「影美女」や「ムービング」など話題作への出演続くシム・ダルギが主演する韓国映画『ローリング・ガール』が2024年2月2日(金)より公開決定。この度、主演のシム・ダルギが日本語で寄せたコメント動画、日本版ビジュアルと予告編、場面写真が一挙に解禁となった。世界中で新型コロナウイルスが蔓延するなか、25歳、ニートのジュリ(シム・ダルギ)は人との交流を避けて家に引きこもっていた。彼女の母親のヨンシム(チョン・ウンギョン)は厳しい状況のなか、キンパの店「シンナラ キンパ」を経営している。ある日、ヨンシムが病気の祖母の看病のため店を離れることとなり、キンパの作り方も分からないジュリはしぶしぶ店番をすることに。パン屋のおばさん、大人びた少年、たくあんを残す常連の青年…。店を起点に様々な人と出会い、交流が生まれ、日常が一変するジュリ。店番として毎日を送る中で少しずつ、彼女も変わっていく――。コロナ禍の韓国を舞台にした本作で、主人公の25歳のニート、ジュリを演じるのは、「影美女」「賢い医師生活」「私たちのブルース」「ムービング」、映画『人生は、美しい』など話題作に多数出演し、そのずば抜けた演技力が注目されているシム・ダルギ。本作は、ジュリが母の営むキンパ店「シンナラ キンパ」を、母が不在の間切り盛りすることになるところから物語は進んでいく。家に引きこもり、だらけた生活をしているが、どこか憎めない魅力があるジュリ。そんなジュリが、キンパ屋を営むうちに少しずつ社会に馴染み、人生をいい方向へと進めていく様子が描かれている。また、シム・ダルギからは「毎日同じような日常の中で、ほのぼのとした温かさを描いた映画です。 観た後は、心がふんわりとした気持ちになる、そんな作品です」と日本語でのコメント映像も到着。本作は、第22回チョンジュ国際映画祭に正式出品、第47回ソウル独立映画祭フェスティバル・チョイス部門に選出された。『ローリング・ガール』は2024年2月2日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月05日26日、64歳の誕生日を迎えたケヴィン・スペイシーはロンドンのサザーク・クラウン裁判所から「無罪」を言い渡され、涙を流した。陪審団による審議は12時間26分に及んだという。「Metro」紙などが伝えた。ケヴィンには2001年から2013年の間、ロンドンにおいて4人の男性に対する性的暴行など9件の容疑がかけられていた。ケヴィンは判決後、「陪審のみなさんには、判決に至るまでにすべての証拠と事実に対して時間をかけて慎重に検討してくださり、本当に感謝しています。今日の結果について、身の引き締まる思いです」とコメント。続けて、裁判所内のスタッフ、警備員、弁護団、毎日気にかけてくれた周囲の人たちなどにも感謝の意を表した。ケヴィンといえば、2017年に俳優のアンソニー・ラップから「14歳の時にケヴィンから性的暴行を受けた」と告発されたのをきっかけに、主演ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」を解雇。以降、「自分もケヴィンによる性的暴行の被害者だ」と名乗り出る人たちが次々と現れた。アンソニーはケヴィンに対し4000万ドルの損害賠償を求めたが、昨年ケヴィン側が勝訴していた。(賀来比呂美)
2023年07月27日俳優のケヴィン・コスナー(68)の別居中の妻クリスティン(49)が、3人の子どもの養育費として毎月24万8千ドル(約3500万円)の支払いをコスナー側に求めていることがわかった。PEOPLEなどが報じている。コスナーとクリスティンは’04年9月に結婚。ケイデン(16)、ヘイズ(14)、グレース(13)の3人の子どもをもうけた。しかし、妻側から今年5月に「和解しがたい不和」を理由に離婚を申請、すでに別居していることをTMZなどが報じていた。クリスティンは法廷に提出した文書の中で、3人の子どもたちが通う私立学校の授業料、課外活動やスポーツの費用、医療費に加え、月24万8千ドルを養育費として要求。法外な額に思えるが、「子どもたちが慣れ親しんだライフスタイルを維持するには十分ではない」と主張している。INSIDERによると、’22年のコスナーの収入は1950万ドル(約27億6千万円)で、家族のための出費は1190万ドル(約16億8千万円)だったという。支出には自家用ジェットでのカリブ海やハワイへの旅行、プライベートシェフによる食事、エリート養成のための超名門校の学費などが含まれており、確かに月24万8千ドルでは同じ生活を送ることはできないかもしれない。コスナー側は「子どもにかかる費用は100%負担」した上で、月3万8千ドル(約540万円)の養育費を払うと申し出たとPEOPLEは伝えている。また、婚前契約に従ってすでにクリスティンに100万ドル(約1億4千万円)を支払っており、さらに引っ越し費用や妻子の家賃も負担するという。
2023年06月22日Disney+のトム・ヒドルストン主演ドラマ「ロキ」シーズン2の配信開始日が、10月6日に決まった。ケヴィン・ファイギがディズニーのイベントで、マーベル・スタジオがSNSなどで発表した。「ロキ」はマーベル・スタジオのドラマの中で初めて「シーズン2」が作られた作品。キャストはトム(ロキ)、ソフィア・ディ・マルティーノ(シルヴィ)、オーウェン・ウィルソン(メビウス)が続投、新たに『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のキー・ホイ・クァンが加わる。しかし、ファイギはシーズン1にタイムキーパー役として登場したジョナサン・メジャースの続投については触れなかった。ジョナサンは3月25日に家庭内暴力の容疑で逮捕され、6月に審問を控えている。「ロキ」のほか、「ホークアイ」のスピンオフドラマ「Echo(原題)」が11月23日に全話一挙配信となることが分かった。「ホークアイ」でエコー/マヤ・ロペス演じたアラクア・コックスが主演する。Netflixで過去に打ち切られたドラマ「デアデビル」より、チャーリー・コックスが演じるデアデビル、ヴィンセント・ドノフリオが演じるキングピンも登場。チャーリーとヴィンセントはDisney+で新しく生まれ変わる「デアデビル」ドラマ「Daredevil: Born Again(原題)」にも出演するが、こちらは現在ハリウッドで起きている脚本家たちのストライキの影響により、製作が中断されている。(賀来比呂美)
2023年05月17日井上真央、佐藤健、松山ケンイチが共演する、切なくて温かいファンタジーラブストーリー「100万回 言えばよかった」に、『新聞記者』「七人の秘書」のシム・ウンギョンが出演することが分かった。本作は、井上さん演じる愛する人を突然失ってしまった主人公・悠依と、彼女にプロポーズしようと決めた矢先、魂だけになり、それでも悠依を側で見守る直木(佐藤さん)、そして死の真相を追う刑事でありながら、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく譲(松山さん)を中心に描く物語。“当たり前のことは、決して当たり前ではない”というメッセージを伝えると共に、“その当たり前がどんなに愛おしくかけがえのないものか”を改めて訴えかける。今回新た出演が決定したシム・ウンギョンが演じるのは、脳神経内科医師ソン・ハヨン。悠依とひょんなことから出会い、徐々に関わりを持つようになるという役どころで、ストーリーにスパイスを与える存在だ。「私自身あまり出演したことがないラブストーリーの作品なので、緊張しています」と心境を明かしたシム・ウンギョンは、「今の時代にちょっと珍しい作品になると思います」とコメント。「私が演じるソン・ハヨンというキャラクターは温かい人と聞いているので、その温かさをどのように表現できるか今研究中です!2023年に皆さんの心を温めてくれる作品になると思うので、楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」は2023年1月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年12月05日女優のシム・ウンギョンが2日、都内で行われた「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のクロージングセレモニーに登壇。10月29日に韓国・ソウルの繁華街・梨泰院で起きた雑踏事故の犠牲者を追悼した。コンペティション部門の審査委員を務めたシム・ウンギョンは、最優秀男優賞と最優秀女優賞のプレゼンターとして登壇。発表の前に「10月29日に発生した梨泰院の雑踏事故に心から哀悼の意を表します。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします」と神妙な面持ちで語り、頭を下げた。なお、最優秀男優賞は『ザ・ビースト』のドゥニ・メノーシェ、最優秀女優賞は『1976』のアリン・クーペンハイムが受賞した。
