「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップテンが1日、発表された。年間大賞は「3密」。トップテンには、「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。表彰式には、「ソロキャンプ」のヒロシ、「フワちゃん」のフワちゃんらが出席。「3密」の小池百合子東京都知事はリモートで登場する。講評では、「フワちゃん」について「個性を押し殺し、権威に忖度して顔色をうかがう人達が多い昨今、本音や本能で自分らしく生きるフワちゃんの姿は、何とも痛快なのだ」。「3密」について、選考委員の言語学者・金田一秀穂氏は「“3密”は健気な日本語である。大切な項目をまとめる言い方が日本語にはあって、得意技とも言える。この悲劇的厄災の中にあっても、日本語はその特性を発揮して注意すべき心得をまとめて表し、予防を喚起した」と解説した。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日移民たちが直面する問題を、ときに温かく、ときにシリアスに描くコミック『バクちゃん』。その著者が増村十七さんだ。バクちゃんが直面する移民あるある。現実世界とも重なる、エモいSF。「バク星生まれの男の子〈バクちゃん〉は、田河水泡『のらくろ』の犬の上等兵以降、初めての真っ黒な主人公かもしれません(笑)」(増村十七さん)バク星では彼らの大切な「夢」が枯れてしまったために、バクちゃんは地球で研究者として働くおじを頼ってやってきた。東京に永住し、夢を食べて暮らせたらと考えているが、のっけから厳しい入国審査や満員電車などの洗礼を浴びる。偶然、名古屋から上京してきた女の子ハナと知り合い、ハナの親戚の遠とおえん縁小こまき牧さん宅に居候できることに…。「私がワーキングホリデーを含めて2年弱カナダに住んでいた頃の、経験や心情を反映させています。カナダは移民が暮らすにはトップレベルに住みやすい国ではあるんですが、それでも新天地での生活には仕事探しや習慣の違いなど自国にいたときには想像もしなかったハードルがあって大変なこともありました」作中で、バクちゃんは移民センターでいろいろな星の人たちと異文化交流したり、仕事探しの愚痴を言い合ったり。同じ星出身者同士は小さなコミュニティを作り、助け合う。バク星からの移民であり、バイト仲間でもあるダイフクは、バクちゃんと出自も性格も考え方も違う。「ダイフクは、カナダ時代の知人をふたりくらい混ぜてできたキャラ。セリフも彼らから実際に聞いた言葉が多いです。理にかなったことを歯に衣着せぬ言い方で、真正面からバクちゃんに投げ、物語を発展させてくれる。重宝する人物です」ちなみに、バクを主人公にしたのは、「描いてみたら可愛くて、半ば直感的に決めた」そう。「ただ、考えてみれば、バクは夢を食べる捕食者だし、地球では誰もが夢を見る。移民はみな夢を求めてやって来ます。そんなふうに夢でつながる部分もあって、バクというアイデアは悪くなかったなと。画一的な線できっちりしたフォルムの生き物が、奇想天外な小さな冒険をしていくというのは、『ドラえもん』など藤子不二雄マンガの影響を受けているかも。落ちる、走るなど、できるだけ機敏に動いてもらっています」読者をたちまち虜にする、健気さやキュートさの塊がバクちゃん。活躍を、これからも見守りたい!オリジナル版は左開き、オールカラーのBDスタイルで自費出版され、文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。その後、商業誌連載へ。以下続刊。KADOKAWA740円©増村十七/KADOKAWAますむら・じゅうしち東京都出身。成員1名のマンガ・イラスト制作集団。商業誌デビューは2012年。※『anan』2020年9月2日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2020年09月01日美味しそうな料理の描写が食欲を刺激するコミックエッセイ『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』について、作者のスケラッコさんに話を聞きました。作る、食べる!食の喜び満載のお腹がすく一冊。自粛期間中の楽しかったことといえば、やっぱり“食”!そんな時期に発売されたこちらの本。ツイッターの食べ物&料理好きの間で、美味しそうな料理の描写、そして作ること、食べることの喜びが伝わる本として、とても話題になりました。「単行本の発売がコロナと重なったのはもちろん偶然で、書店が休業する中、私としては正直複雑な思いでした。でも、個人経営の書店の通販などを利用して読んでくださる方がいたのは、本当に嬉しかったです」と語るのは、作者のスケラッコさん。京都在住のマンガ家さんです。「子供のときから食べることが大好きで、高校生の頃、それを絵に描くようになりました。見た目と、美味しさと、ちょっとめずらしい食べ物に出合ったときに、“マンガにしたい!”と思うことが多いです」前半は好きな料理をレシピ込みで描いた作品が、後半は旅で訪れた広島や、地元・京都の食とお店を紹介する作品が収録されています。「今回は連載をまとめる形ではなく、自主的な執筆と描き下ろしを収録した本なので、構成なども自分で考えました。結果、思い入れのある一冊になったと思います。読んだ方が実際に作ってくださるのはとても嬉しいです。ただ、漫画にも描きましたが、私の料理は“なんとなく”なので、ご自分でレシピをアレンジしてくださったほうが、美味しいものができると思います。また、落ち着いたらぜひ、掲載されているお店にも行ってみてほしいです」豚肉のピカタをパスタにのせた料理のページ。調理中の興奮と勢いが溢れる描写に、思わずゴクリ…!!ライターKが実際に作り、心の底から感動したのがこの“チートー”。チーズはケチるな、を学びました。スケラッコ『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』京都在住のマンガ家“しょうゆさし”と、同居人の“ビッグフットくん”が、作って食べて、飲んで旅をするコミックエッセイ。とにかくすべてが美味しそう!リイド社1500円スケラッコマンガ家、イラストレーター。餃子、シュウマイ、ピザ、春巻き、中華まんなど、“皮と具”が組み合わさった食べ物が好き。※『anan』2020年7月1日号より。写真・中島慶子取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2020年06月26日マジメで責任感が人一倍強い、かたづけられない女子必読!加納梨衣さんによるコミック『カノジョは今日もかたづかない』。部屋の乱れは心の乱れ、とはよくいうけれども、整理整頓の苦手な人にはなんとも耳が痛いだろう。「忙しくなると部屋がすぐに散らかってしまうので、うまくできないかなと思ったのが本作を描くきっかけのひとつです。自分自身の状況を投影したってことですね(笑)」デザイン事務所に勤める俵あいなは、社内での評価も良く、身ぎれいで、おまけに付き合って半年の恋人もいて、後輩に一目置かれている。しかしそれは必死に取り繕っている姿にすぎず、ひとり暮らしをしている部屋は足の踏み場もないほど散らかっている。そんな彼女の本質をさりげなく見抜いてしまうのが、毎日きっちり定時で帰る男・深川。他人の評価を気にせず、できない仕事はできないときっぱり言う無愛想な人なのだが、彼からするとどうやらあいなは要領が悪いようで……。「あいなは自分のキャパシティがわかっていなくて、仕事を引き受けすぎてしまう人。仕事って本当はどこかで区切っていいはずのものですけど、私自身、マンガを描いていると、やめどきがわからなくなることが結構あって。終わっていない状況にこだわりすぎて、自分が疲れていることに気づけなかったりするんです」恋愛においても、あいなは自分を良く見せようとするタイプで、部屋に来たがる恋人をなんだかんだ言い訳して、はぐらかしてしまう。「完璧に部屋をかたづけ、なんだったらディナーも用意しそうなくらい。あいなにとってゼロを100にしないと呼べない相手なんですよね」対して、あることがきっかけで部屋を見られてしまった深川には、これ以上隠すことがないせいか、素の自分を出せるのも気になるところ。マジメで完璧主義者ゆえに、どつぼにハマっていく彼女を見ていると、仕事も恋愛も家事もすべてを完璧にこなすのは無理なのだから、もっと楽にいこうよ、と思ってしまう。「私も忙しいのはありがたいことなのですが、お仕事が重なると冷静に考える時間が取れなくなってパニクったり、イライラしてしまいます。なので、仕事もプライベートも適度に折り合いをつけて、余裕のある暮らしをできたらいいな、という思いで描いています。今のところ、あいなはうまくいかない状態が続いていますが、自分の状況を見つめ直して、心の安定に合わせて部屋がかたづいていくのが理想ですね」『カノジョは今日もかたづかない』1会社ではステキ女子として憧れられる、俵あいなの目下の悩みは部屋をかたづけられないこと。同じ悩みを抱えるすべての女子に捧げる、デトックスマンガ。祥伝社680円©加納梨衣/祥伝社フィールコミックスかのう・りえ代表作は『スローモーションをもう一度』など。「機動戦士ガンダム バンディエラ」を『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中。※『anan』2020年5月20日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年05月19日今年で第6回目を迎える「カバーガール大賞」の各賞受賞者が、実行委員会より発表され、新設の“メンズ大賞”にKing & Princeのメンバー・平野紫耀が選ばれた。「カバーガール大賞」は、雑誌、フリーペーパー、電子雑誌等を中心に、約10000誌を調査し、表紙を飾った回数の多かった女性に贈られる賞。大賞のほかに、エンタメ、コミック、グラビア、ファッションの各部門賞受賞者と、10代、20代、30代でトップを飾った女性を表彰、さらに実行委員が「話題賞」を選ぶ。今年からは、表紙を飾った回数の一番多かった男性を表彰する「メンズ部門」も新設された。昨年、平野はグループではもちろんのこと、個人でも数多くの表紙を飾った。『WiNK UP』(ワニブックス)などのアイドル雑誌や、『メンズノンノ』(集英社)などのメンズファッション誌、『andGIRL』(エムオン・エンタテインメント)、『週刊TVガイド』(東京ニュース通信社)、『anan』(マガジンハウス)、『東海ウォーカー』(KADOKAWA)、『日本映画navi』(産経新聞出版)、『ぴあMovieSpecial 2019Summer』など、女性ファッション誌、テレビ情報誌、女性週刊誌、タウン誌、映画情報誌、舞台情報誌と、掲載された雑誌のジャンルは多岐に渡っていた。表紙を飾ったことで増刷、重版される雑誌も多く、3月4日発売の『anan』創刊50周年記念号でも、King&Princeメンバーと表紙を飾るなど、平野は現在の雑誌業界を牽引していく存在となっている。以下は、受賞した平野のコメント。■メンズ版大賞受賞についてありがとうございます。とても光栄です。1年を振り返ると、たくさん表紙を飾らせていただいたなと思ったのですが、まさか賞を頂けるほどとは思いませんでした。各出版社の皆さんに感謝しております。■去年1年間を振り返って雑誌を含めバラエティー、映画、舞台、コンサートツアーなど、本当に様々なジャンルのお仕事をさせていただいたなと思います。多くの事を経験させていただき、とても勉強になりました。■今年はどんな1年にしたいか去年より今年、今年より来年と、ステップアップできるように、日々勉強して精進していきたいと思います。どんなお仕事をいただいても、期待に応えられるように頑張ります!■雑誌を購入しているファンへのメッセージこんにちは、こんばんは、平野紫耀です。この度、カバーガールメンズ部門で大賞をいただきました!ありがとうございます。いつも周りのスタッフさんが『この間の表紙、もう売り切れたよ!』と教えてくださったり、増刷や重版のニュースも拝見し、雑誌を見てくれた皆さんにとても感謝しています。実際撮影している時に「見てくれたみんなはどんな反応してるんだろう?」など想像しワクワクしながら撮影に臨んでいます。こうして雑誌を見てくれた方々のおかげで、このような賞に繋がったと思っています!今年もたくさん表紙に起用して頂けるように、精一杯頑張ります!■「第6回カバーガール大賞」結果【大賞】吉岡里帆【メンズ部門大賞】平野紫耀(King&Prince)【エンタメ部門】与田祐希(乃木坂46)【ファッション部門】石原さとみ【コミック部門】大原優乃【グラビア部門】小倉優香【話題賞】VOGUEJAPAN(12月号)【10代部門】与田祐希【20代部門】吉岡里帆【30代部門】石原さとみ【トップ10】1位:吉岡里帆、2位:大原優乃、3位:与田祐希(乃木坂46)、4位:小坂菜緒(日向坂46)、4位:齋藤飛鳥(乃木坂46)、4位:広瀬すず、7位:石原さとみ、7位:今田美桜、7位:浜辺美波、10位:沢口愛華
