アップル社の共同設立者であり、現代のデジタルライフをガラリと変えてしまった最も有名なカリスマを斬新な視点から描く映画『スティーブ・ジョブス』。本作でケイト・ウィンスレットが演じる、「ジョブズに一番上手に立ち向かった社員賞」に選ばれたというジョアンナ・ホフマンの本編映像がシネマカフェに到着した。ジョブズの生涯の最も波乱に満ちた時期の3大製品──1984年のMacintosh、Appleを追われて作った1988年のNeXT Cube、Appleに復帰して発表した1998年のiMacという3つの伝説的プレゼンテーションの“直前40分の舞台裏”にクローズアップし、単なる伝記映画やサクセスストーリーとは一線を画す本作。そのジョブズに唯一、社内で立ち向かうことができたといわれるマーケティング担当のジョアンナ・ホフマンを演じているのがケイトだ。劇中では上司と部下としてのみならず、1人の人間としてジョブズにぶつかり、これまであまり注目されてこなかったカリスマの人間らしい部分を引き出しており、今回到着した本編映像も、そんな2人の特別な関係性が見て取れるものとなっている。成長した娘リサとの関係に問題を抱えるジョブズ(マイケル・ファスベンダー)。リサの母親も絡んだ複雑な関係に葛藤を抱える彼は、相手が娘でも譲歩する姿勢は見せない。そんな彼に対し、ケイト演じるジョアンナは感情を露わにし、「(娘のもとに)行かなきゃ辞める」とまで言い放ち、リサとの和解を求めるのだ。「ただ見ているだけ。私も共犯者よ」と、それまで、近くにいながらも2人の関係を修復できずにいたことへの後悔の念を告白し、彼が作ってきたどんなマシンよりも「父であること、それが最良の成果よ」とジョブズに訴えるジョアンナ。この言葉に、決して人の助言を聞くようなタイプではなかったジョブズも、考え込むような表情を見せている。実は、社内で密かに行なわれていた「ジョブズに一番上手に立ち向かった社員賞」に連続で選ばれたというエピソードも持つ、ジョアンナ。本作において、この重要な役を演じたケイトは、見事ゴールデン・グローブ賞に輝いたほか、アカデミー賞にもノミネートされている。実際に本人に会い、当時の映像を見るチャンスに恵まれたというケイトは、ジョアンナの印象について「身長は160cmぐらいの、肉体的には比較的小柄な人であっても、精神的にはかなり大きな人だったんだと思う。こういう大きなジェスチャーとか、信じられないくらいの温かみと熱血を感じたわ」と語る。さらに、本作でのジョアンナは、ただ単に当時の彼女の姿として描かれたのではなく、アップルで働いていた女性たちの象徴として描かれていると指摘。「本当のところ、強くて有能な女性はたくさんいて、みんな力を合わせてプロとしての役目を果たしていたのであって、アーロンはそういう女性たちの合成という形で、このキャラクターを使ったの」と明かしている。本作のダニー・ボイル監督は、そんなケイトに対し「ジョアンナ・ホフマンはこのありえない人物を立て直そうとする門番的な存在であり、癒しの存在で、ケイトはすべてのディテールにおいてあの役を生きていた。セットにおいても、ストーリーの中においてもね」と絶賛。そして、「スティーブとリサの関係をつなぎとめられなかったことに、最終的には深い悔悟の念を持つんだ。そこがこの脚本の、そしてケイトのすばらしい演技の感動的な部分だね。そのへんの複雑な思いが彼女独自のリアルさで伝わってくる」と語っている。また、ジョブズとジョアンナの特別な関係性は、演じたマイケルも認めるところで、「間違いなくジョブズの中にある人間的部分をすべて引き出せるのは彼女だけで、ケイトの演技はそこをよく掴んでいると思う」と明言する。演技派ケイトが熱演するカリスマを支えた女性の姿を、この映像からも確かめてみて。『スティーブ・ジョブズ』は2月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スティーブ・ジョブズ 2016年2月12日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2016年02月08日オーストラリア史上No.1視聴率を誇り、日本でもHuluにて絶賛配信され、人気を博したドラマ「ウェントワース女子刑務所」。本日1月19日(火)より、その待望のシーズン2が配信開始。女性囚人たちのさらに激化する刑務所内のバトルと、これまでベールに包まれていた新キャラクターたちの画像が解禁となった。本作は、虐待を続ける夫への殺人未遂の容疑でウェントワース女子刑務所へ収監された普通の主婦ビー・スミスが、クセ者揃いの檻の中で、いかにして生き抜いていくかを描いた海外ドラマ。スリリングに展開するストーリー構成と、ワケあり女囚人たちのドロドロでキケンな格付けバトルが30代女性を中心に話題となり、Hulu内の月間海外ドラマランクで2位を獲得するなど人気ぶりを見せている。シーズン1は衝撃のラストで終了したことから、放心状態になる視聴者が続出。「気になるとこで終わったから気になるよ~」「配信早く!」などSNS上も騒然となっていたが、そのシーズン2がHuluにて初登場する。新シーズンは、女子刑務所内を一変させた“ある事件”の3か月後からスタート。独房に入れられたビーは失意に陥り、空想と現実の狭間を彷徨っていたが、復讐心からやがて正気を取り戻し、よみがえる。一方、ほかの女囚人たちの力関係は顕著になり、所内には平穏が訪れていたかのように思えた。しかし、そんな中、所内に渦巻くドラッグ密輸や内部問題を一掃するため、“フィクサー”と呼ばれる冷血女看守長ジョアン・ファーガソンと、新たに収容されたクセのある3人の囚人が加わったことで、さらなる大波乱が巻き起こる。“弱肉強食”のバランスが狂い始めた刑務所内で、ビーはどのようにしてこのバトルを生き抜いていくのか…。2013年にオーストラリアで放送が始まるや、有料チャンネルドラマの視聴率の歴史を塗り替え、史上最高の数字を記録。オーストラリアのテレビ界で最も権威あるロギー賞を2015年に受賞、さらにオーストラリアのエミー賞といわれるアステラ賞を2014年、2015年と連続受賞し、世界20か国で放映されるなど、いま飛ぶ鳥を落とす勢いの本作。世界で最もキケンな格付けバトルがさらに激化する「ウェントワース女子刑務所」から、これからも目が離せない。「ウェントワース女子刑務所」は1月19日(火)より配信開始、以降毎週火曜日に1話ずつ配信予定。全12話。(text:cinemacafe.net)
2016年01月19日今年も残すところあと2日。2015年を振り返れば、ラグジュアリーブランドを始めとする各社が、奇抜なアイデアとデザインで、クリエーティブかつユニークなキャンペーンを仕掛けた。なかでも話題を集めたニュースをピックアップしてご紹介する。街やデジタル上で目にした、最も印象深いビジュアル&ムービーは?■フレグランスボトルでボーリング!?シャネル「チャンス オー ヴィーヴ」の広告フィルムボーリングの球に見立てた「チャンス オー ヴィーヴ」のボトルを、モデルがレーンへ放つと、ピンに見立てた「チャンス」シリーズの3つのボトル「チャンス」、「チャンス オー フレッシュ」、「チャンス オー タンドゥル」に勢いよくストライクし、見事チャンスを掴み取るというストーリー仕立て。同広告は、長年にわたりアイコニックなフレグランス「チャンス」の広告を担当してきたジャン=ポール・グードが手掛けた。■グッチ、初のイメージムービー。16年クルーズコレクションの世界観を表現同ブランドでは初となるイメージムービーを制作。ニューヨークガレージで発表された16年クルーズコレクションの世界観をストーリー仕立てで表現した。街中を優雅に歩く女性の姿に魅入られた男性が、焦がれるように彼女を追って歩き始めるところから始まり、女性はすぐに自分を見つめる男性の存在に気づくが、笑みを浮かべながら歩みを止めずにどこかへと向かっていく.......。映像冒頭に登場する蜂のロゴは、クリエイティブディレクターにアレッサンドロ・ミケーレが就任して以降、多く用いられるようになったアーカイブロゴ。このロゴは、インビテーションなどにも用いられており、ウェアにも刺繍などでよく登場しているものだ。■異例のコラボ。ドナテラ・ヴェルサーチ出演のジバンシィ15-16AW広告ビジュアル過去にジュリア・ロバーツなど女優や、同ビジュアルのスタイリングも手がけるカリーヌ・ロワトフェルドを起用たジバンシィだが、同シーズンで、ヴェルサーチのクリエイティブディレクター、ドナテラ・ヴェルサーチをアイコンのひとりとして採用。他メゾンのデザイナーを起用した、初めてで異色のコラボレーションは、リカルド ティッシ、写真家マート・アラスとマーカス・ピゴット、M/M Parisなどによるもの。■ジャスティン・ビーバーがカルバン・クラインの顔に。ララ・ストーンと共演カルバン・クラインが、15年春のグローバル広告キャンペーンでジャスティン・ビーバーを起用。ジーンズとアンダーウェアのコレクションで登場し、スーパーモデル ララ・ストーンと共演した。ジャスティンは上半身裸に最新コレクションのジーンズとアンダーウェアスタイルで登場。トップレスのララとの共演カットは、過去にケイト・モスとマーク・ウォールバーグを起用した広告を彷彿とさせるビジュアルに仕上がった。■スティービー・ワンダー、話題のダンサー菅原小春とジャンルを超えたセッションミュージシャンのスティービー・ワンダーと、ダンサーの菅原小春が出演するTDKの新テレビCM「なにかと出会う。