あのお店の、あの一品。私たちをきっと満たしてくれる、おいしそう、気になる、食べたい! スイーツをご紹介。3時のおやつの参考に、ぜひどうぞ。今回は、ラデュレ 青山店のテラス席でしか味わえない夏の特別なマリー・アントワネットのかき氷をピックアップ。今日のスイーツvol.18ラデュレ 「かき氷 マリー・アントワネット」 (8月1日発売)ラデュレ(LADURÉE)の青山店にて、テラス席だけでしか味わえない限定メニュー「かき氷 マリー・アントワネット」が登場。ラデュレの紅茶「テ・マリー・アントワネット」が香る、このラデュレ初のかき氷。甘酸っぱいフランボワーズソースをたっぷりと加え、バラの花びらをオン。販売は、8月1日よりスタート(終了日未定)。夏の日差しの下、ひんやりメニューで午後の贅沢なひと時を過ごして。【店舗情報】ラデュレ 青山店住所:東京都港区南青山5-9-15
2019年07月31日4月2日(火)に開幕を控えた美輪明宏の『毛皮のマリー』。寺山修司が美輪のために書き、美輪自身が演出、美術、主演を務めてきた作品だ。美輪がこの舞台に込めるものは何なのか。そして、今なおこの舞台が求められるのはなぜなのか。熱い稽古のあと、美輪が語った。【チケット情報はこちら】稽古も大詰めを迎えたこの日、まさにクライマックスのシーンが繰り広げられていた。男娼として生きる毛皮のマリー(美輪)とその息子・欣也(藤堂日向)の奇妙で哀しい因果関係が、長い長い台詞で、マリーの口から語られる。「長台詞にはやはり、大変なエネルギーと技術が必要で、音程、速度、強弱、リズムといったものを、言葉で表現しなければならないんです」と自身でも語るように、表現者としての凄みを、このシーンだけでも改めて感じさせてくれる美輪。その力に魅了されたからこそ、寺山修司も自身の思いのすべてを、美輪に仮託したに違いない。寺山が『毛皮のマリー』で描いたのは、自身の母子関係にも重なる、母の“無償の愛”である。「『愛の讃歌』でも歌われているように、愛とは与えっぱなしで見返りなど要求しないものなんです。それを『毛皮のマリー』では、いろんな人間を出して、母子ばかりか、男同士でも、無償の愛は尊いものだということを描いているのだと思います」。“醜女のマリー”と呼ばれるマリーの下男(麿赤兒)、美少女・紋白(深沢敦)をはじめ、見世物小屋かのように様々な人間が登場するのも、「そこには、“見世物の復権”というテーマを掲げていた寺山のメッセージがあるんです」と美輪は言う。「どんな人間であっても、下手物扱いしたり蔑視したり差別したりするのは間違っているということです。さらに、人前で話してはいけないとされている性的なことも、本来は命のもとなんだから、下品でいやらしい言葉だとするのはおかしいということを寺山は言っていました。ですから、この作品の魅力は、反社会的で背徳的とされていることを美しく描くところにあると思うんです。そして、そんな芸術性あふれる作品が少なくなりつつある今こそ、寺山修司という天才が作り出した作品が必要だと思っています」。そんな美輪の思いを受け止めてか、欣也役の藤堂、マドロス役の三宅克幸といったオーディションに合格して初参加している面々も、真摯な演技が光る。「芸術は人の心のお薬のようなものです」と言う美輪。今という時代に危機感を抱きながら懸命に、愛と美しさを伝えてくれる。公演は、4月2日(火)から東京・新国立劇場 中劇場にて上演後、福岡、愛知、大阪を巡演予定。チケット好評発売中。取材・文:大内弓子
2019年03月27日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Window Shopping』Kelly Beemanアメリカ・ニューヨークとロサンゼルスを拠点とするアーティスト、ファッションイラストレーターであるケリー・ビーマン(Kelly Beeman)の作品集。エキゾチックな庭、洒落たプールサイド、ピクニック、カントリーハウス、カクテルパーティー、家のソファーで親密にしているシーンやガールフレンドとのティータイム......作者の描く人物は手足が長くどこかエレガントであり、夢のような衣服に身を包んで暮らしている。だが、その人物がもつ美しさは、決して著名なファッションデザイナーの最新コレクションのためにだけ存在するわけではない。描かれた者たちは、作者がオクラホマで過ごした幼少期の思い出で溢れる幻想的な世界観の主役たちであり、そしてインテリアデザインや建築、音楽、文学に向けた非常に繊細な共鳴と賛辞の意である。そのインスピレーション源はルックブックやキャットウォークを歩くシーンであり、意匠を凝らした刺繍のブルゾンや、ストライプのベルボトム、レースのエンパイアドレス、若々しいバイカージャケット、遊び心に満ちたシルバーのイヤリング、そんな形がビーマンに刺激を与える。だからと言って単なるファッションイラストレーションの域に留まる訳ではなく、ファッションシーンの領域を遥かに越えた意義ある世界観をも作り出す。独学ではあるが、幼い頃より情熱に任せ絵を描きながらピアノを弾いて過ごした作者は、大人になって描くイメージの中にも豊かに楽譜やピアノの細やかな描写を取り入れている。ニューヨーク市立大学ハンター校で社会学を学んだのち、ボリビアやアルゼンチンで数年間働いており、そのような背景が作品への考え方を反映し、例えば文化とファッションとの間に生じる関係性、あらゆる社会における根本的な側面といったようなことが見えてくる。作者のテーマ「Dressing」(=直訳すると服を着ること、仕上げなどを意味する)は、人物像、物語、文化的背景を作り出す一つの方法であり、自己顕示の世界におけるそのような要素の意義を追求する。作者は社会評論家としてではなく、アーティスト、ファッションイラストレーターとして自身を見つめている。その創造性を刺激するのは新即物主義、とりわけクリスチャン・シャド(Christian Schad)やオットー・ディクス(Otto Dix)、また古典芸術、ビザンチン芸術だけでなくウィーン分離派のグラフィック作品なのである。【書籍情報】『Window Shopping』作家:Kelly Beeman出版社:EDITION PATRICK FREY言語:英語ハードカバー/72ページ/320×240mm発刊:2018年価格:5,500円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Window Shopping』を購入する
2019年02月16日時代を超えて、女性たちの憧れの存在であり続ける歴史上の人物の一人がマリー・アントワネット。彼女らしい上品かつガーリーな世界観は、少しずつ形を変えつつも、今尚モードな雑誌で発信され続けています。全世界が彼女に恋し続けているのはファッションが素敵だから?もちろんそこも大きな魅力ですが、それだけではないはず。今回は、彼女のように気品も兼ね備えた「レディな恋の始め方」のお話を。■服は今風でも言葉遣いと所作は美しく彼女のファッションセンスはとても有名です。ほどよくトレンドを押さえ、毎シーズン新しいアイテムをゲットして、お気に入りのデザイナーまでいるなんて、現代の女性たちと変わらないですよね。ただ一つ、彼女にあって現代人にないものは、王室で磨かれた気品あふれる言葉遣いと所作。そりゃ、わたしたちは一般人なのだから無理もありません。でもレディらしく振る舞えば、だんだん本物のレディっぽくなっていけるし、いつかはそれが自然体になります。どんなにハイブランドで着飾っても、内面から醸し出される品のよさには敵わないもの。以前、百貨店の食料品売り場で見かけた女性が、ごく普通の方なのに、一際光を放っているように見えたことがありました。いったい彼女の何がこんなに人を惹きつけるのか?と観察していると、美しく伸びた背筋にゆったりとした所作。たまたまそこはお肉の売り場だったのですが、店員さんとの会話を聞いていたら言葉遣いもきれいで。昔、あるテレビ番組で素敵な俳優さんが「仕草や言葉遣いのきれいな人こそ本当の美人だ」と言っていたのを思い出しました。それに、もし今っぽい女性が気品ある所作や言葉遣いだったら…?ギャップがあって、とても魅力的!■「媚びない」と「ツンケン」の違いたまに、人を見下したようにツンケンした接し方をする方がいます。ツンケンすることと媚びないことは違うし、相手によって態度を変えるのも最悪。ツンケンは性格の問題かもしれませんが、だとしたらもっと心を大らかにするべきです。かのマリー・アントワネットの有名な逸話の一つにこんなお話があります。断頭台へ上り、今これから処刑されるというその時に、彼女は処刑人の足をうっかり踏んでしまいます。すると「ごめんあそばせ。わざとじゃありませんのよ」と丁寧に言ったそう。最後の最後まで、そして処刑人にさえレディな対応でした。さすがにこれはハードルが高いですが、例えば、飲み会やパーティーで男性と接する機会があった場合。好みのタイプじゃなくても、人によってあからさまに態度を変えないで。相手が傷つかないように、話が一段落ついたところでスッとその場から「おいとま」しましょう。ツンケンはNG!人は意外とよく見ているものですから。■デートの時は、たまに弾けるいざデート!最初のうちは緊張もあって、いきなり打ち解けるなんて難しいかもしれません。昔から知っている相手なら別ですが、多くの場合、初めは緊張すると思います。少し慣れてきたら、スパークしてOK。いつもはきちんとしている女性が弾けるのって、とてもチャーミングですから!男性はあなたの新たな面を発見できたって気持ちと、心を許してくれたんだ!という喜びとでキュンキュンしてくれるはず。時には少女のように、ね?■アントワネットとフェルゼン二人は、恋に落ちる以前に何度か顔を合わせたことがあったようです。ほんの少しだけ言葉を交わしたことがあったかもしれないし、お互いの姿を目に焼き付けていただけかもしれません。世界一キュートなレディと強く美しい騎士。身分の違う二人は、心だけは強く固く結ばれていたのではないでしょうか。あなたも現代のレディとして、美しい所作と、誰にでも対等に接する心、たまに弾けるキュートさを身につけ、「レディな恋」を始めてみませんか?
