「007」シリーズ待望の最新作『BOND 25』(仮題)のローンチイベントがジャマイカで開かれ、最新作の新情報が明らかになった。イベントの開催地ジャマイカは、記念すべきシリーズ第1作目『007/ドクター・ノオ』(’63)のロケ地。イベントには、シリーズを牽引してきた製作のバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン、本作の監督に抜擢された日系アメリカ人のキャリー・フクナガ監督が登壇した。バーバラは「記念すべき25作品目で、ここへ戻ってくることができて私たちは特別な想いです」と言い、「前作で英国諜報員を卒業したボンドは、最新作ではここジャマイカの豪華なおうちでリラックスしているの。そこから物語がスタートしていくのよ」とジャマイカから最新作の物語がスタートしていくことを明かした。さらに今回、最新作に登場するキャスト陣も発表!続投キャストとして、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライトが発表。注目の新キャストには、『ブレードランナー 2049』のアナ・デ・アルマス、『裏切りのサーカス』のデヴィッド・デンシック、『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、『アラジン』のビリー・マグヌッセン、ダリ・ベンサーラ、ラッシャーナ・リンチが出演することが明かされた。今回イベントに参加できなかったラミからは、特別にメッセージ映像も到着し、「最新作のキャストとクルーたちに会えることをすごく楽しみにしているよ!そして…Mr.ボンド君。25作品目のミッションは決して簡単に乗り越えることはできないだろう…」と意味深なコメントを寄せた。そして前作から引き続きジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグをはじめ、ナオミ、レア、アナ、ラッシャーナが登壇するQ&Aトークセッションが行われ、シリーズが愛される理由を問われると、ダニエルは「原作者のフレミングによって作りこまれたキャラクターや設定、舞台、背景が、映画でもしっかりと踏襲されていることで、ボンドというキャラクターは違った役者が演じても、一貫性が保たれている。それが、ファンが長年経ってもついてきてくれる理由なんだろうね」と分析。また“お気に入りのボンドカー”について聞かれると、「アストンマーチンDB5だよ」と笑顔で答えていた。『BOND 25』(仮題)あらすじボンドは現役を退き、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた。しかし、それは長くは続かない。ある日、旧友でもあり、CIAエージェントのフェリックス・ライターは、誘拐された科学者を救い出してほしいとボンドのもとを訪ねる。その想像を超える過酷なミッションよって、ボンドは危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていくのであった…。『BOND 25』(仮題)は2020年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年04月26日ジャマイカ人歌手フローガンが、マイリー・サイラスのアルバム「Bangerz」(2013)に収録、シングルカットもされた「We Can’t Stop」が自身の曲に“似ている”として訴えを起こしている。「ロイター」などが報じた。フローガン(本名:マイケル・メイ)は1970年にジャマイカで生まれ、80年代に活躍したレゲエ歌手。彼の訴えは、1988年に発売し、母国ジャマイカで大ヒットを記録したというシングル「We Run Things」にマイリーの曲が似すぎているというものだ。例えば、彼の曲の歌詞に“We run things. Things no run we.”というのものがあるが、マイリーの曲では“We run things. Things don’t run we.”でほぼ同じである、など。ただし、フローガンははっきりと「盗作」とは言っておらず、盗作で訴えてもいない。マイリーの曲が「チャート入りするくらいの人気が出て、売り上げを稼いで成功できたのは、フローガンの守られているべきユニークでクリエイティヴ、オリジナルな作品が根底にあるから」と主張している。彼の弁護士によれば「約318億円(300万ドル)の訴訟案件である」という。フローガンの「We Run Things」はアメリカではチャート入りを果たせず、マイリーの「We Can’t Stop」は2013年8月に「Billboard Hot 200」で最高2位を記録。「We Run Things」の発売当時、マイリーはまだ4歳であった。メディアのほとんどは、フローガンの訴えに懐疑的な見方をしているようだ。(Hiromi Kaku)