2020年03月04日女優の吉岡里帆が、2019年に発売された雑誌の表紙を飾った回数が最も多かった女性タレントを表彰する「第6回カバーガール大賞」で大賞に輝いた。3月4日「雑誌の日」を記念した同賞は、オンライン書店Fujisan.co.jpで取扱いのある雑誌・フリーペーパー・電子雑誌等を中心に約1万誌を調査し、表紙を飾った回数の多かった女性を表彰するというもの。大賞および20代部門を制したのは、昨年公開の映画『パラレルワールド・ラブストーリー』、『見えない目撃者』両作での演技により第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した吉岡里帆。『steady.』(宝島社)や『MORE』(集英社)『mina』(主婦の友社)などのファッション誌をはじめ、『FRIDAY』(講談社)や『週刊女性』(主婦と生活社)など様々なジャンルの表紙を飾り、大賞を受賞した。吉岡は「受賞はいつも雑誌を見てくださっているマネージャーさんが直接教えてくださったんですけど、すごいテンション高めに『おめでとう!!』って言ってくださったのですごく盛り上がりましたね! きゃっきゃしました! うれしかったです!」と喜びのコメント。「いつも現場に来てくださるマネージャーさんが一緒に喜んでくれるとしっかり実感がわいてきて、『やったー! 本当に頑張ってきてよかった!』みたいな、『やっとここまで来たね~』みたいな話をしました」と明かした。また、「去年は本当にバタバタしていて、すごく短く感じたんですけど、質量が高めというか濃厚な一年だったと思います。ジャンル問わずとにかくやれることは全部やろうっていうスタイルでお仕事させていただいた一年だったので、出会いもたくさんあって、『また一緒に仕事しましょう!』って言い合える人たちとも出会えてすごく充実してました。映画もドラマも両方できましたし、雑誌もみなさん応援してくださったりとか、いい一年だったと思います!」と2019年を振り返るとともに、2020年について「今年は反対により丁寧にっていうところは大事にしたいですっていうのは事務所の人と話していて、準備期間をすごくちゃんと取って現場に行くっていうスタイルにシフトしていきたいと思ってます」と話した。そして、「みなさんいつも本当に応援ありがとうございます。そして雑誌を手に取ってくださっているみなさん本当にありがとうございます。今年はより丁寧にお仕事に向き合っていきたいなと思っていますので、もしなんらかの形でお会いできる機会があったらちゃんと目線を合わせて感謝の気持ちを伝えられたらなと思います。本当にいつもありがとうございます。これからも頑張っていきます!いつかどこかでお会いしましょう!」とファンにメッセージを送った。「カバーガール大賞」は、大賞のほか、エンタメ・コミック・グラビア・ファッションの各部門賞、10代・20代・30代の各部門賞、読者やファン、メディアにニュースを届けたカバーガールや雑誌を称える話題賞を選出。そして今年から、表紙を飾った回数の一番多かった男性を表彰するメンズ部門も新設され、King & Princeの平野紫耀に決定した。○「第6回カバーガール大賞」受賞結果一覧【大賞】吉岡里帆【メンズ部門 大賞】平野紫耀(King & Prince)【エンタメ部門】与田祐希(乃木坂46)【ファッション部門】石原さとみ【コミック雑誌部門】大原優乃【グラビア部門】小倉優香【話題賞】VOGUE JAPAN(12月号)【10代部門】与田祐希【20代部門】吉岡里帆【30代部門】石原さとみ
2020年03月04日1999年に誕生した「ウーマンエキサイト」は、今年で20周年を迎えました。2016年に“愛あるセレクトをしたいママのみかた”をコンセプトにリニューアルし、家事・育児・仕事にと忙しいながらも積極的に情報収集を行うママたちに情報を届けています。そして2015年から開始した「コミックエッセイ」は、現在では約100名ものコミックライターさんが連載を持っています。そんなコミックエッセイは、年間で1800本以上配信!そこで今年2019年のウーマンエキサイトで最も読まれた記事を発表いたします。※2019年ウーマンエキサイト大賞は、2019年1月1日~2019年11月30日までに公開された記事を対象としています。》編集部が選ぶ「ウーマンエキサイトベストコミック」は コチラ 「編集部が選ぶ、絶対読んでほしいベストコミックエッセイ! 令和時代の子育てとは」 ■2019年ウーマンエキサイト大賞はこの作品! 『「3人目が欲しい私と、欲しくない夫。私が夫から合意を得るまでのいきさつ』/オギャ子さん 子どもを3人欲しいオギャ子さんと、2人でいいという夫。ふとしたことがきっかけで折り入って話をする機会がやってきます。その結果は…。読者にとっても子どもが欲しい、2人目、3人目が欲しいという話題は気になるところ。そんな話題に、鋭いオギャ子さん視点を入れて記事にしていただいたことで、多くの人から注目が集まりたくさんの読者に読んで頂ける記事となりました。改めて、ウーマンエキサイト大賞の受賞おめでとうございます。【オギャ子さん受賞コメント】意外にもこちらの「三人目どうする?」記事の反響が大きかったようで大変驚いております。これからも読者の皆様が、何を求めているかを敏感に察知しながら記事を書いていきたいと思っています。この度は大変光栄な賞をありがとうございました。■ウーマンエキサイト月間MVP! 各月で最も人気を集めた作品は?毎月150本以上配信しているコミックエッセイ。その中で、各月ごとのMVPを発表いたします。出産、子どもの成長やつらい病気、夫婦のリアルな問題、キュンキュンくる子どもの姿などバラエティに富んだ記事がMVPとなりました。▼1月MVP あるランチでの夫の一言で気づいた事実 『食事に文句ばかりの夫に我慢の限界!ご飯を作らせてみたら…』/オギャ子さん 「ウーマンエキサイト大賞」に続き2度目の受賞のオギャ子さん。オギャ子さんは、2016年からウーマンエキサイトで連載を開始いただいた最も長く執筆されているライターさんの一人です。受賞した記事は、あるランチでの出来事。オギャ子さんの家では料理を作ってもコメントが返ってこない男ばっかりの食卓。そこである事件が起こり、料理を夫が作ることになるのですが…。【オギャ子さん受賞コメント】光栄な賞を頂きましてありがとうございます!夫の話をただの愚痴で終わらせず、どのようにして解決していったか、できるだけ具体的に描くことを努力しました。これからも今よりもっとよりよい夫との関係を目指して日々模索していきたいと思っております。この度は大変ありがとうございました。▼2月MVP ママだって完璧じゃない! イライラすることもある! 『「泣き止んでよ!」怒っては反省する私に、保育士の夫が教えてくれたこと』/ホリカンさん 結婚前まで、子どもと関わる仕事をしていたというホリカンさんは、子どもができたら『私は怒らないお母さんになれる』と自信を持っていたそう。しかし、実際子どもができてみると、そんな自信は見事なまでに粉砕。イライラを抑えきれず、毎晩子どもの寝顔を見ながら号泣したいたときに、保育士をしている夫に教えてもらったのが…。【ホリカンさん受賞コメント】この度は貴重な賞を賜り、誠にありがとうございます!!こちらの記事は、当時のつらかった育児が、保育士である夫の言葉で救われた話です。子育てに関して『なんの根拠もない自信』を持っていた私。(ホント、当時の私をグーパンチしたい(笑))しかし、実際の育児は想像を絶するほど大変で、自分の理想とは大きくかけ離れていました。子どもが大好きでたまらないはずなのに、毎日毎日イライラ。何もかもが上手くいかず、トイレに閉じこもって号泣したこともありました。当時の夫の言葉は、今でも私の育児の指針となっています。お母さんだって完璧な人間じゃない。イライラするときだってある。方の力を抜いて笑顔で過ごせるように、これからも子どもと一緒に成長していけたらなと思います。▼3月MVP 保育園トラブル。子どもに悲しい顔をしてほしくない! 『挨拶を無視されてしまった…! 保育園の先生とのトラブルのきっかけ』/ネコおやじさん 元シングルファザーの夫と、2人の連れ子と実子1人の子育てに奮闘しているネコおやじさん。末っ子が通う保育園で起きた先生とのトラブルを描いた本記事が話題となり、お昼の情報番組でも取り上げられました!【ネコおやじさん受賞コメント】こんにちは、ネコおやじです!このたびは3月ランキングのMVPに選んでいただき、ありがとうございます!私なんかがMVPに選ばれてもいいのだろうかと思いつつ、それよりうれしさが勝つのでそこは胸にそっとしまっておきます…。保育園トラブルの話は、身バレしないように所々フェイクを入れてますが、まさかテレビで放送されることになると思わず正直ヒヤヒヤものでした(笑)▼4月MVP あの「ふよぬけ」夫がとんでもない行動を! 『陣痛中、夫の謎行動が超迷惑! 立ち合い出産の悲劇』/ゆむいさん 書籍化された『夫の扶養からぬけだしたい』のゆむいさんのウーマンエキサイトでの連載が4月のMVPに!「ふよぬけ」では夫の衝撃な言葉の数々が話題になっていますが、今回受賞した記事は、ゆむいさんの陣痛中に起きた出来事です。看護師さんの言葉によって、夫さんがとんでもない行動を起こします!▼5月MVP つわりの苦しみを夫にも理解してほしい! 『妊娠中、夫に「別れたい」と告げてしまった! ~つわりで夫婦が壊れる!?~』/ぺぷりさん 「つわり」による体調悪化で仕事も辞め、体重も落ちてげっそりする中、夫はほぼ無関心であるかのような態度。つわりの苦しみと妊娠中の情緒不安定も手伝って、どんどん悲しみのスパイラルに入っていき、ぺぷりさんはとうとう「別れたい」とメールしてしまいます。【ぺぷりさん受賞コメント】受賞いただき誠にありがとうございます。この記事を多くの方々に読んでいただけたということは、それだけ同じようにつらい想いをしたママさんが多いってことなんだと思うと泣けてきました。この記事をとおして、周りに妊婦さんのいらっしゃる皆さまに少しでもつわりのつらさを伝えられたら大変うれしいです。▼6月MVP パパのうれしさと悲劇 『「お父さんと寝る!」次女の言葉に嬉々とする父。しかしその夜待ち受けていたのは…』/まえだゆずこさん 週末だけ親と一緒に寝たがる娘ちゃん。いつもはお母さんと寝るのですが、その日に限って、「お父さんと寝る!」と言い出します。そんな言葉に嬉々となりデレデレの夫。しかしその夜待ち受けていたのは…。【まえだゆずこさん受賞コメント】MVPありがとうございます! わが家でのあるある光景を漫画にしてみました。4人きょうだいのうち、次女以外はお父さん大好きブームがありましたが、なぜか次女だけはブーム到来せず。そのせいかお父さんは次女に片想い気味!? ガンバレお父さん~!(注意・決して嫌われてるわけではありません)▼7月MVP もし子どもにアレルギー症状が出てしまったら… 『夜、子どもがアレルギー症状発症!? 焦るママを導いてくれた1本の電話』/まりげさん 昼間は元気だった息子が夜になると、突然くしゃみをはじめます。さらに白目の部分がはれ上がり、目が開かないほどパンパンに…! そこでまりげさんが頼ったのは1本の電話でした。【まりげさん受賞コメント】今回【アレルギー】の記事に対して多くの方に興味を持っていただけたのは、『子どもに何かあったら私が対応せねば…!』という読者の方々の気持ちの表れだと思います。白目がブヨブヨになってしまった場面も描いたので、いざという時のために『こんなこともあるんだな~』と覚えておいていただけたらうれしいです。▼8月MVP とっても人の好い心温まる夫婦のお話 『知らない人からよく声をかけられる私たち夫婦、友人が語るその理由とは…』/SAKURAさん 外出先で知らない人から声をかけられることが多いというSAKURAさんご夫婦。しかし友人から、言われたその理由で、なんとも複雑な気持ちに…。モヤモヤしならがも前向きにとらえたSAKURAさん夫婦はとってもステキです!【SAKURAさん受賞コメント】この度は「8月PVランキングMVP」に選んでいただき、ありがとうございます!まさか自分がこのような賞をいただけるとは! 光栄です!毎回書きながら「これで大丈夫かな…」と不安だった私には、ありがた過ぎる賞です。これもすべて、読んでくださる皆さまと、編集の方のおかげです。ありがとうございました。▼9月MVP 子どものデリケートな成長とその解決法 『トイレに何度も行きたがるのは体調不良? 外出先で娘が打ち明けた理由とは』/エェコさん エェコさんとのお出かけを喜んでいた娘。しかし、外出先でトイレに行ってはモジモジするのを繰り返します。体調が悪くなったわけでもない様子。そこでピンときたエェコさんは、あることを聞いてみると…?【エェコさん受賞コメント】ご連絡いただいた時はたくさんのライターさんが描かれているなかで、「私が9月のMVP賞!?」と喜びと驚きが交錯しました…! でもやはり圧倒的感謝です!これも読者の皆さまをはじめ、編集部の皆さまや家族のおかげです。ありがとうございます!これからもたくさんの方に読んでいただけるように頑張ります。今回は本当にありがとうございました!▼10月MVP 娘と弟の心あたたまるきゅんとするエピソード 『かわいいしぐさにキュン! 弟が長女にメロメロになった日』/チッチママさん 帰省した際に、1歳半の長女を母と弟にみてもらうことに。よく娘の面倒をみてくれる弟でしたが、散歩に連れて行こうとすると、娘がある行動を!【チッチママさん受賞コメント】10月PVランキングMVPに選んでいただきました、チッチママです。いつも皆さまに読んで頂きとてもうれしく思っています!この回は、長女と私の弟のやりとりを書いたもので、じつは弟から『今日こんなことがあったんだ!漫画にしてくれ!』との熱望があり描くに至ったものです。その記事が今回こんなに素敵なスポットライトをあてて頂きましたので、弟にも伝えたいと思います!▼11月MVP 放置された金魚、家で育てることにしたけど、金魚に異変が・・・ 捨てられていた金魚を自宅に連れて帰ったところ…金魚の体に異変が!? /モンズースーさん お祭りで買っただろう金魚が無責任にも捨てられており・・・家で飼うことにしたモンズースーさん一家でしたが、しばらくすると金魚の身体に異変が・・・・【モンズースーさん受賞コメント】11月PVランキングMVPに選んで頂きありがとうございます!「MVP」なんて生まれて初めて頂いたのでとてもびっくりしました!私の記事は暮らしの中で見つけた「小さな発見」をテーマで描いています、普段あまり目にしない豆知識ですが、これからも描いていきますので、また記事を見て頂けたら嬉しいです。コミックエッセイの方々が切り取る日常の風景は、多くのママにとっても起こりうる日々の出来事が多く描かれます。そのなかで悩んだり、つらくなったり、がんばったりと多くのママが施行錯誤しながら日々を過ごしていることでしょう。今回、「ウーマンエキサイト大賞」に選ばれた作品、各月のMVPを受賞した作品は、「自分だったら?」と考えさせられる作品が多かったように思います。もしその立場やその状況になったときに、どう行動できるのか、子どもにどう伝えればいいのか…。そうしたいろいろな出来事を自分事として、とらえることができれば、ママ達も知識を蓄えることができ、それぞれが自分の考えをアップデートできるのではないでしょうか。そして社会はもっともっと優しくなれるような気がしています。ウーマンエキサイトでは今後もそうしたママたちに寄り添いながら、毎日がステキに過ごせるコミックエッセイをコミックライターさんたちと協力しながらお届けしていければと思います。2019年、多くのコミックエッセイをお読みいただき本当にありがとうございました!(ウーマンエキサイト編集部一同) ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年12月20日平成から令和に変わるこの時代の変わり目。結婚、妊娠、出産、子育て、仕事との両立でライフステージが変わる女性たちの生き方も変化が見られます。ウーマンエキサイトでは、ママ、妻、働く女性を忙しい毎日を過ごしながらも、新しい時代「令和」を生きる新しいママに寄り添っていきたいと思っています。そこでウーマンエキサイトで、執筆する約100名ものコミックライターさんのコミックエッセイのなかから、ウーマンエキサイト編集部で選考した結果、今年の「ベストコミックエッセイ」を決定しました。》