2019年01月15日イギリスのシンガーソングライター、アン・マリーが、4月16日(火)に東京・LIQUIDROOMで追加公演を開催することが決定した。【チケット情報はこちら】追加公演は、先日発表した来日公演が即日完売したことをうけて決定したもの。アン・マリーはイギリス出身。幼少期からパフォーミングアートスクールで学ぶ傍ら、9才で始めた空手でも世界大会の優勝経験を持つ「空手歌姫」。ルディメンタル、クリーン・バンディット、マシュメロ、エド・シーラン、 デヴィッド・ゲッタなど今をときめく様々なアーティストとコラボ。今年の4月にリリースしたアルバム『Speak Your Mind』は世界中で大ヒット。先日「スッキリ」に生出演し、生歌をパフォーマンス。大きな話題を呼んだ。チケットの一般発売は12月1日(土)より。なお、一般発売に先駆けて、オフィシャル先行を実施中。受付は11月19日(月)午後11時59分まで。■Anne Marie来日公演追加公演4月16日(火)LIQUIDROOM(東京都)料金:6,000円(ドリンク別)
2018年11月13日ミュージカル『マリー・アントワネット』の製作発表が3日、都内で行われ、花總まり、笹本玲奈、ソニン、昆夏美、田代万里生、古川雄大、吉原光夫、シルヴェスター・リーヴァイが登場した。同作は『エリザベート』『モーツァルト!』など数々の傑作を生み出したミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイが手がけるミュージカル。2006年に日本で初演を迎えて以来世界で上演され、今回12年ぶり・新演出版で日本上演される。フランス革命で散った王妃マリー・アントワネット(花總・笹本)と、庶民の娘マルグリット・アルノー(ソニン・昆)、2人の“MA”の運命が交錯する。初演の際にもキャスト候補として名前が挙がったものの、当時は宝塚歌劇団に所属していた花總。「新演出版でも私に役を与えてくださったことに光栄ですし、身の引き締まる思いです」と感謝し、「マリー・アントワネットは、1人の女性として、1人の母親として、フランス王妃として、ものすごく成長を遂げていく。彼女がどんどん変わっていく生き様をぜひ自分なりに追求して、皆様にいろんなことを感じていただけたらいいなと思います」と意気込んだ。初演時はマルグリット・アルノーを演じ、今回出産を経て王妃を演じることとなった笹本は「 体型も戻りましたし、しっかりとドレスを着てマリー・アントワネットとして最後まで立つことができるように頑張りたいと思います」と語る。マリー・アントワネットが当時の王族には珍しく、母乳で子供を育てていた点に注目し「芯の強さを感じましたし、最後まで誇りを持っていた姿を演じたい」と役への思いを明かした。演出家から「フランス革命は、世界で一番最悪な革命だったと言われている」と聞いたというソニンは、「こないだまで(『1789 -バスティーユの恋人たち-』で)革命を信じて戦ってたのに……と思っていたんですけど、人々が革命というのに酔いしれて、自分を見失うような狂気じみた行動が出てくる。全然切り取り方が違うフランス革命を体現していて、深い」と、フランス革命の物語の魅力を分析。昆は「12年前にこの作品に出会ってから大ファンでして、『いつ、また上演されるのかな』とずっと思っていたので、自分が出演させていただけるという驚きと、日々感謝を感じている」と喜びを表した。またマリー・アントワネットの愛人となる、フェルセン公爵を演じる田代と古川の2人は「貴公子」感が大事だという紹介に笑みを浮かべる。田代は「初演を演じた井上芳雄さんが先日稽古場にいらして。お帰りになる時に『どうでした?』と聞くと、(井上は)『ほとんど知らない曲だった』と。それくらい新鮮に見てくださったようです」と、新演出版の違いを明かした。一方古川は「光夫さんから『君だけ、(『花より男子』の)道明寺みたいだね』言われて。僕も万里生さんの衣装を見てちょっとびっくりしたんですけど、 この衣装のように違いのあるフェルゼンを演じられるように頑張っていきたいです」と語り、周囲の笑いを誘っていた。オルレアン公役の吉原は、マリー・アントワネットについて「この世の中で初めてメディアに中傷された人、嘘偽りで殺されていった人」と分析。「地面がゆるい世の中じゃないですか。なんでもメディアがそう言えばこっちに行ったり」と現代の風潮に苦笑しつつ、「そういう時代の中ですが、自分は何なのかということを、作中の誰もが持っている」と、同作の魅力を表した。キャスト陣は400人のオーディエンスの前で、6曲の歌唱も披露。「100万のキャンドル」(昆夏美+アンサンブル)、新曲の「遠い稲妻」(田代万里生)、「私こそがふさわしい」(吉原光夫)と、歌い上げていく。さらに製作発表に駆けつけたリーヴァイがピアノ伴奏を務めた新曲の「孤独のドレス」(笹本玲奈)、「もう許さない」(ソニン+アンサンブル)、「あなたへ続く道」(花總まり+古川雄大)と続き、会場からも拍手が沸き起こっていた。
2018年09月02日ー 女性ならではの繊細な感性で、様々な美しいプロダクトを生み出す女性クリエイターたち。連載【Creation by Ladies】では、そんな彼女たちの作品...そしてその作品に込められた想いや背景を紹介していきます。 ——————————————— 第二回目は、イラストレーターの岡崎マリーさん。 柔らかなタッチと優しいカラーリングで描かれる、花や空、そして女の子のイラスト。どこか懐かしさを感じる、イラストレーター 岡崎マリーさんの作品たち。 現在ルミネエストのキャンペーン広告のデザインや個展の開催、オリジナルのプロダクトの製作など、活躍の場を広げる彼女。そんな彼女はこう語る。 — 「子どもの頃から描き続けてきた『女の子』が土台になっています。4歳の頃の手作り絵本、小学校の頃に友達と作っていた『りぼん』的な雑誌や付録、中高の頃の友達との手紙交換の絵やひたすらお互いの妄想を描く交換絵日記など。その時々にやりたいことを夢中でやっていましたが、思えばほとんどのモチーフは『女の子』でした。今自分に起きている事を表現するのが私の中で一番自然な方法なので、絵のほとんどは実体験から生まれるものが多いです。」 ー 「『窓を拭くように、空を拭いてみる。そうすると自分の見たいものが見られる。』そんなイメージがふっと浮かんできました。いつも、どちらかというとネガディヴなところから脱出するというか、そこから自分で変えていくことが「生きてるな」と感じます。意味もなく憂鬱になったり、ちょっとしたことで一喜一憂したり、コロコロ気分が変わったり、自分をコントロールするのは本当に大変だな、と日々思っていて、でもこれは女の人特有なものなのかな?と思ったときに、それに対して何か特別な魅力を感じました。」 『True Colors』ー 「これを描いていた頃、もう何年も前になりますが、恋愛で、もう本当に髪の毛からも気持ちが溢れちゃうようなイメージがあって…笑。一度イメージが浮かぶと、そのイメージを次の日も保っていられるかが不安で、その日のうちに『描き留める』感覚で描いています。絵を描いて客観的に自分は今こうなんだな、と見ることもあります。」 ー 「2014年に友人が制作したZINE用に描きおろした挿絵です。シェアハウスで自由に暮らす女の子たちがテーマのZINEだったので、人と人とが交差する感じとかじんわり溶け合う感じを意識して描いていた記憶があります。この頃からラメを使いだし、スキャンで出来る光り具合とか印刷したときの変化などを楽しんでいました。」 『Tough swimmer』 ー 「2017年の秋に描いた作品で、その時、本当は出来るのに、何縮こまってるの?という自分へのある思いがあり、水面ギリギリのところで出ようとしている女の子を描きました。いつも思う事ですが、『私はこうだから、きっと無理かな』と自分の範囲を勝手に決めてしまって、実際やってみたら出来たりして、『あれ?なんだ出来るじゃん』みたいなことがあります。自分の知らない自分はたくさんいて、何か挑戦する事でそれが発見出来るから、飛び出そう、という気持ちを込めた作品です。」 『WARM BIG COAT』 ー 「先にイメージがあったわけではなく、ちょっとしたラクガキ感覚で描きました。ふとしたときに描いた絵に、新たな発見があったりします。出来上がってから『なんかコートみたいだなぁ』というゆるい感じで、こういうのが制作の合間の気持ちのリセットになったりします。」 『Drama』 ー 「“モノクロにチラっと色”が昔から好きで、これは2014年の冬の作品ですが、今もモノクロシリーズは続けています。この絵は珍しく文字を入れたくなり、少しストーリー仕立てです。観る人がそれぞれのストーリーを想像してくれたらなと思います。」 『with my favori.』 ー 「ハンドメイドアクセサリーブランドのイベントのキービジュアルを制作したときの作品です。(noodさん、sAnさん)イベントのテーマは『Parfum et Fleur(香りとお花)』ブランドのイメージから、可愛くなりすぎず、でも大人すぎず、というところを目指しました。依頼されて描く事は、何を気に入って頼んでくださったのかということを考えるので、自分の特性を再認識することでもあります。依頼してくださった方の要素と、自分の個性とのバランスは本当にいつも難しく、葛藤するポイントですが、仕上がってみると、一人では描けなかったものに仕上がる。それがいつも面白いです。」 『cherish each day』 ー 「これは2016年の春に熊本地震があったときに描いた作品です。何かが起こったときにSNSでこういった発信をすることはあまりなかったのですが、インスタグラムのフォロワーが増えてきて、たまにコメント等で『絵を見ると元気になる』とか『いつも楽しみにしています』というコメントをいただくようになって、この小さな部屋で籠って描いてる絵で、どこかで誰かがそんなふうに思ってくれてることがなんてすごいことなんだろうと思いました。微力でも、もしかしたら誰かが少し元気になってくれるかも、という思いで描いてすぐにアップしました。私が好きなアーティストの作品を見てパワーがみなぎるように、やっぱりアートってこういう時のためにあるのかな?と思ったりもします。」 『KIMAGURE GIRL』 ー 「今年1月の個展のメインに選んだ作品です。描きながら色を考える絵もありますが、この作品は色からイメージして描いていきました。他の作品にも言える事ですが、表情がつかめない子を描いていることが多いです。そうすることでいろいろな見え方になって面白いかな?と思います。観る人のその時の気分によって見え方が変わるかもしれないし、2回目観たらまた感じ方が変わる。そんな余白を作りたいなと思っています。」 『Summer Dreams』 ー 「ポストカードセットを制作する際、パターンを集めたポストカードセットを作りたい、と思い、描いたそのうちの一枚です。お花を描くのはあまり得意ではなく、いつも気に入ったお花が描けなくて、しっくりきていなかったのですがこれはそれが珍しくうまくいった作品です。黄色の入り方も気に入っています。」 左上から時計回りに『FRAMBOISE』『BLUE SALT』『MANGO』『PISTACHIO』 ー 「1月の個展で展示した作品です。普段の自分の顔色や気分を4種のジェラートのフレーバーに見立てています。真っ白なキャンバスや画用紙に向かうとき、どうしても変な力が入ったり、堅くなったりするので、いつもどれだけ無意識なゆるさを作れるかということを考えています。スポーツでもそうですが、最初は身体も慣れなくて筋肉も固まっているけど、時間が経つと馴染んで、考えなくても身体が動くようになる。それと同じで、最初は『うまく描こう』という気持ちがどこかにあるけど、何枚も運動のように描いているとそのうち良い意味で気の抜けた作品が出来てきます。これはそれを実感した作品です。これからもっとこういったことが出来てくるといいなと思っています。」 ガーリーな世界観のイラストの中には、想像以上に大きい、秘められた想いがあった。自分の思った事に対して、まっすぐな気持ちでキャンバスに向かうマリーさん。 「自分の創作欲を満たすように始めた今の活動ですが、作り出すもので周りの人が喜んでくれたり、刺激になったと言われたりすると、本当に心底喜びを感じます。一人で完結する作品ではなく、人との関わりで変わっていく制作をしていきたいなと思っています。」 イラストレーター:岡崎 マリー多摩美術大学の絵画科を卒業後、雑貨の企画会社に就職。その後広告関係の企画会社に転職。雑貨デザイナーをしている頃の2010年あたりから会社の仕事と平行して自身の制作を続けており、現在はルミネエストなど駅ビルのキャンペーン広告やヘアサロンのアートワークなどを手掛けるほか、オリジナルのプロダクト制作(MARY,mon raw.)でも活動中。グループ展、個展、イベント参加もしている。 HP::
