『怪盗グルー』シリーズの“ミニオン”を生み出したイルミネーション・エンターテインメントが贈る最新長編アニメ『グリンチ』。日本公開を前に、つぶらな瞳とピュアな容姿で日本中を虜にしようとしているのが幼少期のベイビーグリンチ!平成最後の年は映画界に“ベイビーキャラクター”が数多く誕生し、大渋滞となっている。■ベイビーグリンチがUSJで初披露目!このピュアさはいつまで続く!?つぶらな瞳が愛らしい超キュートな幼少期があったにも関わらず、大人になると、なぜかすっかりひねくれ者へと変貌してしまった主人公グリンチ。村から離れた洞窟の中で孤独に暮らし、愛犬マックスの献身的な愛にもぶっきらぼうに応え、山麓の村人たちへの意地悪を楽しみながら生活をしている。やがて、村中のみんなが大好きな“クリスマス”を盗むという、とんでもない計画を立てることに!とってもかわいいベイビーグリンチから、どうして超意地悪なひねくれ者になってしまったのか!?先日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、本作に登場する幼少期の純粋無垢な表情がまぶしいベイビーグリンチが世界初お披露目!パークに来場してベイビーグリンチと対面したゲストたちからは「USJにいったらグリンチに会えた!まだいい子のままでかわいかった!」「グリンチ可愛い!このままパークに住んでほしい!」といった喜びの声が続々到着、さらにその情報をキャッチした方からも「グリンチに会えるの!?そのためだけにユニバ行きたい!」との声があがるなど、ひねくれる前のピュアなベイビーグリンチに心打たれるひとが続出しているようだ。■『ボス・ベイビー』ベイビーの姿をした中間管理職の“おっさん赤ちゃん”!?赤ちゃんは世界中に愛と笑顔を届けてくれる魔法の存在…とは限らなかった!?両親と3人で幸せに暮らす7歳のティムの元に弟としてやってきた彼は、見た目は頬ずりしたくなるほどキュートな赤ちゃん。ただ、両親の目が離れた瞬間、黒いスーツにネクタイをビシっと締め、ブリーフケースを持ち歩く、中身はおっさんビジネスマンという強烈なキャラクター“ボス・ベイビー”へと変貌する!思わぬギャップで瞬く間に人気となり、日本のみならず全世界で大ヒットを記録、すでにパート2の製作が決定している。口の悪さは天下一品、スパイばりにガジェットを扱えるなど、意外とグリンチ(大人の)と共通点が多いキャラクターかも!?■『ジュラシック・ワールド/炎の王国』人間と恐竜の間に絆が…“ベビーブルー”萌えキャラ恐竜の子ども時代ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク<ジュラシック・ワールド>を有する島、イスラ・ヌブラル島では火山の大噴火の予兆がとらえられていた。恐竜行動学のエキスパート、オーウェン(クリス・プラット)はテーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と共に、恐竜を救い出すべく行動を起こす。島に向かったその矢先、火山は大噴火し…。シリーズ最多の恐竜が登場すると話題になった本作の中でも大人気キャラといえば、萌えキャラ恐竜として観客の心を鷲掴みしたヴェロキラプトルのブルー!劇中では無邪気にはしゃぐ“赤ちゃんブルー”と見つめ合い、愛情を注いでいるオーウェンの姿と、安心しきった様子で身体を預けるブルーの姿にハートが揺さぶられ、お互いを信じ合う姿に萌える観客が続出。果たしてブルーのように、グリンチはクリスマスが大好きなフーの村の住人と、心を通わせることができるのか…。■『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』赤ちゃんでもキラキラ大好き!魔法動物 “ベビーニフラー”摩訶不思議な魔法動物(ビースト)を愛する魔法使いニュート(エディ・レッドメイン)と仲間たちが、魔法界と人間界の支配を企む“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)に立ち向かう。様々な魔法動物が登場する中で注目を浴びるのは、小さくふわふわした毛に被われた魔法動物・ニフラー。いたずら好きで、キラキラしたものに目がなく、集めたコインや宝石を収納力バツグンのお腹のポケットに蓄える習性を持つ。本作では“ベビーニフラー”が登場しており、親譲りのトラブルメーカーぶりを披露するが、存在自体が可愛いから全部許されてしまう!?“超ひねくれもの”でワル~い顔で意地悪をしてしまうグリンチとは真逆の、愛されキャラクター。平成最後に生まれたニュースターたち。そのラストは、ベイビーグリンチがピュアな気持ちを持ったまま飾ってくれる…ハズ!?『グリンチ』は12月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビー 2018年3月21日より全国にて公開© 2016 Dreamworks Animation LLC. All Rights Reserved.ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.ジュラシック・ワールド/炎の王国 2018年7月13日より全国にて公開© Universal Picturesグリンチ(2018) 2018年12月14日より全国にて公開(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS
2018年11月25日冬の到来が近づき、人肌恋しい季節になってきた今日この頃。映画ファンはそろそろ冬休みや来年の新作ラインナップが気になる頃かも?今年の冬映画で注目すべきは、印象的な“カップル”が登場する作品が多いこと。今回はその中から、今後話題になること間違いなしの3作品をピックアップした。■『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(公開中)いい雰囲気だったのに仕事のパートナー止まり!?「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングが脚本を務める魔法ワールドシリーズの最新作。不思議な空間が広がる魔法のトランクを片手に、魔法動物を保護するために世界中を旅する主人公の魔法動物学者ニュート(エディ・レッドメイン)の冒険が描かれた前作から、舞台はパリの魔法界へ。魔法界と人間界の支配を企む“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)を倒すため、アメリカの魔法使いティナ(キャサリン・ウォーターストン)ら仲間たちと共闘するが、そこにニュートとの過去に秘密を抱える美しい魔法使い・リタ(ゾーイ・クラヴィッツ)も登場し、物語は予想外の展開を見せていく!前作では、別れ際にささやかな会話を交わし「幻の動物とその生息地」を届けるためにまた会いに来るとニュートが約束し、いい感じになりかけた2人。しかし、今作ではそんな2人が、ある誤解から急接近!?しかも、記憶を失ったはずのジェイコブとクイニーまでも、許されない恋へと歩み出し…!?それぞれのカップルが直面する試練の数々に、恋の行方が心配でならない!■『アリー/ スター誕生』(12月21日公開)賞レースをにぎわす話題のカップル!?音楽業界でスターになることを夢見ながらも、自分に自信がなく、周囲からは容姿も否定されるアリー(レディー・ガガ)は、小さなバーで細々と歌いながら日々を過ごしていた。そんなある日、彼女は世界的ロックスターのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)に才能を見出され、華々しくデビュー!瞬く間にスターダムを駆け上がる。同時に、恋に落ち、固い絆で結ばれる2人だったが、夢に近づいてゆくアリーの一方で、落ちぶれていくジャクソン。次第に2人の関係にも変化が起こり始め…という、いわゆる格差カップルの行方は…?さらに映画初主演となったレディー・ガガが「私は、私の持つすべてを注ぎ込みたかったの。最後の一滴まで、この映画に捧げようと思ったのよ。私の持つ恐れ、羞恥心、愛、優しさ、それら全てをこの映画のために捧げたわ」と語るように、アリーはまるでガガそのもの。アカデミー賞も大注目の熱演ぶりに注目!■『雪の華』100万で1か月彼氏になる!?期間限定の契約カップル100万円で恋人になってください。1か月だけ――。余命を宣告された平井美雪(中条あやみ)の夢は、“約束の地”フィンランドでオーロラを見ること。そんなある日、ひったくりにあった美雪は、ガラス工芸家を目指す青年・綿引悠輔(登坂広臣)に助けられる。彼の働くカフェが経営危機を迎えていると知った美雪は、一生分の勇気を振り絞り、100万円を出す代わりに「1か月間だけ恋人になって」と無謀な契約を持ちかける。最初こそ100万円というお金で“契約カップル”となり、ぎこちなかった2人も、初めての待ち合わせ、一緒に食べるお弁当、別れ際のお見送り…デートを繰り返す中で期限付きの恋と知りながら、美雪はどんどん悠輔を好きになっていく。一方で、悠輔も美雪に次第に惹かれていくが…。お金で1か月恋人を買うという驚きの付き合い方から始まった2人は、通常のカップルとは違い、全てが美雪のプラン次第で悠輔は美雪に言われるがままなのだ。可愛いすぎる美雪に振り回され、戸惑う悠輔の姿は女子必見の注目ポイントかも。この冬は人気実力共に大注目な俳優陣の共演が盛りだくさん。話題沸騰間違いなしのビッグカップルの恋の行方から目が離せない!『雪の華』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC雪の華 2019年2月1日より全国にて公開©2019映画「雪の華」製作委員会
2018年11月24日もはや説明不要の名作ファンタジー『ハリー・ポッター』シリーズは、第一作の『~賢者の石』の小説発売から来年ではや20年!映画化だけじゃなく、舞台やテーマパークにもなって、ハリポタと一緒に育った世代は、子連れでそれらを楽しむ時代に(いや、お友だちと一緒に、っていう方ももちろんOKよ!)。そんなハリー・ポッター魔法ワールドをさらに広げているのが、ファンタビこと『ファンタスティック・ビースト』シリーズね。2016年に映画化された第一弾『~魔法使いの旅』は、1920年代を舞台に、当時の魔法界の騒動を描いて、ハリポタを知り尽くした人もそうでない人も夢中にさせたわよね~。ついにその最新作『~黒い魔法使いの誕生』が公開。前作で捕らえられた黒い魔法使いグリンデルバルドがNYから欧州へ移送中に逃亡し、パリに潜伏。しかもパリには、前作で消滅したはずのクリーデンスも?それで魔法動物の専門家ニュートをはじめ、闇払いのティナなどが彼らの行方を追う、というストーリー。先に言っときます。ハリポタファンの皆さん、お待っとさんでした。ハリポタ時代につながるお話がかな~り色濃く盛り込まれているのよ!いくつかあるんだけど、大きなところではホグワーツ魔法魔術学校のダンブルドア先生。彼が40代設定で登場するの。ということは、ホグワーツも出てきちゃうわけよ!そして、もう一つ。“賢者の石”を作った錬金術師も出てくるの。しかも、そのエピソードは物語後半でかなり重要なパートを担っているからご注目よ。Topic1エディとジュードに聞きました「前作で起こした騒動のせいでイギリスからの出国を禁じられているニュートは、せっかくいい雰囲気になったティナと気持ちのすれ違いがあって最悪なんだよ。しかも、全然関わりたくないグリンデルバルドの追跡を、恩師のダンブルドアから突然頼まれてしまい、しぶしぶパリに行くんだ。でも、きっとハリポタのファンの人には満足いくエピソードがたくさんあると思うよ。僕自身、脚本を読んだときは驚いたから!」(E・レッドメイン)「実生活で子どもに読み聞かせていたハリポタの世界に加わること自体が驚きだったよ。僕自身40代だし、僕なりの解釈で同世代のダンブルドアを演じたので楽しみにしてほしいな。ニュートとダンブルドアは師弟関係だけど、年が近いこともあって、ハリーとの関係より深く、共鳴しあってるんだよ。それとダンブルドアとグリンデルバルドとの関係は、このシリーズで重要なカギになるから注目してね」(J・ロウ)Topic2ホグワーツ、そしてパリにハリポタファンの皆さんお待ちかねのホグワーツは、ニュートとの再会シーン……じゃないのよ~。あるシーンで授業風景や例の大食堂、ニュートやダンブルドアの過去まで出てくるからお楽しみに。そして、グリンデルバルドの潜伏先パリは今回の主戦場。Topic3おなじみの魔法動物に加えて、意外な新顔も。前作で登場した光り物大好きなニフラーや、ニュートと相思相愛のピケットことボウトラックルはもちろん、今作では新顔の魔法動物もたくさん。サーカスには中国のズーウーや日本のカッパなど、前作以上に魔法界の多国籍化を感じられるようになるわよ。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』脚本/J.K.ローリング監督/デイビッド・イェーツ出演/エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、ジョニー・デップほか配給/ワーナー・ブラザース映画11月23日より全国ロードショー。©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.エディ・レッドメイン1982年、ロンドン生まれ。2014年の主演作『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞。ジュード・ロウ1972年、ロンドン生まれ。イギリスを代表する俳優として活躍。代表作に『シャーロック・ホームズ』(’09年)など。※『anan』2018年11月28日号より。インタビュー、文・よしひろまさみち(オネエ系映画ライター)(by anan編集部)
