現在吹き替え版が公開中の中国アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』より、LMYKが歌う主題歌「Unity」の映画版MVが到着した。花澤香菜、櫻井孝宏、宮野真守をはじめ豪華声優陣が吹き替えることで話題の本作。主題歌を担当するLMYKさんは、ジャネット・ジャクソンやチャカ・カーン、宇多田ヒカルらを手掛けたアメリカの伝説的ヒットプロデューサーチームJimmy Jam and Terry Lewisがプロデュースを務めたこの作品でメジャーデビュー。到着したMVでは、LMYKさんの歌声とともに、本編映像が流れる。また、未公開映像も含まれ、鑑賞済の人も、まだ鑑賞していない人も楽しむことができる映像となっている。SNSでは、鑑賞した人から「『羅小黒戦記』の世界観に合い過ぎ!」「ラストシーンからのエンディングが沁みすぎた」と、主題歌を絶賛する声が寄せられている。劇中で黒猫の妖精シャオヘイの声を担当した花澤さんは「エンドロールで初めて『Unity』を聴かせていただきましたが、物語が終わってすごく爽やかな気分になったところに、とてもすんなり繋がる楽曲でした。透明感のある歌声と壮大な世界観、そしてこれからもまだまだ冒険は続くというワクワク感を味わえます」と感想を語っている。『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』日本語吹き替え版は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2020年11月12日花澤香菜、櫻井孝宏、宮野真守、杉田智和、大塚芳忠ら超豪華声優が吹き替えるアニメーション映画『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』より、本予告編とポスタービジュアルが到着した。公開された本予告編では、人間たちによって居場所を失った黒猫の妖精シャオヘイが、人間でありながら最強の執行人・ムゲンや、植物を自在に操る妖精・フーシーらに出会い、成長し、自ら未来を切り拓いていく。さらに見どころのひとつ、バトルシーンも必見だ。また同時に公開された本ポスタービジュアルは、シャオヘイを中央に、ムゲンたちとフーシーたちが都会の風景と自然の風景をバックに異なる方向を向いており、彼らの異なる未来、そして壮大なバトルを予感させる。さらに予告編でも流れる本作の主題歌に、シンガーLMYKが抜擢された。主題歌になっている「Unity」でメジャーデビューを果たすLMYKは、ジャネット・ジャクソンやチャカ・カーン、宇多田ヒカルらを手掛けたアメリカの伝説的ヒットプロデューサーチーム「Jimmy Jam and Terry Lewis」がプロデュースを務めている。なお、第1弾の前売券発売時に全国の劇場で売切れが相次いだことを受け、第2弾特典付き全国共通前売券が発売決定。特典はクリアチケットホルダーとなっており、10月16日(金)より発売スタートする。『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』日本語吹き替え版は11月7日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年10月09日2020年5月25日、アメリカ・ミネソタ州で黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官に暴行された後、亡くなりました。この事件の翌日、ある12歳の黒人少年がInstagramに投稿した動画が一気に拡散しました。少年の名前はキードロン・ブライアントくん。キードロンくんは「僕の心の中にある思い」としてInstagramでオリジナル曲『I Just Wanna Live(僕はただ生きたいだけ)』を披露。するとその動画が話題となり、共感や称賛の声が殺到したのです。 この投稿をInstagramで見る Keedron Bryant(@keedronbryant)がシェアした投稿 - 2020年 5月月26日午後2時01分PDT僕は黒人の若者。しっかりと立つためにできることはすべてしている。でも周りを見渡すと、同類の人たちがどんな目に遭っているかが分かる。毎日、僕は獲物のように追われている。僕らはトラブルなんて望んでいないのに。こんな苦しみはもううんざりだ。僕はただ生きたいだけ。神様が僕を守ってくれる。僕はただ生きたいだけ。僕はただ生きたいだけなんだ。keedronbryantーより引用(和訳)まだあどけなさの残る12歳の少年が「僕はただ生きたいだけ」と歌う姿に人々は心を打たれ、「あなたの心の痛みを感じる」「涙が止まらない」などのコメントが寄せられています。またキードロンくんの歌声はアメリカを代表する有名人たちの心も動かしました。バラク・オバマ前大統領や歌手のジャネット・ジャクソン、ケイティ・ペリーら数々の著名人が自身のInstagramにキードロンくんの動画をシェアし、彼を称賛しています。それだけではありません。なんとキードロンくんはこの数週間後、大手レコード会社『ワーナー・レコーズ』と契約を結び、6月19日に『I Just Wanna Live』が正式にリリースされたのです。発売日が『ジューンティーンス(Juneteenth)』というアメリカの奴隷解放を祝う日だということにも、大きな意味があるのでしょう。 この投稿をInstagramで見る Keedron Bryant(@keedronbryant)がシェアした投稿 - 2020年 6月月23日午前11時44分PDT海外メディア『TODAY』によると、この曲を作詞したのはキードロンくんの母親なのだそう。彼の胸の内を代弁したような歌詞は、きっと愛する息子が抱える不安や葛藤を理解している母親だから書けるものなのでしょう。ワーナー・レコーズは『I Just Wanna Live』の収益を全米黒人地位向上協会(NAACP)に寄付すると発表しています。ジョージ・フロイドさんの事件をきっかけにアメリカを始め、世界中で警察の黒人への暴力や人種差別に抗議するデモが行われています。12歳の少年が歌という形で訴えたパワフルなメッセージは、多くの人の心に届いていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年06月26日FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)では、2020年7月10日から7月30日まで、FUJIFILM SQUARE企画展「MJ」~ステージ・オブ・マイケル・ジャクソン~を開催いたします。バッド・ワールド・ツアー Image Credit:Mirrorpix/Aflo1958年8月29日、アメリカ合衆国西部の産業都市インディアナ州ゲイリーの大家族の元に誕生したマイケル・ジャクソン。1969年、5人組兄弟グループ「ジャクソン5」の最年少リード・シンガーとしてデビューするやいなや、4曲連続シングル・ヒット・チャート首位獲得という記録を打ち立てスーパースターに。その後、ソロ・アーティストとして1982年に発表したアルバム《スリラー》は全米チャート37週連続1位、第26回グラミー賞では8部門受賞という偉業を達成。1980年代から1990年代、音楽業界が最高潮を迎える中、「プロモーション・ビデオ」と呼ばれ、単なる宣伝材料として捉えられていた音楽ビデオを「ショート・フィルム」(短い映画)と新たに定義、芸術作品として昇華させたこともマイケル・ジャクソンが生み出した大きな革命のひとつです。音楽と見事な調和・融合をみせた映像、彼自身の類まれなるダンス・パフォーマンスと演出家としての才能は、ビジュアル・イメージが重要な役割を果たす現在の音楽シーンの礎を築きました。その功績は「史上最も成功したエンターテイナー」として語り継がれ、2009年6月25日没後早くも10年の歳月が流れた今なお、彼のリアルタイムでの活動を知らない若い世代を含む多くのファンを魅了し続けています。本展では、マイケル・ジャクソンの代表作からのスチール写真をアーカイブするとともに、世界中のファンを熱狂の渦へと巻き込んだ3つのワールドツアーでの圧巻のライブ・パフォーマンスを通して、映像と写真が今日までの音楽の発展に果たした役割を考察します。第1章わずか5歳で4人の兄たちと共に結成した「ジャクソン5」のリード・ボーカルに。名門レーベル「モータウン」からの華々しいデビュー後、10代後半の「ジャクソンズ」期には作詞・作曲家としての才能も開花。並行して続けたソロ活動でも記録的成功と革新を成し遂げます。本章では、『スリラー』『ビート・イット』『バッド』といった彼の代表曲の「ショート・フィルム」(ミュージック・ビデオ)のスチール写真を織り交ぜ紹介し、ライブや映像で世界のエンターテインメント界の頂点を駆け抜けたマイケル・ジャクソンの足跡をダイジェストでたどっていきます。