『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、そして『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に繋がる物語として、反乱軍の誕生を描く「キャシアン・アンドー」。その10話では、ついにキャシアン(ディエゴ・ルナ)が“反乱の意志”を表明し、帝国の強制労働収容施設から脱出。また、コルサントではある“密会”も描かれた。それぞれに見せ場のあったアンディ・サーキスとステラン・スカルスガルドが纏うリーダーシップや威厳、醸し出されるキャラクターの人間味に圧倒された回となった。「道は1つ」キャシアンに感化されたキノ・ロイまずはナーキーナ5の収容施設。前回、“52D”のウラフが脳卒中で亡くなったことで、キャシアンは脱出するチャンスは新入りが補充される明日しかないと確信する。しかも、それは最後のチャンスだ。「明日しかない」と、キャシアンは“52D”をまとめるキノ・ロイ(アンディ・サーキス)を焚きつけるも彼は態度を渋る。でも、もし5,000人もの収容者が一気に反乱を起こしたなら、逃げのびる手はある。「俺は服従するより 奴らと戦って死ぬ方を選ぶ」とキャシアンはキノに宣言する。そして翌日、新入りが来るタイミングを見計らって、キャシアンは水道管を壊して水漏れさせ、床の通電をダウンさせる。また、“52D”のキノたちは工具や部品を投げつけながら部屋を脱出、次々に別の階へも声をかけていく。やはり人海戦術が物を言う。そこで8階の司令室を制圧したキャシアンはキノに言うのだ。皆を鼓舞するのは「あんたじゃなきゃダメなんだ」と。彼の指示なら皆が耳を傾けるからだ。「どこまで逃げられるか、何人が生きて出られるか、すべて俺たち次第」「今日のようなチャンスは二度と来ない」と全館に向けて話すキノは、「服従するより 奴らと戦って死ぬ方を選ぶ」とキャシアンの言葉をそのまま収容者たちに伝える。キャシアンを見つめながら力強く、迷いもなく話すキノ。演じるアンディ・サーキスの鬼気迫る演技もあって、本シリーズに屈指の名シーンがまた1つ誕生した。その姿は、彼がパフォーマンスキャプチャーで演じた『猿の惑星』で強固なリーダーシップをとったシーザーをも思い起こさせた。お互い助け合い、誰かが戸惑っていたり、迷ったりしていたら鼓舞して背中を押せ、というキノ。生きのびる道はたった1つだけ、「道は1つ!道は1つ!」という声が次々に重なっていく。しかし、何という皮肉か。海に囲まれた施設から脱出するためには飛び降りて力の限り泳ぐしかないのだが、「泳げないんだ」とここに来て足を止めてしまうキノ。そんな彼に別れを告げる間もなく、キャシアンは人波に押し出されるように海に飛び込んでいく。アンディ・サーキスが演じたキノ・ロイは『ローグ・ワン』には登場しない。「スター・ウォーズ」史にその“名前は刻まれなくても”、彼や5,000人の収容者たちは確かにここで、生き抜くために戦ったのだ(ただ、お願いだからもう黒人のキャラクターを最初に撃たないでもらいたい)。自分は見ることのない未来のために戦うルーセン・レイエル一方、コルサントではモン・モスマ(ジェネヴィーヴ・オライリー)が反乱のための資金を守るべく、銀行家ダヴォ・スカルダン(リチャード・ディレイン)と対面する。帝国が元老院を通さずに決めた金融規制には抜け道もある、と彼はモン・モスマにささやく。そのための手数料はいらないと言う彼が求めた別の条件は、なんと彼の14歳の息子とモスマの13歳の娘リーダの婚姻だった。さあ、どうする、モン・モスマ。娘の人生を、その尊厳をも、犠牲にすることになるのだろうか…。また、ルーセン・レイエル(ステラン・スカルスガルド)は意外なある人物と秘かに会う。帝国保安局:ISBでパータガス少佐(アントン・レッサー)のもと、デドラ・ミーロ(デニース・ゴフ)とともに働くロニ・ヤング(ロバート・エムズ)だ。彼は1年近く反乱分子側のスパイをしていたらしい。デドラが最近“アクシス”なる人物を追っていること、アルダーニ事件との接点を探り始めていること、フェリックスでの出来事との関わりも調べ、これらが一直線に繋がると考えていることをルーセンに伝えるロニ。さらにはアントン・クリーガー派のパイロットを囮にした帝国の作戦のことも伝える。これほどの“ネタ”を持ってきたロニは最近父親になったことで、もうこんな危険な役目は降りたいと考えていた。だが、ルーセンにとってロニは手塩にかけてきた重要なスパイ。手放しはしない。ロニの二重生活や、そのストレスをねぎらいつつ「君こそ我々の英雄だ」とまで言う。ならば、ルーセンにとっての犠牲は何か、ロニにそう問われたルーセンの答えもまた胸震える場面となった。愛や平穏な日々は捨て、亡霊と夢を分かち合っている。彼にとっても“道は1つ”であり、自身の怒り、エゴ、強情さ、闘争心が逃れられないその道を歩ませる。綱渡りどころか、地面すらもないところを進み続けているのだ、と。たとえクリーガー派が全滅しても、やむを得ない犠牲であり、帝国を油断させる術になるという。敵(帝国)を倒すためなら良識など捨てて敵の方策をも利用する。ロニの子どもも育っていく未来を思うなら、反乱という1つの道のため、「自分は見ることのない夜明けのために命を燃やす」と言うルーセン。「自分は見ることのない夜明け」という言葉に、『ローグ・ワン』のラストでジン・アーソと抱き合うキャシアンの姿が重なる。ルーセンはロニを説得しながら、もっと英雄が必要だという。彼が言うように大衆から感謝されたり、脚光を浴びたりすることはない、その後の物語では名前さえも言及されないような英雄たちだ。ルーセンらも『ローグ・ワン』に登場しない時点で今後の運命は暗示されている。さて、残すところあと2話。逃げのびたキャシアンは、反乱軍の創設はどうなるのか、期待が高まる。「キャシアン・アンドー」は毎週水曜日17時よりディズニープラスにて独占配信中(全12話)。(上原礼子)
2022年11月12日『ナイト ミュージアム』『フリー・ガイ』のショーン・レヴィが『スター・ウォーズ』の映画を監督することがわかった。ただし、彼は『デッドプール3』を監督することが決まっており、そちらが先になる。レヴィはまた、製作総指揮を務める『ストレンジャー・シングス』の最終シーズンとなる第5シーズンで、最低でも2話を監督する予定だ。そのほかに、『フリー・ガイ』の続編にもゴーサインが出ている。レヴィが監督する『スター・ウォーズ』がどのような内容なのかはわかっていない。今後の『スター・ウォーズ』劇場用映画の監督には、パティ・ジェンキンス、タイカ・ワイティティも名を連ねる。文=猿渡由紀
2022年11月09日『スター・ウォーズ』のツイッターアカウントが、同シリーズのスピンオフドラマ「The Acolyte」(原題)の製作開始を発表した。キャストのアマンドラ・ステンバーグ(『ハンガー・ゲーム』)とイ・ジョンジェ(「イカゲーム」)が製作総指揮で脚本家のレスリー・ヘッドランドから指示を受けている舞台裏画像が公開され、また、2人を含む主要キャストも正式に発表。キャリー=アン・モス(『マトリックス レザレクションズ』)、ジョディ・ターナー=スミス(『アフター・ヤン』)、マニー・ジャシント(『トップガン マーヴェリック』)、ダフネ・キーン(『LOGAN/ローガン』)、レベッカ・ヘンダーソン(「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」)、チャーリー・バーネット(「シカゴ・ファイア」)、ディーン=チャールズ・チャップマン(「ゲーム・オブ・スローンズ」)が出演するという。キャストが正式に発表されたことでそれぞれのファンが喜びの声を上げているが、特に『マトリックス』シリーズでアクションをこなしてきたキャリーに「敵役だといいな!」「どんな役かな?」と注目が集まっている。「The Acolyte」は、「ハイ・リパブリック時代の終焉を舞台とし、視聴者を闇に包まれた秘密とダークサイドの力が現れた銀河へと誘うミステリースリラー。元パダワンの女性がジェダイ・マスターと再会し、一連の犯罪を調査することになるが、彼らが対峙するのは想像以上に邪悪な力だった」という内容の物語。Disney+で配信される。(賀来比呂美)
2022年11月08日幕張メッセで3日間開催される「東京コミックコンベンション 2022」に、『スター・ウォーズ』シリーズのパルパティーン役で知られるイアン・マクダーミドが参加することが発表された。『スター・ウォーズ』シリーズのエピソード1~3、4、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』と長きに渡り同役を演じたイアン。トニー賞最優秀助演男優賞受賞の経歴を持ち、ロンドンの劇場アルメイダ・シアターの芸術監督も務めるなど、多岐に渡り活躍。今回イアンは、期間中全ての日程で来場し、当日は会場において写真撮影会およびサイン会等も予定されている。イアンのセレブチケットは、10月27日(木)10時より発売開始。さらに、先日来日が発表されたヘイデン・クリステンセンとのダブルショットで撮影ができるセレブチケットも発売される。ヘイデンは、ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーを演じており、作中で師弟関係にもある。「東京コミックコンベンション 2022」は11月25日(金)より幕張メッセにて開催。(cinemacafe.net)
