映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネに、ジュゼッペ・トルナトーレ監督が迫るドキュメンタリー映画『ENNIO(原題)』が公開される。尚、公開延期につき公開時期は未定。映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネに迫るエンニオ・モリコーネは、1961年のデビュー以来、500作品以上の映画・TVの⾳楽を⼿掛けてきた巨匠。アカデミー賞外国語映画賞に輝き、⽇本でもロングランヒットを記録した『ニュー・シネマ・パラダイス』では、情感豊かな映像と共に、⼈⽣の喜怒哀楽のすべてを表すような旋律で⼈々を魅了した。盟友ジュゼッペ・トルナトーレと最後のタッグエンニオ・モリコーネの真実に迫るのは、『ニュー・シネマ・パラダイス』をはじめ、自身の作品のほとんど全ての⾳楽をエンニオに託してきたジュゼッペ・トルナトーレ監督。映画『ENNIO(原題)』は、2020年7⽉に91歳で惜しまれながらこの世を去ったエンニオと、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の最後のタッグとなる。エンニオが生み出した音楽と人生を辿るドキュメンタリーの内容は、『ニュー・シネマ・パラダイス』『⽤⼼棒』『アンタッチャブル』『ヘイトフルエイト』など、エンニオが⾳で命を吹き込んだ45作品にも及ぶ傑作の名場⾯やワールドコンサートツアーの演奏と共に、彼が生み出してきた伝説を紐解くもの。エンニオの⾳楽と⽣き⽅を知ることにより、20世紀から今⽇までの映画史をドラマティックに辿ることができる。さらに、エンニオのプライベートライフや初公開となるアーカイブ映像も登場し、愛すべき奇才のチャーミングな⼈間性が浮き彫りに。なぜ彼の生み出す旋律は、60年もの間、人々の心を揺さぶり続けたのか?そして、映画音楽に人生を捧げたエンニオ・モリコーネが、カメラの前で最後に語ったこととは?豪華クリエイターが登場70⼈以上の監督やプロデューサー、⾳楽家たちのインタビューも見どころ。クエンティン・タランティーノやクリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンといった面々が「どのようにエンニオは偉業を成し遂げたのか」といった秘密を明かす。<劇中に登場するクリエイター(映画監督、音楽家、プロデューサーほか)>クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーン、ハンス・ジマー、バリー・レヴィンソン、ジョン・ウィリアムス、ダリオ・アルジェント、ジョゼッペ・トルナトーレ、テレンス・マリック、ブルース・スプリングスティーン、ベルナルド・ベルトルッチ、ジェイムズ・ヘットフィールド、クインシー・ジョーンズ、ローランド・ジョフィ、リナ・ウェルトミューラー、フィル・ジョアノー ほか【詳細】映画『ENNIO(原題)』公開時期:未定※当初2022年3月公開予定だったが延期となった。新たな公開時期が決定次第公式ホームページなどにて告知。監督:ジュゼッペ・トルナトーレ原題:Ennio/150分/イタリア映画/カラー/ヴィスタ/5.1ch デジタル/字幕翻訳:松浦美奈
2022年01月07日2020年、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)によって、私たちの生活は大きく変化しました。国によっては感染の広がりを抑えるため人々の移動を制限し、屋外での活動を禁止する『ロックダウン』が長期間続いています。イタリア5歳の男の子が首相に手紙イタリアでは、同年11月上旬から再び外出制限を開始。そんな中、特に規制の厳しいロンバルディア州に住む5歳のトンマーゾくんには、どうしても心配なことがありました。それは「クリスマスにサンタクロースが家に来れないかもしれない」ということ。そこで、トンマーゾくんはイタリアのジュゼッペ・コンテ首相に手紙を書いてサンタクロースの『移動許可』を嘆願しました。アメリカのメディア『Forbes』がその手紙の内容を報じています。トンマーゾくんは「今朝、僕はサンタさんが来れるか心配だったので、クリスマスまであと何日残っているかママに聞きました」と書いています。