■とってもポジティブ思考な夫太陽のように明るい&ポジティブな夫。仕事などでいろいろ悩みがあるだろうに、それをみじんも感じさせない明るさです。夫の長所だと思ってます。そのおかげでとても救われている部分もあって、結婚してから私のなかの価値観もだいぶ変わった気がします。ですが…■ただ、私が怒っているときも変わらず…「違う…。そうじゃない…。そういうの今、求めてない…。」ってときがあります。■共感もしてほしい!夫にとってはたいした悩みではないかもしれませんが、私にとっては重要なことなんです。笑い飛ばさず、一緒に考えてほしいなって思います。私自身が、もとはネガティブな考えの持ち主だからかな…とも思うのですが、ど~してもここは譲れない!面倒くさい妻でごめんよ、夫。でもたまには共感しておくれ~~~!
2019年02月22日“幸せに暮らす”とは、とことん自分が思う“幸福”と向き合い、感じようとすること…。コミックライターむぴーさんの作品のなかには、そんな幸せへの心意気がいつもあふれています。遊び心のあるイラストと、まるで宝物のように描かれる子どもたちの姿。愛ある母のまなざしで描かれるむぴーワールドには、日常の当たり前がいかに特別で愛おしいものであるかの“気づき”がしるされているのです。■母になった変化を“楽しい発見”で彩るむぴー流子育て子どもを生んだ瞬間から、生活の中心は「私」から「子ども」へとスイッチオン。当たり前のように目にしていた風景は変わり、未知の世界に誘われたような気分にさえなるものです。しかし、子どもたちと暮らす新しい世界は、つらいこともあるけれど、幸せや喜びにも満ちた発見の連続。むぴーさんは、決して一筋縄ではいかない育児の瞬間だって、かけがえのない人生の一コマとして大切に描き、あらためて「幸せとは何か?」に気付かせてくれるのです。子育てにつまづいて、悲しむこともあるけれど、子どもたちとのかけがえのない時間を前向きに楽しめるかどうかは、自分次第。いつか過ぎ去ってしまうこの瞬間を大切に過ごしたいと、つくづく思わせてくれます。■家族のハッピーがつまってる!むぴーさんの描く夢のおうちTwitter上で「こんな家に住みたい」のハッシュタグとともにむぴーさんが投稿したのは、多くの家族にとって理想のようなおうち。「毎日17時に帰ってきて一緒にごはんを作る夫」に「一晩中起きない子供たち」、ついには「次の日が休みになるベル」なんてものまで備わった、理想を超えた魔法の空間です。もちろん現実にはありえないことなんて、描いたむぴーさん本人も承知の上。しかし、眺めているだけでも心が満たされて、幸せな気分になれるから不思議ですよね。だからもし、今の生活に満足できず、日々悶々としているなら、むぴーさんのように自分の理想をまずは頭の中で描いてみる…なんて方法もあるはず。自分が本当に欲しいものが何なのか、理解していないことって意外に多いからこそ、理想を妄想で形にするむぴー流の幸せの見つけ方を実践してみてはいかがでしょうか?■落書きみたいにつづる愛のある子育ての現場ただ眺めているだけでも、温かい気持ちになれるむぴーさんの作品には、登場人物の心情がいつも余すことなく描かれています。読んでいるうちに、気持ちがリンクする瞬間もたびたび。例えば、「ひさしぶりに息子と2人で寝た」と題して、息子さんとの就寝の様子を描いた作品は、ママ目線、息子目線どちらの想いも胸に刺さり、切なかったり、うれしかったり、いろんな感情が心の中で混ざり合います。あのとき、あの瞬間、かみしめた感情をリアルに描いた作品のなかには、過去の自分、そして来るべき未来の自分が存在しているかのよう。決して忘れたくない子供たちとの大切な思い出とともに、母の心のかけらが作品の節々にちりばめられています。■「育児のよろこび」とは雑草だらけの庭に咲くお花ただただ育児の喜びや幸せにあふれる作品だけでなく、ときに思い通りにいかない子育ての理想と現実、孤独や不安をテーマに描くむぴーさん。育児のよろこびを“雑草だらけの庭で、目を凝らして探すと見つかる綺麗なお花”と表現するように、悩んだり、苦しんだりする生活のなかで、見つけた綺麗なお花こそが、むぴーさんの絵日記につづられるわが子との幸福の瞬間。しかし、心の余裕をなくすことで、見失ってしまうさえある小さな幸福=綺麗なお花。その危うさをむぴーさん自身が痛いほど理解しているからこそ、当たり前のようで、実はかけがえのない日常のよろこびを作品を通して、私たちに届けてくれるのです。■むぴーさんがウーマンエキサイトで連載スタート!愛と癒やしに満ちた作品がママの間で大人気のむぴーさん。なんとウーマンエキサイトでの連載が決定しました!!心の機微を秀逸に描くむぴーさんならではの作品を、ぜひご期待ください。むぴーさん大阪府在住の2児の母。子育てのかたわら始めたイラストコラムやコミックエッセイがママの間で話題に。子育てのことを中心に家族との日々の暮らしをSNSで更新中。●ブログ: むぴーのお家 ●Twitter: @mupyyyyy ●Instagram: @mupyyy ●note: むぴー
2019年02月11日こんにちは! グラハム子です。今月のテーマが「パートナーの良いところ」ということで、夫の良いところをちょっと考えてみました。そして私がまずパッと思い浮かんだのが…■つき合っていたころは「どこにでも連れて行きたい」くらい!うちの夫の良いところは何と言っても外見です(笑)。なんと、過去には社内に夫のファンクラブも存在していました。「どこに行くにも連れて行きたい!」自慢の彼でした。…でした。いまは、と言いますと…あのころのイケメンはどこに行ったのやら。いまではすっかり所帯染みたおじさんです。出会って10年。時の流れとはなんとも残酷です。しかしそれはお互いさまで、私も夫と出会ったころとはだいぶ変わりました。でも、夫から「もっとキレイになってよ」なんて言われたことは一度もありません。そして私自身も、夫の外見がおじさんになってしまったからイヤかと言うと、けっしてそういう訳ではなく。むしろ、どんどん好きになっています。好きって言うと恥ずかしいですね。どんどん大切な存在になっています。■血のつながり関係なく「家族」に感じる愛情初めて子どもが生まれたとき、「この子は世界一可愛くて大切だ」と本気で思いました。もちろんテレビなどに出ているモデルの赤ちゃんの方がかわいい顔立ちなのは承知ですが、それでも「私の中で1番かわいくて大切」なのは、わが子たちです。しかし、子どもは最初から自分と血がつながっていますが、夫はもともとは他人です。だから、付き合った当初から子どもに対して持つのと同じような感情は抱けません。一緒に過ごす時間が多くなって、結婚して、だんだんと夫も「私の中で1番大切」になったのだと思います。見た目とか、職業とか、相対的な評価なんてどうでも良い。だらしない一面があったって別に良い。すべて受け入れることができて、きっとそれが家族になるということなのでしょう。■今になってわかる! 先輩が言っていたことの意味そういえば若いころ、仕事場の先輩たちにこう言われたのを思い出しました。あのころはピンとこなかったけど、今ならわかります。家族だけに抱く特別な愛おしい感情。もし夫も私を同じように思ってくれていたら、うれしいものです。
2019年02月08日シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイストとして、多才さを発揮するソウル出身のイ・ラン(Lang Lee)が、エッセイ集『悲しくてかっこいい人』を発売した。音楽のみならず、詞やエッセイが人々の心をつかみ、日本のカルチャーシーンからもオファー殺到中のイ・ラン。 2017年には、韓国のグラミーともいわれる、韓国大衆音楽賞最優秀フォーク賞を受賞した。同書は、2016年冬に韓国で発売し、7刷のヒット作となった待望の日本語版となる。ままならない日々の葛藤や疑問。生きることにつきものの、労働、孤独、恋愛、退屈、自意識との戦い…。アーティストとしての創作、社会との接点を通して、「いったい何者なのか? 」と自分をみつめる。日常を悲しみながら、あははと笑い飛ばすイ・ランの洒脱なユーモアあふれるひとりごとエッセイとなっている。撮影:熊谷直子すべてが過ぎ去ったあとに ようやく君は泣くのかい? 境界もピラミッドもない世界を願い、イ・ランが今日もまた問う。 「ほんとうにそうすべき?」「何をしたら面白い?」「わたしは何になれるだろうか?」【プロフィール】イ・ラン(이랑 Lang Lee)1986 年ソウル生まれ。シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト。16 歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、国立の芸術大学に入り、映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。短編映画『変わらなくてはいけない』、『ゆとり』、コミック『イ・ラン 4 コマ漫画』、『私が 30 代になった』、アルバム『ヨンヨンスン』、『神様ごっこ』を発表(2016 年、スウィート・ドリームス・プレスより日本盤リリース)。『神様ごっこ』で、2017 年の第 14 回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞。授賞式では、スピーチの最中にトロフィーをオークションにかけ、50 万ウォンで売ったことが話題となった(その顛末を『早稲田文学女性号』に本人が寄稿している)。【書籍情報】『悲しくてかっこいい人』著者:イ・ラン出版社:リトルモアソフトカバー/280ページ/四六判翻訳:呉永雅(オ・ヨンア)装幀:名久井直子価格:1,800円
2019年02月04日息子がもうすぐ5歳になるというころ、お互いのガス抜きになればとピアノ教室へ通うことに。最初は「ちゃんと楽しめるのか」「ふざけたりしないか」と心配していた鈴木し乃さんでしたが…? 習いごとにまつわるエピソードです。当時息子はもうすぐ5歳の年中さん、体も心もグッと成長し生意気盛りで一足早くギャングエイジに突入した模様。私は「そういうもんだ」「これも成長だ」と思いつつも、ついイライラすることが増えていました。そこで、家とも幼稚園とも違う環境で、週に1回でも「大人」と接することでお互いのガス抜きになればと、習いごとを検討。まずはまわりに通っている子の多い「スイミング」をと考えたが、水を苦手な息子が拒否したため不採用に…。続いて近所の習いごとをいくつか見学してみた。■習いごとのおかげで、生意気盛りの子どもの対応方法がわかった!ピアノの上達はさておき、「とにかく楽しい」らしいので、6歳の現在もピアノは続けている。競争が苦手でマイペースな息子にはマンツーマンのピアノ教室が合っていたらしい。また親の私も、先生の「危ないことは注意し、それ以外のイタズラはスルー、楽しいことで子どもを自分のペースに引き込む技術(接し方)」には、気づかされることが多い。例えば、「自分は神経質になりすぎていたんじゃないか」とか「その注意は本当に子どものためだったのか」など…。子どもへの接し方について振り返るきっかけに。子どもの習いごとを通じ、私自身が家族以外の「大人」を介して子どもを見る機会を得て、「息子の良いところを発見」することも増えました。これから子どもたちが何に興味をもち、新たにどんな習いごとに通いたがるかはわからないけれど、私にとっての習いごとは「子どもを褒める機会」にしたいと思っています。