なにかが生まれる。」篇が話題となった。CMでは、白い壁のシンプルな空間でスティービー・ワンダーがキーボードを演奏しながら、73年の大ヒット曲「Higher Ground」を歌唱。その演奏と歌声に合わせて、菅原小春がダイナミックなダンスを繰り広げ、ジャンルの異なる2つの才能が“引き寄せ合った”様が収められている。同作について、スティービー・ワンダーは「まるで親戚のような昔からの顔なじみの仲間たちとの再会、そしてそこに加わる新しい家族のような仲間(菅原小春)の発見、この素敵な組み合わせで、最高な気分」とコメントした。■カールのファーチャーム、フェンディ「カーリト」がウェアやスニーカーに。5つのミニビデオ「Where is Karlito?(カーリトはどこ?)」フェンディが、限定カプセルコレクション「カーリト(KARLITO)」の発売を記念し、5本のミニビデオを制作した。各ムービーでは、5人のトップモデル、ジョアン・スモールズ、ナジャ・ベンダー、リリー・ドナルドソン、ケンダル・ジェンナー、ドウツェン・クロースをフィーチャー。それぞれ本コレクションのアイテムを身に着け、ウィットに富んだお茶目な表現で「カーリトはここ......カーリトは私とここにいる!」と主張している。14-15AWコレクションのキャットウォークでデビューしたカーリトは、1965年にフェンディのレディ・トゥ・ウェアとファー部門のデザイナーに就任したカール・ラガーフェルドがモチーフになったファーチャーム。■M/M Parisとサッセンが手掛けるパルコビジュアル14-15AWシーズンからスタートした、クリエーティブディレクターのM/M Parisと、写真家ヴィヴィアン・サッセンによるパルコの広告ビジュアル。「Lily, from Solstice to Solstice」としてFACE1からFACE4までシリーズ化されており、フェイスオブジェ、ゴールデンヘッド、モデルが登場。力強さ、華やかさ、美しさ、そして新しさという4つの要素を表現し、またそれぞれで四季の移ろいを感じられるストーリーになっている。■エールフランスがラブ&ポップな丸ごとフランスCM“France is in the air”と流れる中、飛行機の内部のようなセットを舞台にツールドフランスやクチュール、バレエ、スイーツなど、丸ごとフランスをイメージさせるエッセンスが盛り込まれたエールフランス航空CM。ミュージックビデオのようにモダンでポップ、そしてラブリー!
2015年12月30日マイケル・ファスベンダーが、アップル社の共同設立者であり、iPhoneやMacなどでデジタルテクノロジーの常識を変えた、世界で最も有名なカリスマを演じる人間ドラマ『スティーブ・ジョブズ』。このほど、ジョブズと愛娘リサとの関係と父親としての知られざる顔が垣間見える、30秒の新予告がシネマカフェに到着した。パソコンか携帯電話さえあれば、指1本動かすだけで、いつでもどこでも世界中とつながることができる。現代では当たり前のライフスタイルも、この男がいなければ、きっとまだ実現していなかった…。ジョブズの生涯で、最も波乱に満ちた時期の3大製品──1984年のMacintosh、Appleを追われて作った1988年のNeXT Cube、Appleに復帰後に発表した1998年のiMacという重要な3つのフェーズで、人々の心を鷲掴みにしたジョブズの伝説のプレゼンテーション “直前40分の舞台裏”を描き出していく本作。『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督、『ソーシャル・ネットワーク』の脚本を手がけたアーロン・ソーキンがタッグを組み、主演を務めたファスベンダーは先日、LA映画批評家協会賞「主演男優賞」を受賞、アカデミー賞のゆくえを占うサテライト賞にもノミネートされている。今回の新予告映像の冒頭には、「誰もがコンピューターを持てたら」という言葉とともに見つめ合う男と少女が映る。コンピューターを操作する少女に優しく手を添え、やさしく見守る男こそ、スティーブ・ジョブズ。時代の寵児として波乱に満ちた人生を送ってきた彼にとって、常に娘リサの存在は大きかったという。「会社で上げる功績より、父親としてのあなたを見せて」とジョブズに語りかける部下ジョアンナ(ケイト・ウィンスレット)の言葉の通り、映像には父と娘の姿が次々と映し出されていく。そして、幼き日のリサに抱きつかれ、「頑張って」という言葉に目を閉じるジョブズ。誰もが知るカリスマの彼は、いったいどんな父だったのか?確執があったとされる父と娘の間に本当は何があったのか!?そんな彼の知られざる一面に迫り、1人の父親として人間味あふれるジョブズの姿を期待させる予告映像を、まずはこちらから確かめてみて。『スティーブ・ジョブズ』は2016年2月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スティーブ・ジョブズ 2016年2月12日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年12月08日小津安二郎より5歳年下で、黒澤明より2歳年上、現役最高齢監督として知られ、世界中の映画作家から尊敬を集めながら、今年106歳で逝去した巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ監督。101歳のときに発表した作品『アンジェリカの微笑み』が、12月5日(土)より公開される。本作は、世紀の巨匠と呼ばれるオリヴェイラ監督が101歳のときに発表し、日本では長い間、映画ファンから公開が待たれていた、狂おしくも甘美な、かなわぬ恋を描く幻の傑作だ。若くして夭逝した絶世の美女アンジェリカの、最後の写真撮影を依頼された青年イザク。白い死に装束に身を包み花束とともに横たわるその娘にカメラを向けると、娘は突然瞼を開きイザクに微笑みかける。その瞬間、イザクは雷に打たれたように“ひとめ惚れの恋”に落ちてしまった。神秘に満ちた美しすぎる微笑みに心奪われ、昼夜を問わず亡きアンジェリカに想いを馳せるイザク。そしてある晩、イザクの一途な想いに応えるように、この世とあの世の境界を飛び越えてアンジェリカの幻影があらわれる。愛の波動は一瞬にして二つの魂を引き寄せ、すっかりアンジェリカの虜になってしまった青年イザクのてん末は――?1908年12月11日生まれ。現役最高齢監督として国際的に知られたオリヴェイラ監督は、今年4月2日に、惜しまれつつも106歳で永眠した。80歳を超えてからも驚異的なペースで映画を撮り続け、国際映画祭はその新作をこぞって奪い合い、カトリーヌ・ドヌーヴやジャンヌ・モローなど名だたる俳優たちが出演を切望したほど。本作は、オリヴェイラ監督お気に入りの人気ピアニスト、アリア・ジョアン・ピリスが奏でる流麗なショパンのピアノ曲が甘美で優雅な世界を際立たせる、ミステリアスで瑞々しい愛のファンタジー。決して手に入れることができない相手への狂喜のひと目ぼれと、時空を超えた運命の恋に悩む青年の愛のドラマには、日本の各界の巨匠や気鋭の俳優たちからも、絶賛の声が続々と寄せられている。100歳を超え、当然、自らの死も見据えた巨匠が逝く前に描いた本作で描かれる“理想の恋”に、思いを馳せてみて。<以下、著名人コメント(順不同)>■若尾文子(女優)怖いけれど美しい。美しいからこそ怖い。日本の牡丹灯篭や雨月物語に一脈通じるものがあると思う。この映画を観たら、不思議な夢を見られるのではないかしら。■村上淳(俳優)へんてこりんなキャメラ・アングルに痺れ、突き抜けたユーモアにヤラれ、映画に満ち溢れた気持ちでいつも劇場を出て…。ぜひ、劇場で見てください。■奥田瑛二(映画監督)理想の恋がここにあるのかもしれない。現実か幻か?映画創作者の永遠のテーマでもある。オリヴェイラ監督はこの作品でそれを見事に描き出した。■柄本佑(俳優)オリヴェイラは映画を撮ることで性欲を満たしていたのかしら?なんでこんなHなのか?なんでこんな豊かなのか?なんでこんな面白いのか?101歳の頭の中はワカラナイ。ただ大傑作であることはワカリマシタ。■吉行和子(女優)オリヴェイラ監督には惑わされ続けて来ました。まるでアンジェリカのように私を別世界に連れて行ってくれるのです。『アンジェリカの微笑み』は12月5日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月23日ヘンリー・カビル演じるプレイボーイのお調子者スパイと、アーミー・ハマー演じるクリヤキンの生真面目な慎重派スパイが“禁断”のコンビを組むことでも話題の『コードネーム U.N.C.L.E.』。本作から、60年代のファッションとラグジュアリーな世界観を堪能できるメイキング映像“スタイル編”が到着した。まず、CIAの有能なスパイ・ソロ(ヘンリー・カビル)のスタイルは、オーダーメイドの高級スーツ。一方、KGBのエリートスパイ・クリヤキン(アーミー・ハマー)のスタイルはタートルネックのセーターがポイント。本作の衣装を務めた、スティーブン・スピルバーグ監督とのタッグでも知られるジョアンナ・ジョンストンは、このソロの衣装について「自分の外見が、高価で容姿端麗で上品であることだけが大事な見栄っ張りなの」と分析、そのキャラクターを踏まえて、ソロが着こなすスーツは全てイギリスの仕立屋「ティモシー・エベレスト(TIMOTHY EVEREST)」で作ってもらったという。靴は「ジョージ・クレバリー(GEORGE CLEVERLEY)」と「クロケット&ジョーンズ(CROCKETT&JONES)」だ。