クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)の2023年秋冬コレクションから、"ショッパー”をモチーフにした新作トートバッグが登場。"ショッパー風”カーフレザーのトートショッパーをモチーフにした新作トートバッグは、ペーパー風のナチュラルな風合いを、上質なカーフレザーで表現しているのが特徴。フロントにブランドロゴを、ストラップに白のストリングを採用することで、ショッパーらしいカジュアルなムードに引き寄せているのがユニークだ。またトートバッグの内側には、メゾンのシグネチャーカラーであるレッドを差し込んで。マチもしっかりと配した構造のため、デイリーで活躍してくれること間違いなしだ。さらに同デザインを起用した、ショルダーバッグもお目見え。バッグの内側には、カードポケットも内蔵するなど、機能面にも注力している。【詳細】クリスチャン ルブタン2023年秋冬新作バッグ発売時期:2023年5月~順次展開店舗:クリスチャン ルブタン 全国ストア、公式オンラインブティック※ストアによって取り扱い商品が異なる場合あり。アイテム:・KRAFTILOU E/W SMALL TOTE(34x25x11,5cm) 167,200円・KRAFTILOU CLUTCH(22x11,5x6cm) 218,900円【問い合わせ先】クリスチャン ルブタン ジャパンカスタマーサービスTEL:03-6804-2855
2023年05月21日株式会社 Mr. CHEESECAKEは、ブランド史上初のアーティストコラボレーションとして、現代美術作家・加賀美健氏と共同でオリジナルショッパーを制作いたしました。このオリジナルショッパーと「Mr. CHEESECAKE with Box」のセット商品「Mr. CHEESECAKE × Ken Kagami(ミスターチーズケーキ × ケン カガミ)」を、公式MAIL MAGAZINEとLINE@にて、2020年11月22日に数量限定で発売いたします。Mr. CHEESECAKEでは、“おいしさを越える新しい価値も提供していきたい”という想いから、今後、幅広いジャンルとのコラボレーションを積極的に行っていきたいと考えています。今回はその始まりとして、現代美術作家・加賀美健氏を起用し、ブランド史上初めてのアーティストコラボレーションを実施。加賀美氏が描くユーモアに溢れた「アート」を掛け合わせることで、今までのMr. CHEESECAKEとは異なる新しい一面の表現を目指しました。今回のコラボレーションでは、Mr. CHEESECAKEとして初めて手掛けるオリジナルショッパーを制作いたしました。レジ袋をオマージュしたこのショッパーは、表面には加賀美氏の手書き文字作品が、背面にはMr. CHEESECAKEのロゴがプリントされ、両面で楽しんでいただけるアイテムとなっております。また、素材には衣類の品質表示タグにも使用される表面コーティングしたナイロンを採用。程よい耐久性とシワ感のあるカジュアルな素材は再利用が可能なほか、「Mr. CHEESECAKE with Box」がすっぽりと入る大きさのため、荷物の持ち運びや日常のお買い物など、何度でもご利用いただけます。そしてこの度、2020年11月22日に、このオリジナルショッパーと「Mr. CHEESECAKE with Box」のセット商品「Mr. CHEESECAKE × Ken Kagami(ミスターチーズケーキ × ケン カガミ)」を、1日限定および数量限定で発売いたします。今しか手に入らないセット商品を通して、いつもとは違うMr. CHEESECAKEをぜひお楽しみください。製品情報Mr. CHEESECAKE × Ken Kagami商品内容:Mr. CHEESECAKE with Box 1箱とオリジナルショッパー1つ発売日:2020年11月22日(日)午前10時価格:4,860円(税込)URL:ご購入方法公式MAIL MAGAZINEとLINE@からのみ購入可能なため、事前に登録をお願いいたします。MAIL MAGAZINE: 数量限定販売のため無くなり次第終了となります。予めご了承ください。*「Mr. CHEESECAKE」は-18℃以下の冷凍状態で約6ヶ月持ちます。完全解凍後は冷蔵庫で保存してください。解凍後は10℃の冷蔵庫で9日程保存可能。KEN KAGAMI|加賀美健1974年、東京都生まれ。国内外の美術展に多数参加。社会現象や時事問題、カルチャーなどをジョーク的発想に変換し、彫刻、絵画、ドローイング、映像、パフォーマンスなど、メディアを横断して発表している。