2018年11月22日昨日、「東京コミコン2018」初参加のための緊急来日が決定すると、一時はトレンド入りする事態となったエズラ・ミラー。『ジャスティス・リーグ』などDCコミックス実写映画の“フラッシュ”としてもお馴染みだが、散切り頭でクリーデンス・ベアボーンを怪演した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を経て、最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でも同役を続投している。そのPRで参加した米サンディエゴの「コミコン」では、「スーパーマリオ」シリーズに登場するキノピコのコスプレで世界中を驚かせただけに、「どんな格好で日本に来てくれるのか楽しみ」とザワつくファンたちが続出。スーパーヒーローであり、「ハリポタ」魔法ワールドを愛するオタクでもあり、自身のセクシャリティを「クィア(queer)」と断言するエズラ。そんなエズラこそ、誰よりも“ファンタスティック”な存在といえそうだ。ミステリアスで妖艶な魅力を放つ若きカメレオン俳優1992年生まれ、現在26歳のエズラは、モダンダンサーの母と出版社役員の父のもとに育ち、幼少期にメトロポリタン・オペラで声楽のトレーニングを受け、吃音症を克服。子役として舞台に立ったこともある。16歳の時、映画デビューにして初主演となったインディーズ作品『Afterschool』(原題)では、ネット動画にハマりすぎてしまう高校生を演じた。その後、「カリフォルニケーション ある小説家のモテすぎる日常」(08)、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」(09)、「ロイヤル・ペインズ救命医ハンク」(09~11)と人気海外ドラマのゲスト出演で鮮烈な印象を放ち、注目を集めるように。カンヌ映画祭で絶賛を受けた『少年は残酷な弓を射る』(11)では、悪魔のような狂気で母親(ティルダ・スウィントン)の精神を崩壊させるミステリアスな美少年ケヴィン役を狂演、日本でも多くの女性ファンを熱狂させた。続いて、ドラッグまみれの暴走男子を演じた『アナザー・ハッピー・ディ ふぞろいな家族たち』、さらにエマ・ワトソン、ローガン・ラーマンと共演し、ゲイの青年を演じた『ウォールフラワー』でその変幻自在な魅力を開花させていく。ミア・ワシコウスカの不倫相手を艶やかに演じた『ボヴァリー夫人』、人気コメディ女優エイミー・シューマーのインターンを演じた『エイミー!エイミー!エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』などが相次いで日本に上陸。そして、強大な魔力を内に閉じ込めてしまったクリーデンスを演じた『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(16)と、いたずらっ子のような新人ヒーローのフラッシュを演じた『ジャスティス・リーグ』(17)という対照的な2本の大作映画で人気を不動のものにする。「もともとDCワールドが大好きだし、それに『ハリー・ポッター』も大好きだった」と2016年の「ファンタビ」インタビューで語ったエズラは、特に「ハリポタ」の世界は「僕の人生を形成したというくらいの影響を受けていた」と公言する。クリーデンスという、愛を求め、自分は何者なのかを求める謎多きキャラクターにより深みと奥行を与えているのは、エズラ自身がこの魔法ワールドの熱烈な“信奉者”であることも大きい。コミコン&プレミア…性別にとらわれない唯一無二の存在感を発揮また、184cmというスタイルのよさから「プラダ(PRADA)」2013年秋冬メンズのキャンペーンモデルに選ばれたこともあるエズラ。だが、このところ注目を集めているのは、エズラの自己表現そのものであるファッションスタイルだ。日本のマンガやアニメ、ゲームなどもこよなく愛するエズラは、世界最大級のポップカルチャーの祭典である「コミコン」でのコスプレが大きな話題となった。コミコン初体験の2016年『ジャスティス・リーグ』のイベントには、『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフの扮装に“フラッシュ”の赤いキャップで登場。翌年も同じく『ジャスティス・リーグ』で、自身も大好きだという「鋼の錬金術師」の主人公エドのコスプレで参加し、ファンを喜ばせた。コミコンハガレンの次はキノピコ!今年7月、最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を引っさげた際には、ピンクのキノピコのコスプレにセクシーなレースのガーターベルトを合わせて登場し、会場を沸かせた。現地メディアの取材には「キノピコは『任天堂』のファンタスティック・ビーストだから」と語っていたエズラ。さらに、キノコ族のジェンダーは曖昧であると、かつてゲーム開発者が語っていたこととも関係があるらしく、奇抜に見えてもちゃんとエズラなりの意味があってのコスプレだった。キュートなキノピコの姿のまま、お披露目された予告映像について「萌えるシーンしかない、すごすぎ!ホグワーツ、ダンブルドア、ニフラーたくさん、(ニコラス)フラメルだよ!?」と生粋のファンと同じ反応で興奮気味に話す姿は、愛さずにはいられない。また、サンディエゴ・コミコンでは、エズラがドラムとボーカルを務めているインディーズ・バンド「Sons of an Illustrious Father」のメンバーもお揃いで、キノピオとキノじいになっていた。パリプレミアレッドカーペットがまるでファッションショーにそして、日本時間11月9日に行われたパリプレミア。フランス発祥のプレミアムダウン・ブランドの老舗「モンクレール(Moncler)」が「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のデザイナー、ピエールパオロ・ピッチョーリとコラボした「モンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリ(Moncler Pierpaolo Piccioli)」の2018年秋冬コレクションで登場し、またも世界をアッといわせることに。全身黒一色、それに合わせたリップ、コンパクトなフードにボリューミーなAラインのシルエットは異彩を放ち、「ガガ様みたい」「レカペがファッションショーになった」などの声が上がった。今回の最新作では、エズラ演じるクリーデンスを追ってニュート(エディ・レッドメイン)やグリンデルバルド(ジョニー・デップ)がパリに集結、“黒い魔法使い”グリンデルバルドがパリを闇に包んでしまうためか否か、同コレクションには豊富なカラーバリエーションもある中、あえての黒1択。また、寒い中でドレスを着なければならない女性セレブを慮っての衣装との意見もファンから上がっている。ロンドンプレミアヘドウィグで聖地降臨一転、「ハリポタ」「ファンタビ」のお膝元・ロンドンでのプレミアでは、真っ白なふわふわのスタイルで登場。ツンツンヘアにシルバーのラメを利かせたメイクで、フクロウの指人形も。ハリーのペットであるフクロウ、ヘドウィグに敬意を表した様子で、もはや神々しいというのか、神がかった再現性。手のひらには一面、“許されざる呪文”の1つ「アバダ・ケダブラ」の文字がぎっしりだ。これは「ジバンシィ(GIVENCHY)」の2018-19秋冬オートクチュールコレクション。そのふわふわを、エディやジョニーもひそかになでなでしていたらしい?性別、国境…あらゆるボーダーを超える存在クリーデンスからフラッシュまで演じ分けられる演技力、ミステリアスなルックス。その反面、おしゃべり大好き、周囲に気配りできる愛されキャラである素のギャップ。エズラの魅力は尽きないが、こうしたエズラのファッションは、「奇抜」「衝撃」という言葉だけでは片づけることはできない。先日アメリカで発表された「プレイボーイ」のグラビアでも、エズラはバニーの姿となり、とんでもないほどの色気を見せつけている。女性だけが体を売り物にされていいはずない、そんなメッセージも受け取れる。性別にとらわれず、ゲイでもない「クィア」を自認する彼は、「ハリウッド・リポーター」のインタビューでは複数と恋愛関係になる「ポリアモリー」についても語り、自身の「#MeToo」ストーリーとして未成年のときのセクハラ被害を告白している。自らのアイデンティティについてオープンにし、それを体現してみせる姿はセクシャリティに悩んでいたり、生きづらさを抱えていたりする人々の背中を押す。ジェンダーをはじめ、国籍も文化も、あらゆるボーダーを軽々と、“そんなものはありません”と言わんばかりに飛び越えていくエズラ。「ファンタビ」で、自分の役以外で演じてみたい役はクイニーだという。それが、エズラだ。男性も女性も隔てなく、“人”として、ただ“人”を愛する。以前、映画は「僕が知る限りで人間が実際にできる最高の魔法」と語っていたが、そんなあなたこそ、この世界を縦横無尽に飛び回る唯一無二の魔法使いではないかと思えてくる。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年11月20日『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』にクリーデンス役で出演し、DCコミックスの実写映画『ジャスティス・リーグ』のフラッシュとしても知られるエズラ・ミラーの来日が決定!初参加となる「東京コミコン2018」にて、写真撮影会およびサイン会、イベント登壇が予定されている。11月23日(金・祝)より日本公開される映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では主人公ニュート(エディ・レッドメイン)やグリンデルバルド(ジョニー・デップ)らが関わる“超重要人物”クリーデンス役を演じているエズラ。前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』にも出演し、その存在感をいかんなく発揮した。エズラは2011年(日本では2012年)に公開された『少年は残酷な弓を射る』がカンヌ国際映画祭でも上映され、一躍その名が世界に知られるように。その後、映画『ウォールフラワー』でローガン・ラーマンやエマ・ワトソンと共演するなど、着実にキャリアを重ねていき、DCコミックスの実写映画においてフラッシュ/バリー・アレンに大抜擢。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』でのカメオ出演を経て、DCコミックスのスーパーヒーローたちがチームを結成する『ジャスティス・リーグ』では超高速の能力はもちろん、そのコミカルなキャラクターと軽妙な演技で世界的な人気を獲得している。過去にもプライベートを含め数回の来日経験があるエズラだが、東京コミコンへの参加は初めて。さらに今回は、マーベル映画のヴィランであるロキ(トム・ヒドルストン)と、キャプテン・アメリカの親友であるスーパーヒーロー、ファルコン(アンソニー・マッキー)との“共演”となり、世界中から注目が集まることになりそう。しかも、自身が大ファンを公言する「ハリー・ポッター」シリーズからは、双子のフレッド&ジョージ役で知られるフェルプス兄弟も来日するが…。なお、エズラは12月2日(日)12時~メイン・ステージで予定されているDCコミックのヒーローたちをテーマにした「DC COSPLAYERS LEAGUE 2018Presented by ビオレ ピュアスキンクレンズ」のスペシャル・ゲストとしても参加予定。また、期間中に参加予定となっていた俳優のジョン・キューザックは、新作映画の撮影スケジュールの都合により、残念ながら来日および東京コミコンへの参加が急遽中止となっている。「東京コミコン2018」は11月30日(金)~12月2日(日)まで3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催。(text:cinemacafe.net)
