「本当にこのやり方で……?」(※画像は辻希美さんオフィシャルブログより)YouTubeでは、おしゃべりしながら夕飯を作るお料理動画も大人気の辻希美さん。今回は実のお姉さんから教わったという炊飯器で簡単に作れる「サムゲタン」に初チャレンジしています。この日のメニューは、サムゲタンと、余っている冷ごはんを使った「ペッパーランチ風チャーハン」。サムゲタンは辻さん実姉の秘伝レシピで、以前食べさせてもらったときに感激するほどおいしく、作り方を教えてもらったのだそうです。よく煮込みハンバーグやミートソースを作っている辻さんですが、それもお姉さんに教えてもらったレシピなのだとか。辻さんは「お姉ちゃんの味つけがすごい好き」だと言い、「ポテトサラダもめっちゃ好き。どタイプの味。ちょっと濃いめの味つけが好きだからそのへんもすごく似ている」「(このサムゲタンは)感動した」と、お姉さんの料理センスを絶賛。そのうえ「本当にこのやり方でおいしいサムゲタンできるの? ってぐらい簡単」だそうで、これは一体どれほどの美味しさなのか、レシピが気になっちゃいますよね。さっそくサムゲタン作りをスタート! 6人家族の辻さんは、一升炊きの炊飯器を使います。まずは約2.7㎏もの鶏の手羽元と、手羽元が隠れるぐらいの水を炊飯器に入れます。そこに洗ったお米を大さじ6杯。さらに、長ネギの緑の部分と、目分量で料理酒、ショウガ、ニンニクを入れ、鶏がらスープの素と塩を加えて、炊飯器のスイッチをオン。あとは炊けるのを待つだけなんです。本当にとても簡単!ただ、味しみしみの柔らかいサムゲタンにするには、2回炊くのが辻姉流レシピ。1回めは普通に炊いて(辻さん宅の炊飯器では32分)、2回目は早炊きモードにします。味つけのポイントは、1回目は塩を薄めにしておいて、2回目の早炊き前に味見をして薄かったら調味料を足して調整することだといいます。炊飯器が鶏肉を美味しくしてくれている間に、辻さんはチャーハンを手際よく調理。久しぶりで忘れてしまっている部分もあるようで、どんなふうに作っていたか過去の自分の料理動画で確認しつつ、牛肉のこま切れに料理酒、醤油、ニンニクをもみ込んで下味をつけ、炒めておきます。この時点で、炊飯器の表示は残り25分。この隙間時間に、「雨が降ってくる前に」と大量に干していた布団や洗濯物を取り込むシーンも。そうこうしているうちに1回目の炊飯が完了したので蓋をあけると、いかにも美味しそうな湯気がふわぁ~っと立ち昇りました。見るからに美味しそう!味見をした辻さんは「うまい、めっちゃうまいじゃん!」と言いつつ、粉末の鶏ガラスープの素や塩を少し足して調整。2回目の早炊きが終わると杉浦さんがやってきて、「塩をひとつまみ足そう」と言い、さらにもう一度早炊きを追加しました。3回目の炊飯が終わると、手羽元はホロッホロの柔らかさ! 辻さんも「えっ、めっちゃトロトロじゃない?完璧だなあ! 超おいしそう」と自画自賛する、本格サムゲタンのできあがりです。さらに冷凍ごはんを温めて先ほどの肉と一緒にフライパンで炒め、コーン、ネギも合わせればチャーハンも完成です。チャーハン作りはパパが積極的に担当していました。辻さんが「切るものもなく、ぶち込んでボタン押すだけでできちゃった」というほど簡単だったサムゲタンのお味は……家族みんなが大絶賛!「簡単だし美味しいし週2くらいで作りたい。めちゃめちゃオススメです」と視聴者にもオススメしていました。
