サマーキャンプで「楽しいのもあったけどつまらないのもあった」と感じた本当の理由は?俳優の中尾明慶さんは女優の仲里依紗さんと2013年に結婚し、小学4年生の息子・トカゲくん(愛称)を育てています。トカゲくんはこの夏休みに、9歳にしてアメリカでサマーキャンプを経験したそう。トカゲくんの帰国後、中尾さんは5週間ぶりに再会した際の動画 をYouTubeにアップしました。トカゲくんのサマーキャンプ中、「泣いてたらどうしようかと思った」という中尾さん。実は、サマーキャンプに出かけてから1週間後の早朝、非通知で着信があり、イタズラ電話かと思いすぐに切ったという出来事があったそう。しかし、再度非通知から着信があり、出てみると「僕だよ、僕!」。実は電話の主はトカゲくんで、中尾さんはその声を聞いて「不安そうだった」と感じたといいます。しかし、その後トカゲくんからの電話がなかったこともあり、現地で楽しく過ごしていると思っていた中尾さん。実際どうだったのかトカゲくんに聞いてみたところ、「楽しいのもあったけどつまらないのもあった」とか。本当のところ、つまらないというよりも「ママとパパに会えなくて悲しい」という部分が大きかったようです。トカゲくんの本音に「俺だって悲しいよ、だから頑張ったなって言ってんじゃん」と答えた中尾さん。その後、「サマーキャンプで嫌だったこと」を聞いても「パパとママに会えないこと」と答えるトカゲくんに、「120点の回答だけど、それはそうだよな」としみじみ。サマーキャンプ中のトカゲくんは「スーパーアウェイに1人」だったとして、「すごいよ、小学4年生で」と感心していました。ちなみに、仲さんはトカゲくんをサマーキャンプに送り出す際の様子をYouTubeで公開 しており、別れ際に「日本から応援してるからがんばってね、ママがんばるから」と号泣するシーンも。実はトカゲくんも、「バイバイの時は泣きそうになった」といい、現地に到着したその夜は泣いてしまったそうです。パパやママに会えない寂しさを感じながらも、無事にサマーキャンプを終えたトカゲくんに、中尾さんは「本当お前すごいな、よく頑張ったな」と感動しきり。離れ離れで生活したことで、親子の絆がより深まったようです。✅仲里依紗さん号泣「日本から応援してるから」息子がアメリカへ5週間のサマーキャンプ
2023年09月11日「やらせようとしてる自分が、結構ひどいなって」里田まいさんはプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスに所属する田中将大選手と2012年に結婚し、2016年2月に第一子となる長男、2019年6月に第二子となる長女が誕生。今年の夏休みは「勉強しなさいとか家でダラダラとかを1日でも多く減らして、旅行をいろいろ組み込んだ」そうで、仙台、東京、北海道、名古屋、福岡などいろんなところに出かけ、中盤にきて里田さんが39度を超える発熱で動けないほどの体調不良に。「疲れた、やりすぎた」といいます。小学2年生の長男をサマースクールにも入れようかと考えたものの、親子で気持ちの差があったと明かしました。子どもだけで海外のサマーキャンプや野球合宿などに行くというイベントも最近は多くあると知り、興味がわいたという里田さん。親として子どもにいろんな経験をしてほしい、どんどん外に出てチャレンジしてほしいと願う里田さんに反して、「まあ~子どもが家から出たがらない。『できれば家にいたい、俺は』って。居心地がいいんでしょうね」と、長男はおうちが大好きなのだそう。キャンプなど特別なものでなくとも、普段から「買い物行こうよ」「遊びに行こうよ」と誘っても「行かない、俺は家にいたい」と留守番したがるのだとか。そんな長男の背中を押してでもサマースクールや野球合宿に行かせるべきか、「まだ小学生2年生だしそのうち行くようになる」と考えて無理強いしない方がいいのか、里田さんは悩んでいるといいます。というのも、自身が小学生の頃も実は「親元にいたかったタイプ」で、両親が共働きで忙しいため夏休みは家族旅行ではなく林間学校に行っていたのですが、実はそれが「嫌だった」から。その体験が身になったかと言えば、「(林間学校で)カレーを作ったけど、家では作りません。五右衛門風呂わかしたけど、家では風呂わかしませんよ。私はそういうタイプの子どもだった」と振り返ります。そんな経験もあるから、お子さんの気持ちがわからなくもないのだとか。春休みにチャレンジとして長男を4泊5日のスキーキャンプに行かせたときは、これを機に自分のことができるようになるかと思いきや、「全然変わらなかった(笑)。むしろ、『これでよくわかった、俺はもう家から出ない。4泊5日も行ってたまるか』って」とお子さんの反応を明かし、キャンプに持って行った歯ブラシもきれいな状態で持ち帰り、1回ぐらいしか歯磨きしていないのでは……と驚いたそうです。それでも「親としてはどんどん成長してぐんぐんいってほしい」と思って海外国内含め様々なキャンプ情報に目がいってしまうといい、「自分はすごい嫌だったのに、子どもには親元離れてチャレンジしなさいってやらせようとしてる自分が、結構ひどいなって(苦笑)」と反省も。ちなみに幼少期の林間学校が嫌だったと親に明かしたとき、「え、そうだったの。旅行にも連れてってあげられないから、せめて楽しんできてと思ったのに」とびっくりされたといいます。「逆に知りたい、喜んで行く子はいるのか。みなさんどうでした?」と動画撮影スタッフに問いかけると、「(今は親側の気持ちもわかるが)私は知らない子たちとキャンプとか入れられてイヤでした」と正直なコメントが飛び出します。ただ、里田さんはやはり親になって「子どもにいろいろ体験させてあげたい!」という気持ちが強く出てしまい、「エゴなんですか、これって?みなさんに聞きたい!」と悩み続けているようです。