現在、『バイオハザードV:リトリビューション』が絶賛公開中のミラ・ジョヴォヴィッチに加え、ブレイク必至のヤングセレブ出演の注目作『カリフォルニア・ガール~禁じられた10代~』の日本公開がこのたび決定した。学校一の尻軽女として知られる女子高生・ダニエル。ある日、校長室に呼ばれたダニエルは、問題児ばかりを集めた特別クラスに入れられることに。そして、初めて出された宿題で、友達のいないゲイのクラークとペアを組まされる。さらに、母親がボーイフレンドと結婚することが発覚し、それに猛反発したダニエルは、口論の末、母親のボーイフレンドの息子とも寝たことを告白。全てが嫌になったダニエルは、クラークを連れて会ったことのない実の父親を捜しにロサンゼルスまで旅立つことを決心する…。娘が過去の自分と同じ過ちを犯していることに胸を痛めつつ、娘と自分の幸せのために奮闘する母親をミラが熱演。さらにそのボーイフレンドに、『ファーゴ』でアカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされたウィリアム・H・メイシーと脇を固める豪華キャストで贈る本作。中でも要注目は、主人公・ダニエルを演じるジュノー・テンプル!『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』、『ダークナイト ライジング』など立て続けに話題作に出演し、着実に女優としてのキャリアを積み上げてきたジュノー。ネクストセレブとしての呼び声高い彼女が、本作で着こなす80年代テイスト漂うポップなファッションは女子ならば必見!監督は、これが長編映画デビュー作となるエイブ・シルヴィア。この秋、切なくも甘酸っぱい青春ロードムービーが新たに誕生する!果たして、居場所が見つからない2人の旅のゆくえは?『カリフォルニア・ガール~禁じられた10代~』は10月20日(土)よりシネマート六本木にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLCバイオハザードV:リトリビューション 2012年9月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開カリフォルニア・ガール~禁じられた10代~ 2012年10月20日(土)よりシネマート六本木にて公開© 2011 by iDeal Partners Film Fund, LLC. All Rights Reserved.
2012年09月21日エリザベス女王即位60周年やロンドン・オリンピック&パラリンピック開催で、世界から注目を集めるイギリス。そんな今最も熱い国イギリスづくしで贈る、新国立劇場「英国舞台芸術フェスティバル2012」の記者会見が、9月14日に駐日英国大使館で行われた。新国立劇場オペラ「ピーター・グライムズ」の公演情報新国立劇場の開場15周年のシーズンオープニングにあたる本フェス。オペラは英国を代表する作曲家ブリテンの「ピーター・グライムズ」、バレエは、同劇場舞踊部門の芸術監督であり、英国が誇る世界的振付家デイヴィッド・ビントレーの振付作品「シルヴィア」日本初演、そして演劇はシェイクスピアの「リチャード三世」が上演される。記者会見では各部門の芸術監督が揃い踏み。オペラ部門の尾高忠明は「ブリテンは、イギリスの作曲家の中でも圧倒的にドラマティックな作品が書ける人。彼は生前、盟友のテノール歌手ピーター・ピアーズとともにオールドバラ(『ピーター・グライムズ』の舞台)に学校を作ったのですが、僕はそのブリテン=ピアーズ・オーケストラの音楽監督を3年ほど務めました。その後、新国立劇場の芸術監督のお話を受けたときから『ピーター・グライムズ』は絶対上演したい!と思っていました」と待望の上演に目を輝かせる。「ブリテンは2013年が生誕100年ですが、あえて来年まで待たず、シーズンオープニングにしました。これは本作にかける思いの表れです」と熱く語った。舞踊部門のデイヴィッド・ビントレーは「島国であること、王室、皇室の存在など、イギリスと日本には多くの共通点があります。これはバレエにも当てはまり、実はイギリスにとっても、フランスやイタリアからもたらされたものという位置付け。