「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでエミー賞に輝くピーター・ディンクレイジと『メアリーの総て』『マレフィセント』のエル・ファニングが共演を果たす『孤独なふりした世界で』。この度、予告映像と場面写真が一挙に解禁となった。最終章を控える「ゲーム・オブ・スローンズ」や『スリー・ビルボード』に出演するピーターが他人と関わることが嫌いな“孤独を愛する男”を、話題作が相次ぐ若手トップ女優エルが誰かと一緒にいたい“孤独を嫌う女”を演じ、そんな2人が終末世界で出会う本作。メガホンをとったのは、第69回エミー賞作品賞など5部門を受賞したドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」の女性監督リード・モラーノ。キャストにはそのほか、ポール・ジアマッティやシャルロット・ゲンズブールといった実力派が名を連ねる。■世界の終わりで死体を弔う男が謎めいた女に出会ったら…この度解禁となった予告編では、ピーター演じるデルが、人類が消えて誰もいなくなった地球のある街で、黙々と死体を弔い続ける姿が映し出される。そんなデルの前に突然現れたのは、エル演じる謎の女グレース。どこか病的で頭には包帯を巻き、首には大きな傷跡も…。なぜ、人類は消えてしまったのか、グレースの正体は何者か。終末世界で出会った2人はどうなっていくのか。さらに謎を呼ぶ映像となっている。『孤独なふりした世界で』は1月よりヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田「未体験ゾーンの映画たち2019」にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤独なふりした世界で 2019年4月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか「未体験ゾーンの映画たち2019」で上映© 2018MARKED LAWNS LLC.
2019年01月17日いつか訪れる親離れ・子離れをユニークな切り口で描き、親の視線からも楽しめる世代を超えたハートウォームなコメディ映画『Adventures in Public School』(原題)が、『リアム16歳、はじめての学校』の邦題で4月27日(土)より日本公開決定。併せて、日本版ポスタービジュアルが到着した。シングルマザーのクレアと仲良く暮らしてきた16歳のリアム。有名大学に入って、ホーキング博士のような天文学者になることを夢見るリアムは、小さい頃から学校には行かず、毎日クレアから英才教育を受けていた。一緒に遊ぶ友達はおらず、母が唯一の親友。しかし、友達がいないことに寂しさを感じるようになっていたある日、高卒認定試験を受けるためにはじめて足を踏み入れた公立高校で、義足の美少女アナスタシアを見かけたリアムは人生ではじめて恋に落ちる――。本作は学校には通わず、母親でありいちばんの親友・クレアの自宅教育を受けて育った16歳の青年リアムが、学園生活、友人、恋…と、様々な“はじめて”を体験していく物語。脚本・監督を手掛けたのは、『ウォークラフト』『デッドプール』などにも出演し俳優としても活動中のカイル・ライドアウト。母・クレア役には、『ジュラシック・ワールド』『猿の惑星』『アントマン』シリーズのジュディ・グリア。息子・リアム役は、Netflixオリジナル映画『Alex Strangelove』で見事に主役の座を射止めた期待の新人ダニエル・ドエニーが演じている。ほかにも、人気コメディアンのラッセル・ピーターズ、人気海外ドラマ「GALACTICA/ギャラクティカ」「Hawaii Five-0」のグレース・パクらも出演している。公開日決定と併せて到着した日本版ポスタービジュアルには、自宅教育を受けているカットが使用されており、クレアとリアムの楽しそうな様子が伝わってくる。『リアム16歳、はじめての学校』は4月27日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リアム16歳、はじめての学校 2019年4月27日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開© 2017 SCHOOLED FILMS INC., ALL RIGHTS RESERVED
2019年01月16日フェリシティ・ジョーンズが今なお、85歳にしてアメリカ最高裁判事として活躍するルース・ギンズバーグの若き日を演じる『ビリーブ 未来への大逆転』(原題:ON THE BASIS OF SEX)。この度、彼女が世紀の“男女平等”裁判に挑んだ本作から特報映像が解禁となった。時は1970年代、アメリカ。女性は自らの職を選べず、自分の名前でクレジットカードさえ作れなかった時代。そして男性もまた、人生において多くの選択肢を選べず専業主夫にはなれなかった。そんな中、自身も法律事務所には雇ってもらえず、やむなく大学で教鞭をとっていた女性弁護士ルース・ギンズバーグが起こした男女平等裁判と、その爽快な逆転劇を描き出すのが本作。史上2人目の女性最高裁判事に任命され、現在も最高齢85歳で現役判事として活躍しているルース・ギンズバーグ。ミシェル・オバマ、ヒラリー・クリントンらに続いて「アメリカで最も尊敬される女性」4位に選ばれた(※GALLUPの調査より)、「#MeToo」運動の先駆者的存在だ。そんな彼女の若かりし弁護士時代を演じるのが、フェリシティ。主婦であり、2児の母でもある、決して諦めない不屈の精神を持った女性弁護士を熱演する。今回解禁された特報映像には、「この裁判に勝ったら歴史が変わる」と夫マーティ(アーミー・ハマー)と話すシーンや、仲間の反対にあっても「私は諦めない」と力強く宣言するフェリシティ演じるルースの姿が。その言葉とともに流れるのは、2017年リリースの5年ぶりのアルバム「レインボー」が全米初登場1位となった世界的シンガーソングライター、ケシャが本作のために提供した「Here Comes The Change」。「さあ 変わる時が来る私達の時代が来る」と歌いあげる曲が、よりエモーショナルに胸を打つ仕上がりとなっている。『ビリーブ 未来への大逆転』は3月22日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリーブ未来への大逆転 2019年3月22日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2019年01月16日ティモシー・シャラメが『君の名前で僕を呼んで』の大ブレイク以前に出演した青春SFスリラー『シークレット・チルドレン禁じられた力』が、1月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷で行われる「未体験ゾーンの映画たち2019」にて公開。この度、本作の場面写真やメイキング写真がどこよりも早くシネマカフェに到着。さらに同劇場では、鑑賞者に先着・数量限定でティモシーの美しさがほとばしる日替わりポストカードが配布されることが分かった。ルーニー・マーラ×ケイシー・アフレックの『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』の撮影監督アンドリュー・ドロス・パレルモが初メガホンを取った本作。『君の名前で僕を呼んで』で世界的スターとなり、新作『ビューティフル・ボーイ』では再びオスカー候補の呼び声も高いティモシーが主演した2015年の作品が待望の日本上陸となる。この度、公開されたビジュアルはスタッフと戯れるあどけない姿を見せるティモシーのメイキング写真を含めた3カット。超能力を持ち、過酷な運命に翻弄される主人公を演じるティモシーの思い悩み泣き叫ぶ表情や、孤独にも闘い続ける静かな力に満ちた瞳など、若くして2年連続アカデミー賞候補の呼び声高い彼の確かな演技力が伺える魅力的なビジュアルだ。また、配布が決まったポストカードの数々は、1月18日(金)の初日から1週間、金・月・木曜は海外版ポスタービジュアルをフィーチャーした「しっとりシャラメ」。土・火は妹役のキーナン・シプカと並び、燃え盛る炎を鋭い目で見つめる「しっかりシャラメ」。日・水は、森の中のオフショットでリラックスした表情の「にっこりシャラメ」というラインアップ(各数量限定)。なお、公開決定の発表からSNSを中心に大きな反響を呼び、多くの上映リクエストを寄せられたことから、名古屋センチュリー・シネマでの6日間限定上映も急遽決定。こちらでも日替りシャラメのプレゼントを企画中という。いまをときめく最旬スターの魅力が満載の、奇跡の1作をお見逃しなく。『シークレット・チルドレン禁じられた力』は1月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シークレット・チルドレン禁じられた力 2019年1月18日よりヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2019」にて公開© 2014 ONE & TWO LLC
2019年01月15日“胸アツ”応援上映も大好評を得て、社会現象と化している映画『ボヘミアン・ラプソディ』。アメリカやカナダなどでも一部劇場で、応援上映と同様に歌詞の字幕が表示され、一緒に歌える“SingAlong ”上映が1月11日(現地時間)から開始、早くも好評を博しているようだ。もちろん日本でも、この1月12~14日の3連休は、スタンディングOKでまさにライブ感覚で楽しめるシネマシティ立川の極音上映や成田HUMAXシネマズのIMAX上映がチケット争奪戦に。大阪のMOVIX堺では“『ボヘミアン・ラプソディ』しか上映しない”爆音映画祭が開催されるなど、観客を巻き込んだ上映形態の進化に「マジで最高すぎた!」「臨場感すごい」「ライブと同じだ」「本当にウェンブリースタジアムにいるよう」などなど、興奮の声が止まらない。やはり本作の醍醐味は、宣伝文句にもなっている“ラスト21分”、フレディの半生が見事に集約され、興奮と感動がピークに達するライヴ・エイドだ。本格化する映画賞レースを控え、ライヴ・エイドで惜しくもカットになった楽曲やそのメイキング映像、さらには日本公演の未公開シーンなどお宝映像が続々と公開されている。ライヴ・エイドの“本物”比較動画が公開『ボヘミアン・ラプソディ』は『ナイト ミュージアム』シリーズや「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のラミ・マレックが「クイーン」のリードボーカル、フレディ・マーキュリーを演じた音楽伝記映画。ゴールデン・グローブ賞に輝いたラミをはじめ、ギターのブライアン・メイをグウィリム・リー、ベースのジョン・ディーコンをジョー・マッゼロ、ドラムのロジャー・テイラーをベン・ハーディがそれぞれ好演しており、“ボラプ”ボーイズとして人気を博している。本作のクライマックスで登場するライヴ・エイドは、1985年7月13日に英米で同時開催された20世紀最大のチャリティ音楽イベント。日本を含む世界150か国に衛星中継され、19億人が視聴したという。英ロンドンのウェンブリー・スタジアムに登場した「クイーン」は「ボヘミアン・ラプソディ」など計6曲を披露、映画ではそのうち4曲のパフォーマンスが登場し、舞台装置やピアノの上のカップまで完全再現されたことが話題となった。そんな中、先日、アメリカの20世紀FOXの公式YouTubeにて公開されたのが、劇中では惜しくもカットされた2曲のパフォーマンスの映像。ラミら“ボラプ”ボーイズが撮影をふり返るとともに、“ドンドンパッ”のリズムで知られる「We Will Rock You」を、リアル「クイーン」による実際の映像と比較できるものとなっている。もう1曲はフレディもギターを奏でる「Crazy Little Thing Called Love」(愛という名の欲望)。後ろのジョン・ディーコン役ジョーの細かい動きにも注目。ドラムのロジャーによるファン感涙の「Ready,Freddie(レディ、フレディ)」のかけ声もバッチリと入っている。タイトル曲である「ボヘミアン・ラプソディ」や応援上映で格段に熱が込もる「レディオ・ガガ」から、上記の2曲も入った“ライヴ・エイド完全版”は本作のブルーレイ&DVDの特典映像となる可能性が高い。監督“途中降板”のブライアン・シンガーも蔵出し映像連発『ボヘミアン・ラプソディ』がゴールデン・グローブ賞を受賞した日、本作を途中降板したが監督としてクレジットされているブライアン・シンガー(誰も謝辞は述べなかったが…)が「クイーン」が女装姿で登場する「I Want to Break Free」(自由への旅立ち)MVシーンのセットの画像とともに「すごく光栄です。ありがとう」とコメント。さらには、巨大なステージを空軍基地内に完全再現して撮影されたライヴ・エイドの舞台裏をとらえたメイキング映像を度々投稿している。中には、ライヴ・エイド入場から「ボヘミアン・ラプソディ」の冒頭までが収められたファーストショット、ファーストテイクという貴重なものも。傍らでカメラを手に見守るブライアン・メイ本人の姿もとらえているが、ファンからは「まるで参観日のよう」との微笑ましい声が。気合いを入れるように飛び跳ねるラミの姿も映っている。一方、こちらはプロダクション・デザインを担当したアーロン・ヘイが投稿した「レディオ・ガガ」のリハーサルの模様。