『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のスピンオフドラマ「The Penguin(原題)」で主演を務めるコリン・ファレルが、同作について「MovieZine」に語った。『THE BATMAN -ザ・バットマン-』で演じたオズワルド・コブルポット/ペンギンを再び演じるコリン。「ザ・ペンギン」の撮影は「長く、本当に素晴らしい経験になった」とふり返り、作品については「私が言えるのはダークだということ。ものすごく暗い。それに非常に重いとも思います。楽しくなかったと言っているわけではないんです。有意義な時間でした。でも、とてつもなく暴力的。ある種の権力と社会的地位を手に入れることを常に夢見てきたある男が、上り詰めていくんです」と説明した。DCコミックスのファン中には、『THE BATMAN -ザ・バットマン-』に『バットマン』シリーズ初のR指定を希望している人も多かった。しかし、公開時のアメリカでのレーティングはPG-13指定にとどまった。コリンの話によると、「ザ・ペンギン」は『ザ・バットマン』よりはるかに暴力的な激しさを増していることから、そういったファンが「まさにそれが私の観たいもの!」「制作発表があった時からずっと楽しみにしている」と期待の声を寄せている。「ザ・ペンギン」はアメリカのMax(旧HBO Max)で今秋配信予定。(賀来比呂美)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2024年03月26日コリン・ファレルが主演するApple TV+の探偵ドラマ「シュガー」の予告編が公開された。コリンはジョン・シュガーというアメリカの私立探偵を演じている。行方不明者の捜索を得意とするシュガーは、ハリウッドの伝説的なプロデューサー、ジョナサン・シーゲルから最愛の孫娘オリヴィアを捜してほしいとの依頼を受ける。シュガーはオリヴィアになにが起きたのかを突き止めようとするが、同時にシュガー家の秘密も掘り起こしてしまうことに。その秘密には最近のものもあれば、長い間埋もれていたものもあって…。さらに、シュガー自身もなにか秘密を抱えているという描写があり、興味を引く。予告編に対するファンの感想は「コリン・ファレルはこの時代の偉大な俳優の一人。彼にとても似合う役のように見える」「これはすごくおもしろそう」「コリン・ファレルは決してがっかりさせるようなことはしない。『シュガー』でコリンを見るのが本当に楽しみだ」と好評。予告編の最後では、車を走らせるシュガーの隣にバディとみられる犬が座っており、「予告編、最高だよ。コリン・ファレルの隣に犬がいるのを見て、さらにうれしくなったんだ」という声も。「シュガー」は4月5日よりApple TV+で配信開始。(賀来比呂美)
2024年03月06日マーゴット・ロビーとコリン・ファレルが共演することになった。タイトルは『A Big Bold Beautiful Journey』。監督は『アフター・ヤン』でファレルと組んだ韓国系アメリカ人コゴナダ。脚本は『ザ・メニュー』のセス・リース。見知らぬふたりがあることからつながり、信じられない体験をしていくという物語らしい。撮影はこの春、カリフォルニアで行われる予定。ロビーの最近作は、今年のオスカーに作品部門を含む多数の部門で候補入りしている『バービー』。ファレルの次回作はApple TV+のドラマシリーズ『Sugar』。『バービー』リバイバル上映中(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2024年02月08日トム・ハンクスが「注意してください!!AI版の私を使ってデンタルプランを宣伝している動画がインターネットに上がっています。私は全く関与していません。トム・ハンクスより」とネット上に出回っている、歯科系の宣伝動画についてファンにインスタグラムで警告した。投稿した画像は、そのAI版のトムらしい。実物のトムより若く、恰幅がいいように見える。奇しくもトムは今年5月、アダム・バクストンのポッドキャストに出演した際に、AIの脅威について次のように語っていた。「いまや、だれもがAIやディープフェイクの技術を使い、どの年齢の自分でも作れるようになりました」「明日私がバスにはねられるとしたら、(人生は)それで終わりです。でも俳優としては演技をずっと続けられるかもしれませんね。それが、AIやディープフェイクによって作られたものと知らなければ、本物の私でないとわかりようがない。ある程度、実物そっくりのクオリティになるだろうから」。そして、「人々が間違いなくAIと本物の区別をつけられるとして、疑問なのはそれを気にするのかなということですよね」と疑問を呈していた。トムからの警告に、ファンは「AI版のトム・ハンクスが、本物のトム・ハンクスを『信じるな』と言っているかもしれないよね。それはどうすればわかる?」「怖い世界になったものだ」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)
2023年10月02日米「タイム」誌の「次世代の100人」が発表された。「アーティスト部門」に選ばれたのは「ザ・クラウン」のエマ・コリン(推薦者:ダン・レヴィ)、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のマヤ・ホーク(推薦者:ジェニファー・ケイティン・ロビンソン)、『aftersun/アフターサン』のポール・メスカル(推薦者:コリン・ファレル)、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のステファニー・スー(ナターシャ・リオン)、ら18人。「非凡な人」部門には『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラー(推薦者:リタ・モレノ)、モデルで実業家のヘイリー・ビーバー(推薦者:アシュリー・グラハム)、「ゲーム・オブ・スローンズ」のベラ・ラムジー(推薦者:エマ・ダーシー)ら16人と1組。近年、目覚ましい活躍を見せている顔ぶれに、「納得」の声を上げるファン多数。特に「ゲーム・オブ・スローンズ」で気高いリアナ・モーモントを演じた後、ペドロ・パスカルとの共演ドラマ「THE LAST OF US」で高い評価を受けたベラへの声援が目立つ。一方で、お気に入りのスターが選ばれずに残念がるファンも。「ウェンズデー」で大ブレイクしたジェナ・オルテガ、『イニシェリン島の精霊』のバリー・コーガンらを「選んでほしかった」という声が見られた。(賀来比呂美)
2023年09月14日『エルヴィス』でアカデミー主演男優賞にノミネートされるほどの熱演を見せたオースティン・バトラーが、同作の共演者トム・ハンクスから受けたアドバイスを「サンデー・タイムズ」紙に明かした。エルヴィス・プレスリーを演じるにあたって、役作りに2年を費やしたというオースティン。『エルヴィス』出演後は、休むことなくトムが製作総指揮を務める「Masters of the Air(原題)」に出演したのだが、これは「エルヴィス役にどっぷりと浸かりすぎているから、メンタルヘルスのためにはすぐに別のことに取り組んだ方がいいよ」というトムの助言に従ったからだという。「ただ単に役から抜けようとすれば感情のむち打ちがやってくるかもしれない。それでね、いま私はあるドラマを製作中で…」と「Masters of the Air」への出演オファーをもらったというのだ。同作はトムとスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮として手掛けてきた「バンド・オブ・ブラザース」「ザ・パシフィック」に続く戦争ドラマ。オースティンは同作のほかにも『デューン 砂の惑星 PART2』、トム・ハーディ、ノーマン・リーダスら共演の『The Bikeriders(原題)』などの公開待機作を控えている。(賀来比呂美)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2023年08月14日映画『アステロイド・シティ』に出演しているトム・ハンクスとマヤ・ホークが撮影の舞台裏を語るインタビューが到着した。『アステロイド・シティ』は、『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島』などで知られるウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた最新作。キャストには、トム、マヤに加え、ジェイソン・シュワルツマン、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントン、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、スカーレット・ヨハンソン、マーゴット・ロビー、スティーヴ・カレルなどが名を連ねている。