ミシン(MISHIM)の新ブランド「ジーナ・クワン(gena kuwan)」から、ジュエリーコレクションが誕生。2021年6月中旬より、ミシンアトリエショップ、東京・プレインストック、兵庫・オズモンドドライブほか取り扱い店舗にて発売される。「ジーナ・クワン」よりジュエリーコレクション誕生⼟肥牧⼦によるデザインレーベル「ミシン」は、陶器ブランド「ミシンポタリークリエイション」を軸に、日本の素材・技術・技法を集結させた作品デザインを展開。「ジーナ・クワン」は、このミシンからデビューした新ブランドで、“⼥性彫刻家のジーナ・クワンと、そのアトリエの物語”をキーワードに、そこから生まれるプロダクトとライフスタイルを提案する。ありのままの「鉱物」から生まれるジュエリージュエリーコレクションでは「鉱物」にフォーカス。アゲート(瑪瑙)やアゲートジオード(晶洞瑪瑙)、⽔晶(単結晶)などを主役に、鉱物のありのままの姿を最⼤限⽣かしたストーリー性の高いジュエリーを取り揃える。一般的に、鉱物は美しい部分のみ切り取られ、磨かれ、製品化されることが多いが、ジーナ・クワンでは、外側の石の部分や結晶が露出しているために磨けない部分など“クセのある”部分もまるごと使用する。鉱物と10kイエローゴールドや14kゴールドフィルドといった金属をミックスさせることで、洗練さをプラス。⾦属部分は原型から仕上げまでを⼭梨県甲府のジュエリー製作所「まほろクラフト」が担当し、鉱物部分の加工は、同じく甲府の貴⽯彫刻オオヨリが手掛ける。ラインナップは、アゲート(瑪瑙)の素材を活かしたバングルやピアス、イヤリングなど。リングは“ハーフムーン”と名付けれた“半月型”のアゲート(瑪瑙)がロマンティックな表情を見せている。バリエーション豊富に展開されるネックレスなどは、鉱物の自然の色を活かしているため、一つひとつが個性的で、見ているだけでハッピーな気持ちにさせてくれる。【詳細】ジーナ・クワン(gena kuwan)発売時期:2021年6月中旬<アイテム例>・オープンバングル(agatesilver925 + 18k gold plate)38,500〜42,900円(税込)・イヤリング(ピアス)ペア(agate10k yellow gold)27,500〜30,800円(税込)・リング(ハーフムーン) (agatesilver925 + 18k gold plate)24,200円(税込)・ネックレスdrop(agate14k gold filled)23,100円(税込)取り扱い店舗:・ミシンアトリエショップ住所:埼玉県小川町大塚426-蔵・プレインストック住所: 東京都世田谷区喜多見8-7-6・オズモンドドライブ住所:兵庫県姫路市青山1464・ジーナ・クワン公式オンラインストア
2021年06月05日コロナによるロックダウンをテーマにしたオムニバス映画の製作が進んでいる。短編を集めたオムニバス映画で、タイトルは『With/In』。それぞれの短編は、巣篭もりの間にスターや監督たちが撮影した、手作り的な映画。参加した人々には、クリス・クーパー、ジュリアン・ムーア、ドン・チードル、デブラ・ウィンガー、エミリー・モーティマー、レベッカ・ホール、ジーナ・ガーションなどが含まれる。トータルの上映時間は2時間になる予定。収益の一部はチャリティに寄付されるとのことだ。文=猿渡由紀
2020年07月31日6月13日(土)深夜のテレビ東京「サタ☆シネ」は、ウォシャウスキー姉妹の監督デビュー作となる『バウンド』を放送する。ラナ・ウォシャウスキーとリリー・ウォシャウスキーのウォシャウスキー姉妹は、キアヌ・リーブス主演による『マトリックス』を監督。同作は2作の続編とスピンオフアニメーション作品をはじめ、何作ものゲームが展開されるなど世界観の広がりを見せた。さらに日本のアニメ「マッハGoGoGo」を実写化した『スピード・レーサー』や『クラウド アトラス』などの意欲作で、常に新たな映像世界を見せ続けたきたウォシャウスキー姉妹。その原点ともいえるのが、2人が初監督を務めた本作だ。窃盗で捕まったコーキー(ジーナ・ガーション)は5年の刑期を終え出所し、マフィアのメンバーが所有するアパートの空き部屋改修を任される。隣の部屋には組織のマネーロンダリングを担当する幹部のシーザー(ジョー・パントリアーノ)とその情婦のバイオレット(ジェニファー・ティリー)が住んでいた。コーキーと出会ったバイオレットは彼女を一目見て気に入り2人は深い仲となる。そんななか、組織の会計士の200万ドル横領が発覚。シーザーの部屋で会計士の拷問が行われる。その様子に嫌気がさしたバイオレットは、コーキーにシーザーと別れたいからその金を奪い逃げようと持ちかける。