ただし両国ともにバレエへの深い愛情をもっているという共通項があります。今回のフェスで、私はブリテン、シェイクスピアと名前を並べることができ、とても光栄です」と意気込みを語る。「リチャード三世」は、2009年に話題を呼んだ舞台「ヘンリー六世」の続編。「『ヘンリー六世』は9時間に及ぶ大作で、壮大なスケールが話題を呼び、多くの賞も頂きました。『リチャード三世』は時代や登場人物が同じまま繋がっていく作品ですが、今回は続編に相応しく、キャスト、スタッフ、演出までほぼ同メンバー。3年越しに夢を叶えることができました」と語る演劇部門の宮田慶子。「私自身、若い頃からロンドンに通うのが好きでした。イギリスでは芝居好きの人を“シアターゴア”と呼びます。日本でもひとりでも多く“シアターゴア”になってもらえるよう、劇場の敷居を低くしていきたい」と今後の抱負で締め括った。新国立劇場オペラ「ピーター・グライムズ」は10月2日(火)から14日(日)までオペラパレスで、バレエ「シルヴィア」は10月27日(土)から11月3日(土・祝)までオペラパレスで、演劇「リチャード三世」は10月3日(水)から21日(日)まで中劇場で開催。チケットは発売中。また、日英の舞台芸術の交流や、英国舞台芸術の最新事情を紹介するパネル展示、映像、トークイベントなども予定されている。
2012年09月19日ジャスティン・ティンバーレイクとジェシカ・ビールが先週末に極秘で結婚式を挙げたようだ。2人は今月18日(現地時間)に、昨年のクリスマス前の休暇中にジャスティンがプロポーズしたのと同じ場所、ワイオミング州ジャクソンホールで挙式したという。結婚式のゲストたちはフォーシーズンズホテルに宿泊した模様。ハリウッドのゴシップ・コラムニストであるジャネット・チャールトンは「2人にはまんまと騙されましたよ。とても豪華な私有地で挙式の最中なんです」と語った。2人は結婚式のことを常々秘密にしていたものの、ケーキデザイナーのシルヴィア・ワインストックが週末に会場にいることに触れ「アメリカは本当に美しい国ね。ジャクソンホールは素晴らしいわ」と自身のツイッターで明かしたことから、一気に挙式のうわさが広がった。ジェシカは近頃、結婚式を計画する余裕もないほど忙しいものの、過去の経験から結婚当日のことを心配していた。「とっても興奮するけど式を挙げる時間がなかなか見つからないのよ!でも楽しい時間になるでしょうね。私の友人たちの大半は、結婚式となると“モンスター花嫁”になっちゃって、ああだこうだと面倒くさい人間になっちゃうんだけどね。まあそれも経験の1つかなと思ってるわ(笑)」。■関連作品:トータル・リコール 2012年8月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年08月21日新国立劇場2012/2013シーズンは、舞踊芸術監督デヴィッド・ビントレーの全幕バレエ『シルヴィア』で開幕する。ビントレーたっての希望で、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団、プリンシパルの佐久間奈緒がゲストダンサーとして、新国立劇場に初登場する。初演は1993年に発表され、タイトルロールのシルヴィアは日本で最も人気を誇るプリマバレリーナ吉田都が演じた。2009年に更なる改訂を重ねて上演されたが、このときシルヴィアを踊ったのが女優バレリーナとして定評のある佐久間だ。現在、海外で活躍する日本人ダンサーが集う『バレエ・アステラス』公演に出演するため来日中の佐久間に、作品の見どころを訊いた。新国立劇場バレエ「シルヴィア」チケット情報作曲は『コッペリア』で知られるレオ・ドリーブ。「全幕を通して曲がエキサイティングで、とてもゴージャスです」と楽曲の魅力を語る。全体的に穏やかな『コッペリア』に比べ、起伏の多い曲が並ぶ『シルヴィア』は、「踊りも見応えがあります」と目を輝かせる。オリジナルは19世紀にフランスで初演されたバレエ作品だが「デヴィッド(ビントレー)の改訂版では、新たに現代的なプロローグが加わり、バレエを初めてご覧になるお客様にもわかりやすい演出になっています」。