映画『アベンジャーズ』に出演する米俳優サミュエル・L・ジャクソンが来日し、8月14日(火)に都内で開催された本作のジャパン・プレミアにジョス・ウェドン監督、日本語吹替え版キャストの米倉涼子、竹中直人らと共に出席し約600名のファンの歓声に応えた。世界歴代興行収入1位の『アバター』、2位の『タイタニック』に迫る勢いのヒットを記録している本作。アイアンマンにソー、キャプテン・アメリカ、ハルク、ホークアイにブラック・ウィドウら「マーベル・コミック」が誇るヒーローたちが力を合わせ、地球を救うべく戦う姿を描く。サミュエルは国際平和維持組織「シールド」の長官であり、ヒーローたちをまとめ上げて“アベンジャーズ”結成を決断するニック・フューリーを演じており、この日は会場のスタッフは全員「シールズ」のマーク入りのポロシャツを着用し“長官”を迎えた。サミュエルはファン一人一人のサインや握手の要望に応じながら、レッドカーペットを歩いた。日本では本日より公開となったが、壇上に上がると「日本のみなさんは最高の観客。楽しんで観てもらえたら嬉しい」と語った。竹中さんはサミュエルの声を担当したが、実物と壇上で肩を並べると「存在に迫力があって見とれてしまいます。夢を見ているようです」と感激の面持ち。そんな竹中さんにサミュエルは「竹中さんにやっていただけて光栄です。元々、出演作で素晴らしい俳優と知ってましたから」と感謝の思いを伝えた。米倉さんはスカーレット・ヨハンソンの吹き替えを担当しており、ロサンゼルスで行われたプレミアにも出席しスカーレットと対面しているが「そのときにもらったアドバイスは『アフレコの前日は、ジャック・ダニエルを飲んでタバコをいっぱい吸って、カラオケに行ってガラガラの声で演じてね』ということ。さすがにそれはできませんでしたが(苦笑)、セクシーな女性にトライすべく頑張りました」とふり返る。ウェドン監督は赤いセクシーなドレス姿の米倉さんに見とれて「スカーレット?WHO?(スカーレットって誰だっけ?)」とその美貌にノックアウト?同席したプロデューサーのケヴィン・ファイギ氏も「スカーレットが足を折ったりバカンスを取ったりするかもしれません。そのときは米倉さんの携帯が鳴るかも(笑)」と続編での米倉さんの起用を示唆!?当の米倉さんも乗り気で「次回作での私の出演に期待してください!」と堂々のアピールで、会場は拍手と歓声に包まれた。『アベンジャーズ』は全国にて公開中。特集:この夏アツイ!男たち■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年08月14日アーノルド・シュワルツェネッガーの息子でイケメン俳優として注目されるパトリック・シュワルツェネッガーが、新作でテイラー・ロートナーと共演することになった。先日のアメリカ独立記念日に、テイラー・スウィフトと“ロマンチックな”ひと時を過ごしたと報じられたばかりのパトリックだが、2010年のアダム・サンドラー主演作『アダルトボーイズ青春白書』の続編となる『Grown Ups 2』(原題)で、テイラー・スウィフトの元カレであり『トワイライト』シリーズでもおなじみのロートナーと共演することになったのは何かの縁?『アダルトボーイズ青春白書』は、再会した学生時代の親友同士をアダムのほかケヴィン・ジェームズ、クリス・ロックら豪華キャストが演じたコメディ。同続編は今月6日(現地時間)から米・マサチューセッツ州にて撮影をスタートさせており、パトリックとロートナーの2人は撮影セットで既に顔合わせを済ませているようだ。自身の撮影初日となった8日に、パトリックは「すごい仲間たちと『Grown Ups 2』の撮影初日を迎えたんだ…、このキャストの一員になれて本当に幸せだよ」とツイートしている。『Grown Ups 2』(原題)は来年、全米公開予定。
2012年07月12日心の中を見透かされそうな、鋭く危険な視線。彼の視線には、観る者を惹きつける何とも言えないパワーが宿っている。その絶大なる衝撃をもって世界各国で賛否両論を呼んだ問題作『少年は残酷な弓を射る』で完璧な美しさと狂気を放ち、いま熱い注目を集めている新星、エズラ・ミラー。現在19歳の彼の素顔はしかし、映画とはまるで別人の、少しやんちゃでいて極めて穏やかな少年だ。いま気になるカレの素顔に迫ってみた。「脚本を読んだときにもう凄いと思った。一人の人間として理解しがたいキャラクターだけれども、俳優としてかなりの挑戦になるだろうと思って、だからこそやったんだ」。この複雑で極めて理解しがたい少年・ケヴィン役への挑戦についてふり返るエズラ。“理解しがたい”というのも当然、彼は生まれてからずっと、実の母親であるエヴァに反抗を重ね、年齢と共に悪意を剥き出しにしていく――。「彼の目力というのはすべての真実を見通してしまう力なんだ。人が繕った表面の顔、まがい物のマスク、社会的に必要で私たちが演じている役割というものを全部突き破って、本当のその人を見てしまうことができる力をもっている。人の心の動きが見えてしまうということはどういうことなのか、その点をアプローチしていく中で、(ナイフのように鋭い!)表情や目つきが後から生まれたんだ。ケヴィンはその人が一番見てほしくない、恐れていることを“見たぞ!”ていう目をするんだ」。何もかも見抜いてしまうケヴィンはやがて、独自の愛情表現で母親を繋ぎ止めようとする。それが「悪事」という手段である。「自分の人生の中でも、自分が感じていることとそれを表現したときに完全にかみ合わない瞬間というのがあるから、彼の愛の表現が上手じゃないという部分は分からなくないよね。ただ、彼が唯一、コミュニケーションの方法として取れるのが、相手を刺激する、相手から何らかの反応を引き出すような行為なわけで、それが常に母親に『何なの、この子』と思わせるようなルーティンに変わっていくんだ。どんな形でも誠実な繋がりというのを一瞬でもいいから感じたいという思いから悪事やいたずらをする。一瞬なんだけど、そこで起こる相互関係というのが真実なんだ。でも母親はそこで繕ったりするから、また不純なまがい物のコミュニケーションになってしまい、埒が開かなくなり、ケヴィンは思うわけなんだ。『真のコネクションを得るためには、もっと極端なことをしなければ』と。そこで事件が起きるんだ」。では、役から離れての素顔はどうなのだろう。「自分はどんな息子だと思う?」と聞くと、困ったような笑顔を浮かべながら「両親に対しては正直で誠実な息子だと思うよ」とエズラ。「高校を中退したりとかルールを破ったりとか、典型的な“不足”は満たしているけど、親とは常に話し合える関係だよ。ダサい言い方だけど、世の中で一番尊敬している2人だし、一番僕が理解できてるし、一番僕のことを理解してくれている。本当に仲のいい親友が両親だと言えるいまの環境がすごくラッキーだと思うし、感謝しているんだ。アーティストとしても、彼らの意見はすごく大事にしているから映画の企画についても話すし、大役の話があると母親に相談するよ。すると僕の願いが叶うように、母は祭壇みたいなところに彫刻を作って置いてくれるんだ。だから自分がその役を本当にやりたいときは何でも話すよ、というのは冗談だけど(笑)、普段から何でも包み隠さず話しているよ」。劇中とは(当然)全く異なる仲の良い親子関係を明かしてくれたエズラだが、前作『アナザー・ハッピー・デイ』でも家族との関係においてエキセントリックな行動に走る役を演じていることからも、何か彼と“家族”の映画に因縁めいたものを感じずにはいられない。「全てのトラブルというものは“家族”から発しているのではないかと僕は思っているし、アーティスティックな考察を行う対象として、家族ほど意味のあるものはないんじゃないかと思うんだ。人は家庭で育って巣立っていくけど、そこで学んだことや行ってきたことと同じことを世に出ても繰り返しているんだよね。だから、壮大なスケールで本質的に人間というものを考察しようとすると、家族の問題に戻っていってしまうと思う。僕のキャリアの第一章で、そういう作品に出るということは自分の中ですごく合点がいったんだ。これからは家庭から巣立った人物というのも演じてみたいとは思うけど、どんな役を演じるとしても、突然何もないところからキャラクターが出てくるわけでもない、必ずどんなキャラクターにも親や家庭があるんだということは、役へのアプローチの上で必ず考えると思うよ」。19歳とは思えない、広い見識と自分自身を俯瞰して見る余裕さえ感じさせるエズラ。実は、インタビュー前に彼が歌を口ずさむ素敵なハスキーボイスがかすかに聴こえてきたのだが、彼は演技だけでなく音楽活動にも精を出している。演技と音楽、今後どのように挑戦しようと思っているのだろうか?「音楽も演技も自分の中では同じ一つのアートの形、自己表現だと思っているんだ。おもしろいことに2つが相互補完をしてくれるんだよね。映画の中でキャラクターを演じるということはすごく直線的な行動であって、反対に音楽はものすごく幅が広い。映画は作ろうとすると制作会社から、監督、様々な機器や製作費といったものが必要だけど、音楽はいつでも自分一つで出来る。あと正直、映画は精神的にすごく疲れるんだ。だから僕自身は1年に2本くらいが限界かなと。もしかしたら1年に2本以下でないと精神的に健康な状態ではないのかなと思ったりするくらいなんだ。音楽はいつでもできるからね。いつでもやりたいし、演奏とか歌ったりすることは僕をリチャージしてくれるんだ」。型にとらわれない、己の道を見据えるエズラが次はどんな変貌を遂げてくれるのか?楽しみに待ちたい。■関連作品:少年は残酷な弓を射る 2012年6月30日よりTOHOシネマズ シャンテにて公開© UK Film Council / BBC / Independent Film Productions 2010
