昨年1月1日に大型除雪車の下敷きとなり重傷を負ったジェレミー・レナー。手術を受けリハビリに奮闘し、あれから一年以上が経ったいま、『アベンジャーズ』シリーズで演じてきたホークアイ役への復帰も考えられるほど回復したようだ。「Entertainment Weekly」誌とのインタビューで現状について次のように語っている。「必要なことの90%くらいはできるようになっています。あと半年もすればきっともっと…。自分自身のためにゴールを設定しなければならない。できることはなんでもやります。よりよくなるために、強くなるためにならどんなことでも」と全快まであとわずかだと明かした。ホークアイ役への復帰について聞かれると「いつだって乗り気です。十分に強くなって、備えます。この回復期の間ずっとみんながベッドサイドに来てくれて、一緒にいてくれました。だからもし彼らが私を望むなら、私は出演しますよ。そうなったらいいでしょうね」と前向きな様子。確かにジェレミーはSNSで大けがしたことを報告した際、マーベル仲間たちがお見舞いメッセージを送ったり、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ヨハンソン&クリス・エヴァンス、『アントマン』シリーズのエヴァンジェリン・リリーが実際にお見舞いに訪れたりと、仲間たちから手厚いサポートを受けていた。ファンは「すっかりよくなってホッとした」と安堵し、「またジェレミーが演じるホークアイが見たい」と期待を寄せているようだ。(賀来比呂美)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2024年02月05日マイケル・B・ジョーダン主演作『クリード』シリーズの第4弾が製作されることが分かった。同シリーズでプロデューサーを務めてきたアーウィン・ウィンクラーが、「Deadline」のイベントで明かした。ウィンクラーは、「現在『クリード4』の製作を予定しています。本当にいい物語とプロットがあります。ストライキのせいで少し遅れてしまっているのですが、いまから1年後くらいには撮影前の準備に入れるでしょう」とのこと。また、ウィンクラーと共に第3弾の製作を務めたエリザベス・ラポーゾは、「第3弾が成功したこと、もっと観たいという人たちがたくさんいることは本当にうれしいです」と語った。第4弾の監督は、第3弾『クリード 過去の逆襲』で長編監督デビューを果たしたマイケルが続投するという。ウィンクラーは「彼が(監督に)なるでしょう。とてもいい仕事をしましたからね。カメラの扱いも慣れていますし」とマイケルの監督ぶりに太鼓判を押している。マイケルは今年初め、米情報番組「Good Morning America」に出演した際に「また監督をやってみたいかと聞かれて「やるべきです」と答えた。「最初の挑戦で学んだすべての教訓を生かして、またやりたいです。(監督業が)すごく好き。大好きなんです」と話していた。(賀来比呂美)■関連作品:クリード 過去の逆襲 2023年5月26日より全国にて公開© 2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2023年11月21日ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)から、NBAプレーヤー「ザイオン・ウィリアムソン」の新作バスケットボールシューズ「ザイオン 3」が登場。2023年10月より、ジョーダン ブランド取り扱い店舗ほかにて発売される。ジョーダン ブランド新作「ザイオン 3」スニーカーニューオリンズ・ペリカンズに所属するバスケットボールプレイヤー、ザイオン・ウィリアムソンのシグネチャーシューズ「ザイオン」の第3世代スニーカー「ザイオン 3」がお目見え。⾜の動きのコントロール、コートの接地感と衝撃保護という3つの機能を備えた「ザイオン 3」は、“沼から抜け出るような努力”をデザインに反映。アッパーにはザイオンの足形が泥の中から飛び出すような3Dイメージを用いて、色が飛び散るようなカラーリングや素材を採用している。シリーズ最薄のソールで確かなグリップ力を実現立体的なTPU素材のミッドソールには「ザイオン」シリーズの象徴的な"Z"アイコンをデザイン。挿⼊式のミッドソールは“フォーミュラ 23 フォーム”と前⾜部の“ズーム エア”の採用により、反発感のあるクッション性と同時に快適さと安定感を実現している。またソールは「ザイオン」シリーズで最も低い設計になっており、細やかで激しい足元の動きにも対応できる。バリエーションは、ホワイトやミントグリーン、ブラックなどをベースに“飛び散る”ようなカラーリングが目を引く個性豊かなモデルを用意する。詳細ジョーダン ブランド 新作シューズ「ザイオン 3」発売日:2023年10月~販売店舗:ジョーダン ブランド取り扱い店舗、ナイキ公式オンラインストア価格:17,600円【問い合わせ先】ナイキ カスタマーサービスTEL:0120-6453-77
2023年07月06日「A24」が新たに贈る、新鋭監督の半生を描いた実話『インスペクション ここで生きる』。この度、先日のメットガラでのドレスアップも大きな話題となったジェレミー・ポープが演じた主人公・フレンチや、彼の母、海兵隊の教官らを映した場面写真が解禁された。海兵隊に在職中だった20代で初めてカメラを手にし、そこから映像記録担当としてキャリアを始めたエレガンス・ブラットン監督の長編デビューにして、彼の体験に基づく実話である本作。社会からも除外され、“透明だと思っていた”自分を癒すために映画を撮ろうと決意した監督は、「この映画で主人公が感じる欲望、恐れ、そして最終的に抱く目標まで、すべて本物です」と語る。主人公であるエリス・フレンチを演じるのは、俳優、そして歌手としても活動するジェレミー・ポープ。1992年生まれの現在30歳。2018年に『ムーンライト』の原案の著者で劇作家タレル・アルヴィン・マクレーニー初のブロードウェイ作品「クワイア・ボーイ」でブロードウェイデビュー。その後すぐに、1960年~70年にかけて大ヒットを飛ばし続けたモータウンの伝説のグループ「テンプテーションズ」を題材にした舞台「エイント・トゥー・プラウド」に出演。2019年にこの2作での演技が評価され、演劇界のアカデミー賞といわれるトニー賞で2つの部門(演劇主演男優賞/ミュージカル助演男優賞)にノミネートされるという、史上6人目の快挙を成し遂げ、俳優としての評価を確立。昨年上演された、アンディ・ウォーホルとジャン=ミシェル・バスキアの交流を描いた舞台「ザ・コラボレーション」で、ジャン=ミシェル・バスキア役を演じ、オリジナルキャストでの映画化も決定。アンディ・ウォーホル役のポール・ベタニーと共に、バスキア役を再び演じることで注目を集めている。いま飛ぶ鳥を落とす勢いの彼は、自身で作詞作曲を手掛けた楽曲をリリースし、ミュージシャンとしても活動。情熱的なボーカルスタイルで知られる彼が歌唱した舞台「エイント・トゥー・プラウド」は、2020年のグラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞にもノミネートされた。メットガラにてジェレミー・ポープJamie McCarthy + GettyImagesまた、卓越したファッションセンスの持ち主でもあり、毎年様々なセレブが参加し、決められたドレスコードに合わせて衣装を披露するメットガラでのドレスアップも大きな話題に。世界最大の超豪華なファッション・イベントの本年のドレスコードは、2019年に亡くなったファッションデザイナー「カール・ラガーフェルドへの敬意」であったが、ジェレミーはラガーフェルド肖像をあしらった10m近いマントを羽織って登場。5,000m以上のシルクシフォン生地を用いて70人以上の職人が縫製したといわれるゴージャスな衣装で、ラガーフェルドに敬意を表した。多彩な才能を持つ彼にとって初めての主演映画となったのが本作。生きていくためのたったひとつの選択肢として志願した海兵隊で、自らのアイデンティティを貫き居場所を見つけていく青年役を、力強く繊細に表現し、ゴールデン・グローブ主演男優賞、インディペンデント・スピリット賞主演男優賞にノミネートされた。自身を投影した主人公を演じたジェレミーを、監督は“盟友”と表現。さらに「彼を最初のオーディションで見た時から心を動かされていました。彼はとても才能豊かで、私の人生経験を体感してくれて慈しんでくれます」と賞賛している。解禁された場面写真では、海兵隊ブートキャンプに入隊するフレンチが「お前は同性愛者か?」と“検閲”=《インスペクション》されるシーンや、16歳で彼を捨てた母との2ショット、眼差しから意志の強さを感じさせる軍服姿のフレンチなどが映し出されている。『インスペクション ここで生きる』は8月4日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年06月01日2023年の米「TIME」が選ぶ「最も影響力のある100人」に選ばれるなど世界が注目する俳優マイケル・B・ジョーダンが、主演・初監督作の『クリード 過去の逆襲』のPRのために待望の初来日、ボクシングの聖地・後楽園ホールでジャパンプレミア レッドカーペットイベントに参加した。5月17日、マイケル・B・ジョーダンが日本ボクシングの聖地である後楽園ホールに降臨。およそ300人の熱狂的なファンが見守る中、和太鼓の演奏に迎えられ、真っ赤なスーツ姿のマイケルがボクシングの試合さながらのド派手な演出で登場した。初監督にして大ヒット作を世に送り出したマイケルの登場に、会場は一気にヒートアップ。フォトセッション中に客席から飛んだ「I love You!」の声にマイケルが「I love You too.」と言葉を返すと、ファンから大きな歓声が上がった。フォトセッションを終えると、リングの周りに登場した特設のレッドカーペットをめぐり、終始笑顔でファンサービス。手作りのメッセージボードやボクシンググローブ、フィギュアなど思い思いの品を持ち寄ったファンからの熱い声に応え、時間をかけて丁寧にサインやセルフィーに応じた。再びリングに上がったマイケルは、「本当に今日は来てくださってありがとうございます。みなさんの愛と応援が熱くて感動してしまいました。10年ずっと日本に来たいと思っていて、やっと日本の地を踏めたので、これは本当に現実のことなのかなと思っています」と喜び、「日本の文化は、ストーリーテラーとしても、若き監督としても、役者としても自分に影響を与えたものなので、僕の人生の3年をかけて作り上げた『クリード 過去の逆襲』を日本のみなさんとやっと分かち合えることを楽しみにしています」と感謝を述べた。さらに大のアニメ好きとして知られるマイケルは、洋画のイベント開催は初となる日本ボクシングの聖地・後楽園ホールのリングに立ち、「実はさっき、『はじめの一歩』の舞台のひとつと思い出させていただき、ヤバいなと思いました」と歓喜。