物語は思いを寄せ合っているのにお互いの愛情が信じられない恋人たち(後のシルヴィアとアミンタ)と、長い結婚生活で情熱の冷めた夫婦を軸に展開する。庭師に姿を変えた愛の神エロスによって古代ローマ神話の世界に導かれ、そこからギリシャ神話に彩られた『シルヴィア』の物語が始まる。時空を超えた空間での経験を通し、大切な感情を探し当てたカップルたちは、現実の世界に戻りハッピーエンドを迎えるというロマンティック・コメディー。佐久間のパートナーは、映画『小さな村の小さなダンサー』で、スクリーンデビューを飾った、ツァオ・チー。佐久間と同様、カンパニーの未来を担うスターダンサーである。「2009年版はデヴィッドが私とチーに合った振付を考え、3人で試行錯誤を重ねながら、リハーサルをしました。その場にチーと立ち会えた事を、今でも幸せに思います」という言葉から、完成された作品への深い愛情が伺える。クライマックスのグラン・パ・ド・ドゥ(男女ふたりによる舞踊様式)は、「ふたりの技術を駆使した最高の見せ場となっています」とアピール。「デヴィッドは新国立劇場の芸術監督に就任以前から、いつか私たちをゲストに呼びたいと話していました。その夢がやっと実現します」と顔をほころばせた。公演は10月27日(土)から11月3日(土・祝)まで。チケットは7月21日(土)10時より一般発売開始。取材・文:舞踊ジャーナリスト高橋恭子
2012年07月20日今年の10月で開場15周年の節目を迎える新国立劇場。1月23日、来期2012/2013シーズンのラインアップが同劇場にて発表された。演劇芸術監督の宮田慶子と舞踊部門芸術監督のデヴィッド・ビントレーが登壇し、それぞれラインナップの特徴や抱負について語った。「演劇部門は冒険をしました。全8作のうち4本が新作」と語る宮田は、4本のうち3本を海外の演劇人と新作を作る新シリーズ≪With-つながる演劇-≫に費やす。ウェールズのギャリー・オーウェン、おなじみの鄭義信、ドイツのローラント・シンメルプフェニヒ、以上3名の新作を届ける。もう1本の新作は劇場待望の子供向け企画で、長塚圭史作・演出、近藤良平振付の『音のいない世界で』。出演は長塚、近藤、首藤康之、松たか子で、豪華キャストの競演も楽しみだ。そのほか2009年度の演劇賞を多数受賞した『ヘンリー六世』とほぼ同じキャストがその続編に挑む『リチャード三世』を筆頭に、2010年から続くシリーズ≪JAPAN MEETS… -現代劇の系譜をひもとく-≫の第7弾であるアーサー・ミラーの『るつぼ』や、福田善之の『長い墓標の列』、2010年に続いて再び上演する別役実の『象』が揃う。一方、舞踊部門のバレエは全6作品。ビントレー芸術監督が「音楽的にも多種多様なものを聴いて頂け、バラエティ豊かな踊りを目にできる格好の機会」と話す3本立てのミックス・プログラムを2本ラインアップした。昨年震災のため公演中止を余儀なくされた新制作の『ダイナミック ダンス!』と2010年度の開幕作品として上演され、新たにビントレーの近作「E=mc2」を加えた『ペンギン・カフェ』(仮題)を用意。そのほか新制作の『シルヴィア』、おなじみのレパートリー『シンデレラ』、『ジゼル』、『ドン・キホーテ』が並ぶ。舞踊部門のダンス・ラインアップは全4本、うち新作が2本だ。森山開次『曼荼羅の宇宙』は、NHKの特集番組『空海 ~至宝と人生』で披露したソロダンスをさらに深く掘り下げる内容。また、新国立劇場で代表作を生み出してきた平山素子による音楽3部作公演(仮題)も楽しみだ。そのほか、新国立劇場バレエ団とのコラボレーションを図るDANCE to the Future 2013、ユニット・キミホの新作が観られるAプロと高谷史郎/ダムタイプの『明るい部屋』のBプロを連続上演するDANCE PLATFORM 2012を予定。演劇部門、舞踊部門ともに、10月より新ラインナップの上演を開始する。演劇の『リチャード三世』は7月22日(日)、『るつぼ』は9月2日(日)にチケットを発売。また、バレエの『シルヴィア』は7月21日(土)、『シンデレラ』は9月15日(土)、ダンスの森山開次『曼荼羅の宇宙』は7月28日(土)、DANCE PLATFORM 2012は9月9日(日)に前売を開始する。
2012年01月23日