シアターコクーンの人気シリーズ「DISCOVER WORLD THEATRE」に、気鋭のイギリス人演出家フィリップ・ブリーンが4度目の登場。ユージン・オニールの遺作『夜への長い旅路』に挑む。そこで母メアリー役の大竹しのぶに話を聞いた。テネシー・ウィリアムズ原作の『地獄のオルフェウス』(15年)、『欲望という名の電車』(17年)に続き、ブリーン作品には3度目の出演となる大竹。彼に対する信頼の強さは、その口ぶりからも十分に伝わってくる。「本当に稽古が楽しくて、楽しくて、永遠に稽古が続けばいいのにっていう稽古をしてくれます。純粋にお芝居に取り組める、とても楽しい時間。話が長いと言えば長いんですけど(笑)、例えば4行くらいのセリフでも、その時代背景から思想、政治、感情面まで、いろいろなことを教えてくれる。今回はこんなに長い芝居なので、それだけで3か月くらいは話し続けられるんじゃないかと思います(笑)。その時間はすべて宝の時間になるんです」オニールの自伝劇とも言われる本作は、壮絶な家族の物語。舞台俳優の父、奔放な長男、肺を患っている次男、そしてモルヒネ中毒の母親――。「4人が4人とも悲しみと苦しみを抱えて生きて、もう戻れなくなってしまっている状態ですよね。お互い愛しているし、愛し合いたいのに、それがもう出来ない。みんながちょっとずつズレてしまったというか。生きるってこんなに辛いことなのかと、とても悲しい気持ちになります」大竹が出演した前2作、さらに三浦春馬主演の『罪と罰』(19年)でも、舞台表現の豊かさを再確認させてくれたブリーン。本作ではいかなる世界を舞台上に立ち上げてみせるのか。「稽古中にフィリップは『ちょっと待って、今テネシーに聞くから』と言って、よく交信をしていたんです(笑)。今度はユージン・オニールと交信しながら、音楽、美術、セリフ、感情も含めて、すべてを埋める作業をしてくれるはず。そして私たちキャストは、一緒にユージン・オニールへの旅をする感覚。しかも偉大な戯曲であればあるほど、その旅はより面白いんです」すでにブリーンからは、本作への想いを込めた熱いメールが届いているそう。「すっごく長い、何ページあるんだろう?っていうメールが来ました(笑)。とても悩んでいましたが、『マクベス』のセリフ“明けない夜はない”というひと言もあって。私たちは幕を開ける選択をしたわけで、今はとにかくそこに向かって行くだけ。そしてその中で最高のものを作り上げる覚悟です」取材・文:野上瑠美子ヘアメイク:新井克英(e.a.t...)
2021年04月30日月曜日、1月26日にヘリコプター事故で亡くなったコービー・ブライアントと娘のジアーナさんの追悼式が開かれた。「E!News」などが報じた。コービーが長期に渡って活躍したレイカーズの本拠地・ステイプルズ・センターで、レイカーズのチームカラーである黄色のスーツを着用したビヨンセのパフォーマンスからスタート。ビヨンセは、「XO」を歌い始めるとすぐに「私がここに来たのは、コービーのことが大好きで、この曲が彼のお気に入りだったから」と観客に伝えた。アリシア・キーズは、コービー&ヴァネッサ夫妻が好きなベートーヴェンの「月光ソナタ」をピアノで演奏し、クリスティーナ・アギレラは「アヴェ・マリア」を熱唱した。司会を務めたジミー・キンメルやシャキール・オニール、マイケル・ジョーダン、ヴァネッサは、スピーチでコービーらを偲んだ。ヴァネッサは「私たちは本当に素敵なラブストーリーの中にいました。お互いが全身全霊で愛し合っていました。完全に不完全な2人の人間が美しい家族を築き、かわいく、素晴らしい子どもたちを育てていたのです」と涙ながらにコービーとの愛について語った。「ベイブ(コービー)、私たちのジジ(ジアーナ)をよろしく。私たちはいまも最高のチーム。また会う日まで安らかに眠り、天国で楽しく過ごして」と2人に呼び掛け、出席者の涙も誘った。(Hiromi Kaku)
