全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:降籏邦義)では、ジャッキー・チェンが出演する映画を放送します。3月9日(土)は「プロジェクトA」、16日(土)は「スパルタンX」、23日(土)は「香港発活劇エクスプレス 大福星」、30日(土)は「ドラゴン・キングダム」をお届けします。© 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.© 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.© 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.©2012 AURA PICTURES All Rights Reserved.1.ジャッキー・チェン映画特集ジャッキー・チェン生誕70周年を祝い、彼のたくさんの作品の中から、今回は、ジャッキーがアジアのアクションスター達と共演した作品をピックアップし、ジャッキー連チャン放送!盟友との共闘、画面狭しと縦横無尽に動き回る、ジャッキーアクションをご堪能下さい。(全作品、日本語吹替版)■番組HP: ジャッキー・チェン特集 | 無料ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : 3月9日(土)ひる3時30分~映画「プロジェクトA」© 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.【出演者】ジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、サモ・ハン・キンポーほか【スタッフ】監督:ジャッキー・チェンクレジット:© 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.3月16日(土)ひる3時30分~映画「スパルタンX」© 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.【出演者】ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウほか【スタッフ】監督:サモ・ハン・キンポークレジット:© 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.3月23日(土)ひる3時30分~映画「香港発活劇エクスプレス 大福星」© 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.【出演者】ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウほか【スタッフ】監督:サモ・ハン・キンポークレジット:© 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.3月30日(土)ひる3時30分~映画「ドラゴン・キングダム」©2012 AURA PICTURES All Rights Reserved.【出演者】ジャッキー・チェン、ジェット・リーほか【スタッフ】監督:ロブ・ミンコフクレジット:©2012 AURA PICTURES All Rights Reserved.2.掲載時のお願い作品紹介画像のトリミングは不可とします。■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月16日異端のGKコーチ、ジョアン・ミレッ氏が30年以上GKを分析し突き詰めたGK技術株式会社カンゼン(本社:東京都千代田区)は、2022年5月20日に『ジョアンミレッ世界レベルのGK講座技術編』(倉本和昌著、ジョアン・ミレッ監修)を刊行いたします。『ジョアンミレッ世界レベルのGK講座技術編』書影内容紹介世界的コーチのGK指導教本の続編本書は、世界的なGKコーチと知られ、現在はJリーグ・浦和レッズのトップチームで指導をするジョアン・ミレッ氏が考案したGK指導メソッドを記した一冊です。2020年1月に発売した『ジョアン・ミレッ世界レベルのGK講座』の続編にあたり、1冊目よりもさらにジョアン氏の理論に踏み込んだ具体的なGK指導法が掲載されています。基本的には、GKコーチ向けですが、現役プレイヤーが読んでも目からうろこな理論が満載です。スペイン人GKコーチ、ジョアン・ミレッ氏が30年以上GKのプレーを分析し導き出した、GK技術の真髄を伝授!ポジショニング、セービング、1対1の型など、ミレッ氏が独自に突き詰めた“真”のGKスキルバイブルです。全GKコーチ必読の書。目次第3章セービング第5章1対1第6章育成プランニング目次第1章GKの心構え第2章ポジショニング第3章セービング第4章ダブルアクション第5章1対1第6章育成のプランニング動画について本書の第3章(セービング)、4章(ダブルアクション)、5章(1対1)で紹介している内容に関連する動画(ジョアン・ミレッ氏による講習会のもの)をQRコードから見ることが出来ます書籍情報書名:ジョアン・ミレッ 世界レベルのGK講座 技術編著者名:倉本和昌監修者名:ジョアン・ミレッページ数:192判型:A5定価:2200円(税込)発売日:2022年5月20日ISBN:978-4-86255-642-4『ジョアン・ミレッ 世界レベルのGK講座 技術編』試し読み「なぜそうプレーする必要があるのか?」『ジョアン・ミレッ 世界レベルのGK講座 技術編』 「はじめに監修者ジョアン・ミレッ」 を全文公開|カンゼン|note : 「全ての失点はGKコーチのせいである」『ジョアン・ミレッ 世界レベルのGK講座 技術編』 「はじめに著者倉本和昌」 を全文公開|カンゼン|note : 商品ページ : amazon : 著者プロフィール■監修ジョアン・ミレッ(Joan Miret)1960年11月1日生まれ、カタルーニャ州出身。85年、怪我のため選手を引退しGKコーチを始める。02年からバスク州にあるゲルニカ市に拠点を移し、同クラブにて育成/トップのGKコーチを務める。バスク州サッカー協会にてレベル1から3までのGK戦術技術指導講師。2013年に来日し、湘南ベルマーレのアカデミーGKプロジェクトリーダーを経て、2017~2018年までFC東京のトップチームGKコーチなどを務めた。2022年から浦和レッズトップチームGKコーチに就任した。■著者倉本和昌(くらもとかずよし)高校卒業後、プロサッカーコーチになるためにバルセロナに単身留学。5年間、幅広い育成年代の選手を指導した後、スペイン北部のビルバオへ移住。アスレティック・ビルバオの育成方法を研究しながら町クラブにて指導を重ね、2009年にスペイン上級ライセンスを日本人最年少で取得。帰国後、湘南ベルマーレと大宮アルディージャのアカデミーコーチを計8年間務めた。2018年にスペインと日本での経験を活かし「指導者の指導者」として起業。チームの勝利と個人の育成を願う情熱あるコーチを育成する講座を開催している。【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン営業部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月13日父親の死をきっかけに初めて出会った三姉妹が父の火鍋店を通して、家族と自分自身と向き合う『花椒(ホアジャオ)の味』。この度、サミー・チェンが演じた長女ユーシューのメイキング&インタビュー映像が解禁となった。ロングの黒髪とメガネ姿、落ち着いていて頑固な性格だが、愛情深く、時にはおちゃめな一面も見せる長女ユーシュー。インタビューでは、サミー・チェンとヘイワード・マック監督が、父との関係によって愛に執着してしまったユーシューの心情を語っている。サミーは「ユーシューは感情を抱え込んでいる人。父親を恨んでいるせいで、いい関係を築けていない。子供の頃にしばらく父親が不在だったから、世の男性を信頼できずにいる。アンディ・ラウは私の元カレ役で、私と父の橋渡しを担っているけど、気の合う彼とも結局破局してしまった」と、ユーシューは父のせいで誰とも心を通わせられなかったと話す。サミーは撮影している間も脚本に感動したそうで「三姉妹のうち、私が一番父の近くにいたのに、心は一番離れていた。その境遇に同情した」と、涙する場面も。マック監督は「父親が亡くなってからユーシューは一年かけて気持ちを整理する。本当は父が大好きだったと認める。そして長い間、抑圧していた感情を吐露する」と、最後は自分が解放されるユーシューの気持ちに寄り添っていた。『花椒(ホアジャオ)の味』は11月5日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花椒の味 2021年11月5日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2019 Dadi Century (Tianjin) Co., Ltd. Beijing Lajin Film Co., Ltd. Emperor Film Production Company Limited Shanghai Yeah! Media Co., Ltd. All Rights Reserved.