「ウーマンエキサイト大賞」は コチラ 「2019年最も読まれた子育てコミックエッセイ! ウーマンエキサイトコミック大賞」 ■「令和時代の子育て」賞最近、「ピンクは女の子の色、青は男の子の色」と言うようになった娘さん。そこでトキヒロさんは「できればもっと自由に生きて欲しい。見た目や生き方の違いで人を判断するような人にはなって欲しくない」と、ある映像を見せることに…。 『肌の色、性別…子どもに多様性を伝えるには? ある映像を見せてみた』/トキヒロさん このトキヒロさんの“多様性”を教えるための独自のスタイルに驚きながらも共感を覚える人が多かったこと、またママ自身が子育てにおいて「囚われない」「縛られない」「認める」ことの大切さを知る学びのきっかけになったことが高く評価されました。【トキヒロさん受賞コメント】この度は、恐れ多くも素敵な賞に選んでいただき光栄です。多様性やセクシャリティなど、私もまだまだ勉強中です。娘自身が、いろんな物を見て感じ、自分で考えられる子になってくれたらと思います。そして彼女が迷ったときは、「一番の理解者でありたい」。そういう気持ちでこちらの記事を書きました。■「愛情は得意なことで示しま」賞裁縫も料理も得意ではなくて、「母による手作りイベント」に怯えてしまうという荻並トシコさん。ただそんな荻並さんは、手作りできる人もステキだけれども、車庫入れが上手な人もステキといいます。お母さんらしいスキルに囚われがちな世のママに「愛情は得意なことで示せばよし」という川柳が心に染みたという声が多く挙がりました。 『手作り苦手な私…お母さん、失格ですか!? 令和の“母親らしさ”とは』/荻並トシコさん 【荻並トシコさん受賞コメント】「お母さんっぽくなくてもいい!!」と日々胸を張って生きていられればいいのですが、ちょっとしたキッカケで急に自信をなくしてしまったりすることがよくあります。自分の考えを記事にすることで自分を鼓舞していました。共感してくださる方が多数いらっしゃったのならうれしいです。■「家族って難しいで」賞子育てをしていると、自分自身の子どもの頃の記憶が呼び出される瞬間があります。自分の母との温かい記憶に励まされる人もいるでしょうし、逆につらい気持ちが呼び起こされる人もいるでしょう。今回、「家族って難しいで賞」では異なる2つの記事が受賞しました。▼表に見えにくい「実母と娘の関係」いつも明るく、あっけらかんとしたキャラで人気のホリカンさんからは想像できないほどダークで切ない実母のお話。 『実母のようにはなりたくない! 過去の辛い経験から生まれた私の育児ルール』/ホリカンさん ホリカンさんの実母のお話は、ご自身のブログでも公開されており、反響を巻き起こしています。毎日、毎日、蛇口をひねるように愚痴を言い続けるお母さんとそれを幼いころから聞き続けるホリカンさん。あれだけ嫌いだったはずなのに、ふと実母に似ていることに気が付く瞬間があり、背筋が凍るようなゾッとする感覚に襲われるといいます。【ホリカンさん受賞コメント】この手の話はとてもデリケートで、当事者にしかわからないこともたくさんあると思います。実際、私は身体的に虐待されて育ったわけではありませんし。こうして今幸せに暮らしているのは、ここまで大きくしてくれた母親のおかげです。しかし…だからこそ、表には見えにくい【実母と娘の関係】。この話を書くに当たってはとても勇気がいりました。当時を思い出す作業は、古傷をえぐられるような作業でした。実際に、ブログで公開した際にはご批判もいただきました。しかし、それ以上に多かったのが『私も同じです』というお言葉。私が思ってる以上に、私と同じように苦しんでいる方がたくさんいるということをこの時初めて知りました。悪気はまったくなく、まるで友だちにでも話すように、無意識に自分の子どもに愚痴を言ってしまうことって結構あることだと思います。しかし、子どもは母親の話をとても敏感に聞いているのです。私自身、毎日毎日洗脳のように母親の愚痴を聞かされ続け、つらい思いをしてきました。だからこそ、自分の子どもには私と同じ思いをさせてはいけないと思っています。▼親の何気ない一言が子どもを傷つけるもう一人は、グラハム子さん。ママ友と話しているときに、ついつい自分の子どもを卑下して、相手をもちあげたり、他人から子どもをほめられたときつい謙遜してしまうことがあります。そこには褒められてうれしい反面、ついつい自分の子なら多少冗談を言っても許されると思ってしまう感情もあったり…。そんなどこでも見かけるシーンでの親の一言が子どもの心を傷つけるのだとすごく反省させられる記事となっています。 『自分がイヤなことは人にも言わない…シンプルなことほど「家族」って難しい』/グラハム子さん 【グラハム子さん受賞コメント】このたびはこのような素敵な賞をいただき、まことにありがとうございます。家族って、いつも一番側にいてくれて、大好きだけれど、自分ではありません。家族だとついつい言いすぎてしまうこともありますが、それぞれの個性を尊重しあえる関係が私の理想ですこれからものんびり頑張っていきたいと思います。■「不登校に苦しんだ家族の絆」賞娘の「不登校」というテーマを全5回にわたって描いたじゃがいもころりんさん。友だち付き合いもできているし、勉強も理解できているから、それほど深刻に考えていなかったじゃがいもころりんさんでしたが、娘さんはどんどん家から出られなくなっていきます。そしてそんな彼女から「消えたい」の一言で、「私は何を守ろうとしていたのか」と一緒に苦しみに向き合うことに…。この不登校が始まる前、手探りの状態、元気になるきっかけまでを赤裸々に描かれ、多くの読者の心にインパクトを与えたことが大きく評価されました。 『不登校に苦しんだ娘の「消えたい」の一言で…親がやっと気がつけたこと』/じゃがいもころりんさん 【じゃがいもころりんさん受賞コメント】このたびは素晴らしい賞をいただき光栄です! これも読んでくれた皆さま、編集部の皆さまのおかげです。不登校はつらかったですが、だからこそ娘らしい生き方を見つけられ親子の絆も強くなった、かけがえのない体験です。悩める方々に届くといいなと思って書きました。本当にありがうございました!■「びっくりトラブル」賞子どもができて初めて知ったことは、子どもがケガなく元気で成長することは奇跡に近いということ。それぐらい小さい子どもにとっての危険な箇所はたくさんあります。それは家の中にも…。今回、受賞した作品は、「とにかくイラストの描写がすごい!」と編集部でも大きな話題となりました。そして心が締め付けられそうになる展開に、親としてあらためて気を付けていかなければいけないことを再認識させられる記事として評価されました。 『家の中も危険だった…! 子どもの事故…それは一瞬で』/もづこさん 【もづこさん受賞コメント】まさか賞を頂くとは…! と驚きつつも、たくさんの方に読んで頂けたのかなとうれしく思います。この記事を読み返すと当時の衝撃を思い出し、『今こうして娘と一緒に受賞を喜べていることが奇跡なんだ』と感じます。記事を読んで「自分も子どもの安全にもっと気をつけよう!」と思っていただけたら幸いです。■「涙ぽろぽろ」賞自分がイライラしていることを「子どものせい」としてしまうことは日常では起こりがち。そんなときの私の顔はどう子どもに写っていたのだろうか…。「ごめんね…おかあしゃん」と謝る息子のイラストは、胸をぎゅっと締め付けられるような、危機迫る感情を覚えます。誰でも一度は思わずやってしまいそうなシチュエーションだけに、身につまされる思いがしたという編集部からの意見が続出しました。 『イライラし続けた私の態度が息子を傷つけた…私は今どんな顔していたの?』/鈴木し乃さん ■「子どものいる防災は大変で」賞毎年起こる大きな災害。他人ごとではなく、本当にすぐ身近で起こるこうした災害は誰もの心の中に暗い影を落とします。いま現時点でも災害によって、日々大変な生活を強いられている方々がいることに思いを馳せながら、災害弱者である子どもを抱えた防災も考えていく必要があります。あらためて「自分がいざ何かあったら」を考えさせるきっかけとなったことが評価されました。 『幼児がいると大変…!突然の停電で焦りまくったので改めて「防災対策」を考え直しました』/tomekkoさん 【tomekkoさん受賞コメント】この度は子連れ防災の記事を選出していただきありがとうございました。甚大な被害を受けられた地域の方々に比べたら本当に小さな被害ですみましたが、これを機に家族での防災に自分ごととして関心を持つことができました。災害時の備えとして、少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。■「時短&おいしいスボラ飯」賞「おいしい」「簡単」「時短」キーワードは、ママにとって魔法の呪文のようなもの。子どもが喜ぶ料理を出したい、けれど時間をかけることはできない、そんな毎日の葛藤をかなえてくれる料理を提案してくれたなーみんさん。この記事を見て、「作りたい!」という声がとても多く挙がりました。 『話題の「焼きTKG」が子どもたちに大ウケ! アレンジ簡単な定番ズボラ飯』/なーみんさん テキストテキスト 【なーみんさん受賞コメント】この度は【時短&おいしいスボラ飯賞】ありがとうございます!じつはこのズボラ飯、母から譲り受けたズボラレシピで私も子供の頃よく食べておりました。自分が母となった今、簡単で美味しいってこの上なく素晴らしいと実感しております(笑)アレンジもたくさんできるので手を抜きたい日はぜひ作ってみてください!■「神夫ってすごいで」賞体調が悪くなったある日、「imo-nak」さんの夫さんはてきぱきと物事を決めて言ってくれます。しかも「勘違いしないで、君に倒れられると、俺が大変なだけ!」とイケメンマンガの主人公並みのセリフまで! そんな神夫の対応は、さらに続きます!このimo-nakさんの夫さんに、編集部一同「うらやましい!!!」の一言に尽きました。 『体調を崩してダウン… ピンチの状況で夫がとった行動にある意味、驚愕!』/imo-nakさん 【imo-nakさん受賞コメント】素敵な賞をありがとうございます!とても嬉しいです。受賞を夫に伝えたところ、「自分がされて嬉しいことを相手にもしてるだけだよ」…とまたしても神夫発動していました。これからも家族仲良く、そして夫にあやかって私も神妻になれるように(←無理)がんばります!2019年もたくさんのコミックエッセイを描いていただいたコミックライターさんたちに、深く感謝いたします。またウーマンエキサイトのコミックエッセイを読んでいただいた多くの読者の皆さま、ありがとうございました。今回、編集部メンバーが推した作品は、これからのママたちに一緒に考えていきたいテーマだったり、まだまだ「母親らしさ」に囚われがちで悩むママたちに寄り添いたいと思った作品ばかりです。また子育て中に起こる葛藤、実母との関係など、赤裸々な問題にも真摯に取り組まれたコミックライターさんの作品は、編集部でも大きく考えさせるテーマでした。2020年に向けて、これまでママたちが一人で悩み続けてきた問題点にも深く切り込んでいこうと、今回選出された作品をみて編集部でも思いを新たにしました。令和時代のママに向けてウーマンエキサイトでは「OPEN子育て」を提案しています。「ダメな自分もさらけ出しちゃう」、「家事も育児も、アウトソースはもちろんOK」、「人も、自分も、否定しない」などなど。2020年もママに寄り添いながら、もっともっと楽しい毎日が送れる記事をお届けできるように頑張ります。(ウーマンエキサイト編集部一同) ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年12月20日俳優の横浜流星が、検索数が急上昇した人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2019」の大賞に決定し4日、都内で行われた発表会に出席した。この賞は、「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年に比べて検索数が急上昇した人物や作品などに贈られるもの。集計期間は2019年1月1日から11月1日まで。“今年の顔”として最も検索数が急上昇した人物に贈る“大賞”に加え、「パーソンカテゴリー」「カルチャーカテゴリー」「プロダクトカテゴリー」「ローカルカテゴリー」において、人物・作品・製品などを表彰する。6回目となる今回、横浜流星が大賞を受賞。急上昇理由について「ピンク髪の不良高校生“ゆりゆり”こと由利匡平を演じたTBS系ドラマ『初めて恋をした日に読む話』をはじめ、若手実力派俳優として数多くの話題作に出演。人気雑誌の表紙を飾ったり、テレビ番組で特技の空手を披露するなど、多方面で活躍した」と発表された。なお、俳優部門賞とのダブル受賞となった。トロフィーを受け取った横浜は「本当にすごく光栄に思いますし、何よりこのトロフィーが重いです」と重みを実感。「たくさんの方が検索してくださって興味を持っていただいて、本当に幸せに思います」と喜びを語った。横浜は今年、雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)が選ぶ「今年の顔」や、「2019 第32回 小学館 DIMEトレンド大賞」のベストキャラクター賞、「GQ MEN OF THE YEAR 2019」のニュー・ジェネレーション・アクター・オブ・ザ・イヤー賞なども受賞している。