2020年02月25日女優・門脇麦が、8月24日(土)放送の「ノンフィクションW パリ・オペラ座バレエ団 オニール八菜 夢の中で踊る」でナレーションを務めることが分かった。本番組では、日本人として初めてバレエ界の頂点である“オペラ座バレエ団”エトワールに挑戦するバレエダンサー、オニール八菜に密着した模様を放送。彼女の原点である、3歳の頃から通い始めた東京・成城の岸辺バレエスタジオから、パリ・オペラ座の心臓部である内部稽古場、歴史を誇るオペラ・ガルニエでの世界で最も華やかな舞台の模様まで、独自の長期取材を敢行。夢を実現し舞台で踊る現在の日々を追いながらも、伝統に向かい合い、さらなる高みを目指す姿を映し出す。今回、同番組のナレーションを務めるのは、連続テレビ小説「まれ」や「トドメの接吻」、『さよならくちびる』などに出演、オニールさんと同時期に岸辺バレエスタジオに通っていた門脇さん。ナレーションの担当が決定し「すごくうれしかった」という門脇さんは、「普段のナレーションの仕事はもう少し、専門用語が出てきたり、解説的な文章が多かったりしますが、今回はいわゆるナレーション、というよりはもう少しカジュアルな感じで、八菜に寄り添うように喋れたら良いなと思ってやらせていただきました」とコメント。また、岸辺バレエスタジオで過ごした日々をふり返り、「打たれ強くなったんじゃないかなと思います。それは今の仕事にかかわらず、わたしの人格というか、すべてにつながっていると思います」と自身にとっても原点であるようだ。さらに、オニールさんとは幼少の頃から仲良しだったそうで、「小さい頃の彼女は、快活で明るい子でした。あのおてんばだった八菜が本当に立派になられて…!感慨深いです」と笑顔。「海外に行ってからも、たまに帰ってきて、何ヶ月か一緒にレッスンをする機会があったのですが、帰ってくるたびに成長のスピードがすさまじくて。こういう人がプロになれるんだろうと肌で感じました」と一緒に教室に通っていた頃をふり返っている。番組については「バレエに限らずどのスポーツでも、頂点を極めて、プロで活動するのは言うまでもありませんが本当に大変なこと。でもこの番組ではそれを感じさせないというか。それは八菜の性格的なものもあると思う。明るくて飄々としているというか、なんだか軽やかなんです。そんな八菜の魅力が詰まった、新しいタイプのバレエダンサーのドキュメンタリーだと思います」と説明し、「バレエ初心者の方にも敷居が高くない番組になっていますので、ぜひ八菜とバレエの魅力を堪能してください」と呼びかけている。「ノンフィクションW パリ・オペラ座バレエ団 オニール八菜 夢の中で踊る」は8月24日(土)16時30分~WOWOWライブにて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月21日リーボック(Reebok)は期間限定ミュージアム「リーボック 90s ハウス(Reebok 90s House)」をオープン。2019年4月5日(金)から4月14日(日)まで、東京・原宿のB-SIDEにて開催する。「インスタポンプフューリー」の誕生秘話に迫るリーボックの期間限定ミュージアム「リーボック 90s ハウス」では、1990年代を代表するリーボックの二大テクノロジーにフォーカスした内容を展開する。空気の出し入れによってシューズのフィッティングを調整できる「ザ・ポンプテクノロジー」と、ソールに内蔵されたエアポッドにより安定性とクッション性を生み出す「ディーエムエックス・ムービング・エア・テクノロジー」通称"DSX"。この2つのテクノロジーの軌跡に加え、誕生25周年を迎えたアイコンスニーカー「インスタポンプフューリー(INSTAPUMP FURY)」の誕生秘話や、これまであまり語られることのなかった「インスタポンプフューリー」の開発チーム「RAC(Reebok Advanced Concepts)」にまつわるエピソードを紹介する。貴重な未公開モデルや"シトロン"カラーのカスタムカー会場には「ザ・ポンプテクノロジー」を搭載した元プロバスケットボール選手シャキール・オニールのファースト・シグネチャーモデルや、「RAC」がデザインした未公開のプロトタイプなど、日本初上陸の貴重なスニーカーも集結。また「インスタポンプフューリー」誕生25周年を記念して製作された、ファーストカラー通称"シトロン"にカラーリングされたカスタムカーも展示される。「PIZZA SLICE」コラボのピザトーストさらに、ニューヨークスタイルのピザ専門店「PIZZA SLICE」とコラボレーション。喫茶スペースにて、1990年代に流行したピザトーストを1日200食限定で、コーヒーと共に販売する。