2022年10月18日オリジナルドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』が、9月21日よりディズニープラスで日米同時配信開始された。本作は『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の5年前、帝国が支配する暗黒の時代を舞台に、反乱軍として立ち上がる名もなき人々の物語。予告編から既に映画レベルだという声が多数挙がるほど、壮大なスケールが感じられる本作。もちろん最先端のCG技術を駆使したシーンも多々あるが、実はこれまでの『スター・ウォーズ』ドラマシリーズと比べ多くのシーンで“ロケ撮影”にこだわって制作されている。それは数々のロケ地で撮影し、圧倒的な世界観を描いてきた映画シリーズのこだわりを受け継いだ結果なのだ。例えば『スター・ウォーズ』の伝説的存在であるルーク・スカイウォーカーが暮らすタトゥイーンの家も、チュニジア南部にあるマトマタという街で撮影された。その他にもグアテマラ、スペイン、サウジアラビア、ノルウェーなど『スター・ウォーズ』は様々な国と地域で実際に撮影されており、ロケ撮影だからこそ感じられる臨場感を観客に与えるだろう。ロケ撮影はスコットランドやイングランドなど各地、イギリスのパインウッド・スタジオに建てられた巨大なスタジオなど、全12話あるうちのほとんどのシーンが物理的に存在する場所。そのなかでも製作陣がこだわったのが、スコットランドのハイランド地方に存在する「クルアチャン・ダム」という巨大なダムにセットを組んだロケ撮影だったという。周囲を山々で囲まれた、その出で立ちは存在感抜群。本作のプロダクション・デザイナーを務めたルーク・ハルは「スコットランドのハイランド地方に惑星のセットを建てるというアイデアはとても魅力的なものでした。『スター・ウォーズ』に登場する惑星の多くは砂漠か氷ですが、本作ではそれらとは違うバージョンの惑星を作り出せる具体的な景観を見つけたいと思っていたのです」と語っている。さらに「あのダムをよく見ると、ダース・ベイダーのマスクのような様相をしています。このシリーズで私たちがやろうとしていたことは、どの景観にもちょっとした“帝国の暗い影”を落として描くことだったので、その点でも完璧なロケ地でしたね」と撮影に一貫して込めたこだわりを明かした。また主人公のキャシアン・アンドーを演じるディエゴ・ルナは、そうしたリアルなロケやセットでの撮影に対し「歩きながら左右のどちらを向いても、そこにはしっかりと何もかもが存在しているんだ。ひとつのドアをくぐればその中の生活を見ることができる。店はちゃんと店だし、階段の先には行先がある。そういう風に、すべての事物がストーリーに何かを注ぎ込んでいるんだ。ルークは最高な仕事をやり遂げたと思うよ。ものすごく入念で、ものすごく具体的だよ」と喜びを告白。映画シリーズのこだわりを受け継いだロケ撮影、そしてリアルさを求めた細かなこだわりなど、徹底して製作された『キャシアン・アンドー』。映画クオリティの映像にも注目しつつ、その世界観を堪能してほしい。『キャシアン・アンドー』9月21日(水)ディズニープラスで初回3話独占配信
2022年09月23日史上最も泣ける「スター・ウォーズ」と称された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の5年前、名もなき勇者たちが反乱軍として立ち上がる物語「キャシアン・アンドー」。この度、9月21日(水)本日配信の本作の日本版声優が発表された。今回発表されたのは、『ローグ・ワン』に登場し、本作では“反乱軍の誕生”に大きく関わる重要キャラクター、主人公で反乱軍の情報将校キャシアン・アンドー、反乱軍の女性リーダー モン・モスマ、反乱軍の過激な戦士ソウ・ゲレラを吹き替える3名。キャシアン・アンドーを加瀬康之、モン・モスマをさとうあい、ソウ・ゲレラを立木文彦が続投する。冷静沈着で情報を武器に戦略を練りながら戦うキャシアン・アンドー。『ローグ・ワン』では全てを失い、6歳の頃から戦いの運命に巻き込まれたことを明かしており、後にレイア姫やジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーらも協力することになる反乱軍の形成に深く関わることに。今回の続投に加瀬さんは「緊張と期待が大きかったです。『ローグ・ワン』よりも過去のキャシアンをどう表現して成長させていけるのか…。とにかく挑みました。まさかキャシアンが主人公として描かれるドラマが制作されるとは思いませんでしたので、『ローグ・ワン』の人気の凄さを改めて実感しました」と語り、「今回のドラマではキャシアンの過去が細かく出てきます。生い立ち、家族、過去と向き合いながら戦うキャシアンの物語は期待大です。もっと掘り下げていって欲しいですね」とコメント。また、『エピソード6』で初登場し、映画シリーズやアニメーション作品でも活躍するモン・モスマ役のさとうさんは、「ジェダイの帰還」のソフト版でモン・モスマを演じて以来、アニメーション作品なども含めて何度もモン・モスマを演じてきたSWレジェンド。演じるときのコツについて「モスマの"気品"を持ちつつ、力む事なく演じるよう心掛けております。難しいですが…」と解説し、「本作ではモスマの私生活、家族のお話にも期待して頂きたいと思います」とアピールした。『ローグ・ワン』のソウ・ゲレラは、過激で向こう見ずな戦い方をするために、敵だけでなく味方からも悪評が立ってしまうキャラクター。そんなソウ・ゲレラが本作に登場することについて立木さんは「役との強い縁と、“フォース”を感じます」と喜び、本作については「今作は、『スター・ウォーズ』のルーツとなる物語ですから、SWファンなら観ないという選択肢は全くもってありません。ぜひ隅から隅まで何回も観てみて下さい。必ず新しい発見があるはずです」とファン必見の作品となっているようだ。「キャシアン・アンドー」初回3話は9月21日(水)よりディズニープラスにて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年09月21日『イカゲーム』で世界的にブレイクしたイ・ジョンジェが『The Acolyte』に主演することがわかった。ディズニー・プラスで配信される『スター・ウォーズ』の新シリーズで、もうひとりの主役はアマンドラ・スタインバーグ。ほかにジョディ・ターナー=スミスも出演するようだ。レスリー・ヘッドランドがショーランナー、監督、エグゼクティブ・プロデューサーを務める。イ・ジョンジェは、『イカゲーム』で映画俳優組合賞(SAG)、放送映画批評家協会賞(Critics Choice Awards)、インディペンデント・スピリット賞の主演男優賞を受賞した。監督デビュー作となった『Hunt』はカンヌ映画祭でお披露目され、アメリカでの配給も決まっている。文=猿渡由紀
2022年09月09日銀河の原点へと繋がる“反乱軍誕生”の物語を描く「キャシアン・アンドー」。本作の配信日が9月21日(水)に変更となり、『スター・ウォーズ』オリジナルドラマシリーズ史上初の初回3話同時配信が決定。さらに本作の最新予告とキービジュアルが全世界で解禁となった。当時、史上最も“泣ける”「スター・ウォーズ」とファンから称された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、そして『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の5年前。帝国軍が支配する暗黒の時代に、反乱軍として立ち上がる人々を描く本作。その中の1人が『ローグ・ワン』でデス・スターの設計図を盗むべく、命がけのミッションに挑んだ情報将校キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)だ。ディエゴ・ルナ解禁された最新予告では、未だ明らかになっていなかった物語の一端が判明。帝国軍が圧倒的な力で支配する時代、キャシアンは軍人を装い“大義”のために帝国に潜入する。しかし、帝国軍にも反旗を翻すべく立ち上がろうとする人々が存在した。予告には『ローグ・ワン』にも登場した反乱軍の戦士ソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)の姿も。彼の戦いぶりは過激で向こう見ずな一面もあるが、帝国軍を恐れず戦う強い意志がある。さらに、役柄は不明だがステラン・スカルスガルド演じる新キャラクターも現れる。そして『ローグ・ワン』にも登場し、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』で初登場して反乱軍の指揮をとった女性リーダー、モン・モスマ(ジェネヴィーヴ・オーライリー)も登場。彼女は映画シリーズやアニメーション作品「スター・ウォーズ 反乱者たち」にも登場しており、反乱軍を率いる重要なキャラクター。「奴らを油断させれば真の狙いを隠せる」という意味深な台詞もあり、彼女が反乱軍の形成において重要な役割を担うことは間違いないだろう。キャシアンやソウ・ゲレラ、そしてモン・モスマたちの命がけの戦いが、のちのルークやレイア、ハン・ソロらも協力する反乱軍につながっていく。『スター・ウォーズ』においてずっと描かれてきた反乱軍がいかにして誕生したのか。なぜ、キャシアン・アンドーら市井の人々が反乱軍として立ち上がったのか。これまで一度も描かれてこなかった真実が明らかになる。キャシアン・アンドーが初登場した『ローグ・ワン』は、キャシアンのような人々がデス・スター破壊のために命を懸けたミッションに挑む物語。同作を手掛けたトニー・ギルロイが本作でも再び脚本を担当する。ギルロイはマット・デイモン主演の『ボーン』シリーズを生み、ハラハラさせるアクションやスリラー要素を盛り込むのが得意な脚本家。本作について「キャシアン・アンドーは『ローグ・ワン』で銀河のために命を捧げました。彼は自分自身を犠牲にしたのです。そんな彼は一体どういう人物なのか?