2021年10月28日ジャッキー・チェン主演最新作・映画『プロジェクトV』のBlu-ray / DVDが発売され、同時にデジタル配信開始となった。それに伴い、本編の一部(激烈アクションシーン場面が2パターン)を特別公開されている。本作はジャッキーの「プロジェクト」シリーズの最新弾にして、全てのジャッキーファンとアクション映画ファンに捧げる、ジャッキー映画の集大成。世界最強のアクションレジェンドによる、スッキリ爽快、元気が出るスーパービッグアクションエンタテインメントになっている。監督・脚本・プロデューサー・アクション監督と4役を兼務するのは『ポリス・ストーリー3』や『レッド・ブロンクス』から『カンフー・ヨガ』まで、ジャッキーアクションの最高の理解者にして最良の演出家としてジャッキーと共に歩んで来た名匠スタンリー・トン。またキャストにはヤン・ヤンほかアジアを代表するフレッシュスターたちが集った。そして圧倒的規模を誇る爆破の数々や美しく雄大な大自然も見どころ。高級車や船舶、航空機、兵器の数々を圧倒的な火薬量を投じて惜しげもなく爆破、爆破、また爆破。まさに最高に贅沢なエンタテインメントとなっている。解禁された映像はパート1が、船での急流下りから大瀑布に至るまでの水上での大立ち回り。涼やかで美しい風光明媚な自然の中、まさに命懸けのバトルアクションシーンだ。パート2が、崖の上から建物を突き破り、時に跳ね上がり空を舞い、猛スピードで車で駆け降りるカーアクションシーン。ぜひ本編と合わせてチェックしてほしい。Part-1:水上アクション編Part-2:カーアクション編■リリース情報『プロジェクトV』Blu-rayスペシャルエディション[数量限定生産]6,380円(税込)『プロジェクトV』DVD4,180円(税込)<映像特典>俳優・監督インタビュー(ジャッキー・チェン、ヤン・ヤン、アレン、ムチミヤ、スタンリー・トン監督)、メイキング、オリジナル予告(5種)、日本版予告(2種)<外装特典>特製スリーブケース、リバーシブルジャケット<封入特典>オリジナルポストカード(2種)、リバーシブルミニポスター日本語吹替声優陣:石丸博也、前野智昭、小西克幸、伊藤静、田所あずさ、宮瀬尚也ほか声優コメントはこちら配信リンク:
2021年09月08日ジャッキー・チェン主演最新作・映画『プロジェクトV』が9月8日(水)、Blu-ray / DVDとして発売する。さらにデジタル配信開始も決定した。本作はジャッキーの「プロジェクト」シリーズの最新弾にして、全てのジャッキーファンとアクション映画ファンに捧げる、ジャッキー映画の集大成。世界最強のアクションレジェンドによる、スッキリ爽快、元気が出るスーパービッグアクションエンタテインメントになっている。監督・脚本・プロデューサー・アクション監督と四役を兼務するのは『ポリス・ストーリー3』『レッド・ブロンクス』から『カンフー・ヨガ』まで、ジャッキーアクションの最高の理解者にして最良の演出家としてジャッキーと共に歩んで来た名匠スタンリー・トン。またキャストにはヤン・ヤンほかアジアを代表するフレッシュスターたちが集った。そして圧倒的規模を誇る爆破の数々や美しく雄大な大自然も見どころ。高級車や船舶、航空機、兵器の数々を圧倒的な火薬量を投じて惜しげもなく爆破、爆破、また爆破。まさに最高に贅沢なエンタテインメントとなっている。さらに日本語吹き替えでジャッキー・チェン役を務めたのは定番の石丸博也だ。またBlu-rayスペシャルエディション[数量限定生産]は特典満載の豪華仕様。ぜひ手に取ってチェックしてほしい。■リリース情報『プロジェクトV』Blu-rayスペシャルエディション[数量限定生産]6,380円(税込)『プロジェクトV』DVD4,180円(税込)9月8日(水)発売
2021年07月02日90年代台湾映画界において、エドワード・ヤンやホウ・シャオシェンとは一線を画す台湾新世代の“異端児”として注目を集めたチェン・ユーシュン。最新作『1秒先の彼女』公開を記念し、彼の初期2作『熱帯魚』『ラブ ゴーゴー』の上映が決定した。いつまでも色褪せない!90年代台湾を感じる、ポップで瑞々しい青春映画の傑作類まれなる色彩感覚とユーモアセンス、そして叙情豊かな物語で描き出す、チェン・ユーシュン監督の唯一無二の世界観。独特のタッチで瑞々しい青春模様を描いた『熱帯魚』(95)、『ラブ ゴーゴー』(97)は若い世代から多くの共感を獲得。当時の日本でも熱狂的な人気を誇り、華々しいデビューを飾るが、チェン・ユーシュン監督はその2作品を残してしばらく映画製作から離れてしまう。作品のその輝きはいまなお色褪せることなく、日本でもデジタルリストア版が上映され、再評価を高めている。その後、CM業界に活躍の場を移していたが、16年ぶりに本格的に映画製作に復帰。長編復帰3作目となる『1秒先の彼女』は、20年前から温めていた脚本を基に撮りあげた作品。それは、人よりワンテンポ早い彼女の消えたバレンタインをめぐる物語と、ワンテンポ遅い彼のもうひとつの物語。愛すべきはみ出し者たちをユーモアと優しさ溢れる眼差しで描いてきたチェン・ユーシュン監督の原点回帰にして、第57回金馬奨(台湾アカデミー賞)では最多5冠(作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞)に輝いた。『熱帯魚』(95)受験戦争にまったくなじめない夢見がちな台北の少年。そんな少年をなりゆきで誘拐してしまった、超田舎な一家の、これまた一風変わった面々。誘拐報道がヒートアップする台北がまるで別世界のように、少年は連れ去られた南部の漁村で、白日夢のような不思議な時間を過ごし、そして謎めいた少女と遭遇する。はたして彼は、無事に(?)台北へ戻り、そして高校受験に間に合うことができるのだろうか――。『ラブ ゴーゴー』(97)ケーキ職人の冴えないアラサー男子、アシェン。アシェンのアパートに同居する食欲旺盛なリリー。アシェンが小学生のときの初恋の君リーホア、セールスには100%向かない内気な痴漢撃退グッズセールスマン、アソン――。どこにでもいそうな、でもどこか冴えない若者たちが紡ぐ物語。一目見たら忘れられない超個性的なキャストたちが奏でる、絡みあった3つの恋模様に注目。『1秒先の彼女』は6月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:1秒先の彼女 2021年6月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©︎MandarinVision Co, Ltd
2021年05月18日世界各国を舞台に危機に立ち向かう国際保安警備会社“ヴァンガード”を描く、ジャッキー・チェン主演のアクション超大作『プロジェクトV』(原題:急先鋒/英題:Vanguard)の公開に先立ち、この度、ジャッキー・チェンの過去作品より厳選した、超高速レジェンドアクション映像が到着した。今回の映像は、ジャッキー・チェン中期の作品からシーンを厳選。沿岸警備隊、香港警察、弁護士役に探検家…と、様々な役を演じるジャッキー・チェンが登場し、「行くぞ」の一声とともに、怒涛のアクションが展開!『プロジェクトA』(’84)より高速ラッシュや、ユン・ピョウと共闘するシーンから見られる数々のキックアクション、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(’85)よりデパートでの乱闘も。また、周囲にある身近な物や建造物を使用したアクションは、彼の代名詞。椅子で敵の態勢を崩したり、公園の遊具を使って敵の攻撃を防いだり、人の肘を使って相手に攻撃したり…。さらに映画の中には、コミカルなシーンも散りばめられている。ジャッキー・チェン自身、サイレント映画から大きく影響を受けており、セリフがなくとも誰もが笑えるものが多い。そして、自ら体を張ったダイナミックなスタントも醍醐味。『プロジェクトA』の時計塔からの落下シーンの撮影では、垂直落下により首に重傷を負うも、病院から戻るやもう2回、同じスタントを撮り直しているとか。ほかにも、『五福星』(’84)のローラースケートで車との並走シーン、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』の傘で犯人が逃走するバスにしがみつくシーン、『ポリス・ストーリー3』(’92)でみせるヘリコプターから伸びるはしごにしがみつく場面といった、超危険なスタントの数々も。肉体を駆使したアクションだけでなく、カーアクションも度々観られ、一つの村を全壊してしまうカーチェイスや、車で橋を飛び越えてトラックに突っ込むことも。最新作『プロジェクトV』でも車を使った豪快なアクションシーンは多く、崖を飛び越え、金色の高級車群がドバイの町を駆け巡るシーンも登場する。なお、4月22日(木)から5月19日(水)まで、代官山蔦屋書店にてジャッキー・チェンの魅力を世代を超えて味わうことが出来る「私たちの大好きなジャッキー・チェン」の開催も決定。映画ソフト、書籍、ポートレートなどのグッズ販売会に加え、サイン色紙や貴重な写真をポスターサイズで展示する。『プロジェクトV』は5月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:プロジェクトV 2021年5月7日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 SHANGHAI LIX ENTERTAINMENT CO.LTD ALLRIGHTS RESRVED
