『ベスト・フレンズ・ウェディング』(’97)や『シュレック』シリーズのチャーミング王子の声で知られるルパート・エヴェレットが、イギリスの作家のオスカー・ワイルドの伝記映画で監督デビューを果たすことが明らかになった。「ドリアン・グレイの肖像」、「サロメ」などで知られる19世紀末のイギリスの作家、ワイルドの生涯を描く作品のタイトルは『The Happy Prince』(原題)。日本では「幸福の王子」として知られるワイルドの童話から採られている。ワイルドの小説には映画化されたものも多く、ルパートも『理想の結婚』(’99)、『アーネスト式プロポーズ』(’02)に出演している。詩人、劇作家としても活躍したワイルドは、当時のイギリスでは違法だった同性愛の咎で服役、出獄後も失意のうちに46歳で病死した。ワイルドと恋人の青年の関係を描いた『オスカー・ワイルド』(’97)ではスティーヴン・フライがワイルドを演じ、恋人役をジュード・ロウが演じている。ルパートはワイルド役を務め、脚本も執筆。1930年代のパブリックスクールで同性愛や共産主義に傾倒する学生たちを描いた『アナザー・カントリー』(’84)や『アーネスト式プロポーズ』の共演者であるコリン・ファース、ほかにエミリー・ワトソン、トム・ウィルキンソン、エドワード・フォックスらが出演する。撮影開始は来年夏とまだ先の話だが、90年代初めにゲイであることをカミングアウトし、不遇を経験しながら俳優として活動し続けてきたルパートの描く“ワイルド”像に注目したい。(text:Yuki Tominaga)© Most Wanted Pictures/AFLO
2012年05月22日映画、テレビでも大ヒットの「モテキ」の作者がテレビに初出演の理由は?21日、人気漫画家の久保ミツロウさんが、お昼の長寿番組・フジTV「笑っていいとも!」にテレビ初出演した。「久保ミツロウさんです。」と紹介され登場した久保さんを見た100人の観客から、ざわめきが起きた。観客がざわめいた理由は、番組の司会を務めるタモリに会いたくて、初めてTV出演を承諾したという久保ミツロウさんが、女性だったこと。ミツロウのペンネームの理由本名、久保美津子でペンネームを「ミツロウ」にしたのは、いつまでも少女漫画ばかりは書いていられなくなる将来を予測して、エロ漫画も書けるように「ミツロウ」にしたという。また、何故今までテレビに出なかったのかの質問には「テレビに出ている暇があったら漫画を書けと言われるから。」など、ユニークな答えを連発。「モテキ」は自分がモデル自分は手に取るようにモテないと明かし、女性がモテないことを書いても、男性は引くので、モテないのを男性に置き換えてみたらヒットした。久保の「モテ男でもこんな男には引いちゃう」コーナー●初対面の会話で「分かるわ~」と言って来る男・・・とりあえず共感するから、何でも言ってちょうだいスタンスでやってくる男。(タレントなら、マイケル富岡やさんま)●東京に来ているのに関西弁を使う男・・・東京に来ているのに地方の方言を使う男は、地方での成功体験を引きずっている。(タレントならさんまやこの日、番組にレギュラー出演している千原ジュニア)バラエティーに引っ張りだこになりそうなトークを展開し続けた久保は、モテキ流妄想恋愛ストーリーを披露し、最後には近づくのも恐れ多いほど大好きなタモリに近づき、タモリの肩を抱いて最高に幸せそうな笑顔を浮かべていた。編集部日野涼香元の記事を読む
2012年05月21日今年で14回目を数えるアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルム & アジア 2012」(以下:SSFF & ASIA)。国内外の若手映画人の登竜門として広く知られている本映画祭だが、実は意外な豪華スターも数多く参加していることをご存知だろうか?今年も多くのスターたちが出演する短編作品が到着!その一部をここでご紹介する。まず注目したいのがこの人。2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』で脚光を浴び、加瀬亮との共演で話題となった『永遠の僕たち』(’11)など、繊細な演技で観る者を魅了する、若手実力派女優ミア・ワシコウスカ。今年の「SSFF & ASIA」では、世界最高レベルの秀作たちが競い合う「インターショナル」部門で、ミアが出演するショートフィルムが2本も上映される。ある少年の一途な思いをファンタジックに描いたラブストーリー『愛しの君』では、恋焦がれられる年上ヒロインを演じているミア。もう1本、オーストラリア郊外を舞台に2人の少年が体験する甘酸っぱい夏の思い出を描いた『ある夏の日』では、心に葛藤を抱く等身大の女性を演じている。美しく、そして憂いを帯びたミア独特の表情がショートフィルムという短い時間の中でどう刻まれているのか?さらに、海外のミュージックシーンからも大物スターが参加。2009年に惜しくも解散となったUKロックバンド「OASIS」の元メンバー、ノエル・ギャラガーである。今月23日(水)から日本公演も予定している彼のソロ活動「ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ」の三部作からなるミュージック・ビデオ「RIDE THE TIGER」が「ミュージックShort」部門にて上映される。本作でノエル自身、退屈な日常から抜け出そうとするウェイトレスを、闇の力から守る神様のような役柄で出演している。同部門ではほかにも、女優の黒木メイサと「RIP SLYME」のSU&ILMARIがタッグを組んだ作品や、染谷将太、松坂桃李など日本の若きスターが出演する作品も多数上映される予定。さらに「ストップ!温暖化」と題した部門では、現在開催中の第65回カンヌ国際映画祭にも登場したエドワード・ノートンがナレーションを務める『空から見た地球』が上映されるなど、その名を挙げていけば切りがない。今年も「SSFF & ASIA」を華やかに彩ってくれる豪華なスターたち。劇場で一般公開されることが少ないショートフィルムなので、この機会を逃す手はないはず。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012」は6月15日(金)から19日(火)までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日(金)から24日(日)まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催。公式サイト:特集「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012 [映画祭] 2012年6月15日から19日までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日から24日まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催ジェーン・エア 2012年6月2日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.■関連記事:未来のスターを祝福!「モエ・エ・シャンドン」×「SSFF&ASIA」新アワード設立英国文学史上に残るスキャンダル!『ジェーン・エア』試写会に10組20名様ご招待第14回目を迎える「SSFF & ASIA」、“お家で映画祭”開催中!ミア・ワシコウスカ、『ジェーン・エア』に続いて『ボヴァリー夫人』のヒロインにジュード・ロウに新恋人。お相手は舞台で共演した9歳年下の女優
2012年05月18日先日、主演作2本を引っさげて若手人気俳優テイラー・キッチュが来日した際、「久々に現れたハリウッドの新星」、「ジョニー・デップ、ディカプリオに続くスター」といった表現が多く見られたが、裏を返せば彼よりひと回り、ふた回り上の世代のスターたちの人気、存在感がいかに大きいかがよく分かる。勢いに乗った若手とは一線を画した落ち着きや渋み、顔に刻まれたシワやそこはかとなく漂う悲哀までもが何ともカッコいいのが四十路、五十路を過ぎたスターたち。そんな年齢を重ねた男たちの中で最もセクシーなのは誰?シネマカフェのランキング企画「シネマカフェゴコロランキング5」では、「セクシー“ナイスミドル”ハリウッド俳優」をテーマにこの1か月投票を受け付けてきた。その結果を大発表!キング・オブ・ナイスミドルに輝いたのは?接戦を制し、第1位の座を獲得したのはジョニー・デップ!「えっ?あのジョニーがもう中年ってこと?」という不満または感慨の声も聞こえてきそうだが、永遠の青年のような美しさを誇る彼も今年6月で49歳、年齢的には立派な中年だ。そうは思えないあの妖しさをも感じさせる神秘的なかっこよさが堂々の1位に輝いた理由と言えるのかも。「理由なんてありませんが?見つめるだけで、そこに居るだけでオーラが漂っております」(30代・女性)といった声を多く集め、アラフィフを迎えても人気は高まる一方。「決して意図していない姿。なのに青年のときから美しい。自然なだけでなく、哲学を感じさせる生きざまは素晴らしい!」(20代・女性)、「映画の役柄とは対照的な素顔のジョニーにドキッとする」(20代・女性)など、その生き方や来日時などに垣間見せる素顔がセクシー!という声も。最新主演作『ダーク・シャドウ』を携えてまもなく来日することも決定。セクシービームが再び炸裂しそうだ。惜しくも首位の座はジョニーに譲ったものの、幅広い層の支持を集めて2位となったのはジョージ・クルーニー。特にエキセントリックなことをするでもなく、自然なたたずまいの中に「渋み」と「色気」を滲み出しているのがこの男の特徴。「どんな女性の心をも掴みそう」(30代・女性)、「渋さの中に男気を感じる。妖艶さがある」(30代・女性)など、女性の憧れる“大人の男”を体現している俳優と言える。「とてもダンディでスマートな紳士でありながらチャーミング」(30代・女性)、「知的なのにユーモアがあり、そしてハンサム」(40代・女性)など知性と諧謔を併せ持っているところにメロメロの女性も多数。先日、アンジェリーナ・ジョリーとついに入籍することが大きく報じられたブラッド・ピットは3位にランクイン。ジョニーと同じく今年で49歳となるが若手の追随を許さず!近年では単にかっこいいだけではない中年男を演じることも多くなってきたが「年を重ねるごとにナイスガイに成長してますます渋みが増してきた」(20代・女性)と、いまだに人気は根強い。