本作がウェス監督作品初出演となるトムとマヤ。トムは本作について「昔のハリウッドのような現場だね」と語り、「カウボーイやらショーガールやらグラディエーターやらいろいろな衣装を着た役者がスタジオのセットを練り歩いていた、あの黄金期のようでね。ウェスの現場もそんな感じで、わたしたちも1日中衣装を着ていた。常に臨戦体制だった。だからものすごい集中力を発揮できるんです」と、1950年代ハリウッドの大がかりなセットを駆使した撮影方法を想起させる舞台裏を明かした。マヤは、「ウェスは上下関係のないフラットな現場を作ってくれ、卓越した脚本を書く上に、美しい世界を用意してくれるから本当に楽しい」と絶賛。そのうえでウェス監督の現場は映画作りの無駄が一切ないと語り、「他の作品だと、“ケミストリー・リード”と言って、共演相手との相性を見る台本の読み合わせがあったり、ミーティングがあったりするのだけど、ウェスの場合、“みんなで食事に行こう”で済ませる。そうやって誘われるままに、みんなと一緒に食事をしたりサイクリングしたりしました。トレーラーでひたすら待ち時間を潰す他の作品の現場とは違いますね」と撮影現場を振り返っている。さらに、豪華俳優陣がこぞって出演するウェス監督作品ならではの待ち時間の過ごし方について、「待ち時間には、他のキャストやスタッフの仕事ぶりを見ることができ、魔法のような時間が過ぎていく。だからつまらないという感覚がないんです」と言及。マヤは実際に、スカーレットとジェイソンが向かい合うモーテルの窓辺で話すシーンの撮影を見ていたという。「これはロマン・コッポラが撮影していて、一緒に小さなモニター越しに2人の演技を見ていました。エイドリアンもやってきたね。そうやって、いつ何時も全員が映画作りに参加している。“これは私のパートで、これはあなたのパート”と区分けする感覚がありません。お互いにサポートし合うことができるのがウェスの現場。俳優同士のケミストリーはそのようにして作られていきました。学校劇の舞台を追体験している感覚で、とても楽しかった」と語っている。<作品情報>映画『アステロイド・シティ』9月1日(金) 公開(C)2023 Pop. 87 Productions LLC & Focus Features LLC. All Rights Reserved関連リンク公式サイト:(Twitter)::
2023年08月04日トム・ハンクスとロバート・ゼメキスが、新作でまたもやコンビを組む。『Here』という映画で、原作はグラフィック・ノベル。脚本家はエリック・ロス、共演はロビン・ライトで、『フォレスト・ガンプ/一期一会』のチームが再結集する形だ。ほかにポール・ベタニー、『ダウントン・アビー』のミシェル・ドッカリーが出演する。ハンクスの次回公開作は、ウェス・アンダーソン監督の『Asteroid City』。共演はティルダ・スウィントン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、エドワード・ノートン、リタ・ウィルソン、マーゴット・ロビーら。文=猿渡由紀
2023年04月11日「ザ・クラウン」『僕の巡査』のエマ・コリンが、『デッドプール』第3弾に出演することが明らかになった。『デッドプール』シリーズに主演しているライアン・レイノルズが、ツイッターで「ファミリーに新しいメンバーが仲間入りしました!誤解のないように言っておくけれど、『デッドプール』ファミリーのことだよ。悪態をつくのが少ないということを除けば、本当のファミリーみたいだ。ようこそ、エマ・コリン!」と発表した。なお、数日前にライアンの妻ブレイク・ライヴリーがインスタグラムで第4子を出産したことを写真でほのめかしており、“リアルファミリー”にもメンバーが増えたようだ。エマもインスタグラムで『デッドプール』への出演を報告。「(ライアンが共同オーナーを務めるフットボールクラブ)レクサムAFCの入団テストを受けたのに、代わりに『デッドプール』に入れられちゃった?まじか!こんなヤバいファミリーの一員になれて光栄です。ライアン・レイノルズにショーン・レヴィ、私を招いてくれてありがとう。楽しみすぎる」とつづり、デッドプールを手のひらに乗せている画像を掲載した。ヒュー・ジャックマン扮するウルヴァリンの登場も決定している『デッドプール』第3弾は、2024年11月8日全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年02月15日トム・ハンクス主演最新作『オットーという男』で、若き日のオットー役を演じるのはトム・ハンクスの息子トルーマン・ハンクス。本作に抜擢された経緯について語った。本作は、スウェーデン発の世界的ベストセラー小説を映画化した『幸せなひとりぼっち』ハリウッドリメイク。『プーと大人になった僕』のマーク・フォースターが監督を務め、主演のトムが自らプロデューサーも兼任している。最愛の妻に先立たれ、孤独に生きてきた“町一番の嫌われ者”オットーが、お節介なご近所さんとの交流を通してその人生が一変していく様子が描かれる。本作では若き日のオットーと最愛の妻・ソーニャの交際の様子が回想シーンで語られるが、若いオットーを誰に演じてもらうか、という問題にマーク・フォースター監督は頭を悩ませた。本作のプロデューサーであり、トム・ハンクスの妻であるリタ・ウィルソンは、「マークが言っていたんです。自分が映画を観ていて興ざめするのは、キャラクターが若かった頃の回想シーンで、若い俳優の見た目や立ち居振る舞いが年配の俳優に似ていないときだって。彼からトムの息子で俳優のコリンとチェットのことを聞かれましたが、二人にはこの役は若すぎました。その年頃のトムに一番よく似ているのがもう一人の息子トルーマンなんですが、彼は役者ではありません。でも彼に会わせてほしいとマークに言われたんです」と、当時をふり返る。トム・ハンクス、リタ・ウィルソン、トルーマン・ハンクスマーク・フォースター監督は、「トトルーマンとはニューヨークで会いました。80年代後半の頃のトムが目の前に座っている気がしました。嬉しかった。彼はすごく魅力的でした。自分は役者ではない、とはっきりと言ってくれたのもその魅力の一つでした。一緒に本読みを少ししてみたら、すごく自然で素晴らしかったんです。しっくりときて自然な感じがしたんです」と、起用した経緯を話す。トルーマンは映画業界の中でも俳優ではなく、撮影の仕事に携わっているが、俳優デビューとなった今回の大抜擢について「滅多にないチャンスでした。まだ決めかねているときに、友人が『この役を演じることで、今後自分のカメラワークや判断に役立つことがあるはずだ。カメラの前に立つ人の気持ちがわかるだろう。映画は協同作業で作りあげるものだから、役者の仕事を経験することでわかることがあるはずだ』ってね」と、友人に背中を押してもらったと話す。そして、この新人俳優が助言を必要とした場合、彼には相談相手に最適な父親がいる。「父は、いろいろな立ち方、歩き方について教えてくれました。たとえば、父がオットーを演じるときに取り入れた、指をさす仕草など、いくつかの癖についても教えてくれました。一貫性を持たせられるように」と、名優である父、トム・ハンクスからアドバイスをもらったことを明かした。思わぬ形で俳優デビューを飾ったトルーマン・ハンクス。その演技にも注目したい。『オットーという男』は3月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オットーという男 2023年3月10日より全国にて公開
2023年02月08日『フォレスト・ガンプ/一期一会』のロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス、ロビン・ライトの3人がゼメキス監督最新作『Here』(原題)で久々にタッグを組む。原作はリチャード・マグワイアによる同名のグラフィック・ノベル。1つの部屋を舞台に、そこの住人を何年にもわたって追っていくというもので、映画ではトムやロビンにAIによる顔面置換やコンピューターによる若返りテクノロジーが使用されるという。そのテクノロジーは、TikTokに@DeepTomCruiseというアカウントを持ち、500万人以上のフォロワーを抱えるAI会社「メタフィジック」が開発したもの。同アカウントは、トム・クルーズのディープフェイク映像を投稿し、人気を集めている。キャストはトムとロビンのほか、ポール・ベタニーとケリー・ライリーの出演が決まっているとのこと。ゼメキス監督は、「私は常に、物語を伝える手助けとなるテクノロジーに魅力を感じてきました。今作『Here』は、俳優たちがシームレスに若い頃の彼らに扮することができなければ、成り立ちません。メタフィジックのAIツールは、これまでは不可能だった方法でまさにそれを実現できるのです」とコメントしている。(賀来比呂美)