2019年01月25日作家・柴崎友香さんがチョコレートにまつわるエッセイを書き下ろしました。以下、『チョコレートのある世界』の全文です。なぜ、チョコレートだけが特別なのだろう。甘くておいしいものはたくさんあって、そのたくさんの中で、チョコレートはいつも特別だ。わたしには、チョコレートをとっておく癖がある。箱の中に、一つだけ。最後の一つを、食べてしまうのには、勇気がいる。深みのある褐色の、あの小さな一粒がいつまでもそこにあったらこのしあわせが続くのに、と思ってしまう。ところでわたしは、甘いものはそんなに得意ではない。「そんなに」というところが重要で、きらいではない。「好き」と言ってしまうと、とっても甘いのをたくさん食べられることになるが、そうではなくて、ちょっと甘いくらいのを、少し食べる。それが幸福を感じる時間だ。それもできれば、苦みや渋みのあるものといっしょに。お茶とかお酒とか。チョコレートは、甘いけど、苦い。その甘さと苦さの合わさったところ、同時に味わえるところに、限りない豊かさがある。チョコレートは融けるから、メインの季節は冬だということになっていて、空気がだんだん冷えて夜が長くなってくると、いつもと違うよそゆきのチョコレートにたくさん会える。気取って装飾品みたいに並んでいたり、ちょっとユーモアのある動物や身近なものをかたどっていたり、それが工夫を凝らした夢みたいな箱に入って届けられる。いろんな種類が詰められた箱をいただいたりすると、わたしはまず解説の小さな紙を熟読する。最初はまずシンプルなの、次は少し変わったフレーバーの、それから、と食べる順番に迷いに迷う時間さえ楽しい。好きなお茶を濃いめに淹れて、一粒一粒、それぞれの苦さと甘さに、驚いたりうっとりしたり。自分で辞書を作るなら「贅沢」の項目にこの時間のことを書こう、と思うくらいだ。宝石なみにきらきらしたチョコレートの一方で、毎日の時間に染み込んだ、地元の友だちみたいに気楽に付き合えるのもやっぱりチョコレートだったりする。スーパーやコンビニで売っている、定番の板チョコ、駄菓子的なチョコバー、毎シーズン出現する新商品。銀紙をわざと無造作に剥いて、ぱきっときれいに割れるとうれしい。いちご味にも弱くて、パステルピンクと焦茶色の組み合わせは何回食べても子供のころのもっとも無邪気な楽しい時間をすぐによみがえらせてくれる。パフェやパンケーキにかけるチョコレートソースになると、悪友的な存在感さえある。子供みたいに手や顔をべたべたにして食べたい誘惑にかられたりもする。ずっしり重みがあるチョコレートケーキも忘れてはならない。さんざんおいしいごはんを食べて満腹なのに食後のデザートを選ぶとき、よりによってあのほとんど黒に近い密度の高い一切れを選んでしまうのはなぜなのか。しかし運ばれて来たそれは、選択が正しかったことを毎回必ず実感させてくれるのだ。家にいるときは甘いものはたまにしか食べないのだけど、仕事をしているあいだは違う。特に小説が佳境にさしかかって、ここでがんばろう、というときに、いちばん「効く」のはチョコレートだ。ひとかけら口に入れると、充電という言葉がふさわしいくらい、そのほろ苦い甘い塊が融けて体内に入っていくのが感じられる。普段ならほんの二、三かけでじゅうぶんなのに、仕事をしているときはついつい、食べてしまう。脳がエネルギーを欲してるのだなあ、と思う。その疲労感も、チョコレートのためにある気もする。チョコレートだけが。ゆったりした憧れも、懐かしさも、ちょっとうしろめたい快楽も、繰り返しの毎日の中の小さな楽しみも、みんな味わわせてくれる。チョコレートだけがいつも特別だから、わたしは箱の中に一粒、そのしあわせを取っておきたくなる。しばさき・ともか作家。1973年、大阪府生まれ。2000年『きょうのできごと』でデビュー。近著に『つかのまのこと』(KADOKAWA)、『公園へ行かないか?火曜日に』(新潮社)など。’18年は、著書『寝ても覚めても』の映画化も話題となった。※『anan』2019年1月23日号より。写真・枦木 功(nomadica)スタイリスト・岡尾美代子撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2019年01月16日今回のグラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイは、子どものときの習いごとにまつわる切ない思い出について。前後編でお届けします。あけましておめでとうございます!今年は大厄年のグラハム子です。ちなみに、夫は私のひとつ年上です。今回は、私が夫と結婚を決めた理由のひとつを描きたいと思います。それはまだ結婚前、夫(当時はまだ彼氏)とともに、共通の知人たちと食事をしたときでした。■子どもの習いごとの悩みに知人たちは…こんな会話を聞きました。本当に、なにげない会話の一部だったと思います。でも、私にはすごく胸に刺さる会話でした。なぜなら、私自身が昔、A先輩の息子と同じような経験をしたからです。■“母の希望の習いごと”に自分が向いていないと思ったら私は幼稚園のころ、とあるスポーツの習いごとを始めました。きっかけは覚えていなくて、気がつけば通っていた感じです。おそらく母の希望だと思います。最初の数年は疑問を持たず通っていました。母も応援してくれていました。が、小学校2年生のころ、 私は母にそう言いました。理由は、「自分にはその習いごとがあまり向いていない」と気づいたからです。でも母は と言いました。私は言われたとおり、もう少しがんばることにしました。でも、やっぱり自分には向いていないと思う気持ちは変わりませんでした。変わらないどころか、日に日に、その気持ちは増していきました。だんだんと行きたくなくなり、習いごとを休む日も多くなっていきました。週3日ある習いごとでしたが、月に1回も行けないときもありました。それでも母はやめさせてはくれませんでした。■私のぽっかり開いた穴に母がいる…小学校高学年になると、もう「やめること」をあきらめました。だんだんまた通うようになり、すると母もよろこんでくれました。中学校ではその習いごとの部活に入りました。強豪校で、成績は県大会でも常に上位でした。メダルや賞状をもらうたび、母はとてもよろこんでくれました。私もメダルをもらったり、賞賛されることはうれしかったです。でも、ずっと自分の本当の気持ちは、ぽっかりと穴が開いてしまっていて。その穴の中に他人(おもに母)が住んでいるような感じでした。…長くなりましたので、続きは後編に…。後編は、「もし子どもの時、習い事を辞めさせてくれたら…」と思ったときに、夫が言った言葉とは…。子どもが親に対して持っている気持ち、親になって初めてわかる気持ちを見つめなおします。
2019年01月11日あえて言おう。全ての夫は妻に褒められたくて育児をしている…と! (諸説あり)世の中のお父さんたちがずっと思ってたけど、ずっと言えなかったこと。本音満載の新感覚育児エッセイ!コンテンツ提供: ベビモフ 『そのオムツ、俺が換えます』単行本1巻好評発売中!! 購入はコチラ
2019年01月04日インフルエンザの予防接種、みなさんおすみでしょうか? お子さんがいやがるなか、接種させるのは大変ですよね。わが家もシーズンの頭にすませたのですが、そのときの予想外な手こずりを紹介します。■いやがるのは分かっていた予防接種だけど■頑張り屋さんの長男が? 動かざること山のごとしわが家もやってきたんですが…予想外なことが起きてビックリです。まさか兄のほうに手こずらされるとは…。そりゃ息子も幼稚園までは、そりゃあ、いやがってました。部屋の隅に陣取ってここから動かねぇぞって大泣きして…大変でした。しかし小学生になってからは泣かずに頑張って接種するようになったのでひと安心…と思った3年目。まさかの事態! 椅子に座ったまま「動かざること、山のごとし!」です。「武田信玄か!」って歴女の私のツッコミは置いといて…笑顔で動かないんで看護師さんと私、2人がかりでなんとか接種させました。息子を赤ちゃんのころから知ってる先生もビックリしてました。(ふだんは頑張り屋さんで痛い検査にも耐えてる)なんのスイッチが入ったのかわかりませんが…まだ9歳。生意気と甘えがまざりあった複雑な歳なのかもしれません。来年はおとなしく受けてほしいな…!
2019年01月04日女の子は口が達者とはよく聞きますが、5歳になった現在、それを日々実感しています。■もしかして心配してくれている?「しょうもない顔」の中には、ムギなりの心配する気持ちが含まれていたのかもしれないなと、あとあと思いました。■オタクに現実を突きつけてくるムギ vs. 父今年の1月に「ももいろクローバーZ」を卒業してしまった杏果ちゃん。これは7月の出来事だったのですが、もう新たには作られないであろう緑色グッズを思ってか、本気でがっくりしていた父でした。■オタクに現実を突きつけてくるムギ vs. 母妙なすごみがあり、一気に現実に引き戻されたのですが、出てきたのは「そんなのわかってるよぉぉぉ〜!」という情けない返事でした。じつは人生初の壁ドンだったのですが、まさか娘からされるとは思ってもみませんでした…。
2019年01月02日あえて言おう。全ての夫は妻に褒められたくて育児をしている…と! (諸説あり)世の中のお父さんたちがずっと思ってたけど、ずっと言えなかったこと。本音満載の新感覚育児エッセイ!コンテンツ提供: ベビモフ 『そのオムツ、俺が換えます』単行本1巻好評発売中!! 購入はコチラ
2019年01月01日チョコレートやジュースを与える時期ひとつをとっても、家庭よって考え方はさまざま。「家庭の数だけ子育てがある」という言葉を痛感したときの、グラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイです。こんにちは! 4歳、3歳兄妹の母、グラハム子です。子育てをしていると、よく『子育てに正解はない』『家庭の数だけ子育てがある』なんて言葉を聞きますよね。私は子どもたちが今よりもう少し小さいころに、それを痛感する出来事がありました。それは、初めて遊ぶお友だちの家にお邪魔したときのことです。 お友だちがまだ食べさせていない食べものを持って行ってしまいました。この『食材を与える時期』は、各家庭によってかなり差があると思います。ちなみにうちは、上の子は2歳過ぎまでチョコが入ったものはあげませんでしたが、下の子は上の子が食べているのを見ると欲しがるので、2歳前からあげていました。そしてこれはチョコだけではなく、ジュースだとか、炭酸飲料だとか、いろいろなものに当てはまります。別に誰が悪いわけでもないけれど、食べられないものを持って行ってしまったときの、あのなんとも言えない申し訳なさ。なるべくなら味わいたくありません。それに子どもたちだって全員で仲良く一緒のものを食べたいはず。なのでそれ以来、初めて遊ぶお友だちのときは、なるべく事前に、軽い感じで確認をするようにしています。またアレルギーについても普段の会話から気にしたり、こちらもできるだけ事前に「もしアレルギーなどで食べれないものがあったら教えてね」と連絡すると、みなさん教えてくれます。 もし事前に確認ができなかった場合は、『全員が食べられそうなもの』を考えて持って行くようにしています。各家庭で違って当然の子育て。家庭の数だけ子育てがある。それぞれを尊重し、気持ちのいいお付き合いができたら良いと思います!