一方、超がつくほど真面目で神経質な性格をもつクリヤキンは、組み合わせを楽しむセパレート型。「控えめでさりげなくセクシーなものに抑えた」と語り、タートルネックはTVシリーズでのクリヤキンのトレードマークだったこともあり、今回もアイテムに加えた。また、それに合わせるジャケットは「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」のヴィンテージ物で、なんとアーミーのサイズにもぴったりだったという。アーミーはクリヤキンの人物像を作り上げるのに、衣装が大いに役立ったことを明かす。「衣装だと感じなかった。出しゃばらないから、自分の洋服みたいに感じるんだ」。また、ヘンリーも同様に「最高の生地で作られていて、袖を通した途端に、ナポレオン・ソロになった気がした」と、そのスタイルに大満足だった様子だ。女性キャラクターのスタイルは、「ヴァレンティノ(Valentino)」からインスピレーションを受けているという。アリシア・ヴィキャンデル演じるギャビーは、最初こそ車の整備士で機能的な仕事着を着たお転婆娘として登場するものの、すぐにオートクチュールを着こなす女性へと変身していく。彼女の衣装は60年代らしい鮮やかな色を用いたものが印象的で、オレンジとシロのドレスは「クレージュ(Courreges)」のオリジナルドレス。その一方、エリザベス・デビッキ演じる冷淡な美女ヴィクトリアのスタイルは、ギャビーとは対照的な白と黒のスタイル。ジョアンナは「ヴィクトリアは彼女独自の方法で、考え抜いて応用し自分のイメージを洋服に投影するソロに匹敵する。彼女はヘビだわ。自分の巣穴に人を引き寄せたいの」と分析、「ベストとブラウスのコンビネーションは、『昼顔』でカトリーヌ・ドヌーヴが着ている衣装からインスピレーションを受けた。靴は『ロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)』を何足かつかっているわ」と明かす。この衣装についてエリザベスは、「ヴィクトリアの衣装は最高の60年代ファッションを代表している。彼女はキラキラ光るものとベルトが好きなの。大金持ちだから、私たちは、何の制限も必要ないと感じたわ。それに、悪役だから自分を楽しませることなら何でもやれるの」と語っている。高級メゾンとヴィンテージが巧みに融合し、キャラクターそのものを形づくる本作のラグジュアリーな世界観を、こちらの映像からも堪能してみて。『コードネーム U.N.C.L.E.』は11月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コードネーム U.N.C.L.E. 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2015年11月11日私たち人間は、子どものころからずっと、男女の違いを意識して暮らしてきました。男性の方が一般的に腕力が強かったり、女性は分娩の痛みにも耐えられるくらい痛みに強かったり、両者の違いは並べ出したらきりがありません。しかし病気に関しては、男性か女性かで治療の仕方が違うということはなく、がんでも心臓病でも同じ治療がされています。ところが最近の研究によって、男女の心臓は構造上の違いがあり、加齢とともにその違いが顕著になるため、治療の仕方も変えざるをえないという研究結果が出たそうです。■3,000人を調査して心臓の違いが判明この研究結果は、約10年にわたって3,000人近くの成人を調査してはじめてわかりました。研究では、心腔のひとつである左心室に焦点を当てたもの。左心室は、酸素を豊富に含んだ血液を心臓から体へと送り込むポンプの働きをしています。年を取るにつれて、左心室が血液を送る能力は低下します。しかしこの機能の低下が、性別により違うことがわかったのです。つまり男性の場合、左心室付近の心筋は年を取るにつれて、大きく肥厚していきますが、女性の場合、この心筋の大きさは変わらないか、収縮するというのです■心臓病治療を男女によって変える必要なぜ男女によって違いが起きるのかは、まだはっきりとはわかりません。しかしこの非常に興味深い男女の不一致の原因が明確になった場合、心臓病患者の治療を男女によって変える必要が生じるかもしれないと研究者たちは考えています。メリーランド州ボルチモアの名門、ジョン・ホプキンス大学医学部教授であり、同大学心臓血管研究所所長のジョアン・リマ氏は、「この研究結果により、心臓病の病態生理は男女によって違うことと、こうした生物学上の違いに注意を向けた男女それぞれの治療が必要なことが実証された」と述べました。■心臓MRI(磁気共鳴画像法)での検査この研究では、初めて長期にわたって左心室の構造や機能を観察するために、心臓MRIを使いました。ただ最近の研究では、MRIよりも超音波検査を使う方が、人間の心臓を精査できると主張する研究者たちもいます。ここでは、45才から84才までの2,935人の成人を対象に調査しました。調査に参加した時点では、その中の誰も心疾患を患っている人はいませんでした。調査の最初から最後まで、医師たちが被験者一人ひとりに心臓MRI検査を実施。MRIによって、参加者の左心室の正確な大きさと容積、重量を計りました。■左心室の重量が男性は8グラム増えるすると研究をつづける間に、男性達の左心室の重量は平均8グラム増加。それに対して、女性の場合は平均1.6グラム減りました。また容積(拍動ごとに出入りする血液の量)は、男女ともに減ることに。ただ、一度に10ミリリットル減っていた男性に対し、女性はさらに多く13ミリリットル減っていました。こうした違いは、研究者たちが被験者の体重、血圧、コレステロール値、運動、喫煙について指導した後でも起こっています。■男女によって心臓病治療を変える必要「男性と女性は、別々の理由で心疾患を起こしているかもしれない」とジョン・ホプキンス大学放射線学准教授であり、この研究の調査主任であるジョン・エング博士は述べています。この発見により、医師たちは男女別々の治療法を確立することになるかもしれません。たとえば心不全を起こした人々に対して、心臓専門医は、肥厚して硬くなった心筋を広げる薬剤を処方します。しかし女性の心筋が長い期間で縮小したり、そのままの大きさに止まったりするならば、この処置は男性ほど女性には効果がないことになります。さらにこの調査は、アテローム性動脈硬化(MESA)の多民族研究と名づけられ、長期計画で進行中です。研究者たちは引き続き、男女からさらに対象を広げ、民族の異なった7,000人近くの人々を被験者にして、これらの人々の心臓病や心不全に影響を及ぼす要因を研究する予定です。*生まれたときは同じような心臓だったのに、加齢とともに重量や働きが違ってくるとは不思議な話です。でも、それが本当なら、新たな治療法の発見となり、助かる人が増えるでしょう。医学が着実に進歩し、多くの人が健康に年を取っていける時代になっているのは喜ばしいことです。(文/スケルトンワークス)【参考】※Male and female hearts age differently, study finds-Fox News
2015年11月08日ヘンリー・カビル&アーミー・ハマーという2人のイケメンが、何もかも正反対のスパイを演じることでも話題の『コードネーム U.N.C.L.E.』。このほど、彼らがお互いのセンスにケチをつけながら、アリシア・ヴィキャンデル演じるギャビーのために洋服選びをする本編シーンが、シネマカフェに到着。彼女が60年代のレトロファッションで、キュートに大変身を遂げていることが分かった。ヘンリー・カビル演じるアメリカCIAのナポレオン・ソロと、アーミー・ハマー演じる旧ソ連KGBのイリヤ・クリヤキンが、ある重大犯罪をきっかけに“禁断”のコンビを組むことになる本作。今回、到着した映像は、2人のイケメンっぷりと性格やセンスの違いが楽しめるとともに、女子の気分がアップするギャビーの “大変身”と、見事に再現された60年代の最先端ファッションが見もの。凶悪テロ計画企む国際犯罪組織の主犯格に接触すべく、クリヤキン(ハマー)はロシアの建築家でギャビー(ヴィキャンデル)の婚約者、ソロ(カビル)は古美術商として扮し、それぞれのターゲットに接触するという作戦を実行することになった彼ら。まずはギャビーの洋服を選ぶため、ショップに足を運ぶ2人だが、クリヤキンが豊富なブランド知識でコーディネートを始めると、ソロもまた知識をひけらかしながら応戦。互いに一歩リードしようとケチをつけ合うものの、試着室から出てきたギャビーの“大変身”した姿を見て、絶句。2人の不毛なバトルも終息する。冒頭での車の整備士で機能的な仕事着を着たお転婆娘の姿はどこへやら、エレガントに60年代最先端ファッションを着こなすにギャビーの姿にこちらもテンションが上がるとともに、ソロとクリヤキンの2人の反応も要チェック!衣装を務めたのは、長年スティーブン・スピルバーグ監督とコラボレーションをしてきたジョアンナ・ジョンストン。ギャビー役のヴィキャンデルは、彼女について「絵やアイデアをまとめたムードボード(注:複数で共有する際にイメージに見合った写真や画像などを集めたスクラップブック)を使い、簡単に彼女の想像やファンタジーを私が引き継げるようにしてくれる。その中に、背中が開いた素晴らしいドレスがあって、とても気に入ったの。次に来たときには、もう実物がそこに用意してあったわ。