旬の秋鮭の旨みと味噌が効いたたれ、チーズの相性がバッチリでご飯がとっても進む「ちゃんちゃん焼き」。・トースターに入れて待つだけでこんなにおいしい!トースターで超絶簡単に作れちゃうので、この秋リピート回数が数えきれないかも…(笑)簡単すぎるのにおいしさ抜群なので、ぜひお試しください♪■ご飯3杯いけちゃう!トースターで一撃「鮭チーズのホイルちゃんちゃん焼き」作業時間 15分(加熱時間除く)レシピ制作 もあいかすみ<材料(1人分)>鮭…1切れキャベツ…2枚(50g)玉ねぎ…1/8個しめじ…1/4個(20g)にんじん…3cm分(15g)チーズ…30g塩…少々酒…小1青ネギ…適量<A> 合わせ味噌…大1 砂糖…小2 酒…小2 おろしにんにく…1cm分<下準備>鮭に塩、酒をふって5分浸け下味をつける。※長時間置くと身が固くなるので浸けすぎないよう注意!キャベツは一口大に切る。玉ねぎは半分に切って薄切り、にんじんは細切りする。しめじは石づきをとる。<作り方>1、アルミホイルを広げてキャベツ、玉ねぎ、にんじん、しめじを乗せ、その上に鮭を乗せる。さらにボウルで混ぜ合わせた<A>をかけて、チーズを乗せて包む。※アルミホイルは長い辺を上下に折りたたんで、短い辺をキュッとつまむと良いです!2、トースター1000Wで10~15分焼く。3、トースターから取り出し<2>の火が入ってることを確認して、青ネギをふる。■簡単おいしいだけじゃない!アンチエイジングにも効果的ご飯3杯いけちゃう!トースターで一撃「鮭チーズのホイルちゃんちゃん焼き」はいかがでしたか?この時期になると食べたくなる旬の秋鮭をできるだけ簡単に、だけどしっかりおいしく召し上がっていただけるように仕上げました。食欲の秋におすすめな一品で魚・野菜をたっぷり摂れて大満足なメニューです!・食べることでさらに若々しくそしてこの簡単おいしいちゃんちゃん焼きですが、実はアンチエイジングにも効果的なんです!鮭やえびなどに含まれる赤い色素のアスタキサンチンはとても強い抗酸化作用があり、紫外線による肌のシミやシワを防ぐ効果が期待できます♪また、脳や目の健康維持、老化防止にも効果が期待できるとも言われているので、食べることでさらに若々しく綺麗になれるとってもおすすめなレシピです!ぜひお試しください~!ではまた次回の連載でお会いしましょう!
2022年09月12日スーパーで梨やぶどう、きのこ類や栗など秋の食材が並び始めました。なかでも「シャケ」は和食も洋食にも合わせやすく、手軽に料理ができる人気の秋食材のひとつ。お店でも「漬け焼き」や「塩焼き」にしてお弁当に詰め、お客様に秋の始まりを感じていただいています。◆秋の食材にレモンを添えてさっぱりと今回は「シャケのだし醤油漬け」をご紹介します。残暑の季節なので、レモンを合わせてサッパリと仕上げました。■シャケのだししょうゆ漬け調理時間 15分レシピ制作:保田 美幸<材料 2人分>鮭(切り身) 2切れ 塩 少々 だし汁 大さじ1.5 しょうゆ 大さじ1 レモン汁 1/4個分オクラ(塩ゆで) 1本分レモン(飾り) 2切れ(※)だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。 <下準備>・鮭は骨を抜き、塩を振って10分置き、水分を拭き取る。・ボウルで<だししょうゆ>の材料を混ぜる。・オクラはヘタを切り取り、縦半分に切る。<作り方>1、鮭はオーブンシートにのせ、予熱をしていないオーブンに入れて210℃で12分焼く。2、(1)を<だししょうゆ>に浸し、そのまま粗熱を取る。3、器に(2)を盛り、オクラとレモンを盛り合わせる。レモンの代わりにスダチやカボスを合わせてもいいですね。たっぷり作って、忙しい朝のお弁当や朝食にお役立て頂けたら嬉しいです。
2021年09月05日北海道の代表的な魚のひとつであるシャケ。旬の季節はもちろん、オールシーズン北海道のどこに行っても食すことができる大衆魚で、道民にとっては日常の味だ。しかし、道民にとってさえ非常になじみが薄く、激レアな食べ方といっても過言ではないのが鮭(さけ)づくしの「シャケのフルコース」。いったいどんな料理で構成されているのか?生まれも育ちも札幌の筆者にとって、最も身近な食卓の魚はシャケだった。本州以南でも決して珍しい魚ではないだろう。しかし2012年の夏に訪問した東北では、「身がボソボソしているから、あまりここらでは好まれない」との言葉を聞き、かなり驚いた。北海道のシャケはひと味違う。旬である秋に食べる、脂ののったシャケのおいしさときたらたまらない。先日、なじみの居酒屋で偶然隣り合わせた男性と食の話になった。男性は会社経営者で御年72歳。「今までいろいろおいしいものを食べてきたけれど、一番おいしかったのは22歳の時に食べたシャケ」と言う。なんでも、石狩で漁師を営む友人の実家に招かれた際、友人の祖母が1本のシャケをフルに使い、あらゆる味付けに仕立てて振る舞ってくれたらしい。いわゆるシャケのフルコースである。会社経営者として全国のあらゆる宴席を経験した男性に、No.1といわしめるなんて……。その話を聞いて以来、シャケのフルコースのことが頭から離れなくなった。早速、シャケのフルコースを食べられる店を探してみた。北海道ならどこでも食べられるだろうと思っていたけれど、これが意外に見つからないのである。やっと見つけたのが、道東の標津町(しべつちょう)にある「郷土料理武田」だ。フルコースは合計15品で構成。ルイベやイクラ、軟骨のスライス、メフン(鮭の腎臓の塩辛)、ちゅう塩辛(鮭の胃腸の塩辛)、肝串焼き(鮭の心臓)、白子ポン酢醤油、かぶと煮、あら汁など。イクラや切り身、せいぜい刺し身ぐらいしか食べなれていない一般的道民にとっては、非常に珍しい品もふんだんに盛り込まれている。くだんの会社経営者は、「最後に出てきたあら汁が特に最高だった」と遠くを見るような目つきで教えてくれたが、武田のフルコースにもしっかりと組み込まれている。道内で、他にもシャケのフルコースを食すことができる店はないのか。大変少ないが、実は他にもある。札幌近郊の石狩市にある「元祖鮭鱒料理割烹金大亭」だ。創業はなんと明治13年(1880)。シャケの切り身を入れてみそ仕立てで食べる「石狩鍋」が有名なお店で、過去に数回訪れたことがある。ここの石狩鍋は臭みを取った非常に上品な味で、札幌周辺でも評判が高い。過去に訪れた時は石狩鍋に目がくらんでいたため、まさか貴重なシャケのフルコースも提供しているとは思いもよらなかった。シャケのコース料理は品数によって様々で、7品3,000円から用意がある。コース料理には「あら汁」ではなく、この店自慢の石狩鍋が付いてくるというから、ボリュームも満点だろう。●information 元祖鮭鱒料理割烹金大亭 北海道石狩市新町1 道民にとっても珍しい品々がそろう、幻の北海道グルメ「シャケのフルコース」。ここで紹介した2軒の他にも食べられる店があったら、何とぞご一報いただきたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日