2010年に代官山にオリジナル商品などを扱う自身のお店(それ自体が作品)ストレンジストアをオープン。「Mr. CHEESECAKE」とは趣味で作っていたチーズケーキをSNSに載せたところ、「食べてみたい」と知人から連絡をもらったことをきっかけに販売をスタート。シェフ時代に培った経験と確かな技術でこれまでにない食感、香り、味を実現。ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキのいいとこ取りをした新しいカタチのチーズケーキです。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月11日家にしまってあるもの、処分に困るものをリメイクで作り直してみませんか?そのままゴミ箱に捨てるのは罪悪感がありますが、リメイクすれば、ものを気持ちよく使い切ることができ、家の中もスッキリ片付きますよ。ショッパー(紙袋)、ランドセル、クッションの3つの簡単リメイク術をご紹介します!■ 「ショッパー(紙袋)」がインテリアグッズに大変身買い物をするともらうショッパー(紙袋)。かわいいデザインのものやブランドのものだと、捨てるのがもったいなくて、つい取っておきたくなりますよね。とは言え、使う機会がないまま、ストックはどんどん溜まる一方。放っておくと増えて収納が圧迫されてしまうので、定期的にリメイクで使いながら処分していきましょう。こちらの記事では、ショッパー(紙袋)を使ったリメイク術を4つピックアップ。ほんのひと手間で、「ティッシュケース」「マスクケース」「フォトフレーム」「フラワーベース」に生まれ変わります!詳しくは記事をチェック!ショッパー(紙袋)が捨てられない!という人にオススメのリメイク法4つ■ 「ランドセル」が財布&パスケースに!中学・高校でも大活躍子どもが6年間通学に背負ったランドセルは愛着もあり、処分に困ります。おじいちゃんおばあちゃんがプレゼントしてくれたという場合もあり、使わなくなったとはいえ、簡単に捨てられるものではありません。しかし、そのまま保管しておいてはかさ高いですし、劣化も気になります。そんなときは、有料の外部サービスで、財布とパスケースにリメイクするという手段もありますよ。ランドセルには耐久性に優れた丈夫な素材が使われており、リメイク品でも立派なものができあがります。これから中学、高校と進学するにあたって、財布とパスケースは必需品。何より、姿を変えて愛着あるランドセルをこれからも使うことができるのがうれしいですね!詳しくは記事をチェック!「ランドセル」のリメイク、満足度とかかった費用は?■ 「使い古したクッション」を100均グッズでかわいくリメイク!クッションは長く使っていると中綿がへたったり、カバーデザインに飽きてしまったりします。洗濯してお手入れすると、使い古したクッションもリフレッシュ。デザインに飽きたときは、ワンポイントでアレンジを加えると、たちまち見違えるほどかわいくなります。材料は100均に行くと、スパンコールやレース、ウッドボタン、タッセルなどが手に入ります。市販のクッションカバーに買い替えると1,000円以上の出費になりますが、自分で縫い付けるワンポイント・アレンジなら、費用は100円ですみます。春休み、子どもと一緒にクッションのリメイクに取り組んでみるのも楽しそうです!詳しくは記事をチェック!縫い付けるだけでOK!「クッション」を簡単リメイクする方法
2019年03月31日ショッパー(紙袋)はデザインが凝っていてカワイイものも多く、なかなか捨てられないですよね。だからといって好きなだけストックしてしまうと、どんどん量が増えてしまいます。そこで今回は、筆者が実践しているショッパー(紙袋)のリメイク法を4つご紹介します。■ まずはいらないショッパー(紙袋)を処分!まず最初にすることは、残すショッパー(紙袋)と処分するショッパー(紙袋)に分けることです。いらないものは、ここで断捨離してしまいましょう。このひと手間を惜しまないことで、クローゼットの整理にも繋げることができます。取っておきたいもの、不要なものを分類するのは労力を必要とする作業なので、なるべく何かのついでに行ってしまいましょう。これで後々の掃除が少しだけ楽になります。■ 1.「ティッシュケース」にリメイクまずはショッパー(紙袋)にティッシュを引き出せるだけの穴をあけていきましょう。穴をあける前にティッシュを横に置いて穴の位置を確かめると間違いがありません。穴をあけたら、その中にティッシュのボックスを入れるだけ。壁にかけられるので便利ですよ。■ 2.