「『はじめの一歩』が大好きな自分が今ここにたっている今はまさに聖地巡礼だと思います」とも明かした。最近見たアニメ作品を尋ねられると、「ブラッククローバー」「アオアシ」「ハイキュー!!」のタイトルを挙げ、「自分にとってのアニメの魅力はストーリーテリングで、そこに描かれているハートが本当に好きです。せっかく日本にいるので、早くアニメ関係のさまざまな体験をしたいですね」とアニメ愛を滲ませる様子も。つづけて、主演、監督、製作と3役で挑んだ『クリード 過去の逆襲』について、「この作品のテーマは『許し』で、その許しがもたらすインパクトと、「有害な男らしさ(トキシック・マスキュリニティ)」です。男子が自分の感情をうまく言葉にできないとどういうことになるのかを描いています」とコメント。「また、血が繋がっていてもいなくても、“家族”というものが私たちにとってすべてで、大事にすべきものであるということ。そして、負け犬(アンダードッグ)の勝利の物語を描きたかった。人生というのはだれにとっても大変なもので、あえてヒーローが、みんなが抱えているのと同じ葛藤を抱きながらも、最後には勝利する姿を描きたかった。皆さんが、今どんな大変なことと対峙していたとしても、本気の思いがあれば乗り越えられるんだということを伝えられたら嬉しい」と作品に込めたテーマを明かした。本作が『ロッキー』&『クリード』サーガの歴史を塗り替える世界的大ヒットになったことには、「本当に言葉がでないくらい嬉しいです。皆さんが心から楽しんでくださって、いろんなことを考えてくださったりして、こういう経験ができたことを本当に恵まれていると思います」と喜び、「これからも努力を続けて素晴らしいストーリーを語り続け、映画を作っていきたいという気持ちを新たにしました。僕は人間が大好きです。自分のアートの仕事を通して、バックグラウンドがどんなものであろうと、人と人をつなげることができたら最高です」と抱負を語った。さらにイベントには、世界チャンピオンに輝いた4人の日本人ゲスト、元WBC世界バンタム級王者で4度王座を防衛した薬師寺保栄、元WBA世界スーパーフライ級王者で2度王座を防衛した飯田覚士、元WBC世界スーパーバンタム級王者で7度王座を防衛し、日本人として初めてラスベガスで防衛を果たした西岡利晃、元WBC世界バンタム級王者で12度王座を防衛した山中慎介も登場した。『クリード 過去の逆襲』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クリード 過去の逆襲 2023年5月26日より全国にて公開© 2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2023年05月18日伝説のボクシング映画『ロッキー』、そのDNAを継承した『クリード』の3作目『クリード 過去の逆襲』で初監督・主演マイケル・B・ジョーダンの初来日が決定。日本大好きな彼から、日本のファンに向けて特別メッセージが到着した。日本語で「こんにちは!」と挨拶したマイケルは、「ワクワクするような知らせがあるんだ。5月になったら初めて日本に行くことになった!」と喜びのコメント。「知らないかもしれないけれど、 僕は『NARUTO -ナルト-』や『ドラゴンボールZ』『ワンパンマン』とか、アニメやマンガが大好きなんだ。最近『ブルーロック』も観たよ。クールでクレイジーだよね」と日本のアニメ愛をコメント。『クリード 過去の逆襲』について、「この映画で僕は監督デビューしました。IMAXのカメラで撮影された最初のスポーツ映画なんです。みんなで映画館の一番大きなスクリーンでこの映画を観てほしい」と、スポーツ映画史上初のIMAX撮影のド迫力映像に言及。解禁されたメッセージ映像には30秒の最新予告が続く。「僕が愛する日本アニメの、友情や絆の複雑な描き方を旧友が宿敵となる本作に取り入れた」と語るマイケルが、心から敬愛する「NARUTO -ナルト-」で“はたけカカシ”の声を務めた井上和彦のナレーションを担当、『ロッキー』のテーマが流れる見逃し厳禁の予告編となっている。来日時は、ボクシングの聖地・後楽園ホールでレッドカーペットイベントに降臨、グランドシネマサンシャイン 池袋にてジャパンプレミア試写会(IMAX上映)に登壇する予定だ。ジャパンプレミア開催地であるグランドシネマサンシャイン 池袋にて、『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)、『クリード 炎の宿敵』(2018)のリバイバル上映も決定した。5月19日(金)から5月25日(木)までの1週間、各日1作ずつ上映予定となっている(最終日のみ2作品とも上映)。『クリード 過去の逆襲』は5月26日(金)よりIMAX(R)/Dolby Cinema(R)/4D同時公開、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クリード 炎の宿敵 2019年1月11日より全国にて公開©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.クリード 過去の逆襲 2023年5月26日より全国にて公開© 2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2023年04月28日ボクシング映画『ロッキー』のDNAを継承した『クリード』シリーズ最新作『クリード 過去の逆襲』で監督&主演を務めたマイケル・B・ジョーダンの初来日が決定。ボクシングの聖地・後楽園ホールで開催されるレッドカーペットイベントと、グランドシネマサンシャイン 池袋で行われるジャパンプレミア試写会(IMAX上映)に登壇することが発表された。本作は、自身のルーツに向き合った『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年)、父・子の2世代に渡る因縁を描いた『クリード 炎の宿敵』(2019年)に続く『クリード』シリーズの第3弾。マイケルがロッキーのサポートを受けながら数々の激戦を繰り広げてきた主人公アドニス・クリードを演じ、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の征服者カーン役で存在感を見せたジョナサン・メジャースがクリードの幼なじみで“最強の敵”となるデイムを演じる。併せて、日本のファンに向けた特別メッセージ映像が公開された。日本語で「こんにちは!」と挨拶したマイケルは、「ワクワクするような知らせがあるんだ。5月になったら初めて日本に行くことになったんだ!」とハイテンションで来日決定を喜ぶ。「知らないかもしれないけれど、僕は『NARUTO -ナルト-』や『ドラゴンボールZ』『ワンパンマン』とか、アニメやマンガが大好きなんだ。最近『ブルーロック』も観たよ。クールでクレイジーだよね」と日本のアニメ愛を炸裂させる。「日本の色々なところに行って、その土地の文化に触れてみたいな」と観光にも興味津々の様子だ。そして「一緒に日本に行くのは、もちろん、新作の『クリード 過去の逆襲』です!!この映画で僕は監督デビューしました。IMAXのカメラで撮影された最初のスポーツ映画なんです。みんなで映画館の一番大きなスクリーンでこの映画を観てほしい。劇場公開日は5月26日。ぜひ観てください!!」とファンに呼びかけた。またメッセージ映像には30秒の最新予告も。マイケルが心から敬愛する『NARUTO -ナルト-』で“はたけカカシ”の声を務めた井上和彦がナレーションを担当しており、『ロッキー』のテーマも流れる注目の内容となっている。『クリード 過去の逆襲』マイケル・B・ジョーダンの特別メッセージ&最新予告映像<作品情報>『クリード 過去の逆襲』5月26日(金) 公開公式サイト: Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2023年04月28日アン・ハサウェイ、ジェレミー・ストロング、アンソニー・ホプキンスが共演する映画『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』より、アンとジェレミーの2ショットインタビュー映像が公開された。本作は、ジェームズ・グレイ監督の実体験を基にした自伝的物語。差別と格差が根付く80年代N.Y.を舞台に、多感かつ繊細な少年ポールが培っていく友情、そして微妙な変化を迎える家族との関係を通して、時代を取り巻く理不尽や不公平を浮き彫りにする。グレイ監督は「ジャングルの映画も宇宙の映画も撮ったことがあるし、そういう経験が好きです。しかしある時点で、無限はある意味、自分の中にあると気づくんです。そして、自分の経験を直接、正直に表現することができれば、それが一番いい。そのために、もう一度自分自身の過去に立ち返ろうと思ったのです。そして、できる限り自分らしいものを作ろうと」と思いを明かしている。アンとジェレミーが演じているのは、主人公の少年の両親。母エスターは、教育熱心でPTA会長を務める。父アーヴィングは、働き者でユーモラス。ポールを思い、愛情に溢れるが故に、少々暴走しがちな両親だ。今回の映像では、2人が念願のジェームズ・グレイ作品への出演だったことを告白。監督の両親をそれぞれ監督の目の前で演じる、という奇妙な経験についてアンは、「事実に縛られず好きに演じてと言われたけど、母親に対する彼の思いは大事にしたかった」と話す。ジェレミーも「あまりに大きなチャレンジに思わず及び腰になったよ」と苦笑しながら、粗野で暴力的な振る舞いもするが、優しさや愛情も示すという多面性をもつ父親を演じるにあたって、「監督はそうした類の人々を鮮明に描き、細部まで表現したかったんだ」と分析、「俳優として貴重な経験ができたよ」とふり返る。またアンは、自身が演じた母親も一見、子どもの人生をコントロールする毒親に見えることについて、「2つの矛盾する側面を持ってる人」「一歩下がって眺めてみると分かる」と語る。そして「彼女は怒りや暴力という形で愛を表現する」「でも過去の世代を批判せず、理解することが大切だと思う。80年代には選択肢が少なかった、だから愛の形が複雑になる」と一筋縄ではいかない難しさ、この役に惹かれた理由も明かしている。『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』は5月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アルマゲドン・タイムある日々の肖像 2023年5月12日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2022 Focus Features, LLC.