「2017年9月、ライヴ・エイドセットでのリハーサル初日」とあり、ラミたちは私服で参加。リハーサルから高い完成度を見せている。また、1975年4月の武道館での日本初公演以降、1985年5月まで計6回、50もの公演を行った「クイーン」。特にフレディは日本の美術品や骨董品などをプライベートで買いに訪れたというほどの親日ぶり。劇中には自宅で過ごすフレディが着物のようなガウンを着ているシーンや、ミュンヘンの邸宅に金閣寺のお札が映り込むシーンなど、日本ゆかりのものも多々。本編では惜しくもカットされてしまったが、日本公演のライブシーンもブライアン・シンガーがチョイ出し。ブライアン・メイ作詞&作曲によるアコースティックな名曲「’39」をパフォーマンスする4人の姿を確認できる。さらにジョー・マッゼロも以前、この“日本公演”の画像を投稿していたことがある。日本ではまだまだ絶賛公開中の本作。これらのメイキング映像を見ているだけでも胸が高鳴るだけに、映像ソフトで蘇る数々のライブシーンも楽しみに待ちたいところだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年01月15日ダコタ・ジョンソンやティルダ・スウィントン、クロエ・グレース・モレッツと実力派女優が豪華共演することでも話題の『サスペリア』。今回は、ダコタ演じる主人公が舞踏団で初めて友達になる少女を演じた新鋭女優ミア・ゴスに注目した。『フィフティ・シェイズ』シリーズ3部作で一躍トップ・スターとなった主演のダコタ・ジョンソン、ルカ・グァダニーノ作品の常連であるオスカー女優ティルダ・スウィントン、『キック・アス』で大ブレイク後も数多くの話題作に出演する実力派クロエ・グレース・モレッツなど、豪華女優陣が共演することでも大注目の本作。そんな才能溢れる女優陣の中で、ひと際眩しい光を放つのが若手女優ミア・ゴスだ。「ミュウミュウ(MiuMiu)」や「プラダ(PRADA)」のフレグランスの広告塔を務めるなどモデルとして活躍する一方で、2013年に奇才ラース・フォン・トリアー監督の『ニンフォマニアック Vol.2』に出演。過激なセックス描写が物議を醸した作品だが、シャルロット・ゲンズブールらに囲まれながら堂々の映画デビューを飾った。その後、『The Survivalist』(未/15)での演技が高く評価され、2015年度英国インディペンデント映画賞にて新人賞にノミネートされるなど、着実に女優としてのキャリアを重ねている。そんな彼女が『サスペリア』では“マルコス・ダンス・カンパニー”のダンサーのひとりであり、舞踏団にやってきたダコタ演じるスージーが最初に友人となるサラを演じる。「私はずっと彼の大ファンだったの。だから、ただ話をするのも、それだけで私にとってすごいことだったわ」と語るほどルカ・グァダニーノ監督の大ファンだったというミアは、自身の演じたサラが、舞踏団のカリスマ振付師であるマダム・ブラン(ティルダ)を盲信する熱烈な支援者から、不可解な出来事の原因を突き止めようとする、些細な疑惑をも見逃さない追跡者へと変化することに好奇心をそそられたというミア。「彼女は特権階級の出身で、それまで大した苦労もしないできたの。彼女をトラブルに巻き込んだのは、彼女自身の好奇心や執着のせいだっただろう、って監督なら言うかもしれないわね。好奇心で身を滅ぼしたのね」とサラのキャラクターについて意味深に告白。グァダニーノ監督も、オーディションでサラ役を勝ち取ったミアについて「正直言って、この映画の彼女は最高だったよ」とはばかることなく褒めており、まさしく実力派女優の仲間入りを果たしたといえよう。さらに彼女は『サスペリア』の撮影で「実際に、自信をつけることができた。こんなチャンスはめったにないから、お互い協力しあったの。出来上がりは信じられないほど素晴らしいものだから、期待していた以上の成果だったわね」と語り、本作がさらなるステップアップにつながったようだ。モデルに女優に大活躍のミア・ゴスから今後も目が離せない。『サスぺリア』は1月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サスペリア(2018) 2019年1月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC All Rights Reserved
2019年01月14日「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」が、2020年2月5日(水)から2月11日(火・祝)まで、東京・お台場のユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて開催される。「爆音映画祭」8度目のお台場開催2004年にスタートした「爆音映画祭」は、映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、文字通り爆音かつ高品質な音と共に映画を上映するイベント。これまで全国各地で企画されているが、ユナイテッド・シネマアクアシティお台場では2019年10月に続く8度目の開催となる。ミュージカルの名作を映画化『キャッツ』が初登場今回は、映画『キャッツ』が初登場。世界累計観客動員数8100万人を記録する大ヒットミュージカルを映画化した話題作だ。壮大なスケールで描かれるミュージカルの世界観を、爆音で楽しめる。レディー・ガガの『アリー/スター誕生』、『ボヘミアン・ラプソディ』また、レディー・ガガが初主演を務めた『アリー/スター誕生』も初登場。さらに、『ボヘミアン・ラプソディ』や『グレイテスト・ショーマン』『バーレスク』『ブルース・ブラザース』など、音楽をテーマにした名曲揃いの映画の数々を高品質な音響で上映する。ライブさながらの上映やシークレット作品もその他、『ジョン・ウィック:パラベラム』『プロメア』といった作品が登場。『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』は全回ライブのように楽しめる“マジLOVEライブ上映”で上映される。また、“爆音の醍醐味”を凝縮したシークレット作品にも注目だ。迫力あるシーンはよりダイナミックに、緊張感あるシーンはよりきめ細やかに新旧織り交ぜた上映作品は、仕掛け人の樋口泰人が「これぞ“爆音”で堪能してほしいと」と考えるこだわりのセレクション。各上映作品には、迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかになるよう、それぞれに適した音響調整がなされており、ベストな音響環境で作品が堪能出来るという。開催概要「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」開催期間:2020年2月5日(水)~2月11日(火・祝)開催場所:ユナイテッド・シネマアクアシティお台場住所:東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場内<チケット>料金:爆音上映 2,000円(税込)、マジLOVEライブ上映 2,000円(税込)、爆音絶叫上映/爆音応炎上映 2,200円(税込)発売日:・ユナイテッド・シネマアクアシティお台場WEB販売1月15日(水) AM0:00〜(にて販売・ユナイテッド・シネマアクアシティお台場劇場窓口販売1月15日(水) 劇場営業開始時間9:00より(但し各回、残席がある場合のみ)キャッツ[初]、アリー/スター誕生[初]、ボヘミアン・ラプソディ、グレイテスト・ショーマン、バーレスク、ブルース・ブラザース、ジョン・ウィック:パラベラム、T-34 レジェンド・オブ・ウォー[初]、ガールズ&パンツァー 劇場版、プロメア、劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム、シークレット作品[初/シークレット作品につき、タイトル非公表]
2019年01月14日錦糸町の商業施設「楽天地ビル」がリニューアルされ、パルコが出店。2019年3月16日(土)にオープンする。「楽天地ビル」は、JR錦糸町駅南口駅前・東京メトロ半蔵門線錦糸町駅に直結する地下2階地上9階建ての複合商業施設。現在は映画館、サウナ、飲食店などが入居しており、長く地域の人々に愛されてきた。2017年10月には、総合スーパー「西友」が位置していた「リヴィン(LIVIN)錦糸町」が撤退。そこにパルコが参入することとなった。リニューアルによって、リヴィン館の地上1階から7階、そして別館の地上3階から6階までがパルコの出店箇所となる。入居テナントは105店。1Fにはコーチ(COACH)やフルラ(FURLA)といった人気ブランドが出店。また"すみだフードホール"と称したエリアに、ウマミバーガー(UMAMI BURGER)をはじめとする錦糸町エリア初出店グルメや墨田区の名店が勢揃いする。4Fには、ワンフロア全てを使い無印良品(MUJI)がオープン。子供が遊べる「木育広場」や素の食を楽しめる「Café&Meal MUJI」も併設する。その他、ロフトや郵便局、クリニックなど、幅広いテナントが入居することとなる。館内には変わらず「西友」が立地しているだけでなく、2018年11月には「楽天地シネマズ錦糸町」が「TOHOシネマズ錦糸町 楽天地」に生まれ変わってオープンしている。【詳細】錦糸町パルコ開店日:2019年3月16日(土)住所:東京都墨田区江東橋4-27-14営業時間:10:00~21:00 ※一部店舗は営業時間が異なる。※1Fすみだフードホール 11:00~23:00、6Fレストラン 11:00~23:00店休日:不定休店舗数:105店舗【1F】コーチ、フルラ、マイケル・コース、サマンサタバサ、イニスフリー、ジルスチュアート ビューティ、ベアミネラル、アダム エ ロペ ル・マガザン、フルーリスト ボンマルシェ、リンツ ショコラ カフェ、IMADEYA SUMIDA、UMAMI BURGER、SUMIDA COFFEE、二代目 野口鮮魚店、ベクタービア、真鯛らーめん 麺魚、レストランカタヤマ 錦糸町グリル【2F】アーバンリサーチサニーレーベル、ジャーナル スタンダード レリューム、トミー ヒルフィガー、フリークスストア、ラコステ、フェスタリアボヤージュ、ミルフローラ・ドゥ、アシックス ランウォーク、ポーカーフェイス、チックタック、マークスアンドウェブ、スターバックス コーヒー、ニュースタイル、お直しコンシェルジュビック・ママ/白洋舍、グッドルーム、ダッシングディバ【3F】エージーバイアクアガール、Q♥、サムシング、センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ、トゥエルブアジェンダ/ジョリトゥジュール、パラダイスピクニック、ビーラディエンス/ファビュラス アンジェラ、プラステ、ルゥデ、ロイスクレヨン、ワコール ザ ストア、ランダ、西松屋、ムーラ、エチュードハウス、ローズマリー、バター、ESテニスステーション、トータルセラピー、ノルン、森のキッズeクラブ【4F】無印良品/Café&Meal MUJI【5F】ウィゴー、ヴォルカンアンドアフロダイティ、アメリカンホリック、イング、スプレイ/リビーアンドローズ、レトロガール、ヴォーギッシュ、エクステッドラボ プロデュース バイ テットオム、ゼロバイトルネードマート、ハイストリート、メンズ ビギ、メンズ メルローズ、チュチュアンナ、パーフェクト スーツ ファクトリー、メディストア、ラ・ミハス オム、キャップランド バイ エヌワイアイ、ビースリーラボ、スキンフード、タワーレコード、ABCクッキングスタジオ、カラダファクトリー、島村楽器島村楽器、PARCO・セゾンカウンター【6F】エドウイン、ゲス、ジーランドエクストリーム、Top of the hill、フララニ ハワイ、マリークヮント、ゾフ、キャス キッドソン、HAPiNS、ユニケース、ロフト、オムズ、鎌倉パスタ、しゃぶ葉、匠がってん寿司、ナナズグリーンティー【7F】錦糸町パルコ内郵便局、ZXY錦糸町、プラスナチュ/スタジオアーク、保険クリニック、ル クリック アヴェダ、キャップスクリニック錦糸町、錦糸町内科ハートクリニック、錦糸町駅前レディースクリニック、きんしちょう駅前歯科、薬局タカサ 錦糸町店※2019年1月21日現在、変更になる場合もある。