第2章マイケル・ジャクソンが生み出すライブ・パフォーマンスは世界を熱狂させ、その後の「コンサート」の概念を変えました。日本を皮切りに全15カ国123公演が行われた初のソロ・ツアー「バッド・ワールド・ツアー」から、演出がよりダイナミックになった「デンジャラス・ワールド・ツアー」、過去最高の450万人を動員した「ヒストリー・ワールド・ツアー」。本章では3つのワールドツアーで残された貴重なパフォーマンス写真を一挙展覧します。企画展名:「MJ」~ステージ・オブ・マイケル・ジャクソン~開催期間:2020年7月10日(金)-7月30日(木)10:00–19:00(最終日14:00まで・入場は閉館10分前まで) 会期中無休会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号 東京ミッドタウンTEL 03-6271-3350FAX 03-6271-3352URL 入場料:無料※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入場無料にしております。※ 混雑した場合、入場制限させていただく場合がございます。主催:富士フイルム株式会社監修:西寺郷太(NONA REEVES)企画制作:株式会社クレヴィス※写真展はやむを得ず中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。●西寺郷太氏 プロフィール©ココモ・ブラザーズ 撮影:有高唯之1973年東京生まれ京都育ち。早稲田大学在学時に結成したバンド「NONA REEVES」のシンガー、メイン・ソングライターとして、1997年デビュー。以後、音楽プロデューサー、作詞・作曲家としても少年隊、SMAP、V6、YUKI、鈴木雅之、岡村靖幸、私立恵比寿中学などの多くの作品、アーティストに携わる。日本屈指の80年代音楽研究家としても知られ、近年では伝承者としてテレビ・ラジオ出演、雑誌連載など精力的に活動。マイケル・ジャクソン、プリンス、ジョージ・マイケル(ワム!)などの公式ライナーノーツを手がける他、執筆した書籍の数々はベストセラーに。代表作に『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』(新潮文庫)、小説『噂のメロディー・メイカー』(扶桑社)、『プリンス論』(新潮新書)、『伝わるノートマジック』(スモール出版)。展示予定の作品(一部)スリラーImage Credit:Photofest/Afloバッド・ワールド・ツアーImage Credit:Hitoshi Katanoda/Afloジャクソン5Image Credit:Paul Slaughter/Retna/AfloスリラーImage Credit:Alamy/Afloスムース・クリミナルImage Credit:Photofest/Afloヒストリー・ワールド・ツアーImage Credit:Mark Shenley/Camera Press/Aflo写真を中心とする富士フイルムのフォトギャラリー&ショップ。入館無料で、どなたでもお気軽にご覧いただけます。クオリティの高いさまざまなジャンルの写真を展示する富士フイルムフォトサロン、写真とカメラの歴史を学べる写真歴史博物館のほか、最新の富士フイルム製品をご体験いただけるコーナー、Xシリーズのプリント作品をご覧いただくギャラリーX、さらには、スキンケア・サプリメント商品の販売を行うショップもあり、幅広い層の方にお楽しみいただける施設です。年中無休(年末年始を除く)、入場無料。富士フイルムフォトサロンは、公益社団法人企業メセナ協議会より芸術・文化振興による豊かな社会づくりの取り組みとして認定されました。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月25日リック・リオーダン著「パーシー・ジャクソン」シリーズが、「Disney+」でドラマ化されるという。リオーダンがTwitterに自身と妻ベッキーの動画を投稿し、発表した。リオーダンは「みなさんのサポートのおかげと努力が実り、パーシー・ジャクソンがDisney+にやってきます。イエス!またあとで」と伝え、ベッキーとハイタッチをして大喜び。続いてのツイートには長文メッセージが投稿された。リオーダンは「Disney+」でドラマ化される今作は小説「パーシー・ジャクソン」全5巻に沿った内容になり、「シーズン1は第1巻『盗まれた雷撃』から始まります」と言っていることから、シーズン2以降の制作も視野に入れているのかもしれない。リオーダン夫妻は、ドラマのあらゆる面に関わることも表明し、「この先にはまだまだお知らせしたいことがあるでしょう。でも、ひとまずはやらなければならないことがたくさんあります」と綴っている。今回はドラマ化であるが、「パーシー・ジャクソン」シリーズは2010年に『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』、2013年に『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』として、第1巻と第2巻を原作とした映画が製作されている。監督は1作目をクリス・コロンバス、2作目をトール・フロイデンタールが務め、ローガン・ラーマンが主演した。(Hiromi Kaku)
2020年05月15日現在公開中のピーター・ジャクソン製作・監督作『彼らは生きていた』が、映画専門サービス「BS10スターチャンネル」にて『ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』として早くも放送決定。今回がTV初放送となる。第一次世界大戦で撮影された100年前のモノクロ映像を、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズなどを手掛けるジャクソン監督が最新技術でカラーリングしたドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』(原題:They shall not grow old)。死と隣り合わせの戦場で過ごす兵士たちの日常を映し出す本作。当時はまだ音のないサイレント映画の時代だったため、兵士の会話部分を新たなキャストを起用して再現、さらに撮影スピードの異なる素材をCG技術で統一。100年前の英雄たちの姿を最新技術で蘇らせた。『ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』は4月26日(日)21時~、4月30日(木)14時15分~STAR2 字幕版にて放送。『彼らは生きていた』はシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:彼らは生きていた 2020年1月25日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年02月25日マイケル・ジャクソン、ブライアン・ウィルソン、ニッキー・ミナージュといったレジェンドと呼ばれる超有名アーティストたち。彼らはみな子ども時代にトラウマになるような体験をしています。心の傷を抱えながら、彼らはいったいどうして多くの人を感動させるような創造性を開花していったのでしょうか。その鍵となる心理状態に入る方法は、なんと約800年前の日本ですでに説かれていました。そこにはうまくいかない日々でも、私たちが最善を尽くすためのヒントがありそうです。取材、文・土居彩 看板写真・Yumiko Sushitani【マック・マインドフルネス時代の瞑想探し。「魂ナビ」が欲しい!】vol. 19ジャジャジャジャーン! このイントロを文字で見るだけで、「『運命』?」とわかりましたか? それほどベートーヴェンが作曲した交響曲第5番はクラシック音楽のなかでも特に有名です。ところがそんな名作を生んだベートヴェンの幼少期は恵まれず、飲んだくれの父親にしばしば殴られていたと言われています。またTIME誌で最も影響力のある100人のひとりに選ばれたラッパーのニッキー・ミナージュも薬物中毒の父親を持ち、母とともに彼の暴力に怯えながら暮らしていたのだそうです。幼少期のトラウマから芸術を生む鍵、フロー状態。そんな子ども時代の心の傷を抱えながら、彼らはどうやって多くの人を感動させるような芸術を創造できたのでしょうか。科学者たちがトラウマ的な幼少期を経験した234人のアーティストたちを分析したところ、そこにはフロー(FLOW)という心理状態が鍵を握るようです(1)。フローが辛い実生活から逃れるための別の世界への入り口となり、芸術を生み出すプロセスになったというのです。