それを描いたのがこのシリーズです」と語り、映画シリーズのようなクオリティで描く『スター・ウォーズ』史上初のスパイ・スリラーが誕生する。「キャシアン・アンドー」初回3話は9月21日(水)よりディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年08月02日スターバックス(Starbucks)は、“ティー”が主役の「スターバックス ティー & カフェ」大阪2号店となる「スターバックス コーヒー グランフロント大阪北館1階店」を、2022年9月9日(金)にオープン。「スターバックス ティー & カフェ」大阪2号店がオープン「スターバックス ティー & カフェ」は、香り豊かなティービバレッジに特化した店舗。「彩りあふれる、心あたたまるティーのひとときを」をコンセプトに、上質な茶葉とボタニカルな素材を選び抜いたティーブランド「ティバーナ(TEAVANA)」のティービバレッジを販売している。“ティー”に特化したドリンクメニューを提供2020年の東京・六本木の初出店から、東京、大阪、富山、福岡に5店舗を展開してきた「スターバックス ティー & カフェ」。ルクアに続き、グランフロント大阪北館1階にオープンする大阪2号店でも、「ティー クリエイション」「ティー ラテ」「ティー フラペチーノ」の3カテゴリーのメニューに、季節限定ドリンクを加えて、新しいティー体験を提供していく。注目のメニューは、「ティー クリエイション」の人気メニュー『ゆず & シトラス ラベンダー セージ ティー』。本格的なブレンドティーの味わいと爽やかなフルーツ感が同時に味わえる一品だ。りんご、パイナップル、オレンジ、ラベンダー、セージなどを合わせた「シトラス ラベンダー セージ ティー」に、ゆずの果皮などを入れたシトラス果肉&ルビーグレープフルーツのジュレをプラスした。「ティー ラテ」では、「マサラチャイ」を日本風にアレンジした『ジャパニーズ チャイ ティー ラテ』を提供。「ほうじ茶」をベースにゆず果皮、しょうが、山椒、シナモンなどのスパイスを加えている。ティーをベースにした「ティー フラペチーノ」には、『ストロベリー & パッション ティー フラペチーノ』を用意。ハイビスカス、オレンジピールなどをブレンドした「パッション ティー」にストロベリーの果肉を合わせて、スターバックス人気のフラペチーノに仕上げた。“グリーンティー”がテーマの店舗空間店舗空間は、“グリーンティー”がデザインテーマ。バーカウンターに、優し気なグリーンカラーのティーウォールを設置した。大きな窓面から差し込む光と、屋外の木々の豊かな緑で、リラックスできる空間を演出している。【詳細】「スターバックス コーヒー グランフロント大阪北館1階店」オープン日:2022年9月9日(金)住所:大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館1階営業時間:7:00~22:00席数:68席店舗面積:196.53㎡(59.45坪)メニュー例:・『ゆず & シトラス ラベンダー セージ ティー』(ホット/アイス)Tall 638円(持ち帰りの場合)/650円(店内利用の場合)・『ジャパニーズ チャイ ティー ラテ』(ホット/アイス) Tall 638円(持ち帰りの場合)/650円(店内利用の場合)・『ストロベリー & パッション ティー フラペチーノ』Tall 736円(持ち帰りの場合)/750円(店内利用の場合)※すべてTallサイズのみ。
2022年07月18日「スター・ウォーズ」ファン最大のイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」が2019年以来、3年ぶりにアメリカ・ロサンゼルスにて開催され、ファン歓喜の新情報が次々に発表。「キャシアン・アンドー」からディエゴ・ルナが登壇し、特報とキービジュアルと配信日が解禁、「オビ=ワン・ケノービ」からはユアン・マクレガーとヘイデン・クリステンセンのコメントも到着した。「キャシアン・アンドー」から主演ディエゴ・ルナが役への思いを熱弁各作品において様々な新情報が発表される中、ひと際盛り上がりを見せたのが、ファンから絶大な支持を集めた映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の“キャシアン・アンドー”を主人公にした実写ドラマシリーズ「キャシアン・アンドー」。2022年の配信が決まっていた本作だが、初回2話の配信日が8月31日(水)に決定し、併せて初めての映像となる特報とキービジュアルがサプライズ発表。会場が拍手に包まれる中、主演のディエゴ・ルナや反乱軍をまとめるモン・モスマ役のジェネヴィーヴ・オーライリーら豪華キャスト陣が登壇し、ディエゴは「『ローグ・ワン』を撮影している時、何が起こるのか分からなかったため、僕は毎日これが最後の日なんだというつもりで挑んでいました。こんなこと(このシリーズができること)が可能だとは思っていなかったんです。でも、僕はこうやってここに来て、大好きなキャシアンについて語ることになりました。この後、まだ撮影があることをとても嬉しく思っています」と、自身の演じるキャラクターが主人公の物語が描かれることに喜びを語る。また反乱軍のスパイであった「ローグ・ワン」の時とのキャラクターの違いについて聞かれると、「全部違いましたね。目的のためにすべてを犠牲にするすばらしい男を、とても違うところに連れていったと思います。彼はすごく自分勝手で、最初は“これがキャシアンか?”と思うはずですよ。その男が目覚めるのを、僕らは見ることができるのです。とてもエキサイティングですよ。あなたたちに見てもらえるのが待ち切れないです」と期待を煽った。また、監督を務めるトニー・ギルロイから本作の時系列が『ローグ・ワン』の“5年前”であることが明かされると同時に、本作が全12話のエピソードを控えていること、さらに追加で12話新たに撮影する予定であることが発表された。解禁された特報では、主人公キャシアンがトルーパーから身を潜めている姿など、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の後、ジェダイが滅んだ暗黒の時代を舞台に、様々な地で圧倒的勢力を持つ帝国軍に圧力をかけられ緊迫している様子が映し出される。モン・モスマが不安げな表情を見せるほか、ステラン・スカルスガルド演じる新キャラクターなども続々と登場し、いずれキャシアンらが帝国軍に立ち向かう姿が見られるのか、早くも期待が高まっている。ディエゴは「僕は今作のために1年半を費やしてきました。『ローグ・ワン』ファミリーからの愛も、たっぷり感じてきました。あなたたちもそれを感じてくれると思いますよ」と作品を待ち望むファンにメッセージを送り、会場を賑わせた。●ディエゴ・ルナ(キャシアン・アンドー役)僕は「スター・ウォーズ」の世界が大好きです。僕は、「スター・ウォーズ」は人間について語るものだと思います。僕ら視聴者にとても関係のあることを。自分には何ができるのか、自分にはどんなパワーがあるのか、自分たちはこうあるべきなのだと目覚めることについてね。●ジェネヴィーヴ・オーライリー(モン・モスマ役)この役をまたやらせてもらえるのは、素敵なプレゼントをもらったみたいな感じでした。シリーズやお芝居をやる時、役者はそのキャラクターに多くを費やします。幸運だったら、3年ほどを費やしたりもします。私はこの役を17年前に演じました。この年齢になった今、また戻ってきて、自分が若い時に演じたキャラクターを掘り下げる機会を得られたのはすばらしいことでした。それをトニーとディエゴと一緒にやることができたのです。「キャシアン・アンドー」初回2話は8月31日(水)よりディズニープラスにて独占配信。ついに配信開始「オビ=ワン・ケノービ」から「マンダロリアン」S3、「アソーカ」も登場へ「オビ=ワン・ケノービ」初回2話は配信中、3話以降は毎週水曜16時よりディズニープラスにて独占配信●ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ役)日本の皆さんがこの番組をとても楽しんで下さることを願っています。今夜、ディズニープラスで配信開始されます(日本時間 27日13時から)。僕たちは、最初の2エピソードを披露します。ジョージ・ルーカスが、「スター・ウォーズ」に日本文化をたくさん取り込んだのは本当です。だから、日本の人々は、本作をとても楽しんでくれると思います。本当にそう願っていますよ。●ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー役)すべての日本のファンのみなさんに“Hi”と言いたい。みなさんがこの番組を見れることを待ちきれないよ。そして、本当にすぐに日本に戻ることが出来ることを心から願っている。日本がとても恋しいよ。「アソーカ」(原題)2023年ディズニープラスにて独占配信アニメーション作品「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」の大人気キャラクターでアナキン・スカイウォーカーの元パダワン、アソーカ・タノが主人公。「マンダロリアン」シーズン2第5話で“実写化”して登場、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」にもルーク・スカイウォーカーと共に登場し、全世界のファンを興奮の渦に巻き込んだ。●ロザリオ・ドーソン(アソーカ・タノ役)※ビデオメッセージ「イベントに参加して皆さんにお会いしたかったのですが、こうしてアソーカとして皆さんの前に登場できることに興奮を感じています。本作は2023年に配信されます。なので、次回ぜひお会いしましょう。●デイブ・フィローニこれらのシリーズを作る上で、僕は自分がファンであることを忘れたことはありません。