彼の家族は、ロンバルディア州の街に住んでいて、そこは現在『レッドゾーン』に分類されたもっとも厳しいコロナウイルス規制の下にあります。彼はこう続けています。「サンタさんが世界中のすべての子供たちにプレゼントを届けられるように、特別な証明書を作成してもらえませんか。サンタさんはお年寄りなので家に入るのは危険だと知っています。でも彼は自分を守るために必ずフェイスマスクを着けると思います」Forbesーより引用(和訳)さらに、トンマーゾくんはサンタクロースを心配してツリーの下に、クッキーと温かいミルクに加え、消毒液を置くことも提案していたそうです。ジュゼッペ・コンテ首相は、この手紙に対する回答をFacebookに投稿。そこにはこんな言葉がつづられていました。サンタさんはすでに国際的な移動許可証を持っていますよ。彼はどこにでも飛んで行って、世界中のすべての子どもたちにプレゼントを配ることができます。彼は常にマスクをするし、自分自身とすべての出会う人たちを守るため距離を取ると約束してくれました。Giuseppe Conteーより引用(和訳)首相の回答は、トンマーゾくんはじめ同じくサンタクロースの来訪を楽しみにしているイタリア中の子供たちを安心させたことでしょう。ネット上では、投稿に対し多くの称賛の声が寄せられました。・かわいらしいなぁ。ほほ笑ましい気持ちになりました。・なんていいニュースだろう。首相の発言も粋だけど、5歳児の優しさにうるっとした。・子供の心に寄り添った素敵な回答。こういうユーモアは癒されます。また、首相はトンマーゾくんにこんな温かなひと言も付け加えています。あなたは、もうサンタさんへの手紙で「今年はいい子だった」と報告する必要はないですよ。私がちゃんと伝えておきましたからね。Giuseppe Conteーより引用(和訳)この1年近く、コロナウイルス禍で一生懸命日々を過ごしてきた世界中の子供たちに、素敵なクリスマスが訪れるといいですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月16日ジュゼッペ・ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI)と歌手で女優のリタ・オラ(Rita Ora)が共同制作した新作カプセルコレクション‘Giuseppe for Rita Ora’ が登場。2019年1月に発売される。長年にわたり世界の著名アーティストたちのシューズ制作を手掛けてきたイタリアのファッションデザイナー、ジュゼッペ・ザノッティ。過去にはレディー・ガガや、アリアナ・グランデ、リアーナのためにワールドツアーの靴を制作し、カーディ・Bやビヨンセとはアルバムジャケットでコラボレーションを行った。2017年は、ジェニファー・ロペスやゼイン・マリクとコラボレーションしたシューズも発売している。今回タッグを組むリタ・オラも、過去にイギリスツアーでジュゼッペ・ザノッティのカスタムシューズを着用。長年に渡り親交を深めてきた2人がタッグを組んだコレクションの全貌はまだ明らかになっていないが、イタリアンのクラフトマンシップと、ストリートへの理解、そしてフェミニンパワーを掛け合わせた、大胆で魅惑的なコレクションに仕上がっているとのこと。ジュゼッペ・ザノッティはコレクションについて「グラマー・エフォートレス・クールのリタの3つの側⾯を表現するコレクションを制作したいと考えていました」と語っている。【詳細】‘Giuseppe for Rita Ora’発売時期:2019年1月【問い合わせ先】ジュゼッペ ザノッティ ジャパンTEL:03-6894-7510
2019年01月13日ジュゼッペ・ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI)より新作カプセルコレクション「Starry night」が登場する。「Starry night」のモチーフとなるのは、その名に冠する通り"スター"。それぞれのアイテムに施されるメタルスターと、ブランドの持つラグジュアリーさが絶妙にマッチしたコレクションに仕上がった。コレクションは、ブランドのアイコン的アイテムであるシューズを中心にラインナップ。中でも"ANYA STAR"は光沢感のあるミラーシルバーのレザーを使用したリュクスな雰囲気の一足。