2018年03月22日女優のケリー・マリー・トラン(28)は、アジア人として『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に出演できたことが誇りだと語っている。シリーズ史上最も多人種が織り交ざった作品の一つとして高評価を受けている最新作となる第8弾で、ケリーはメインキャラクターの1人であるローズ・ティコ役を演じた。ケリー・マリー・トラン(C)BANG Media Internationalベトナム人の両親の元、カリフォルニア州サンディエゴで生まれたケリーは、これからはアジア人の少女たちがローズに自身を重ねられることに感動しているとヴァラエティ誌に語っている。「たくさんの『スター・ウォーズ』ファン、中でもアジア人のファンたちは、これまでそっくりになれるような仮装のできるキャラクターがなかったし、もし今までのキャラクターの格好をしても『アジア人のレイ』とかって『アジア人』ってつけなきゃいけなかったでしょ」「だからこのキャラクターを自分に重ね合わせられる人たちを見ると感動するの。私にとってとても意味のあることだし、この感覚に飽きることはないでしょうね」さらにその大きな意味を語る。「今回のことはとても光栄で責任のあることだわ。とても感激してる。本や映画、テレビなんかに自分のような人が出てこないのがどんな気持ちか覚えているから。子供の時ってキャラクターが大好きになるものでしょ。どこを見ても同じタイプのキャラクターしかいなくて、それらが自分とは違った外見で、違った話し方をしているのに気づくと、自分自身を変えたいって思い始めるの。私は子供の頃そうだったわ。だから前向きな変化の一部になれることにワクワクしているの」同作にはケリーだけでなく様々な人種の俳優が起用されていることから、ケリーは「とても珍しいことだが、大事なこと」であり、今後の映画業界が変わっていくことを願っていると続けた。(C)BANG Media International
2017年12月28日シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に、新キャストとしてケリー・マリー・トランが起用された。「スター・ウォーズ」映画に、アジア系の女優が役名付きで出演するのは初めて。米LAにて取材に応じたケリー本人は「とても興奮している」と語った。■ケリー・マリー・トラン、SW出演の喜びも共有できず…「メールでオーディションについて連絡があったの。『ライアン・ジョンソン監督のタイトル未定プロジェクト』ってね。彼の名前を検索して、すぐに『スター・ウォーズ』の最新作だってわかったわ。合格してから気づいたけど、オーディションの際に配られた資料や台本はすべてニセモノだった(笑)。秘密が漏れるのを防ぐためにね。合格しても、誰にも言えずとても大変だったわ。家族や友人には『トロントで小規模な映画の撮影に入る』とウソを言って、近況報告として、画像検索したトロントの風景をメールしたこともあるの(笑)」。そう無邪気に語るケリーが演じるのは、ローズという名の反乱軍メンバーだ。「メンテナンスとして働く、ごく普通の女性なの。良くも悪くも“ただの人”である彼女が、冒険に巻き込まれ、(ジョン・ボイエガ演じる)フィンと多くの時間を過ごすことになる。どんな活躍をするかは、見てのお楽しみよ(笑)。苦労したこと?やっぱり情報管理の話題になるけど、別のスタジオに移動するときには、黒いローブの着用が義務付けられた。いまの時代、付近でドローンを飛ばして、写真撮影しようとするファンやメディアもいるから」。■アジア系にラテン系…SW新キャストが示す“多様性”多種多様な文化や人種、民族が共存する「スター・ウォーズ」の宇宙は、現実社会に求められる“多様性”の先がけともいえる。特に本作で実現したケリーの起用が、本シリーズに重要な意味をもたらすのは言うまでもない。「それは私も同感ね。興奮しているし、責任やプレッシャーも感じている。子どもの頃、私のような見た目(=アジア系)の女優がSF超大作に出演している姿は、見たことがなかったもの…。『スター・ウォーズ』がすばらしいのは、見た目や肌の色、性別や年齢といったものを超えて、現場にいる全員がフェアで居られること。だからこそ、長年愛されているわけだし、その姿勢がこれからも続くことを願っているわ」。一方、同じく新キャストとして『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に出演するのが、アカデミー助演男優賞に輝くベニチオ・デル・トロ。「オファーを受けた理由?『スター・ウォーズ』だから…。それに尽きるよ。前作(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)も楽しんだし、ライアンのオープンな人柄にも惹かれたしね」と語る口調は、さすがの貫録である。■ベニチオ・デル・トロの気になる役柄は?そんなデル・トロが演じるのは、DJという名前のキャラクター…だが、現時点で公式に発表されている情報はこれだけ!「善悪のどちらに立つのか?」という設定面に加えて、本人が素顔で出演するのか、それとも、特殊メイクやモーションキャプチャーを駆使した役柄(前作でいえば、ルピタ・ニョンゴが演じたマズ・カナタ)なのかも不明なのだ。「何を書いたらいいかわからない?君たち記者の仕事は理解しているよ(笑)。ただ、映画が公開されればわかることだし、要はクリスマスの贈り物にラッピングするか、しないかだけのことだからね」。ただし、言葉を交わすなかで、断片的な情報を引き出すことはできた。デル・トロいわく「ハン・ソロの武骨さに、ボバ・フェットやジャバ・ザ・ハットの要素をまぜて、ミキサーにかけた感じかな」。つまり、心に秘めた信念ではなく、目の前の現実(多くの場合、それは金)を優先する利己的なキャラクターなのは確かなようだ。「マーク・ハミル、キャリー・フィッシャーと共演する機会はなかった」といい、やはり一筋縄ではいかない、危険な香り漂うアウトローなのかも?反乱軍のパイロット、ポー・ダメロンを演じるオスカー・アイザック、昨年公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に出演したディエゴ・ルナら、近年の「スター・ウォーズ」映画では、ラテン系俳優の活躍が目覚ましい。「そして、今回は自分の出番ってわけさ。とても光栄だよ」とにんまり笑顔を見せるデル・トロ。主人公が女性である点も含めて、「いまの時代を象徴していて、とてもクールだと思うよ。『スター・ウォーズ』という巨大フランチャイズがそれを実現させたことも画期的だ」とキャスティングが示す“多様性”に大いに賛同していた。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:Ryo Uchida)
2017年12月07日家族の永遠性と、人生の輝きを謳ったフランス映画『エタニティ永遠の花たちへ』のトラン・アン・ユン監督が来日。『青いパパイヤの香り』『シクロ』『ノルウェイの森』などで、叙情的な作風で知られるユン監督が、作品に寄せた思い、独創的な想像性の源について伺いました。ユン監督のクリエイティビティを感じられるロングインタビューです。――とても美しい映画ですね。私は大家族出身ではありませんが、物語と自分との間に、とても強い結びつきを感じました。誰にでもルーツがある、そここそ誰もがこの物語に強い繋がりを感じられる理由だと感じます。例えルーツを知らなくても、いま自分がここに居るということが、強い歴史を受け継いできている証拠だと感じることができました。私も大家族出身ではないんですよ。でも誰だって、どこかからやって来て、先祖を持っている。だから本作は誰にとっても、とても個人的な感情をもたらす物語だと思っています。私はこの映画で描かれているような大家族に、とても特別な感情を抱いているんです。小さな家族に属しているということは、とても危うい。もし誰かが亡くなったら、家族はさらに小さくなります。でも、大家族では揺るぎなさを実感できます。そして、家族が多いと、自己を認識するために個性を輝かせる必要があります。でなければ、簡単に埋もれてしまいますからね。常に兄弟姉妹や親戚と比べられるので、葛藤しながら自ら居場所を見つける必要があります。家族の中の社会性が私にとってはとても興味深く、そんな環境は人間が育っていく上で必要だと感じています。――監督ご自身は、そんな葛藤は必要なかったわけですね。そうなんです。自分を過度に表現する必要はなく、誰かに自分の感情を伝えることもあまりしませんでした。でも、言葉はとても大切です。言葉で表現することで、あなたの感情はよりリアルになるのです。パリはとても美しい街です。『モナリザ』も美しい絵画です。そして、それを多くの人々が言葉で表現してきました。賞賛する言葉が多くあることで、美のリアリティを増しているんです。――この映画では、あなたは映像という言語で、家族や人生の素晴らしさを表現していますね。互いを思いやる視線や表現、しぐさなどは、雄弁に人の気持ちを物語ります。私はすでに『ノルウェイの森』で、そういった映画言語を使っていますが、とても美しい表現だと思います。――今回、登場人物たちには多くのセリフを語らせていません。ナレーションにより物語が進んでいきますが、キャラクターたちの感情は表情やしぐさに物語らせていますね。そうすることで、観客にも自分たちの感情を重ねる余地を残しているんです。彼らの行動の理由を、観客に想像してもらうことができる。そうすることで、観る人の感情を広げていきます。これは、すべてがすでに用意されている映画ではありません。それは私独自のスタイルと言えるのかもしれません。――どのようにそのスタイルを生み出してきたのでしょう。わかりません。ただ、そうしたいと感じたので、そうできるよう感性を磨いてきただけです。実際のところ、何かから学ぶということはあまり自分らしくないので。――あなたの作品からは、とても文学的な香り、そして行間のようなものを感じます。本は読みますね。私にとってとても大事なことです。ジャンルは問わず。でも、それほど多くは読みません。本を読むのはとても遅いので。読書をするときは、横になったりソファーに体を預けたりせずに、必ず机に向かって集中します。味わうように読んで、同時に夢を見ます。別世界に行くんです。特別な読書法ですね。ときどき、エンディングから読むこともあります。結末を承知の上で読み進め、時には途中のパートに飛んでみたり、どうしてその結末に行きついたかを検証してみたり。それは物語の構造を理解するため。そうやって読むと、ときどき違う物語の語り方を思い浮かべることもできるんです。この読書法だと、ストーリーテラーとして多くを学ぶことができるんですよ。――では、より効果的な物語の進め方を思いつくことも?はい、ときどきは。多くの人が受動的だと感じている読書だって、クリエイティブに楽しむこともできるんです。――独自のセンスで創造性を磨いていらっしゃるようですが、『エタニティ永遠の花たちへ』には、とても絵画的な美しさも感じます。今回意識したのは、エドゥアール・ヴュイヤールの絵画でした。毎日の生活を描いた作品が多く、ほとんどは屋内の様子が描かれています。そこで、映画のプロダクションデザインでは、彼の絵画を参考にしました。同時代を描いた多くの絵画では、白い壁と木の組み合わせなど、インテリアはもっとモダンでエレガントです。でも、本当はヴュイヤールの絵にあるように、多くの柄が用いられていました。壁紙も服もパターンばかり。映画でそれを表現するのはとても難しいことなんです。画面がうるさくなりますからね。でも、そんなリアリティにもこだわりました。そこも注目してもらいたいです。――すべてのものがあなたの想像力、創造性を刺激すると思いますが、日本で何か興味を惹かれるものは?すべてです。普通はあまり気にしないようなものが、僕には興味深い。例えば、皇居前の広場に、芝生の上に松の木が並んでいるでしょう。それを見たとき、“日本人はなんてクレイジーに素晴らしいんだ!”と心の中で叫びました。松の木が通常より少し深く地面に植えられていることに気づきましたか?普通は根が成長した様子が地上から見える。でも、あの松は完全に根が地中に植わっているから、まるで幹をすぱっと切り、それを地面にすっと刺したように見えるんです。まるで、アートインスタレーションのようにも見えます。昔から日本人は、コンテンポラリーアートを作っていたんですね。素晴らしいですから、ぜひそこを意識して観に行ってみてください。