彼らに共通していたのは創作の過程で完全に没頭し、我を忘れた状態になっていたということ。これがフロー状態です。フローという心の状態を提唱した心理学者、ミハイ・チクセントミハイ博士によればフローには8つの要素があります。フローに至る8つの条件。1. タスクに完全に集中している2. タスクのゴールとそれで得られる報いが明確で、すぐにフィードバックが得られる3. 時間を超えた感覚(時間が経つのが早かったり、遅かったり感じられる)4. やっていること自体に報い、やりがいがある5. ほとんど努力を要しない6. チャレンジがありつつも自分が持つスキルとの間の絶妙のバランスで行える7. 行為と意識が溶け込んで一体となり、忘我の境地になる8. 自分の力でコントロールしているという感じがある(PositivePsychology.comより抜粋翻訳)博士によると、人の神経系は毎秒110ビット以上の情報を処理できないといいます。例えば人の話を聞いて理解するには60ビットが必要とか(2)。簡単すぎるタスクに退屈しながら他のことが頭に浮かんでも、逆に難しすぎて110ビットのキャパシティオーバーになってもフロー状態には入れません。意識が処理できる情報量をフルで扱うような完全没頭状態に入ると、もはや空腹感や痛み、明日への不安、「わたし」という感覚でさえ処理する力が残っていません。そのため、それらを捉えることができなくなります。そこではトラウマを抱えたアーティストたちを苦しめる恥の意識や不安、落ち込みといった否定的な感情も薄れていくのでしょう。そこでフローは、創造性につながるだけではなく、幸福の鍵であるとも博士は考えています。得意のピアノを弾くなり、友達と夢中で過ごすなり、ジャンガをするなり、没頭できる仕事をするなり、どんな方法でも良いのですが、自分を感じられないほど集中することができるとそれはフロー状態になっています。800年前の日本で、”フロー”の秘伝は説かれていた。さてこのフローですが、実は約800年前の日本で「ある方法だと毎日の生活でキープできるよ」と教えた人がいます。鎌倉初期の禅僧 道元禅師です。お寺という狭い空間でたくさんの人たちが共同生活するためには、日常の動作は調和的なものでなければなりません。そこで道元は、顔の洗い方、食事の仕方、布団の敷き方に至るまで細かな作法をしっかりと定めました。道元が建立した永平寺で修行するお坊さんたちの生活の様子はこちらで少し垣間見ることができますが、そこではひとつひとつの動作に一心に心を傾けるお坊さんたちの姿が見られます。そして彼らが動作と自分が一体となるような完全没頭状態で勤めているのがわかります。今は効率的であることが良いとされる時代ですよね。1日にどれだけ企画書が書けるとか、電話しながらメールを返して調べ物をしてと、いろいろなことが同時に行える多動力こそが良いとか。でも、もしもそれであなたの心が疲れているとしたら、やることを少し減らしてみてはどうでしょう。そして我を無くすほどひとつの行為に全身全霊で没頭してみませんか。そうすることであのアーティストたちが到達したような創造性の扉が開いて、思わぬ解決法がハッとひらめくかもしれませんよ。土居彩編集者。東京の薪割り暮らしを綴るブログ『東京マキワリ日記、ときどき山伏つき。』。株式会社マガジンハウスに14年間勤め、anan編集部、Hanako編集部にて編集者として、広告部ではファッション誌Ginzaのマーケティング&広告営業を務める。’15年8月〜’17年5月、カリフォルニア大学バークレー校心理学部にてダチャー・ケトナー博士の研究室で学ぶ。’18年9月〜’19年1月、7月、ニュー・メキシコ州サンタフェにあるウパヤ禅センターに暮らしながら、ジョアン・ハリファックス師に師事。現在は、書道家・平和活動家、禅研究家の棚橋一晃氏の著書『Painting Peace(平和を描く)』(シャンバラ社)を翻訳中。参考(1)Thomson,P.& Jaque.V.S.(2018).Childhood Adversity and the Creative Experience in Adult Professional Performing Artists. frontiers in Psychology.doi:10.3389/fpsyg.2018.00111(2)
2020年01月12日『ロード・オブ・ザ・リング』などで知られる名匠ピーター・ジャクソン監督が手掛けた画期的な第一次世界大戦ドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』。この度、モノクロ・サイレント映像が大きく変貌を遂げた驚異の予告編が公開された。本作は、ジャクソン監督が2,200時間以上ある100年前の第一次世界大戦の記録映像から選出した場面のあらゆる傷を修復し、カラー化、3D技術を施し、退役軍人たちによる600時間以上のインタビュー音声を乗せるだけでなく、読唇術のプロが解析した当時の兵士たちが話す言葉を追加し、99分の作品に再構築した渾身の1作。完成作はまるでジャクソン監督に魔法をかけられ、命を吹き込まれたかのよう。予告編では、口笛で奏でられる第一次世界大戦の軍歌に乗せ、粒子の荒い不鮮明なモノクロ映像の中でイギリス兵たちが行進する場面がまず映し出される。そしてその後には、リアルな着色が施された修復後の映像に。これまで遠い過去の出来事としてしかとらえられなかった記録映像が、その瞬間から菱形戦車や馬車、塹壕での兵士たちの姿など、躍動感溢れる映像へと変化していく。また、「映画の撮影だぞ」とカメラを意識しながら話す若き兵士や、カメラ目線で笑顔を見せる兵士たち一人ひとりの表情もイキイキと映し出され、現代に撮られた映画と見紛うほどの仕上がりとなっている。もともとモノクロ・サイレントの映像だったことを忘れてしまいそうになるほど、「映像の進化もココまで来たか!」と驚きをもたらすジャクソン監督こだわりの修復技術が光る予告編。ジャクソン監督は、幾度となく命を危険にさらしながら手回しで撮影していた当時のカメラマンを思い、「記録を残すために撮影していたのだから、出来ればカラーで撮影したかっただろうし、誰もが映像は出来る限りよく見せたいと思うはず」と話しており、本作について「現代の技術が、100年前のカメラマンに救いの手を差し伸べた映画なんだ」と語る。普通の青年たちが兵士となり、死と隣合わせの戦場を生き抜き、終戦を迎えるまでがドキュメンタリーでありながら、兵士たちの心の動きを感じられるドラマとして描かれる本作。第一次世界大戦の戦場が生々しくスクリーンに蘇る、まさに映画の力というべき画期的なドキュメンタリーとなっている。『彼らは生きていた』は2020年1月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼らは生きていた 2020年1月25日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2019年12月27日戦争ドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』が、2020年1月25日(土)に公開。監督は、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを手掛けた名匠ピーター・ジャクソン。第一次世界大戦の記録映像を復元映画『彼らは生きていた』は、イギリスの歴史博物館・帝国戦争博物館に保存されていた第1次世界大戦に関する記録映像を再構築することで誕生したドキュメンタリー作品。ピーター・ジャクソン監督は、モノクロ、無音、経年劣化が著しい100年前の記録映像に、修復・着色・3Dといった3段階の作業を400人以上のアーティストを動員して実施。およそ2200時間以上にも及ぶ当時の不鮮明な映像に、最新技術を取り入れた復元作業を試みた。“命”を吹き込む細やかな作業その復元過程の中には、気が遠くなるような細やかな作業も。バラバラのスピードで撮影されていた当時の映像を、現代のフレームに適合させるため、足りないフレームを作成したり、BBCが所有していた600時間以上ある退役軍人たちのインタビュー音声をはじめ、読唇術のプロが解析した兵士の言葉や効果音を当時の無音映像に加えるなど、完成度の高い1つの映像作品に仕上げている。徹底された色使い修正前後の違いがはっきりと伺える場面写真も到着。元の記録映像を忠実に復元するために、歴史の専門家を招いたピーター・ジャクソン監督は、兵隊一人ひとりの階級、制服やボタンの色、一瞬しか映らない小物など、細部に至るまで徹底されたカラーで再現。蘇ったカラー写真からは、100年前とは思えないほど、鮮明でいきいきとした人々の姿をとらることができる。当時の青年たちの目に映る戦場映画から読み取れるのは、戦車の突撃、爆撃の迫力、塹壕から飛び出す歩兵たちなど、過酷な戦場風景ばかりでなく、リラックスした表情で食事や休息を取る日常の様子も。遠い過去の話としてしかとらえていなかった第一次世界大戦の戦場が、普通の青年たちの目を通してリアルに映し出される、貴重な映像体験となっている。2019年米ドキュメンタリー部門でNO.1なお完成作を鑑賞したピーター・ジャクソン監督は、「フィルム上の人々の人間性に心が打たれた。復元は、実際にそこにいた人たちの人間性を引き出すんだ。この映画がこの人々を再び僕たちの生活の中に連れ戻すと実感したんだ」とコメント。本作は、2019年度のアメリカ・ドキ ュメンタリー部門でNo.1ヒットを記録したほか、有名映画批評サイト「ロッテントマト」では驚異の100%フレッシュを獲得している。詳細映画『彼らは生きていた』公開日:2020年1月25日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開製作・監督:ピーター・ジャクソン原題:THEY SHALL NOT GROW OLD配給:アンプラグド2018年/イギリス=ニュージーランド/99分/パートカラー/シネスコ/5.1ch/R15+原題:They shall not grow old
