傑作推理劇『スルース~探偵~』が11~12月に上演される。最後の最後まで何が真実かわからない、男と男の化かしあいが描かれる本作。西岡徳馬VS新納慎也の<探偵バージョン>、西岡徳馬VS音尾琢真(TEAM NACS)の<スルースバージョン>というWキャストで、深作健太が演出を務める。舞台『スルース~探偵~』チケット情報西岡徳馬と音尾琢真が作品の魅力を語った。1970年に初演され、72年にはローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインで映画化。2007年の再映画化ではケインがオリヴィエの役を演じ、ジュード・ロウと共演した。日本では劇団四季が73年に初演し、今も再演を繰り返している。音尾は「映画を2作とも観て、いつかやりたいと思っていました。時間がない中でのオファーでしたが、この作品ならどうにかしてやりたくて」と出演を喜ぶ。西岡も「文学座に入って1、2年目の頃にオンタイムで映画を観て、衝撃的で憧れた。僕もいつかやりたいって言って、以前、話を持っていったこともあるんですけど、そのときは版権の問題でできなかった。もうだめかと思っていたところでこの話をいただいて。これはもう…本当に僕の代表作にしたい。その意気込みで向かわせてもらいます。演劇史に残すつもりで、過去にないくらいの興奮と意気込みを持ってぶち当たろうとしています」と熱く語る。物語は、ミステリー作家のアンドリュー(西岡)が、妻の愛人であるマイロ(音尾/新納)を呼び出すところから始まる。マイロにとある提案をするアンドリュー。マイロはその筋書きどおりに珍妙な手順で宝石を盗むが――。音尾は「ホンに向き合うこと、そして目の前の西岡さんと向き合うことに終始して新しいものを作っていきたい。西岡さんは、僕の一言が変わればそこに返してくれる、そんな素晴らしい俳優さん。その胸に飛び込んでいきます」。対して西岡は「芝居はキャッチボールだから、相手役で全然違う形になるのは当然。どれだけふたりで練れるかが勝負になってくる。ふたりの評判のよさは知ってるから、どういう風にやってくるかなってワクワクしていけばいいんですよ」と懐の深さを見せる。「『探偵役?』って言われるんですけど、探偵は出てこないんですよね」と音尾が話すと、西岡から名言が生まれた。「スルース(=探偵)はお客様です!」。年末の劇場で、男たちの真実と嘘を見破る“スルース”として過ごしてみるのはいかが?公演は、新納が出演する<探偵バージョン>が11月25日(金)から12月11日(日)まで、音尾が出演する<スルースバージョン>が12月17日(土)から28日(水)まで、東京・新国立劇場 小劇場にて。なお、チケットぴあでは東京公演のインターネット先着先行「座席選択プリセール」を受付中。取材・文:中川實穗
2016年10月26日日本のKADOKAWAが、ジュード・ロウ主演ドラマ「The Young Pope」の日本におけるオールライツを獲得したと「FremantleMedia」が発表した。「The Young Pope」は『グレート・ビューティー/追憶のローマ』で第86回アカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞に導いたパオロ・ソレンティーノ監督の最新作。ジュード・ロウが架空のイタリア系アメリカ人司教レニー・ベラルドを演じ、史上初のアメリカ人ローマ教皇ピウス13世になるという話題作だ。共演はダイアン・キートンで、アメリカ人の修道女メアリーを演じる。イタリアのテレビ局「Sky」、アメリカの「HBO」、フランスの「Canal+」の3か国共同で製作が行われ、それぞれが自国での配給を担当する。そのほかの国への配給権は「FremantleMedia」により、中央及び東ヨーロッパ、アフリカ、スカンディナヴィア諸国、イスラエル、オランダなどに売られた。すでに予告編が公開されており、祭服に身を包み煙草の煙をくゆらせる、セクシーなジュードの姿を見られる。日本でいつ、どのような形で放送されるかはいまのところ明らかになっていないが、KADOKAWAは「錚々たるクリエイターやキャストによって作られた、素晴らしいドラマのオールライツを得ることができて光栄です。日本での放送が大成功を収めるよう、全力を注ぎます」とコメントしている。(Hiromi Kaku)
2016年10月18日出張でもない、家族や友人たちとの賑やかな旅行でもない、ただゆっくり過ごす旅に出るとしたら、何を持って行くのか、何を持っていきたいか──を考えるのが好きだ。現実的には、日本でも海外でもスマホやタブレットは必須、スマホさえあれば旅はどうにでもなる気がする。けれど、旅に出たいなぁと思うときはゆっくりしたいときであって、できることならスマホやタブレットは使わないにこしたことはない。旅の供は本がいい。いつか「読みたい」と思っている本はたくさんあっても、そのためだけの時間を作ることはなかなか難しかったりする。だからこそ旅にはそういう本を持っていきたい。旅に持っていきたい本リストに新たに加わったのが、映画『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』の原作「名編集者パーキンズ」だ。映画は、コリン・ファース、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、ローラ・リニー、ドミニク・ウェスト…豪華なキャストはもちろん魅力的で、世界的ベストセラーはどうやって作られたのか、という内容も興味深かった。少し前に公開された『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』は、『ローマの休日』をはじめ有名な映画脚本がどうやって生まれたのか、名脚本家ダルトン・トランボについての物語でそれはそれで面白かったが、今回の映画は名作家と名編集者の物語──。編集者のパーキンズと作家トマス・ウルフ、2人の出会いに始まり、ベストセラー「天使よ故郷を見よ」「時と川の」がどうやって世に送り出されたのかが描かれる。現代のようにパソコンやコピー機のない時代に膨大な原稿を推敲していく作業はどんなに大変だっただろう…とか、本の背景に隠された歴史を目にすることも面白かったし、2人の絆が深まっていく姿も感動的だった。また、個人的に大好きな映画『華麗なるギャツビー』(F・スコット・フィッツジェラルド著)の原作を世に送り出した人物がパーキンズであることを知ったことも大きな収穫。映画のなかにはフィッツジェラルドやヘミングウェイも登場し、彼らとパーキンズの関係も描かれる。この映画は作家と編集者の物語ではあるが、そこには情熱を持って仕事と向きあうことはどういうことなのか、何かを犠牲にする覚悟や大切な人との向き合い方など、大人に必要な人生のヒントも詰まっている。とはいってもやはり物語としては地味…だろう。けれど1冊の本の背景にあるドラマチックな物語を知っていると知っていないとでは、1冊を読み終えたときの感動は全然違うはず。1泊でもいい、小さな旅でもいい、次の旅にはこの映画の原作「名編集者パーキンズ」、そしてトマス・ウルフの著「天使よ故郷を見よ」「時と川の」も連れていきたい。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)
2016年10月18日コリン・ファースとジュード・ロウという、世界中の人々を魅了する英国俳優が初共演を果たす『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』。このほど本作で、わずか37歳の短い人生を閉じた天才小説家トマス・ウルフを熱演したジュードのインタビュー映像が、シネマカフェに到着した。1920年代ニューヨーク。ヘミングウェイの「老人と海」、フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」など、数々の有名作家を見出した実在の名編集者マックスウェル・パーキンズと、彼に見いだされた小説家トマス・ウルフの人生と友情を描いた本作。『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞し、『キングスマン』から『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなど、幅広い作品に出演するコリンと、『ホリデイ』『シャーロック・ホームズ』シリーズなどで知られ、いま日本ではペプシの新CMで話題のジュードが、待望の初共演を果たしている。コリンが演じるのは、「この世に書物ほど大切なものはない」との信念を持ち、卓越した審美眼と献身的な姿勢で作家を支えたカリスマ編集者パーキンズ。その彼が惚れ込んだ若きトマス・ウルフを演じるのが、ジュードだ。「この映画は友情と創作の物語だ。2人の男性の間に仕事を通じて深い友情と信頼関係が生まれるんだ、ごく短い間だけどね。そして、これは名作が誕生するまでの話でもあるんだ。“偉いのは文章を整えまとめた人間か、全身全霊で創作をした人間なのか?“」と、ジュードは語る。「キラキラしてまばゆい友情は、時に長く続かないことも描かれてるんだ。2人の濃密な時間はすぐに終わりを迎える。映画の核はそこで、ウルフの文学じゃない。創作とは何かなんだ」と、コリンと2人で体現した本作のテーマに言及する。また、「(監督の)マイケル(・グランデージ)が演出する舞台に何度か出たことがあったんだ」と言うジュード。「だから、彼が初めて撮る映画に出演するのは、素晴らしい経験になると思ったんだ」と語り、本作の出演は自信をもって即決したことも明かしている。また、ウルフの年上の愛人アリーン・バースタインを演じたニコール・キッドマンについては、『コールド マウンテン』で共演していることもあり、「僕とニコールは顔見知りだし、すぐに演技に入り込めたよ。ニコールが女優としてすごいのは、現場に来たときにすでに演じる体勢になってることなんだ。ニコールは明確なビジョンを持っているので、身を委ねるだけの僕は楽だったよ」とコメント。さらに、パーキンズ夫人を演じた『ハドソン川の奇跡』にも出演中のローラ・リニ―については、「ローラとはずっと共演したかったんだ。出演作を何本も見てきてファンだったからね。実現してうれしかったよ」と実に嬉しそう。「それに僕に発音を教えてくれた。腕のいいアクセント指導の先生がいたんだけど、事情があって撮影終盤で帰ってしまったんだ。