――映画についてもうひとつ伺いたいことが。本作からは母性に対する敬意がとても強く受け取れます。監督自身も、母性への特別な思いがあるのでしょうか。命を体の中で育む、それだけで女性は素晴らしい。とても強さを感じます。命がけで子どもを宿し、自己犠牲をもいとわない。それに比べて、男は親になるということについて、あまりに少ししか知りません。男にとっては、父親になることはそれほど自然なことではないんです。自分も父親になるということを、妻や子どもから学びました。たとえば、最初の娘が生まれ、彼女の顔を初めてみたときのことです。この顔にはとても馴染みがあると感じました。ずっと昔から知っている顔だと。妻や自分、家族の顔を観ながら、思い描いていた娘とついに現実に世界で会えた。そう感じたんです。それは、僕自身が精神的に娘を出産したのだと感じる瞬間でした。女性が出産することに比べればとても些細なことでしょう。でもそんなディテールを重ねて、男は父親になっていくんです。まだ、父親になるべく学んでいる途中で、子どもたちが私の先生です。よい父親になれと言われているようです。――映画の中でも、女性たちはさまざまな喜怒哀楽を携えて、家族の核となり命を繋いできますね。映画の中で、ヒロインの一人であるヴァランティーヌが、次女に修道女になる決意を告げられ衝撃を受ける場面があります。ナレーションでは『子どもを持たないということは、女として最も大きなものを手にできないことだ』とヴァランティーヌの感情が語られます。人生において、いろいろな選択はありますが、それは残酷ではありますがある意味で真実。女性活動家たちが、どう言うかは気にしません。世界は、子どもなしには続かない。家族の永遠性を描いたこの作品では欠かせない考えなのです。――今後の予定は?いくつか考えているプロジェクトはあります。妻とは違う人を愛することで、妻への愛をより深めてく男の物ラブストーリーや、村上春樹の小説にインスパイアされた日本が舞台の物語。これらのストーリーは、成熟しすぎていると言われていて、あまりまだ進んでいません。中国のハッカーたちの物語や、フランスを舞台に料理の喜びを描いたものなど、ほかにもいろいろあります。それにしても、どうして投資家たちは、『映画を作りたい?はい、製作費』といって、ぽんと予算をくれないのだろう。早く作りたいのだけれど(笑)。(text:June Makiguchi)■関連作品:エタニティ永遠の花たちへ 2017年秋、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開(C) Nord-Ouest
2017年09月27日フランスの王妃マリー・アントワネットの華やかで短い人生を表現するデザートフェア「マリー・アントワネットLa Finale」が、ヒルトン東京の「マーブルラウンジ」にて開催される。期間は、2017年10月1日(日)から10月31日(火)まで。7月から9月にかけて開催中のデザートフェア「マリー・アントワネットの結婚」。すでに終了日まで予約満席の人気のブッフェが、10月よりテーマを変えてスタート。前回は世界中の女性を魅了するフランスの王妃マリー・アントワネットの結婚をテーマに展開したが、「マリー・アントワネットLa Finale」では、天真爛漫な王妃マリーが、断頭台でその華やかで短い人生の幕を閉じるまでをピンクと黒のコントラストで表現。約30種類のデザートを用意する。天真爛漫な王妃時代を象徴するピンクのスイーツラウンジ入り口に設置されるバラのアーチをくぐり抜けると漂う甘い香り。そこはマリー・アントワネットとルイ16世の世紀のロイヤル・ウエディングに招かれたかのような、華やかで煌びやかな世界だ。鏡やシャンデリア、ピンク、ブルー、ゴールドのウエディングケーキのほか、マリー・アントワネットのお輿入れをイメージし、プリンセス マリーが結婚の準備をするために揃えた愛らしい靴や扇子などもデザートと共にブッフェ台に飾られる。また、パステルカラーで彩るバラやベリー、秋のフルーツをふんだんに用いた、愛らしいデコレーションのスイーツも見逃せない。バラの花びらを散りばめたムラング・シャンティ「フランスの薔薇」、ブラックベリーやブルーベリーを乗せたタルト「王妃の宝石箱」などは、天真爛漫な王妃時代を象徴する。悲劇の王妃の結末を暗示する黒のデザート対照的に、一面黒の世界で彩られるエリアには、悲劇の王妃の結末を暗示するデザート約10種類が登場。断頭台や王妃が幽閉されていた塔、黒・ゴールドのデコレーションケーキが並ぶ。ほろ苦いフォンダンショコラの中から、キルシュ香る真っ赤なフランボワーズソースが滴る「黒い玉座」、チョコレートのシューにラズベリーを乗せた「喪帽風ルリジューズ」など、シックな黒と赤のデザートがその世界観を表現する。詳細「マリー・アントワネットLa Finale」デザートフェア会場:「マーブルラウンジ」(ヒルトン東京1F)住所:東京都新宿区西新宿6-6-2期間:2017年10月1日(日)~10月31日(火) 14:30~17:30料金: 1人 3,800円(こども 2,400円)、土・日・祝日 3,920円(こども 2,450円)※消費税・サービス料別途
2017年08月25日フランス王妃マリー・アントワネットの結婚をテーマにしたロマンティックなデザートブッフェが、ヒルトン東京の「マーブルラウンジ」にて期間限定で開催される。期間は2017年7月1日(土)より9月30日(土)まで。マリー・アントワネットが着想のスイーツ約30種類期間中は、マリー・アントワネットから着想を得た、ローズや甘酸っぱいフルーツなどをふんだんに用いたデザート約30種類が登場。バラの風味のメレンゲにラズベリーとローズクリームを合わせ、バラの花びらを散りばめたムラング・シャンティ「フランスの薔薇」や、桃とホワイトチョコレートのムースに、レースのように繊細なホワイトチョコレートのデコレーションを添えたピンク色の「ヌーヴェル・マリエ」のほか、花嫁の帽子風アレンジのシュークリーム「ルリジューズ」、マリー・アントワネットのヘアスタイルをイメージしたケーキ「ア・ラ・ヴェルサイユ」などがお目見え。ピンクやパステルカラーで、愛らしいデコレーションのスイーツは、つい写真を撮りたくなってしましそう。さらに会場には、2種類のチョコレートファウンテンやコールドマーブルアイスクリームも登場するほか、サンドイッチやパスタなど軽食も用意されている。マリー・アントワネットが好んだケーキも再現マリーが実際に好んだと言われるケーキを忠実に再現した「マリー・アントワネット アンティークケーキ」も注目の一品。レモンを利かせたりんごのパウンドケーキに、艶やかなピンクのシュガーコーティングをほどこした。ヴェルサイユ「王の菜園」で収穫された、希少なりんごとバラのアロマが香る華やかなニナス・マリーアントワットのフレーバーティーと一緒に味わうのがオススメ。会場はまるでロイヤル・ウエディングの雰囲気会場はバラのアーチをくぐり抜けると、マリー・アントワネットとルイ16世の世紀のロイヤル・ウエディングに招かれたかのような、華やかな世界が広がる。鏡やシャンデリア、ピンク・ブルー・ゴールドのウエディングケーキが飾られているほか、マリーが結婚の準備をするために揃えた愛らしい靴やパラソル、お輿入れの馬車などがデザートと共にブッフェ台に飾られている。「メトロポリタングリル」にてブッフェと連動した平日限定ランチコースもヒルトン東京2階にあるレストラン「メトロポリタングリル」では、マリー・アントワネットのスイーツブッフェから選んだデザート10種類を好きなだけ食べることができる平日限定のランチを、2017年7月3日(月)から9月29日(金)まで提供する。デザートは、「メトロポリタングリル」内に用意されたエレガントな個室で楽しめる。デザートルームでは、10種類の人気マリー・アントワネットデザート他、ニナス・マリー・アントワネットが所有するマリー・アントワネット直筆の手紙や、靴やドレスのレプリカ、マリーの胸像といった歴史的にも貴重な資料が展示される。ランチは、サラダ&メイン&デザートの3つ全てを楽しめるコースか、サラダ&メイン、サラダ&デザート、メイン&デザートの2チョイスを選べるコースのどちらかを選択できる。【詳細】「マリー・アントワネットの結婚」デザートフェア期間:2017年7月1日(土)〜9月30日(土)会場:「マーブルラウンジ」(ヒルトン東京1F)住所:東京都新宿区西新宿6-6-2時間:14:30〜17:30TEL:03-3344-5111料金:一人 3,800円+税 (子供 2,400円+税) / 土・日・祝日 3,920円+税(子供 2,450円+税)※サービス料別途※フェアは、創業1672年のフランス紅茶ブランドで、ヴェルサイユ「王の菜園」唯一のオフィシャル・パートナー、ニナス・マリーアントワネットとのコラボレーション企画。■メトロポリタングリル「スマートランチ」期間:7月3日(月)~9月29日(金) ※平日限定場所:ヒルトン東京2階「メトロポリタングリル 」時間:11:30~15:00TEL:03-3344-5111料金:・2チョイス(サラダ&メイン/サラダ&デザート/メイン&デザート) 3,800円+税・サービス料・3チョイス(サラダ&メイン&デザート) 4,300円+税・サービス料
2017年05月22日モデルの紗羅マリー(30)が、井浦新の主演映画『ニワトリ★スター』(2018年春公開)のヒロイン役でスクリーンデビューを果たす。本作は、場末の生活を送る雨屋草太(井浦)と同居人・星野楽人を中心に展開。大麻の密売で生計を立てる中、目標もなく中途半端に生きていた2人には予測不能な結末が待ち受けていた。紗羅が演じるのは、楽人と深い縁を持つ沖縄県出身の女性・知花月海(ちばな・つきみ)。未婚のシングルマザーとして夜の仕事をしながら生きているが、心が弱くなった時に手を出した覚せい剤の依存症に苦しみ、DVで疲弊する日々を送る難役だ。今回の出演に際し、紗羅は「私のファンでいてくださっている方々に、見たこともない私を、姿をみてもらえると思います」とアピール。本作が初監督作となるかなた狼監督は、紗羅について「演技指導に対しての反応が早く、撮影初日が1番過激なシーンであるのにも関わらず動揺も見せず、その時に紗羅に対する不安が確信へと変わりました」とコメントを寄せている。紗羅は13歳の時からモデルとして活動をはじめ、数々の女性ファッション誌やファッションショーに出演。今年7月から上演されるブロードウェイミュージカル『RENT』で舞台初出演するなど、近年は女優としても活動の幅を広げている。○紗羅マリーのコメント「何もかも、台本というものを開いた事も、自分以外の人間の名前を名乗る、ということも全てが初めての挑戦でした。私のファンでいてくださっている方々に、見たこともない私を、姿をみてもらえると思います。お話をいただき、やりたいです!と言った日から、決定もしていないのにダイエットを始めました(笑)。撮影が始まってからは、全く何が正解なのかわからず、自分との戦いでしたが、監督も、俳優さんも、スタッフのみなさんもみーーーんな一緒に戦ってくれたので輝くことが出来たと思います。愛というものは、自由自在に変化するものだと思います。なので、私は愛と言う言葉があまり得意ではありません。でも、この世の中で、変わらない愛がちゃんとあるんだという事。生を受けてから死ぬまでの中に、必ず変わらない愛をプレゼントしてくれる人がいるから、見失わないように。この映画をみて、いろんな愛を感じてください」(C)Gentle Underground Monkey
2017年05月09日CHICCAの人気プレストパウダー『 ラディアントヌード プレストパウダー』に、この夏、界を渡り歩く人気イラストトレーターである「ケリー・ヘス」とコラボレーションした限定デザインが登場。プレストパウダーとデザインについて、一足先にご紹介します。Kerrie Hess(ケリー・ヘス)オーストラリア生まれのケリー・ヘスは、ロンドン、香港、メルボルン、バリ、ブリスベン・・・と世界を渡り歩く人気イラストレーター。20歳でアメリカの有名百貨店のショーウインドウを飾り、以降数々の有名ブランドや、ファッション誌へ作品を提供しています。2012年にはカンヌ・デザイン・フェスティバルでAirtist Awardを受賞するなど、今最も旬なアーティストの1人です。CHICCA『ラディアントヌード プレストパウダー』“透明な輝きで、肌に上質感を与える印象派のためのおしろい。”まるで肌からにじみでたような繊細なラメが、肌を上質に魅せながら立体感を与えるプレストタイプのルーセントパウダーです。粉感や白さのない自然な仕上がりで、肌をさりげないきらめきで包みます。フェイスブラシに適量を取り、肌表面をさっとなでるようにつけてみて。すると、ファンデーションの美しい艶の質感はそのままに、べたつき感だけを抑えて、美しい仕上がりを保つ役目をしてくれます。※皮脂吸着パウダー配合。キッカ ラディアントヌード プレストパウダー CHICCA × Kerrie Hessラディアントヌード プレストパウダー 01 リフィル&ケース全1種6,000円(税抜)ブラシ別売り2,000円(税抜)2017年6月14日数量限定発売世界を渡り歩く人気イラストトレーターKerrie Hessとの初コラボで、夏コレクションをイメージした限定デザインが登場。美しいイラストの世界感とキッカのラメおしろいの美しさがマッチした、素敵なデザインにうっとりしてしまいます。2017年6月14日より、限定発売