「マスクケース」に活用これからの季節、マスクの買い置きをする人も多いと思います。でもマスクのケースって、意外にいいデザインのものがなく、「うちのインテリアには合わない」と感じている人もいると思います。そこでショッパー(紙袋)を活用。こちらも壁から吊るすことができるのがやっぱり便利。おしゃれなデザインのものなら、生活感が出にくいのもメリットですね。■ 3.「フォトフレーム」に入れてインテリアに雰囲気のいいフォトフレームを用意して、そこに好きな部分をカットして入れれば、オシャレなインテリアとして活用できます。■ 4.造花を入れる「フラワーベース」代わりに雰囲気のあるショッパー(紙袋)なら、造花を入れてフラワーベースとして使用するのもアリ。もし安定が悪いようなら、花瓶やコップなどを重り代わりとして中に入れれば安定が良くなります。いかがでしたか?ショッパー(紙袋)の活用術、ぜひお試しください。
2019年03月01日クリステン・スチュワートが、セレブの買い物代行の女性を演じる『パーソナル・ショッパー』。このほど、心がかき乱される衝撃シーン満載の予告編が解禁、また日本公開日が5月12日(金)に決定した。忙しいセレブに代わり、服やアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー”としてパリで働くモウリーン。数か月前に最愛の双子の兄を亡くし、悲しみから立ち直れずにいた。なんとか前を向こうとするモウリーンの携帯に、ある日から奇妙なメッセージが届き始め、さらにある殺人事件へと発展する――。ファッションの街・パリで、セレブに代わってファッションやアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー”として働く主人公モウリーンを演じるのは、『トワイライト』シリーズ以降も意欲作に次々と挑み、ウディ・アレン監督作『カフェ・ソサエティ』の公開も控え、新作映画『Underwater』(原題)の役作りのために坊主頭も披露したクリステン・スチュワート。現在、「シャネル(CHANEL)」の広告にも登場しているクリステンが、セレブのプライベートを覗くうちに、“いまの自分よりも恵まれた別人になってみたい”という欲望に飲みこまれ、不可思議な出来事や事件を招いてしまう主人公を繊細かつミステリアスに演じている。また、本作でメガホンをとったフランスの鬼才オリヴィエ・アサイヤス監督とは、クリステンがセザール賞を受賞した『アクトレス ~女たちの舞台~』に続いてのタッグ。アサイヤスは本年度カンヌ国際映画祭で監督賞に輝いている。このたび解禁された予告編映像では、「シャネル(CHANEL)」や「クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)」などのセレブ御用達ブランドショップで買い物をこなしていくモウリーンの姿を捉える。モウリーンは、雇用主であるキーラの衣装を選ぶだけの仕事にうんざりしながらも、一方でハイブランドファッションに魅了される複雑な心理状態を抱えていた。やがて、「高価なドレスを着て別人になりたい」という秘めた欲望についに火が付き、禁を破って買ったばかりの商品に次々と手を出し、着飾るモウリーン。さらに、曲調もガラリと変わった映像後半では、何者かに怯えるモウリーンの姿、血まみれになったキーラの自宅、こちらを監視するかのように届く謎の人物からのメッセージなど、意味深なカットが次々と現れ、緊張感が一気に増す。モウリーンの身に降りかかる不可解な現象、起こってしまった殺人事件の真相、モウリーンが行きつく先に見た光景とは…?まさに“禁断の扉”を開けてしまった彼女の運命に心がかき乱される、スリリングな予告編となっている。『パーソナル・ショッパー』は5月12日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーソナル・ショッパー 2017年5月12日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2016 CG Cinema – VORTEX SUTRA – DETAILFILM – SIRENA FILM – ARTE France CINEMA – ARTE Deutschland / WDR
