現在私が住んでいる街、ベルリンはナイトライフが充実しています。日本では想像もできない程のとんでもクラブが数多く存在するので、今回は紹介できるギリギリラインでお伝えします。 実はベルリンのクラブは、壁の崩壊後に廃墟となった工場やビルを若者たちが占拠し、クラブを次々とオープンしていき、今やクラブカルチャーの原点ともいわれるきっかけになっています。そのため、他国では見たことのないような巨大な廃墟にクラブがあったり、中心地から離れた場所にあったりと、とてもユニーク。一押しのローカルクラブ『 Griessmühle(グリースミュレル)』今一番好きなエリアであるノイケルンに位置するローカルに愛され続けるクラブ、『グリースミュレル』は、大小のステージ、バー付近でも野外に向かって音楽を流してくれます。外には多くの使われなくなった車両のような物から椅子などが乱雑に置かれ、冬には火を囲って温まる若者も多く、疲れても休む場所もあります。音楽はハードテクノからさまざま。また毎月第一土曜日にはゲイイベント(Cocktail D’amore)が開催され、私は最大4時間並びました。なかに入ると見てはいけないもの目の当たりにしてしまいました。ゲイたちが目の前で××を(表記は控えます)……すごいクラブ。もうなんでもあり。しかし、この日は特にドラッグやセキュリティーは厳しく、もちろん入場時にはイベントの趣旨や名前、今日出るDJの名前を聞かれました。もちろん4時間待っても答えられない人は中に入れません。つまり、音楽を楽しみにきている人以外、ただ興味があるような人は入れないのです。言わずと知れた世界一の名高いクラブ『Berghain(ベルグハイン)』週末には長蛇の列になるという伝説のクラブ『ベルグハイン』。世界最高峰とも言われ、入場できる人は列に並んだ半分以下とも言われるほど、入場が厳しいのです。年齢制限が厳しいわけではなく、単純にベルグハインにあった人かどうかをドアマンが選別しているのです。入場するには、全身ブラックで行くといいとか、ひとりで行くと入りやすい、ドイツ語が話せると有利など聞きますが、結果的に、誰も確実に入れる方法は知りません。ただ1つ入れることは、本気で音楽が好きで音を楽しみにきていることがドアマンに伝わるなら、入れる可能性は高そうということです。さて、音楽は大音量でテクノが超巨大な建物全体に響き渡り、音をよりエモーショナルなものにしてくれるライティング、胸に突き刺さる爆音はどんどん人々を惹きつけ、次第に全員が我を忘れて朝から晩まで時間を忘れ踊っています。なかでは何をやってもおかまいなし。ゲイクラブとしても有名な『ベルグハイン』の中は、本当に自由、なんでもあり。日本では考えられない非現実的な光景がその中にはあるんです。ベルリンTOP10にも選ばれている 『Sisyphos (シシフォス)』ここ『シシフォス』は、昔は犬のビスケットを作る工場だった場所にオープンしたクラブ。そのため、周りには住宅やお店が全くなく、工場だったような廃墟だけが永遠と続くような辺鄙(へんぴ)な薄暗い場所に位置します。このクラブも入場は厳しく、特にメンズグループで行く場合はかなりの確率で入れてもらえないようです。クラブの入り口付近に立っていると、やたらと声をかけられるので、突然モテ出したかと思いきや、実は女性と入場した方が入りやすいからだったようでした(残念)。また、私の友人は柄物のストッキングを履いていて、入場拒否されていました。またここは一応21歳からとのこと。かなりの確率で私はパスポートを求められました(そんな歳でもないのにな)。私が何度か行ったことがあるのですが、最長で2時間待ったこともあります。特に土曜の夜中から日曜の朝方は若者がひっきりなしに来るので、列が縮むことはなく、できればその時間帯を避けて行くことをおすすめします。また、ここも金曜の夜から月曜の朝方までやっているのと、なかはピザやカフェ、バーもあるので、2~3日帰らずに踊り続ける若者も多いようです。夏には開放感ある野外エリアにはビーチのような砂が敷かれ、日なたぼっこしている人たちも多い。音楽はメインステージはテクノメイン、小さなステージはよりメロディー重視でのんびりした音を楽しめます。まだ行ったことのないクラブも数多く……毎週のようにあちこちでイベントが開催されているベルリンのクラブ。夏にはフェスやイベントがさらに増え寝不足ぎみになります。それでも音楽好きにはたまらないこの街には、まだ私の行ったことのないイベントやクラブがたくさん。