2019年12月04日「『現代用語の基礎知識』選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、発表され、「ONE TEAM」が年間大賞に選ばれた。受賞者は、ラグビー日本代表チームで、この後、都内のホテルで行われる表彰式に、日本ラグビーフットボール協会の森重隆会長が登壇する。今年大フィーバーを巻き起こしたラグビーワールドカップで活躍した日本代表を率いるジェイミー・ジョセフヘッドコーチが掲げたテーマである「ONE TEAM」。同賞では「世界に広がりつつある排他的な空気に対する明確なカウンターメッセージであるとともに、近い将来、移民を受け入れざるを得ない日本のあり方を示唆するものとなった。それは安倍総理にもしっかりと伝わったと信じたい」と講評している。ラグビー関連では「ジャッカル」「にわかファン」「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」「笑わない男」もノミネートされていたが、これらはトップテンに入らなかった。このほか、トップテンには「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「#KuToo」「○○ペイ」「免許返納」「闇営業」「令和」が受賞。また、選考委員特別賞に「後悔などあろうはずがありません」が選ばれた。「スマイリングシンデレラ/しぶこ」のプロゴルファー・渋野日向子選手、「後悔などあろうはずがありません」の鈴木一朗氏は、表彰式を欠席する。○今年のノミネート30語(五十音順)「あな番(あなたの番です)」「命を守る行動を」「おむすびころりんクレーター」「キャッシュレス/ポイント還元」「#KuToo」「計画運休」「軽減税率」「後悔などあろうはずがありません」「サブスク(サブスクリプション)」「ジャッカル」「上級国民」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「ドラクエウォーク」「翔んで埼玉」「肉肉しい」「にわかファン」「パプリカ」「ハンディファン(携帯扇風機)」「ポエム/セクシー発言」「ホワイト国」「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」「◯◯ペイ」「免許返納」「闇営業」「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」「令和」「れいわ新選組/れいわ旋風」「笑わない男」「ONE TEAM(ワンチーム)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト )、俵万智氏(歌人)、 室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』 編集長)の7人。
2019年12月02日こんにちは育田花です。今回はわたしがコミックライターになったきっかけのようなものを書かせていただきます。私のこの仕事コミックライターって言うんだ…と初めて知りました。ライターは知ってるけど、コミックライターか!現在は育児休暇中ですが、普段は会社員をしております。はじまりは、3年前の三男の産前休暇の時。休み中なにか好きなことに打ち込もうと、昔描くのが大好きだった絵を毎日日記にしようとほぼ日手帳を購入しました。内容は好きなアニメや漫画の絵、育児中に欲しいもの、ネットで見て気になったこと、長男次男の様子をペンで描いていました。それをインスタが流行っていたので投稿して楽しんでいたのです。ただ、産前休暇の時のように産後は時間を取れなくなってしまい、日記を描くのをストップしてしまいました。産後間もなくしてiPad ProとApple pencilの存在が気になりはじめて思い切って購入しました。前々からデジモノが大好きで気になるものはついつい買っていたのでこれが功を奏してまたお絵描きできる日々が復活しました。アナログと違って画材を用意する時間、インクが乾く時間を気にせず準備する時間もかからないので隙間時間にさっと取り出して描くことができました。描けるようになるとどんどん意欲が戻ってきて、育児のこと、夫婦のことを描き始めてたくさんの方が目にしてくれる機会が増えてきました。インスタから出版社の方やニュースサイトの方からお声掛けいただいたり、またそのつながりでのご縁もあって今の仕事につながっていきました。絵を描くのが大好きでしたが、それで自立して生きて行くことは完全に無理だろうと将来の選択肢にも入れず生きてきたので今のこのお仕事がとても楽しいです。仕事をしている自分、育児をしている自分も好きですが、本当に好きな事を活かせているこの仕事をしていふ時が一番イキイキしているなと感じます。仕事をしている時も絵の仕事を並行して行なっている時もありますが綿密にスケジュールを組むこともとても楽しいのです。自分の好きな事を仕事にするという夢を抱くのは間違った事ではないといつか子供達に胸を張って言える日が来たらいいなと思っています。
2019年09月10日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは。私は2人の姉妹を育てる主婦です。今回は「私がコミックライターになるまで」の話を書きます。じつは、この記事を書くにあたって「ほう、このお仕事はコミックライターっていうんや」と知りました。そんなへっぽこライターをしている私ですが、趣味としてイラストを描きながら、お仕事の依頼をいただくようになるまでを振り返りたいと思います。■落書きが好きだった学生時代私は落書きをすることが大好きな子どもでした。(そっから振り返るんかい)とはいえ、芸術系の学校に行ったり、美術部で絵を学んだことはなく、ただ教科書に落書きをしたり(おい)、授業中の眠気しのぎに先生の似顔絵を描いて、友だちを笑わせるのが好きでした(勉強せえ)。大人になると、ほかにも楽しいことがたくさんあるので、だんだんと絵を描かなくなりましたが、いまのように落書きをするようになったのは、上の娘の出産がきっかけでした。■育児日記がわりの落書き絵日記私にとって初めての子育ては楽しいことばかりではなく、むしろ不安な気持ちが強かったように思います。仲の良かった友人たちは仕事に打ち込んでいたので、育児について気軽に相談できる人がいませんでした。そのため、教科書に落書きをしていた学生時代のように、チラシの裏側に今日あったことをちまちまと描くようになりました。そして当時、私の周りでは限られた人しか使っていなかったInstagramに絵を載せたところ、姉と地元の友人が「いいね!」を押してくれて、そこから楽しくなり定期的に絵を描くようになりました。■趣味が「仕事」になった理由SNSやブログにイラストを投稿している人の大半が「たくさんの人に見てもらいたい」とか「お仕事にしたい」と思っているのではないでしょうか。しかし、私にはどちらの気持ちもなく、落書きをInstagramに投稿し始めてから数年間は、自分の記録のためだけに描いていました。どうして最近になってお仕事の依頼がくるようになったかといえば、私自身が「仕事にしたい」と思うようになったからです。イラストに限らず「これは仕事だ」と思うと、おのずとクオリティを上げようと思いますよね。例えば、ハンドメイドのお洋服づくりを仕事にしようと思えば、自分で着るものをつくるときよりも、細部の処理を気にするはずです。こうして、仕事の目線をちょっとずつ意識するようになり、できる範囲で絵を描く道具や環境を整えながらSNSでの投稿を続けたところ、コラム記事やイラストの依頼がくるようになりました。もし、趣味を仕事にしたいな、と思っているなら、まだお仕事になっていなくても「これは仕事なんだ」と思って取り組み、SNSで発信してみてはいかがでしょうか。自分自身のスキルアップにもなりますし、思わぬところから仕事につながるかもしれません!■趣味が仕事になるともっと楽しい!私は息抜きとして落書きをしているくらいなので、Instagramやブログを更新するのはとても楽しいです。それがお仕事になるともっと楽しい! というのが私の実感です。名だたるコミックライターさんと比べると、イラストのクオリティやお仕事の実績もまだまだですが、私は外での仕事と育児、日常生活に無理のない範囲で、やりがいのあるイラストやコラムのお仕事を続けていけたらと思っています。
2019年07月14日「このミステリーがすごい!」大賞の関連作品の中から選定された計5タイトルが、「このミス」大賞ドラマシリーズとして制作され、7月4日(木)からU-NEXTによる配信&カンテレでの地上波放送をスタート。6月10日にラインナップ発表記者会見が開催され、各作品の主演・佐久間由衣、阿部進之介、小関裕太、および第5弾作品の特別審査員・佐藤二朗が登壇した。宝島社が新たな時代のミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に、2002年に創設した「このミステリーがすごい!」大賞。これまで、第153回直木賞を受賞した東山彰良や、第15回大藪春彦賞を受賞した柚月裕子、累計1,000万部突破の「チーム・バチスタの栄光」シリーズの海堂尊などの作家を輩出しており、多くの作品が映像化されている。佐久間由衣「現在では冴えないけれど…」第1弾作品「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」は、現代と江戸を行き来しながら、江戸時代の難事件に挑む女性の姿を描くタイムトラベルミステリー。同ドラマで主演を務めるのは『劇場版ファイナルファンタジー XIV 光のお父さん』が控える佐久間さん。見どころについて、「1つの作品の中で現在と江戸というまったく違う世界観を両方楽しめるので、贅沢なお話だなと思います」と紹介。「彼女は現在では冴えないけど、江戸時代に行っていろんな人と出会って、いろんなことを乗り越えていくうちに自分に責任感を持ち始めて、成長していく話でもあるので、そこもぜひ見ていただきたいところです」とアピールした。阿部進之介「一気に全話を読んで、自然と泣いちゃった」一転、第2弾作品「名もなき復讐者 ZEGEN」は、日本の裏社会に生きる生涯孤独な男の壮絶な復讐劇と、男に関わる人々の生き様を描くダークエンタテインメント。同ドラマで主演を務めるのは『キングダム』出演も話題となっている阿部さん。最初に台本を読んだ印象を尋ねられると「ハードでした。一気に全話を読んで、自然と泣いちゃったんですけど、脚本を読んですぐに自分の中で反応がある作品だったので、僕がやる女衒(ぜげん)という役は共感しやすい役なんだなと思いました」と回顧し、これから撮影を行うそうで「女衒は愛情を求めて生きている人間だと思うんですけど、愛情を求めるがゆえに、人に愛情を与えていくような男で、そういう部分が見ている方に伝わればいいなと思います」と意気込みを語った。小関裕太、女優のポスターに“顔をスリスリ”!?第3弾作品「死亡フラグが立ちました!」は、完璧な殺し屋“死神”を追うルポライターの奮闘をコミカルに描くユーモアミステリー。同ドラマで主演を務める小関さんは、佐久間さん初主演映画『“隠れビッチ”やってました。』などが控えている。小関さんは自身の役どころについて、「都市伝説ライターという役は初めてで、しかもイケていないライターなので、自分自身でライターさんってどんな感じなんだろうって探りながら作っていく過程が楽しいと思うので、自分の中で探していきたいと思います」とコメント。「自分の好きなアイドル的存在の女優がいて、そのポスターを見ると、顔をスリスリするシーンがあるんですけど、台本を読む限り、後々その女性アーティストが関わってくるんだろうなと思うので、そんなイケてな部分は私生活にないので、そこも楽しみたいなと思います」と声を弾ませた。佐藤二朗、“U-NEXT・カンテレ賞”受賞作のクリエイターに第5弾作品は、10月発表となる第18回「このミステリーがすごい!」大賞における“U-NEXT・カンテレ賞”受賞作。本賞の特別審査員と同ドラマのクリエイターを務め、さらにシリーズ全作品に“特別”出演も予定している佐藤さん。審査員のオファーが来た際に「なんで俺に?」と思ったそうだが、「タイミング的に今年の2月に僕が脚本を書いて監督した映画を撮ったこともあり、まだ世に出ていない原作を選ぶということもやったことがなくて興味があって、50歳になってやったことのないことをやるのも面白いなと思ったので、お引き受けいたしました」と告白。クリエイターも務めることに関しては「選んだ作品がどうドラマ化されるのか1番興味があるところなので、なんかの形で関われないかと思っています」と吐露し、さらに役者としても全作品に関わることについては「どういう出方になるかわからないんですが、このお3方の作品はそれぞれタイプが違うので、いろんな楽しみ方があるんですが、視聴者の方にはそのたくさんある楽しみ方の1つのアイテムとして“佐藤二朗を探せ”じゃないですけど、そんな楽しみ方をしていただければなと思っています」と明かした。なお、第4弾作品「連続殺人鬼カエル男」は、殺人鬼“カエル男”による凄惨な連続殺人事件をテーマに、サイコスリラーと社会派ミステリーの側面を併せ持つ話題作。主演は未定となっている。「このミス」大賞ドラマシリーズは7月4日(木)より毎週木曜24時25分~カンテレにて(関西ローカル放送)、毎週木曜、地上波放送終了後よりU-NEXTにて配信スタート。(text:cinemacafe.net)
2019年06月11日この春、コミックエッセイ『母ハハハ!』を出版したお笑い芸人で夫婦コンビ「夫婦のじかん」(相方は元・トンファー 山西章博)兼イラストレーターとして活動している大貫さん。相方であり夫でもある山西さんと付き合って10年で結婚、偶然が重なり夫婦でお笑いコンビを組むことになり、妊娠、出産、ドタバタの育児……。『母ハハハ!』に掲載されているエピソードはすべて、大貫さんのインスタグラムにアップされていた漫画がベース。現在、1歳の男の子のママである大貫さんに、子どもができて夫婦関係の変化と、“妻が稼いで夫は主夫” という夫婦の形についてお話を伺ってきました。PROFILE夫婦のじかん 大貫さん1981年栃木県生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。夫婦コンビ「夫婦のじかん」として活動中。大貫ミキエ名義でイラストレーター、漫画家としても活動中。Instagram:@ohnuki_fufutimeTwitter:@takada_ohnuki貧乏2人暮らし、リアル夫婦コンビを組んだ矢先に妊娠、出産…編集部:『母ハハハ!』の出版おめでとうございます。つわりで絶不調だった妊娠中から出産、産後……と、タスクが山積みになる怒涛の生活の中で、毎日漫画を更新されていたことに驚きました。大貫さん/以下、大:ありがとうございます。漫画は、元々、お笑いコンビを夫婦でやることになったときに、一人でも多くの人に知ってもらえるきっかけになれば!と、コンビ結成の日から更新を始めて、わたしたち夫婦の日常についてアップしていたんです。その時は書籍化は全く考えていなくて、純粋に宣伝のためにやっていただけなんです。それまでは私と旦那が結婚したことを知らない吉本の先輩も多く、SNSをきっかけに「え、おまえら結婚したの!おめでとう」と声をかけられることもあったので、よかったですけど。毎日漫画を描いてアップするのは正直大変ですが、コンビ結成から1年後に妊娠するまで毎日更新していたので、ここで流れを止めない方がいいなって。育児は未知のできごとだし、大変だと耳にしていたので漫画を描くのはしんどいかな?と少し不安だったんですけど……結果的に出産数ヵ月で書籍化の話がいただけたのはラッキーでした。編集部:それでも毎日更新するのは大変だと思います。「夫婦のじかん」を組む前、インスタグラムはされていなかったんですか?山西/以下、山:はい、僕はSNS自体やっていませんでした。大:私は……実は、アカウントを持ってました(笑)。ただ大好きなBIGBANG関連の投稿に「いいね!」