結局、里田さん自身は10代でアイドルになり親元を離れて上京しているので、「そんな家を出たくなかった私も、結局自分の好きな仕事になると、自分で行動を起こして、17歳ぐらいで東京に出て来てるわけですよ。そこまで待つ、気長に他人と比べずに待つのも大事なことだなと思いました」と語っていました。そんな里田さんは8月22日、Instagramに泥だらけになった野球のユニホームの写真とともに、「野球合宿から帰宅した息子の鞄の中には、がんばった証が沢山散りばめられていた」と投稿。お子さんはこの夏、野球合宿に参加してたくさん頑張ったようですね。Instagramでは「鞄の中には、まだまだ自分のものを自分で管理したり、行き届かない部分がある息子だけではとても整理できたとは思えない大人のサポートの跡も沢山あって、帯同してくださった大人の皆様への感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました」と、周囲のサポートにも深い感謝を綴っていました。
2023年08月25日世界で活躍する広い視野を持った「始動人」を育成するため、県内外の高校生が国境や地域、世代を越えて出会い、将来について学び合う機会となるサマーキャンプを開催します。サマーキャンプでは、英語によるコミュニケーション能力に加え、将来の海外留学も視野に入れた多様な進路を、自分自身で主体的に選択できる力を養います。開催期日2023年8月14日(月曜日)~20日(日曜日)(6泊7日)開催場所群馬県高崎市(榛名湖周辺)学習・宿泊場所:榛名湖温泉ゆうすげ対象者高校生80名程度(県内高校生50名程度、県外高校生30名程度)募集期間下記のいずれの締め切りでもご応募いただけます。募集開始:2023年4月17日(月曜日)一次締切:2023年5月15日(月曜日)二次締切:2023年6月18日(日曜日)申込方法下記「HLAB」ホームページよりお申込みください。【サマースクール】2023年8月、全国4地域にてサマースクールを開催! 270名の高校生を募集します。 : 参加費用参加費用には、期間中の食費、宿泊費が含まれています。現地までの交通費は参加者負担です。群馬県内生:66,000円(税込)群馬県以外:100,000円+税主なプログラム・セミナー:海外大学生と日本の大学生が行う英語による少人数制の授業・フォーラム:国内外の第一線で活躍する社会人による講演・ワークショップ:地域の方との交流や伝統文化の体験により、創造性を養う学びの場・フリーインタラクション:社会人ゲストを交え、世代を越えて本音で語り合う場・リフレクション:グループごとに1日を振り返り、将来への想いを共有する場参考:これまでの実施状況本事業は令和3年度から開催し、今回が3回目の開催となります。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大により対面とオンラインのハイブリッド開催となりましたが、高校生33名(うち群馬県内生14名)が参加しました。お問い合わせ先群馬県 知事戦略部 戦略企画課 総合計画・EBPM推進室 計画・EBPM係【所在地】〒371-8570前橋市大手町1-1-1【電話】027-226-2405【FAX】027-223-4371【公式HP】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月25日シュタイフ(Steiff)のテディベアとグランピングを楽しむ宿泊プラン「Sleepover Party!~サマーキャンプ~」が、ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町から登場。2021年7月22日(木・祝)から9月12日(日)まで販売される。“麦わら帽子”のテディベア&ひまわりがお出迎え2021年4月から5月に開催され好評を博した、シュタイフとザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町のコラボレーションによる、特別な宿泊プランが登場。今回は、サマーシーズンにちなんで、デコレーションルームも夏仕様に。室内にて“麦わら帽子”をかぶったテディベアと、鮮やかなひまわりのフラワーアートが宿泊客を出迎えてくれる、大人かわいい仕上がりとなっている。サマーキャンプ気分のディナータイム「Sleepover Party!~サマーキャンプ~」の醍醐味は、部屋の中にいながら、サマーキャンプ気分を楽しめること。メインとなるディナーは、ボリュームたっぷりなお肉やアヒージョをストウブの鍋に盛り付けたグランピングメニューをインルームで提供。また野菜たっぷりのサラダに加え、甘酸っぱいマンゴー&パッションソースで味わうバスクチーズケーキなど、ボリューム満点の品々を用意している。写真撮影もおすすめ特別な宿泊の思い出に、デコレーションルームで、思う存分写真撮影を楽しむのもおすすめ。テディベアと同じく、麦わら帽子をかぶった“お揃いショット”で、キュートな一枚を残してみてはいかがだろう。【詳細】「Sleepover Party!~サマーキャンプ~」販売期間:2021年7月22日(木・祝)~9月12日(日)場所:ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町住所:東京都千代田区紀尾井町1-2料金:1名 36,000円(税・サービス料込み)より ※1室2名利用時※料金には1泊(デラックスツインルーム)、スーツケースに入ったテディベア(1名1体)、グランピングディナー(ミートプレート、アヒージョ、サラダ、バスクチーズケーキ マンゴー&パッションソース)、ドリンク(ビール、ソフトドリンク)、消費税・サービス料が含まれている。【予約・問い合わせ先】TEL:03-3234-1111(宿泊予約係 9:30~18:00)
