品と現代作家の作品が交互に並べられる。まさに100年の時を超えてモネと現代が混じり合うよう。「モネの作品を見るように現代アートを見られるように」と、展示担当者・松永真太郎氏(横浜美術館 主任学芸員)の思いが込められている。モネの代表作である睡蓮の連作をオマージュし、福田美蘭氏がうつろう夜明けのビル夜景を描いた『睡蓮の池』の前には、ひとだかりができている。その横には、横浜美術館の展示にのみ限定出品された新作『睡蓮の池 朝』。朝焼けの蜃気楼に揺れるビル群の、光と色の表現は“現代の睡蓮”と呼びたくなる。『モネ それからの100年』は9月24日(月)まで。館内ではゆっくりとモネの「光」と「色彩」の合間を歩きながら、100年の時を越えた現代美術への旅が楽しめる。文・取材・撮影:河野桃子
2018年07月30日中島健人&中条あやみのW主演で、「週刊少年ジャンプ」で2011~2016年まで連載された同名大ヒットコミックを実写映画化する『ニセコイ』。この度、先日の特報&ティザービジュアルで強烈な変顔を見せた中島さんや、リアル金髪を披露した中条さんをはじめとする強烈キャラクターたちのビジュアルと、撮影現場を訪れた原作・古味直志先生がそれぞれに贈る絶賛コメントが到着した。先日解禁された特報&ティザービジュアルの衝撃も記憶に新しい本作。中島さん、中条さんをはじめとする8人のキャスト陣は相当な気合で今作に臨んだそうで、今回それぞれのキャラをアピールするビジュアルからもそれがうかがえる。一条楽(中島さん)と桐崎千棘(中条さん)はまさに一触即発状態の険しい表情で、こぶしを突き上げる千棘と弱腰の楽は、まさにその力関係が表れたキャラビジュに!さらに、最強にキュートな笑顔で手を振る純真無垢な小野寺小咲(池間夏海)、銀髪にメガネ+トレードマークのピンクスーツで鋭い眼球で楽を監視するクロード(DAIGO)ほか、橘万里花(島崎遥香)、舞子集(King&Prince・岸優太)、宮本るり(河村花)、鶫誠士郎(青野楓)は、いずれも原作の再現度が高く、今作の世界観を彩るPOPでカラフルなビジュアルとなっている。原作・古味直志先生も感嘆!DAIGOには「密かに期待していた」また、撮影現場にも2度見学に訪れている原作者の古味先生からは、それぞれのキャラクターとキャストに絶賛を贈るコメントが到着している。一条楽/中島健人見た目も雰囲気も、まさに楽。変顔というかいろんな表情で、楽という名前どおりに楽しんで演じてくれているのが伝わってきます!桐崎千棘/中条あやみ金髪がすごく自然で、非の打ち所なし! 毛先もピンクに染められていて実に細かく、どこから見ても間違いなく千棘です小野寺小咲/池間夏海問答無用で可愛い! 楽が心を奪われるのもわかります。髪型もちゃんと左右非対称になっていて芸が細い!橘万里花/島崎遥香島崎遥香さんはクールなイメージを持っていましたが、お嬢様で甘い万里花のムードが噴出しまくっています!舞子集/岸優太(King&Prince)ハイテンションなノリからムード、ルックスにいたるまで集そのもの。遊ぶように集を演じているのが見ていて楽しいです!宮本るり/河村花ツンツンしたオーラに圧倒されましたが、メガネの奥には楽や小咲といったみんなを見守る優しい眼が。集との仲が気になる!鶫誠士郎/青野楓完全に鶫! スタジオでお会いした時に「向こうから鶫が歩いてくる!」と思ってしまうほど完成度が高いと思います!クロード/DAIGO密かに期待していたのがDAIGOさんのクロードですが、ここまでピッタリだとは。カッコいいけどどこか変な雰囲気がよく出ています!『ニセコイ』は12月21日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニセコイ 2018年12月21日より全国東宝系にて公開©2018映画『ニセコイ』製作委員会
2018年07月30日「週刊少年ジャンプ」で2011~2016年まで連載され、コミックスのシリーズ累計1200万部を突破した同名漫画が中島健人、中条あやみによって実写化される『ニセコイ』。この度、本作からハイテンションな特報と再現度MAXのティザービジュアルが解禁された。■ストーリー勉強一筋&ケンカ嫌いの、ごくごく普通の男子高校生・一条楽は極道「集英組」組長の一人息子。平凡な幸せが欲しい楽には、忘れられない初恋があった。幼い頃に出会った女の子と「再会したら結婚する」と誓い合い、その子は“鍵”を、自分は“錠”のペンダントを肌身離さず持っていようと約束。その錠は、10年後の今もまだ開かないまま――。ある朝、登校中の楽は、門を飛び越えてきた転校生の女子から飛び蹴りを喰らう。彼女の名は桐崎千棘。アメリカのギャング組織の一人娘で、金髪&ハーフのケンカっ早いキョーレツ女子。性格真逆で相性最悪の2人は、なんと親の組織同士も抗争寸前!その抗争を止めるため、2人は強制的に「恋人のフリをする」ことを約束させられてしまう。好きでもないヤツと恋人のフリなんて地獄!だけどバレても抗争勃発で即・地獄!混ぜるなキケン!楽と千棘の、偽物の恋=“ニセコイ”が始まった!