英国から第4位にランクインしたのは色気ムンムンの39歳、ジュード・ロウ。ジュードを推す票の中で多かったのが、外見や佇まいだけでなく、その声をセクシーと評する意見。映画だけでなく大小様々な舞台で活躍する男だけあって、その色気たっぷりの美声にも注目してほしい。そして5位には、40代、50代のファンの熱烈な後押しを受けたリチャード・ギアが滑り込んだ。最近では日本のCMにも出演しコミカルな一面を見せているが、齢60を過ぎてもセクシー!代表作『プリティ・ウーマン』(’90)の頃と比べ、すっかり髪は白く(というより銀色?)なったが、あの甘い笑顔は変わらない。「甘いフェィスのまま上手く老けたなぁ」(20代・女性)というコメントが年を重ねても変わらないその魅力を端的に伝えている。ランキング圏外ではハリソン・フォードやロバート・ダウニーJr.、ベニチオ・デル・トロらの名が並んだ。日本人ながら“ハリウッドスター”として渡辺謙の名前も!上位に入った男たちはいずれも外見的なかっこよさのみならず、男気やユーモア、少年っぽさを感じさせる男たちばかりで、女性のみならず男性のファンも多いのも特徴。彼らの内面的な魅力も含め、女性は“セクシー”と感じているようだ。若手の台頭も待ち遠しいが、セクシーオヤジたちの牙城を崩すのは至難の業?あなたのキング・オブ・セクシー“ナイスミドル”は誰?「セクシー“ナイスミドル”ハリウッド俳優」ベスト51位:ジョニー・デップ2位:ジョージ・クルーニー3位:ブラッド・ピット4位:ジュード・ロウ5位:リチャード・ギア次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは、「理想の“母親”女優は?」。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDラム・ダイアリー 2012年6月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.ファミリー・ツリー 2012年5月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第26回)あなたの“理想の母親”女優は誰?ジョニー・デップ、超過密スケジュールの間を縫っての緊急来日が決定!ジョージ・クルーニー主演!心震える感動作『ファミリー・ツリー』試写会15組30名様ご招待ジョニー・デップ、親友のコンサート会場で近くに居合わせた女性から訴えられる“普通じゃない”ヴァンパイア、ジョニーが暴走!『ダーク・シャドウ』予告編到着
2012年04月23日ルーニー・マーラやジュード・ロウ、チャニング・テイタムが出演するスティーヴン・ソダーバーグ監督の新作の撮影が、本物の刑務所内で行われることが明らかとなった。今月クランクインしたソダーバーグ監督の新作『The Bitter Pill』(原題)は、間近に迫る服役中の夫の仮釈放に不安を募らせ、処方箋薬に頼るようになる女性を描くストーリーで、ルーニーがヒロインのエリザベスを演じる。チャニングが夫役で、ジュードは彼女と不倫関係になる医師を演じる。キャサリン・ゼタ=ジョーンズも医師役で出演している。「New York Post」紙のゴシップ・コラム「Page Six」によると、撮影はニューヨーク州オーティスビルにある連邦刑務所で行われる予定。実際に服役中の囚人がいる中での撮影に、関係者は厳重な警備体制をとると語っている。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:第九軍団のワシ 2012年3月24日より渋谷ユーロスペースにて公開© 2010 Focus Features LLC. All Rights Reserved.シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDドラゴン・タトゥーの女 2012年2月10日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:理想の“尽くす男”たちを発表!水嶋ヒロ、役所広司ら“侍”型の俳優たちが上位にチャニング・テイタム×ジェイミー・ベルインタビュー次代を担う2人の男同士の絆ジュード・ロウに新恋人。お相手は舞台で共演した9歳年下の女優ジュード・ロウインタビュー「バカげたやり取り」から生まれるコメディの面白さオサマ・ビン・ラディン暗殺を描くK・ビグロー監督新作、ロケ地の猛反発で撮影中断
2012年04月10日『永遠の僕たち』のミア・ワシコウスカが、19世紀フランスの文豪、ギュスターヴ・フローベールの「ボヴァリー夫人」の映画化でヒロインのエマ・ボヴァリーを演じることが決定した。「Variety」誌によると、メガホンを取るのは2009年のコメディ作『Cold Souls』(原題)のソフィ・バーセス監督。年上の夫との平凡な結婚生活に幻滅したヒロインが不倫と借金を重ねた挙げ句、自殺するまでを描く物語で、時代設定は原作通りだが、より若さと現代性を強調した内容になるという。「ボヴァリー夫人」はこれまで、ジャン・ルノワール(’33)、ヴィンセント・ミネリ(’49)、クロード・シャブロル(’91)、アレクサンドル・ソクーロフ(’89=’09)によって映画化されている。ミアはマイケル・ファスベンダー(『SHAME−シェイム−』)と共演するキャリー・ジョージ・フクナガ監督の『ジェーン・エア』(6月2日公開)にも主演しており、文芸映画のヒロイン役が続く。『Cold Souls』で主演を務めたポール・ジアマッティが、自ら功名を得るためにエマの夫で医師のシャルルに患者を斡旋する薬剤師のオメー役に決まったが、シャルル、エマの不倫相手となるロドルフ、レオンのキャストはまだ発表されていない。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:ジェーン・エア 2012年6月2日TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.■関連記事:ジュード・ロウに新恋人。お相手は舞台で共演した9歳年下の女優
2012年04月04日容姿端麗な男、マメな男、頼りになる男…などなど、男性のどこに魅力を感じるかは人それぞれ異なるもの。だがやっぱり重要なのは、どれだけ自分を愛してくれるのか。つまりは“尽してくれるのか”というポイント。シネマカフェのランキング企画「シネマカフェゴコロ ランキング5」では、理想とする「尽くす男性」をテーマに投票を実施。その結果を大発表!今回の投票結果から見えてきたのは、「尽くす」と一言で言えど、様々なタイプが存在すること。男らしく己の苦労も顧みず相手に尽くす“侍”のようなタイプと、相手に振り回されながらも優しさをもって尽くす献身的なタイプと、理想とする“尽くし方”が異なるのだ。その2タイプで分けるならば、1~3位にランクインしたのは「侍」タイプの男たち。1位に輝いたのは役柄のイメージも去ることながら、実生活での尽くしっぷりが多くの女性に支持された水嶋ヒロ。「ドラマ『メイちゃんの執事』での、お嬢様に尽くす執事役が最高にハマっていました!実生活でも、妻を守り支える姿に優しさと強さと誠実さが感じられる」(30代女性)、「奥様を愛し、復帰のために全力を尽くしサポートし、この2年間自分のことよりも妻の復帰に全力を尽くした彼は、究極の“尽くす男”」(50代女性)という熱い声が寄せられた。2位は、ドラマ「ハングリー」のドSなシェフ役でさらに人気を集めている向井理。ドラマで見せる不器用な男の優しさで、乙女たちのハートをがっちりと奪った様子。続いて、主演作『わが母の記』の公開を控える役所広司が「人のために汗をかいてくれそう」といった意見を得て、若手イケメン勢が多い中で堂々の3位ランクインを果たした。おっとりとして基本的に受け身の草食系男子の台頭がもてはやされる現代においても、やはり侍のように何かを貫き通す信念を持った男らしさは外せないポイント。ほかには、『私の頭の中の消しゴム』で若年性アルツハイマーを患うヒロインを一途に想い続ける演技が印象的なチョン・ウソンらの名前が挙げられた。一方、4位、5位に落ち着いたのは、振り回されても尽くすタイプ。『ホタルノヒカリ』で綾瀬はるか扮する“干物女”に振り回されながらも尽くす男・ぶちょう役で人気を集める藤木直人、そして『シャーロック・ホームズ』で名探偵・ホームズに嫌々ながらも尽くしてしまう医師・ワトソン役のジュード・ロウ。多くの同情票(?)を得てのランクイン?彼らのほかにも『プリティー・ウーマン』などで知られる“Mr.ジェントルマン”リチャード・ギアや恐妻家として知られる船越英一郎、「すべてこなしてくれそう」(20代・女性)などの意見があった中井貴一など、女性たちを甘えさせてくれそうな包容力のある大人の俳優陣が選ばれていた。侍タイプの男たちとは打って変って、相手を癒したり楽しませたり、時には失敗のフォローに回ったりと気遣い上手な一面が魅力となっているようだ。また、「SMAP」の木村拓哉や稀代の色男、石田純一など女性の扱いに長けていそうな男たちが、実は「影の尽くす男」なのでは?という意見もちらほら。尽くし方も十人十色といったところだが、あなたどんな「尽くす男」がお好み?みんなの理想の「尽くす男」ベスト51位:水嶋ヒロ2位:向井理3位:役所広司4位:藤木直人5位:ジュード・ロウ次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは、「セクシーで“ナイスミドル”なハリウッド俳優は?」。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:わが母の記 2012年4月28日より全国にて公開© 2012「わが母の記」製作委員会ホタルノヒカリ 2012年6月9日より全国東宝系にて公開© 2012「映画 ホタルノヒカリ」製作委員会 シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:役所広司、宮崎あおいからの「色気がある」という言葉に大テレジュード・ロウに新恋人。お相手は舞台で共演した9歳年下の女優ジュード・ロウインタビュー「バカげたやり取り」から生まれるコメディの面白さご満悦のダウニーJr.に呆れるジュード…名探偵ホームズが贈る渾身のイタズラとは?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?