星座のように装飾された様々な大きさのスターモチーフは、コレクションのテーマを表現するとともに、デザインのアクセントとなり存在感を発揮する。また、コレクションの中から、マルチカラーのスターが施されたヒールサンダル、フラットサンダルの"SNEAKER SINGLEG"は、2018年2月28日(水)から3月6日にかけて伊勢丹新宿店で開催される期間限定ショップにて先行発売。是非店頭に足を運んで、最新アイテムをチェックしてみて。【詳細】■ジュゼッペ・ザノッティ カプセルコレクション「Starry night」アイテム例:HEELD SANDAL COLINE 150,000円+税SNEAKER SINGLEG 150,000円+税FLAT SANDAL NUVOROCK 89,000円+税CHAINED CLUTCH BAG 109,000円+税■期間限定ショップ「Starry Popup Shop」開催期間:2018年2月28日(水)~3月6日(火)開催店舗:伊勢丹新宿店本館2階 婦人靴 プロモーションスペース住所:東京都新宿区新宿3-14-1内容:コレクションアイテムの販売、"SNEAKER SINGLEG"の先行販売
2018年02月26日イタリアのラグジュアリーシューズブランド、ジュゼッペ・ザノッティ(Giuseppe Zanotti)が2月15日、世界の歌姫であるジェニファー・ロペスとのコラボレーションによるフットウエアの新作カプセルコレクション「Giuseppe for Jennifer Lopez」を先行発売した。ジュゼッペ・ザノッティと、長年ジュゼッペ・ザノッティのシューズを愛用しているというジェニファー・ロペスが共同で製作した同コレクション。スエード、サテン、プリントレザー、オールオーバークリスタルといった高級素材を用い、グレーやトープ、ネイビーブルーなどのモダンなカラー使いで全6モデルが新たに生まれた。今回、伊勢丹新宿店2階の婦人靴/特設テーブルで2月28日まで展開されるのは、サンダルの「ジェン(JEN)」、「レスリー(LESLIE)」、「エメ・ハイ(EMME HIGH)」と、スニーカーの「ティアーナ(TIANA)」。「ジェン」は、コルセットをイメージしたスエード素材のアンクルブーツ。アッパー部分にストラップを通したデザインとなっており、カラーはタンブラウンとネイビーブルーで展開される。「レスリー」は、足首に巻き付けたストラップが印象的なサンダル。ネイビーの他、ターコイズブルーレザーにパイソン型押しレザーのストラップを組み合わせたモデルが登場する。「レスリー」と同カラーで展開される「エメ・ハイ」は、くるぶしから膝までストラップを巻き上げたユニークなスタイルのグラディエーターサンダル。「ティアーナ」は、ウェッジソールとサイドジッパーが特徴のミッドトップスニーカー。クリスタルをあしらったジュゼッペ・ザノッティのロゴ入りバーバックルも印象的なシューズとなっており、グレーのスエードにライトグレーのレザーをあしらったモデルが展開される。同コレクションについてロペスは、「他の多くの女性と同様に、私は美しい靴が大好きです。レッドカーペットを歩くときも、ステージで歌う時も、オフの日の友人たちとのランチでも、素敵な靴を履いたとたんに全体のルックがお洒落にまとまり、身も心も上向きになります。超モダンでフェミニンな仕上がりで、ご期待通り、キラキラ感が満載のコレクションとなりました」と語っている。
2017年02月15日奇想の画家とも呼ばれるジュゼッペ・アルチンボルド(Giuseppe Arcimboldo)作品を集めた「アルチンボルド展」が、6月20日から9月24日まで東京・上野の国立西洋美術館で開催される。ジュゼッペ・アルチンボルドは、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した画家。果物や野菜、魚や書物といったモチーフを思いがけないかたちで組み合わせた、寓意的な肖像画を多く手掛け、自然科学に深い関心を示したマクシミリアン2世や、稀代の芸術愛好家として知られるルドルフ2世といった神聖ローマ皇帝たちにも寵愛されていた。今回開催される「アルチンボルド展」では、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点を中心に、アルチンボルドのイメージ世界の生成の秘密に迫る。