2018年12月28日『みつば通り商店街にて』は、タケミさんと商店街に集う人々との交流が四季の移ろいとともに描かれた、ほんわか下町情緒コミックだ。東京の下町にある〈あまり立派ではない〉商店街で、小料理屋コエドを始めたタケミさん。ワケありかと思いきや、〈わりと空(す)いてたから…〉と天然ぶりを見せるあたりも愛らしい。「私自身は人づきあいがドライな環境で育ったので、人間同士の距離は近いけど閉鎖的すぎない下町の空気に憧れがあるんです。そんな場所で、小料理屋でも開いて暮らしてみたいという、タケミさんの気持ちに乗っかる形で描きました」ウェブに1日1枚をアップするスタイルで連載。新聞の4コママンガのように、キャラクターたちがワイワイ動いていく世界ができたらいいなと思った、とオカヤイヅミさん。「ただし、表舞台のドタバタからこぼれてしまうような些細な出来事に自分は惹かれがちで、軸足はそちらにある感じです」たとえば、タケミさんは酉の市に出かけても、大声で三本締めされるのが苦手で小さな熊手しか買えない。「こういう場面で照れてしまうのはまんま自分ですね。テンションが高い領域に踏み込めない、はしゃげない(笑)。丸刈りの文学少年ヒサオくんも、『萌える』みたいなことが言えないタイプ。内に秘めてしまうオタク心がもやもやと発酵している期間って、好きですね」おしゃれな色みのオールカラー作品で、いつまでも眺めていたくなる。「当時はフルデジタルで描いていました。使う色も絞って、パレットに置いておき、先に背景の色とかを大胆に塗り分け、あとから人物の顔やフキダシ部分を白で抜いたり。いまは紙とペンなので、懐かしいです」『みつば通り商店街にて』5年ほど前の連載を書籍化。おしゃまなサヤちゃんは商店街の情報通、元スナック経営者のユフコさんは恋多き大家さん…気になる人物が多数登場。KADOKAWA980円©オカヤイヅミ/KADOKAWAマンガ家、イラストレーター。多摩美術大学卒。Webデザイナーとして勤務後、フリーに。『すきまめし』、『ものするひと』1~2巻ほか著書多数。装画や雑誌のカットなども手がける。※『anan』2018年12月26日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年12月20日出産後におとずれる怒涛のような育児生活を通して、身も心も“母親モード”に切り替わるママたち。育児優先の暮らしは大変なことも多いけれど、充実感もあり、何より子どもたちはかわいい…。なのに、ときどき心に湧き上がるモヤモヤやイライラの正体は一体何なのだろう?そんな子育て中のママたちの言いえぬ不安や悩みをわかりやすく漫画に描き、多くの反響を得ているのがコミックライターのとりさん。自身の姿を鳥に見立てた育児日記のなかでは、コミカルで笑いを誘うわが子との日常に加え、育児を通して感じる苦悩や不安を独自の感性で客観的に描いています。■育児と家事で必死な毎日…気づいたら“空っぽな私”独特な“ゆるさ”と、的確な母の心情を描いた漫画がツイッター上で注目を集めるとりさん。なかでも話題となったのが 「育児してると個性死にがち」 の見出しから始まるこちらの作品です。漫画で描かれているのは、結婚・妊娠・出産を通して、いつの間にかおざなりになってしまう母親自身の姿。特に女性たちは出産し、子どもを持つことで、有無を言わさぬ厳しい取捨選択を突きつけられることになります。子育てによって“できなくなること”は必然的にあきらめ、目の前の育児や家事など“やるべきこと”に専念する…。母親として必死に生きる時間は、同時に“私”という個性を必要としない時間でもあります。そんな毎日のなかで、ふと満たされない気持ちを抱えたり、“空っぽな私”に自信を失いモヤモヤした気持ちを抱えたり…。“私”と“母親”の両立に一歩を踏み出せないママもいるかもしれません。しかし、とりさんの作品では、母親たちが“本来の私”でいることを応援し、育児以外の自分を大切にすることを前向きに描いてくれています。■育児に不可欠な「肉体」と「精神」の充足バランスさらに興味深い作品のひとつに、ゲームの世界で用いられるHP(体力)、MP(精神)の表現を使って描かれる育児の消耗エネルギーについて解説した漫画 「今日はどっちを回復しよう?と毎晩考えている。」 があります。しっかり睡眠をとって、体力はチャージされてるのに、なんとなく心が晴れない…。逆に趣味の時間を持って、心は満たされているのに、睡眠不足で後悔する…。体力と精神の充足度のバランスをとることは想像以上に難しいものですよね。しかし、育児に家事にと毎日忙しいママたちは、もしかしたらとりさんが示すこの2つのゲージにさえも気づかず、心身ともにストレスを抱えてしまうこともあるかもしれません。とりさんの作品には、自分ではなかなか気づけない気持ちや悩みの原因を客観的に漫画で描き、示してくれることで、なんとなく心に閉じ込めていたモヤモヤやイライラを解き放ってくれるのです。■とりさんの漫画が連載スタート!読むだけで心がホッとしたり、元気がでたり、ママたちの心を救ってくれるとりさんの漫画が、ついにウーマンエキサイトに登場!とりさんならではの、「ゆるっとした笑い」と「鋭い気づき」でいかに描いてくれるのか、楽しみで待ちきれませんね。今後のとりさんの作品に乞うご期待!とりさん育児中のママの本音や子育ての不安や悩みを扱った作品がツイッター上で注目を集めるコミックライターさん。ついにウーマンエキサイトで連載決定!●とりさんのツイッター: @torikaworks
2018年12月20日もうすぐクリスマス、親にとっては悩ましくも楽しいプレゼント選びの時期ですね。グラハム子さんの息子くんは今年、初めて「サンタさんへのお手紙」を書くとのこと…いったいなにをお願いするのでしょうか? 人気インスタグラマーグラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイです。こんにちは! 4歳、3歳の兄妹の母、グラハム子です。今年ももう12月ですね。12月といえば…そう、クリスマスです! 若いころも、まぁクリスマスは浮かれポンチだったけれど、子どもが生まれてからはよりいっそう、楽しみな一大イベントになりました。去年までのクリスマスは… このようにサンタさんにお願いをしていましたが、今年は そう、息子が自分自身でサンタさんにお手紙を書くと言ったのです! 息子は現在、幼稚園の年中さん。だいぶひらがなが読めるようになってきました。なので、頑張ってひらがなを書く練習をしています。サンタさんには、ちゃんと自分で書いたお手紙を渡したいのだそうです。クリスマス。サンタさんからプレゼントをもらうのは子どもたちだけれど、きっとサンタ(親)側の方が、たくさん子どもたちから幸せをもらえている気がします。でもここでちょっぴり心配なことが…。息子、今の段階ではまだ象形文字のような、読めない文字を書いています。もしこの状態でサンタさんにお手紙が来たら…。 「一体なにが欲しいのかわからない!」ってこともありえます(笑)初めてのお手紙。きっと私たち夫婦にとって宝物になるんだろうな、と思います。もうすぐやってくるクリスマスが楽しみです。
2018年12月07日つい先日、突然、救急車で運ばれるほど体調を崩してしまったというグラハム子さん。でも夫は仕事中で、実家も遠く頼れないという状況でした。そんなとき、頭に浮かんだ人とは? 人気インスタグラマーグラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイです。こんにちは。4歳息子、3歳娘の母、グラハム子です。ここ最近、一気に冷え込んできましたね。体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。私はといいますと、じつはつい先日、救急車で運ばれる事態が起きました。それは日中、1人で家で仕事をしていたときのことです。 何もしていないのに、突然鼻血が出てきました。「まぁ鼻血なんてすぐ止まるだろう」と思い、しばらく鼻をティッシュで押さえていました。しかし、30分以上たってもまったく止まる気配がなく…。血の出方も「タラー…」とかではなく、「ドバドバ」と言う感じ。気づけばティッシュ1箱を使い切ってしまいました。 とりあえず、まずは救急電話相談(救急車を呼んだ方がいいか相談にのってくれるところ)に電話をしてみました。すると「それは今すぐ救急車を呼んでください」とのこと。思ったよりも深刻な事態だったようです。まず夫に電話をしてみましたが、出ません。わかってはいましたが、夫は仕事中は電話に出られません。また、うちは両方の実家も遠いので頼ることもできません。そんなことを考えているうちに、だんだん貧血になってきたのか、体に力が入らなくなってきてしまい…。「いよいよマズイ」、そう思った私は、少し勇気を出して近所のママ友に電話をしました。 するとすぐにママ友が来てくれました。 さすが同じ主婦なので、私が何もしなくても要望をすべてわかってくれて。救急車に乗るまでずっと付き添ってくれました。病院に着くとまずは鼻血を止める処置をしてもらって(これがすごく痛かった)、少し休んだ後に止血剤をもらいました。くわしい検査は後日で、今日はもう帰っていいということになりました。ひと安心し、先ほどのママ友に連絡しました。こうして結局、車で迎えに来てもらってしまい、この日ママ友には、もう何から何までお世話になりっぱなしでした。本当は家族に頼れればそれが良いのかもしれません。だけど、旦那さんが忙しい、実家が遠い…など、さまざまな理由で家族に頼れない人もたくさんいると思います。そんなとき、側に手を差し伸べてくれる人がいるって、すごくありがたいことです。 結婚して、家を建てて、この地域に住み始めてそろそろ5年。子どもも近所の幼稚園に通い始め、私にもママ友ができてきて…。この環境にも少しずつなじんできた気がします。こうしてだんだんと、第2の地元になっていくのでしょう。