そのなかで行ってみたいと思うクラブの1つが『KitKatClub(キットカット)』( チョコではありません)。友人の友だちはここでウェイトレスとして働いていますが、彼女の服装は裸だそうで……それがユニホームなんだそうです。またドレスコードがあるイベントもあるようで、その時は、レザーもの、半裸などがウェルカムなんだとか。それだけ聞いたらとんでもクラブですが、もちろん音楽も充実しています。元はクラシック・トランスとゴア・トランスを混ぜたものが多かったようなのですが、最近では、より多くのテクノも流れるようになったようです。また『キットカット』といえば、ゲイクラブ、セックスクラブというイメージですが、やはり、なかではオープンに××をする人たちも多いそうです。まだまだ知らないクラブも多いベルリンのナイトライフ、今後も新しいクラブに潜入してみたいと思います。※ベルリンのクラブは入場の際、携帯のカメラにシールを貼って撮影禁止を促しているため、写真はサイトより引用させていただきました。(C)Marko NOVKOV/Gettyimages
2017年11月08日長年「ゲイなのでは?」とささやかれ続けてきたケヴィン・スペイシーが、ついにカミングアウトした。「スタートレック:ディスカバリー」でポール・スタメッツ役を演じているアンソニー・ラップが、「14歳のときにケヴィン・スペイシーに無理やり性的な関係を持たされそうになった」と「Buzzfeed」とのインタビューでケヴィンを非難したのが事の発端だ。当時26歳だったケヴィンが自宅で開いたパーティーでのことだったという。泥酔したケヴィンは、花婿が花嫁を抱えるようにアンソニーを抱き上げ、ベッドに降ろすと彼の上に乗ってきたのだそうだ。アンソニーはもがいて逃げることに成功したが、「年を取るにつれて、ますます信じられなくなるんだ。14歳の少年にあんなことをする人がいるだなんてね」とショックは消えないまま…。アンソニーに対し、ケヴィンはツイッターで「30年以上前の酔っ払っていたときのことなので、正直に言うと覚えていません。しかし、彼が言ったことを私がしたなら、彼に何年も不快な思いを抱えさせてしまって本当に申し訳なく思っています」と謝罪。アンソニーの告白がきっかけで、カミングアウトに対する勇気が出たとのことで、「いままで男性とも女性とも付き合ったことがあります。男性とは私の人生を通して愛し合い、ロマンティックな関係を築いてきました。(最終的に)いまはゲイとしての人生を選んだのです」と大胆なツイートでゲイであることを認めた。(Hiromi Kaku)
2017年10月30日俳優・桐山漣が、現在カンテレ・フジテレビ系にて放送中のドラマ「僕たちがやりました」に出演することが決定。桐山さんは、原作でも登場するホームレスのゲイ、ヤング役として8月8日(火)放送の第4話から登場する。窪田正孝演じる高校生のトビオたちが、イタズラ心で仕掛けた不良への復讐計画が思わぬ大事件に発展したことで、初めて生きることに必死になり右往左往しながらも成長していく様を、ハラハラドキドキの展開で描く“青春逃亡サスペンス”「僕たちがやりました」。桐山さんが出演する第4話は、今宵(川栄李奈)のアパートに伊佐美(間宮祥太朗)と身を隠すも、市橋(新田真剣佑)と仲間たちに捕まってしまったトビオ。爆破事件で負った大ケガがもとで体の自由を奪われた市橋はその恨みを晴らすため、仲間にトビオを襲わせようとするが、トビオは隙を突いて逃げ出す。そんな中、蓮子(永野芽郁)からの「いまから会えない?」というメッセージに気付くトビオ。菜摘(水川あさみ)の話をヒントにつかんだ矢波高の教師・熊野(森田甘路)こそが爆破の真犯人だという疑惑を蓮子に全て話そうと、指定された待ち合わせ場所に向かうが、そこには刑事の飯室(三浦翔平)と話す蓮子の姿が…。同じ頃、トビオの金を奪って姿を消したマル(葉山奨之)は熱海に逃れていた。大金を手にしたのをいいことに夜の街で豪遊するマルは、店で知り合った女性に入れあげ、湯水のように金を使っていた。また事件の直後から行方をくらましているトビオ、伊佐美、マルを刑事の飯室は共犯者だと確信し、パイセン(今野浩喜)への追及を強めていた。そんな中、弁護士の西塚智広(板尾創路)がパイセンのもとに現れる。一方、はぐれていた伊佐美と再会したトビオは、熊野への疑惑を話す。自分たちの無実を証明するためには、熊野の犯行の証拠をつかむしかない、と息巻く2人は、留守を狙って熊野の家に侵入。