7インチ・レコードを限定配布B-SIDEに隣接するTHINK!では、リーボック クラシックとコラボレーションを行ってきたアーティストたちの楽曲を収録した7インチ・レコードを限定300枚配布。またこの限定レコードのカバーをステンシルとスプレーでデコレーションするグラフィティー体験ワークショップも開催する。「リーボック 90s ハウス」開催記念Tシャツもリーボック クラシックストアなどでは、「リーボック 90s ハウス」の開催を記念した限定ウェアも発売。90年代のリーボックを象徴するベクターロゴや"90年代東京原宿"の文字を配したTシャツやフーディーなどが展開される。【詳細】「Reebok 90s House」開催期間:2019年4月5日(金)〜4月14日(日)会場:B-SIDE(東京都渋谷区神宮前5-11-2)■限定アイテム取扱店舗:リーボック クラシックストア(原宿、HEP FIVE、ダイバーシティ東京、あべのHOOP、立川立飛、横浜ビブレ、名古屋みなとアクルス)、ABC-MART GRAND STAGE HARAJUKU、アトモス 原宿、アトモス ブルー、ビリーズエンター原宿、KICKS LAB.・Reebok 90s House ベクターTシャツ 原宿リミテッド 5,389円(税込)・Reebok 90s House ベクターロングTシャツ 原宿リミテッド 5,929円(税込)・Reebok 90s House ベクターパーカー 原宿リミテッド 8,629円(税込)サイズ:S、M、L※ロングスリーブTシャツとパーカーはリーボック クラシックストアのみで発売。
2019年03月28日11月9日公開の映画『アンクル・ドリュー』のジャパンプレミア試写会が9日、都内で行われ、9月15日に死去した樹木希林さんの夫でミュージシャンの内田裕也が出席した。妻・樹木希林さんの告別式以来、初めて公の場に登場した内田裕也。樹木さんを亡くした悲しさと体調が優れないせいか、終始しどろもどろで「家族に不幸もありまして、ちょっと元気がない」と苦しい胸の内を明かしつつ、「こういう時こそこの映画のプロモーションに必ず出ますと約束したので、ちゃんと出演するのがロックンロール魂だと思っています」と胸を張った。イベント中には家族の話題も口にし、サンフランシスコにいるという一番上の孫について「ずっとバスケットのチームで頑張ってやっています。まだ実力は大したことはありませんが、身長が2m越して、ルックスも本木雅弘で内田裕也の血を引いた者。やたら背が高くスタイルも良い。バスケットはルックスではないですけど、花形プレーヤーになる環境は整っていると思います」と語り、「ジャニーズ関係ではなく、必ずや今までにないスターになってくれることを確信しています」と期待を寄せた。アメリカ本国のペプシコーラが制作した一本のCMから人気が飛び火し、映画版も製作された本作。現役NBAスター選手のカイリー・アービングが伝説のプレーヤーだった老人を演じ、仲間とともに伝説のチームを復活させて大会に挑むというストーリーだ。カイリーのほか、レジー・ミラーやシャキール・オニールといったNBAのレジェンドたちが出演している。そんな本作について内田は「実際に全編ロックンロールで、躍動感に溢れていました。面白いかどうかは俺が保証します。マジに面白いです」と好印象の様子で「俺がああだこうだ言ってもアレなんで、ぜひ見てやってください」とアピール。PRコメントの最後には「早く見てもらえよみんなに。もういいよ。あまり喋らせるなや」と"内田裕也"節も全開だった。映画『アンクル・ドリュー』は、11月9日より全国公開。
2018年10月10日渋谷の「coast2coast」は、ファン垂涎のレアなグッズやイラストがいっぱい。バスケ好きもそうでない人も楽しめる、美味しくて楽しいスポーツカフェ&ダイナーです。2つのスクリーンには常時NBAやBリーグの映像が流れています。NBAの決勝戦のときはアメリカ時間に合わせてお店をオープン。いろんな国の人が100人以上集まってシュートに一喜一憂したそう。NBA選手のレアグッズや「スラムダンク」のイラストにワクワク・ドキドキ!とりわけ人目を引くビッグシューズは、NBAのアレン・アイバーソンとシャキール・オニールが実際に履いてプレーしていたもの。