2018年11月30日ゆるかわいいイラストと独自の感性で描く育児漫画が人気を集めるぎゅうにゅうさん。Twitterのフォロワー数は、なんと20万人以上をほこり、ママのみならず多くのファンから支持を集める人気コミックライターさんです。そんなぎゅうにゅうさんが、ブログで公開していた我が子との日々のエピソードに書下ろしのイラストを加えた書籍 『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』 (主婦と生活社)は、いい味だしてる親子の脱力系育児漫画。ページをめくるたびにキュンとする、かわいすぎるイラストに心をつかまれること間違いなし。そして独自の感性で突っ走る娘と愛がだだもれしちゃう母、たまに登場する祖父母と夫が奏でるストーリーは、爆笑必須の内容です。そこで今回は、多くの人がどハマリするほど人気を集める本作品の魅力にズバリせまってみたいと思います。ぎゅうにゅうさん長女・とうにゅうとの日々のエピソードを描いた育児イラスト日記がSNS上で話題に。やさしいタッチのイラストと独自の視点で描かれる育児日記がママのみならず若い女性たちにも大人気。完全無料のコミックサイト 「パチクリ!」 では「ぎゅうにゅう日記 お絵かき主婦のときどきシュールな娘との日々」を連載中。■最強にシュールでかわいい娘「とうにゅう」の生態本書の中心人物として描かれる娘の「とうにゅう」は、うるうる大きなおめめがトレードマークの3歳の女の子。性格は、一言でいえば天真爛漫。だけど、思わぬ瞬間に冷静な顔をのぞかせたり、辛辣な言葉を吐いてみたり、ラブリー時々シュールな変わりやすいお天気のような存在です。愛らしい言動で母ぎゅうにゅうをキュンとさせたかと思えば、突然クールな塩対応でペースを狂わせたり、感性のおもむくまま突き進む屈託のない行動が「とうにゅう」ならではの魅力。無条件にかわいくてたまらない一面と、子ども独特の天使と悪魔が共存するかわいらしく憎らしい姿は、ページを進めるうちに癒しの領域に達していきます。そしてもう一つ、「とうにゅう」の魅力といえば、独特の感性と表現力にあります。豊かな(?)発想力と切り口が、母であるぎゅうにゅうをフリーズさせながらも、その絵づらすべてが笑いを誘ってくれるのです。そんなとうにゅうワールドを物語る一コマがこちら。「キャー!」と単純に怖がる代わりに飛び出す強烈な顔マネ…。一筋縄ではいかないこの感じ、まさにツボ!人間どこかで“かわいい“という言葉を聞くと、自分の手のうちにおさまるか弱い生き物を想像しがちですが、とうきゅうの場合はちょっぴりスケールが違う!自分の感性で突っ走り、もはや母の手にも負えないほどのおさえられない個性が、読者である大人のハートをぶち抜いてくれるわけなのです。 ■愛がはみ出しまくる母娘の胸キュン子育てが癒しすぎる作中では、母ぎゅうにゅうが我が子を愛おしく思う瞬間が何度も描かれています。とうにゅうが見せるふとした行動にキュンとしたり、ちょっぴり冷たくされて落ち込んでみたり、もはや“愛がとまらない”母。とうにゅうを見つめるやさしい視点に、読者の心にまでやさしさが広がり、思わずほっこり癒されてしまいます。そんな母と娘の愛がだだもれエピソードのひとつがこちら。首に腕をからめ、ぎゅっと抱きしめてくれる我が子の感触。幼児独特の甘い香りが心地よく、どこまでも愛おしく、胸がキュンとする母の心情は、想像に難くないですよね。ときにトゲトゲ、イライラしてしまう育児のなかで、確実に愛にあふれ、幸せを感じる瞬間を描いてくれることで、若い女性たちには子を持つことの楽しさを、ママたちには共感と励ましを与えてくれるように思います。■そうくるかっ! 子どもの感性をユニークに描く母の視点とうにゅうの独特な感性と表現力を“子どもらしさ”と単純に切り捨てず、どこまでも拾い続ける母ぎゅうにゅうの視点こそ、本書の核となる重要な存在。普通なら見逃してしまっているかもしれない我が子の言動を大切にストックし、鋭い感性でユニークに描ききっています。他人にとっては、ときに甘ったるく感じてしまう親子愛だって、シュールな笑いをスパイスとして加えることで、胃もたれしない、ちょうどよい甘さに仕上げてくれているのです。なかでも、母親の姿を描いたとうにゅうの独特な視点を切り取った場面。赤ちゃんではなかったみたいですね…(笑)とうにゅうの相変わらずな行動に淡い期待を裏切られ、思わぬ説明に固まる母。静かな間が流れる漫画の後半には、笑いがふつふつとこみ上げてきますね。そんなぎゅうにゅうさんが描くシュールな笑いの世界は、ただ面白いだけじゃなく、子どもが持つ個性へのリスペクトが込められているようにも思うのです。我が子の個性を大切に扱い、型にはめない自由な母の視点。そこには、愛情にプラスされた客観性と我が子への尊敬が、紐づけされているように感じられます。■まだまだ止まらない! 親子で織りなす爆笑シーンの数々ページをめくってもめくっても、笑いが止まらない『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』は、笑いで癒されたい人におすすめの一冊。忙しい育児の合間に、仕事で疲れて帰宅した夜に、ページをめくれば、愉快な家族がいつでも笑いを誘い、心を癒してくれるのです。心地よく笑いの波に乗せてくれるからこそ、一度読めばどハマリしちゃう人続出中。母と娘が織りなす笑いのマリアージュ、最高です!そんな2人のやりとりを描いた一コマがコチラ。残酷な娘と心傷つく切ない母の図。クールで辛辣なとうにゅうとショックを隠し切れないぎゅうにゅうさんの姿がいい味だしてます!本書には、ここでは紹介しきれなかった母娘以外の夫、祖父母、はたまた飼い猫との笑いあふれる爆笑シーンがおさめられています。もっともっととうにゅうのかわいい笑顔が見たい! 母娘のやりとりに癒されたい! という方はぜひ手にとってみてくださいね!■祝・連載決定! ぎゅうにゅうさんからのスペシャルコメント本書ではまだお腹のなかにいた2人目の赤ちゃんを無事出産し、2児の母となったぎゅうにゅうさん。『ぎゅうにゅう日記』を描いていた当時の想いや現在の生活について、さらにウーマンエキサイト連載決定への意気込みについてもお伺いしました。「ぎゅうにゅう日記」は、子供の些細な言動、だからなんだという感じだけど愛おしいこと、めまぐるしい成長のことを忘れっぽい自分が忘れないようにしたいと思い描き始めました。描いていくなかで、見てもらえたり共感してもらえたりすることが日々の励みになっています。2人目が生まれて1年、ずっとてんてこ舞いでいつの間にか時間が経っててあっという間でした。 忙しかったけど見返すと、こんなことがあったと思い出すことができて、描いててよかったなぁと思います。この度、こちらのウーマンエキサイトさんにも記事を寄稿させていただくことになりました。ちゃんと描いていけるかとっても心配ですが、頑張るので見ていただけると幸いです。 『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』 ぎゅうにゅう著(主婦と生活社)1,000円(税抜)ゆるかわいいイラストと独自の視点で描く育児漫画が大人気のぎゅうにゅうさん初の単行本。長女・とうにゅうとの日々を描いた育児日記に書下ろしイラストをあらたに加えて発売中!母と娘が織りなす絶妙なかけあいが爆笑必須の一冊です。●ぎゅうにゅうさんのTwitter: @gyuunyuu_umai ●ぎゅうにゅうさんのInstagram: @gyuunyuu_chibi ●ぎゅうにゅうさんのブログ: ぎゅうにゅう日記
2018年11月28日腐女子を自ら公言し、ヲタ活をこよなく愛するコミックライターのなきりエーコさん。ウーマンエキサイトでの連載 「ヲタママだっていーじゃない!」 では、育児に奮闘する2児の母としてあらたな顔を見せてくれています。そんな彼女が、妊娠発覚から妊婦生活、出産までをつづった「 腐女子な私が。母親に!? 」(KADOKAWA)は、2次元に生きてきた腐女子ならでは独特な感性と笑いに満ちた1冊。母になっても自分らしく生きたいママたちに、励ましのエールを送ってくれるようなエピソードがたくさん詰まっています!エーコさんの腐女子的妊婦生活とは一体どんなものなのでしょうか?なきりエーコさん息子8歳と娘3歳のヲタママ。妊娠コミックエッセイ「腐女子な私が、母親に!?」がKADOKAWAより発売中。ライブドアブログ「ヲタママだっていーじゃない!」でも育児やヲタ活など日々の活動をつづっています。■ヲタ妻と非ヲタ夫! 違いすぎる2人の新生活の幕開け作中の主要人物として登場する主人公の「エーコ」とその夫「ヨーイチ」。骨の髄まで正真正銘のオタクである妻に対して、夫は、趣味のサーフィンをこよなく愛する非ヲタというから、まず驚きを隠せません。そんな何の共通点もない2人が出会い、結婚し、それぞれの趣味を謳歌(おうか)する結婚生活を送っていたところにエーコの妊娠が発覚。不測の事態に衝撃を受ける2人の姿から漫画が始まります。違いすぎる2人だからこそ、認め合い、理解し合おうとする努力をするものの、やはりぶつかるときは、ぶつかる。特に子どもができたことをきっかけに、妻と夫、それぞれの生活スタイルを見直す機会が訪れます。なきり家にもエーコの妊娠を機に、夫婦の争い…というよりヲタVS非ヲタのバトルが勃発します!お互いの趣味への愛が深いからこそ、不介入で決着。しかし、このときのエーコの意志の強さは、今後繰り広げられるオタク魂全開の妊婦生活につながるいえば、納得なのです。■ヲタ妻のちょっぴりズレてる妊娠生活妊婦になってもなにひとつブレないエーコですが、そのちょっぴりズレた感性こそが、独特だけど愉快なオタク妊婦生活を繰り広げる源のようなもの。妊娠中に受ける検査の痛みをBL(ボーイズラブ)妄想で乗り越えようとしたり、赤ちゃんにいいというクラシックCDの代わりにかの有名なゲームのオープニングテーマ曲を採用したり…。妊婦生活をこれほどまでにオタク色で彩るエーコの腐女子パワーには、ページをめくるたびに驚かされます。そんな独特な妊婦生活を楽しむエーコの姿を描いた一コマがこちら。上級者レベルの妄想力!!おなかが大きくなって過ごしにくくなる妊婦の苦労も、こうやって自分なりの楽しみを見つけて乗り越えるとは、さすがエーコのなせるワザですね。本書のなかには、そんなオタクならではの笑える妊婦エピソードがたっぷりおさめられています。 ■オタク力を本領発揮! 妄想で乗り切る出産そして、いざ出産という場面でも、持前の妄想力で乗り越えようとするエーコ。実は、予定日を2週間前にひかえた検診日に「赤ちゃんが大きすぎて産道を通れないかも」という理由から、お医者さんから自然分娩か帝王切開の選択をせまられ、帝王切開で出産することを決めます。下半身に部分麻酔をして、手術台にあがり、手をベルトで拘束される様子をみて、エーコの頭のなかにわきあがった妄想とは?まさか仮面ライダーを連想するなんて、そんな発想にだどりつく妊婦さんがほかにいるでしょうか?(笑)さらに、術前に行うつらいカンチョーさえも妄想の材料にする姿は、読者を決して裏切らないオタク道を貫いてくれています。しかし、お得意の妄想に救われたのは、出産したほんの数時間後まで。麻酔がきれたあとの子宮が収縮する痛みには、さすがに効力を発揮しなかったようです。■母でも「私」らしく生きる腐女子の道無事退院し、自宅でのお世話に追われるエーコですが、さすが以前のようなオタク生活には戻れないのが現実。しかし徐々にわが子が落ち着いて眠れるようになると、大好きなゲームを復活させ、相変わらずなブレないオタク姿を見せてくれるエーコなのです。そんな変わらない何かを持ち続ける姿は健在。母となったエーコがその後、趣味と育児をどのように両立しているか気になるところですが、その様子はあとがきにてしるされています。以前のように同人誌のイベントに参加することが機会がぐっと減ったこと、しかし、ライダーものや戦隊ものにドハマリする息子と趣味を共有することで、あらたなヲタ活の範囲が広がっていることがつづられています。母になったら、何かをあきらめたり、我慢して当然という厳しい意見を向けられることもありますが、家族を幸せをするためにも、母親自身が幸せでいることは、実はとても大切なこと。自分を犠牲にするのではなく、どんな状況も、積極的に楽しむスキルを身につけること、そして母になっても“自分”をおりない勇気を持ちづつけることを、本書は教えてくれるように思います。■なきりエーコさんからのスペシャルコメント!今では二人のお子さんを育てるママとなった“エーコ”ことなきりエーコさんに、初々しいプレママ~ママ1年生時代をつづった「腐女子な私が。母親に!?」について、スペシャルコメントをいただきました! 『腐女子な私が、母親に!?』 なきり著(KADOKAWA)1,000円(税抜)第28回コミックエッセイプチ大賞受賞作! カフェイン禁止、夜ふかし禁止、同人イベント禁止…妊婦生活は、オタクには厳しすぎます!? 結婚以前も以後も変わらず同人イベントは毎月出る! そんなバリバリオタクの私が、思いがけず妊娠…!? 腐女子の爆笑エピソードから妊娠・出産お役立ち情報まで!産婦人科の先生からのアドバイスも掲載!●なきりエーコさんのブログ: ヲタママだっていーじゃない! ●なきりエーコさんのツイッター: @nakiri_aik ●なきりエーコさんのウーマンエキサイトの連載: ヲタママだっていーじゃない!