2012年03月26日ジュード・ロウが9歳年下の英国人女優、ルース・ウィルソンと交際していることが明らかになった。ジュードとルースは昨夏、ロンドンで上演されたユージン・オニールの舞台「アナ・クリスティ」で共演したのをきっかけに、最近付き合い始めたらしい。今月初めにロンドンのクラブでキスしているところを目撃された2人は、11日にはカリフォルニア州のヴェニス・ビーチを散歩する姿をパパラッチにとらえられている。ロンドンのクラブで2人を見かけた人物は「とても親しげで、どこから見てもカップルでした。キスしているのを見られるのも全然気にしていなかったです」と語る。昨年2月、破局と復縁を繰り返してきたシエナ・ミラーとの破局が報じられて以来、恋のうわさがなかったジュードの心を射止めたルースはTVシリーズ「刑事ジョン・ルーサー」などに出演し、現在はジョニー・デップ、アーミー・ハマー主演の『ローン・レンジャー』(原題)を撮影中だ。(text:Yuki Tominaga)© BIG PICTURES/AFLO■関連作品:シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDジェーン・エア 2012年6月2日TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.■関連記事:ジュード・ロウインタビュー「バカげたやり取り」から生まれるコメディの面白さご満悦のダウニーJr.に呆れるジュード…名探偵ホームズが贈る渾身のイタズラとは?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?雪にも負けず!ジュード・ロウにファン350人が大歓声ジュード・ロウ、ダウニーJr.から男児誕生を知らされず!「これで友情終わりだね」
2012年03月14日公開中の映画『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』の“相棒”モニター試写会が先ごろ行われ、自身の“相棒”と一緒に映画を観賞したファンが、主人公ホームズとワトソンの“名コンビ”ぶりに絶賛を寄せた。その他の写真天才的な観察眼と推理力を持つ名探偵ホームズ(ロバート・ダウニーJr.)と、彼にウンザリしながらも絶妙なサポートを見せるワトソン医師(ジュード・ロウ)が難事件に挑む本シリーズ。続編『…シャドウ ゲーム』は、ヨーロッパで起こる連続爆破事件の真相を追うふたりが、イギリス、フランス、ドイツ、そしてスイスへと大陸を横断し、事件に隠された謎の解明に挑み、宿敵モリアーティ教授と対決する。友人や恋人、上司など参加者が“相棒”だと思う人物とペアで観賞することが条件になった本試写会では、幅広い層の観客がコンビで参加。観賞後のアンケートでは「ホームズとワトソンの結びつきが前作よりもさらに深まっている」「性格も考え方も違うのに、謎を解決するのにピッタリの相棒だと思う」「お互いに不可欠で、お互いを引きたてあう関係。ホームズとワトソンはパートナーとして理想的」などの声が寄せられた。新作ではホームズが窮地に陥るたびにワトソンが全身全霊をかけて彼をサポートする一方で、ワトソンと彼の妻が危険にさらされる場面ではホームズが命をかけて守ろうとするなど、前作以上に“名コンビ”感が強調されており、主人公ふたりの掛け合いをさらに観たいという声が高まりそうだ。『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』公開中
2012年03月13日「ぴあ」調査による3月10日公開の映画・満足度ランキングは、ロバート・ダウニーJr.主演のシリーズ第2弾『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』がトップに輝いた。2位に探査機“はやぶさ”の偉業を描いた藤原竜也主演の人間ドラマ『おかえり、はやぶさ』が、3位に韓国の人気俳優カン・ドンウォンとコ・スの共演による『超能力者』が入った。その他の写真1位の『シャーロック・ホームズ…』は、前作に引き続きガイ・リッチーが監督を務め、ロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウが名コンビ、ホームズとワトソンに扮するアクション・サスペンス。出口調査では「先の展開が読めないのでワクワクした。『3』が作られたらぜひ観たい!」「カット割りや盛り上げる演出などエンタテイメント性が高い。伏線が張られているので最後まで気が抜けない」「前作と比べてホームズのキャラが弾けていて変装し過ぎだけど、女装は最高!」「ジュード・ロウが活躍していてうれしい」「前作に引き続きスピード感のある展開がいい。ふたりの絆の深まりを感じた」「ホームズとモリアーティ教授との緊張感のある対決シーンがよかった」など、20代を中心に高い満足度を集め、前作『シャーロック・ホームズ』の満足度83.6点を上回った。2位の『おかえり、はやぶさ』は、オリジナルドラマを盛り込み“はやぶさ”の帰還に携わった人々の功績を全編3Dで描いた作品。アンケート調査では「仕事をするJAXAの人たちがとってもカッコよかった」(5歳)、「いろいろな惑星や宇宙のことを知ることができて楽しかった」(13歳)、「開発者たちの苦労や先人たちの夢、知識を伝承していく姿を鮮明に描いた心に響く作品」(58歳)、「宇宙を疑似体験できる映像がよかった」(73歳)など、家族連れから好評。中には「はやぶさの映画はすべて観たが、それぞれ視点が異なっていて違った見方ができる。3作全部観る価値がある」というコメントもあった。(本ランキングは、2012年3月10日(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年03月12日昨年3月に公開されヒットを記録したアクション・サスペンスの続編『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』が10日(土)から日本公開される。誰もが知る名コンビを新たな解釈で体現し、圧倒的な支持を得たロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウは続編で何を目指したのだろうか? 来日したロウに聞いた。その他の写真天才的な観察眼と推理力を持つ名探偵ホームズと、彼にウンザリしながらも絶妙なサポートを見せるワトソン医師が難事件に挑む本シリーズ。続編『…シャドウ ゲーム』は、ヨーロッパで起こる連続爆破事件の真相を追うべくふたりが、イギリス、フランス、ドイツ、そしてスイスへと大陸を横断し、事件に隠された謎の解明に挑み、宿敵モリアーティ教授と対決する。前作『シャーロック・ホームズ』が公開されたとき、多くの観客はタイトルから想像される“謎解き”や“サスペンス”ではなく、ダウニーJr.とロウの絶妙なコンビネーションと、ふたりが演じるキャラクターに好評を寄せた。彼らが演じる名コンビは圧倒的な頭脳と行動を誇りながら、どこか子どものような“男子感”をもっている。ロウは「それこそが、ふたりが多くの人に愛され、有名になった理由だろうね。この作品は基本的な友情や相棒関係を描いているし、ふたりがまったく違うキャラクターだというのが好感をもたれている理由だと思う」と分析する。そのため、撮影では事前に用意された脚本をガイドにしながら“即興”で演じた部分も多かったそうだ。「実は1作目があまりに成功したので、執筆中だった続編の脚本を読んだんだ。『意見があれば出してほしい』と言われてね。一番心配だったのは、脚本家が僕たちが即興で組み立てている会話を文字で書こうとしたことだ。こういうものは印刷されて読むと面白くないんだよ(笑)」。だからこそロウは、撮影中は持てるものをすべて投じて“多様性”を現場にもたらそうとしたと語る。「シリアスとコミカルの舵取りは監督のものだけど、僕たちはつねにこの映画の“トーン(基調)”を頭に置いて演技をしたし、即興で創り上げるときもバラエティに富んだエンターテインメントになるように気を配ったよ。大事なのはホームズもワトソンも“リアルな人間で一生懸命”だってこと。彼らは必死なんだけど、極端な状況にいるから、観客からみると滑稽だったりするんだ」。絡み合った謎と手がかりをひとつずつ手繰り寄せ、観客の誰もが予想もしなかった“真実”を提示してくるホームズとワトソンのコンビ。『…シャドウ ゲーム』では、謎、ふたりの会話、アクションのすべてが前作以上に“予想できない”展開になっているようだ。『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』3月10日(土)より、丸の内ルーブル他全国ロードショー
2012年03月08日「撮影の中で『ワトソンならどうするか?』ってことを考えなくても、彼として反応できてしまう瞬間というのがあるんだ。そういうときにこの仕事をやっている喜びを感じるよ」。世界で最も有名な探偵の相棒を2度にわたって演じたジュード・ロウは、役者の醍醐味をこう語る。しかし、それだけ役柄になりきった上で、愛する女性との平穏な生活を切望しながらも理不尽な親友(しかも意外に繊細な一面を持ち、ごくたまに気を遣ってきたりするから逆にタチが悪い!)によって望まぬ方向へと巻き込まれていく男を演じるのは辛そうな気もするが…。しかもその最悪かつ魅力的な親友シャーロック・ホームズを演じるのは“あの”ロバート・ダウニーJr.である。「僕と彼の関係は、ワトソンとホームズ同様に互いに忠誠心を持ち、楽しく、そして複雑な関係なんだ(笑)」とはジュードの弁。史上最強の名コンビによる第2弾『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』の公開を前に来日を果たしたジュードに、改めて本作の魅力や自身のキャリアについて語ってもらった。前作の公開からおよそ2年での続編公開。ホームズにとって史上最強のライバルであり「犯罪界のナポレオン」(ホームズ)という天才・モリアーティ教授との対決が描かれるが、この続編に関してジュードとロバートはかなり早い段階から関わっていたという。「実は1作目のヒットを受けて、次の脚本が書かれている最中から、僕とロバートはそれを読んでいたんだ。僕らが持っている意見やアイディアを出してほしいってことでね。まず最初に受けた驚きは、ロンドンを飛び出してパリやドイツ、ウィーンにまで赴いたり、とにかくスケールが大きくなっていることだったね」。