2022年11月02日俳優のアンソニー・ラップが、14歳の時にケヴィン・スペイシーから性的暴行を受けたと主張し4000万ドルの損害賠償を求めた民事訴訟で敗訴した。アンソニーはツイッターで「敗訴」という結果には触れずに、「私の事件について、陪審員団の前で審理してもらえる機会をいただけたことに感謝します。陪審員のみなさま、ありがとうございました」とまずは陪審員に対して感謝の意を表した。「この訴訟は、あらゆる形の性的暴行に対して立ち上がるという大きなムーブメントの一環であり、そこに常に光を当てるということが重要でした。私は、私たちがいかなる性暴力から解放された世界で生活し、働けるよう、声を上げ続けていくと誓います。性暴力のサバイバーたちが、自身の経験を語り、説明責任のために戦い続けることを切に願います」とつづった。この投稿に対し、ファンから「あなたはとても勇敢だった」「残念な結果ではあるが、あなたの勇気に敬意を払います」などのコメントが寄せられている。一方ケヴィン側は、代理人のジェニファー・ケラー氏が「スペイシー氏は、国民が公平な陪審員による裁判を受けられる権利を持つ国に住んでいることを感謝しています。彼らはうわさやSNSではなく、証拠に基づいて決断を下します」とコメントしている。(賀来比呂美)
2022年10月21日2020年3月6日、シム・ウンギョンは第43回日本アカデミー賞にて、『新聞記者』での演技で最優秀主演女優賞を受賞。ステージ上で、トロフィーを握りしめながら涙ながらに受賞の喜びを口にした。そして、その年の10月に放送が始まったのが、彼女にとっては初の日本の連続ドラマ出演となる「七人の秘書」。約半年前に美しい涙でお茶の間を感動に包んだ彼女が、同作では6人の仲間たちと共に、巨悪をぶった斬り、その痛快な姿に多くの視聴者が快哉を叫んだ。そんな同作が満を持して映画化。『七人の秘書 THE MOVIE』として10月7日(金)に公開を迎えた。シム・ウンギョンさん演じる“頭脳明晰なハッカー秘書”パク・サランは、アクションも見せるなど、映画でも大活躍! 公開を前にシム・ウンギョンさんに話を聞いた。初の日本の連続ドラマ出演を経て――ドラマ版の「七人の秘書」はシム・ウンギョンさんにとっては初の日本の連続ドラマ出演となりましたが、同作への参加はご自身にとってどのような経験になりましたか?このドラマを通じて、日本の多くのみなさんに私のことを知っていただくことができましたし、とても貴重な経験でした。木村文乃さんをはじめ、いろんな方たちと共演をさせていただいて、様々な経験を重ねることができましたし、自分にとっては“宝物”のような存在です。――ドラマが放送されて、反響はありましたか?私が演じたサランもそうですが、何よりも作品そのものがものすごくみなさんに愛されているのを感じました。こういう言い方は失礼かもしれませんが(苦笑)、私が予想していた以上に、みなさんに愛していただけたんだなと。だからこそ今回、こうして映画化も実現できたんだと思います。映画のチラシにも「悪いヤツら、ぶっ潰させて頂きます。」というコピーがありますけど、悪を懲らしめるという部分、そして一人でじゃなくて、みんなで力を合わせてというのが、みなさんの心を掴んだんだろうなと思います。――ドラマの放送から2年を経て、映画が公開となりますが、最初に映画化の話を聞いた時の気持ちは?先日から、みんなで取材を受けることがあったんですけど、私以外のみんなは「また次、あるでしょ」と予想してたみたいで、私だけが「やるのかなぁ…? もしやるなら、またみなさんとお会いできるなぁ」くらいの気持ちで待っていたんですよね(笑)。なので、またやるということ、しかも映画を作ると聞いた時は、すごく嬉しかったです!アクションが見どころ「すごくカッコいいです!」――映画の撮影はいかがでしたか?2年ぶりにみなさんとお会いして、最初は「お久しぶりです!」「元気ですか?」みたいな感じだったんですけど、それも一瞬で、すぐに「いや、私たちって昨日もずっと一緒の現場だったっけ?」と思うくらい、ドラマの時と同じ空気感でした。ずっと楽しくおしゃべりしてて、そのまま終わった感が強いです(笑)。「え? もう今日でクランクアップ?」と思うくらい、いつの間にか映画を撮り終えていました。今回はアクションも見どころなんですけど、みなさん、すごくお上手なんですよ。私が演じたサランもアクションに挑んでいますが、キャラクターの設定としてサランは怖がりなので、そこまでカッコいい感じのアクションではなく、ちょっとコミカルなんです。でも他のみなさんはすごくカッコいいです!――改めて、シム・ウンギョンさんから秘書軍団のメンバーを演じたみなさん(木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、大島優子、室井滋、江口洋介)の印象についてひと言ずついただけますか。木村さんは、お会いする前は(木村さんが演じた)千代と似てるんじゃないかな? と思ってました。でも、すごくイタズラ好きなところがあったり、私のこともすごくかわいがってくれて「お姉ちゃん」というイメージです。広瀬さんは、あまりにも現場で面白過ぎて「私がいままで出会った日本人で一番面白い人だ」といつも言ってます。本人もそれが気に入ったみたいです(笑)。ボーっとしてる姿もしゃべっている時も、全てが面白いんですよ(笑)。今回の映画で広瀬さんのことがさらに大好きになりました!菜々緒さんは、クールなイメージがありましたけど、すごくさっぱりした人ですね。私にはずっと韓国のことを質問してくださって、すごくかわいがってくれました。大島さんは韓国語を話したいということで、時々私に「こういう言い方、韓国語で何て言うの?」と質問してくれました。現場でも韓国語教室みたいな(不思議な)場面もありましたが、面白くなりすぎてどんどんわけのわからない韓国語を聞いてくるんですよ。「なんでそんな言葉を知りたいんだ?」「それを知って、どこで使うんだ?」と思ってました。一応、教えましたけど…(笑)楽しかったです。室井さんも、韓国のドラマや映画が大好きでハマっていて、私の出演作までご覧になってくださって「あの作品の撮影の時はどうだったの?」というお話をしてましたね。江口さんは(演じた)萬さんそのままの存在感で、カッコよすぎて正直、私からなかなか話しかけられなかったんですけど、すごく優しくて、「あの映画、観た」とかいつもオススメの作品を教えてくださいました。経験を積み重ねてきたからこその不安「もっとちゃんとしなきゃ」――お話を伺っていると、シム・ウンギョンさんが現場でみなさんに愛されている様子が伝わってきます。日本でも活動されるようになって数年になりますが、生まれ育った国を出て、外国語で演技をするというのは、本当に大変なことだと思います。当初、日本で活動することに恐怖や不安はなかったんでしょうか?むしろ最初の頃のほうが恐怖感とかはなかったと思いますね。何も知らなかったからこそ「とにかくやってみます!」という感じで(笑)、勢いでどんどんいろんなことを経験させてもらいました。逆にいまのほうが、言葉も覚えて経験を積み重ねてきたからこそ「もっとちゃんとしなきゃ」と思ったり、「私はしっかりやれているんだろうか?」と悩んで不安になったりしますね。でも、そういう気持ちがあるからこそ、やり続けていくしかないんだとも思っています。――本作のサランだけでなく、これまでもいろんな作品を通じて、強い女性、戦う女性など様々な女性像を見せてきましたが、シム・ウンギョンさん自身がカッコいいと感じる女性、理想の女性像について教えてください。誰か特定の人に憧れたり、「この人みたいになりたい」というのはないんですけど、ありのままの自分でいたいという思いはあります。そうあるためにも、誰かに寄り掛かることなく、芯の強さを持った自分でいたいなといつも思っています。さっきの話とも重なるんですけど、この仕事をしている中で、悩んだり、怖くなったりすることもありますが、ありのままの自分であるために、続けていくしかないんだなと思っています。◆ヘアメイク:伏屋陽子(ESPER)◆スタイリスト:島津由行(text:Naoki Kurozu/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:七人の秘書 THE MOVIE 2022年10月7日より全国東宝系にて公開©2022「七人の秘書 THE MOVIE」製作委員会