2021年04月07日ジャッキー・チェン主演最新作『プロジェクトV』が5月7日(金)より全国ロードショーとなる。この度、ジャッキーの過去作品より厳選した超高速レジェンドアクション動画が公開となった。御年65歳(現在67歳)とは思えない驚異の身体能力を見せるジャッキー・チェンの最新作となる本作は、ロンドンやアフリカ、ドバイなど世界各国を舞台に危機に立ち向かう、国際保安警備会社“ヴァンガード“を描くアクション超大作だ。今回は『ポリス・ストーリー3』(1992年)、『レッド・ブロンクス』(1995年)の盟友スタンリー・トン監督との最強タッグが再結成。すでにアメリカやロシア、中国などでは1000を超えるスクリーンが用意され、イギリス、インド、韓国、シンガポール、マレーシア、アラブ首長国連邦など異例の全世界規模での拡大公開が実現した。各国でオープニング興行収入第1位を記録し、現在2020年公開作品世界第13位(Box Office Mojo 12/31調べ)、全世界TOP15入りは『ベスト・キッド』以来10年ぶりの快挙となる。4月7日(水)はジャッキー・チェン67歳の誕生日。そんな日に公開となった本映像はジャッキー中期の作品から『プロジェクトA』(1984年)、『五福星』(1984年)、『スパルタンX』(1984年)、『香港発活劇エクスプレス 大福星』(1985)、『ポリス・ストーリー / 香港国際警察』(1985年)、『サンダーアーム / 龍兄虎弟』(1986年)、『プロジェクトA2 史上最大の標的』(1987年)、『サイクロンZ』(1988年)、『ポリス・ストーリー2 / 九龍の眼』(1988年)、『プロジェクト・イーグル』(1991年)、『ポリス・ストーリー3』(1992年)よりシーンを厳選。冒頭では沿岸警備隊、香港警察、弁護士役に探検家など様々な役を演じるジャッキーが登場し、隊服に身を包んだ彼の「行くぞ」の一声とともに怒涛のアクションが始まる。『プロジェクトA』で見せた高速ラッシュから『ポリス・ストーリー / 香港国際警察』よりデパートでのジャッキー対多数の乱闘。どのアクションも戦う本人の顔は真剣そのもので、観ている側もハラハラさせられるだろう。同じく『プロジェクトA』でユン・ピョウと共闘するシーンから見られる数々のキックアクションにも注目。高い閉門を手も使わず脚力で超え、その脚力から繰り出されるジャンプキックはバイクを運転するライダーを吹き飛ばすほどの威力だ。そして彼のアクションの代名詞でもある身近な物や建造物をつかったアクションはもちろん、ユーモアさやコミカルさも散りばめられている。さらにダイナミックなカーアクションは1つの村を全壊してしまうカーチェイスから、車で橋を飛び越えてトラックに突っ込んだりとそのパターンは様々。本作『プロジェクトV』でも車を使った豪快なアクションシーンは多く、時には崖を飛び越え、時には金色の高級車群がドバイの町を駆け巡っている。また自身の作品のオマージュ要素も詰め込まれており、まさにジャッキーの集大成と言える作品だ。なお4月22日(木)から代官山蔦屋書店でジャッキーの魅力を世代を超えて味わう事が出来る「私たちの大好きなジャッキー・チェン」の開催も決定している。こちらも併せてチェックしてほしい。『プロジェクトV』5月7日(金)公開■展示情報「私たちの大好きなジャッキー・チェン」4月22日(木)~5月19日(水)代官山・蔦屋書店 2F映像フロア
2021年04月07日ジャッキー・チェン主演最新作『プロジェクトV』(原題:急先鋒)より本ポスタービジュアルと本予告映像が到着した。『ポリス・ストーリー3』(’96)、『レッド・ブロンクス』(’96)の盟友スタンリー・トン監督との最強タッグを組んだ本作は、ロンドン、アフリカ、ドバイなど世界各国を舞台に危機に立ち向かう、国際保安警備会社“ヴァンガード”を描くアクション超大作。アメリカ、ロシア、中国などでは1000を超えるスクリーンが用意され、イギリス、インド、韓国、シンガポール、マレーシア、アラブ首長国連邦など異例の全世界規模での拡大公開が実現。各国でオープニング興行収入第1位を記録し、現在2020年公開作品世界第13位(Box Office Mojo 12/31調べ)、全世界TOP15入りは『ベスト・キッド』以来10年ぶりの快挙となった。映像では、VIP警護を目的で集められた特殊護衛部隊・ヴァンガードの姿が映し出される。そして、世界のアクションレジェンド・ジャッキーが魅せるスーパーアクションはここでも健在。急流で45秒間姿を消し、危うく溺死しかけた水上バイクシーンをはじめ、決死のカーアクション、ド派手な銃撃戦、ライオンから必死に逃走するシーンといった体当たりアクションが見られる。『プロジェクトV』は5月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:プロジェクトV 2021年5月7日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 SHANGHAI LIX ENTERTAINMENT CO.LTD ALLRIGHTS RESRVED
2021年02月24日ジャッキー・チェン主演最新作『プロジェクトV』が5月7日(金)に公開されることが決定。あわせて予告編が公開された。本作は、ロンドン、アフリカ、ドバイなど世界各国を舞台に危機に立ち向かう、国際保安警備会社“ヴァンガード“を描くアクション超大作。『ラッシュアワー』シリーズや『ベスト・キッド』などヒット作に多数出演し、2016年にはアカデミー賞名誉賞を受賞した世界的アクションスター、ジャッキー・チェンが主演を務める。『ポリス・ストーリー3』、『レッド・ブロンクス』でもタッグを組んでいるスタンリー・トンが監督を務めた。公開された予告編では、スタント無しのアクション俳優として、世界のアクションレジェンド・ジャッキーが魅せるスーパーアクションが映し出されている。急流で45秒間姿を消し、危うく溺死しかけた水上バイクシーンをはじめ、決死のカーアクションに、肩越しにライフルを乱射する銃撃戦。そして百獣の王・ライオンから必死に逃走するシーンまで……御年65歳(現在66歳)とは思えない体当たりアクションの連続は必見だ。『プロジェクトV』5月7日(金)公開
2021年02月24日世界的アクションスター、ジャッキー・チェン主演最新作『ヴァンガード/急先鋒』(原題)の日本公開が決定した。ジャッキー・チェンが、盟友スタンリー・トン監督(『ポリス・ストーリー3』『レッド・ブロンクス』)と組み、自身のアクションの集大成を見せる本作は、ロンドン、アフリカ、ドバイなど世界各国を舞台に危機に立ち向かう国際保安警備会社“ヴァンガード”を描くアクション超大作。ジャッキー・チェンが演じるのは、ヴァンガードのリーダー。ヴァンガードは、ある実業家と娘の護衛保護というミッションを受けるが、任務遂行中、悪名高きある傭兵組織に襲われ、対象を誘拐されてしまう。救出に向かうヴァンガードは、やがて予想もしていなかった巨大な組織の陰謀に巻き込まれていく…というストーリー。また、唯一無二の肉体アクションは、本作でも遺憾無く披露され、急流で45秒間姿を消し、危うく溺死しかけた水上バイクシーンをはじめ、世界中が驚く場面の連続で展開される。本作は9月末に中国で公開され、興行収入デイリーで1位を記録。シンガポール、マレーシア、UAEでも1位を獲得し、ほかロシア、ウクライナなど各国での大ヒットに続く形で、11月20日に北米公開。公開3日間の興行収入でTOP10入りを果たし、ジャッキー・チェン主演の非ハリウッド作品の全米拡大公開としては、20年ぶりとなった。北米の大ヒットの勢いそのままに、今回日本公開が決定。併せて、ジャッキー・チェン演じるトンが、Vanguardのマークがついた車の前で銃を持ち、真剣な表情で何かを見つめる場面写真も到着した。『ヴァンガード/急先鋒』(原題)は2021年5月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ヴァンガード/急先鋒(原題) 2021年5月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 SHANGHAI LIX ENTERTAINMENT CO.LTD ALLRIGHTS RESRVED
2020年12月02日スウォッチグループジャパン株式会社スウォッチ事業本部はイギリスのアーティストデュオ、ジョアン・タタムとトム・オサリバンによるアートウォッチを全国のスウォッチストアおよびオンラインストアにて販売を開始いたしました。高さ7.2メートルの猫。レインボーカラーの顔。ネス湖の怪物。帽子のような角のある野獣。イギリスのアーティストデュオ、ジョアン・タタム (Joanne Tatham) とトム・オサリバン (Tom O’ Sullivan) は、25年にわたりコンテンポラリーアートを探求してきました。パフォーマンス、写真、文芸だけでなく、巨大な彫刻、絵画、建築による挑発的で何かを問いかけるような作品は、場所に宿り、その周囲を賑やかにさせます。そして観る人を不思議な世界へ連れて行ってくれます。タタムとオサリバンは、どちらもスコットランドのグラスゴー美術学校を卒業し、世界最大規模の野外フェスであるコーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバルやヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展でのエキシビションなど、世界的に活躍しています。今、彼らの作品がスウォッチに到着しました。チェシャ猫のヒゲとネス湖の伝説が時間を伝えます!これら4種類のユーモアなタッチで描かれた限定コレクションは、手首に着けるアートピースです。そのうち、”INDIRECT EXCHANGE”, “SERIOUS ACTION”, “NECESSARY FOCUS”の3つは、色・パターン・シェイプがユニークさを際立たせています。さらに、シリアル番号付きのスペシャルな”DOES THE IT TICK”は、驚いた顔で時刻を知らせてくれます。彼らはつねに周囲を元気にし続けるのです。DOES THE IT TICK専用スペシャルボックスDOES THE IT TICK SUOZ324S 1万3,200円(税込)INDIRECT EXCHANGE SUOZ323 1万450円(税込)SERIOUS ACTION GZ342 9,350円(税込)NECESSARY FOCUS GZ341 9,350円(税込)【URL】 スウォッチ 公式オンラインストア: スウォッチ Instagram: スウォッチ LINE: 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年08月14日ジャッキー・チェン、ウー・ジン、チャン・ツィイーがエベレスト登頂に挑む中国映画『クライマーズ』が日本公開決定。特報映像が到着した。1960年、たった3人の中国登山隊は、世界で初めて無謀ともいわれた北稜からのチョモランマ登頂に成功したのだが、途中、仲間のひとりが滑落の危機にあい、カメラより彼の命を救うことを選択。映像という証拠を失い、彼らの偉業は国際的に認められることはなかった。15年後、冬の時代を明けた中国が、新しい仲間を加え、チョモランマに再挑戦する――。本作は、中国の登山隊が初めてチョモランマ(エベレスト)登頂に成功した1960年と、その事実が認められないまま不遇な歳月を過ごし、1975年に2度目の登頂に挑んだチームの実話をベースに描くドラマ。