2017年03月29日映画『パーソナル・ショッパー』が2017年5月12日(金)より全国公開。パリでセレブのための代行買い物人“パーソナル・ショッパー”として働くヒロイン。鍵を預かり他人の家に出入りし、時にはプライベートも覗くことになる。そんな彼女の徐々に抑えられなくなる“隠された欲望”が、不可解な出来事を引き寄せ、ある日謎のメールが届き始める、といったストーリーだ。予告編では、煌びやかで高価なドレスに次々と手を出していく主人公や、血まみれになった雇い主の部屋など、意味深なカットがスリリングな演出で映し出されている。“パーソナル・ショッパー”である主人公のモウリーンは、「トワイライト」シリーズで一気にブレイクしたクリステン・スチュワート。また監督は、『アクトレス 〜女たちの舞台〜』に続き、2度目のタッグを組むこととなる、フランスの鬼才・オリヴィエ・アサイヤスだ。劇中では、シャネル(CHANEL)が衣装協力したほか、シャネルが本店を構えるパリ・カンボン通りで撮影を敢行。さらに、カルティエ(Cartier)など最先端ブランドショップが続々登場する。極上の心理ミステリーだけでなく、スクリーンを彩るまばゆいファッションにも注目したい。■ストーリー忙しいセレブに代わり服やアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー”としてパリで働くモウリーンは、数カ月前に最愛の双子の兄を亡くし、悲しみから立ち直れずにいた。なんとか前を向き歩いていこうとしているモウリーンに、ある日、携帯に奇妙なメッセージが届き始め、さらにある殺人事件へと発展する―。果たして、このメッセージは誰からの物なのか?そして、何を意味するのか?【詳細】『パーソナル・ショッパー』原題:Personal Shopper公開日:2017年5月12日(金)出演:クリステン・スチュワート、ラース・アイディンガ―、シグリッド・ブアジズ監督:オリヴィエ・アサイヤス(c)2016 CG Cinema – VORTEX SUTRA – DETAILFILM – SIRENA FILM – ARTE France CINEMA – ARTE Deutschland / WDR
2017年02月09日クリステン・スチュワートが主演を務め、フランスの鬼才オリヴィエ・アサイヤスが2016年カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した『パーソナル・ショッパー』。このほど、サスペンスフルな特報映像が解禁となった。パリで、セレブのための代行買い物人“パーソナル・ショッパー”として働くヒロイン。鍵を預かり、他人の家に出入りし、時にはプライベートも覗くことになる。そんな彼女の “隠された欲望”が、不可解な出来事を引き寄せ、ある日、謎のメールが届く――。日本ロケを行ったリドリー・スコット製作総指揮のSFサスペンス『ロスト・エモーション』、ウディ・アレン監督作『カフェ・ソサエティ』などの公開も控え、「シャネル(CHANEL)」のモデルとしても活躍するクリステンが、アサイヤス監督と『アクトレス~女たちの舞台~』に続く2度目のタッグを組んだ本作。先日解禁された、ファッショナブルでミステリアスな雰囲気のファーストビジュアルには早くも話題沸騰。カンヌ国際映画祭で称賛を受け、物議を醸しながら、監督賞に輝いた本作は、3月2日(木)より開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」への出品も決まっている。このたび解禁となった特報映像では、クリステン演じる主人公のモウリーンが、“パーソナル・ショッパー”として「シャネル(CHANEL)」や「カルティエ(Cartier)」などの息を呑むほどの煌びやかな衣装やアクセサリーを、次々と購入していくシーンが映し出される。そんな中、彼女の携帯に届いた「別人になりたいんだろう?」という奇妙なメッセージ…。決して触れてはいけないはずだった商品に身を包むモウリーンの身に、何が起きたのか?緊張感あふれる音楽が、さらに刺激的でサスペンスフルな物語を予感させている。『パーソナル・ショッパー』は5月、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月03日「覆面調査員(ミステリーショッパー)」とは、お店のサービスを総合的に評価する役割の人。一般客を装ってお店を利用し、数多くのチェックリストにもとづいてお店の清潔度、接客態度、商品やサービスの質、雰囲気などを評価し、最終的な結果を各店舗にフィードバックするわけです。そしてタイトルからもわかるとおり、『日本一の覆面調査員(ミステリーショッパー)が明かす100点接客術』(本多正克著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は覆面調査の第一人者。