2023年02月01日映画『オットーという男』が、2023年3月10日(金)に公開される。主演はトム・ハンクス、監督はマーク・フォースター。名優トム・ハンクスが“町一番の嫌われ者”に2度のアカデミー賞に輝いている名優トム・ハンクスが、最新作となる映画『オットーという男』で演じるのは、“町一番の嫌われ者”。“嫌われ者”のはずなのに、オットーという男を好きにならずにはいられない。オットーが、もう一度「生きる希望」を見つけていく姿を、笑いあり、涙ありで描く感動作だ。主人公オットー...トム・ハンクスオットーは町内で一番の嫌われ者。曲がったことが大っ嫌いな性格。近所を毎日パトロール、ルールを守らない人には説教、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たりといつもご機嫌斜め。面倒で近寄りがたい男だ。ただ、彼は孤独だった。最愛の妻に先立たれ、仕事もなく、自身の人生にピリオドを打とうとするオットーだが…。オットーを演じたトム・ハンクスは、オットーの人柄について「不平不満ばかり言っている人たちの大半とは違って、彼は自分のものを守ろうとしたり、現状を維持しようとしたりしているわけじゃないんです。オットーが望んでいるのは、同じストリート沿いに暮らす全住民のための調和と公平です。そして、町のストリートを共有するベストな方法は、ストリートを大切にすること。全員が恩恵を受けられるように。」と語っている。マリソル...マリアナ・トレビーニョオットーの向かいの家に家族で引っ越してくる。世間知らずだが、陽気で人懐っこい奥さん。オットーとは真逆な性格で、娘の子守や苦手な運転をオットーに押し付けてくる。お節介でオットーにとってはこの上なく迷惑。しかしマリソルをはじめこの家族の影響でオットーの人生に変化が...。スウェーデン発の人気小説をハリウッドでリメイク原作は、スウェーデン発のベストセラー小説『幸せなひとりぼっち』。過去に同名で映画化され、2017年アカデミー賞 外国語映画賞にノミネートされたこともある名作だ。ハリウッド版リメイクにあたる映画『オットーという男』のメガホンをとるのは、『プーと大人になった僕』のマーク・フォースター。プロデューサーは、主演トム・ハンクスと、リタ・ウィルソンが務める。<映画『オットーという男』あらすじ>オットーは町内イチの嫌われ者。最愛の妻に先立たれ、人知れず孤独を抱えていた彼は、自らの人生にピリオドを打とうとする。しかし、向かいの家に越してきた家族に邪魔され、死にたくても死ねない。それも一度じゃなく二度、三度も・・・。陽気で人懐っこく、お節介な奥さんマリソルは、小さい娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んでくる。この迷惑一家の出現により “自ら人生をあきらめようとしていた男”の人生は一変していく―。【詳細】映画『オットーという男』原題:A Man Called Otto公開日:2023年3月10日(金)監督:マーク・フォースター脚本:デヴィッド・マギー製作:リタ・ウィルソン、トム・ハンクス原作:フレドリック・バックマン『幸せなひとりぼっち』(ハヤカワ文庫)出演:トム・ハンクス、マリアナ・トレビーニョ、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、レイチェル・ケラー
2023年01月19日トム・ハンクス主演最新作が邦題『オットーという男』(原題:A Man Called Otto)として、3月10日(金)より全国公開されることが決定。併せて予告映像と日本版ポスターが解禁された。オットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌斜め。曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール、ルールを守らない人には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい…。それが《オットーという男》。そんな彼が人知れず抱えていた孤独。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくした彼は、自らの人生にピリオドを打とうとする。しかし、向かいの家に越してきた家族に邪魔され、死にたくても死ねない。それも一度じゃなく二度、三度も。世間知らずだが、陽気で人懐っこく、お節介な奥さんマリソルは、オットーとは真逆な性格。小さい娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んでくる。この迷惑一家の出現により“自ら人生をあきらめようとしていた男”の人生は一変していく。トム・ハンクス-(C)Getty Imagesオットーを演じるのは2度のアカデミー賞に輝くトム・ハンクス。世界中で愛される彼が、パブリックイメージとは真逆の嫌われ者を演じ切る。原作はスウェーデン発の世界的ベストセラー小説「幸せなひとりぼっち」。同タイトルで映画化され2017年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。この作品に魅せられたトムが自らプロデューサーも務める。監督は『プーと大人になった僕』のマーク・フォースター。この度解禁された予告映像では、オットーの不機嫌さが大爆発。ルールを守らないご近所の住人たちへ腹を立て、眉間には常にしわを寄せている姿が。しかしそんな姿の裏には、亡くなった最愛の妻を忘れられない純粋な想いも垣間見える。そんな時に出会ったお節介奥さん・マリソルに「孤独のまま生きるの?ダメよ。間違ってる」と諭され…。その出会いにより《オットーという男》がどんな風に変わっていくのか気になる映像となっている。併せて解禁となった日本版ポスターは、オットーが真正面に立ち、じっとこちらを見つめているビジュアルに。「だけど…好きにならずにいられない」というコピーが添えられ、正反対な家族との日々を通してもう一度「生きる希望」を見つけていく男の物語に期待が高まるビジュアルとなっている。『オットーという男』は3月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オットーという男 2023年3月10日より全国にて公開
2023年01月16日お店で出しているピクルスに欠かせない「コリンキー」。以前は「この野菜は何ですか?」と質問されることも多かったのですが、外食先で目にしたり、最近はスーパーの産地直送コーナーなどで見かけるようにもなり、少しずつ認知されていると感じます。・火を通すとカボチャ度がUP!「生食できるカボチャ」なので、料理はピクルスやサラダ、漬物が主流ですが、火を通すと生食では感じにくいカボチャの甘みと風味が増し生食が苦手なお子様も美味しく食べられます。今回はポタージュをご紹介します。・ミキサーを使わなくてもOK玉ネギはじっくりと炒めることで風味が増します。コリンキーの風味を活かすためジャガイモの代わりに少量のお米を加えました。口当たりをよくするためにミキサーでかくはんするレシピですが、ミキサーがなければ<準備>のところで玉ネギを粗いみじん切りにし、<作り方3>でブレンダーかフォークで粗く潰すスープも美味しいです。■コリンキーのポタージュ調理時間25分レシピ制作:保田 美幸<材料> 2名分コリンキー…1/4~1/2個(300g)玉ネギ…1/4個サラダ油…小さじ2お米…小さじ1水…300ml牛乳…100ml塩…適量ミックスナッツ(刻み)…適量<準備>・コリンキーは種とワタを切り取り、乱切りにしてさらに7~8mm幅に切る。・玉ネギは横薄切りにする。<作り方>1、鍋に玉ネギとサラダ油を入れて中火で炒め、しんなりしたらコリンキーとお米を加えて炒め合わせる。途中で塩を少々加える。2、水を注ぎ、煮たったら火を弱め鍋に蓋をして20分蒸し煮にする。火を止めて牛乳を加える。Point 牛乳を最後に加えることで粗熱が取れます。3、ミキサーに(2)を入れてかくはんし、網に通して鍋に戻し入れる。中火で温めて塩で調味し、器に注いでミックスナッツを散らす。暑い季節には冷製ポタージュもおすすめです。 料理家・ソムリエ 保田 美幸のコラム バックナンバーはこちら>>