その横にある赤いスクエアな板は、マイケル・ジョーダンが踏んでいたシカゴスタジアムの床板で、改装時に手に入れたそう。手に取ってもOKだというから驚きです。また、キッチン横でこちらを見つめているのは、「スラムダンク」の主人公・桜木花道。なんと作者の井上雄彦氏が来店時に描いてくださったそう。その下にはジャック・ニコルソン、マイケル・ジョーダン、スパイク・リーらのイラストがずらり。お店にいるだけで、気分が高まります。ワンドリンクのサービスもバスケットは点数が三桁になることも多く、そのスピード感が楽しいとオーナー。バスケットボールに興味がわいたら、まずは気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。サンロッカーズ渋谷とアルバルク東京のホームゲームの日にチケットを見せるとディナータイムに1ドリンクサービスもあります。取材・文/伊集院尚子スポット情報スポット名:coast 2 coast住所:東京都渋谷区神宮前5-12-12電話番号:03-6427-2268
2018年07月13日1月1日よりバレエ・ダンサーのオニール・八菜を起用した三越伊勢丹グループの企業広告が掲出される。同グループは、“基本を大切にしながら、未来へ向かっていく勇気”をテーマに、「this is japan.」を発信していく。「this is japan.」とは、三越伊勢丹グループが日本の伝統・文化・美意識の作り出す価値を再認識し、新しい価値として客に提供する取り組みを深化させ、企業メッセージとして2015年より設定したもの。品ぞろえ、おもてなしの心遣い、立ち振る舞いに、日本の四季で育まれた五感を生かした企業活動を行っている。17年のメッセージは「基本に磨かれて、信頼でかがやく。大切なことはいつも変わらない。」――このメッセージには、日々基礎を磨き上げるダンサーの能力を、信頼する監督や振付家が引き出して表現を輝かせてくれるというバレエの世界に同社が共鳴し、“自分自身を磨くこと、そして人との信頼を大切にしていこう”という想いを込めている。オニール・八菜は、1993年に東京で生まれ、3歳の頃よりバレエを始める。その後2001年にニュージーランドへ移住し、2008年にオーストラリアンバレエスクールに入学、2013年にパリ・オペラ座のシーズン契約を経て正団員に。そして2016年にはプルミエール・ダンスーズに昇格、同年5月には23歳にしてバレエ界のアカデミー賞とも言われる「ブノワ賞」を受賞した経験を持つ。広告ビジュアルでは、世界的に著名な振付家のピエール・ラコットとコラボレーションし、“未来の季節”と“二十四節季”をテーマに、未来と夢に向かって進んでいく勇気を表現したパフォーマンス姿が捉えられている。オニール・八菜は撮影時のインタビューで、「毎日の努力が未来へと通じる、と考えています。少しずつの日々の積み重ねが大切で、近道はなし!そうして到達した未来には、青空が広がり、きれいな光が差していると嬉しいですね」と話している。インタビューの様子は、三越伊勢丹のスペシャルサイト()で公開される。また、2017年2月4日の立春より同スペシャルサイトにて、オニール・八菜とピエール・ラコットが“二十四節季”をダンスで表現した、四季と「this is japan.」を象徴する舞踏が、2週間ごとに二十四節気の時候の挨拶と重ねて随時公開されていく。
2017年01月01日Evernote CEOのクリス・オニール氏は2015年年末に、2015年の振り返りと2016年の目標に関するブログ記事を公開した。「実り多き新しい一年に向けて」今年も年末を迎えますが、この時期はいつも、気持ちを新たに次の一年について考える絶好の機会です。自分にとって一番大事なことを見つめ直し、新年の抱負を決めるタイミングが今なのではないでしょうか。Evernoteで働く私たちの場合は、たとえそれが大胆な目標であっても、ユーザのみなさんがそれぞれ掲げる新しい目標を達成するためにお手伝いすることを意味します。おかげさまで、2015年もEvernoteにとって記念すべき出来事がたくさんありました。世界各国で多くの新しいEvernoteユーザーを迎えることができ、その中でもアルゼンチン、コロンビア、フィリピン、ウクライナ、ベトナムの5カ国が、既にユーザー数が100万人以上を超えているほか、23ヶ国の仲間入りを果たしました。