リノベーション工事のたびに新しい建材にトライすることの多い僕ですが、毎回必ずといっていいほど採用している床材が、サンゲツのフロアタイルWD(woodシリーズ)です。今回は、うちのマンションでの施工写真をまじえながら、その魅力について語りたいと思います。■ リーズナブルな価格で本物とみまごう質感リノベーションする前のうちのマンションは床にクッションフロアが敷かれていました。いかにも「木目調」といったプリント感ありありのシロモノです。当初はこれがイヤで、本物の木材を使用したフローリングの導入を考えたこともあるのですが、やはり賃貸では費用が折り合いませんでした。うちで見積もりを取ったときは、フロアタイルで材料込みの施工費と、フローリングで材料抜きの施工費がほぼ同額でした。つまり、フローリング本体の価格がそのまま価格差になるわけで、これはさすがに厳しいです。そんなとき、業者さんから提案されて出会ったのがサンゲツのフロアタイルでした。僕も実物を見るまでは、クッションフロアとたいして変わらないものだと思い込んでいたのですが、いざサンプルを取り寄せてみるとこれがなかなかの質感でした。これが初めて採用したフロアタイル。ロッキーオーク(WD-760)※現在はWD727当時、部屋全体を白でまとめたいと考えていた僕にはしっくりきました。できあがった部屋はこちら。こうして写真で見ると、まるで本物の木のように見えます。このリノベーションの出来が気に入ったこともあり、次に工事した部屋でも同じフロアタイルを採用しました。白は部屋を明るく感じさせてくれるのがいいですね。■ わずか2.5ミリという薄さだから既存の床に重ね貼りもOKこの商品の良さは質感だけではありません。フローリングなどと比べ、非常に薄いので施工が簡単なのです。左は無垢のフローリング材、右はフロアタイルです。こうしてならべると厚みのちがいは歴然。この薄さのおかげで、フローリングなら既存の床をぜんぶはがさなければいけないところを、既存の床の上に重ねて施工できます。作業工程を省くことができるので工期と経費の圧縮につながります。これは業者さんが作業している途中の様子。床の上からフロアタイルを貼っているのがわかりますね。質感をくらべても、既存の床よりもぐっと見栄えがするのがわかると思います。フロアタイルなので、もし傷がついてしまったときも補修は簡単。傷がついたタイルのみをはがし、同じタイルを貼りつければOKです。サネでがっちり固定されたフローリングではこうはいきません。補修しやすいのも、賃貸物件ではうれしいポイントです。スピンオーク(WD711-N)ちなみに、この部屋で採用したのは、スピンオークという商品。濃い目のブラウンで部屋の雰囲気が大人っぽくまとまりました。キッチンにも同じフロアタイルを貼りました。水や汚れにも強いので、キッチンや洗面室などに安心して貼ることができます。■ 豊富なバリエーションはぜひショールームで色や質感のバリエーションが豊富なのも魅力です。なにかと飽きっぽい僕はリノベーションのたびに床の色を変えていますが、いままででいちばん気に入ったのがこの色。薄すぎず濃すぎず、色のバランスとしても万人受けするのではないかと思います。ロングプランクオーク(WD-326)※現在は廃番適度にプリントされた節などもいいアクセントになっています。表面に凹凸が加工されているので、近くで見ても偽物感を抱かせにくいクオリティです。このようなプリントや凹凸の加工も、品番によって異なります。木の素材感を強調したラフな雰囲気のものもあれば、ナチュラルな色味のものもあります。とにかくバリエーションが豊富なので、ぜひショールームに足を運んで実物を確かめてみることをおすすめします。■ まさかの廃番で交換補修ができないことも…とまあ、良いことばかり挙げてきましたが、最後にちょっと困った点も。このシリーズ、毎年のように新商品がリリースされる一方で、人気のなかった商品は廃番になってしまいます。