あなたたちもそうだと思いますが、僕もここに戻ってくることができてとても嬉しいです。ロザリオ・ドーソンに主演してもらえた僕とジョン(・ファブロー)はとても幸運です。「マンダロリアン」シーズン32023年2月ディズニープラスにて独占配信『エピソード6/ジェダイの帰還』のその後、ダース・ベイダーが去った後の時代を描いた「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズで “本物のスター・ウォーズ”と絶賛された「マンダロリアン」シリーズの最新作。シーズン2の後、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」に登場した主人公のマンドーことディン・ジャリンは“マンダロリアン”の教義に反したことをアーマラーから批判される。シーズン3ではグローグーを膝に乗せ、贖罪のための旅に出る…。●ジョン・ファブロー前シーズンでグローグーはマンダロリアンのディン・ジャリンと再会しました。次のシーズンには何人かお馴染みのキャラクターが戻ってきます。その一人がボ=カターン・クライズです。「スケルトン・クルー」(原題)2023年ディズニープラスにて独占配信『スパイダーマン:ホームカミング』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のホーム3部作のジョン・ワッツが手掛けるスター・ウォーズの新プロジェクトは、主演にジュード・ロウを迎える。時代は帝国の崩壊後、「マンダロリアン」や「アソーカ」(原題)に近い時系列となる。製作総指揮はデイブ・フィローニ。「ウィロー」11月30日(水)よりディズニープラスにて独占配信なお、ルーカスフィルム作品としてジョージ・ルーカス原作・製作総指揮、ロン・ハワード監督の映画『ウィロー』の続編シリーズ「ウィロー」から主演のワーウィック・デイヴィスとロン・ハワード監督らが登壇し11月30日(水)からの配信を発表。同じくルーカスフィルム製作の『インディ・ジョーンズ』(原題)も紹介された。「ウィロー」は映画『ウィロー』から20年後を描く。ウィローを演じるのは引き続きワーウィック・デイヴィス、デイヴィスの実の娘がウィローの娘役を演じるほか、3人の新ヒロインにルビー・クルーズ(「メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実」)エリン・ケリーマン(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」)、エリー・バンバー(「ザ・サーペント」)を迎える。会場では特報が解禁された。●ワーウィック・デイヴィス(ウィロー役)(35年ぶりに演じて)歳を取ったなと感じましたよ(会場笑)。それは冗談、すばらしかったです。オリジナルの時から一度も演じていないキャラクターをまた演じるのは夢のようでした。僕の人生の最高の事のひとつでした。あの「スター・ウォーズ」に出た事のある僕が“最高”と言ってるんです!●ロン・ハワード人はいつも僕に、どれほど『ウィロー』が良かったか、あの世界とストーリーに魅了されたかを言ってきてくれました。続編はあるのかともよく聞かれました。ミレニアム・ファルコンを撮影していた特別な作品『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のランチで『ウィロー』について話している時、ジョージ・ルーカスが信じていた形式、シリーズで『ウィロー』の続編を作る事はどうかと提案したんです。(text:cinemacafe.net)
2022年05月27日アメリカのロサンゼルスで開催されている「スター・ウォーズ」ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」にて現地時間26日、ドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』のキャスト陣が登壇。オビ=ワン役であり製作総指揮のユアン・マクレガー、ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンらに会場のファンは熱狂となった。「スター・ウォーズ」シリーズを代表する伝説的なキャラクターにして、史上最も有名な悪役ダース・ベイダー、そしてジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービ。“スター・ウォーズ”を象徴する2人のキャラクターが『スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐』でみせた歴史的対決と決着…その後の物語を描くオリジナルドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』が日本時間5月27日13時よりディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信開始された。「スター・ウォーズ・セレブレーション」では、ユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセンに加え、尋問官リーヴァ役のモーゼス・イングラム、尋問官役のルパート・フレンド、デボラ・チョウ監督、そしてルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディらが集結。17年ぶりにシリーズに帰還したユアンとヘイデンが登壇すると、会場のボルテージは最高潮に達した。3年ぶりに開催され世界中の「スター・ウォーズ」ファンが集結した同イベント。キャスト陣が登壇すると割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こった。「スター・ウォーズ」シリーズを代表する伝説的なキャラクターを演じたユアンとヘイデン。それぞれ17年ぶりに役を演じた心境を聞かれるとユアンは「オビ=ワン・ケノービを再び演じるのは、とても特別な体験でした。それに素晴らしい共演者たちと一緒に演じることができたのです」、ヘイデンは「『スター・ウォーズ』に戻ってこられて、本当に素敵でした。そして僕は、また皆さんのいるこの場所に来ることができたのです。またライトセーバーを持つことができました。こういう体験は他にありません。どうもありがとう」と感謝を述べた。また、今回は映画ではなくドラマシリーズで描く本作についてユアンは「僕らがよく知っていて、愛しているオビ=ワン・ケノービを新しい所に連れていくのはとても楽しかったです。新三部作で僕は、賢くて落ち着いた男を演じましたが、本作では彼を映画とは違うところに連れていったのです。暗くて、壊れているところへ。それは簡単なことではありませんでした」と、オビ=ワンの知られざる姿が描かれると話した。そして、完璧な「スター・ウォーズ」としてファンから絶賛される『マンダロリアン』の監督も務めたデボラ・チョウは、オビ=ワンを主人公にした物語を描いたことについて「すごくエキサイティングです。本作は『エピソード3/シスの復讐』と『エピソード4/新たなる希望』の間という興味深い時代を舞台にしています。『オーダー66』の後で、混沌としている時期。ジェダイにとって、とても暗い時代ですが、それが話を興味深くするのです。そんな状況に置かれたこれらのキャラクターたちについての新しいストーリーを語らせていただけたのは、とても光栄でした」と語った。イベント直前には、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの出会いから決別までを振り返る特別映像が全世界で公開。オビ=ワンがシリーズに初めて登場したのは、「新たなる希望」。ジェダイ・マスターとしてルークを育てたオビ=ワンだが、邪悪なシスの暗黒卿ダース・ベイダーに殺されてしまうという悲劇が描かれた。再びオビ=ワンが登場したのは、「新たなる希望」より前の時代を描いた『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』。同作で若きオビ=ワンは、強大なフォースを持つ幼きアナキン・スカイウォーカーと出会うことになる。2人は時にぶつかりながらも良き師弟関係を築いていくが、次第にアナキンは自分を認めてくれないオビ=ワンに対し、少しずつ反抗的な態度を取るようになっていく。そしてアナキンはジェダイの掟を破り、ナブーの女王パドメ・アミダラと恋に落ち極秘で結婚。だが、愛するパドメを失うかもしれないという恐怖やジェダイへの不信感などから、「シスの復讐」でアナキンはダークサイドに堕ち“ダース・ベイダー”と化した。「シスの復讐」でオビ=ワンとアナキンが流れる溶岩の上で繰り広げたライトセーバーの死闘は、まさに「スター・ウォーズ」を象徴するシーンの一つ。苦痛の表情を見せるアナキンに対し、オビ=ワンの「弟だと思っていた!選ばれし者だった!」という台詞は2人が特別な絆で結ばれた関係性だったことが分かる。そして、本作はそんな出来事から 10 年後が舞台。ジェダイを抹殺し銀河を支配しようとするダース・ベイダー、まだ幼いルーク・スカイウォーカー、ルークを陰で見守りながらもダース・ベイダーら帝国軍から追い詰められていくオビ=ワン・ケノービ。「スター・ウォーズ」の伝説的キャラクターとなる3人を中心に物語は始まっていくが、一体どんな物語が描かれるのか。「シスの復讐」から「新たなる希望」までの“空白期間”に何があったのか、その真実が明らかになる。『オビ=ワン・ケノービ』は、初回2話は5月27日13時、3話以降は毎週水曜日16時よりディズニープラスにて独占配信。(C)2022 Lucasfilm Ltd.