極道一家の一人息子・一条楽(中島さん)と、ギャング組織の一人娘・桐崎千棘(中条さん)が、性格真逆で相性最悪にも関わらず、お互いの組織の抗争を鎮めるために“偽物の恋人=ニセコイ”を強制的に演じさせられることから始まるラブコメディ。この度、初公開された映画本編の映像は、特報【設定篇】。ストーリーを説明しながらも、それぞれ原作ビジュアルの再現度が高い本編映像を垣間見ることができる。撮影を終えて、「変顔のレシピが増えた」という中島さんと、「新しい自分を発見した」という中条さんのハイテンションかつ全力で挑んだコメディ芝居が溢れる30秒となっている。振り切った表情で新境地を見せる2人が、喧嘩し罵り合う姿はこれまでの作品で見ることなかった、まさに衝撃映像だ。また、映画公式サイトでしか見ることが出来ない“ニセ特報”の【ノンジャンル篇】も公開。数回に1回ランダムで流れるレアなニセ特報は、この作品がいわゆる従来の“ラブストーリー映画”とは一線を画すものだということが見て取れる。併せて解禁されたティザービジュアルでも、世界観が真逆の2つのタイプが登場。「恋人のフリ、はじめました」と仲良く笑顔で身体を寄せ合う王道ラブコメのようなテイストが全面に出た1枚と、対して「恋人のフリ、ゼッタイ無理!!!」と険しい顔の中条さんが、中島さんに強烈なヘッドロックをキメにかかる劇画タッチの1枚となっている。今回初解禁となった待望の劇中ビジュアルは、リアルに金髪&毛先をピンクに染め上げ、青いカラコンを装着した中条さんは千棘そのもの。万里花を演じる島崎遥香や、クロードを演じるDAIGOらキャスト陣の気合いの扮装も見逃せない。『ニセコイ』は12月21日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年07月24日増田セバスチャン×クロード・モネ「"ポイントリズム ワールド(Point-Rhythm World) -モネの小宇宙- "」が、2018年7月22日(日)から12月2日(日)まで、箱根・ポーラ美術館にて開催される。KAWAII文化を中心に活躍する日本人アーティスト・増田セバスチャンは、色の魔術師との愛称を持つアートディレクター/アーティスト。きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MV美術や「KAWAII MONSTER CAFE」のプロデュースなど、幅広いシーンで活躍している。そんな増田セバスチャンが焦点を当てたのは、クロード・モネの≪睡蓮の池≫。誰もが知る名画を時空も文化も超えて再構築し、大型インスタレーション作品を展開する。イベントタイトルにもなった「ポイントリズム」とは、「点描」という英語から派生した様々なマテリアルをリズミカルに組み合わせて作品を構成するという手法を意味する造語。増田セバスチャンは、「ポイントリズム」というオリジナルの手法を確立し、さらに、映像・音響といったデジタルテクノロジーや身体表現等、様々な表現者とコラボレーションし、≪睡蓮の池≫の世界観の拡張を試みている。箱根・ポーラ美術館での開催では、展示室内に設置したカメラがセンサーで鑑賞者を捉え、インタラクティブな映像が作品内に投影される。また、音楽も鑑賞者の動きや時間によって変化していく。さらに、館内のカフェ、レストランでは、「"ポイントリズム ワールド(Point-Rhythm World) -モネの小宇宙- "」に着想を得た色鮮やかなスイーツ《睡蓮》が提供される。なお、箱根の開催前には、東京・銀座で「"ポイントリズム ワールド(Point-Rhythm World) -モネの小宇宙- "」を実施。大好評で会期を終えた人気企画が、再び人々を魅了することになる。【詳細】増田セバスチャン×クロード・モネ「Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-」開催期間:2018年7月22日(日)~12月2日(日)※会期中無休開催時間:9:00~17:00※入館は16:30まで。入場料:大人 1,800円、65歳以上 1,600円、大学生・高校生 1,300円、中学生・小学生(土曜日無料) 700円※モネ《睡蓮の池》は本展開催期間を通して「ルドン ひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ」展(9/27のみ展示替のため休室)にて展示。※団体15名以上割引、上記料金で同時開催「ルドン ひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ」展および常設展示も鑑賞可能。※障害者手帳持参者は、本人と付き添いの方1名まで割引。会場:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下群箱根町仙石原小塚山1285