2018年11月23日ときに過酷なきょうだい育児さえも、爽快な笑いに変え、世のママたちに癒しと励ましを与え続ける人気コミックライターtomekkoさん。インスタグラムでは多くのフォロワーを持ち、ウーマンエキサイトでの連載 『笑いあり涙あり 男子3人育児』 も公開されるたび、大反響を得ています。そんなtomekkoさんのインスタグラムでの作品に描き下ろしイラストを加え書籍にまとめたのが、 『きょうだい観察記』 (赤ちゃんとママ社)。育児についてはもちろん、夫とのなれそめ、出産、母としてのtomekkoさんの想いをつづった大充実の1冊です。そこで今回は、ページをめくるたびに笑いがとまらず、そして心がじんわり癒されていく本書の魅力を思う存分皆さんにお届けしたいと思います。tomekkoさん神奈川県在住。現在6歳のおっとり長男と2歳のもっちり次男に加え、2018年5月に生まれた三男を育てる3兄弟の母。育児の合間にこそだて絵日記をインスタグラムに公開するや、多くのママたちから共感を呼び、いまやフォロワー16万人以上の人気コミックライター。■辛いも楽しいも全部つまった母の愛情日記現在、フリーのライター、イラストレーターとして活動するtomekkoさん。実は、上の子が3歳になるまでは、ワーキングマザーとして会社と保育園、自宅をあわただしく往復する日々を送っていたそう。毎朝なだめる余裕さえもなく、引きずるように息子を保育園にあずけ、毎日お迎えの時間にピリピリ…。子どもが体調を崩せば、自分主催の会議であっても途中退席して帰宅せざるを得ないという働くママならではの洗礼を浴び、心も体も常にギリギリラインだったと振り返ります。会社と家族、どちらにも罪悪感が増すなかで、tomekkoさんが大きな決断するきっかけとなったのが、息子の幼いながらの訴えと夫の一言。「幸せは電卓たたいても計算できない」夫の力強い言葉に背中を押され、tomekkoさんは会社を退職することを決断します。そして同時に、長年の夢だった「絵を描く」という道に進むことを心に決めるのです。育児記録を兼ねた趣味の育児日記は、あっという間に話題になり、今や人気コミックライターとして活躍するtomekkoさん。本書のなかにおさめられている作品では、何気ない育児の現場を圧倒的な笑いでもって描いています。しかし笑いと同時に感じるのが、母が子に向ける無限大の愛情。写真には残せないこの一瞬を切り取り、決して後戻りできない時間を大切に刻んでいく母の愛が本書の根底に流れているからこそ、なぜか読者の心もじんわりと温まるのです。■個性上等! 違いすぎる兄弟育児を楽しむ母の目線本書の主要人物として描かれるのが、“おっとり長男”と“もっちり次男”の2人の兄弟。全く異なる2人のキャラクターが各々の個性を全開に発揮し、ときに母を振り回す姿はきょうだい育児では、あるあるの場面なのかもしれません。しかし、本書の2人の場合、何よりそのキャラの立ち具合と対極さ加減がとにかくすごい!おっとり、慎重派のピュアボーイ長男くんと、豪快かつ食べることには果てしなく貪欲なビッグな次男。兄弟の性格が違いすぎると、単なる母の都合や主観でどちらかを正解・不正解でジャッジをしてしまいがちなのですが、tomekkoさんはひとあじ違う!2人の個性をフラットな目線で眺め、その違いさえもとことん楽しんでいるようにもみえるのです。兄弟に優劣をつけるのではなく、2人の持ち味を引き出し、それぞれを認める母の目線。ありあまるほどの個性を笑いで包み込み、思う存分わが子を描き切る母の筆力には、思わず心揺さぶられてしまうほど。そして、知らぬ間に備わっている“自分”という素質を自由にたずさえ、のびのびと成長していく長男次男2人の姿は、なんともたくましく、いとおしさすら感じます。■“ロマンチックが止まらない”乙女な長男くんとにかく発言がロマンチックで、その感性に乙女が宿っているかのような長男くん。ホタルを見ては、「お星さまでできてるのかなぁ?」とつぶやいてみたり、保育園の交流体験でおとずれた中学生のお姉さんに「好きなお月さまの形は何ですか?」と質問してみたり、本書内でも「おっとり長男語録」として数々の名言が紹介されています。なかでも、母乳の役割を終えた母のおっぱいに向けた長男くんの言葉。いや~、母にはしみる言葉ですね。もはや夫の口からも聞かれなくなる甘い言葉を発する長男くん、最高に癒されます。さらに本書におさめられた、豪快な弟くんにたまに悩まされながらも、兄として愛情を見せる2人のやりとりは、ほっこり心温まること間違いなしです!■わが道を行くビッグベビーな次男くん対して、食に貪欲な食欲魔人のもっちり次男くん。なにごとも体当たりで、踏まれても立ち上がるほどの圧倒的なたくましさが光る存在!母でさえも驚く、そのパワーと食欲は、とどまることを知らないレベルなのです。家族が食事中、食卓をくまなくチェックして、食べたいものを要求する”食卓監視員”と化したり、はたまたお友達がママにゼリーを食べさせてもらっている後ろに順番待ちのように並んでみたり…。コントのような次男くんの行動に、ページをめくるたび、大笑いさせられます。そんないつも前のめりで、行動の一つ一つがなんだか笑える次男くんのエピソードは、本書には目白押し。次男くんらしい独特な動きや行動は笑いを誘うものばかりですが、何より母tomekkoさんの視点や切り口が秀逸なのです。そんなとある日の次男くんを描いたイラスト。シュールすぎて、もう笑うしかないですよね。まさかの「極妻」切り口。パジャマや腹巻、おもちゃの包丁が微妙なバランスで、“ちっさい極妻”を作り出している様がなんとも滑稽に描かれています。そのほかにも、長男を抱っこしていると近づいて円陣を組みに来たり、持ち主の兄がいない間に大事なおもちゃの剣の刃先をこっそりなめる必殺仕事人風の姿などなど、ここではご紹介しきれない珍エピソードが本書では思う存分楽しめます。■大変な分だけ幸せをかみしめられるのも母の特権きれいごとだけでは語れないのが、育児。子どもとの日常に幸せを感じつつも、同時に一筋縄ではいかない育児に落ち込んだり、ぐったり疲れてしまうことだってあります。本書のなかの母tomekkoさんも、数々の事件に巻き込まれ(?)ながらも、怒涛のような毎日を必死で乗り越えていく姿が育児をするママたちにとっては、共感を覚えるもの。大変すぎて、いちいちすべてを記憶できないくらい日々色んな事件が勃発するのですが、その苦労の裏には、母ならではの幸せがたくさんつまっています。そんな母のうれしい悲鳴を描いた一枚がこちら。何をしていても、どこにいても、常にママを求めてやってくる子どもたち。“始終からだのどこかに子どもの存在を感じる”とtomekkoさんが表現するように、わが身の一部と化したようなわが子の存在に悩まされつつ、幸せを感じるのも母の特権でもありますよね。本書は、母が日々かみしめる幸せを大切に拾い集め、笑いとともに贈る子どもの成長日記。どの家庭でも起こっているような一見当たり前な育児の光景のなかには、笑顔や幸せをもたらしてくれる大切な宝物がたくさんちりばめられているということに思わず気付かせてくれるような一冊なのです。■tomekkoさんからのスペシャルコメント『きょうだい観察手帳』で待望の書籍化を果たしたtomekkoさん。現在のお気持ちやその後の子育てについて伺いました。この本が世に出た後、わが家は家族としての大きな節目を迎えました。三男の誕生です。可愛くて癒されて…赤ちゃんのお世話はたまらなく幸せ。だけど、それに伴い今まで以上にインスタ映えしない…どころか、目も当てられないドタバタな日々を怒涛のように駆け抜けております。平日の夕方なんてもう、自分がもう1人か2人、なんとかして細胞分裂できないかと切に願うほど。3人全員泣いたり怒ったり大騒ぎで、もうこのまま泡吹いて卒倒するんじゃないかという瞬間が何度もあります。それでも意外にも前向きに毎日が楽しいと思えているのは、やっぱり育児絵日記を描いて、そしてそれをたくさんの方に見ていただいて笑ったり共感したりしてもらえているからです。三男のお世話をしていると、よく「あぁ、次男もこれやってたな。絵日記にはあんな風に描いたな…」と嬉しく振り返ることがあります。同時に、「長男の時はどうだったかな、あぁ、長男が生まれた時から描いていたら良かったなぁ!」と悔しくもなります。単純に時間が経って覚えていないだけではなく、毎日山のように撮り続けていた写真よりも、ワタシの場合は実際の様子を自分のフィルターを通して絵にした方がしっかりと心に焼き付いているんですね。楽しいこと、可愛かった様子はもちろん、時には失敗談や育児の愚痴、悩みなど、ちょっと時間を置いて描き出すとなぜか笑いに変えられる育児絵日記は、ワタシの心の支えです。将来の子どもたちというよりも、むしろ彼らが子育てする立場になった時にこそ、パートナーといっしょに読んでもらいたい、なんて思いながら描きためています。おっとり、もっちりときて、今のところ「すっきり」な三男の登場も増えてきたわが家の日常風景を、これからも楽しんで見守っていただけたら嬉しいです。 『おっとり長男 もっちり次男 きょうだい観察手帳』 tomekko著(赤ちゃんとママ社)1,000円(税抜)Instagrmで16万人以上のフォロワーをもつ、tomekkoさんの人気の育児絵日記が待望の書籍化! ! 主人公は、5歳のおっとり長男と1歳のもっちり次男。真逆な性格のきょうだいが繰り広げる日常を、母であるtomekkoさん目線で描いた、たまらなく愛しい日々の観察記です。コラムやマンガ、絵日記レッスンなど今回の書籍のためだけに描き下ろしたイラストもたっぷり収録しています。●tomekkoさんのInstagram: @tomekomet ●tomekkoさんのブログ: tomekkoの凸凹(でこぼこ)きょうだい観察記 ●tomekkoさんのウーマンエキサイトの連載: 『笑いあり涙あり 男子3人育児』
2018年11月16日■集団生活では避けられない? こわい感染症幼稚園に通うようになって、とにかく病気をもらってくるようになった息子。お約束のごとく、園内ではやっていた胃腸炎をGETしてきました(涙)■胃腸炎への対処法を実行! すると…?でも、以前から胃腸炎の対処方法を調べていたので、とにかく「吐しゃ物を隔離&排除」しました。夜だったけど布団を干し、シーツも干し(雨でなかったのが幸い)、洗ったときに使ったゴム手袋、マスクはシーツを入れていたごみ袋に入れて捨てました。親にうつって一家全滅は避けたかったので、とにかくマスク&使い捨て手袋で頑張った結果、なんとか息子だけの感染ですみました。息子も軽い症状だったのが幸いしたのかもしれません。これからの季節、インフルエンザや溶連菌などの感染症が怖いので、手洗いうがいを念入りにしていきたいと思います。=========================================本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。=========================================
2018年11月16日ウーマンエキサイトでも人気の内野こめこさんの書籍『うちのこざんまい』の第3弾が発売されました。ブログで人気の4コマやコミックエッセイに加え、書き下ろし50ページを含む、大充実のボリュームです。今回は、内野家に次男シンくんが誕生し、2人育児の大変さや、兄弟ならではの胸キュンなエピソードが語られます。内野こめこさん海沿いの田舎生まれ。長男が生後半年のころから、ほぼ毎日の記録をつづったブログ「うちのこざんまい」が絶大な人気をあつめる。好きなものはカフェオレとネコ。ブログ: Instagram: Twitter: ■長男コウくんと次男シンくんの気になる関係性は…?「2人になると2倍かわいい!」と言われる2人育児ですが、その反面、上の子の赤ちゃんがえりがあったり、昼夜関係なく授乳やおむつ替えに追われたり…。大変さも2倍(いやそれ以上かも!?)と聞きます。長男のコウくんは「うちのこざんまい」の2巻でも描かれていたように、内野こめこさんの妊娠中から「自分のことは自分でやる」「泣かない、ぐずらない!」と、弟の誕生を楽しみに、とても頑張っていました。そして、今回の「うちのこざんまい」3巻では、内野家に待望の次男シンくんが誕生! 長男コウくんとの関係はどうなるの? と、気になるところです。でも、心配は無用だったようですよ。このとおり、シンくんは、弟コウくんを溺愛! 沐浴などのお世話も積極的に、ポジティブに参加しているようです。それにしても、子どもが赤ちゃんのお世話をしている姿って、なんでこんなに微笑ましいんでしょうか? 心が温まるエピソードです。このように、コウくんには最初のころ、赤ちゃんがえりのような言動がほとんどみられなかったそうです。 弟のことを溺愛しているお兄ちゃん! だけど…?そんなコウくんでしたが、まだまだ4歳。やっぱり頑張りにも限界があります。そして、ある日の食事中、こんなことが起こったそうです。お友達のママからも「ママの言うことをちゃんと聞ける子」といわれるコウくんが、食器をわざと落とした…。