実際にチョモランマの高地で行われた撮影、そしてハリウッドを凌ぐド迫力のスリリングなアクションとVFXと、世界最高峰のエモーショナルな映像体験が待っている。主演は、『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』で監督・主演を務めたウー・ジン。ヒロインにはチャン・ツィイー。また、昔といまを繋ぐ重要なクライマーとして、ジャッキー・チェンが友情出演。ほかにもチャン・イー、ジン・ボーラン、フー・ゴー、ワン・ジンチュン、ホー・リン、チェン・ロン、リュウ・ギョウフェン、チュイニーツーレン、ロブ・ラヴァン、トプギェルが出演している。到着した映像では、壮大な雪山の映像からスタート。チームが山を登っていく様子や、雪崩のハプニング、アクションシーンも覗くことができる。『クライマーズ』は9月25日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クライマーズ 2020年9月25日 新宿シネマカリテほか全国公開(C)2019 SHANGHAI FILM GROUP. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年07月27日6月はプライド月間。LGBTQ+の権利について訴え、あらゆる性的指向や性自認にプライドを持ち、互いを尊重し合うという趣旨のもと、パレードをはじめとした様々なイベントが行われる。現在広がり続ける「Black Lives Matter」とも深い関わりがあり、『名探偵ピカチュウ』のジャスティス・スミスが黒人の同性愛者、トランスジェンダー差別の抗議活動の中でカムアウトしたり、Netflixの人気シリーズ「クィア・アイ」でお馴染みのカラモ・ブラウンがLGBTQ+コミュニティにおける人種差別について言及したりするなど、当事者からの発言によりさらなる関心を集めているところだ。プライド・パレードの始まりとされる1969年6月のニューヨーク「ストーンウォールの反乱」も警察との衝突がきっかけ。トランスジェンダー女性で、ドラァグクイーンにして活動家である黒人のマーシャ・P・ジョンソンさんとラテン系のシルビア・リベラさんの抵抗から始まったといわれる(彼女らの生涯と死については『マーシャ・P・ジョンソンの生と死』としてドキュメンタリー映画にもなっている)。黒人のゲイを主人公にしたアカデミー賞受賞の『ムーンライト』(2016)やチリ初のアカデミー賞受賞作『ナチュラルウーマン』(2017)、アフリカ・ケニアから誕生した女性監督による『ラフィキ』(2018)など、有色人種が主人公のLGBTQ+映画の傑作も続々と生まれているが、では、アジアではどうだろう?今回は家父長制や家族主義が根強く残るアジアの人々を描いた6作品をピックアップした。人生の岐路に立つ母と娘『素顔の私を見つめて…』(2004)今年のNetflixオリジナル映画で“賞レースに絡むのでは?”といわれるほど高い評価を集めている『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』。その中国系アメリカ人のアリス・ウー監督は、「IndieWire」誌による「2020年に知っておきたい期待の女性監督20」のひとりにも選ばれているが、『素顔の私を見つめて…』は16年前に発表したデビュー作。ウィル・スミスらが製作に加わったアメリカ映画であるものの、ニューヨークの中国系移民コミュニティが舞台。レズビアンであることを隠しながらもバレエダンサーのビビアンと恋に落ちる医師のウィルと、高齢妊娠が判明した彼女の母親がそれぞれに自分の人生を見出していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。日々仕事に追われるクールなウィルは、久しぶりの恋なのか、初めてビビアンと過ごした日はがっちがっちに緊張してぎこちない。それでも次第に母に対しても、ビビアンに対しても自分の気持ちをぶつけられるように変わっていく。また、誰が父親なのかを頑として言わず、コミュニティから疎外されてしまう母親も自分の本心と向き合わざるを得なくなる。今作もまた、いまいる場所から新しい世界、新しい段階へと一歩踏み出していく爽やかな結末が待つ物語で、監督自身の経験が基になっている。場合によっては嫌味になりがちな母親役を演じる「ツイン・ピークス」や『ラストエンペラー』のジョアン・チェンがキュート。お互いの存在が絶望を癒やす『私の少女』(2014)新進気鋭の女性監督チョン・ジュリの長編デビューとなる力作を、『バーニング 劇場版』『オアシス』などの名匠イ・チャンドン監督がプロデュースした『私の少女』。韓国の映画・ドラマからハリウッドでも活躍するぺ・ドゥナと、『冬の小鳥』『アジョシ』『守護教師』と名子役から成長を遂げてきたキム・セロンという実力派2人の共演が見もの。ペ・ドゥナが演じるエリート警視イ・ヨンナムはレズビアンであることが周囲に発覚し、ソウルから海辺の小さな村に左遷される。そこで出会った少女ドヒは義理の父親ヨンハと祖母から日常的に虐待を受けていた。見かねたヨンナムが手を差し伸べ、甲斐甲斐しく世話をするうちにドヒから慕われ、傷心の自分も癒やされていくが…。母親が蒸発し、酒を飲んでは暴力をふるう継父のもとで暴力にさらされながら育ったドヒ。しかも継父は不法滞在者を雇いながら、村を支える漁業に貢献していることから、地元の警察も、村人たちもみな見て見ぬ振り。誰もが顔見知り、うわさがすぐに広まる漁村に“異質な存在”ともいえるヨンナムがやってきたことで、決して他人事ではない様々な問題が表面化していく。少女を加護することで救われていく主人公を演じたペ・ドゥナは、「ポン・ジュノ監督と仕事をしたときも本当に怒らない監督だなぁと思っていましたが、チョン・ジュリ監督はそれ以上です(笑)。まさにこの映画のシナリオのような方」と監督についてコメント。不穏なシーンが続きながらも、ラストには微かな希望が見える。エロスと愛が溢れるラブシーン『お嬢さん』(2016)フェミニズム映画としても高い支持を集めている『お嬢さん』。『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』などの復讐3部作で知られるパク・チャヌクが、英ヴィクトリア朝を舞台にしたサラ・ウォーターズによるミステリー「荊の城」を1939年、日本統治時代の韓国に舞台を移して大胆に映像化。世間から切り離された和洋折衷の広大な屋敷と、そこで繰り広げられる幽閉されたお嬢さまの信じがたい日常を、雅で甘美な映像と細部まで考え抜かれた美術セットによって描き、2016年カンヌ国際映画祭で芸術貢献賞を受賞。小説の本質を残しつつも、ラストには映画オリジナルの視点を加え、原作ファンからも太鼓判を押されている。お嬢さま・秀子(キム・ミニ)の莫大な財産を狙い、詐欺師(ハ・ジョンウ)がなりすました伯爵、変態的趣味を持つ秀子の叔父(チョ・ジヌン)、そして侍女スッキ(キム・テリ)が観る者も欺く騙し合いを繰り広げる。騙す相手だったはずが、美しく孤独なお嬢さまに恋してしまうスッキの視点から描かれる第1部、秀子からの視点となる第2部、真実と愛の行方が明らかになる第3部の構成で、先の読めない展開と2人の女性の想いが高まっていく妖艶なラブシーンに引き込まれる。お嬢さまの「人生を壊しに来た救世主」とのセリフが全てを物語る。映画批評サイト「ロッテントマト」の最も優れたLBGT映画ベスト200では、韓国映画としてもアジア映画としても最高の14位に。キム・ミニは儚げだが芯のあるお嬢さま役がハマり、まだ少女の面影が残るスッキを演じたキム・テリは今作が映画デビューとは思えないほど堂々たる熱演を見せる。“春の嵐”が5人の男女をかき乱す『スプリング・フィーバー』(2008)『天安門、恋人たち』(06)により中国電影局から5年間の映画製作・上映禁止処分を受けていたロウ・イエ監督がその決定に逆らい、南京の街でデジタルカメラを使ってゲリラ的に撮影を敢行した香港・フランス・中国合作映画。2009年カンヌ国際映画祭コンペティションにて上映され、脚本賞(メイ・フォン)を受賞。検閲下では絶対に実現しなかった、愛の衝動と移ろうセクシャリティを真っ向から描き、ロウ・イエ監督の日本での人気を決定づけた作品のひとつともいえる。登場するのは、“春の嵐”により愛の形をかき乱されてしまった男女5人。夫ワン・ピン(ウー・ウェイ)の浮気を疑う女性教師リン・シュエ(ジャン・ジャーチー)は探偵のルオ・ハイタオ(チェン・スーチョン)に調査を依頼、相手がジャン・チョン(チン・ハオ)という青年であることを突き止める。夫婦関係は破綻、ワンとジャンの関係も冷え込む中、探偵ルオはジャンに惹かれていく。やがてジャンとルオ、その恋人リー・ジンの3人で逃避行が始まるが…。春の終わりには、その関係性がまるで別物になってしまう5人。愛は水面に浮かぶ蓮の花のように、ときに衝動的に、刹那に男と男、男と女の間をたゆたう。窮地の策か、それとも意図的か、ゲリラ的な撮影がまるで覗き見る探偵の目線のように身体を重ねる者たちをヒリヒリと映し出す。ゲイクラブでドラァグクイーンとして名を馳せたジャンの艶めかしさには、夢中になること必至。台湾のスター、ロイ・チウが“内縁の夫”を熱演『先に愛した人』(2018)『先に愛した人』(英語字幕)Netflix配信中の台湾映画『先に愛した人』も、夫が同性の恋人のもとに走ってしまう物語だが、こちらは思わずクスッとするところも、もちろん考えさせるところもあるヒューマン・コメディ。第92回アカデミー賞国際長編映画部門に台湾代表作品として出品された話題作。夫が息子と妻を置いて出ていき、元恋人のもとで病気のため帰らぬ人となった。その夫の保険金が息子ではなく、赤の他人で自称・“内縁の夫”ジエに渡ることを知り激怒した妻は、保険金をめぐり相手と戦おうとするが、思春期の息子はなんとその夫の相手と同居をすることに!自分の父親が愛して、死ぬまで一緒にいた人物はどんな男性なのか。最初はヒステリックになる母への反抗心からだったとしても、息子は彼に興味を示し、心を開いていく。一方、母は自分が女性として至らなかったのかと自暴自棄になりかけるも、息子のために健康食や着替えをジエの部屋に持っていくうちに、小言を言いながらも掃除をして帰っていくように。“内縁の夫”と妻それぞれが、いまは亡き愛した人との日々をふり返っていくうちに、お互いの心境が変わりはじめていく。