そこで、とんでもないものを見つけて!?というストーリー。「仮面ライダーW」『曇天に笑う』などに出演する桐山さん。今回桐山さん演じるヤングは、路地裏でドン底に落ちたトビオと出会い、新たな生き方を教える、新・パイセン的存在にあたる重要な役どころ。出演を聞いた桐山さんは、「ホームレス役も、ゲイ役も初めてです。恋愛対象は男性ではないですが、役柄の個性のハードさに、“本当に自分に?”と耳を疑いました」と話しているように、ヤング役はかなり難度の高い設定。しかし、「原作を読ませていただき、これだけおもしろく個性派な役と出逢えたことに魂が揺さぶられる感覚で、撮影が楽しみでなりませんでした」と桐山さん。初共演となった窪田さんについては、「窪田さんのパンツを後ろから脱がすカットは、何度も何度も撮りました。もうお尻の形を当てられるくらい(笑)初対面なので会う前は勝手にクールなイメージであったのですが、気さくで快く接してくださり感謝しています」とエピソードを披露した。また撮影現場では、メイクを終えた桐山さんが登場すると、再現度の高さから窪田さんやスタッフからも「おぉ~!」との声が。「ヤングさんは(台本を)読んでいて抵抗なくすんなりと体に染み込んできました」と話す通り違和感なくヤング役を演じきった桐山さん。原作にも出てくるトビオとヤングのやり取りが、どんな展開を見せるのか?「僕たちがやりました」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月01日「ゲイやレズビアンなどのセクシュアルマイノリティをテーマにした映画」と聞いて、どんなものを思い浮かべるだろうか?“セクシュアルマイノリティの人は性に対して開放的”という偏見は現在でも残っており、“アブノーマルなセックスシーン”が描かれているものばかりだと思う人も、残念ながらいるかもしれない。だが、セクシュアルマイノリティを取り巻く多様なストーリー作品やドキュメンタリーを公開し、偏見をも払拭する映画祭が7月8日から開かれる。より多くのセクシュアリティを包括したいという思いを込められ、「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」から名前を変更し、1年前に始まった「レインボー・リール東京」だ。それに合わせてBe inspired!では、本イベントの見所のひとつである短編映画のコンペティションに参加する、注目の若手映画監督たちにインタビューを行なった。第1段は、今話題のバンドnever young beachのMV等を制作してきたシガヤダイスケ監督。レインボー・リール東京にはセクシュアリティを越えた「人を愛することの普遍性」を描いた卒業制作『春みたいだ』で入選している。シガヤ ダイスケ監督(Daisuke Shigaya)
2017年07月05日『戦火の馬』のジェレミー・アーヴァインを主演に、自身もゲイをカミングアウトしている『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ監督が史実を基に手がけた『ストーンウォール』。このほど、本作の初日が12月24日(土)に決定、少年たちの熱い反乱と葛藤をつぶさに表す場面写真が一挙に解禁となった。本作は、1969年に起きた実際の事件「ストーンウォールの反乱」を基に描いた人間ドラマ。当時、存在すらも否定され、行き場のなかった同性愛者たちの憩いの場“ストーンウォール・イン”という名のN.Y.グリニッジ・ビレッジにあるゲイバーを舞台に、インディアナ州からやってきた青年ダニーの目を通し、社会的に認められないことに傷付きながらも必死で自分の居場所を探そうとひたむきに生きる少年・青年たちを、史実に基づき、丁寧かつ痛烈に描き出す。昨年のトロント国際映画祭でも上映され、話題をさらった本作で、田舎町から追われるようにN.Y. のゲイの街、クリストファー・ストリートにやってくる青年ダニーを演じるのは、『戦火の馬』『17歳のエンディングノート』のジェレミー・アーヴァイン。そのストリートで美貌を武器に体を売り、自分と同様の身寄りのない男娼のキッズたちをとりまとめるギャングのリーダー、レイを演じたのは、共演者が口をそろえてその才能を賞賛する新星ジョニー・ボーシャン。