キャラクターに入り込むいい方法だった」とふり返って語る。劇中ではジョアンナが手掛けたオリジナルだけでなく、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」や「ヴァレンチノ(VALENTINO)」など高級メゾンの洋服たちも登場するだけに、ラグジュアリーな世界観には思わずウットリすること間違いなし。冴えない女の子がイケメンの手により、華やかに変身する。これは、全世界の女子が憧れる王道のシチュエーションといっても過言ではないはず。しかも、彼女の大変身でときめいたクリヤキンはギャビーと仲を深めていくものの、生真面目で堅物のクリヤキンと、気が強く自立心旺盛のギャビーはうまくいくはずはなく、衝突を重ねていくことに。作戦のため婚約者のふりをした2人が、なかなか素直になれないけど気になる、そんなじれったいけどキュンとしてしまう関係となる展開にも注目していて。『コードネーム U.N.C.L.E.』は11月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コードネーム U.N.C.L.E. 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2015年11月06日『夏時間の庭』など日本でも人気の高いフランスの名匠オリヴィエ・アサイヤスの最新作は、ジュリエット・ビノシュと4作目のコラボ作となる映画『アクトレス~女たちの舞台~』。ハリウッドを代表する若手女優クリステン・スチュワートとクロエ・グレース・モレッツといった豪華女優陣との共演も話題となっている作品です。世界を股にかけて活躍している大女優のマリアは、忠実なマネージャーのヴァレンティンと二人三脚で仕事に取り組む日々を送っていた。そんなある日、20年前にマリアを女優として世間に知らしめた作品のリメイクへの出演を依頼される。しかし、オファーされたのはかつてマリアが演じた若き美女で主人公の役ではなく、そんな彼女に翻弄され、自滅してしまう中年女性の役の方だった。すでに主役には19歳の若手女優ジョアンが決定していることを告げられたマリアは、過去の役柄と真逆の人物を演じたくないと拒絶し、出演を躊躇してしまう。葛藤し続けるマリアとそんな彼女を献身的に支えるヴァレンティンの2人は、作品のタイトルでもある“マローヤのヘビ”と呼ばれる雲を見ることのできるスイスのシリス・マリアの山荘でセリフ合わせを始めることに……。言わずと知れたフランスを代表する女優ジュリエット・ビノシュはさすがの存在感と演技で圧倒。数年前からアサイヤス監督に「時間と対峙する女性の本質を掘り下げて欲しい」と話しており、満を持して本作が製作されたという。そんなビノシュに負けずとも劣らない演技を見せ、アメリカ人女優初となるセザール賞助演女優賞を受賞したのは、クリステン・スチュワート。それまでのアイドル女優のイメージを払拭し、ビノシュからも「天才」と称賛された演技は必見です。さらに、子役としても人気だったクロエ・グレース・モレッツがすっかり大人の色気で小悪魔的な魅力を見せており、こちらも目が離せません。そして、多くの女性たちの目を奪うのは、本作の製作費の一部も援助したという人気ブランド『シャネル』が提供しているドレスやジュエリー。今回はそれだけでなく、メイクアップも担当し、話題となっています。ぜひ、その女性らしいきらびやかな世界に浸ってください。スイスの大自然が見せる目を見張るような絶景を舞台に、浮き彫りにされるスター女優の光と影。女性が観るべき映画として、この秋オススメの一本です。女性はある意味、みんな“アクトレス”なのかもしれません。イベントデータ:『アクトレス~女たちの舞台~』公開表記:10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次公開配給:トランスフォーマー(c) 2014 CG CINÉMA – PALLAS FILM – CAB PRODUCTIONS – VORTEX SUTRA – ARTE France Cinéma – ZDF/ARTE – ORANGE STUDIO – RTS RADIO TELEVISION SUISSE – SRG SSR
2015年10月27日米BOX OFFICE MOJOは10月23日~10月25日の全米週末興業成績を発表した。前週トップの『グースバンプス』を僅差で2位に退け、『オデッセイ』が首位に返り咲き。公開から4週間の累計興行収入は1億6,635万5,148ドルに到達した。4位に『The Last Witch Hunter(原題)』が初登場。"ワイルド・スピード"シリーズをはじめとする作品で活躍するアクション俳優 ヴィン・ディーゼル演じる不老不死の男が現代のニューヨークを舞台に、魔女との闘いを繰り広げるアクション・ファンタジーで、『クレイジーズ』のブレック・アイズナー監督がメガホンを取る。超常現象を描いた大ヒットホラー映画"パラノーマル・アクティビティ"シリーズの5作目で最終章にあたる『Paranormal Activity: The Ghost Dimension(原題)』は初登場6位に。シリーズ生みの親のオーレン・ペリと、1作目から関わるジェイソン・ブラムが今回も製作にあたり、2作目と『パラノーマル・アクティビティ呪いの印』で編集を務めた、グレゴリー・プロトキンが本作で監督デビューを飾った。ウォルター・アイザックソンによる、アップルの創設者スティーブ・ジョブズの伝記を映画化した『Steve Jobs(原題)』が、前週11位から7位に浮上し、公開3週目にして初めてトップ10入り。ジョブズの伝記映画としては第2弾となる本作では、『SHAME -シェイム-』『それでも夜は明ける』のマイケル・ファスベンダーがジョブズを演じている他、セス・ローゲンが共同創設者のスティーブ・ウォズニアック、Macintoshのマーケティング担当責任者・ジョアンナ・ホフマンをケイト・ウィンスレットが演じるなどキャスティングも注目を集めている。
2015年10月26日H&Mとバルマン(Balmain)によるコラボレーションコレクション「Balmain × H&M」のショーが、ニューヨークのウォール街で開催された。フューチャリスティックな地下鉄をテーマにした会場で行われた同ランウェイショーでは、モデルで女優のケンダル・ジェンナーを起用したキャンペーンミュージックビデオを先行公開。ダンスクルーによって観客が盛り上がる中、ランウェイショーがスタートした。ランウェイには、ジジ&ベラ・ハディッド姉妹やジョーダン・ダンを始め、アレッサンドラ・アンブロジオ、カーリー・クロス、ジェシカ・スタム、ジョアン・スモールなどのモデルが出演した。さらに、ファッションショーの後には、バックストリート・ボーイズがサプライズで登場。エクスクルーシブなライブパフォーマンスを披露した。アレクサ・チャンやカイリー・ジェンナー、ダイアン・クルーガー、ロージー・ハンティントンなどを始めとした招待客は、90年代の雰囲気に包まれ会場で、夜が更けるまでコレクションの発売を祝った。なお、同コレクションは世界各地の250店舗で展開。日本では11月5日より、H&M銀座、原宿、渋谷、新宿、名古屋松坂屋、新橋の6店舗限定で発売される。
2015年10月23日ジュリエット・ビノシュ、クリスティン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツという世代を超えた女優たちの見応えある競演が話題の『アクトレス ~女たちの舞台~』。本作で、実際のイメージとはまるで違う、スキャンダルまみれのお騒がせ若手女優を演じたクロエの“七変化”が明らかになる本編映像が解禁となった。ある舞台がきっかけでブレイクし、一世を風靡した大女優マリア(ジュリエット・ビノシュ)、彼女の敏腕マネージャー、ヴァレンティン(クリステン・スチュワート)、そしてマリアがブレイクした舞台のリバイバル作に抜擢された人気若手女優ジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)という女性3人の、それぞれの葛藤や変化が、スイスの景勝地を舞台に描かれる本作。本作では、ビノシュが、若手の出現に嫉妬し苦悩する中年の女優の苦悩と葛藤を見事妙演。クリステンは大女優を支えるメガネ女子のマネージャーに徹し、大女優に振り回される役柄に、さらに最強の笑顔とかわいらしさで人気を博すクロエは、恋愛ゴシップにまみれたハリウッドの問題児であり、妻ある男性と恋をする大人の女を好演する。今回届いた本編映像は、いきなり、クロエ演じるジョアンが追いかけてきたパパラッチに対して大声で悪態をつき反撃する場面からスタート。かと思えば、あるときはシックなシャネルの衣装で妻ある男性と密会する大人の女に、また、あるときはカーリーヘアでパンクなメイクで記者会見に登場し、けだるい態度でマスコミと対峙する。劇中で撮影中のSF大作ではメタリックのボディスーツに赤毛のウィッグで、宇宙船に乗りこむ冷たいミュータントに見事に変身!いったい次は何をしでかすのか、まるで七変化のようにさまざまな顔を見せるクロエのキャラクターから目が離せなくなる映像となっている。さらに、そんな彼女に翻弄され続ける大女優を演じたビノシュの姿にも注目だ。『アクトレス ~女たちの舞台~』は10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アクトレス~女たちの舞台~ 2015年10月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2014 CG CINEMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE France Cinema – ZDF/ARTE - ORANGE STUDIO - RTS RADIO TELEVISION SUISSE – SRG SSR