でも幸運なことに、ローラの血縁の中にウルフの故郷に近い地域(ノース・カロライナ州)の出身者が多かったんだ。ローラは相手役だと手強いけど、実際はいい人だから」と、撮影時の秘話も話してくれた。ジュードとコリン、ニコール、ローラほか、トマス・ウルフと同じくパーキンズが見出した“失われた世代(ロスト・ジェネレーション)”と呼ばれた作家たちのフィッツジェラルドにはガイ・ピアース、ヘミングウェイにはドミニク・ウェストなど、豪華なキャスト陣も出演。トニー賞受賞の英国演劇界の鬼才、グランデージが満を持して初メガホンを取った本作。アメリカ文学黄金期を魅力的に再現した、文学を愛した2人の知られざる逸話を、スクリーンで確かめてみて。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテにて先行公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月02日2016年、世界2億ドル超えの大ヒットラブストーリーとなった『世界一キライなあなたに』が、まもなく日本に上陸する。舞台はイギリス、古城が佇むある田舎町。主人公は、その町で将来の展望が何もないまま家族と暮らす26歳のルイーザ・クラーク、通称“ルー”。ある日、カフェでの仕事を失った彼女は、“お城”を所有する大富豪の御曹司で、2年前にバイク事故に遭い、車椅子生活を送るウィル・トレイナーの身の回りの世話をする仕事(しかも6ヶ月の期間限定)に就くことに。そして、初めは反発し合っていた何もかも相容れない2人は、次第に惹かれ合っていくのだが…。世界40か国以上で翻訳され、850万部以上を誇るジョジョ・モイーズの人気小説を映画化した本作。主人公を演じるのは、世界中にファンを持つエミー賞受賞の海外ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」でデナーリス・ターガリエン/“ドラゴンの母”を演じ、本年度で3度目の助演女優賞ノミネートを果たした英国若手女優エミリア・クラークだ。映画出演としては、サラ・コナーを演じた『ターミネーター:新起動/ジェニシス』、ジュード・ロウ共演『ドム・ヘミングウェイ』(日本未公開)などがあるが、本作では本格的なラブストーリーに挑戦。本作のシーア・シュアイック監督をはじめ、世界的ベストセラーの原作を知る人なら誰もが魅了される、明るく楽天的で、真っ直ぐで、すばらしく独創的な(?)ファッションセンスの持ち主であるルーを、エミリアは見事にスクリーンに映し出してみせた。一方、事故で脊髄を損傷し、車いす生活を送るウィルを演じたのは、サム・クラフリン。『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の若き宣教師フィリップに抜擢され、『スノーホワイト』など話題作に出演。2014年のリリー・コリンズ共演『あと1センチの恋』は、日本でも口コミからロングランヒットになった。オックスフォード大学に実在する上流階級クラブをモデルにした『ライオット・クラブ』(原題:Posh)が現在順次公開中で、いま注目を集める英国男子の1人だ。映画では、エミリア演じるルイーザが、色使いもスタイルも個性的なファッションでレトロなお城を行き来する姿が特に印象的だった。その撮影はどうだったのだろうか?エミリア:最高よ!本当に楽しかった!ルイーザがファッションを楽しんでいるのと同じくらい、私もいろんな服が着られてご機嫌だったわ。実は私もファッションが大好きなの。だから今回ファッションでキャラクターを表現できる役にめぐり逢えて本当にうれしかった。衣装デザイナーのジル・テイラーは、古着屋やブランドのショップに足を運んで、とにかくたくさんの洋服を買ってきたわ。すごい体験だったわ。なんというか…。サム:パーソナルスタイリストを雇ったみたい?エミリア:本当にそう!夢のようだった。また、サムといえば、ジェニファー・ローレンス主演『ハンガー・ゲーム』シリーズでの鍛え上げた肉体美でも知られているが、本作では役柄上、約18キロも体重を落としたとか?サム:撮影が始まるまでの数か月は苦労したね。大変だったけれど、どうせなら減量を楽しもうとしていたかもしれないな。痩せなきゃいけないことは分かっていたから、体重計に乗るたびに「まだまだいける」とやる気を出していたよ。その過酷なダイエットは撮影現場でも続いていたそうだが…。サム:(お菓子の)ミルキーバーボタンズを僕に買ってくれたよね。エミリア:そうね…買っちゃったわね。サム:僕がチョコレートが好きだって言ったからね。そうやって、ときどき彼女はお菓子をくれることがあるんだけど、もちろん「食べられないよ!」と言わなきゃいけなかったよ。エミリア:日曜日は食べたよね。サム:「これは内緒だからね」とか言いながらね。と、まるで劇中さながらの仲のよい掛け合いを見せる2人。特にエミリアのその素顔は、屈託のない明るさを放つルイーザそのものに見える。エミリア:いままでやった役は自分とは全く違ったけれど、ルイーザは自然体で演じられたわ。心がけていたのは、よく笑うようにしていたことくらいかしら。何よりもいつもサムが助けてくれていたし、監督のシーアやスタッフみんながサポートしてくれていたから自然体でいられたのかも。素晴らしいチームだったわ。サム:演技しなきゃいけないこともあったね。エミリア:少しだけね。サム:僕に恋しなきゃいけなかったからね。エミリア:おっしゃる通り。ねっ、やっぱりちゃんと演技していたでしょ。そんな2人が演じた役柄は、まるで正反対だ。人生に明確な目標もないまま、家計を助けるために働かなければならないルー。彼氏のパトリック(マシュー・ルイス)とは長いつき合いだが、何の進展も期待できない。しかも、新しい仕事の相手は、果てしなく楽観的なルーも手こずるくらい、人生を諦め心を閉ざした青年だった。一方、裕福で実業家としても成功していたウィルは、事故の前まで、世界中のあらゆる場所でさまざなことに挑戦してきた“勝ち組”男。モデルのような華やかな彼女もいた。もし、事故がなければ、同じ町にいても出会うことはなかったかもしれない2人なのだ。ルーは、コンサートデートや南の島への豪華旅行など、ウィルを胸躍る“冒険”へと連れ出し、生きることの喜びを思い出させようとする。だが、事あるごとに「きみこそ町を出ろ」と言うウィル。“冒険”を通して本当の人生の楽しみ方をルーに教えてくれたのは、むしろウィルのほうだった。“自分の人生を、自分らしく生きる”ことは、本作のテーマの1つでもある。エミリア:サムと私では、そのテーマは違う訴え方をしていたかもしれないけれど、私は自分の人生をしっかり生きようと思ったの。その気持ちを心の片隅に置いておくと、悩んでいるときも一瞬、視野が広くなって、いままで見えなかったものが見えるようになる。そうすると、はじめの一歩が踏み出せるようになるわ。サム:きっとみんな、生きる上で必ずそのテーマを考えるはずだよ。そのテーマが頭をよぎったら、絶対に自分のやりたいことをやったほうが良い。でも、そこで大切なのはあまり期待しすぎないことかな。達成できなかったときにがっかりしてしまうからね。原作本の中でウィルがこう言うんだ。「やれるだけやってみるんだ。立ち止まっちゃいけない。人生は可能性だらけだ」と。僕はそれが人生の鍵だと思ってる。絶対に手が届かないものも世の中にあるから、その前で立ち止まらず、どこかで待っているチャンスに目を向けるんだ。「やれるだけ、やってみる」――。それは、俳優を生業にする彼ら自身に対しても当てはまる。サム:この業界で成功するには勝負に出る覚悟が必要だ。エミリア:同感。サム:自分のためになると信じて、やったことがないことをやってみるのは大切だよ。エミリア:(「ゲーム・オブ・スローンズ」で)デナーリスを演じるために脱いだわ。大胆でしょ。何かを燃やすシーンがあるときは、特に大胆になるわね。怖いと思うことを、率先してやるようにしているの。と話す2人。こうした呼吸の合った掛け合いや、スクリーンからあふれ出るケミストリー(化学反応)は、今回が初共演とはとても思えない。サム:(監督の)シーアに初めて会ってから撮影まで1年くらいかかったんだ。かなり長い時間かかったね。オーディション期間中、シーアには合計3回会って、それから“ケミストリーテスト”をやったんだ。エミリア:何度かお酒を飲みながら食事もしたわね。サム:ああ。お酒を飲むとクリエイティブになれるんだ。エミリア:“クリエイティブディナー”と呼んだほうが良いかしら。サム:“クリエイティブ親睦会”かな。エミリア:じゃあそれで!サム:ケミストリーテストの良いところは、他の役者が用意してきた役と一緒に、自分で用意してきた役をもっと深く追求することができることなんだ。今回6人の女優が残っていたから、6通りのルイーザが見られたんだ。エミリア:私も同じで6通りのウィルを見たわ。サム:みんなそれぞれ違って素晴らしいルイーザだったけれど、エミリアが役を勝ち取ってくれて本当にうれしいよ。実は彼女とは数年前に初めて会って、何度か共演しかけたこともあったけれど、この映画が初共演作品になって最高の気分だよ。エミリア:(ティッシュの)「クリネックス」の箱にも私たちの顔が載っちゃったしね!“クリエイティブ親睦会”って、いったいどんなことしていたのだろう?サム:あれは、お互いをちゃんと理解し合うためのプロセスだったんだ。エミリア:私とサムでシーアの家にお邪魔したの。彼女の旦那さんが料理してくれて、お子さんとも遊んだりしたわ。基本的にはその後、お酒を飲んでおしまいよ。サム:初めてシーアの家に行ったときのことはよく覚えているよ。4時間ひたすら彼女の子どもたちとサッカーをして遊んだんだ。エミリア:そうなの、サムはずっと外で子どもたちと遊んでいたわ。サム:そんなことをしながら僕とエミリアとシーアの3人は絆を深めていったんだ。劇中、ウィルにとって、太陽のように明るいルイーザは“元気の源”となったが、演じた2人にとって“元気の源”、あるいは心に栄養を与えてくれるものとは何だろう?エミリア:私はものすごく幸運な人生を送れているわ。俳優だったら、いまの私の状況をみんなすごくラッキーだと思うはずよ。いまの自分の状況が本当に信じられない。でも、ワクワクするお仕事があるだけではなく、家族や友人たちとも強い絆で結ばれているの。だから、いろんなことがいまの私の元気の源よ。サム:ロンドンは僕の大好きな場所でね。誰にでもきっと元気を与えてくれる場所があると思うんだ。僕にとっては家族や友人のいる“ホーム”かな。彼らがいるから、僕は元気でいられるからね。