2022年10月11日コルソン・ベイカー主演、ケヴィン・ベーコン共演の『One Way』が邦題『ワイルド・ロード』として12月2日(金)より全国公開されることが決定。メイン写真が解禁された。組織から金とコカインを盗んだフレディは、腹部に銃弾を受けながらも命からがら逃げ出し、長距離バスに乗り込む。冷酷無比な女ボスのヴィックは、裏切りを絶対に許さない。フレディと共謀した仲間たちは、次々と捕まり殺されていく…。しかし、フレディには何としても逃げ切らなければいけない理由があった。それは、ひとり娘のリリーのため。犯罪を繰り返し、父親らしいことは何もできなかった彼にとって、この金はリリーへのせめてもの償いだったのだ。ヴィックの追手が迫る中、出血多量で意識が朦朧としていくフレディ。さらに、車内には怪しい行動を取る乗客もいる。フレディは、藁をもすがる思いで疎遠になっていた父親に助けを求めるが…。本作は、『エクスペンダブルズ 2』『トゥームレイダー』のプロデューサーが放つ、絶体絶命ノンストップ・アクション。主演は、マシン・ガン・ケリーの名でラッパーとして活動するコルソン・ベイカー。2020年にリリースしたポップ・アルバムは、全米1位を獲得。俳優としても、『囚われた国家』やNetflix映画『プロジェクト・パワー』などに出演。溢れる才能で活躍の場を広げている。ケヴィン・ベーコン-(C)Getty Imagesそして、『告発』『インビジブル』などのケヴィン・ベーコンが、主人公の父親役で出演。醸し出す怪しい雰囲気は健在で、底の知れない演技を見せつける。そのほか、『ウォークラフト』のトラヴィス・フィメル、『透明人間』のストーム・リードらが脇を固める。併せて解禁されたメイン写真では、コルソン・ベイカー演じる主人公のフレディが組織の追手から逃れるため乗り込んだ長距離バスで逃亡する様子がとらえられている。スマートフォンを片手に、どこかに連絡している彼の表情は虚ろだ。絶体絶命の苦境に追い込まれたフレディはどうやってこの境地を打破していくのか…。その後の展開が気になるビジュアルとなっている。『ワイルド・ロード』は12月2日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・ロード 2022年12月2日より全国にて公開© 2022 INSPIRED CREATIONS FILM, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年10月07日2002年に40歳の若さで突然の死を遂げた天才メイクアップ・アーティストのケヴィン・オークインのドキュメンタリー『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』の予告編が到着した。時代を作ってきたケヴィンが、つけまつげを使ったり、極細眉を流行らせたり、ジャネット・ジャクソンのアルバム「janet.」のジャケットの撮影をした際の裏話を紹介するほか、ケヴィンが多様性を意識し、典型的な若い美人とは違ったライザ・ミネリのメイクや、ブルック・シールズらに男装させる性差をも超えるメイクで、美の固定観念に挑戦していた姿を紹介。輝かしい功績を残した一方、保守的なルイジアナで同性愛差別に遭ったり、末端肥大症による鎮痛剤中毒で苦しんでいた影の部分にも迫る本作。公開された映像では、メイクを施している様子や、弟や妹が彼の少年時代を語るインタビューが収録されている。生前、ケヴィンと仕事をしたことがあるRUMIKO(Amplitude クリエイティブディレクター/メイクアップアーティスト)は「彼は同じメイクアップアーティストとして、とても尊敬している一人でした。彼のメイクはアートとも言えるもので、誰にも真似できない素晴らしいものでした。この映画を通して、知らなかった彼のパーソナルな面や人生を知ることができて良かったと思っています」とコメント。映画コメンテーターのLiLiCoは「悲しみと苦しみに耐えながら人を変身し続けていたことに感動しました」と話している。なお、渋谷ホワイトシネクイントでは10月7日(金)、RUMIKOさんと田辺ヒロシ(イラストレーター)、10月10日(月・祝)にゆうたろう(俳優/モデル)、アップリンク吉祥寺では10月15日(土)に鎌田由美子(資生堂ヘアメイクアップアーティスト)、10月19日(水)に渡辺三津子(ファッションジャーナリスト/元VOGUE JAPAN編集長)のトークイベント付き上映も決定している。『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』は10月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほかにて順次公開。※10月7日(金)より渋谷ホワイトシネクイント先行公開(cinemacafe.net)■関連作品:メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー 2022年10月7日より渋谷ホワイトシネクイント、10月14日よりアップリンク吉祥寺、10月29日より横浜シネマ・ジャック&ベティほか全国にて公開©2017 Mr. Valentine LLC
2022年09月17日ドキュメンタリー映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』が、2022年10月7日(金)より、渋谷ホワイトシネクイントで先行公開される。順次全国の劇場でロードショー。ケイト・モスらを魅了した天才メイクアップ・アーティストに迫る映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』は、数多くのスーパーモデルやセレブたちを虜にしたメイクアップ・アーティスト、ケヴィン・オークインの素顔に迫るドキュメンタリー。ケイト・モス、リンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベルらを魅了した天才メイクアップ・アーティストの挑戦と苦悩を描き出す。ケヴィン・オークインとは?1990年代、細眉、リップライナーが流行、そして光と影を駆使して立体感を出す「コントゥアリング」が爆発的に広まった。その革新的なモードメイクによって世界を席巻したのがケヴィン・オークインだ。21才の若さでレブロン ULTIMAのクリエイティブ・ディレクターに起用され、資生堂ブランド INOUIの全盛期にクリエイターとして活躍していたことでも知られている。ケヴィンの功績は、CFDA ファッションアワードのベスト・メイクアップ・アーティスト賞を史上初めて受賞したほか、著書がベストセラーになったり、「セックス・アンド・ザ・シティ」に本人役で出演したりと、枚挙にいとまがない。ケヴィン・オークインの輝かしい功績を紹介映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』が映すのは、時代を牽引してきたケヴィンの輝かしい姿。飾りすぎることを認めない風潮だった時代につけまつげを使い、一大ブームとなった極細眉を流行らせるなど、ケヴィンが生み出してきた数々のトレンドを紹介する。映画では、全世界で2000万枚を売り上げたジャネット・ジャクソンのアルバム『Janet.』のジャケット撮影秘話も明らかに。“典型的な若い美人”とは異なる仕上がりを提案したライザ・ミネリのメイクや、ブルック・シールズらに男装させた性差をも超えるメイクなど、多様性を意識し、美の固定観念に挑戦していた姿も映し出す。光と影、1人の人間としての苦悩も描くメイクアップ・アーティストとして頂点を極めたケヴィン。ところが、その光の裏側で、頭痛と共に精神的苦痛に長年悩まされていたという。2002年、ケヴィンは鎮痛剤の中毒となり、40歳の若さで突然この世を去ることに。映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』では、末端肥大症による鎮痛剤中毒で苦しんだり、保守的なルイジアナで同性愛差別に遭ったりと、1人の人間としてもがき、苦しんでいたケヴィンの影にも迫る。【詳細】映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』公開日:2022年10月7日(金)より渋谷ホワイトシネクイント先行公開10月14日(金)よりアップリンク吉祥寺10月29日(土)より横浜シネマ・ジャック&ベティほか順次公開監督:ティファニー・バルトーク製作総指揮:ジャック・ターナー、ジェイ・ピーターソン、ボビー・コンドラト、トッド・ルービン撮影:アンドレス・カル編集:エズラ・ピーク音楽監修:ロバート・カパドナオリジナル音楽:スコット・ドハティ、ウィル・ゴールデン出演:ケイト・モス、リンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベル、シェール、イザベラ・ロッセリーニ、ブルック・シールズ、ほかアメリカ/2017年/102分/英語/原題:Larger Than Life: The Kevyn Aucoin Story/字幕翻訳:額賀深雪