2018年03月14日トリー バーチ(TORY BURCH)の2017年リゾートコレクションは、かつて全盛期を迎えたジャマイカのリゾート地・ラウンドヒルをイメージした。島の空を想起させるブルー、みずみずしいパームグリーン、サンセットをイメージさせるシトラスカラー。島の随所を切り取ったようなカラーパレットは、リラクシングなドレスの上で花開く。穏やかな海辺でのシチュエーションへ誘うかのように、フォルムはゆったり。身体のまわりを流れるように服地は動き、裾はくるぶしのあたりまでゆらりと落ちている。波状のシフォンやブークレのニット・ジャカードに、フリンジやタッセルが交わると、ボヘミアンなムードが湧きたってくる。ごく自然でナチュラルな趣の中に、可憐なプリーツやラインストーンの微かな輝きが合わされば、コレクション全体はフェミニンな香りに包まれていく。刺激を差すのは、グラフィックなストライプ。ボディを右から左に横切る横縞と、花模様を横断するように現れる縦縞は、どちらも抜群の存在感でクールな一面を忍ばせる。また、くつろいだ空間の中に現れるトラックパンツやスーツスタイルは意表を突き、トリー バーチ2017年リゾートシーズンに、洗練さとモダンさを運んでいる。
2017年01月11日日本勢のメダルラッシュに沸く、ロンドン五輪。いよいよ終盤に差しかかる中、8月9日(現地時間)、“人類最速の男”と呼ばれるジャマイカ代表のウサイン・ボルトが見事、陸上男子100メートルに続き200メートルで金メダルを獲得し、前人未到の2大会連続の2冠を達成した。「伝説だということを自分で証明した。これからも伝説の男だと思います」と自ら達成した偉業を“伝説”と認めたボルトのコメントが強い印象を放ったが、実は彼が着ていたユニフォームのデザインをジャマイカの“伝説”の男、ボブ・マーリーの娘、セデラ・マーリーが手がけているのはご存知だろうか?“ワン・ラヴ”というメッセージを掲げ、レゲエという音楽ジャンルを世界に広めた伝説のミュージシャンであり、時代や国境を超えたアイコンとして亡き後も世界中の人々に影響を与え続ける、ボブ・マーリー。1978年、血で血を洗う政争を繰り広げていたジャマイカで、二大政党の党首をステージ上で握手させた「ワン・ラヴ・ピース・コンサート」の奇跡は広く知られる歴史的革命であるが、そこに至るまでには緊迫の展開があった。そんな彼の危険を顧みぬ行動、人種差別に晒されながらも逆境に立ち向かった壮絶な人生に迫った、初のオフィシャル・ドキュメンタリー『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』がまもなく公開となる。改めて国と国との関係、世界情勢を見つめる機会の一つであるオリンピック・イヤーにふさわしい一作と言えよう。先述のジャマイカ代表選手のユニフォームには、歴史を動かした男、ボブ・マーリーの顔、そして「Positive Vibration」の歌詞が縫い付けられており、金メダルのボルト選手だけでなく、銀メダルに輝いたヨハン・ブレーク、さらに銅メダルのウォーレン・ウェイルとジャマイカ勢のメダル独占の偉業を後押しする形となった。また、これに先立ち、8月6日(現地時間)には奇しくもジャマイカでイギリスからの独立50周年記念日を迎え、「ワン・ラヴ・ピース・コンサート」の行われたナショナル・スタジアムでは記念式典が開催され、ジャマイカ国民は大興奮でこの歴史的一日を祝していた。ユニフォームに託された、伝説の男の思い。ボルトにとって6個目の金メダル獲得が懸かる400メートルリレーもまだ控えているので、ぜひ目を凝らしてチェックしてみて。『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』は9月1日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、吉祥寺バウスシアターほかにて3週限定公開。■関連作品:ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド 2012年9月1日より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて3週限定公開© SHANGRI-LA ENTERTAINMENT LLC AND TUFF GONG PICTURES LP 2012
2012年08月10日