2019年12月15日第一次世界大戦の記録映像をピーター・ジャクソン監督が再構築したドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』が日本緊急公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、帝国戦争博物館に保存されている第一次世界大戦の記録映像を再構築することで誕生したドキュメンタリー映画。イギリス本国のみならず、2019年度のアメリカ・ドキュメンタリー部門でNo.1ヒット、辛口映画批評サイトのロッテントマトにて驚異の100%フレッシュを獲得するなど高い評価を受けている。監督を務めたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどで知られる名匠ピーター・ジャクソン監督。彼は2200時間以上あるモノクロ、無音、経年劣化が激しく不鮮明だった100年前の記録映像に、修復、着色、3D化という3段階の作業を400人以上のアーティストを動員し実施。修復作業には、バラバラのスピードで撮影されていた古い映像を現代の24フレームに修正するため、足りないフレームを作成するなど、いままでにない最新のデジタル技術が施されている。また、大戦当時は録音技術がなかったため、BBCが所有していた600時間以上ある退役軍人たちのインタビュー音声や、兵士たちが話す口の動きを読唇術のプロが解析した言葉や効果音を追加。完成作はまるでジャクソン監督に魔法をかけられ、命を吹き込まれたかのような仕上がりとなっている。映し出されるのは戦車の突撃、爆撃の迫力、塹壕から飛び出す歩兵たちなど、過酷な戦場風景ばかりでなく、リラックスした表情で食事や休息を取る日常の様子など、徹底的に兵士の日々に寄り添い、死と隣り合わせの状況でも笑顔を見せる兵士の姿が印象に残る。これまで遠い過去の話としてしかとらえていなかった第一次世界大戦の戦場が生々しくスクリーンに蘇り、普通の青年たちが見た戦場に観客たちを連れて行く。ピーター・ジャクソン監督は完成作を自身で観て、「フィルム上の人々の人間性に心が打たれた。復元は、実際にそこにいた人たちの人間性を引き出すんだ。この映画がこの人々を再び僕たちの生活の中に連れ戻すと実感したんだ」と語っている。今回解禁されたポスタービジュアルには、軍隊の列の中でふり返る1人の兵士の姿が。その表情には戦場に向かう兵士の緊迫した心情がよく表れており、戦争の壮絶さを思わせるビジュアルに仕上がっている。『彼らは生きていた』は2020年1月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月12日ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで2日(現地時間)、「ザ・ファッション・アワード」が開催された。レッドカーペットでは、ジュリア・ロバーツ、ケイト・ブランシェット、シェイリーン・ウッドリー、エミリア・クラークら女優、ロージー・ハンティントン・ホワイトリー、ウィニー・ハーロウらスーパーモデル、歌手のリタ・オラ、デザイナーのジョルジオ・アルマーニまで、各業界のファッションに敏感なセレブたちがゴージャスなファッションを披露した。来場者の中でも、注目を浴びたのがリアーナだ。自身がLVMHグループと組んで手掛けるブランド「フェンティ(Fenty)」が、「アーバン・リュクス賞」にノミネートされていたことから、出席するかもしれないといううわさが飛び交う中、サプライズ登場。「フェンティ(Fenty)」は見事受賞し、プレゼンターのジャネット・ジャクソンが「あなたのスタイルは愛され、アーティスト、起業家として尊敬の念を集めている。そして、LVMHとタッグを組んでブランドを始めた、初の黒人女性です」とリアーナを称えた。リアーナは「若い黒人女性の私を信じてくれてありがとう。私が最も愛していることをする機会を与えてくれたことにも感謝しています」と述べ、LVMHの代表のアルノー氏にも感謝を伝えた。(Hiromi Kaku)
2019年12月03日ジョニー・デップがマイケル・ジャクソンの人生を描くミュージカル「For the Love of a Glove: An Unauthorized Musical Fable About the Life of Michael Jackson, as told by his Glove」(原題)をプロデュースするという。「Page Six」が報じた。タイトルは、「グローブの愛:グローブが語るマイケル・ジャクソンの人生についての非公式ミュージカル寓話」の意で、マイケルの象徴ともいえる、あのスパンコールグローブが語り手として登場するミュージカルだとのこと。脚本を手掛けたのはジュリアン・ニッツバーグ。「いろんな伝記を手掛けていることで知られているぼくに、最初はあるメジャーなテレビ局が(マイケルの)伝記映画を作らないかと声を掛けてきた」とのことだが、マイケルの性的暴行疑惑について劇中でどう対応するべきかという問題が生じた。「だから、こう提案したんだ。『マイケルにかかっている疑惑は、すべてグローブのせいで、そのグローブはヴァージンの少年の血をエサとして生きているエイリアンだってことにすれば?』ってね」。テレビ局の製作陣は大笑いしたものの、「普通のバージョンの作品にしてほしいんだが…」と却下し、映画化は流れたもよう。ニッツバーグはこの案をミュージカルに生かしたというわけだ。ジョニーは自身の製作会社「Infinitum Nihil」を通してプロデュースを行う。1月25日からカール・セーガン&アン・ドルーヤンシアターで上演開始予定。(Hiromi Kaku)
2019年12月02日スナイデル(SNIDEL)から、デヴィッド・ボウイ、セックス・ピストルズ、ザ・ローリング・ストーンズといった人気ロックミュージシャンたちが所属したレーベル「ヴァージン・レコード」とタッグを組んだコレクションが登場。2019年11月1日(金)より、スナイデル全店で販売される。「ヴァージン・レコード」は、1972年に設立されたイギリスのレコードレーベル。ジョージ・マイケル、ジャネット・ジャクソン、スマッシング・パンプキンズ、ゴリラズ、ザ・ラッツ、スパイス・ガールズといった名だたるロックミュージシャンが所属したことでも有名だ。スナイデルとのコレクションでは、オーバーサイズのニットトップスやフーディ、スタジャン、Tシャツ、iPhoneケース、トートバッグの全6型を展開。いずれのアイテムにも、1978年に作成され、「ヴァージン・レコード」を象徴する走り書きロゴをあしらっている。【詳細】スナイデル フィート ヴァージン・レコード発売日:2019年11月1日(金)展開店舗:スナイデル全店、スナイデル公式オンラインストア、ウサギオンラインストアアイテム:・SNIDEL feat. Virgin RECORDS ニット 16,500円+税・SNIDEL feat. Virgin RECORDS フーディ 9,000円+税・SNIDEL feat. Virgin RECORDS スタジャン 24,000円+税・SNIDEL feat. Virgin RECORDS T シャツ 6,000円+税・SNIDEL feat. Virgin RECORDS iPhone ケース 2,900円+税・SNIDEL feat. Virgin RECORDS バッグ 10,500円+税