2012年06月28日この異常なまでの悪意と愛に包まれた物語、あなたは何を感じる――?オスカー女優ティルダ・スウィントンが渾身の演技を魅せる、親子の深淵なる愛と狂気の物語『少年は残酷な弓を射る』がまもなく公開となる。シネマカフェでは、こちらの公開に先駆けて女性限定試写会を開催!これは単なる憎しみなのか?それとも愛なのか?本作が問う“是非”をずばり読者に直撃!問題を提起するのは、主人公・エヴァと息子・ケヴィンの関係。なぜか幼い頃から母親であるエヴァに対して反抗を繰り返し、心を開こうとしないケヴィンはやがて美しく、賢い少年に成長する。だが、この悪魔のような息子はある日、母親の全てを破壊するような事件を起こす…。心の底では家庭に縛られずもっと自由に外に出て仕事をしたい、という気持ちを抱えているエヴァは予期せぬタイミングで誕生した我が子に、それでも愛情をかけるが、彼女の努力は報われるどころか悪化の一途をたどる。一方、母親の心の奥底を見透かしたように、執拗なまでに彼女に悪意を向ける息子・ケヴィン。果たして、どちらに問題を感じるか?という究極の質問をぶつけたところ、約半数の人が「どちらでもない」と回答。一方だけの責任を問うのではなく、親子の普遍的な関係に起きうる問題として受け止めた人が多かったようだ。一方で、問題点を「ケヴィン」に見る人も少なくなく、母親・エヴァに思いを重ねた女性が多いのが特徴的であった。「母の息子への愛が足りないと解釈する人は多いと思うけど、そんな生易しいものではないと感じた」、「母親は偉いと思った。生まれてからずっとひねくれた子を虐待も無視もしないで、話しかけ続けているから」(30代)、「どんなに苦しめられても、やっぱり母は子の味方なんだと思った」(20代)。子育ての難しさを実際に経験している女性は、この物語がさらに身に染みるよう。「子育てに失敗も反省も、子供が感じる愛情不足もあるかもしれないけど、でもどんなに時間がかかっても、どこかの時点で母と子が互いを親子だと確かめ合えたらそれで良いのではないかと」(40代)この異常とも思える母と息子の関係だが、2人の関係について「怖いけど少し共感する」という声が大多数を占めていたのは、女性として母に共感するのはもちろん、子供であった経験から分かる感情というものがあるから。「どこかケヴィンの気持ちに共感してしまうのが怖かった」(10代)、「自分の母親と重なるところがありました」(20代)、「男の子と母親だと、思っている以上にありうる世界なのかもしれないと思った」(20代)という声も寄せられた。そのケヴィンを、生まれもっての“狂気”が乗り移ったかのように演じるのが、新進俳優のエズラ・ミラー。母親役のティルダに負けぬインパクトを放ち、本作を機に注目を集めている期待のイケメン俳優だ。何と言ってもその「鋭く、ねちっこい視線」に胸を刺された女性が多く、「美しくて、存在感がハンパない!見方・キャラによっていろんな役を演じそう」、「このニヒルな役柄が怖ろしいほどにしっくりくる」、「『危険な遊び』のマコーレー・カルキンを思い出した」と多大な期待が寄せられる結果となった。ケヴィンが起こす事件へと向かう緊迫感の連続、それを助長する“赤色”の効果、そして怖ろしくも“あり得る”と感じさせる母子のドラマ。読者の感想からは、様々な要素が取り上げられていたが、では一言でこの映画の“ジャンル”を表すなら…?最後に聞いたところ、約7割の女性が「人間ドラマ」と回答!単なるスリラーでもホラーでもない、リアルだからこそ怖ろしい、この“事件”の目撃者に、あなたもなってみては?『少年は残酷な弓を射る』は6月30日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:少年は残酷な弓を射る 2012年6月30日よりTOHOシネマズ シャンテにて公開© UK Film Council / BBC / Independent Film Productions 2010
2012年06月26日1980年代のサクセスストーリーとスキャンダルがあふれ返るハリウッドを描いた、ロックミュージカルの映画化『ロック・オブ・エイジズ』の全米公開を前に、6月8日(現地時間)、ロサンゼルスのグローマンズ・チャイニーズ・シアターにてプレミアイベントが開催され、出演のトム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アダム・シャンクマン監督らオールキャストが集結した。ジャーニーやボン・ジョヴィ、デフ・レパード、ポイズンなど80年代を代表する大ヒットナンバーを集めて構成された本作。舞台であるハリウッド・ブルバードにはこの日、ブラック・カーペットが敷き詰められ、劇中に登場するクラブハウス「バーボン・ルーム」ほか、いまもサンセット大通りにある「ウィスキー・ア・ゴーゴー」などのセットが飾られ、豪華ロックンロールの雰囲気に。2,000人以上のファンが集まる中、トムはイベント開始の1時間前に会場に乗り込み、熱狂するファンたちにサインや写真撮影を行うなど大サービスを見せた。カリスマ・ロックスター役で初めて歌を披露するトムは、「僕は『シュガー・オン・ミー』(デフ・レパード)が好きなんだ。それに、ボン・ジョヴィも…全ての歌がすごく楽しいよ。ガンズ・アンド・ローゼズ、ボン・ジョヴィ、ポイズン。この映画の中にはすごくたくさんの素晴らしい歌があるんだ」と本作の音楽の素晴らしさをアピール。日本のファンに向けて「この映画の公開のために日本に行けたらいいなと思うよ!」とメッセージを送った。久しぶりのミュージカル出演で本領発揮しているキャサリンは、「オファーがきて、脚本も読まずに監督に『やるわ』って言ったの。なぜって彼のことが大好きだからよ!それに、またミュージカルをやるのは楽しいと思ったわ」とコメント。初共演となったトムについては「彼は素晴らしい役者よ。私たち、『また一緒に仕事をしたいわね』って話してるのよ」と仲の良さを伺わせた。本作の主演に大抜擢されたジュリアン・ハフは「いま別世界にいるみたい!アダム・シャンクマン監督、メアリー・J・ブライジ、トム・クルーズが出ている作品のプレミアでレッドカーペットを歩いているなんて全く信じられないわ。この世のことと思えないくらいよ」と夢見心地の様子。同じく主役に抜擢されたディエゴ・ボネータはこれが映画初出演。「本当に信じられないよ!ここにいられることをとても謙虚に受けとめているし、とてもハッピーだ。全ての瞬間をエンジョイしようとしているよ」とあふれる喜びを口にした。魅力的なロックナンバーの中でも一際存在感を示しているのが異色とも思えるトムの歌声だが、「彼は僕にチャレンジしたし、僕は彼にチャレンジした。それは素晴らしいパートナーシップだったんだ」(シャンクマン監督)、「彼は素晴らしかった。圧倒されたよ。歌うことにすごく時間を費やして努力し勉強したから、実際に僕たちが集まって演奏したとき、映画の中の全ての曲を自分で歌ったんだよ」(デフ・レパード<リック・アレン&フィル・コリン>)、「素晴しかったよ、すごくね。音楽は気持ちよくさせてくれるから、映画を作っている人たちはみんないい気持ちになったんだ。だから、映画を観る人々もきっと同じようにいい気持ちになると思う」(REOスピードワゴン<ケヴィン・クローニン>)と、この日集まったミュージシャン本人たちも大絶賛。このトムの歌声は世界48か国で一足早く配信される予定で、日本では6月11日(月)から彼の歌う「シュガー・オン・ミー」がiTunes、mora、レコチョクで先行配信される。ぜひ、映画の公開に先駆けて、トムの鍛えあげられた驚きの美声をチェックしてみては?『ロック・オブ・エイジズ』は9月21日(金)より全国にて公開。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年06月10日ケヴィン・コスナーが、俳優のスティーヴン・ボールドウィンとの法廷闘争について「くだらない」ものであり「頭に来る」が、闘うことは止めるつもりはないと語った。ボールドウィンは、コスナーが彼を騙して先進技術投資の配当を放棄させたと主張、400万ドルを要求している。コスナーは1995年に2,000万ドル以上の私財をつぎ込んで、原油と海水を分離するシステムの権利をアメリカ政府から購入。「オーシャン・セラピー・ソリューション」(OTS)と名付けて、15年間技術開発を行ってきた。2010年4月に起きたメキシコ湾におけるBP社の深海油田流出事故の際、このシステムが効果ありと判断され、BP社は32台のリース契約を交わしたが、OTSに投資していたボールドウィンはこの契約直前に、権利を売却するようコスナーに説得されたと主張している。裁判は今夏に行われる予定だが、コスナーはボールドウィンと徹底的に闘う決意だという。コスナーは「The Hollywood Reporter」誌に、「くだらない裁判だと思っている。だが、何があっても止めるつもりはない。いまでも世界中のどこかで油の流出事故は起きている。私は20年前から科学的な解決法を知っていたのに、石油会社はまかせてくれなかった。2,000万ドルの私財、今度はボールドウィンの訴訟。もう本当に頭に来るよ」と語った。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:マン・オブ・スティール (原題) 2013年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:幸せMAXの東貴博が“縁結びの神”に!優木まおみ「ご利益ありそう」ヒゲ面に薄汚れたエプロンのスーパーマン画像が到着!アラスカの秘密基地の撮影か?新スーパーマンのビジュアルがお披露目!73年の歴史を変える立体的コスチュームに
2012年05月30日オスカー女優ティルダ・スウィントン主演で贈る衝撃作で、昨年度ロンドン映画祭にて見事グランプリを受賞したエモーショナル・サスペンス『少年は残酷な弓を射る』。その過激すぎる内容から世界各国で話題となった原作本が、このたび日本で発売されることが決定した。母親に対して異常なまでの悪意と執着心を抱く息子と、そんな我が子に戸惑いながらも愛情と恐怖との間で葛藤する母親の親子の関係を緊張感たっぷりに描いたミステリー。「何故、そこまで…?」という疑問を抱いた瞬間に、観る者はさらなる恐怖に襲われる。既に劇場公開されている各国では、成長と共に息子・ケヴィンの中で膨れ上がる母親への憎悪、その怖ろしき“報復”のかたちが多大な衝撃をもたらしている。そして、その原作本「We Need To Talk About Kevin」の評価は、まさに賛否両論。400ページにも及ぶ長編小説で、著者ライオネル・シュライバーは本作で英国女性作家文学賞の最高峰であるオレンジ賞に輝き、英米ではベストセラーとなった一方で、「我が子にここまで愛情を感じられない母親なんているわけがない!」と過激な内容に対して激しい反応も…。海外評を耳にした日本の出版社は当初、当然ながら国内での発売に及び腰で出版は難航を極めた。だが、本作のもつ“母になることへの怖れ”や“生まれてくる子を愛せないかもしれないという不安”という、多くの女性が感じていながら決して口に出すことのなかった真実に共感した女性編集者が出版を決意し、今回の発売に至ることとなった。原作ストーリーがもたらす衝撃に加えて、この物語の中心となる母子役として抜擢された2人の演技も強烈!『ナルニア国物語』シリーズや『ミラノ、愛に生きる』などで厳しくも美しい、“甘くない”女性を演じてきたティルダが息子の扱いに葛藤する母親を、“魔性”と表現するに足るその危なげな美しさで話題となっている新星エズラ・ミラーが息子のケヴィンを怪演。ティルダは51歳とは思えない美貌も凛としたオーラも何もかもの一切を、エズラ扮する息子の悪意によってことごとく奪われていく…。原作のもつ過激さを一層加速させるキャスティングにも注目の本作。まずは「心の準備を…」と考える方は、原作をチェックすることをオススメしたい。『少年は残酷な弓を射る』は6月30日(土)よりTOHOシネマズ シャンテにて公開。「少年は残酷な弓を射る」価格:1,700円(上巻・下巻ともに)出版元:イーストプレス発売日:6月15日(金)■関連作品:少年は残酷な弓を射る 2012年6月30日よりTOHOシネマズ シャンテにて公開© UK Film Council / BBC / Independent Film Productions 2010■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】“笑い”でオスカー助演俳優部門を席巻する、注目の2人いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?