2023年10月05日朝晩と寒暖差が激しくなってきました。皆さんいかがお過ごしですか?梅マイスターの豊島です。秋から冬になると食卓への登場が増えるのがコトコト煮込んだシチューやお鍋です。市販のお鍋の素など最近では種類も豊富に出回っていますが、同じルーティンではやはり飽きてしまいますよね。そこで今回は、調味料で変化をつけるアジア風の煮込みや、素材を生かしたワインにぴったりのヨーロッパの煮込みや鍋など、食べる側も作り手も、飽きることなく笑顔で食卓を囲めるようなワールドワイドな世界の煮込みレシピをご紹介します!■世界の煮込みレシピ アジア編アジアの煮込み料理は、調味料を変えるだけであっという間にその国の味になりますよね。例えば、日本の肉じゃがにコチュジャンをプラスすることで韓国風になったり、五香粉を入れると台湾風になったりと、調味料の使いどころがアジア風煮込み料理のポイントになります。いつものお料理に調味料をプラスしてアジアの煮込みを楽しんでくださいね。牛すじの煮込みコチュジャンを入れたちょっぴりピリ辛仕立ての「牛すじ煮込み」は、トロトロの牛すじが後を引く美味しさです。牛すじは、牛肉の部位の中でとっても低カロリーなんですよ。この「牛すじ煮込み」もなんと一人分265kcalのみ!おまけにコラーゲンも摂取できるので、ダイエットや食事、カロリー制限がある方でも比較的安心していただくことができる煮込みレシピです。サムゲタン鶏の手羽元で作る「サムゲタン」はもち米入りで本格的。たっぷり生姜とニンニクで、疲れたからだと胃腸にも優しくスルスルと入っていきますよ。二日酔いのあとや病中病後にもオススメの優しい煮込みです。スペアリブの中華煮豚骨付きバラ肉で作る中華煮は、巷でジワジワ人気が出てきているシンガポールの煮込み料理「肉骨茶(バクテー)風」のレシピです。五香粉を加えるだけで、一気にアジアなエスニック風味になります。煮汁を多めに作っておき、最後に素麺や極細中華麺を入れても美味しいですよ。台湾そぼろルーローハン根強い人気の台湾料理。台湾のお料理は日本人の舌にも馴染みやすいということもあり、リピートされていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?この台湾そぼろルーローハンは、多めに作って台湾風まぜそばのように中華麺と和えても美味しくいただくことができますよ。チキンのココナッツ煮込みいつものカレーにココナッツミルクをプラスして、一気にエスニック煮込みに変身させた「チキンのココナッツ煮込み」のレシピ。毎日お料理していると自分の味付けにも飽きてきちゃいますよね。そんな時にオススメの「チキンのココナッツ煮込み」には、香り米やタイ米、もち米を合わせて気分を変えると、おうちにいても、より世界の味を堪能できますよ。骨付き豚バラ肉と野菜の甘辛煮コチュジャン入りの甘辛汁でコトコト煮込んだ韓国のカムジャタン風「骨付き豚バラ肉と野菜の甘辛煮」は、ジャガイモを崩しながら食べるととっても美味しんです!お好みで春菊を入れてもなお美味しい。ビールやマッコリに合う、韓国カムジャタン風煮込みは大きな鍋でドーンと出すのもオススメです。箸休めや副菜には、パパッと作れて野菜をもりもり食べられる「スピードキムチ」や「チョレギサラダ」を合わせてみてくださいね。■世界の煮込みレシピ ヨーロッパ編美食の国フランスをはじめ、ヨーロッパ地方には美味しい煮込み料理がたくさんあります。アジアの煮込みに比べると、調味料というより、素材の持ち味をいかしたものが多いですね。そして、やっぱりワインに合うものが多い!ワイン好きにはたまらないですよね!冬に向かって寒くなってくると日本の食卓ではお鍋が定番になりますが、ヨーロッパの煮込みもこれからの冬の定番に入れてみてくださいね。レンズ豆のカスレ風フランス、ラングドック地方の郷土料理である「カスレ」。実際は、白インゲン豆で作りますが、火が通りやすく扱いやすいレンズ豆で作るレシピは25分と短時間で作ることができます。バケットを浸しながらいただくとより美味しくいただけますよ。鶏もも肉のプロヴァンス風煮込みイタリアの国境付近で、地中海にもほど近い、フランスの美しい村プロバンス地方の煮込み料理は、オリーブオイルと白ワイン、ホールトマトで優しく煮込んだワインのお供にぴったりの煮込み料理。