2023年04月08日NBAのスター、マイケル・ジョーダン(60)が所有する邸宅に4日、強盗が押し入り、現行犯で18歳のレイデン・K・ハゲドーンが逮捕されたと、Fox 32などが報じている。米イリノイ州ハイランドパークにあるジョーダンの邸宅は7エーカー(約8560坪)の広大な敷地の中に建っている。通報を受けた警察の捜査員が警察犬を連れて急行し、その場でハゲドーンを現行犯逮捕。その後ハゲドーンは住居への不法侵入1件、器物損壊2件で起訴された。この邸宅は門扉にジョーダンの背番号「23」が大々的に掲げられ、地元では「マイケル・ジョーダンの家」として誰もが知る有名スポットだ。しかし、ジョーダンは普段フロリダ州に住んでおり、これは数ある別宅の1つ。’95年に建てられ、3人の子どもたちがこの家で育った。Lake and McHenry County Scannerによると、’12年に2900万ドル(約38億円)で売りに出されたが、買い手がつかないまま年を追うごとに値下げされ、現在は1485万5千ドル(約19億8千万円)で今も新たな家主を募集中だ。敷地内にはバスケットボール用の体育館、インフィニティプール、テニスコートなどアスリートらしい設備が備えられ、シガーパーラー、500本を保管できるワインセラーなどもあるという。
2023年04月07日新年早々、除雪作業中の事故で重傷を負ったジェレミー・レナーが、来月、事故から初めて公の場に登場することが分かった。4月11日(現地時間)に行われる、自身が出演する廃車のリノベーション番組「レナベーション」のワールドプレミアイベントに出席するのだという。場所は、ロサンゼルスのリージェンシー・ヴィレッジ・シアター。甥を助けようとして、6トン以上の大型除雪車にひかれて下敷きになり、「胸部鈍的外傷と整形外科外傷」を負ったジェレミー。身体の30か所以上を骨折したというが、この3か月間で回復過程やリハビリの模様をたびたびSNSで発信しており、驚異的な回復力を見せてきた。今月27日にはリハビリ用の特殊なトレッドミルでウォーキングしている姿を投稿。しっかりとした足取りを披露したジェレミーに「本当に奇跡」「歩いている姿を見られて感激した」「あの事故から3か月でこの進歩。すごすぎる!」「そのマシンはトニー・スタークから送られたの?」などのコメントがファンから寄せられている。「レナベーション」は4月12日(水)よりディズニープラスにて独占配信開始(全4話)。マーベル仲間のアンソニー・マッキーやヴァネッサ・ハジェンズらも出演している。(賀来比呂美)
2023年03月29日ナイキ(NIKE)のジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)が、東京・渋谷にブランドストア「ジョーダン ワールド オブ フライト シブヤ(JORDAN WORLD OF FLIGHT SHIBUYA)」を2023年3月25日(土)にオープンする。国内初“ジョーダン”ブランドストア が誕生イタリア・ミラノに続いて世界で2店舗目、国内初となるジョーダン ブランドストア「ジョーダン ワールド オブ フライト シブヤ」が東京・渋谷に誕生。ジョーダン ブランドの最新アイテムを豊富なラインナップで「ジョーダン ワールド オブ フライト シブヤ」では、バスケットボールカルチャーに関連したアイテムをはじめ、ライフスタイルアパレルやスニーカーなどの最新製品を、メンズ、ウィメンズ、さらに豊富なキッズサイズで展開する。ここでしか手に入らないアパレルアイテムも店舗限定となるアイテムも定期的に展開。2023年3月オープン時には、写真家 スティーブ・ゴーダン(Steve Gaudin)が東京・北区東十条にあるストリートバスケットコートを捉えたTシャツ、ロングT、パーカの3種類を用意する。展示ギャラリー&ワークショップスペースなどを併設また店内には、ショップ以外にも期間限定で作品や貴重なコレクションを展示するギャラリースペースやコミュニティスペース、写真や動画の作成を行えるコンテンツスタジオ、さらにアパレルやスニーカーのカスタマイゼーションを行うことが出来るワークショップスペースを設置。ワークショップスペースでは、店舗限定のシューレースやアクセサリーの販売、シューケアキットなどの販売を行う予定だ。国内初設置となるSNKRS専用カウンターもさらに店内には「SNKRS」アプリでリザーブしたアイテムの受け取り、購入ができるSNKRS専用カウンターも設置。SNKRSアプリ内のコンテンツや、ローンチカレンダーをチェックすることもできる。詳細ジョーダン ブランド ブランドストア「ジョーダン ワールド オブ フライト シブヤ」オープン日:2023年3月25日(土)住所:東京都渋谷区神宮前6-25-14 神宮前メディアスクエアビル1FTEL:03-3797-3520営業時間:平日 12:00~19:00、祝・休日 12:00~20:00<店舗限定アパレルアイテム>・Tシャツ 4,620円・ロンT 5,170円・パーカ 7,370円【問い合わせ先】ナイキ カスタマーサービスTEL:0120-6453-77
2023年03月26日シルベスター・スタローンからサーガを託された主演のマイケル・B・ジョーダンが初監督も務め、すでに世界興収1億ドル超えのオープニング成績を達成している『クリード 過去の逆襲』から、予告編&ポスターが解禁された。ジョーダン監督がスポーツ映画初、IMAX(R)認証デジタルカメラでの撮影も敢行し、まるでリングサイドにいるかのような圧巻の臨場感を与えている本作は、3月3日に全米公開されるとスポーツ映画、またサーガ史上でも最大のヒットとなる5,865万ドルを記録し、世界興収1億ドル超えのオープニング成績を達成。3月15日現在で全世界1億8000万越えを記録している(※Box Office Mojo調べ)。さらにジョーダン監督は「NARUTO -ナルト-」「はじめの一歩」「メガロボクス」「ドラゴンボールZ」など日本アニメの影響を受けていることを公言しており、「長い間アニメを見続けてきたから、ファイトシーンやドラマの瞬間を構築する上で、自然にアニメに立ち戻る」とコメントしている。今回解禁となった予告編は、クリードが「ここまでやれたのはロッキー、父のアポロ、皆がいたからだ」と語る記者会見の映像で始まる。ある日、世界チャンプとして栄光を手にしたクリードの前に「俺を忘れたのか」とムショ上がりの幼なじみデイムが現れる。クリードが封印したはずの過去の“過ち”によって18年のムショ暮らしを余儀なくされたデイムは、「お前が俺の人生を奪った。何もかもブッ壊してやる」と復讐の狼煙を上げる。デイムを演じるのは『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で“征服者”カーン役で圧巻の存在感を見せたジョナサン・メジャース。本作では鍛え上げたボディで復讐を誓う最強の敵を体現した。やがて、復讐を果たすためなら手段を選ばないデイムは暴走を始める。最愛の妻ビアンカ(テッサ・トンプソン)に「あなたが止めるのよ」と激励されたクリードは、過去の“過ち”と決着をつけることを決意し、最強の敵との戦いに向けて猛烈トレーニングを開始する。スパーリングパートナーを務めるのは、かつての宿敵ドラゴの息子ヴィクターだ。自分の拳で過去を断ち切るため、超満員のLAスタジアムの特設リングに猛烈なクリードコールが巻き起こる。だが、デイムの情け容赦ないパンチがボディに食い込む。思わず雄叫びを上げたクリードと復讐の鬼と化したデイム、互いに一歩も譲らぬパンチの応酬が続いていく。スポーツ映画史上初のIMAX(R)カメラで撮影された臨場感満点のファイトシーンの先に、どんな結末が待つのか。期待が高まる予告編となっている。また、解禁されたポスターは、デイムに強烈なパンチを放ったクリードの姿を鮮烈にとらえている。「血と涙のファイナルラウンド」のコピーが、互いに一歩も譲らない壮絶なファイトを予感させる強烈なビジュアルとなった。『クリード 過去の逆襲』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クリード 過去の逆襲 2023年5月26日より全国にて公開© 2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2023年03月17日マイケル・B・ジョーダンが主演を務めるボクシング映画『クリード』シリーズ最新作『クリード 過去の逆襲』の予告編とポスタービジュアルが公開された。伝説のボクシング映画『ロッキー』のDNAを継承した本シリーズ。公開された予告編は、クリードが「ここまでやれたのはロッキー、父のアポロ、皆がいたからだ」と語る記者会見の映像で始まる。ある日、世界チャンプとして栄光を手にしたクリードの前に「俺を忘れたのか」と幼なじみデイム(ジョナサン・メジャース)が現れる。クリードが封印したはずの過去の“過ち”によって18年の刑務所暮らしを余儀なくされたデイムは、「お前が俺の人生を奪った。何もかもブッ壊してやる」と復讐の狼煙を上げる。復讐を果たすためなら手段を選ばないデイムは暴走を始める。最愛の妻ビアンカに「あなたが止めるのよ」と激励されたクリードは、過去の“過ち”と決着をつけることを決意し、最強の敵との戦いに向けて猛烈トレーニングを開始する。スパーリングパートナーを務めるのは、かつての宿敵ドラゴの息子ヴィクターだ。クリードは自分の拳で過去を断ち切ることができるのか。超満員のLAスタジアムの特設リングに猛烈なクリードコールが巻き起こる。だが、デイムの情け容赦ないパンチがボディに食い込む。思わず雄叫びを上げたクリードと復讐の鬼と化したデイム、互いに一歩も譲らぬパンチの応酬が続いていく。スポーツ映画史上初のIMAXカメラで撮影された臨場感満点のファイトシーンの先に、どんな結末が待つのか。期待が高まるような内容となっている。併せて公開されたポスターは、デイムに強烈なパンチを放ったクリードの姿を鮮烈にとらえている。「血と涙のファイナルラウンド」のコピーが、互いに一歩も譲らない壮絶なファイトを予感させる強烈なビジュアルとなっている。また、シルベスター・スタローンからサーガを託された主演のマイケル・B・ジョーダンは本作で初監督を務めており、『NARUTO -ナルト-』『はじめの一歩』『メガロボクス』『ドラゴンボールZ』など日本アニメの影響を受けていることを公言。「長い間アニメを見続けてきたから、ファイトシーンやドラマの瞬間を構築する上で、自然にアニメに立ち戻る」とコメントしている。『クリード 過去の逆襲』は5月26日(金) に公開される。