2022年05月27日現在、米カリフォルニアのアナハイムで開催中の「スター・ウォーズ・セレブレーション」に、『スター・ウォーズ』ファミリーのハリソン・フォードがサプライズ登場した。同イベント内の「ルーカスフィルム・パネル」では、『スター・ウォーズ』シリーズ、第5弾を含む『インディ・ジョーンズ』シリーズの音楽を手掛けた作曲家ジョン・ウィリアムズが、タクトを振り、オーケストラと「オビ=ワン・ケノービ」のテーマ曲を披露した。続けて、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』のテーマ曲を演奏するとハリソンが登場し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。ハリソンは、主演作『インディ・ジョーンズ』第5弾に関してコメントした。「Entertainment Weekly」誌が報じた。まずは「ジョンの90歳の誕生日を祝うことができて、大変光栄です」と今年2月に90歳の誕生日を迎えたジョンを祝福。ジョンが作ってくれた音楽はいつでもハリソンのそばに存在していて、「(今演奏した)あの曲は、私が前回大腸内視鏡検査を受けた時に処置室のスピーカーで流れていたものです。(検査は)合格しましたよ」という秘話を明かした。また、「ジョン・ウィリアムズが音楽を提供した『インディ・ジョーンズ』最新作の製作は、ほぼ完了しています。(監督の)ジェームズ・マンゴールド、それに再び組んだ(プロデューサーの)キャシー(・ケネディ)、フランク(・マーシャル)との仕事は最高の経験になりました。私たちが作った映画を誇りに思っています。ですから、また(映画内の)キャンパスでお会いしましょう!」と観客に呼びかけた。舞台上のスクリーンには、『インディ・ジョーンズ』第5弾のファーストルック画像が映し出された。また、公開日が2023年6月30日に決定したことも発表された。(Hiromi Kaku)■関連作品:インディ・ジョーンズ(2023) 2023年夏、全国にて公開© 2022 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
2022年05月27日米カリフォルニアのアナハイムで、26日(現地時間)から開催中の「スター・ウォーズ・セレブレーション」で、『スター・ウォーズ』関連作の新情報が次々と解禁となった。その一つが、Disney+の『スター・ウォーズ』スピンオフドラマ「Skeleton Crew」(原題)だ。今月中旬に「Vanity Fair」誌が、「ジョン・ワッツ監督(『スパイダーマン』シリーズ)が、『スパイダーマン:ホームカミング』で脚本を共に執筆したクリストファー・フォードと『スター・ウォーズ』関連ドラマでクリエイター&製作総指揮を務める」と報じた。このドラマが「Skeleton Crew」なのだという。主演はジュード・ロウに決定したことが明らかになった。『スパイダーマン』シリーズと「マンダロリアン」「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」の『スター・ウォーズ』ドラマに携わってきたジョン・ファヴロー、ファヴローと「マンダロリアン」の製作総指揮&監督を務めたデイヴ・フィローニも製作総指揮として参加する。今作の舞台は「マンダロリアン」と同じく帝国崩壊後の『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』後の復興期と報じられている。Disney+で2023年に配信予定。ファンの反応は、「ジュード・ロウは間違いなく『スター・ウォーズ』の世界に似合う俳優だと思ってた」「ファヴロー&フィローニのコンビなら安心」「早く予告編を!」など。(Hiromi Kaku)
2022年05月27日「スター・ウォーズ」シリーズを代表する伝説的なキャラクター、ダース・ベイダーとオビ=ワン・ケノービの歴史的対決と決着の後の物語を描くオリジナルドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」。本作でオビ=ワンを演じるのは、新三部作(エピソード1~3)から同役を演じているユアン・マクレガー。17年の時が経ったいまだからこそ、自身の「スター・ウォーズ」経験をふり返り、「スター・ウォーズ」への想いを明かした。1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で幕を開けて以降、現在に至るまで世代を超えて愛され続けている「スター・ウォーズ」。ユアンの叔父で俳優のデニス・ローソンが『新たなる希望』からの旧三部作(エピソード4~6)にパイロット役で出演していたこともあり、幼かったユアンも「スター・ウォーズ」の世界を愛するようになった。そして1999年、大人になったユアンは『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で若かりしオビ=ワン・ケノービの役を演じることになる。『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(C)2022 Lucasfilm Ltd.ディズニープラスで配信中子どものころ好きだった「スター・ウォーズ」の新たな物語が作られ、それをまた子どもたちが見て大人になり、次の世代に受け継がれていく。ユアンはそうした経験をふり返り、「新三部作が公開された時、作品に対する好意的な意見は少なかった。でもそれから10年、15年が経つうちに、僕はこれらの映画が公開された時に子供だった人たちに会うようになったんです。今はもう大人になっていますが、彼らにとって僕らが作った映画は、僕にとっての旧三部作に当たるものでした。それを知ってちょっとハッとしたし、そういう映画に関われたことがとても嬉しいんです」と明かす。さらにユアンは「『スター・ウォーズ』はアニメーションだったり、テレビシリーズだったり、映画だったり、いろんな形でたくさんのストーリーを語ることができます。これからも大きくなり続けていく、すごく大きな世界なんです。そうした世界を創り出したジョージ・ルーカスは本当に素晴らしい」と、ルーカスの偉大さを改めて称え、これまでと同じように、これからも「スター・ウォーズ」の世界が続いていくことを示唆した。そして「スター・ウォーズ」シリーズの最新作となる本作では、ついにユアン演じるオビ=ワンが主人公に。舞台は、ジェダイが敗北を喫し、オビ=ワンにとって最良の友でありジェダイの弟子であったアナキン・スカイウォーカーが邪悪なダース・ベイダーに堕ちた『エピソード3/シスの復讐』から10年後。ダース・ベイダーは全てのジェダイを抹殺し銀河を支配しようとしており、オビ=ワンは幼きルーク・スカイウォーカーを見守りながらベイダーら帝国軍から追いつめられていく。知られざるオビ=ワンの物語にファンの興奮はすでに高まっているが、ユアンは「『スター・ウォーズ』には本当にたくさんのファンがいます。僕のキャラクターを愛してくれる人も、すごくたくさんいます。その人たちが楽しみにするものを与えてあげられるのは素敵なことなんです」と、作品を待ち望むファンに向けた想いを語っている。「オビ=ワン・ケノービ」初回2話は5月27日(金)16時よりディズニープラスにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス 1999年7月10日公開
2022年05月23日今年2月、Disney+で『スター・ウォーズ』ドラマを手掛けるようだといううわさが立ったジョン・ワッツ監督(『スパイダーマン』シリーズ)。先日、「Vanity Fair」誌によってそれが事実であることが確認された。ワッツ監督といえば、先月、新『ファンタスティック・フォー』から「スーパーヒーロー映画の製作から距離を置きたい」という理由で降板したことが報じられていた。ワッツ監督が手掛ける『スター・ウォーズ』ドラマの舞台は、「マンダロリアン」と同じく帝国崩壊後の『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』後の復興期だというが、詳しい内容については明らかになっていない。ワッツ監督は、『スパイダーマン:ホームカミング』で脚本を共に執筆したクリストファー・フォードとクリエイター&総指揮を務めるという。キャスティングは、11歳から12歳の子役4人を現在募集中。ルーカスフィルムの内部では、今作について「80年代のアンブリン(・エンターテインメント)の青春冒険モノの銀河版」と表現されているそうだ。(「80年代のアンブリンの青春冒険モノ」に相当する作品は、『E.T』や『グーニーズ』などを指すと思われる)。(Hiromi Kaku)
2022年05月18日シチズンコレクション(CITIZEN COLLECTION)の腕時計「レコードレーベル ツノクロノ」から、映画「スター・ウォーズ」をモチーフにした限定モデルが登場。2022年5月27日(金)より取り扱い店舗にて先行予約受付をスタート、その後9月29日(火)に発売される。シチズンコレクション“ツノクロノ”にスター・ウォーズ限定モデルベースモデルに採用された「レコードレーベル ツノクロノ」は、1973年にシチズン初の本格クロノグラフ機能付き時計としてリリースされた「クロノグラフ チャレンジタイマー」の復刻モデル。ケースの12時側に配置されたプッシュボタンが角のように見えることから、“ツノクロノ”の愛称で親しまれる名作だ。ダース・ ベイダー、R2-D2など全5種類今回の限定モデルでは、映画「スター・ウォーズ」シリーズのエピソード1〜3に登場するキャラクターにフィーチャー。人気ドロイドの「R2-D2」と「C-3PO」、サーガを通してダークサイドの象徴たる存在となった「ダース・ ベイダー」、両刃のライトセーバー使い「ダース・モール」の4キャラクター、そして著名なオープニングシーンをデザインに落とし込んだ全5モデルがラインナップ。たとえば「ダース・ベイダー」モデルは、時計全体をブラックで統一。文字板には、ジェダイからシスへと転向することで変わったライトセーバーの色をモチーフにしたクロノグラフ針、生命維持装置をグラフィカルに取り入れたスモールダイヤルをセットすることで、その唯一無二の存在感を余すことなく表現している。日本限定スペシャルBOX仕様なお、いずれのモデルも日本限定のスペシャルBOXが付属する特別仕様。また、キャラクターをモチーフにした4モデルについては、裏ぶた部分に対応するキャラクターのイラストが刻印されている。商品情報シチズンコレクション「レコードレーベル ツノクロノ」スター・ウォーズ限定モデル予約開始日:2022年5月27日(金)発売日:2022年9月29日(火)価格:33,000円〜35,200円 ※モデルにより異なる。【問い合わせ先】シチズンお客様時計相談室 フリーダイヤルTEL:0120-78-4807(受付時間 9:30〜17:30 祝日除く月〜金)