一方で当初、こんな懸念も…。「この作品では僕とロバートが即興で作り上げていく部分が多いんだ。それがいわゆる会話の妙を生み出す面白いところなんだけど、誰かがそうした即興的なやり取りを脚本の段階で真似して作ってみようとしたみたいなんだ。でもそれが全く面白くない、ヒドい代物だったんだ(苦笑)。そこは心配だったよ」。やはり“即興っぽいやり取り”ではなく、熟練した2人の本物のやり取り、化学反応に任せるべきといったところか。だがこの即興に関しても、冒頭の言葉にもあるようにジュードはあくまでワトソンになりきった上でロバート…いや、ホームズの言動に反応している。「もちろん主要なキャスト陣はこの映画がどういうトーンの作品になるかというのを常に念頭に置いて仕事をしているものだよ。ただ、ワトソンを演じる上では、僕は完全に彼そのものになってるんだ。変装したホームズに反応を返したり、何かと極端なシチュエーションに身を置いたりしていて、それは傍から見たら滑稽なものだけど、やっている僕らは真剣そのものなんだ。一見、バカげたやり取りを一生懸命にやることでコメディやドラマが生まれるんだ」。ガイ・リッチー監督の専売特許とも言うべきスローモーションを取り入れたド派手かつ繊細なアクションシーンなど映像作品ならではの演出と共に、先述のホームズとワトソンの丁々発止のやり取りなど演劇を思わせるような魅力をも感じられる本作。ジュード自身、本作撮影直後にもウエスト・エンドで上演される舞台に参加するなど、映像作品と並んで精力的に舞台もこなしているが、それぞれのどういった部分に魅力を感じているのだろう?「そうだな…楽しみということで言うとバラエティを楽しんでるという感じかな。どちらかをやるともう一方が恋しくなってくるんだよ。舞台はリハーサルだけで12時間に及ぶこともあるし、上演そのものは2時間くらいだけど、その間ずっと集中力を切らすことが出来ない。ずっと張りつめたままでとにかく疲れるんだ(笑)。一方で、映画はもっと短時間での集中が必要とされる。全体の撮影の期間は芝居より長かったりするけど、スタッカートな感じなんだ。僕らの演技だけでなく、そこに後から編集やいろんなエフェクトが付け加えられていくから、演じている方も最終的に完成した映像を見るまでどうなってるのか分からなかったりするしね。もちろん、細かいことを言えば演技の質やスケールの違いはあるんだけど、共通して言えるのは、自分の熱意や情熱が大切だっていうことだね。物語を語る上でどれだけの熱意を持って臨み、パフォーマンスに対してどれだけ情熱を注げるか?その部分を何より大事にして、それぞれの違いを楽しんでいるよ」。刺激を求めて常にあちこちを飛び回る。やはりというべきか、この男の本質はどうやらワトソンではなくホームズに近いようだ。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ご満悦のダウニーJr.に呆れるジュード…名探偵ホームズが贈る渾身のイタズラとは?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?雪にも負けず!ジュード・ロウにファン350人が大歓声ジュード・ロウ、ダウニーJr.から男児誕生を知らされず!「これで友情終わりだね」ジュード・ロウに会える!『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』ジャパン・プレミアイベントに15組30名様をご招待
2012年03月07日人気ミステリー・アクションシリーズ待望の第2弾『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』で、難事件に挑む名探偵・ホームズと彼の助手にして名医のワトソン。この最強コンビのイチャイチャぶりが垣間見れる「イタズラ」映像の一部がシネマカフェに到着した。ミステリー界の巨匠アーサー・コナン・ドイルが生んだ世界一有名な名探偵シャーロック・ホームズを、本家直伝の極上ミステリーをそのままにダイナミックなアクションを加えて描き、全世界で5億ドルを超える大ヒットを記録した前作。続編となる本作では、宿敵・モリアーティ教授が仕掛ける壮大な知能犯罪にホームズ&ワトソンの最強コンビが挑む。今回届いた映像は、ワトソン(ジュード・ロウ)が婚約者・メアリー(ケリー・ライリー)との挙式を翌日に控え、ホームズ(ロバート・ダウニーJr.)と同居していたアパートに「独身最後のパーティーを楽しむ」ため戻ってくるシーン。ワトソンが扉を開けると、部屋には草木が生い茂り、なぜかオウムやヤギが放し飼いにされたジャングル状態となっており、そこにオモチャの矢がワトソンを直撃。さらに、どこからともなく「ワトソンくん、死亡…」というホームズの囁きが聞こえてくる中、あまりに荒れ放題の部屋と手の込んだイタズラに「私の負け、もう降参だ」と呆れた表情を見せるワトソン。実は、ホームズは渾身の仮装でこの部屋のどこかに身を隠しているのだ。とことんお茶目なホームズとそれに冷静に付き合うワトソンの仲良しぶり、さらに2人のコンビが最強たる所以がこのシーンから見て取れる。2人の関係について「1作目で2人の関係性が紹介できたから、もう少し踏み入った話、エキセントリックとまでは言わなくとももっと“遊び”を持たせた展開が可能になったんだ」とジュード本人は語っていたが、プライベートでも仲の良いこの2人の“素”の部分が出ているようなコミカルな名シーン。あなたもワトソンと一緒にホームズが満を持して贈るかくれんぼに参加してみては?『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』は3月10日(金)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?雪にも負けず!ジュード・ロウにファン350人が大歓声ジュード・ロウ、ダウニーJr.から男児誕生を知らされず!「これで友情終わりだね」ジュード・ロウに会える!『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』ジャパン・プレミアイベントに15組30名様をご招待ジュード・ロウ来日!『シャーロック・ホームズ』ジャパン・プレミア試写会に15組30名様ご招待
2012年03月01日昨年3月に公開されヒットを記録したアクション・サスペンスの続編『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』の特別動画がこのほど公開され、名探偵ホームズの“意外な特技”が紹介されている。『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』特別動画ロバート・ダウニーJr.演じる天才的な観察眼と推理力を持つ名探偵ホームズと、ジュード・ロウ演じるワトソン医師の名コンビが難事件に挑む本シリーズ。続編『…シャドウ ゲーム』は、ヨーロッパで起こる連続爆破事件の真相を追うべくホームズ&ワトソンのコンビが、イギリス、フランス、ドイツ、そしてスイスへと大陸を横断し、事件に隠された謎の解明に挑み、宿敵モリアーティ教授と対決する。ダウニーJr.が演じるホームズは、天才的な推理力に加えて、敵の攻撃を脳内で“先読み”し、的確な反撃を繰り出すことのできる“格闘の達人”として描かれているが、さらに彼には意外な特技が備わっている。それは“変装の能力”だ。ホームズは劇中で調査や張り込みのために様々な人物に変装し、相手をあざむく。このほど公開された特別動画では、ホームズが東洋人や女性に変装し、行動する場面が登場。その姿を見ると思わず「これで相手がダマせるのか?」と少し不安になるが、ホームズは持ち前の機転と行動力で窮地を脱している。さらに最新作でホームズは、“人間以外のもの”にまで変装しているそうだが、彼が何になりすますのかは明らかになっておらず、映画館でホームズのたくらみに驚かされることになりそうだ。『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』3月10日(土)より、丸の内ルーブル他全国ロードショー
2012年02月28日現在公開中の、ピラミッドにまつわる誰も知らない真実を明かしたドキュメンタリー映画『ピラミッド 5000年の嘘』。本作でナレーションを務めた声優の森川智之が、2月25日(土)に行われた舞台挨拶に登壇し、自らの役柄について語った。その他の写真本作は、世界4大文明のひとつ古代エジプト文明の象徴で、紀元前2700~2500年代に建造されたとされるクフ王の墓、ギザのピラミッドにまつわる謎を捉えたドキュメンタリー。37年間にもわたる調査と研究、検証に6年間をかけて“新たな真実”を明らかにしたという。森川は、TVアニメ『BLEACH』の主人公の父親・黒崎一心や、洋画でもジュード・ロウやブラッド・ピット、トム・クルーズらハリウッドスターを多く担当。好青年から二枚目、お調子者など幅広い役柄を演じている。今回、多くの専門用語を用いるドキュメンタリーならではの淡々と語るだけのナレーションではなく、場面に応じて感情を移入させる“超ナレーション”に挑んだ彼は、「台本を開くと、めくれどめくれど僕のセリフしかなかった」「男性と女性の掛け合いがあって、とうとう女性の声もやるのか」と、難しい役柄に抜擢された時の心境を明かした。本作では、天体の動きや鉱物の結晶、人体の比率など、物質を構成するもっとも美しい数字“黄金数”など、一般的には分かりにくい単語が登場するだけに、「かなり練習しました。ピラミッドをずっと追いかけてきた人が作った映画なので、スラスラ言えなくては」と、プロとしての心構えを見せる発言も飛び出した。また、当日は映画のタイトルにちなんで“モリモリのホントとウソ”と題した特別企画を実施。会場に集まった観客に森川に関する質問をして、ウソかホントか正解だと思った方に拍手をするというもので、「(森川が)声の吹替えをしたハリウッドスターに、黄金数と関わりがある人はいる?」という問題に対して、「トム・クルーズの顔が黄金数です。数学的に見ると完璧な顔立ち。ちなみに僕の顔は黄金数ではないです(笑)」とジョークを飛ばし、会場を沸かせた。『ピラミッド 5000年の嘘』公開中