2015年10月22日国際的に活躍するフランス出身の大女優ジュリエット・ビノシュを主演に、クリステン・スチュワート&クロエ・グレース・モレッツという若き実力派女優が競演する『アクトレス ~女たちの舞台~』。本作でビノシュ演じるベテラン女優を脅かす若手の“小悪魔”女優を演じたクロエが、“赤毛のミュータント”に変身を見せていることが分かった。一世を風靡した大女優マリア(ジュリエット・ビノシュ)は敏腕マネージャーのヴァレンティン(クリステン・スチュワート)とともに、世界を股に掛けて活躍していた。そんな中、マリアはかつて自身がブレイクするきっかけとなった作品のリメイクをオファーされる。しかし、その役柄は彼女が演じたヒロインではなく、彼女に翻弄される中年の上司役。若い主人公の配役は、すでにハリウッドの大作映画で活躍するお騒がせ女優のジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)に決定していた…。“永遠に輝くこと、それが彼女たちの使命”というコピーが語るとおり、人気女優たちの素晴らしい演技合戦が注目を浴び、女性誌などの映画レビューを席巻している本作。ビノシュは一糸まとわぬ姿で湖で泳ぐシーンを披露し、体当たりで中年の女優の苦悩と葛藤を見事に演じており、フランスのアカデミー賞、セザール賞で「助演女優賞」を受賞したクリステンも、その美貌を封印する眼鏡とラフなジーンズ姿でオーラを消し、裏方役に徹している。それぞれの女優たちが新境地を開いたことでも話題だが、愛くるさ満点の最強の笑顔とそのクリーンなイメージで人気を博すクロエは、妻ある男性と恋をする大人の女の一面を見せ、“スキャンダルまみれのお騒がせ若手女優”を演じていることにも注目。ハリウッドの若手女優の中でもルックスの良さでは群を抜いているクロエは、あるときは、「シャネル(CHANEL)」の衣装を着こなし密会をする大人の女性に、そして、あるときはパンキッシュなメイクにカーリーヘアで記者会見場のマスコミと対峙。大女優マリアがiPadで “ググった”映像の中には、これまでのクロエのイメージを覆すような(?)姿も登場する。さらに、劇中に登場する“撮影中のハリウッド大作”では、メタリックのボディスーツに赤毛のウィッグで、宇宙船に乗りこむミュータントに見事に変身!まるで七変化のようにさまざまな顔を見せるクロエ、彼女のチャーミングなキャラクターに注目していて。『アクトレス ~女たちの舞台~』は10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アクトレス~女たちの舞台~ 2015年10月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2014 CG CINEMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE France Cinema – ZDF/ARTE - ORANGE STUDIO - RTS RADIO TELEVISION SUISSE – SRG SSR
2015年10月15日食べものを冷蔵庫の奥に放置した結果、罪悪感を抱きながら捨ててしまったことはありませんか?日本でも食べものの廃棄量は問題になっていますが、イギリスの一般家庭では年間で約152キロもの食べものが捨てられていることが『Daily Mail Online』でわかっています。金額にすると、ひと世帯で約86,400円にもなるのだとか。専門家は、食べものを軽視する文化や、スーパーの安売り、料理する機会の減少などが背景になっているのではないかと語っています。先進国、イギリスで一体なにが起きているのでしょうか?■ジャガイモの45%は食べずに捨てられるイギリスの家庭では、1年に約152キロもの食べものが捨てられていることが調査によって判明しました。これはドイツ、オランダ、デンマーク、フィンランド、ルーマニアなどのヨーロッパの国々のなかでも群を抜いて多い数字です。飲食店やホテルなどの食料廃棄量が多いのはもちろんのこと、一般家庭の廃棄量も少なくないのだといいます。イギリスの家庭では、ジャガイモの45%、フルーツの41%が食べられないまま捨てられています。肉と魚はいずれも23%、卵も17%は捨てられているそうです。■子どもに食べものを大切にする教育を!調査を行ったデイヴィ・ヴァンハム博士は、西ヨーロッパの豊かな国々は似たような状況にあり、食べものが粗末にされているといいます。博士は、学校で子どもに対し、家計における食費の割合、余った食べものの料理法、冷凍などの保存方法など、食べものを大切にする方法を教育するべきだと主張しています。■料理の機会減少で食べ物が使いきれないまた、フードライターのジョアンナ・ブリスマン氏は、イギリス人の料理する機会が減っていることを指摘しています。外食やお惣菜は安価でおいしくなっており、家庭で料理を作る機会を奪っているのではないか、という考えです。ブリスマン氏は賞味期限も食べものを捨てる要因のひとつになっていると考えています。賞味期限を1日でも過ぎた食べものは、まだ食べられるにも関わらず、捨てられてしまうのです。スーパーではよくたくさん買うとお得になるような売り方をしています。こうした販売方法も、食べものの買いすぎを招き、食べきれずに捨てることを助長していると考えられています。*日本では「1粒のお米に7人の神様がいる」ともいわれ、食べものを大切にする文化がありますが、それも最近は意識が薄れているように感じられます。まだ食べられる食べものを捨てるのは、本当にもったいないこと。調理法や保存方法を工夫し、できるだけ捨てないように気をつけたいですね。(文/スケルトンワークス)【参考】※Average Briton throws out 24st of good food each year: UK is worst in European league for squandering-Daily Mail Online
2015年09月24日ジュリエット・ビノシュが、かつて一世を風靡した大女優を演じ、クリスティン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツら、いま最も熱い注目を浴びる女優たちと競演する『アクトレス~女たちの舞台~』。この度、10月24日(土)より公開される本作の予告編映像が解禁となった。大女優として知られるマリア(ジュリエット・ビノシュ)と忠実なマネージャーのヴァレンティーヌ(クリステン・スチュワート)は、二人三脚で日々の仕事に挑んでいた。ある日、かつて自身のブレイクのきっかけとなった作品のリメイクをオファーされるマリア。しかし、その役柄は彼女が演じた若き美女シグリッド役ではなく、彼女に翻弄される中年の上司、ヘレナ役。若い主人公の配役は、すでにハリウッドの大作映画で活躍する若手女優のジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)に決定していた…。今回公開された予告編は、「シャネル(CHANEL)」の黒い衣装に身を包み、フラッシュを浴び、喝采を受ける大女優(ジュリエット)の姿から始まる。そんな十分な名声を得ていながらも、台頭するハリウッドの若手女優に嫉妬を隠せないキャリア女優の葛藤、若さの特権なのか、怖いものなしで自由奔放にふるまう若き人気女優(クロエ)の挑戦的な態度、それを冷静に見つめる敏腕マネージャー(クリステン)。三者三様の女たちの生き方が、女優の演出に定評のあるアサイヤス監督の手によって、大胆に、魅力的に描かれ、壮大なクラシック音楽も相まって、胸騒ぎを感じさせる予告編となっている。また、揺れ動く女優たちと対照的に、美しい雲がすべてを呑み込むように泰然と谷底を流れるスイスの景勝地シルス・マリアの絶景が、彼女たちに流れる時の経過を見つめるように映し出されている。圧倒的な自然を舞台に、きらびやかな世界に生きる大女優の葛藤と孤独を、「シャネル」の特別協力による華やかな衣装、ジュエリー、メイクアップ、そして壮大なクラシック音楽とともに優雅に描き出し、2014年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されるや、今最も旬な女優たちの豪華競演が喝采を浴び、世界中から称賛と熱い注目を集めた本作。それぞれの人気女優が今までの自分のイメージを覆す名演を見せる華麗なる作品を、まずは予告編で味わってみて。『アクトレス~女たちの舞台~』は、10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年08月22日先日、もうすぐ父親になることが判明した「ワン・ダイレクション(1D)」のルイ・トムリンソンが10日(現地時間)、ロンドンでチャリティ・イベントを開催、320万ドル(約4億円)を寄付した。ロンドンの国立自然史博物館で開かれたチャリティ・イベント「シンデレラ・ボール」は、大英帝国の病気の子どもたちを支援するのが目的。