同性カップルが迎える、いうなれば究極的な物語でもあり、同性パートナーは給付金すら受け取れない日本から見れば、まだまだ地平の彼方のような(?)物語。でも、いずれは必要になる物語だろう。日本でも人気のスター俳優ロイ・チウがちゃらんぽらんな青年ジエを好演し、台北電影奨主演男優賞を受賞、“中華圏のアカデミー賞”と呼ばれる金馬奨でも主演男優賞にノミネートされた。私の精神と恋心は自由『マルガリータで乾杯を!』(2014)インドで生まれ育ったフランス人女優カルキ・ケクランが、明るい笑顔を持つ脳性麻痺の少女をずみずしく演じ、新進女性監督ショナリ・ボースが自身の従妹をモデルに描いた青春映画(といっていいと思う!)。歌をこよなく愛する聡明な19歳のライラは、同じく車いす生活を送る幼なじみとキスを経験したり、バンドのイケメンボーカルに恋して失恋したり…。母の計らいでニューヨーク大学に留学すると、ボランティアスタッフのイケメンにまたもときめく。そんな中、抗議活動に参加していた盲目の女子学生ハヌムと恋に落ち、同棲することに。いつかちゃんと、どんなときも自分を支えてくれた母には、“バイセクシャル”であると告白したい。そんな矢先に母の病気がわかり…。インド映画でこれほどの性描写は珍しいといえ、日本映画『37セカンズ』と同様、障がい者の性や母娘関係にも踏み込んでいく。マルガリータが飲みたければ、自らストローを差して飲む。ライラの精神と恋心はどこまでも自由だ。そんなライラの前向きさ、バイタリティが彼女の笑顔に現れる。彼女の次のデートの相手は、いったいどんな人なのか気にならずにはいられない。今回紹介した作品のほか、『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督が四半世紀前に撮った偽装結婚とゲイのカミングアウトをコミカルに描く『ウェディング・バンケット』(93)、『ムーンライト』に影響を与えたという『ブエノスアイレス』(97)、80年代の中国のレズビアンを描いた『中国の植物学者の娘たち』(05)なども傑作として数えられるだろう。日本発としては生田斗真がトランスジェンダーの女性を熱演した荻上直子監督作『彼らが本気で編むときは、』、宮沢氷魚×藤原季節による今泉力哉監督作『his』など、“その先”を考えさせてくれる作品も登場している。(text:Reiko Uehara)■関連作品:スプリング・フィーバー 2010年11月6日よりシネマライズほか全国にて順次公開【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミングお嬢さん 2017年3月3日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 CJ E&M CORPORATION, MOHO FILM, YONG FILM ALL RIGHTS RESERVED
2020年06月09日アディダス オリジナルス(adidas Originals)と、中国人デザイナーの「エンジェル・チェン(ANGEL CHEN)」が初のコラボレーション。ウィメンズフットウェアのコレクション「アディダス オリジナルス by エンジェル・チェン(adidas Originals by Angel Chen)」を、2020年5月30日(土)よりアディダ スオリジナルスショップ各店、アプリ、オンラインショップにて発売する。「エンジェル・チェン」は、上海を拠点に展開する中国ブランドだ。2017年よりミラノ、ニューヨークにてコレクションを発表。H&M(エイチ&エム)やマック(M·A·C)とコラボレーションするなど、中国のみならず世界で注目を集めている。コラボレーションでは、「エンジェル・チェン」を象徴する4つのキーワード「革新的・カラフル・自由奔放・豊富な表現力」を反映し、明るく遊び心のある4つのスニーカーを、各2カラーずつ展開する。「キーラ W AC」は、ビビットなマルチカラー、鮮やかなブルーの2色をラインナップ。シュータンやミッドソールには、水泳や書道から着想したグラフィックをあしらっている。ボリュームのあるシルエットを採用した「マグマ ランナー W AC」は、中国武術をテーマにリメイク。フラッシュグレーにビビットなカラーを配したカラーリングと、鮮やかなレッドの2色を用意する。その他、半透明のアウトソールからカラフルなディテールが透けて見える「アディダス スリーク スーパー W A」、ブラックとイエローをベースにした大胆なカラーブロックが特徴の「オズウィーゴ AC」も展開する。【詳細】アディダス オリジナルス by エンジェル・チェン発売日:2020年5月30日(土)販売店舗:アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダス オリジナルスショップ(GINZA SIX、ダイバーシティ東京 プラザ、ラゾーナ川崎プラザ、心斎橋、福岡)、アディダス アプリ、アディダス オンラインショップ※他店舗でも発売の可能性あり。価格:・アディダス スリーク スーパー W AC 15,000円+税・キーラ W AC 15,000円+税・マグマ ランナー W AC 17,000円+税・オズウィーゴ AC 18,000円+税【問い合わせ先】アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(土日祝除く、9:30~18:00)
2020年06月01日先月13日に授かり婚を電撃発表した韓国の人気アイドルグループ・EXOのメンバー・チェン(27)が2月19日、公式サイトを通じて謝罪した。しかし、ファンからは賛否の声が上がっている。一般女性との結婚と、相手の妊娠を発表してから約1か月間。韓国において、授かり婚は“スピード違反”といわれるほど厳しい目が向けられている。さらに人気グループのメンバーで、兵役を控えていることから、チェンの結婚発表はファンの間で物議を醸していた。一部ファンはデモ活動を行い、脱退を要求するビジョントラックを走らせるなど、チェンの進退に注目が集まっていた。この日、沈黙を破ったチェンは「僕の心をどのようにお伝えすればいいか、悩んで今やっとEXO-L(ファンの呼称)の皆さんに文を残すことになりました」と切り出し、「不慣れな言葉で皆さんを傷つけるのではないかと心配にもなりますが、まずは、今まで待ってくださった皆さんに申し訳ないという言葉を伝え、突然の発表にたくさん驚いたはずのEXO-Lの皆さんに謝罪の心を必ず伝えたいと思います」と謝罪した。今後ついて詳しい言及はないが「あまりにも遅く皆さんに謝罪の心を伝えることになり、改めて申し訳ありません。そして、これからも努力する姿をお見せします」と活動は続けるものと見られている。これにつづき所属事務所も韓国メディアに対し「EXOのメンバーに変動はない」と発表している。グループ残留が発表され、ファンの間に安堵の声が広まる一方、翌日20日の午前もTwitterの韓国エリアでは「ただ脱退」というワードがトレンド入りし、チェンに対する怒りが収まらず、いまだに脱退を要求するファンもまだまだいることがわかった。というのも、以前から一部のファンの間では、たびたびチェンの彼女について噂が出回り、“プライベート管理の甘さ”を疑問視する声があったのだ。’16年9月、元交際相手と見られる一般女性との親密なツーショットがネットで流出。さらに’17年には、当時交際していた彼女とのアメリカ旅行疑惑が浮上。飛行機内や現地での目撃情報が相次いだ。’18年にも2人で百貨店のジュエリーショップで買い物をする姿が報告されている。韓国のメディアがスキャンダルを報じることはなかったが、ファンの間では相手女性のSNSのアカウントアまで特定されており、《同じデザインの指輪をしてる》《また匂わせてる》と非難されていた。結婚相手は別の女性という情報もあるが、交際相手の匂わせを放置し、堂々とデートを満喫した過去の恋愛も相まって《今になって努力するの?》《キム・ジョンデ(本名)はいつもこういうやり方だった》《脱退なしか~よかったのか悪かったのか》と厳しい声も見受けられている。
2020年02月20日一般女性との結婚と、相手の妊娠を発表した韓国の国民的アイドルグループ・EXOのチェン(27)に、一部ファンは脱退を要求。1月19日、韓国・ソウル市内のショッピングモール前でデモが実施される騒動に発展している。チェンは、今月13日に所属事務所の公式コミュニティーを通じて一般女性との結婚と、相手女性の妊娠を電撃発表。当日はTwitterの韓国エリアのトレンドがチェンに関するワードで埋め尽くされ、ポータルサイトの急上昇ワードでも上位を占めるほど大きな衝撃が走った。EXOファンの間では、擁護する声もあるいっぽうで、“スピード違反”をしたチェンの脱退を求める動きも活発化。Twitterの韓国エリアでは、「チェン脱退しろ」「これ以上信頼はない」といったハッシュタグがトレンド入りしており、厳しい声が後を絶たない状況だ。(韓国では授かり婚をスピード違反と表現する)一部のファンは“連合”として、チェンの脱退を求める声明文を発表し、「1月18日までに要求事項に対するSMエンタテインメントの回答がない場合、直接・間接的ないかなる形態のデモも敢行する」と予告していた。期日を過ぎた19日午後、ソウル・江南区のショッピングモールCOEX(コエックス)前には、「チェン脱退しろ」と書かれたプラカードを持ったファンが集結。「私たちが描く未来にチェンはいません。グループのイメージを毀損し、ファンたちの信頼を見捨てたチェンの退出を要求します」と印刷された大きなスローガンを設置し、デモを行った。同ショッピングモールには、EXOの所属事務所SMエンタテインメントがプロデュースするエンタテインメント施設があり、ファンの聖地とされている。一部ではデモの参加者約20人~40人という情報もあり、決して多い人数ではない。しかし、アイドルの結婚がデモを引き起こすのは極めて珍しいケースだ。ネットでは《人数が少なくてほっとした》《脱退デモとか何考えてんの?》《気持ちは分からなくもないけどやめておきなー》と冷静な意見が寄せられている。