2012年02月27日来日中のジュード・ロウが2月16日(木)、都内で開催された『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』のジャパン・プレミアに出席し、2年ぶりに日本のファンの前に姿を現した。ロバート・ダウニーJr.演じる名探偵シャーロック・ホームズと、ジュード演じる助手のワトソンの活躍を描いた冒険活劇の第2弾。ホームズと並ぶ天才的頭脳の持ち主・モリアーティ教授との対決が描かれる。前作『シャーロック・ホームズ』以来、2年ぶりの来日となったジュードをひと目見ようと会場にはおよそ350人のファンが詰めかけた。小雪がちらつく中、ジュードがレッドカーペットに姿を現すと会場は一気にヒートアップ!ジュードも満面の笑みでファンの歓声に応えた。すでに本作は世界各国で前作を上回る大ヒットを記録しているが、ジュードは「日本でヒットしなきゃ本物のヒットとは言えないよ」とニッコリ。「日本に来るのは7回目になるけど、本当に大好きです」と語りファンを喜ばせた。今回の続編については「前作との大きな違いが2つある」と前置きし、「まずロンドンを離れ、スケールアップしてヨーロッパ中を巡っていること。それから第1作が成功をおさめたことで自信を持ってこの作品に臨み、楽しむことができたこと」と語る。ダウニーJr.とのコンビネーションもパワーアップしてる?という問いには「そう感じてもらえたら嬉しいね」と頷き、「この作品に出て彼と共演できるというのは楽しいことだよ。とにかく素晴らしい俳優であり、素晴らしいヤツなんだ!」と不在の名探偵に賛辞を贈っていた。最後に「近くまた、別の作品でもここに戻ってくるよ!アリガトウ」と日本のファンに再来日を約束し、ジュードは会場を後にした。『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』は3月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ジュード・ロウ、ダウニーJr.から男児誕生を知らされず!「これで友情終わりだね」ジュード・ロウに会える!『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』ジャパン・プレミアイベントに15組30名様をご招待ジュード・ロウ来日!『シャーロック・ホームズ』ジャパン・プレミア試写会に15組30名様ご招待まさに有言実行!ジュード・ロウ、『シャーロック・ホームズ』を引っさげ来日決定「理想のコンビ」1位は堤真一&岡田准一!往年の名コンビやあのバカップルも上位に
2012年02月16日『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』に出演するジュード・ロウが2年ぶり7度目の来日を果たし、15日に都内のホテルで会見を行った。世界一有名な探偵小説『シャーロック・ホームズ』のキャラクターを基に、アクション要素を膨らませたガイ・リッチー監督&ロバート・ダウニーJr.主演の第2弾。ジュードは前作に引き続き、ホームズの“相棒”ワトソンを演じている。その他の写真ジュード版ワトソンといえば、クールで知的、アクションもこなす男前だが「むしろ原作に近いんじゃないかな。僕としては過去の映像作品が作り上げた“少しノロマ”なイメージを壊したかったんだ。もちろん前作以上にパワフルになっている」とアピール。さらに「ワトソンは観客と同じ目線に立つべきだし、優秀なホームズのパートナーとして描きたかった。もちろん新しいアイデアを盛り込みながらね」と語る。ダウニーとの再共演も「もともと相性が良かったし、今回は前作以上にやりやすかった」といい、「前作で生かしきれなかったアイデアにもたくさんチャレンジした。クレイジーなアドリブも含めてね」。互いに信頼関係を築いているそうで「忠誠心と同時に、複雑なものを抱え合っている。友情ってそういうものだろ」と劇中と変わらぬ強い絆で結ばれているようだ。リッチー監督についても「頭の中にはっきりとしたイメージがあるから、頼れる存在だ。現場では共同作業を尊重するし、リラックスした雰囲気。前作の教訓もあるから、体を張った危険なアクションシーンでもケガ人はいなかった」と振り返る。ちなみに先週、ダウニーと現在の妻との間に第1子となる男の子が誕生したが「そうなの? 今、知ったよ。早速メールしなくちゃね」と祝福ムード。とはいえ「僕に連絡がないなんて、ちょっと屈辱的だな(笑)」と苦笑いも浮かべていた。早くも第3弾始動の動きもあり「何より原作がたくさんあるから、みんなが観たいと思ってくれれば十分可能だね。そのときは、より成長したワトソンを見せられるはず。つまり、日本でのヒットに(第3弾製作は)かかっているんだ」と熱弁していた。『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』3月10日(土)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年02月15日『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』に出演しているジュード・ロウが来日し、2月15日(水)に都内で記者会見を行なった。世界一有名な名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニーJr.)と助手のワトソン(ジュード)の活躍を描いた冒険活劇の続編で、ホームズの最大のライバルで天才的頭脳を持つモリアーティ教授との対決が描かれる。前作に続くダウニーJr.との共演について「第1作で初めて会ったときから彼とはすごく気が合ったし、仕事を進めるにつれて仲良くなっていったよ。今回は、前作で時間がなかったりして試せなかったアイディアをいっぱい持ちこんで仕事したんだ。ホームズとワトソンの関係と同様にロバートと僕の関係も忠誠心が強く、楽しく、そして複雑なものさ」とユーモアたっぷりに語った。そのダウニーJr.に男児が誕生したことが先週、報じられたが、ジュードは初耳だったようで「もう生まれたの?知らなかったよ!」と驚いた様子。質問した記者に「いつのこと?」と逆質問し「キミには電話があって僕にはなかったってこと?これで友情も終わりだな…(笑)」と語り会場の笑いを誘っていた。本作では前作以上とも言える激しいアクションを披露しているが「森でのチェイスシーンは特に気に入ってるよ。走るのがすごく大変だったんだけど、最終的にどんな映像になるかは全く知らなかったんだ。あんなスローモーションの映像になってるなんてね。それから、列車でのシーンも好きだね。今回は誰ひとりとしてアクションでケガをしていないと思う。きっと1作目で教訓を得たんだね」と楽しそうにふり返った。すでに公開された各国では前作を上回るヒットとなっており、一部では第3作の製作が既に決定済みとの報道も。ジュードは「大勢の人が観てくれて『もっと観たい』ということになれば、僕らはぜひ次を作りたいと思ってるよ。どんどん、成長していくようなものが作れたらいいと思うし、あの製作チームが大好きなんだ」と続編に対する意欲を語った。ちょうど2年前の2010年2月以来の来日となったジュード。明日(16日・木)は都内で行われる本作のジャパン・プレミアに出席する。『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』は3月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ジュード・ロウに会える!『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』ジャパン・プレミアイベントに15組30名様をご招待ジュード・ロウ来日!『シャーロック・ホームズ』ジャパン・プレミア試写会に15組30名様ご招待まさに有言実行!ジュード・ロウ、『シャーロック・ホームズ』を引っさげ来日決定「理想のコンビ」1位は堤真一&岡田准一!往年の名コンビやあのバカップルも上位にもう一人の“天才”が現る!『シャーロック・ホームズ』予告編&ポスターが解禁
2012年02月15日鬼才ガイ・リッチー監督が贈る、世界興行収入4億ドル突破を記録したアクション・エンターテインメント超大作第2弾『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』。本作でロバート・ダウニーJr.扮するシャーロック・ホームズの盟友であり、ともに難事件に巻き込まれる(?)ジョン・ワトソン医師を演じるジュード・ロウが本作のPRのため、2月13日(月)に来日することが決定した。ずば抜けた推理力はもちろん、喧嘩も銃撃戦もやってのける肉体派なシャーロック・ホームズと、彼の捜査に嫌々ながらも付き添うワトソン医師の名コンビが、ロンドン、パリ、ドイツ、スイスと世界中を駆けめぐり、宿敵・モリアーティ教授が仕掛ける壮大な知能犯罪に挑んでいく姿を描く。前作『シャーロック・ホームズ』での来日から2年ぶり7度目の来日となるジュードは、「東京に戻って来ることができて本当に嬉しい。日本は僕にとって一番好きな外国です」とコメントを寄せるほどの親日家。本作については「前回はホームズとワトソンの関係を確立することに大きなやり甲斐を感じた。今回は僕もロバートも最初からテンション全開で演じたんだ」と満足のいく撮影だったことを明かし、自信も十分。日本でも高い人気を誇るジュードは「ピープル」誌での「最もセクシーな男性」(’04)に選出されるなど、女性を魅力するクールなルックスだけでなく、その行動力にも人気の秘密が。昨年、ロンドンにて行われた本作のヨーロッパ・プレミアで「2月に日本へ行くからね!みなさん、元気に良い年を迎えてくださいね!」と宣言していたが、その約束を見事に果たす有言実行ぶりを発揮し、一段と男前を上げた?歳を重ねるごとに輝きを増していく彼に、またしても女性ファンたちが沸きそう。『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』は、3月10日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:「理想のコンビ」1位は堤真一&岡田准一!往年の名コンビやあのバカップルも上位にもう一人の“天才”が現る!『シャーロック・ホームズ』予告編&ポスターが解禁ロバート・ダウニーJr.「ずっと作り続けたい」『シャーロック・ホームズ』3作目に意欲ロバート・ダウニーJr.、映画賞授賞式壇上でメル・ギブソンとの男の約束を果たすロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?