ルイは母親のジョアンナ・ディーキンさん、「1D」のメンバー、リアム・ペインも参加した。招待客への挨拶でルイは「(チャリティ団体)ビリーブ・イン・マジックのために活動できることは僕と母にとって、このうえない光栄です。彼らの活動は素晴らしいので、このファンタスティックなイベントに参加しないかと声をかけてもらったとき、躊躇はありませんでした」と語った。イベントではチャリティ・オークションも行なわれ、リアムの顔にトラのペイントを出来る権利が8万ドル(1,000万円)で落札された。この日、出席はかなわなかったが、「1D」メンバーのナイル・ホーランはギターを出品した。「The Sun」紙の報道によれば、ルイは320万ドルを寄付したという。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月12日今年で17回目を迎える人気イベント「スヌーピー in 銀座 2015」が、7月29日から8月11日まで、銀座三越8階催物会場で開催される。「ピーナッツ(PEANUTS)」生誕65周年を迎える今年のテーマは、ピーナッツが生まれた“1950年代(フィフティーズ)のアメリカ”。同イベントのために、スヌーピーと愉快な仲間たちは、フィフティーズのアメリカにタイムスリップ。古き良きアメリカ文化を楽しむ彼らの姿が12枚のオリジナルアートとして、同会場で表現されている。メインアートとして描かれたのは、50年代のアメリカの象徴でもある“ダイナー”。店内に飾られた写真やインテリア雑貨が、当時の雰囲気を醸し出している。フレームの中にスヌーピーや仲間たちを表現することで、昔懐かしいヴィンテージアートと現代のクラシックアートを融合させている。会期中はこれらのアートを用いたアイテムが販売される。アメリカのテーブルウェアを代表する「ファイヤーキング(Fire King)」とのコラボレーションしたスタッキングマグ(税込4,644円)や、ボーリングシャツを着たスヌーピーのぬいぐるみ(税込4,061円)、フィフティーズを象徴するロカビリーを楽しむピーナッツの仲間たちがプリントされたTシャツ(税込3,564円)、50年代を象徴するデニム地のトートバッグ(税込1,620円)など。このほか、はちみつ・メープル専門メーカー直営洋菓子店「パティスリーQBG」からは、QBGスヌーピーケーキ(税込3,001円)が販売されるほか、「ジョアン(JOHAN)」からはスヌーピーパン(税込648円)が登場。定番のチョコレート味に加え、本年はキャラメルバナナ味が販売される予定だ。同じく、「ジョアン」のウッドストックパン(税込432円)は、チョコレート味とはちみつレモンクリーム味で登場する。昨年初登場し、売切れが続出したという、スヌーピーの仲間たちが描かれた限定ドーナツ(税込361円から)や、スヌーピーラベルのデザートビネガー3種類(マンゴー、パイン、パッションフルーツ)が入った、飲む酢デザートビネガー スヌーピーラベル(税込2,160円)も注目だ。また、「スヌーピー」が同店9階銀座テラス/テラスコートに来場し、写真撮影できるイベント(8月1日、5日、8日/各日 正午から、午後2時から、午後4時から、各回約30分)も開催される。
2015年07月18日ドンクは7月10日~26日、「ドンク フランスパン50周年企画 第1弾」を「ドンク」「ドンクエディテ」全店で実施する。ドンクは、1905年8月8日に神戸市兵庫区で「藤井パン」として誕生。日本としては戦後初となるフランスパン専門店で、本格的なフランスパンの販売をはじめてから50周年を迎える。現在では、世界のパンを作るベーカリー「ジョアン」やミニクロワッサンの量り売り「ミニワン」など、さまざまなブランドで店舗を展開している。同企画は、同期間に実施予定の「フランスフェア」に合わせての開催となる。期間中は、限定ショッピングバッグが登場。ドンクならではのトリコロールの色調とパリの地図のデザインで50年の歴史を表現したという。なお店頭では、金・土・日限定でロングサイズのパン(エピ)が登場し、企画に参加した人に1カットずつ提供する。パンの中にはブラックオリーブが隠れており、その場で割ってブラックオリーブが入っていたら、同店の商品「食べるオリーブオイル」とフランスパン50円割引券がもらえる。実施時間は各店舗によって異なる。また、「フランスパンに恋して」をテーマに、フランスパンとの思い出や感動した味などのメッセージも募集する。大賞には、フランスパン50本分のチケットプレゼントを用意。告知・募集は各店舗およびドンクHPで行う。
2015年07月09日7月1日(現地時間)より、ニューヨークのディスカバリータイムズスクエアで『ハンガー・ゲーム』展が開催。プレオープンに、ジェニファー・ローレンスを始めスタッフ・キャストらが登場した。11月20日(金)に全世界同時公開されるSFアクション超大作シリーズの最終章『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』に先駆けオープンした「ハンガーゲーム」展。プレオープンでは、シリーズを通してカットニス、ピータ、プリム、ジョアンナをそれぞれ演じたジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、ウィロウ・シールズ、ジェナ・マローンら主要キャストと、フランシス・ローレンス監督、プロデューサーのニーナ・ジェイコブソン、ジョン・キリクらが登場した。ジェニファーは、「感無量だわ。個人的に取っておきたいアイテムがたくさんあったわ。 原作が好きで映画が好きなファンは、さらにキャラクターやストーリーに近づき、触れ合えるいい場だと思う」と興奮を隠しきれない様子で喜びを語った。そして、自身が撮影で使用した弓を見つけると「あの弓で顎を打って、その勢いで後ろに吹き飛ばされたのよね」と懐かしそうに撮影をふり返る。ジョシュも同様に「本物みたいな戦闘馬車に乗って撮影したんだけど、実は見えないところに操縦する人が乗っていて、彼は僕らの足元に隠れて操縦してたんだ」と気持ちを高ぶらせ語った。会場内は、第12地区、列車、キャピトル、ゲームメイキング、第13地区、カットニスの旅路、ファンギャラリーの7つのゾーンからなり、撮影セットが再現されたものを始め、物語の舵を大きく切るシーンで魅せた炎の少女のドレスやカットニスの戦闘服、マネシカケスのピン、カットニスの弓など、シリーズで実際にキャストが着用した衣装や撮影で使用した小道具が展示がされている。6か月間のニューヨークでの展示が終了後、2月からはサンフランシスコの歴史的建造物であるパレス・オブ・ファイン・アーツの展示ホールに巡回することも既に決定しており、こちらでは約1,120平方メートルの会場で展示が行われる。『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は全国にて公開中。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は、11月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日前2作が全世界で空前のメガヒットを記録、映画史にその名を刻む人気シリーズとなった『ハンガー・ゲーム』。その最終章である『ハンガー・ゲーム FANAL: レボリューション』の、ショッキングな第1弾ビジュアルと最新映像が解禁された。現在、日本でも初日3日間で前作超えの好スタートを切って公開中の『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』に続く、シリーズ完結編となる本作。全米では早くも、本作と、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』3作品による2015年の年間興収第1位レースの行方が話題となっている。究極のサバイバル・ゲームで幕を開けたシリーズは、国家と反乱軍の大地を揺るがす全面戦争へと発展。政府による見せしめのための爆撃により、瓦礫の山となった故郷を目の当たりにしたカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、民衆の心をひとつにするための革命のシンボル=マネシカケスとなり、反乱軍のリーダーとして独裁国家に立ち向かうことに。到着したビジュアルは、前作と比べると、パネムを治める最高権力者スノー大統領(ドナルド・サザーランド)の両脇に第75回ハンガー・ゲーム記念大会に出場し、人質だったピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)とジョアンナ(ジェナ・マローン)の姿があった。だが、今回は、人質として捕らわれた2人の姿が消え、スノー大統領の像がバラバラになり背後の壁にはシンボル・マネシカケスが描かれている。さらに映像では、カットニスのメッセージのもと大勢の反乱軍が団結し、ダイナミックな爆発や戦闘シーンが描かれる中、終盤には、カットニスとともに記念大会から救出されたフィニック(サム・クラフリン)が発する「第76回ハンガー・ゲーム開催だな」という意味深なセリフが登場。再びあのサバイバル・ゲームが開催されるのか、今後の展開への想像が膨らむ第1弾映像となっている。固い決意を秘めたジェニファー演じるカットニスが、ファイナルステージの果てに迎える衝撃のラストを見逃さないで。