2017年04月22日ミュベール(MUVEIL)の2017-18年秋冬コレクションのミューズは、マリー・アントワネット。フランス革命に巻き込まれた王妃をイメージソースに、貴族的なロマンティックを打ち出す。浮世離れした、夢見心地なプリンセスの姿をディテールやカラーパレット、繊細な刺繍で形作った。上流階級へのイマジネーションは、デコラティブなディテールへと繋がった。肘から先に広がったベルスリーブ、ブラウスのアームを飾るリボン、ボリュームたっぷりのパフスリーブ。貴族たちのリッチなヘアースタイルは帆船モチーフに投影され、マリー・アントワネットと言えばの‟マカロン・カラー”が主役を担う。当時の職人たちが好んだ、クロスステッチの技法はニットやジャケットに咲いた、花々のモチーフで再び輝きを取り戻している。“ヴェルサイユ宮殿ではきっとこんなインテリアが飾られているはず…”そんな空想から、家具やクッションから飛び出したリスのモチーフは洋服へ。そんな宮廷の平和な風紀は、虹と戯れるハトの飛び立つ姿で象徴的に描き出されている。王宮文化を紐解きながらも、コーディネートからはデザイナーの視点が、マリー・アントワネットに憧れる庶民側にあることが見て取れる。フェミニンで華やかな装いに合わせたのは、MA-1やメンズのスラックス風パンツといった男性的なアイテム。チュールのドレスやスカートにも、カーゴパンツを重ねてファンダジーの中に現実性を響かせている。
2017年03月29日華麗なるグレース・ケリーの人生を紹介する展覧会オスカー女優として人気・実力ともに絶頂だった頃に、女優からモナコ公妃へと華麗なる転身を遂げた、20世紀を代表する絶世の美女、グレース・ケリー。その強く美しい人生を紹介する『グレース・ケリー展』が、2017年3月31日(金)~4月9日(日)までの間、「岡山天満屋」で開催される。同展覧会は日本とモナコの友好10周年記念して開催され、モナコ大公宮殿の全面的な協力により、グレース・ケリーが実際に着用したアイテムを数多く展示し、その華麗な装いを通してグレース・ケリーの人生を紹介するイベントだ。日本初公開のウエディングドレスなど、服飾品約140点を公開展示される服飾品は約140点に及び、グレース・ケリーがハリウッド女優時代に手にしたオスカー像から、クリスチャン・ディオールやシャネル、グッチなどの一流ブランドのドレス・アイテムなどが、貴重な写真や映像とともに公開される。さらに、日本初公開となるウエディングドレスや、世界に3つしかない“グレース本人の顔がプリントされたエルメスのケリーバッグ”も展示される。会場は「岡山天満屋」6階の葦川会館で、入場料は一般1,000円/中高生 500円/小学生以下無料(天満屋カード会員は100円割引)。3月30日(木)までは、チケットセンターなどで前売り券(一般のみ販売:800円)の購入が可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※グレース・ケリー展実行委員会プレスリリース(@Press)
2017年03月10日マリー・アントワネットが愛したジュエラー「メレリオ・ディ・メレー」から、フランスのファッションブランド「アレクサンドル ボーティエ(Alexandre Vauthier)」とのコラボレーションジュエリーが登場。「メレリオ・ディ・メレー」は、ヴァン クリーフ&アーペル、ショーメ、ブシュロン、モーブッサンと並んで「グランサンク(5大宝飾店)」と呼ばれるほど、伝統と格式を持つ名門ジュエラーだ。その顧客リストにはマリー・アントワネットの名も刻まれており、2014年冬にはマリー・アントワネットが1780年頃に購入したブレスレットがメゾンの元へ戻ってきたことで話題となった。その歴史ある「メレリオ・ディ・メレー」とタッグを組むのは、フランス人ファッションデザイナー「アレクサンドル ボーティエ」。18世紀以来保管されている「メレリオ・ディ・メレー」の豊富な資料と今なお続くアトリエの職人の技術を学び、デザインの着想を得た。新作ジュエリーは、アール・デコモチーフのデザイン画がインスピレーション源となっている。ピンクゴールドとホワイトゴールドの2色のゴールドを使った、幾何学モチーフの新作は、アレクサンドル ボーティエのスタイルと、メゾンの職人技や精巧さが強調されている。ラインナップは、2種類のリングと同デザインのピアス。フランス語で「メレリオのためのアレクサンドル・ボーティエ コレクション」を意味する「コレクション アレクサンドル・ボーティエ プール メレリオ」と名付けられている。【アイテム詳細】コレクション アレクサンドル・ボーティエ プール メレリオ・リング 11mm 720,000円+税サイズ:日本サイズ約10~15・リング 7㎜ 540,000円+税サイズ:日本サイズ約10~15・イヤリング 540,000円+税メレリオ・ディ・メレー取扱店舗:日本橋髙島屋、新宿髙島屋、横浜高島屋、柏髙島屋、伊勢丹新宿店、大丸東京店、名古屋三越栄店【問合せ先】メレリオ・ディ・メレーTEL:03-5772-8730
2017年01月13日モデルの紗羅マリーが、来年7月2日(日)より上演されるブロードウェイミュージカル「RENT」で、舞台初出演することが決定した。20世紀末のNY・イーストヴィレッジ。映像作家のマークは、友人で元ロックバンドのボーカルのロジャーと古いロフトで暮らしている。夢を追う彼らに金はない。家賃(レント)を滞納し、クリスマスイヴにもかかわらず電気も暖房も止められてしまう。恋人をエイズで亡くして以来、引きこもり続けているロジャー自身もHIVに感染しており、せめて死ぬ前に1曲後世に残す曲を書きたいともがいている。ある日彼は階下に住むSMクラブのダンサー、ミミと出会うが、彼女もまたHIVポジティブだった。一方のマークは、パフォーマンス・アーティストのモーリーンにふられたばかり。彼女の新しい相手は、女性弁護士のジョアンヌだ。仲間のコリンズは暴漢に襲われたところをストリートドラマーのエンジェルに助けられ、2人は惹かれあう。季節は巡り、彼らの関係も少しずつ変わってゆく。出会い、衝突、葛藤、別れ、そして2度目のクリスマスイヴ…。「RENT」は、1996年にNYの小さな劇場で誕生し、わずか2か月後にブロードウェイに進出、トニー賞4部門、ピューリッツアー賞、オービー賞など数々を受賞。新しいミュージカルの歴史を刻んだ“伝説”のブロードウェイミュージカル。アジアやヨーロッパを始め、いまでも世界中で上演され、ファンを生み出し続けている。今回このミュージカルに出演することが決定したのは、モデルの紗羅さん。13歳からモデルとして活動を始め、「ViVi」などの女性ファッション誌を中心に活躍。現在は「SPRiNG」「NYLON」「Gina」「sweet」「VOGUE girl」など数多くのファッション誌に出演するだけでなく、東京ガールズコレクションなど数々のファッションショーにも出演し、国内だけでなく、台湾や香港、北京を始めとするアジアでのショーやイベントにも多数出演している。そんな彼女が今回演じるのは、バイセクシャルのパフォーマンス・アーティストのモーリーン役。主役のマークと別れて、ジョアンヌと付き合うなど、女性にも男性にもモテる役どころだ。紗羅さんは「初めてのミュージカル、そして初めての舞台ということもあり、とても緊張していますが、初舞台を楽しめるように、精一杯頑張りたいと思います」と意気込み、「公演は来年の7月とまだ先ですが、多くの人に観ていただけると嬉しいです」とコメントしている。そのほか、映像作家のマーク役に村井良大、マークの友人・ロジャー役に堂珍嘉邦/ユナク(超新星)、ミミ役に青野紗穂/ジェニファー、コリンズ役に光永泰一朗、エンジェル役に平間壮一/丘山晴己らが出演する。舞台「RENT」は2017年7月2日(日)~8月6日(日)の期間で日比谷シアタークリエにて上演。(cinemacafe.net)
2016年12月08日今、女性にとって最も気になるイベントといえば、六本木ヒルズで開催中の「マリー・アントワネット展」!華やかな宮廷生活にきらびやかなファッション、そしてちょっとだけ軽薄なイメージのある、フランス王妃マリー・アントワネットの真の姿を探る、今シーズン大注目の展覧会です。今回は、本展をより楽しむためのお役立ち情報をたっぷりお届け。死後200年以上を経てもなお人々を惹きつけるアイコンの魅力に迫ります!まずはマリー・アントワネットについておさらい!エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン《フランス王妃 マリー・アントワネット》Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Chateau de Versailles (Dist. RMN-GP)/(C)Christophe Fouin史上最も有名なフランス王妃であるマリー・アントワネット。映画や漫画など、ポップカルチャーの題材としても頻繁に描かれ続けてきた彼女だけあって、その人生はジェットコースターのように波乱万丈!彼女の激動の生涯をちょっとおさらいしてみましょう。14歳で嫁入り、ヴェルサイユの問題児に!?フランツ・クサーヴァー・ヴァーゲンシェーン《チェンバロを弾くオーストリア皇女マリー・アントワネット》Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Kunsthistorisches Museum, Wien若干14歳でフランスへ嫁ぎ、19歳で王妃となったマリー・アントワネット。ウィーン宮廷の末娘としてのびのびと育った彼女は、堅苦しいしきたりや“エチケット”に縛られたヴェルサイユにおいても自由奔放な振る舞いを見せ、故郷の母マリア=テレジアからは度々手紙で叱られていたよう。子どもを産み、自身の地位を確立してからは、日々の儀式を緩和・廃止することにも成功!しかしこのことで貴族の反感を買うはめに……。楽しいことやお洒落が大好き!エリザベト=ルイーズ・ ヴィジェ・ル・ブラン《ゴール・ドレスを着たマリー・アントワネット》Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Courtesy National Gallery of Art, Washington流行を取り入れた奇抜なファッションを楽しんでいた一方で、必要なときにしか正装はせず、シンプルな服も好んで着ていたという彼女は、自分のスタイルを持った「元祖ファッションリーダー」。音楽や舞踏会、芝居などの娯楽や心許せる友人との時間を愛し、楽しいことやお洒落が大好きだったといいますが、そう聞くと現代の私達とあまり変わらないような気がしますね。そんな彼女も、子どもをもうけると子煩悩な良き母親に。軽薄なイメージを持たれがちなマリー・アントワネットですが、4人の子どもの母親としてしっかり子育てをしていたようです。王妃として毅然とした態度で断頭台へウィリアム・ハミルトン《1793年10月16日、死刑に処されるマリー・アントワネット》Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Coll. Musee de la Revolution francaise/Domaine de Vizille取り沙汰される贅沢な暮らしぶりや、首飾り事件などのスキャンダルで民衆の怒りを買い、宮廷内では貴族をも敵に回していた王妃。フランス革命が勃発すると、実際には革命の原因に寄与する彼女の行いはほんの一部であったにも関わらず、悪しき王政のシンボルとして国民の激しい憎悪の対象となります。処刑の日、民衆の前に現れた彼女は威厳に満ちた面持ちで堂々と断頭台に向かったといいます。王妃として、母として、一人の女性として、マリー・アントワネットは波乱の37年間を生き抜いたのです。行く前に映画『マリー・アントワネット』を観ておくべし!Photo by Pinterest本展に行く前にぜひ観ておきたいのが、映画『マリー・アントワネット』(2006年)!