2022年10月07日コリン・ファース主演、トニ・コレットらの豪華共演で実録ドキュメンタリーをドラマ化したサスペンス「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」。配信開始を前に、字幕版と吹替版予告編が解禁となった。2001年12月、作家マイケル・ピーターソンの妻キャスリーンがノースカロライナ州の自宅階段から転落死した事故。現場の痕跡や彼女の遺体から単純な転落死とは思えない不可解な点がいくつも見つかり、検察は「事件」として現場にいたマイケルを殺人罪で起訴する。ピーターソン一家はマイケルの無実を訴えるが、裁判が進むにつれ、彼や子どもたちの知られざる秘密が次々と明らかに…。アメリカで実在した事件の真相に迫ったドキュメンタリー映画『ザ・ステアケース ~階段で何が起きたのか~』は2004年に制作され、衝撃続きの内容から384分という長編ながらも多くの米メディアが高く評価し、後の犯罪ドキュメンタリーの火付け役となった。それを基に全8話のリミテッドシリーズとしてドラマ化した本作は、2022年5月に米動画配信サービスHBO maxにて配信、容疑者とされたマイケルを主人公に事件の全貌に迫った。マイケルとその家族、検察、弁護士、ドキュメンタリースタッフ、様々な視点から繰り広げられる事件の考察と、キャスリーンの死を軸にピーターソン一家の過去と現在が次々と交錯していく内容で、本格的なサスペンスドラマとして描かれている。主人公マイケル・ピーターソンを演じるのは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース。不自然な死を遂げる妻キャスリーンには『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット。大家族を支える善良な夫婦の顔と、その一方で家族だけに見せる厳格な一面や、家族にも明かさぬ秘密を抱える不穏な一面を見事に演じ、2022年度のエミー賞では主演男優賞、主演女優賞2部門でノミネートを果たした。ほかにもマイケル・スタールバーグ、ジュリエット・ビノシュら、アカデミー賞を席巻するハリウッドスターたちが豪華共演。さらに、父の秘密に翻弄されながらもそれぞれの人生を歩んでいくマイケルの子どもたちに、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガー、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでサンサ・スターク役を演じたソフィー・ターナー、『帰らない日曜日』で主演を務めたオデッサ・ヤングなど、若手の実力派俳優が出演。日本語吹替版には、コリン演じるマイケル役に多くの映画で彼の吹き替えを担当してきた俳優の森田順平、妻キャスリーン役に本田貴子を起用。また、2人の息子であるクレイトン役に榎木淳弥、トッド役に斉藤壮馬が兄弟役で共演する。「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」は10月7日(金)0時よりU-NEXTにて一挙配信(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月05日現在配信中の実写映画『ピノキオ』より、風変わりなおじいさんゼペットを演じたトム・ハンクスらキャスト陣が本作の魅力を紐解く特別映像が到着した。80年の時を超え、実写版として蘇った本作。ディズニーが『白雪姫』に続き、長編アニメーション2作目として『ピノキオ』を実写化した意味について、トムは「ディズニーの『ピノキオ』のような秘蔵の名作に参加すること、それはこの作品を改めて見直し深く掘り下げる貴重な機会でした」と語る。ロバート・ゼメキス監督が本作を企画しているという噂を耳にした段階で、監督に自らゼペットを演じたいと直談判したトム。「映画の魅力は、単に見るだけではなく、感情に触れることが大切だと思います。映画は感情の鼓動で成り立っていて、その映画に夢中になることで自分の想像を超えた場所に連れて行ってくれる。例えばゼペットの“願い”に感情の重みが宿っていれば、観客は素晴らしい体験ができると思います。だから『ピノキオ』は永遠に残る映画であり、人々の記憶に残り続けるのです」と魅力を明かした。ほかにも、コーチマン役のルーク・エヴァンズは「素晴らしい冒険です。興奮、驚き、スリルの連続ですべてが大きなスケールです」、ピノキオに善悪を教えるジミニー・クリケット役のジョセフ・ゴードン=レヴィットは「ロバート・ゼメキスとピノキオの組み合わせは夢のようです」とコメント。ピノキオに命を吹き込む妖精ブルー・フェアリー役のシンシア・エリヴォは「本当に特別な物語です。人々の願いや夢を応援してくれるのです」と本作への熱い思いを告白している。『ピノキオ』はディズニープラスにて独占配信中。(cinemacafe.net)
2022年09月16日小説「秘密の花園」が原作で、コリン・ファース主演の『シークレット・ガーデン』を皮切りに、厳選された様々なジャンルの12作品を上映する「Kino Festival(キノフェスティバル)」が約2年ぶりに開催されることになった。今年はkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋S.C.館、kino cinema天神の全国3会場にて開催。作品ごとに1週間限定での上映となる(※上映期間の変更や延長の場合あり)。9/30~『シークレット・ガーデン』(THE SECRET GARDEN)両親を亡くし、親戚に引き取られたメアリー。広い屋敷を散策するうちに、閉ざされた庭園を見つける。そこに従兄弟のコリンや友人のディコンも加わり、荒れ放題だった庭園の秘密を解き明かしていく。監督:マーク・ミュンデン出演:コリン・ファース、ジュリー・ウォルターズ、ディキシー・エゲリックイギリス/英語/96分10/7~『ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ』(BREAKING NEWS IN YUBA COUNTY)スーは夫が売春婦と寝ていた時に心臓発作で死んだことを知る。この出来事をセレブリティになるチャンスと捉え、死体を埋めて、事実を隠そうとするが、町を巻き込んだ大騒動に発展してしまう…。監督:テイト・テイラー出演:アリソン・ジャネイ、ミラ・クニス、オークワフィナアメリカ/英語/98分10/14~『チルドレン・アクト』(THE CHILDREN ACT)裁判官のフィオナのもとに信仰から輸血を拒む青年の審判が持ち込まれる。成人には治療を拒否する権利があるが、彼は成年である18歳まで数か月足りなかった。面会を通じて青年との間には不思議な絆が生まれていく。監督:リチャード・エアー出演:エマ・トンプソン、フィン・ホワイトヘッド、スタンリー・トゥッチイギリス・アメリカ/英語/105分10/21~『イントゥ・ザ・ラビリンス』(INTO THE LABYRINTH)15年前に誘拐された少女サマンサが保護される。しかし、彼女はほとんど記憶を失っていた。精神分析医のグリーンは彼女の監禁中の記憶を取り戻そうとし、探偵のブルーノは誘拐犯の手がかりを追う。監督:ドナート・カリシ出演:ダスティン・ホフマン、トニ・セルヴィッロ、ヴァレンティーナ・ベルイタリア/イタリア語・英語/130分10/28~『スモール・カントリー』(SMALL COUNTRY)ガブリエルは彼の「小さな国」ブルンジの快適な外国人居住区で暮らしている。ガブリエルは普通の子どもで、友達や兄弟と一緒に楽しく暮らしていたが、隣国ルワンダの緊張が波及し彼の家族と無垢な心が脅かされる。監督:エリック・バルビエ出演:ジャン=ポール・ルーヴ、イザベル・カバノ、ジブリル・ヴァンコペノルフランス・ベルギー/フランス語・キニヤルワンダ語・キルンディ語/112分11/4~『シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト』(SIX MINUTES TO MIDNIGHT)第二次世界大戦前夜。ナチス・エリートの子女たちが通う学校から英語教師が姿を消した。新しい英語教師としてこの学校に就任したミラーだが、そこで元教師の死体が発見され、ある疑惑が浮上する。監督:アンディ・ゴダード出演:エディ・イザード、カーラ・ジュリ、ジェームズ・ダーシーイギリス/英語/99分11/11~『ロスト・プリンス』(THE LOST PRINCE)ジビの生活は愛する娘が全てであった。毎晩娘が眠りに落ちるまで、自分が王子様として登場する冒険物語の世界へと娘をいざなう。しかし、10代になった娘は父の物語から卒業し、自分自身の物語を作り始めてしまう。監督:ミシェル・アザナヴィシウス出演:オマール・シー、ベレニス・ベジョ、フランソワ・ダミアンフランス/フランス語/90分11/18~『バーデン』(BURDEN)サウスカロライナの町にKKKの博物館がオープンし、長年くすぶっていた人種間の緊張が高まる。ケネディ牧師は地域社会を癒すため平和への道に尽力し、そんな中、KKKの団員であるバーデンも自身の信念を見直すことになる。監督:アンドリュー・ヘックラー出演:ギャレット・ヘドランド、フォレスト・ウィテカー、アンドレア・ライズボローアメリカ/英語/117分11/25~『パラダイス・ヒルズ』(PARADISE HILLS)ユマはある朝目覚めると、高度な治療施設のある孤島にいた。そこは裕福な家族が子どもに対して、食事・レッスンなどの処置をして、完璧な子にすることが目的だった。しかし、ユマは施設に裏の秘密があることに気づく。監督:アリス・ワディントン出演:エマ・ロバーツ、ダニエル・マクドナルド、オークワフィナアメリカ/英語/95分12/2~『マイ・ドッグ・ステューピッド』(MY DOG STUPID)中年の作家であるアンリはここ数年何も出版できていない。