2021年07月15日トップライター:坂上さえ消息確認はネットで娘はこの夏、米国の大学で行なわれたサマーキャンプに参加してきました。英語のスピーチやプレゼンテーション、米国の起業家の講演、各国から参加した中学生・高校生とのグループワークなど、英語づけ・討論づけで中味のつまった2週間をすごしていたようです。ようです、と歯切れが悪いのは、米国滞在中に娘からまったく連絡がなかったから。米国に到着したときに「ついたよ」のメッセージと1枚写真を送ってきたきりで、以後は音信不通……。その次の連絡は、帰国前日の「友だちと帰るから、空港へのお迎えはいりません」でした。たしかに、現地でできることを最優先してほしいから、日本への連絡はあまりしなくていいよと言って送り出しはしましたが、もうちょっとこう……とグチっぽくなってしまいます。とはいえ、研修の主催元が研修の状況を細かくFacebookにアップしてくれていたので、子どもたちのいきいきとしたようすは伝わってきました。また娘本人もLINEのステメ(ステータスメッセージ、自己紹介文のようなもの)を毎日のように更新していて、その内容が「最高」とか「帰りたくなーい」とか前向きなものでしたので、実りある体験をしていることがわかりました。便りのないのはよい便り、などといいますが、いまの時代は「便りはなくてもSNSで消息確認」といったところでしょうか。スマホオンリーなのは日本独特なの?帰国した娘に、どんな研修だったのか、あれこれ聞いてみて、とても気になったことがあります。娘が言うには、そのサマーキャンプでパソコンを持って来なかったり、持ってはいても使えなかったりするのは日本からの参加者がダントツに多かった、というのです。所持品リストにできれば持ってくるようにとあったので、娘は重いと文句を言いつつ、自分のパソコンを持っていきました。そうしたら、家で課題をやる程度の腕前の娘が、グループ内の日本人参加者のなかで一番パソコンが使えたとか。「家ではわたし(のパソコンスキル)が最下位だから、びっくりしちゃった」といいつつ、自分でやるしかない状況で奮起したそう。大学の無料Wi-Fi経由で良いプレゼンの動画(TEDなど)を見まくったり、効果的なスライド作成の動画を見たりして取り組み、プレゼン力とスライド作成力がものすごく高くなって帰ってきました。ほかの国からきた子は、ほとんどみんなWindows端末やMacBook Air、キーボードつきのタブレット、Chromebook(GoogleOSを搭載した小型ノートパソコン)などを持ち込んでいて、自分の手や頭の延長のように使っていたそう。「スマホだけしか使えないのって、日本独特なのかなって思った」実体験から出た娘の言葉は、なかなか重いものがあります。帰国後、ちょっとした調べものにもスマホでなくパソコンに向き合っている姿をよく見ますので、やりたいことと道具をうまく組み合わせる力が高まったのかな、なんて思います。Twitterを使いたいそんな娘から、Twitterのアカウントをつくりたいという要望が出てきました。理由ははっきりしています。サマーキャンプで知り合った外国人の友だちや大学の先生、チューターとの連絡に使いたいからです。国内の友だちならばLINEでOKだけれど、外国人の友だちでLINEを使っている人は皆無。FacebookかTwitterのアカウントはないの?と何度も聞かれたそう。そこで娘は自分なりに考え、実名登録が基本のFacebookはいまの自分には時期尚早だから、アカウント名で運用できるTwitterの鍵アカ(非公開アカウント)を使いたいと交渉してきたのです。こんなふうに話をもってこられたら、OKするほかはありません。サマーキャンプでつちかったプレゼン力に押しまけた感はありますが、娘の成長を感じたのでした。坂上さえ(さかがみさえ)大学卒業直後からIT関係の仕事に従事する。子どもの小学校入学を機に退職し、現在はフリーのプランナーとして、子ども向けのWebゲームや学習コンテンツの企画にいそしんでいる。趣味はスキューバダイビングと滝をみること。紅海でダイビングし、ヴィクトリアの滝をおがむのが夢。東京在住のB型、大1男子・中3女子の母。
2018年09月06日子ども達にとっては楽しい夏休みでも、お母さんにとっては正直、ちょっと大変な毎日ですね。まして、ワーキングママは、子どもが学童保育所で食べるお弁当作りや、自由研究のお手伝いなど、いつも以上にやることがいっぱいです。夏休みの課題に子どもと一緒にじっくり取り組んで、普段以上に親子の触れ合いを多くして…ができれば一番。しかし、仕事で忙しいうえに、慣れないお弁当作り、器用さが求められる自由研究のお手伝いと、想像しただけで「ハァ~…」とため息が出てしまうママも多いでしょう。そこで、周囲を見渡してみると、同じ悩みを抱える先輩ママ友が多く、子どもが小学生の時は、いかに夏休みと仕事をうまく回すかという相談をよくしていました。その中で、参考になった究極の小ワザをいくつかご紹介したいと思います。■小ワザその1.お弁当は「冷凍」と「混ぜもの」に頼るお弁当作りは毎日の習慣になればさほど大変ではなくなりますが、普段給食にお世話になりっぱなしで、作り慣れていないと負担が増しますね。ましてや、料理が苦手ですべて手作りは大変だから、加工食品に頼ろうと思っても、食品添加物が気になってしまうもの。そこで、わたしがフル活用していたのは、枝豆やブロッコリー、カボチャ、ミックスベリーなどの生鮮品の冷凍ものです。枝豆やベリー類はそのまま保冷剤代わりにお弁当箱に入れ、野菜は電子レンジで解凍してマヨネーズなどであえるだけ。冷凍野菜は旬の時期に収穫して、すぐに冷凍処理されているので、栄養価の損失は少ないのです。