『ハンガー・ゲーム FANAL レボリューション』は11月20日(金)より全世界にて同時公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日ジュリエット・ビノシュ主演最新映画『アクトレス~女たちの舞台~』が、10月24日より公開される。クリスティン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツら最旬の女優たちとの競演、シャネル(CHANEL)の華やかな衣装に注目が集まる。『アクトレス~女たちの舞台~』は、スイスの景勝地シルスマリアを舞台に、きらびやかな世界で生きる大女優の孤独と葛藤を、特別協力のシャネルの衣装やクラシック音楽とともに華やかに描き出した。本作は、2014年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されて賞賛を浴び、クリステン・スチュワートがアメリカ人として初のセザール賞最優秀助演女優賞を受賞するなど、世界的な注目を集めている。本作には、今最も熱い注目を浴びる女優たちが配役された。主人公の大女優マリア役を演ずるのは『トスカーナの贋作』のジュリエット・ビノシュ。またマリアの忠実なマネージャーのヴァレンティーヌ役には『トワイライト』のクリステン・スチュワートを、マリアを脅かす若手ハリウッド女優ジョアン役には『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツを迎えた。今回解禁されたポスタービジュアルでは、シャネルの黒い衣装を身に着けたビノシュが大女優の貫録を示した。本作は、6月26日から開催されるフランス映画祭2015に出品されることでも話題になっているが、本映画祭に合わせて、監督のオリヴィエ・アサイヤスが久々に来日する予定となっており、一層の注目を集めている。『アクトレス~女たちの舞台~』は、10月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。
2015年06月26日ジュリエット・ビノシュが、かつて一世を風靡した大女優を演じ、クリスティン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツら、いま最も熱い注目を浴びる女優たちと競演する『アクトレス~女たちの舞台~』。6月26日(金)から開催されるフランス映画祭2015への出品も決まった本作から、艶やかにきらめく女優たちのポスタービジュアルが、シネマカフェにいち早く到着した。大女優として知られるマリア(ジュリエット・ビノシュ)と忠実なマネージャーのヴァレンティーヌ(クリステン・スチュワート)は、二人三脚で日々の仕事に挑んでいた。ある日、かつて自身のブレイクのきっかけとなった作品のリメイクをオファーされるマリア。しかし、その役柄は彼女が演じた若き美女シグリッド役ではなく、彼女に翻弄される中年の上司、ヘレナ役。若い主人公の配役は、すでにハリウッドの大作映画で活躍する若手女優のジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)に決定していた…。2014年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されるや、“最旬”女優たちの豪華競演が喝采を浴び、一気に世界中から称賛と熱い注目を集めた本作。クリステン・スチュワートが米国人として初めて2015年セザール賞「助演女優賞」を受賞し、フランス映画祭にオリヴィエ・アサイヤス監督が久しぶりの来日を果たすことでも話題を呼んでいる。今回公開されたポスタービジュアルは、主人公の大女優マリア・エンダースを演じたジュリエット・ビノシュが「シャネル(CHANEL)」の黒い衣装に身を包み、大女優の風格と美しさが際立つもの。その背景に同時に並べられた3人の女優たちは、私生活の素顔を匂わせるマリア役のビノシュ、有能なマネージャー、ヴァレンティン役のクリステンの意味ありげな横顔、マリアの存在を脅かす小悪魔のような若手女優ジョアンを演じたクロエ・グレース・モレッツのあどけない笑顔と、それぞれの魅力が前面に押し出されたものとなっているスイスの景勝地シルスマリアの圧倒的な自然を舞台に、きらびやかな世界に生きる大女優の葛藤と孤独を、「シャネル」の特別協力による華やかな衣装、ジュエリー、メークアップ、そして壮大なクラシック音楽とともに優雅に描き出す本作。あらゆる世代に通じる女たちの“虚実”が、このポスタービジュアルからも見えてきそうだ。『アクトレス~女たちの舞台~』は、10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日トム・クルーズ主演映画で知られる軍事法廷サスペンス『ア・フュー・グッドメン』が、鈴木勝秀脚本・演出の舞台劇として新たに登場する。映画『ソーシャルネットワーク』、TVドラマ『ニュースルーム』の人気脚本家アーロン・ソーキンが手掛け、1989年にブロードウェイで上演されたオリジナル戯曲は20人以上の登場人物を要したが、鈴木はそれを7人の出演者のみで構築するドラマにブラッシュアップ。米海軍基地を舞台に奮闘する若き弁護士ダニエル役にTVドラマ『昼顔』で注目された新鋭、淵上泰史を抜擢し、紅一点の女性法務官ジョアン役を瀬奈じゅん、基地司令官のジェセップ大佐役を田口トモロヲが演じるなど、個性派による新鮮な顔合わせが実現した。舞台『ア・フュー・グッドメン』チケット情報6月19日の開幕を前に、公開舞台稽古が行われた。稽古場に入るや取材陣が見たものは、検察官ロス役の小西遼生、判事ランドルフ役の阿部丈二、被告人ドーソン役の平埜生成の3名による快活なウォーミングアップだ。海兵隊の物語よろしく、腹筋や腕立て伏せなど、顔を真っ赤にして息を弾ませるほどに入念に動く様子を、瀬奈が笑いながら見守っている。その横では初舞台にして初主演の淵上が、一心に台詞をつぶやき続けていた。演出の鈴木が所定の位置につくのに合わせて、各々もスタンバイ。演出家が自ら音響を操作して、海兵隊の訓練音を流す。それと同時に冒頭から立ち稽古がスタートした。いかにも鍛えられた海兵隊員のように、感情を見せず、声を張って堂々と事件を供述する平埜。彼の弁護人に志願するジョアンの熱意を、背筋の伸びた美しい立ち姿で表現する瀬奈。ダニエルの若さゆえの大胆不敵な勢いを、全身で軽快に見せる淵上。最小限のセットのみで展開する序盤は、各キャラクターの個性が観る側にはっきりと迫ってくる。ダニエルの友人ながら事前取引を持ちかけられても揺るがないロス役の小西は、瞬時に甘さを消す怜悧な瞳が魅力的だ。事件のカギを握るケンドリック中尉に扮した菅原永二も、少ない言葉の中に不穏なムードを漂わせ、気になる存在である。俳優の空間移動による場面転換、テンポのよい会話の応酬によって、スリリングな空気が見事に増幅していった。欠席の田口の代役を途中まで務めていた阿部が、判事として舞台中央に立つ。芯のある穏やかな声が響き、いよいよ緊迫の法廷シーンへ突入か……と思ったその時、鈴木が「じゃあここまで」とストップをかけた。取材陣に向けられた「続きは劇場にて」という微笑みまじりの言葉に、思わず脱力。たった7人による巧妙な会話劇、その濃さとスピード感にまんまとあおられてしまった。この後に控える手に汗握る法廷対決は、なんとしても劇場で確かめなければならない。映画ではジャック・ニコルソンの怪演が光ったジェセップ大佐を、田口がどう立ち上げてくるかにも期待したい。公演は6月19日(金)から28日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。取材・文:上野紀子
2015年05月28日フェンディ(FENDI)が、限定カプセルコレクション「カーリト(KARLITO)」の発売を記念し、5本のミニビデオ「Where is Karlito?(カーリトはどこ?)」を制作した。各ムービーでは、5人のトップモデル、ジョアン・スモールズ、ナジャ・ベンダー、リリー・ドナルドソン、ケンダル・ジェンナー、ドウツェン・クロースをフィーチャー。それぞれ本コレクションのアイテムを身に着け、ウィットに富んだお茶目な表現で「カーリトはここ...…カーリトは私とここにいる!」と主張している。そのメイキングの様子をダイジェスト版として公開中。"WHERE IS KARLITO?"14-15AWコレクションのキャットウォークでデビューしたカーリトは、1965年にフェンディのレディ・トゥ・ウェアとファー部門のデザイナーに就任したカール・ラガーフェルドがモチーフになったファーチャーム。今回の限定カプセルコレクションでは、初めてレディ・トゥ・ウェアがカラフルでチャーミングなファーの「カリート」で彩られた。限定カプセルコレクション「カリート」で展開されるアイテムは、オーバーサイズのスウェットやデニム、ハイトップスニーカー、キャップ、ショッピングトートバッグ、スタッズを散りばめたバックパック、iPhoneケース、そしてスモール版のチャーム「ミニカーリト(MINI KARLITO)」と豊富なラインアップ。本コレクションは、フェンディオフィシャルホームページ内でヨーロッパのデジタルブティックで展開されるほか、5月下旬からは、世界各国のフェンディ直営店にて発売される。