いきなりの状況に、内野さんも、産後のサポートにきていたおばあちゃんも驚きます。そして、一度は「もう食べなくていい」と食事を下げる内野さんですが…。いままでもそうしてきたように「行動の奥の真意」を探ろうと尽くします。「うちのこざんまい」が全国のママたちから圧倒的に支持される理由のひとつに、こういった内野さんの考え方や子育ての悩みが、正直に、詳細に描かれているところがあるのではないかと思います。子どもがなにを伝えようとしているのか、いまどんな状況に置かれているのかをじっくり考える内野さんの姿に、読んでいる側は、いつも胸を打たれるんですよね。このときのコウくんの行動は赤ちゃんがえりのひとつで、その後もたびたび、内野さんを悩ませます。でも、そんな赤ちゃんがえりの行動も、心が成長していっている証。「ちょっとずつ、ちょっとずつ」と、コウくんを急かさないよう、自分に言い聞かせている内野さんが印象的です。2人育児だからこそ! キュンとするエピソードも満載でも基本的には、弟シンくんのことが大好きなコウくん! シンくんのほうもお兄ちゃんが大好きで、なんでも真似っこしているのだそう。この使命感にあふれた表情がたまりませんね。コウくんはなにをするにも一生懸命で、そのけなげさが「うちのこざんまい」の中でも存分に発揮されているので、ぜひ本書でご確認を!今回の書籍では4~5歳のコウくんのようす、0~1歳のシンくんの様子がそれぞれ描かれています。その年齢ごとのかわいさや面白さがあって、「子育てって本当に奥が深いな~」とあらためて思える内容になっていますよ。このほかにも、コウくんとシンくんの仲良しエピソードがたくさん描かれています。もともとの長男コウくんのやさしい性格もあると思いますが、コミックエッセイを通して読んでいると、内野さん夫婦の子どもたちへのフォローもよく考えられているなあと思います。 ■コミックを超えた「実用育児漫画」と呼ばれる理由例えば「お兄ちゃんだから」とがまんや責任を強いない、次男からの好意を代弁するなど…。兄と弟の関係性を保つためにはどうしたらいいのか、夫婦で話合っている様子が見て取れます。すべてのケースがこれでうまくいくというわけではないと内野さん自身も語っていますが、「うちのこざんまい」がコミックエッセイを超えた「実用育児漫画」と呼ばれる所以は、ここにあるのかもしれません。幼稚園に入ってから環境の変化で5月病になってしまったコウくんのエピソードや、いきなり訪れたシン君の断乳エピソードなど、育児で起こりうるさまざまなシーンと、内野さんなりの対策や考えがしっかりまとめられているのです。内野さんが次男シン君を出産した後だからこそ振り返ることのできる「過去の自分へのメッセージ」も、育児をがんばるすべての人に読んでほしいエピソードです。■内野こめこさんからのスペシャルコメント!最後に、内野こめこさんに『うちのこざんまい 2人育児の波に乗れ!』出版後の今のお気持ちを伺いました。今回なんと3冊目を出すことが出来ました。いつも読んでくださり応援してくださる皆様、本当にありがとうございます! 今回はシンが生まれてからのコウの変化、コウとシンの性格の違いなどはもちろん、1冊目から見たときの私自身や家族の変化にも気付いてもらえたら嬉しいです。楽しんで読んでいただけますように!! (内野こめこ)2人育児まっただ中の人も、これから2人育児を迎える人も、だれもが楽しく読めて子育てのヒントもたくさんもらえる1冊になっています。 『うちのこざんまい 2人育児の波に乗れ!』 内野こめこ著(KADOKAWA)1,188円(税込み)育児の数々のヤマ場をのりこえてきた内野こめこさんが、第2子を出産! 長男の赤ちゃんがえりや次男の頻回授乳など、激動の2人育児を垣間みることのできる一冊です。長男次男の関係性を作るために気づかっていること、心理学の先生の話を聞いて感じたことなど、描き下ろし作品も充実。大人気シリーズの第3弾です。●内野こめこさんのウーマンエキサイトの連載: 『うちのこざんまい 』
2018年11月09日若いころは、泣き続ける子どもが不思議だったけど…。出産後、価値観が180度変わったというグラハム子さんが出会ったある出来事とは。人気インスタグラマーグラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイです。■出産で価値観ががらっと変わった!若いころ、私は子どもが好きでもなければ嫌いでもない、まぁいわゆる普通の人でした。たまにレストランや電車など、公共の場で泣いている赤ちゃんを見かけると、不快とは思いませんでしたが なんて思っていました。しかし実際に自分が子育てをしてみると… 子どもを産む前と産んだ後では、価値観が180度近く変わりました。「育て方の違いで、『泣く子になる』、『泣かない子になる』」なんてこともありませんでした。わが家の場合、上の子も下の子も同じ環境で同じように育てていますが、上の子の方が圧倒的に泣きます。きっと育つ環境よりも、生まれ持った性格もあるのだと思います。■レジに並んでいるとき…子どもが急に泣き出した!ある日、まだ赤ちゃんだった2人を連れてスーパーに行ったことがありました。買い物は順調にできたのですが、レジに並んでいる最中に 上の息子が突然泣き出してしまいました。でも、この状況で抱っこはできないし、だからと言って今レジを抜けるわけにもいかない。「泣かないで。お買い物が終わったら抱っこするからね。もうちょっとだからね」泣いている息子に、そう繰り返し言うしかありませんでした。もう、まわりの人の目も気になるし、申し訳ないし、恐縮してその場がものすごく長く感じました。そんなとき…。 後ろに並んでいたお客さんが笑顔で話しかけてくれました。するとレジの方も スーパーのキャラクターのシールをくれました。息子はシールを受けとったあとも泣き続けていたのですが、それを見てまた、「元気だ、元気だ」と笑ってくれました。 最後まで泣き止ませることはできなかったけれど、まわりの方が笑顔で話しかけてくれたことで、気持ちがグッと楽になりました。また、まわりで笑顔で暖かく見守ってくれていた方もいて、それにもすごく救われました。■子育てを見守ってくれている人がきっといますこのとき以来、外で赤ちゃんが泣いて困っているママさんを見かけると、必ず笑顔でいるようにしています。本当は「大丈夫ですよ」と声をかけられれば一番なのかもしれませんが、なんせ私はコミュ障なもので…。話しかけられていないのにこちらから話しかけるのは緊張してしまいます(もし「すみません」と話しかけられたら、もちろん「大丈夫ですよ」とお返しします!)。なので少しでもママさんの気持ちが楽になるよう、あたたかいオーラをかもし出すようにしています。 子育て真っ最中のママさん、外で赤ちゃんが泣いてしまっても、そんなに恐縮しないでください。声はかけらなくても優しく見守っている人、応援している人、きっといっぱいいるはずです。\おかげさまで2周年/ WEラブ赤ちゃんプロジェクト ~赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たち、集まれ!~公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを、温かく見守っているという人たちのポジティブな思いを可視化するために、ウーマンエキサイトが立ち上げたプロジェクト。公式サイトではワンクリックで賛同できだけでなく、温かいコメントが4000件以上も集まっています。賛同や応援の声はこちらから
2018年11月02日長男の出産後、ちょっとでも不安なことがあると「ネット検索の鬼」となっていたという鈴木し乃さん。当時は、公共の場で赤ちゃんが泣いてしまうと思うと、外出する勇気もなく、家にこもりがちになっていたそうですが…?■赤ちゃん連れの移動に緊張しすぎて…私が長男を出産したころ、ちょうど「満員電車でのベビーカーに対する賛否両論」が巻き起こり、盛んに議論されるようになった時期だった(ような気がします)。ちょっとでも不安な事があると、即「ネット検索の鬼」と化していた私は、批判的な意見やバッシングにばかりに目が行きがちとなり萎縮していました。とても赤ちゃんを連れて気軽に公共交通機関を利用する気になれず、家にこもりがちに…。初めて電車に乗ったのは息子が生後6ヶ月のとき。そして、過度の緊張で疲弊し、翌日は寝込んでしまった。■新米ママの視線は半径1m。他人の視線が痛い…だから、あくまで“あのときの私”が基準だが、公共交通機関を利用する新米ママが「赤ちゃんが泣いてしまったらどうしよう」と常にハラハラしているのを知っている。新米ママが周囲を気づかいをしまくっていることも知っている。でも、赤ちゃんの様子が気になりすぎて、正直あまりまわりを見れていないことも知っている(視界はせいぜい半径1mくらいだと思う)。「赤ちゃんは泣くのが仕事」と頭ではわかっていても、いざ赤ちゃんがグズろうものなら…。その心境も知っている。■赤ちゃん連れのママを応援している人はきっとたくさんいる!だから、私は赤ちゃん連れを見かけるたびに、心の中でエールを送ります!すぐ隣で泣き出した場合でもないかぎり、声かけなどの特別なアクションは起こせないと思うが、とにかく心のエールを送りまくる。もし隣でグズりだしたらどうアクションすれば良いのか、ときどき考えたりしています。でも、そういう人って「私以外にも少なからずいるんじゃないかな?」とも思っています。公共交通機関はいろいろな状況・いろいろな事情の人が利用する。当然、赤ちゃんだって、そのひとり。新米ママも不安少なく、気軽に公共交通機関で赤ちゃんとの時間を過ごせるようこれからもエールを送ります!\おかげさまで2周年/ WEラブ赤ちゃんプロジェクト ~赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たち、集まれ!~公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを、温かく見守っているという人たちのポジティブな思いを可視化するために、ウーマンエキサイトが立ち上げたプロジェクト。公式サイトではワンクリックで賛同できだけでなく、温かいコメントが4000件以上も集まっています。賛同や応援の声はこちらから
2018年10月30日どんなハードな育児の場面でさえ、ユーモラスな切り口で笑いに変え、育児ママたちの癒やしや共感を集める荻並トシコさんのコミックエッセイ。ウーマンエキサイトで連載中の「 荻並トシコのどーでもいいけど共感されたい! 」でも、思わずクスッと笑えるエピソードが盛りだくさん。「育児のあるある」から「まさかの出来事」まで、独自の感性で面白おかしく描ききっています。そんな荻並さんが注目を集めるきっかけとなったブログの作品を書籍にまとめた 「トシコ、母になる。」 は、当時2歳だった息子のハルくんとの日常を描いた痛快コミックエッセイ。乳児と幼児の間を行ったり来たりする2歳児ならではの難解な子育てに共感しつつ、もらい笑いが止まらない一冊です。そこで今回は、荻並ワールド全開の「トシコ、母になる。」の魅力に加え、ストーリーやタイトルに込められた荻並さんの思いをお届けします。荻並トシコさん東京都杉並区在住。4歳差の男の子と女の子、2児の子育て奮闘中。出産をきっかけに「息子の様子を描きとめたい!!」と個人ブログで漫画を描き始める。「auヘッドライン」のエンタメランキング第1位、月間250万PV超の育児4コマ漫画をまとめた「トシコ、母になる。」(三才ブックス)を販売。auヘッドラインにて「トシコ、母になる。」連載中。■“人に話すほどではないけど、忘れたくない…”、そんな育児の日常を描くそもそも荻並さんがブログで漫画を描き始めたのは、家族や友人に向けて、日々のハイライトを発信するためだったのだとか。人に話すほど特別なことではないけれど、自分にとっては意味のある育児の日常を忘れず残しておきたいという想いを込めて、漫画を描き続けていたといいます。確かに育児は小さなことの積み重ね、思い通りに進まないことだって山ほどあります。そんなつらいことも、楽しいことも泣いて笑って自分らしく乗り越える荻並さんの姿には、励まされるような気持ちにさえなります。そして作中の母トシコとイヤイヤ期真っ盛りの2歳の息子ハルくんとのやりとりは、いつもシュールな笑いにあふれています。例えば、卒乳に向け、徐々におっぱいを制限していた時期に体験した電車内でのエピソード。「パイ」あぁ~まさに母にとっては赤面もののシーン。「もし自分だったら…」なんて思うとおそらく、いや確実に笑えないであろうシチュエーションも、荻並さんの手にかかれば、泣きたくて格好悪い母の姿がなんともおかしくも愛おしく見えるのが不思議。「もう勘弁してくれ~」な母の心の叫びをユーモラスな切り口で描いてくれることで、つらい子育ての瞬間を笑い飛ばせる心の余裕を与えてくれます。 ■タイトルに込めた想い、「母になる。」で変わったこと世間の母親像にしばられない、あくまでマイペースな子育てを実践する荻並さん。しかしそんな彼女にも母親になったことで自分の中である変化が生まれたといいます。それが、母になって確実に優しさが増したことだったそう。