2018年06月23日アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人と女優の中条あやみがW主演を務める映画『ニセコイ』(12月21日公開)の追加出演者が28日、明らかになった。同作は『少年ジャンプ』にて2016年まで連載され、シリーズ累計1,200万部を突破したラブコメ漫画を実写化。極道一家の一人息子・一条楽(中島)と、ギャング組織の一人娘・桐崎千棘(中条)が、お互いの組織の抗争を鎮めるために“偽物の恋人=ニセコイ”を強制的に演じさせられることから始まるラブコメディとなる。既に発表された小野寺小咲役の池間夏海に加え、映画『ニセコイ』の世界を彩るキャスト陣が一挙解禁に。ギャング組織ビーハイブの幹部で千棘のボディーガード・クロードを、ミュージシャンから俳優まで幅広く活躍するDAIGOが演じる。原作者・古味直志が「驚きと同時に意外でもあり笑ってしまいました」と、最も注目するキャスティングとなった。また、幼い頃から楽を一途に愛する警視総監の娘・橘万里花役に島崎遥香、楽の親友でお調子者の舞子集役に、23日にCDデビューした岸優太(King & Prince)が決定。中島と岸のコンビは、河合勇人監督が手掛けた『黒崎くんの言いなりになんてならない』以来2度目の共演となり、このたび親友役で再タッグを組む。楽と千棘のクラスの担任・日原教子先生を松本まりか、イケメンに間違えられがちだが実は女の子なヒットマンでクロードの右腕・鶫誠士郎をアクションもこなす青野楓が、小咲の親友でクールに見えるが実は友達思いのメガネ女子・宮本るりを河村花が演じる。原作の古味も「まさかこんな旬な方々に演じて貰えるとは!」と驚きつつ期待を寄せた。○DAIGOコメント不肖DAIGO、クロードを演じさせていただきます! 意気込みは、O O I!(O)お嬢を (O)お守り (I)致します!○島崎遥香コメント私の周りにも『ニセコイ』ファンが沢山いてアニメ化から今回映画化ということで出演のお話をいただき光栄に思います。それぞれキャラクターの個性が強いので実写化されたらどのようになるのか私自身、撮影をしている身ですが想像がつかなく出来上がりが楽しみです! 私が演じる万里花は楽様を一途に想い続け、めげずに可能性をかけてアタックし続けます。人前では決してみせない健気な女の子だと思いました。個人的にそこの深く描かれない部分も演じる中で出せたらなと強く思います。九州弁は見どころになるので違和感がないよう練習中です! ルックスに関しては出来る限りの努力をしてよせていますが残念ながら胸の大きさだけは……ごめんなさい!! 笑。原作と同じで実際の私たちもキャラクターがバラバラですが、そのまとまっていない感じが絶妙なバランスで映像にも反映しているのではないかと思います。沢山の方々の期待を背負いながら演じたいと思います!○岸 優太(King & Prince)コメント『ニセコイ』という作品のあの壮大な世界観に入り込める事にワクワクしてます。原作を読ませて頂きましたが、登場人物もみんな個性豊かで男女どちらの目線でも楽しめる作品だと思いました。その中で僕の演じる舞子集は完璧な男で目標の人物像です。普段はおちゃらけて見えるけど実は頭も良く周りが見えていて人の為に何かを尽くすいい人で、ものすごく人間味の溢れてる人柄を僕なりに演じていければと思います。また、今回は再び健人君と共演させて頂きますのでより近い距離で先輩のお芝居など色々と吸収していきたいと思います。(C)2018映画『ニセコイ』製作委員会
2018年05月28日ディオール(Dior)は、2018年フォール コレクションのアイテムを、2018年5月23日(水)より発売する。シュルレアリスト作家のクロード・カアンから着想を得た2018年フォール コレクション。マスキュリンとフェミニンの要素を相互に作用させたプレタポルテをはじめ、シックなバッグやシューズ、ハットなどの小物類が揃う。アイコニックな「ディオール オブリーク」モチーフと「CHRISTIAN DIOR」のロゴを大胆にあしらったトートバッグは、存在感抜群の1品。また、ブラックレザーに赤でハートを刺繍した「レディ ディオール(LADY DIOR)」は、クラフト感にあふれた仕上がりが魅力だ。ハンドバッグだけでなくクラッチにもなるウォレットなども登場する。シューズは、ディオールのロゴを配したシルバーのパンプスや、ボタンを配した端正なメダリオンブーツ、かかとにゴールドのハートをあしらったパンプス「ディオールアムール(DIORAMOUR)」が登場。パンプス「ジャディオール(J’ADIOR)」は、ロゴをあしらったリボンも含め、オールブラックで仕立てているものも。その他、ソールの側面にロゴを配したスニーカーも展開する。【詳細】ディオール 2018年フォール コレクション発売時期:2018年5月23日(水)より順次展開予定<アイテム例>バッグ 320,000円ウォレット オン チェーン 180,000円スニーカー 83,000円【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2018年05月24日