レシピにあるグラス・ド・ビアンは、仔牛の骨などを煮込んだフォンドヴォーをさらに煮詰めた濃厚なソースです。カルディでも手に入るので、じっくり本格的な煮込みを作りたい時に是非一度使ってみてくださいね。鶏もも肉の赤ワイン煮込み鶏のもも肉を赤ワインでコトコト煮込んだ、別名コック・オ・ヴァンというフランス料理。こちらの煮込みは、プロバンス煮込みに比べて手に入りやすい食材で作ることができるので、これから発売されるボジョレーヌーボーに合わせて食卓に登場させたいレシピの一つ。「鶏もも肉の赤ワイン煮込み」と「バケット」、「クレソンのブルーチーズサラダ」。このコンビネーションオススメです!ワインを堪能したい秋の夜長に是非!クロアチア風煮込み魔女の宅急便の舞台になったと言われている美しい国クロアチア。今回ご紹介するクロアチア煮込みは、豚肉や鶏肉を使っていますが、アドリア海沿いのクロアチアでは、ムール貝やタラなど魚介類を使った煮込みも色々あります。お肉類を魚介類に変えても美味しく作ることができるので、こちらは冷やした白ワイン片手に是非楽しんでみてくださいね。ボルシチ鍋ロシアの郷土料理「ボルシチ」をお鍋風に仕立てたこちらのレシピ。ビーツの水煮缶を使って作ります。このビーツ、鉄分がとっても豊富なんですよ。ボルシチは、ジャガイモ、にんじん、セロリなど野菜をたくさん摂取できます。野菜の甘味と、サワークリームの酸味がお見事な美味しさです。我が家のお鍋の新しいラインナップに加えてみてはいかがでしょうか?ブフ・ブルギニヨンExciteコラムでもお馴染みのソムリエ料理家、佐藤尊紀さんが丁寧に教えてくれるこちらの「ブフ・ブルギニヨン」のレシピ。なんといっても嬉しいのが、市販のルウを使ってレストランで頂くような本格的なブフ・ブルギニヨンが作れるということ!一緒に合わせる赤ワインも、野菜室で保管することでワインセラーの温度に近づくことなど、知っておいて損はない情報も色々盛り込まれています。今年のクリスマスはこちらのレシピで決まりですね!ブイヤベースお肉の煮込みが続きましたが、魚介の旨味がギュッと詰まった「ブイヤベース」も忘れてはならない煮込み料理です。ブイヤベースは作ってみるとあら簡単!ほぼ具材を煮込むだけで完成です。ジャガイモのピューレを浸しながら食べたり、バケットを浸したり、相棒はもちろんキンキンに冷やした白ワイン。ちょっぴり軽めのものがオススメです。スープが残ったら、お米を入れてリゾットにしちゃいましょう!■世界の煮込みレシピ アメリカ編アメリカやブラジルなど気候が暖かい地方のお料理は、やっぱりどれもビールにぴったり合うものばかり。日本の季節はこれから冬に突入しますが、ホットで明るくなれるアメリカ大陸の煮込み料理と冷たいビールで心も体もホットになりましょう!チリコンカンお豆を煮込んで作る「チリコンカン」。ホットドックに挟んでチーズを乗せても美味しくいただけます。アメリカの煮込みはやっぱりビールにぴったり合いますね。お豆も水煮缶を使うので短時間で簡単に作ることができますよ。鶏とオクラのトマトスープアメリカジョージア州の代表料理、ガンボ風の煮込みレシピはオクラが入るのでとろみがでて食べ応えもありますよ。チキン以外にシーフードでも作れます。辛いのがお好きな方はチリパウダーを多めに入れてフーフー言いながら食べてみてくださいね。クラムチャウダー新鮮なシーフードが大人気の街、サンフランシスコ。クラッカーを浸しながら頂く濃厚なクラムチャウダーは、寒くなるこれからの季節にぴったりです。ホワイトソースを作る必要がないのでとっても簡単な上、使用するアサリも水煮缶で作るので、びっくりするほど簡単で美味しく作ることができます。■最後に…梅マイスターより、梅干しを使った煮込み料理をご紹介します。世界の煮込み料理、いかがだったでしょうか?最後にご紹介したいレシピは、梅を使った「サンマの梅おかか煮」です。