2019年01月11日大人の俳優も顔負けの演技力と存在感で、観る者を映画の世界に引き込む子役たち。幼くしてブレイクし、一躍スターへの階段を駆け上がることも。1月はそんな“ダイヤの原石”のような子役たちの演技が光る作品が連続公開!全員が映画初出演ながら、繊細かつ豊かな表現力で世界中の観客を魅了している。■『マチルド、翼を広げ』フクロウが相棒!表情豊かなリュス・ロドリゲスフランス、パリで情緒不安定な母と2人で暮らす9歳のマチルド。ある日、母が喋るフクロウを連れてきた。マチルドを守護天使のように守るフクロウのおかげもあり、幸せな生活が続くと思われたのもつかの間、母がまた騒ぎを起こしてしまい――。見た目は40代のまま、学生時代にタイムスリップしてしまうヒロインを自ら演じた『カミーユ、恋はふたたび』がフランスで90万人動員の大ヒットを記録したノエミ・ルヴォウスキー監督が、色彩豊かでファンタジックに創り上げた自伝的な物語。主演を務めた新星リュス・ロドリゲスは、オーディションでルヴォウスキー監督に見出され、情緒不安定な母に振り回されながらも2人の生活を守ろうと奔走するマチルドを熱演。初めてとは思えない演技を披露し、本物のフクロウを相手にしたシーンも堂々と演じきった。リュスは母親役を演じた監督とともに2~3か月のあいだ脚本を読み練習した後、それらを全て忘れ熟成させる期間を置き、直感で演じることを可能にしたという。監督は「2人は同じように非常に勇敢で熱心な子。瓜ふたつね」と語り、マチルドはリュスのハマり役であると絶賛。リュス本人は撮影後のインタビューで「この映画に力を与えたかった。それを常に意識していた」と語っており、早くも女優としての風格を漂わせている。1月12日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。■『バジュランギおじさんと、小さな迷子』新人賞総なめで大ブレイク!ハルシャーリー・マルホートラ底抜けに正直者のインド人・パワンは、幼いころから声を出せないパキスタン人の迷子シャヒーダーと出会う。歴史、宗教、経済など様々な面で激しく対立するパキスタンとインドのしがらみを物ともせず、国境を越えてシャヒーダーを家に送り届けることを決意したパワンだが、ふたりを待っていたのは波乱万丈の旅だった――。2015年にインドで公開され大ヒット、『ダンガル きっと、つよくなる』『バーフバリ 王の凱旋』に次ぐインド映画の世界興収歴代NO.3を継続中の笑いと感動の物語。発話障がいを持つ少女という難役シャヒーダーを演じ、誰もが心惹かれる豊かな表情を見せたのは、5,000人のオーディションから選ばれたハルシャーリー・マルホートラ。撮影当時6歳ながら、表情と目だけで強い印象を残す好演で新人賞を多数受賞した。インド映画界で最も影響力のある“3大カーン”のひとりで、主人公パワン役を演じたサルマン・カーンは「彼女と一緒に演技ができて、素晴らしい時間になった。6歳にして俳優が必要な全てのものを持っている」と褒め称えている。ハルシャーリーは本作への出演を機にインドで超人気子役となり、スター俳優への仲間入りを果たした。1月18日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。■『ジュリアン』離婚した両親の間で揺れ動く息子を繊細に演じたトーマス・ジオリア両親の離婚により、母、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。父は面会の度に母の連絡先を執拗に求めるが、ジュリアンは母を守るため必死でうそをつき続け…。家族の関係に緊張が走る中、事態は想像を超える衝撃の展開を迎える。俳優でもあるグザヴィエ・ルグラン監督の長編デビュー作にして、第74回ヴェネチア国際映画祭にて最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞した本作。フランスで40万人を動員し、世界でも35か国で公開され大ヒットした傑作サスペンスだ。離婚した両親の間で葛藤する主人公ジュリアンを演じたのは、トーマス・ジオリア。子どもながらに両親の複雑な関係を理解し、健気に母を守ろうと闘う役どころで魅せる絶妙な表情は観るものの胸を締めつける。トーマスを主役に大抜擢したルグラン監督は、「あの年齢にしては珍しい資質の持ち主で、トップレベルの俳優に匹敵する聞き方と息遣いが身についている」と絶賛。『万引き家族』の城桧吏や、『ルーム』『ワンダー君は太陽』のジェイコブ・トレンブレイの登場を彷彿とさせるトーマス。次回作には、エマニュエル・ベアールとベアトリス・ダルが出演する『Adoration』(原題)への出演が決まっている。1月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マチルド、翼を広げ 2019年1月12日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開© 2017 F Comme Film / Gaumont / France 2 Cinémaジュリアン(2017) 2019年1月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開© 2016 - KG Productions – France 3 Cinémaバジュランギおじさんと、小さな迷子 2019年1月18日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開©Eros international all rights reserved. ©SKF all rights reserved.
2019年01月11日ホアキン・フェニックスが実在の風刺漫画家ジョン・キャラハンを演じる、ガス・ヴァン・サント監督3年ぶりの新作『ドント・ウォーリー』。この度、日本版予告編とともに日本版ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。■世界で一番皮肉な実在の風刺漫画家を演じ切るホアキンに注目!2014年他界したロビン・ウィリアムズが製作・主演を熱望した風刺漫画家ジョン・キャラハンの自伝を元にした本作。そんなウィリアムズの心を継いだホアキンは、キャラハンについて可能な限り研究した。書籍を読み、残されたインタビュー・テープをみて、実際に彼の人生を激変させたリハビリセンターを訪ねたという。そして個人的にキャラハンを知るガス・ヴァン・サント監督からも話を聞き、彼なりのジョン・キャラハンを創り出した。今回解禁となる日本版ポスタービジュアルには、シンボリックな赤毛のキャラハン、そして彼独特の画風のイラストが散りばめられた。周りの人を楽しませたキャラハンの人柄をよく表わし、“世界は意外とやさしさであふれている”というコピーとともに、本作の世界観が伝わるポスタービジュアルとなっている。■予告編を彩るのはジョン・レノンが歌う「Isolation(孤独)」予告編では、日本ではあまり知られていないジョン・キャラハンの人物像を紹介しつつ、自動車事故により全身麻痺となった彼の絶望と、事故後の彼をやさしく見守る人々の姿を映し出す。「これ以上悪くならないわね」とドン底のキャラハンに語るのは、ルーニー・マーラ演じる恋人アヌー。特にキャラハンが生前、ポートランドの通りを電気車いすに乗り猛スピードで疾走していた姿そのままに、青い空の下の車いすの2人乗りシーンは、ジョン・レノンの歌声と相まって強い印象を残していく。たとえ人生最悪の困難な時にあっても、人は変わることができる力を秘めているーー。2018年サンダンス映画祭、第68回ベルリン映画祭に正式出品され、“ホアキン・フェニックスの俳優人生で最高の演技”と称賛された奇跡の実話を、まずはここから確かめてみて。『ドント・ウォーリー』は5月よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドント・ウォーリー 2019年5月、ヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC
2019年01月10日70年代ドイツを舞台に、名門バレエ・カンパニー<マルコス>に巣食う禁断の秘密を、1977年公開のオリジナル版とは異なる視点で大胆にアレンジした『サスペリア』。この度、本作に出演するティルダ・スウィントンが、なんと“1人3役”を演じていることが明らかになった。『ナルニア国物語』シリーズや、『ドクター・ストレンジ』『グランド・ブダペスト・ホテル』などに出演、『フィクサー』ではアカデミー賞を受賞したティルダ。まず、ティルダが演じる1役目はマダム・ブラン。ダンサーたちから絶大な信頼を寄せられる舞踊団「マルコス・ダンス・カンパニー」を牽引するカリスマ振付師・指導者である一方、舞踊団の長老たちと共に禁断の秘密を抱えている…。2役目は、なんと性別を越えた役柄に挑戦。それは、ルッツ・エバースドルフ名義で本編クレジットされている、“82歳の男性”心理療法士クレンペラ―博士。失踪した舞踊団の主要ダンサーのひとり、パトリシア(クロエ・グレース・モレッツ)の行方を捜すうちに、舞踊団の闇に近づいていく役どころだ。特殊メイクで見事に変身したその姿に注目だ。そして3役目は…“謎の〇〇〇”に。その変貌ぶり、予想だにしない衝撃の怪演はぜひ、劇場で。4度目のタッグとなるルカ・グァダニーノ監督は「ティルダはいとも容易く、いつだって最高の演技をする。彼女には、言葉で言い表せられないほどいつも感動してきた」とティルダを絶賛。全く違うタイプの役を演じたティルダの登場シーンに期待していて。『サスぺリア』は1月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:サスペリア(2018) 2019年1月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC All Rights Reserved
2019年01月09日シアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビー、アカデミー賞ノミネート女優が16世紀英国の女王を演じた映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』の公開日が、3月15日(金)に決定。新たな場面写真も到着した。スコットランド女王メアリー・スチュアートと、イングランド女王エリザベスI世の波乱に満ちた人生を描く本作。今回新たに到着した場面写真では、本作で要注目のイケメン俳優2人の姿がとらえられている。注目人物1人目は、メアリーの2人目の夫ダーンリー卿を演じるジャック・ロウデン。クリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』に出演し、いま大注目を集めている俳優だ。メアリーを魅了するチョイ悪で奔放な青年を演じている彼だが、本作をきっかけにシアーシャとの距離がグッと縮まったとかなんとか…。本作のイベントや集まりがある際には、常に彼女の傍を離れず、トイレにまで付いていくほどのご執心ぶりだそう。劇中だけでなく、プライベートでの恋の展開も要注目?続いて2人目は、エリザベスI世の寵臣レスター伯を演じるジョー・アルウィン。ジョーは、『女王陛下のお気に入り』『ある少年の告白』と、2019年のアカデミ ー賞に絡むであろう注目作に立て続けに出演している期待の新星。ファッションブランド「プラダ(PRADA)」のコレクションイメージモデルも務め、ファッションアイコンとしても注目される彼は、私生活では米ミュージック界の”女王”テイラー・スウィフトの彼氏としても話題の人物。そんなジョーが今作で演じるロバート・ダドリー(レスター伯爵)は、エリザベスI世の即位前からの知り合いであり、誠心誠意彼女を守るナイト。エリザベスの心身の支えとなる役を演じている。シアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビーの共演で話題の本作だが、全く異なるタイプのイケメン2人に胸キュンすること間違いなし!?『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は3月15日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ふたりの女王 メアリーとエリザベス 2019年3月15日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2018 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年01月09日火曜日(現地時間)、全米監督協会(DGA)賞のノミネーションが発表された。この賞の長編映画監督賞はアカデミー賞の監督賞とほぼ毎年一致しているため、注目度が高い。とりわけこの5年は2013年のアルフォンソ・キュアロン、2014年&2015年のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、2016年のデイミアン・チャゼル、2017年のギレルモ・デル・トロと完全に一致している。また、「Variety」誌によれば、DGA賞の長編映画監督賞のノミネートされた監督たちの80%が、アカデミー賞でもノミネートされているという統計もあるという。今年、DGA賞の長編映画監督賞にノミネートされたのは、先日ゴールデングローブ賞監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)、ブラッドリー・クーパー(『アリー/スター誕生』)、ピーター・ファレリー(『グリーンブック』)、スパイク・リー(『ブラック・クランズマン』)、アダム・マッケイ(『バイス』)。ブラッドリーは初めてメガホンを取った監督たちの中から選ばれる初監督賞にもノミネートされている。DGA賞授賞式は2月2日、ロサンゼルスのハリウッド&ハイランドセンターで開催される。(Hiromi Kaku)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCグリーンブック 2019年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.ブラック・クランズマン 2019年3月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C)2018 FOCUS FEATURES LLC, ALL RIGHTS RESERVED.