また、彼らの仲間に『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『神様なんかくそくらえ』などの憂い系男子ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ダニーが憧れ惹かれていくハンサムで聡明な活動家トレバーに『ベルベット・ゴールドマイン』『マッチポイント』のジョナサン・リース・マイヤーズ、ゲイバーの経営者でギャングのエドに『パシフィック・リム』『ムーン・ウォーカーズ』のロン・パールマンと、豪華キャストが集結。ヒッピーカルチャー、反戦運動や公民権運動の昂まり、ストーンウォール暴動の2ヶ月後にウッドストックが実施され、やがて世界に影響を与える1960年代後半のアメリカの空気感も活き活きと再現された本作。「I Say A Little Prayer」や「Venus」「Crackerjack」「A Whiter Shade of Pale」「it’s your thing」「Just Be Yourself」などの魅力的なヒットサウンドも当時の様子を彩っていく。事件の舞台となったゲイバー“ストーンウォール・イン”は、現在も営業中。今年の6月には、オバマ大統領により国定文化遺産保護地域に指定され、いまでは「ゲイプライド発祥の地」として全世界から観光客が訪れるスポットとなっている。 歴史に残るこの場所で起きた、切実で赤裸々な事実を、この冬、あなたも見届けてみて。『ストーンウォール』は12月24日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月05日読者の皆さま、こんにちは。ロンドン在住のアラフォー・ゲイ・ライターのジュージーです。以前私が書いた結婚と離婚に関する記事が好評だったそうで、こうして恋愛相談の連載コーナーを頂く運びとなりました。読者の皆さんのラブライフの悩み事をうかがって、少しでも役に立つアドバイスができましたらば嬉しいわ。さて今回はA子さん(年齢非公開)からの相談よ。「上司を好きになってしまいました・・・」私は派遣で営業をしています。職場で上司にあたるWさんを好きになってしまいました。去年の春の社内イベントをきっかけに初めて話して、何度かプライベートで二人で飲みに行きました。とても楽しく一緒に時間を過ごし、いい雰囲気になりましたが、その後まったく進展がありません。自分の好意を相手に伝えたいとは思っていますが、プライドが高く、相手から好意を示してもらえない限りはどうしても私からは動けません。でも好きです。Wさんはいつも仕事が忙しそうで、話しかけるのもデートに誘うのも気が引けます。どうしたらよいのか分かりません……。もう、ダメです……。上司との恋愛なんて止めなさい、は正しくない。典型的な社内恋愛の相談で、働いている私たち誰にでも起こりうることね。客観的に外側からA子さんのシチュエーションを見れば、誰でも理性的に「上司との恋愛なんて止めなさい!」と言うと思うの。だって成就しても不成功だったとしても、仕事に影響が出るでしょ?しかし燃え上ってしまったA子さんに止めろと言っても素直には諦めきれないでしょう。そこで私からのアドバイスは「とことん納得がいくまでやり切りなさい!」です。明日告白しなさい、なんて無責任なことは言わないわ。だから少しづつ順を追って方法を一緒に考えていければいいなと思います。今の自分がちゃんと見えていますか?まず私からのアドバイス一つ目は「リアリティー・チェック」。リアリティー・チェックとは呼んで字の如く「現実を知る(チェックする)」こと。英語でよく使われる表現の「Get Real!」は意訳すると「嘘だろ⁉もっと現実を見ろよ!」といった感じで、A子さんに会ったら私もきっと言ってしまうと思う。恋愛進行中の本人って、客観的に自分が置かれている状況が見えていないことが多々あるわよね。まずこの恋愛で一番重要なファクター(要因)は「仕事」ね。上司と部下という会社組織内での立場の違いは無視できないわ。そして恋愛のせいであなたの仕事がうまくいかなくなれば、社会人としての地位も危ういものになってしまうと思うの。もし恋が成就した場合、恋愛感情を抜きにきちんと仕事が続けられますか?もし不成功に終わった場合、自分を振った相手と一緒に仕事を続けられますか?A子さんはまさに恋愛をとるのか仕事を取るのかの二択を迫られているのです。私だったらば、まず現実的に「この仕事を失ったとしてもやっていけるのか?」などと最悪のシナリオを想定した上で、この恋にそれだけの価値があるのかを判断するわね。