2012年05月15日「次世代のハリウッドのスーパースター」というこの男の称号から“次世代の”という文言が取れる日はそう遠くないだろう。ディズニーのファンタジー・アドベンチャー超大作『ジョン・カーター』を始め、次々とビッグバジェットの話題作、巨匠の手による作品に出演し成功への階段を駆け上がるテイラー・キッチュ。本人曰く「地球上で一番最後の公開国のひとつ(笑)」であり、確実に彼のファンが増えつつあるここ日本での公開を前に改めて来日した彼に話を聞いた。“ポストジョニー・デップ”、“ハリウッドに久々に現れた新星”などと周囲の期待の声は高まる一方だが、テイラーは華やかなハリウッドの喧騒、スポットライトと距離を置くようにロスやニューヨークといった大都会ではなく南部の田舎に居を構えている。とはいえ、周囲の期待から逃げているわけではなく、むしろそうした声を正面から受け止めている。「何より、僕に対して一番期待をしているのは僕自身だからね。ただ、シンプルさを保つということは大切にしているよ。いまは幸いなことにベストな人々と仕事をさせてもらってるし、この状態を続けていきたいと思ってるよ」。生まれ故郷のカナダではアイスホッケーの選手として活躍するもケガもあって挫折。その後、演技を学ぶためにニューヨークへと移った。いまでこそ引く手あまたの活躍を見せるが、20代前半の下積みの時代にはかなりの苦労を味わった。自らを「頑固なタイプ」と分析し「その資質がつらい下積みの状況で幸いしたと思う」とふり返る。「どうして演技に興味を持ったのかは自分でもよく分からないな。でも役を演じること、物語を伝えるということで本当に自分が満たされるんだ。それができるのならどんなことでもやるという意志は当時から持っていたよ。あの頃はすごく生意気だったから『オール・オア・ナッシング』、のるか反るかっていう気持ちも強かった。演技を勉強するのに最善の場所に来たからには、自分のやれるベストを尽くそうという思いだったし、それがあったからいまの僕があるんだ」。本作の主人公ジョン・カーターはかつて家族を失った傷を抱える男。アクション映画の主人公でありながら、従来のヒーローらしからぬ複雑な内面をテイラーは見事に体現しているが、こうした役柄を演じる楽しさについて語る。「ジョン・カーターだけでなく、(出世作となったドラマ)『Friday Night Lights』の役にせよ『バンバン・クラブ −真実の戦場−』(’10)のケヴィン・カーターにしろ、心に傷を抱えた人間を演じる中で、多くの“発見”があるんだ。役にアプローチする上で自分自身を探っていくという作業が必要なんだけど、その過程で自分の中に同じような要素を見つけることがある。それはある意味で(傷を持ったキャラクターに対する)治療のようなものなんだ」。ではこれから演じてみたいキャラクターは?「そうだな…今回の『ジョン・カーター』ではほんの少しだけど西部劇の雰囲気を味わうことができたから、今度は本格的な西部劇に出てみたいね。次の作品(※オリヴァー・ストーン監督作『Savages』)ではネイビーシールズ(海軍特殊部隊)の実在した方を演じているんだけど、素晴らしい経験で光栄なことだったよ。僕は常にオープンでいるから、新しい監督、作品、役柄にどんどん出会っていきたいね」。劇中で披露している、1年近くのトレーニングと食事制限によって作り上げた肉体に話題が及ぶと「特殊効果だよ(笑)」とおどけ、最も苦労したシーンは?という問いには、激しいアクションシーンや複雑な内面の描写に関する答えが返ってくるかと思いきや「誰もいないところで、群衆がいるという想像しながらスピーチしたシーンかな」という答えが…。どうやら次代のハリウッドを背負う新星は照れ屋のようだ。(photo/text:Naoki Kurozu)特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.2ディズニー史上に残る、壮大ロマンス『ジョン・カーター』主人公の肉体美はCG?「製作費すべてを注ぎ込んだ」テイラー・キッチュ&中山優馬がL.A.以来の再会!テイラー・キッチュが力説する“一目惚れ”の愛『ジョン・カーター』メイキング映像工藤静香「刺激を受けた」ディズニー大作の絵画コンクールで特別審査員
2012年04月11日かの宮崎駿も“歴史小説の傑作”と太鼓判を押す世界的ベストセラーを原作に、オスカー受賞監督ケヴィン・マクドナルドが創り上げた重厚な世界観が観る者の心を“ワシ”づかみにする『第九軍団のワシ』。本作でW主演に抜擢されたのは、『親愛なるきみへ』のチャニング・テイタムと、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル。共にハリウッド映画界の次世代を担う2人に、撮影を通して芽生えた男同士の絆について語ってもらった。ローマの名誉の象徴“黄金のワシ”と共に消息を絶った父親の名誉を取り戻すべく、ローマ軍の若き隊長として戦線で功績をあげていたマーカス(チャニング・テイタム)と、彼らローマ人に虐げられてきた一族の末裔の奴隷・エスカ(ジェイミー・ベル)。黄金のワシのありかを知った2人は旅に出るが、そこはローマ人に虐げられた部族たちが巣食う未開の地だった――。少年のような顔つきで「少年時代の夢を叶えてくれるものになった」(チャニング)、「チャンバラごっこは子供にとってまさしく究極の夢だからね!」(ジェイミー)と本作への参加をふり返る2人。ジェイミーの言う“チャンバラごっこ”こそが本作の大きな見どころ。馬で草原を駆け、敵と剣を交え、血沸き肉踊る迫力の肉弾戦が繰り広げられる。この戦闘シーンを作り上げるには相当の苦労もあったようだ。「撮影に入る2か月前から身体を絞るために総合格闘技や剣術のトレーニングを始めたよ。アスリートとしての土台がなければ、この役は務まらなかっただろうね。身体の動きや歩き方、話し方に至るまで、肉体的要素はマーカスのキャラクターにとってすごく重要なんだ。ローマ軍兵士らしい歩き方をマスターするといった根本的なことが大事だった」とチャニング。一方、「映画の半分近くを馬に乗って演じるというのが、僕にとっては最大のチャレンジだった」と話すジェイミーは充実感を露にする。「乗馬の経験が一切なかったから、6週間かけて週3日のレッスンを行ったんだけど、レッスンを始めて2週間ほどで曲乗りもマスターして、リラックスして乗馬を楽しめるようになったよ。いまはこれを活かして西部劇に挑戦したいと思っているくらいさ!」2人のアクションに加えて、見どころとなるのがローマ人のマーカスと、ブリタニア人の奴隷という身分のエスカの関係性。エスカの心の内には命を救ってくれたマーカスへの恩義と、一族を皆殺しにしたローマ人への恨みとが交錯し、本作にスリリングな人間ドラマとしての側面を生み出している。では、実際の2人の関係は?「ジェイミーとのシーンでは、心を開かずにはいられない感情の繋がりを感じたよ。ジェイミーが生涯の友となったのは確かだね。僕らが演じたキャラクターは、2人とも行く先を見失い、心の傷と孤独を抱えている。一生夢見てきたものが突然奪われたとき、人は何を支えに前に進んで行けばいいのか?運命に導かれ、その答えを探す旅に出たマーカスとエスカは、旅路を通して立ち直るための癒しを与え合うことになる。そして2人は名誉や友情、信頼について学ぶんだ」(チャニング)「マーカス役がチャニングだと聞いて、彼とのコンビなら何かダイナミックでユニークなものを生み出せると思った。役柄に対する理解の深さも去ることながら、2週間にわたるリハーサルを通して徐々に彼がキャラクターに息吹を吹き込んでいく様は、見ていて本当にワクワクするものだったよ。それに、2人ともダンス畑出身だという共通点は僕たちを結びつけた。チャニングは元々実践派の役者だから、危険なアクションほど勇んでやりたがっていたよ。そうやってキャラクターが置かれた状況や感情の道筋について理解を深めていったんだろうね。お陰で代役を務めるはずのスタントマンは、やる事がなくて困っていたね(笑)」(ジェイミー)筋骨隆々でクールなチャニングと痩身で奔放な性格のジェイミー、正反対のタイプとも言える2人の若手俳優が共に成長し、役柄を超えて固い絆で結ばれていく姿にぜひ注目してほしい。■関連作品:第九軍団のワシ 2012年3月24日より渋谷ユーロスペースにて公開© 2010 Focus Features LLC. All Rights Reserved.■関連記事:オサマ・ビン・ラディン暗殺を描くK・ビグロー監督新作、ロケ地の猛反発で撮影中断
2012年03月23日ケヴィン・ベーコンと人気TVシリーズ「glee/グリー」のクリス・コルファーが、ロサンゼルスで1回限定公演の朗読劇でジョージ・クルーニーと共演することが決まった。ケヴィンたちが新しくキャストに加わった朗読劇「8」は、『ミルク』でアカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞し、『J・エドガー』も手がけたダスティン・ランス・ブラックが手がけており、カリフォルニア州の同性婚を禁止する「提案8号(Proposition8)」を題材にしている。同州では2008年6月に同性婚が許可されたが、同年11月の住民投票により同性婚を禁じる州憲法改正が可決、同性婚支持者から違憲だと提訴された。サンフランシスコ連邦高裁は今月7日にカリフォルニア州の同性婚禁止は合衆国憲法に違反するとの判決を下している。物語は2010年6月の最終弁論を基にしていて、ジョージ・クルーニーとマーティン・シーンは原告側弁護士を演じ、ケヴィン・ベーコンは提案8号支持側の弁護士、クリス・コルファーは両親から矯正セラピーを強要された経験を証言する青年を演じる。また、「glee/グリー」のマシュー・モリソンとTVシリーズ「ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル」のマシュー・ボマーは原告の同性カップルを演じ、判事役で『おとなのけんか』のジョン・C・ライリーの出演も決定。公演は3月3日(現地時間)にロサンゼルスのウィルシャー・エベル・シアターで行われる。『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督が演出を務め、その収益は全米国民に対する平等権を求める基金「American Foundation for Equal Rights」に寄付される。(text:Yuki Tominaga)© Abaca USA/AFLO■関連作品:おとなのけんか 2012年2月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル [海外TVドラマ]© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.glee/グリー踊る♪合唱部!? [海外TVドラマ]© 2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.■関連記事:ナオミ・ワッツがダイアナ元英国王太子妃の伝記映画に主演C・イーストウッド、スーパーボウル中継で放映の出演CMにオバマ支援の意図はなし8割が「いままでのレオと違う!」『J・エドガー』試写会アンケート発表!レオ様、チャリティ・オークションにプレミア&パーティに同席できる権利を出品レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<後編>
2012年02月16日ブリトニー・スピアーズが長年交際のジェイソン・トラウィックと婚約!歌手、ブリトニー・スピアーズ(30)が3度目の結婚準備。お相手は長年のボーイフレンド、ジェイソン・トラウィックと婚約した。USウィークリーによると12月15日にスピアーズは二人だけのディナーの時にプロポーズされたという。スピアーズ正式には婚約発表をしていないが、自身のtwitterに、「OMG。昨日の夜、ジェイソンが私のずっと待っていた贈り物でビックリさせてくれたの。みんなに発表するのが待ちきれない!すごくすごくすごくエキサイトしてる!!!!XXO」とツイートした。スピアーズの略歴Britney Spears(本名Britney Jean Spears)は1981年12月2日にアメリカ、ルイジアナ州で生まれる。地域の舞台や聖歌隊で歌を始め、全国的なコマーシャルや、オフ・ブロードウェイに出演。未来の*N SYNCのメンバーとなる。2004年に幼なじみのジェイソン・アレキサンダーと結婚、わずか55時間で離婚。その後ケヴィン・フェダーラインと2年間結婚。今年、ビルボード200のトップとなったアルバム『ファム・ファタール』を発表、世界アリーナ・ツアーを開催。ビルボードCOMの読者投票で、2011年MVPオブ・ザ・イヤーに選ばれるなど、充実した1年を3度目の婚約で閉めようとしている。元の記事を読む