2022年05月01日人気作品「ちいかわ」が、ベビースターとコラボレーション。「ベビースターラーメン(おほしさまのチキンオムライス味)」が、2022年5月30日(月)に全国発売される。イラストレーター・ナガノが描く「ちいかわ」は、いつも一生懸命なちいかわと、その仲間たちが繰り広げるSNS発の人気作品だ。今回はそんな作品に登場する“星のお礼のオムライス”をイメージした、おほしさまのチキンオムライス味の「ベビースターラーメン」が限定登場。たまごの甘みとチキンライスの風味が絶妙にマッチする、特別なフレーバーに仕上げているのが特徴だ。またパッケージも、コラボレーション限定のビジュアルにおめかし。「ちいかわ」「ハチワレ」「うさぎ」が、星柄の帽子をかぶってベビースターキャラクターの“ホシオくん”になりきった、愛らしい仕上がりとなっている。【詳細】ベビースターラーメン (店頭想定価格:税込65円前後)発売日:2022年5月30日(月)展開店舗:全国のコンビニエンスストア、一般スーパーマーケットなど※取り扱いのない店舗あり。
2022年04月07日スターバックス(Starbucks)からスタンレー製のステンレスボトルが、2022年3月10日(木)よりスターバックス店舗などで発売される。スターバックス×スタンレーの22年新作ボトル2021年も春を迎えるこの時期に発売されたスタンレーのステンレスボトルが、新デザインとなって再び登場する。2022年は、コンパクトな大きさで携帯しやすい236mlと、リッドに付属するフックに指を通して気軽に持ち運ぶことができる370mlの2種類を用意。いずれも真空二重構造ステンレス製で、保温・保冷性に優れている。デザインはピンクパープル・アイスグリーン・ベビーブルーといった3色のペールカラーがポイント。これから迎える春にもぴったりな、柔らかな色味が配されている。【詳細】スタンレー スターバックスエディション発売日:2022年3月10日(木)販売店舗:スターバックス 店舗、スターバックス オンライン ストア価格:・ステンレスボトルSTANLEY236ml 3,850円・ステンレスボトルSTANLEY370ml 4,730円カラー:ピンクパープル/アイスグリーン/ベビーブルー※ベビーブルーのみオンラインストア限定。
2022年03月12日『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場した史上最強の賞金稼ぎボバ・フェット。シリーズ屈指の人気キャラクターの謎が明かされるオリジナルドラマシリーズ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」がDisney+(ディズニープラス)で配信中だ。先日最終回を迎えた本作だが、第6話では若きルーク・スカイウォーカーのもとで修業を積む“ザ・チャイルド”ことグローグーが登場!ルークがグローグーにフォースの扱い方を教えるシーンが描かれ、世界中の「スター・ウォーズ」ファンの間では“見たかった『スター・ウォーズ』”だと大きな話題を呼んでいる。※以下、「第6話チャプター6」のネタバレを含みます。「マンダロリアン」シーズン1でマンダロリアンと出会い、共に旅をしてきたグローグーは強力なフォースを持つ特別な子ども。続く「マンダロリアン」シーズン2の最終話では、マンダロリアンと別れ、伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーの元でフォースの力を訓練することになり、その後の展開がファンの関心の的となっていた。本作の第6話では、グローグーが若きルークと共に再登場を果たし、木々の生い茂る自然豊かな惑星でフォースの修行を受けている様子が描かれた。グローグーを背中に背負い歩く姿や、「大きさは問題ではない」「“やってみる”のではなく、やるのだ」といったヨーダの教えをルークがグローグーに伝える姿は、『エピソード5/帝国の逆襲』でヨーダのもとで修業を積んだルークの姿を彷彿とさせた。この胸アツなシーンに、SNSでも「ヨーダの言葉をグローグーに送るルーク、泣ける...」「今のグローグーは『帝国の逆襲』の時のルークに近い立場なのかも」「グローグーとルークの修行シーンは反則。エモすぎる。」「これこそ俺たちが見たかった『スター・ウォーズ』だ」と絶賛の声が相次ぎ、世界中で話題沸騰となっている。さらにジェダイ・アカデミーと思われる建物が建設されている様子や、ルークがグローグーを“最初の生徒”にするつもりだと語る場面もあり、今後の作品の中でこれまで描かれることのなかったルークの知られざる過去が明らかになることへの期待も高まっている。本作の製作総指揮を務めるデイヴ・フィローニが「ボバ・フェットは映画に登場していたキャラクターなので、正史の『スター・ウォーズ』と直接つながることのできる作品になります。本作ではボバを通じて、私たちが知ってはいるもののあまり描かれてこなかったキャラクターや物語を織り交ぜることができるのです」と語るように、本作を皮切りに今まで語られることのなかった物語が今後も描かれていく可能性を示唆する。本作で『エピソード6/ジェダイの帰還』以後のルークとグローグーが登場したことで、今後のドラマシリーズでも「スター・ウォーズ」の世界観がますます広がっていくことは間違いないだろう。5月25日より配信が決定となった、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーが登場する「オビ=ワン・ケノービ」や、アソーカ・タノが主人公の「アソーカ」(原題)、『ローグ・ワン』のキャシアン・アンドーを描く「アンドー」(原題)などへの期待も高まるばかりだ。「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」はディズニープラスにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年02月16日巨匠ジョージ・ルーカスが生み、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場した「スター・ウォーズ」史上最強の賞金稼ぎの真実が明かされるオリジナル ドラマシリーズ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」。本作の舞台となるのは、映画シリーズに何度も登場し、「マンダロリアン」にも登場した「スター・ウォーズ」ファンなら誰もが知る砂漠の惑星タトゥイーン。『エピソード6/ジェダイの帰還』でボバ・フェットが死んだと思われていたこの惑星で、過去に何が起きていたのかを場面写真とともにふり返る。砂漠の惑星タトゥイーンは、のちにダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーと、アナキンの息子でジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーが生まれ育った“故郷”。さらに、ジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービが身を隠して隠居生活を送った場所でもあり、映画シリーズでは物語のカギを握る重要な出来事が起こる惑星の1つ。辺境にあるタトゥイーンは銀河共和国の目が行き届かず、犯罪者や賞金稼ぎ、サンド・ピープルと呼ばれる盗賊などが多く住み着いており、無法地帯のような惑星だ。ボバ・フェットの過去を紐解く1つ目のキーワードは、“ジャバ・ザ・ハットの支配”。タトゥイーンで悪人たちを取り仕切っていたのが犯罪王ジャバ・ザ・ハット。大きなナメクジのような体を持つジャバは、彼を主人公にしたドラマシリーズのうわさが上がるほど「スター・ウォーズ」ファンから人気が高いキャラクターだ。『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(C)2021 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで配信中ジャバはタトゥイーンで海賊行為や奴隷売買などを行い、その悪人ぶりは銀河系で知らない人がいないほど有名で、あのダース・ベイダーと同じように誰もが恐れる存在。『エピソード6/ジェダイの帰還』で、レイアはジャバに捕らえられ、鎖につながれていたが、最後はレイアがその鎖を利用してジャバを倒した。2つ目のキーワードは“サルラック”。ジャバは密輸業者ハン・ソロに懸賞金を懸け、彼の行方を追いかけるために賞金稼ぎたちを雇っていたが、その1人が緑色のアーマーが特徴的なボバ・フェットだ。ボバはハン・ソロをジャバの元に連れていき、ジャバはハン・ソロやルーク、レイアらを殺そうとするが失敗。さらにハン・ソロたちの抵抗にあい、ボバは人食いクリーチャー“サルラック”に飲み込まれてしまった。『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(C)2021 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで配信中サルラックに一度飲み込まれると数百年かけて徐々に消化されると言われており、「スター・ウォーズ」ファンからはボバは死んだと思われていたが、「マンダロリアン」シーズン2でボバは奇跡の復活を遂げ、生き延びていたことが判明した。「マンダロリアン」シーズン2でボバが登場する3エピソードの監督を務め、本作でも監督を務める「スター・ウォーズ」愛溢れるロバート・ロドリゲスは本作について「ボバ・フェットがジャバの宮殿の王座に座ることは簡単だけど、王座を守り続けることは大変なことなんだ。ボバは賞金稼ぎでありリーダーではない。彼は本当は何者になろうとしているのか?今まで明かされなかったボバの過去も含めて、本作ではボバについて深く掘り下げて描くことになるよ」と語り、いまだ謎のベールに包まれている本作への自信を見せた。本作では賞金稼ぎのボバ・フェットが、ジャバ亡きタトゥイーンの闇の世界を支配していく姿や、どうやってサルラックから生還したのかなど、知られざる過去が描かれる。「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」はディズニープラスにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還 1983年7月2日公開