僕が先ほどお気に入りとして挙げた「ロングプランクオーク(WD-326)」も、現在では廃番になってしまっています(メーカーに問い合わせたところ後継商品はなし)。商品開発の宿命といえば仕方ないのですが、廃番になってしまっては交換補修もできなくなります。もし退去後に傷がついた床を直そうとしても、商品を入手することができなければ、他のもので代用せざるをえません。これは予算の関係で事務所の床の一部を手持ちのフロアタイルで張り替えた事例ですが、こういうチグハグな感じになってしまうのを覚悟する必要があります。また、同じ質感の商品でも品番が変わることもあります。品番が見つからなくてもほぼ同じ後継商品が存在することもありますので、メーカーに問い合わせてみるのがいいでしょう。いかがでしたか?質感も施工性も優れたサンゲツのフロアタイル、賃貸リノベには断然オススメです。
2018年12月17日ミハラヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)とインテリアアイテムを幅広く取り扱うサンゲツがコラボレーション。ブランドの過去のテキスタイルのアーカイブをデザインした壁紙が、2018年5月17日(木)より発売される予定だ。三原康弘ならではの意外性空間造りに対する新しいアプローチから壁紙の可能性をさぐるサンゲツのプロジェクト「Pick Up Wallpaper」。第2回目を迎える今回は、デザイナー・三原康弘とタッグを組み、ロングライフなデザインではなく、自己表現としての壁紙の在り方を提案する。コラボレーション壁紙としてラインナップするのは、全6種類。ブランドらしいシニカル&アイロニカルな要素を取り入れた壁紙は、眺める位置によっても見え方の異なるデザインで、見る者を引き込んでいく魅力を持つ。あえて手間のかかる手法でデザインを起こす、三原康弘ならではの意外性が壁紙に表現されることで、今までにない新しい空間を創り上げていく。花柄×リアルな海洋生物遠目にはエレガントな花模様に見える「SPACE SEA」は、数十年前の海洋図鑑がインスピレーション源。壁紙に近づいて眺めると、ややグロテスクなタコやクラゲ、ヒトデといった海の生物が、生い茂る花々の間に生々しく描かれている。カモフラ柄に小花模様を散りばめてカモフラ柄に見える「FLOWER CAMO」も、実は近くから眺めると可憐な小花模様を散りばめた、繊細なデザイン。戦争を彷彿させるネガティブなパターンと、平和を象徴するポジティブなパターンを同時に融合させることで、ブランドらしいウィットに富んだテキスタイルを完成させている。パッチワーク風のブロックチェック目の錯覚を利用し、パッチワークのように見せたのが「PHOTO CHECK」。グレンチェックのテキスタイルの写真を、交互に並べることで全体をブロックチェック柄に見立てている。生地に入ったシワには絶妙に異なるニュアンスを加えることで、リアルで面白い質感を生み出すことに成功した。千鳥格子柄を分解してその他にも、ピースの集合体として捉えた千鳥格子柄を分解させることで、千鳥が飛び立つかのようなデザインに見せた「SCAT TERED BE CHIDORI」や、絨毯に使用されるゴブラン織りの柄を色鉛筆のカジュアルなタッチで仕上げた「KASURI WALL」など、独創的な壁紙がラインナップ。お気に入りのデザインを選んで、自分らしさ溢れる空間を作り上げてみてはいかが。【詳細】サンゲツ×ミハラヤスヒロのコラボレーション壁紙発売日:2018年5月17日(木)予定価格:・SPACE SEA 巾92cmロール 1,090円/㎡・FLOWER CAMO 4色 巾92cmロール 1,090円/㎡・KASURI WALL 3色 巾92.5cmロール 1,090円/㎡・PHOTO CHECK 2種 巾93cmロール 1,080円/㎡・SCAT TERED BE CHIDORI 2種(柄,無地) 巾93cmロール 1,080円/㎡・BE HERE NOW 巾92.5cmロール 1,090円/㎡注文方法:サンゲツショールームまたは事務所で受付