2011年12月21日11日に37歳の誕生日を迎えたレオナルド・ディカプリオがニューヨークのナイトクラブ「Avenue」で盛大なバースデイ・パーティを催し、ロバート・デ・ニーロやナオミ・キャンベルら大勢のスターが駆けつけた。2011年11月11日午後11時11分に祝杯をあげたパーティには、ベニチオ・デル・トロ、エドワード・ノートン、ブラッドリー・クーパー、チェイス・クロフォード、ケヴィン・コノリーらの姿も。レオの友人で米国の富豪のスチュワート・ラー氏、今年5月に米ワーナー・ミュージックを買収したロシアの実業家でこちらも大富豪のレン・ブラヴァトニク氏も出席した。パーティではチャリティ・オークションも開催され、「2011年11月11日」をテーマにポップアーティストのピーター・タニーがペイントしたヴーヴ・クリコの15リットルのシャンパンのボトルが5万ドルで落札された。会場でのドリンク代もあわせて収益金は全てレオナルド・ディカプリオ基金に送られ、野生動物の保護と様々な被災地支援にあてられるという。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:英雄の素顔は正義、それとも悪?『J・エドガー』予告編&US版ポスター解禁!収監を目前に控えたリンジー・ローハン、レオの新作アフター・パーティに乱入?【ハリウッドより愛をこめて】2012年アカデミー賞はビッグネームの対立に?レオナルド・ディカプリオ、うら若きモデル2人を手玉にとる二股交際?クリント・イーストウッド、3年ぶりに俳優業に復帰か?映画主演を検討中
2011年11月15日ジェニファー・アニストン、コリン・ファレル、ケヴィン・スペイシーが出演する『モンスター上司』が29日(土)から日本公開される前に、本作の予告編と特別映像が公開された。『モンスター上司』特別動画『モンスター上司』は、それぞれが最悪な上司に悩まされている3人の男たちが、たまりにたまったストレスから“上司排除作戦”を遂行する復讐コメディ。このほど公開された予告編では、気弱なな3人の男たちの上司が次々に登場。部下を口汚くののしり、人間的に最低で、自分の都合しか考えない3人の上司を前に、主人公たちがボスの存在を葬りさろうとする過程がテンポよく描かれている。また、特別映像では、ジェイミー・フォックス演じる謎の殺しコンサルタントが登場。“マザーファッカー・ジョーンズ”という物騒なニックネームをもつ彼が、3人の男たちに会う場面と、ニックネームの由来となった“ある出来事”が語られるシーンが収録されている。本作は今年7月に全米公開され、公開週には強豪がひしめくサマーシーズンにあって興行ランキング2位を記録している。『モンスター上司』10月29日(土)シネマート新宿、シネマート心斎橋ほかで公開(C) 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.
2011年10月21日女性のための番組作りで知られるアメリカのケーブルTV局「Lifetime」が乳がんを題材にした短編オムニバス映画『Project Five』(原題)の製作を発表、ジェニファー・アニストンやデミ・ムーアが監督を務めることが明らかになった。上記2人のほかにアリシア・キーズ、『モンスター』のパティ・ジェンキンス監督も参加し、乳がんが患者の生活に及ぼす影響に迫る短編作品を撮るとのこと。残るひとりの監督については今後改めて発表を予定しているという。ジェニファーは代表作であるTVシリーズ「フレンズ」のクリエイター、マルタ・カウフマンと共に製作総指揮も務める。かつてトム・クルーズの右腕として『宇宙戦争』などを手がけたポーラ・ワグナー、『ディパーテッド』のクリスティン・ホーンやケヴィン・チノイ、フランチェスカ・シルヴェストリも製作総指揮として参加する。ジェニファーは「『Project Five』という作品が、エンターテイメントとしてのみならず、(乳がんについての)情報を与え、話し合いや研究、予防をうながす機会となることを願っています」とコメントしている。(text:Yuki Tominaga)写真は、自身の同じ名前の香水の発売を記念してイベントを開催、そのときに来場したジェニファー・アニストン。© Splash/AFLO■関連作品:バウンティー・ハンター 2010年7月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:ジェニファー・アニストンを池に落とせ?『バウンティー・ハンター』特別動画到着ジェニファー・アニストンらハリウッド有名女優がクレジットカード詐欺被害に
2011年03月31日11日午後に発生した東北地方太平洋沖地震をニュースを知った海外のセレブたちがTwitterなどを通して、日本へのお見舞いメッセージや支援を呼びかけるつぶやきを寄せている。レオナルド・ディカプリオは「私の思いは日本の人々と共にあります。この悲劇から彼らが復興できるよう、願っています」と、ミラ・ジョヴォヴィッチは「私にとって日本はとても大きな存在。これは胸が張り裂けるような大惨事です。祈りとたくさんの愛を送らなければなりません」とツイート。3月にTwitterを始めて以来、放言三昧だったチャーリー・シーンも「日本に起きた痛みと惨状をしっかり理解して、強く彼らを愛さなければならない。極東の友人たちに幸あれ」と暴言を一時休止して、独特の言い回しで日本へ思いを馳せた。リンジー・ローハン、パリス・ヒルトンといったお騒がせセレブたちも「恐怖の中にいる人々に神様のご加護を」(リンジー)、「ニュースの映像を見て、胸が張り裂ける思いです。日本にいる全ての人たちが心配です。私の思いはあなたたちと共にあります。神のご加護がありますように」(パリス)と、つぶやいた。ほかにもベン・スティラー、ケヴィン・スペイシー、アナ・ケンドリック、ジャスティン・ビーバーなど、多くのセレブが日本に暮らす人々を心配し、被災者への祈りをつぶやいた。そして、レディー・ガガは自身の公式サイトで「WE PRAY FOR JAPAN日本の為に祈りを。」と英語と日本語で表記された白いリストバンドを1本5ドルで販売。収益は全て被災者救援に充てるという。犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈りすると共に、被災者の方々にお見舞いを申し上げます。(text:Yuki Tominaga)写真はTwitterで日本にメッセージを送ったミラ・ジョヴォヴィッチ。© AFLO■関連作品:スコット・ピルグリム VS.邪悪な元カレ軍団 2011年4月29日よりシネマライズほか全国にて順次公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDヤギと男と男と壁と 2010年8月14日よりシネセゾン渋谷、シネリーブル池袋ほか全国にて順次公開© Westgate Film Services, LLC. All Rights Reserved.メガマインド 2011年春、公開REPO! レポ 2009年3月21日よりシネマライズほか全国にて順次公開© 2008 Lions Gate Films Inc.マチェーテ 2010年11月6日より新宿バルト9ほか全国にて公開チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ [海外TVドラマ]インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedジャスティン・ビーバーネヴァー・セイ・ネヴァー 2011年5月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ梅田にて3D限定公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Resersved.■関連記事:ブラピ、アメリカでの拠点・ニューオリンズにて最新作を撮影中チャーリー・シーン、人気シリーズ降板通告を受けるも「平気だ!」【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】オリジナル脚本賞は『英国王』『インセプション』は受賞ならず毎年恒例、オスカー前夜に最低映画を表彰する第31回ゴールデン・ラズベリー賞発表
2011年03月14日みなさん、こんにちは!春がもうすぐそこまでやって来ましたね。先週末はアカデミー賞で大忙しで、もうクタクタでした…。前回のコラムでお伝えした通り、私はWOWOWで今年のグラミー賞とアカデミー賞のL.A.特派員を務めています。ハリウッドで一番大きなこのイベントで、レッドカーペットを踏むことができるなんて、とても貴重な体験でした!WOWOWの撮影スタッフは、「E! Television」と「TVガイド」の横に陣取っていて、日本人俳優・尾崎英二郎さんとご一緒させていただきました。英二郎さんはここ4年ほどハリウッドで活躍しています。彼は、クリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』や、最近では海外ドラマシリーズ「HEROES/ヒーローズ」にも出演しています。私たちは、たくさんのセレブたちにインタビューをすることができました。そのうちの何人かをご紹介すると、ジェニファー・ローレンス、ヘイリー・スタインフェルド、ジェフリー・ラッシュ、マーク・ラファロ、ケヴィン・スペイシー、エイミー・アダムス、ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ、ヘレナ・ボナム=カーターに、見事オスカーを獲得したクリスチャン・ベイルとメリッサ・レオなど。そして、監督賞を受賞したトム・フーパー監督にもインタビューする機会もありました!この日は興奮しっぱなしだったのですが、インタビューを行ったセレブの方々はみんなとても親切で、日本の映画ファンに対して理解がありました。例えば、トム・フーパー監督はインタビューで、「世界の中でも日本は大好きな国のひとつで、早くまた訪れたい」と明かしてくれました。そして、ケヴィン・スペイシーは、初めのインタビューで日本語のラップを披露してくれました!セレブがこんなことまでしてくれるなんて!とても愉快な方でした。中でも、私のお気に入りのインタビューはクリスチャン・ベイルとジェフリー・ラッシュに行ったものです。クリスチャンは、愛妻シビ・ブラジックとレッドカーペットに登場し、「素晴らしい仲間と共にオスカーにノミネートされたことを誇りに思う」と胸の内を明かしてくれました。そして、オスカー獲得についてはさほど気にしておらず、ただその夜を楽しみたい、と続けました。一方、ジェフリー・ラッシュも妻と一緒に私の待つWOWOWブースに登場し、私は『英国王のスピーチ』が世界中でこれほどの成功を収めている秘訣について質問しました。すると、彼は「それはこの映画が“心の声”を見つめる映画で、宗教や人種に関わらず、全ての人が“心の声”を探すことができるからだと思う」と答えてくれました。また、次回作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の撮影が終わったことも明かしてくれたジェフリー。数日前にフッテージを観たばかりだったそうで、作品について「素晴らしい出来です!ファンはきっと楽しみと驚きを感じると思う。新作には新キャラクターも登場し、これまで以上の仕上がりになっているよ」と語ってくれました。個人的にも、『パイレーツ』シリーズの新作が待ち遠しいです!ジェフリーは今回も素晴らしい演技を披露してくれることでしょう。もうひとつ、興味深い新作のニュースをご紹介。ミシェル・ウィリアムズにインタビューをした際、次回作でマリリン・モンローを演じることを明かしてくれました!撮影はすでにクランク・アップしており、現在編集の真っ最中だそうです。そして、今回のレッドカーペット上での最も奇怪な光景のひとつに、シャロン・ストーンの登場シーンがあります。彼女は「E! Television」ブースの前で司会のライアン・シークレストと生中継の開始を待っていました。しかし、シャロンは5分ほど待った後、一言も発することなく怒って去ってしまったのです。彼女の広報担当は追いかけ、「E! Television」のスタッフは呆然!もちろん私たちも…。私が思うに、シャロンはレッドカーペット上で、生中継の準備が整うのを何分も待つなんて耐えられなかったのではないのでしょうか?そして悪女になるのも構わず、その場を去ったんだと思います。みなさん、オスカーの一連イベントはいかがでしたか?2人の若手司会、アン・ハサウェイとジェームズ・フランコのパフォーマンスは良かったですか?中には退屈そうにしていたセレブの姿も見られましたが、わたしは2人は見事に司会を務め上げたと思います。しかし、視聴率では昨年より9%下がっていたそうで、いい兆候とは言えませんが…。来年のアカデミー賞ではどんなことが起きるのでしょうか?早くも楽しみです。