2018年11月19日よりパワーアップした圧巻の魔法に、新しく登場するユニークな魔法動物たち、立ちはだかる黒い魔法使いの野望を前に仲間たちの絆が試される『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。本作には、頼れるシャイボーイの主人公ニュートや、知的でダンディなダンブルドア先生をはじめ、ステキな男子が多数登場!個性豊かな“ファンタビ男子”に注目した。●魔法動物が大好きで、おっちょこちょいなシャイボーイ。だけど実は頼れるヒーロー!…ニュート・スキャマンダーいま最も注目を集める英国俳優エディ・レッドメイン演じる主人公ニュートは、魔法動物をこよなく愛し、世界中を飛び回る優れた魔法動物学者。シャイでおっちょこちょいではあるものの、自分の大切なものを守るためなら大胆な行動をも恐れぬ頼れる存在で、まさに新しいタイプのヒーロー!魔法動物と協力して自身が捕らえられていた牢から脱出したり、仲間のティナを間一髪で救出したりと、素早い決断力で様々なピンチを乗り越えてきた。ホグワーツ魔法魔術学校時代の恩師であるダンブルドア先生は、「どんな状況下においても『正しい』と思う選択を見極める素質がある。指示をしたところで、その通りに動く男ではない」と、ニュートに絶大な信頼を寄せている。シャイでありながらも、自分が心に決めたことには一切の迷いがないギャップに思わず胸キュン!最新作での冒険ではどんなカッコイイ姿を見せてくれるのか、期待に胸が膨らむ。●ユーモラスでお茶目、オトナな色気が魅力的。最も偉大な魔法使い!…アルバス・ダンブルドア来日が決定し、世間を騒がせている元祖イケメン英国俳優ジュード・ロウが演じるのは、「ハリー・ポッター」シリーズでホグワーツ魔法魔術学校の校長先生としてもお馴染みのダンブルドア先生。ずば抜けた才能を持ち、ヴォルデモートが唯一恐れた最も偉大な魔法使い!ユーモラスでお茶目な一面を持ち、その人柄から、たくさんの教え子から慕われており、主人公のニュートもそのひとり。ニュートの卒業後も2人の間には師弟関係のような信頼が築かれており、今作でもその様子が描かれている。また、私たちがよく知るダンブルドアの面影はありながらも、セクシーな色気が漂う渋カッコイイビジュアルも一躍話題に。“私もダンブルドア先生から学びたい!”という女子たちが続出すること間違いなし!“黒い魔法使い”グリンデルバルドとの間には何やら因縁がある中、今作では偉大な魔法使いとしてニュートら仲間たちのどのような道しるべとなるのか、期待値No.1のキャラクターといえそう。●ワルな男に思わずドキドキ!?人の心を奪う、史上最強にして最悪の“黒い魔法使い”!…ゲラート・グリンデルバルド日本でも大人気の俳優ジョニー・デップが演じるグリンデルバルドは、「ハリー・ポッター」シリーズでハリーたちと激しい戦いを繰り広げたヴォルデモートと肩を並べるほどの、史上最強にして最悪の“黒い魔法使い”。目的のためには手段をいとわないだけでなく、強力な魔法を操る並外れた才能、圧倒的なカリスマ性で言葉巧みに人の心を魅了する。グリンデルバルドは、その魔性の魅力を指導者として発揮!「魔法使いが人間を支配するべきだ」という思想の持ち主で、演説でも多くの聴衆の心を惹きつけ、魔法界と人間の支配を企んでいる。イケナイと分かっていながらも、その危険な魅力に思わずドキドキしてしまう女子たちはきっと多いはず。常に正義に立つニュートだけではなく、グリンデルバルドの闇の世界へ吸い込まれそうになりながら、映画を楽しむのもあり!?●唯一のマグルで、優しくて大らかな心の持ち主。ぽっちゃりキュートなパン屋さん!…ジェイコブ・コワルスキー『ファンタビ』をきっかけに一躍人気者となったダン・フォグラー演じる、唯一のマグル(人間)のジェイコブ・コワルスキー。見た目はぽっちゃりおじさん、ハートは超絶イイ男の密かな人気キャラクター!ひょんなことから魔法界を知ることになるが、いつもは人見知りのニュートが、人が良く優しい心を持つジェイコブには心を開き、2人の間には友情が生まれている。また、人の心が読める魔法使いのクイニー(アリソン・スドル)は、そんな純粋な心を持つジェイコブにすぐに惹かれていき、2人は恋仲に。魔法界の法律により、魔法に関する記憶を全て消されてしまったジェイコブだったが、今作でニュートの仲間として再び登場、ともにパリへと向かう。今作でも、人々を魅了する真のイケメン・ジェイコブ派がますます増えるに違いない!●守ってあげたい! 繊細で壊れやすく、母性本能をくすぐる“闇系”男子!…クリーデンス・ベアボーン熱烈な“ポッタリアン”(ハリポタファン)としても有名なエズラ・ミラーが演じるのは、深い心の闇を抱えたクリーデンス。抑圧された魔力が闇の力へと変化してしまい、無差別に街や人を破壊。そんな中でも、ティナ(キャサリン・ウォーターストン)は必死にクリーデンスを救おうとし、ティナの懸命の説得に彼も少し心を開いて平静さを取り戻すかと思えたが、ほかの闇祓いたちから攻撃を受け、クリーデンスは消滅…。しかし、今作ではクリーデンスの生存が明らかにされ、うわさを聞きつけたティナはクリーデンスを再び救うべく、ニューヨークからパリへ!さらに新キャラクターであり、“マレディクタス”(動物に変身してしまう“血の呪い”を持つ女性)のナギニと出会い、共鳴し合った2人は行動を共にすることに。実は誰よりも愛を求めるがゆえ、たやすく人を信じてしまい、それゆえに傷ついてしまうクリーデンス。どこかほっとけない彼の魅力が、今作のストーリーをかき乱す鍵となる!●弟想いのお兄ちゃん! 闇払いとして魔法省で活躍する優等生キャラ!…テセウス・スキャマンダーマーク・ウェブ監督の『さよなら、僕のマンハッタン』で主演を務め、人気急上昇中の英国俳優カラム・ターナーが演じるテセウス・スキャマンダーが今作から初登場!その名の通り、テセウスはニュートの実のお兄ちゃん。シャイで人見知り、我が道をゆくニュートとは打って変わり、社交的で真面目、魔法省で優秀な闇祓いとして働いている。性格は全くと言っていいほど似ておらず、時にはぶつかることも多い2人。テセウスは現在、ニュートが学生時代に親密だったリタ(ゾーイ・クラヴィッツ)と婚約中ということから、兄弟関係はギクシャク!?とはいえ兄として、いつもニュートを気にかけ、見守っている。今作では、ダンブルドアからグリンデルバルドの暴走を止めるよう託されたニュートと闇祓いのテセウスが、力を合わせて悪に立ち向かう姿が見れるかも!?実は弟想いのテセウスが、ニュートたちに負けず劣らずの大人気キャラとなる予感大。このように個性豊かでステキな男子が、ワクワクするような魔法やカッコイイ決戦を繰り広げる『ファンタビ』。あなたもお気に入りのキャラクターを見つけてみては?『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。※3D/4D/IMAX®同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年11月18日ジブリの映画には、イギリスがよく登場します。『ハウルの動く城』や『借りぐらしのアリエッティ』、『思い出のマーニー』はイギリスの児童文学をベースにしていますし、『天空の城ラピュタ』の舞台はウェールズをモデルにした架空の国です。日本の子どもたちになじみのあるジブリ映画は、ある意味では、より大きな英文学の世界、イギリス史の世界へと子どもたちを誘うさまざまな糸口を隠し持っています。今日は、身近なジブリ作品から、親子で少し知識の幅を広げてみましょう。『天空の城ラピュタ』製作のきっかけは宮崎駿のウェールズ訪問『天空の城ラピュタ』をご覧になったことはありますか?炭鉱で働く少年、パズーの元に、ある日空から少女、シータが降ってくることから始まる冒険活劇です。海賊ならぬ空賊や、失われた古代文明の技術など、ロマンチックなモチーフが多く、人気があります。宮崎駿作詞、久石譲作曲の主題歌『君をのせて』も有名ですね。架空の世界を舞台にした物語ですが、実はこの映画は、宮崎駿がイギリス、ウェールズの炭鉱街を訪れたことに大きな影響を受けています。宮崎駿がウェールズを訪ねたのは、ちょうど1984年から1985年にかけてのこと。サッチャー政権のもと、国営の炭鉱が次々と閉鎖され、炭鉱でのストライキが起きていた時期でした。そのような背景もあり、『ラピュタ』は、イギリス労働者の団結や、19世紀からのイギリス労働者階級の文化をある程度知っていると、非常に面白い映画でもあります。ウェールズってどこ?4つの地域で構成されているイギリスとはいえ、イギリス、という国名がイングリッシュ(English)から来ていることを考えると、イギリスのウェールズ、という言い方はちょっと語弊があるかもしれません。ウェールズはUK、すなわち「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」(イギリスの正式国名)の中の一つの国、になります。連合王国、の名の通り、イングランド、スコットランド、そしてウェールズの王国が集まってできているのがUKです。イギリスの次期国王はプリンス・オブ・ウェールズと呼ばれますね。北アイルランドは、1922年、アイルランドが独立するにあたり、UKの内部にとどまりました。今回はふれませんが、複雑な政治的背景を持っています。ウェールズにはすでに王はいませんが、独自の言語と文化を保っています。お子さんと一緒に地図を確認してみてください。こちらの地図の黄色い部分にあたります。『天空の城ラピュタ』にみる、イギリスの階級と文化「空から女の子が降ってきた」——印象的なシーンで始まる『ラピュタ』の冒頭で、少年パズーは鳩に餌をあげ、トランペットを吹いています。朝日が差し込み、炭鉱を照らす美しい場面です。『天空の城ラピュタ』には、イギリスの労働者階級の文化を象徴するものがたくさん登場します。冒頭の短いシーンをはじめとして、映画の中から、その鍵となるモチーフを一緒に読み取っていきましょう。1. 炭鉱主人公パズーは、鉱山で働く見習い機械工です。パズーの親方、ダッフィーも、鉱山の地下道にあるエレベーターやエンジンなどの大型機械を扱うベテラン機械工です。石炭は産業革命を可能にした、ある意味イギリスの繁栄の基礎となる燃料でもあります。2. トランペット工場や炭鉱の騒音にも負けずに美しい音色を奏でるブラスバンドは、労働者に広く愛された楽器です。現在でもイギリスでは、かつての工業地帯にブラスバンドの伝統が根付いていることが多いのです。産業革命以降の労働者と金管楽器の強い結びつきがわかります。3. ハトパズーは鳩を飼っていますね。レース鳩の飼育は、そもそもは教育をうけた、どちらかといえば上のほうの階級の趣味として始まりました。チャールズ・ダーウィンも飼っていたのです。しかし19世紀の終わり頃には、多くの労働者階級の、特に男性の間で人気を集めるようになります。レースにつきもののギャンブルも行われ、それこそ炭鉱で稼いだ日銭を鳩のレースに費やす人々も現れました。もちろん純粋に鳩の世話とレースを楽しむ人々もいました。空を飛びたい、というパズーの純粋な夢を表しながら、同時にパズーが労働者階級の子供であることを端的に表現するシンボルとして、鳩はうまく機能しています。4. ストライキのポスター空賊から逃げ出すパズーを質問もせずに助けようとする親方の家には、ストライキのポスターが貼ってあります。イギリスの労働者階級は、自分たちを「労働者階級」と認識し、団結することで、その権利を広げていこうとした側面を持っています。例えば、賃金の引き上げや労働時間の短縮を求めるために、労働組合を作ってストライキをすることもありました。同時に、集まって勉強会をするなど、お互いの教育レベルを上げるための試みも行われました。