2018年05月04日室内空間の印象を決定づける建材といえば「壁紙」。リフォームの際、一面を変えるだけでもガラリと雰囲気が変化します。とはいえ、ひとくちに壁紙といってもデザインや機能はさまざま。豊富なサンプルを見ているうちにどれを選べばよいのかわからなくなってしまう人も多いのでは?そこで今回は、インテリア業界の大手メーカー〔サンゲツ〕のショールームを訪問!営業本部リフォーム事業推進室の関根珠里さんに、壁紙と床材のトレンド、選ぶ際のポイントをお聞きしました。壁紙の貼り替えは「目的」を決めることから!——まず、たくさんある壁紙から選ぶポイントを教えてください。関根珠里さん(以下、関根さん):目的を定めてから選ぶことをおすすめします。貼り替えるからには今までの部屋のイメージをガラリと変えたいのか、それともいきなり変えるのは落ち着かないからあまり冒険はしないのか。大まかな方向性を決めておくだけで参考にするサンプルやカタログがだいぶ絞られます。また、既存の家具やカーテンとの相性、機能性を重視するかなども選ぶポイントになります。——デザイン以外に考慮すべきポイントにはどんなものがありますか?関根さん:小さなお子さまがいるご家庭の場合、汚れがつきにくく、落としやすい機能を持った壁紙を。ペットがいる場合はキズに強い耐久性のあるタイプを。他にも消臭や抗アレルゲン、湿気対策などさまざまな機能性壁紙があるんです。ライフスタイルに合わせて機能面を重視するのも壁紙選びのポイントといえます。——デザインと機能、どちらに重点を置くかで選ぶ壁紙を変わってくるということですね。壁紙を変えることでどんなメリットがあるのか、教えてください。関根さん:壁紙の「機能」においての寿命は一般的に5〜10年と言われています。でも、貼り替えることで部屋全体の印象が大きく変わり、リフレッシュできますから、ぜひお好みのタイミングでトライしてみていただきたいです。部屋の一面に「アクセントウォール」を取り入れるだけでも雰囲気はかなり変わりますよ。まずは目に触れやすい玄関やリビングの一面を貼り替えるはいかがでしょう?——リビングの一面だけからなら挑戦しやすいですね!選ぶポイントを踏まえた上で、最近の壁紙トレンドを教えてください。トレンドの寒色もこうしてトーン違いを組み合わせて楽しめます。関根さん:「グレイッシュ」「ブルー」などの寒色系が人気です。冷たいイメージを持たれがちですが、漆喰調やヴィンテージなど、質感のデザインを工夫することで空間全体にあたたかみが生まれます。また、天井の壁紙を貼り替える方も増えていらっしゃいます。シックな色に変えることで空間の奥行きを手軽に演出できますよ。——天井とは思いつきませんでした!気になるのが工期ですが、壁紙を貼り替えている場合、仮住まいを探す必要はありますか?関根さん:貼り替えるだけでお部屋をリフレッシュできる壁紙リフォームは、手軽な“模様替え”と考えてください。一般的に6畳の空間なら半日〜1日で終了。また、〔サンゲツ〕では、数万円とお求めやすい価格帯のものがそろっています。——すごく高額なイメージを抱いていましたが、取りかかりやすい価格ですね!メンテナンスや歩行性も考慮したい「床材」の選び方——次に、こちらも種類豊富で難しい床材ですが、どんな観点で選べばよいでしょう。関根さん:床材の場合、壁紙のように簡単に変えられるとはいえないため、トイレや洗面、キッチンなどの小さな空間からトライされる方が多いようです。その際、ご高齢のご家族や小さなお子さまがいる場合は柔らかい素材を選ぶなど、歩行性とメンテナンス性を考慮して選ばれることをおすすめします。——床材にもさまざまな種類がありますが、トレンドがあるのですか?