エミリア:私にとっての故郷もやっぱりロンドンだわ。サム:僕も同じ。エミリア:それはきっと変わらないものだと思うわ。最後に、話題騒然となりそうなラストについても聞いてみた。よくある“別バージョン”のラストも実は存在していたりして…?エミリア:いいえ。(原作者の)ジョジョは、映画のラストはあれで行くと決めていたの。だからほかのバージョンはなかったわ。サム:ラストはあれしかないと思う。エミリア:だから違うラストのことは考えもしていなかったわ。サム:もちろん違うラストも考えられただろうけど、ウィルの物語がちゃんと語られることがとても大切だった。ルイーザにとってもそれは重要で、ラストが変わってしまっていたら、ちょっと残念だったかもしれないね。残念といえば、サムにとっても1つ残念なことが。かつてのウィルが水上スキーや崖からのダイブに挑むシーンなどは、代役がこなしていたそうだが…。サム:けれど上半身はちゃんと脱いだよ。自分でやったのはそれくらいかな。あのシーンを撮ったのは撮影終了間近だったんだけど、保険などの関係でスタントはやっていないんだ。エミリア:崖から飛び込むのは笑っちゃったわ。サム:実を言うと、あれだけは自分でやりたかったんだ。でも止められちゃってね…。こうした何気ない会話のやりとりの中にも生まれる温かなユーモアは、まるで映画のルーとウィルそのもの。2人のケミストリーは、まさに本物といえそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年09月29日ザ・ビートルズの驚異的な初期のキャリアを、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの名匠ロン・ハワードが追った『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』を皮切りに、実在の名編集者と夭逝した小説家との友情を描く『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』、さらに歴史的数式を証明した何もかも正反対の天才を描く『奇蹟がくれた数式』など、この秋は“天才”にまつわるドキュメンタリーと実話を基にした映画が続々公開される。シネマカフェでは、英国発、天才たちと彼らを支えた人々を描いたこの3作に注目した。■いまも語り継がれる「ザ・ビートルズ」の世界的人気のはじまり…『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』スクリーンでは1970年の『レット・イット・ビー』以来46年ぶり、TVシリーズ「ザ・ビートルズ・アンソロジー」からは実に21年ぶりのアップル公式作品として公開中の本作。英国・リヴァプールのキャバーン・クラブで活動を始めた「ビートルズ」は、1961年から62年にかけてUKの音楽シーンに華々しく登場し、1963年の終わりにはヨーロッパ・ツアーを開始。翌1964年2月9日、アメリカの人気テレビ番組「エド・サリヴァン・ショー」に出演したことで全世界的に人気を爆発させた。そして同年6月から、彼らは初のワールド・ツアーをスタート。以後2年間は過酷なスケジュールをこなし続け、ツアー活動を停止した1966年8月の時点で、バンドは世界15ヶ国90都市で、166回のコンサートを行っていた。この中には、日本武道館での来日公演も含まれている。こうしたツアーに助長されて生まれた「ビートルマニア」と呼ばれる社会現象は、それまで世界が1度も目にしたことのなかったもの。現在では当たり前となった、文化のグローバル化が始まるきっかけとなった軌跡が描かれている。■名作の裏側にあった若き作家と編集者の知られざる友情…『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』コリン・ファースとジュード・ロウが初共演で、ヘミングウェイ、フィッツジェラルドなど数々の世界的有名作家を見出したカリスマ編集者マックスウェル・パーキンズと、37歳で短い生涯を閉じた天才小説家トマス・ウルフを演じる本作は、10月7日(金)より公開。1920年代ニューヨーク。「老人と海」「グレート・ギャツビー」などの名作を手がけた編集者パーキンズ。ある日、パーキンズのもとに無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままに、際限なく文章を生み出すウルフを支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そして、ウルフの言葉がさらにあふれ出る大作に取りかかる2人は、昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーンは2人の関係に嫉妬する。やがて第2作「時と川の」は完成し、またも大ヒット。その一方で、ウルフはパーキンズなしでは作品を書けないという悪評に怒り、次第に2人の関係に暗雲が立ち込める。やや堅苦しい印象を与える編集者と、あまりにも自由に芸術を求めた2人の男の、知られざる友情は必見。■2人の天才が起こした人生で最もすばらしい奇蹟とは…『奇蹟がくれた数式』『ハイ・ライズ』『ある天文学者の恋文』など、今年出演作が続くジェレミー・アイアンズと、『スラムドッグ$ミリオネア』『マリーゴールド・ホテル』シリーズのデヴ・パテル共演で贈る本作は、10月22日(土)より公開。1914年、英国。ケンブリッジ大学の数学者ハーディは、遠くインドから届いた1通の手紙に夢中になる。そこには驚くべき“発見”が記されていた。ハーディは差出人のインドの事務員ラマヌジャンを大学に招聘するが、学歴もなく身分も低いことから教授たちは拒絶する。孤独と過労で、重い病に倒れてしまうラマヌジャンの代わりに、ハーディは奇蹟の証明に立ち上がるのだが…。独学で数学を学んだ“アインシュタイン並みの天才”ラマヌジャンと名門大学の数学者ハーディが紡ぐ歴史的証明と友情が、映画として初めて撮影許可が下りたケンブリッジの最高峰トリニティ・カレッジを舞台に、ドラマチックに再現されている。『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』は9月22日(木・祝)より角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月22日『シングルマン』でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞し、アカデミー主演男優賞に初ノミネート、『英国王のスピーチ』で見事アカデミー賞を受賞した英国俳優コリン・ファース。大ヒットした『キングスマン』で見せたキレキレアクションと凛々しいスーツ姿にはメロメロになってしまう女性も続出し、日本では“コリン旋風”が巻き起こった。このほど、9月10日に56歳(!)の誕生日を迎えることを記念して、コリンがこの秋、相次いで出演する『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』と『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』を徹底比較、2作品から初出し画像も解禁となった。◆やっぱりスーツ姿はかっこいい!レトロなスーツvsモダンなスーツ、どちらも楽しめる『英国王のスピーチ』や『キングスマン』などで、そのスーツ姿が印象的なコリン。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』では、1920年代のニューヨークが舞台であるため、主人公のマックスウェル・パーキンズとしてクラシカルなスーツスタイルを披露している。当時の古着をリメイクして作られたこだわりの衣装で、特徴的な中折れ帽は、カリスマ編集者という“できる男”を象徴しているかのよう。一方、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』では、人権派弁護士であり、保守的な性格のマーク・ダーシーらしい、3ピースのスーツをスマートに着こなす姿が収められている。シリーズ1作目では、90年代後半に流行したサイズが大きめのスーツを着用しているのに対し、今回は多くのセレブが愛用する「トム フォード(TOM FORD)」と英国王室御用達「ギ―ヴス&ホークス(Gieves&Hawkes)」による、シルエットがシャープなものに変化。シリーズ1作目から15年の時を経て、よりスタイリッシュに、現代風になったマークにご注目を。◆映画の舞台は誰もが憧れるオシャレな街!ニューヨークとロンドンで活躍するコリンに注目『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』の舞台は、1920年代のニューヨーク。現存する出版社スクリブナーズ社のおしゃれなビルと街並。劇中にも登場する「華麗なるギャツビー」の作家フィッツジェラルドが名付けたジャズ・エイジと呼ばれた時代の華やかなファッションとインテリア、そして何よりもたくさんの書物がアメリカ文学黄金期のニューヨークを魅力的に伝える。『ブリジット・ジョーンズ』シリーズの舞台といえば、現代のロンドン。劇中では、現代的な街並だけでなく、古くからの美しい石畳や歴史的建造物が多く残るロンドンを背景に、ブリジット(レニー・ゼルウィガー)とマークとジャック(パトリック・デンプシー)のドタバタな恋愛模様が描かれる。また、今回は敏腕弁護士として働くマークが、法服とかつら姿で弁護をするシーンも!撮影場所は1882年に開設された王立裁判所(Royal Court of Justice)で、こちらも英国らしい歴史的建造物。恋愛模様だけでなく、弁護士として活躍するコリンも堪能することができるはず。◆今年の秋は周囲の人に振り回されるコリンが見られる!?『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』で、カリスマ編集者パーキンズと、天才作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)は名コンビぶりを発揮しており、家族や恋人を嫉妬させてしまうほど。大作の執筆に向けて創作の世界にのめりこんでいく姿には、編集者と作家という枠を超えた、熱い絆を感じずにはいられない。また、『ブリジット・ジョーンズの日記』ではアラフォーになってもブリジットのドタバタ振りは健在。