産業革命の引き起こした急激な工業化の歪みを、労働者自身が団結することで、是正しようとしたのです。ジョン・レノンが1970年に Working Class Hero「労働者階級の英雄」という歌を発表したことを、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。労働者階級には、労働者階級独自の文化やものの考え方があり、そこに誇りを持つべきだ、という考え方は、今でもイギリス社会に根強く残っています。アニメ映画をきっかけに親子で学びを深めようさて、ウェールズ、階級といったテーマに着目して、皆さんに親しみのあるアニメ映画のモチーフをいくつか解読してみました。子どもを持つ親としては、そういった知識を背景に、家庭での語り合いを広げたいですし、また、これをきっかけにより広い作品群へと手を伸ばしていきたいところです。では、ウェールズの作家、あるいは労働者階級を扱った物語で、日本語で入手しやすい作品には、どのようなものがあるでしょうか。人気作家「ロアルド・ダール」の児童書から階級問題を学ぶウェールズ出身の児童小説家でどうしても忘れることができないのは、ロアルド・ダールです。『チョコレート工場の秘密』『マチルダはちいさな大天才』などの作品を目にしたことがある方も多いでしょう。『チョコレート工場の秘密』はティム・バートン監督により映画化され、ジョニー・デップも出演して話題を集めました。『マチルダはちいさな大天才』は『ハリー・ポッターと賢者の石』が出る以前、イギリスで児童書部門の売り上げ1位を独走していた作品です。独特のブラックユーモアで知られる作者ですが、彼の作品群から階級間の対立を描いた『ダニーは世界チャンピオン』をご紹介しましょう。労働者階級の父と子の愛情を軸に、犯罪物語を「子ども向けに」書いてしまうダールならではの作品です。我が家の読み聞かせは6歳ぐらいから始まりましたが、自分で読むのであれば小学校中学年以上でしょうか。日本語訳は少々分厚い本になりますが、子どもをぐいぐいと引き込むお話です。映画やテレビ、そしてゲームでも、身近に知っている作品の中には、しばしばより広い世界へと結びついているものがあります。以前ポケモンとシェイクスピア、今回は『天空の城ラピュタ』とイギリスの労働者階級についてお話ししましたが、それだけではありません。実にさまざまな子ども向けエンターテインメントの中に、新たな学びのきっかけとなる要素が散らばっているのです。誰もが一度は見たことのある映画。隣に座って鑑賞し、そこから親子の対話へとつなげてみませんか?こうしたちょっとした知識をきっかけに、お子さんと一緒に調べてみるのも面白いはずです。日常の中に、学びの種を探してみる。受け身ではなく、自ら主体的に学ぶことを楽しむ。親御さんのそんな姿が、お子さんの学びに対する姿勢を形作るのかもしれません。(参考)Martin Jones, “Pigeon Fancying and Working Class Culture in Britain, c.1870-1950” in Cultural and Social History, Volume 4, Issue 3, pp. 361–383.ロアルド ダール, 田村 隆一 訳(1972), 『チョコレート工場の秘密』,評論社.ロアルド ダール, 宮下 嶺夫 訳(1991),『マチルダはちいさな大天才』,評論社.ロアルド ダール, 柳瀬 尚紀 訳(2006), 『ダニーは世界チャンピオン』,評論社,
2018年11月15日史上最強の敵、“黒い魔法使い”を追ってニュートや仲間たちの新たな冒険が始まる『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。日本時間11月14日、「ハリー・ポッター」魔法ワールドのお膝元である英国・ロンドンで、豪華キャスト勢ぞろいのUKプレミアが開催。ついにジョニー・デップがプレミアに初登場し、さらに日本から公式アンバサダーを務める桐谷美玲も参加、エディと念願の初対面を果たした。舞台は、あのホグワーツ魔法魔術学校、そしてパリの魔法界へ。先日のパリプレミアに続き、今回は物語の聖地・ロンドンでUKプレミアが開催。会場には、ホグワーツ魔法魔術学校の制服を着たハリポタファンや、ニュートやクイニーの姿に扮したファンタビアンなど約2,500人ものファンが集結。「ファンタビ」をイメージした150mのネイビーブルーのカーペットが敷かれ、ロンドンの街並みは幻想的な魔法ワールドに!15か国から集まった40台のムービーカメラ、約100人のスチールカメラマンらが待ち構える中、主人公ニュート役のエディ・レッドメイン、ティナ役のキャサリン・ウォーターストン、クイニー役のアリソン・スドル、ジェイコブ役のダン・フォグラー、クリーデンス役のエズラ・ミラーが登場。そして、ニュートの元恋人リタ役のゾーイ・クラヴィッツ、ニュートの兄テセウス役のカラム・ターナー、“マレディクタス”ナギニ役のクラウディア・キム、パリで出会う魔法使いユスフ・カーマ役のウィリアム・ナディラム、ダンブルドア先生役のジュード・ロウ、原作者J.K.ローリング、デイビッド・イェーツ監督らが登場。さらに、7月に米サンディエゴで行われた「コミコン2018」以来となる、“黒い魔法使い”グリンデルバルド役のジョニー・デップも姿を現すと、会場は興奮に包まれボルテージはマックスとなった。■エディ、ジョニデに敬意「誘惑的で魅力的なキャラクター」世界中を飛び回る魔法動物学者ニュートのように、エディはパリに続いて、ロンドンでのプレミア。「世界中追いかけまわしてきてるね(笑)。J.Kローリングがロンドン出身だからか、いつも情熱的でエネルギッシュで素晴らしいよ。アメージングだね」と、パリとはまた異なるプレミアの雰囲気を楽しんでいる様子。また今回、コミコン以来で顔を合わせたジョニーとの共演を問われると、「僕にとって、彼と共演する一番大きなシーンは、最後に彼が魔法使いの集会で何千人もの前でスピーチをするシーン。大胆なパフォーマンスをすると同時に、誘惑的で魅力的なキャラクターを演じているんだ。俳優の視点として、ここに感動したね」と敬意を表した。■ダンブルドアと“黒い魔法使い”は「親密で、力強い関係性」ジュードが言及ジュードは、このロンドンプレミアについて「僕のホームだよ。魔法ワールドのホームでもあるよね」とコメント。続けて「素晴らしい俳優と監督と、独創的な脚本家に囲まれて、これ以上の仲間はいないよ。彼らは魔法ワールドを愛して尊敬しているし、観客の意見に耳を傾けているしね。彼らが気に入ってくれることを祈っているよ」と魔法ワールドに対しての愛を語った。本作ではダンブルドアとグリンデルバルドの関係性も大きな見どころとなる。「僕が思うに脅威だよね。なぜダンブルドアがグリンデルバルドと戦えないかの鍵が隠されているんだ。あとそのことがどう未来につながるかということもね」と明かし、「親密で、力強い関係性だね。一度は違う方向に行った2人が、また向き合わなければならない日が来るだろうね」と、今後の展開にさらなる期待が膨らむコメントも残した。■ジェイコブも“黒い魔法使い”に心酔!?「コスチュームのままギターを弾いてくれたんだ」ニュートの仲間たちの中で唯一のマグル“ふつうの人間”のジェイコブ役で人気のダンも、「ロンドンは大好きだよ。パリも素晴らしかったけどね。ロンドンはこの映画が作られた場所だし、ファンの興奮が感じられるよ。エネルギーがバチバチと湧いてきているよ。クールだね」と、ロンドンプレミアの熱気を体感。今回、ジョニー演じる“黒い魔法使い”はジェイコブにとって許し難い敵役となるというが、「ジョニーとの撮影はとても楽しかったよ。彼は怖いよね、希薄な大きな眼で、青白くて真剣な表情で。でもカメラが止まるとジョニー・デップなんだ。親しみやすくて、『ギターを聴きたいかい?』なんて言ったりしてね。コスチュームのままフルメイクでギターでロックソングを弾いてくれたんだ(笑)最高だよ」と、ユーモア溢れるジョニーらしい撮影秘話を披露した。さらに「グリンデルバルドが逃げ出すオープニングのシーンは最高だよ。4DXで観るのが良いかもね。4DXで僕も見に行くよ。ベビーニフラーはね、oh my god, 最高だし、ズーウーは圧巻だよ。ぜひ注目してほしいね」と、次々と本作の注目ポイントも!目の前まで迫っている来日について「待てないよ!来週だよね。日本大好きだよ!」と嬉しいコメントを寄せてくれた。■桐谷美玲も魅了される!「悪役だけど、やっぱりカッコいい」日本のアンバサダーとしてこの超豪華なキャストたちと同じネイビーブルーカーペットを歩き、海外プレミアを初体験した桐谷さん。緊張しつつも全てが初体験で楽しみだという中、念願叶ってエディと初対面。「お話できて、写真を撮ってもらえて、宝物です。ものすごく紳士で優しくて、飾らない感じがニュートそのものでした」と、夢のひとときをふり返った。また、「スタイリッシュでカッコ良かった!」と、間近を通ったジュードにも感動。残念ながらジョニーとの会話はできなかったが、「作品の中で堪能しているので!悪役だけど、やっぱりカッコいいなあと思います」と語り、桐谷さんもグリンデルバルドに魅了されている様子。「思っていた以上でした!楽しかったです!」と、魔法ワールドの大ファンとしてこみ上げる喜びと興奮を胸にロンドンプレミアを体験していた。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。※3D/4D/IMAX®同時公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年11月14日『ハリー・ポッター』シリーズではお馴染み、最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』から登場するダンブルドア先生の“過去”について、ジュード・ロウやジョニー・デップらが語る特別映像が到着した。ホグワーツ魔法魔術学校の先生で、ハリーとニュートのことも教えたダンブルドア先生。『ハリー・ポッター』シリーズですでに登場している彼は、多くの人々から愛されているが、今回到着した映像では、ダンブルドアを演じたジュードは「凄く貴重で特別な経験」とやりがいを感じていたと明かす。また原作者のJ.K.ローリングは、「ジュードに会ったとき私が知る限りのダンブルドアに関する情報を全て話したわ」「それがなかったらジュードはただ人の人生をもてあそぶだけの人物を演じなきゃいけないでしょ。それは本当のダンブルドアではないの」と言い、グリンデルバルドと戦うよう魔法省から要請を受けるも断り、代わりにニュートに彼を追うように依頼したダンブルドアにはきちんとした意図があると言及。そして、「グリンデルバルドの野望に魅了された暗い過去がある」とも話しており、その暗い過去によって癒えることのない心の傷を負ってしまったことが、皆が知っているダンブルドアになるための要因だったと語っている。一方、最強の黒い魔法使いであり、ダンブルドアに深い傷を負わせた張本人グリンデルバルドを演じるジョニーは、「彼らは互いの能力を認め合っていたんだ。特にグリンデルバルドは嫉妬心も抱いていたはず。恐らく愛情や尊敬の念を持つ事に対する苦しみがそこにはあるんだ」と推測した。「この映画でお気に入りの一つはニュートとダンブルドアの関係が徐々に明らかになっていくところなんだ」とニュート役のエディ・レッドメインが語っているように、本作ではダンブルドア先生の過去にも要注目のようだ。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。※3D/4D/IMAX®同時公開(cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年11月13日エル・ファニングが、ゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」の作者を演じる『メアリーの総て』。本作には、注目の英国イケメン俳優が集結していることでも話題を呼んでいる。いま最も世界から注目を集める女優エル・ファニングを主演に迎え、哀しくも美しい作家メアリー・シェリーの壮絶な人生を圧巻の映像美でスクリーンに映し出す本作。監督は、『少女は自転車にのって』(12)で第86回アカデミー賞外国語映画賞サウジアラビア代表に選出、各国の批評家から絶賛を浴びたハイファ・アル=マンスール。19世紀イギリスを舞台に描かれる、華麗な美術と衣装の数々も必見ポイントとなっている。