また、ユーザーのみなさんがEvernoteを使用した時間もこれまでの最高値を記録しました。アプリの使用回数(セッション数)は20%以上増加し、より多くのノートが作成され、より多くのWebページがクリップ保存され、ノートの共有回数も90%増えています。みなさんが今年Evernoteアプリで過ごした時間を合計すると、6億時間以上になります。600,000,000時間です。この数字を最初に見た時は、さすがに私たちも驚きました。時間が最も貴重な資源と言われることが多い今の世の中で、私たちの製品をこれだけ使っていただいていることに、心から感謝申し上げます。嬉しいニュースはアプリの合計滞在時間や統計データの話だけではありません。それよりも遥かに有意義なのが、数多くの人が Evernote を利用してプロジェクトを完成させたり、事業を営んだり、レポートや論文を書き上げたり、世界を旅したりしたという事実です。例えば、著名な小説家の Amy Stewart さんは新書「Girl Waits with Gun」の執筆にあたり、参考情報の収集を Evernote で行いました。ピアニスト・作曲家の Chad Lawson さんは、ベストセラーとなったアルバム「The Chopin Variations」を発表するまでの準備をEvernoteで進めました。他にも、タスク管理アプリ「Swipes」のCOOであるYana Vlatchkovaさん、ブラジルで結婚式情報を扱う人気サイト「Casando sem Grana」の創始者であるSammia Ferreiraさんなど、起業家の方にも毎日のプロジェクトにEvernoteをご利用いただいています。私たちはこのようなストーリーを聞くと、常に製品機能を改善し、もっとユーザの役に立つ方法がないかを模索する何よりのモチベーションになります。Evernote では現在、ユーザ体験の質に大きく関わる基本機能を、すべてのプラットフォームで改良することに注力しています。例えば、ノートの編集機能を改善したり、情報の記録手段を増やしたり、外出時もノートをより素早く作成・閲覧可能にする、といったことです。基本機能の改善もさることながら、ユーザのみなさんに「感動の瞬間」をより多くお届けしたいと考えています。Webから保存した料理レシピを、初めてスマートフォンで呼び出した時のこと。あるいは、検索した単語をEvernoteが写真の中から瞬時に見つけ出した時のこと。表示された関連ノートのおかげで、仕事の重複を未然に防ぎ、時間を大きく節約できた時のこと。2016 年は、そんな瞬間をより多くお届けします。個人的な話しになりますが、私が Evernote に入社してから 5ヶ月が経ちました。その間に、私が何度も感心させられたことが 2 つあります。まず1つ目は、海外オフィスを含めた Evernote 社員のチームです。こんなに優秀で、仕事熱心で、一緒にいるのが楽しいチームと共に働けるのは初めてです。彼らのおかげで、毎日の出勤が楽しみになります。そしてもう1つは、熱心なEvernoteユーザーのみなさんです。私自身も、東京や北京、メキシコ、サンフランシスコでのイベントを通じて、多くのユーザの方にお会いする機会に恵まれました。みなさんは Evernote のことに本当に詳しくて、気に入っている機能やそうでないことに対して熱心に話してくれます。みなさんに聞かせていただいたすべての意見に感謝すると同時に、より一層努力しなければという気持ちになります。2016 年に向けて、私たちは大きな目標を設定しました。6億時間という数字も素晴らしい成果でしたが、それを倍増させて10億時間以上を目指したいと思います。つまり、アイディアの記録からプロジェクトの進行、その他色々な場面や仕事で、Evernoteを10億時間分お使いいただくということです。これがEvernoteの新年の目標です。みなさん自身の目標を達成するために、Evernoteはどのような場面・方法で役立つのでしょうか?ぜひお話をお聞かせください。たくさんのストーリーを聞けるのを楽しみにしております。2016年もよろしくお願い申し上げます。