をするためだけに、仕事は無関係のアカウントを(笑)。山:そうだったの?今知りました(笑)。大:でも、芸人として公に始めたのは旦那とコンビを組んでからです。漫画で日常を描くのはしんどそうだなと思ったんですけど、モノマネでブレイクしたガリットチュウの福島さんを始め、周りの芸人が褒めてくれたことが大きかったですね。福島さんはアカウントを開設した当初からフォローしてくれていて。「毎日描くのは大変だけど絶対にやった方がいいぞ。フォロワーが全然いなくても、意外とテレビ業界の人は見ていたりするから仕事に繋がるかもしれないし、とりあえず続けろ」とアドバイスしてくれて。最初はフォロワー数もなかなか増えなくて、大変な思いをしてまでなんのためにやっているんだろうと思うこともあったんですが、いいタイミングで、ムーディ勝山さんやハリセンボンの(近藤)春菜さんが「漫画めっちゃ面白かったよ!」と褒めてくれて。自分が面白いと思っている人が面白かったよ、と言ってくれたことが、励みになりました。編集部:大貫さんが漫画を描いている間、山西さんはどのようにサポートされていたんですか?山:コーヒーをいれたり肩をもんだり。彼女が仕事に集中できる環境を整えていました。編集部:漫画について独学で学んだと聞いて驚きました。大:漫画を描くのは大好きで、昔は芸人になるか漫画家になるか本気で悩んだこともあったんです。漫画は自己流なんです。プロの漫画家の元でアシスタント経験があるわけではないので必死に勉強して。美大で学ぶようなパースをとったり構図を考えるのは独学で、イラストは描くことによって上達するのでとにかく経験を積むようにしました。ハリセンボンの単独ライブ用に、春菜さんを『NANA』(矢沢あい作)風に描いたりと、吉本はイラストを描く仕事も沢山あったんです。気がつくとほぼほぼ吉本専属イラストレーターみたいになってました(笑)。編集部:その後、プロになろう!と奮起して「ちびまる子ちゃんファンコミック大賞」や「小学館漫画賞」を始めとする各漫画賞にも入選され、CMの絵コンテやゲームアプリなどのイラストも手がけられたんですよね。大:イラストも描ける芸人のままだと悲しいほどギャラが安いので、受ける仕事の幅を広げるためにもプロになってやろう!と思ったんですよね(笑)。たまに、芸人もイラストもやっているので、「どっちかに絞った方がいい」と言われることもあるけど、自分の中で「息子のことは一番にする!」と決めてさえいれば、あとは楽しんでやればいいなと。流れに身を流せて。楽しんで生きる方がいいやって。編集部:大貫さんがイラストで稼ぎ、山西さんが主夫として家事を担当と、いわゆる一般的とされている男女の役割とは正反対な点も興味深かったです。大:私は家事が苦手で。それよりもイラストを描いたり、何をどう描いてどうPRすれば営業利益が上がるのか、という経営の視点で考えることも含めて、仕事をする方が向いてるし、得意(笑)。といっても、付き合い始めた頃は今のように考えていたわけじゃなくて。自分は料理だってできる方だと思っていたんです。といっても実際は料理を作るといってもインスタントラーメンを作ったり、レトルトカレーを温めることぐらいしかやったことがなくて。ある日、ぶり大根を作ろうとしてボヤ騒ぎを起こしたことをきっかけに、料理から完全に手を引き、家事は旦那に担当してもらうことにしました(笑)。編集部:漫画でも、山西さんが常に携帯で近所のスーパーの安売り情報をチェックしていたり、そんな山西さんのために大貫さんが新しいフライパンを買ってあげたり、といったエピソードがあって微笑ましいです。大:私達、性格が正反対なんです。私は感情的で、なにかあると言わずにいられないタイプ。でも夫は達観しているというか。穏やかなんですよね。つわりで吐いてしまった時も、「吐瀉物を見たらまた気持ち悪くなっちゃうでしょ?俺が片付けておくからゆっくり寝ていて」と言ってくれて。本当に優しいんです。だから、子どもを生むことに関して小さな不安はあったけれど、「旦那がこういう人なので絶対大丈夫!」と確信がしていました。夫には天才って言って!とピンポイントでオーダーしています(笑)編集部:優しいですね。ちなみに、お子さんが生まれて大きく変わったことはありますか?大:私も旦那もあまり変わっていないんですけど、夫が感情を出すようになりましたね!それまではずっとフラットというか起伏がない人だったんですけど、子どもをあやすために歌を歌っていたり。山:音痴ということもあり、それまでは鼻歌すら歌ったことがなかったんですけど、赤ちゃんって歌が大好きじゃないですか?だからあやしたり寝かしつけたり、年がら年中歌っていますね。大:子どものこと好きなんだ!って新しい発見でしたね。山:自分の子どもが生まれて一気に変わりましたね。生まれた瞬間から可愛くて仕方がなくって。他人の子もめちゃくちゃ可愛く感じるし、ホンマ人生観が変わりました。大:旦那が息子をものすごく可愛がるので、つい「私のことも同じぐらい丁重に扱って欲しいんだけど」と言ったことも。普通は奥さんが子ども一直線になるっていうじゃないですか?でもうちは反対で、しかもここまで子ども命!になるとは思わなくて。だから思わず「ちょっとまってよ、産んだのは私なんだから、まず私のことをねぎらってよ」と(笑)。編集部:子どもが生まれると夫婦喧嘩が増えることが多いと言われますが、お二人はどうでしたか?大:一方的に私が怒ることはあるけれど、旦那はそこで反論してこないので大喧嘩には発展しないんです。山:僕は常に奥さんと子どもの機嫌をとっていますから(笑)。というのも、そこさえおさえていたら家庭がまわりますから。夫婦喧嘩って、だいたいがきっかけは些細なことなのに、お互い主張をしているうちにヒートアップするじゃないですか?それってもったいない。「なんでこんなことになってんねん。こんなにもめてるねん!」て思うんですよね。編集部:夫婦でバランスがとれているんですね。大:自覚はあるんですが……私はそれでも言わないと気がすまない(笑)。ある日、いつもは優しく受け止めてくれる夫が、珍しく言い返してきたときに「ちょっと、刃向かわないでよ!」と言ったことがあって(笑)。それは自分でもさすがに横暴だなと思いました(笑)。まぁでも結局、10年付き合ってお互いの性格は理解しあえているので喧嘩の引きどころも心得ているんですよね。そもそもなんで夫婦喧嘩をするかというと、女の人は別に小言を言いたいわけじゃないんです。共感したり話を聞いてほしくて話しているのに、それが伝わらないから口うるさくなっているだけなんですよね。だからとりあえず聞いてもらって。でもリアクションがないのは嫌なので、コメントや謝罪は欲しい。だから男の人が優しければ家庭はまわると思います!編集部:1歳の息子さんを育てる中で大変だったこと、忘れられないことはありますか?山:一番大変だったのは、僕がぎっくり背中になった時。ウチの息子は抱っこでしか寝ない時期があり、基本ぼくが寝かしつけをしていたんですが、物理的にできなくなってしまって。で、奥さんにスイッチしたいと思っても彼女は漫画を描く作業があるし。そのときに「ウチの家は奥さんが動けなくなるよりオレが動けなくなる方がやばいな。家庭が回らなくなるんやな、と思いましたね(笑)」大:そうなんです!旦那が倒れたらご飯作ってくれる人がいないんで困る(笑)。ウーバーイーツを頼むにしても高いし。山:ウチの場合経済を回してるのは妻だけど、家庭を回してるのは夫。夫がダウンしてしまったら息子に専念することになるので、家事も仕事もできなくなるし。山:だから俺が健康に気をつけないとな、と再確認しましたね。編集部:お互い、今後こうしてほしいという希望はありますか?山:『母ハハハ!』の出版をきっかけに大先生になってもらって、お金をじゃんじゃん稼いで潤していただきたいです!大:私は特にこれといって旦那に変わってほしいところはないんですが……。あ、でも、たまに旦那が若手の仲間たちの「バイトは大変だ、辛い」という話を聞いて、アルバイトしようとするのはやめて欲しい。うちはそんなに余裕がない生活はしてないでしょ?苦労はしてないでしょ?って。単刀直入に言っちゃうと、旦那が働きに出るより、その時間私が仕事した方が稼げるからって(笑)。山:若手のみんなが苦労している話を聞くと、おれだけ全然やってないんじゃないかと思っちゃうんですよね。大:いやいや。だってあなたは家事をやってるから。家事と仕事って同じぐらい大変じゃないですか?あなたが家事育児を一生懸命やってくれているから私は漫画に集中できるんだし。だから、仕事をしている方が偉いとかいう世の中の風潮は変わっていくべきだなと思いますね。『母ハハハ!』絶賛発売中!『母ハハハ!』 著/夫婦のじかん 大貫さん税別1200円PARCO出版:Shiho Kodama
2019年04月09日ananのモテコスメ大賞「ヘアケア部門」を受賞した2つのアイテムをご紹介します。【パーソナルケアで悩みを克服!】メイクやスキンケア同様、ヘアケアでも、より個人の悩みや目的に対応したアイテムに注目が。「美容もファッションも恋愛においても、“自分らしさ”を求める傾向に。その中で、美にとって髪が重要なパーツであるということが定着し、自分の魅力を光らせる手段として、ヘアケア意識が年々高まっています。アイテムも細分化され、よりパーソナルな悩みに対応するものが増えているので、悩みや目的が明確な人はもちろん、そうでない人でも、自分に必要なものを探しやすくなっているはず。髪は手をかければかけた分だけ効果が表れると思うので、自分に合ったアイテムに出合うことが、美髪への近道です」(美容ジャーナリスト・永富千晴さん)“悩みレスの髪で余裕感のある女性に”賞モイスチュアコントロール、カラーコントロール、フォルムコントロール、ボリュームコントロール/スティーブンノルあらゆる髪悩みの原因のひとつである水分バランスを整えることで、パサつきやゴワつき、カラーキープ、うねり、ボリューム不足などの、パーソナルな悩みに対応。各シャンプーに高浸透毛髪補修成分を配合。「猫っ毛なのでボリュームを優先するとパサパサになるのが悩みでしたが、両方が叶う!」(トータルビューティプロデューサー・猪熊真理子さん)。シャンプー 500ml 各¥1,600*編集部調べ(コーセー)“世界にひとつ!特別感MAX”賞シャンプー&リペア/MEDULLAウェブで7つの質問に答えるだけで、100以上の処方の中から髪の状態に合わせた、オリジナルシャンプーとトリートメントが完成。気分やテーマに合わせ、香りも5種類から選択可能。「LIGHTは爽やかでいて官能的な香り。ドライ後は、ツヤとさらさらが同居する理想のモテ質感に」(美容ライター・安田光絵さん)。シャンプー 各250ml¥6,800※リペアとの2本セット価格(MEDULLA)永富千晴さん美容ジャーナリスト。会員制ビューティコミュニティ「club C. 」主宰。多角度から美容を追求し、最新美容情報からリアルな声を反映したリアルビューティまで、様々な情報を発信中。※『anan』2019年3月27日号より。写真・さとう しんすけスタイリスト・中根美和子取材、文・松原 彩(by anan編集部)
2019年03月24日アイドルグループ・King & Princeが、検索数が急上昇した人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2018」の大賞に輝いた。5日、都内で行われた「Yahoo!検索大賞2018」発表会にて発表された。この賞は、「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年に比べて検索数が急上昇した人物や作品などに贈られるもの。集計期間は2018年1月1日から11月1日まで。5回目となる今回、今年5月23日にシングル「シンデレラガール」でデビューし、1年目で紅白歌合戦の切符をつかむなど大活躍のKing & Princeが、“今年の顔”である大賞に選出された。King & Princeはアイドル部門賞も受賞し、ダブル受賞となった。
2018年12月05日「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」で「そだねー」が年間大賞に輝いたロコ・ソラーレの本橋麻里代表理事が3日、東京・日比谷の帝国ホテルで行われた表彰式に登壇し、喜びを語った。平昌五輪のカーリング女子日本代表が競技中に発していた言葉で、チームを支えた本橋氏は「大賞を獲ると思ってなかったので、本当にビックリしています」と心境を告白。選手たちは現在海外遠征中だが、「みんなが朝目覚めたら、ビックリすると思います」と想像した。オリンピックで銅メダルを獲得して以来、日本中の注目を集めることになったが、「最初は『そだねー』や『もぐもぐタイム』(が注目されるの)に戸惑っていた部分はあったんですけど、“カーリング”というワードがそれに付随して思い出してもらえるというのは、選手としてすごくうれしいことでもあるので、『そだねー』は地方の言葉かもしれないんですけど、みんな今は誇りを持っています」とのこと。最後に北海道弁で、他のメンバーに受賞の喜びを報告してほしいとリクエストされると、「目覚めたみんな~、いつの間にか大賞獲っちゃいました。今シーズンもみんなで一緒に頑張ろうね~」と笑顔で呼びかけた。このほか、トップテンには「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「#MeToo」が選出されている。
2018年12月03日「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」が3日、発表され、「そだねー」が年間大賞に選ばれた。同日、東京・日比谷の帝国ホテルで行われる表彰式に、ロコ・ソラーレの本橋麻里代表理事が登壇し、喜びを語る。「そだねー」は、平昌五輪のカーリング女子日本代表が競技中に発していた言葉で、マイナビニュースの読者投票でもダントツの1位だった。受賞理由は「不寛容な時代といわれSNSの反応を過剰に気にして疲弊する昨今、オリンピック平昌大会で銅メダルを獲得したトップアスリートから発せられるのんびりとしたやりとりはほっとするひと時をもたらしてくれた。メンバーは1991年、1993年生まれと世に言う『ゆとり』の世代。マイペースで仲間を尊重し合いながらスペシャルな結果を出す、平成世代の力を見せてくれたのだ」。選考委員の言語学者・金田一秀穂氏は「『そだねー』がイチオシである。何より、作られた言葉ではなく、自然に生まれた言葉であるので、ワザとらしさがない。当たり前の心がこもっている。北海道アクセントの温かみがある。地についている。スポーツ選手のことばなのに、気合や根性とは遠く、誠実でありながら、あくまでもほんのりとやさしく穏やかである。今の日本が必要としている清潔感に満ちている」と絶賛した。このほか、トップテンには「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「#MeToo」を選出。「おっさんずラブ」からはテレビ朝日の貴島彩理プロデューサー、「ボーッと生きてんじゃねぇよ!」からはチコちゃんが登壇する。○今年のノミネート30語(五十音順)「あおり運転」「悪質タックル」「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「GAFA(ガーファ)」「仮想通貨/ダークウェブ」「金足農旋風」「カメ止め」「君たちはどう生きるか」「筋肉は裏切らない」「グレイヘア」「計画運休」「高プロ(高度プロフェッショナル制度)」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「時短ハラスメント(ジタハラ)」「首相案件」「翔タイム」「スーパーボランティア」「そだねー」「ダサかっこいい/U.S.A」「TikTok」「なおみ節」「奈良判定」「ひょっこりはん」「ブラックアウト」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「#MeToo」「もぐもぐタイム」