恋愛が今回限りということは決してないし、もしかすると職場と言う狭い社会の中でだからこそ、この恋愛感情が沸いてきているだけかもしれないじゃない。でも、もしお仕事を辞める覚悟でこの恋を全うされたいのならば、次のステップは告白しかありません!覚悟を決めて、自信を持ちなさい。あなたは、高いプライドが邪魔をして告白できないと仰います。でも自分が欲しいものを邪魔するプライドなんて必要かしら?私が思うプライドとは、自分の強み・魅力を見せつける能力ではなく、実は自分の弱点を隠すために作り出された防衛手段です。攻撃を受けて傷付くよりも、プライドと言う幕を張ってその後ろで隠れていた方が安全だと、自分が作り出した虚栄なのよ。本当に強く、自信にあふれている人たちはプライドなんてものは持っていないわよね?いつでもどこでも自分を持っていて、誰にでも隔てなく接することができますからいつも自然体で人々から好かれています。友人から「あなたはプライドが高いからねぇ」と言われた時は、「もっと素直な自分で生きなよ」というアドバイスだと理解してはいかがかしら?でも自分に自信を持って素直に生きることは、決して楽ではないわ。ゲイの私が言うんだから間違いありません!自分の好きなところと嫌いなところのリストを作れば、当然嫌いなことの方が多いのが人間でしょう。でももし自分の好きなところが増えたとしたら、自信になると思わない?そこで私からのオススメは「私の良いところだけを言ってアンケート」をしてみるの。家族や親しい友人などに、「私の良いところだけを正直に言って」と頼んでみて。最初はふざけたり、はぐらかしたりされるかもしれないけれど、真剣に頼んで、他人が思う自分の良いところをリストにしてみるの。するとまるで成績表のように客観的に自分の良さ・強みが分かるのよ。「優しい」「気が利く」「キレイ好き」「ファッションセンスがある」などなんでも良いの。他人の口から聞かされると説得力があるものです。自分にはこれだけの良いところがあるんだと思えさえすればそれが自信へと繋がると思うわよ。「私にしかできないんです!」というデートに誘うさぁ、少し自信が出てきたら、彼をデートに誘う算段をしましょうか。ここで重要なのは、ありきたりの飲み食いだけではインパクトが足りないということ。あなたにしかできない・思いつかないようなサプライズを少し用意してみて。誰も知らなかったおいしいお店を探し出すとか、彼の好きなものを調べ上げてそれが有名なお店を選ぶとか、彼の為のカスタムメイドのデートプランを練っておけば、彼はあなたの真意をくみ取ってくれるはずよ。ただし、ぎっちぎちに計画を立てすぎるとかえって重くなりがちだから、メインイベントは一つ、それに加えて回り道を少し用意しておく位の緩さが相手も気を張らずに楽しんでもらえると思います。そうして二人でもう一度良い雰囲気になれたのであれば、その時こそ彼に告白をする時ね。このチャンスを逃してはダメよ!ここまで来れば告白後の結果がどうであれやるだけのことはやったはず。吉と出ても凶と出ても良いように心の準備も出来ているはず。あとは結果を受け入れて前進するのみよ!頑張って‼
2016年04月10日「僕、実はゲイなんだ」。あなたはこんなことを言われた経験はありますか?最近ホットな話題である「LGBT」。実はこれ、レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシュアル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字から成る、多様な性を表している言葉なのです。その中で他人に本来のアイデンティを表明することを「カミングアウト」と言います。LGBTが抱えている一番大きな問題、それはカミングアウトができないということ。実はこれ、誰にとっても意外に身近な問題なのです。日本の中で20人に1人はLGBT!電通総研が2012年におこなったLGBT割合調査の結果、約20人に1人が「自分はLGBTだ」と回答しました。その割には周囲にあまりLGBTだと言う人がいない気がしますよね。たとえ親しい友だちには素直にカミングアウトができても、両親にはカミングアウトできないという人が多いそうです。我が子の結婚や出産を願う両親は多いので、確かにカミングアウトはしにくいですよね。「不安」と戦うのはみんな一緒それではカミングアウトされる側としてはどうでしょう?いざ打ち明けられても、「いきなり言われても困る」と思う人が多いのではないでしょうか。