2022年07月18日ケイト・モス、リンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベルをはじめ、数多くのスーパーモデルやセレブたちを虜にした天才メイクアップ・アーティスト、ケヴィン・オークインの人生を追ったドキュメンタリー『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』の公開が決定。併せて、ポスタービジュアル及びメインスチールが解禁された。1990年代、細眉、リップライナーが流行、そして光と影を駆使して立体感を出す「コントゥアリング」が爆発的に広まった。その革新的なモードメイクによって世界を席巻したのは、21才の若さでレブロンのULTIMAのクリエイティブ・ディレクターとして起用され、資生堂ブランドINOUIの全盛期のクリエイターだったことでも知られる天才メイクアップ・アーティスト、ケヴィン・オークイン。しかし、頂点を極めた彼は、頭痛と共に精神的苦痛に長年悩まされ、鎮痛剤の中毒で2002年に40歳の若さで突然の死を遂げる。本作では、時代を作ってきたケヴィンが、飾りすぎることを認めない風潮だった時代につけまつげを使ったり、極細眉を流行らせたり、全世界で2000万枚を売り上げたジャネット・ジャクソンのアルバム「Janet.」のジャケットの撮影をした際の裏話を紹介するほか、美の多様性を意識したライザ・ミネリのメイクや、ブルック・シールズらに男装させる性差をも超えるメイクで、美の固定観念に挑戦していた姿も紹介。CFDAファッションアワードのベスト・メイクアップ・アーティスト賞を史上初めて受賞したほか、著書がベストセラーになったり、「セックス・アンド・ザ・シティ」に本人役で出演するなど輝かしい功績を残した一方、保守的なルイジアナで同性愛差別に遭ったり、末端肥大症による鎮痛剤中毒で苦しんでいた影の部分にも迫る。この度解禁されたのは、グラフィックデザイナーの潟見陽によるポスタービジュアルで、鏡に映った魅惑的な女性像は、80年代を代表するイラストレーター・山口はるみによる作品「ルック(Look)」。70年代のパルコの広告として描かれたこの作品の女性は、男性目線のエロチシズムから解き放たれ、自身の存在を謳歌しているように見え、本作で語られる「メイク術で個性を際立たせ、多様な美しさを生み出す」というケヴィン・オークインの思想に通じている。『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』は10月7日(金)より渋谷ホワイトシネクイントにて先行公開。10月14日(金)よりアップリンク吉祥寺、10月29日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー 2022年10月7日より渋谷ホワイトシネクイント、10月14日よりアップリンク吉祥寺、10月29日より横浜シネマ・ジャック&ベティほか全国にて公開©2017 Mr. Valentine LLC
2022年07月15日グレタ・ガーウィグ監督作の実写版『バービー』に出演するシム・リウ(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』)が、同作に参加した経緯を「GQ」誌に語った。シムによると、彼のエージェントがガーウィグ&ノア・バームバックが手がけた『バービー』の脚本をシムに猛プッシュしてきたという。「彼は文字通りこんな風に言いました。『もし私のキャリアを一本の脚本に賭けるとしたら、『バービー』の脚本です。絶対に出演するべきだと思います』と」。エージェントの熱意に押され、シムは自己紹介映像をガーウィグ監督に送った。するとガーウィグ監督に会うことになり、ダンスの話で盛り上がったという。おそらく、自己紹介映像にはシムのダンスシーンもあったのだろう。ガーウィグ監督は「男性がダンスをしているのを見るのが大好き。普通の男性にはあまり見られない芸術的な表現だから」と話したため、シムはかつてヒッポホップの競技チームに所属していたことをアピール。「彼女は声を上げて笑い、キャーキャー言っていました。それで、私は役をもらったんです」。現在撮影中の『バービー』について、シムは「ワイルド」で「とんでもなくユニーク」と表現。同作はミュージカル映画ではないものの、ダンスのリハーサルを重ねてきたと語っていることからダンスシーンはありそうだ。シムは、ガーウィグ監督との撮影については「シーンがうまくいっていると、『ハハハハ!』という笑い声が聞こえてくるんです。最高の気分ですよ」と楽しそうな雰囲気を明らかにした。(Hiromi Kaku)
2022年05月17日木村文乃、広瀬アリス、シム・ウンギョンら演じる名もなき秘書たちが活躍するドラマ「七人の秘書」が、この秋、映画化されることが決定。特報映像とティザービジュアルも合わせて公開された。2020年10月期に放送され、平均世帯視聴率14.5%(最終回16.7%)を記録した、脚本家・中園ミホが仕掛けるドラマ「七人の秘書」。ボスを支え、組織に仕え、目立たぬことこそを極意とする存在、秘書。表では名もなき秘書として働く彼女たちが、裏では類い稀な潜入スキル、極秘情報ネットワークへのアクセス能力、秘めた高い身体能力を駆使し、人知れず弱きものを救う“影の軍団”として暗躍していた――という、現代版・必殺仕事人とも言える唯一無二の世界観を描いた。映画でも、主人公・望月千代役の木村文乃をはじめ、照井七菜役の広瀬アリス、長谷不二子役の菜々緒、パク・サラン役のシム・ウンギョン、風間三和役の大島優子、鰐淵五月役の室井滋、彼女らが集う「ラーメン萬」の店主であり、秘書軍団の元締め萬敬太郎役の江口洋介も続投する。すでに撮影は終了しているという本作。ドラマ最終回では、政界の中枢で悪事の限りを尽くした粟田口大臣(岸部一徳)を成敗した七人たち。秘書の仕事を追われた彼女たちの次のミッションが気になる中、早くも特報映像が到着。雪に閉ざされた洋館に、社交界を思わせる空間でのドレス姿の豪快アクション、スノーモービルでの壮絶チェイスで大幅スケールアップを予感させる一方、千代がドスを効かせるコミカルな場面も健在。ウェディングドレス姿の七菜の姿も見られる。なお、このティザーチラシと特報映像は、4月29日(金)より全国の映画館で掲出予定となっている。<キャストコメント>●木村文乃「続編ができたらいいね!」とドラマの時にみんなと話していたのですが、まさか映画になるとは…!ドラマの3倍くらいアクションなどスケールの大きいシーンが満載なのでファンの皆さんにはきっと楽しんでもらえると思います。ドラマの時と変わらず賑やかで明るい現場だったので、よりパワーアップした「七人の秘書」を皆さんにお届けできると思います。楽しみに待っていてください!●広瀬アリス映画化を聞いて率直に嬉しかったです!スカッとした気分になれる作品なので、これをスクリーンで観たらどんな風になるか個人的にもすごく楽しみです。私はウェディングドレス姿のシーンもあるのですが、ドジな七菜がどうなるのか楽しみにしていてください!●菜々緒七人の秘書の撮影現場はみんな仲が良いので久しぶりな感じが全くしませんでした!ドラマの撮影中にはいろんな方々から「見てるよ!」と声をかけてもらえることが多く、私自身もですが、ドラマを見てくれていた人も公開をすごく楽しみにしてくれていると思います。七人が暴れてスカッとできる作品になると思うので楽しみにしていてください!●シム・ウンギョン映画化を聞いた時は「まさか!」と思って驚きました。ドラマの最終回で「これで終わりなのかな…?」と寂しい気持ちになったので再びみんなと出会えたのが嬉しいし、サランをまた演じられるのが楽しくて楽しくてたまらないです。劇場でお会いましょう!●大島優子共演者のみんなとは会った瞬間にギュッと距離が近くなって「これだ!」と思ってとにかく嬉しかったです。映画ではまだ発表してない特別ゲストの皆さんもいるので、化学反応が楽しみです。そして今回はアクションのスケールも大きく、色々なことに挑戦させていただきました。是非映画館に足を運んでいただければと思います。●室井滋ファーストテイク後にみんなで「久しぶりな感じがしないね~」と話していたぐらい、久しぶりな感じがしませんでした。家の近所のコンビニの店員さんがドラマの時からすごく応援してくれているので、早く映画化を教えてあげたいです。●江口洋介クランクインが極寒の雪山のシーンだったので、映画はスケールが違うな!と驚いていました。映画化を決めてくれた人のためにも頑張りたいです。映画で観れて良かったとファンの皆さんに思ってもらいたいので、是非劇場で観てもらいたい作品です。『七人の秘書 THE MOVIE』は10月7日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:七人の秘書 THE MOVIE 2022年10月7日より全国東宝系にて公開©2022「七人の秘書 THE MOVIE」製作委員会
