実際の事件から着想を得たリュック・ベッソン監督のバイオレンス・アクション映画『DOGMAN ドッグマン』より、主演ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ扮する“ドッグマン”と熱演を見せた犬たちの撮影秘話が解禁となった。本作にはサイズも犬種も多種多様な犬たちが登場する。犬たちとの撮影はどのように行われたのか、ドッグトレーナーをはじめ、犬たちとの撮影に携わったスタッフたちが裏話を語った。「ここまで多くの種類が登場し、そして様々な個性を持っていることは想定していなかった…。複雑なトレーニングが必要な一方で時間にも限りがあり、それでも監督は私に任せてくれた」そう語るのは本作に参加した、ハリウッドで長年仕事をしてきたドッグトレーナーのマチルド・ドゥ・カグニー。脚本に魅了されて参加を決めたものの、様々な犬たちが出演する本作のスケール感には当初不安しかなかったそう。監督から提示された集めた犬の条件は「トレーニングを受けた経験があり、準備に長い時間を要しない犬」。しかし、撮影の行われたフランスでも「撮影に必要な犬を探すため総勢15名ほどのトレーナーが雇われた。そして最大の課題は犬、トレーナー、セット、俳優のすべてを一度に調整し、可能な限り早く撮影を開始することだった」とドゥ・カグニーはふり返る。また、犬が噛み付いた際の顎の力をコントロールさせる“バイト・トレーニング”の専門家も撮影に参加した。専門家ソファーヌ・タレフェは「俳優が大声を出したり、歌ったり、激しい動きをしても犬たちが驚かないようにしなければならなかった」と撮影での苦労した点を話す。スタント・コーディネイターのアラン・フィグラルツは通常のアクションスタントに加え、“ドッグ・リリース”と呼ばれる犬殺陣も担当。犬のアクションの際の動きのコースを設定し「俳優の代わりに噛まれる役目はもちろん、ケーブルで吊るされ、喉に噛み付かれそうになるシーンも担った」と、予告編でも見られる犬とのアクションシーンを担当したことを明かした。主演のケイレブについては、「ケイレブは3日に渡って犬たちと過ごし、ドッグトレーナーの仕事についても慣れてくれた。彼は好奇心旺盛で犬たちと熱心に準備をしてくれました」とドゥ・カグニー。今回は劇中で大活躍する新たな犬画像4点も解禁、ドッグマン(ケイレブ)も癒されているカットも収められている。『DOGMAN ドッグマン』は3月8日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:DOGMAN ドッグマン 2024年3月8日より新宿バルト9ほか全国にて公開© Photo: Shanna Besson - 2023 - LBP - EuropaCorp - TF1 Films Production – All Rights Reserved.
2024年02月03日第74回カンヌ国際映画祭主演男優賞、第11回オーストラリア・アカデミー賞最多8部門を受賞したケイレブ・ランドリー・ジョーンズ主演、オーストラリアの無差別銃乱射事件「ポートアーサー事件」を映画化した『ニトラム/NITRAM』。この度、異様な緊張感で事件の“リアル”に切迫する予告編とポスタービジュアル、新場面写真が一挙に解禁された。今回到着した予告映像では、ケイレブが演じる“みんなと同じになりたい”と願う青年の過ごす日常が、客観的に描かれる。「普通」の若者として、息子に人生を謳歌したいもらいたいと思っている母親。将来を案じ、できる限りのケアをしようと務めている父親。芝刈りの訪問営業を通して出会った女性ヘレン。そしてサーフィンが上手な彼。両親や周囲の人たちと、花火が大好きでサーフィンに憧れる彼との関係にやがて不穏な雰囲気が漂い、事件へと繋がっていく展開とその映像美に思わず息をのむ予告映像に仕上がっている。主人公を演じるケイレブといえば、『ノーカントリー』でデビュー以降、『アンチヴァイラル』『ゲットアウト』『スリー・ビルボード』『デット・ドント・ダイ』など現代の名匠たちの作品に相次いで出演。レイフ・ファインズ、ジェシカ・チャスティンらと共演したジョン・マイケル・マクドナー監督作『The Forgiven』(原題)の公開が待機し、リュック・ベッソン監督の新作『Dogman』(原題)にも主演。