カミングアウトをされる側も、同性愛者がどういうものなのかよく分からないと不安を感じるもの。理解し、受け入れる事が難しい場合もあります。LGBTの活動を行っている矢部文さんによると、こんな事例があったそうです。息子に自分はゲイだとカミングアウトされた母親が「私は良いけどパパには絶対に秘密ね」と言ったため、息子はいまだに家族全員にカミングアウトができずにいるのだとか。「家族の中に作らなくてもよい秘密が出来てしまったのです。母子が時間をかけて父親にLGBTのことを理解してもらう努力をしていたら、もう少し違ったことになっていたかもしれません」と矢部さんはコメントしていました。知らないからこそ理解ができない、だから不安になる。これは同性愛者でも異性愛者でも、誰もが共通する気持ちなのかもしれませんね。だからこそ知る必要がある!それでは一体どんなLGBT活動が行われているのでしょうか。実は、活動を行っているのは当事者だけではないのです。4月に代々木公園で行われた「TOKYO RAINBOW PRIDE」のパレードやイベントでは、LGBTの人々を含む約20,000人が来場。カラフルな旗や風船を持ち代々木公園を盛り上げました!また矢部文さんが活動中の「PEFLAGS NYC APIプロジェクト」は、カミングアウトした子供をもつ親のサポートや、コミュニティー啓蒙活動などを中心に活動している団体です。6月26日にアメリカで可決されたアメリカ全州での同性婚法案も含め、いま世界中でLGBTの活動が増えています! 実は当事者の親でもある矢部文さんは、LGBTに対してこのようにコメントをしています。「自分のアイデンティティに忠実に生きようとする我が子を応援する親が増えれば、日本でもカミングアウトするLGBT当事者が増えるのではないでしょうか。そうすればLGBTは別に特殊なことではないと、誰の目にも明らかになるはずです」LGBTは意外にも身近な問題で、将来自分の子供がカミングアウトをする可能性も十分あります。そのとき不安な気持ちに負けないように、やはり知ることが大切ですね。一人一人が少しでも生きやすいと感じる、そんな社会を作っていきましょう。
2015年08月09日ニューヨークで28日(現地時間)に、同性愛者など性的マイノリティであるLGBTの法的権利を求めるゲイ・プライド・パレードが開催され、『ホビット』シリーズのイアン・マッケランらが参加した。以前から同性愛者であることを公表しているイアンは、同様に同性愛者だと公表しているデレク・ジャコビと2013年からTVシリーズ「Vicious」(原題)で年配のゲイ・カップルを演じている。2人は共にレインボー・カラーのたすきをかけてパレードを先導した。パレードは毎年恒例のイベントだが、今年は、26日(現地時間)にアメリカ連邦最高裁判所が合衆国全州において同性婚を合法という判決を出した直後の開催ということもあり、例年以上の規模となった。マッケランとジャコビは判決が出た直後に、クィーンの名曲「We Are the Champions」をBGMに「よくやった、最高裁。そろそろ頃合いだ」と紙吹雪を撒きながら喜び、「結婚してくれる?」(デレク)「もちろん!可能になったんだから!」(イアン)とプロポーズを模したスケッチを動画をVineに投稿した。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月30日パリス・ヒルトンのゲイ差別発言がネットに流出した。「ゲイの男はエッチで気持ち悪い。たいていエイズにかかっているし」という過激なもの。先週、ニューヨークのタクシーの中で友人に対して語ったものだ。タクシーに同乗していたのは、ヒルトンの男友達。ゲイ男性を対象とした出会いサイトについて彼がヒルトンに説明すると、ヒルトンは「うわっ。ゲイの男って世界一エッチよね。気持ち悪いわ。それに、たぶんほとんどはエイズにかかっているでしょ。もし私がゲイの男だったら、自分もエイズで死ぬんじゃないかと心配するわね」とコメントした。この音声がネットに流出すると、ヒルトンのパブリシストは即、「このタクシー運転手が録音したのは会話の一部にすぎません。彼女はゲイ全体に対してのコメントをしたのではありません。パリス・ヒルトンはゲイのコミュニティを支持しており、彼らに対するネガティブなコメントをすることはありえません」と反撃。また、「彼女は、知らない人とセックスすることの危険について、親しいゲイの友達とタクシーの中で話していたのです」とし、このコメントはその流れであるにすぎないと主張した。この音声は、アメリカ時間20日、西海岸時間午後4時にraderonline.comにアップされている。文:猿渡由紀