2022年04月26日現在、NHKで金曜22時より放送中のドラマ「群青領域」で主演を務めているシム・ウンギョンさん。ドラマでは心に深い傷を負ったロックスターキム・ジュニを演じているが、プライベートでも日本のロックミュージックが大好き!という。今回、’80年代カルチャーへの憧れを多分に込めをジャケットスタイルをウンギョンさんならではの解釈で着こなしてくれました。シム・ウンギョンが着る、’80年代のムード漂うジャケットスタイル。オーバーサイズに着こなすジェンダーレスジャケット。エムエム6 メゾン マルジェラの今シーズンのテーマは“リバース”。クラシカルなチェックジャケットをモダンに再解釈し、裏地や縫い目、ディテールをあえて表に見せるリバーシブル構造で、着こなしも自由に。ジャケット¥150,700ニット¥83,600パンツ¥49,500ブーツ¥88,000(以上エムエム6 メゾン マルジェラ/マルジェラ ジャパン クライアントサービス TEL:0800・000・0261)バムバッグ¥16,500(エムエム6 メゾン マルジェラ × イーストパック/マルジェラ ジャパン クライアントサービス)ロックスターを彷彿させるクールなボリュームショルダー。ショルダーにビッグパッドが入ったウエスト丈のスペンサージャケット。テーラードスーツ用の素材を使用した上質な仕立てのセットアップにロックTシャツを合わせ、強い意志とカリスマ性にあふれるスタイルはまるでロックスターのよう!ジャケット¥88,000パンツ¥41,800(共にジョン ローレンス サリバン TEL:03・5428・0068)Tシャツ¥54,780(ラボラトリー/ベルベルジン(R) TEL:03・5414・3190)ブーツはスタイリスト私物柄を複雑に重ねたジャケットオンジャケットスタイル。ダブルブレストのジャケットに、ワンサイズ上げたツイードのサックジャケットをオン。ピンストライプ柄とウィンドーペン柄を組み合わせたセットアップに、さらにタータンチェック柄を重ねるパターンオンパターンの着こなしで、より個性を引き立たせて。ツイードジャケット¥610,500中に着たジャケット¥338,800シャツ¥55,000スカート¥258,500ネクタイ¥25,300ソックス¥12,100パンプス¥112,200(以上トム ブラウン/トム ブラウン 青山 TEL:03・5774・4668)美しいシルエットの遊びに視線を奪われる。襟が鋭く尖ったピークドラペルや立体感のあるフィットショルダーなどディテールまで美しいテーラードジャケットは、あえてネクタイなどはせず、ニットを合わせてドレスダウン。フィットシルエットのジャケットに対して、バギーパンツのように太い3タックのアシンメトリーワイドパンツを合わせ、シルエットに遊び心を散らして。ジャケット¥148,500ジップアップニット¥88,000パンツ¥121,000(以上JW アンダーソン/三喜商事 TEL:03・3470・8235)EunKyung Shim1994年生まれ、韓国出身。2017年より日本での俳優活動を開始。映画『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。現在、NHKドラマ10『群青領域』に主演として出演中。※『anan』2021年11月10日号より。写真・鈴木 親スタイリスト・島津由行ヘア・ASASHI(ota office)メイク・鷲巣裕香(by anan編集部)
2021年11月03日シム・ウンギョンがNHKドラマに初主演する、ドラマ10「群青領域」が10月中旬にスタートする。超絶的な人気を誇る5ピースバンド「Indigo AREA」のメンバーだった主人公、キム・ジュニ。彼女は母国韓国で挫折し傷つき、日本へやって来た過去を持つ。また、恋人でもあったボーカルの突然の脱退宣言。再び、消えてしまいたいほどのショックを受けたジュニは、SNSの標的にもなり、音楽さえも怖くなり、全て投げ出し海へ逃げる。海辺の町で、いままで知らなかった世界の扉を開けるジュニ。やがて、狭い価値観の世界を脱出して、音楽を取り戻し、「一人の人間」として、力強く羽ばたいていく過程と、生きていくのに欠かせない繋がりをつかむまでを描く。本作で描かれるのは、「すべての人間が、そのひと自身であるだけで尊重(リスペクト)される」こと。誰もが心の中にある「誰にも侵されない領域」を認め合うこと。そのナイーブさを尊重し、肯定した上で、領域を踏み越えてみたいと願う人の心を描いていく。NHKドラマ初主演となるウンギョンさんは、映画『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など数々の賞を受賞、そのほかにも「七人の秘書」「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~」といったドラマ、『椿の庭』『ブルーアワーにぶっ飛ばす』など、話題作に次々に起用され、日本でも活躍の場を広げている。ドラマ10「群青領域」は10月15日(金)より毎週金曜午後10時~NHK総合にて放送開始(全10回)。(text:cinemacafe.net)
2021年08月31日俳優の佐藤健と女優のシム・ウンギョンが共演する、サントリースピリッツ「知多」の新WEB動画「ベランダの風」編が7日(10:00〜)、サントリー公式YouTubeチャンネルにて公開された。今回の動画は、別々の建物のベランダ越しに偶然出会った佐藤とシムの微笑ましい掛け合いを描いたもので、音楽家の青葉市子 feat. Mac DeMarcoによるオリジナル楽曲「ベランダの風」が映像の世界観を引き立たせている。今回が初共演となる佐藤とシム。撮影で印象に残っていることを聞かれると、佐藤は「撮影前はバタバタしていて、シム・ウンギョンさんとちゃんとご挨拶する機会がないまま、お互い別の建物での撮影に突入してしまったのですが、撮影終了後にトランシーバー越しで挨拶したのが面白くて、かわいらしかったです」とコメント。一方のシムは「離れた場所の設定なので、気持ちがちゃんと伝わるのか少し心配でしたが、佐藤さんがとても落ち着いて私の芝居を受けてくださったので、安心して最後まで頑張ることができました」と話し、「 撮影終了後、別の建物にいらっしゃる佐藤さんとスタッフの方々にトランシーバーでご挨拶をしたら、皆様が大きく手を振ってくださったことがとてもうれしかったです。映画のワンシーンのようで印象的でした」と振り返った。これは、これまで数えきれないほど多くのクランクアップを経験している佐藤でも初体験の一コマだったらしく、「こんな風に撮影が終わるのは、初めてですよ(笑)」と驚きながら、大勢のスタッフたちとともに名残惜しそうに手を振っていた。
2021年06月07日2017年、アンソニー・ラップ(「スタートレック:ディスカバリー」)が14歳だった1986年にケヴィン・スペイシーから性的被害を受けたと告白した。ケヴィンはツイッターでアンソニーに対して謝罪を表明したものの、自身がゲイであることを公表し、「問題をすり替えた」として批判を浴びた。当時主演していた「ハウス・オブ・カード 野望の階段」もクビに。その後、アンソニーのみならず複数の被害者が名乗り出る騒動となり、俳優としてのキャリアが断たれていたが、4年ぶりに出演作が決まったという。(2018年に公開された『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』は、2015年に撮影を終えていた作品である)。「ABC News」によると、ケヴィンはフランコ・ネロが監督・主演を務めるイタリア映画『The Man Who Drew God』(英題)に出演決定。ネロ監督は「私の作品にケヴィンが参加してくれることになり、本当にうれしいです。彼は素晴らしい俳優ですから。早く製作に取りかかりたいです」とケヴィンが出演オファーを承諾したことを喜んでいる。ケヴィンの役柄は刑事役で、カメオ出演だという。映画は「低予算のインディーズ作品」で、ネロ監督の妻ヴァネッサ・レッドグレイヴもイギリスから撮影地のイタリアまで渡航できればカメオ出演する。ケヴィンの銀幕復帰には批判が集まっており、脚本家のシオバン・トンプソンは「ケヴィン・スペイシーと仕事をしたいと望む人は、業火で焼かれてしまえばいい」「ヴァネッサ・レッドグレイヴには本当にがっかり。彼女の政治観を尊敬していたのに」とツイート。一般人からも「どこの製作スタジオがOKを出したんだ?」「ありえない。