ソフィア・コッポラ監督らしい美しい映像とセンス抜群の選曲、遊び心のある演出で王妃の人生を描いたこの映画は、伝記物とは思えないスタイリッシュさ。数多く登場する靴はマノロ・ブラニクがデザインを担当するなど(一瞬だけコンバースのオールスターも出てくるので探してみて!)、ファッション好きにもたまらない作品となっています。六本木ヒルズのTOHOシネマズでは、11月4日(金)から11月17日(木)の2週間限定で本作品を特別上映!展覧会と映画を一日で楽しむこともできちゃいますね。「マリー・アントワネット展」はここがすごい!Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Chateau de Versailles (Dist. RMN-GP)/(C)Christophe Fouinマリー・アントワネットに関する展覧会の集大成ともいわれる今回の「マリー・アントワネット展」。なんだかすごそうだけど、どんなものが観られるの?そんな人に向けて、本展の見どころを少しだけご紹介。日本初!ヴェルサイユ宮殿の企画・監修による展覧会が実現Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)EPVフランス絶対王政を象徴する建造物であるヴェルサイユ宮殿。その豪奢な宮殿の最期の主となったのが、ルイ16世と王妃マリー・アントワネットでした。なんと今回の展覧会は、そのヴェルサイユ宮殿の企画・監修によって実現したもの!王妃が約20年もの歳月を過ごしたこの「思い出の宝石箱」に残された品を中心に、華やかな宮廷絵画や王妃がこだわりを見せた調度品、革命期に身につけていた衣服など約200点を展示。栄光と転落の人生を彩った品々から、王妃の知られざる姿が見えてくるはず。王妃のプライベート空間を大公開!Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)神戸シュン/NTV本展の大きな見どころの一つが、宮殿内に作られた王妃のプライベート空間「プチ・アパルトマン」の再現展示。広ーい宮殿の中でも、できるだけ愛娘マリー= テレーズのそばで生活したいという王妃たっての希望で確保された浴室、図書室、居室の3室からなる空間が、実際に使用されていたお気に入りの家具などと共に再現されています。現存しない図書館さえも、残された設計図などをもとにバーチャルリアリティで再現!現代に当時の姿を蘇らせました。王妃と日本の意外なつながりが明らかに王立セーヴル磁器製作所《皿「日本」》Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Chateau de Versailles/(C)Christophe Fouin芸術を愛し、家具や食器などの調度品にもこだわったことで知られるマリー・アントワネット。そんな彼女のコレクションの中でも特に興味深いのが、日本に関する品々です。母マリア=テレジアが死に際して日本の漆器50点を王妃に遺贈したのをきっかけに、彼女自身も漆器の収集を開始。70点を超えるコレクションを大切に保管していたといいます。また、王立セーヴル磁器製作所の販売会で王妃自らが購入した「日本」と名づけられた食器セットは、日本の図柄や伊万里焼風の彩色が施されたものでした。若くして異国へ嫁ぎ、常に好奇の目とバッシングにさらされてきたマリー・アントワネット。人から何をいわれようとも自分を持ち続け、無邪気に、軽やかに、そして強く人生を生きた彼女はやはり人を惹きつける魅力に溢れた女性だと感じます。次のお休みは「マリー・アントワネット展」で、彼女の知られざる一面に触れてみてはいかがでしょうか?ヴェルサイユ宮殿≪監修≫マリー・アントワネット展美術品が語るフランス王妃の真実会期:2016年10月25日(火)~2017年2月26日(日)会場:森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ 森タワー52階)公式HP:
2016年11月11日東京都港区のホテル、グランドハイアット東京に優雅で華やかな「マリー・アントワネット特別宿泊プラン」が登場!ネイルやシャンパンのサービス付き、ラグジュアリーなプランでお姫様気分に浸りましょう。何と1泊100万円のプランもありますよ。期間は2016年11月1日(火)~2017年2月26日(日)。プランの詳細やおすすめのポイントを紹介します。「マリー・アントワネット特別宿泊プラン」は1名40,000円からグランドルームまたはグランド エグゼクティブ スイートに宿泊するプランです。浴槽にバラの花びらを浮かべた「ローズバス」とボトルシャンパン「ルイロデレール・ブリュット」のサービス付き。さらに「Nagomi スパ アンド フィットネス」のマリー・アントワネットをイメージしたネイルサービスを受けられます。【宿泊料金(税金・サービス料・宿泊税別)】グランド ルーム:1名40,000円~84,000円、2名50,000円~94,000円グランド エグゼクティブ スイート:1名126,000円~170,000円、2名様136,000円~180,000円※1日2組限定、予約は宿泊日の3日前まで。※グランド エグゼクティブ スイートの場合は、客室にてネイルサービスを施術。別途10万円でラグジュアリーネイルに変更可能。●好きなデザインをチョイス!「マリー・アントワネット ネイルコレクション」ネイルサービスはマリー・アントワネットの歴史をネイルで表現した「マリー・アントワネット ネイルコレクション」から、好きなデザインを1つ選べます。「音楽とアートで描く優美なふるまい 生涯アートを楽しむ女性のために」「人形を愛する幼い少女の気持ちを忘れない女性の為に」「フランスの女王 心から女王である女性のために」などと題されたデザインジェルネイルの数々は、可愛らしさ、優美さ、女性らしさがテーマになっています。どのデザインにするか悩むのも楽しそう!1泊100万円!「マリー・アントワネット ラグジュアリーネイル 宿泊プラン」都内のホテルで唯一プライベートプールを備えた客室、プレジデンシャルスイートを利用する「マリー・アントワネット ラグジュアリーネイル 宿泊プラン」は、1泊100万円。1日1組限定の贅を尽くしたプランです。「ローズバス」と最高級シャンパン「ドン ペリニヨン」、客室でのラグジュアリーネイルサービスがセットになっています。ラグジュアリーネイルサービスには、ダイアモンドとパールを使用。ネイルの前後に Nagomi エステティシャンによる 60 分アロママッサージの施術も付いています。指の先まで優雅で豪華、まさにお姫様気分の特別なひとときを過ごせますよ。マリー・アントワネットの展覧会と特別メニューも要チェック●「ヴェルサイユ宮殿 監修 マリー・アントワネット展」「マリー・アントワネット特別宿泊プラン」は、森アーツセンターギャラリー 六本木ヒルズ森タワー52階で開催される「ヴェルサイユ宮殿 《監修》 マリー・アントワネット展」を記念したコラボレーションプランです。展覧会ではヴェルサイユ宮殿所蔵の絵画、愛用した食器や家具、革命期の資料などあわせて200点あまりを公開。マリー・アントワネットの生涯をたどる展示内容です。展覧会を鑑賞すれば、より中世フランスの世界観を肌で感じられるはず。会期は2016年10月25日(火)~2017年2月26日(日)です。●「フレンチ キッチン」で秘伝のレシピを再現グランドハイアット東京2階のダイニング「フレンチ キッチン」では、2017年2月28日(火)までマリー・アントワネットにちなんだ特別メニューを提供中。マリー・アントワネットが食したという秘伝のレシピをもとに、アフタヌーンティーや伝統的なフランス料理を再現します。ぜひ食べてみたいですね。「マリー・アントワネット特別宿泊プラン」に展覧会やダイニングの特別メニューを合わせ、中世フランスの世界観にどっぷり浸ってみませんか?■スポット詳細名称:グランドハイアット東京所在地:東京都港区六本木 6-10-3公式サイト:※「マリー・アントワネット特別宿泊プラン」は2016年11月1日(火)~2017年2月26日(日)
2016年11月01日現在、六本木ヒルズ森タワー52階で「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展美術品が語るフランス王妃の真実」が開催されています。フランスだけでなくウィーンの美術館からも、肖像画をはじめ貴重な美術品約200点を集め、その波乱の生涯を辿ります。いま注目の展覧会を、さっそくアソビュー編集部員が取材してきました!見どころをご紹介!はじめに、展覧会のみどころをご紹介します。1つめは、とにかく豪華なファッション。時代のファッションリーダーでもあったアントワネットの、斬新できらびやかな衣装にご注目ください。2つめは、室内空間の再現。実際に使われれた家具などで浴室や居室を再現しています。アントワネットがおくった日常生活をリアルに感じられますよ。3つめは、スウェーデン貴族 フェルセンとの暗号ラブレター。今年1月に解読されたばかりの、貴重な資料です。暗号で交わされた愛のメッセージは必見ですよ。200点の美術品でたどる、波乱の一生それではさっそく、展覧会の会場へ!会場内に入ると、高級感あふれる真紅の壁があらわれます。ぐっとマリー・アントワネットの世界に引き込まれます。●14歳で政略結婚。そして異国の王太子妃へ第一章では、オーストリア皇女からフランス王太子妃となるまでの少女時代の様子を肖像画でみていきます。こちらの絵は、教科書でも見たことのある「1755年の皇帝一家の肖像」。子沢山で知られたオーストリア大公マリア・テレジア夫妻と12人の子どもたちの様子が描かれています。真ん中のゆりかごにちょこんと座っているのが、末娘であるマリー・アントワネットです。こちらも有名な肖像画。フランスへの嫁入り直前と推測される絵です。チェンバロを弾く姿が優雅ですね。この後1770年4月、アントワネットは14歳でウィーンを離れ、フランスへ嫁ぎます。オーストリア・フランス間の和平強化のための、政略結婚でした。続く第2章では、華やかな王家の結婚を伝える美術品が登場します。この大きなテーブル飾りは、1770年5月におこなわれた結婚式の祝宴で使われたものです。トルコブルーの大理石やブロンズが光る、豪華な作りですね。若く美しいアントワネットの評判はたちまちフランス中に広がり、大勢の民衆がヴェルサイユ宮殿に押し寄せ、その結婚を祝ったと言われています。●フランス王妃 マリー・アントワネットの誕生1775年、ルイ15世が天然痘で逝去するとルイ16世が即位、アントワネットはフランス王妃となりました。写真の左が、夫でありフランス国王となった19歳のルイ16世です。右のアントワネットもこのときまだ18歳。ルイ16世の王としての初めての言葉は「神よ守り給え、このように若くして国を治める私たちを!」だったと言われています。パリの華やかなファッションに魅了されたアントワネットは、たちまちドレスや装飾品の虜となります。フランス貴族のファッションリーダーとして、ダチョウの羽をつかったアクセサリーや派手なデザインのドレス、高く結い上げた髪型など、次々とあたらしいファッションで注目を集めました。そんな王妃の散財ぶりに、国民からの不満は、じわじわと高まっていくのでした。●豪華な家具や装飾品へのこだわりが、国家財政をさらなる危機にヴェルサイユをはじめとする宮殿の装飾に執着したアントワネット。莫大なお金をつぎこみ、当時の流行にあった家具調度品を揃えていきました。当時フランスがアメリカ独立戦争に介入したことで国家財政が厳しくなっていたにもかかわらず、王妃の散財は加速するばかりだったといいます。寝台の上掛けには、国王ルイとマリー・アントワネットの頭文字であるLLMAが入っています。アントワネットがとくに好んだ花柄の壁布。これもゴージャスなデザインですね。●王妃のプチアパルトマンを再現した空間王妃の浴室と居室は、実際に使われた家具を用いて、再現されています。これは浴室。白いふわふわのドレスを着ているのがアントワネットです。お付きの方の服装もかわいい…!壁紙のデザインや、家具の配色にセンスを感じますね。浴槽の蛇口ですらブロンドで、こんなにゴージャス。すごい…。東京駅のプロジェクションマッピングなどを手がけるNAKEDによる、図書室の再現も必見です。設計図をもとに、バーチャルリアリティで再現しており、図書館のなかにいるような感覚を味わえます。窓から宮殿の庭に出ていったりする演出もあり、とってもリアルですよ。アントワネットが過ごしたとされる居室は、グリーンを貴重とした空間になっています。