本作では、主人公「ニトラム」の鬼気迫る演技により各国メディアを席巻し、カンヌ国際映画祭、シッチェス・カタロニア映画祭などで主演男優賞を受賞している。母親役は、デヴィッド・クローネンバーグ監督作『裸のランチ』への出演でも知られ、『インドへの道』でアカデミー賞主演女優賞にノミネート、テレビドラマ「ジュディ・ガーランド物語」ほかで3度にわたりエミー賞を受賞した名優ジュディ・デイヴィス。父親役に、本作でエグゼクティブプロデューサーとしても名を連ねるアンソニー・ラパリア。また『ベイビーティース』(19)でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞するなど、世界各国の映画、演劇において多数の賞を獲得しているエッシー・デイヴィスがヘレンを演じる。オーストラリアを代表する名優たちが脇を固めるアンサンブルも見逃せない。あわせて解禁となったポスタービジュアルは、乾いた空気の中にたたずむ青年の後ろ姿を捉えた美しい写真。「僕は、僕以外になりたかった。」というコピーが載り、本作の世界観を象徴したインパクトのあるデザインに。雑誌「STUDIO VOICE」や、「銀杏BOYZ」「cero」「VIDEOTAPEMUSIC」のアルバムジャケットなどで知られるアートディレクターの坂脇慶がデザインを担当した。本作には、「ジャスティン・カーゼル監督の見事なサスペンスの手腕に驚嘆した。震えがやまないほどの後遺症を残す、非常にやっかいで、だからこそ重要な映画である」(THE HOLLYWOOD REPORTER/US)、「ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの、ルーズで奔放で野性的な身振りに宿る、途方もない繊細さに心を鷲掴みにされた。凄まじい傑作」(VARIETY/US)、「エッシー・デイヴィス、ジュディ・デイヴィス、そしてケイレブ・ランドリー・ジョーンズの圧倒的な演技」(The Guardian/UK)、「ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技が凄すぎる。賞をいくつ与えても足りないくらいだ」(RAI/ITA)、「この映画が『好き』というのは間違っているのかもしれない。しかし、素晴らしい映画であることは否定しようがない。何よりケイレブ・ランドリー・ジョーンズが本当に素晴らしい。これ以上の演技は想像できない」(First Showing/DEU)など、世界各国で絶賛評が広がっている。『ニトラム/NITRAM』は3月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニトラム 2022年3月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町ほか全国にて公開© 2021 Good Thing Productions Company Pty Ltd, Filmfest Limited
2022年02月07日12月にオンライン開催される「東京コミックコンベンション 2020」にゲイテン・マタラッツォとケイレブ・マクラフリンが参加することが決定した。今回2人が参加するのは、セレブエリアにて行われるサイン会。ゲイテンは、Netflixで配信中の「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で主要キャラクターのひとり、ダスティン・ヘンダーソンを演じている18歳。インディーバンドの「Work In Progress」ではリードボーカルを担当しており、まさにいま注目すべき俳優のひとり。そしてケイレブもゲイテンと同じく、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」にて主要キャラクター、ルーカス・シンクレアを演じており、舞台経験も豊富な近年、注目を集めている若手俳優だ。「Tokyo Comic Con World」セレブエリアで直筆サイン予約を行うほか、録画による日本のファンに向けたコメントムービーの公開も予定されている。なお、直筆サイン予約チケットの発売は、それぞれ10月20日(火)を予定している。「東京コミックコンベンション 2020」は12月4日(金)12時~オンラインにて開催(一部中継先で幕張メッセを予定)。(cinemacafe.net)
2020年10月19日