2017年01月17日イタリアのラグジュアリーシューズブランド、ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン(Giuseppe Zanotti Design)から、ブランド初となるキッズライン 「ジュゼッペ・ジュニア(Giuseppe Junior)」が誕生。2016年7月15日(金)から、表参道ヒルズ店にて先行発売される。展開されるスニーカーは、子ども向けシューズのアレンジを大いに楽しみ、素材と色の絶妙なコンビネーションが特徴。ナッパレザー、ベルベット、クロコ型押しラミネートによるメタリックエナメルコーティングなど様々な素材を採用した。またブランドの特徴的なモチーフである、ゴールドやラインストーンプレートなどの要素も織り交ぜた。サイズ展開は、ベビー用のファーストシューズから、小学生向けのキッズサイズまで幅広く取り揃えている。【詳細】ジュゼッペ・ジュニア発売日:2016年7月15日(金) ※表参道ヒルズ店にて先行発売価格帯:39,000〜75,000円※サイズによって価格が異なる【問い合わせ先】ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン 表参道店TEL:03-6432-9442
2016年07月15日イタリアのラグジュアリーシューズブランド・ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン(Giuseppe Zanotti Design)が3月18日、表参道ヒルズ本館1階に日本最大級のラインナップを誇る初の旗艦店をオープンした。ジュゼッペ・ザノッティ・デザインは、世界中のセレブリティやアーティストから絶大な指示を得るシューズブランド。2月27日にオープンした阪急メンズ東京店に続く同店では、メンズ、ウィメンズのシューズやバッグに加えて、他店舗では取り扱いのなかったアクセサリーやウエアラインも一堂に展開される。限定アイテムとして、ウィメンズからは「プリントウッドヒールサンダル」(14万円)が、メンズからは「ブラウンスエード ビーズエンブロイダリーオペラシューズ」(21万1,000円)が発売された。
2016年03月21日巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の名作『山猫』の4Kバージョンと、『ルートヴィヒ』のデジタル修復版を上映する特集“ヴィスコンティと美しき男たち ~アラン・ドロンとヘルムート・バーガー~”の予告編映像が公開になった。痛んでいたフィルムを丁寧に修復/復元した映像で、息をのむような色彩、デティールで名作を楽しむことができそうだ。その他の画像/復元された映像が公開『山猫』は、シチリアの名門貴族の栄華と終焉を圧倒的なスケールで描いた作品で、2010年には、マーティン・スコセッシが設立したザ・フィルム・ファンデーションが1万2千時間をかけて褪色したフィルムを復元。今回は初の4K素材での上映になる。本作は、フェデリコ・フェリーニと繰り返しタッグを組み、『ひまわり』や『オール・ザット・ジャズ』も手がけたジュゼッペ・ロトゥンノが撮影を担当したが、このほど公開になった予告編でまず驚かされるのが、鮮やかな色彩だ。時間のかかる復元作業を経た映像は息をのむほどの美しさで、特に“赤”の表現に注目だ。さらに舞踏会のシーンの装飾やドレスなどの細部もボヤけたり、つぶれたりすることなくハッキリと描かれており、この素材がスクリーンに映し出される日を待ちわびるファンは多いのではないだろうか。18歳で即位した美しくも孤独な王ルートヴィヒII世の狂気を描いた『ルートヴィヒ』は、デジタル修復版での上映で、フィルムならではの質感を残しつつ、キズやゴミ、変色のない映像。陰影にとんだカットも美しく復元されており、重厚な映像美をじっくりと堪能できる。ヴィスコンティと美しき男たち ~アラン・ドロンとヘルムート・バーガー~『山猫』(1963年/イタリア=フランス)『ルートヴィヒ 完全復元版』(1973年/イタリア=フランス=西ドイツ)5月14日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2016年03月02日