(text:Lisle Wilkerson)特集 2011アカデミー賞(英語原文)Hi everyone!!! Are you getting ready for spring? it is RIGHT around the corner!!!:)I spent this past weekend working at the Academy Awards, and I am still trying to recover! This year I was the LA correspondent/red carpet reporter for WOWOW tv, as I mentioned before in my articles. And it was quite interesting getting a chance to be on the red carpet at the biggest event in Hollywood. This year our crew was located right next to E! Television and TV GUIDE, and I worked with the wonderful Japanese actor, Eijiro Ozaki. Eijiro san has been in the US for the past four years, working here in Hollywood. He was in the Clint Eastwood film "Flags of our Fathers", and most recently in the popular tv series "Heroes".We had a great time interviewing various celebrities. Some of the interviews that we got were: Jennifer Lawrence, Hailee Steinfeld, Geoffrey Rush, Mark Rufallo, Kevin Spacey, Amy Adams, Hugh Jackman, Michelle Williams, Helena Bonham Carter, Oscar winners Christian Bale and Melissa Leo. We also had the opportunity to interview the amazing directors Tom Hooper (who won the Best Director award).It was an incredibly exciting day, and I must say that everyone we interviewed was very kind and appreciative of Japanese movie fans. According to Tom Hooper, when we interviewed him, Japan is one of his favorite places in the world, and he can’t wait to go back to visit! And Kevin Spacey did an interesting "rap" in Japanese when we first interviewed him. I have never seen anything like it! He is a crazy man! haha...Actually I would have to say that two of my favorite interviews were with Christian Bale and Geoffrey Rush. Christian Bale was on the red carpet with his lovely wife Sibi. And the actor talked about how he felt very honored to be nominated among such wonderful fellow actors. And that he didn’t really care that much about winning...he just wanted to enjoy the night.Meanwhile Geoffrey Rush also came to our WOWOW booth with his lovely wife, and we got to talk to him about why the movie "The King’s Speech" was doing so well all over the world. And he said that he believes that the movie is really about "finding your voice", and that people, no matter the religion, color can ALL relate to searching for "your voice". He then went on to tell us about how he has now finished the filming for the new Pirates of Caribbean film, and he said that he JUST saw some of the footage a few days before Oscar night, and "it looks fantasic! I believe fans will be very happy and surprised. There are quite a few new characters that have been added to the film that will make it even more interesting!".Personally I can’t wait to see the new "Pirates" film with Geoffrey Rush in it. I think he will be a great addition to the movie franchise. Don’t you?Another interesting bit of gossip we got is from our interview with Michelle Williams, who talked a bit about her new role playing Marilyn Monroe on the big screen!! She told us that they were done filming and now they are starting to do the editing,etc.Probably one of the WEIRDEST moments on the red carpet was with Sharon Stone. The actress was standing right in front of the E1 Television Booth, with host Ryan Seacrest, and they were waiting to go live on the red carpet special. After waiting for about 5 minutes, Sharon just stormed off, without saying a word to ANYONE! Her publicist went running after her, and the crew from E! were all stunned. And so were WE! She just left without any warning! I guess she didn’t like the idea of having to wait around to do an interview and after a few minutes just left. So she decided to be a diva and just left.Well, everyone, how did YOU like the Oscars? Were you impressed with the youthful hosts, Anne Hathaway and James Franco? I thought they did a pretty good job of hosting the show, even though there were many people who seemed to think that they were boring. However it seems that the ratings for Sunday’s telecast were down by 9%, which isn’t a very good sign. It will be interesting to see what the Academy does next year!DARREN DECKER / © A.M.P.A.S.■関連作品:硫黄島からの手紙 2006年12月9日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にて公開©2006 Warner Bros. Entertainment Inc. and DreamWorks LLC HEROES/ヒーローズ [海外TVドラマ]英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ナルニア』初登場1位!オスカー4冠『英国王のスピーチ』も異例の大ヒットスタートオスカー授賞式のアフターパーティが各所で開催J・フランコは学業優先で大学へ堺雅人、未婚にして「家事を積極的に手伝ってくれそう俳優」ランキング1位に君臨!【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ダークカラー編〜
2011年03月04日ジョージ・クルーニー、ユアン・マクレガー、ケビン・スペイシー、ジェフ・ブリッジスという4大スターが共演、しかも内容は、実在したアメリカ軍の“超能力部隊”について、ということで公開当初から大きな話題を呼んだ『ヤギと男と男と壁と』のDVD&ブルーレイが先日発売された。これにあわせて、ユアンとジェフが登場する本編の未公開映像がシネマカフェに到着した。ユアンが演じるのは、戦場記者のボブ。中東で極秘部隊を遂行中のジョージ扮するリンと出会い、アメリカ国防総省が超能力部隊を組織したという話を聞く。リンは、失踪した“超能力部隊”の創設者・ビル(ジェフ)の救出を目論んでおり、話を聞いたボブは、リンへの同行取材を決意。2人はラリー(ケヴィン)率いる超能力集団に囚われたビルを発見するのだが…。今回到着した未公開映像に収められているのは、ボブとビルのやりとり。念願かなって、リンと共にビルを見つけだしたボブだが、期待とは異なるビルの有様に失望…と思いきや超能力による奇跡が…?果たして超能力部隊の真相とは?“ジェダイ”を自称するエスパー兵士に、超能力戦士などなど奇怪な男たちに囲まれたボブが目にするものは…。豪華面々のおバカなやり取りにも注目!ほかにもDVD&ブルーレイには未公開映像が盛りだくさん。『ヤギと男と男と壁と』DVD&ブルーレイは発売中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『ヤギと男と男と壁と』[DVD]価格:3,990円(税込)『ヤギと男と男と壁と』[ブルーレイ]価格:4,935円(税込)販売元: エイベックス・エンタテインメント発売中公式サイト:© Weatgate Film Services,LLC. All Rights Reserved■関連作品:ヤギと男と男と壁と 2010年8月14日よりシネセゾン渋谷、シネリーブル池袋ほか全国にて順次公開© Westgate Film Services, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ジョージ・クルーニー、エミー賞でボブ・ホープ・ヒューマニタリアン賞受賞ジョージ・クルーニーが証人として出廷、ミラノの裁判所はファンで大混乱状態にジョージ・クルーニー、イタリアで詐欺裁判の原告として出廷することに千原ジュニアがG・クルーニー、ユアンら豪華スター出演作の邦題の名付け親に!