妻と子どもたちには理解してもらえず、逃げ出して再生活を送りたいと思っていた。そんなある日、彼は不愛想で素行の悪い犬を見つけ、飼うことにするのだが…。監督:イヴァン・アタル出演:イヴァン・アタル、パスカル・アルビロ、セバスチャン・ティエリーフランス/フランス語/106分12/9~『パーフェクト・ナニー』(THE PERFECT NANNY)2児の母ミリアムは仕事復帰のため、ベビーシッターを探す。厳しい審査を行い、全員が納得する完璧な候補者であるルイーズを見つける。しかし、家族にとって不可欠な存在になったとき、彼女が本性を現し始め…。監督:リュシー・ボルルトー出演:カリン・ヴィアール、レイラ・ベクティ、アントワーヌ・レナルツフランス/フランス語/100分12/16~『ワンダー・ボーイ』(WONDER BOY)若くしてバルマンのデザイナーとして成功を収めたオリヴィエ・ルスタンは、生まれた時に親に捨てられた過去を持つ。ファッション業界で活躍する姿を追いつつ、自分自身を見つけるために真実を追い求める過程を描く。監督:アニッサ・ボンヌフォン出演:オリヴィエ・ルスタンフランス/フランス語/99分「Kino Festival 2022」は9月30日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神にて特別上映。(text:cinemacafe.net)
2022年07月21日7月29日(金)に日本公開となる全世界待望のシリーズ最新作にして完結編『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』。この度、監督のコリン・トレボロウよりコメントが寄せられた。本作は巨匠スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこみ、誰も観た事がなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズの最新作にして完結編。前作に引き続き、主人公オーウェン役にクリス・プラット、そしてヒロインのクレア役にはブライス・ダラス・ハワードが続投。さらに『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクターたちも登場する。ヴェロキラプトル、T-レックス、モササウルス、ブラキオサウルス、プテラノドンなど『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズの舞台で、スピルバーグらに命を吹きこまれ、スクリーンの中でリアルに生きる姿に世界中の人々が心を躍らせた人気恐竜たち。大ヒットシリーズの最終章を飾る『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、そんな歴代から活躍する恐竜たちに加え、ピロラプトル、ケツァルコアトルス、テリジノサウルスといった恐竜も新たに登場している。1993年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』によって新しい世代に恐竜を蘇らせ、それまで見たことのない方法で恐竜を見せたことで、古生物学の地図はがらりと変わってしまったという。それが新恐竜の登場の理由にもなっているようだ。映画の古生物学顧問を務めたエディンバラ大学古生物学・進化学教授のスティーブ・ブルサット氏は「この映画で恐竜が見直され、多くの若者が古生物学を学ぶようになりました。その結果、多くの資金がこの分野に流れ、多くの大学で恐竜講座が開かれ、博物館で恐竜の展示が行われるようになり、現在もその恩恵を受けています」と語る。さらに、ブルサット氏は「今、私たちは古生物学の黄金時代にいます。世界中の誰かが、平均週に一種、新種の恐竜を発見しているのです。これはもう10年以上続いています。なぜなら、これを行なっているのはジュラシック・パーク世代の古生物学者たちだからです」と『ジュラシック・パーク』を観て憧れを持った子供たちが大人になり、古生物学者となったからこそ、研究のための資金が集まり、新種の恐竜が発見されていることを明かした。そんな多くの人々のみならず古生物学にも影響を与えた『ジュラシック・パーク』から30年の時が経ち、新種の恐竜など、恐竜についての情報がアップデートされている現代で、監督のコリン・トレボロウは、本作に登場する恐竜をできるだけ正確に再現したいという熱い想いを持って本作でのアニマトロニクスの導入を試みた。ディロフォサウルスは、映画に登場する中でリアルな造形物として制作された唯一の恐竜で、驚くことにCGなどの加工はされておらず、11~12人が操る人形の操作により、実際に作られた恐竜ディロフォサウルスが物理的に歩く姿を初めて見られるシリーズ作品となっている。トレボロウ監督は「このシリーズでは、視覚効果のすべてがコンピューターの中で作られるわけじゃないんだ。セットは100以上も建てて、デジタルのクリーチャーとアニマトロニクスを実際の環境に融合させた」と明かすとともに「これまでにないほどたくさんのアニマトロニクスを使用した。スタジオでは、1度に10数匹の恐竜たちが動いていたこともあったと思う。夢が実現した瞬間だったよ」とも回想。過去シリーズで培った技術を生かして、アニマトロニクスとデジタルを融合させるという技術的なチャレンジに取り組んだ様だ。さらに本作ではシリーズ初登場となる羽毛恐竜が登場。撮影方法については、初の試みとなる恐竜の皮膚に本物のような透明感を与え、羽毛や毛を固定するのに最適なシリコンを使用している。当初ジョン・ノーランのチームは、インダストリアル・ライト&マジック社(ILM)のアーティストが羽の生えた生き物の見た目と動きを把握できる様にピロラプトルの頭部のみを作ったという。しかし、トレボロウはノーランの作品に感銘を受け、瞳孔が開いた完全なアニマトロニクスのピロラプトルの頭部を制作、映画に登場させることが叶った。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』7月29日(金)公開
2022年07月08日ノーベル賞作家カズオ・イシグロが絶賛した小説の映画化『帰らない日曜日』より、出演するコリン・ファースのインタビュー映像が解禁された。本作は、メイドと名家の跡継ぎという身分違いの秘密の恋と、その衝撃の顛末を描くラブストーリー。監督はカンヌ国際映画祭常連のエヴァ・ユッソン。注目の新星オデッサ・ヤングと大人気ドラマ「ザ・クラウン」の英国俳優、ジョシュ・オコナーがW主演を務める。そしてこの度、主演を務めた『オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体』をはじめ、『潜水艦クルスクの生存者たち』など出演作の日本公開が続いているコリン・ファースのインタビュー映像が到着。本作でコリンは、主人公・ジェーンがメイドとして仕えるニヴン役を演じている。戦争で息子を亡くした行き場のない損失感を抱えながらも気丈に生きようとする様を繊細な演技で表現し、静かながらも強い印象を残している。コリンはアリス・バーチの脚本を読んで出演を即決したほど脚本には強い思い入れがあるようで、「セリフの書かれ方に強く惹かれました。独特なルールがあるのです。当時の人々が文化の差や感情のずれによって会話がすれ違う様を、ある種パターン化させることでうまく表現している。とても深く考えられているのです」と絶賛している。さらに、二ヴン氏を演じる上では長年俳優としてキャリアを積んだ彼でも苦労があったようで、「ニヴン氏はいつも心ここにあらずで本質が捉えにくいキャラクターで、心の底で抱えている感情を探りながら表現しなければなりませんでした。それは役者として大きな挑戦でもありました」と本作の役作りにおける難しさを明かした。また、本作の魅力を「とても優しく、極めて賢くて正直な作品」と表現する中で、二ヴン氏が抱える“損失感”については「本作では、抱えている問題は違えど誰もが孤独であるという事を描いている。この物語の登場人物がそれぞれの孤独を抱えているようにね」と核心に触れた。撮影中はシリアスな場面が多くある中でも笑いの絶えない明るい現場で、長い間撮影期間を共に過ごしたオデッサ・ヤングとオリヴィア・コールマンの2人には刺激を受けたとも語っている。フレッシュな若手キャストと実力派俳優の豪華共演はもちろん、繊細で深みのある本編のストーリーにも期待が高まるインタビュー映像となっている。『帰らない日曜日』は5月27日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰らない日曜日 2022年5月27日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021 All rights reserved.