2019年01月09日2019年1月1日に生誕100周年を迎えた小説家J.D.サリンジャーの半生を描いた映画『ライ麦畑の反逆児ひとりぼっちのサリンジャー』が1月18日(金)より公開。今回は、『タイタニック』でオスカーを獲得した伝説的な衣装デザイナーのデボラ・リン・スコットによるクラシカルでキュートな40年代ファッションに迫った。世界累計6,500万部突破の青春のバイブル「ライ麦畑でつかまえて」を生みだした作家サリンジャーのこれまで語られてこなかった謎に満ちた半生、そして小説の誕生秘話を描き出す本作。登場する全ての時代の衣装を手がけたデボラはこの道30年以上のベテランで、主な担当作品は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『マイノリティ・リポート』『アバター』『アメイジング・スパイダーマン2』など、ジャンルは多岐にわたり、時代や階級、種族を超えて様々な衣装を手がけてきた。特に『タイタニック』では、水の中での耐性を確認するために20種類を超えるドレスを試作するなどの試行錯誤を繰り返し、アカデミー賞衣装デザイン賞を獲得している。■アカデミー賞受賞デザイナーが40年代をファッション完全再現本作では、ニューヨークにあった著名なナイトクラブ「ストーク・クラブ」で遊ぶサリンジャー(ニコラス・ホルト)が着こなす40年代のアンサンブルスーツや、彼を軍隊に送る恋人ウーナが最後のデートで着るピンクサーモンのシフォンドレス、サリンジャーの出版エージェントであったドロシーが身に着ける襟の詰まった柄入りのジャケット、後に二番目の妻となるクレアの可愛らしさ満点のワンピースなど、それぞれの家庭環境や立場を表すクラシックな衣装が目白押し。プロデュ―サーのジェイソン・シューマンは「デボラのすごいところは、主役クラスだけではなく、全ての衣装に気を使っていること」と語る。「彼女は背景やエキストラまで事細かに気を配っている。カメラが寄ろうが離れてようが関係ない。フレームの中に映る全ての要素が本物に見えているかどうかに神経をとがらせるんだ」。■『ボヘミアン・ラプソディ』で話題の注目女優たちが可憐に着こなすさらに、これらの衣装を身にまとうのは注目作が立て続く女優たち。まずは、サリンジャーとの交際の後、チャーリー・チャップリンと結婚するウーナを演じるのはゾーイ・ドゥイッチ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のリー・トンプソンを母親に持つ、いま注目の女優で、リチャード・リンクレイター監督『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』ヒロイン役や『ダーティ・グランパ』『ヴァンパイア・アカデミー』などで知られる。二番目の妻となるクレアを演じるのは、ルーシー・ボイントン。『シング・ストリート 未来へのうた』でミステリアスなヒロインのラフィーナ役を演じて注目を集め、現在大ヒット中の『ボヘミアン・ラプソディ』ではフレディ・マーキュリーの元婚約者で、生涯を通じた友人となったメアリー・オースティン役を好演している。最後にサリンジャーを仕事の面で支えたエージェントのドロシーを、『キャロル』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『オーシャンズ8』やNetflix『バード・ボックス』のサラ・ポールソンが演じている。最旬の美女3人を彩り、作品の世界観を盛り上げる数々の衣装は、スクリーンで確認してみて。『ライ麦畑の反逆児ひとりぼっちのサリンジャー』は1月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライ麦畑の反逆児ひとりぼっちのサリンジャー 2019年1月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 REBEL MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年01月04日映画ポスター・デザインの第一人者として活躍したグラフィック・デザイナー、野口久光の回顧展「生誕110周年 野口久光 シネマ・グラフィックス」が、横須賀美術館で2019年2月9日から3月31日まで開催される。「大人は判ってくれない」 映画ポスター 1960年野口久光は、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、映画配給会社・東和商事合資会社(のちの東宝東和)に入社し、ヨーロッパ映画の日本公開時のポスターを担当。豊かな表現力による絵と、タイトル文字を作品世界にあわせて描く「描き文字」により、戦前戦後の約30年で、1,000枚以上のポスターを手掛けた。野口の仕事は、当時のグラフィック・デザイン界に大きな影響を与え、コンピューターによるデザインが主流の現代においても、今なお輝き続けている。同展では、野口が制作したヨーロッパ映画のポスターを中心に、レコードのジャケットや、雑誌や本の装丁など約400点の作品・資料により、野口久光の多彩なグラフィック・デザインの世界を紹介する。「フレンチ・カンカン」(大判) 映画ポスター 1955年戦前、戦後にかけて映画が一大娯楽であった時代。その中で特に人気を誇ったのがヨーロッパ映画だった。野口はヨーロッパ映画を取り扱う東和商事合資会社で、日本公開時のポスターを手掛け、多くの人々を魅惑的なヨーロッパ映画の世界へと誘った。会場には、野口が手掛けた1,000枚以上のヨーロッパ映画のポスターから、代表作約160点を展示。『禁じられた遊び』、『フレンチ・カンカン』、『第三の男』、『大人は判ってくれない』など、現在でも名作として語り継がれているヨーロッパ映画のポスターが一堂に会する。「ザ・ルイ・アームストロング・オール・スターズ」 LPレコードジャケット テイチクレコード/1977年その深い造詣からジャズ、ミュージカルなどの音楽評論家としても活躍した野口。同展では、手掛けたジャズレコードのジャケットの他、親交を重ねたルイ・アームストロング、カウント・ベイシー、デューク・エリントンらジャズジャイアントたちを野口が収めたフォトグリフを公開するなど、ジャズファン必見の内容にもなっている。また会期中の3月30日には、関連イベントとして「横須賀美術館 シーサイドジャズ コンサート」を同美術館 海の広場で開催。出演者等の詳細、またその他イベントや講演会などについては、同館ホームページ()にて順次公開される。【展覧会情報】生誕110周年 野口久光 シネマ・グラフィックス会期:2019年2月9日〜3月31日会場:横須賀美術館住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1時間:10:00〜18:00料金:一般900円(720円)、大学生・高校生・65歳以上700円(560円)、中学生以下無料 ※2月17日は無料観覧日、( )内は20名以上の団体料金、市内在住または在学の高校生は無料、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と介助される方1名は無料休館日:3月4日
2019年01月04日映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』が、2019年5月17日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で公開される。東西冷戦下の東ドイツ、意図せず国家を敵に回してしまった18歳の若者たち舞台は1956年、東西冷戦下の東ドイツ。列車に乗って西ベルリンの映画館に訪れた主人公のテオとクルトは、ハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュース映像を偶然目の当たりにする。クラスの中心的な存在である2人は、級友たちに呼びかけて授業中に2分間の黙祷を実行。それは、自由を求めるハンガリー市民に共感した彼らの純粋な哀悼だったが、ソ連の影響下に置かれた東ドイツでは“社会主義国家への反逆”と見なされる行為だった。エリートへの階段を上がるか、労働者として生きる道を選ぶかやがて当局が調査に乗り出し、人民教育相から1週間以内に首謀者を告げるよう宣告されてしまう生徒たちは、人生そのものに関わる重大な選択を迫られる。それは、大切な仲間を密告してエリートへの階段を上がるのか、それとも信念を貫いて大学進学を諦め、労働者として生きる道を選ぶのかという、究極の二択。仲間との友情や恋を育みながら、そしてあるときは主張をぶつけ合いながら、人間としての正しき事を模索する若者たち。無意識のうちに政治的タブーを犯してしまった彼らの、人生のすべてを懸けた決断を描く。『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』のラース・クラウメが監督監督を務めるのは、映画『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』のラース・クラウメ監督。同作でもドイツ歴史の暗部に切り込んだクラウメ監督が、ベルリンの壁建設前夜、東西冷戦下の東ドイツで起こった高校生たちの衝撃の実話を実写化した。作品情報映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』公開日:2019年5月17日(金)監督:ラース・クラウメ原作:ディートリッヒ・ガーストカ「沈黙する教室」※アルファベータブックスより4月発刊予定出演:レオナルド・シャイヒャー、トム・グラメンツ、ヨナス・ダスラ―、ロナルト・ツェアフェルト、ブルクハルト・クラウスナー
2018年12月31日映画『荒野にて』が、2019年4月12日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開。天涯孤独の少年チャーリーが“自分の居場所を探す旅”に出る映画『荒野にて』の主人公は15歳の少年チャーリー。母が家出をしてしまい、小さい頃に母をなくしてしまった少年にとって、家族はその日暮らしの父だけ。家計を助けるために競走馬リーン・オン・ピートの世話をする仕事を始め、ささやかながら穏やかな生活を送っていた。しかし、彼にとって唯一の家族である父親が、愛人の夫に殺されてしまう。母に捨てられ、父を亡くし、突然天涯孤独となってしまった少年チャーリー。さらに追い打ちをかけるように、世話をしていた競走馬リーン・オン・ピートが、試合に勝てなくなったことを理由に殺処分命令をくだされてしまう。トラブルが続き、過酷な生活へと滑り落ちていくチャーリー。そんなとき彼は、ピートを連れ、“自分の居場所を探す旅”に出る。荒々しくも美しいアメリカの大自然を進み、唯一の親戚である叔母を尋ねる彼ら。しかし、そこに待っていたのは過酷な“現実”だった…。監督は映画『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督は、長年連れ添った夫婦の絆が揺らぐ姿を描いた映画『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督。2015年ベルリン国際映画祭 銀熊賞(主演女優賞、主演男優賞)をW受賞し、2015年全米映画批評化家協会賞 主演女優賞を獲得した、話題作だ。『Mommy/マミー』を手掛けた、グザヴィエ・ドラン監督は「アンドリュー・ヘイの世界に、ふっ飛ばされた。少年の絶望が、詩のような美しさで滲み出していく―。」と本作を称している。チャーリー・プラマーがやり場のない痛みを瑞々しく演じきる主人公のチャーリー役には、若き期待の新星チャーリー・プラマー。孤独、やり場のない痛みを瑞々しく演じ、映画『荒野にて』では、すでに第74回ヴェネチア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞している。あらすじ小さい頃に母が家出し、その日暮らしの父と二人暮らしのチャーリー。家計を助けるために競走馬リーン・オン・ピートの世話をする仕事を始めるが、ある日父が愛人の夫に殺されてしまう。15歳で天涯孤独になってしまったチャーリーの元に、追い打ちをかけるように届いたのは、試合に勝てなくなったピートの殺処分の決定通知だった。チャーリーは一人馬を連れ、唯一の親戚である叔母を探す旅に出るが、彼らの前に広がるのは、あまりに広い荒野だった―。【作品情報】映画『荒野にて』公開日:2019年4月12日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開監督:アンドリュー・ヘイ出演:チャーリー・プラマー、スティーヴ・ブシェミ、クロエ・セヴィニー、トラヴィス・フィメル原題:LEAN ON PETE