『クリード 過去の逆襲』予告編<作品情報>『クリード 過去の逆襲』5月26日(金) 公開監督:マイケル・B・ジョーダン出演:マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、ジョナサン・メジャース、ウッド・ハリス、フロリアン・ムンテアヌ、ミラ・ケント、フィリシア・ラシャド 他公式サイト: Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2023年03月17日『アベンジャーズ』シリーズでお馴染みの俳優ジェレミー・レナーが出演するリノベーション番組「レナベーション」が、4月12日(水)より独占配信決定。併せて、キービジュアルと予告編が解禁となった。「レナベーション」はレナーと彼が率いるエキスパート・ビルダー・チームが、故郷のネバダ州リノからイリノイ州シカゴ、メキシコのカボサンルーカス、インドのラジャスタンまで、世界中を旅しながら、その頭脳と技術を駆使して廃車になった車をリノベーション(再構築)し、地域に貢献していく姿を描いたオリジナル番組。今回解禁された予告編では地域の人々と和気あいあいとコミュニケーションをとりながら、ビルダー・チームと力を合わせ、廃車のバスなどを見事に圧倒的なクオリティで蘇らせる姿が映し出されている。予告編の中で「違いを生み出すのは簡単だと証明したい」「思いつきをすごいモノに変える」と真剣な表情で意気込みを語るレナーの姿がとても印象的。人々のため、子どもたちに夢を与えるため、凄腕チームを率いて廃車だったバスを子どもたちも楽しめる移動式音楽バスや、飲用できない水をろ過処理できる移動式水処理センターに改造していく姿はまさにリアル・ヒーローだ。この物語を彩るのはジェレミー・レナーとビルダー・チームのほかに、俳優&プロデューサー、そしてマーベルファンにはお馴染みの“ファルコン/サム・ウィルソン”ことアンソニー・マッキー。アンソニー・マッキー『ハイスクール・ミュージカル』シリーズで一躍有名となり、その後、大ヒット映画に立て続けに出演しているヴァネッサ・ハジェンズ、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『スラムドッグ・ミリオネア』といった大人気作に出演したインド出身の実力派俳優のアニル・カプール、ディズニープラスで配信中の映画『ミラベルと魔法だらけの家』でアーティストとして参加し、アカデミー歌曲賞にもノミネートされた「2匹のオルギータス/Dos Oruguitas」を歌唱、世界で注目されているシンガーソングライターのセバスチャン・ヤトラも登場し、数々の豪華ゲスト陣も「レナベーション」を大いに盛り上げる。番組の配信開始にあたりジェレミー・レナーは、「私は長年、この旅を続けてきました。最初は、困っている人たちのために車を作ることから始めました。しかし、数年前、どうしたらもっと大きなインパクトを地域全体に与えることができるのだろうかと考えました。この番組は、私の最大の情熱の一つであり、私の回復の原動力でもあります」と語っている。「レナベーション」は4月12日(水)よりディズニープラスにて独占配信開始(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2023年03月14日1月1日に除雪作業中の事故により重傷を負い、SNSでたびたび回復の状況を伝えているジェレミー・レナーが先週末にもSNSを更新。Disney+の新番組で自身主演のドキュシリーズ「Rennervations(原題)」を宣伝した。「Disney+でまもなく配信開始となる#rennervationsについて、みなさんにシェアできることがとてもうれしいです。私が回復したらすぐに世界中のみなさんのもとに駆け付けますよ。みんな、準備をよろしくね」。Disney+によると「Rennervations」は4話構成のドキュシリーズ。ジェレミーが世界中の地域社会を訪問し、様々な目的に基づいて設計された車両(PBV、パーパス・ビルト・ビークル)をそれぞれのコミュニティのニーズに合わせて作り直す様子が収められているとのこと。ジェレミーにとって、地域社会への貢献は長年情熱を注いできたことだという。ジェレミーは本作で製作総指揮も務めている。ジェレミーの投稿にはファンから「まずは回復に専念してくださいね。『Rennervations』、楽しみにしています!」「新しい投稿があるたびにうれしくなります。回復は焦らずに。みんな待っていますから!」「最高のニュースですね。毎日あなたを想って祈っています」などのコメントが寄せられている。ジェレミーは数時間前に投稿したインスタグラムのストーリーズで、「日曜日は理学療法の日」と報告しており、順調に回復しているようだ。(賀来比呂美)
2023年02月06日1月1日(現地時間)、除雪作業中に雪上車の下敷きになって重傷を負い、現在は自宅で療養中のジェレミー・レナーがSNSを更新。ジェレミーは、「みなさんからのメッセージや思いやりに感謝しています。私からもみなさんにたくさんの愛と感謝を」と支えてくれているファンらに改めてお礼を伝えた。続けて、「30本以上の骨は、家族や友人との愛情や絆が深まるように、より強く、よくなっていくでしょう」とポジティブにつづった。添えた写真には、ベッドの上でリハビリに精を出しているとみられるジェレミーが写っている。この投稿を受け、マーベル映画仲間のクリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)は、「なんてタフな人なんだ!雪上車はだれかチェックしたの?いっぱい愛を送るよ!」とツイート。ジェレミーは「大好きだよ、ブラザー。雪上車はぼくがチェックしたよ。燃料が必要だ」とお茶目に返答している。このやりとりを見たファンは、「2人の友情、最高!」「それにしても雪上車より強いジェレミーって、最強じゃない?」「いまや最も強い『アベンジャーズ』」とメッセージを寄せている。事故当時「容体は安定している」とはいえ危険な状態だったジェレミーだが、驚異的な回復力を見せ、17日に退院して自宅にいることを報告していた。(賀来比呂美)
2023年01月23日元日、除雪作業中の事故で重傷を負い入院していたジェレミー・レナーが退院したことを明らかにした。ジェレミーは17日に、現在「Paramount+」で配信中の主演ドラマ「Mayor of Kingstown」の宣伝ツイートをリツイート。「ブレインフォグ(頭の中にモヤがかかったような状態)の回復途上ではあるけれど、家で家族と一緒にエピソード201を観られたのはすごくワクワクすることだった」と、同ドラマの新シーズンを家で観たとつづったのだ。「家で」という表現からジェレミーが退院したことを察したファンたちは、「無事に家に帰れたんだね!」「退院おめでとう!」「本当によかった。ドラマの方も最高」と大喜び。「完全復活までにもう少し時間がかかるとしても、あなたならゴールまでのすべての過程をやってのけるでしょう!」という激励の声も。ジェレミーの広報担当者は事故当時、「重傷だが容体は安定している」「胸部鈍的外傷と整形外科外傷を負った」と発表。続いてジェレミーは自らSNSで無事を報告していた。後日、「TMZ.com」よりジェレミーが救急搬送された際の救急コールの録音が公開されたが、事故に遭った直後のジェレミーは圧雪車につぶされ、息が浅く、短く、意識はあるもののひどい痛みに苦しんでいるなどの情報が収められていた。かなり危険な状態だったようだが、驚異の回復力を見せている。(賀来比呂美)
2023年01月19日『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール監督最新作『NOPE/ノープ』のリリースを記念し、4K Ultra HD、ブルーレイ、DVDに含まれる特典映像から謎の飛行物体に迫る【ネタバレ注意】の「その名はGジャン」の一部が公開された。解禁された映像では、劇中「Gジャン」と名づけられた謎の飛行物体について監督やスタッフが語っている。常に新感覚のホラーを提供してきたジョーダン・ピール作品。本作では意外性を持たせるため、どのような方向性でどのようなデザインが良いか数か月悩んだそう。そして、「Gジャン」がクラゲと似ていることから、“Gジャンが実際に存在しうるか”や“その生態”をクラゲの専門家に監修してもらったことを明かしている。さらにピール監督は、主にGジャンの飛行の仕方に重きをおいていたという。“クラゲの体は95%が水分でできているため水中で漂える”という原理をGジャンに利用して、クラゲ同様、周囲に同化しながらひっそりと移動できるようにしたそう。こうして誕生した「Gジャン」は、ひっそりと人々の目の前に現れ、恐怖に陥れる。劇中正体が謎に包まれている「Gジャン」について、理解が深まる特典映像となっている。『NOPE/ノープ』は1月6日(金)より4K Ultra HD、ブルーレイ、DVDが発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:NOPE/ノープ 2022年8月26日より全国にて公開©2021 UNIVERSAL STUDIOS
2023年01月05日除雪作業中に事故に遭い重傷を負ったジェレミー・レナーが、3日にインスタグラムを更新。「みなさんの温かい言葉に感謝します。文字を入力するのも大変なくらいひどい状態。でも、みなさんに愛を送りますね」と病室から無事を報告した。ジェレミーといえば、マーベルの『アベンジャーズ』シリーズなどでホークアイを演じていることで有名だ。マーベル仲間のクリス・ヘムズワース(ソー)、クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)、クリス・プラット(スター・ロード)、ポール・ベタニー(ヴィジョン)、タイカ・ワイティティ監督、ジェームズ・ガン監督らからお見舞いメッセージが寄せられている。また、ペネロペ・クルス、オーランド・ブルーム、ケイト・ハドソン、ケイト・ベッキンセールら多くの俳優仲間からもコメントが届いた。事故は今月1日に起きた。ジェレミーの自宅近くで、家族が運転する車が雪の中で立ち往生してしまった。ジェレミーは圧雪車を使用し、車をけん引することに成功。圧雪車から降りて家族に話しかけに行く途中で、圧雪車が横転しそうになっているのを目撃する。止めに向かったところ、下敷きになってしまったようだ。ジェレミーの広報担当者は事故の翌日に、「重傷だが容体は安定している」「胸部鈍的外傷と整形外科外傷を負った」と発表していた。(賀来比呂美)