産後すぐには、産まれたばかりの息子を抱いては泣き、外国で10人亡くなったという新聞の見出しで泣き、まさに母性のインフレ、優しさのインフレを起こすほどの異様なモードに…。通常の精神状態に戻ってからも、「皆、母から生まれた」という大前提で世界を見られるようになったことで、“優しさの一定値を引き上げる”ことにつながったといいます。そんな今の自分の姿を“ちょっといいな″と感じていることから、あらためて母になった実感を込めて「トシコ、母になる。」というタイトルをつけるにいたったそう。一人の女性から母へ、守るべきものが増えたことで、背負う責任はときに重たくも感じるけれど、人として成長する機会を与えられたことで、母になったことへの喜びと感謝を感じる荻並さんの想いが伝わってきますね。そして、母になって変わったことはこれだけにはとどまらず、ププッと笑えるエピソードとしても描かれています。「夜の外出」「もうこれ、自分のことみたい!」と笑わずにはいられないママたちもいるのでは?育児がつらくて、もう逃げ出したいと思うことだってあるのに、夜のフリータイムをせっかくもらっても、口ずさむのは、すっかり耳慣れた育児ソングなんて…。母になって変わることは山ほどあり、ときに失なったものに目がいくこともあるけれど、そんな母の姿をシュールにおかしく描いてくれることで、笑いと共感で心が救われることがあるんですよね。■イヤイヤ期の言動…「うちだけじゃないんだ!」に救われる本書の面白さを引き立たせてくれるのが、何といっても2歳男児のハルくん。イヤイヤ期全開のその行動に母トシコも頭を悩ますことばかり。しかし、トシコとハルくんのやりとりを眺めていると、なぜか不思議と心が軽くなるんですよね。なぜか…!? その理由はきっと、「これってうちだけじゃないんだ」っていう安心感にあるのではと思います。まずは最強2歳児のこんな一コマ。「多彩」特にイヤイヤ期真っただ中の子どもを持つママたちなら、ハルくんの行動は「やめて~」の連続のはず。なのに、不思議と笑えるうえに、普段のわが子の謎の言動がひも解かれ、読み進めるうちわが子に対する愛おしさがじんわりわいてくるんです。育児で八方塞がりになると、ついほかの子と比べて、「なんでうちの子は…」みたいにネガティブな気持ちになったりするもの。自分の子以外は、なぜかおとなしく、いい子に見えてしまうことってあるんですよね。まるでわが子だけが、“ダメな子”みたいに感じることもあるけれど、現実は決してそういうわけじゃない。ただ毎日必死で子育てしていて、ふと周りが見えなくなっただけ…。そんなときに、ページを開いてトシコとハルくんのやりとりを見ていると、「そういえば、うちの子も同じようなことしてたな~」なんて、わが子を引きで見られることで、ママの心がすっと軽くなるんです。■つい忘れがちになる…幼きわが子との「いま、このとき」「トシコ、母になる。」では、見慣れたはずの育児の場面が荻並さんのフィルターを通して描かれることで、まるで子どもとのやりとりを追体験しているような感覚に陥ります。日々育児と格闘し、泣いて、笑って、子育てしているトシコの姿はちょうどあの日、あのときの自分のよう。だけど、ただつらいと感じるだけで、果たしてトシコのように子どもと正々堂々と渡り合い、大切な時間として刻んでいるのだろうか? なんて、思わず自問したくなるんですよね。日々の育児に追われて、つい忘れてしまう大切なことも、トシコとハルくんの日常が教えてくれるような気がします。本書にもトシコとハルくんのほほえましい一コマがおさめられています。「フォロー」思い通りにならなくてイラッとすることもあるけれど、子どもながらに精一杯の気持ちを込めて、ママを元気づけたいという想い。ハルくんなりにフォローする姿は、かわいすぎて、笑わずにはいられませんが、ほんわかやさしい気持ちになれるエピソードです。育児はもちろん大変なものだけど、「飾らず、自分らしく、子どもと楽しもう」という気負いのないメッセージが本書のなかにはたくさんちりばめられています。■荻並トシコさんからのスペシャルコメント!最後に、「トシコ、母になる。」上梓から2年を経た荻並トシコさんに、今のお気持ちを伺いました。発売から2年越しのご紹介ありがとうございます!!このあと、2人目が産まれたりなどしていて、物理的には今の方が忙しいのですが…この1人目が2歳頃のときの方が、初めてのことだらけで精神に余裕がなかったな~と思います。自分自身を面白おかしく描くことで、なんとか平静を保ってきたのかも?(それは今もか?)今読み返すと、当時はこんなこと考えていたんだ!! ぎゃー恥ずかしいー!! ということのオンパレード…息子2歳のときの記憶の冷凍保存であり、積極的に開けたくないけど捨てられはしないタイムカプセルみたいな、そういう存在です。けっして、美しい内容ではありませんが、みっともない所も含めて真剣に取り組んだ1冊です!!ぜひ手にとっていただいて、私の状況に共感できる方はハラハラしながら、そうでない方は、鼻で笑って読んでいただけたらと思います。追伸:特に2歳過ぎても卒乳していない人にオススメです!! 『トシコ、母になる。』 荻並トシコ著(三才ブックス)1,080円(税込)「うちのことかと思った!」「もらい笑いした!」「ゆるっとした育児にホッとした」背伸びナシの母子のドタバタ日常劇に、クスッと笑って癒やされるママが続出! 「auヘッドライン」のエンタメランキング第1位、月間250万PV超の育児4コマ漫画が、書き下ろしやエッセイを加えて待望の書籍化。●荻並トシコさんのブログ: 荻並トシコのブログ ●荻並トシコさんのウーマンエキサイトの連載: 『荻並トシコのどーでもいいけど共感されたい! 』
2018年10月26日鈴木し乃さんの娘さんのイヤイヤ期は、ヒステリー爆発系! 一度爆発すると手のつけられない娘さんのために編み出した気持ちを落ち着ける方法とは? イヤイヤ期にまつわるコミックエッセイです。■どうにも止まらない爆音対策とは?娘のイヤイヤは「ヒステリー爆発系」。母の言葉など聞く耳持たず、抱っこしても優しい声かけでも、どうにも止まらない耳元での爆音泣き....。「とにかくいったん落ち着いてくれ!」というときの、私の鎮火方法はこれです。わが家の娘の場合「お母さん以外」のモノの言葉は、ビックリするくらい素直に受け入れてくれます。いずれやってくるであろう反抗期もこの手でいくか…いや、いつかお母さんの言葉も聞いてくれる日がくると信じています!
2018年10月26日どの子にもおとずれるというイヤイヤ期。育児書を読んで、その内容を取り入れてみようとしたグラハム子さんですが…。人気インスタグラマーグラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイです。■だれもが通るイヤイヤ期。育児書の意見に納得するも…2歳ごろになると多くの子におとずれると言われているイヤイヤ期。わが家の子たちも例外なくイヤイヤを発動しました。 参考になればと思い買った育児書には、こう書いてありました。「イヤイヤ期は自我の芽生えなので、できる限り子どもを尊重してあげること。例えばボタンがうまくかけられずに泣いていたら、親がやってしまうと『やりたかったのにー!』と逆効果になることもある」これを読んで、「なるほど」と納得した私。さっそく、この考え方を取り入れて生活することに。しかし実際は…。 時間に追われ、育児書のようにはうまくいかないことも多々ありました。きっともっと私が時間に余裕を持って行動すれば良いのだとは思います。しかしがんばってはいるけれど、小さい子がいて余裕を持つのって、なかなか難しい。そんなとき、ふと見ていたテレビで私と似たような悩みを持つ母親がいました。■「どこまで子どもを尊重するのか」と悩んだときにそして、それに対しての意見は「育児に正解はない」なんて言葉を聞きますが、「まさにそれだな」と思いました。ケースバイケースで、時と場合でいろいろな対応の仕方がある。ときには子どもの気持ちに反したり、怒ってしまうこともあるけれど、いつだって母は子どもの事を想っているのです。わが家の現在3歳になったばかりの下の娘も、まだイヤイヤ期の最中。娘の気持ちを優先できるときは、なるべくするようにしているし、できないときは、やっぱりできません。でもそれでいいんじゃないかなと思っています。イライラするし、愛おしいし、親子げんかもする。そんなバタバタな毎日に、振り回されながらも楽しんでおります。
2018年10月26日あるとき、電車内で泣き叫ぶ子どもとパパに遭遇したなきりエーコさん。そのとき突然、隣に座ったおばあさんに話しかけられて…? 「過去の自分が恐怖していたものに加担してしまった」という、なきりさんのとある後悔を描いたコミックエッセイです。■泣き叫ぶ赤ちゃんと、見知らぬおばあさんの言葉私はあのとき、おばあさんに言い返せなかったことをすごく後悔しました。過去の自分が恐怖していたものに加担してしまったという、自分の行動をのろいました。■どうか赤ちゃんを見守ってほしいそして決意しました。今度こういう状態になったら自分の意見を言おう。保身など捨てて、私は怯えていたあのころの「私の味方」になろうと。子どもは大人の理屈なんかわかりません。だって、子どもなんですから。社会全体が優しくあたたかな目で、お子さんやそのご両親を包んであげてほしい。その優しさはきっと子どもたちへ、そのまた子どもたちへと続いていくはずです。それはきっととても穏やかな世界だと思います。\おかげさまで2周年/ WEラブ赤ちゃんプロジェクト ~赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たち、集まれ!~公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを、温かく見守っているという人たちのポジティブな思いを可視化するために、ウーマンエキサイトが立ち上げたプロジェクト。公式サイトではワンクリックで賛同できだけでなく、温かいコメントが4000件以上も集まっています。賛同や応援の声はこちらから
2018年10月26日やさしいタッチのイラストとユーモアあふれる言葉でつづられるまりげさんの本 『たのしいことを拾って生きる。』 が発売されました。Instagramの投稿に多数の書き下ろしを加えた本書は、埼玉から京都北部への移住について、子どもたちとの日常、夫婦のことなどが語られています。癒しあり笑いあり。ちょっと切ないエピソードもあって、「家族」について改めて考えることもできる内容です。 夫の脱サラ、漁師宣言、田舎暮らし。それでも「たのしいことを拾って生きる」 の続きです。まりげさん夫婦が力を合わせておこなった古民家のセルフリノベーションについてご紹介します。■夫婦で手間ひまかけたセルフリノベーション現在、まりげさん一家が暮らすのは、築100年の古民家をセルフリノベーションした建物。この建物を探すまでにも時間がかかりましたが、住むためには集落の承認を得るのに1ヶ月待ち。そして、やっと改装して住めることに…。あまりお金をたくさんかけられないぶん、夫婦でセルフリノベーションをすることにしたまりげさん。設計、デザインもすべて自分たちで行ったそうです。ただ、改装を始めてみると、想像以上に大変なこともたくさんあったよう…。例えば、古い建物だというだけあって、わらや木材、不要な食器類などの処分しなければならないものが軽トラック10台ぶんにもなったというエピソードには驚きました。さらに、天井を抜いたり、ススを掃除したり…とても手間ひまがかかっています。でも、自分たちで苦労したからこそ、誰も住んでいなかった空家がすてきなおうちに生まれ変わりました。▼和室からキッチンへ生まれ変わり<Before>ふつうの古い和室が…<After>開放的な対面キッチンに! キッチンとダイニングは土間になっていて、利便性もバッチリです。▼畳の部屋からリビングに生まれ変わり<Before>もともとは4つに別れていた畳の部屋…<After>寝室との間仕切り以外はとり払い、子どもが走りまわれる広々としたリビングに…!天井を抜いたことで、立派な梁が主役のモダンながらおもむきのある古民家に変身しました。まりげさんのインテリアのセンスも抜群で、「こんなおうちに住んでみたい」と、ため息がでるほどすてきです。でも、こんなにすてきな古民家に住むまでには、いろいろな紆余曲折がありました。■「こんな古い家には誰も住みたがらない」と言われたけどまりげさん夫婦は、移住前から古民家をリノベーションして住みたいと希望していましたが、なかなか家を探す時間がとれないことから、後回しにして義実家で同居生活をスタートさせます。そのうち、慣れない田舎暮らしや子育て環境の違いなどから生まれたストレスをまりげさんは抱え込むようになっていました。そこで、旦那さんと急ピッチで家探しを開始!同居ストレスについてはこちらのエピソードもご覧ください! 「同居ストレスでノイローゼに。つらい状況に向き合う前にやるべきこと」 やっと築100年の気に入る古民家が見つかっても、集落の承認を待たなければならず、やきもき…。しかし、まりげさんと旦那さんは「この家、なんかいいよね」と意見がぴったり合っていました。