2020年01月20日韓国の国民的男性アイドルグループ・EXOのチェン(27)が1月13日、結婚を電撃発表した。相手の女性は一般人で、妊娠していることも同時に発表している。チェンは所属事務所の公式コミュニティーを通じて、直筆の手紙で「ファンの皆さんに申し上げることがあり、手紙を書くことになりました。とても大きな愛をくださるファンの皆さんに一番最初に正直にお話をしたくて、至らない文章ですが文章をアップします」と書き出し、「私には生涯を共にしたいガールフレンドがいます」と宣言。続けて「こうした決心によってどういう状況が起きるか心配や悩みが先立ったが、一緒にやってきたメンバーたち、会社、特に僕を誇りに思ってくださるファンの皆さんが突然の知らせに驚かないように少しでも早くお伝えしたくて、会社と話し合い、メンバーとも相談していました」と以前から発表のタイミングを協議してきたことを明かした。その段階で「僕に祝福が訪れました」と相手女性の妊娠が分かったといい、「僕も本当に当惑しましたが、この祝福でもっと力を出すことになりました。いつ、どのようにお話をするか悩みながら、これ以上時間を遅らせることができなかったため、慎重に勇気を出しました」と発表に至った経緯を説明した。最後は「常に感謝の気持ちを忘れず、変わりなく自分の場所でベストを尽くし、最善を尽くして送ってくださる愛にお応えする姿をお見せします。いつもありがとうございます」と決意をつづっていた。所属事務所は韓国メディア向けに「新婦は一般女性で、家族の意志により、結婚式、および結婚に関するすべての事項は非公開で行われる予定だ。寛容なご理解をお願いしたい」と付け加えている。第一子の出産時期については明かされていない。トップアイドルの電撃結婚にネットでは激震が走っている。韓国最大の検索ポータルサイト『NAVER』では検索語ランキングの1位と2位にチェンの結婚がランクイン。Twitterの韓国エリアではトレンドの上位20位中、14個もチェンに関するワードがトレンド入りしている。
2020年01月13日太宰治、手塚治虫など日本の文化人に影響を与えた中国・清代の作家・蒲松齢(ホ・ショウレイ)をモデルに、“レジェンド”ジャッキー・チェン主演で放つ娯楽超大作『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』が、2020年1月より全国公開。この度、ジャッキーの吹き替えといえばこの人!の石丸博也がナレーションを担当する本予告映像が解禁された。映画『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の原作でもある、中国怪異短編集の最高傑作「聊斎志異(りょうさいしい)」の原作者・蒲松齢をモデルにした“文豪妖怪ハンター”を、ジャッキーが演じる本作。エキサイティングなアクションや歌声まで惜しみなく披露し、妖怪たちとの熱闘を繰り広げる摩訶不思議な世界へと誘う。今回完成した本予告映像では、ジャッキー演じる最強の文豪妖怪ハンターが陰陽の筆を手に、“魔法拳”を駆使し、「成敗」と奇妙かつド派手なビジュアルの妖怪たちとバトルを展開する様子が描かれる。さらには、憂いと妖気を帯びた謎めいた美女も登場、映像の最後では、なぜか上半身だけになり、勝手に動き回る下半身に「戻って来て~」と呼びかけるジャッキーの姿も。エキサイティング&奇想天外なファンタジーアクションへの期待が俄然高まる内容となっている。物語妖怪の世界から人間を守っていたバリアが壊れ、多くの妖怪が人間界に押し寄せてきた。彼らを捕らえるため、学者を装った妖怪ハンターのプウ(ジャッキー・チェン)が送り込まれる。プウは「陰陽の筆」の力を使い、邪悪な妖怪たちを地獄に封印するミッションを遂行。あるとき、村の少女たちが、美しい2人の女妖怪によって次々と誘拐される事件が発生する。捜査に当たるプウ。そこへ正体不明の男チュイシャ(イーサン・ルアン)が現れ、女妖怪の1人シャオチン(エレイン・チョン)がかつては人間で、愛する者のために妖怪になったという哀しい過去を語る。難しい選択を迫られるプウ。シャオチンを捕らえるのか、それとも…。『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』は2020年1月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月14日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、ジャッキー・チェンの話題作『ザ・フォーリナー/復讐者』(Blu-ray&DVD)です。■『ザ・フォーリナー/復讐者』Blu-ray&DVD11月6日発売。初回限定生産版(Blu-ray)5,170円、通常版(DVD)4,180円(ともに税込み)5月の劇場公開時は“笑顔を封印したジャッキー・チェン”と話題になった本作。一人娘を失った60代の男が復讐に燃える、という内容なのですが、これまでの小気味いいセリフ、アクションなど彼の代名詞ともいえる部分が封印され、アクションスターじゃなく“格闘シーンもできる俳優”が前面に出た作品です。ジャッキー・チェンといえば香港映画界で大活躍し、その後ハリウッドへ進出。『ラッシュアワー』シリーズで世界的成功を収めたスーパースターですが、’12年、当時58歳で突然のアクション映画引退宣言。もっと見たいけど体力的に大変だものね……と感傷に浸ったものです。が、現在も仕事をこなし、70歳までスケジュールが決まっているというからあの宣言はなんだったの?と思っていました。でも本作を見ればわかります。足元よろめく老人が、娘の死に絶望し、怒り、覚醒していく姿。それを表情や目線で表現していくジャッキー・チェン。アクションは2番目、俳優としての自分ありきならば作品に出演するのだと!饒舌で強いだけじゃない、彼の新境地ともいえる作品。やはりジャッキー・チェンは正真正銘のエンターティナーです!(C)2017 SPARKLE ROLL MEDIA CORPORATION STX FINANCING, LLC WANDA MEDIA CO., LTD.SPARKLE ROLL CULTURE&ENTERTAINMENT DEVELOPMENT LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年11月11日ジャッキー・チェンが出演する最新作『ザ・フォーリナー/復讐者』が5月3日(金・祝)から公開になる。ジャッキーはこれまで数々の作品で驚異的なスタントやコミカルなキャラクターを披露してきたが、本作では笑顔を封印し、60代の男を演じるにあたり、機敏なアクションを控えることにも挑んだ。なぜ、彼は本作への出演を決めたのか? ジャッキーの最新インタビューが公開になった。ジャッキーは近年、華麗なアクションやスタントだけでなく、重厚な演技が要求される役どころにも積極的に取り組んでいるが、本作は『007/カジノ・ロワイヤル』のマーティン・キャンベル監督を、『エネミー・オブ・アメリカ』や『ダイ・ハード4.0』のデヴィッド・マルコーニが脚本を手がけた復讐劇だ。「いい脚本は必要不可欠だ。そして私が演じるキャラクターは、みなさんにジャッキー・チェンの新しい側面を見てもらえる機会になると思った。私はいつも同じジャンルの映画に出演することは好きじゃない。常に最高な監督、俳優、女優と共演できるチャンスを探しているんだ」本作でジャッキーが演じるクァンは、ロンドンでレストランのオーナーをしている平凡な男だが、愛する娘をテロで失い、復讐のために行動を開始。彼は執拗に犯人を追い、やがて北アイルランド副首相のリーアム(ピアース・ブロスナン)の存在にたどりつく。映画の冒頭では穏やかに見える主人公が復讐の鬼と化し、やがて彼の秘められた過去が明らかになっていく。そこでジャッキーは笑顔を封印して役に挑んだ。「クァンには隠された過去があり、とてもシリアスなキャラクターであることは間違いない。彼は愛娘が爆弾テロで殺された後、精神的に打ちのめされたと同時に、過去の経験から正義を追い求めるためにどうすればいいのか、答えを見つける方法を知っていた。だから、私にとって今回の役は今までとまったく違った表現の仕方だった。私は演技ができるアクション俳優でなく、アクションができる俳優になりたいと思っていた」そこで彼は劇中のアクションも華麗さや派手さではなく、役に根差したものを作り上げている。「クァンの年齢は若くはないから動きは機敏ではない。この映画はとてもシリアスだから監督も私もアクションシーンにコメディ要素は一切入れたくなかった。監督はクァンは人を傷つけたくない気持ちがあるため、戦闘スキルを攻撃ではなく防御に使っている演出にこだわったよ」本作のジャッキーは特殊メイクで役の見た目を追及し、これまでにないアクションを考案し、クァンが抱える絶望や過去を表現することに力を注いだ。「私はいつも新しいタイプの作品に挑戦したいと思っている」と語るジャッキーが本作でどんな演技と戦いを見せるのか気になるところだ。『ザ・フォーリナー/復讐者』5月3日(金・祝)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2019年04月30日7日にジャッキー・チェンが65歳の誕生日を迎えた。『ラッシュアワー』シリーズでジャッキーと刑事コンビを組んだクリス・タッカーが、「今日はジャッキーの誕生日なんだ。親しき友のジャッキー・チェン、誕生日おめでとう!!」とキャプションを添え、ジャッキーと肩を組んで写った2ショット写真をSNSに投稿した。同日、違う場所、違う服装の2人の2ショットをもう1枚投稿。そこに写る2人は、指で「4」のジェスチャーを取っている。写真のみでキャプションはなかったが、ファンたちは『ラッシュアワー4』を意味しているのだとして大喜び。『ラッシュアワー』は1998年の1作目が大ヒットし、その後シリーズ化して3本が製作された。『ラッシュアワー3』の公開からはまもなく12年が経つ。ファンたちはこれまで『ラッシュアワー4』を心待ちにしてきたのだ。それは一般人だけではない。チャンス・ザ・ラッパーまでもが「4」のジェスチャーを取る2人の写真に「マジで頼むよ」と期待のコメントを残し、歌手のジョーダン・スパークスも「イエススススススス」と“お願い”している。2017年10月、ジャッキーは『ラッシュアワー4』について、満足のいく脚本が仕上がっていると明かし、「お金は問題じゃないんだ。製作する時間がね…。もうぼくたちも年を取ったし、クリスに言ったんだよ。『もっと年を取る前に、早くラッシュアアワー4をやろうよって』」と語っていた。いよいよ、実現!?(Hiromi Kaku)■関連作品:ラッシュアワー3 2007年8月25日より有楽座ほか全国にて公開TM and © MMVII New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.