2018年12月31日映画『ある少年の告白』が、2019年4月19日(金)から、TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー。原作は、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーの実話映画『ある少年の告白』は、ニューヨーク・タイムズ紙にベストセラーに選ばれるなど、全米で大きな反響を呼んだ衝撃の実話が原作。主人公の大学生・ジャレッドは、思いがけない出来事をきっかけに、自分は男性のことが好きだと気付く。しかし、ジャレッドの告白を受け止めきれない両親は、同性愛を“治す”という矯正セラピーへの参加を勧めるのだった…。“僕は僕でしかいられない”主人公ジャレッドに与えられた、矯正セラピーのプログラム内容は、“口外禁止”とされるほど驚くべきもの。人は、なぜ愛する家族にすら変わることを望んでしまうのか。怒り、悲しみ、絶望が入り混じる中、その先に一筋の眩い希望をもたらす魂の告白。胸を打つ人間ドラマが繰り広げられる。若手実力派ルーカス・ヘッジズが主演主人公・ジャレッドを演じるのは、弱冠20歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた、若手実力派ルーカス・ヘッジズ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』をはじめ、『スリー・ビルボード』『レディ・バード』など話題作への出演が続く人気俳優は、すでに映画『ある少年の告白』にて第76回ゴールデングローブ賞 主演男優賞にノミネートされている。ジャレッドの父役にはラッセル・クロウ、母役にはニコール・キッドマンと、ベテラン俳優陣が脇を固める。また、映画監督・俳優としても活躍するグザヴィエ・ドラン、シンガーソングライターのトロイ・シヴァン、レッド・ホット・チリペッパーズのベーシスト、フリーら個性的な出演陣にも注目が集まる。監督は『ザ・ギフト』のジョエル・エドガートン監督は、ジョエル・エドガートン。映画『ザ・ギフト』以来、ジョエル・エドガートの待望の監督2作品目となる。【作品情報】映画『ある少年の告白』公開時期:2019年4月19日(金) TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー監督:ジョエル・エドガートン脚本:ジョエル・エドガートン主演:ルーカス・ヘッジズ /ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ、ジョエル・エドガートン、グザヴィエ・ドラン、トロイ・シヴァン
2018年12月30日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。もうすぐ新年ですね。お正月映画は、何か観る予定にしていますか?お正月映画といえば、映画『男はつらいよ』がやっぱり懐かしく思い出されますが、寒さ厳しい季節、心温まる映画が観たいですね。【シネマの時間】第52回は、離れ離れになっていた家族の絆を描いた感動のヒューマンドラマ映画『それだけが、僕の世界』をお送りします!主人公ジョハを演じるのは、韓国きっての大スター、イ・ビョンホン。元ボクサーの母に捨てられた兄役という役柄も相まって、無骨な男らしさとともに長年の孤独を背負った姿を愛おしく魅力的に演じています。サヴァン症候群(※)の弟で、天才的なピアノの才能を持つという難役に挑んだのは、韓国映画界が熱い視線を注ぐパク・ジョンミン。※「自閉症スペクトラム」などの発達障がいや知的障がいがある人の中で、特定の分野に限り突出した天才的な能力を持っているケース。「サヴァン」はフランス語で「賢人」の意味。『空と風と星の詩人〜ユン・ドンジュの生涯〜』などで徹底した役作りには定評があり、今回も撮影3カ月前からピアノを猛特訓し、吹き替えなしで見事な演奏を披露し惹き込まれます。ふたりの兄弟をあたたかく見守る母親インスクには、実力派女優ユン・ヨジュン。監督・脚本は、『王の涙イ・サンの決断』で脚本を務めたチェ・ソンヒョンが初監督に挑戦し、一流のスタッフ陣とともに製作。タイトルにもなっている挿入歌『それだけが僕の世界』は、韓国ではメジャーな人気楽曲で、K-POPアイドル・ジェジュンの持ち歌としても有名ですが、伝説のバンド・ドゥルグックアが歌う同楽曲は、深い余韻に優しく誘います。自らの拳だけを信じ孤独に生きてきた兄、世間を知らず母親の愛だけが生きる術だった弟。何もかも違う兄弟の出会いが起こした奇跡とは……。ぜひ、映画館でお楽しみください!12月28日(金)より TOHOシネマズ・シャンテほか全国ロードショー!■映画『それだけが、僕の世界』あらすじー初めて会った兄さんは、僕に夢見ることを教えてくれた。かつてWBCウェルター級東洋チャンピオンとして、華々しく脚光を浴びたプロボクサーのジョハ(イ・ビョンホン)。しかし40歳を過ぎた今は、チラシ配りなどで生活費を稼ぎ、ネットカフェに寝泊まりする日々を送っています。そんなある日、17年振りに母親インスク(ユン・ヨジョン)と再会を果たします。過去のある出来事から母親との関係は完全に断絶していましたが、老いた母から一緒に暮らそうと頼まれ、明日の暮らしにも困っていたジョハは渋々インスクの家に向かいます。そこには生まれて初めて会う弟ジンテ(パク・ジョンミン)がいました。初めて会った弟に戸惑いを隠せないジョハ。サヴァン症候群だというジンテは、何を言っても「は~い」と無邪気な返事をするばかりで、ジョハの苛立ちは収まりません。一方、長年母に溺愛されて育ってきたジンテは、荒っぽいジョハに恐怖心を抱き、食事中もキャッチャーマスクを装着する始末。ちぐはぐな3人の奇妙な共同生活が始まりますが、それでも初めて息子ふたりが揃ってくれたことに、インスクは嬉しくて仕方がありません。ジンテは、日常生活は母親の介助がなければ送れませんが、一度聴いた音をピアノで演奏することができる天才的な音感とピアノの才能を持っていました。大好きなTVゲームの腕も最強で、ジョハが何度勝負を挑んでも歯が立ちません。なにかとジンテを気にかけてくれる大谷の娘スジョンも巻き込んで、ギクシャクした兄弟の関係は少しずつほぐれ始めます。ある日、町でチラシ配りのバイトをしていたジョハは、以前夜道で自分を轢いたハン・ガエル(ハン・ジミン)に再会します。大豪邸に暮らすガエルの母は、ジョハの風貌を見てはなから当たり屋だと決めつけ不躾な態度をとったため、ジョハには不愉快な記憶しかありません。その非礼を丁寧に詫びるガエルに「二度と来るな。貧乏人を馬鹿にしやがって」そう悪態をつき帰ろうとしたジョハ。お詫びに大金を支払おうとするガエルの片脚が義足だと気づき、ジョハはわずかに興味を覚えます。実はガエルは、ジンテも大ファンの有名な天才美人ピアニスト。しかし、車の事故により右脚を失って以降、表舞台から遠ざかっていたのでした。3人の生活が、それなりにうまく回り始めていたのもつかの間。インスクが仕事のため1カ月近く家を空けるという緊急事態が起こります。かねてよりジンテにピアノの才能を感じていたインスクは、自分が不在の間に開催されるピアノコンクールにジンテを出場させたいとジョハに懇願します。当面の生活費とコンクールの賞金につられ、ジンテの面倒を見ることを了承するジョハ。インスクが旅立ってすぐ、一緒にバイトのチラシ配りをしていたところ、ジンテが急にいなくなってしまいます。イライラしながら慌てて探すジョハ。探し当てた彼が見たものは、街の広場のピアノで見事なベートーヴェンの演奏を披露するジンテでした。ジンテの周りには人だかりができ、皆が彼の素晴らしい演奏を聴きいっていました。ジョハは、初めてジンテに特別な才能があることに気づき、ガエルに引き合わせることを決意します。さまざまな思惑が交差する中、迎えたコンクール当日。ジンテの演奏は、成功するのでしょうか?優勝の行方は?しかし運命の歯車は、思いもよらない方向へと回り始めて……。■映画『それだけが、僕の世界』作品紹介12⽉28 ⽇(⾦)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー!公式サイト:原題:Keys to the Heart監督:チェ・ソンヒョン製作:ユン・ジェギュン脚本:チェ・ソンヒョン撮影:キム・テソン美術:イ・テフン音楽:ファン・サンジュン製作年:2018年製作国:韓国上映時間:120分映倫区分:G配給:ツインⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED■映画『それだけが、僕の世界』キャストイ・ビョンホン=キム・ジョハパク・ジョンミン=オ・ジンテユン・ヨジョン=ジュ・インスク【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年12月30日あまりの恐怖体験に「#コンジアム全然怖くない」という真逆のハッシュタグが登場、SNSで拡散される事態となった韓国ホラー『コンジアム』。この度、戦慄の予告編&場面写真が公開された。韓国では同日公開のスティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』を抑え、興行成績1位を獲得、『箪笥』(’03)に次ぐ韓国ホラー映画歴代2位を記録する大ヒットとなった本作。京畿道広州市に実在するコンジアム精神病院は、閉鎖後に幽霊の目撃情報などの恐ろしいうわさが絶えず、2012年には日本の青木ヶ原樹海や軍艦島も名を連ねる“世界7大心霊スポット”のひとつにも選出。韓国では極度の恐怖体験から、観客が“言行不一致”レビューを書き込み「#コンジアム全然怖くない」というハッシュタグがSNSで拡散されるほど盛り上がり、日本でもロングラン・ヒットを記録した『新感染 ファイナル・エクスプレス』に続く、ネクスト・コリアンホラーに新しい歴史を刻む超話題作となっている。この度解禁された予告編では、入院患者の集団自殺や病院長の行方不明事件などで閉鎖されたコンジアム精神病院に訪れた7人の若者が得体のしれない“何か”に襲われていく様を極限の臨場感溢れる映像で映し出す!世界的ブームとなった『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をはじめ、いまやホラー映画の定番となったドキュメンタリー調の一人称視点=P.O.V.形式を採用し、俳優陣の顔と視点ショットが同時に映し出されることで、観客はその場にいるような錯覚に。躍動感あふれるリアリティがさらに観る者を震えさせる。実在の廃墟病院の謎めいた雰囲気を撮るためにVRカメラが投入され、360度の撮影で、不気味な病院の内部が隅々まで映し出されることに。歪曲した映像はまさに本当に何かが現れそうな、奇異な恐怖感をかき立てるものとなっている。また、あわせて届いた場面写真では、暗闇の中、何かの存在を感じ恐怖に怯える若者たちの表情が印象的。SNSやYouTubeに慣れ親しんだ若い世代の感性を刺激してやまない超体感型ホラーが、いよいよ日本を席巻する!『コンジアム』は2019年3月23日(土)より新宿シネマートほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コンジアム 2019年3月23日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開© 2018 showbox and HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED.