2022年04月15日『THE BATMAN−ザ・バットマン− 』でオズワルド・コブルポット/ペンギン役を演じているコリン・ファレルが、撮影中の秘話を「Collider」に明かした。コリンの風貌をあまりにも変化させる特殊メイクにより、「コリンだとはわからない!」と話題のペンギン役。コリン本人も「自分だとは気付かれないだろう」という自信があり、なんと、特殊メイクをしたままの姿でスターバックスに行ったのだという。「スターバックスに行って、全然オズワルドらしくないドリンクを頼んだ。オーツミルクラテにステビア(甘味料)を2袋入れた。ジロジロと見る人もいたけれど、それは単に印象的な見た目だったからじゃないかなと」。その日は、コリンが「初めて特殊メイクでペンギンになった日」だったそうで、「みんなでドライブに出かけて、たとえて言うなら“ひとっ走り”をしてみた。(カリフォルニア州の)バーバンクで。6時間だか8時間くらいかけて。10人か15人くらいのグループでね。すごく楽しかった」と振り返った。『THE BATMAN−ザ・バットマン−』はアメリカで3月4日、日本で3月11日に公開を控えているが、すでにコリン演じるペンギンが主役となるスピンオフドラマの企画がHBO Maxで進行中だ。(Hiromi Kaku)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年02月28日第二次世界大戦下、イギリス諜報員らによる奇想天外な作戦を描いたコリン・ファース主演『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』より、場面写真6点が解禁された。ヒトラー陣営を欺くために行われた「ミンスミート作戦」の真実が明かされたベストセラー小説を基に、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞したプロデューサーのイアン・カニング、同作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース、そして『恋におちたシェイクスピア』で同じくアカデミー賞作品賞を受賞したジョン・マッデン監督が映画化。大戦下で実行された最も奇想天外で、最も成功した欺瞞作戦の全容を、スリリングかつエキサイティングな展開で魅せる、超一級のスパイサスペンスだ。この度解禁された場面写真では、コリン・ファース扮する元弁護士の諜報部員モンタギューとマシュー・マクファディン扮するMI5のチャムリー大尉が、ヒトラーを欺くべく「偽造文書を持たせた死体を海に流す」という“オペレーション・ミンスミート”を実行するため、バディとなって溺死体に見せかけるための死体探しや、文書の捏造に奮闘する様子、さらに作戦を考案するよう指示した英国のトップ、チャーチル首相の姿が切り取られている。戦争の最前線ではなく、裏方として暗躍した名もなき英雄たちの知られざる闘いを描いた本作。場面写真からも窺えるように、円熟味を増した名俳優たちが凛々しい制服に身を包み演じる、一味違ったスパイたちの魅力あふれる一作となっている。『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は2月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Haversack Films Limited 2021
2022年01月21日2015年のスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』が、トム・ハンクス主演でリメイクされることになった。監督は『ネバーランド』『ワールド・ウォーZ』のマーク・フォースター。脚色は『ネバーランド』のデビッド・マギーが手がける。プロデューサーにはオリジナルを製作した会社SFスタジオズ、ハンクスの妻で女優のリタ・ウィルソンも名を連ねる。撮影は今年スタートの予定。ハンクスの最新作は、AppleTV+で配信中の『フィンチ』。次回作はバズ・ラーマン監督のエルビス・プレスリーの伝記映画。アメリカ公開は6月。文=猿渡由紀
2022年01月19日映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』が、2022年2月18日(金)より、TOHO シネマズ 日比谷他全国ロードショー。主演はコリン・ファース。大戦下の“実話”に基づくスパイサスペンス映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は、ヒトラーを欺くためにイギリスが実行した荒唐無稽な欺瞞作戦“オペレーション・ミンスミート”を描いた作品。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞したプロデューサーのイアン・カニング、『恋におちたシェイクスピア』で同じくアカデミー賞作品賞に輝いたジョン・マッデン監督らが、第二次世界大戦下で行われた衝撃の実話を、スリリングかつエキサイティングなストーリー展開で、頭脳派スパイサスペンスに昇華した。欺瞞作戦“オペレーション・ミンスミート”とは“オペレーション・ミンスミート”とは、大戦下で実行された最も奇想天外で、最も成功した欺瞞作戦でありながら、戦後も長らく極秘とされてきた作戦。1943年、第二次世界大戦下、劣勢強いられる連合国軍。何とかナチスを倒したい英国諜報部(MI5)は、とんでもない奇策をチャーチル首相に提案する。高級将校に仕立て上げた死体にニセの機密文書を持たせ地中海に放出し、ヒトラーを騙そうというのだ。この作戦がMI5の諜報員、ヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込み、各国間の駆け引き、策略、罠、そして裏切り合戦へと発展していく...。主演はコリン・ファース主人公ユーエン・モンタギュー少佐...コリン・ファース元弁護士の英国諜報部員。主演を務めるのは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『キングスマン』などでも知られるコリン・ファース。チャールズ・チャムリー空軍大尉...マシュー・マクファディン主人公の相棒となるMI5のメンバー。演じるのは、『エジソンズ・ゲーム』のマシュー・マクファディン。イアン・フレミング少佐...ジョニー・フリンモンタギュー、チャムリーと共に“オペレーション・ミンスミート”を練り上げる。映画『スターダスト』でデヴィッド・ボウイ役を演じたジョニー・フリンが担当。その他、『ハリー・ポッター』ルシウス・マルフォイ役のジェイソン・アイザックス、「ダウントン・アビー」のペネロープ・ウィルトンら、英国を代表する俳優が集結している。スパイ映画ファン垂涎の小ネタも事実を描いた戦争映画でありながら、スパイ映画ファンにはたまらない小ネタも満載。予告動画では、「007」シリーズの作者であるイアン・フレミングや、“M”“Q支部”の存在も示唆されている。<映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』あらすじ>第二次世界大戦時、1943年、イギリスはナチスを倒すため、イタリア・シチリアを攻略する計画を立てていた。だが敵の目にも明らかな戦略目標であるシチリア沿岸はドイツ軍の防備に固められている。状況を打開するため、英国諜報部のモンタギュー少佐、チャムリー大尉、イアン・フレミング少佐らが練り上げたのが、欺瞞作戦“オペレーション・ミンスミート”だ。“イギリス軍がギリシャ上陸を計画している”という偽造文書を持たせた死体を地中海に流し、ヒトラーをだまし討ちにするという奇策だ。彼らは秘かに手に入れた死体をビル・マーティン少佐と名付け、100%嘘のプロフィールをでっち上げていく。こうしてヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込む、一大騙し合い作戦が始まるが――。第二次世界大戦の行方を変える決定的な分岐点で秘密裏に実行され、戦後長らく極秘扱いされてきた驚くべき欺瞞作戦の全容がいま明らかになる――。【詳細】映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』公開日:2022年2月18日(金)TOHO シネマズ 日比谷他全国ロードショー監督:ジョン・マッデン出演:コリン・ファース、マシュー・マクファディン、ケリー・マクドナルド、ペネロープ・ウィルトン、ジョニー・フリン、ジェイソン・アイザックス配給:ギャガ原作:「ナチを欺いた死体:英国の奇策・ミンスミート作戦の真実」ベン・マッキンタイアー著(中央公論新社刊)原題『Operation Mincemeat』/128分/イギリス/2022年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:栗原とみ子