サンマの梅おかか煮今年はサンマの漁獲量も少なめでしたが、サンマは焼くだけでなく、骨も丸ごと頂くことができる煮込み料理も美味しいんですよ。日本の煮込み料理は、出来立てをすぐ頂くよりも、少し味を染み込ませておいた方が、より美味しくいただけます。サンマの梅おかか煮は、不足しがちなカルシウムを摂取できるので骨粗しょう症予防にも。美味しい新米と一緒に召し上がってみてくださいね。今年の冬は例年に比べて寒くなるようです。献立作りに迷った時は、今回ご紹介した世界の煮込みレシピを是非活用してくださいね。風邪やウイルスに負けず、日々笑顔で乗り切っていきましょう♪
2020年10月26日みなさんの晩ごはんの献立の参考になりそうなメニューをご紹介する「今日のごはん」。LIMIAグルメ部が選んだのは、炊飯器で手軽に作れる「サムゲタン」です!本格的な韓国料理も炊飯器があればおうちでチャレンジできちゃいますよ♪おいしいサムゲタンが炊飯器でできちゃう♪年末にかけて寒い日が続きますね……!今回ご紹介するのは、ぱおさんのアイデアから「鶏肉とろとろ野菜たっぷりサムゲタン」です。サムゲタンというと「調理が難しいのかな?」と思いがちですが、ぱおさんのレシピはとっても簡単!下処理をした材料を炊飯器に投入し、スイッチを入れたらあとはほったらかしでOKなんです♪▼詳しい材料と作り方はこちら!炊飯器で手軽に韓国料理♪鶏肉とろとろ野菜たっぷりサムゲタンフォークや爪楊枝で穴を開けた鶏の手羽元に塩を振り、研いだお米と一緒に炊飯器へ。切った野菜とにんにく、ショウガなどの調味料を加えたら、あとは白米モードで炊き上げるだけで完成!骨付きの鶏肉からだしが出て、おいしく仕上がるのだそうですよ。とろとろの鶏肉と野菜のうま味たっぷりのあったかスープを食べれば、体も心もぽかぽかしてきそう♡寒い日には温かいごはんが恋しくなりますよね。今夜はおうちでぬくぬくと、簡単おいしいサムゲタンを頬張ってみませんか?明日もみなさんの晩ごはんにおすすめのレシピをご紹介します♪
2018年12月27日我が家では寒い季節は土鍋が大活躍。なぜなら、土鍋は保温性が非常に高いので冷めにくく、食べているあいだも熱々をキープしてくれから。保温性が高いということは、“余熱調理”もできるということ。つまり、放っておいても余熱が勝手に調理をしてくれるのです。今回ご紹介するサムゲタン風スープは、余熱をうまく利用して作ります。材料をザクザク切って一人分の土鍋に入れ、20分加熱。そのまま布団にくるみ、保温しておけば、あとは土鍋がおいしく仕上げてくれます。(私はラグの上に土鍋を置き、その上に布団をかぶせています)※腐敗の原因になるので、夏場や室温が高い部屋での置きっぱなしは避け、保温時間は2時間以内にしましょう。温度が下がりにくい土鍋は、火を消した後も高温をキープしてくれるので、ネギはトロトロ、手羽先はやわらかく仕上がります。土鍋が余熱調理をしてくれている間に、他の家事もできてしまうので、忙しいときのお助けメニューになりますよ。衛生面に注意して調理してくださいね。■サムゲタン風スープ<材料 (2人分)>手羽先 6-8本長ねぎ 1本水 適量にんにく 2かけ生姜 1かけ塩 適量<作り方>1、長ねぎは5cm幅に切る。にんにくは2等分、生姜は千切りにする。2、小土鍋に材料をすべて入れ、水を鍋の9割ほど入れ、ふたをして火にかける。3、沸いたら弱火にし、20分加熱する。4、火からおろし、布団に包みしばらく放置。放置後、すぐ食べない場合は冷蔵庫に入れる。※腐敗の原因になるのて、夏場や室温が高い部屋での置きっぱなしは避け、保温時間は2時間以内にしましょう。5、食べる前に再度加熱をし(水分が減っていたら水を足す)、味をみて塩で味を調える。クコの実をトッピングすると、よりサムゲタンに見た目が近づきます。
2018年01月11日