2016年01月05日1936年にノーベル文学賞を受賞したアメリカの巨匠劇作家ユージン・オニール。その最高傑作『夜への長い旅路』には、麻実れい、田中圭、満島真之介、益岡徹のきらびやかな実力派が結集し、この4人を、濃密でドラマティックな舞台作りで注目を集める演出家・熊林弘高が束ねる。家族の悲劇を生々しく描くこの舞台の初日をレポートしよう。「夜への長い旅路」チケット情報うす暗い照明の下、濃い茶色の板の間が舞台中央に横たわる。その左右両脇に広がる灰色の砂。タイロン一家の別荘である。客席通路の階段を、満島真之介演じるエドマンドが無言で降りてきて、舞台は始まる。4人家族の壮絶ないさかいの記録。たった1日の物語。麻実れいが演じる妻のメアリーは、全身が一本の美しい線。知的でもの静かな女性だが、次男の結核を認められず、また、深刻な麻薬中毒に陥っていて、その言動は不安定だ。感情と視線と手の動きが、絶え間なく漂っている。静謐で、気高い狂気。田中圭の長男ジェイミーは、恐らく、この一家で一番、残酷な真実から目をそらさずにいる男だ。母の麻薬中毒についても、弟の結核についても、躊躇なく直言。田中圭が、まっすぐ俊敏なセリフと動作でこの男を描く。その言葉の刃は、家族も自分も傷つける。次男エドマンドの満島真之介。母メアリーと深い情愛でつながる。繰り返される母親との強いスキンシップ。へらず口は叩くが、家族全員に対して愛情を隠さない末っ子は、小さな咳が止まらない。死への恐怖か、時として、ふっと暗い表情で目を伏せる。多弁でエネルギッシュ、怒りっぽいのが益岡徹の父ジェイムズ。妻の麻薬中毒を心配し、次男の結核に心を痛め、長男の怠惰な生活を叱る。大きな声、まくしたてる口調、威圧的な物言い。複雑な人物を、ベテランが振れ幅の大きい演技で描く。言葉の応酬だけでなく、身体の接触を最大限に使う。熊林弘高の演出にはおなじみの光景だ。鼻が接触する距離で怒鳴りあう。つかみ合い、相手を床にねじふせる。胸に飛び込み、すがりついて甘え、頬に唇を寄せる。ラストの暗闇に消えていく、妻メアリーの長く哀しいモノローグが語るもの。それは、この家族の本当の崩壊か、それとも、再生の予感か。客席のひとりひとりが、大切な人のことを考えながら帰り道につく、そんな舞台だった。公演は9月23日(水)まで東京・シアタートラムにて。大阪公演は、9月26日(土)から29日(火)まで、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。チケットは発売中。
2015年09月08日近年、テイラー・スウィフトのように、パパラッチされながらも、自身が発信するSNSを活用し、クリーンなイメージを保ち続ける新世代のスターもいるが、ジャスティン・ビーバーは21歳になったいま、往年のスーパースターたちと同じ貫禄とスケール感で、すっかりダーティなイメージがついてしまっている。恋人ができれば追われ、別れれば追われ、国際指名手配犯になり、パパラッチが死亡したり、大麻使用疑惑、ファンへのセクハラ、リアーナとの浮気疑惑……最近では、同じくお騒がせセレブである、キム・ガーダシアンとのヌード合戦も話題となった(アクセス数では軽く5倍を超え、圧勝)といった、普通のゴシップはそれなりに。彼のイカれた行動こそ、スター然として想像を超えてくる。まずは、交通違反。ロサンゼルス市内の高速道路で運転中にスピード違反の切符を切られた。愛車はフィスカー・カルマ。高級プラグインハイブリッドカーだ。追いかけてきたパパラッチを振り切ろうとして時速100マイル(約160km)で爆走していたらしい。ロサンゼルス市議のデニス・ザイン氏がTMZ.comに語ったところによると、「ビーバーは狂ったように運転していた。時速60マイル(約96km)で運転していたが、その横をロケットのように走り抜けていった」と、超人的だったようだ。続くは、やはり猿事件だろうか。ツアーのためドイツに向かっていたジャスティンが、ペットを連れて、ドイツに入国しようとした際、事前にペット用の入国書類を準備していなかったため、没収されたという事件だ。それがなんと猿(マリー)だったということ。さらに、その後も罰金や手続きする書類の提出を怠り、時間切れ。ジャスティンはマリーの養育権を失い、ドイツ当局に引き取られることになったという。書類さえ普通に出せば……とあきれる話だが、国をまたいでお騒がせしたのである。