また、おかずの品数がおさえられる混ぜごはんもお弁当にぴったりです。ゴマ、青のり、桜エビ、グリーンピース、ツナ、溶けるチーズ…すりごまの代わりに栄養価の高いローストアマニの粉末などもおすすめです。栄養価をキープしつつ、切る煮るなどの手間を省く知恵です。■小ワザその2.自由研究のタイトルは「日本の」「世界の」夏休みの宿題で意外と困るのが「自由研究」。その名の通り何をやっても自由な分、何をすればいいのか迷いますよね。以前、先輩ママから「自由研究のタイトルに『日本の○○』『世界の○○』と書いてあると、箔が付く」と聞き実際にやってみました。結果、これまでやった自由研究の中で、先生やお友達のウケが良かったのは「世界のランドセル」と「世界の朝ごはん」でした。「世界のランドセル」は、なぜランドセルを使用することになったかを調べ、各国の小学生の写真をインターネットで検索して印刷。写真は模造紙に貼ってまとめました。「世界の朝ごはん」は図書館に「世界の食事」という絵本があったので、各国の朝食風景をコピーしてノートに貼りつけ、栄養価について一言コメントを書いただけ。もし調べ学習で困ったら「日本の○○」「世界の○○」シリーズで探すのがおすすめです。■小ワザその3.宿泊や体験学習も活用子どもには自由時間がたくさんある夏休み。しかし、自由研究や子どもの遊び相手すらも務まらないほど忙しいときには「他人の手」を借りるのも一つの手です。わたしが実際に子どもを参加させて良かったと思ったのは、アメリカ大使館のなかにあるインターナショナルスクール「EWA」の サマーキャンプ 。子どもにとっては日本にいながらプチ留学しているような海外気分を味わえます。また、体験型教育プログラムを提供する「プラスワン教育」の スクールツアーシップ の宿泊体験学習も、ツアー中につける絵日記をそのまま旅行記として自由研究として提出できます。自由研究ネタとしては、六本木ヒルズで毎夏行われているキッズワークショップもおすすめです。子どもの創造性を伸ばすべく、各企業が無料または安価でそれぞれの得意とする技術やノウハウを子ども達に体験させてくれます。講座によってはレポートや作った作品を持ち帰ることができます。このようなイベントは申し込み受付開始時期が早いので、来年の夏休みのために春くらいからチェックしたほうがいいかもしれませんね。今年の夏も猛暑が予想されているようです。手間は省いても愛情はたっぷりと、お子さんと楽しい夏休みを過ごされますように!
2017年07月28日家族の旅先として憧れの、ハワイ。最近は、ハワイへの母子留学や子どもの語学留学も注目を集めており、「Honolulu Zoo(ホノルル動物園)」のサマーキャンプは、予約開始からすぐに満席になってしまう人気プログラムです。お得な料金で現地の子どもと一緒に参加でき、ワイキキから徒歩で行かれる利便性も手伝って、親子にうれしい!プログラムとなっています。■年齢ごとに3つのグループに分けて実施動物園の夏のエデュケーションプログラムは、現地の夏休み期間中となる6月初め~8月半ばまでの2カ月あまり、毎週5日間を1つの単位で開催されています。4歳~11歳まで参加が可能で、4~5歳のメネフネ、6~8歳のイミロア、9~11歳のワイルドライフ・コアの3つのグループに分かれています。 参加者は、朝8時に動物園の裏口に集合。ワイキキビーチ側に面した正面入口ではなく、カパフル通り側の秘密めいた別門から動物たちがいる園内に入れるというのも気分が盛り上がります。■ユニークなテーマで自然や動物について学ぶ園の敷地奥にあるKeiki Zoo(子ども動物園)近くに、専用の建物があるサマーキャンプ。参加する週ごとにテーマが決まっています。「Zoo Careers(動物園のお仕事)」の週は将来、動物園で働くためのさまざまな仕事について、「Animal Artist(動物は芸術家)」は自然界でカラフルな色彩を持つ動物について、「Animal Ohana(動物の家族)」では、動物のさまざまな家族の形態についてなどハワイらしいテーマに沿って、年齢にあったプログラムが展開されます。■緑豊かな園内で新鮮な発見いっぱいわが家では、娘が7歳と8歳の夏(2014年、2015年)に合計4週間参加しましたが、飼育員さんと一緒に園内を回って説明を聞いたり、珍しい鳥にエサをあげたり、合間にゲームやクラフトをしたり、内容は盛りだくさんだった様子。カピオラニ公園の一角にあるホノルル動物園は、元ハワイ王家の鳥園だった敷地にあり、珍しい熱帯植物が生えた園内を散歩する時間もたくさんあったそうです。ハワイでも年間で一番暑い真夏の開催だけに、室内で過ごす時間もしっかり確保され、動物にちなんだカラフルなアートを作って持ち帰るのは、親も楽しみでした。■ロコの子と一緒に学べる、一歩上を行く英語体験現地の語学学校が開催するノン・ネイティブ向けのキッズ英語プログラムは「日本人ばかりだった…」という残念な声も聞きます。でも、このサマーキャンプは現地の子どもを中心に、米国本土からバカンスでハワイを訪れる子どもも多数参加。本場の米国式サマーキャンプをお手軽に味わえるのも人気の秘密です。■ほぼ英語オンリー 日常英会話の理解は必須日本語のわかるスタッフはほぼおらず、参加者自身にもある程度の英語力が求められますが(キャンプの申込要綱に記載)、動物を通じての「勉強」なので、そこまでの堅苦しさはなし。娘も初年度は行きたくないと前日までごねていましたが、思いのほか楽しかった様子で、次年度は「絶対また申し込んで」とせがまれるほどでした。■お弁当作りに、コンドミニアム滞在が便利サマーキャンプ中は毎日お弁当持参のため、キッチン付きのコンドミニアムに滞在するのがおすすめ。日系人の多いハワイでは、おにぎりやちょっとしたおかず、フルーツでお弁当はOKです。毎年4月頃、 動物園のホームページ で予約受付がスタート。