2019年11月03日エルトン・ジョンは、マイケル・ジャクソンが精神的に病んでいたと話している。かなり昔にマイケルに初めて会ったというエルトンは、長年にわたってマイケルのことが心配だったという。自伝『ミー:エルトン・ジョン』からの抜粋の中で、エルトンは「僕はマイケルが13か14歳だった時から知っている。信じられないくらい可愛らしい少年だった」と回顧。「しかし、それから数年間の間にいつの間にかマイケルは世界から自分を隔離するようになり、エルヴィス・プレスリーがしたように現実からも離れていってしまった」とマイケルの変化をつづった。そして、「彼の頭の中では何が起こっていたのか、一体どんな処方薬を摂取していたのか知る由もない。とにかく晩年に僕が彼に会う時は毎回、かわいそうなこの男は正気を失っていると思った。これは気楽に言っているじゃない、本当に精神的に病んでいた。近くにいるとこちらまで心をかき乱されるような人だった」と記した。また、エルトンはマイケルをパーティーに招待した際のこと振り返り、気が付くとマイケルがその場からいなくなっており、エルトンの家政婦の息子と遊んでいるのところを見つけられたことを明かし、「理由は何であれ、彼は大人と一緒にいることができないように見えた」とつづっている。そんな中、今年公開されたダン・リード監督によるドキュメンタリー映画『ネバーランドにさよならを』に関して、マイケルの家族は、同作は完全なるフィクションで茶番だと一蹴。マイケルから性的虐待を受けていたと主張するジェイムズ・セーフチャックとウェイド・ロブソンに焦点が当てられた同作は、先月クリエイティブ・アーツ・エミー賞にてドキュメンタリー/ノンフィクションスペシャル部門を受賞していた。(C)BANG Media International
2019年10月16日故エルヴィス・プレスリーの娘リサ・マリー・プレスリーが、故マイケル・ジャクソンとの結婚生活に関する暴露本を出版するようだ。「Page Six」は、リサが出版社の「Gallery Books」と約3億2100万円から約4億2800万円(300万ドルから400万ドル)で契約を交わしたことを報じた。関係者によると、本の中では「マイケルについての衝撃的な事実と、エルヴィスについての完全に新しい解釈」が語られるという。リサは幼少の頃マイケルと出会い、大人になってから1993年に再びマイケルと友情を築いた。そして2人は1994年に結婚し、2年後の1996年に離婚している。これまでに、リサはマイケルとの結婚生活について、「いたって普通の結婚生活だった」と、一部で報じられた偽装結婚を完全否定。マイケルの小児性愛者疑惑についても「彼がそんな風じゃないっていうのは私が知っている」と擁護したこともあったが、果たして何を暴露するのか。9歳で父エルヴィスと死別したリサは、20歳でミュージシャンのダニー・キーオと結婚し、2人の子どもをもうけるも6年後に離婚。同年にマイケルと結婚し、2年後に離婚した。その後は2004年、34歳のときにニコラス・ケイジと結婚したが、ニコラスによってわずか3か月後に離婚申請が行われている。2006年、ギタリストのマイケル・ロックウッドと結婚。日本で挙式し、マイケルとは双子の女児をもうけたが、4回目の結婚も離婚に至っている。(Hiromi Kaku)
2019年08月02日sacai(サカイ)とアメリカを代表する抽象画家「ジャクソン ポロック スタジオ(Jackson Pollock Studio)」によるメンズ&レディースコラボレーションアイテムが、2019年秋冬コレクションより登場。2019年7月20日(土)より、国内外のsacai 直営店および取扱店舗にて発売される。20世紀アメリカにおける抽象表現主義の巨匠画家、ジャクソン・ポロック。大画面に描かれた激しい色彩表現を特色とする彼をオマージュしたアイテムがsacaiから登場する。2019年秋冬のウィメンズコレクションの洋服をベースに、ポロック自身のスタジオの床に飛び散った絵の具の写真がプリントされる。アースカラーの地とカラフルなペインティングが入り混じる激しいイメージが、緩急のついたシルエットに落とし込まれる。ウィメンズコレクションは、コート、ドレス、プルオーバー、スカート、パンツ、バッグ、ブーツまで豊富なラインナップ。加えて、ユニセックスサイズのフーディ、Tシャツも展開される。さらに、メンズサイズのデニムジャケットも限定発売される。【詳細】サカイ × ジャクソン ポロック スタジオ発売日:2019年7月20日(土)取扱店舗:sacai フラッグシップ ストア・ドーバー ストリート マーケット ギンザ、伊勢丹新宿店、伊勢丹新宿メンズ館、銀座三越店、阪急メンズ東京、阪急うめだ本店、岩田屋本店※メンズサイズのデニムジャケットは、メンズを取り扱う国内直営店、sacai 青山、sacai ストリート マーケット ギンザ、伊勢丹新宿メンズ館、阪急メンズ東京のみでの取り扱い。
2019年07月22日サカイ(sacai)が、アメリカの抽象表現主義アートを代表するジャクソン ポロック スタジオ(Jackson Pollock Studio)とのコラボレーションアイテムを7月20日より国内外のサカイ直営店および取扱店舗にて発売する。抽象画家のマスター、ジャクソン ポロックを讃え、ポロックがキャンバスではなく自身のスタジオの床に残した、絵の具が飛び散ったペイントの写真をサカイならではのスタイルでカスタムプリント。ウィメンズの2019年秋冬コレクションの洋服をベースに、絵の具が飛び散ったペイントのイメージを大胆に施した。展開アイテムは、ウィメンズコレクションを中心にコート、ドレス、プルオーバー、スカート、パンツ、バッグ、ブーツなどをラインアップする他、ユニセックスサイズのフーディ、Tシャツを展開する。また、メンズを取扱う国内直営店、sacai青山、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、伊勢丹新宿店メンズ館、阪急メンズ東京で、メンズサイズのデニムジャケットを限定で発売する。ウィメンズメンズユニセックス<国内販売店舗> ■sacai (flagship store)東京都港区南青山5-4-44 南青山シティハウスA-1F、2F03-6418-5977■sacai DOVER STREET MARKET GINZA東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館4F03-6228-5080■伊勢丹新宿店東京都新宿区新宿3-14-1伊勢丹新宿店本館3F03-3352-1111■伊勢丹新宿メンズ館東京都新宿区新宿3-14-1伊勢丹新宿メンズ館2F03-3352-1111■銀座三越店東京都中央区銀座4-6-16銀座三越4F03-3562-1111■阪急メンズ東京東京都千代田区有楽町2-5-1 2F03-6252-1381■阪急うめだ本店大阪府大阪市北区角田町8-7阪急うめだ本店3F06-6361-1381■岩田屋本店福岡市中央区天神2-5-35 本館3F092-721-1111
2019年07月19日4月17日(現地時間)に脳卒中で入院し、その後昏睡状態に陥っていたジョン・シングルトン監督(『シャフト』、『ワイルドスピードX2』が月曜日、他界した。享年51。「Variety」誌などによれば、シングルトン監督の家族が次の声明文を発表したという。「非常に心が重くなる発表ですが、私たちの最愛の息子、父親、友人であるジョン・ダニエル・シングルトンから本日生命維持装置が外されます。家族によるこの決断は、とても苦しいものでした。ジョンの担当医と意見を交わしながら、数日かけて決めたものです」。そうしてこの世を去ったシングルトン監督に対し、セレブたちからお悔やみのメッセージが続々。ジャネット・ジャクソンはインスタグラムで「あなたは私に初めての役をくれた。初めてのオスカーのノミネーションと、それ以上のものも。あなたが世界に与えてくれたものは計り知れない。作品を通して黒人文化、女性と若い映画製作者に伝えたものにも感謝しているわ」と悼んだ。スパイク・リー監督は、シングルトン監督のことを彼がUSCの学生だった頃が「初めての出会い」と振り返り、「永遠に恋しいと思うだろう」と嘆いた。当時、多くの学生が「映画製作者になる」と意気込んでいたが、シングルトン監督がそう言うと「完全に信じることができたし、実際に彼はそうなってみせた」と称えた。その他、ガブリエル・ユニオン、サミュエル・L・ジャクソン、タイリース・ギブソン、レジーナ・キングらが追悼メッセージを送った。(Hiromi Kaku)