さらには、暴言&小便。放尿中の動画が流出してしまった事件もある。同じ日のできごとだと想定されているが、ビル・クリントン元大統領の写真に洗剤スプレーを吹きかけ「フ○ーーーック! ビル・クリントン!」と威勢よく叫んでいたようだ。その際、レストランの建物の地下で清掃モップ用のバケツに放尿している醜態もさらしている。これはさすがにジャスティン側もマズいと思ったのか、クリントン元大統領に謝罪をしたとみられている。ちなみに、ジャスティンは和解したことをTwitterでアピール。「@ビルクリントン時間を割いてもらって話すことができてありがとう。大統領閣下。あなたの言葉は重い! #最高なやつ」。12歳の頃にアップしたパフォーマンス映像が話題をよんで、弱冠14歳でデビューを果たしたジャスティン。当初は、まさにアイドル的なかわいさだっただけに、現在のお騒がせっぷりが際立っているのだが、「Baby feat. Ludacris」で一気にスターダムを駆け上り、数々のアルバムチャートで最年少1位の記録を打ち立てるだけでなく、今や、ツイッターのフォロワー数6,500万人以上、Facebookのファン数7,200万人以上など、最も世界中から注目を集めている人物であることは間違いない。そんな彼が、著名人の過去や恋愛の話、恥ずかしい話をどんどん暴露していく、海外の人気番組『Roast』に登場した模様が、MTVで7月18日に放送される。"Roast"とは、いわゆる「火あぶり」にするということだそう。スヌープ・ドッグ、リュダクリス、シャキール・オニールなどそうそうたるメンツが、過去の赤裸々な話題を思いっきり暴露する。この番組出演が吉とでるか凶とでるか? ジャスティン・ビーバーは過去のお騒がせを謝罪するのかいなか?? 手強いロースター(ゲスト)たちに、どう切り返すのか? 彼の意外な一面や魅力はもちろん、切れ味抜群のブラックジョークは見逃せない。MTV『Roast of Justin Bieber Main Show』放送スケジュール【初回放送】7月18日(土)21:30~23:00【再放送】7月20日(月)15:30~17:00、7月26日(日)20:30~22:00、7月29日(水)21:30~23:00MTV『Roast of Justin Bieber Pre-Show』放送スケジュール【初回放送】7月18日(土)21:00~21:30【再放送】7月20日(月)15:00~15:30、7月26日(日)20:00~20:30、7月29日(水)21:00~21:30photo Peter YangJustin-Bieber-Roast-1242kevin winterkevin mazur
2015年07月14日世界的に有名な写真家、テリー・オニール。映画界や音楽界のスターを撮影し、セレブたちに信頼された写真家の日本初個展が、目黒のブリッツ・ギャラリーで開催されます。 今年77歳になるオニールは、1960年代から約50年にわたり、世界のセレブたちを撮り続けました。本展では、ケイト・モスなどスターたちのポートレート約30点を紹介しています。 オニールの写真は、ドキュメンタリー・スタイルで撮影されているため、まるで映画のワンシーンのような動きが感じられます。クールなヴィジュアル作りに定評があり、多くのハリウッド・スターに指名を受けたオニール。交友関係も華やかで、特にポール・マッカートニーや、エリック・クラプトン、エルトン・ジョンなどのミュージシャンたちと深い親交があります。 ファッション雑誌や映画ポスター、アルバム・カバーなど多くの分野で撮影したオニールの写真は、時代を切り取ったアートとして再評価を受け、作品は主要な美術館にコレクションされています。芸術性も感じられるクールな写真をまとめて見ることができるこの展覧会は、かなりオススメです。 イベントデータ: 『テリー・オニール 写真展』Terry O’Neill: 50 Years in the Frontline of Fame(華麗なる50年の軌跡) 会期:2015年5月20日~7月11日※休館日は日曜日、月曜日(日曜はアポイント制) 時間:13:00~18:00 会場:ブリッツ・ギャラリー 入場無料 © Terry O’Neill
2015年05月10日