2023年01月05日「東京コミックコンベンション 2022」への参加が決定していたジェレミー・レナーが、急遽来日キャンセルとなった。11月26日(土)&27日(日)の期間中に参加予定だったジェレミー。彼のマネージメントは「急遽個人的な都合により、東京コミコンに行くことを延期せざるを得なくなりました」と説明し、「ジェレミー自身は、東京コミコンに参加することを楽しみにしておりましたが、大変残念に思うとともに、日本のファンの皆さんにも申し訳なく思っています」とコメントしている。すでに販売されていた「ジェレミー・レナー氏のセレブチケット(撮影会・サイン会)」購入者への対応については、追って別途案内があるという。<※以下、原文>“Due to a last minute personal issue, Mr. Renner is unable to travel and had to postpone his appearance at this year’s Tokyo Comic Con.He was looking forward to coming back to Japan and seeing everyone. He is deeply sorry and looks forward to coming back to Japan next year.”「東京コミックコンベンション 2022」は11月25日(金)より幕張メッセにて開催。(cinemacafe.net)
2022年11月22日10月24日(現地時間)、俳優のレスリー・ジョーダンが自動車事故で亡くなった。享年67。レスリーの広報担当者が「NBC News」に明らかにし、「運転中、衝突する前に医療的な緊急事態に陥った疑いがある」と語った。テレビ、映画、舞台で活躍してきたレスリー。中でも、「ふたりは友達? ウィル&グレイス」にビヴァリー・レスリー役でゲスト出演したことで知られており、プライムタイム・エミー賞でゲスト賞も受賞した。同ドラマでウィル役を演じたエリック・マコーマックは、「レスリー・ジョーダンが亡くなったことを知り、ショックを受けています。彼は私の知る限り、最もおもしろくて遊び心のある南部の紳士でした。彼が『ウィル&グレイス』の一話一話にもたらした喜びと笑いは明らかです。逝ってしまうには30年も早いよ。みんなから愛されていた人」とツイート。ジャック役のショーン・ヘイズは「悲しいです。レスリー・ジョーダンは、私の今までの仕事の中で、最もおもしろく、一緒に働けたことをうれしく思った人の一人でした。彼に出会ったら、みんなが好きになってしまうような人です。彼のような人は決していないでしょう。大きな心と思いやりを持ち、ユニークな才能にあふれた人でした。レスリー、寂しくなりますね。大好きな友人です」とインスタグラムで追悼した。(賀来比呂美)
2022年10月25日映画『クリード 過去の逆襲』が、2023年5月26日(金)に公開される。主演・監督はマイケル・B・ジョーダン。ロッキーの意志を受け継ぐ『クリード』3作目『クリード』シリーズは、映画『ロッキー』シリーズでシルベスター・スタローン演じる主人公ロッキー・バルボアの意志を受け継ぐ後継者、アドニス・クリードの物語。3つのアカデミー賞、4つのゴールデン・グローブ賞を獲得、全世界累計興行収入2,880億円を突破した、世代を超えて愛され続ける奇跡と感動のシリーズだ。『クリード』シリーズ第1弾となる『クリード チャンプを継ぐ男』では、ロッキーにとって史上最大のライバルにして盟友アポロ・クリードの息子・アドニスとともにロッキーが世界チャンピオンを目指していく姿を描き、続く第2弾『クリード 炎の宿敵』では、アドニスの父アポロを亡き者にした“殺人マシーン”の異名を持つ王者イワン・ドラゴの息子、ヴィクターとアドニス、ロッキーの壮絶な死闘を映し出した。アドニスの“過去”と対峙する新たな物語そして、『クリード』シリーズ第3弾となる新作『クリード 過去の逆襲』が満を持して公開へ。ロッキー、そしてアポロの意志と魂を受け継ぎ、栄光と名誉、愛する家族を手に入れた、アドニス・クリードの新たな感動物語が繰り広げられる。アドニスの最高の親友にして、家族のように一緒に育ったデイミアン・アンダーソンが18年ぶりにボクサーとしてアドニスの前に姿を現す。デイミアンはある事件をきっかけに刑務所に入り、何もかも奪われてしまったことから、彼が愛する者すべてに牙を向けはじめていた。実はアドニスの栄光の影には、誰にも言えない過去が隠されていたのだった……。アドニスは、過去と向き合いリング上での決着を決意。かつての自分自身と対峙し、逃れられない運命を背負ってすべてをかけて立ち向かう。果たしてチャンプを継ぐ男は、未来を切り開くことが出来るのか!?究極のクライマックスの幕があける。臨場感あふれる大迫力のファイトシーンに注目だ。マイケル・B・ジョーダンが主演&初の監督に映画『クリード 過去の逆襲』では名優シルベスター・スタローンから、映画の枠を超えて意志を受け継いだマイケル・B・ジョーダンが前作に続き主演を務める他、自身初の監督も務めることに。スポーツ映画初となる、IMAX認証デジタルカメラでの撮影も敢行しており、リングサイドさながらの臨場感を表現している。さらに、『クリード チャンプを継ぐ男』で監督を務め大ブレイク、次作『ブラックパンサー』で社会現象を全世界に巻き起こしたライアン・クーグラーが、プロデューサー&脚本を手がける。また、敵対するデイミアン・アンダーソンを演じるのは、ジョナサン・メジャース。アドニスの妻ビアンカはテッサ・トンプソンが続投する。映画『クリード 過去の逆襲』登場人物主人公アドニス・クリード…マイケル・B・ジョーダンかつてのロッキーのライバルであり、親友だった今は亡きアポロ・クリードの息子。かつて父と歴史に残る激闘を繰り広げたロッキーを師匠とし、世界の頂点を目指した。本作では、ロッキーの意志を継ぐアドニスが過去の自分自身と向き合い、戦いに臨む姿が描かれる。デイミアン・アンダーソン(デイム)…ジョナサン・メジャースアドニスの親友であり、家族のようにして一緒に育つ。ある事件により刑務所に入ったことから、周囲へ牙を向け始める。クリードへの復讐を誓い、世界チャンプとして栄光を手にしたクリードの前に現れる。全てを壊してクリードのキャリアを奪おうとする。演じるのは、マーベル作品『アベンジャーズ』シリーズ最新作で重要なキャラクター征服者カーンに抜擢され話題となったジョナサン・メジャース。ビアンカ…テッサ・トンプソンアドニスの妻。演じるのは、マーベル作品『ソー』シリーズ、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』で魅力的なキャラクターを好演したテッサ・トンプソン。映画『クリード 過去の逆襲』ストーリーロッキーの魂を引き継いだチャンプ、クリードの前にムショ上がりの幼馴染デイムが現れる。実は、クリードには家族同然の仲間を宿敵に変える誰にも言えない過ちがあったのだ。復讐を誓う最強の敵から、未来を勝ち取ることが出来るのか?【詳細】映画『クリード 過去の逆襲』公開日:2023年5月26日(金)監督:マイケル・B・ジョーダン脚本:キーナン・クーグラー、ザック・ベイリン製作・原案:ライアン・クーグラー出演:マイケル・B・ジョーダン、ジョナサン・メジャース、テッサ・トンプソン、テッサ・トンプソン、ジョナサン・メジャース、ウッド・ハリス、フロリアン・ムンテアヌ、ミラ・ケント、フィリシア・ラシャド全米公開日:2023年3月3日(金)© 2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2022年10月22日幕張メッセにて開催される「東京コミックコンベンション 2022」に、ジェレミー・レナーとヘイデン・クリステンセンが参加することが発表された。ジェレミーは『アベンジャーズ』シリーズで長きに渡りホークアイ役として活躍し、昨年は主演ドラマ「ホークアイ」も制作された。ほかにも、『ミッション:インポッシブル』シリーズや『ボーン・レガシー』などの話題作に出演し、これまでにアカデミー賞主演男優賞、助演男優賞やゴールデン・グローブ賞助演男優賞などでノミネートされる実力派俳優。東京コミコンでも2回来日しており、今回が3回目の参加だ。ヘイデンは、『スター・ウォーズ』シリーズにてダース・ベイダー/アナキン・スカイウォーカーを演じ、世界中で一躍有名に。今年配信開始となったドラマ「オビ=ワン・ケノービ」でもダース・ベイダーを続投している。今回、東京コミコンへの参加は初となる。なお、ジェレミーは11月26日(土)と27日(日)の2日間、ヘイデンは期間中全ての日程で来場。当日は会場において、写真撮影会およびサイン会等も予定されている。2人のセレブチケットは、10月20日(木)10時よりチケットぴあ及びハリコンサイトの両サイトにて発売開始となる。「東京コミックコンベンション 2022」は11月25日(金)より幕張メッセにて開催。(cinemacafe.net)
2022年10月14日絶賛公開中のジョーダン・ピール監督最新作『NOPE/ノープ』。このたび、謎に包まれた本作の撮影風景を収めたメイキング映像が到着した。斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描き、鮮烈な監督デビューを飾った『ゲット・アウト』、前作同様に深いテーマを提唱し大ヒットを記録した『アス』。自ら製作、脚本、監督をこなし、『ゲット・アウト』では第90回アカデミー賞で脚本賞も受賞したジョーダン・ピールの約3年ぶりの新作『NOPE/ノープ』。田舎の広大な敷地の牧場経営で生計を立てる一家。長男オーティス・ジュニア(ダニエル・カルーヤ)は、家業をサボり市街に繰り出す妹エメラルド(キキ・パーマー)にウンザリしているところ、突然、空から異物が降り注ぐ。止んだかと思うも束の間、直前まで会話していた父親が息絶える。オーティス・ジュニアは父親の不可解な死の直前に、雲に覆われた巨大な飛行物体のようなものを目撃したことを妹に明かし、やがて兄妹はその飛行物体の物的証拠を収める“バズり動画”を撮影することを思いつく。「絶対に見つめてはいけない」“ヤツら”の存在……彼らには想像を絶する事態が待ち受けていた。日本に先駆けて公開を迎えたアメリカではランキング初登場NO.1を獲得。各映評でも高評価を得ており、日本でも熱い眼差しが向けられている。このたび公開されたのは、謎に包まれた本作の撮影風景を収めたメイキング映像。ピール監督が「長年僕が温めてきた大がかりな構想を形にした作品だ」と、今回の映像の冒頭で思い入れを語る本作。『ゲット・アウト』以来5年ぶりのタッグとなるオスカー俳優のダニエル・カルーヤをはじめとする実力派キャスト陣や、クリストファー・ノーラン監督作品の常連カメラマンとして知られ、『ダンケルク』でオスカーを受賞したホイテ・ヴァン・ホイテマを撮影監督に迎え、遂に完成に至った。今回のメイキング映像では、謎に包まれた本作の撮影風景が少しだけ明らかにされ、プロフェッショナルなキャスト・スタッフたちの撮影の様子が垣間見える。本作では現代で起こっている社会問題を引用し、深く掘り下げているが、その中には映画作りや映画業界に対して疑問視するメッセージも込められており、ピール監督は「自分たちの仕事を評価しつつも批判する作品にしたいと思っていた」と語っている。それを象徴するのが、映像内でも登場する馬上の黒人を捉えた「The Horse in Motion」という名で知られるクロノフォトグラフィーがはじまった頃の写真。これはエドワード・マイブリッジによって1887年に作成され、歴史的な映像技術として永久貯蔵されており、馬の名前や馬主の名前は記録されているのだが、馬上の黒人の名前は一切残っていないのだ。ピール監督はその解説本を読み、ハリウッドや映画業界全体を、業界に昔も今も内在する搾取もろとも解き明かしてみたいというスイッチが入ったようで、本作のストーリーでは、観客の脚光を浴びず、プロとして記憶に残る映像作りに貢献している“裏方の技術者”や、一定のブームがすぎると容赦なく使い捨てられていく俳優たちが抱える現実にもスポットが当てられている。『NOPE/ノープ』公開中