日本の学校がお休みになる7月後半~8月半ばの週はすぐ満席になってしまいますので、申し込みはお早めに。ホームページ上で予約し、クレジットカードで参加費を支払います。その後、「キャンプ同意書」をダウンロードして氏名、住所、かかりつけ医などを記入し、動物園にメールか郵送すれば申し込みは完了です。ローカル価格で参加でき、ハワイの大自然を身近に感じられるサマーキャンプ。こどもの英語学習の“ごほうび”として、来年の夏に向け、今から準備してみては?自分での英語予約が不安な場合は、予約代行や期間中のサポートをしてくれる現地の留学エージェントに依頼するのも、ひとつの方法ですね。●ハワイ留学エージェント 「ハワイに留学.com(Hawaiihub LLC)」 2017年開催内容「Honolulu Zooエデュケーションプログラム(サマーキャンプ)」時間 8時集合、14時半解散費用 月~金の5日間で300ドル※16時または17時30分まで延長で預かってもらえるアフターケアは5日間で70ドル。持ち物 つま先が隠れるスニーカーと水筒、お弁当、日焼け止めなど※キャンプ初日の朝までに、米国の市外局番から始まる電話番号をスタッフに伝えることが必要。こどもの体調不良など緊急時のため。ハワイでは現地プリペイド携帯電話の購入も可能です。※2017年の募集は終了しております。上記データは、2017年の開催内容となりますので、今後応募する際のご参考としてください。
2017年07月26日アメリカでは長い夏休みを乗りきるため、ママたちが子どものアクティビティ探しに必死になります。それは、夏休みをどう過ごすかで、子どもの成長に大きな差が出るといわれているから。毎年予約が殺到するくらい人気があるのが「サマーキャンプ」です。サマーキャンプとはどういうものなのか、気になるアメリカの夏休み事情とともに紹介します。■アメリカの夏休みは2ヶ月以上アメリカの夏休みは、とにかく長い! 長すぎる夏休みが問題になり、以前は6月から8月まで丸々3ヶ月あった夏休みも、州や市によっては5月下旬から6月にスタートして8月上旬までの2ヶ月ちょっとに変更するところも増えてきました。それでも長いですよね。日本との大きなちがいは宿題がないことです。勉強も遊びも自分次第。夏休みの過ごし方は、子どもの成長に関わってきます。ママたちが必死になるのも無理はないでしょう。■キャンプだけどキャンプじゃない?アメリカでは共働きが多く、夏休み中の子どもの居場所に頭を悩ませている人も多いようです。日本では子どもが留守番して過ごすこともあるかもしれませんが、アメリカでは12歳になるまで子どもだけの留守番は法律で禁じられています。そこで人気なのがサマーキャンプ。テントで寝泊まりするキャンプではありません。夏休みで空いている高校や大学の教室、市のコミュニティセンターなどで開催される学習プログラムです。算数や理科などの勉強だけでなく、スポーツ、音楽、アート、クラフトなど内容は多彩。期間は3日間、数週間、1ヶ月間などさまざま。プログラムの時間帯も午前中だけ、朝から夕方までなどいろいろとあり、共働きの家庭にはとても助かります。デメリットは利用料金が高いこと。期間や内容にもよりますが、複数のプログラムを選ぶと数万円かかります。わが家の場合、今年は子どもに参加したいキャンプを選ばせることにしました。子どもが選んだのは、アートキャンプとマーシャルアーツキャンプ(空手などの武道)。毎年大人気のサイエンスキャンプ(理科)やサッカーキャンプに比べると申しこみもスムーズで、料金も各100ドル以下でした。まずアートキャンプからスタートし、マーシャルアーツキャンプと続きます。その次もなにかないかと考えて、結局サッカーキャンプも申しこみました。この夏、サマーキャンプにかかる費用は約350ドル。長い夏休みを乗りこえるためには、しかたない出費です。■ママたちが必死になるバケーション計画大人もきっちり休暇を取るお国柄。約10日から2週間のバケーションを楽しむ人が多いです。仕事と休暇のバランスを考えたワークスタイルは、日本から見るとうらやましい限りですよね。子どもがいる家族に人気のバケーション先は、アミューズメントパークがある場所。ディズニーワールドでおなじみのフロリダやロサンゼルス、サンディエゴなどが人気です。 アメリカ人はエンターテインメントが大好き。親子で楽しめる旅行がいちばんです。アメリカのママたちと話すと、夏はバケーションの話題で持ちきりです。ディズニーランドに行ったらどこのホテルに泊まり、どの店で食事して、帰りにどこのビーチに寄るか、プランを熱く語ります。じっくり計画を立ててバケーションに出かけるのがママたちの楽しみであり、醍醐味なのです。夏休み明けにはバケーションの自慢話で盛りあがるのもお約束。バケーションに行かないと、ちょっとむなしくなってしまいます。アメリカの夏休みは勉強も遊びも自分次第。子どもの成長に関わる大イベントをどのように過ごすか、ママたちは大きな課題を抱えているのです。