2022年01月01日「スター・ウォーズ」オリジナルドラマシリーズ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」が12月29日(水)17時よりDisney+(ディズニープラス)にて日米同時配信開始。この度、ボバ・フェットと彼の新たな相棒で暗殺者フェネック・シャンドのキャラクタービジュアルと、タトゥイーンの砂漠から復活を遂げた過去が垣間見える最新映像が全世界解禁となった。“完璧な『スター・ウォーズ』”と評された「マンダロリアン」シリーズのスタッフが贈る本作。全7話からなる本作で描かれるのは、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』のその後。主人公ボバ・フェットは同作でルーク・スカイウォーカーやハン・ソロとの戦いの最中に命を落としたと思われ、数十年間に渡り表舞台に出てくることはなかった。しかし、その間もボバ・フェットの人気は衰えず、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開された際も、印象的な緑色のマスクやアーマーのコスプレをする熱狂的なファンがいたり、ボバ・フェットのフィギュアが発売され続けたりするなど、世界中のファンを魅了し続けてきた。そんなボバ・フェットが実は生きており、再びあのアーマーとマスクとともに復活を遂げたのが、ディズニープラスで独占配信中の「マンダロリアン」チャプター14:悲劇(シーズン2 第6話)。タトゥイーンの砂漠でサルラックに飲み込まれてしまったはずだが、解禁された最新映像ではボバ・フェット(テムエラ・モリソン)の「タトゥイーンの砂漠で死にかけた」という台詞とともに、水の中でチューブ状の装置を付けている姿が映し出され、本作ではボバの知られざる過去が明かされることになりそう。ボバ・フェットといえば、特製のマンダロア・アーマーや、殺傷能力の高い武器を駆使する傭兵であり、シスの暗黒卿ダース・ベイダーや闇の世界を支配する犯罪王ジャバ・ザ・ハットに認められ、銀河に名を轟かせた伝説の賞金稼ぎ。旧3部作では総出演時間がわずか6分32秒だったにも関わらず、熱狂的なファンを生んだボバ・フェットが、満を持して主人公となり、かつてジャバ・ザ・ハットが統治した惑星タトゥイーンの闇の世界の支配者となっていく。そしてボバ・フェットの相棒となるのが、腕利きの傭兵で数多の犯罪組織に雇われてきた暗殺者フェネック・シャンド(ミンナ・ウェン)。彼女は「マンダロリアン」チャプター5:ガンファイター(シーズン1第5話)に初登場し、ボバ・フェットに命を助けられたことから、ボバのアーマーを取り戻すため一緒に旅をすることに。そして、「マンダロリアン」シーズン2の最終話のエンドクレジット後では、ボバとともにジャバ・ザ・ハットの玉座を奪うシーンが描かれていた。フェネック・シャンドは、自分の利益のためなら裏切りも辞さない冷酷なキャラクター。ダース・ベイダーと対等に話せるほど悪人なボバ・フェットと、闇の世界で生きてきたフェネック・シャンド。この2人で挑むミッションはまた新たな冒険となりそうだ。「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」は12月29日(水)17時よりディズニープラスにて日米同時配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年11月30日2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来の『スター・ウォーズ』映画となる『Rogue Squadron』(原題)の製作に遅れが出ることが分かった。メガホンを取るパティ・ジェンキンス監督(『ワンダーウーマン』シリーズ)のスケジュールがほかの作品と重複してしまったためだという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。ジェンキンス監督は同作の2022年中の製作開始を目指し、脚本家のマシュー・ロビンソン(『劇場版 ドーラといっしょに大冒険』)とともに開発を行っていた。公開日は2023年12月23日に設定されており、現在も変更は発表されていないが、2022年に製作ができないのであれば延期される可能性が高い。具体的にジェンキンス監督のどの作品と本作の製作スケジュールが重なってしまったのかは明らかになっていないが、同監督はワーナー・ブラザースの『ワンダーウーマン3』、パラマウント・ピクチャーズのクレオパトラを主人公とした作品を手掛けることが発表されている。現在、『スター・ウォーズ』関連映画は『Rogue Squadron』のほかにも複数の作品が企画されており、マーベルのケヴィン・ファイギやタイカ・ワイティティが関わる作品もある。『Rogue Squadron』より先にそれらの作品の製作が始まるかは不明だ。(Hiromi Kaku)
2021年11月09日●物語性をしっかり審査希望やハピネスを大切に動画配信サービス「ディズニープラス」において、10月27日から新ブランド「スター」の配信がスタートした。これまでのディズニー、マーベル、スター・ウォーズ、ピクサー、ナショナル ジオグラフィックの5ブランドに加えて、「スター」では、新たにディズニー・テレビジョン・スタジオ(ABC Signatureと20thテレビジョン)、FXプロダクションズ、20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズなどの制作スタジオの映画やドラマシリーズが配信される。さらに10月14日に行われた「APAC コンテンツ・ショーケース」では、日本、韓国、グレーター・チャイナ(中国、香港、台湾)などアジア太平洋地域の優秀なクリエイターたちとディズニーが手を組んだ、オリジナルのコンテンツも「スター」で配信されることが発表された。今年8月には、世界の加入者数が1億1,600万人に達するなど、ますます勢いを増すディズニープラスの今後について、ウォルト・ディズニー・ジャパン代表取締役社長のキャロル・チョイ氏に話を聞いた。確固たるブランド力を持つウォルト・ディズニー・カンパニーが、動画配信サービスに参入し、アメリカでディズニープラスがスタートしたのは2019年11月。そこから先述した5つのブランドの豊富なコンテンツを駆使し、世界中のファンを魅了してきた。さらには20世紀フォックスの買収により得た映像作品をはじめ、オリジナル作品までを含め「スター」ブランドとして配信するというのだ。「まず『スター』というブランドは、消費者のニーズにこたえるものなんです。英語が母国語ではない国では、どうしてもローカル言語のコンテンツが求められます。ただ、既存のブランドにはそれぞれ意味があり、消費者はそのブランドに期待を持っています。だからこそ、『スター』という新しいブランドで、日本の才能あるクリエイターと一緒に制作するローカルコンテンツを含め、いままでと違うゼネラル・コンテンツも提供し、消費者により多くの選択肢をご提供していこうという運びになったんです」。コンテンツのバリエーションが増えることは消費者にとって大きなメリットであることは間違いないが、ディズニーという唯一無二のブランド力が、希薄になってしまうという危惧はないのだろうか。「ディズニーにとってストーリーテリング(物語性)は全ての“中心”にあります。また、ディズニーブランドは、ポジティブであること、希望やハピネスを大切にしています。ディズニーの本社があるカリフォルニア州バーバンクでは、必ずレビューセッションというものを行います。そこでディズニーが重要視する物語性やテーマに合うかどうかをしっかりと見極めることで、ディズニーの精神というものが、作品のなかに担保されていくんです。これはスター・ウォーズなど他のブランドも同様です」夢や希望、幸せというテーマが一見存在していないような作品も、ストーリーテリングで表現方法は広がるというのだ。先日行われた「APAC コンテンツ・ショーケース」では、閉鎖的な村社会で衝撃のサスペンスが展開する二宮正明氏のコミック『ガンニバル』を実写ドラマ化することが発表された。一見、ディズニーブランドとはかけ離れたようなコンテンツにも感じられるが、しっかりとその物語性と質は担保されているという。「我々が『スター』を配信するにあたり、なによりも大切にしているのは『グッドストーリー(素晴らしい物語)であるか』ということなんです。まずはそこが一番重要なこと。『ガンニバル』に関しては、原作の魅力はもちろん、脚本家もディレクターもトップの方々です。ストーリーテリングも一流であり、素晴らしい作品になることを期待しています。ディズニーブランドではなく、『スター』ブランドの中に入る作品です。もちろん、小さなお子さまがいるご家族が安心してサービスをご利用いただけるためにペアレンタルコントロールという機能も追加されます。とは言いつつ、仰るように、こうした作品は物議を醸すことになるかもしれません。でも今回の試みは始めたばかりのことなので、オーディエンスのリアクションをしっかり見て判断していくと共に、素晴らしい物語を伝えていくということを大事にしていきたいと思っています」●配信業界に一人勝ちはないコロナ禍で想定外の変化も2020年初頭から世界中で感染が拡大した新型コロナウイルス。新しい生活様式が提唱され、エンターテインメント業界にも、劇場がクローズするなど、大きな影響を及ぼした。そんななか、動画配信サービスは飛躍的に会員数を伸ばしている。「報道にもありましたが、我々が想像している以上に、パンデミックによって消費者の行動の変化が急速に進み、現状は株主の期待を上回る結果が出ていると思います。ただ、それはディズニープラスだけではなく、どのプレイヤーにも当てはまることだと思います」また、コロナ禍により劇場がクローズするなか、新作映画をディズニープラスで配信するという試みも大きな話題になった。一方で、劇場と同時にオンラインで配信するというやり方によって、一部の劇場で作品が上映されないなどという副作用も起きた。「新型コロナウイルスは予定外のことをもたらしています。我々は、さまざまな社会状況に鑑みて、どうやって作品を消費者に届けるかを検討しています。作品によっては、劇場公開を断念して、ディズニープラスだけで配信したものもありました。配給会社の方々、お互いの立場やポジションを尊重しながら、オープンに対話を続けながら進んでいかなければならないと思っています」ディズニープラスの参戦は、配信業界にも大きな影響を及ぼしている。さらに今回「スター」ブランドの配信により、コンテンツの幅は大いに広がる。「私たちは選択肢を提供するにあたって、数で競争をしようとは思っていません。ディズニーというのは、すでに世界でトップクラスのエンターテインメントブランドであり、ライフスタイルブランドでもあるわけです。ディズニープラスにログオンすれば『アナと雪の女王』や『トイ・ストーリー』、マーベル作品を見ることができます。そんななか、我々が目指しているのは、消費者と繋がりたいという目的があります。消費者がディズニープラスと繋がれば、どこでも好きな作品が見られて、楽しんでもらえるエンターテインメントがある……そういった世界を達成したいんです」NetflixやAmazonプライム・ビデオなどの隆盛はもちろん、いまや配信業界の市場は大きな広がりを見せている。そんな業界のなか、ディズニープラスはどんな役割を果たそうとしているのだろうか。「デジタル化が進んだ市場、例えばアメリカなどの消費動向を見ていると、動画配信サービスを1つ以上契約している人がとても多いんです。皆さんそれぞれの嗜好に合わせて、いくつかのサービスと契約をしています。その意味で、一人勝ちが起きないジャンルだと思っています。だからこそ、消費者の好みや行動をしっかり把握して、それに合わせて、魅力的なコンテンツを提供する必要があります。クリエイターにとっても、オリジナル作品を提供するプレイヤーが増えれば、それだけチャンスも多くなりメリットがあります。こうして相互作用していくことで、この動画配信はまだまだ広がっていくと思います。そのなかで、ディズニーがすべきことは、他者を意識するのではなく、クリエイティブエクセレンスやストーリーテリングの強みを活かして、素晴らしいコンテンツを提供することに尽きるんです。そういう形で業界に存在感を示せればと思っています」。