2018年12月28日性別違和に悩む青年の初恋と成長をミュージカルタッチで描いた映画『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』。この度、主人公のユリシーズと恋人レイモンドの愛に満ちたデュエットシーンの本編映像が、いち早くシネマカフェに到着した。本作は、初監督・初脚本となるデイモン・カーダシスが、実在するLGBTの人々のための支援プログラム“サタデー・チャーチ(土曜の教会)”を舞台に若者たちの経験談を紡いだ、実話から生まれた物語。この度到着した本編映像には、まさに“サタデー・チャーチ”で、運命の出会いをするユリシーズ(ルカ・カイン)とレイモンド(マークイス・ロドリゲス)が登場。優しく接してくれるレイモンドにどんどん惹かれていくユリシーズ。いままでは学校でいじめられ、家族にすら自分のありのままの姿を受け入れてもらえない辛さ、孤独感でいっぱいだった人生に、初めて一筋の光が差し込んだ瞬間。ついにふたりの気持ちが通じ合う名シーンで、「君なしでは生きられない」「君なしではどこへも行けない」という歌詞が胸に迫るものとなっている。■LGBT映画に改めて注目集まる!第90回アカデミー賞にて脚色賞を受賞したほか4部門にノミネートされ、世界中に主演ティモシー・シャラメの虜になるファンが続出した『君の名前で僕を呼んで』。日本でも2018年4月に公開されるや、満席が相次ぎブームを巻き起こした。また12月、シネマート新宿・シネマート心斎橋で熱狂を呼んでいたのが『ゴッズ・オウン・カントリー』。『君の名前で僕を呼んで』と全く同じ2017年のサンダンス映画祭や第67回ベルリン国際映画祭でほぼ同日に上映され、数々の賞も受賞していながら、対照的に日本では全く配給がつかず、日本での劇場公開が危ぶまれていた作品。そんな中、両劇場で5回のみの自主上映が実現すると、333席ものチケットが全回あっという間に完売するという、まさに伝説を達成。さらに、このブームを聞きつけた配給会社により、待望の日本配給・拡大公開が緊急決定したばかり。この潮流の中で公開される本作は、『君の名前で僕を呼んで』や『ゴッズ・オウン・カントリー』と同様、とあるきっかけで出会った2人が最初は衝突するものの、徐々に惹かれ合っていき、主人公が成長していく姿が描かれていく。■「もう『ムーンライト』か、『ラ・ラ・ランド』か迷わなくてもいい」また、第89回アカデミー賞作品賞にまで上り詰めた『ムーンライト』に代表されるように、現在のアメリカの映画やドラマの潮流のひとつは、これまでスポットライトが当たることのなかった白人以外のセクシュアル・マイノリティを主要キャラクターに据えた作品。まさに本作も、その流れのド真ん中。ひと足先に公開された海外では「もう『ムーンライト』か、『ラ・ラ・ランド』か迷わなくてもいいんだ!この2作品がブレンドされて、新たな魅力的な作品が生まれた」(VARIETY紙)との声も上がるほど。今回の初々しくも愛に満ち溢れたデュエットシーンは、数あるセクシュアル・マイノリティ映画の中でも、名シーンとして語り継がれていくはずだ。『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』は2019年2月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所- 2019年2月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2016 Saturday Church Holding LLC ALL rights reserved.
2018年12月27日音楽ストリーミングサービスSpotifyでは、“新しい音楽との出会い”、“音楽と触れ合う新しい場所との出会い”を提唱する「Spotify New Music Place」を新たなイベントとして開催。記念すべき第一回目は、11月末にアルバム『CINEMATIC』をリリースしたBENIをゲストに迎え、「Spotify New Music Place - Girls Tea Party with BENI」を12月20日トランク ホテル(TRUNK HOTEL)にて開催した。女性ファン30名限定の、エクスクルーシブなパーティーとなった。会場には、可愛らしいスイーツやドリンクが用意され、BENIと一緒に『CINEMATIC』の楽曲を聴きながら、制作秘話やインスタグラムに投稿された写真にまつわるエピソード、さらにファンからの質問に答えるなどガールズトークを繰り広げた。FASHION HEADLINEでは、BENIがトーク中に披露した制作秘話をレポート! Spotifyで『CINEMATIC』を聴きながら、歌詞に込められたBENIの想いに浸ってみては? BENIによるアルバム『CINEMATIC』の紹介■『CINEMATIC』BENI:タイトルトラックなので、アルバムの世界観を感じてもらえるように、シネマをイメージできるような歌詞を盛り込んでいます。イメージ的には、都会をドライブしてキレイな景色を見ながら、気持ち良く聞いて欲しいです。■『MONEY』BENI:女子達の日頃のちょっとしたストレスって“MONEY”に関係することなんだなって思ったんです。海外に行ったときは、たくさんドレスアップをしたいけど、お金を使いすぎてしまってカードの請求が怖い....なんてリアルなシーンから楽曲を作りました。お札が舞うような映画のワンシーンをイメージしながら楽しく歌ってます。■『Chasin’』BENI:ラッパーのIO君とはもともとお友達で、彼のサウンドがとてもクールで一緒にトラックを作ってみたかったんです。彼とスタジオで色々な話をしているうちに、だんだん(曲の)シナリオが出来てきました。恋愛って、追いかけて手に届く直前の時が幸せなんじゃないかな。手にしてしまうと失う怖さがあって、追いかけて盲目になっている時って一番答えが見えてるから、私たちって常に“Chase”してる、“Chasin病”だねって話になって(笑)。■『S.U.K.I』BENI:酔っ払った時、調子に乗ってうっかり言いすぎてしまったことや、恥ずかしくて本当なら言えないことを言ってしまったり......次の日ふとした瞬間に思い出して恥ずかしくなる気持ちを歌にしました。■『Got A Feeling』BENI:トゥルルトゥルル〜のイントロが可愛らしいナンバー。とにかく“キュンキュン”ってなった時を歌にしました。■『CRY』BENI:大親友が涙を流している姿を見たとき、すごく愛おしく感じて。彼女は涙を必死で止めようとするけど、「もっと泣いて! 」って思ったんです。どんどん泣いて、それを次に繋げる一歩にして欲しい......という思いを込めて。親友に捧げた一曲です。■『Arigato』BENI:感謝の歌。スッと心に入ってくるようなストレートな曲を作ってみたくて。“ありがとう”は子供からお年寄りまで、誰もが必ず使うワード。これからもたくさん“ありがとう”という言葉を使っていきたいなという想いを込めています。■『PULLBACK』BENI:自分の弱さや、こうしなくちゃという葛藤を表現した楽曲。こういう気持ちになったことのある女性も多いのでは? こうならなきゃいけないはずだけど、気持ちがついていかないとか。ふわふわ浮遊している自分の心を書いている気がして。今、そういうモードなのかな。■『CANDY』BENI:ダメってわかってるのにお菓子を食べちゃう気持ちを恋愛に例えました。おいしい飴玉がやめられないっていうファニーな楽曲です。■『No one else like you』BENI:Michael Kanekoさんとの共作で、仲直りソングなんです。友人の誕生日パーティーで初めてお会いして、たまたま一緒にエドシーランのナンバーをセッションすることになったんですけど、歌ってみてすごく相性が良かったので、このアルバムを作るときにオファーをしました。スタジオに来ていただいてから1時間くらいでできた楽曲なんですよ。■『Last Love Letter』シネマティックというコンセプトがあったので、より一層ドラマティックなラブソングにしたくて。音はシンプルで、心に響き語りかけるような楽曲になっています。■『READY25』横浜DeNAベイスターズ 筒香嘉智選手の登場曲で、テンションが上がる一曲。スタジアムを想像して作りました。さらにアコースティックライブでは、アルバムの中から『Got a feeling』、『S.U.K.I』、『Last Love Letter』の3曲を披露した。マイクを通さずとも伝わる彼女の息づかいや生の歌声に感極まり涙する女性もいたほど。パーティー終盤には、ファンとBENIを囲んでの記念撮影で締めくくられた。
2018年12月26日先日、たった5回の上映ながら全ての回で満席、立ち見が発生、多くの映画ファンが「観たくても観られない」現象が発生したラブストーリー『ゴッズ・オウン・カントリー』。この大反響を受け、ついに2019年2月より緊急拡大公開されることが決定した。日本でもヒットした『君の名前で僕を呼んで』と全く同様に2017年のサンダンス映画祭(監督賞受賞)や第67回ベルリン国際映画祭で上映された本作。ほかにも英国インディペンデント映画賞作品賞受賞、英国アカデミー賞ノミネートなど、数々の映画賞・映画祭を席巻してきた。今年7月、セクシュアル・マイノリティをテーマにした映画祭「レインボーリール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」にてジャパンプレミア上映されると、700席(350席×2回)が完売したものの、日本での配給会社が決まらず、劇場公開が危ぶまれていた。■「観たくても観られない…」チケットを求め劇場の予約サーバがダウン!シネマート新宿では12月2日(日)からスタートすると、上映回5回は全て満席+立ち見(333席+α)となる大ヒットに!チケットの販売開始時にはアクセス集中により、サーバが5回ともダウン。SNSでは運よく本作を目にした人たちからの絶賛の口コミの嵐となり、2018年のベスト級に上げる人も。『カメラを止めるな』と同じく、多くの映画ファンが「観たくても観られない!」現象が生まれていた。再上映を望む声が絶えない中で、今回ついに緊急・拡大公開が決定。配給会社(ファインフィルムズ)の担当者が満席のシネマート新宿にて鑑賞し、即、買い付ける事態となったという。世界中を感嘆させてきた珠玉のラブストーリーを、スクリーンで見逃さないで。『ゴッズ・オウン・カントリー』は2019年2月2日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋、センチュリーシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴッズ・オウン・カントリー 2018年12月2日よりシネマート新宿・シネマート心斎橋にて全5回の限定上映© Dales Productions Limited/The British Film Institute 2017