2019年04月30日故マイケル・ジャクソンの元メイドが、彼は小児性愛者だったと明かしている。マイケルの自宅でメイドとして働いていたエイドリアン・マクマナスさんは、今年の始めにもマイケルの性癖について暴露していたが、今回マイケルが子供たちを可愛がる姿を目撃したと告白している。24日の豪テレビ番組『60ミニッツ』にてマクマナスさんはこう話している。「子供たちは彼の膝に乗っていました。私は何回も彼が子供たちを可愛がる姿を目撃しました。手で髪をなでたり、キスをしたり、お尻の方を愛撫していました。自分の子供でもなく、不適切だと私は思いました。とにかく正しい事だとは思わなかったのです」他にも、マイケルの自宅ネバーランドで守衛を務めていたメラニー・バグナルさんも似たような現場を目撃したと話している。「彼の膝に子供が座っているのを見たことがあります。その少年の局部近くに彼の両手が置かれていました。包み込むようにといったところです」また、マクマナスさんは今年の始め、マイケルの部屋には大量の子供用下着があったとデイリー・メールTVに明かしてもいた。「ネバーランドにはワセリンが大量にありました。マイケルの寝室に大量にです。それについて私は尋ねませんでしたが、疑問に感じていました」「寝室を整理するため中に入ると、いつも彼の特別ゲストたちがいました。小さな少年たちです。ジャグジー風呂にマイケルと一緒に入っていました」「マイケルの下着が子供たちの下着と共に湯舟に浮いていました」(C)BANG Media International
2019年02月26日石川由依、下野紘、朴ロ美、津田健次郎ら豪華人気声優たちが担当する日本語吹き替え版も話題のピーター・ジャクソン製作映画『移動都市/モータル・エンジン』から、本作の主人公・へスターのキャラクター映像がいち早くシネマカフェに到着した。たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後の世界で、残された人類は移動型の都市を創り出し、ほかの小さな都市を“捕食”することで生活している――。そんな“都市が移動し、都市を喰う世界”を舞台にした映画『移動都市/モータル・エンジン』。地上は巨大移動都市“ロンドン”によって支配されようとしている中、1人の少女が反撃へと動き出す冒険ファンタジーだ。今回到着したのは、本作の主人公ヘスター・ショウについて、ヘスター役のヘラ・ヒルマーと本作の製作を務めたピーター・ジャクソンが解説する特別映像。まず、ピーターが「孤児なんだ」と明かすように、へスターは幼少期の出来事をきっかけに、たった1人で移動都市の世界を生き抜いてきた人物。また「ある男の死を望んでいる」「目的は復讐だ」とも語っており、当時の復讐を胸にロンドンへ潜入するのだが、ヘラが言う「へスターは仲間たちと共に真実を知ることになる」という言葉の通り、物語は復讐に留まらず、ロンドンの博物館で見習いとして働くトムや、へスターの過去を知る空賊のアナと出会い冒険するなかでロンドンに隠されたとんでもない秘密を知ることに…。2人が主人公の魅力を語ると同時に、アクションシーンや鋭い眼光を覗かせるシーンなど、壮大な冒険の様子も映し出されている。本作の実写化を決めた理由として、ピーターは“へスター・ショウというキャラクター”を挙げており、「ヘスターはこれまで見たことのないようなキャラクターに思えたんだ。ヘスターほど幾層にも重なる複雑な深層心理を持つキャラクターはいないと思った」と魅力を熱弁。一方のヘラは「物語の冒頭でのヘスターは怒りと悲しみの塊のような人で、とにかく復讐することしか考えていない。でも徐々に自分にはもっと色々な一面が秘められていると知ることになるの」とへスターというキャラクターについて明かし、「とにかくまず彼女の心の奥を理解することに努めたわ」と演じるにあたっての役作りを語っている。『移動都市/モータル・エンジン』は3月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:移動都市/モータル・エンジン 2019年3月1日より全国にて公開© Universal Pictures
2019年02月09日昨年、第一次世界大戦の記録映像を用いてドキュメンタリー映画『They Shall Not Grow Old』(原題)を製作したピーター・ジャクソンが、再びドキュメンタリー映画を製作することになった。テーマは「ザ・ビートルズ」だ。「Variety」誌によれば、このドキュメンタリー映画は、1969年はじめにドキュメンタリー映画『レット・イット・ビー』の製作のためにスタジオ内で撮影された、未公開映像と音源を使用するという。1969年1月30日にビートルズが開催した伝説のゲリラ・ライブ「ルーフトップ・コンサート」から50周年を迎えた昨日(現地時間)、「Apple Corps Ltd.」とジャクソン監督の製作会社「WingNut Films Ltd.」が発表した。公開日、内容、タイトルなどはまだ明らかになっていないが、『レット・イット・ビー』の映画とアルバムが公開・発売から50周年を迎える2020年に公開される可能性が高そうだ。ジャクソン監督は「55時間に及ぶ未公開映像と140時間分の音源」を確保していることを明らかにし、「タイムマシンが1969年にぼくたちを連れて行ってくれるような感じ。スタジオ内に座って、メンバー4人が音楽を作っている姿を見ているんだ」と語っている。(Hiromi Kaku)
2019年01月31日21日に70歳の誕生日を迎えるサミュエル・L・ジャクソンが、日曜夜にニューヨークのレストラン「チプリアーニ」で少し早めのプレ誕生日会を開催したという。「TMZ.com」が報じた。会場には長年ハリウッドで活躍してきたサミュエルの70歳という節目を祝おうと、多くの有名セレブらがパーティーに駆け付けた。ジョージ・ルーカスやウーピー・ゴールドバーグ、セドリック・ジ・エンターテイナー、LL・クール・J、シュガー・レイ・レナード、マジック・ジョンソン、デーブ・ウィンフィールドなど映画界のみならず元プロスポーツ選手らも出席し、サミュエルの顔の広さが明らかに。さらに、スティーヴィー・ワンダーがサミュエルのために誕生日ソングを歌うというパフォーマンスもあったのだとか。マジック・ジョンソンはインスタグラムにパーティーの写真を掲載しているのだが、パーティーはかなり大規模だったことがうかがえる。ウエディングケーキのような6段重ねのバースデーケーキを目の前にしてうれしそうなサミュエルの姿も。コメント欄にはサミュエルを祝うメッセージが寄せられ、「70歳になるなんて全然信じられない!」とサミュエルの若々しさに驚きの声も上がった。(Hiromi Kaku)
2018年12月18日『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作で知られるピーター・ジャクソンが製作・脚本を務める、新たな冒険ファンタジー超大作『移動都市/モータル・エンジン』の公開日が来年3月1日(金)に決定。最新予告映像とポスタービジュアルが到着した。ピーター・ジャクソンの右腕として『キング・コング』で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リヴァースが監督を務める本作は、イギリスの作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説「移動都市」が原作。キャストには、『アンナ・カレーニナ』でハリウッド進出を果たし、海外ドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」などにも出演する新鋭女優ヘラ・ヒルマーが主人公へスターを、へスターと共に壮大な冒険へと身を投じる青年トムを、ロバート・シーアンが演じる。ほかにも、ヒューゴ・ウィーヴィング、スティーヴン・ラングら演技派俳優陣が脇を固めている。今回到着した予告編は、へスターの回想から始まり、荒廃した世界で新たな文明として存在する巨大な“移動都市ロンドン”が小さな移動都市を襲い、喰らおうとする様子が描かれ、圧倒的な世界観の一端を覗くことができる。へスタ―は母の復讐と人類の希望を胸にロンドンに潜入し、反移動都市同盟のアナ、ロンドンの不都合な真実を知ってしまったトムたちと共に「打倒ロンドン」の大冒険を繰り広げる中、“謎の追跡者”にまで命を狙われることに…。併せて解禁されたポスタービジュアルは、「ロンドンを滅ぼせ、喰われる前に」というコピーとが表すように、圧倒的な強さを誇るロンドンに挑むヘスターたちの、誰も見たことのない冒険ファンタジーの幕開けを感じるようだ。『移動都市/モータル・エンジン』は2019年3月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年11月22日世界には、死してなお稼ぎ続けるセレブたちがいる。「Forbes」誌が発表した今年の「最も稼いだ亡くなっているセレブランキング」で、マイケル・ジャクソンが6年連続で1位だった。ランキングの対象となっているのは、2017年10月1日から2018年10月1日までの税引き前の推定所得。マイケルはその期間に、約452億円(4億ドル)を稼ぎ出した。その内訳は、主にソニーが買い取ったマイケルの遺産管理財団所有のEMI音楽出版の持ち株だったという。(約324億円、287万ドル)。残りはソニーとの新しい契約や、マイケルの音楽を使ったハロウィンの特別アニメ「Michael Jackson’s Halloween」(原題)による収入とのこと。2位は、死後41年経ったいまも年間100万枚以上のアルバムを売り上げているというエルヴィス・プレスリーで、約45億円(4000万ドル)。元エルビス邸で博物館の「グレイスランド」の入場料が収入の多くを占めている。3位は2016年に亡くなったゴルファーのアーノルド・パーマーで約40億円(3500万ドル)、4位はスヌーピーの生みの親のチャールズ・シュルツで約38億円(3400万ドル)。5位はヘッドホンや大麻ブランド、喫煙グッズを売っているボブ・マーリーで約26億円(2300万ドル)だった。(Hiromi Kaku)