ほかの素晴らしい俳優で仕事が必要な人はたくさんいる」「どうして私たちのほうが罰を受けなくてはならないの?」など痛烈なコメントが多数寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年05月24日マーベルの社長ケヴィン・ファイギが、5年前に物議を醸した『ドクター・ストレンジ』の配役についてふり返った。原作ではアジア人男性であったエンシェント・ワン役に、白人女性のティルダ・スウィントンを起用した。非白人系の役を白人俳優が演じる「ホワイトウォッシング」で批判を受けた作品は、『ドクター・ストレンジ』のほかにも存在する。草薙素子役をスカーレット・ヨハンソンが演じた『ゴースト・イン・ザ・シェル』、孫悟空役をジャスティン・チャットウィンが演じた『DRAGONBALL EVOLUTION』など。『ドクター・ストレンジ』の製作前後は、アカデミー賞の演技部門にノミネートされた俳優が「白人ばかりだ」として、「白すぎるオスカー問題」が取りざたされたころでもあった。水曜日、ファイギは『シャン・チー/テン・リングス』に主演するシム・リウに関する記事の中で「私たちはすごくスマートで、最先端を行っていると思っていました。(ワン役を)お約束の、しなびていて老いぼれた思慮深いアジア人男性にはしたくなかったんです。そんなときに思いつきました。『待てよ。ほかに方法があるんじゃないか。“お約束”に陥ることなく、アジア人男性の俳優を起用する以外の方法があるのでは』と。もちろん答えは『イエス』でした」と「Men’s Health」誌に説明した。「ホワイトウォッシング」したことを認め、「後悔している」と語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2021年05月21日上田義彦初監督作『椿の庭』が本日4月9日よりシネスイッチ銀座ほかで公開された。公開を記念して、富司純子、シム・ウンギョン、鈴木京香、上田監督が舞台挨拶に登壇した。本作は、椿が咲き誇る一軒の家に住む祖母と孫娘、そしてそこを訪れる人々の物語。庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じながら日々を慈しみ生きる家族の1年間を描く。日々、庭の世話をしながら孫娘と暮らす絹子を、『待合室』以来16年ぶりの映画出演となる富司純子が演じ、絹子の孫・渚役を『新聞記者』『ブルーアワーにぶっ飛ばす』のシム・ウンギョンが務める。さらに鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一、清水綋治らが脇を固める。14年ぶりとなる主演となった富司は、「このような大変な状況下の中で、こんなにたくさんの方がお見えになって感激です」と、声を震わせながら一言。「私にとっては、これが最後の宝物になるのではないかと思っているくらい、嬉しい映画でした。ありがとうございます」と富司のセリフに、会場からは熱い拍手が。同じく主演を務めたシム・ウンギョンは「この映画が、私にとって、初めての日本映画、初めての日本映画の現場でした。しかし、富司さん、鈴木さんほか素晴らしいキャストに支えられ、渚をリラックスして演じることが出来ました」と現場での思い出を語った。富司純子演じる絹子の娘を演じた鈴木京香は、「私は比較的に少ない日数での参加だったのですが、美しい日本家屋での撮影がとても楽しみでした。ふと目をやると最高に美しい富司さんと、本当に家族を想っているようなウンギョンさんと共に、見惚れるような時間を過ごせました」と、家から眺める海や、庭の花々などの景色を楽しみながら撮影の思い出を懐かしがっている様子。そして、監督・脚本・撮影を務めた上田義彦監督は、「僕はこの映画、いわゆる“日常”を撮るにあたって、無常を意識しながら撮っていきました。ぐっと目を凝らすとそこに真実がみえてくるということを信じて、撮影を進めていきました」と作品に秘めた思いを明かした。撮影の思い出を聞かれた富司は、「毎日が楽しくて、あっという間に終わってしまった。素晴らしいロケ場所で、何も飾らずに現場にいたのですが、上田監督の確かなアングルで、美しく撮っていただき、この映画に出会えたことを、本当に感謝しております。シムさん、そして鈴木さんと演じることが出来て、本当に家族であるような時間でした」と感慨深そうに明かした。鈴木は「富司さんはまさに憧れている女優ナンバーワンなんです。「富司さんのように時間を重ねていければいいなぁ」と思うのですが、あまりに理想的で素敵だからどうやったらなれるんだろう……とお分かりなる方がいらっしゃれば教えてほしいです(笑)」と微笑みながら、富司への熱い憧れを明かした。シム・ウンギョンに対しては「渚をそのままに演じていて、新しい世界に飛び込んでくる姿がまったく一緒で、切ないくらいに綺麗でした。おふたりで過ごせたことは本当に幸せでした」。その言葉を受けたシム・ウンギョンは、「ひとり外国にやってきて、渚と重なることが多くあって、普段は立てる演技プランを今回は立てず、ありのままに演じました。大先輩であるおふたりに、お褒めの言葉をいただいて、本当に恐縮です」と互いから、熱い信頼と尊敬を感じる温かなムードで幕を閉じた。『椿の庭』公開中
2021年04月09日昨年、藤井道人監督『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、先日は同賞の司会を務めあげたシム・ウンギョンの主演映画『今日よりもっと!!』が、4月25日(日)よりDVDリリース、U-Nextにて独占先行配信されることになった。7歳で判明した先天的な乗り物酔い症候群で、この世の全ての交通手段に乗れないマンボク(シム・ウンギョン)は、徒歩で往復4時間通学している女子高生。何が何でも速く、何が何でも頑張ってと、夢と情熱を強要される現実だが、何でもいいかげんにして生きたい彼女の暮らしに、ある日予想外の“警報”が鳴り始める。歩くことだけには自信があったマンボクの驚くべき通学時間に感嘆した担任教師の推薦で、彼女にぴったりのスポーツ“競歩”を始めることに。勉強は嫌い、何となく運動はやさしそうと始めたが、走ることも歩くこともできないなんて!果たして、全てが面倒な天下泰平のマンボクは、“競歩”で新しい自分を見つけることができるのか?主演は、『サニー 永遠の仲間たち』ではヒロイン・ナミの高校時代を演じ、日本では映画『新聞記者』や富司純子とW主演する『椿の庭』ほか、ドラマ「七人の秘書」「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」に出演し、いまや人気抜群のシム・ウンギョン。脇を固めるのは、2013年には釜山国際短編映画祭で演技賞、その翌年もミジャンセン短編映画祭で審査員特別賞を獲得し、「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」「明日、キミと」など多数のドラマに出演するパク・ジュヒ。日本でも人気のバンド「FTISLAND」のメンバーのイ・ジェジン。彼らが織りなすハートフルなコメディ映画となっている。『今日よりもっと!!』は4月25日(日)DVDリリース、同日よりU-NEXTにて先行独占配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月29日第44回日本アカデミー賞の授賞式開催を前に、司会を担当する女優のシム・ウンギョン、フリーアナウンサーの羽鳥慎一が取材に応じ、意気込みを語った。昨年の無観客開催を経て、今年は例年通り、観客を迎えての式典開催が予定されており「緊張もありますが、映画ファンの皆さんの反応を直接感じられるのが楽しみです」(シム)、「そうですよね。授賞式は映画人と映画ファンにとってのお祭りなので、そんな雰囲気作りのお手伝いができれば」(羽鳥)と“有観客”への決意を新たにしている。昨年『新聞記者』(藤井道人監督)で最優秀主演女優賞に輝いたシムは「びっくりし過ぎて、頭が真っ白になってしまった。本当に固まってしまい、ステージに上がってくださいと何度も促されて(笑)」と前回の授賞式を回想。「ステージの上では、とにかく泣いていたという記憶しかなく、うまく言葉にできなかったこともあるので、皆さんには感謝の気持ちを伝えたいです」と語る。そんなシムの姿について、司会者席からそばで見守った羽鳥は、「言葉が出ない、というお姿からご本人の気持ちが伝わった」と振り返った。羽鳥にとっては、2019年まで6年連続で司会を務めた俳優の西田敏行からバトンを受け継ぎ、今年が2回目の司会となり「まず、去年は『そもそも開催できるのかな?』という不安もありましたし、その分開催できて良かったなと思いました」。日本テレビ時代に場内インタビューを5回、番組放送の司会を3回担当した経験を踏まえ「緊張感がありつつ、お客様がいない分、出席された俳優の皆さんは、いつもよりもリラックスした雰囲気でしたね」と明かした。