2022年08月29日斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描いた『ゲット・アウト』『アス』で世界的大ヒットと高評価を受けたジョーダン・ピール監督の最新作『NOPE/ノープ』が、ついに日本公開。謎に包まれた本作の撮影風景を収めたメイキング映像が解禁された。『アス』から約3年ぶりとなった最新作では、田舎町の牧場上空に雲に覆われた謎の巨大飛行物体が突如現れ、想像を絶する事態を招くサスペンス・スリラーが監督史上壮大なスケールで描かれている。ピールが「長年僕が温めてきた大がかりな構想を形にした作品だ」と今回到着した映像の冒頭で思い入れを語る本作。『ゲット・アウト』以来5年ぶりのタッグとなるアカデミー賞俳優のダニエル・カルーヤをはじめとする実力派キャスト陣、クリストファー・ノーラン監督作品の常連カメラマンとして知られ、『ダンケルク』でアカデミー賞を受賞したホイテ・ヴァン・ホイテマを撮影監督に迎えるなど、腕利きのチームを集めた。そのメイキング映像では、謎に包まれた本作の撮影風景が少しだけ明らかにされ、そのプロフェッショナルなキャスト・スタッフたちの撮影の様子が垣間見える。本作では現代で起こっている社会問題を引用し、より深いテーマを掘り下げているが、その中に映画作りや映画業界に対して疑問視するメッセージも込められ、ピール監督は「自分たちの仕事を評価しつつも批判する作品にしたいと思っていた」と語っている。それを象徴するのが、映像内でも登場する馬上の黒人を捉えた「The Horse in Motion」という名で知られるクロノフォトグラフィーが始まった頃の写真。これは1887年にエドワード・マイブリッジによって作成され、歴史的な映像技術として永久貯蔵されており、馬の名前や馬主の名前は記録されているのだが、馬上の黒人の名前は一切残っていない。ピールはその解説本を読み、ハリウッドや映画業界全体を、業界に昔もいまも内在する搾取をも解き明かしてみたいというスイッチが入ったようで、本作のストーリーでは脚光を浴びることなく、プロとして記憶に残る映像作りに貢献している“裏方の技術者”や、一定のブームがすぎると容赦なく使い捨てられていく俳優たちの現実にもスポットが当てられている。ピールが長年かけて紡いだストーリーの全貌と、一流のキャスト・スタッフが揃ったスペクタクルな映像は迫力あふれるIMAXスクリーン(一部劇場を除く)でより堪能できそうだ。『NOPE/ノープ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:NOPE/ノープ 2022年8月26日より全国にて公開©2021 UNIVERSAL STUDIOS
2022年08月28日現在、公開中のジョーダン・ピール監督最新作『NOPE/ノープ』より、監督&キャストらのコメント入り特別映像が到着した。『NOPE/ノープ』は、自ら製作、脚本、監督をこなし、斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描いた『ゲット・アウト』で鮮烈な監督デビューを飾ったジョーダン・ピール約3年ぶりの新作。『NOPE/ノープ』(C)2021 UNIVERSAL STUDIOS田舎の広大な敷地の牧場経営で生計を立てる一家。長男オーティス・ジュニア(ダニエル・カルーヤ)は、家業をサボり市街に繰り出す妹エメラルド(キキ・パーマー)にウンザリしているところ、突然、空から異物が降り注ぐ。止んだかと思うも束の間、直前まで会話していた父親が息絶える。オーティス・ジュニアは父親の不可解な死の直前に、雲に覆われた巨大な飛行物体のようなものを目撃したことを妹に明かし、やがて兄妹はその飛行物体の物的証拠を収める“バズり動画”を撮影することを思いつく。「絶対に見つめてはいけない」“ヤツら”の存在……、彼らには想像を絶する事態が待ち受けていた。このたび到着したのは、ジョーダン・ピールが自身史上最高のスケールで制作した渾身の最新作の撮影の裏側を映し出した映像。アカデミー賞脚本賞受賞、主演男優賞ノミネートを果たしたジョーダン・ピールの出世作『ゲット・アウト』で主演を務め、今作では2度目のコラボレートのダニエル・カルーヤが「今回の作品は前作より規模が大きい。監督の制作スタイルも進化した」と明かすように、これまでにないほど大規模な機材とセットのなか撮影が進行するメイキングが映し出されていく。壮大かつ、ピール監督らしいメッセージ性も込められたストーリーを映像化するために撮影カメラにはIMAXカメラと、65ミリフィルムを採用。今作で撮影監督を務め、これまでも『TENET テネット』『インターステラー』などを手掛けてきた巨匠ホイテ・ヴァン・ホイテマもピールとの撮影を振り返り、「ジョーダンは自分の限界に挑む。彼は恐れない。そんな姿を見たら、僕も限界に挑戦するしかない」とピールの溢れ出る野心に鼓舞されたことを明かしている。映像はピールがスタッフに「映画制作に対する僕の愛が詰まっている。一生、思い出に残る作品だ」と熱い思いを語る様子で締めくくられる。キャスト・スタッフ陣がピールの熱意に惹かれ、挑戦的で未知数な撮影にも臆することなく、一丸となって取り組んだ最新作の仕上がりにますます期待膨らむ映像となっている。『ゲット・アウト』『アス』に続き、ジャンル色の強い作品を多く手掛けてきたピール監督。今作もサスペンス・スリラーとして高い注目を集めているが、ジャンル要素はピール自身が好んで取り入れているそうで、「“こう描けばこんな感情を引き出せる”みたいなガイドラインやルールがたくさんある。僕ら観客もみんな、それを整理立てて把握しちゃっているから、これから観る映画がどんなものなのか予想できるようになった。だからこそ、それをひっくり返す甲斐がある。怖くなるぞと思わせた瞬間に笑えるネタが飛び出すようにしたり、笑えるネタが来るぞと思いきや泣かすということができるんだ。」と嬉々としてその狙いを明らかにしている。<作品情報>『NOPE/ノープ』上映中監督・脚本:ジョーダン・ピールキャスト:ダニエル・カルーヤ(『ゲット・アウト』)/ キキ・パーマー(『ハスラーズ』)/ ブランドン・ペレア / マイケル・ウィンコット / スティーヴン・ユァン / キース・デヴィッド公式HP:公式Twitter:公式Instagram:公式Facebook:
2022年08月27日8月26日(金)から公開される、ジョーダン・ピール監督最新作『NOPE/ノープ』。このたび、緊迫の本編映像が到着した。斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描き、鮮烈な監督デビューを飾った『ゲット・アウト』、前作同様に深いテーマを提唱し大ヒットを記録した『アス』。自ら製作、脚本、監督をこなし、『ゲット・アウト』では第90回アカデミー賞で脚本賞も受賞したジョーダン・ピールの約3年ぶりの新作『NOPE/ノープ』。田舎の広大な敷地の牧場経営で生計を立てる一家。長男オーティス・ジュニア(ダニエル・カルーヤ)は、家業をサボり市街に繰り出す妹エメラルド(キキ・パーマー)にウンザリしているところ、突然、空から異物が降り注ぐ。止んだかと思うも束の間、直前まで会話していた父親が息絶える。オーティス・ジュニアは父親の不可解な死の直前に、雲に覆われた巨大な飛行物体のようなものを目撃したことを妹に明かし、やがて兄妹はその飛行物体の物的証拠を収める“バズり動画”を撮影することを思いつく。「絶対に見つめてはいけない」“ヤツら”の存在……彼らには想像を絶する事態が待ち受けていた。日本に先駆けて公開を迎えたアメリカではランキング初登場NO.1を獲得。各映評でも高評価を得ており、今月に公開を控える日本でも熱い眼差しが向けられている。このたび公開されたのは、オーティス・ジュニアがエメラルドに謎の飛行物体を見てしまったことを告白する緊迫の本編映像。神妙な面持ちのオーティス・ジュニアを心配しながら、「何を見たの?」と静かに質問を投げかけていくエメラルド。オーティス・ジュニアは、何かに怯えるかのように静かに、そして急ぎ早にその特徴を語っていく。その答えから何かを察したエメラルドは「本気で言ってるの?」と絶句の表情をみせ、オーティス・ジュニアは表情を変えることなく静かに頷く。突如、空に現れた“巨大”で“速すぎる”何か……。想像を絶する脅威の襲来に静かに怯え、絶望する主人公たちの姿に、見ているこちらも生唾を飲み込まずにはいられない緊迫の映像となっている。本作のタイトルである『NOPE/ノープ』は、直訳では否定の意味を持つ言葉。ピール監督が本作を書き上げ始めたのが、世界的パンデミックの脅威にさらされた2020年。ピール監督は「とんでもない時期だった。あの年に起きて今も続くあらゆる恐ろしい出来事を『NOPE/ノープ』はいろんな意味で反映している。僕にとってこの作品は、日常からの逃避みたいなものだし、観客も、皆さんの現実を忘れるきっかけになれば嬉しい」と当時を振り返りながらコメントしている。タイトルのほかにも、オーティス・ジュニアが空の脅威に絶望してか、劇中で「NOPE」とつぶやくシーンも予告映像から確認できるが、たった一言であり、なんといっても一筋縄ではいかないピール監督作ということもあって、映画好きの界隈では様々な意味合いの憶測がなされた。ピール監督はこのタイトルの意味について「“ノープ(Nope)”という言葉にはいろんな意味合いがあるけれど、例えば僕はいつも、作品を観てくれる人たちの頭の中を覗いてみたくなるんだ。で、思うにきっと、ホラー映画は観たくないとか、あんなに暗くて異常な世界なんて“ムリ(Nope)”と言う人が結構いるのではないかなと思った」「タイトルはそういう皆さんへの誘い(いざない)でもある。“気持ちはわかるよ。確かに怖い映画だ。でもね、そんなあなたを知ったうえで、このジャンルに招待している。席を用意しましたのでどうぞ”という僕の気持ちを表しているんだよ。特に僕ら黒人はシンプルに反応するしね。どうしても“ムリ!やめて!抜ける!俺、消えるから!”と言っちゃうから」と説明。もはや宣戦布告にさえ思えるピール監督らしい遊び心溢れる理由がタイトルにも込められている。『NOPE/ノープ』8月26日(金)より公開