2011年01月14日アメリカ軍に実在した“超能力部隊”の仰天エピソードを基にした映画『ヤギと男と男と壁と』のDVD&ブルーレイがリリースされたのを記念して、本作の特別映像が公開された。その他の写真『ヤギと男と男と壁と』は、妻に逃げられヤケクソになった記者ボブ(ユアン・マクレガー)がイラクでかつて超能力部隊に所属していたという謎の男リン(ジョージ・クルーニー)に出会ったことを機に、大騒動に巻き込まれる一方で、知られざる特殊部隊の真実を知っていく物語。主演ふたりのほかにも、ジェフ・ブリッジス、ケヴィン・スペイシーらオスカー俳優たちが真顔でバカバカしいキャラを嬉々として演じている本作。劇中に登場する“ジェダイ計画”と呼ばれていたらしい謎の特殊部隊創設計画は、愛と平和の精神に基づいて人間の奥底に眠る新能力を開花させることを目指したもので、このほど公開された特別映像でも、ブリッジス演じるビル・ジャンゴ小隊長が冒頭から“合気道と宇宙の調和”について力説。さらには、明らかに妙な髪形のクルーニーとスペイシーがヘッピリ腰のまま合気道対決を見せる…という“ツッコミどころ満載”な内容になっており、名優たちが楽しみながら“奇妙すぎる実話”の映画化に挑んでいることがわかる映像に仕上がっている。『ヤギと男と男と壁と』DVD&ブルーレイ 発売&レンタル中(C)Weatgate Film Services,LLC. All Rights Reserved
2011年01月14日『ダ・ヴィンチ・コード』、『アポロ13』のヒットメーカー、ロン・ハワード監督が結婚の悩みを抱えた男女の本音を描いた『僕が結婚を決めたワケ』の予告編が到着!結婚をテーマにした作品らしく、チラシの裏側は婚姻届のデザインになっており「結婚を決めたワケ」という欄には「すべてをさらけだせたから」という言葉が…。つい先ごろ、第一子が誕生したことが報じられた“新米パパ”のヴィンス・ヴォーンが劇中では、ジェニファー・コネリー演じるベスと、愛し合ってはいるが束縛しない“恋人以上結婚未満”の関係にあるロニーを演じている。ベス以上の女性はいないという確信を持って、プロポーズを決意するロニーだったが、ある日、親友であり仕事上の相棒であるニックの妻・ジェニーヴァが若い男と浮気している姿を目撃してしまう!理想の夫婦と思っていた2人の危機を知り、結婚を思い悩むロニー。親友にこの事実を伝えるべきか否かという悩みも加わり、心中は乱れに乱れるが…。今回到着した予告編でもロニーが悩む姿がユーモアたっぷりに描かれる。男が思い悩む一方で、女たちのしたたかさ、図太さ(失礼!)も垣間見えてくる…?ジェニファー演じるベスも魅力的だが、注目は夫のニック(ケヴィン・ジェームズ)を裏切り、不貞に走る妻のジェニーヴァを演じるウィノナ・ライダーの悪女っぷり!女たちの心情の方が理解できる?それともロニー&ニックのメタボ男子組の気持ちの方が分かる?全てをさらけ出して結婚するか、秘密をもって結婚するか…あなたの答えは?『僕が結婚を決めたワケ』は2011年1月14日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:僕が結婚を決めたワケ 2011年1月14日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© 2010 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:結婚前の男と女の本音が詰まった『僕が結婚を決めたワケ』試写会に5組10名様ご招待ヴィンス・ヴォーン夫妻に第一子の女児が誕生
2010年12月29日アカデミー賞前哨戦の数々の映画賞の中でも注目度の高い第68回ゴールデン・グローブ賞の候補作と俳優が15日、発表された。最多ノミネート作はコリン・ファース主演の『英国王のスピーチ』で7部門(作品賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞、作曲賞)、続いてデヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』が6部門(作品賞、主演男優賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞、作曲賞)、マーク・ウォールバーグ主演の『The Fighter』(原題)が5部門6ノミネート(作品賞、主演男優賞、助演女優賞2人、助演男優賞、監督賞)で候補に挙げられた。ドラマ部門作品賞候補は上記3本のほかに、ナタリー・ポートマンが主役のプレッシャーに苦しむバレリーナに扮する『ブラック・スワン』と、今夏、日本でも大ヒットした『インセプション』。ミュージカル・コメディ部門作品賞は『アリス・イン・ワンダーランド』、『バーレスク』、『キッズ・オールライト』、『RED/レッド』、『ツーリスト』が選ばれた。気になる俳優賞のノミネートでは、ジョニー・デップが『アリス・イン・ワンダーランド』、『ツーリスト』の2本でミュージカル・コメディ部門の主演男優賞にダブルノミネートされている。ハリウッド外国人映画記者協会の投票で決まるゴールデン・グローブ賞授賞式は年明けの2011年1月16日にロサンゼルスで開催される。そのほかの主なノミネーションは下記の通り。<ドラマ部門>最優秀主演女優賞ハル・ベリー『Frankie and Alice』(原題)ニコール・キッドマン『Rabbit Hole』(原題)ジェニファー・ローレンス『Winter’s Bone』(原題)ナタリー・ポートマン『ブラック・スワン』ミシェル・ウィリアムズ『Blue Valentine』(原題)最優秀主演男優賞ジェシー・アイゼンバーグ『ソーシャル・ネットワーク』コリン・ファース『英国王のスピーチ』ジェームズ・フランコ『127 Hours』(原題)ライアン・ゴズリング『Blue Valentine』(原題)マーク・ウォールバーグ『The Fighter』(原題)<ミュージカル・コメディ部門>最優秀主演女優賞アネット・ベニング『キッズ・オールライト』アン・ハサウェイ『Love and Other Drugs』(原題)アンジェリーナ・ジョリー『ツーリスト』ジュリアン・ムーア『キッズ・オールライト』エマ・ストーン『Easy A』(原題)最優秀主演男優賞ジョニー・デップ『アリス・イン・ワンダーランド』ジョニー・デップ『ツーリスト』ポール・ジアマッティ『Barney’s Version』(原題)ジェイク・ギレンホール『Love and Other Drugs』(原題)ケヴィン・スペイシー『Casino Jack』(原題)最優秀助演女優賞エイミー・アダムス『The Fighter』(原題)ヘレナ・ボナム=カーター『英国王のスピーチ』ミラ・クニス『ブラック・スワン』メリッサ・レオ『The Fighter』(原題)ジャッキー・ウィーヴァー『Animal Kingdom』(原題)最優秀助演男優賞クリスチャン・ベイル『The Fighter』(原題)マイケル・ダグラス『ウォール・ストリート』アンドリュー・ガーフィールド『ソーシャル・ネットワーク』ジェレミー・レナー『ザ・タウン』ジェフリー・ラッシュ『英国王のスピーチ』最優秀監督賞ダーレン・アロノフスキー『ブラック・スワン』デヴィッド・フィンチャー『ソーシャル・ネットワーク』トム・フーパー『英国王のスピーチ』クリストファー・ノーラン『インセプション』デヴィッド・O・ラッセル『The Fighter』(原題)最優秀脚本賞ダニー・ボイル、サイモン・ボーフォイ『127 Hours』(原題)リサ・チョロデンコ、スチュアート・ブルムバーグ『キッズ・オールライト』クリストファー・ノーラン『インセプション』デヴィッド・サイドラー『英国王のスピーチ』アーロン・ソーキン『ソーシャル・ネットワーク』最優秀作曲賞アレクサンドル・デスプラ『英国王のスピーチ』ダニー・エルフマン『アリス・イン・ワンダーランド』A・R・ラフマーン『127 Hours』(原題)トレント・レズナー、アッティカス・ロス『ソーシャル・ネットワーク』ハンス・ジマー『インセプション』最優秀アニメーション賞『怪盗グルーの月泥棒 3D』『ヒックとドラゴン』『イリュージョニスト』『塔の上のラプンツェル』『トイ・ストーリー3』最優秀外国語作品賞『BIUTIFUL』スペイン/メキシコ『オーケストラ!』フランス『THE EDGE』(英題)ロシア『I AM LOVE』(英題)イタリア『IN A BETTER WORLD』(英題)デンマーク(text:Yuki Tominaga)■関連作品:オーケストラ! 2010年4月17日よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved第68回ゴールデン・グローブ賞 [アワード]英国王のスピーチ 2011年春、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.ブラック・スワン 2011年春、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedアリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.バーレスク 2010年12月18日より丸の内ルーブルほか全国にて公開キッズ・オールライト 2011年GW、渋谷シネクイントほか全国にて公開RED/レッド 2011年1月29日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Summit Entertainment, LLC. All Right Reserved.ツーリスト 2011年3月11日より日劇3ほか全国にて公開ザ・タウン 2011年2月5日より丸の内ルーブル、新宿ピカデリー ほか全国にて公開© 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES怪盗グルーの月泥棒 3D 2010年10月29日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDヒックとドラゴン 2010年8月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. イリュージョニスト 2011年春、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 Django Films Illusionist Ltd / Cine B / France 3 Cinema tout droits reserves塔の上のラプンツェル 2011年3月12日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXAR■関連記事:マツコ・デラックスvsおすぎとピーコの毒舌ガチンコ対決実現!結末は…?『ナルニア』新作がアンジー&ジョニーを抑え1位発進!『ラプンツェル』は億超え伝説のドラゴンはいる?いない?『ヒックとドラゴン』DVD特典映像が到着!【ハリウッドより愛をこめて】新スパイダーマン撮影開始!豪華共演陣も続々決定デ・ニーロやビノシュらが、石打ち死刑宣告を受けたイラン女性釈放を訴える書簡に署名
2010年12月15日17日(金)に日本公開される映画『トロン:レガシー』のサウンドトラックを手がけるフランスのエレクトロデュオ、ダフト・パンクの最新トラック“ディレイズド”のミュージック・ビデオが公開された。その他の写真『トロン:レガシー』は、主人公サムが20年前に突如として姿を消した父であり、エンコム社のCEOであるケヴィン・フリンの消息を追って、父が創造した新世界へと足を踏み入れる物語。1982年公開の映画『トロン』をオリジンとしながらも、独立した1本の作品として製作された。本トラックは以前、映画のフッテージを使用した“MOVIEヴァージョン”が製作されたが、このほど公開されたのは、ザ・ストロークスやアリーヤなどの作品を手がけているウォーレン・フー監督が製作したもの。『トロン:レガシー』に登場する“フリンの店”を訪れたダフト・パンクのふたりがコインを投入しゲームを始めると、カメラはグリッドで仕切られたコンピュータの中の世界へ。映画では謎に包まれた美女クオラを演じた女優オリヴィア・ワイルドが、新作撮影を中断して本ビデオに参加している。冒頭の映像や、メカデザインなど随所に1982年版の『トロン』へのオマージュを感じさせる内容になっており、“トロン”ファンにはたまらない、思わずボリュームをあげて爆音で楽しみたくなる映像に仕上がっている。本トラックも収録した彼らの最新アルバム『トロン:レガシーオリジナル・サウンドトラック』は15日(水)にリリースされる。『トロン:レガシー』12月17日(金)全世界同時公開『トロン:レガシーオリジナル・サウンドトラック』MUSIC BY DAFT PUNK全22曲収録12月15日(水)発売2600円(税込)WALT DISNEY RECORDS