サプライズな出来事が巻き起こり、ハンサムでリッチなIT企業の社長ジャックとコリンが演じる元カレ・マークの間で揺れ動くことに。今回もブリジットに振り回されっぱなしのマークだが、不器用ながらも誰よりもブリジットのことを理解し、献身的に尽くしていく。なお、コリンの誕生日9月10日(土)には、東京・新文芸坐にてオールナイト上映会「紳士はこうして創られた!?コリン・ファースと一夜を共に」として、『シングルマン』『裏切りのサーカス』『キングスマン』という贅沢すぎる一挙上映も予定されている。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は10月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月10日現在テレビ朝日系列で放送中のアニメ「クレヨンしんちゃん」にて野原ひろし役で出演していた声優の藤原啓治が、病気療養のため、8月26日(金)放送分より番組を休演。この度、代役を声優・森川智之が務めることが公式に発表された。アニメ「クレヨンしんちゃん」は、1992年に放送がスタートし、今年で放送25周年を迎える国民的アニメ。1993年からは毎年アニメ映画が製作され、近年では豪華俳優陣がゲスト声優で出演し、大人から子どもまで楽しめる感動ストーリーが描かれるなどして話題に。アニバーサリーイヤーを迎え、続々と新企画が立ち上がっており、1993年から1995年まで使われていた3代目オープニングテーマ「オラはにんきもの」が、「ももいろクローバーZ」をはじめ数多くのアイドルの楽曲を手がける人気音楽クリエイター・前山田健一(ヒャダイン)によって新アレンジで復活。人気声優・神谷浩史を起用し16年ぶりに人気キャラクター“ぶりぶりざえもん”が復活。また、いつものカスカベではなく、なんと“宇宙”を舞台に繰り広げられる究極の宇宙密室サスペンスを描く、Amazonプライム・ビデオオリジナル作品「クレヨンしんちゃん外伝 エイリアン vs. しんのすけ」が配信されるなど、目が離せない展開が目白押しだ。8月8日、公式サイトにて野原ひろし役・藤原さんが病気療養のため本番組を休演することが発表。TVアニメ8月26日(金)放送分より、そして「クレヨンしんちゃん外伝」についても9月28日(水)配信予定の第9話より休みに入る。藤原さんといえば、「鋼の錬金術師」「機動戦士ガンダム00」「青の祓魔師」「マギ」など人気作に多数出演する実力派。今年も「SERVAMP -サーヴァンプ-」「モブサイコ100」「Re:ゼロから始める異世界生活」「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-」シリーズと、話題作に立て続けに出演し、高い人気を誇る。また、洋画吹き替えでは『アイアンマン』をはじめロバート・ダウニー・Jrの吹き替えを数多く担当。2006年11月には自ら事務所「AIR AGENCY」を立ち上げた経歴を持つ。今回、代役に決まったのは、事務所「アクセルワン」代表取締役を務めながら、アニメ作品に洋画吹き替えに第一線で活躍する人気声優の森川さん。「地獄先生ぬ~べ~」「金田一少年の事件簿」「BLEACH」「ONE PIECE」と出演アニメ作品は多数に及び、ゲーム「ファイナルファンタジーVII」セフィロス役などでも知られる。洋画吹き替えでは、トム・クルーズをはじめ、キアヌ・リーブス、ジュード・ロウ、オーウェン・ウィルソン、クリス・オドネル、マーティン・フリーマンなどを担当。最近ではディズニー映画『ズートピア』のニック役で幅広い層から支持を得ている。森川さんは自身のブログにて、今回の代役について「現在、病気療養中の藤原啓治さんの一日もはやい復帰を願い、一生懸命、代役を務めさせていただきます」と、意気込みを述べている。アニメ「クレヨンしんちゃん」は毎週金曜日、19時30分~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年08月26日『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』では久々にマーク・ダーシーを演じることでも話題のコリン・ファース。そして、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『Spy/スパイ』などで活躍、小栗旬のペプシ新CMでは“鬼”に扮しているジュード・ロウ。この日本でも圧倒的人気を誇る2人の英国俳優が初共演を果たした『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』から、待望の予告編映像が到着した。1920年代のニューヨーク。ヘミングウェイの「老人と海」、フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」などの傑作を世に送り出した編集者マックス・パーキンズ。ある日、パーキンズの元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままに際限なく文章を生み出すウルフを支え、名作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そして、さらなる大作に取りかかる2人は昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーンは2人の関係に嫉妬。やがて第2作も完成し、またも大ヒットとなるが、その一方で、ウルフはパーキンズなしでは作品を書けないという悪評に怒り、2人の関係に暗雲が立ち込める…。高い実力と人気を誇る2人の英国名優がそれぞれ、数々の世界的有名作家を見いだしたカリスマ編集者とわずか37歳で生涯を閉じた天才小説家を演じ、2人の出会いと成功、そして激しくも熱い、傷だらけの友情を描く本作。トニー賞受賞のイギリス演劇界の鬼才マイケル・グランデージが、初メガホンを取り、アメリカ文学黄金期を魅力的に再現した。届いた予告編では、カリスマ編集者パーキンズ(コリン)と、そんな彼が惚れ込み、献身的に支えたトマス・ウルフ(ジュード)との出会いから、2人で紡いだベストセラーが生まれるまでの過程を見せていく。鋭敏な感性が命ずるままに筆を進めるトマスの原稿に、ことごとく“赤”を入れ、削除していく編集者パーキンズは「これで君の文体が際立つ」と言う。やがて完成した作品に、「愛してるぞマックス・パーキンズ」と喜びを爆発させるウルフの姿が印象的だ。しかし、ウルフを溺愛し、彼とパーキンズとの絆に嫉妬する愛人アリーン(ニコール・キッドマン)や周囲の声に、「1人で書けると証明したい」と言い始めるウルフ。一方、家庭を顧みないパーキンズも妻ルイーズ(ローラ・リニー)に責められるが、「彼にはその価値がある」と反論を見せる――。彼らの圧倒的な演技を堪能できる予告編、さらに併せて解禁となった「傷ひとつ残らないなら、真の友情とは言えない」と記されたポスタービジュアルに、ますます期待が高まる。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月15日数々の名作家を生み出した伝説の編集者と天才小説家の友情を実話を基に描いた映画『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』の予告編が公開になった。オスカー俳優コリン・ファースをはじめ、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、ガイ・ピアースら豪華キャストが出演する。その他の画像本作の主人公マックスウェル・パーキンズ(コリン・ファース)は実在の編集者で、ヘミングウェイやフィッツジェラルドなど世界的作家を数多く見出してきた。映画は彼が無名の天才作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)と出会うところから始まる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、ウルフを支え、ふたりはベストセラーを世に送り出すが、ふたりは創作に没頭するあまり、周囲の人々とあつれきを起こし、さらにふたりの関係にも暗雲が立ち込める。作家と編集者であり、小説を愛するふたりの友情と情熱を描いた感動作だ。A・スコット・バーグの書籍『名編集者パーキンス』を、『グラディエーター』『007スカイフォール』のジョン・ローガンが脚色。トニー賞にも輝いた英国演劇界の鬼才マイケル・グランデージが監督を務めている。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』10月7日(金) TOHOシネマズ シャンテ先行公開
2016年08月12日笑福亭鶴瓶と日替わりのゲストが、事前に与えられた設定とセットでぶっつけ本番の即興芝居に挑むバラエティ番組の舞台版「スジナシBLITZシアター」が、今年も開催されることが決定。vol.4となる今回は、小栗旬、「チュートリアル」の徳井義実、竹内結子が登場することになった。「スジナシBLITZシアター」は、鶴瓶師匠と豪華ゲストが即興ドラマを繰り広げるバラエティ番組の舞台版。番組は2014年6月に放送終了したものの、舞台として復活し、好評を博している。過去の公演では、ゲストに佐藤浩市、大島優子、マツコ・デラックス、米倉涼子、吉田羊、妻夫木聡など錚々たる顔ぶれが出演し、話題を呼んだ。今回も鶴瓶師匠とゲスト出演者が、当日知らされる舞台セットの前で打ち合わせナシ!台本ナシ!の即興舞台に挑み、案内人をこれまで同様、中井美穂が務めていく。9月12日(月)に登場するのは、ジュード・ロウと共演した「ペプシストロング 桃太郎」CMや、実写版『銀魂』『ミュージアム』主演などで、この夏も注目を集める小栗さん。また、13日(火)にはドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」「Nのために」など、俳優としても活躍する徳井さん、14日(水)には『殿、利息でござる!』『クリーピー 偽りの隣人』などで鮮烈な印象を放ち続ける竹内さんが登場する。さらに、舞台の模様を当日深夜にそのままテレビでも放送するという、舞台とテレビの連動企画を今回も実施。ガチの即興芝居は、今年もアツくなりそうだ。