飲食店、小売店、サービス会社などから幅広く依頼を受けており、「調査したことのない業界はない」といえるほどだといいます。つまり本書ではそうした実績を軸として、「感じがいい」といわれる接客術を紹介しているのです。■評価は働いている年数に比例しない著者は本書で、あるスーパーで覆面調査を行ったときのことを明かしています。そのお店で働いている人は、正社員はもちろん、アルバイト歴数十年の方、はじめたばかりの高校生までさまざま。しかし何度か調査を行っているうち、おもしろいことに気づいたというのです。それは、お客様からの評価が、働いている年数に比例しないということ。経験が浅くても評価の高い人もいれば、長年やっていても評価の低い人もいたということです。■たった15度のおじぎで差が出る!もちろん仕事についていえば、長年やっている人のほうが高いレベルのことができるでしょう。とはいえお客様の満足度は、長年やっているからといって必ずしも高いとは限りません。たとえばお客様は、働きはじめてまだ5カ月の高校生アルバイトに高い評価を与え、7年もやっているベテランに低い評価を与えたそうなのです。なぜ、そのようなことになったのでしょうか?著者によれば、それは「たった15度のおじぎの差」。アルバイト5カ月目のスタッフは、レジでひとりひとりのお客様に「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」といいながら、ていねいにあいさつとおじぎをしていたのだといいます。まだ5カ月目で、自分は未熟な点が多いと自覚していたために、一生懸命だったのだろうと著者は分析しています。一方、経験の長いスタッフは、お客様と目を合わせることなく、あいさつも頭だけペコリと下げる程度だったのだとか。■お客様は頭の下げ方にも敏感であるお客様のなかには、だらだらと作業されるのを嫌う方もいらっしゃるもの。しかし、単にスピードが速ければいいということでもないはず。あいさつもなく、商品を乱暴に入れられたのでは、やはりいい気持ちはしないからです。つまり、頭だけペコリと下げる人と、ていねいに頭を下げる人なら、後者のほうがよい印象を与えるのは明らか。お客様は、頭の下げ方をも敏感に感じ取っているもの。だからこそ、たった15度のおじぎの差は、想像以上に大きいということです。■もう15度だけおじぎを深くすべしそこで著者は読者に対し、「自分の仕事を振り返ってみて、なんとなくあいさつをしていませんか?」と問いかけています。いうまでもなく、もし「とりあえずのあいさつ」になっていたり、あるいは頭を下げずに声だけであいさつをしたり、逆に、頭だけをペコリと下げるだけだったりするのであれば、とても損をしているということになります。だからもう15度だけ、おじぎを深くしてみることが大切だというのです。なお別の側面から見てみても、あいさつというのは、「自分ではやっているつもり」というケースがよく見られるのだそうです。たとえばあるレストランで著者が接客教育を行っていたとき、ひとりの若い男性スタッフが、ほとんどおじぎをしていないことに気づいたのだそうです。ところが、そのことを指摘しても、本人にはまったく自覚がなかったというのです。そこで仕事の様子をビデオで撮影し、本人に見てもらったところ、自分ではおじぎをしているつもりだった彼は、自分の仕事の様子を見てとても驚いていたとか。そして自分の姿を客観的に見ることで、ようやく自分のおじぎの仕方がよくなかったことを自覚し、「もう15度深く頭を下げるように」という言葉の意味を理解してくれたのだといいます。■おじぎをセルフチェックしてみようそんな経験があるからこそ、普段の仕事の様子を客観的に見てみることが重要だと著者は主張します。方法は簡単。スマートフォンなどで動画を撮ってもらい、それをチェックすれば、普段どのようなおじぎをしているかを客観的に見ることができるわけです。「たった15度の差」だと思うかもしれませんが、その差が満足度の大きな差として表れてくるもの。著者はそう断言します。ちょっとしたおじぎの違いでそこまで印象が変わってしまうのですから、意識して取り組むべきかもしれません。*ミステリーショッパーとしての自身の経験をベースとしているだけに、本書での著者の接客に対する考え方には強い説得力があります。人と接する仕事についている人は、目を通してみるべきだと思います。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※本多正克(2016)『日本一の覆面調査員(ミステリーショッパー)が明かす100点接客術』ディスカヴァー・トゥエンティワン
2016年09月19日