2010年12月13日17日(金)に日本公開される映画『トロン:レガシー』の本編映像の一部が紹介され、謎に満ちた物語の一端が明かされた。その他の画像『トロン:レガシー』は、主人公サムが20年前に突如として姿を消した父であり、エンコム社のCEOであるケヴィン・フリンの消息を追って、父が創造した新世界へと足を踏み入れる物語。このほど公開された映像は、主人公サムがコンピュータの中の世界に設置されたクラブを訪れる場面。マイケル・シーン演じるキャスターがオーナーのこのクラブでは、仏のエレクトロ・デュオ、ダフト・パンクが手がけるトラックが鳴り響き、本人たちもDJブースに登場。サムが、キャスターに「ズースに会いたい」というと、キャスターは「君もか?」と返答。この映像では多くの人が会いたがっている“ズース”とは何者なのか、そしてサムはなぜ“ズース”に会う必要があるのかは明かされないが、謎に満ちた本作の一端と、“トロン・ブルー”で彩られた美しい映像を堪能できる。『トロン:レガシー』12月17日(金)全世界同時公開(C) Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2010年12月10日ラッセル・クロウが11月24日(水)、東京・港区のザ・リッツ・カールトン東京で行われた最新主演映画『ロビン・フッド』(リドリー・スコット監督)の来日会見に、共演者でプライベートでも仲の良いカナダ人俳優ケヴィン・デュランドと共に出席した。ラッセルにとって8年ぶり2度目の来日で、2003年にオーストラリア人のダニエラ・スペンサーと結婚して2児の父となってからは初めて。「結婚し、2人の子供の父親になったことは、人生で最も素晴らしい出来事だ。妻とは元々1989年に出会い、友達だったけど2003年に結婚した。ハネムーンで最初の子チャーリーができていま6歳、もうすぐ7歳になる。次男のテニソンは4歳だよ」とパパの顔を全開にした。質疑応答の後、花束プレゼンターとして神田うのが来場。伝説の義賊ロビン・フッドの闘いを描いた本作をいち早く観ており「すごい世界観ですね!」と絶賛すると、ラッセルは「作品のことをそう言ってくれると嬉しいよ」とニッコリ。今回の来日でやりたいことは?と聞かれると、「過去の来日では夜のフライトだったので東京については夜のレストランしか知らなかったけど、今回は昨日来日して、オフにしたんだ。ケヴィンと朝11時にホテルを出て、戻ったのは18時だった。いろいろ歩いて初めて東京を体験できた」と満足げ。六本木、浅草などで街歩き、ショッピングを楽しみ(本作宣伝担当)、「いろいろなお店を回ったから、今年のクリスマスに妻は日本から届くプレゼントをたくさん受け取ることになるだろう。子供たちもキディランドから受け取る予定だよ。でも説明書が日本語だから、組み立てられるか心配…」と“親バカ”ぶりをのぞかせた。うのさんから、劇中の内容にちなみ、深川不動堂で祈願されたという大きな破魔矢を手渡されると、自身がオーナーを務めるオーストラリアのラグビーチーム「Rabbitohs」のキャップをお返しでプレゼントした。ケヴィンからも同じものをもらったうのさんは「2個もらっちゃった!」と大喜びだった。映画『ロビン・フッド』は12月10日(金)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ロビン・フッド (2010) 2010年12月10日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ラッセル・クロウ『ロビン・フッド』で8年ぶり来日決定!豪華ゲスト登壇予定!『ロビン・フッド』ジャパンプレミアに10組20名様ご招待リドリー・スコットが世界中から動画を集め、YouTube上で映画をプロデュースラッセル・クロウが日本代表にエール!デンマーク戦で『ロビン・フッド』スポット放映映画祭開催中のカンヌで、豪華セレブが集うエイズ研究チャリティ・ガラ開催
2010年11月24日“映像革命”という言葉でもって、これまでにない映像の美しさが謳われる一方で、物語やその詳細についてはいまだ謎多きディズニーのSF大作『トロン:レガシー』。20年前に失踪した父親からのメッセージを受け取ったことをきっかけに、父が創り上げた“理想の”世界へと足を踏み入れることになる主人公・サムを演じたのはギャレット・ヘドランド。今後のハリウッドを担う26歳の新鋭は本作で何を感じ、何を掴み、どのような成長を遂げたのか――?「自分が見捨てられたら何を感じるのか?考えることから始めた」物語のほとんどがグリーンバックで撮影されており、映像に関する話題が先行しがちだが、ギャレット自身がこのサムという役を演じる上で大切にしたのは彼の心情やバックボーンの部分だった。「実際に自分が(父親に)に見捨てられてしまったらどういう感情になるのか?自分で考えることから始めました。つまり、人として、自分がそれをどういう風に感じるかというところですね。例えば、お父さんがいなくなっちゃって非常に悲しいと思うのか、寂しいと思うのか?それとも、怒りを感じるのか?そういったところが決まってから、それではそれをどう表現していけばいいのか、その感情をどう表せばいいのかと考えました」。父親が創造した世界に足を踏み入れたサムにとっては全てが想像を絶する光景。映画を観ている観客と同じ目線――何が起こるのか全く分からず、戸惑う彼の様子がありありと見て取れるが、ギャレットはそんな感情をかなりロジカルに突き詰め、表現していったようだ。本作の基となっている『レガシー』が世界で初めてCGを駆使して製作され、劇場公開されたのは1982年。つまりギャレットが生まれる前のこと。そのとき、主演を務めたジェフ・ブリッジスが、そのときと同じ役柄でサムの父親・ケヴィンを演じている。オスカー俳優との共演はやはり刺激的だったよう。「やっぱり、彼と共演したい気持ちが強かったので、毎日がとても楽しみでした。今回、父と息子という役だったわけですが、彼自身も80年代初頭に公開された映画の同じ役をもう一回演じることができるという意味で、非常にいい時間を過ごすことができたと思います。そういう状態の彼と共演できたことで、僕にとっても一生に一度の経験になったなと思います。彼から学んだことは、いつまでも若さを失うなということだと思います。カリスマ性があって常に人生を本当に楽しんで生きてる――そういったところに、影響を受けた」。「どんな映画にも新しい冒険、旅路がある」では、作品を通じて今回、学んだこと、得たものは?「どんな映画でも新しい冒険なり、新しい旅路と言えるものがあると思うんですが、今回も新たな自己発見の旅に出た、という気持ちです。個人的には今回の映画の中で色々なことが初めての経験でした。例えばそのひとつがスーツ(※サムが劇中で着る“トロン・スーツ”)です。今回のスーツは、実は専用のチームがいるくらいメンテナンスの部分に心を配っているんです。3〜4人ほどのチームが常に私の側にやってきて、そこで色々なところを直していってくれました。通常、例えばTシャツとジーンズで演技をするのであれば、自分自身が本当にやりたいと思っていることに全神経を集中できるわけですけど、今回、やはりどうしてもスーツに気を取られるということころがあって、そこはこれまでとは少し違ったと思います。その意味で、今回の映画に出ることによって、自分で忍耐強く、どのように演技を作り上げていくかという部分が新たな経験としてありました。それがメンタルの強さということにも繋がったと思います。スーツにかなりガッチリ固められているので、本当にうまく自分で集中しなくてはいけないときに、集中しづらいという状況があったんです。色んな人が常に自分の周りにやってきて、気持ちがすごく削がれるということもありました。その中で自分がいま演技で何を求められているかということに集中することができたということで、多分、この先はちょっとやそっとのことでは気は削がれないという風に思いますよ」。本作に続いて、アメリカが生んだ偉大なる作家でいまなお多くの人々に影響を与え続けるジャック・ケルアックの代表作で自伝的な小説「路上(On the Road)」の映画化作品への参加も発表されたギャレット。全く毛色の違う作品で本作とはまた違った一面を見せてくれそうだ。こちらも完成が楽しみだが、まずは最新の技術を駆使して作り上げられた『トロン:レガシー』で、理想の世界で揺れ動き、もがき、そして戦う彼の雄姿をしっかりと目に焼き付けてほしい。特集『トロン:レガシー』公開記念「トロン・ボーイ コンテスト」開催■関連作品:トロン:レガシー 2010年12月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:『トロン:レガシー』音楽のダフト・パンクがDJ役で出演トロン・スーツ着用写真も公開前の上映はこの1回のみ!『トロン:レガシー』ジャパン・プレミア試写会に2組4名様ご招待『トロン』近未来スーツを着こなせ「トロン・ボーイ コンテスト」応募開始!ゲスト来場!『トロン:レガシー』ブルーカーペットイベントに20組40名様ご招待『ハリー・ポッター』本編上映前に『トロン:レガシー』8分間の特別映像上映
2010年11月22日12月に全世界同時公開される映画『トロン:レガシー』の音楽を手がけるフランスのエレクトロ・デュオ、ダフト・パンクが手がけた劇中トラック『Derezzed』のミュージック・ビデオがこのほど公開された。その他の写真特殊なマスクとスーツに身を包み、近未来的なエレクトロサウンドと、松本零士やミシェル・ゴンドリーら世界のクリエイターとコラボレーションした映像で世界各地のファンを魅了してきたダフト・パンクの最新作は、ディズニーが3D映像の極限に挑む映画『トロン:レガシー』のオリジナル・サウンドトラックだ。おなじみのエレクトロ・チューンはもちろん、100人超のオーケストラをフィーチャーしたトラックも製作。彼らの新しい一面が堪能できる仕上がりとなっている。そこで、最新アルバム『トロン:レガシーオリジナル・サウンドトラック』が12月15日(水)にリリースされる前に、『Derezzed』のミュージック・ビデオが公開された。本映像は“MOVIEヴァージョン”と題され、映画『トロン:レガシー』の映像と、“トロンスーツ”を着用したふたりが劇中で DJとして出演しているシーンが使用されている。『トロン:レガシー』は、主人公サムが20年前に突如として姿を消した父であり、エンコム社のCEOであるケヴィン・フリンの消息を追って、父が創造した新世界へと足を踏み入れる物語。『トロン:レガシー』12月17日(金)全世界同時公開『トロン:レガシーオリジナル・サウンドトラック』MUSIC BY DAFT PUNK全22曲収録12月15日(水)発売2600円(税込)WALT DISNEY RECORDS
2010年11月22日ディズニーが贈るSF超大作『トロン:レガシー』の主要登場人物たちのポスタービジュアルが公開された。20年前に失踪した父親からのメッセージを受け取り、彼のオフィスを訪れた主人公が、父親が創造した“理想郷”に足を踏み入れ、人類の存亡を懸けた戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。まもなく開幕する第23回東京国際映画祭で、世界初公開となる特別映像が上映されるが、その謎に包まれた物語、世界観の一端が明らかに!今回到着したのは、5人の登場人物のポスタービジュアルで、この“世界”における役割と、それぞれの物語との関わりを示すコピーが掲載されている。ハリウッドの新鋭ギャレッド・ヘドランド演じる主人公サム・フリンは“救世主”。20年ぶりに父親からメッセージを受け取ったことに端を発し、思いもよらぬ世界に足を踏み入れ、戦いに巻き込まれることになるが、彼のキャラクターポスターには「いま、俺は戦う。父が創ったこの世界と――」という言葉が。その父で“創造主”であるケヴィン・フリンを演じるのは、オスカー俳優ジェフ・ブリッジス。彼が作り上げた“理想の世界”はいまや、クルーという独裁者が全てを支配していた。「この世界の誕生が人類の未来を変えるはずだった…」という悔恨の念の詰まった言葉が記されている。「The OC」、「Dr.HOUSE」などの人気ドラマに出演し注目を集めるオリヴィア・ワイルドは、“謎を握る女”クオラを演じる。命を狙われるサムを救うクオラ。「この世界に来た意味をあなたはまだ、わかっていない」という言葉を投げかける。このほか、謎だらけの世界に戸惑うサムに「生き残ること」がすべきことであると告げる“ナビゲーター”のジェム、そしてサムが戦うことになる“戦士”リンズラーのポスターも解禁となった。いまだ謎多き本作。ケヴィンが作り上げたこの世界が抱える、人類の存亡を脅かすという秘密とは?“救世主”サムの運命は――?『トロン:レガシー』は12月17日(金)より全国にて公開。■関連作品:トロン:レガシー 2010年12月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:W・アレンの撮影現場は出会いを生む?ペネロペ&ハビエルに続くカップル誕生キャスト陣来場!東京国際映画祭『トロン:レガシー』フッテージ上映に5組10名様ご招待映画のヒロインに変身!「TIFF」ヘアデザインショーモデル体験に1名様ご招待シネマカフェ的海外ドラマvol.168保存版!美女特集 第2回「Dr.HOUSE」『トロン:レガシー』最新3D映像、サンディエゴのコミコンで初公開で大歓声!