2018年12月25日韓国を代表する俳優イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが兄弟役で出演する感動作『それだけが、僕の世界』。この度、イ・ビョンホンのインタビューも収録したメイキング映像がいち早くシネマカフェに到着した。本作は、生きてきた境遇も得意なことも好きなことも全く違う兄弟が、初めて出会い起こる数々の出来事を通して徐々に心を通わせながら、本当の兄弟、そして家族となっていく姿を、ユーモアと温かい感動で描いた物語。到着したメイキング映像では、不器用ゆえに愛おしい魅力あふれる元プロボクサーの主人公・兄ジョハを熱演したイ・ビョンホンが、「日常生活の中にある笑いと涙が描かれた作品」と本作について説明。常によれよれのTシャツ姿で、これまでと違う素朴でコミカルな魅力を発揮する彼が、思わずモニターを見て笑ってしまう場面もカメラはとらえている。また、ひょんなことから一つ屋根の下暮らすことになるジョハの弟・ジンテ役を演じたパク・ジョンミンは、サヴァン症候群を患いながらも、天才的なピアノの才能を持つ難役に挑戦。「この役をやりたい、とすぐに連絡しました」と出演を熱望したそうで、「ビョンホンさんとの共演は夢だった。演技を見て大いに刺激をうけました」と嬉しそうに撮影をふり返る様子も。一方、今回プロデューサーを務めたユン・ジェギュン(『国際市場で逢いましょう』)は、「全員が第一希望のキャスティングでした」と明かし、チェ・ソンヒョン監督も「“これぞ真の演技だ”と感心しました」と俳優陣を絶賛。イ・ビョンホン&パク・ジョンミンにもそれぞれ称賛の声が寄せられている。「自然体で撮ったせいか、アドリブも多く入っています。面白いと思いますよ」とアピールするイ・ビョンホン。キャストやスタッフと笑顔で会話している様子や、NGを出し謝る場面など、メイキングも必見だ。『それだけが、僕の世界』は12月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:それだけが、僕の世界 2018年12月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ⓒ 2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED
2018年12月23日クリスマスの代表映画「ホーム・アローン」のシネマ・コンサート「ホーム・アローンinコンサート」が、2018年12月22日(土)・23日(日)に、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールにて開催される。シネマ・コンサートは、名映画の音楽パートをそのまま抜き出し、フルオーケストラの生演奏と共に巨大スクリーンで映画を上映。映画を臨場感溢れるライブ形式で楽しむことが出来るエンタメ・ショーだ。今回開催される「ホーム・アローンinコンサート」では、映画の音声やセリフ、効果音はそのままに、巨匠ジョン・ウィリアムズの音楽パートを映画の上映に合わせて神奈川フィルハーモニー管弦楽団が生演奏する。ジョン自身も監修したという本コンサートには、この時期にぴったりなクリスマスソングがたっぷりと詰まっているのも魅力のひとつ。心温まるクリスマスストーリーを、贅沢な生演奏と共に楽しんでみてはいかが。【詳細】「ホーム・アローン in コンサート」開催日:・2018年12月22日(土)18:30開演・2018年12月23日(日・祝) 13:00開演会場:Bunkamuraオーチャードホール住所:東京都渋谷区松濤1丁目29−24指揮:齊藤一郎管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団コーラス:洗足フレッシュマン・シンガーズ音楽:ジョン・ウィリアムズ上映形式:英語上映・日本語字幕あり上映時間:約2時間20分予定(休憩1回含む)料金:S席:大人 9,800円/小・中人 6,800円A席:大人 7,800円/小・中人 4,800円※小・中人は5歳~17歳まで。入場時に年齢の分かる証明書の提示が必要な場合有り※5歳未満は入場不可。※車イス席を利用希望者はS席を購入し、キョードー東京(0570-550-799)まで問い合わせ必要※チケットがなければどのような場合でも入場不可チケット:【問い合わせ先】キョードー東京TEL:0570-550-799(オペレーター対応 平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)
2018年12月21日女性はいくつもの顔を持ち合わせている生き物ですが、周囲から注目されるほど、素顔を隠しがちなもの。そこで、あの伝説のディーヴァの知られざる真実に迫った注目の映画をご紹介します。それは……。驚愕のドキュメンタリー『私は、マリア・カラス』!【映画、ときどき私】 vol. 206音楽史にその名を刻む “世紀の歌姫” マリア・カラス。いまなおその歌声は世界中の人に愛され続けていますが、没後40年にして、驚くべき事実が明らかになります。本作では、未公開の映像や未完の自叙伝、さらにはプライベートの手紙などによって、彼女の素顔が紐解かれていくのです。年齢を偽称して音楽院に入学したのにはじまり、28歳年上の男性との結婚や舞台のドタキャン、海運王オナシスとの許されない恋、そしてまさかの裏切りなど、激しいバッシングに見舞われながらの波乱万丈な人生の裏で、どのような思いを抱えていたのかは見逃せないところ。今回は、この作品にすべてを注いだこちらの方にお話を聞いてきました。それは……。本作で長編監督デビューをはたしたトム・ヴォルフ監督!ロシア生まれで、現在33歳という若さの監督ですが、2013年にニューヨークに移り住んだ際にマリア・カラスと出会い、感銘を受けたのがきっかけとなり、マリア・カラスを探求するプロジェクトを開始。映画と同時進行で彼女に関する写真集や本を3冊も手掛けており、いまや “マリア・カラス通” としても知られています。そこで、映画完成までの道のりやマリア・カラスの魅力などについて語ってもらいました。あくまでも取材者として向き合った―監督自身がマリア・カラスの熱狂的なファンということですが、どのような思いで今回の準備や撮影に挑まれていたのでしょうか?監督最初から映画にしたいという明確な目標があったので、ファンとしての目線というのはまったくなく、あくまでも取材者として向き合っていたよ。ただ、途中で大きく変わったのは、ドキュメンタリーの構成について。というのも、当初は彼女に近い友人たちのインタビューが半分、残りはアーカイブ映像を使ってのドキュメンタリーにしようと思っていたんだけれど、資料を集め始めて2年くらい経ったとき、彼女自身の言葉だけを使って作ったほうがもっとパワフルになるんじゃないかと思うようになったんだ。そんなふうに方針を変えたときが一番の転機だったと言えるかな。だから、いろいろな映像を探したりして、ほとんどゼロからやり直したんだよ。―実際、かなりたくさんの資料を集めたようですが、そのなかで彼女の心情を実感した映像や記録はありましたか?監督ひとつのイメージだけを選ぶことはできないかな。だからこそ、この映画は何百というあらゆる素材やフッテージ映像、写真などから作られていて、それぞれがパズルのピースみたいになっているんだ。今回はそれらを集めて、ひとつの作品として作り上げる過程に力を入れたけど、全部を観終わったときに、複雑な女性であり、アーティストであったマリア・カラスがいったいどんな人物だったのかというのが、多面的にわかるような作りになっていると思うよ。彼女の二重性を映画のなかでも追及している―今回の構成で特にこだわったところはどんなところですか?監督この作品では、彼女自身がナレーターとなって紡いでいく物語に仕上げて、イメージが浮かびあがってくるようにしたんだ。あとは、映画の冒頭にアメリカの人気番組で司会をしていたデビッド・フロストとの1970年に行われたインタビュー映像を使用しているんだけど、それがすべてを繋ぐ糸のようなもの。あとの映像はフラッシュバックのようにして入れて、またインタビューに戻るという形にしているんだ。というのも、あのときの彼女は、マリアとしてより自分を出しているように感じられたからね。彼女は、「自分のなかにマリアとカラスの2人がいる」と話しているけれど、その二重性をこの映画のなかでもずっと追及しているんだよ。―マリア・カラスは女性としても、歌手としても本当にいろんな側面を持っている興味深い方ですが、監督も普段はインタビュアーとしてもご活躍されているということなので、もし実際にマリア・カラスにインタビューできたらどんなことを聞きたいですか?監督この作品を作るうえで、自分の疑問に対しては全部答えをもらったような気がしているから、もう聞くことはないかもしれないね(笑)。なぜなら、何十時間以上もの映像や400通を超える手紙、そして数えられないくらいさまざまな録音や録画を集めて、本質的なものだけを全部この映画の中に入れたからなんだ。だから、実際に彼女がまだ生きていて、会うことができたら、きっと僕は言葉を失ってしまうんじゃないかな。みなさんにとっても、この映画を観ることによって彼女について疑問に思っていたことを知ることができると思っているよ。マリア・カラスの魅力とは?―それだけ知り尽くしたうえで思うマリア・カラスの魅力とは何ですか?監督この映画でも全部映し出しているつもりだけれど、もろいと同時にとても強いところがあり、アーティストとしてすごくユニークな才能があるにも関わらず、人生のなかでいろいろな葛藤がある人だったところかな。そして、そこで感じたいろいろな感情をすべて音楽に注いでいたのがマリア・カラスなんだ。女性であり、アーティストであり、アイコンであり、公共の存在であり、それらすべてだと思うよ。僕は歌ったりはしないけど、マリア・カラスにインスパイアされて、今日は彼女のお気に入りの色である赤を着ているんだ(笑)。―今回は本人の言葉を中心に描いていくという構成にされましたが、それによってより主観的な視点が強くなってしまうとは思いませんでしたか?監督確かにそういうことはあると思うし、実際に自伝を書いているほかのアーティストのなかには、真実とは違う自分や異なるイメージを出している人もいると思うけれど、彼女の場合はそんなことはないと感じているよ。5年間かけてリサーチをするなかで、いろいろな素材を集めた結果として僕が言えるのは、彼女の言っていることはつねに一貫しているということ。数年にわたるインタビューを見ても、手紙を読んでも、プライベートな会話の録音を聞いても、いつも同じストーリーを語っているんだ。