関根さん:自然の無垢材は経年変化とともに出てくる味わいや、自然素材ならはの質感を楽しめますが、最近では床用の塩ビタイルも人気を呼んでいます。トレンドとしては、ヴィンテージ調の木目で、幅の広いダイナミックなタイプが注目されています。ヘリンボーン張りで床をデザインする楽しみ方もスタイリッシュに仕上がるのでおすすめです。洋服を選ぶように壁紙を選べるショールーム——〔サンゲツ〕のショールームに伺ってとても広いことに驚きました!賢い活用テクニックを教えてください。関根さん:カタログだけではどうしても小さなサンプルになってしまうため、イメージがわかないという方もいらっしゃいます。そんなときはぜひ、ショールームにお越しいただき、大きなサンプルでイメージを膨らませていただきたいです。——サンプルが見やすいですね!壁紙のパネルを床材のコーナーへ持っていき、コーディネートを確認できるのでスムーズ!関根さん:クローゼットをイメージしたショールームは、一枚一枚の壁紙を手に取りながら確かめていただけます。また、専任スタッフによるアドバイスや、シミュレーションアプリなど、さまざまな方向からじっくり検討することが可能です。同じフロアにはカーテンも展示されているので、壁紙や床材に合わせたトータルコーディネートができますよ。——イメージしていることをうまく伝えられない場合はどうしたらよいでしょう?関根さん:現在のお部屋の写真とともに、インテリア雑誌の切り抜きなどをお持ちいただくことをおすすめします。お客さまがどんなテイストがお好みなのかを知ることで、ご提案させていただく商品もかなり絞り込めますから。ヘアスタイルやお洋服を選ぶように、どうぞお気軽にショールームをご活用ください。プロに頼ってショールームへ行ってみよう!模様替えの参考になるおしゃれなブースがいっぱい!カタログではイメージできなかった世界も、ショールームで大きなパネルで確認することで、理想とする空間がより明確に!プロに相談できる点も安心です。リフォームの要とも言える「壁紙」&「床材」を選ぶなら、ぜひ、〔サンゲツ〕のショールームへ。きっと、最高のアイテムに出会うことができますよ。●ライターねこりょうこ●写真土佐麻理子サンゲツ
2018年01月05日9月3日(土)・4日(日)・9日(金)・10日(土)の4日間、LIMIAでもお馴染みのリアルなフェイクグーリンで有名な”いなざうるす屋”が下北沢ギャラリー劇にて期間限定でオープンした。そして、その内装を人気の女性DIYクリエーター、swaroさんがすべてDIYでリニューアル。お洒落でカッコイイ内装に生まれ変わったのでその様子を見ていきましょう♪ペニーも少し、、、少し、、、だけお手伝いさせて頂きました(笑)さて、本編に入る前にこの下北沢DIY改造計画のストーリーをご紹介いたします。2年前、この東京・下北沢の地でいなざうるす屋を期間限定でオープンさせたことがありました。そして今回、同じ場所である下北沢のギャラリー劇を閉館するという話がいなざうるすさんの元に舞い込み、仲良しのDIYクリエイターさんにお店のDIYリノベを頼みたいと思いswaroさんに話したところ、実は2年前にお客さんとしていなざうるす屋に遊びに来ていたという事実が判明!2人が実は運命的に出会っていた土地で創り上げたお店、一体どんな風に完成したのか。早速見ていきましょう。DIYリノベーション前は古めかしく、暗い内装。今回ギャラリーにするところは、築年数も古く、暗いイメージの内装でした。壁紙も白なのですが、汚れもある程度目立つ状態です。長年使ってると仕方ないですよね。ガラスも大きく、入り口のドアもガラス張りで大きいですが、古めかしさがどおしても否めない。壁紙も長年使われていたので汚れや、傷なども目立つ状態でした。こんな汚れや、傷で困ってる人も少なくないはずです。ならば、壁紙ごとDIYで張り替えてしまえ!