2016年08月26日短期間に集中して英語漬けの時間を過ごすことは、英語力を向上させるのに効果的だと言われています。英語が話せない小さなお子さんでも参加できるサマーデイキャンプ(※)の情報と、サマーキャンプ&サマースクール選びのポイントについてお伝えします。(※)デイキャンプとは、宿泊をしない、通学型キャンプのことです。■サマーデイキャンプ&サマースクールを選ぶときのチェックポイント□会場への交通手段、送り迎えにかかる時間に問題はありませんか?□外国人の参加者が多い or 日本人が多い、どちらを希望しますか?□お子さんが楽しめそうなプログラムやカリキュラムですか?□お子さんは、外国人講師やスタッフに人見知りをしませんか?□講師やスタッフはお子さんの安全に配慮する訓練を受けていますか?以上を考慮したうえで、お子さんにあったサマーキャンプ&サマースクールを探しましょう。■米国大使館宿舎でアメリカ文化を体験「米国大使館 EWA サマーデイキャンプ」・対象年齢:幼稚園年中~小学6年生・会場:米国大使館宿舎(東京都港区)・実施時期:6~8月・募集時期:毎年4月上旬・ URL 平日9:00~16:00のデイキャンプです。申し込みは1週間単位のみ受付。募集開始当日に枠の多くが埋まるほどの人気で、キャンセル待ちはありません。音楽や水泳など楽しいプログラムを通して英語で遊びます。アメリカ風バーベキューなど、米国の文化に触れる機会も用意されています。デイキャンプ開始から間もない週は外国人の参加者が多く、夏休みが始まるころになると日本人参加者の割合が増えます。 ■老舗のインターナショナルスクールで米国式キャンプ「アメリカンスクール・イン・ジャパン(ASIJ) サマーデイキャンプ」・対象:幼稚園年少~小学1年生・会場:ASIJ六本木キャンパス(東京都港区)・実施時期:7~8月・募集時期:一般枠は3~5月。前年度参加者&キャンセル待ち経験者は2~5月・ URL 9:30~14:30、8日間のデイキャンプ。毎年、キャンセル待ち続出の人気です。トイレトレーニングが済んでいること、現在保育園もしくは幼稚園に通っていることが参加の条件です。また、年少児は兄弟での参加のみ受け付けています。年長の兄弟がいないお子さんは年中児から参加できます。テーマに沿った工作やゲーム、読み聞かせ、挨拶などを通して多角的に英単語や表現パターンを身につけ、生きた英語を自然に吸収することができます。■「また来年も行きたい!」と言う子どもが多い小さなお子さんはとくに新しい言語を吸収する力が高いので、英語のシャワーにたっぷり触れることができるサマーキャンプ&サマースクールはおすすめです。ただし、今回紹介した2件とも、2016年度の募集は終了しています。人気のサマーキャンプは早い時期からの下調べと申込が必要なのですね。興味を持たれた方は、来年のスケジュール帳に申込予定を書き入れることをおすすめします。次回〈 後編 〉で、今からでも間に合うサマースクールをご紹介します。
2016年07月26日夏休みに短期間の留学体験ができるサマースクールやサマーキャンプが、人気を集めています。前回の「 サイパン&グアム編 」に引き続き、今回も日本から近い国で参加できるサマースクール&キャンプをご紹介します。■4時間ちょっとのフライトで到着! 香港は英語を学ぶのにピッタリの場所今回のディスティネーションは日本からの飛行時間が4時間ちょっとで到着でき、時差もほとんどない香港。1997年までイギリス領だったため、2009年までイギリス教育システムを取り込んでおり、現在も英語を学ぶにはピッタリの場所のひとつです。■サマースクールに参加するのは地元っ子が多い夏休み期間、香港のサマースクールに参加する子どもの大半は、地元の学校に通学している子どもたちだそうです。インターナショナルスクールで学んでいる子どもたちは、母国への帰省や長期旅行などでサマースクールに参加する子どもは少ないのだとか。地元の子が多いとは言っても、中国へ返還される前まで、香港の公用語は英語と広東語でした。そのため、家庭でも両親とは英語と広東語の2ヶ国語を使用していることが多く、英語力はかなり高いです。「ネイティブの子どもが参加しないのなら、サマースクール参加する意味がないのでは?」と心配している親御さんもこれなら安心ですね。■「香港インターナショナルスクール」でみっちりアメリカン英語を学ぼう150年の間イギリスの統治下にあった香港ですが、現在、香港では「将来の就職に有利」という理由からアメリカ英語を学ぶのが流行中なのだそう。そんな人気のアメリカ英語が学べる学校がアメリカ合衆国ミズーリ州のルーテル教会が経営するミッションスクール、「香港インターナショナルスクール」です。緑豊かな香港南部に位置していて、勉強に適した環境で英語を学べるはずです。香港インターナショナルスクールのサマースクールは、コースだけでも10以上あり、7月11日~29日に開催される「セッション2」への参加締め切りが迫っているので(申込書締切り6月10日まで)、興味のある方はすぐに学校へ直接問い合わせてみましょう。・ 香港インターナショナルスクール 開催時間:9:00~(コースによって異なる)対象年齢:4歳~17歳(コースによって異なる)料金:コースによって異なるお申込み・お問い合わせ(※英語推奨):summerprogram@hkis.edu.hk tel.(852)3149-7837 ■生後3ヶ月から体験できるサマーキャンプ「Baby Buddies, Alison's Letterland」幼い子どものサマースクールやキャンプ参加で困るのが「まだ幼稚園には入れない下の子はスクールの間どうしょう。」ということ。できれば下の子もサマースクールに参加させたいところですが、年齢制限で受け入れてくれる学校や施設はなかなかありません。しかし、1996年オープンの老舗チャイルドセンター「Baby Buddies, Alison's Letterland」に、生後3ヶ月の乳幼児から受け入れてくれるサマーコースを見つけました。イギリス英語を教えてくれる同スクールは、親御さんを対象にしたワークショップなども頻繁に開催している教育熱心なスクール。こちらのサマースクールは参加期間も午前、午後の半日、もしくは終日…と時間も選べるだけでなく、最短1日もしくは半日から(生後3ヶ月~3歳児のクラスを除く)の短期参加も可能なようなので、長期滞在は難しいという方にもおすすめです。・ Baby Buddies, Alison's Letterland 開催時間:(午前の部)9:00~12:00/(午後の部)14:00~17:00(7月11日~8月12日)※年齢や期間によって異なりますので、詳細は直接お問い合わせください。