2019年04月09日シャッツィ・チェン(SHIATZY CHEN)の2019-20年秋冬コレクションが、フランス・パリで2019年3月4日(月)に発表された。テーマは「ガーディアン」。中国の少数民族・苗族の神話から着想今シーズンの始まりは、中国の少数民族・苗族(モン族)の神話から。龍の頭に魚の体を持つ伝説の生き物やフェニックス、命の花、9つの太陽、蝶など、神話上のモチーフを落とし込み、ドラマのあるデザインを完成させる。神話のストーリーは、シャッツィ・チェンが深い愛情で守ってきた刺繍の技術で表現。アウターやドレスの胸元には、職人たちの手によって命を吹き込まれたアイコニックなモチーフたちが。フーディトップには3D刺繍の蝶をオン、ジャケットにはフラワーのステッチが施されている。フェミニンドレスで可憐さプラスチャイナ服をアレンジしたドレスやマオカラーのトップスなどで、オリエンタルなムードは継続しながらも、フェミニンなムードを交えているのが印象的。レースやオーガンザで仕上げたエアリーなドレスは、ドラマティックな仕上がり。立ち襟になっていて、襟から花開くようにふわっとレースが顔を出していて、可憐な雰囲気を助長する。ダウンを“雲のように浮かせる”テープベストまた、繰り返し登場したブランドロゴ入りテープベストも、今季を象徴するピース。ドレスに重ねるとスポーティさが加わり、カジュアルダウンしたスタイルが楽しめる、優秀な小物だ。ダウンジャケットをひっかけて使い方の”お手本”も披露。ダウンジャケットは雲のようにふわふわと揺れ動き、ユニークなバックスタイルを築き上げていた。
2019年03月08日ジャッキー・チェンの娘のエッタ・ンさんが、交際相手の女性アンディ・オータムさんと結婚したことをインスタグラムで発表した。アンディさんとキスするように顔を寄せ、結婚証明書を掲げて見せるエッタさんは、幸せいっぱいに「愛と法律のもと、結婚しました」と報告。同性愛者であるゆえに蔑まれた過去などを綴り、最後に「愛は変化を起こせる。愛は勝つ!」と締めくくっている。現在19歳のエッタさんは2017年10月からアンディさんと交際しており、今年4月に「ジャッキー・チェンの娘です。同性愛を嫌悪する両親のせいで、私たちはホームレスに。橋の下で寝ています」と困窮した生活を動画で公表。その際、エッタさんの母で元香港女優のエレインさんや視聴した人たちから「お金がないなら働くべき」という批判が殺到していたが、それから半年、2人で幸せをつかんだようだ。アンディさんはカナダ出身のSNSインフルエンサー。彼女のインスタには2人が真っ白な服に身を包み、役所らしき場所で結婚式を挙げている動画が掲載されている。同性婚が合法のカナダで結婚し、「妻&妻として香港に帰ってきた」とのこと。ジャッキーはエッタさんの結婚や「同性愛嫌悪」についてコメントしていない。エッタさんはジャッキーがエレインさんとの不倫関係により誕生し、「(ジャッキーは)私の人生に存在したことがない人。これからも父とみなすことはない」と発言したことがある。(Hiromi Kaku)
2018年11月27日香港出身の世界的アクション俳優ジャッキー・チェンが、スマートフォン用タイトル「星のドラゴンクエスト」の新TVCMに登場。ジャッキー・チェンが出演するCM「伝説の武闘家ジャッキー・チェン登場篇」「伝説の武闘家ジャッキー・チェン扇篇」は、5月18日より全国で順次オンエアされる。ジャッキー・チェン、CMでも本格アクション!数々のヒット作でハリウッドスターの地位を築き、日本でも大人気のジャッキー・チェン。今回公開された新CMでは、ジャッキー・チェンがLv99の武闘家となってドラゴンクエストの世界に現れ、「黄金竜のツメ」や「ルビスのおうぎ」など強力な武器を華麗に操るハードなカンフーアクションを披露している。「伝説の武闘家ジャッキー・チェン登場篇」「ほっ」「しゅっ」と素早い突きを繰り出し、そして「ドラァァァー!」と「黄金竜のツメ」を地面に振り下ろすと、波動で巨大な岩山が崩壊!華麗にキメるも、最後には踏ん張りすぎて、破れたスボンから“スライム”柄のパンツが見えてしまう…というコミカルな場面も。「伝説の武闘家ジャッキー・チェン扇篇」今度は、「ルビスのおうぎ」を装備したジャッキー・チェンが、巨大な岩を相手に華麗な演武を披露。間違えて素手で突き、痛がる仕草を見せながらも、「感謝」の文字が削られていく。「ボクに会えないときは星ドラのCMを」ジャッキー・チェン、来日熱望も今回、久々のCM撮影だったというジャッキー・チェン。「撮影はとても楽しかったです。なにより、アクションシーンがあって刺激的だったから。そして長い間、ゲームをプレイすることからも離れていたため、星ドラに関わることができて嬉しいです」と撮影した感想を語ったジャッキー・チェンは、「撮った映画を見てもらうだけでなく、こうした楽しいゲームを通じて若い世代のファンと触れ合えると発見できたことも嬉しかったです」とコメント。また、現在彼はとても忙しいそうで、「日本のファンの皆さんとは、本当に長い間、お会いできていません。皆さんもご存じのように中国の市場はここ数年で大きく変化しており、ボクも仕事の幅が広がっています。とにかくやることがたくさんあって、日本に行きたいと思いながらなかなか行くことができません」と話し、「だから、ボクに会えないときは星ドラのCMを見てください。あと、やっぱり映画も観てほしいですね。今年は、出すと言い続けていたCDもようやく出るし、本も出版したから、そちらも楽しんでください」とPRしつつ、「長い間ご支援いただいている日本で、できるだけ早く皆さんに会いたいと思っています」と話している。星のドラゴンクエスト新TVCM「伝説の武闘家ジャッキー・チェン登場篇」は5月18日(金)より、「伝説の武闘家ジャッキー・チェン扇篇」は21日(月)より全国にて順次オンエア開始。(cinemacafe.net)
2018年05月18日レディー・ガガが最新曲「ジョアン(ピアノ・ヴァージョン)」をリリース。同時にミュージックビデオも公開された。「ジョアン(ピアノ・ヴァージョン)」は、1月28日(日)に米・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて開催された「第60回グラミー賞授賞式」において、レディー・ガガがスペシャル・メドレーで披露した楽曲だ。2016年10月に発売された、自伝的アルバム『ジョアン』の収録曲「ジョアン」のピアノ・バージョンとなっている。なお、当日ガガは受賞式、パフォーマンスともにジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)のドレスを着用した。タイトルの“ジョアン”は、ガガのミドル・ネームかつ、19歳という若さでこの世を去った叔母の名前でもある。レディー・ガガは彼女に会ったことはないが、絵描きと詩人であった叔母の遺作に多大なる影響を受け、そのことによって作った楽曲も存在するそうだ。ミュージックビデオでは、かけがえのない存在である“ジョアン”について、ピアノやギターを弾きながら歌うガガの姿が映し出された。白黒のシーンも交えた映画のような作品になっている。なお手がけてのは、これまでバーバリー(BURBERRY)、ジミー チュウ(JIMMY CHOO)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)などの映像を監督しているアンドレア・ジェラルディンだ。【リリース情報】最新アルバム『ジョアン』価格:2,500円+税
2018年02月02日アジアを代表するスター、チャン・チェンが主演を務め、「中華まつり2018年冬篇」にて上映される『修羅:黒衣の反逆』。このほど、チャン・チェンが“あのハリウッドスター”にも負けないボッチぶりで黒猫とたわむれ、女性には優しすぎる壁ドンを見せる“萌え画像”がシネマカフェに到着した。シネマート新宿・心斎橋にて毎年、旧正月(2月中旬)と夏に開催される中国作品の上映企画「中華まつり」。この冬の上映作品は、チャン・チェン主演の『修羅:黒衣の反逆』と『グレートウォール』『疾風スプリンター』のエディ・ポン主演『悟空伝』の2作品となっている。■チャン・チェン、男の色気MAXで“黒衣の最強剣士”に『グランド・マスター』『ブレイド・マスター』で、ハイレベルで多彩なアクションを繰り出し、観る者を魅了してきたチャン・チェン。本作では『ブレイド・マスター』に続き、明時代の秘密警察“錦衣衛”に再びカムバック!『レッド・クリフ』シリーズ、『エクスペンダブルズ』シリーズのアクション監督とタッグを組み、1対多勢の超絶技巧な連続アクションに挑んでいる。ヒロインには中国ドラマ界で絶大な人気を誇る女優ヤン・ミー、監督は前作に引き続きルー・ヤンが務めている。■あのハリウッドスターに負けないボッチぶりと、優しすぎる壁ドンに萌えキュン!このたび到着した写真は、チャン・チェン演じる、任務中に大切な友人を失った孤独な秘密警察“錦衣衛”の沈煉(しんれん)が、1人、黒猫にご飯をおすそ分けしているシーン2枚と、ヒロインを演じたヤン・ミーとの1枚。黒猫との写真では、あのハリウッドスター、キアヌ・リーブスがベンチでハトに餌をやる有名な写真に負けず劣らず(?)