「スジナシBLITZシアターVol.4」は9月12日(月)~9月14日(水) 19時~赤坂BLITZにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年08月09日俳優のジュード・ロウ(43)が、ペプシストロングの新CM「桃太郎『Episode.4』編」で"オニ"役を演じていることが5日、明らかになった。同CMは俳優・小栗旬(33)が桃太郎役を務める2014年からの人気シリーズ。"オニ"はその宿敵となる。7月4日から放送されていたCMでは本人役で小栗と初共演し、緊急来日した理由について「ペプシ桃太郎のCMに出演するからさ」と語っていたロウ。具体的な内容に触れなかったことから、ネット上では役柄に注目が集まっていた。桃太郎が犬・サル・キジと共に鬼ヶ島へ旅立つ「Episode.ZERO」編(14年3月)、桃太郎が仲間と出会う前の敗戦や宮本武蔵のもとでの修行時代を描く「Episode.1」編(14年5月)、犬の生い立ちから桃太郎との出会いまでを追った「Episode.2」編(14年12月)、鬼と化したカラスと双子の弟・キジが対峙する「Episode.3」編(15年7月)。そして今回の「Episode.4」編では、オニの過去に隠された悲しくも切ないドラマが展開する。昔々、遠い東の島国で人間と共に暮らしていたオニ。姿は同じでも並外れた力があったことから人々にたたえられ、オニも心の底から人間を愛していた。ところが、それを妬んだ者が獰猛な獣を差し向ける。命をかけて獣を倒したオニだったが、底知れぬ力を恐れた人間によって洞窟の奥深くに閉じ込められてしまう。人間に裏切られた悲しみの炎はやがて島を覆い尽くし、人々はその島を「鬼ヶ島」と呼ぶように。オニを覆っている火には、そんなエピソードが隠されていた。オニの衣装は、「戦う修行僧のストイックさ」をコンセプトにデザイン。オニのほか、村人、戦士、仮面をかぶった主催者たちなどの衣装も、すべてオリジナルで作成されたもの。約3カ月をかけ、合計200着以上が用意された。また、メイクにもこだわり、数十種類の中から選定。ロウは撮影当日に自らの顔で試し、時間ギリギリまでベストのものを探っていたという。撮影を終え、「10年前くらい前から日本をよく訪れていて、いつかはこんなクリエイティブなことがしたかったから、日本の昔話のキャラクターのオニを演じられて、とてもうれしいよ」と感激の言葉を口にするロウ。「こちらの紳士と共演できることもうれしく思っていて、この現場での撮影も楽しい」のコメントに対し、小栗は「光栄です」と返し、「ペプシの撮影はいつも、かなりスケールも大きく、出来上がりもすばらしいものになっているものが多いので、毎回僕も興奮しながら現場にいさせてもらっています」とシリーズの魅力を語っていた。CMは、8月5日からペプシブランドサイトにて先行公開。8日から全国で放送される。
2016年08月05日小栗旬が主演で贈るCM「ペプシストロング 桃太郎」にて、ハリウッド俳優ジュード・ロウが出演するという告知CMが話題となっていたが、この度そんなジュードが“オニ”役として登場する、ペプシストロング 桃太郎「Episode.4」篇が公開された。2014年3月よりオンエアされた「Episode.ZERO」篇から始まった本シリーズは、YouTubeでシリーズ累計750万回以上再生されるなど好評を得ている。本シリーズはこれまで、巨大な鬼の一族の襲来を噂に聞いた小栗さん念じる桃太郎が、犬・サル・キジを仲間にして鬼ヶ島に旅立つという「Episode.ZERO」篇、「Episode.1」篇では桃太郎は3人の仲間に出会う前が描かれ、「Episode.2」篇では“犬”にフォーカスを当て、「Episode.3」篇では桃太郎の仲間であるキジの双子の兄“カラス”が登場していた。そんな中、7月4日(月)から全国でオンエアしているジュード・ロウ もうひとつの理由篇では、ジュードと小栗さんが初共演し、ペプシストロング桃太郎CMに出演することを、小栗さんの登場と共にジュードさん自身が発表する内容のCMが放送。このCMをみた人たちからは、TwitterやFacebookなどのSNSを中心に、「ジュード・ロウ、ペプシの桃太郎CMにでるの? もう映画化しちゃえ」「ペプシの桃太郎CMの続編、楽しみすぎる…! ジュードロウかっこいい」など期待の声が寄せられている。そして、今回の「Episode.4」篇では、島一番の勇者であり慕われていた“オニ”が、人間に裏切られ怒りや悲しみであの“鬼”へと変貌を遂げていくというエピソード。この複雑な役を、セリフが一切無いこのCM上で、ジュードが見事な演技力で表現している。中でも注目なのが、桃太郎とオニが心象風景の中で対峙するシーン。2人の張りつめた緊迫感が撮影現場を覆っていたようだ。また、CMの世界観を盛り上げるオリエンタルな衣装にも注目! オニの衣装は“戦う修行僧のストイックさ”をコンセプトにデザインされ、オニを含め村人などすべてこの作品のためにオリジナルで作成。約3か月の作成期間で計200着以上と準備も大掛かりだったという。『A.I.』や『シャーロック・ホームズ』シリーズのジョン・H・ワトスン役などでも知られるジュード。今回のCM出演について「とても興奮しましたし、わくわくしました! 10年前くらい前から日本をよく訪れていて、いつかはこんなクリエイティブなことがしたかったから、日本の昔話のキャラクターのオニを演じられて、とても嬉しいよ」と感想を語る。また、小栗さんについては「こちらの紳士と共演できることも、嬉しく思っていてこの現場での撮影も楽しいし、ディレクターの井口さんとも一緒に仕事ができてすべてが最高です」と喜んでいた。何度も来日経験があるというジュードは「たくさんの素敵な思い出があります。思い浮かぶのは京都のお寺だね。あとは…この前泊まった旅館は、素晴らしくて快適で、美しかった。それに食事もいつも訪れるたび、より美味しいものを食べています。しゃぶしゃぶは大好物だよ!」と話すと、小栗さんは「美味しいとこを探しておきたいなと思います。あと、今年の夏に僕も京都で仕事をしているので、もしジュードが来日する機会があった場合には、京都でもおすすめできる所を探しておきたいなと思います」と口にし、それに対しジュードは「約束だよ!!」と交わしていた。またジュードは、今回の撮影において顔に施されるメイクと衣装に非常にこだわっていたそう。何十種類ものメイクデザインの中から撮影当日に自らの顔でいくつも試しを行い、時間ギリギリまでベストなものを作り上げようとする姿勢はまさにプロフェッショナル。衣装においても、コスチュームデザイナーの想いを大事にしながらも、自分の意見を真っ直ぐ伝えていき、この役のために納得いくまでディテールにこだわり、何度も修正を重ねいまの形へと進化していった。現場スタッフ全員が圧倒されてしまったという小栗さんとジュードの対峙シーンなど、注目どころ満載の本CM。そんなこだわりにこだわり抜かれた今回は、前作以上に話題を集めそうだ。ペプシストロング 桃太郎「Episode.4」篇は8月8日(月)よりCMオンエア開始。(cinemacafe.net)
2016年08月05日ロサンゼルスでのワールドプレミアに、日本から友近と渡辺直美が参戦したことでも話題を呼んだ『ゴーストバスターズ』。オトコには弱いけどゴーストにはめっぽう強い理系女子“リケジョ”な4人が、ゴーストバスターズとして幽霊退治に奮闘する本作が、まもなく日本にも上陸。本作で監督を務めたポール・フェイグといえば、ハリウッドスターと並んだレッドカーペットでの姿がキャッチされるなど、“英国スパイ”風のおしゃれなスーツ姿がすっかりアイコンとなっている。本作の撮影中も、どんなに暑くても、寒くても、毎日オーダーメイドのスーツを着こなしていたというフェイグ監督。なぜ、いつでも“おしゃれスーツ”にこだわるのか。その秘密に迫った。およそ30年ぶりに帰ってきたゴーストバスターズ。メリッサ・マッカーシーやクリステン・ウィグら4人の女優たちが、アノつなぎ姿で集まる中、撮影現場で誰よりも一番おしゃれだったのは監督だったという。ゴースト捕獲係のパティ役を演じたレスリー・ジョーンズは、「彼は本当におしゃれなの。どんなに暑くてもスーツを着ていて、一番フォーマルな格好と一番カジュアルな格好が同じなのよ。きっと彼のパジャマもスーツに違いないわね(笑)」と明かす。雨が降ろうと槍が降ろうと(?)、絶対にスーツ姿は崩さないという監督。なぜそこまでこだわるのか。それは、彼が敬愛する伝説的コメディアンであるグルーチョ・マルクスの「ファッションがダサいやつを信用するな」という言葉を信じ、どん底にいた自分と決別するためだったという。ポール・フェイグといえば、元々コメディアンとしてデビューし、日本でも人気を博した海外ドラマ「サブリナ」などに出演。脇役でドラマに出演しながら細々と活動していたが、俳優として全く芽が出ず、やがて「サブリナ」の契約も打ち切りになり、破産寸前まで追い込まれてしまう。そこで!脚本家として一念発起し、自身の学生時代の経験を基に学園ドラマ「フリークス学園」を制作。一部のファンからはカルト的人気を博すが、視聴率が全く伸びず、こちらも途中で打ち切りになってしまう。どうしようもなく途方に暮れていたフェイグは、今度は映画監督として再始動することを決意。そのとき、同時に決めたのが“いつでもどこでもおしゃれなスーツを着る”ということだった。やがて、「トム フォード(TOM FORD)」と「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」のスーツを愛するようになったフェイグは、コメディ映画のヒットメーカー監督となっていく。2012年、『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』はコメディ映画の傑作といわれ大ヒットに。本作でのエリン役クリステン・ウィグが脚本も手がけアカデミー賞脚本賞にノミネート、アビー役メリッサ・マッカーシーも助演女優賞にノミネートされ、フェイグ監督は一躍、映画業界で注目を集める存在になった。また、メリッサとジェイソン・ステイサム&ジュード・ロウ共演のアクションコメディ『SPY/スパイ』も批評家から大絶賛を受けて大ヒットに。こうして、映画監督として目覚ましい活躍をするようになったのも、もしかしたら“おしゃれスーツ”の決意のおかげ…?フェイグ監督はいまでも、普段着を着ていると売れなかったころを思い出すそうで、本作の撮影中でもおしゃれスーツ姿を崩さないという姿勢を貫いていた。