って、いうのが今回の企画になります♪レベル難易度は高めですが、是非少しでも参考にしてもらえればと思います。建物は何も関係ありませんが(笑)、この撮影の日は台風直撃。さらに暗くどよ〜とした雰囲気です。白のスポットライトも、少し汚れパッとしない状態。そんな内装を生まれ変わらせるのは、DIYクリエーターのswaroさん♪雑誌やTVでも大人気のDIYクリエーターのswaroさん♪ 賃貸でも諦めない、現状復帰リノベーションを日々楽しんでいる、生粋のDIY好きな子なのだ。そんな彼女のアイデアや、知識は半端ない。今回もその技術を見せて貰いました♪swaroさんのページも必見です↓。swaro109まず壁紙張りからスタートです。最初は一番の大仕事からスタートさせます。壁紙を元の壁紙の上から張ります!最初に張らないと他の作業ができなくなりますからね。なので、最初に壁紙張りからスタートさせます。その壁紙を張るにあたって邪魔になるものを全て取っていきます。もちろん部屋の中の物も全部外に出しましょう。まずはコンセントやスイッチ部分を外します。上のカバーは爪で止まってるだけなので、手で外しましょう。少し取れなさそうであれば、マイナスドライバーで簡単に外せると思います。ただ今回みたいに時間がすごく立ってると割れてしまう場合もあるので、ゆっくり慎重にね。カバーを外すと、数個のネジで止まっています。これを外しマスキングテープにねじを貼り付けます。こうすることで、ネジの紛失も防げますし、どれがどのネジかわからなくなるなども防げます。swaro109さんのこんな小さな気遣いが、完成度の高い物を作り上げるのでしょうね。だってペニーがDIYすると最後にネジが不思議と何本かあまります。これが僕の中での七不思議です(笑)外せるもの全部外したら、壁紙貼っていきます。今回貼るのは壁紙屋本舗さんで販売されているもの。こちらは石目調の壁紙。現状復帰の壁紙でなく、裏にノリがついてるタイプの壁紙です。まず壁の高さよりも長めにカットしてバッと壁に壁紙を貼り付けます。ペニーもお手伝いします!まぁ、手伝ってるのか、邪魔してるのかは謎でありますが。。。わかることは、カメラ目線がウザいぐらいです。この壁紙は、コンクリート調の壁紙なので横にラインが入ってます。そのラインが水平であるかの確認の為に水準器で水平を確認します。ここで並行がきっちり出てないと、横に行けば行くほど斜めになっていくので、きっちり並行を出します。使用壁紙:サンゲツ ファイン石目調 FE-3828ブラシで中の空気を出しながら、壁にしっかりと貼っていきます。スイッチがある部分は、貼った後でカッターで穴を開けます。壁紙を貼った後で指で触るとどこに穴があるかわかるので、穴の真ん中から慎重にカッターの刃を入れていきます。×の字でカッターの刃を入れて穴を開けていきます。そしてスイッチ類を出していきます。そしてスイッチを全部出します。この時縁の部分はある程度適当で大丈夫。この上にカバーがつくので見えなくなります。ただカバーより切ってしまうと残念なことになるので、なるべく最小限のカットで済ませましょう。上や、下の角部分はヘラで押しあてて、角までしっかりとノリがつくように貼ります。そして、ヘラで押し付けながらカッターで切り取ることで、真っ直ぐも切れます。側面の角部分も同じようにカットします。横の角にヘラを押し付けて、カッターで切っていきます。そうすることで真っ直ぐに切ることが可能です。(黄色く見える部分は柱のヘリの部分で、右の灰色の部分が壁紙です)次の壁紙貼るときも、水準器で並行を図ります。これをずっと繰り返していきます。そうすることで、壁紙の柄がずれることなく貼っていけます。そんな壁紙を貼ってる横で、僕は邪魔なものをひたすら外していきます。僕もやってます!アピールだけです。はい。角部分は、ヘラ以外にも竹べらも使うといいそうです。竹べらでスーッと当てていくと綺麗に貼れます。