2018年12月03日●高視聴率=流行ではない毎年恒例の「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンと年間大賞が、12月3日に発表される。“平成最後”となる今年のノミネート30語には、エンタメ、スポーツ、社会問題など、さまざまな分野から生まれた言葉が並んでいるが、平成の30年間で「新語・流行語」はどう変遷してきたのか。平成7(1995)年から審査員を務める自由国民社『現代用語の基礎知識』シニアディレクターの清水均氏に聞いてみた――。○一番変わったのは労働観同賞が始まったのは、昭和59(1984)年。その年の最新語・時事語・流行語から基礎用語までを専門家が解説する『現代用語の基礎知識』は昭和23(1948)年から刊行されているが、「毎年のように『トピックとして今年のベストの言葉は何ですか?』と聞かれるので、それに回答することもサービスの一環だという認識で、その年ならではの言葉を伝えるために、“賞”という形を使ったんです」(清水氏)という。平成30年間での傾向の変化を聞くと、「一番変わったのは労働観」とのこと。平成元(1989)年には、リゲインのテレビCMから生まれた「24時間タタカエマスカ」が流行語部門・銅賞選ばれたが、平成29(2017)年には「働き方改革」、同30(2018)年には「時短ハラスメント(ジタハラ)」がノミネートされた。働き続けることに疑問を持っていなかった時代から、いかに効率よく仕事するかということに、大きく意識が変わったのだ。さらに、この中間に当たる平成11(1999)年のトップテンに選ばれた「癒し」を象徴した坂本龍一のヒット曲「energy flow」が、「24時間タタカエマスカ」を生んだリゲインのCMで使用されていたというのも興味深い。また、平成元年の新語部門・大賞に「セクシャル・ハラスメント」が選ばれた一方、今年のノミネートにも「時短ハラスメント」が入り、「悪質タックル」「奈良判定」はスポーツ界のパワハラ、「#MeToo」もセクハラを訴えるワードだ。清水氏は「『セクハラ』でハラスメントの存在が発見され、30年もたったのに、相も変わらず“ハラスメント”が日本を覆っているということなんですよね」と総括。今クールで『ハラスメントゲーム』(テレビ東京)というドラマが放送されるのもうなずける。○『おっさんずラブ』選考委メンバーは見ていなかったが…流行語といえば、かつては前述の「24時間タタカエマスカ」のようなCMや、テレビドラマから生まれたものが多く選ばれていた。平成6(1994)年には「すったもんだがありました」(タカラ「カンチューハイ」CMでの宮沢りえのセリフ)、「同情するならカネをくれ」(日本テレビのドラマ『家なき子』での安達祐実のセリフ)がそろって年間大賞になったほどだ。だが、特にCM発の言葉については、平成27(2015)年の「結果にコミットする」(RIZAP)以来、今年も含め3年間ノミネートすらない。メディアの多様化や、録画視聴の増加に伴い、流行語が生まれにくい環境になってきているのだ。今年のノミネートには「ハズキルーペ」が検討されたそうだが、「CMとしては話題になったけれど、言葉の観点からは今ひとつですね」ということで落選。「世の中の文字は小さすぎて読めない!」「ハズキルーペ、だ~い好き」といったフレーズでは、候補として弱かったようだ。一方で、ドラマからは「おっさんずラブ」(テレビ朝日『おっさんずラブ』)がノミネートに。決して高視聴率ではなかったものの、「実は選考委員会のメンバーも番組自体あまり見ていなかったんですが、情報としては十分にフォローされていました。作品から発せられるメッセージがテレビの枠を超えて、社会現象になったということですね」という。今年はテレビ番組からは他にも、「ボーっと生きてんじゃねえよ!」(NHK『チコちゃんに叱られる!』)、「筋肉は裏切らない」(NHK『みんなで筋肉体操』)がノミネート。『チコちゃん』は土曜の朝で毎週のように視聴率16%台(ビデオリサーチ調べ・関東地区)をマークする人気ぶりだが、『筋肉体操』も『おっさんずラブ』と同じく高視聴率番組ではない。それでもノミネートされたのは、やはりネットなどで大きな話題となり、番組を飛び出して言葉がひとり歩きするようになったのがポイントだ。同様の例は、平成5(1993)年の「ウゴウゴ・ルーガ」でも。放送時間は早朝だったが、「テレビが実験的なことをやると、とりあえずみんな注目したという風潮がありました。ちょっと面白い番組が登場すると、見る見ないはともかく、そこに関心が集中したんですよね」と振り返る。平成25(2013)年には、NHKの朝ドラ『あまちゃん』から「じぇじぇじぇ」「あまロス」と2語もノミネートされたが、視聴率は他の朝ドラ作品に比べて突出して高かったわけではなく、「高視聴率と流行がイコールとは限らないですね」と解説。最近のドラマでは、SNS施策としてハッシュタグを設定することで自ら略称をPRしていることもあり、流行語になる環境は整備されているはずだ。清水氏も「テレビはダメだダメだと言われますけど、まだまだやれるし、実際頑張っている作品はあると思います」とエールを送っている。お笑い芸人のギャグも毎年注目を集めるが、「流行語大賞に選ばれると、一発屋になってしまう」というネガティブなジンクスも。しかし、振り返れば、平成5(1993)年に「聞いてないよォ」で受賞したダチョウ倶楽部は、25年たった今も第一線で活躍を続けており、清水氏は「一発屋になるのはヒットネタが1本しか作れないからですよね(笑)」と、選考側の責任を笑顔で否定。今年は「ひょっこりはん」がノミネートされているが、果たして…。●オウムの言葉を選ばなかった理由この30年間の選考で印象深いのは、平成7(1995)年だ。「地下鉄サリン事件」が発生し、一連のオウム真理教による事件が大きな注目を集めた年で、「当時の審査会はホワイトボードに言葉を書き出していたんですが、100語あがった中で30語以上が、『ポアする』『サティアン』など、オウムの言葉だったんですよ」と回想。当時小学生だった筆者も、悪気なく発していた記憶がある。だが、それらオウム関連の言葉は、一切ノミネートにすらしなかった。この決断をしたのは、当時審査員長だった、ノンフィクション作家でジャーナリストの故・草柳大蔵氏。「新語・流行語大賞もジャーナリズムでなければいけないという話をされて、あえてオウムの言葉を授賞対象にしないということを賞としてのメッセージに提案されました」といい、「読者投票でもオウム語が多かったですし、あのままだったら、トップテンにもぞろそろ並んだかもしれません」と振り返る。しかし実際には、阪神・淡路大震災からの復興をスローガンに掲げたプロ野球・オリックスの「がんばろうKOBE」メジャーリーグに渡って熱狂させた野茂英雄投手の「NOMO」など、前向きな言葉が年間大賞に選ばれた。○アムロス・ぎぼむす落選…今年は豊作そんな歴史を積み重ねてきた新語・流行語大賞だが、今年の傾向を聞くと、「『翔タイム』(大谷翔平選手)も『なおみ節』(大坂なおみ選手)も『(大迫)半端ないって』(大迫勇也選手)も、スポーツ選手はみんな国際舞台で活躍するようになったのが印象的です。『悪質タックル』や『奈良判定』も含めて、良くも悪くもスポーツ関連の多い年でした」という。毎年、一定の存在感を見せる政治関連は「首相案件」「ご飯論法」にとどまったが、「これは国民の政治離れの反映でしょう」と分析する。「例えば “モリカケ”問題への追及にしても昨年に比べて熱の冷めようが甚(はなは)だしい。メディアの報道ぶりも手ぬるくなって、それが“盛り下げ”につながったのだと思います」。惜しくもノミネート30語に入らなかった言葉を聞くと、「アムロス」「平成最後の○○」「ぎぼむす」「紀州のドン・ファン」など。どれもよく聞いた言葉だが、それだけこの賞は狭き門ということで、「今年は豊作と言っていい年だと思います」とのことだ。この30年で趣味嗜好の多様化が進み、選考は難しくなってきているというが、「新語・流行語大賞への注目度はむしろ高まってきた」と実感しているそう。「日本人はたしかに成熟して、他人と違う個性を志向するようになった。と、そんなふうに見えますが、まだまだどこかで標準のラインとかアベレージ(平均)がどこにあるのかということにも関心が強い。時代は変わったように見えながら、実のところ、日本人はなかなか変わってないということかもしれないですね」と推測している。○今年のノミネート30語(五十音順)「あおり運転」「悪質タックル」「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「GAFA(ガーファ)」「仮想通貨/ダークウェブ」「金足農旋風」「カメ止め」「君たちはどう生きるか」「筋肉は裏切らない」「グレイヘア」「計画運休」「高プロ(高度プロフェッショナル制度)」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「時短ハラスメント(ジタハラ)」「首相案件」「翔タイム」「スーパーボランティア」「そだねー」「ダサかっこいい/U.S.A」「TikTok」「なおみ節」「奈良判定」「ひょっこりはん」「ブラックアウト」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「#MeToo」「もぐもぐタイム」
2018年12月02日2018年(第36回)毎日ファッション大賞の表彰式が11月22日、都内で行われ、トーガ(TOGA)のデザイナー古田泰子が大賞を受賞した。このアワードは、2009年に続く2度目の大賞受賞となるもの。表彰式で、古田は「東京でコレクションを発表してすぐに新人賞・資生堂奨励賞を頂き、パリに発表の場を移して大賞を頂きました。そして、創設20周年をむかえた今回、2回目の大賞。節目節目で評価していただき、大変嬉しく思っています」と喜びを語った。また、新人賞・資生堂奨励賞はアキコアオキの青木明子、ファッション界に功績を残した人に贈られる鯨岡阿美子賞はアートディレクターの中條正義がそれぞれ受賞した。話題賞はゾゾの「ゾゾスーツ」に決まった。青木は「服を装うと言うことは、ただ服を着ることではなく、新しい時代を創りだしていく文化的な価値があることだと信じて活動してきました。今回の受賞をきっかけに更に精進していきたい」と挨拶。中條は「40年間、花椿という雑誌のアートディレクターとしてお手伝いしたことに対するものかなと思っています」と語った。ゾゾの伊藤正裕は「イメージは体温計のように一家に1本あって、身体を図り、服を買ってもらうということだった。もっと計測を簡単にする、更に精度を上げるなど、どんどん進化させていきたいし、計測した後に身体にぴったりあう服も用意しているので試してほしい」などと話した。また、表彰式の後に行われたパーティーでは、アキコアオキの2019年春夏コレクションを中心にしたファッションショーも行われた。
2018年11月25日NHK新人落語大賞が10月22日に都内で開催。元・世界のナベアツこと、桂三度(49)が大賞に輝いた。落語家の登竜門である同賞。三度は「ずっと、この大会で優勝できたら落語家としてのスタートラインに立てると思っていたので、やっとスタートを切ることができました。一生懸命、精進したいと思います」と語った。「三度さんはオモロー山下ことインタビューマン山下さん(49)とのコンビ・ジャリズムで上方漫才大賞の新人賞などを獲得。さらにソロとしては“世界のナベアツ”として『3の倍数と3がつく数字だけアホになります』というネタで大ブレークしました。しかし11年に当時の桂三枝(現・6代目文枝)師匠に弟子入りし、落語家に転身。それを機にコンビも解散しています」(お笑い関係者)17年に本誌記者へと転身したインタビューマン山下。18年からはフリーとしても活動しているが、本誌での初インタビューは昨年7月の三度へのインタビューだった。そのなかで三度は、落語家人生の苦悩について赤裸々に明かしている。「41歳での弟子入りは肉体的にキツかったですね。重たい荷物も運ばないといけないのですが、僕は腰が悪いので……。そういうのは年下の“兄弟子”さんに手伝ってもらったりして、なんとか乗り切りました。だからその分、僕は“大人力”を発揮。師匠が欲しいものを二手三手先回りして、若い人では気づかないことまで全て用意するんです」お笑いの世界を十分に知っている三度。しかし20年以上ある芸歴が仇となったことも。「僕は外から来た“転校生”みたいなものですし、当初は快く思わない落語家さんもいたようです。信頼している人からも裏ではいろいろ言われていたと知って、挫けそうになったこともありました」収入は5分の1に落ち込んだというが、15年以上寄り添っている妻は見守ってくれた。「落語家になって収入が減っても、奥さんは文句も言わずついてきてくれています。節約もしてくれて、ママチャリなんて17年前に買ったのをまだ乗っているんですよ。僕が『もう買い替えようか?』と聞いても『まだ乗れるからええんや』と言ってくれて。今年の落語コンテストで優勝したら賞金で奥さんにママチャリを買ってあげたいと思います」三度の受賞にTwitterでは《ジャリズムでも、作家(構成作家)でも、世界のナベアツ(ピン)でも、落語家としても才能発揮……桂三度さん、すごいかっこええな~》《凄いわ。転身してから7年楽な道ではなかったろうに》《やるじゃないか!これを励みに2代目桂三枝を目指せ!》といった祝福の声が。これからも邁進してほしい!