2018年11月01日マイケル・ジャクソンに憧れた少女がLAに渡り、いつしか韓国へと導かれ、東方神起、少女時代、SHINeeとK-POPのスターを次々と振り付けることになった。「沖縄の海ってLAとつながっているんですよ」と、故郷・沖縄の浜辺で、天真爛漫に笑って言う仲宗根梨乃さん(39)。その海は韓国にも当然、つながっている。広い海と青い空の下で、梨乃さんのダンスは沖縄とLAと韓国を“チャンプルー”したかのように輝いている――。’79年6月11日、沖縄県那覇市で生まれた梨乃さんは10歳のとき、マイケル・ジャクソンの『ムーンウォーカー』のビデオを見て、息をのんだ。満場の観客が歓声を上げ、失神して、運ばれていく。「何?この人?何?って。もう……言葉にならない衝撃でした」やがて夜の窓ガラスを鏡代わりに、自分の姿を映して、マイケルのビデオを繰り返し見ながら、ダンスを完全コピーし始めた。ダンススクールには通っていない。「マイケル以外はやりたくないから(笑)、ダンスは独学です。マイケルのビデオが私の先生でした」母にねだって、マイケルのツアーを福岡ドームまで見に行ったのは、中学2年生のときだ。「私たちの席は、ドームのいちばん後ろ。マイケルは米粒くらいの小ささなんだけど……」生身のマイケルを見たことが、その後の人生を決定づけた。「絶対にアメリカに行く。マイケルみたいなエンタティナーになるって決めました。失神したかって?しません。失神したら、もったいない。見ないと!」それから英語を猛勉強し、高校2年のとき、交換留学生として渡米。19歳で再びアメリカに渡った。「私にとっては、アメリカ=マイケル。LAはダンサーの街。ダンサーはほぼ全員、マイケルが好き。もう楽しくて仕方なかった」LAでは、ヒップホップ、バレエ、ジャズダンス、ありとあらゆるレッスンを受けた。1日5クラスも取っていたこともある。ダンスのオーディションがあると聞くと、片っ端から受けまくった。受かっても、学生ビザでは働けないが、そんなことはおかまいなし。オーディションは、彼女にとって、ダンス・スキルを磨くための腕試し。レッスンだった。カレッジ卒業後、本格的にダンサーの仕事を始めると、ビッグネームとの仕事も入ってくるようになった。梨乃さんは、マイケルの次に憧れるジャネット・ジャクソンのオーディションに挑戦。合格すれば、大きなチャンスになる。ところが、待てど暮らせど、返事が来ない。しかも、このときビザの期限が、目前に迫っていた。そんな朝、彼女はふと、あるコーヒーショップに引き寄せられるように、車を向かわせていた。「不思議なんです。私、好みがはっきりしているので、ふだんはそこに行くことはないのに、そのときだけは、なぜか自然と足が向いて」駐車場に車を止めると、そこにジャネットの振付師がいる!「これだったのか!と。私、呼ばれたんですよ、たぶん」梨乃さんは、すぐに振付師に駆け寄って、「オーディション、どうなりました?私、ビザが切れそうで、日本に帰らなきゃいけないんです」と、訪ねた。すると振付師は目を丸くして、言った。「帰らないで。キミは受かっているんだよ」と。彼はその場で、ステージマネージャーに電話を入れ、ビザの更新手続きをしてくれた。こうしてビザ問題が解消した直後、ブリトニー・スピアーズのワールドツアーのオファーが入った。ワールドツアーは魅力的だ。でも、憧れのジャネットとの仕事がしたい。揺れる彼女の背中を押したのは、ビザの手続きをしてくれたあの振付師だった。「ワールドツアーはすごく勉強になるから、行きなさい。私たちとは、また次があるから」梨乃さんは感激した。「この器の大きさ、スゴイ!」。こうして、5カ月以上続くツアーに参加。待っていたのは、いばらの道だった。「それまでの私はダンスも服装もボーイッシュ。でも、ブリトニーのバックダンサーは、肌の露出が多い下着のような衣装を着て、ヒールを履いて踊るんです。ダンスも慣れていないスタイルを求められる。正直、最初はつらかったです」未経験の踊りや振付、リズムも速い。しかも、1カ月で何十曲も振付を覚えなくてはならなかった。「できないのは私1人だけ。でも、泣いたり落ち込んだりする時間はない。とにかく、できるまで何度でも練習を繰り返しました」生来の好き嫌いを乗り越えて、梨乃さんはここで大きく成長する。その後、ジャネットとは振付師として、一緒に仕事をしたそうだ。「憧れの人に私がダンスを教える。とっても不思議な感覚でした」とはいえ、過去に、誰の仕事をしても、次のオーディションには関係ない。毎回が勝負のアメリカ・エンタメ界で、梨乃さんは着実に、経験を積んでいった。K-POPの仕事は’08年、「SHINee」のデビューシングルの振付から。以降、少女時代や東方神起、BoAなど、他のK-POPのスターたちからも引っ張りだこに。振付師の仕事は、与えられた楽曲で、アーティストの魅力をより引き出すための作品作りだ。「私は感覚で作っていくタイプ。でも、依頼となると、感覚ではなく、考えなければならなくて。白髪も増えてくるわけですよ(笑)」自由人の彼女には、苦しい仕事でもあった。「それも勉強。無邪気に踊ることだけを楽しんでいた私も、大人の階段を上ったわけです(笑)」振付を考えるときは、とにかく何度も曲を聴く。「振付って、沖縄の“チャンプルー”。見て、経験したいろんな素材を、混ぜ合わせて、自分なりに出す。パッと出てこないときは、マイケルの振りを見て、ヒントを得たり。困ったときのマイケルです(笑)」
2018年10月26日ホットパンツから伸びるスラリとした長い脚が、軽快なリズムに乗って絡み合う。メンバーが一糸乱れずクルリン、クルリン、アップテンポで美脚を回してステップを踏む――。K-POPのガールズグループ「少女時代」を、日本人に圧倒的に印象づけた大ヒット曲『Genie』。その“美脚ダンス”は、8年たった今でも記憶に鮮明だ。「とくに美脚効果を狙ったわけではなくて、感覚で作った振付でした。なのに、すごい反響だったから、こっちがビックリしましたよ」美脚ダンスの生みの親、仲宗根梨乃さん(39)はそう言うと、豪快に笑った。19歳で渡米し、ジャネット・ジャクソンやブリトニー・スピアーズ、グエン・ステファニーなど、世界的なビッグネームのバックダンサーや振付師として、仕事をしてきた梨乃さん。それだけにアメリカでの華々しい経歴よりも“美脚”で注目されたことが何よりも「サプラ~イズ!」だったようだ。「そこなの、日本?って感じ。アハハッ」魂の熱さはそのままに、梨乃さんは常にハイテンション。オーバーアクションでパキパキ話す。キレッキレのダンス、開けっ広げの笑顔で、周囲の人を一瞬にして巻き込んでしまう。K-POPの仕事は’08年、「SHINee」のデビューシングルの振付から始まった。「今度デビューするボーイズグループの振付をしてほしい」と、韓国の大手事務所「SMエンターテインメント」(以下、SM)から連絡が入ったのは、同年、梨乃さんが28歳のとき。「YouTubeに上がっていた私の振付動画を見て、依頼してきてくれたんです。LAで教えているダンス・クラスの映像を、誰かが上げたらしいんですけど……」思いもかけないところから新しいチャンスがやってくる。「デビュー前のSHINeeのメンバーは、シャイでしたね。上が19歳、下が15歳。初々しくて礼儀正しく、かわいかった。『初めまして』って、おでこがテーブルにくっつくんじゃないかってくらい頭を下げてお辞儀をして(笑)」SHINeeのデビュー曲『Replay』は、大ヒット。その後も立て続けにヒットを飛ばす彼らと共に、彼女の振付にも注目が集まった。以降、少女時代や東方神起、BoAなど、他のK-POPのスターたちからも引っ張りだこに。「東方神起」の振付は、彼らが2人体制になった’11年からだ。「彼らは本当に日本語が上手。噂では、私よりユノのほうが、日本語が上手といわれているとか。最近会ったときも『後輩たちをよろしくお願いします』って、カンパニーに対してはもちろん、彼らと関わっている周りの人々に対しての気配りなど、人として尊敬しています。彼らはステージに上がると、気を抜くところが一切ない、敬服しますね。2人とも兵役を終えて、ますますパワフルだし、カッコよさがハンパないです」振付師の仕事は、与えられた楽曲で、アーティストの魅力をより引き出すための作品作りだ。「私は感覚で作っていくタイプ。でも、依頼となると、感覚ではなく、考えなければならなくて。白髪も増えてくるわけですよ(笑)」4年ほど前から、コンサートの演出も手がけるようになった。「振付の千倍、大変」になったが、アーティストが本番で返してくれる手応えに、刺激を受け、喜びも大きかった。最近では演技に開眼。準主役に抜擢された映画『ジーマーミ豆腐』は9月、故郷・沖縄で公開されたばかりだ。「演技をやるなら絶対、ハリウッド。やっぱりLAのエンタテインメントでやっていきたい」自分の可能性を求めて、梨乃さんはどこまでも羽ばたき続ける。