2012年01月27日感情のままに駆け回る熱血漢とそれを冷静にサポートする相方、似た者同士の夫婦、ダメ男としっかり者の彼女のカップルなどなど、タイプは様々なれど映画やドラマにおいて、名コンビが見せる掛け合いや、2人から醸し出される何とも言えない空気感は大きな見どころ。言葉を交わさずに見せる絶妙なコンビネーションが羨ましくなったり、時にぶつかりつつも互いを理解し支え合う姿に思わずジンとさせられたりすることも…。今年最後のシネマカフェのランキング企画“シネマカフェゴコロランキング5”では、あなたが考える「理想のコンビ」をテーマに投票を実施!栄誉あるベストコンビの称号を手にしたのは――?結果を大発表!第1位に輝いたのは、少し歳の離れたイケメンコンビ、「堤真一&岡田准一」の2人!連続ドラマ、そして2部作による映画も大ヒットした『SP』では上司と部下役で共演し、単にコンビで事件を追うというだけでない、これまでの映画やドラマにないコンビの概念を作り上げた。堤さんと岡田さんといえば、本作より前に『SP』の原案を担当した金城一城の原作および脚本による映画『フライ、ダディ、フライ』でも共演。血気盛んな高校生とサエないオッサンのコンビがなぜこんなに観る者を感動させるのか?と思わせる絶妙なコンビネーションを見せた。「ドラマ『SP』や映画『フライ、ダディ、フライ』の素晴らしさは2人の信頼関係の賜物だと思います。年齢は離れていますが、気が合うようでインタビュー記事などを見ていてもすごく楽しそう」(20代・女性)、「“動ける”俳優同士が見せたコンビぶり、ベッタリ一緒ではなく、立場が違う者同士の気遣いや葛藤を秘めたやりとりが素晴らしい。年齢差や身長差が生かされていました」(40代・女性)など2人のやり取りはもちろん、アクションや見た目、体格も含めて2人のコンビネーションに絶賛の声が寄せられた。2位にランクインしたのは、往年のファン、特に男性の票を多く集めた「柴田恭兵&舘ひろし」。言わずと知れた刑事ドラマ「あぶない刑事」で一世を風靡したが、TVを見ながら2人のセリフややり取りに憧れた人が多いよう。タカとユージ、あなたはどっち派?いまの時代に続く“刑事コンビ”の概念を広く世間に印象づけた名コンビのひとつと言えそうだ。続く第3位には打って変わってほのぼのとしたあの2人。人気ドラマ「ホタルノヒカリ」の“ぶちょお”と“アホ宮”の「藤木直人&綾瀬はるか」コンビが滑り込んだ。職場では大人の女を演じているが、私生活は干物女の雨宮とクールで仕事ができて面倒見がよい高野。バカバカしくも、2人のやり取りに思わずニヤリとさせられてしまう人多数。確かにカップルというよりもどこか“コンビ”という言葉が似合う2人かも?「お互いのほんわかした感じが、2人が一緒になることによってもっと引き出されて、すごく癒されて幸せな気持ちにさせてくれる」(40代・女性)など、2人一緒だからこそのあの空気感を気に入った多くの人がこの2人に票を投じた。第4位にはまたも刑事の2人。ドラマ「東京DOGS」で共演した若きイケメンの刑事コンビ「水嶋ヒロ&小栗旬」が入った。「バディものの中でもこれまでにない2人だった」(40代・女性)、「掛け合いが最高でした」(20代・女性)といった声が多く寄せられた。そして、現代の刑事ドラマの最強コンビ「相棒」の「水谷豊&及川光博」の2人は意外や5位に落ち着いた。ちなみに、一代前のコンビ「水谷豊&寺脇康文」は第7位。あまりに鉄板過ぎて票が伸びず?同率の5位には、映画『クローズZERO』シリーズや「荒川アンダー ザ ブリッジ」で共演し、プライベートでも仲良しの「小栗旬&山田孝之」がランクイン。何となくやる気がなさそうで(失礼!)、ベラベラと喋らないけど一緒にいるのが心地よさそうな2人。『クローズZERO』では覇権を争い壮絶な戦いを繰り広げた2人が、続編の『2』で見せたまた違った関係性に胸キュンさせられた女性ファンも多し!さらに、来年劇場版も公開される「荒川アンダー ザ ブリッジ」では、ほとんど素顔を見せずに村長と星で再びコンビを披露!作品ごとに見せるギャップを含め、今後もどんなコンビネーションを見せてくれるのか楽しみな2人と言えそうだ。小栗さんはベスト5の中で唯一の重複ランクイン。己の魅力を出しつつも相手の素晴らしさやかっこよさも引き出す“名パートナー”ぶりを発揮!また上位ランカー以外では、海外スターのコンビとして『シャーロック・ホームズ』の「ロバート・ダウニーJr.&ジュード・ロウ」のコンビに多くの票が寄せられたほか、ドラマ「篤姫」や『ツレがうつになりまして。』で夫婦を演じた「宮崎あおい&堺雅人」も高い支持を集めた。こうしてランキングを見ると、刑事からカップル、腐れ縁の2人までコンビと言っても関係性は様々。あなたが考えるベストコンビはどの2人?「理想の俳優コンビ」ベスト51位:堤真一&岡田准一2位:柴田恭兵&舘ひろし3位:藤木直人&綾瀬はるか4位:水嶋ヒロ&小栗旬5位:水谷豊&及川光博5位:小栗旬&山田孝之次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「あなたが憧れる“恋映画”は?」。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:ツレがうつになりまして。 2011年10月8日より公開© 2011「ツレがうつになりまして。」製作委員会シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE 2012年2月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズクローズZERO 2007年10月27日より全国東宝系にて公開© 2007高橋ヒロシ/「クローズZERO」製作委員会相棒−劇場版II− 2010年12月23日より全国にて公開© 2010「相棒-劇場版II-」パートナーズSP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム■関連記事:永作博美「報知映画賞」主演女優賞を受賞し号泣「押しつぶされそうだった」もう一人の“天才”が現る!『シャーロック・ホームズ』予告編&ポスターが解禁ロバート・ダウニーJr.「ずっと作り続けたい」『シャーロック・ホームズ』3作目に意欲第36回報知映画賞、『八日目の蟬』が作品賞&主演女優賞の2冠!荒川だよ、全員集合!『荒川アンダー ザ ブリッジ』ポスター画像が解禁
2011年12月26日ミステリー小説界の巨匠アーサー・コナン・ドイルが生んだ世界一有名な名探偵を、イギリス出身の鬼才ガイ・リッチーが描く大ヒットシリーズ最新作『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』の予告編&ポスターがこのほど解禁となった。喧嘩も銃撃戦もやってのける、原作小説とは一味違ったアウトローな雰囲気漂うロバート・ダウニーJr.演じる肉体派のシャーロック・ホームズとジュード・ロウ演じる助手のワトソン医師の名コンビが、宿敵・モリアーティ教授の仕掛ける緻密な知能犯罪を追ってロンドン、パリ、ドイツ、スイスを駆けめぐる。今回届いたポスターには、不吉な影のビジュアルと共に「もう一人の天才、現る」という文字が大きく記されている。この“もう一人の天才”こそが、原作で“犯罪界のナポレオン”と呼ばれるモリアーティ教授である。この新たに現れた最強の敵を前にしたホームズについて、ロバートは「数か月間、ホームズはモリアーティ教授に病みつきだったんだ。その執着ぶりは傍目からもよく分かるよ。ホームズは全てを犠牲にしてモリアーティを追ってきたんだけど、正気まで投げうってしまったんじゃないかな(笑)」とその執心ぶりを明かす。さらに、劇中でのホームズ&ワトソンと同様に、プライベートでも親しい仲のロバートとジュードだが、「ジュードに対する僕の気持ちは、ワトソンに対するホームズの気持ちと一緒だよ。彼のことは兄弟のように思っているよ。これ以上に息の合う相棒はいないね」(ロバート)、「今回のストーリーでもホームズとワトソンの関係が軸になると知って嬉しかったよ」(ジュード)と互いに相思相愛ぶりを語っている。そんな2人の活躍がうかがえるこちらの予告編では、豪奢なパーティ、雪景色を疾走する機関車、そして事件現場に残された証拠の数々と、本作のヒントを散りばめた短い映像が次々と観る者の好奇心を掻き立てる。もちろん、本シリーズの最大の見どころのひとつでもあるホームズ&ワトソンの軽妙な掛け合いも健在!まずは、こちらの予告編からモリアーティ教授の仕掛けた壮大な陰謀に立ち向かう名コンビぶりを楽しんでみては?『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』は2012年3月10日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ロバート・ダウニーJr.「ずっと作り続けたい」『シャーロック・ホームズ』3作目に意欲ロバート・ダウニーJr.、映画賞授賞式壇上でメル・ギブソンとの男の約束を果たすロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?『シャーロック・ホームズ』新章の画像が解禁!3月に日本公開も決定ジュード・ロウ、イギリスの警察はメディアに情報をリークする、と不信感を表明
2011年12月21日昨年3月に公開されヒットを記録したアクション・サスペンス『シャーロック・ホームズ』の続編『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』のポスター画像がこのほど公開された。その他の写真ロバート・ダウニーJr.演じる天才的な観察眼と推理力を持つ名探偵ホームズと、ジュード・ロウ演じるワトソン医師の名コンビが難事件に挑む本シリーズ。続編『…シャドウ ゲーム』は、ヨーロッパで起こる連続爆破事件の真相を追うべくホームズ&ワトソンのコンビが、イギリス、フランス、ドイツ、そしてスイスへと大陸を横断し、事件に隠された謎の解明に挑む。このほど公開されたポスターは、ホームズとワトソンの姿とふたりに忍び寄る“黒い影”が描かれ、さらには「もう一人の天才、現わる」というコピーがデザインされている。この“もう一人の天才”とは、前作に少しだけ姿を見せたホームズの宿敵、モリアーティ教授のこと。アーサー・コナン・ドイルの小説に登場するモリアーティは天才数学教授という表の顔を持ちながら、その正体は大犯罪者でホームズの強敵。頭脳明晰なふたりの“知恵くらべ”は多くのファンをわかせてきた。前作は誰もがその名を知る“ホームズ像”を心地よく裏切り、多くの映画ファンを楽しませた作品だけに、『…シャドウ ゲーム』から本格始動するモリアーティも多くの人が知る人物像をさらに発展させたものになるはずで、豪快なアクションを交えながら展開される“ホームズとモリアーティの頭脳バトル”も気になるところだ。『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』2012年3月10日(土)より、丸の内ルーブル他全国ロードショー