2021年12月27日コリン・ファース主演の『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』が、2022年2月18日(金)より全国にて公開されることが決定。併せて、ポスターと予告編が解禁された。舞台は1943年。第二次世界大戦下、連合国軍は劣勢を強いられていた。何とかナチスを倒したい英国諜報部(MI5)は、とんでもない奇策をチャーチル首相に提案する。高級将校に仕立て上げた死体にニセの機密文書を持たせ地中海に放出し、ヒトラーを騙そうというのだ。この荒唐無稽な作戦は、真実と嘘が表裏一体の世界の中で、MI5の諜報員、ヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込み、各国間の駆け引き、策略、罠、そして裏切り合戦へと発展していく。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞したプロデューサーのイアン・カニング、同作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース、そして『恋におちたシェイクスピア』で同じくアカデミー賞作品賞を受賞したジョン・マッデン監督らが、戦後長らく極秘とされてきた大戦下で実行された最も奇想天外で最も成功した欺瞞作戦の全容を、超一級のスパイサスペンスの傑作として誕生させた。この度解禁された予告編では、『ハリー・ポッター』のルシウス・マルフォイ役でお馴染みのジェイソン・アイザックス、「ダウントン・アビー」のペネロープ・ウィルトンら英国を代表する俳優の顔ぶれも確認できる。さらに「007」シリーズの作者であるイアン・フレミングが登場したり、“M”“Q支部”の存在が示唆されるなど、事実を描いた戦争映画でありながらスパイ映画ファンにはたまらない小ネタも満載。またポスターには、ヨーロッパ圏の地図を背景にコリン・ファース扮する主人公ユーエン・モンタギュー少佐と、その相棒となるマシュー・マクファディン扮するチャールズ・チャムリー空軍大尉の姿が。キャッチコピー「世界の命運を握る鍵は、地中海に放たれた―」が示すように、彼らがバディとなって全世界を救うミッションに挑む様子が見て取れる。本作は、重厚な戦争映画としてはもちろん、エンタメ性あふれるスパイ映画としても楽しめる作品となりそうだ。『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は2022年2月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Haversack Films Limited 2021
2021年12月24日コリン・ファレルが、HBO Maxの『THE BATMAN-ザ・バットマン-』スピンオフドラマで主演&製作総指揮を務めることが分かった。「Variety」誌が伝えた。コリンは2022年3月4日に全米公開(日本公開は3月11日)となる、ロバート・パティンソン主演『THE BATMAN-ザ・バットマン-』でスーパーヴィランのペンギン役を演じており、スピンオフドラマでも同役を再演するという。すでに公開されている映画の予告編で、コリンは特殊メイクで大変身したペンギンの姿を披露しており、「コリンの面影が全くない」「だれだかわからない」と評判になっている。『The Batman』(原題)撮影現場 Photo by Colin McPherson/Getty Images脚本は「エージェント・オブ・シールド」のローレン・ルフランが担当する。コリンと共に『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のマット・リーヴス監督、同映画のプロデューサーのディラン・クラークが製作総指揮を務める。「Variety」誌は9月にペンギンを主役としたスピンオフドラマが開発中であることをいち早く報じていたが、その時点ではコリンが関わることは明らかになっていなかった。現在、HBO Maxでは『スーサイド・スクワッド』のスピンオフドラマ「Peacemaker」(原題)、グレッグ・バーランティが手掛ける『グリーン・ランタン』のドラマ、J・J・エイブラムスによる「Justice League Dark」など、DCコミックスの様々な実写ドラマが製作進行中だ。(Hiromi Kaku)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年12月07日日曜日(現地時間)に、自身のライブで観客に向かって「私たちに子どもができました。ワクワクしています!」と妻スカーレット・ヨハンソンの妊娠を認めたコリン・ジョスト。それからわずか数日後、すでに第1子が誕生していることをインスタグラムで明らかにした。「オーケー、オーケー。赤ちゃんが生まれました。男の子で名前はコスモです。私たちは彼のことを愛しています。プライバシーの保護にご配慮をお願いします。お問い合わせはパブリシスト(マイケル・チェ)まで」と必要最小限の情報を提供。マイケルは「サタデー・ナイト・ライブ」に出演しているコリンの“同僚”コメディアンで、コリンが促すように彼のインスタアカウントに飛んでみると、プロフィールに「コスモのパブリシスト」との記載がある。この投稿をInstagramで見るColin Jost(@colinjost)がシェアした投稿コリンが添えた「ディズニーワールドに行きます」というタグも、現在スカーレットが主演作『ブラック・ウィドウ』の公開方法をめぐってディズニーを訴えている最中であることを考えれば、実に皮肉だ。スカーレットの妊娠を認めてから誕生報告までの期間があまりに短すぎたことと、上記のジョークのような発表の仕方にファンは「えーと、ジョークなの?本当なの?」「報告の仕方がすごくカジュアル」とびっくり。しかし、スカーレットの代理人も「People」誌に男児の誕生が事実であると認めている。2人は2017年から交際を始め、2020年10月に結婚。スカーレットにはライアン・レイノルズ、ロマン・ドリアックとの結婚歴があり、ロマンとは娘のローズ・ドロシーちゃんをもうけた。コスモくんはスカーレットにとって第2子にあたる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年08月19日先月「Page Six」が、スカーレット・ヨハンソンが妊娠しており、出産間近だと報じた。これまで本人や代理人から正式な発表はされていなかったが、このたび夫のコリン・ジョストがお笑いのライブ中に「子供ができました。ワクワクしています!」と観客にスカーレットの妊娠を報告したという。同サイトが報じた。スカーレットの妊娠については、主演作『ブラック・ウィドウ』の公開を間近に控えながらイベントやインタビューのほとんどを欠席したことから、6月にすでにささやかれていた。オンラインでのプロモーション活動は行ったが、自身のお腹から上のみを映し、お腹のふくらみは見えていなかった。その後は『ブラック・ウィドウ』の公開方法をめぐり、スカーレットがディズニーを訴えるという、妊娠報道がかすんでしまうような大きな“事件”もあった。出産後の復帰作はすでに決まっているとみられる。それは、先日報じられたウェス・アンダーソン監督の次回作(タイトル未定)だ。スカーレットはライアン・レイノルズ、ロマン・ドリアックとの結婚歴があり、ロマンとは娘のローズちゃんをもうけた。コリンとは2017年から3年交際したのち、2020年10月に結婚した。Photo by Emma McIntyre/Getty Images for Turner(Hiromi Kaku)