ちなみに昨年、羽鳥とともに司会を務めた安藤サクラ(『万引き家族』)は、シムと同じ事務所に所属しており、「安藤さんが『困ったことがあったら、いつでも言ってね』と言ってくださって。これからお話をうかがってみたいと思っています」(シム)。安藤は2度の司会経験があるため、羽鳥も「それは頼もしいですね!」と期待を寄せていた。昨年から続くコロナ禍では、映画を含めたエンターテインメントの必要性が改めて問われる事態に。昨年の栄冠を機に、日本でも活躍の場を広げているウンギョンは「私自身もエンターテインメントの大切さを感じていますし、より責任感をもって、俳優業に向き合いたいと思うようになった」と背筋を伸ばす。最近は“おうち時間”で映画を楽しむことも増えたというが、それでも「映画館の大きな画面で見ると、やはり伝わるものが違いますよね。早く今以上に自由に映画館に行けるようになれば」とコロナ収束へのお願いを語った。羽鳥は一映画ファンの視線から「映画館は感染防止対策が最もしっかりした施設のひとつ。状況によって、いろんな制約があるとしても、どんどん映画館に足を運んでほしいですし、僕自身もそうしたい」とコメント。「不要不急という観点で言えば、もしかするとエンターテインメントは最優先ではないかもしれませんが、我慢が強いられる状況で、イライラやモヤモヤを解消し、生活を豊かにしてくれる大切なものに変わりありませんから」とその重要性を訴えた。第44回 日本アカデミー賞授賞式グランドプリンスホテル新高輪にて、3月19日(金)開催
2021年03月17日アメリカで、テレビ批評家協会によるプレスツアーがオンラインで開催された。マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが、Disney+で配信中または今後配信されるドラマの未来について語った。エリザベス・オルセン主演の「ワンダヴィジョン」については、「私はマーベルに長くいすぎて、もはや何に対してもはっきりとした『ノー』や『イエス』が言えなくなっています。『ワンダヴィジョン』の次のシーズンに関しても」とシーズン2の制作の可能性を残す発言をしている。2018年に、マーベルキャラクターたちが主人公を務めるスピンオフドラマが作られると報じられた当初は、どの作品も1シーズンで完結のリミテッド・シリーズになるとのことだった。ファイギは「MCUの楽しいところは、ドラマと映画の間を行ったり来たりして、クロスオーバーができる点だというのが明らかですよね。常に、物語に基づいて変化するでしょう。シーズン2に進んでいくものもあれば、長編映画になってまたドラマに戻ってくるものも。『ミズ・マーベル』(原題)はドラマデビューした後、映画『キャプテン・マーベル』の第2弾に登場しますし。これはまだ発表していないのですが、今後配信予定のドラマは、シーズン2を作ろうとしているものもありますよ」と、いくつかの作品がシーズン2に進むことをほのめかしている。(Hiromi Kaku)
2021年02月25日香取慎吾が主演し、関水渚らも出演する新感覚クライムサスペンス「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」の4話が2月15日放送。シム・ウンギョン演じる倉木の“現在”に視聴者から様々な憶測が上がり、羽鳥との関係性についても考察が及んでいる。ネットの誹謗中傷が人の命を奪う現代…社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人対策のため新設された「警視庁指殺人対策室」=通称「指対(ゆびたい)」に配属された主人公たちの活躍を描く本作。元捜査一課だが2年前“相棒の暴走”によって第一線から外され、指対に異動した万丞渉を香取さんが演じるほか、指対で万丞とバディを組むことになる碓氷咲良に関水渚。指対のメンバーで特定が得意な菅沼凛々子にMEGUMI。同じく指対でデジタル担当をしている四宮純一に清水尋也。温厚な人柄の指対室室長・越谷真二郎に勝村政信。万丞と対立する捜査一課の羽鳥賢三に山本耕史。万丞のかつての相棒・倉木セナにシム・ウンギョンといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。指対に税理士の夫・清二(小松和重)に連れ添われ元アイドルの真壁澪(田中美里)が指対に現れる。W不倫が報じられ批判が殺到、ネットが炎上したという。当初は不倫を否定していた澪だが、実際は相手の男性とマッチングアプリで知り合い繰り返し会っていたという。澪に話を聞くなかで四宮が調べた柳田という名前を出した途端、澪は激しく動揺、倒れてしまう。清二によれば柳田は澪に激しいストーカー行為を繰り返し、挙句の果てに実刑にまでなっていた。清二は今回も柳田が犯人だといい、早く捕まえてくれと話す。一方、マッチングアプリを退会していた澪の不倫相手が再びアカウントを復活させ、澪に接触。万丞と咲良は柳田から話を聞こうとして逃げられてしまう。その後SNSに柳田と思われるアカウントから“明日の収録場所に行く”という投稿がなされ、万丞らは収録に同行するのだが清二が刺され…というのが今回の物語。今回、2年前にガセネタを掴んだ倉木が暴走、追っていた相手を死なせ、自らも瀕死の重傷を負い、万丞は相棒の暴走を止められなかったことを深く後悔し、一線を退いていたことが明かされた。ラストでは車椅子の倉木を見舞い「今日は冷えるな」と声をかける場面もあり、これまでの描写から倉木が亡くなったと思っていた視聴者からは「倉木刑事の生存確認で、私のテンションは爆上がり」「そういえば“死んだ”って言葉は出てない」などの声が続々。万丞に対し無反応の倉木にも「記憶なくしてるのかな」「最終回に万丞さんと倉木さんが会話できるようにならないかな」という感想が送られるなか、「羽鳥さんと倉木さんにも何か、深い関係があったんじゃないかな」と、羽鳥が万丞に強い憎しみを抱く理由について考察する視聴者も現れている。(笠緒)
2021年02月16日アメリカ発の人気ゲーム「ボーダーランズ」の実写映画に、ケヴィン・ハートが出演することが明らかになった。同ゲームの公式ツイッターアカウントが、「ボーダーランズ・ファミリーに歓迎します、ケヴィン・ハート!」と報告した。昨年、ケイト・ブランシェットがリリス役で出演することもすでに決まっている。ケヴィンが演じるのは、凄腕の兵士だったという過去を持つ傭兵。コメディアンであるケヴィンにとって、非常に挑戦的な役となるのは間違いない。監督を務めるイーライ・ロス(『ベイウォッチ』)は、「ケヴィンと仕事をするのがとても楽しみです。『ボーダーランズ』では、彼はいつもとは違う役を演じることになります。みなさんが見たことのないケヴィンの一面をお見せすることに、ワクワクしています。彼は素晴らしいローランドを演じてくれるでしょう」と意気込みを語り、ケヴィンに期待を寄せている。現在のところ、ゲームファンはケヴィンがローランドを演じることに不満の模様。「ケヴィンのことは大好き。でもこのキャスティングは意味がわからない。製作陣はゲームをしたことがある?ローランドがどういう外見か、確認したの?」など、ミスキャストを指摘している。擁護派には、「私はケヴィンにチャンスをあげたい。ジェイミー・フォックスだって、シリアスな役を演じ始めたとき、みんなが『できるわけがない』と決めつけた。でも、彼はできるということを証明したから」と、ケヴィンと同じくコメディアンであるジェイミーを引き合いに出す人もみられた。(Hiromi Kaku)
2021年01月27日富司純子とシム・ウンギョンがW主演する映画『椿の庭』の公開日が4月9日(金)に決定し、併せて美しい予告編も到着した。椿が咲き誇る一軒の家に住む富司さん演じる絹子と、絹子の娘の忘れ形見であるシム・ウンギョン演じる渚、そしてそこを訪れる人々の1年間を描く本作。今回到着した予告編では、絹子と渚が食卓を囲むシーンからスタートし、慎ましくも穏やかな生活を送る2人、ときに絹子の娘・陶子がやってきては3世代で仲良く語らう時間も映し出される。しかし、絹子の夫が亡くなった後にやってきた黄は、家を手放すことを提案。そして絹子が「もし私がこの家から離れてしまったら、ここでの家族の記憶や、そういうもの全て、思い出せなくなってしまうのかしら」と不安を吐露する場面も。また、こだわりは劇中衣装にもあり、富司さんは全篇に渡り、自身の所有する着物を着用。そしてシム・ウンギョンは、スカートやブラウスといった、これまでの出演作のイメージとは違った姿を見せている。『椿の庭』は4月9日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:椿の庭 2021年4月、シネスイッチ銀座ほかにて順次公開予定©2020 “The garden of Camellia” Film Partners