2018年10月26日圧倒的なダンステクニックと伸びやかな歌声、明るく周りを照らすオーラで、演劇界でも唯一無二の存在感を放つ柚希礼音。3年前に宝塚歌劇団を退団し、女優として活動を始めてからは、繊細な感性に裏打ちされた演技力でミュージカルシーンを彩ってきた。そんな彼女のコンサート『REON JACK』シリーズも、今回で3作目。前作から続投の大貫勇輔と大村俊介(SHUN)、YOSHIE、クリスティアン・ロペスといった第1級のダンサーたちとの息もぴったりで、もはや“カンパニー”としての勢いすら感じさせるステージを見せている。【チケット情報はこちら】低音のリズムが強く響くオープニングナンバーは、柚希と大貫、大村、YOSHIE、ロペスが1節ずつ、それぞれの個性とテクニックを強烈に印象づけるダンスを披露。再び舞台の階段上に柚希が登場し、ソロから4人のダンスに加わる流れは圧巻で、問答無用に引き込まれる。続いて柚希のセカンド・ミニアルバム『R ing』から、『アラート feat.NAOTO』。本作の音楽プロデューサーを務める本間昭光が作曲を担当、ポルノグラフィティの新藤晴一が作詞したキャッチーな1曲だ。柚希は、大人の女性の揺れ動く気持ちを表しながら、歌い、踊る。オープニングでタフなダンスを見せつけた直後に、エモーショナルなポップスの世界観も表現できるのが、柚希の強み。今ではめっきり少なくなった、“歌とダンスで魅せるショーコンサート”の系譜を、彼女がしっかりと受け継いでいるのが分かる。楽曲はほかにも、洋楽のスタンダードナンバーから1980年代の歌謡曲、オリジナル曲にタンゴまで、変化に富んだラインナップ。その軸となっているのは、やはり柚希とダンサーひとりずつとの競演だ。本作のステージングも手掛けた大村と、ジャネット・ジャクソンの曲に乗せて小粋に踊るナンバー。タンゴダンサーのロペスと共に、超絶技巧の足さばきを見せるタンゴの場面。俳優とダンサーを兼ねる大貫とだから表現できる、コンテンポラリーダンス。なかでも、1990年代のダンスヒットチャートをにぎわせた曲に乗せて、YOSHIEと女ふたりで踊るシーンはここでしか見られないものだろう。国内外で活躍するYOSHIEは、柚希のフルパワーなダンスにも余裕の表情で応える。「ひとりの女性の表と裏を表現した」(柚希のMCより)というダンスは互いにうねり、高まって、会場を熱気で包み込んでゆく。心地よさそうな笑顔の柚希が印象的だ。迫力のダンスシーンが続く一方で、ホッとする口調の柚希のMCも健在。フルレングスのドレス姿でじっくりと聴かせた後、「どうこれ!この引きずり加減!」と発言。前作も登場した『Feeling Good』に乗せ、崩しタキシード姿を披露した後には、「(前作では出ていなかったので)すごく嬉しい!」と無邪気な表情も。このギャップもまた、柚希の魅力。硬軟自在なエンターテインメントを、存分に味わえるステージだ。大阪公演は、11月8日(木)から11日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。取材・文/佐藤さくら
2018年10月23日マイケル・ジャクソンがジェームズ・ボンド役を熱望していたようだ。2009年に50歳で他界したマイケルは、80年代のキャリア全盛期、自らが「007」シリーズのスパイ役にぴったりだとしてハリウッドの重役たちに自らを売り込んでいたという。かつてのハリウッドの敏腕エージェント、マイケル・オーヴィッツは回顧録で振り返っている。「マイケルの家でミーティングの機会を持った。そこで彼からアクション映画に出演したいと言われた」と始まり、そんなマイケルの提案をビジネスパートナーであったロン・メイヤーと真面目な顔をして聞き続けるのに苦労していたところ、マイケルのかぶっていた帽子が(メキシコ料理の)ワカモレに落ちた時にはさらに状況が悪化したと続けている。「彼はそれを取り上げてまたかぶった。ワカモレが少しついたまま。しかもそれが徐々に帽子のつばに向かってずり落ちだした」「マイケルがいかに自分が次のアメリカのアクションヒーローに向いているかと熱弁している中、僕らは皆、それが徐々に落ちてくるのを見守っていた」「最後にその塊が落下した時には、ロンは我慢しきれなくなった。僕も吹き出してしまった。そしたらマイケルは怒って出て行ってしまった。その後、彼を追いかけて君のことを笑っていたわけじゃないと15分間かけて説明した」「やっとマイケルが分かってくれた時、『でも僕はジェームズ・ボンドが演じたいんだ』と言われた。その時は笑わなかったと誇りを持ってお伝えするよ」そしてマイケルには、その役を演じるには体形も性格も合っていないと説得したそうで、「『君は細身だし、繊細過ぎる。冷酷で屈強な男とは見てもらえないよ』と言った」と綴られている。(C)BANG Media International
2018年10月03日2009年に全世界から惜しまれながらこの世を去った ”キング・オブ・ポップ” こと、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)が8月20日に生誕60周年を迎えた。数々の記録を打ち立てた人類最高のエンターテイナーを祝い、8月29日に各国のSpotifyが彼の人気曲を集めたプレイリスト「This Is Michael Jackson」をハイライトとして紹介。さらに同日にマイケル・ジャクソンの数々の名曲を5分にまとめ上げたメガミックス「Michael Jackson × Mark Ronson: Diamonds are Invincible」をグラミー賞最優秀プロデューサー賞をはじめ、数多くの受賞歴を誇るマーク・ロンソン(Mark Ronson)が公開。公開に際して「マイケルのクラシックな名曲の数々を1つの曲にまとめあげることはとてつもない重責でしたが、本当に素晴らしい荘厳な経験でした」とコメントしている。Spotifyではマイケル・ジャクソンの今まで最もよく聴かれた楽曲の順位も公開。これを機に彼の名曲に浸ってみてはいかがでしょうか。Spotifyで最も聴かれたマイケル・ジャクソンの曲1.Billie Jean2.Beat It3.Don’t Matter To Me (Drake with Michael Jackson)4.Man in the Mirror5.Love Never Felt so Good毎日気になる面白い音楽プレイリスト情報を配信。あなたの音楽ライフをより楽しく。プレイリスト専門webマガジン「DIGLE MAGAZINE」
2018年09月10日世界中の音楽ファンに惜しまれながら2009年にこの世を去った“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンが8月29日、生誕60周年を迎えた。音楽ストリーミングサービス・Spotifyでは同日、マイケル・ジャクソンの人気曲を集めたプレイリスト「This Is Michael Jackson」を各国版のBrowseで展開し、誕生日を祝った。ソロアーティストとしてビルボードHOT100でナンバー1となったシングルは13曲、ロックの殿堂にも2度選出されるなど、生前に成し遂げた前人未到の記録は数々あり、ギネスブックでは「人類史上最も成功したエンターテイナー」として認定されている。そんなマイケルの生誕60周年を迎えたこのタイミングで、グラミー賞最優秀プロデューサー賞をはじめ、数多くの受賞歴を誇るアーティスト、マーク・ロンソンがマイケルの名曲の数々をメガミックスしたシングル「Michael Jackson × Mark Ronson: Diamonds are Invincible」がSpotifyに到着。国内外のプレイリストに多数収録されている。なお、Spotifyでこれまでに最も聴かれてたマイケル・ジャクソンの曲は「Billie Jean」。以下は「Beat It」「Don’t Matter To Me (Drake with Michael Jackson)」「Man in the Mirror」「Love Never Felt so Good」の順で聴かれている。
2018年09月05日