そして、壁紙と壁紙の接合部ですがここは壁紙を重ねてはります。5㎝程度重ねて貼るのがポイント。ギリギリに重ねて貼れば壁紙を無駄にはしませんが、難易度も高くなります。無理せずにきっちり重ねて貼っていきましょう。重ねた部分の2枚をカッターで切ります。こうすることで接合部が綺麗になり、プロの仕上がりになります。2枚をピーっと取っていけば、まるで1枚で貼ったかのようなクオリティに。最後接合部をローラーでならして完成です。こうすることで、壁紙と壁紙の接合部はどこにあるかわからないレベルになります。さすがです!エアコンなど外せなところは、そのまま外さないで貼ります。見てるぶんには凄く簡単そうだったのですが、もちろん難易度は高めです。壁紙を多めに切って、エアコンの下に壁紙を押し入れていきます。カッターの刃を斜めに入れていくことで多めにカットしていくわけです。仕上げに奥に押し込んでいって完成させます。これでまるで外したようなクオリティで貼ることが可能。LIMIA編集長も壁紙のノリを拭き取ります。乾く前に拭かないと取りにくくなるので、早めに拭き取りましょう。水を含んだ雑巾で拭いて仕上げに乾拭きすれば綺麗に落ちます。編集長の仕事はこれだけです(笑)綺麗に柄も合わせて進んでいきます。ここまでくると、もう空間全体のイメージが変わってきましたね。階段下の斜め部分を貼っていきます。この場所はどこでどー切るかがポイントだそうです。今回は、柄があるので柄を合わせる必要があります。それだけに難易度も高いのです。でも、そこらへんはさすがのswaroさん。問題なく貼っていきます。上は貼らないので、ヘラで当てて真っ直ぐ切り取ります。ローラーで繋ぎ目も消していきます。この作業することでしっかり角の部分が接着されるので、剥がれてきたりするのも防止できます。階段下の収納もあったのですが、その部分も壁紙で貼っていきます。統一感出ていいですよね。サイド面にも貼ります。この難しい面も難なく張ってしまうswaroさんやっぱり凄い!完成した面を見ると、出来るんじゃないか?なんて、一瞬勘違いしがちですが当然難易度高いです。扉だけど埋めます。開かずの扉!裏にも扉があるんです。そしてこの扉も埋めたいっ!って、要望で埋めます。ベニヤ板を用意します。そのベニヤ板を、扉の大きさにカットします。扉の下半分は棚を置くので見えなくなる為、半分より上だけ板を貼ります。しかし、ブラックアンドデッカーの工具は、先端を変えるだけで色々作業できるから本当楽!扉に壁紙を貼ったベニア板を取り付けます。柄の合わせもさすがです!タッカーで、扉の縁の部分の木材に打ち込みます。これで固定できたので扉があったとは思えませんよね。扉がなくなり、壁になりました。レジ台も作ります♪こちらの台を使い、レジ台もDIYで製作します。ベニア板を台の大きさに合わせカットします。そして、その板を台に固定していきます。角部分を滑らかにするためにガムテープでとめます。それから、壁に貼った壁紙と同じ壁紙で貼ります。レジ台なので、後ろは開けたままにします。これで、表から見たらコンクリート風のレジ台になります。とても木でできてると思えないですよね。レジ本体もアンティークな雰囲気にする為に、エイジング塗装を施します。(エイジング塗装については後ほど)商品棚を作ります♪壁紙屋本舗とサンゲツのコラボ商品”ヴィンテージワインボックス”を使います。ベニア板に両面テープを貼り付けていきます。その上に壁紙を貼ります。壁紙を貼り付けたベニア板を、長机につけます。ここはマジックテープでつけます。それを3面貼り付ければ、商品棚の完成です。ワインボックス柄の壁紙上に商品が並ぶなんて素敵ですよね。ナイスアイディアですね。長机が立派な商品棚の完成ですよね。照明はマットブラックで塗装します!照明を塗装するのですが、まず接点をマスキングします。この電気が流れる接点部分まで塗ると、電気がつかなくなることもあるので必ずマスキングしましょう。