■12月15日公開『メアリーの総て』エル・ファニングを取り囲む、注目必至の英国美男たちそんな本作には、注目必至の若手英国俳優が続々。妻子がありながらメアリーと駆け落ちし、その後も自由奔放に生きてメアリーを創作へと“追い込む”詩人のパーシー・シェリーを演じたのは、『ノア約束の舟』『高慢と偏見とゾンビ』のダグラス・ブース。メアリーの異母妹・クレア(ベル・パウリー)と関係を持つ個性的なキャラクターのバイロン卿を演じたのは、『オン・ザ・ロード』「ホロウ・クラウン」のトム・スターリッジ。そして11月9日(金)に公開を迎える『ボヘミアン・ラプソディ』で「クイーン」のドラマー、ロジャー・テイラー役を演じたベン・ハーディが出演。ちなみに、ベン・ハーディは『X-MEN:アポカリプス』では巨大な翼が印象的なミュータント、エンジェル役を演じている。本作では、「フランケンシュタイン」に負けずとも劣らない名作小説「吸血鬼」を世に贈りだした医師・ポリドリ役に扮しており、「クイーン」のドラマー役やミュータント役から一転、19世紀のインテリ・イケメン姿を披露している。エル演じるメアリーの脇を固める個性豊かなキャラクターを、見事な才能で演じきった彼ら。今回は、そんな彼らにちなみ、人気の英国イケメン俳優が活躍する映画もピックアップ。お気に入りの英国俳優を見つけてみては?■公開中『ヴェノム』地球外生命体に寄生されたトム・ハーディ敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者を出しているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体。この生命体にエディの体は寄生され、“ヴェノム”として名乗りを上げる。エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていきーー。“2人で1つ”となったヴェノムとエディに魅了される人が続出中。■11月10日公開『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』英国紳士のエージェントが詐欺で成り上がる!?タロン・エガートン1983年、ハリウッド・スクールの同級生だったジョー(アンセル・エルゴート)とプロテニス選手のディーン(タロン・エガートン)は、上流階級が集う商談の場で偶然にも再会を果たす。ジョーは以前から計画していた“金(ゴールド)”で投資をする儲け話をディーンに持ち掛け、ビバリーヒルズ屈指の金持ちである友人たちを口説き、1万ドルの融資を元手に投資グループ「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」を立ち上げる。しかし、誰よりも強い野心を持ったジョーは、成り上がるために少しずつ詐欺を積み重ね…。“汚れた金”で結ばれた友情はどのような運命をたどるのか!?『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートと『キングスマン』シリーズのタロンに加え、『戦火の馬』ジェレミー・アーヴァインらの姿も。■11月23日公開『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』主人公ニュート役エディ・レッドメインにジュード・ロウの若きダンブルドアも世界的大ヒットシリーズ「ハリー・ポッター」魔法ワールド最新作。前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で捕らえられたはずの黒い魔法使い・グリンデルバルド(ジョニー・デップ)。しかし、ニュートはある日、彼が逃げ出したことを知る。ダンブルドアの頼みにより、魔法界と人間界の支配を企む黒い魔法使いを追ってニュートが向かったのはパリ!果たして彼らは、世界を黒い魔法使いの手から守れるのか…?■2019年2月公開『女王陛下のお気に入り』宮廷で巻き起こる女の愛憎劇にどう絡む?ニコラス・ホルト&ジョー・アルウィンギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、18世紀イングランドの王室を舞台に描いた歴史サスペンス。ルイ14世のフランスと戦争中のイングランド。揺れる国家と虚弱な女王アン(オリヴィア・コールマン)を、幼なじみのレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が操っていた。そんな中、サラの従妹で上流階級から没落したアビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして働くことに。サラに気に入られ、女官に昇格したアビゲイルだったが、生き残りをかけてその野望が芽生えはじめる…。宮廷で巻き起こる3人の女性たちの“パワーゲーム”に、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィンといった英国美男がどう絡んでいくのか、期待大。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月、シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年11月09日“Mr.ビーン”としてお馴染みのローワン・アトキンソンが主演を務める人気スパイシリーズ最新作『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』が、いよいよ11月9日(金)より公開。この度、主人公ジョニーがキレキレのダンスを披露し、なぜかオルガ・キュリレンコ演じる謎の美女との対決を制してしまう(?)笑撃の本編映像が、シネマカフェに到着した。“007”ことジェームズ・ボンドと同様、英国のスゴ腕スパイなのにコードネームは特になし。イーサン・ハントとは異なり、どんなミッションも全て不可能(インポッシブル)にしてしまう。そんな恐れ知らずの“天災的”スパイ、ジョニー・イングリッシュが6年ぶりに帰ってくる本作。この度、本編の中から到着したのは、謎のキレキレダンスで暗殺のピンチを幾度もくぐりぬける笑撃映像!「バナナラマ」のディスコソング「ヴィーナス」に合わせ、スパイとは想像もつかないほどに目立つハイテンションダンスを披露するジョニー。純粋にノリノリなのか?いや違う。では、酔っぱらっているか?それも違う。実はスパイ道具のひとつである2種類の錠剤が入ったカプセルの超速効のスーパー精力剤(!)を飲んでしまったため。一体、どんなスパイ活動中なのだろうか...。そこにジョニーが一目惚れした謎の美女オフィーリア(オルガ・キュリレンコ)が登場。妖艶なダンスでジョニーの背後に手を回すと、なんと、彼女が身に着けている腕時計から目に見えないくらい細いワイヤーが!次の瞬間ジョニーの首元にあてがい、ジョニーを絞殺しようとする!しかし、それをスピンで華麗に回避、そこからオフィーリアとペアダンスに突入するジョニー。彼は殺されかけていることなどつゆ知らず、しつこいくらいに目で愛を訴えかける。オフィーリアは諦めず、再度後ろからワイヤーをあてがうのだが…。本当は、ジョニーは天才的スパイなのかも!?また、クールビューティーなオルガのコメディエンヌっぷりも楽しめる本編映像となっている。『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』は11月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 2018年11月9日より全国にて公開ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS
2018年11月09日ファン待望のシリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』はズバリJ.K.ローリングが生み出した“魔法ワールド”の最高峰にして、驚く&泣ける圧倒的な大傑作!ネタバレと言う黒い魔法を封印するためにも、公開初日に見るべきだ。予想外な展開の連続! まるで魔法のジェットコースター前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で、主人公のニュート・スキャマンダーをはじめ、登場するキャラクターや彼らを取り巻く環境、そして愛くるしい魔法動物たちの活躍が丁寧に描かれたおかげで、続く本作は冒頭からいきなりフルスロットル!黒い魔法使いことグリンデルバルドの脱走劇を皮切りに、予想外の事態が次々と巻き起こり、まるで魔法のジェットコースターに乗っている感覚だ。それぞれのエピソードが有機的に絡み合い、気づけば壮大な1枚の絵画が完成している。そんなローリングの語り口に、改めて舌を巻いたし、見終わって「次が楽しみ」と純粋に心が躍った前作とは対照的に、今回は「この先、どうなっちゃうの?」という不安や恐怖に襲われてしまった。それほど衝撃的で、胸を打つクライマックスだ。魔法動物たちの新たな魅力については、ここで多くを語る必要はないだろう(むろん、最高!)。舞台をパリに移し、紀行ファンタジーとしての魅力も倍増している。うれしい誤算!? ジョニー・デップの怪演は、オスカーの価値あり主演を務めるエディ・レッドメインの香り立つ品位とユーモアは、今回も健在。若き日のダンブルドアを演じるジュード・ロウは、出番こそ少ないが奥深い存在感で、魔法ワールドの過去、現在、そして未来(『ハリー・ポッター』の世界)を結びつける役割を果たしており、シリーズ第3弾以降の活躍を期待せずにはいられない。そして、そのキャスティングに賛否両論が巻き起こっていたグリンデルバルド役のジョニー・デップが、すこぶる良い!魔法界を乗っ取り、人間をも支配しようとする黒い魔法使いの狡猾さを見事に演じる姿は、うれしい誤算だ。デップの怪演が、本作をワンランク上の傑作に押し上げているのは間違いなく、アカデミー賞の助演男優賞候補になる可能性もゼロではないと思う。ニュートとグリンデルバルドが求める“自由”とは?強く深く進化したドラマ性人間の影に追いやられる魔法使いの不満をかき集め、「世界を支配して、自由を手にする」。これぞ、グリンデルバルドの大いなる野望である。前作から描かれた“分断された世界”は、その溝をさらに深いものにしながら、魔法界の戦争勃発によって、重大な局面を迎えようとしている。ローリングが現代社会の抱える闇をファンタジーに持ち込み、希望という名の光をリアルな現実に灯そうと試行錯誤する姿が垣間見える。希望を託されたのは、決して万能とはいえないニュート・スキャマンダーである。ダンブルドアいわく「私が君を選んだのは権力を求めないからだ」。権力を求めるグリンデルバルドとは正反対のニュートだが、実はニュートも「自由を手にする」ため、生きづらい毎日と格闘する存在。そう考えると、ニュートとグリンデルバルドは、まるでコインの裏表のようだ。二人が求める“自由”とは何なのか?この普遍的なクエスチョンこそが、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のドラマ性をより強く深く進化させている。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年11月09日ジョニー・デップが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでジャック・スパロウを演じるにあたり、とんでもない方法で役作りを行ったことを明かした。ここ数か月、ファンの間でジョニーの健康状態が不安視されている中、先月ジョニーはさらにファンを不安にさせるすさまじい役作りを語ったのだ。「キャプテン・ジャックは、サウナで生まれたんだ。うちのサウナでね。ジャックって男は、人生のほとんどを海の上で暮らしてきた。だから、俺はこう考えた。脳みそに避けられないような灼熱を浴びて、対処しなければならないようなこともあったんじゃないかって」。そんな考えから、サウナで役作りを決意したジョニー。「サウナの温度を上げて…1000度くらいにね、メンタルに影響が出るくらいまで中に座ってたんだ」。1000度というありえない温度に観客たちは大爆笑。さすがにその温度が真実だとは思えないが、「脳みそが溶けるような体験」をしたことで、あのジャック・スパロウ役ができあがったという。「Medical News Today」は、水分が失われ血圧の変動が激しいサウナで無理をすれば、突然死を招くこともあると報じている。(Hiromi Kaku)