家探しに限らず、こういう大事なときに感覚がピタリと合うのが夫婦の醍醐味なのかな…なんて、個人的には思います。物件を気に入った理由もつづられていて、まりげさんは「海と山に囲まれていて景色がいい」「畑が近い」などをあげていました。一方、旦那さんは「伝統建築で梁が立派」「好きなように改装していいと言われた」ことに魅力を感じたとのことです。景色や利便性も、自分たちの好みの内装にできることも、両方妥協したくない部分ですよね。そして、まりげさんは、こんな完全防備スタイルでリノベーションに挑んだそうです。床下のシロアリ被害にも悩まされたそう。古い建物だからこその悩みですね…。でも、古い建物ならではの、うれしいことも! 好みの古道具を発掘したり、玄関にツバメが巣を作りに来たり…。どちらも、小さな幸せを感じられるエピソードです。■大事なことを気づかせてくれる息子くんのひと言リノベーションにまつわるエピソードで印象的なのが、「都会育ちがこんなところでやっていけるんか?」と言っていた人が、わざわざ移住者支援制度の申請書を持ってきてくれたという場面。古民家のリノベーションを通じて、まりげさんたちが田舎の暮らしに打ち解けていく様子が感じとれます。そして、やっとリノベーションが完了! 新しい家に引っ越した日のこと。長男くんがあるひと言を発します。「わたしたちのおうちだよ!」とはしゃぐまりげさんと子どもたち。これまでの苦労を読んで知っているからこそ、こちらの感動もひとしおです。ただただかわいい場面でもあるのですが、「自分たちだけの家に住める」という、ともすれば当たり前のこと。だけど、自由に安心して過ごせる家がある。その幸せをあらためて考えさせられる長男君のひと言です。心からくつろげて安心できる「家」という場所があるからこそ、外で頑張れるし、人を招いたり招かれたりといった人間関係を築いていくことができるんだなあと感じました。■なんでもないことに幸せを見つける力本のタイトル『たのしいことを拾って生きる。〜まいにちいろいろ、家族ドロップス〜』は、「なんでもないことに幸せを見つける力」のことでもあるのかなあと思います。さらに、まりげさんはリノベーション後、もっと「できません」「助けてください」と周りを頼ってよかったんだと気がつきます。これって、読者の子育て中のママにも当てはまることなのではないでしょうか。子育てに家事に、仕事に…。どうしても頑張りすぎてしまうことってあると思います。でも、ときにはちょっと立ち止まって、小さい幸せを見つけられたらうれしいですね。もちろん、本の中には、まりげさん家の子どもたちの日常など、くすっと笑えて息抜きできるエピソードも満載ですよ〜! 『たのしいことを拾って生きる。〜まいにちいろいろ、家族ドロップス〜』 まりげ著(大和書房)1,300円(税抜)書籍化を切望されたインスタグラムの内容に、大幅な書き下ろしを加えた著者にとって初めての本。夫の突然の脱サラ、漁師宣言から始まった移住についてのアレコレや愛らしい子どもたちとの日常など。大充実の1冊。まりげさん大学を中退後、山小屋、八百屋、旅館の仲居、アパレルショップ店員などを経験。夫が突然脱サラして、漁師になる宣言をし、海のない埼玉から京都の海のそばへ移住! ダンナとやんちゃな二人の男の子と生まれたばかりの三男に振り回される日々をインスタグラムにて更新中。●まりげさんのInstagram: @marige333 ●まりげさんのウーマンエキサイトの連載: 『まりげのケセラセラ日記 』
2018年10月19日家族にまつわるコミックエッセイを発表し、ウーマンエキサイトでも活躍中のまりげさん。やさしいタッチのイラストとユーモア溢れるコメントセンスで人気を博しています。そんなまりげさんのInstagramのコミックエッセイをまとめ、多数の書き下ろしを加えた書籍が発売されました。 『たのしいことを拾って生きる。』 そのタイトルのなかに、まりげさんのどんな想いが込められているのでしょうか?まりげさん大学を中退後、山小屋、八百屋、旅館の仲居、アパレルショップ店員などを経験。夫が突然脱サラして、漁師になる宣言をし、海のない埼玉から京都の海のそばへ移住! ダンナとやんちゃな二人の男の子と生まれたばかりの三男に振り回される日々をインスタグラム( @marige333 )にて更新中。■いなか移住を決断するまで現在、京都北部に在住のまりげさん。もともとは埼玉で旦那さんとふたりの息子、まりげさんの実母と5人で暮らしていました。しかしあるとき、旦那さんが脱サラし、家業を継ぐため故郷に帰ることに!いつかはそうなるだろうとは思いつつ、まだ小さい子どもを抱えての移住に、まりげさんは不安を隠せなかったそうです。埼玉から京都へ…家族で移住! まりげさんが思っていたより「そのとき」は早く訪れました。漁業をいとなむ旦那さんはとてもカッコいい! 「本当に真面目な性格の方なんだろうな」と思います(旦那さんのカッコ良さは、ぜひまりげさんのコミックエッセイで味わってください!) まりげさんの旦那さんとのエピソードはこちらもどうぞ! 「痛みを知って夫婦の絆深まる…」まりげ家に訪れた思わぬハプニング しかし、やはり移住という人生の大きな節目に夫婦ともにナーバスになっていたのかもしれません…。「そんな言い方しなくても〜!」と、まりげファンのみなさん、思いましたよね?(笑)移住先では、漁業と農業を営む予定。まりげさんは、知らない土地での暮らしや子どもたちの環境、新しい仕事のことなどを考え、不安をつのらせていたのだと思います。そして、ついにまりげさんが動きます!最後には「自分の選んだ人が決めたことだ」と直感を信じることに! たくさん悩んだ末に、潔い決断をするまりげさんは本当にかっこいい。これも旦那さんを信頼しているからこそ、できることなんだろうなと感じます。いよいよ田舎暮らしのスタートです。京都での暮らしは、まりげさんにとって初めてのことだらけでした。書籍には、田舎での人付き合いにだんだんと馴染んでいく様子や、住む家が決まらずに義実家で同居していたときのこと。そして、古民家を見つけてリノベーションをするまでのことがつづられています。まりげさん一家が地元に受け入れられていき、自然に囲まれて暮らす様子はとてもすてきです。その反面、古民家を見つけてリノベーションするまでの大変さも描かれていて、読んでいて、応援の気持ちからつい前のめりに…(笑)。■母想いの子どもの発想に胸うたれる!コミックエッセイで心癒されるのは、やっぱり子どもたちとの暮らしについて。寝かしつけやお風呂での「子育てあるある」もまりげさんの視点から見ると、なんだか新鮮。長男くんと次男くんのケンカのエピソードですら、とても愛らしく「子どもっておもしろいなあ」と素直な発見があります。「30年あまり、虫が苦手だと思って生きてきたけれど、もしかするとそんなことはないのかもしれない」とは、まりげさんのコメント。虫が大の苦手だったまりげさんですが、移住生活を過ごすうちに、いつのまにか平気になっていたのだとか。子どもたちもいろいろな生き物に興味しんしんです。こんな気持ちの変化も、田舎暮らしのいいところなのかも?とある日には、こんなことも!「お母さん、明日猿が穴に落ちとるかもしれんからちゃんと見といてよ」と長男くん。大人には考えつかないようなことをする子どもとの暮らしは、発見の連続ですね! 猿の落とし穴って…母想いの発想がかわいすぎます。ほかにも、まりげさんのパーカーの中に子どもたちが入りたがったり、入浴剤を買うときにまりげさんの好きな香りを選んだり…。「どうしてそんなにお母さん想いなの!?」と胸をうたれるエピソードがたくさん。■子どもの「戦いごっこ」がお父さん孝行に!?今回の本からは、移住のことや子どもたちとの関わりかたなど、いろいろな面でまりげさんが旦那さんを思って行動していることが伝わってきます。そんな夫婦のエピソードのひとつに、まりげさんの「明るさ」で旦那さんが結婚を決めたというものがあります。明るいまりげさんのもとで育っているから、きっとお子さんたちものびのびとしているんですね。「あり余るエネルギーの有効活用」とのことで、子どもたちの戦いごっこに、こんな活用法があったなんて! 家族の仲の良さが伝わってくる場面です。この夏に三男くんも誕生し、まりげさんの家庭はさらに賑やかになっていきそうです。■夫は「お互い欠けてる部分を補い合う」パートナーまりげさんは「しつけやマナーは旦那にまかせ、食育や情操教育を担当している」と本のプロフィールで語っています。さらに、旦那さんとの関係について「お互いに欠けてる部分を補い合っているんだ」とも描いています。ときに口げんかをしても、こう信じられる夫婦関係があるからこそ、思いやりを忘れないでいられるんだろうなあ。夫婦が毎日をきちんと過ごすことが、子どもにも良い影響を与えるのではと感じました。さらに、今回の書籍には、まりげさんが18歳のときにご両親が離婚したときのお話も描かれていて、現在のまりげ家のエピソードと合わせて読むと、より一層「家族ってなんだろう」と考えさせられます。笑ったり、癒やされたりもしながら、この本を読んだ人がそれぞれ、自分の家族に想いを馳せることができるのではないでしょうか。■いつか巣立っていく子どもたちへ生きていれば、きっと楽しいことばかりではありません。家族と衝突したり、仕事がうまくいかなかったり…。でも、まりげさんは、人生にはつらいことや悲しいこともあるとわかったうえで「たのしいことを拾って生きよう」と言います。この本のタイトルは、子どもたちへのメッセージですが、わたしたち読者にも同じように伝えてくれているような気がするんです。まりげさんのすてきな言葉で、忙しい毎日に、やさしい明かりがともるような一冊。次回は、まりげ家の古民家リノベーションについてもう少しご紹介します。 『たのしいことを拾って生きる。〜まいにちいろいろ、家族ドロップス〜』 まりげ著(大和書房)1,300円(税抜)「ヘコタレナイ。腐らない。肩肘はらない。人生はうまくいかないものって思っておけば、それでOK!」 たのしいことを拾って生きようと著者がやさしく呼びかけてくれる本。書籍化を切望されたインスタグラムの内容に、大幅な書き下ろしを収録。夫の突然の脱サラ、漁師宣言から始まった移住についてのアレコレや愛らしい子どもたちとの日常などなど。大充実の1冊です。●まりげさんのInstagram: @marige333 ●まりげさんのウーマンエキサイトの連載: 『まりげのケセラセラ日記 』
2018年10月18日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。1歳半ごろから徐々にあらわれ始めるイヤイヤ期…それは赤ちゃんのときとはまったく違う大変さ!赤ちゃんのときは、「早く歩かないかな、話さないかな」、「成長すれば少しは楽になるかな」と淡い期待を胸にがんばっていましたが、そんな期待を見事に打ち砕いてくれますよね(笑)「イヤイヤ~!」と号泣する2歳くらいのお子さんと、怒っているお母さんを見かけると「うあ〜大変だったな~!! もう二度と戻りたくな〜い! お母さんがんばれ~!!」という気持ちになるかーちゃんです。わが家のモンキーズは、とくにモン太のイヤイヤがひどく、夫婦で振り回されていました。ちょうどキーちゃんの妊娠も重なり、寂しさからかイヤイヤに拍車がかかってまさにちびっこギャング!だいたいは、フタを先に開ける、ファミレスの呼び鈴を鳴らす、ドアを開けるなど、なんでもかんでも自分で全部やりたいという欲求! これらを先回りでやってしまうとドえらいことになるので慎重にならなければいけません…。いつイヤイヤスイッチが入るかヒヤヒヤ~!!やってしまった後に「もう1回やろうね」では納得してくれないので…興味のありそうなものはとりあえず先にやらせてあげることが大事。しかし、イヤイヤのスイッチはそれだけではありません! その中でもどうすることもできずに、とくに困ったエピソードをひとつ。年末にとーちゃんの実家に帰省することになったわが家。事前に新幹線のチケットを取り、時間に余裕を持って出発! 最寄りの駅から電車に乗ろうとすると…電車に乗ろうとすると、すかさず寝転がるモン太。乗せようとすると大暴れ! 電車は慣れているはずなのに…! この日は虫の居所が悪かったのか、かたくなに電車に乗ることを拒否!仕方なく電車を見送り、次の電車へ…そしてまた嫌がり、また見送り…。ジュースなどで機嫌を取りつつ結局3つくらい電車を見送ったのですが、モン太の態度は変わらず。新幹線の時間が迫り、焦ったかーちゃんは「もう!」とモン太を抱きかかえて強制連行!と同時に、持っていたオレンジジュースを電車の中にぶちまけてしまい、泣き叫ぶモン太を抱えたかーちゃんとオレンジジュースを必死に拭き取るとーちゃんという地獄絵図が完成しました…。これほど生きた心地のしなかった状況はありません…。新幹線には無事に乗れたものの、テンションはだだ下がり。次からはレンタカーを借りて帰省するようになりました(苦笑)魔の2歳児、悪魔の3歳児と言いますが、本当にその通り! だけどそれは立派な成長の証なんですよね。もう、とにかく耐えて耐えて乗り切ったかーちゃんでした。
2018年10月13日