そんなこだわりのヒットメーカーにして、いま一番ノリに乗っている監督が生み出す本作が、ますます楽しみになってきた。『ゴーストバスターズ』は8月11日(木・祝)~14 日(日)先行公開、8月19 日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月31日『英国王のスピーチ』『キングスマン』のオスカー俳優コリン・ファースと、『シャーロック・ホームズ』シリーズのジュード・ロウが初共演を果たす映画「Genius」(原題)が、『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』の邦題で10月、日本でも公開されることが明らかとなった。1920年代ニューヨーク、「老人と海」「グレート・ギャツビー」などの名作を手がけた編集者パーキンズ。ある日彼の元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままにペンを走らせ、際限なく文章を生み出すウルフを父親のように支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そしてさらなる大作に取りかかるふたりは昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーンはふたりの関係に嫉妬し胸を焦がす。やがて第2作が完成。ウルフは「この本をパーキンズに捧げる」と献辞を付け足し、ヨーロッパへ旅立ってしまう――。本作は、ヘミングウェイ、フィッツジェラルドなど数々の世界的有名作家を見出した実在の名編集者マックスウェル・パーキンズと、37歳で短い生涯を閉じた天才小説家トマス・ウルフの人生と友情を描いた物語。また本作は、本年度「ベルリン国際映画祭」コンペティション部門にも正式出品され、話題を集めた。寡黙な編集者パーキンズをコリン、自由奔放な作家トマス・ウルフをジュードが演じ、父と息子のように惹かれ合う、運命の絆で結ばれた2人の男を熱演する。また、ウルフを支える愛人、アリーンにオスカー女優のニコール・キッドマン、「グレート・ギャツビー」の作家F・スコット・フィッツジェラルドを『アイアンマン3』のガイ・ピアース。そのほか、『ラブ・アクチュアリー』『イカとクジラ』のローラ・リニー、「アフェア ~情事の行方~」『マネーモンスター』のドミニク・ウェストらがキャスティングされている。脚本は『グラディエーター』『007 スカイフォール』のジョン・ローガンが手掛け、監督には「トニー賞」を受賞した演出家、マイケル・グランデージが初監督に挑んでいる。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』は10月中旬、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月26日ハリウッド俳優のジュード・ロウが、新発売される強炭酸飲料「ペプシストロング5.0GV」の日本CMに出演することが6月15日(水)、都内で行われた記者発表会で明らかになった。「ジュード・ロウ 来日の理由」篇と題された新CMが、6月18日(土)から全国オンエアされる。新CMは緊急来日したジュード・ロウが、大勢の記者から来日目的を問われ「欲しいモノが日本でしか手に入らないからさ」と返答。「それは何ですか?」と追及されると、歩みを止め「人類が体験したことのないものだよ」と意味深に語るという内容になっている。また、CM放送に合わせて、6月16日(木)~7月11日(月)まで、ジュード・ロウの“おごり”で同商品を20万本配布する体験型の「#ジュード・ロウのおごりと聞いて」プロモーションを全国7都市(東京、広島、大阪、仙台、札幌、名古屋、福岡)も実施される。会見にはペプシのブランドキャラクターを務める俳優の小栗旬が駆けつけ、今回の新CMについて「すごいっすね。わざわざ日本に飲みに来るなんて」と驚きのコメント。同時に「僕の影が全くないので、このままフェードアウトしていくのかなって…」と不安そうに語り、同ブランドCMで桃太郎を演じていることについては、「でも、すぐに別のが出てきたので」と、松田翔太が演じる“桃ちゃん”の人気ぶりに複雑な表情だった。【ジュード・ロウからのメッセージ】日本のみんな、こんにちは。ジュード・ロウです。人類未体験の強炭酸ペプシを飲んだんだけど、とんでもない刺激だったよ!日本のみんなにも是非飲んでもらいたくて、私が気に入ったこのNewペプシを20万本用意させてもらったよ!もちろん、私からのプレゼントさ。日本語でいう「OGORI」ってやつだな。みんなで山分けしてくれ!「ペプシストロング5.0GV」は6月21日(火)から発売。(text:cinemacafe.net)
2016年06月15日俳優のジュード・ロウは、過去にスーパーマン役の出演を断っていたようだ。ジュードは、2006年作『スーパーマンリターンズ』でブランドン・ラウスが演じていたスーパーマン役の出演オファーを受けたものの、魅力を感じなかったという理由で断っていたことを米トーク番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』の中で明かした。「だいぶ前の話だけどね。リブート版の『スーパーマン』を覚えているかな、ヘンリー・カヴィルが出演していた最近のものではなくてその前のさ。僕はその出演をオファーされたんだけど、なんかよくわからないけど、興味が持てなかったんだ。ただやりたくなかったんだよ」スーパーマンに変身するクラーク・ケントはアメリカ人であり、イギリス人の自分には合わないのではないかと思ったといい、さらにはタイトな衣装にも不安があったのだと続けた。「僕はイギリス人だからね! なんだか合わないような気がしたんだ」「それに衣装のことが心配だったんだ。正直好きじゃなかったし。バスルームで着てみて、鏡の前で見回してみたんだ。そうしたら突然、僕はスーパーマンだろ?って気分になったんだけど、このコスチュームを着た僕の写真が載ったポスターが世界中に貼られることを想像してみたら『それはないな』って。そして衣装を脱いだよ。2分間だけ僕はスーパーマンだったんだ。それで十分だよ」(C)BANG Media International
2016年06月14日『スーパーマン リターンズ』(2006)のスーパーマン役をオファーされ、断っていた過去をジュード・ロウが語った。ジュードがスーパーマンになってみたのは「たった2分間」だったという。一体何があったのだろうか。先日司会者スティーヴン・コルベアの番組「The Late Show」に出演したジュード。10年前にブライアン・シンガー監督から「スーパーマン」を演じて欲しいと頼まれたが、どうしあの独特な“衣装”を受け入れられず、お断りしたとか。「僕はイギリス人だし、なんだろう、僕に合う役柄だとは思えなくてね。あの衣装を着なきゃならないってのも不安だったし、ちっとも魅力的に感じなかったんだ」と正直に語る。しかしブライアン監督は諦めなかった。家で試着できるよう、ジュードに衣装を送りつけてきたのだ。そんなわけで、バスルームで衣装を試着してみることにしたジュード。想像よりも悪くなく、鏡を見たらそこにはあのスーパーマンの姿が。頭の中にはテーマ曲も鳴り響いたというものの、「待てよ。この姿の僕のポスターが世界中に貼られるってわけか…いや、ありえない!」と我に返り、慌てて衣装を脱いだそうだ。「スーパーマンだったのは2分間だけ。それで十分だったよ」。結局『スーパーマン リターンズ』ではブランドン・ラウスがスーパーマンを演じ、『マン・オブ・スティール』からはヘンリー・カヴィルが演じている。(Hiromi Kaku)
2016年06月10日女優のシエナ・ミラー(34)は、いまだに元婚約者ジュード・ロウのことを気にかけているそうだ。2人は2006年にジュードが子供のベビーシッターと浮気したことが原因で婚約を解消し、その後、2009年12月に復縁したものの2011年には再び破局している。そんないろいろあった2人だが、シエナはジュードに対してポジティブな思いしかないようで、ポーター誌に「私たちはそんなに会わないわ。彼のことをとてつもなく気にかけてはいるけどね」と話した。さらに、元婚約者のトム・スターリッジとの間に娘を持つシエナは、今の好みの男性についても語った。「知的な人が好き。いつもそれに惹かれちゃうのよね」「バカみたいに聞こえるかもしれないけど、これまでのデータからは、ちょっと変わってて、よくわからない本好きの学者っぽい人を選ぶみたいね」(C)BANG Media International
2016年06月05日東京・紀尾井町のルイ・ヴィトン展示会場VIPルームで9日に「Yahoo!映画『旅するルイ・ヴィトン展』」と題したプレミアム・イベントが行われ、鮮やかな色彩と独特のカメラワークで知られるウォン・カーウァイ監督によるスタイリッシュなラブストーリー『マイ・ブルーベリー・ナイツ』が上映された。その他の写真『旅するルイ・ヴィトン展』は、旅するようにルイ・ヴィトンの歴史やヴィンテージ・アイテムに出会える入場無料の特別展で、スペシャル・イベントでは、上映前にシャンパンなどのウエルカム・ドリンク等が供され、上映後には展示を貸し切りで鑑賞できるなど、終始優雅な雰囲気に包まれた。『マイ・ブルーベリー・ナイツ』は、失恋して自分探しの旅にでる主人公をグラミー賞受賞シンガーソングライター、ノラ・ジョーンズが好演し、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズなど豪華キャストが共演する作品。ノラやレイチェルがさりげなく身にまとっていたルイ・ヴィトンのバックなどのスタイリッシュな小物も注目された。ルイ・ヴィトン展は6月19日(日)まで開催されている。Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton空へ、海へ、彼方へ-旅するルイ・ヴィトン展6月19日(日)まで場所:東京都千代田区麹町5丁目「旅するルイ・ヴィトン展」特設会場時間:10:00~20:00※月曜日休館(ただし6月13日は 13:00~20:00 開館)入場料:無料