2021年01月08日マーベルの社長ケヴィン・ファイギが参加するということで、大きな期待が寄せられているタイトル未定の『スター・ウォーズ』最新作。脚本家が「Disney+」で制作中の「Loki」(原題)の製作総指揮兼脚本家マイケル・ウォルドロンに決定したという。「Variety」誌が報じた。ウォルドロンは、『ドクター・ストレンジ』の続編『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(原題)の脚本を手掛けており、今後のディズニー、マーベル、ルーカスフィルム作品での活躍が見込まれる。「Loki」シーズン1は先月撮影を終了し、5月に配信を控えているが、すでにシーズン2の制作が決定し、2022年1月に制作をスタートとの情報もある。引き続きウォルドロンが製作総指揮を務めるというのだから、やはり彼に対する3社の信頼は厚いようだ。『スター・ウォーズ』最新作については、昨年9月、同シリーズの大ファンだというファイギが開発に参加していることをディズニーが認めたが、それ以外のことは明らかになっていない。今後の『スター・ウォーズ』関連作はパティ・ジェンキンス監督作の『Rogue Squadron』(原題)、タイカ・ワイティティ監督のタイトル未定作品、『インフィニット』のJ・D・ディラード監督と「ルーク・ケイジ」の脚本家マット・オーウェンズが開発中のタイトル未定作品と目白押し。(Hiromi Kaku)
2021年01月08日昨年放送の「七人の秘書」への出演も話題となったシム・ウンギョンが、SNSでの誹謗中傷をテーマにした香取慎吾主演のサスペンスドラマ「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~」に特別出演することが分かった。“匿名”を意味する言葉“アノニマス”。本作は、社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人の被害者を救うため、主人公・万丞渉を始め、クセの強い“指対”メンバーたちが闘う新感覚クライムサスペンス。数多くの韓国映画・ドラマに出演するシム・ウンギョンは、近年では日本の作品での活躍も目立ち、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など数々の賞を受賞した『新聞記者』、日本の連続ドラマ初出演となった「七人の秘書」ではメインキャストとして演技力の高さを見せつけた。本作で彼女が演じるのは、香取さん演じる万丞のかつての相棒・倉木セナ。帰国子女でひと一倍正義感が強く、万丞から一目置かれる刑事だったが、2年前にある事件に巻き込まれてしまう。万丞の指殺人対策室への異動は、相棒を失った悲しい過去が関係しているらしいが、詳細はベールに包まれたまま。そんなミステリアスなキャラクターは注目。「初めて演じる役柄なので、自分がうまく表現出来るか楽しみながらも緊張しています」と心境を明かしたシム・ウンギョンは、「正義という名は私たち人間がつくり上げたものであり、何を正義とするかは難しい課題だと思います。その境目の表現を悩み続けています。頑張ります!」と意気込んでいる。「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~」は1月25日(月)22時~テレビ東京系にてスタート。※Paravi&ひかりTVにて配信(cinemacafe.net)
2021年01月07日木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介らが悪を成敗する「七人の秘書」の7話が12月3日オンエア。シムさん演じるサランが絶体絶命のピンチに…視聴者から声援の声が続々送られている。本作は目立たぬことを極意とし、要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していく新時代の痛快ドラマ。「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズや「ハケンの品格」の中園ミホが脚本を担当し、東都銀行の派遣秘書をしながら兄の行方を探す望月千代に木村さん。同じく東都銀行の秘書である照井七菜に広瀬さん。セクハラに遭い捜査一課から異動となって警視庁秘書をしている長谷不二子に菜々緒さん。外科医である父を追って来日、病院秘書をしているパク・サランにシムさん。ホテルオーナーの令嬢にして東京都知事秘書の風間三和に大島さん。政治家の私設秘書をしていたが今は情報屋をしている鰐淵五月に室井さん。以前は栗田口の秘書をしていたが切り捨てられ服役、今はラーメン店「萬」店主をしている萬敬太郎に江口さん。彼らの“宿敵”となる財務大臣の粟田口十三に岸部一徳といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は照井の大学の後輩・中川由加里(伊原六花)が突然、東都銀行の内定を取り消されてしまい、調べると栗田口の影が。由加里を助けるためだけでなく栗田口の悪事を暴くため戦いを決意する千代だが、サランが病院秘書を辞め姿をくらます。サランが寝返ったと思いショックを受ける千代だが、サランは得意のハッキングを駆使して栗田口の悪事を告発する動画を拡散、千代らをサポート。しかしそこに黒木(坂口拓)が現れ揉み合いの末、サランは頭部を強打してしまう。そんなサランを病院に運んだのは行方知れずとなっていた千代の兄、一男(マキタスポーツ)だった…というのが今回のストーリー。栗田口の秘書となって内情を探ろうとしてケガをしてしまうサランに「サランが犠牲になるなんて…」「サランが影の主人公感」「サランめちゃくちゃカッコイイやん…」など、多くの反応が。また「負けるな!サラン!」「最終回きっと粟田口大臣にトドメを刺してくれるハズ」など声援の声も多数寄せられている。(笠緒)
2020年12月03日秘書たちが“影の軍団”となって悪を成敗する「七人の秘書」の6話が11月26日オンエア。シム・ウンギョン演じるサランが自らと母を捨てた“父親”と再会。リリー・フランキー演じる父親・白鳥との“和解”に感動の声が寄せられている。望月千代を木村文乃が、照井七菜を広瀬アリスが、長谷不二子を菜々緒が、パク・サランをシム・ウンギョンが、風間三和を大島優子が、鰐淵五月を室井滋が、萬敬太郎を江口洋介が、財務大臣の粟田口十三を岸部一徳がそれぞれ演じる本作。目立たぬことを極意とし要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していく痛快ドラマが展開してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回、秘書たちの暗躍で“改心”した東京都知事・南勝子(萬田久子)が心筋梗塞で倒れ、サランが病院長秘書を務める慶西大学病院に救急搬送されてきた。勝子の入院を知った粟田口は“日本一のゴッドハンド”として名高い東帝大学病院の心臓外科教授・白鳥六郎(リリー・フランキー)に執刀を依頼する。一方、ラーメン店「萬」に照井が夫とともに青果店を営む康子を連れてくる。康子の夫は心臓に難病を抱えており、手術日がようやく決まったものの、病院から手術を“ドタキャン”されてしまったという。康子の手術を断ったのが勝子の手術を担当する白鳥だと知って怒る秘書たちは、サランから白鳥が自分と母を捨てた父親だと告白され驚く。勝子の見舞いにきた粟田口は勝子に退陣を促すが断られ、白鳥に勝子の手術をわざと失敗するよう持ち掛けてる…というのが今回のストーリー。補助金をカットすることを匂わせ白鳥に執刀させようとする粟田口だが、白鳥は拒否。秘書軍団の手を借りて勝子の手術を成功させるというラストだった。白鳥に知事からの謝礼を渡しにいくサランと三和。帰ろうとするサランを白鳥が呼び止め、自分の娘だと気づいていたことを伝える。「あなたのような外科医になりたかった」というサランに、それと引き換えに多くのものを犠牲にしたと話し「別の方法で人を救える人になって欲しい」と答える白鳥。それを聞き1人号泣するサラン…。サランと白鳥の“和解”に「いつもは、スッキリして終わるのが常だったけど、今日のは「良いドラマ見たな」って感じ」「リリーフランキーが優しく語りかけるシーン泣いた」「2人の会話に思わず目が潤んでしまいました」などの反応が。またシム・ウンギョンさんとリリーさんの演技にも「サランさんと話してるときのリリーさんの優しい顔とアッパーって言いかけた時のサランさんの絶妙な表情。よかった」「リリーさんもシムウンギョンさんの演技もめちゃくちゃ良くて急に映画見てるみたいだった」といった賛辞の声が送られている。(笠緒)
2020年11月26日