対象年齢:生後3ヶ月~8歳料金:コースによって異なるため、直接お問い合わせください。お申込み・お問い合わせ(※英語推奨):Hotline.(852)2504 1978SMS/WhatsApp.(852)5188 0671もしくは コンタクトフォーム から ■体を動かしながら英語を覚える「ESF Sports Camps」通常の語学キャンプのほかに、スポーツをしながら英語を覚える英語キャンプや各種特化スポーツのクリニックコースがあるのが「ESF Sports and ESF Language & Learning」が主催するESFスポーツキャンプ&クリニックです。体操、水泳、サッカー、テニスなど、特定のスポーツに特化したクラスもあり、「机に座って勉強をするのは実は苦手」というお子さんにはピッタリのコースかもしれません。・ ESF Sports and ESF Language & Learning 開催時間:午前クラス 9:00~12:00/午後クラス 14:00~16:00対象年齢:2才~11才(マルチスポーツキャンプコース)※コースによって参加対象年齢が変わります。料金:HK$2,250~お申込み・お問い合わせ(※英語推奨):sports@esf.org.hktel.(852)2711 1280/fax.(852)2711 8007 教育熱心な親御さんが多いと言われる香港。今年の夏は、日本からも近い香港で英語と家族旅行を同時に満喫してみませんか?
2016年06月08日アップルは現在、全国8店舗のApple Storeで、子供向けのワークショップ「サマーキャンプ」を実施している。8歳から12歳までを対象にした3日間のワークショップで、子どもたちの持つ創造力を形にしていくことを目的とし、iPadで映画作りを学んだり、Macを使って自作のイラストや効果音を使ったインタラクティブブック作りに挑戦する。「創造力と冒険に出よう。」を合言葉に、3日間で自分のアイディアをiPadやMacを使ってムービーやインタラクティブブックといった作品に仕上げていく。今回は7月27、28、31日に、Apple Store, Omotesandoで実施されたiMovieを使ったワークショップの様子をお届けする。初日はまず、iPadやMacを触る前にストーリーボード(絵コンテ)を描き込んでいく。絵を描くのが苦手な子は文章でおおまかなストーリーラインをメモしていった。この日のメインは、絵コンテ描きと「GarageBand」でのBGM作成だ。撮影は絵コンテを元に、ワークショップ終了後に各自で行うという形式だ。子供たちが「GarageBand」のレクチャーを受けている間、保護者向けのワークショップが実施されていた。これは今回が初めての試みで、子供たちのサポートに役立つだけでなく、自身のクリエイティヴィティも高めてくれる。これから子供たちと一緒に撮影を行うにあたって、注意すべき点をストアのスタッフが挙げる。iPhone/iPadで撮影する場合は、画面いっぱいに映像を表示できるよう、横に構えること、後から編集することを考慮して、1カットは15秒くらいで気持ち長めに回すことといったアドバイスが出ていたようだ。ムービーの撮影の際、意外と縦にiPhone/iPadを構えてしまう方も多かったようで、レクチャーに対して「へえー」とか「なるほど」といった得心の声が上がっていた。iPadを手にした子供たちは「GarageBand」を使って、思い思いの曲を仕上げていく。「GarageBand」には数多くのループパターンが楽器ごとに用意されており、それらを並べるだけで、簡単に楽曲を仕上げることができる。ホビーユース向けではあるが、侮るなかれ。プロのミュージシャンでもこれだけを使って、サウンドロゴやBGMの作成を行っていたりするのだ。作った楽曲を保存したところで、初日のワークショップは終了。解散後は前述のストーリーボードを元に撮影を行い、二日目の編集ワークショップに備える。二日目、iPhone/iPadで撮ってきた素材をMacBook Proに取り込んで、いよいよ編集作業に入っていく。ストーリーボードを見ながらiMovieにカットを並べていくのだが、実際にタイムライン上に映像を配置してみると、どうも繋がりがしっくり来ないというケースも出てきた。そこで、スタッフからiMovieにプリセットされた「トランジション」を使ってみようというアドバイスが。繋いだカットのお尻と頭にトランジションを配置すると、不自然さが解消され、またもや「おお」と得心の声が。ワークショップ初日での「気持ち長めに回す」のTIPSは、実はここで活きてくる。トランジションでカットを繋ぐ際、最初と最後の部分が交差するので「のりしろ」となる部分がなければならないからだ。保護者向けのワークショップはこの日も実施。カットのトリミングや前述のトランジションの適用法、文字によるタイトルの入れ方を学んだ。「カットが足りない場合に補う方法はあるか?」など活発に質問も飛び交い、真剣に講義を聞く姿勢が伺える。親子で一通りiMovieの使用法をマスターし、映像部分の編集が終わると、前日に作成したBGMをタイムラインに貼り付け、サウンドトラックを編集。ムービーファイルに書き出したところで、二日目のワークショップは終了した。そして最終日、この日は29、30日にワークショップを受講したグループと合同での発表会が行われた。2グループを合わせると、児童の数は20名を越える。初日の見学で気づいたのは、参加者の枠を増やしたのかなということだった。確か昨年は1グループ6人か7人だったと記憶している。スタッフに訊いてみたところ、実際、参加者数を今年は増やしているとのことだった。