2018年10月23日コミックエッセイ『離婚してもいいですか?翔子の場合』を描いたイラストレーター、野原広子さんにお話を伺いました。「離婚」の2文字を胸に秘めて結婚を続けている妻は、きっと多い。夫への不満は募るばかり。でも子どものことを思えば、離婚も簡単ではない。結婚生活の堂々巡りを描いて反響を呼んだ、野原広子さんの『離婚してもいいですか?』。その続編に当たる本書もまた、「結婚って、幸福って、何だろう」と考えさせる、共感必至のコミックエッセイだ。シリーズの始まりは、雑誌『レタスクラブ』の編集長からの「離婚をテーマにした、モヤモヤと答えのないものを描いてみませんか」という提案だったそう。「周囲を見渡しても、話を聞いてみても、多くの奥さんたちが『離婚したい』と思っていることを知りました。けれど、踏み出しているかといえばそうでもない。『3組に1組が離婚する』といわれる時代ですが、実際には翔子のように、離婚を考えても踏み出さない、踏み出せない人は、離婚した人よりずっと多いのではないかと思ったんですね」妻に作ってもらったごはんに、能天気に点数を付け、家では何もしない夫。専業主婦の翔子に対し、「翔子さんなんてラクしてるじゃない」と言う共働きの義姉。無神経な物言いで翔子を追い詰めていく、そんな無自覚さがリアルだ。「『聞いて聞いて』という人が本当に多くて、ネタには困りませんでしたね。むしろ、翔子に使ったネタはもっと闇が深くて、少し柔らかくしたくらいです」離婚に後ろ向きだった翔子だが、心療内科の医師の言葉で力を得たことが、その後の翔子を変えていく。「翔子のパート先の同僚が、『怒っていいんですよ』という弁護士さんの言葉に背中を押されたエピソードは実話。同僚は怒ることすらしなくなってしまっている状態で、その自覚さえ失ってました。第三者からの冷静な言葉に背中を押されるのは、大きな意味があると感じました」翔子の最後の選択。このラストには賛否両論あるかもしれないが、「結果として翔子が自分自身で決めたことなので、不幸な選択ではないと思っているんです。この本を読んでくれた読者が、自分の心を見つめて『あれっ、もしや私も?』と気づいてくれたらうれしいです」『離婚してもいいですか?翔子の場合』 専業主婦の翔子は、夫が大嫌い。けれど毎日夫の好物を献立に入れる。不満を押し込め続ける結婚生活の行方は?雑誌連載に描き下ろしを加え書籍化。KADOKAWA1000円©野原広子/KADOKAWAのはら・ひろこイラストレーター。神奈川県生まれ。出産を機にフリーのイラストレーターになり、『娘が学校に行きません』(KADOKAWA)で、コミックエッセイデビューを飾る。※『anan』2018年8月1日号より。写真・大嶋千尋インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年07月28日クレイジーという個性が光る最強にカワイイ女の子たちが次々と登場する、川夏子さんが描いたコミック『boy meets“crazy”girl』。狂気、というとドキリとしてしまうけれども、ちょっと度が過ぎてしまったり、自分をコントロールできなくなるようなことは誰にでもある。特に恋をしているときは、そんな内面に潜んでいる狂気という名の素顔が表に出やすいのかもしれない。「最初はボーイミーツガールという普遍的なテーマで、いろんなパターンを描いてみようと思っていました。そしたら私が魅力を感じる女性には、自然にcrazyという冠がつくことに気がついて。昔から強い思いを持つ人に惹かれる傾向があって、その強さはなぜか、“普通”のカテゴリーから外されてしまうことが多いんです。最初にcrazyとカテゴライズすることで、力強さや優しさを制約なく描きたいと思いました」この短編集に出てくるのは、大好きな男の子の服装や髪型を完コピしてしまう女の子、片思いしている先輩の前で思い出の品を容赦なく燃やす女の子、一日に何度も外見を大胆に変える女の子など。突飛な行動も、根本にある思いがちらりと見えると、とても愛おしく感じてしまう。「社会にはいろいろな制約があるので、正直に出せない思いもたくさんありますよね。そうやって押し殺している欲求をまっすぐ伝えたら、どんなことが起こって、相手はどう反応するのか。キャラクターの正直な思いが曲がってしまうことのないよう、気をつけながら描きました」奇をてらったり、物語を盛り上げることを目的とした突飛さではないから妙にリアルだし、不器用な愛情表現を受け止める相手の反応もいちいち絶妙。著者初の単行本なのだが、繊細な感情表現や人間関係の描き方は、すでに持ち味となっている。「自分の少し前を歩いているキャラクターがしゃべっていることを、逃さないようビデオに撮っている感じで物語を作っています。短編は、自由に布を裁つように物語を切り取っていけるのが楽しさであり、難しさとも思っています。切りすぎて、後悔することも多いのですが(笑)」今後も“つながり”を描いていきたいという川夏子さん。まずはデビュー短編集で、新たに登場した才能を存分に味わっておこう。女の子のさまざまなクレイジーな部分を切り取った9つの短編と、男同士の出会いを描いた2編。極端な部分を持っている人ほど、魅力的に見えるからステキ。祥伝社900円(C)川夏子/祥伝社フィールコミックスかわ・なつこマンガ家。2013年「純愛サンプル」で『on BLUE』よりデビュー。『FEEL YOUNG』でも短編を発表。na名義でイラストを執筆することも。Twitterは@n__atuco※『anan』2018年2月21日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2018年02月18日「ベストお取り寄せ大賞」とは、日本最大級のおとりよせ情報サイト〔おとりよせネット〕で紹介している商品の中から、ユーザーによる投票と、「おとりよせの達人」と称される食の専門家ならびに特別審査員による実食審査のもと、受賞商品を決定するイベントです!そして今年も「ベストお取り寄せ大賞」が決定しました!今回は総合大賞と、準大賞商品全3品をご紹介します!100品以上のノミネートから厳選された逸品、見逃せませんよ‼︎【準大賞】 こだわりの鶏とやさしいスープが魅力。コスパも最強お鍋セット‼︎《名古屋コーチンの鳥なべセット》〔水郷のとりやさん〕まずはじめにご紹介するのは、準大賞に選ばれた千葉県の鶏肉専門店〔水郷のとりやさん〕が販売している《名古屋コーチンの鳥なべセット》です。実はこちらの商品、3年連続で準大賞を受賞しており、不動の人気を誇っています。実際にいただいてみると、まず印象的なのはやさしい味のスープ。鶏の旨みが広がる深い味わいで、体の中からあったまります♪自慢の名古屋コーチンは弾力があってジューシー♡つくねはびっくりするくらいフワフワなんです‼︎さらに驚くのは、こちらのお鍋セットには、お鍋に入れるお野菜が全てそろっているんです!だから、届いたらすぐに、お鍋パーティーができちゃう。今夜はちょっとラクしたい、そんなお母さんもうれしいですね。これだけそろって、お値段もなんと6,264円(税込)。ラク〜においしいものを食べられると考えたら、うれしいお値段ではないでしょうか⁉︎ご家族やお友達とのお鍋にはもちろん、この時期はお歳暮の贈り物などにも最適です☆【準大賞】どれから食べよう……⁇色とりどりが楽しい、玄米おむすびセット☆《冷凍玄米おむすび玄むすわがままお試し20個セット》〔玄米おむすび玄むす屋〕同じく準大賞を受賞したこちらの商品は、その名の通り、冷凍の玄米おむすびが20種類セットになっています。まず注目すべきは、この色とりどりのおむすびたち‼︎ひとつひとつ味が違うので、一度にいろんな味を楽しむことができちゃいます。みんなでお気に入りを選ぶのも楽しいですね。他にも、家族や大人数でのパーティーにも◎大皿に盛って豪華で楽しい食卓になりますね!しかもこの量で2,980円(税込)というコスパの高さも魅力的です☆気になるお味の方は、玄米自体の味を損なわず、とってもおいしい!玄米特有のしっかりした粒感が感じられ、軽くて食べやすいので、きっとペロリと食べられちゃうと思います。いくら食べても味に飽きがないのもうれしいポイント♪また、玄米の独特のにおいが気になって敬遠する……という方もいるかもしれませんが、この玄米おむすびは、玄米を「ゴリゴリ洗う」ことで、玄米のイヤなにおいも消しているとのこと。「やさしく洗わない」というのが玄米をおいしくするコツなんだとか!大人数で、一人暮らしの方に、パーティーに、贈り物に、おやつに、お夜食に……。使いどころもたくさんあって、お役立ち間違いなしです‼︎【総合大賞】 野菜たっぷり、これぞまさに食べるドレッシング!おとりよせネット「ベストお取り寄せ大賞2017」で見事、総合大賞に輝いたのは、〔玄米カフェ実身美サンミsangmiのお店〕より《酵素ドレッシング3本セット》です‼︎こちらの商品の魅力は何と言っても、その材料。なんと、原料の60%以上が生の有機タマネギなんです。だからドレッシングも野菜を食べているよう。タマネギの程よい酸味とほんのり甘みも感じられ、サラダはもちろん、お肉やお魚、何にでもかけられます。料理の味を上品に、そしておいしくしてくれます♪また、化学調味料なども使っておらず、1本1本全て手作り。「家族に安心して出せる」というお母さんの目線を大切にした生産者さんの想いが詰まった商品というのもまた、うれしいですよね♪今回受賞したセットは、「プレーン」「有機人参」「バジル」の3種類。ほかにも季節によって数多くのフレーバーが用意されているんです!中にはドレッシングとしてはとっても珍しいフレーバーも。数々のノミネートの中から総合大賞に選ばれた《酵素ドレッシング3本セット》。みなさんにもぜひ一度、味わってほしい一品です☆まだまだ盛りだくさんの「ベストお取り寄せ大賞」!今回は、おとりよせネット「ベストお取り寄せ大賞2017」で選ばれたトップ3をご紹介しました!今回の大賞では部門賞や、特別賞といった受賞商品が実は他にもたくさんあるんです‼︎ご紹介しきれなかったものも、どれも選りすぐりのおいしい商品ばかりなので、ぜひ「おとりよせネット」をチェックしてみてください☆▼おとりよせネット「ベストお取り寄せ大賞2017」全ての受賞商品はこちら!▼ベストお取り寄せ大賞2017受賞商品大発表‼︎
2017年12月07日お笑い芸人のブルゾンちえみが、検索数が急上昇した人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2017」の大賞を受賞し6日、東京・虎ノ門ヒルズで行われた発表会に出席した。この賞は、今年1月1日から11月1日までのYahoo!JAPANでの検索数が、前年に比べて急上昇した人物や作品などに贈られるもの。ブルゾンはお笑い部門賞で選ばれ、さらに、最も急上昇したとして、"今年の顔"である大賞に輝いた。ブルゾンは「本当にうれしい」と受賞を喜び、「1年にいろんなことがあって現実味がない。"激変"という言葉が一番合ってます」とコメント。受賞の喜びを「両親」に伝えたいと言い、「心配もあったでしょうし、だからすごいうれしいと思います。本当に安心していると思います」と話した。ステージに、"with B"ことブリリアンのコージとダイキも登場。特別ゲストMCの土田晃之とブルゾンに「ブルゾンちえみで受賞しているのにwith Bも」「それがよくわからない」と言われつつ、「ブルゾンちえみさん。Yahoo!検索大賞受賞おめでとうございます」と祝福した。