2011年12月21日世界的なヒットを記録した前作に続き、鬼才ガイ・リッチー監督のもとで製作された『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』のヨーロッパ・プレミアが、12月8日(現地時間)、英米公開を前にイギリス・ロンドンにて開催された。会場にはガイ・リッチー監督を始め、ホームズ&ワトソンコンビでおなじみのロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウらキャストが集結し、ファンの歓声を浴びた。前作『シャーロック・ホームズ』に続くシリーズ2作目となる本作。原作小説に基づく推理ドラマにスピード感のあるアクション満載の新たなホームズ像が前作では話題を集めたが、今作ではロバート演じる肉体派シャーロック・ホームズとジュード演じるワトソン医師のコンビに加えて、ホームズの宿敵と言われる知能犯、モリアーティ教授との世界を股にかけた戦いが展開される。レッドカーペットイベントの会場であるロンドン・レスタースクエアにはおよそ800人ものファンが国内外から駆けつけ、会場に入りきれないファンの姿も。幕開けに本作の劇中で描かれるジプシーの踊りをイメージした楽隊が会場を沸かせると、ガイ・リッチー監督を筆頭に一同が登場。ジュードは舞台「ハムレット」を終えたばかりでヒゲをたくわえ、カジュアルなスーツ姿でファンサービスに応じ、ロバートもおどけたポーズを取るなどファンサービスに専念した。本作のプロデューサーである妻のスーザン・ダウニーは来年2月に出産予定だが、大きなお腹に黒いドレスで登場した。「ここは僕の裏庭みたいなもんなんだよね!子供の頃、このスクエアには映画を観にきていたんだけど、それがいまではレッドカーペットを歩いている」と話すのはロンドン出身のジュード。本作の公開の前に既に3作目の製作の話もうわさされるが、「今回は前作よりも自信を持って堂々とした気持ちで、前作でみんなが喜んでくれた部分をより掘り下げて、広げて作ったよ。3作目を作るかどうかについて、僕たちに有利な点はコナン・ドイルの原作にはたくさんストーリーがあるってことだよ。だから、僕はまたやりたいと思っているよ!僕はこの仲間たちが好きだからね!」と前向きな姿勢を見せた。また、前作の公開時には来日を果たしたジュードだが、「2月に日本へ行くからね!みなさん、元気に良い年を迎えてくださいね!」と嬉しいメッセージをくれた。本作でヒロインを演じるのは、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で一躍脚光を浴びたスウェーデン出身の女優ノオミ・ラパス。ハリウッド大作への出演はこれが初めてとなるが、「私は3年前まで英語もできなかったので、この作品は大きなステップでした。ロバートやジュードに思うようについて行けるかどうかが分からなかったし、アドリブや即興ができるのか、自分の言葉として話せるのかが心配でした。でも、2、3日後にはそんな心配を忘れていました。それはガイやロバート、ジュードのおかげ。私をすごく助けてくれたし、愛してくれたし、抱きしめてくれて受け入れてくれた。だから、仲間の一人としてすぐに溶け込めました。とても楽しい撮影でした」と充実した表情で撮影をふり返った。そして、ロバートは、早くも期待される3作目の可能性について聞かれると、「もちろん!とにかくこの作品が好きだし、とても大切にしているよ。面白いこともたくさんあるんだ!ガイ・リッチーは朝から晩まで撮影に没頭しているしね。とにかくこの先ずっとこの作品を作り続けることができればいいと思っているよ」とこちらも意欲的。日本のファンに向けて「また会おうね」とメッセージを残した。『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』は2012年3月10日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:シャーロック・ホームズ 2010年3月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDシャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ロバート・ダウニーJr.、映画賞授賞式壇上でメル・ギブソンとの男の約束を果たすロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?『シャーロック・ホームズ』新章の画像が解禁!3月に日本公開も決定ジュード・ロウ、イギリスの警察はメディアに情報をリークする、と不信感を表明オスカーのプレゼンター続々発表!スカヨハにJ・ロウ、主演女優候補のニコールも参戦
2011年12月11日オスカー受賞作『ディパーテッド』を始め、数々の栄誉を手にしてきた巨匠マーティン・スコセッシ監督が初の3D作品として作り上げた最新作『ヒューゴの不思議な発明』が全米公開を前に、11月21日(現地時間)、N.Y.プレミアイベントを開催。スコセッシ監督を始め、主演を務める注目若手俳優のエイサ・バターフィルドとクロエ・グレース・モレッツらが出席し会場を沸かせた。物語の舞台は1930年代のフランス・パリ。火事で父親をなくし駅の時計台にひとりで暮らす少年・ヒューゴが、父の形見で壊れたままの“機械人形”の修復に必要な“ハート型の鍵”を持った少女・イザベルと出会い、世界をめぐる壮大な冒険に出る姿を描いた珠玉ファンタジー。ニューヨークのジグ・フィールド・シアターの前に敷かれたレッドカーペットに最初に現れたのは、主人公・ヒューゴを演じたエイサ(『縞模様のパジャマの少年』)。本作が『アバター』のジェームズ・キャメロン監督から賛辞を贈られたことを伝えると、「ジェームズ・キャメロンがこの作品を絶賛してくれたのは知らなかった。それは素晴らしい!いま、とてもワクワクしているよ」と胸の内を明かした。続いて、ドルチェ&ガッバーナの可憐なドレスで登場したのは、『キック・アス』、『モールス』などでの好演が高く評価され、人気急上昇中の若手女優、クロエ・グレース・モレッツ。「私は『アバター』は絶品だと思う。だから彼がスコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』を絶品だと思ってくれたなんて素晴らしいわ。マーティン・スコセッシは“最高の監督”と言われている人ですもの」と喜びと共に作品への自信をのぞかせる。そんな2人の若手俳優を見守るのがイギリス映画界きっての名優、サー・ベン・キングスレー。本作について「とても重要な映画だと思う。そして、この映画は人々をハッピーにするから重要なんだ。人生がどんなにビューティフルかを人々に思い起こさせる映画だから大切なんだ」と語った。そして、本作で初めて3D作品に挑んだスコセッシ監督は、「ジェームズ・キャメロンはこの作品を褒めてくれるなんて寛容な人だ」と前置きした後で、「僕は3Dが大好きなんだ。実は、僕は3Dに心を奪われ、虜になっているんだ。僕自身は決して3Dを作ることはないだろうと思っていたからね。ところが、『アバター』などの映画が出回るようになり、いま(それが)可能になった」と今後も3D作品を撮っていく可能性をうかがわせた。さらにこの日、スタッフ・キャストのほかにゲストとしてスパイク・リー監督が急遽来場するなど、大盛り上がりを見せた。今回出席したキャストに加えて、ジュード・ロウやサーシャ・バロン・コーエンが出演、ジョニー・デップが製作に参加するなど人気実力を兼ね備えた豪華な面々が名を連ねている本作。この日も国内外から80社ものメディアがレッドカーペットに詰めかけた。いよいよ来年のアカデミー賞に向けて各賞レースが始動しているが、本作の可能性はいかに?まずは、このほど到着した『ヒューゴの不思議な発明』の予告編で、不思議な世界観を覗いてみて。『ヒューゴの不思議な発明』は、2012年3月9日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ヒューゴの不思議な発明 2012年3月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
2011年11月30日『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダ―バーグ監督が手がける注目の最新作『コンテイジョン』がいよいよ日本公開となる。マット・デイモンやマリオン・コティヤールといった並み居るオスカー俳優たちとの競演で、彼らを喰うほどの名演を本作で披露するジュード・ロウが、作品の見どころについて語ってくれた。接触感染で広がり数日で命を落とすほどの新種ウイルスが発見され、瞬く間にアメリカや日本を始め世界中に感染が拡大。アメリカ疫病予防センターと世界保健機構は調査とワクチン開発を急ぐが、彼らの本当の敵はウイルスではなく、パニックに陥る人間の心理だった――。世界規模で未曾有の緊急事態に陥った人間の“恐怖”を克明に描き出した本作でジュードが演じるのは、その新型ウイルスの存在に初めて気づき、政府が隠ぺいする事実を全世界に知らしめようとするフリージャーナリストのアラン・クラムウィディ。民衆に全てを明かそうとする正義が彼を突き動かすのだが、そのジャーナリスト魂によって公開された真実こそが未曾有のパニックの元凶に…。世界的パニックの張本人とも言える、一筋縄ではいかない役どころをジュードはこう語る。「パニックが蔓延し市民は政府に指示されるがままだが、そんな中、アランは“市民の声”である。僕はそこが気に入ったんだ」。さらに「彼の主張は、観客たちの判断に委ねられる」と含みのある言葉で、波紋をもたらすであろうアランの行動について語るジュードは、本作で描かれる“コンテイジョン=伝染・感染”のもうひとつの意味について「実際のウイルスのアウトブレイク(感染が爆発的に広がること)と同時に、アランが作り出すアウトブレイクは人の恐怖心を利用したものなんだ」と解説。本作のキャッチコピー“【恐怖】は、ウイルスより早く感染する。”という言葉が示す、ソダ―バーグ監督のメッセージの核心に触れていく。「判断は観客に委ねられる」という意味深な言葉の真相は劇場で確認するとして、まずは本作の真髄を語るジュードの熱弁をたっぷり8分間楽しんでみては?『コンテイジョン』は11月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:スティーヴン・ソダーバーグ監督が3年ぶりに来日「問題提起し続けたい」マット・デイモン、満を持して長編映画監督デビューが決定!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年11月14日スティーブン・ソダーバーグ監督の最新作『コンテイジョン』が日本公開されるのを記念して監督が来日し、インタビューに応じた。その他の写真映画は、感染すると数日間で死にいたる新種のウィルスが “コンテイジョン(CONTAGION)=接触による伝染”によって世界各地に拡散する過程を追いながら、人々の恐怖が伝播し、情報が錯綜し、社会を支えている信頼が危機に陥る状況を描いている。出張中の妻を待つ夫、世界保険機構(WHO)のドクター、疾病予防管理(CDC)センターの職員、そしてワクチンの強奪を企む謎の男たち。本作には様々なキャラクターが登場するが、ソダーバーグ監督は、ジュード・ロウが演じるフリー・ジャーナリストのアランがいなければ「この映画が成立しなかった」という。アランは自分のブログにウィルスに関する情報を次々とアップ。多くの人々が彼の情報に飛びつくが、同時に彼の流す情報によって人々は混乱し、恐怖は拡散していく。「ネットの登場によって社会がオープンなものになった時、その功罪がありますが、アランがそれを象徴していると思ったのです。彼はネット上で質問に答えるわけですが、時に間違ったり、バイアスのかかった情報を流してしまう」。ネットの普及によって、正しい情報と誤った情報が混在して拡散してしまう事態は、ウィルスの発生時だけでなく日々起こっており、場合によってはデマを広げ、暴動を誘発し、市況の暴落やバブル状態を引き起こす。「私が不思議だと思うのは、多くの人が経験的に、ネット上の情報が事実ではなかったり、歪んだ情報だったりするとわかっているにも関わらず、自分に直接関係のないことは意外にも信じてしまうことです」。本作では、多くの人が自身や愛する家族の生存をかけて情報を収集し、奔走する。そこで人はジレンマに陥ることもある。「“公平さ”は全員がひとつのルールに従うときにはじめて達成されますから、複数のルールが発生した時に人は怒りを覚えるでしょう。映画の中である人物が重要な情報を知り、自分の大事な人にだけその情報を渡してしまう場面がありますが、多くの観客は彼が問題だとわかると同時に、彼がそうする理由もわかるでしょう。もしかしたら自分も同じことをしてしまうと思うかもしれない。それは複雑なものです」。ソダーバーグ監督が「これまでのウィルスを扱った映画と同じものにしたくなかった」と語る通り、『コンテイジョン』は、正誤不明な情報と、それによって引き起こされる不安や恐怖が広がった時に、人間がどのようにしてその事態に冷静さと公平さをもって向き合うことができるのかを描いた作品に仕上がっている。『コンテイジョン』公開中