2018年11月08日ベビーニフラーなど新たな魔法動物の登場が明らかになり、ますます注目が集まっている『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。先日公開された本予告映像に続き、この度本作の“続投・新吹き替えキャスト”が明らかになった。■宮野真守ほか、仲間たち演じる声優陣が続投!魔法動物<ビースト>を愛する魔法使いの主人公・ニュートの声は、もちろん前作に続き“声優界のプリンス”宮野真守が担当。さらに、“正義感の強い魔法使い”ティナ役の伊藤静(「ハヤテのごとく!」「xxxHOLiC」)、“普通の人間(マグル)”ジェイコブ役の間宮康弘(「D.Gray-man HALLOW」)、ティナの妹・クイニ―役の遠藤綾(「しろくまカフェ」「おそ松さん」)、“謎に包まれた魔法使い”クリーデンス役の武藤正史(「バトルスピリッツ 覇王」)と、ニュートの仲間たちの声優陣も続投が決定した。■森川智之&平田広明、強力ベテラン声優が参戦!また新たに、豪華な吹き替えキャストも決定!今回初登場となる、ジュード・ロウが演じているニュートのホグワーツ魔法学校の恩師・ダンブルドア先生役には、トム・クルーズの吹き替えでお馴染み、『シャーロック・ホームズ』シリーズなどではジュード吹き替えも担当した森川智之。ジョニー・デップ扮する、魔法界と人間界を脅かす“黒い魔法使い”グリンデルバルド役には、アニメ「ワンピース」シリーズのサンジ役や、『パイレーツ・オブ・カリビアン』『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズなどなど、ジョニーの吹き替えでお馴染みの平田広明。前作ではカメオ出演だったが、本作からは彼を中心に物語が進行していく。そして、ニュートの元恋人・リタの声には、「キラキラ☆プリキュアアラモード」剣城あきら/キュアショコラ役の森なな子。ナギニ役は、「僕だけがいない街」「ゼロから始める魔法の書」「ピアノの森」の大地葉に決定。さらに、ニュートの兄・テセウス役には、ニュート役の宮野さんとは「妖狐×僕SS」でパートナーを演じていた江口拓也が担当。兄弟愛が熱く描かれる本作とあって、2人のシーンがより楽しみだ。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。※3D/4D/IMAX®同時公開(cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年11月02日あのホグワーツ魔法魔術学校、そしてパリの魔法界を舞台に描く、ハリー・ポッター魔法ワールド最新映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』から、この度、本シリーズでは欠かせない、魔法動物たちの活躍が光る本予告編が到着した。魔法動物<ビースト>を愛する魔法使いのニュート(エディ・レッドメイン)を主人公とした本シリーズ。前作では、光るものが大好きなニフラー、ニュートにべったりのボウトラックルなど、トランクの中から飛び出すたくさんの不思議な魔法動物が人気者となったが、11月公開の最新作でも魔法動物たちが大暴れするようだ。今回到着した予告編では、本作から登場する巨大な猫科の魔法動物ズーウーが、ニュートの魔法のトランクから出てきて暴れまわったり、お騒がせもののニフラーがニュートから仕事を頼まれて何かを探したり。また、ふわふわした毛につぶらな瞳のベビーニフラーも登場!映像ラストでは、ベビーニフラーがシャンパンのコルクに付いている銀紙を盗もうと試みるも、コルクが抜けてしまい、その勢いのまま飛ばされるキュートなシーンも確認することができる。ほかにも、オニやカッパなどの魔法動物が劇中で登場することが明らかになっており、たくさんの魔法動物たちの活躍にも期待膨らむ。そして本映像では魔法動物たちだけでなく、ジョニー・デップ扮する“史上最強の敵”グリンデルバルドとニュートたちが圧巻の魔法を繰り出すシーンも収録。ニュートたちが追い込まれてしまっているようだが、果たして――?今回も注目を集めそうな魔法動物たちの姿と、様々な魔法を繰り出す緊迫のシーン、本作の魅力がたくさん詰まった映像となっている。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。※3D/4D/IMAX®同時公開(cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年11月01日2003年から2017年まで5作のシリーズとして展開してきた『パイレーツ・オブ・カリビアン』が、リブート版として生まれ変わるかもしれない。「Deadline」によれば、リブート版の製作を予定しているディズニーは、新しい『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界観を生み出すために『デッドプール』シリーズの脚本家コンビのレット・リース&ポール・ワーニックを起用したい考え。現在、2人と交渉段階にあるという。リース&ワーニックは『ゾンビランド』で初めてコンビを組んで以来、『G.I.ジョー バック2リベンジ』、『ライフ』を手掛け、『デッドプール』シリーズを大ヒットに導いた。待機作にはマイケル・ベイ監督作でライアン・レイノルズが主演する『6 Underground』(原題)、『ゾンビランド』の続編『Zombieland Too』(原題)などが控えている売れっ子だ。リブート版『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、シリーズ全ての作品を製作してきたジェリー・ブラッカイマーが引き続き製作を担当。しかし、ジャック・スパロウを演じてきた主演のジョニー・デップの続投は明らかになっていない。シリーズ5作目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は、興行収入が伸び悩み、シリーズ史上2番目の少なさという結果に終わった。それでもブラッカイマーはシリーズの存続に意欲を見せていたが、6作目としてではなく全く新しい『パイレーツ・オブ・カリビアン』を製作することになりそうだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 2017年7月1日より全国にて公開© 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2018年10月24日今月初め交際が報じられたティモシー・シャラメとリリー=ローズ・デップが、街中で映画のワンシーンさながらの美しいキスを披露した。小雨が降る夜のニューヨークで、ティモシーは左手でリリーの腰を引き寄せ、リリーはティモシーの首に手を添え、唇にキス。ティモシーはフリースの黒いジャケットにダークデニム、リリーは白いTシャツにライトカラーのデニムで、カジュアルなファッションもぴったりマッチしている。このとき、ティモシーはピンク色のニューヨーク・ヤンキースのキャップをかぶっていたが、同日、フライドチキン・レストランではリリーがかぶっていた。ファッション小物をシェアし、パパラッチに狙われていても情熱的にキスしてしまう姿は、「ただの友達ではない」ことを証明した形に。2人は2019年配信予定のNetflix映画『The King』(原題)で共演しているため、「仲の良い共演仲間」と思いたかったファンもいたようだ。今年のアカデミー賞で史上3番目の若さ(22歳)で主演男優賞にノミネートされたティモシー。今月全米公開された『Beautiful Boy』(原題)での演技も高い評価を受け、来年のアカデミー賞に再び参戦することが予想されている。過去にジェニファー・ローレンスが「ETonline」に対し、「才能があってホット」なティモシーが「30歳くらいになるのを待っている」とラブコールを寄せたことも。リリーのライバルは多そうだ。(Hiromi Kaku)
2018年10月23日“Mr.ビーン”として日本でも大ブレイクした、イギリスを代表するコメディアン、ローワン・アトキンソンが主人公を演じる『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』。この度、“ボンドガール”として一躍脚光を浴びたオルガ・キュリレンコの場面カットがシネマカフェに到着した。ジェームズ・ボンドと同じく、イギリスのスパイなのにコードネーム(007)は特になし、イーサン・ハントと異なり、どんな作戦(ミッション)も全て不可能(インポッシブル)にしてしまう、恐れを知らない&危険を知らない、そして何にも分かっていない“天災的スパイ”ジョニー・イングリッシュが、6年ぶりに活躍(?)する本作。今作には、事件の鍵を握る謎の女オフィーリア役でオルガ、イギリスの首相役でエマ・トンプソンと、“無駄に豪華過ぎる女優陣”が脇を固めているのも見どころの一つだが、今回到着したのはそのオルガ演じる謎の女の場面写真だ。グラマラスな美女はスパイ映画には欠かせないが、到着した写真では、胸元を大胆に開け大人のセクシーな魅力全開のドレスに身を包み、銃を構え鋭い視線を送る姿や、ジョニーを背後から見つめ、彼に自分の正体を明かす重要なシーン。そして、物語の終盤で近代的なスケルトンPCに向かい、緊迫した表情を見せるオフィーリアが映し出されている。一体、彼女は何者なのか?敵か味方か?謎が深まるばかり。今回の役についてオルガは、「最初、彼女はミステリアスなキャラクターなの。彼女が何者で何が目的かわからない」とその謎っぷりを説明。また、脚本のウィリアム・デイヴィスは、「ボンド映画のような世界に存在する女優を起用したいと思っていたけど、簡単にはいかなかった。他のキャラクターは全員リアルな存在だし、ジョニーの行動に対する反応も現実的である必要があったからね。ふざけた感じになってはダメなんだ。ジョニーに対してリアリティ溢れる反応が重要で、その点オルガの演技は非常に素晴らしかった」と『007/慰めの報酬』に出演したオルガはまさに適任だったと語っている。そして、「彼女は優れたコメディ女優」と話す監督のデヴィッド・カーは、「シーンによっては軽めの演技をしなければならないこともよく理解していた。とにかく、本作ではジョニーを現実的な世界に登場させることが重要だった。オルガの演技のお陰で、ローワンの行動に現実味が出たよ。何よりも彼女特有の知的なコメディセンスを発揮してくれた」と絶賛している。今回オルガが演じたオフィーリアは、物語後半までその正体が明らかにされないが、ジョニーは彼女に一目惚れし、ロマンスを体験できると思い込んでしまうのだ。その勘違いっぷりは甚だしく、本作では2人のコメディ全開のやりとりも必見だ。『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』は11月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 2018年11月9日より全国にて公開ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS
2018年10月19日『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に引き続き、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でゲラート・グリンデルバルト役を演じているジョニー・デップが、世間を騒がせたキャスティング論争について意見を述べた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開された後、ジョニーは元妻のアンバー・ハードからDV被害を訴えられたり、元ボディーガードに酒癖の悪さや薬物使用の悪習を暴露されたりと、激しいイメージダウンに見舞われた。そのため、『ファンタビ』の続編にジョニーが再起用されることが報じられると、『ファンタビ』のファンたちが「映画のイメージにふさわしくない!」という不満や批判を原作者のJ・K・ローリングやデヴィッド・イェーツ監督にぶつけたのだった。ジョニーはこの“事件”を「Entertainment Weekly」誌との対談で「正直に言って、J・K・ローリングが気の毒でしかたなかった。人々のいろんな意見にうまく対処しなければならなかったんだから」とふり返っている。「それに、俺が不当に非難されているっていう事実はいまも変わらない。だから、『Sun』紙を名誉棄損で訴えているんだ。俺に対する間違った批判を何度も繰り返している」と、事実と異なる情報を流すメディアを批判した。「J・Kは何が正しいかを知っている。だから、俺を公式にサポートしてくれた。彼女は物事を軽く見ない。真実を知らなければかばってくれなんてしないよ。そういうわけさ」と語るジョニー。ローリングはジョニーの再起用をめぐり、「ジョニーに主要な役を演じてもらえるのは本当にうれしいこと」と擁護していた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年10月12日「ハリー・ポッター」魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で、ジョニー・デップ演じる最強&最悪の黒い魔法使いの陰謀に立ち向かう、最高の魔法使いたちを演じた主要キャストの来日が決定!エディ・レッドメインは前作公開時以来2年ぶり、ジュード・ロウは『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』以来、およそ6年半ぶりの来日を果たすことになった。本作の舞台は、『ハリー・ポッター』シリーズにも登場したホグワーツ魔法魔術学校とパリの魔法界。主人公のニュートとティナ、クイニー、ジェイコブ、そしてニュートの恩師・ダンブルドア先生に加え、黒い魔法使いグリンデルバルドが登場。魔法界にかつてない危機が迫る中、ニュートと仲間たち、そして魔法動物(ビースト)たちが奔走する。その日本公開を前に、ニュート役でお馴染みのエディ・レッドメイン、本作でダンブルドア先生を演じたジュード・ロウ、ニュートに惹かれる魔法使いのティナ役キャサリン・ウォーターストン、ティナの妹で美しい魔法使いのクイニー役アリソン・スドルと、クイニーと心を通わせたパン屋を営む人間のジェイコブ役ダン・フォグラーの来日が決定!来日キャンペーンは2日間にわたり、11月21日(水)には大規模なジャパンプレミアでレッドカーペットイベントとプレミア上映が実施され、公開前夜祭となる11月22日(木)にはファンのためのイベント「スペシャルファンナイト」が実施される予定。ファンイベントでは、ファンからの質問にエディらキャスト陣が答える特別な時間も設けられるという。主演のエディは、2016年11月の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』以来、2年ぶり4回目となる来日について、「こんにちは!エディ・レッドメインです。11月に日本に行くのを楽しみにしています。今回はダンブルドア先生を連れて行きますよ!」と挨拶。するとジュードも「ダンブルドアです!新しい“ファンタビ”を日本に紹介できることを楽しみにしています」とコメント。彼の来日は2012年2月に『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』のPR以来、約6年半ぶり、今回で8度目の来日となる。さらに、エディからは「日本のみなさん、杖の準備はいいですか?日本中に魔法をかけに行きます!」とのうれしい言葉が!超豪華な魔法使いたちが一堂に会する公開直前イベントに、ぜひ注目していて。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年10月12日女優のアンバー・ハードの弁護団が、精神的に苦痛を与え続けているとして俳優のジョニー・デップを非難した。先日の英GQ誌のインタビューの中で、ジョニーがアンバーとの2年前の離婚について口を開いたことを受け、アンバーの弁護団は双方間での守秘義務に反していると指摘している。ザ・ハリウッド・レポーターに出された声明にはこう書かれている。「デップ氏の発言についてGQが基本的な事実確認を行っていたら、その発言が完全に虚偽であることがすぐに分かっていたことでしょう」「デップ氏は守秘義務をあからさまに無視しただけでなく、その根拠のない主張についてハード氏が返答する機会を何度も拒否してもいるのです」「自分の人生においてかなりの汚点と言える時期を忘れようとしているハード氏を、デップ氏は恥ずかしいことにも精神的に痛め続けています」問題となっているインタビューで、ジョニーはドメスティックバイオレンスという明らかに自分らしくない行動の疑いをかけられたことに傷ついたと話した。また、2016年8月にTMZが公開した、アンバーの手から携帯電話を取り上げているように見える動画について、それが言われているよりもさらに昔のものであり、前後関係が無視されているとしてこう話していた。「あの出てきた、または誰かが作りあげた動画は、誰かの携帯で撮影されて、突然YouTubeに現れたけど、(ロサンゼルス)のダウンタウンじゃなかった」「彼女は最近のもののように見せかけたかったんだ。もっと古い動画だし、(実際には)俺が大金を失ったと分かった時の話だったんだ」(C)BANG Media International
2018年10月05日ジョニー・デップが2016年に元妻アンバー・ハードへ暴力を振るったとされている疑惑を、自ら完全否定した。イギリス版「GQ」誌の11月号の誌面で、この件について語ったジョニー。「俺が愛する人を傷付けるかって?脅すみたいに?いいや、やってない。そんなの全く俺らしくないよ。だから、当初は黙っていることにした。わかるだろう?この件は俺にずっとつきまとい、どんどんおかしな展開になるってことがわかってたんだ」と当時多くを語らなかった理由を明かす。「どうして全くのうそで誰かを攻撃することができるんだろう」とアンバーへの不満を隠せない。ジョニーのDV疑惑が報じられてから気がかりだったのは、家族や子どもたちのことだったという。特に息子のジャックくんは当時14歳で、多感な時期。「あの子にとっては、学校に行くのも大変だったと思うよ。『ほら、あいつスゴイよな。親父が女をぶん殴ったらしいぜ』なんて言われたんじゃないかな。なんで息子が、なんで娘がこんなことに巻き込まれなきゃならないのか」と苦悩をあらわに。ジョニーは、「俺は絶対闘いを止めない。絶対にだ。やれるもんならやってみろ。こういった話は長引くものだからな」と汚名返上のために闘い続けることを宣言。「いま俺が世界でもっとも切望していることは真実を知ることだ」と正義を求めた。(Hiromi Kaku)
2018年10月04日俳優のジョニー・デップ(55)が、元妻で女優のアンバー・ハード(32)との離婚劇について口を開いた。1年3カ月の結婚生活を経て、2016年5月に離婚を申請した2人だが、その際にアンバーからドメスティックバイオレンスの被害を受けたと言われたことにジョニーはとても傷ついたという。英GQ誌のインタビューでジョニーはこう明かす。「実際の自分とは全く正反対の人間として見られていることに傷ついた」「愛する人に暴力を振るうだって? そんなことはしていない。僕がやるようなこととも思えない」「25フィート(約7.6メートル)も離れたところにいて、どうやって彼女を殴るって言うんだ? それにそんなこと僕は考えもしないよ。馬鹿に見られているかもしれないけど、僕は馬鹿じゃない」そしてジョニーはその疑いが浮上したことで、世間の見方が変わったとして「人から違った目で見られるようになったと感じる。自分がシンデレラだったことがないのは分かってるけど、あのわずかな時間の中で、たとえて言うならシンデレラが突然野獣に変わってしまった」と続けた。また、その件が元パートナーのヴァネッサ・パラディとの子供である娘のリリー=ローズと息子のジャックにも大きく影響を与えたとして、「子供たちをあんな目に遭わせてしまったなんてさ。全く事実でないことで、人にこんな仕打ちをする人間がどこにいるっていうんだ」「当時14歳だった息子は学校に行くのも辛かったはずだ。だって人から『おい、この雑誌見てみろよ。お前の親父は女を殴るんだって?』なんて言われるんだ。なんで息子がこんな経験をしなくちゃいけなかったんだ? なんで娘はこんな経験をしなくちゃいけなかったんだ?」と怒りまじりに語った。しかしジョニーは、真実がいつかは明らかになるとしてこう話した。「でもいつかはこの件の真実が明らかになるだろうし、その時に僕はけたたましい急流の上に立っていることだろう。他の人もそうであることを願う。僕は真実が何かを知っているから、仕事やキャリアとか全てのことを今日投げ捨てなくてはいけなくなっても、それならそれでいいさ」(C)BANG Media International
2018年10月04日ハリー・ポッター魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の公開を来月に控える中、『ハリー・ポッター』シリーズと『ファンタスティック・ビースト』シリーズ全ての作品で小道具を手掛ける造形美術監督のピエール・ボハナが来日、今作でオフィシャルアンバサダーを務める芦田愛菜とスペシャルイベントに登壇した。ピエール・ボハナは、『ハリー・ポッター』の「空飛ぶほうき」や「魔法の杖」、クィディッチの試合で使用された「スニッチ」など、シリーズ全作の小道具を手掛け、『ファンタビ』でも魔法の杖や主人公ニュートのトランクなど数々の小道具制作を担当した造形美術監督。J.K.ローリングが創造した魔法世界を立体的に具現化する、ハリー・ポッター魔法ワールドには欠かせないひとり。10月2日(火)、新宿バルト9にて行われた前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』応援上映&スペシャルイベントに、来日したピエールと最新作オフィシャルアンバサダーの芦田さんが登壇。ピエールは彼が手掛けた数ある小道具の中で、最新作に登場するニュートのトランクや賢者の石などの実物を会場に持参、ファンである芦田さんはもちろん、会場に集まったファンたちも終始興奮した様子で話に聞き入っていた。■ガチファンの芦田愛菜、「スリザリン風」で登場まず、ピエールは「この仕事に携わることが出来てラッキーですし、素晴らしい人と仕事をご一緒することが出来て光栄です。皆さんにこのように迎え入れて頂き、光栄に思います」と挨拶。そして『ハリー・ポッター』シリーズのスリザリン寮を彷彿とさせる緑のセーターを着た芦田さんが「スリザリン風なんです」と嬉しそうにコメントすると、ピエールは「僕もお気に入りの寮だよ」と笑顔を見せた。熱気に包まれた会場で予告映像が流れると、芦田さんは目を輝かながら、「ナギニが出てきて、若き日のダンブルドアが見れて、ダンブルドアが持っているはずのニワトコの杖をグリンデルバルドが持っていてどうなるんだろう!気になります!」と興味津々。劇場には、ピエールがロンドンから持ってきた本作の撮影で実際に使用された小道具が展示されており、「こんなに近くに寄っていいんでしょうか!」と喜びの声を上げる芦田さん。小道具を見渡し、ニュートのトランクが気になる様子で「ニュートがトランクの中に入っていくシーンがすごく好きです!」と語った。■「今作からジョニーの役が膨らんでいく」と断言本作に登場する賢者の石にも反応した芦田さんは、ピエールに触っていいか自ら英語で質問し、ピエールからOKを貰うと、恐る恐る手に持ち「重さは軽くもなく、重くもなく…私には重く感じます!」と興奮と緊張に満ちた表情を見せた。また、このイベントで初めてお披露目となったジョニー・デップが演じるグリンデルバルドの小道具が登場。グリンデルバルドの骸骨の形をした所持品について、ピエールが「精霊を吸い込んだり吐き出したりするんだ」と小道具の説明をするとともに、「今作からジョニーの役が膨らんでいくよ」と言及。「脚本に書き込まれているもの、J.K.ローリングのアイディア、デイビッド・イェーツ監督、プロデューサー、衣装デザインのコリーン・アートウッドの提案するアイディアがあるので、それをまとめてどのように作っていくのか考えていったり、話し合いをして僕らは作業を進めていくんです」と小道具を作る過程も教えてくれた。■小道具の魔術師が最も苦労したのは…双子の魔法いたずら用品店続いて、観客からピエールへの質問タイムになり、『ファンタビ』の中で一番大変だったことについて問われると「楽しい仕事ですが、小道具を作る仕事は一つの旅路でもあります。始めから決まっているわけではないので皆でどのように作っていくのかを考えて創り出していきます。杖でも色々な作業過程があるので楽しいです」とコメント。そして「敢えて大変なことを挙げると時間がなくて大急ぎで作ったり、作る小道具の数が多い時ですね。ウィーズリーのお店(『ハリー・ポッター』で登場する「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」)はアイテムの数が多いので大変な思いをしました」とふり返り、ファンを喜ばせた。