2017年12月06日「2017年(第35回)毎日ファッション大賞」の表彰式が11月29日、都内で行われ、 ハイク(HYKE)の吉原秀明と大出由紀子が大賞を受賞した。表彰式で、吉原は「自分たちなりの信念を持ち、真摯に取り組んできた結果が今回の受賞につながったと思うし、受賞したことで歩んできた道が間違っていなかったと背中を押してもらえたと感じている。今回の受賞は自分たちが考えたことやビジョンを形にしてくれた工場や附属業者の人たち、お店の人、プレスの方たちなどの協力のおかげ」とあいさつ。大出は「1997年に代官山に古着屋をオープンしてから創業20年という節目の年に受賞できてうれしい。グリーン時代からずっとノミネートされていて、とれるとれる詐欺みたいになっていたので、やっぱりとれるんだと思いました」と喜びを語った。また、新人賞・資生堂奨励賞はユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)の中里唯馬、ファッション界に功績を残した人に贈られる鯨岡阿美子賞はスタイリストの高橋靖子がそれぞれ受賞。話題賞はアシックスとGINZA SIX、特別賞は島精機製作所の島正博会長に決まった。中里は「いばらのような道を歩いてきた中で、転機となる1年だった。これまでの衣装デザインでは、1人1人それぞれの人のためのデザインをしてきたが、技術の進化によって縫製をせずにぴったりとフィットする新しい服ができた。これからも恐れずに時代を切り開いていきたい」と挨拶。高橋は「今回の受賞で何年やってきたのかを初めて知った。今まで55年やってきたのと同じように明日からもやっていきたい」と喜びを語った。表彰式の後に行われたパーティーでは、ユイマナカザトがパリのオートクチュールコレクションで発表したコレクションを紹介するファッションショーも行われた。
2017年12月03日12月4日に放送される『日本有線大賞』(TBS系)。第50回となる今年の放送をもって終了することが発表されているが、最後の大賞受賞の行方に注目が集まっている。 本命と目されているのは、氷川きよし(40)だ。 氷川はこれまで8度大賞を受賞。11月21日のアルバム発売イベントでは「僕も40歳の節目なのでぜひ取りたい」と、史上最多となる9度目受賞に意欲を見せている。 「日本有線大賞はリクエスト集計によって決まるため、選考基準がわかりやすい。それもあり、熱心な若様ファンがこぞってリクエストをしています。なかには、1人で複数回リクエストをする人も。氷川さんのファンにとって、日本有線大賞は特別。何が何でも有終の美を飾ってもらおうとしています」(音楽関係者) そんな氷川にとって最大のライバルとなりそうなのが、乃木坂46だ。 「いまもっとも勢いがあるといっても過言ではなく、氷川さんのファンと並んで熱心なファンが人気を支えています。ちなみに日本有線大賞の公式ツイッターではアーティストによるカウントダウンが行われていますが、乃木坂46の回は6,000いいねを記録するなどいちばん数字を伸ばしています」(芸能関係者) 国立天文台によると12月4日は満月。今年最大の「スーパームーン」が姿を現わすという。せめぎ合う投票バトルを制し、大賞に輝くのはーー。最後まで目が離せない。
2017年12月03日「『現代用語の基礎知識』選 2017ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、東京・帝国ホテルで発表され、「忖度(そんたく)」と「インスタ映え」が年間大賞に選ばれた。「忖度」は、森友学園騒動をきっかけに話題となった言葉で、注目の受賞者は、「忖度まんじゅう」を企画した大阪の会社・ヘソプロダクション代表取締役の稲本ミノル氏が登壇した。「インスタ映え」は、SNS・Instagram(インスタグラム)で反響が見込まれる写真を指す言葉で、「CanCam it girl」の中村麻美、白石明美、尾身綾子が登壇して受賞した。「忖度まんじゅう」このほか、ノミネート30語から選ばれたトップ10には「35億」(受賞者:ブルゾンちえみ)、「Jアラート」(YouTuberのクリス・ブロード氏)、「睡眠負債」(枝川義邦早大教授)、「ひふみん」(加藤一二三氏)、「フェイクニュース」(清原聖子明大准教授)、「プレミアムフライデー」(石塚邦雄経団連副会長)、「魔の2回生」(森山志乃芙産経新聞記者)、「○○ファースト」(受賞者なし)が選ばれたが、ブルゾンちえみと加藤一二三氏は、授賞式を欠席した。なお、選考委員特別賞として、陸上の桐生祥秀選手が「9.98」で、将棋の藤井聡太四段が「29連勝」で受賞。いずれも、授賞式は欠席したが、桐生選手は「とてもうれしい反面、気が引き締まる思いです」、藤井四段は「このことを糧として将棋の魅力をさらに伝えられるようになりたいと思っています」と、喜びのコメントを寄せている。●『現代用語の基礎知識』選 2017ユーキャン新語・流行語大賞 ノミネート30語「アウフヘーベン」「インスタ映え」「うつヌケ」「うんこ漢字ドリル」「炎上○○」「AIスピーカー」「9.98(10秒の壁)」「共謀罪」「GINZA SIX」「空前絶後の」「けものフレンズ」「35億」「Jアラート」「人生100年時代」「睡眠負債」「線状降水帯」「忖度(そんたく)」「ちーがーうーだーろー!」「刀剣乱舞」「働き方改革」「ハンドスピナー」「ひふみん」「フェイクニュース」「藤井フィーバー」「プレミアムフライデー」「ポスト真実」「魔の2回生」「〇〇ファースト」「ユーチューバー」「ワンオペ育児」選考委員は、姜尚中東大名誉教授、歌人の俵万智氏、女優の室井滋、漫画家のやくみつる氏、『現代用語の基礎知識』清水均編集長。授賞式の司会は、例年生島ヒロシが務めていたが、今年は宮本隆治が担当した。
2017年12月01日いよいよあす12月1日に、年末の風物詩の1つである「『現代用語の基礎知識』選 2017ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンと年間大賞が発表される。芸能、文化、スポーツ、政治、社会といったさまざまなジャンルから30語がノミネートされ、本番は有識者の審査員が選出するが、一般の人たちはどれが「流行した」と実感しているのか。マイナビニュース会員2,329人へのアンケート調査では、「忖度(そんたく)」が1位に選ばれた。●マイナビニュース会員に聞いた「最も流行語大賞に近いと思う言葉」「忖度」は、森友学園騒動をきっかけに話題となった言葉で、2位にダブルスコアをつける612票を獲得。検索数が急上昇した言葉を表彰する「Yahoo!検索大賞」の流行語部門賞(27日発表)でも、1位となっている。アンケートで「忖度」を選んだ理由を聞くと、「一番幅広く使われた言葉だと思うから。他の言葉は限られた場所で流行っただけの印象なので」(38歳男性)、「聞いたことがなかった言葉なのに意外に使い道があることにみんな気づいたから」(26歳女性)と、着火点は政治だったものの、ジャンルを超えて広く使用されたことで、印象に残っている人が多かった。2位は、SNS・Instagram(インスタグラム)で反響が見込まれる写真を指す「インスタ映え」。「テレビでいつも特集してるので」(40歳男性)、「周りでもTVでもこればかり!」(31歳女性)、「テレビでバカみたいに騒いでいたから」(32歳女性)と、ネット上のサービスでありながら、頻繁にテレビで取り上げられたイメージが強いようだ。3位は、大ブレイクを果たしたお笑い芸人・ブルゾンちえみの決めゼリフ「35億」で、「子供の食いつきが半端ない(笑)」(49歳男性)、「大人も子供も知っているネタなので。モノマネできるから」(42歳女性)といった"マネしやすさ"がポイントに。それに加え、「大賞をとるには授賞式に出席できる人が必要だと思うから」(36歳女性)など、イベントの演出面まで考えた意見も目立っており、同様の声は4位の「ひふみん」(加藤一二三)でも見られた。続く4位の「ちーがーうーだーろー!」も、子供にまで浸透したワードとして選ぶ人が続出。得票率が2ケタとなったのは、この4語のみだったが、本番の審査員はどの言葉を選ぶのか。結果は、12月1日17時に発表される。●アンケート調査概要・調査期間: 2017年11月21日~27日・有効回答数: 2,329人(マイナビニュース会員)・調査方法: インターネットログイン式アンケート
2017年11月30日今年で59回を数える「輝く!日本レコード大賞」が、12月30日(土)にTBSにて生放送。本放送に先立ち、今年の日本レコード大賞候補となる「優秀作品賞」、最優秀新人賞候補となる「新人賞」ほか、各賞受賞者&曲が決定した。2017年「日本レコード大賞」候補となる「優秀作品賞」には、「乃木坂46」の「インフルエンサー」や「欅坂46」の「風に吹かれても」、「AKB48」の「願いごとの持ち腐れ」と女性アイドルグループが決定したほか、三浦大知「EXCITE」、氷川きよし「男の絶唱」、三山ひろし「男の流儀」、西野カナ「手をつなぐ理由」。さらに、ドラマ「カンナさーん!」主題歌となったAIの「キラキラ feat.カンナ」、現在放送中の月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」の主題歌である「AAA」の「LIFE」、映画『メアリと魔女の花』主題歌となった「SEKAI NO OWARI」の「RAIN」が受賞。「最優秀新人賞」候補となる「新人賞」には、ハロー!プロジェクト所属の女性アイドルグループ「つばきファクトリー」や、男性5人組ユニット「UNIONE」、中澤卓也、NOBUが受賞決定。そのほか、「特別賞」には2018年の引退を発表した安室奈美恵や、ニュースの報道でも話題となった「荻野目洋子/大阪府立登美丘高校ダンス部」の「ダンシング・ヒーロー」。「作曲賞」には杉山勝彦(家入レオ「ずっと、ふたりで」)。「最優秀アルバム賞」には「Suchmos」の「THE KIDS」。「企画賞」は「美女と野獣オリジナル・サウンドトラック」などが受賞した。主要な賞受賞者・楽曲は以下の通り。■優秀作品賞※曲名50音順「インフルエンサー」/「乃木坂46」「EXCITE」/三浦大知「男の絶唱」/氷川きよし「男の流儀」 /三山ひろし「風に吹かれても」/「欅坂46」「キラキラ feat.カンナ」/AI「手をつなぐ理由」/西野カナ「願いごとの持ち腐れ」/「AKB48」「LIFE」/「AAA」「RAIN」/「SEKAI NO OWARI」■新人賞※アーティスト名50音順つばきファクトリー中澤卓也NOBUUNIONE■特別賞※50音順阿久悠安室奈美恵「ダンシング・ヒーロー」 荻野目洋子/大阪府立登美丘高校ダンス部ゆず和田アキ子■<作曲賞>杉山勝彦/「ずっと、ふたりで」家入レオなど■<作詩賞>徳永英明/「バトン」徳永英明■<編曲賞>中田ヤスタカ/「良すた」「原宿いやほい」きゃりーぱみゅぱみゅなど■<最優秀アルバム賞>「THE KIDS」/「Suchmos」■<優秀アルバム賞>「がらくた」/桑田佳祐、「デラシネ déraciné」/「クミコ with 風街レビュー」、「ナイトライダーズ・ブルース」/高田漣 、「ライヴ・イン・モントリオール」/「上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ」(※アルバム名50音順)■<企画賞>「I’m HOME」/三浦祐太朗、「お義父さん」/はなわ 、「G.S. meets The KanLeKeeZ」/「The KanLeKeeZ」、「SEIKOJAZZ」/松田聖子、「美女と野獣オリジナル・サウンドトラック」、「船村徹 トリビュートアルバム~永遠の船村メロディー~」五木ひろし(※タイトル名50音順)「第59回輝く!日本レコード大賞」は12月30日(土)17時30分~TBSにて生放送。(cinemacafe.net)
2017年11月16日