2021年08月18日『英国王のスピーチ』『シングルマン』コリン・ファースと、『プラダを着た悪魔』『ラブリーボーン』スタンリー・トゥッチがカップル役を演じる『スーパーノヴァ』。この度、実際に20年来の親友である2人と、監督のハリー・マックイーンが、このカップルの絆の秘密を語る特別映像が解禁された。派手な大作映画の公開がひしめき合う中、先週より全国順次公開となった本作。胸を締めつける物語と美しい映像で、互いを思いやり、愛し合うカップルの愛の終わりを静かに温かく描いた本作には、「切ないけど癒された」という感想がSNSに多く寄せられている。今回解禁となった特別映像には、メイキング映像や本編映像も含め、コリンやスタンリーが本作の魅力を明かしている。2人が演じるサムとタスカーのカップルはキャンピングカーで湖水地方を旅するが、長く連れ添った2人の間はタスカーの病が大きな影を落としている。ロードムービーの側面を持つ物語の大部分が2人芝居であり、さらに回想シーンなどはなく現在進行形の2人の様子から、過去や絆の深さを見せなくてはならない構成から、本作では主演俳優の関係性が非常に重要となった。マックイーン監督はキャスティングについて「長い付き合いのある俳優同士に演じてもらいたいと事前にチームで話していた。本作は親密な関係を描き出す。映画を超えた、スタンリーとコリンの友情に本作のすばらしさがある」と語り、「20年来の深い付き合いで、互いを知り尽くしている。主人公2人が醸し出す親密さと相性の良さ、それが本作の核だった。それを苦労して生み出す必要がなかったのは、大きなボーナスだった」と明かした。また、俳優だけでなく、監督としても活躍するスタンリーについて監督は「スタンリーの仕事ぶりには感銘を受けた。いつでも気さくに人の輪に入り、周囲を笑わせ場を和ませる。それがタスカーを演じる上で欠かせない素質だった。死を前にしても生きる楽しさを忘れない人間を、ごく自然に演じられるのがスタンリーなんだ」と述懐。またコリンは、「スタンリーの演じるタスカーには強い意志がある。“人生をコントロールし、自ら決断をし、現実に臨みたい”人生に絶望してもボロボロになってもいない。スタンリーにしかできない“脆さ”の演技だと思う」と相方の演技に絶賛を惜しまない。一方でコリンについて監督は、「コリンが演じると、どんな人物でも慈悲と共感があふれ出てくる。そしてサムはまさにそんな人だ。サムは愛する人のために大きな犠牲を強いられる。深い慈悲の心がないとできないことだ。コリンが演じる人物はどんな役でも慈悲にあふれている」と、コリンの演技がサム役に完璧にハマっていたことを語っている。合間に挟まれる本編映像でも、些細な日常の会話のコミカルなシーンから真剣な想いを告白するシリアスなシーンまで、2人の俳優が阿吽の呼吸でセリフを交わす様子が切り取られている。コリンとスタンリーがお互いに全幅の信頼を置いて演じたカップルの姿を見届けてみて。『スーパーノヴァ』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スーパーノヴァ 2021年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
2021年07月09日コリン・ファースとスタンリー・トゥッチの共演で贈る映画『スーパーノヴァ』。この度、コリンが20年来の友人であるスタンリーから脚本を直接受け取ったこと、当初は2人が演じる役柄が逆だったことなどを打ち明ける、オンラインインタビューの映像が到着した。『シングルマン』では、パートナーを失い人生の目的を見失うゲイの大学教授役を演じたコリンだが、本作では若年性認知症を患うパートナーを支える男性・サム役を好演している。到着したのは、映画に対する思いや、配役が決定するまでの裏話、さらには共演のスタンリーへの愛も赤裸々に語るインタビュー映像。コロナ禍でのプロモーションとなった今回、オンラインで行われたインタビューでは、『シングルマン』の監督としてもお馴染みのデザイナー「トム・フォード(TOM FORD)」のメガネをかけ、ラフな服装と髪型であっても紳士の品格漂うコリンの姿にも注目。通常、映画の出演オファーはエージェントを通して受け取るものだが、「脚本はスタンリーから直接受け取った。だから読んでいる間、常にスタンリーを意識していた。配役も聞いていなかったと思う」とコリンはふり返る。プライベートでも20年来の友であるスタンリーから「いい脚本があるから読んでみて」と連絡があり、読み込むうちに脚本に魅了されていったという。コリンが演じるのは、不器用で無口だが、胸の奥に熱い愛情を燃やし続けるピアニストのサム。スタンリーは人を惹きつける才能と魅力に溢れ、いつもブラックジョークで周囲に笑いをもたらす作家タスカー役を演じる。コリンもスタンリーも、本人のイメージそのままのナチュラルな演技を見せているが、実は最初は配役が逆だったという。タスカー役に違和感を感じ、試しに役を交換してみようと提案したのはコリン。その時のことも明かしており、「何か通ずるものがあったんだろう。読んでいたらサムがしっくりきた。スタンリーのタスカーを聞いた時、彼以上に演じることはできないと思った。彼がサムをしてもそう思ったから、もう家に帰ろうかと思ったよ(笑)」と冗談交じりに語っている。仕事仲間としても友達としても良い関係を築いているスタンリーについては「彼は多才な役者だ」と断言、「スタンリーは知性と思慮深さを醸し出すことができる。そして“脆さ”も持ち合わせている。本作において彼の脆さの演技には大きな影響を受けた」と絶賛。若年性認知症を患い、徐々に記憶をなくしていくタスカーの揺れ動く心や繊細な変化を見事に表現した名演は、「スタンリーにしかできない脆さの演技だと思う」と太鼓判を押している。インタビューからも分かるコリンの“スタンリー愛”と同様に、スタンリーもコリンの仕事ぶりや人格を絶賛しており、2人の共演は2012年公開の『モネ・ゲーム』以来、約10年ぶり。念願の再共演でも相性ぴったりな2人の演技が堪能できそうだ。『スーパーノヴァ』は7月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スーパーノヴァ 2021年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
2021年06月28日コリン・ファースとスタンリー・トゥッチ、イギリスとアメリカの“紳士俳優”が共演した『スーパーノヴァ』が、7月1日(木)より全国順次公開される。この度、小さなベッドで大きな身を寄せ合うコリンとスタンリーの様子を収めた本編映像が公開された。本作『スーパーノヴァ』は、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したファースと、『ラブリーボーン』で同賞助演男優賞にノミネートされたトゥッチが、20年という歳月を共にしてきたカップル役を演じ、人生の最終章を迎える感動作。ファースが演じるピアニストのサムは、不器用で無口だが、胸の奥に熱い愛情を燃やし続ける人物。そしてトゥッチは、人を惹きつける才能と魅力に溢れ、いつもジョークで周囲に笑いをもたらす作家タスカーを演じる。監督を務めたハリー・マックイーンは、俳優としても活躍する映画人で、オリジナル脚本を書き上げた本作が、監督第2作目となる。撮影監督には『ターナー、光に愛を求めて』などで2度アカデミー賞にノミネートされたディック・ポープが務め、イギリスの風景を美しく撮影している。キャンピングカーに乗り込み、イギリス湖水地方を旅をする、長年連れ添ったカップルの姿を描いたロードムービーでもある本作。この度公開された本編映像は、ふたりの茶目っ気とラブラブぶりが窺えるシーンとなっている。サムの実家にやってきたふたりは、かつてサムが使っていた部屋で寝ることになったが、大の大人が共に寝るには、ベッドが小さすぎる。「いいベッドだ。寝心地がいい」「ひとり占めだしな」「それは君だろ。落ちそうだ」とふざけあうふたり。電気を消そうとしたサムは腕を伸ばした拍子に勢いよくベッドから落ちてしまい、それを見たタスカーは大爆笑。「車で寝る」と拗ねるサムだが、優しく「ストッパーになるから体を預けろ」と諭すタスカ―に負け、「くっつきすぎは息苦しい」とブツブツ言いつつも最終的にはお互い体を預けながら眠りにつく。本映像は、ふたり仲の良さと、愛の強さがよく伝わるシーンが切り取られた。『スーパーノヴァ』7月1日(木) TOHO シネマズ シャンテ他 全国順次ロードショー
2021年06月16日