2010年10月21日今回のコラムは番外編。すっかり秋めいてきたいまの季節に観たい“大人のための海外ドラマ”として、リリース中の「ブラザーズ&シスターズ」をちょっとだけご紹介します。DVDではシーズン3を迎えた「ブラザーズ&シスターズ」ですが、改めてストーリーをおさらい。会社社長の夫・ウィリアムに先立たれた専業主婦ノラをはじめ、ノラが手塩にかけて育て上げたサラ、キティ、トミー、ケヴィン、ジャスティンの3男2女ら、LAに暮らすウォーカー一家の日常が展開していきます。一家の長だったウィリアムの死をはじめ、ウィリアムの愛人とその隠し子の発覚、専業主婦だったノラの自立、子供たちそれぞれの恋愛、結婚、離婚…など、一難去ってはまた一難状態で様々な問題と対峙してきたウォーカー一家ですが、シーズン3では波乱度がますます加速。ウィリアムの隠し子として登場したものの、実はウィリアムの子ではなかったレベッカと三男ジャスティンの“禁断ではなくなった恋”、ウィリアムの経営時代から悪化の一途をたどっていた会社の立て直しに悩む長女サラや長男トミーの奮闘&トラブル、夫である政治家ロバートとの間に養子を迎えることにした次女キティの決意などなど、これでもかとばかりに問題が勃発します。問題だらけのウォーカー一家はもちろん、演じるキャスト陣にも注目で、次女キティ役のキャリスタ・フロックハートは「シネマカフェ」のゴシップでもお伝えした通り、今年6月にハリソン・フォードとついに挙式!もちろん、シーズン3の時点ではまだまだ挙式前のキャリスタですが、夫・ロバートとの家庭問題に悩みもがくキティのドラマは見応えたっぷりです。また、長女サラ役のレイチェル・グリフィスはシーズン3の全米放送期間中に第3子の妊娠を発表し、シーズンフィナーレ後の7月に女児を出産。そして、長男トミー役のバルサザール・ゲティがシエナ・ミラーとの不倫問題でゴタゴタに陥っていたのもシーズン3の頃でした。ちなみに、三男ジャスティン役のデイヴ・アナブルと“禁断ではなくなった”レベッカ役のエミリー・ヴァンカンプの実生活での交際が最初に報じられたのはシーズン2の頃ですが、シーズン3のときは…?ドラマの中も外も人間模様が充実!?いろいろな意味でじっくり楽しめる「ブラザーズ&シスターズ」のご紹介でした。(text:Hikaru Watanabe)<セル>「ブラザーズ&シスターズ シーズン3 COMPLETE BOX」[DVD]発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン価格:21,000円(税込)発売日:10月20日(水)<レンタル>vol.1〜610月6日(水)レンタル開始vol.7〜1210月20日(水)レンタル開始公式サイト:© ABC Studios.■関連作品:ブラザーズ&シスターズ [海外TVドラマ]■関連記事:待望の新シーズン突入!「ブラザーズ&シスターズ」DVDを3名様プレゼントハリソン・フォードとキャリスタ・フロックハートがついに挙式!キャリスタ・フロックハート主演「ブラザーズ&シスターズ」最新予告編が到着!シーズン2リリース記念「ブラザーズ&シスターズ」DVDを3名様にプレゼント父娘ほど年の離れた女性とブルース・ウィリスが挙式、ハリソン・フォードは婚約
2010年10月06日12月に全世界同時公開される映画『トロン:レガシー』の最新予告編が解禁され、その驚異の映像世界の一部が公開された。『トロン:レガシー』のロゴ写真『トロン:レガシー』は、主人公サムが20年前に突如として姿を消した父であり、エンコム社のCEOであるケヴィン・フリンの消息を追って、父が創造した新世界へと足を踏み入れる物語。デジタル界のカリスマ、ケヴィン・フリンが作り上げたコンピュータの中の世界は、黒を基調としたシンプルなビジュアルに鮮明な色づかいのアクセントを配した独自の世界。解禁となった予告編では、主人公サムが父を追ってコンピュータの中の世界へと飛び込む場面に始まり、ディズニー社が“映像革命”を掲げて作り上げた最新のデジタル映像がお披露目されているほか、コンピュータの中の世界を行き交う様々なマシンや人物、そして強烈なビジュアルで描かれたバトルシーンが登場。また、予告編には全世界にファンを持つエレクトロ・ユニット、ダフト・パンクが手がけたトラックが鳴り響いている。本作は、3Dカメラを用いて撮影が行われており、上映もディズニー・デジタル3D(TM)版とIMAX 3D版で実施される。『トロン:レガシー』12月17日(金)全世界同時公開(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2010年08月30日『ロビン・フッド』の日本公開を年末に控える巨匠、リドリー・スコット監督が、動画投稿サイト「YouTube」と組んで、ユニークな映画製作を敢行することが明らかになった。「Life in a Day」と名づけられたそのプロジェクトは、来る7月24日がどんな1日だったかを、投稿者たちの動画を編集して1本の長編ドキュメンタリー作品にするというもので、スコットがプロデュース、『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督が編集、監督する。現在YouTubeのサイト上では、24日に撮影した動画のアップロード呼びかけられていて、応募作の中から本編に採用された動画の撮影者は共同監督として名前がクレジットされる。マクドナルドはこの作品がタイムカプセル的な役割を果たすことを期待していると語り、「誰もが偉大な作家や画家になれるわけじゃない。でも、皆がそれぞれの日々の生活(を映した動画)を持ち寄ることによって、素晴らしい作品になることを願っています」と意欲を見せている。あなたの撮った2010年7月24日が、作品として後世に残るかも。詳細はYouTube「Life in a Dayチャンネル」をチェック!「Life in a Dayチャンネル」(text:Yuki Tominaga)■関連作品:ロビン・フッド (2010) 2010年12月10日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ラッセル・クロウが日本代表にエール!デンマーク戦で『ロビン・フッド』スポット放映映画祭開催中のカンヌで、豪華セレブが集うエイズ研究チャリティ・ガラ開催【カンヌレポート 番外編】ファッションで見るカンヌ!ベストドレッサーは誰?【カンヌレポート 01】『ロビン・フッド』で開幕!会見でケイトがR・クロウに質問
2010年07月09日4月某日、CSチャンネルNECOの番組「千原ジュニアの映画製作委員会」で、千原ジュニアがとある作品の宣伝会議に参加し、その場で洋画に邦題をつけるという企画が収録された。今回、題材となったのは、アメリカ軍の超能力特殊部隊を描いたハリウッド映画『The Men Who Stare at Goats』(原題)。ジョージ・クルーニーを筆頭に、今年のオスカー主演男優賞に輝いたジェフ・ブリッジス、ユアン・マクレガー、そしてケヴィン・スペイシーと超豪華スターがキャストに名を連ねている。ジョージが“ジェダイ”を自称するエスパー兵士、ケヴィンは超能力戦士、そしてジェフが超能力マスターを演じるという設定を聞いただけでも思わず笑ってしまうところだが…。「邦題こそがヒットの鍵を握る」とのプレッシャーを背に宣伝会議に臨んだ千原さん。そこで挙げたタイトルは「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」、「優しい戦場」、「山羊と見つめる男たち」、「山羊は地球を救う」、「瞳に映る男たち」、「クルーニー・ジョージのすべらない戦場」、「山羊と男と男と壁と」などなど…。その後、会議の中で、映画のキーワードと言える“ヤギ”とインパクト感から「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」と「山羊と男と男と壁と」のふたつが候補に絞られた。最終的に、軽いテイストの「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」よりもアート系の公開劇場(シネセゾン渋谷)に合っていて、いままでにない映画だとお客さんに感じてもらえるタイトルということで、“山羊”をカタカナにした『ヤギと男と男と壁と』に満場一致で決定した。劇場、宣伝、買い付け担当者全員が良いタイトルがつけられたと納得し、さすが千原ジュニアと唸ったとのこと。決定したタイトルは、映画を見終わってすぐに考えついたそうで、ジュニアさんは「洋画に邦題つけるなんて、もちろん初めての経験ですごく疲れました。街を歩いていて、自分でも目にするわけだから納得いくものにしたかった。それに、残るものだから責任重大ですね。僕がタイトルをつけたからには授業参観の親の気分で、たくさんの人に観てほしいと思いますね!」と、名付け親となった映画に対する思い入れを語ると共に、メッセージを送った。ヤギがどのように物語に関わってくるのかも気になるところ。『ヤギと男と男と壁と』は8月14日(土)よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。■関連作品:ヤギと男と男と壁と 2010年8月14日よりシネセゾン渋谷、シネリーブル池袋ほか全国にて順次公開© Westgate Film Services, LLC. All Rights Reserved.
2010年05月20日