彼女に惹かれてはいたがマフィアの恐ろしさもよく知っていたコーキーは躊躇するが、取り返した金の受け渡しの話を聞いてある計画を思いつくのだった。2人はマフィアの金を奪い逃げ切ることができるか…という物語。出演はバイオレット役に『ライアー ライアー』などのジェニファー・ティリー。コーキー役に『ドリヴン』のジーナ・ガーション。シーザー役に『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のジョー・パントリアーノ。ラナ・ウォシャウスキーは昨年『マトリックス』シリーズの新作を製作することを発表。キアヌ・リーブスとキャリー=アン・モスが再びネオとトリニティーを演じるという。同作の今後に期待が高まるなか、公開当時世界に衝撃を与え、いまなおその新鮮さを失わないシリーズの原点を改めてじっくり味わいたいところ。サタ☆シネ『バウンド』は6月13日(土)27時15分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年06月13日ニューヨーク出身のチャーリー・シーンやウーピー・ゴールドバーグをはじめ、ニューヨークを愛するスタッフ&キャストが集結し、2001年9月11日、ワールドトレードセンタービルで起きた同時多発テロ事件をビル内部の視点から描いた『ナインイレヴン 運命を分けた日』。劇中でその日、離婚調停で破綻寸前だった夫婦役を熱演したチャーリーとジーナ・ガーション(『フェイス/オフ』など)のコメントを交えた特別映像が、シネマカフェに到着した。2001年9月11日、ニューヨーク。ワールドトレードセンタービルのエレベーターに偶然居合わせた、実業家のジェフリー(チャーリー・シーン)と離婚調停中の妻イヴ(ジーナ・ガーション)、バイクメッセンジャーのマイケル、恋人に別れを告げに来たティナ、ビルの保全技術者のエディの5人。突如、ビルに飛行機が激突し、彼らは北棟の38階辺りに閉じ込められてしまう。外部との唯一のつながりは、オペレーターのメッツィー(ウーピー・ゴールドバーグ)との通信だけ。恐怖と闘いながら外への逃げ道を探す5人が極限状態で下した決断とは…。日米ほぼ同時公開(日本9月9日、全米9月8日)となる本作で、主演を務めるチャーリーは久々のスクリーンカムバック。だが、出演が決まるまでの道のりは一筋縄ではいかなかったとマルティン・ギギ監督はふり返っている。「脚本を書き始めたときから、ニューヨーク出身であるチャーリーに主役を演じてほしいと考えていました。しかし、最初の脚本を送った段階では断られてしまった。チャーリーにとっては、久々のスクリーン復帰作であることに加え、実際に9・11で友人を亡くしており、この題材についてはことさら慎重でした」と明かす。「しかし、『あなたがいないとこの映画は作れない。あの日が皆に忘れ去られないために、絶対に伝えないといけないストーリーなんだ』という思いを伝えると出演を決めてくれました」と、監督が直談判したことを激白する。そのチャーリーは、「9・11を内側から描くストーリーはあまりないと思う」と語る。「いったい何が外で起きているのか、状況が分からないまま耐え抜こうとする人々を演じるのはとても難しかった。ほとんどがクローズアップでその瞬間に意識を集中させること、信頼をすることを学んだよ。ジーナはエネルギーに溢れていて素晴らしかった。僕たち夫婦の関係は、重大な決断と同じように、些細で取るに足りないと思われる決断がどれだけ運命を左右するかを表しているんだ」とコメント。また、ニューヨーク在住であり、同じく強い思い入れのあったジーナは、「これは私たちの話でもあるの、自宅もあの現場に近いわ。以前なら(9・11を描くのは)早すぎたかもしれない。16年経ったいまだから、私たちに何が起きて何を経験したのかを理解し、残っているものは何なのかを考えられると思った。この事件を生き延びた人々に敬意を払い、その経験をないがしろにしてはならないわ」と語る。そして、離婚寸前の夫婦をチャーリーと共に演じたことについて、「(イヴは)冷静に見えるけれど実は悲しんでる。愛した男と離婚するからよ。彼女は夫から離れようとしていたけど、思いもよらない悲劇に直面し、2人はお互いに強い絆で結ばれている、まだ愛があることに気づいたの」。結婚生活の終焉を迎え、離婚を成立させるための話し合いにきた夫婦が、その日、ワールドトレードセンターのエレベーターに乗ったことで、2人の人生は誰にも予測できなかった形で再び結びつくこととなる。自分にとって、愛する人にとって、かけがえなく大切なものは何なのか、本作は改めて見つめ直すきっかけをくれるはずだ。『ナインイレヴン 運命を分けた日』は新宿武蔵野館、丸の内TOEIほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年09月11日