寝台や、ナイトテーブルなど、リアルな生活を感じることができます。写真中央、奥にある寝台の脚部には、アントワネットがこよなく愛したとされるエジプト女性の人物像が施されています。さらに奥に進むと、王妃が好んだ食器が展示されています。ズラリと並ぶセーヴル食器のなかには、日本風デザインのものも。このお皿は、伊万里焼から着想を得たものと考えられています。日本の食器を好んだ母、マリア・テレジアに贈ったものだそうです。お母さん想いなんですね。1774年に、王妃がルイ16世によって与えられた「プチ・トリアノン」の様子もうかがえます。形式ばった宮廷生活を嫌ったアントワネットは、この私的な離宮の敷地内に池や田舎風の離宮を作らせ、牧歌的な暮らしを夢みました。ふたりの子どもとともに描かれたマリーの顔は、おだやかなお母さんそのもの。派手な暮らしばかりが伝えられるアントワネットですが、実は子煩悩な母親でもあったそう。とくに息子であるルイ・シャルルのことは「愛のキャベツ」と呼んで溺愛したそうです。かたくるしい宮廷から抜け出してごく親しい友人を招き、オペラや舞踏会を開き、大胆なファッションを楽しんだようです。しかし楽しい時間もつかのま。いよいよ革命が始まります。●国民の不満が爆発。フランス革命、そして悲劇の結末へいよいよ悲劇のエンドロールへと向かいます。国民の不満爆発のきっかけとなった大スキャンダル「首飾り事件」が起こります。アントワネットは詐欺の被害者でありながら、国民の信頼を失う結果になってしまいました。この頃には、国王と王妃を批判する風刺画がよく描かれるようになりました。国王はヤギにたとえられ、アントワネットは虎の体にメドューサの顔で描かれています。双頭の怪物であり、互いに身動きがとれない状態をたとえています。ひどい食糧危機への不満が爆発し、ヴェルサイユへ向かう女性たちの絵も見られます。遊興庁の建物に招集された国民議会に、パンを要求したと言われています。そして、バスティーユ監獄が占領されます。王権の象徴であったこの建物はたちまち民衆に包囲され、監獄司令官のド・ローネの首は槍に突き刺された状態で街中を引きずり回されました。この事件が王権崩壊の引き金になったと言われています。この頃王妃がスウェーデン公フェルセンとかわした秘密の恋文が残されています。黒塗りになっている部分は、今年2016年1月になってはじめて解読され、ふたりが親密な仲にあったことが明らかになりました。女性らしいやわらかい文字で、情熱的な愛の言葉が書かれています。ヴェルサイユを追われ、チュイルリー宮殿で過ごしていた王家が襲われたのは、1792年8月10日のこと。多くの犠牲者をだしたこの事件により、いよいよ王政は終焉を迎えます。事件の3日後には、国王一家はタンプル塔に投獄されてしまいました。暗く、ずっしりとした雲が空を覆う様子が、一家の悲惨な結末を表しているようです。塔のなかでも、国王はのちのルイ17世となる王太子の教育に熱心だったといわれています。ゲームや数学、そして書き方の練習をしていた記録が残されています。王太子の習字帖には「国民に愛される、国民に愛される…」と書かれています。1792年12月以降、家族と引き離されていたルイ16世は、1793年1月21日に断頭台へのぼります。そして1793年10月16日、ついにアントワネットも死刑執行の日を迎えます。16日、死の直前となった午前4時に、義理の妹に書かれた遺書が残っています。紙にびっしりと、小さな文字で悲痛な思いがつづられています。タンプル塔で暮らしていた時の肌着が、そのまま残されています。この頃には下着の洗濯にも自由が許されず、10日に1回程度だったと言われています。死刑当日に履いていたとされる靴も展示されていました。あれほどファッションを愛し、豪華絢爛なドレスに身を包んで暮らした彼女が最期に身に付けたのは、白の質素なチュニックでした。群がる民衆たちの好奇と憎悪にみちた表情とは対照的に、さいごまで気品を失わず静かに死に向かう王妃の姿が印象的です。贅の限りをつくした華やかな宮廷生活から、時代の波にのまれ、監獄、そして断頭台へ。波乱にみちたひとりの女性の一生を、ぜひご覧ください。■イベント詳細名称ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展美術品が語るフランス王妃の真実開催期間2016年10月25日(火)~2017年2月26日(日)開催場所森アーツセンターギャラリー〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階開館時間10:00~20:00(ただし火曜日は17:00まで)※入館は閉館の30分前まで観覧料一般・・・当日1800円前売/団体1600円高校・大学生…当日1200円前売/団体1000円小・中学生…当日600円前売/団体400円※小学生未満は入館無料※団体料金は15名以上で適用。添乗員1名まで無料※障がい者手帳を持っている方と介助者(1名まで)は、当日観覧料が一般900円、高校・大学生600円、小・中学生300円お問い合わせ03-5777-8600公式HP
2016年10月30日ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)監督、映画『マリー・アントワネット』の特別上映会が11月4日から11月17日まで、TOHOシネマズ 六本木で行われる。同上映会は、六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーで行われている「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」の開催を記念して行われるもの。同作は、フランス王妃マリー・アントワネットの“心”の軌跡を描き出した作品。14歳で嫁いでから37歳で処刑されるまでの波瀾万丈の人生を描いた映画となっている。王妃という最高の栄誉と贅を手に入れたマリーであるが、実際は24時間付き人がついて生活するほか、世界中から注目を浴び、ゴシップネタにされるなど、不自由な日々を送っていた。作中では、王室の豪華な衣装や風景が再現。アカデミー賞を2度受賞したデザイナーのミレーナ・カノネロがこの映画のために作った衣装が、宮廷の貴族達を彩る。また、高級靴ブランドとして有名なマロノ・ブラニク(Manolo Blahnik)が手掛けた靴や、老舗洋菓子メーカーのラデュレが用意したスイーツが魔法のような世界を創り出している。上映劇場はTOHOシネマズ 六本木のみ。上映期間は11月4日から11月17日で、チケットは1,100円となっている。上映時間等の詳細情報はTOHOシネマズ公式サイトにて。
2016年10月28日サンスマイルより、日本・モナコ友好10周年記念「グレース・ケリー展」開催における記念商品が、全国発売されました。リッチなうるおいと洗練された美しい手をあなたへアカデミー主演女優賞を獲得するなど人気絶頂の中、女優業を引退し、モナコ公妃となったグレース・ケリー。彼女は永遠のファッションアイコンとして、現在でも世界中の女性たちの憧れの存在。彼女の美容法のひとつとして有名なのがハンドケアなんです。そんな彼女をイメージした3種類のハンドクリームが、展覧会に合わせて全国で発売になりました。持っているだけで特別な気持ちになる、洗練されたデザイン。肌に馴染みやすく、高い保湿力を持つシアバター配合で、しっとりとうるおうのにベタつかず、さらりとした塗り心地。デザインはもちろんのこと、使い心地にもこだわったハンドクリーム。優雅な3つの香りとなっています。リッチなうるおいと洗練された美しい手をあなたへ。■ガーデンの香り【ワサビノキ葉エキス配合】肌を整え、すこやかに保ちます。造園も手掛けたと言われるグレース・ケリー。フレッシュなグリーンをイメージした香りは爽やかで豊かな女性を演出します。みずみずしいクリームでリッチなうるおいをあなたへ。■オーシャンの香り【海水配合】肌にうるおいを与え、整えます。モナコを象徴するといっても過言ではない、グレース・ケリーが愛した海。エレガントなオーシャンをイメージした香りは開放的で芯のある女性を演出します。透明感のある美しい手をあなたへ。■ローズの香り【センチフォリアバラ花エキス配合】肌をやわらげ、すこやかに保ちます。グレース・ケリーが愛した花のひとつであるローズの高貴な香りは気品がある女性を演出します。しっとりうるおった手をあなたへ。■商品名:グレース・ケリーハンドクリーム■種類:3SKU■価格:1,000円+税■発売予定日:2016年10月17日■内容量:60gグレース・ケリー展日本・モナコ友好10周年を記念し、女優時代の写真や映像、アカデミー賞受賞時のオスカー像、忠実に再現された世紀のウェディングドレス、公務やプライベートで愛用洋服やファッションアイテムの数々、また彼女の手による押し花作品など、貴重なロイヤルコレクション170点を展示しています。女優からプリンセスというシンデレラストーリーを歩んだグレース・ケリー。永遠のエレガンスを体現した彼女の生涯をご紹介します。今回ご紹介したハンドクリームはこちらの展覧会でも発売しています。
2016年10月25日マリー・アントワネットの生涯に迫る「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」が、17年2月26日まで六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される。ヴェルサイユ宮殿の企画監修によるこの展覧会は、宮殿から持ち込まれた食器や家具などの愛用品をはじめ、故郷ウィーンに残る名画の数々、そして王妃が暮らした空間を原寸大で再現。200点に及ぶ美術品と資料が集められ、日本で初めての大規模な展覧会となった。オーストリア皇女として生まれ、天真爛漫な少女時代を送り、14歳でフランス国王ルイ16世と結婚。宮廷の華として栄華を極めた生活から一変、革命の波にのまれて37歳で処刑された悲劇の王妃。本展では歴史的な文脈で知る「マリー・アントワネットの生涯」から踏み込み、一人の女性として、彼女の人柄や生活の様子を生き生きと伝える構成となっている。結婚により飛び込んだ異国の宮廷のしきたりに馴染めなかったこと、世継ぎに恵まれずプレッシャーに耐えた日々。パリの華やかなファッションに魅せられておしゃれに夢中になったかと思えば、プライベート離宮のプチトリアノンで“憧れの田舎暮らし”に没頭してみたり。籠の中の鳥のような生活の中で、母として子育てに悩み、女として伯爵と恋に落ち、人生を謳歌したマリー・アントワネット。軽薄で浪費家の王妃として受けたギロチン処刑のインパクトの強さに隠れていた素顔が見て取れ、身近な存在に感じられる工夫が凝らされている。最期まで類稀なる美的センスと気品を失わなかったからこそ、後世でも幾度となく舞台や映画、漫画のモチーフに選ばれ、人々に支持されてきたのだろう。マリー・アントワネットがフランスの文化史に残した功績は大きく、香水一つをとっても、それまで一般的だったムスクの流行から、彼女の愛したバラの香りが世に広まったとも言われている。展示品が醸し出す“うっとり感”もさることながら、お土産のかわいさも見逃せない。ラデュレによる会場限定販売のマカロンボックス(税込3,575円)を始めとする「マリー・アントワネットコレクション」、あめやえいたろうのリップグロス型キャンディー「Sweet Lip」(全3種 各税込756円)など、乙女心をくすぐる可憐なグッズがそろう。【展覧会情報】「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10 六本木ヒルズ 森タワー52階会期:10月25日から17年2月26日(会期中無休)時間:10:00から20:00(火曜日、及び10月27日は17:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、高校・大学生1,200円、小・中学生600円、小学生未満無料