2016年05月10日4月に公開になるディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』の日本語版キャストが発表になった。主人公のウサギのジュディを上戸彩が、ジュディとタッグを組む詐欺師のキツネ・ニックを森川智之が演じるほか、サバンナの高橋茂雄、玄田哲章、三宅健太、竹内順子らがキャストを務める。その他の画像本作は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語。ジュディを演じる上戸は「ディズニーってどの作品も皆さんの中で特別な思い出になりますよね。みなさんの記憶・心の中に残る作品の声優を担当させて頂けるということは本当に嬉しかったです」と言い、ジュディが働く警察署の受付担当のチーター、クロウハウザーを演じる高橋は「僕が演じるクロウハウザーは愛嬌たっぷりの可愛いキャラクターなので、ぜひみんなに愛されるようにしたいです」とコメントしている。ニックを演じる森川はアニメーションや外国映画の吹き替えを多く務め、トム・クルーズ、キアヌ・リーヴス、ジュード・ロウなどの吹き替えも担当する名優だ。ズートピアの市長のライオンハート役の玄田は、アーノルド・シュワルツェネッガーや『トランスフォーマー』のオプティマス・プライムなどでも知られる重鎮。ズートピア警察署長のスイギュウ・ボゴを演じる三宅は“アベンジャーズ”シリーズでソーの声を担当する実力派で、ヒツジのベルウェザー副市長を演じる竹内も、うずまきナルトなど人気キャラクターを多く演じている俳優だ。『ズートピア』4月23日(土) 全国ロードショー
2016年03月14日英モデルのデイジー・ロウが、下着ブランドのトリンプの新しい顔を務めることになった。デイジーは先月29日、同ブランドの「マジック・ワイヤー」コレクションの進化系であり、体のラインをきれいに見せる矯正スタイルも加えた2016年春夏コレクション「マジック・ブースト」のキャンペーンモデルになることを発表した。今回のコラボについては、「トリンプの新しい顔になれるなんて本当にうれしいわ。ブラが私に本当にフィットするのよね。あんなブラをずっと探していたのよ。1日中つけていられるほどつけ心地が良いのに、デザインもいいの。それこそが、マジック・ブーストのコレクションよ!」と喜びを語った。トリンプの広報担当は「デイジーはこのキャンペーンに完璧な人です。彼女はクールで自然なスタイルですし、このコレクションを身に着けた姿は素晴らしいです」「彼女が2016年のアンバサダーであることを発表することをうれしく思いますし、来年デイジーと一緒に仕事をすることが楽しみです」とコメントしている。(C)BANG Media International
2016年03月02日世界各地でゲリラ的に作品を描くことで知られる正体不明のストリートアーティスト、バンクシー(BANKSY)。“違法”に描いたグラフィティは驚くほどの高値を呼んでおり、ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリー、キアヌ・リーブス、ジュード・ロウなどセレブにもファンが多い。そんな彼の1か月に密着したドキュメンタリー映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』が3月26日(土)より公開することが決定した。2013年10月1日、バンクシーは突然ニューヨークで展示をスタートさせた。予告もなく始まったその展示は、毎日1点ニューヨークの各地の路上に作品を残し、場所を明かさずに公式サイトに投稿。人々はその作品を求めてニューヨーク中を駆け回るという、ストリートとインターネット上の両方で勃発した「宝探し競争」だった…。記念すべき第一日目にボムされた作品は、スプレー缶を手にした少年の絵。横には電話番号が描かれており、そこに電話すると無料通話でオーディオガイドを聞くことが出来るというものだった。公開された予告編でも分かるように「宝探し」をするべくTwitter、Instagram、Facebook、Vineを駆使してバンクシーの作品を捜索する人々や、作品を上書きするグラフィティ・ライター、アクリル板で保護するビルオーナー、即作品を売買するギャラリーオーナーなど“バンクシー・ハント”が加熱している。2015年夏には“憂鬱な遊園地”「Dismaland」が期間限定でイギリスにて開催され、不気味なアリエルや馬車に乗ったシンデレラなど“夢の国”を連想させるような様々な仕掛けを残したバンクシー。彼は「都市や屋外や公共の場所こそ、アートが存在するべき場所なんだ。アートは市民とともにあるべきだ」と語っている。作品の中で常に社会とアートの在り方を問うてきた謎のストリートアーティスト・バンクシーが仕掛けた“宝探し競争”の一端をまずはここから覗いてみて。『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』は3月26日(土)渋谷シネクイント、4月2日(土)渋谷アップリンクほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日ジュード・ロウの15歳になる娘、アイリス・ロウがモデル・デビューした。ジュードと元妻のサディ・フロストとの娘、アイリスはイギリスのブランド「イラストレイテッド・ピープル(Illustrated People)」のキャンペーンでモデルを務めている。ブランドとロンドンを拠点にしているスタイリスト、ヴィオレッタ・カサピとのコラボレーションでユニークなテイストのパジャマを展開するもので、父親譲りのブルーアイズが印象的なアイリスは濃紺のパジャマを着て、ダークなプラム色のリップとネイルでメイク。15歳とは思えない大人っぽい表情を見せている。アイリスの兄のラファティも昨年からモデルとして活躍中。今年はジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘のリリー・ローズ・デップや、ピアース・ブロスナンの息子のディラン・ブロスナンらもモデルを始めて注目された。ほかにもブルックリン&ロメオ・ベッカム兄弟やシンディ・クロフォードの娘、カイア・ガーバーを筆頭に、容姿と環境に恵まれたセレブ二世の活躍は今後も続きそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年12月18日全世界で大ヒットとなった『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が生み出した、新たなバディムービーとなる『コードネーム U.N.C.L.E.』。これまで、『シャーロック・ホームズ』のロバート・ダウニー・Jr.&ジュード・ロウをはじめ、さまざまなイケメンコンビが数多くの映画で描かれてきたが、本作でも、何もかもが正反対のイケメンスパイを演じたヘンリー・カビルとアーミー・ハマーという新たな最強コンビが誕生。早くも、彼らがそれぞれ演じるソロ派、イリヤ派で支持が分かれていることが分かった。1960年代の超人気TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、ガイ・リッチー流のスタイリッシュな味つけたっぷりに新たな視点で描くスパイ・サスペンス・エンターテイメントとなる本作。東西冷戦の真っただ中、CIAとKGBの敏腕エージェントの2人が国境も政治的背景をも超えて手を組み、世界を巻き込む一大テロ事件を阻止するという壮大なストーリーだ。これまでに、例えば日本では「ST 赤と白の捜査ファイル」の藤原竜也演じる天才だけど“オレ様分析官”の赤城と、岡田将生演じる気弱なエリート警部の百合根コンビ、「S -最後の警官-」の向井理演じる諸突猛進な警察官・神御蔵一號と、綾野剛演じる冷静沈着な天才スナイパー・蘇我伊織コンビ。「まほろ」シリーズの瑛太演じる便利屋を営む多田と、松田龍平演じるそんな多田の友人で自由気ままな性格をもつ行天コンビが、よく知られてきた。また、ハリウッドでは『メン・イン・ブラック』のトミー・リー・ジョーンズ演じる寡黙で常に冷静、その豊富な経験をもとにあらゆるトラブルをスマートに解決していく通称“K”や、ウィル・スミス演じるおしゃべりでユーモアセンスが高い一方、人間としての優しさや正義感も人一倍強いジェームズ。もちろん、ガイ・リッチー版『シャーロック・ホームズ』のロバート・ダウニー・Jr演じるエキセントリックな私立探偵シャーロックと、ジュード・ロウ演じる女たらしでギャンブラーの助手ワトソンも“萌え”要素満載のコンビだった。そして、本作に登場するのが、この2人。“新スーパーマン”でもあるヘンリー・カビルが演じるナポレオン・ソロは、元陸軍軍曹という経歴ももつことから身体はもちろんマッチョで喧嘩も強い。特技は料理で5か国語に堪能するといったスキルを持ち、女性関係は瞬間的で、濃くて熱く、その軽口についついほだされてしまう女性たち。しかし、そんなお調子者でヤンチャな姿をみせつつも、ふとしたときの熱く真剣な表情には思わずキュン!一方、アーミー・ハマーが演じるKGBに史上最年少で入った超エリート、イリヤ・クリヤキンは、ソロとは対照的に超マジメで努力家だが、すぐカッとなる性格の持ち主。無愛想で洒落た会話はできないものの、女性関係においてはじっくり型。しかし、時には大胆な行動もみせるというそのギャップに思わずドキッ!また、裏切りに傷つく純情派という一面をみせることで、その不器用さが女性の心を揺さぶっている。ひと足先に鑑賞した映画関係者やプレスの女性陣の間では、早くもソロ派、イリヤ派で意見が真っ二つ。それは男性も同様で、「ヘンリー・カビルは男惚れするセクシーさ!アーミーの愚直さも良い!これ女性と一緒に観に行ったら、見終わった後、口説けそう!www」という、よこしまな意見も登場しているほど。男性をも惚れさせてしまうレベルのイケメンコンビが活躍する、独自の世界観を極めた映像と音楽、イキなセリフと緻密な謎解き、舞台となる1960年代のハイブランド・ファッションは、2015年随一の眼福映画となりそうだ。『コードネーム U.N.C.L.E.』は11月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コードネーム U.N.C.L.E. 2015年秋、全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月23日ワタベウェディングはこのほど、公開中の映画『ブルックリンの恋人たち』とのコラボ企画として男女126名(男性30名、女性96名)を対象に実施した、「旅先での恋」に関する調査結果を発表した。調査期間は3月13日~31日。