さらに、創作のインスピレーションについて問われたピエールは「J.K.ローリングがインスピレーションです」と断言。「彼女が作った世界を映像にしていくので彼女の世界を損なわないようにやっています。『(ハリー・ポッターと)賢者の石』以来彼女のストーリーテリングに触発されました。『ファンタビ』が始まってもう一度この世界に入るので、こちらとしてもレベルアップしなくてはいけない。次のチャプターはどのようなことがくるのか楽しみにしています。彼女の世界をどういう風に作っていくかということがやりがいがいです」と明かすと、芦田さんは「小道具はその結晶なんですね」としみじみと感心した様子で聞き入っていた。■芦田愛菜、“世界にひとつの魔法の杖”で「ルーモス!」イベントの最後には、ピエールが芦田さんのために作った魔法の杖をサプライズプレゼント!これには芦田さんも「嬉しすぎてなんて言葉にしていいのか分からないです!宝物にします!」と大興奮。「小学生の時に周りに杖を持っている子がいて羨ましかったんですけど、自分専用の杖なんて、本当にありがとうございます!」と感極まった様子。そして、ピエールから教えてもらった正しい杖の持ち方で会場に「ルーモス!」と魔法をかけ、会場が熱気に包まれたままイベントは幕を閉じた。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年10月03日『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメ(22)と、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの長女リリー=ローズ・デップ(19)が交際中のようだ。2人は今後配信となるNetflixの映画『The King』(原題)で共演。すでに撮影は終了している。1日(現地時間)、2人がニューヨークのカフェ「MUD」に来店した姿がキャッチされた。リリーはティモシーの腰に手を回しており、友達以上の親密さを感じさせている。また、カフェのみならず、セントラルパークや街中のストリートなど、ここ最近ニューヨークでデートする姿が頻繁に見かけられている2人。「路上でティモシーがリリーを抱き寄せてキスし、その後1分ほどいちゃついていた」という目撃情報もある。「E!News」によれば、ティモシーのファンたちは、ティモシーとリリーがお互いのSNSをフォローし合った1月から「付き合っているのかな?」と噂していたという。とはいえ、リリーは当時、モデルのアッシュ・スタイメストと交際しており、4月に破局。ティモシーは5年ほど前に、マドンナの娘のローデス・レオンとの交際が報じられたことがある。(Hiromi Kaku)
2018年10月02日「あれ、なんか太った?」9月中旬、飲料メーカーが主催した一日限りのプレミアムライブに出演するため来日したジョニーデップ(55)。貴重なミュージシャン姿には約1,000人のファンも大盛り上がり。本人もずいぶんノリノリだったようだ。「空港で出待ちしていたファンに笑顔で写真撮影する神対応を見せていました。プレミアライブでは柴咲コウさん(37)、中島美嘉さん(35)らと共演したようです。また、バンドメンバーであるエアロスミスのギタリストのソロライブにシークレットゲストとして登場するなど精力的な活動を見せていました」(広告代理店関係者)女優のアンバー・ハード(32)との泥沼離婚劇や激ヤセ報道など最近心配されることの多かったジョニー。服装の影響もあるかもしれないが、今回はどこかでっぷりとした印象に。これにはファンも一安心したそう。「ジョニーさんは1年ぶりの来日とあって、1週間ほど滞在していたそうです。海外では一部報道によってお騒がせ俳優のイメージがついてしまいましたが、日本での人気は高く本人も終始上機嫌だったと聞いています。バンドメンバーとのカラオケ、大好きな和食を堪能するなど心ゆくまで日本を堪能していました」(広告代理店関係者)ガリガリよりふっくらとしてるほうが健康的でいいけど、食べすぎにはくれぐれもご用心!
2018年09月28日エディ・レッドメイン演じるニュート・スキャマンダーを主人公に描く「ハリー・ポッター」魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』から、この度一瞬たりとも目が離せない、新映像が到着。ベールに包まれていたストーリーに迫る、わくわくの映像だ。今回到着した映像では、魔法界と人間界を支配しようと企む“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)を追ってパリへ発つニュートが、恩師のダンブルドア先生(ジュード・ロウ)からパリでの隠れ家の住所を渡されるシーンからスタート。“何故隠れ家が必要なのか”だが、ダンブルドア先生は「最悪な事が起きたら逃げ込め」と説明。一体、ニュートの身に何か危険が降りかかるのか、ストーリーの一部に迫る映像だ。また、「私が君を選んだのは権力を求めないからだ。君は常に”正義”を求める」と、ダンブルドア先生がなぜグリンデルバルドを追うことをニュートに託したのかが明かされるている。さらに、これまで名前が明かされていなかった“マレディクタス”(動物に変身してしまう“血の呪い”の意味)が、「ナギニ」と呼ばれるシーンも登場。「ハリポタ」シリーズに登場するハリーの宿敵・ヴォルデモートのペットかつ分霊箱であった大蛇ナギニと名前が一緒だが果たして…。ほかにも、ハリーもその心を奪われそうになった“みぞの鏡”を見るダンブルドア先生の前にグリンデルバルドの姿が映し出されるシーンでは、2人の関係がとても気になる形で描かれ、「ハリポタ」シリーズではお馴染みの“ポートキー”や、今作から登場の魔法動物“ズーウー”の姿も確認することができる。新キャラクターやより深くなっていくストーリーとともに、さらにパワーアップした本作からますます目が離せない!『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。※3D/4D/IMAX(R)同時公開(cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年09月26日女優の桐谷美玲が、大ファンだという「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」シリーズを応援する“ハリー・ポッター魔法ワールド公式アンバサダー”に就任したことが19日、わかった。最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(11月23日公開)などの情報を日本全国に届ける役割を果たす。桐谷は、小学生時代に「ハリー・ポッター」の小説を読んで以来、同シリーズの魅力にどっぷりハマり、小説全巻読破はもちろん、映画はすべて映画館で鑑賞しているほか、USJのハリポタエリアもプライベートで訪れるなど、筋金入りの「ハリポタ」&「ファンタビ」ファン。アンバサダー就任に、桐谷は「お話を聞いたときに本当にいいんですか!!という気持ちでいっぱいでした。初めて本を読んだときからずっとファンで、本も映画も全て観ていましたし、ファンタビももちろん観ていたので、大好きな作品のアンバサダーになれてすごくうれしいです」と喜びを爆発させた。また最新作について「ホグワーツやダンブルドア先生が出てきたりして、ハリー・ポッターの世界ともどんどん繋がっていく物語になっていくのでそこに期待しています」コメントしている。桐谷のアンバサダーとしての活動は、秋にパリで盛大に行われる予定のワールドプレミアを現地取材し、レポートをするという大役に加え、テレビCMにも登場予定となっている。最新作は、主人公のニュートとその仲間たち、ティナ、クイニー、ジェイコブはもちろん、ジュード・ロウが演じるニュートの恩師・ダンブルドア先生や、ジョニー・デップが演じる最強の敵・グリンデルバルドが登場するなど、さらにパワーアップした内容に。このたび、桐谷のコメント入り特別予告映像も公開された。(C)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C)J.K.R.
2018年09月20日「嵐」の大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤がゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」の9月15日(土)今夜放送回に女優の芦田愛菜がゲスト出演。芦田さんは話題のデスマッチ企画に参戦する。3歳から子役として活動、2010年放送のドラマ「Mother」でみせた類まれなる演技力が大きな話題となり、翌年春のドラマ「マルモのおきて」で連続ドラマ初主演を果たしたほか、共演した鈴木福と犬のムックとともに劇中の役柄で「薫と友樹、たまにムック。」を結成、主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」を歌いこちらも大ヒット。さらに2013年には映画『パシフィック・リム』でハリウッド進出を果たすと、「明日、ママがいない」「OUR HOUSE」など小学生ながらドラマ主演作を続々と世に送り出し、昨年慶應義塾中等部に入学。この秋からは連続テレビ小説「まんぷく」への出演も決定している芦田さん。そんな芦田さんが人気スイーツやイタリアンなど大好物をかけて「嵐」とクイズ対決。一同が騒然とした芦田さんの衝撃珍解答とは!?さらにスタジオでいま注目のリズムゲームに挑戦するなど、中学2年生となった芦田さんのドラマや映画とも一味違う素顔が楽しめるオンエアになりそう。また「相葉雅紀のツーリング企画」にはアンジャッシュが登場。“グルメ王”渡部プレゼンツで贈る「相葉の大好物グルメツーリング」もお楽しみに。14歳なのに「60歳?」と疑いをかけられる「Y!mobile」のCMも話題の芦田さんだが、この秋公開の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のオフィシャルアンバサダーに就任。同作は『ハリー・ポッター』シリーズ最新作となり、おっちょこちょいでちょっと人見知りの魔法動物学者ニュート(エディ・レッドメイン)が、「史上最悪&最強の黒い魔法使い」のグリンデルバルド(ジョニー・デップ)を捕まえるためパリを舞台に奔走する…というストーリー。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。「嵐にしやがれ」は9月15日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) J.K. Rowling
2018年09月15日日本の人気アニメ「TIGER & BUNNY」の実写版映画を手掛けることが発表されていた米制作・配給会社「Global Road Entertainment」が、破産申請を行った。「Deadline」が報じた。同社は米実業家のドナルド・タン氏の「Tang Media Partners」の子会社。先月半ば、関係者が資金調達がうまくいっていないことを「The Hollywood Reporter」 に明かしており、先週にはアメリカとイギリスの従業員50人を解雇。破産申請は時間の問題とみられていた。同社の前身は配給会社「Open Road Films」で、2016年のアカデミー賞6部門でノミネートを受けた「スポットライト 世紀のスクープ」などを配給していたが、2017年8月に「Tang Media Partners」が買収。同年10月にタン氏が「ライオンズ・ゲート」の元重役ロブ・フリードマン氏をCEOに迎え、「Open Road Films」と自社の複数の部門を併せて「Global Road Entertainment」社を設立したのだった。しかしこの1年で、製作や配給を担当した作品はヒットに恵まれず、破産申請に至ることに。配給を担当していたジョニー・デップ主演の「City of Lies」(原題)には大きな期待がかかっていたが、ジョニーの暴力沙汰事件により、9月7日の公開が取りやめになっていた。タン氏が発表した声明文によれば、破産により同社内の映画部門は閉鎖されるものの、配給とテレビ部門については稼働し続けるとのこと。「TIGER & BUNNY」の実写映画への影響については不明。(Hiromi Kaku)
2018年09月11日