それは彼女が嘘をついて自分のイメージを作り上げているわけではないという証でもあるんじゃないかな。つまり、それは彼女だけの真実ではなくて、いわゆる真実だということ。映画のなかでも彼女は、「正直さと誠実さは自分にとって一番価値があること」と言っているけれど、確かにその通りだと思っているよ。もちろん、そのためにものすごく高い代償を払わなければいけなかったけどね。1つの映画にするのはとにかく困難な作業だった―膨大な素材のなかで、使いたかったけど使えないものもありましたか?監督もちろん全部は使えなかったよ。そうじゃないと40時間の映画になってしまうからね(笑)。だからこそ、本当に大切な本質だけを捉えるという作業をするようにしていたんだ。多くの素材は、一貫したストーリーを語るための材料ではあったけれど、それらをただ陳列するだけだとファン以外の人たちにとってはおもしろくないよね?確かに、未公開の素材があるということは大きな財産にはなっていたけれど、あくまでもそのなかからベストなものだけを集めてストーリーを作っていかなければならなかったんだ。そのために、編集室に6か月間こもって物語を紡いでいく作業をしていたよ。ただ、何百もある素材の許可をひとつずつ取るための交渉というのは、たくさんあるなかの困難のひとつでもあったね。―ちなみに、ほかにはどんな大変なことがあったんでしょうか?監督僕の人生の5年間を全部を費やした感じだね。朝も夜も夜中もだけど、特に編集しているときは編集室でそのまま寝て、また朝起きてやるということの繰り返しで、日曜日もなかったくらい。こういう映画に対して、編集を6か月でするというのは、すごく短い時間なんだ。あとは、十分な素材を集めることはもちろん、それぞれを結び付けて1本の映画として作り上げることがとにかく大変だったよ。たとえば、映像はあるのに音がないとか、手紙があるけどイメージがないとか……。だから、いろいろなレベルの困難さがあるけど、エベレストに登るくらいの大変さと言えるかな。ちなみに、14年前に富士山に登ったことがあるんだけど、それを思い出すくらい一歩一歩がとてもキツかったよ(笑)。ドキュメンタリーを作るのにはいろんな手法があるけれど、僕が選んだのはおそらく一番大変な手法だったんじゃないかと今は思っているよ。“マリア・カラス劇場” の幕が上がる!まだマリア・カラスの歌声に触れたことがない人でも、ひとりの女性としてキャリアや恋愛に正直に生き続けた姿から、同じ女性として感じることも多いはず。才能があるゆえの葛藤やその裏に隠された努力、そして愛と苦しみに心が震える1本です。いつになっても色褪せないマリア・カラスの魅力と歌声に酔いしれてみては?心に響く予告編はこちら!作品情報『私は、マリア・カラス』12月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー配給:ギャガ© 2017 - Eléphant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinéma
2018年12月19日アカデミー賞最優秀脚色賞受賞、主要4部門にノミネートされた『君の名前で僕を呼んで』で、世界中の映画ファンを魅了したティモシー・シャラメ。映画界だけでなくファッション界においてもいま一番ホットな男の最新作『Beautiful Boy』が邦題を『ビューティフル・ボーイ』に変えて公開される。■ティモシー・シャラメ、GG賞助演男優賞にノミネート!本作は8年という長い歳月をかけてドラッグ依存を克服し、現在はNetflixの人気ドラマ「13の理由」の脚本家として活躍する人物と、彼を支え続けた家族の物語。息子と父親それぞれの視点から描いた2冊の回顧録を原作とした“愛と再生”を描く本作で、ティモシーはその息子ニック役を、父親デヴィッドを『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレルが熱演。ティモシーは、先日発表されたゴールデン・グローブ賞で助演男優賞にノミネートされるなど、賞レースを牽引中。すでにアカデミー賞助演でのノミネートが有力視されている。■ジョン・レノン同名楽曲との意外な関係「ビューティフル・ボーイ」といえば、1980年に発表されたジョン・レノンによる同名楽曲がある。ジョン・レノンが当時5歳だった息子・ショーンのために書き、世界中で愛される名曲だ。劇中でも、父・デヴィッドが、息子・ニックの子守唄として口ずさむ場面に使用されており、観客の感情を大きく揺さぶるシーンとなっている。さらに、スティーヴ・カレル演じるデヴィッド本人は、人気音楽ライターとして活動しており、なんとジョン・レノンの生前最後のロングインタビューを担当したという背景も。このタイトルは、父・デヴィットから見た息子・ニックを表現しているが、ニックを演じるティモシーは、まさに“ビューティフル・ボーイ”そのもの。観客の心を魅了する美しい姿はもちろん、今後の賞レースの行方からも目が離せなくなりそう。『ビューティフル・ボーイ』は、2019年4月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2018年12月19日セザール賞5部門受賞を果たした、フランス映画『天国でまた会おう』の日本での公開が、来年3月1日(金)に決定。併せて、日本版予告編、ポスタービジュアル、そしていくつかの場面写真が公開された。第一次世界大戦後のフランスを舞台に、ふたりの男性が時代に翻弄されながらも生き抜く姿が描かれる本作。原作は、フランス文学界でもっとも権威ある賞のひとつ、ゴンクール賞に輝いたピエール・ルメートルの同名小説。2018年のセザール賞では13部門にノミネート、5部門での受賞を果たした。また、批評家サイト「ロッテン・トマト」では満足度93%の高い評価を獲得している。アルベール役のアルベール・デュポンテルは本作の脚本・監督も兼任しており、この作品を映画化する理由について「原作の小説は、巧みに隠された現代に対する風刺だと思ったからだ」と明かし、「物語にはリズムとサスペンスがある。これらのすべての要素がぜひ自分の手で映画化したいと思わせたんだ」と語っている。今回公開された日本語版予告編では、個性的な登場人物と、その映像美が印象的な仕上がりとなっている。戦争で負った傷のせいで顔の下半分を隠し、話すこともままならない青年エドゥアールと、そのエドゥアールの仮面の美しさに心を奪われ、共に暮らし始めるアルベール。そして、ふたりの間に立ち通訳をする謎の少女…。かの有名なベートーヴェンの「交響曲第9番ニ短調」が響く中、めまぐるしく変わる場面の数々に目が離せない。また同時に公開された場面写真では、鼻から下を包帯で覆うエドゥアールを優しく抱くアルベールの姿や、不気味な仮面いくつも置かれたテーブルを囲んで何やら作業をする登場人物たちの姿が写し出されている。また、エドゥアールの美しい仮面が印象的なポスタービジュアルも同時に公開された。これらからは、本作特有のクラシカルな雰囲気かつ、豪華絢爛でありながらどこか寂しげな雰囲気が伝わって来る。『天国でまた会おう』は2019年3月1日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天国でまた会おう 2019年春、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA
2018年12月18日映画芸術科学アカデミーが、来年のアカデミー賞の対象となる9部門のショートリスト(ノミネート前の候補リスト)を発表した。発表されたショートリストの中で、日本からは是枝裕和監督の『万引き家族』が外国語映画賞にリスト入りを果たした。ノミネーション獲得を競うほかの作品は、コロンビアの『Birds of Passage』、デンマークの『THE GUILTY/ギルティ』、ドイツの『Never Look Away』(原題)、カザフスタンの『Ayka』(原題)、レバノンの『Capernaum』、メキシコの『ROMA/「ローマ』、ポーランドの『Cold War』(原題)、韓国の『バーニング 劇場版』。これら9作品は、全87作品の中から選ばれたという。今後は1月7日から14日まで行われるアカデミー会員による投票で、9作品の中から5作品がノミネート作品に選ばれ、2月24日開催の第91回アカデミー賞授賞式で受賞作品が決定する。『万引き家族』は、放送映画批評家協会賞やゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされている。(Hiromi Kaku)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.THE GUILTY/ギルティ 2019年2月22日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/Sバーニング 劇場版 2019年2月1日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved
2018年12月18日2019年1月1日に生誕100周年を迎える小説家J.D.サリンジャーの半生を描いた『ライ麦畑の反逆児ひとりぼっちのサリンジャー』。この度、ニコラス・ホルト演じるサリンジャーが、「ライ麦畑をつかまえて」を悩みながら執筆をする場面写真がシネマカフェに到着した。世界中で累計6,500万部を突破した”青春のバイブル”「ライ麦畑でつかまえて」。日本でもこれまで累計320万部を売り上げ、村上春樹による新訳も大きな話題に。本作では、そんな不朽の名作を生みだした作家サリンジャーのこれまで語られてこなかった謎に満ちた半生、そして小説の誕生秘話が明かされる。今回シネマカフェに到着しのは、「ライ麦畑でつかまえて」が生まれる瞬間をとらえた、創作活動中から発売までの4枚の場面写真。くわえタバコにタイプライター、言葉が紡がれるまさにその一瞬や、執筆に専念するためにリフレッシュでヨガをしている場面も。実は、第二次世界大戦の経験が引き起こすPTSDから逃れ、執筆に集中するために、瞑想や禅をはじめとする東洋的思想や哲学を学んでいたと言われているサリンジャー。苦心して産みだした自作が店頭に並び、見つめるシーンも公開された。『ライ麦畑の反逆児ひとりぼっちのサリンジャー』は2019年1月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ライ麦畑の反逆児ひとりぼっちのサリンジャー 2019年1月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 REBEL MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年12月17日