のボッチぶりを披露しており、さらに“孤独な者同士”黒猫と過ごす様子からはそこはかとなく哀愁も漂う。また、追っ手からヒロインを守ろうとするシーンでは、何とも優しすぎる壁ドンを披露!萌えキュン間違いなしの場面写真に注目してみて。■『修羅:黒衣の反逆』ストーリー1619年(明の万暦47年)。事故で重体に陥った皇帝に代わり、魏忠賢が国の実権を握っていた。朝廷直属の秘密警察・錦衣衛の沈煉(チャン・チェン)は、上官から下された密命により、反逆者として指名手配中の絵師を捕らえに向かう。その絵師は、沈煉が数日前に出会った美しい女、北斎(ヤン・ミー)だった。仲間が彼女に暴行し、止めに入った沈煉は激闘の末に仲間を殺めてしまう。任務中の事故に見せかけ、北斎と共にその場を逃れる沈煉。その頃、国では魏忠賢への反対勢力が力を強め、謎の組織も沈煉に奇襲をかける――。『修羅:黒衣の反逆』は2月10日(土)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月30日『さらば、わが愛覇王別姫』、『始皇帝暗殺』などで知られる中国の巨匠チェン・カイコーによる日中合作映画『空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎』のジャパン・プレミアが1月15日(月)に開催され、チェン監督をはじめ、主演の染谷将太、阿部寛、チャン・ロンロンらが出席した。■中国で5万スクリーンで上映!夢枕獏による小説を全編中国ロケで壮大なスケールで映画化。唐に渡った若き僧侶・空海が詩人の白楽天と共に宮中における皇帝の変死事件の謎を解き明かしていく。既に中国では公開を迎えており、約5万スクリーンで上映され、90億円を超える興行収入を記録している。■火野正平、日本で撮影かと思いきやまさかの中国行きで…空海役で海外映画初主演を務めた染谷さんは「企画は10年前から始まり、6年前から東京ドーム8個分の敷地にセットが建てられはじめ、やっと今日という日があります。ここに立ち会ってくださり、ありがとうございます」とようやく日本でのお披露目の日を迎え、万感の思いを口にする。中国語での演技については「全てが大変でした」と述懐。「触れたことのない言語で、感情をどう乗せていいのか?体と気持ちがリンクしない状態でした…」とその難しさを語る。この日、来日予定だった白楽天役のホアン・シュアンは別作品の撮影のために来日がかなわなかったが、染谷さんは、その不在を残念がり「相方のホアンがサポートしてくれて、部屋にまで来てセリフを教えてくれました」と劇中のみならず“相方”として助けてくれたホアンへの感謝を口にした。阿部さんは世界的巨匠の現場について「緊張感がある撮影でした」と振り返る。阿部仲麻呂を演じたが、玄宗皇帝に仕えながら、皇帝が愛する楊貴妃に恋心を抱くという役どころであり「難しかったです」と明かす。「撮影に入る前に監督と1時間ほど話す時間を設けていただいたんですが、(どう演じるか)質問していいものか?と思いつつ、結局、緊張して聞けなかったんですが(苦笑)、それが仲麻呂の皇帝への心情とリンクしていて、緊張感をもって臨めたと思います」と語った。また、空海の日本での師を演じた火野さんは、空海を唐へと送り出す役どころとあって「日本で撮るんだと思っていた」とのことだが、撮影は中国で敢行。「天候が悪かったり、飛行機が来なかったりで3泊4日で行って、撮影は1時間ちょっとでした(笑)」とボヤキ気味に語り、会場は笑いに包まれた。■チェン・カイコー監督の言葉に原作者・夢枕獏、大感激!10年前に初めて小説を読み、企画を始動させ。2年かけて当時の唐の都の城をデザインし、さらに4年かけて施工。撮影にも5か月を費やし、1年に及ぶポストプロダクションを経てようやく映画を完成させたチェン監督。「よく『あなたにとって映画とは?』と聞かれますが、素晴らしい映画とは満開の花のようなもの。風が満開の花を揺らして花粉を飛ばし、いずれそれが種になって心ある人に届き、またそこで満開の花を咲かせます。この映画が風となり、種となり、みなさんの心に届くことを願っています」と呼びかけた。原作者の夢枕獏先生は「原作の取材のために中国を訪れたのは35年前。まさかこういうことになるとは…」としみじみ。完成した映画を見て何度も涙したそうで「監督に『いいか獏、お前の読者が何人いるか知らないけど、この作品を千回読んだの俺だけだ。お前のことを世界一わかってるのは俺だ』と言われて『どうにでもしてください』とお任せしようと思いました」と明かしていた。『空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎』は2月24日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月15日ジャッキー・チェンとクリス・タッカーの名コンビを再びスクリーンで見られそうだ。2007年に公開された『ラッシュアワー3』の続編について、ジャッキーがラジオ番組「The Cruz Show」で詳しく明かした。そもそも『ラッシュアワー4』(仮題)が製作されるらしいと話題になったのは、2012年のことだった。それからいままで、進展が聞こえてこなかったが、ジャッキーによるとその理由は「この7年、とにかく脚本にダメ出ししてきたんだ。ボツばっかりだったよ。だけど昨日、みんなの意見が一致した」とのこと。「今月末にはセカンド・ドラフトが上がってくると思う。で、来年には(製作が)始められそうだ」と具体的なスケジュールを語った。ただし、「もし、クリスが出演してくれればね…」との条件付き。クリスは現在のところ、同作への出演に言及していないが、ジャッキーは「彼のスケジュール次第だよね。決してお金が問題ってわけじゃないよ!」と念を押す。最終作から10年が経ってしまい、ジャッキーは年を取ってきたことに危機感を覚えたもよう。「もう、このタイミングじゃないと。『ラッシュアワー4』のキャストがみんなおじいさんになっちゃうよ。だから、クリス・タッカーに『お願いだからもっと年を取っちゃう前に出演して!』って頼むつもり」と笑った。(Hiromi Kaku)
2017年10月06日アジアを代表する男チャン・チェンが日本のSABU監督のもと主演を務め、第67回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された話題作『Mr.Long』が、『Mr.Long/ミスター・ロン』として12月、日本公開されることが決定。チャン・チェンの鋭い眼光をとらえたメインカットも到着した。ナイフの達人・殺し屋ロン。東京・六本木にいる台湾マフィアを殺す仕事を請け負うが、失敗。北関東のとある田舎町へと逃れる。日本語がまったくわからない中、少年ジュンやその母で台湾人のリリーと出会い、世話好きの住民の人情に触れるうちに、牛肉麺(ニュウロウミェン)の屋台で腕を振ることになる。屋台は思いがけず行列店となるが、やがてそこにヤクザの手が迫り…。第67回ベルリン国際映画祭では熱烈なスタンディングオベーションで迎えられた本作。主人公の腕利きの殺し屋・ロンを演じるのは、今年、25年の時を経て4Kレストア・デジタルリマスター版で劇場公開された『クー嶺街少年殺人事件』(’91)の主演を務めてデビュー、『グリーン・デスティニー』『レッド・クリフ』など、アート系からハリウッド大作まで幅広く活躍しているチャン・チェン。心を閉ざした少年ジュンを演じるのは、オーディションを勝ち抜き今後の活躍が期待される新星バイ・ルンイン。ジュンの母リリーを演じるのは、中国のTVドラマなどで活躍しているイレブン・ヤオ。そしてリリーの過去の恋人・賢次を、『たたら侍』にて主演を務めた「劇団EXILE」の青柳翔が演じる。監督を務めるのは、『弾丸ランナー』(’96)にて衝撃のデビューを飾り、その後も『アンラッキー・モンキー』『MONDAY』『蟹工船』『天の茶助』などを手掛け、ベルリン国際映画祭常連のSABU。チャン・チェンは日本語を喋れない殺し屋ロンを、そのわずかな表情の変化で絶妙な心の動きを表現、10人のヤクザと対峙するシーンでは流れるような美しいナイフさばきをスタントなしで披露。そのナイフさばきは、劇中たびたび描かれる調理シーンにも表れ、手際よく料理するチャン・チェンの貴重な姿も映し出される。ロンと心を閉ざした少年との父子のような愛、リリーに一途な思いを寄せる賢次の想いには胸を打つものがあり、世話好きで「食いついたら離れない」という「すっぽん村」の住人たちと、孤高の殺し屋ロンとのコミュニケーションの中にSABU監督のユーモアが存分に散りばめられている。まさに、アクションと笑い、涙のツボを抑えたハートウォーミング・バイオレンスがここに完成した。併せて解禁となったメインカットには、鋭い眼光を向けるロンの姿が。その表情が意味するのは、愛するものを守ろうとする決意か、それとも復讐の怒りなのか!?チャン・チェンの甘いマスクとミステリアスさが存分に発揮される本作を、期待して待っていて。『Mr.Long/ミスター・ロン』は12月、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月07日