2022年08月22日8月26日(金)から公開される、ジョーダン・ピール監督最新作『NOPE/ノープ』。このたび、IMAXメイキング特別映像が公開された。斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描き、鮮烈な監督デビューを飾った『ゲット・アウト』、前作同様に深いテーマを提唱し大ヒットを記録した『アス』。自ら製作、脚本、監督をこなし、『ゲット・アウト』では第90回アカデミー賞で脚本賞も受賞したジョーダン・ピールの約3年ぶりの新作『NOPE/ノープ』。田舎の広大な敷地の牧場経営で生計を立てる一家。長男オーティス・ジュニア(ダニエル・カルーヤ)は、家業をサボり市街に繰り出す妹エメラルド(キキ・パーマー)にウンザリしているところ、突然、空から異物が降り注ぐ。止んだかと思うも束の間、直前まで会話していた父親が息絶える。オーティス・ジュニアは父親の不可解な死の直前に、雲に覆われた巨大な飛行物体のようなものを目撃したことを妹に明かし、やがて兄妹はその飛行物体の物的証拠を収める“バズり動画”を撮影することを思いつく。「絶対に見つめてはいけない」“ヤツら”の存在……彼らには想像を絶する事態が待ち受けていた。日本に先駆けて公開を迎えたアメリカではランキング初登場NO.1を獲得。各映評でも高評価を得ており、今月に公開を控える日本でも熱い眼差しが向けられている。このたび公開されたのは、鬼才ジョーダン・ピール監督と、『TENET テネット』の名撮影監督として知られる、ホイテ・ヴァン・ホイテマが語るIMAXメイキング特別映像。『ゲット・アウト』『アス』で世界的大ヒットと高評価を受け、観客が次の最新作はまだかまだかと熱く待ち望む、今まさに注目度の熱い監督のひとりとなったジョーダン・ピール。『アス』から約3年ぶりにメガホンを取った最新作では、これまでピールが描いてきた“個人的な物語”から大きく飛躍し、田舎町の上空に雲に覆われた巨大な飛行物体が突如現れ、想像を絶する事態を招く謎に包まれたサスペンス・スリラーとして描かれている。ピール自身も「本作はこれまでの作品と違い、より大きな冒険を描こうとした。映画製作の観点でも、一番冒険してるよ」と自信を持ってコメントしている。今回、そんな“空からの脅威”と臨場感溢れる圧巻の没入体験へ誘うその裏側を映した特別映像が到着した。キャリア史上初めての挑戦となるメジャー級大作を作ることを決め「自分で映画化するすべもわからない映画脚本を書き始めてしまった」と振り返るピール。この壮大なストーリーをスクリーンへ映し出すにあたって、映像のクオリティもスケールアップするため、これまでクリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』や『インターステラー』等で撮影監督を務めてきたホイテ・ヴァン・ホイテマを新たに迎え、誰も経験したことがない、空から“何か”が襲いかかる唯一無二の恐怖の映像体験を作り出すことに成功した。ピール作品に初参加となったホイテマは「とても爽快な道のりだった。常に創作を楽しみ、恐れず高め合い続け我々のすべてを注いだ。これは大きなスクリーンで見るべき映画だ」と手応えを強調。その仕上がりは特別映像に映し出されている、迫力に溢れるメイキングシーンや、まるで現場の当事者のように感じさせる圧巻の本編シーンの一部始終を見れば明らかだ。映像の最後では「映像は圧倒的でその場にいるかのように感じるはずだ。追求したのは没入感と幼い頃に誰もが感じた未知への恐怖や驚きだ」と、ピールが本作に込めた想いを語り締めくくっている。そして『アス』に続いて製作を務めたイアン・クーパーも「ジョーダンも当初から『みんなが『JAWS/ジョーズ』で海面を見つめた時のように、本作を見た人たちが雲を見つめるようになるといい』なんて言っていた。撮影中にも本物の雲が空に浮かんでいると、あのゾッとする感覚を容易に想像できた」と話しており、これまでにない最高峰の映像とともに新感覚の恐怖を体感できること間違いなしである。『NOPE/ノープ』8月26日(金)より公開
2022年08月15日昨年のトニー賞でストレートプレイでは最多となる12部門にノミネートされた『Slave Play』。その脚本を手掛けた新進気鋭の劇作家、ジェレミー・O・ハリスが、2019年にオフ・ブロードウェイで初演。人種、セクシュアリティ、家族、格差社会、モラル、アイデンティティといったテーマをリアルな会話で鋭く描き、大胆で刺激的な内容が非常に魅力的だと話題となった舞台『ダディ』が、小川絵梨子演出、中山優馬主演で日本初演を果たす。若いアフリカ系アメリカ人のアーティストであるフランクリン(中山優馬)は、LAに住むセレブの初老アートコレクターであるアンドレ(大場泰正)に出会い、その魅力に抗えず、二人は熱い関係を深めていく。フランクリンの友人で駆け出しの俳優、マックス(原嘉孝)やインフルエンサーのベラミー(前島亜美)、そしてフランクリンの才能を見出すアートディーラーのアレッシア(長野里美)はふたりの関係に関して黙認するが、クリスチャンでこうるさいフランクリンの母親、ゾラ(神野三鈴)は、自分の息子が危険にさらされていると疑いを持つ。そして、彼女は彼らふたりの関係を崩そうとアンドレを追い詰めていくのだが…。中山優馬、大場泰正、原嘉孝、前島亜美、神野三鈴に、作品の魅力やその斬新さ、それぞれの役柄や、カンパニーの様子などについて話を聞いた。稽古を重ねる中でみえてきた行間の豊かさ――『ダディ』はアメリカ演劇界注目の劇作家、現在33歳のジェレミー・O・ハリスの日本初上陸作品です。その戯曲の魅力をどう感じていらっしゃいますか。中山劇中で大きな問題が起きることは起きますが、僕が魅力を感じているのは、問題が起こるところ以外の行間の部分。本読みを重ね、立ち稽古をしていく中で、より行間の豊かさを感じるようになりました。神野それぞれの人物が本当に生き生きと、時に残酷でありながらもリアルに描かれている戯曲だと感じています。どの人物も多面的で、そういう人たちが誰かと関わることで、自分自身の違う一面が見えてきたりする。また、主人公のフランクリンだけではなく、一人ひとりが成長し、自立していくんです。主人公はアフリカ系アメリカ人ですが、きっと、日本のお客さんも共感できるところがいっぱいあると思います。前島これまで本読みを丁寧にやってきました。日本語訳をどう整えていくかというところを時間をかけてやってきた中で、今、私はどの登場人物も好きになっています。みんな人間らしく愛があり、憎めないんですよね。登場人物をこんなに好きになれる作品はなかなかないです。大場本当に登場するのは素敵な人ばかりで。この戯曲、複雑なところも沢山ありますが、分別くさい本ではないんですよ。それぞれ違うバックグラウンドを持った人たちが出会った時、当然生まれる軋轢をリアルに、そこにある痛みごとしっかりと描いている。またそういうことを技巧的にではなく、さらけ出して見せている。そんなところにも若い作家らしい鮮度を感じています。原確かに人種も違えば宗教も違う、バックグラウンドが違う人たちが集まった物語ですから。誰が正しいとか正しくない、とかではないんですよね。愛の形もいろいろで正解があるわけではない。そう、正解がない作品。そういう戯曲だと思います。一生懸命なフランクリンに皆が振り回されるお芝居――それぞれの役についてはいかがでしょう。中山さんはアフリカ系アメリカ人のフランクリンを演じますが、今どう見えていますか。中山稽古を進める中で、すごく一生懸命な人だと思うようになりました。フランクリンはアーティストですが、どうしてアーティストになったのかと考えるとやっぱり、一生懸命生きていく中での一種の自己表現だと思うんです。単なる職業として選択したというより、自己表現。一生懸命に生きているんだなと。一生懸命な人だと。神野「一生懸命」って何回言うの(笑)?一同(笑)。原視野が狭いといったら狭いですよね。神野狭いよね。でも、それが一生懸命ってことだよね。中山そういうことです。舞台『ダディ』ビジュアル神野フランクリンは瞬間瞬間を生きているから。確かに一生懸命という言葉でしか言い表しようがないよね。また、それをごまかさない。それだから周囲の人が振り回されるのかもしれないんだけれど。中山嫌な奴になってもおかしくないのが憎めない存在になっているのは、ひたむきさがあるからなんだろうと思います。大場基本、そういうフランクリンにみんなが振り回される芝居なんですよね。――神野さんはフランクリンの母ゾラ役です。神野さんは“母親という立場の女性”を多く演じていらっしゃる印象があります。いろんな人の母親になっていらっしゃるなと。神野そうなんですよ。しかも、息子はジャニーズの方が多いですよね。つい先日までドラマ『マイファミリー』で二宮(和也)くんのお母さん役を演じ、その前は舞台『オレステイア』で生田(斗真)くんのお母さん役という幸せ!中山ジャニーズの母!原稽古場でも母です。神野いや、“恋人”って言って(笑)! 嘉孝の彼女を演じたい。一同(笑)。――息子役の中山優馬さんはどんな印象ですか。神野作品全体に対して責任を持ってその場にいらっしゃる。それと、芝居に嘘がないですよね。感性が豊かで、今この場で起きていることにちゃんと反応し、心でやり取りをしてくれると感じます。嘉孝もそう。みんなそれは共通していらっしゃいますよね。だから、ほんとなんて素晴らしい息子たちだろうと。――大場さんはフランクリンの恋人となるアンドレ役です。アンドレはどんな人物でしょうか。大場アンドレは大金持ちのアートコレクター。何十億、何百億のアートも見境なく買うんですが、世の中にあるいろんな“美”を収集しているという感じで。そんな中でフランクリンに出会い、惹かれる。フランクリンの外見だけじゃなく、内面にも“美”を見出だすんです。多分、アンドレにとってフランクリンはアート以外で初めて強く心が揺さぶられ、惹かれた人間なんだろうと。そして、そんなフランクリンの核にどうにか辿り着きたいと思っている。優馬くんの芝居には嘘がないと三鈴さんがおっしゃいましたが、本当にそうなんです。等身大で飾り立てず見せてくれる。