人数を増やしたことで、十分なアドバイスが受けられなくなるのではないかとも思ったのだが、さすが、そこは抜かりない、受講者を増員した分、しっかりスタッフも増員してワークショップに臨んでいたのだ。発表ではペットをテーマにしたもの、家族をモチーフにしたものなど、実に多様な作品が集まった。親子でワークショップを受けたこともあって、「ピクチャ・イン・ピクチャ」など高度なテクニックを使った作品が目立った。中には先に作成したサウンドトラックをガイドにして、歌や演奏の映像をつなげていくという手法を採ったり、静止画を並べてコマ撮りアニメーションのように構成したものなど、驚嘆すべき仕上がりの作品もあった。こうして見ていると、「サマーキャンプ」で取り入れられている手法は、学校教育の現場に於いても有効なのではないかと感じられる場面が多かった。iPadやMacの基本的な使い方を習得する、アプリケーションを使いこなすといった次元に留まらず、創発された結果、作品に昇華されるというプロセスを目の当たりにしたのなら、教育関係者であれば、その方法論の可能性を探りたくなるのではないだろうか。また、親子のコミュニケーションを育むのにも絶好の機会であるとも感じられた。これまで、ビデオカメラと言うと家庭では主にお父さんのもので、編集したりプロジェクションしたりといったことも父親主幹ということが多かったはずである。ところが、iPad、Macは操作が簡単だ。子供でも撮影から編集まで自分で出来てしまう。つまり、密室的なお父さんの趣味から、一緒になって楽しめるもの、という跳躍が起こるのである。ワークショップの最後には、修了証とリストバンド型USBメモリの授与に、記念撮影が行われた。作成したムービーを夏休みの自由研究として提出する子もいるようだ。Apple Storeでは親子向けのワークショップに注力しているようで、今回は参加枠を増やしたり、保護者向けのプログラムを用意したりと、工夫を凝らしている。今週、来週に開催されるサマーキャンプについては、仙台、名古屋、渋谷などで若干空きがあるようなので、時間があれば是非、親子で参加していただきたい。
2015年08月04日エンバカデロ・テクノロジーズは7月16日、スマートフォン向けアプリの作成方法を学ぶことのできる体験型のイベント「スマホアプリ作成体験サマーキャンプ」を、2015年8月7日と8月20日の2回、同社飯田橋オフィスセミナールームにてそれぞれ異なるテーマで開催することを発表した。同サマーキャンプでは、エンバカデロのビジュアル開発ツール「RAD Studio XE8」を用い、コンポーネントと呼ばれるプログラム部品を使った操作で、実際にスマートフォンで動くアプリを作成する。8月7日は「スマホアプリ作成体験サマーキャンプ:ゲーム編」、8月20日は「スマホアプリ作成体験サマーキャンプ:デバイス活用編」が行われる。参加は無料(要事前予約)で、両日とも社会人・学生を問わず参加可能となっている。
2015年07月16日アップルは、全国8店舗Apple Store(銀座、表参道、渋谷、心斎橋、名古屋、札幌、福岡、仙台)で親子向けの無料のキッズワークショップ「サマーキャンプ」を開催する。7月27日から8月14日までの実施で、iPadで映画作りを学んだり、Macを使って自作のイラストや効果音を使ったインタラクティブブック作りに挑戦する。同ワークショップでは「創造力と冒険に出よう。」を合言葉に、Apple Store直営店のスタッフが参加者たちの創造力を形にするサポートをしてくれる。平日で3日間通してのプログラムとなっており、自分のアイディアをiPadやMacを使ってムービーやインタラクティブブックといった作品に仕上げ、最終日となる3日目には完成させたプロジェクトの発表を行う。「インタラクティブブックづくり」は毎回午前9時から、「iPadで映画作りに挑戦」のほうは毎回午前11時からのスタートとなっている。対象年齢は8歳~12歳。本年からの新たな取り組みとして、「サマーキャンプ」に参加する児童に付き添う保護者を対象に、教育やクリエイティブプロジェクトに役立つアプリケーションとしてiMovieとiBooks Authorについてのワークショップを実施する。参加費は無料で本日よりアップルのWebサイトで受付を開始しているが、人気のプログラムということもあり、毎年、瞬時で定員に達してしまう。予約の状況については、こちらで確認頂きたい。
2015年06月29日1997年よりアメリカ・サマーキャンプを企画・実施している有限会社マナベルが、東日本大震災の被災地の中学生・高校生を対象に3週間のアメリカ・サマーキャンプ参加者を募集する。初年度の今年は2名に参加費・航空運賃を支給。世界中から400人の子どもたちが集うインターナショナルな環境を体験できるプログラムとなっている。キャンプはマンハッタンから車で約3時間の、ニューヨーク州の山中にあるフレンチウッズ・キャンプで行う。対象は6歳から17歳までの男女。年齢別・男女別のキャビンに泊まり、ダイニングホールで食事を共にする。キャンプ中はミュージカル、オーケストラ、クラシックバレエといった芸術分野から乗馬、ヨット、水上スキー、スケートボードといったスポーツ分野まで多岐にわたるアクティビティを体験する。3週間にわたるキャンプのコミュニケーション手段は英語。異文化交流を通じながら英語の有用性を実感、英語の学び方が変わる。また、自分を見つめ直し、家庭を客観的に見ることができるため、自立の第一歩にも最適だ。このプログラムは複数年にわたるプログラムの予定で、より多くの子供たちがサマーキャンプを体験し、将来の日本を担う魅力的な人間に成長することが期待されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月20日