2016年10月25日ラデュレ(Ladurée)からこの秋”マリー・アントワネット”コレクションが登場。2016年11月3日(木)より全国のラデュレ・ブティックにて発売される。以前からメゾン・ラデュレにインスピレーションを与えてきたというマリー・アントワネット。コレクションを彩るピンクと繊細なバラのつぼみのデザインは、マリー・アントワネットと彼女が愛した花々をイメージして作られた。本コレクションからは、マカロンボックスに加え、コンフィチュールや紅茶、ボンボン・ショコラが登場。さらに銀座店限定で、ルームキャンドルも発売される。バラとハチミツ、柑橘類が調和した、牧歌的で懐かしい香りとなっている。【詳細】ラデュレ 秋のコレクション”マリー・アントワネット”コレクション発売日: 2016年11月3日(木)発売場所:全国のラデュレ・ブティックアイテム:・マカロンボックス ”マリー・アントワネット”(8個入、10個入) 3,310円+税・コンフィチュール “コンフィチュール・ド・テ・マリー・アントワネット” 2,100円+税・紅茶 “テ・マリー・アントワネット”リーフ 2,700円+税・紅茶 “テ・マリー・アントワネット”サシェ 2,600円+税・ボンボンショコラ “コフレ・マリー・アントワネット” 3,200円+税・ギフトボックス “コフレ・カドー・マリー・アントワネット” 3,900円+税・ルームキャンドル “マリー・アントワネット” 価格 7,300円+税 ※銀座店のみ発売【問い合わせ先】ラデュレ カスタマーサービスTEL:03-4578-0846
2016年10月21日画家マリー・ローランサンの没後60年記念展が10月28日から11月27日まで、美術館「えき」KYOTOで開催される。20世紀前半の激動の時代を生きたフランス人女性画家、マリー・ローランサン。彼女はその変わりゆく時代の中で、常に自分自身と向き合い、新たな造形表現を探求し続けてきた。同展では、マリー・ローランサン美術館が所蔵する彼女の初期から晩年に至るまでの作品を、油彩を中心に約80点紹介する。展示は「最初期1904-1906」、「アポリネールとの出会い1907-1910年前半」、「フォン・ヴェッチェン男爵との結婚1910年後半-1920」、「成熟~晩年1921-1956」という4部構成となっており、「最初期1904-1906」ではフェルナン・アンベールの画塾に入り、本格的に絵画の勉強を始めた時期の作品を展示する。「アポリネールとの出会い1907-1910年前半」では、画塾をやめたローランサンがパブロ・ピカソらの住む「洗濯船」というアパートに集う画家たちと交流を深め、その交流を通して出会った詩人のギヨーム・アポリネールと恋に落ちた時期の作品を展示。「フォン・ヴェッチェン男爵との結婚1910年後半-1920」では、アポリネールと別れドイツ人オットー・フォン・ヴェッチェン男爵と結婚し、国外へ亡命していた時期の作品を展示する。「成熟~晩年1921-1956」では世界恐慌や第二次世界大戦を背景に、フォン・ヴェッチェン男爵と離婚し、パリで画業に励む時期の作品を展示する。同時期に淡く愛らしいパステルカラーを基調とし、輪郭線の無い蔭や濃淡によって表現された“ローランサン・スタイル”が誕生した。なお、展覧会期間中の10月28日には、マリー・ローランサン美術館から講師を招いてのギャラリー・レクチャーが、11月7日、21日にはギャラリー・トークが催される。【イベント情報】没後 60年 マリー・ローランサン展会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)会期:10月28日~11月27日時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,000円、高・大学生800円、小・中学生600円
2016年10月11日「グレース・ケリー展 ‐ モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス ‐ 」が、東京・松屋銀座にて、2016年9月8日(木)から26日(月)まで開催される。オスカー女優からプリンセスへと変身を遂げたグレース・ケリー。女優として注目をあびるなか、そのキャリアを捨て、モナコのレニエ3世公と結婚し、公妃としての道を選んだ。本展では、ドレスやジュエリー、バッグなど、華やかな宝飾品と洋服を一堂に展示し、多くの人々を魅了した彼女の人生を探る。エルメスの‟ケリー”バッググレース・ケリーの代名詞といえば、エルメスの‟ケリー”バッグ。発売当初は異なる名前がついていたが、彼女が愛用している写真が発表されたことから人気に火がつき、世界的に‟ケリー”と呼ばれるようになったというエピソードもある。会場には、この‟ケリー”バッグをはじめ、グレースが愛用したファッションアイテムを紹介。ジュエリーや約50点にも及ぶドレス、キャリアを象徴するオスカー像までを揃え、女優時代を振り返る。日本初公開のウェディング・ドレスプリンセスへの道を象徴する、何百ものパールをあしらったウェディング・ドレス。アンティークレースが用いられ、繊細ながらも趣深い一着だ。この高貴なドレスが、公室所蔵の映像とともに日本初公開される。また、214個ものダイヤモンドを配したティアラも同時に披露。公妃のクローゼットプリンセスとなったグレースは、シャネル(CHANEL)、ディオール(Dior)、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)といったメゾンブランドを愛した。当時の流行を押さえつつ、上品さを兼ね備えた装いは、公妃にふさわしい品がある。会場には、それらメゾンのウェアをはじめ、グッチ(GUCCI)のアクセサリーやカルティエ(Cartier)のバッグ、ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のジュエリーなどが並ぶ。ミュベールやアヤメによる限定グッズ会場には、グレースやモナコに関するアイテムはもちろん、ミュベール(MUVEIL)やアヤメ アイウェア デザイン(ayame i wear design)とのコラボレーショングッズも限定発売。ここでしか手に入らないアイテムは、来場記念にオススメだ。【イベント詳細】「日本×モナコ 友好10周年記念 グレース・ケリー展 ‐ モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス ‐ 」開催期間:2016年9月8日(木)~26日(月)時間:10:00~20:00※入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場。会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1入場料: 一般 1,000円(700円)、高大生 700円(500円)、中学生 500円(400円)、小学生 300円※()内は前売料金。ローソンチケット、セブン-イレブン、チケットぴあにて7月上旬より販売予定。【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2016年09月04日オスカー女優からプリンセスへと華麗なる変身を遂げたグレース・ケリーを紹介する「グレース・ケリー展」が、9月8日から26日まで松屋銀座8階のイベントスクエアにて開催される。モナコのレニエ3世公との結婚を理由にキャリアの絶頂で女優を引退し、公妃としての人生を選んだグレース・ケリー。その気品にあふれた美貌から、20世紀を代表するクールビューティとして今も人々を魅了し続けている。同展では「モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス」と題し、公室秘蔵の品々を貴重な写真や映像とともに一堂に展示。ハリウッド女優時代に手にしたオスカー像の他、実際に彼女が着用していたディオールやシャネル、バレンシアガ、イヴ・サンローランなどのドレス、グッチのアクセサリー、カルティエのバッグ、ヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーなど、ファッション好きなら見逃せないアイテムの数々が展示される。さらに、グレース・ケリーの代名詞ともいえる「ケリー」バッグも登場する。中でも見どころは、繊細なアンティークレースに何百ものパールがあしらわれたウェディングドレス。イギリスのキャサリン妃をはじめとした世界のファッションアイコンに支持される高貴なドレスが、公室所蔵の映像とともに日本初公開される。また、公妃の威厳を示す、214個ものダイヤモンドがあしらわれたティアラも世界初公開される。展覧会に加えて、人気ブランドやクリエイターとのコラボレーションアイテムも販売。ミュベールからは人気の「グランマ」チャームシリーズよりグレース・ケリーが女優時代に着ていた服をまとった新作モデルが登場する他、MARIANNE BATTLEやKELLY ROUGE、AYAME、BOTTLE BY BUFFETTなどとのコラボレーション商品も展開される予定だ。【イベント情報】「グレース・ケリー展」会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:9月8日~26日時間:10:00~20:00(9月26日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生300円33337777777
2016年09月03日マリー・アントワネットの調香師の一族であるファージョン家が創設したオリザ ルイ ルグラン(Oriza L. Legrand)が9月1日、新作フレグランス「キュイール ドゥ エーグル ルシー オードパルファム」(100ml 1万6,500円)を伊勢丹新宿店にて先行発売する。今回発売されるのは、上流階級の人々が華やかで豪奢な日々を送っていたロシア帝国時代の黄金期にオリザ ルイ ルグランが生み出した、「キュイール ドゥ エーグル ルシー」に現代のテイストを加え再解釈したフレグランス。19世紀に人気を博した「キュイール ドゥ エーグル ルシー」は、ロシア帝国の紋章に双頭のイーグルがあしらわれていたことから「キュイール ドゥ エーグル ルシー(ロシアン イーグルのレザー)」と命名された。今回の復刻版では、ロシア皇帝が愛したその古き良きノスタルジックなアロマティックオリエンタルの香りを再現。まず始めにベルガモットやコリアンダーが香り立ち、次にカルダモンやローズドメイ、イモーテルの温かみのある絶妙なコンビネーションが、ラブダナムやベンゾインのバルサミックな香りに溶け合い、昔懐かしいサテン調のレザーを彷彿とさせる。時空を超え、ロシアの貴族が愛用した華やかな香りが蘇った。また、フレグランスはアール・ヌーヴォー調のアート作品のようなパッケージに収められている。なお、フレグランスは9月1日に伊勢丹新宿店にて先行発売された後、10月1日に全国発売される予定だ。
2016年08月31日グランド ハイアット 東京のフレンチ キッチンでは10月1日から17年2月28日まで、マリー・アントワネットをイメージしたスペシャルメニューが提供される。フレンチ キッチンでは、マリー・アントワネットが食したといわれる秘伝のレシピを再現したデザートが楽しめる「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」(3,000円)を提供。マカロン、フィナンシェ、ストロベリーケーキ、日替わりケーキのスイーツアイテム4種に加え、フィンガーサンドイッチ、キッシュ、スモークサーモンといったセイボリーアイテム4種で展開される。セットの紅茶には、マリー・アントワネットが過ごしたヴェルサイユ宮殿の王の菜園で摘み採られた新鮮な林檎とバラを使い、セイロンティーに香りづけしたニナス(NINA’S)の紅茶「オリジナル マリー・アントワネット ティー」が用意された。また、マリー・アントワネットをイメージして伝統的なフランス料理を現代風にアレンジしたディナーコース「マリー・アントワネット スペシャルコース」(1万2,000円)も提供。ルビーグレープフルーツやパープルスイートポテトなどの彩り豊かな食材を使用することにより、マリー・アントワネットの華やかな世界観を料理で表現した。さらに、10月26日には8月末にリニューアルオープンするイベントスペースにて、マリー・アントワネットをイメージした食事や装飾を楽しめる一晩限りのディナーパーティー「マリー・アントワネット特別ディナー」を開催。当日は、マリー・アントワネットが食したといわれる秘伝のレシピで再現したデザートや、アフタヌーンティーで提供される「オリジナル マリー・アントワネット ティー」を楽しめる他、「マリー・アントワネット展」の観覧券や、「キッカ(CHICCA) メスメリック リップスティック」のマリー・アントワネットのように華やかでエレガントなレッドローズのリップなどのギフトも用意される。また、ドレスコードを“サムシング ローズ”とし、ゲストはバラをイメージしたアイテムを身に着けて参加。その他、『美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯』を執筆した作家の中野京子も登壇し、マリー・アントワネットの魅力について語ってくれる。なお、定員は50名。
2016年08月30日