塗装面を綺麗に拭いた後にミッチャクロンを吹きます。これで塗装のノリが格段に良くなります。そして艶消しブラック(マッドブラック)で、塗ります。ある一定の距離を置いてスプレーしましょう。あまり近すぎると塗装のタレになったりもしますからね。同じ距離で右左振りながら塗ることが綺麗に塗れるコツです。中も忘れずに塗りましょう。中塗らないと下から見た時変な感じになっちゃいます。中の接点もちゃんとマスキング忘れずに。艶消しブラックに塗った照明を取り付けるとこんな感じになります。一気に締まった雰囲気になりました。いい感じですよね。電気のスイッチ類も同じように塗ります。ミッチャクロン→艶消しブラックカバー部分は、足付けできるのでペーパーで磨きます。手が触れる部分なので、塗装がきちんとされていないとはがれてしまう可能性があります。これで塗装がしっかりとついてくれるわけです。艶消しブラック塗ったカバーを取り付けます。カバーを被して、スイッチ完成です♪これも塗るだけでかなり印象変わりますよね。エアコンの配管もマットブラックのマスキングテープで巻きます。こんな小さな気配りで、全体の感じが全く変わるんですよね。使用テープ:mt CASA(マットブラック)扉もアンティークドアにDIY!この無機質な扉もDIYで生まれ変わります。扉の取っ手部分を外します。この取っ手を角材で作るんです。角材を取っ手と同じ長さでカットします。ブラックアンドデッカーの電動ノコギリで角材をカット♪カットした角材は、カッターナイフで角を落とします。綺麗に角を落とすのではなく、乱雑に角を落としていきます。そーすることでいい感じになるんです。最後まで見ていただければ納得できると思います。左が施工済み・右が施工前です。これを塗装していきます。塗装後は完成写真で♪次にホールソーで板に穴を開けます。こうすることで、鍵を使えるようにします。板の幅や、鍵穴の大きさに合わせて切ってくださいね。板はGRAFFITI PAINTで塗っていきます。アンティークな雰囲気に仕上げるには最適なペイントですよね。使用塗料(GRAFFITI PAINT):GFW-32 Moon RabbitGFW-35 Black BeetleGFW-29 Bear Familyアンティークリキッド(アンティーク風の仕上げに使用する茶色い油性塗料)他に茶色や、黄土色の塗料を使いエイジング塗装をします。これは、色々な色を混ぜて塗ることで、古めかしい塗装面になります。各色を刷毛につけて叩くようにセンス良く塗っていきます。エイジング塗装されたのがこちら。すごくいい雰囲気出てます。ここら辺のセンスは見習いたいですよね♪塗装して、乾いた木材を窓枠に木材を打ち付けていきます。窓自体にも、細く切った木材をつけていきます。両側に同じように貼るので、両面テープで取り付けていきます。最後に再度バランスを見て、エイジング塗装をします。アンティークな感じがすごく出ていますよね。とても、無機質なドアだったと思えないクオリティ!さすがです。ドアの完成写真。このクオリティはハンパないですよね。取っ手の根元までエイジングさせるあたり、芸が細かいですよね。ステッカーを貼る。swaroさんのデザインのアルファベットを壁紙屋本舗さんに特別に製作してもらったオリジナルステッカーを貼ります。これだけでも空間のイメージは一新しますよね。窓に貼るのも効果的。かっこよく、お洒落に貼りましょう♪ワイヤーメッシュを使う。ワイヤーメッシュとは、溶接金網でコンクリートの補強材として土木建築の基礎、床、壁などの多様な用途に使われているものです。それをDIYでも使います。好きな場所に取り付けるために、その場所に合わせてペンチなどでカット。タッカーで打ち込める壁ならタッカーで打ち込みます。写真のように色々なものをひっかけたり、飾ったりできるすぐれもの♪これはいいですよね。ついに完成!こーして出来上がったのが、”いなざうるす屋”の店内です。