2012年09月21日ロンドンオリンピックの公式タイムキーパーを務めるオメガはこのほど、タイソン・ゲイ選手ら世界的なアスリートたちを起用したテレビコマーシャル用動画を公開した。この動画に出演しているのは、飛込み競技の邱波選手(中国)、競泳のナタリー・コーグリン選手(アメリカ)、七種競技のジェシカ・エニス選手(イギリス)、短距離走者のタイソン・ゲイ選手(アメリカ)、競泳のチャド・ル・クロス選手(南アフリカ)、棒高跳びのジェン・サー選手(アメリカ)の6選手。いずれもオメガのブランドアンバサダーを務めるオリンピック候補選手たちだ。動画ではそれぞれの選手が競技を前に集中力を高めていく姿と、それを見守る観客の盛り上がる様子が収められており、オリンピックでの彼らの活躍を期待させるものになっている。サウンドトラックにはローリング・ストーンズの1981年のヒット曲「Start Me Up」のリミックスが使われた。この動画はオメガ公式サイトにて視聴できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日鹿賀丈史と市村正親のゴールデンコンビがゲイのカップルを演じ、4年前に大好評を博したミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』の再演が、1月7日、東京・日生劇場にて初日を迎えた。前日の6日には最終舞台稽古が行われた。『ラ・カージュ・オ・フォール』チケット情報『ラ・カージュ・オ・フォール』は1983年にブロードウェイで初演され、トニー賞6部門を受賞した大ヒット・ミュージカル。日本では1985年の初演から、様々なキャストで繰り返し上演され、鹿賀と市村のコンビでの上演は4年ぶりだ。ゲイクラブの経営者ジョルジュ(鹿賀)と看板スターのザザことアルバン(市村)は20年来同棲しているゲイカップル。ジョルジュの実の息子であり、アルバンが手塩にかけて育ててきたジャン・ミッシェル(原田優一)が結婚すると言いだしたことから物語は始まる。相手の両親がジョルジュたちに会いに訪ねてくるというのだが、その両親というのがナイトクラブを弾圧しようとしている保守的な政治家夫婦だから大変だ。その場を何とかとりつくろおうと一計を案じるのだが……家族愛をテーマとした笑いと涙の物語だ。見どころは何といっても、鹿賀と市村によるコンビネーション。アルバンは市村のアタリ役と評されているが、そのしぐさは女性そのもの。ゲイ役にありがちな男性らしさが時折垣間見えるどぎつい演技もなく、あくまで自然な女性像に、いつもダンディな魅力をみせる市村が演じていることを忘れてしまうほどだ。対照的に鹿賀はゲイながら夫役であり見た目も演技も男性。鹿賀のゲイコスチュームを期待されていた諸氏には残念ではあるが、感情の振れ幅の大きい女房役を演じる市村の演技を見事に受け止めており、絶妙のコンビネーションをみせている。漂々とした夫ではあるが、それゆえに子を諭す場面では、親子の愛情とともに夫婦の愛情に対しての真剣さがぐっと伝わってくる。真島茂樹の振付による男性ダンサー(カジェル)達のレビューシーンも、ダイナミックで圧巻だ。タップダンスやカンカンダンスなど多彩なダンスに加え、女性のもつ華とはまたちがった男性ダンサーの力強さや大きさは、見ていてパワーをもらえるだろう。開幕前日に鹿賀は「このミュージカルはたくさんの愛がつまった作品です。1年の幕開けに『ラ・カージュ』を観て、エネルギーとパワーを持って帰っていただければと思います。この作品とともに2012年を迎えられることを嬉しく思っています」と語り、市村も「この舞台は家族・夫婦・親子の絆を描いた物語です。活気溢れるこのミュージカルを観に、是非劇場にいらしてください!」とコメントした。自分を偽らない「私は私よ」というメッセージに、新年から前向きな気持ちになれそうだ。公演は1月29(日)まで同劇場にて上演。その後、2月3日(金)から2月5日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月12日(日)から2月13日(月)まで愛知県芸術劇場大ホールにて公演が行われる。チケットは発売中。文:大林計隆
2012年01月10日