そういうフランクリンでいてくれることがすごくうれしいし、好きになれるなって感じています。中山大場さんが演じるアンドレもすごくセクシーですよ。神野そう、セクシー。また品があるんですよ。ご本人はジェントルマンですが、目が時々笑っているか笑っていないのかわからない時があって(笑)。でもそういうところもアンドレのミステリアスな部分と重なります。本を読んでいる段階では、アンドレはどこか嫌悪感を覚えるような人だと思ったんですが、大場っちがやると悲しみを抱えた、やさしい人の雰囲気があるんです。でも、ゾラとしてはそんなアンドレと戦わないといけない。大場っちもその時は刀を出してくるんだろうと思うと、ワクワクします。すぐ斬られると思いますが(笑)。大場いやいや、ゾラ、かなり強いです(笑)。「一緒に筋トレしてます」その理由は・・・?――神野さんは演じるゾラの人物像をどう言い表しますか。神野それはもう大変な人です(笑)。一同(笑)。神野でもそんなゾラもひとりで子どもを育てる中で悩んできたんだろうなって。自分がまだ子どもなのに、なんとか親になろうと頑張ってきた女の子だったんでしょうね。だからこそ強くならないといけなかった。また、この世が安全じゃないからこそ、時にはジャングルで子を守るメスライオンのようにならないといけなかった。ゾラは信仰心の強い人でもありますが、子どもをこの世の悪から守るために宗教が非常に力になってくれたと思うんです。ゾラは最初から母親だったわけじゃないんですよ。“フランクリンによって作られた自分”が彼女の人生でとても大きいと思うんですね。原ゾラは母親の鑑みたいな人です。最初はただの“束縛する人”なのかなと思っていたけど、そうじゃないんですよね。自分の知らなかった息子が見えていく中で、それを受け入れたりもする。そういう姿にもまた母の強さを感じました。前島私、フランクリンとゾラのプールのシーンがすごく好きです。中山あそこどうなるんでしょうね。神野そう、亜美ちゃん! さすがです! 今回舞台にはプールがあるんです! プールがあるっていうことは水着になるんです!中山水着どころじゃないです(笑)。神野水着どころじゃないんですよ。太字で書いておいてください(笑)。大場ここにいるみんなプールに入りますもんね。中山裸の時間のほうが長いくらいです。神野優馬と嘉孝は稽古の前にジムに通ってるらしいですよ。――“水着どころじゃない”ところのためにですか(笑)?原そうですね(笑)。中山前に嘉孝と共演した時、嘉孝が稽古場でずっと筋トレしてたんですよ。で、言ったんですよ。「お前何そんな筋トレしてるんだよ! 芝居だろ、芝居!」って。でも今は一緒になって筋トレしてます(笑)。一同(笑)。プールが設営される『ダディ』舞台セットイメージ中山筋トレの先輩です。いろんな情報もらっています。原僕の場合、普段は趣味の筋トレですけど(笑)、今回は役のために本当に作っていて。視覚的な情報が今回は大事だと思うので。神野また、亜美ちゃんが演じるベラミーもすごいんですよ。ベラミーについて説明するト書きに“どちらかというと水着の方が似合う”って書いてあって。大場本当にそう書いてあるんです(笑)。前島だから私も筋トレしてます(笑)。神野で、大場っちはバレエダンサーで…。大場やめてください(笑)。神野水着の代わりにタイツ履いてくるでしょう(笑)?大場いや、どんなフリですか(笑)?神野もう、プールの中でリフトするでしょう(笑)?大場あ、それは本当かも。リフトはするかもしれません。神野あと、歌も歌っちゃうの。プールに歌って、ちょっとこの舞台おかしいんじゃないの(笑)?中山“三鈴の歌”もあります(笑)。神野“三鈴の歌”って(笑)。私のは余興ですけど。中山派手な余興ですね(笑)。神野ズルいの。大場っちのはロマンティックで、私は余興なの。一同(笑)神野嘉孝も歌うよね?原え、僕歌うんすか?神野歌うよ、歌う(笑)。原(前島に)え、俺ら歌う?前島え、聞いてないです。大場歌うよ。神野亜美も歌わせないのはもったいないからって、あるパーティーのシーンで歌うことになる! かもしれません(笑)。前島そうなんですね。今、知りました(笑)。こんな舞台、日本で見たことない――そんな、原さんが演じるマックスと前島さんが演じるベラミーの人物像とは?原マックスはフランクリンの親友で役者です。アーティストであるという面ではフランクリンと一緒ですね。そして、マックスは真っ直ぐ過ぎるぐらい真っ直ぐな人で、人間味があります。フランクリンが間違った道を進んでいるかもしれないと感じ、どうにか伝えたいんだけど、はっきり言わず遠回しに言うのでうまく伝わらないんですよ。あと、マックスは自分を俯瞰できる賢い人でもあると感じています。その辺りはゾラと少し似ているのかもしれません。ゾラと似た感覚でフランクリンを心配してあげられる人なんです。前島ベラミーはSNSのインフルエンサーですが、ただ承認欲求がある若い子というわけではなくて。現実主義で自分の感性をしっかり持った、他の人の選択には流されない子だと感じています。自分の中にある空洞を理解しながら、それでも今しかできないことを自分自身で選択している。そういう子なのかなって。またベラミーにとってフランクリンは友だちであり、家族に近い存在でもありますが、同時にどこか憧れを抱いていたりもする。そういうところも大事に演じていきたいです。神野マックスとベラミーは繊細な感性を持った子たちだと思うんです。鈍感なところがあるように見えて、それは、そういう繊細な子たちがこの時代をサバイブするために身につけたものなのかなって。また自分自身が傷付かないように、あえてスイッチをオフにしてバカのように見せたりしているのかなとも。そうやってこの時代を必死に生きているふたりが愛おしく懐かしくも感じます。とても身近に思えるふたりです。――そして大場さんがおっしゃったように、役の上ではみんながフランクリンに振り回されている。大場そうなんですよね。――でも、現実世界では中山さんは本作の主演を務められ、いわば座長の立場にあります。中山さん、座長として意識されていることはありますか。中山いや、何もないですよ、座長なんて考えたこともなかったです(笑)。神野座長ですよ、リスペクトしてます。中山やめてください(笑)!神野だけど、そういうの関係ないよね。中山関係ないです。大場そういう感じじゃないですよね。神野みんな年齢もキャリアも関係なく、対等にガチンコで芝居ができる相手だと思っているので。運命共同体なんです、私たちは。大場どの役も決してひとりで成立する役ではないんです。神野稽古では外れててもいいから、全部吐き出したいよね。中山そうですね。神野最初に沸騰させたら、その後、見つかるものも多いと思う。だから恥ずかしげもなくやりましょう。稽古場で恥をかくことはなんでもないから。――最後に中山さん、代表してひとこといただけますか。中山こんな舞台、日本で見たことないと思いますよ。だってプールがあるんだもん。原間違いない(笑)!中山物語はもちろん、視覚的にも楽しんでいただけるはずです。劇場に来ていただけたら、きっといい時間を過ごせると思います。そういう作品にできるよう、“一生懸命”稽古をしています。インタビューにある舞台上のプール設営の様子は下記動画でもご確認いただけます。「舞台『ダディ』美術セットが出来上がるまで」<公演情報>舞台『ダディ』【東京公演】2022年7月9日(土)~7月27日(水)会場:東京グローブ座【大阪公演】2022年8月5日(金)~8月7日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールチケット情報はこちら:
2022年07月08日映画『NOPE/ノープ』が、2022年8月26日(金)に全国公開される。監督・脚本はジョーダン・ピール。ジョーダン・ピールによる3年ぶり新作スリラー映画『NOPE/ノープ』は、ジョーダン・ピールによる新作スリラー映画。ジョーダン・ピールは自ら製作、脚本、監督をこなし鮮烈な監督デビューを飾った『ゲット・アウト』で第90回アカデミー賞脚本賞を受賞。斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描き出した。また、2019年には『アス』も公開され、ヒットを記録。『NOPE/ノープ』はそんなジョーダン・ピールの3年ぶりの新作となる。社会問題への辛辣なメッセージを絶妙に絡めた独特の作風で高い評価を得るジョーダン・ピール監督。自身最大規模の壮大なスケールでおくる最新作『NOPE/ノープ』には、どのようなメッセージが込められているのか注目だ。衝撃的な“最悪の奇跡”とは?物語の舞台となるのは、ハリウッド唯一の黒人経営の牧場。田舎町に住む一家は、広大な敷地の牧場経営で生計を立てていた。ある日、その一家の長男である主人公が、家業をサボって市街に繰り出す妹にウンザリしていたところ、突然と空から異物が降り注ぐ。止んだかと思うも束の間、直前まで会話していた父親がなんと息絶えていた...。主人公は父親の不可解な死の直前に、雲に覆われた巨大な飛行物体のようなものを目撃したことを妹に明かし、やがて兄妹はその飛行物体の物的証拠を収めた“バズり動画”を撮影することを思いつく。そして、撮影技術者に声をかけカメラに抑えることを試みるのだが――。彼らを待ち受ける、衝撃的な「最悪な奇跡」とは?ジョーダン・ピールが宣戦布告?!タイトルの裏話タイトルの意味について、ジョーダン・ピールは下記の通り説明。観客への“宣戦布告”にさえ思える、遊び心あふれる意味合いが込められている。「“ノープ(Nope)”という言葉にはいろんな意味合いがあるけれど、例えば僕はいつも、作品を観てくれる人たちの頭の中を覗いてみたくなるんだ。で、思うにきっと、ホラー映画は観たくないとか、あんなに暗くて異常な世界なんて“ムリ(Nope)”と言う人が結構いるのではないかなと思った。タイトルはそういう皆さんへの誘い(いざない)でもある。“気持ちはわかるよ。確かに怖い映画だ。でもね、そんなあなたを知ったうえで、このジャンルに招待している。席を用意しましたのでどうぞ”という僕の気持ちを表しているんだよ。」『ゲット・アウト』ダニエル・カルーヤと再タッグ牧場を経営する男を演じるのは、ダニエル・カルーヤ。ダニエル・カルーヤは『ゲット・アウト』で主演を務めており、ジョーダン・ピールとは再タッグとなる。その他、『ハスラーズ』のキキ・パーマーや、『ミナリ』のスティーヴン・ユァン、マイケル・ウィンコット、ブランドン・ペレアらが出演する。【詳細】映画『NOPE/ノープ』公開日:2022年8月26日(金) 全国ロードショー監督:ジョーダン・ピール脚本:ジョーダン・ピール出演:ダニエル・カルーヤ、キキ・パーマー、スティーヴン・ユァン、マイケル・ウィンコット、ブランドン・ペレア製作:イアン・クーパー、ジョーダン・ピール原題:NOPE配給:東宝東和
2022年05月05日