○4人に1人が「旅先で恋をした経験」アリ「旅先で恋をしたことがありますか?」という質問に、4人に1人が「はい(24.3%)」と回答した。続いて、旅先での恋の経験の有無に関わらず、全対象者に「旅先で恋をしたいですか?」と尋ねた結果、78.4%が「はい」と回答。出会いを求めるとしたらどこに行くか教えてもらったところ、イギリス・クロアチア・フランス・イタリアといった「ヨーロッパ(70.6%)」が7割を占めた。2位の「アメリカ(17.6%)」は、特にニューヨークやハワイの人気が高く、3位にはオーストラリアやニュージーランドのある「オセアニア(11.8%)」がランクインする結果となった。○旅先で恋に落ちたい外国の俳優TOP5次に、「旅先で恋に落ちたい外国の俳優は?」と質問したところ、「オーランド・ブルーム」が1位となり、2位は「ジョニー・デップ」だった。以下、「ジュード・ロウ」「ブラッドリー・クーパー」といった俳優が続き、5位には『ブルックリンの恋人たち』主演の「アン・ハサウェイ」が女性で唯一ランクインとなった。○恋をするなら…、断然「ヨーロッパ」最後に、「旅先での恋と聞いて思い浮かぶ地域や国」について尋ねた結果、断トツで「ヨーロッパ(75.7%)」が1位に選ばれた。その地を選んだ理由について聞くと、「アイルランド: 旅先というわけではないが、最近観た映画の印象が残っているから!」(10代男性)、「イギリス: 旅行先に選ばれそうだから」(20代女性)、「シチリア半島などは、映画でもよく舞台になるし、旅の期間だけの恋にぴったりなムードがある」(20代女性)、「ローマに行ったときにとてもフレンドリーな男性が多かった。町並みもキレイで映画のヒロインのような気持ちになった」(30代女性)、「パリのおしゃれなお花屋さんでお花を選んでいるときに、花好きが功を奏し、自然な出会いがあったらいいなぁと思ったから」(30代女性)など、映画で見たきれいな街並みやイメージが多数並んだ。2位となったのは「北アメリカ(10.8%)」で、「ニューヨーク: 日本人駐在員が多く居そうだから」(30代女性)、「ニューヨークが大好きで毎年旅行していて、2012年にたまたま同じ飛行機に乗っていた今の夫と飛行機を降りてから出会い、2015年3月にマンハッタンのシティホテルで結婚しました!」(40代女性)と、めでたく結婚に至った幸せなエピソードも見受けられた。
2015年06月18日米BOX OFFICE MOJOは6月5日~6月7日の全米週末興業成績を発表した。前週1位の『カリフォルニア・ダウン』を2位に下し、『Spy(原題)』が初登場首位。『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』、『デンジャラス・バディ』のポール・フェイグ監督と、メリッサ・マッカーシーがタッグを組む最新映画で、メリッサ演じるCIA事務職員のぽっちゃり系おばさんがスパイとなって奮闘する。同僚のCIAエージェント役をジェイソン・ステイサムが演じている他、相棒役にジュード・ロウ、武器商人の悪役でローズ・バーンらが共演している。3位に初登場の『Insidious Chapter 3(原題)』は、2011年に第一作、2013年に続編が全米公開された、ジェームズ・ワン監督&脚本リー・ワネルの『ソウ』コンビによる“インシディアス”シリーズ最新作。ジェイムズ・ワンに代わってリー・ワネルが監督&脚本を務め、過去2作品の前日譚が描かれる。4位も初登場の『Entourage(原題)』。2004~11年にアメリカで放送されたテレビシリーズ『アントラージュ★オレたちのハリウッド』の映画版。エイドリアン・グレニアー演じる若手俳優ヴィンスを中心にハリウッドの内幕を描いたドラマで、ケヴィン・ディロン、ケヴィン・コナリー、ジェレミー・ピヴェン、ジェレミー・フェレーラのオリジナルキャストの他に、ビリー・ボブ・ソーントンとハーレイ・ジョエル・オスメントが父子役で出演している。前週4位の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は5位、『Pitch Perfect 2(原題)』が2位から6位に順位を下げるなど、以下は前週と同じラインアップでいずれもランクダウンしている。
2015年06月08日ジュード・ロウが13歳下の女性と交際を始めたようだ。これまでのお相手は女優やモデルが多かったジュードだが、今度のお相手は29歳の心理学者、フィリッパ・コーンさん。共通の友人の紹介で、約3か月前からデートしているという。2人は先週、ウェールズで開催された「ヘイ・フェスティバル」に参加していたが、最近一緒にローマへも旅行した。ジュードがローマ法王役で主演を予定しているTVシリーズ「The Young Pope」(原題)の打ち合わせのための旅であり、すでに公私を共にし始めているようだ。関係者によると、ジュードはフィリッパさんを家族や元妻のサディ・フロストまでにも紹介し、真剣な交際を望んでいるという。彼女の知性に魅了され、同業者ではない女性とつき合うことを新鮮に感じているそうだ。ジュードは1994年の映画『ショッピング』で共演した7歳上のサディ・フロストと1997年に結婚、二男一女をもうけるが、2003年に離婚。翌年、『アルフィー』(’04)で共演した9歳下のシエナ・ミラーと婚約するが、2006年に破局。理由はジュードの浮気だったが、その後よりを戻し、また別れては仲直りを繰り返した後、2011年に破局した。その後、ロンドンの舞台で共演した9歳下のルース・ウィルソンと交際したが、昨年2月に破局。『ローン・レンジャー』やTVシリーズ「刑事ジョン・ルーサー」で知られるルースは現在、ジェイク・ギレンホールと交際中だ。クールな外見に似合わず、惚れっぽいジュードは一夜限りの短い恋も数知れず、2009年にはアメリカ人のモデルとの間に、今年3月にはシンガーの女性との間にそれぞれ女児をもうけている。フィリッパさんは、イギリスの「Daily Mail」紙の問い合わせに対して、ジュードとヘイ・フェスティバルに出かけたことは認めたが、交際しているかなど詳細についてはコメントしなかった。ジュードの代理人はコメントを拒否している。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月02日ジュード・ロウに新恋人が登場、13歳下の心理学者の女性だという。お相手はフィリッパ・コーンさん、29歳。交際は3か月ほど前に始まり、ジュードは家族や元妻のサディ・フロストにも紹介しており、真剣な関係であることがうかがえる。これまで「Dior」など様々なブランドでイメージモデルを務め、セクシーかつクールな印象のあるジュード。そんな彼は恋多きは男でもある。1997年に7歳上のサディと結婚、3児をもうけながら、03年に離婚。映画『アルフィー』で共演した9歳下のシエナ・ミラーと翌04年に婚約するが、ジュードと子供たちのナニーの浮気が発覚して06年に破局、一度復縁したものの、11年に完全に破局を迎えた。09年にはアメリカ人モデルとの間に女児が誕生、今年3月にも昨夏関係を持った23歳の歌手との間に女児が誕生したばかり。ブロンド美女の心理学者・フィリッパとジュードは先週開催された文学の祭典「ヘイ・フェスティバル」で一緒にいるのを目撃されたが、ジュードが主演するTVシリーズ「The Young Pope」(原題)の打ち合わせ旅行にも同行していたという。
2015年06月01日『Snatch』『リボルバー』『シャーロック・ホームズ』シリーズなど、スタイリッシュな映像が魅力のガイ・リッチー監督の最新作『コードネーム U.N.C.L.E.』の日本版ポスタービジュアルが、このほど解禁となった。舞台は東西冷戦の真っただ中の1960年代前半。米中央情報局(CIA)エージェントのソロと、ソ連国家保安委員会(KGB)エージェントのクリヤキンは、長年の敵対感情をひとまず忘れ、謎の国際犯罪組織撲滅の合同任務に乗り出す。その組織は、核兵器と技術の拡散によって、世界の勢力バランスを揺るがし、破壊へと導こうと企んでいた。ふたりにとっての手がかりは、その犯罪組織に潜入するための鍵となる失踪したドイツ人科学者の娘だけ。彼女を守りながら、彼らは時間切れになる前に科学者本人を捜しださなければならない。考え方もやり方も何もかも正反対の2人。果たして彼らは核爆弾大量生産の危機から世界を救えるのか――。本作は、1960年代の超人気TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が新たな視点で描くスパイ・サスペンス大作。東西冷戦の真っただ中、CIAとKGBの敏腕エージェントの二人が国境も政治的背景をも超えて手を組み、世界を巻き込む一大テロ事件を阻止する壮大なストーリーが展開する。CIAで最も有能なエージェントであり、ダンディで美しい女性には目が無いナポレオン・ソロ役には、『マン・オブ・スティール』で“新スーパーマン”を演じたヘンリー・カビル。KGBに史上最年少で入った超エリート・エージェントで真面目で几帳面なイリヤ・クリヤキン役には、『ソーシャル・ネットワーク』『J・エドガー』『ローン・レンジャー』と着実にキャリアを重ねるアーミー・ハマーが務める。他にも、物語のカギを握る科学者の娘にアリシア・ヴィキャンデル(『アンナ・カレーニナ』)のほか、エリザベス・デビッキ(『華麗なるギャツビー』)、ジャレッド・ハリス(『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』)、そしてヒュー・グラントら豪華キャストが脇を固める。今回解禁となった日本版ポスタービジュアルは、主演のヘンリー・カビルとアーミー・ハマーのイケメンスパイ二人がクールにキメ、スタイリッシュながらも、かつスパイ映画の王道を行くデザイン。US版とは異なり、日本版ポスターは真っ赤な背景に変更されているのが大きな特徴だ。「史上最高にセクシーで、史上最悪の相性の、史上最強のスパイコンビ、登場」のキャッチが印象的な本ポスタービジュアル。ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウの軽妙なやり取りがなによりも魅力だった『シャールック・ホームズ』に続く、ガイ・リッチー流バディ・ムービーとしての大いに期待できそうだ。『コードネーム U.N.C.L.E.』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月15日