2015年05月27日日本橋三越本店では6月2日まで、本館・新館の各階において「ねこ・猫・ネコ」が開催されている。○猫の気持ちで歩いてみよう!同企画は、パン、スイーツ、ペットグッズ、和装小物、パンプスなどで、全館を猫づくしにするというもの。一例は以下の通り。「谷中堂」の「三越きもの招き猫」は8,640円。帯は「三越」の紋入りとなる。「パリの雑貨屋」の「ネコチェア」は、熟練の職人が作りあげる国産の木製チェア。価格は4万5,360円。「ちゃけちょけ」の「ネコパンプス セミオーダー」は、ネコ脚ヒールが特徴。アッパー・ストーム・ネコモチーフの色が選べる。価格は2万3,544円。「宮越屋珈琲」の「にゃんココア」は、日本橋本店限定。1杯1,188円。「ジョアン」の「ネコぱん」は、1個260円。一粒ずつ手描きした「セゾン ド セツコ」の「ねこ」は同店限定のチョコレート。1個324円となる。また、6月1日まで、本館・新館7階ギャラリーでは「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」が開催されている。NHK BSプレミアムの番組を写真展にしたもの。動物写真家の岩合氏が、世界15地域で出会った猫の写真作品を中心に構成する。入場料は一般と大学生が800円、高校生・中学生は600円、小学生以下は無料となる。6月1日まで、SNS企画として、「おたくのネコ拝見!」を実施中。「ねこ・猫・ネコ」コーナーの写真、またはハッシュタグ「#三越ネコ」をつけた猫写真の投稿画面を、本館屋上のペット用品「ジョーカー」にて提示すると、「泉屋」の「ねこクッキーミニパック」が進呈される。※価格はすべて税込
2015年05月25日ドンクは5月22日、夏季限定スイーツ「冷やしてメロン」を、同社が運営する「ドンク」「ジョアン」「マリー・カトリーヌ」「ドミニック・ジュラン」にて発売した。販売は8月31日まで。「冷やしてメロン」は、メロンパンの中に冷たいクリームを入れたパンスイーツ。クリームにはホイップクリームと生クリームを使い、コクがありながらも軽やかな口当たりが特徴とのこと。フレーバーは4種。バニラビーンズ入りの「ミルクバニラ」、ふんわりと果実の風味が香る「いちごミルク」と「メロン」に加え、今年は「マンゴー」が初登場となった。価格は各200円(税別)。なお店舗により、取り扱いがない場合や、販売期間、取扱商品が異なる場合もある。
2015年05月22日ジュリエット・ビノシュが主演を務め、クリスティン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツら、いま最も熱い注目を浴びる女優たちが共演する『アクトレス~女たちの舞台~』が、10月24日(土)より公開されることが決定した。大女優として知られるマリア(ジュリエット・ビノシュ)は、忠実なマネージャーのヴァレンティーヌ(クリステン・スチュワート)とともに、二人三脚で日々の仕事に挑んでいた。そんななか、マリアはかつて自身が世間に認められるきっかけとなった作品のリメイクをオファーされる。しかし、その役柄は彼女が演じた若き美女シグリッド役ではなく、彼女に翻弄される中年の上司、ヘレナ役。若い主人公の配役は、すでにハリウッドの大作映画で活躍する若手女優のジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)に決定していた…。『夏時間の庭』『デーモンラヴァー』などで知られるフランス映画界の若き巨匠オリヴィエ・アサイヤスの最新作となる本作は、。きらびやかな世界に生きる大女優の葛藤と孤独を、スイスの大自然を切り取った美しい映像や、壮大なクラシック音楽とともに優雅に描き出す。中でも、「シャネル(CHANEL)」の特別協力による華やかな衣装、ジュエリー、メークアップが大きな注目を集めている。主演を務めるのは、『トスカーナの贋作』『GODZILLA ゴジラ』の名優ジュリエット・ビノシュ。本作においても圧倒的な存在感を発揮している。さらに、『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ、『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートといった若手人気ハリウッド女優たちが競演する。2014年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門で喝采を浴びた本作。圧倒的映像美とクラシック音楽と共に描き出されるスター女優の光と影に注目してみて。『アクトレス~女たちの舞台~』は、10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月20日オメガ(OMEGA)のスペシャルイベントが5月12日、テキサス州ヒューストンで開催。ブランドのアンバサダーを務めるジョージ・クルーニー(George Clooney)が登場し、月面に初めて上陸した時計として知られる、オメガのアイコンウォッチ「スピードマスター」の歴史を祝福した。「スピードマスター」はオメガによって57年に発表された腕時計。65年には NASA宇宙飛行士標準装備品に認定され、69年に人類が初めて月面に着陸した際にも宇宙飛行士の腕に着用されていた。“ムーン・ウォッチ”の愛称でも知られている。今回のイベントでは会場を宇宙船に見立て、飛行機の巨大な格納庫を星空のようにデコレーション。特殊音響効果で地球を発つ様子が再現されると、その後、会場がきらびやかな月世界に一変するという演出が行われた。ゲストにはジョージ・クルーニーを始め、ヒューストンにゆかりのある宇宙飛行士のユージン・サーナン、ジェネラル・トーマス・スタッフォード、アポロ13号船長のジム・ラベル、ファッションアイコンのリン・ワイアット、女優のジョアンナ・ガルシアなどが名を連ねた。ジョージ・クルーニーはステージで、ゲストとして登場した宇宙飛行士に向けて、「この国では夢を見るために、彼らが必要とされた時代があったのです。あなたがたは、我々にとってのインスピレーションです。今宵、あなた方とここにこうして一緒に居られることがどれほど光栄なことか伝えさせてください」とコメントした。なお、15年スピードマスターコレクションでは、「スピードマスター ’57」、「スピードマスター アポロ13号45周年記念 スヌーピーアワード」などの新作ウォッチを展開。更に、地球から見た月の姿にインスピレーションを受けて製作された「スピードマスター ホワイトサイド オブ ザ ムーン」も登場する。
2015年05月15日舞台『ア・フュー・グッドメン』が6月19日(金)より東京・天王洲 銀河劇場で上演される。舞台『ア・フュー・グッドメン』チケット情報同舞台は映画『ソーシャルネットワーク』『マネーボール』などを手がけた人気脚本家アーロン・ソーキンによる法廷サスペンス劇。トム・クルーズら豪華キャストによる映画化でも知られる作品だ。米軍海兵隊基地内で起こった殺人事件。被疑者の弁護人を務めるダニエルとジョアンは、事件が軍隊内の暴力的制裁「コードR」に関係していることを知る……。映画でトム・クルーズが演じたダニエル役にはTVドラマ『昼顔』で注目を集めた淵上泰史。淵上は今作が初舞台にして初主演。映画でデミ・ムーアが演じたジョアン役には瀬奈じゅん、ジャック・ニコルソンが演じたネイサン大佐役には田口トモロヲ。ほかに小西遼生、菅原永二、阿部丈二、平埜生成が出演する。上演台本・演出を手がけるのは鈴木勝秀。公演は6月19日(金)から28日(日)まで。チケットの一般発売は4月18日(土)午前10時より。チケットぴあでは一般発売に先がけてインターネット先行抽選を実施中、4月5日(日)午前11時まで受付。
2015年04月01日米BOX OFFICE MOJOは3月20日~3月22日の全米週末興業成績を発表した。ベロニカ・ロスのヤングアダルト向け近未来SF小説を映画化した『ダイバージェント』シリーズ3部作の第2弾となる『The Divergent Series: Insurgent(原題)』が初登場1位。『フライトプラン』(2015年)のロベルト・シュヴェンケが監督を務める。前作に引き続き、シャイリーン・ウッドリーとテオ・ジェームズが主役を演じている他、ジェイ・コートニー、ケイト・ウィンスレット、アンセル・エルゴートら前作の主要キャストが続投。さらに、平和を司る“アミティ”の代表者・ジョアンナ・レイズ役のオクタヴィア・スペンサーや、テオ・ジェームズ扮するフォーの母親役でナオミ・ワッツらが新たに加わり、5つの共同体からなる社会で、どれにも属さない“異端者”と診断され、自ら生きる世界を模索しながら闘いを続ける主人公の姿を描いていく。4位にショーン・ペン主演の『The Gunman(原題)』が初登場。『96時間』(2008年)を手がけたピエール・モレルがメガホンを取り、アラン・ドロン主演の『最後の標的』(1982)を現代版にリメイク。引退を決意したショーン・ペン演じる国際的スパイの主人公が、それを不都合に思う組織から逆に命を狙われ、逃走を続けるアクション・スリラーだ。その他6位『Do You Believe?(原題)』も初登場。全米で大ヒットした『神は死んだのか』と同じ脚本家が手掛ける続編で、神の力により予想もしないかたちで接点が生まれていく12人の登場人物たちのクロスストーリーが描かれる。前週トップの『シンデレラ』は2位、同2位の『ラン・オールナイト』は3位にランクダウンした他、5位『Kingsman: The Secret Service(原題)』など、初登場作以外の以下のラインナップはすべて順位を下げた。
2015年03月24日