2011年11月14日アカデミー賞監督のスティーヴン・ソダーバーグが3年ぶりに来日し11月10日(木)、記者会見を行い、最新作『コンテイジョン』の見どころを語った。突如発生し、爆発的に感染拡大する新型ウイルスに全人類が立ち向かうパニック大作。「極限の状況下で、人間はどう行動するべきか。パニックを起こすだけでは何も解決しない。答えを提示するだけの作品ではないので、ぜひ自分自身で考えてほしい」とアピールした。接触感染で広がり数日で命を落とすほどの新種ウイルスが発見され、瞬く間にアメリカや日本にも感染は拡大。アメリカ疫病予防センターと世界保健機構は調査とワクチン開発を急ぐが、彼らの本当の敵はウイルスではなく、パニックに陥る人間の心理だった…。ソダーバーグ監督は、自身がアカデミー賞監督賞を獲得した傑作『トラフィック』(’00)を例に挙げ、「麻薬の問題は避けようと思えば避けられるが、ウイルスはそうはいかない。目に見えないし、説得することもできないからね。つまり誰もが関係あるテーマで、映画の主題としても現実的でいいと思った」とふり返る。マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットら超豪華なキャストが奏でる、緊迫のアンサンブルも大きな見どころ。「情報量も多いし、早いスピードで展開する作品だから、ロープみたいに観客をつなぎ止めるものが必要だった。それがスターの見せてくれる演技力なんだ」とソダーバーグ監督。「意外に思うかもしれないけど」と前置きし、「私は俳優が大好きなんだ。彼らの仕事は自分をさらけ出すことだし、時には自分の弱みも見せなければいけない。だから、自分の作品に出てもらうなら、『ここなら安全で、きっといい経験ができる』と思ってほしいし、私も俳優の努力に敬意を表したい」と語った。以前、監督業からの引退も報じられたが、その後にソダーバーグ監督本人が否定。会見でも「人生は模索の連続だし、映画監督として問題提起し続けたい。答えが揃った映画なんてつまらないと思うし、そもそも完璧な答えなんてないからね」と、さらなる映画製作に意欲を燃やしていた。『コンテイジョン』は11月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:マット・デイモン、満を持して長編映画監督デビューが決定!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年11月10日スティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作『コンテイジョン』が12日(土)から日本公開される前に、本作に出演しているケイト・ウィンスレットのインタビュー動画が公開された。インタビュー動画はこちら!映画のタイトルになっている“コンテイジョン(CONTAGION)”とは“接触による伝染”のこと。映画は、ある場所から人間社会へと持ち込まれた新種のウィルスが、ドアノブや手すりへの接触、握手などによって人から人へと広がり、またたく間に世界各地に拡散。感染すると数日間で死にいたるウィルスが圧倒的な速度で広がっていく過程と、そのことによって人々の何げない日常が混乱していく様子、そして治療薬の開発に奔走する医療関係者たちの姿を描いていく。数々のヒット作を手がけ、つねにその動向に注目が集まるソダーバーグ監督らしく、本作もマット・デイモン、ジュード・ロウ、マリオン・コティヤール、グウィネス・パルトロウ、ローレンス・フィッシュバーンら豪華キャストが集結しているが、その中でCDC(米疾病予防対策センター)感染症調査官エリン・ミアーズを演じているのがウィンスレットだ。アカデミー賞、エミー賞、ゴールデングローブ賞など数々の栄誉に輝く実力派女優として知られるウィンスレットだけに、本作でも感染症調査官を演じるために撮影前にリサーチとヒアリングを行ったそうだ。このほど公開されたインタビュー動画では、撮影現場の印象や、ソダーバーグ監督の独自の撮影スタイルについて、さらに役に取り組む姿勢や事前調査について語る彼女の姿が収められている。『コンテイジョン』11月12日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2011年11月04日マット・デイモンが長編映画監督デビューすることが決まった。「Hollywood Reporter」「Variety」などの業界誌によると、ジョン・クラジンスキー(『恋するベーカリー』)との共同脚本による法律ドラマでタイトルは未定。小さな街にやって来たセールスマン役で主演も務める。14年前に幼なじみで親友のベン・アフレックと脚本を執筆、主演した『グッド・ウィル・ハンティング』でオスカー脚本賞を受賞しているが、ひと足先に『ゴーン・ベイビー・ゴーン』、『ザ・タウン』で監督として活躍を始めたベンに触発されたらしく、最近は監督業に意欲を示していた。マットとジョンは共演経験はないが、同じボストン出身。ジョンの原案を、彼の主演作『お家をさがそう』の共同脚本のデイヴ・エガーズと練り、マットに話を持ちかけ、共同執筆に至った。ジョンの製作会社「Sanday Night Production」のもと、マット、マットの製作パートナーを長年務めるクリス・ムーアがプロデューサーに名を列ねる。スティーヴン・スピルバーグ、クリント・イーストウッド、11月12日(土)より日本公開される『コンテイジョン』のスティーヴン・ソダーバーグ監督など、巨匠、名匠の作品に数多く出演し、撮影現場で多くを学んできたマットがどんな作品を生み出すのか、期待が高まる。(text:Yuki Tominaga)© Media Punch/AFLO■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年10月21日世界中の乙女を夢中にさせた世紀のロイヤル・ウエディングから来年のオリンピック開催、さらにファッション界においても英国・ロンドンがいま、アツイ。そんな中、この秋はおなじみの顔ぶれから若手まで英国出身のイケメン俳優たちが活躍する映画が勢ぞろい!肉体派から知性派まで、様々なタイプのイケメンが顔をそろえる作品を少しだけで紹介。英国俳優というと、本年度のアカデミー賞主演男優賞を獲得したコリン・ファースやヒュー・グラントなど紳士的なイメージだったり、ゲイリー・オールドマンや『トレインスポッティング』のユアン・マクレガーなどエキセントリックでスタイリッシュなイメージを思い浮かべる人も少なくないのでは?今回まず一本目に紹介するのは、そんな英国俳優ならではのいろんな魅力を楽しめる『ブリッツ』(公開中)。主人公の荒くれ刑事・ブラントを演じるのは、英国訛りのハスキーボイスと迫力のアクションで唯一無二の存在を確立するジェイソン・ステイサム(上写真/左)だ。近年ではアクション俳優としてのイメージが定着した彼だが、本作では破天荒な中に仲間思いで紳士的な優しさを見せる、問題児の刑事を演じている。また、彼の相棒で優等生タイプの刑事・ナッシュを演じるのが、本年度サンダンス映画祭で監督作『Tyrannosaur』で2部門を獲得するなど今後幅広い活躍が期待されるパディ・コンシダイン(上写真/右)。ブラントとナッシュ、対極的な魅力をもつ2人の相棒劇はクスリと笑える。そして、もう一人忘れらないのが猟奇的犯人“ブリッツ”役で、若かりしゲイリー・オールドマンを彷彿とさせるアイダン・ギレン(右写真)。ロンドンらしい、曇り空のロンドンの街で繰り広げる彼の逃走劇も見どころだ。今回はアクション控え気味なジェイソンに対して、こちらは隆々とした筋肉が満載の一作。ギリシャ神話を題材に壮絶な神々の戦いを描いた3Dアクション『インモータルズ神々の戦い』(11月11日公開)である。本作で、神に選ばれし勇者・テセウスを演じるのがヘンリー・カヴィル(左下写真)。現在製作中の『Man of Steel』(原題)で“新スーパーマン”に抜擢されるなど肉体を駆使した役が続く彼だが、今後の活躍が楽しみな若手注目俳優のひとり。若手俳優に負けず、この秋はベテラン英国俳優もずらりと顔をそろえている。ボンド役としておなじみのダニエル・クレイグは来週公開の『カウボーイ&エイリアン』(10月22日公開)で未知の敵に立ち向かう記憶喪失の男を、その甘いマスクで女性の心を虜にするオーランド・ブルームは『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(10月28日公開)で初の悪役を演じており、それぞれ新たなイメージを築いている。さらに、来年『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』(2012年3月公開)の公開を控える、ロンドン随一のモテ男ジュード・ロウも『コンテイジョン』(11月12日公開)で謎の疫病を追究するジャーナリスト役で渋い演技を見せている。あなたがこの秋、見てみたい英国俳優は誰?■関連作品:シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月、全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDカウボーイ&エイリアン 2011年10月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDコンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.インモータルズ神々の戦い 2011年11月11日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 War of the Gods, LLC. All Rights Reserved.ブリッツ 20111年10月15日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 Blitz Films Limited.■関連記事:最強の敵、最高のバトル『三銃士』Tシャツ&キーホルダーセットを5名様にプレゼントマット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待チャン・グンソク、釜山映画祭に登場ギター弾き語りで思わぬ収入も?ミラ・ジョヴォヴィッチ×檀れい胸開きドレスと着物でレッドカーペットで競演!第24回東京国際映画祭公式オープニング作品『三銃士』プレミア上映に3組6名様ご招待
2011年10月15日