センスあるいなざうるすさんのフェイクグリーンのディスプレイとswaroさんのクオリティの高いDIYリノベでこんなにもカッコイイお店に変身しました!”いなざうるす屋”は、可愛いく部屋を飾る事ができる、フェイクグリーンのお店です♪リアルなフェイクグリーンがたくさんディスプレイされました!swaroさん、いなざうるすさん、お疲れ様でした〜あとは開店を待つだけですね!ついに、「いなざうるす屋」下北沢店が期間限定オープン!今回掲げられているいなざうるす屋の看板は、実はswaroさんの手作り!端材を集めて作りあげた逸品なのだ。このクオリティとセンスはさすがですね〜当日はリミアでも人気のDIYクリエイターrkmamaさんもスタッフとして参加。とっても綺麗な笑顔で接客していました!普段は、このような雰囲気に合わないレジも、エイジング塗装により空間にマッチ!凄くかっこいいレジに大変身してました。本当は隠したいと思ってしまうような物でも、これからは逆に自慢したくなりますよね。オープン当日大盛況!開店と同時に一気にお客さんがなだれ込んできました。さすがは人気のフェイクグリーンのお店だけあってみなさん情報を聞きつけて集まってきたようです。これだけの種類と、可愛いフェイクグリーンが並んでたら欲しくなっちゃいますよね。近所に住む方々も噂を聞きつけやってきて「これ本当にフェイクなの?」とそのリアルさに驚いていました。「大阪ではつるじょとして女性DIYクリエイター6人とともに店舗のDIYリノベーションを行いました。才能溢れる彼女たちがお家の中だけではなく、リアルにお客さんに見てもらえる場所で活躍できるというのが、私にとってもすごく嬉しいことです。そしてそんな"場"を東京でも作りたいという夢がありました。その夢を今回、仲良しのDIYクリエイターswaroちゃんが叶えてくれたんです。そしてそれが、いなざうるす屋の原点でもあるこの場所で実現できたということも私にとって最高の思い出になりました!」++++++++++++++++++++++どんな場所でも素敵な空間に変えてしまうフェイクグリーンとswaroさんのDIYリノベのセンス、いかがでしたか?残念ながらこの空間は期間限定ということで閉店してしまっていますが、次回は大阪のロハスフェスタにて、いなざうるす屋が出店されるとのこと。ぜひ遊びに行ってみてください!「いなざうるす屋」ロハスフェスタ出店のお知らせいなざうるす屋出店日:2016年11月3日(木祝)・4日(金)・5日(土)・6日(日)※ロハスフェスティバルは 10月29日(土)~30日(日)、11月3日(日木)~6日(日)の期間開催されます♪会場:万博記念公園・東の広場(大阪府吹田市千里万博公園1-1)時間:9:30~16:30(入場は16:00まで)詳細はこちら↓↓ロハスフェスタのいなざうるるす屋出店情報はこちらロハスフェスタのHP「いなざうるす屋」二子玉川DIYマーケット出店のお知らせ2016年11月3日(木祝)出店名:いなざうるす屋+OutletCHEERS会場:東京都二子玉川・多摩川河川敷周辺時間:10:00~15:30詳細はこちら↓↓11.3thu 二子玉川DIYマーケット 出店情報!二子玉川DIYマーケットのHP☆関連記事☆いなざうるすさんがマルチファンクションスペース「TRUNK」とコラボし、関東のDIYクリエイターとともに東京・渋谷で開催したDIYイベント「TRUNK FES」の記事はこちら。↓↓↓満員御礼!DIYイベント「TRUNK FES(5/15)」体験レポ!!いなざうるすさんと6人のDIYクリエイターからなる「つるじょ」が東京で開催したDIYイベントがこちら。つるじょの1冊本「DIY+GREEN(新建新聞社)」の出版記念イベントだ。↓↓↓”つるじょ”をもっと知りたい!「DIY+GREEN」出版イベント体験レポ☆動画付き☆
2016年10月17日