2021年10月29日ディズニーやピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの作品が見放題で楽しめるディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」に10月27日(水)より新たなコンテンツブランド「スター」が加わることが発表された。このコンテンツ拡大により、ディズニー・テレビジョン・スタジオ(ABC Signatureと20thテレビジョン)やFXプロダクションズ、20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズなどの最新映画からオリジナル作品、日本のコンテンツまでそのラインナップは16,000作を突破。そこで、新作や話題作、名作の中から「スター」で配信開始となる300以上もの映画作品の中から、特に注目したい映画作品9タイトルを厳選し「アカデミー賞を受賞した話題作」、「日本では劇場未公開だった注目作」、そして「今後の最新作につながる先取り予習・復習タイトル」の、3テーマに分けて紹介したい。<アカデミー賞を受賞した話題作>『ノマドランド』「第93回アカデミー賞」で作品賞、監督賞、主演女優賞を獲得し世界中から大絶賛された本作がいよいよ見放題で配信開始となる。今最も注目されるクロエ・ジャオ監督だが、マーベル・スタジオも早くから注目し、11月 5日公開予定のマーベル・スタジオ映画『エターナルズ』でも監督を務めている。そんな彼女の作品に共通するのは、雄大な自然とキャラクターの内なる感情をエモーショナルに切り取る点だ。『ノマドランド』は、そんな彼女の芸術性が世界に認められた傑作。企業の破たんと共に、長年住み慣れたネバタ州の住居も失ったファーンは、キャンピングカーに亡き夫との思い出を詰め込んで「現代のノマド=遊牧民」として、季節労働の現場を渡り歩く。その日、その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流と共に、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。今の時代を希望で照らす感動のロードムービー。『ジョジョ・ラビット』「第92回アカデミー賞」で脚色賞を受賞した作品。『マイティ・ソー バトルロイヤル』でオフビートな笑いを炸裂させ、一躍人気者の仲間入りを果たしたタイカ・ワイティティが監督・脚本を務めた話題作だ。舞台は第二次世界大戦下で、主人公は想像上のヒトラーが友だちという少し変わった少年、ジョジョ。愛らしい子どもの視点を通じて戦争の恐ろしさを描きつつ、ワイティティ節も全開。ユーモラスな笑い、そしてどうしようもない人間愛が涙を誘う。『女王陛下のお気に入り』「第91回アカデミー賞」で作品賞を含む9部門10ノミネート賞を受け、見事主演女優賞を獲得した話題作。18世紀初頭のイングランドの宮廷を舞台に、孤独な女王とその寵愛を奪い合う女官と侍女を描いた禁断の歴史絵巻で、豪華絢爛な王室に愛と野望が渦巻く様子はまさに英国版“大奥”だ。気まぐれで病弱、それでも頑固に国を守る孤独な女王を演じたのは、本作でアカデミー賞ほか世界の主演女優賞を総なめにしたオリヴィア・コールマン。人間の弱さ、愚かさを表す迫真の演技が世界を魅了した。さらにエマ・ストーン、レイチェル・ワイズともに「アカデミー賞」受賞者であり、主要キャスト3人が互いに冷酷なまでに罠を仕掛け合い、激しい演技合戦で火花を散らす人間ドラマは必見。<日本劇場未公開作>『ある女流作家の罪と罰』メリッサ・マッカーシー主演、2018年米公開の実話映画『ある女流作家の罪と罰』は、海外メディアや批評家から絶賛されながらも、日本では劇場公開が見送られていた、まさに「隠れた名作」。主人公はニューヨークで細々と暮らす51歳、職なし、恋人なしの崖っぷち作家リー・イスラエル。ある時、著名人の手紙をねつ造すると高値で売れることに気付いたイスラエルは、様々な手紙を偽造する職人となっていく。れっきとした犯罪行為だが、イスラエルは自分の“仕事”が評価されることが嬉しく、かつてないほどのやり甲斐を感じていた。やがて偽物だと疑う声があがり、FBIが捜査に乗り出すのだが…。彼女の悲哀に満ちて人間くさい罪は、罰に値するだろうか?「こんな良作があったなんて!」と、ぜひ驚いてほしい。『イーグル・ジャンプ』『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』のデクスター・フレッチャーが監督を務め、『キングスマン』のタロン・エガートンが主演、さらに『X-MEN』『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマンが共演しながらも、日本では劇場公開されなかった作品がある。それが『イーグル・ジャンプ』だ。小さい頃から運動音痴で、極度の近眼だったエディ・エドワーズが、周囲から「お前には無理だ」と言われても、オリンピック出場を目指してスキージャンプ競技に挑む実話物語。ヒュー・ジャックマンは、かつて天才と呼ばれながらも今では練習場の整備係まで落ちぶれたブロンソン・ピアリーを熱演。奇想天外なトレーニングでエディを鍛える中で、ピアリー自身もスキージャンプへの情熱を取り戻していく。スポーツドラマの感動と、自分自身を信じることの尊さが詰まった、魂ゆさぶる一作。(c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.『Love, サイモン 17歳の告白』ゲイであることを秘密にする高校生の恋と青春をみずみずしく描き、批評家と観客から大絶賛を受けながらも、日本公開が見送られていた作品。出演のジェニファー・ガーナーは本作に惚れ込み、マット・ボマーらと共に自腹で本作の上映会を開催。評判のあまり、本国ではスピンオフドラマ「Love, ヴィクター」も製作されるほどの一大センセーショナルに。デジタル配信やブルーレイ&DVDで鑑賞した日本のファンからも好意的な評価で迎えられている。愛に溢れた、観るべき価値のある作品だ。<先取り予習・復習作品>『グランド・ブダペスト・ホテル』独創的な美的感覚で世界中を魅了し続けるウェス・アンダーソン監督の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2022年1月28日公開)に備えて、彼の華麗なる代表作『グランド・ブダペスト・ホテル』を堪能しよう。とある高級ホテルで描かれるコンシェルジュとベルボーイの不思議な交友を描いた本作。一癖も二癖もあるキャラクターたちによる先の読めない物語展開はもちろん、細部まで徹底的にこだわり抜き、審美的に非常に優れた画作りが魅力で、今も多くのファンを心酔させている。ウェス監督作品といえば常連俳優が多いことでも知られ、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』には、本作からエイドリアン・ブロディやティルダ・スウィントン、レア・セドゥ、オーウェン・ウィルソンら多数が出演している。『キングスマン:ゴールデン・サークル』12月24日に『キングスマン:ファースト・エージェント』が度重なる延期を経てついに公開に。世界最強のスパイ組織「キングスマン」の超過激な誕生秘話を描く本作に向けて、シリーズ前作『キングスマン:ゴールデン・サークル』を抑えておこう。本作では、イギリスのスパイ組織「キングスマン」に対して、アメリカの組織「ステイツマン」が登場し、シリーズに広がりをもたらした爽快アクション大作となった。キレッキレの革新的アクションは1作目よりもさらに洗練されており、前日譚となる最新作『ファースト・エージェント』がより楽しみになる。もちろんディズニープラスでは、シリーズ第1作『キングスマン』も配信されるため、2作あわせてチェックしたい。『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』ここのところ、海外エンタメの最前線で取り上げられやすいのが、『ロマンシング・ストーン秘宝の谷』。サンドラ・ブロック&チャニング・テイタムが主演の『Lost City of D(原題)』と、クリス・エヴァンス&スカーレット・ヨハンソンが主演の『Ghosted(原題)』といった最新作が、共に『ロマンシング・ストーン』のようなロマンス・アドベンチャー作品になると報じられている。『Lost City of D(原題)』には、『ハリー・ポッター』ダニエル・ラドクリフが悪役として出演するほか、ブラッド・ピットもカメオ出演。『Ghosted(原題)』は、『ロケットマン』デクスター・フレッチャーが監督を務め、脚本は『デッドプール』のレット・リース&ポール・ワーニックが担当する。どちらも公開が近づけば大きな話題になることは必至。その2作のインスパイア元となった『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』は、ロバート・ゼメキス監督&マイケル・ダグラス主演による1984年の冒険映画。妹をさらわされた作家の女性と胡散臭い冒険家の男が、南米のジャングルで伝説の宝をめぐる争奪戦に巻き込まれていく物語だ。耳の早い洋画ファンは、今から抑えておいて損はないはず。最新作から劇場未公開の話題作、あの名作まで豊富なラインアップが揃った、新しいディズニープラスの「スター」でお届けする映画作品の数々に期待しよう。ディズニープラスの「スター」で配信される映画作品のラインアップ一覧は下記公式サイトを参照してほしい。「スター作品ラインナップ一覧ページ」:
2021年10月20日ディズニー、マーベル、スター・ウォーズ、ピクサー、ナショナル ジオグラフィック、スターによる膨大なラインアップを持つDisney+(ディズニープラス)が、アジア太平洋地域(APAC)のオリジナル作品18作を含む新作20作以上を発表。日本からは新たに6作を発表し、スペシャルゲストとして仲野太賀、草彅剛、伊藤沙莉、松尾諭がイベントに登壇した。ディズニープラスは現在、オーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポール、インド、マレーシア、インドネシア、タイで提供しているほか、2021年11月からは韓国、香港、台湾でも提供開始。業界を牽引するコンテンツ・クリエイターによるオリジナル作品が含まれるほか、多くの人気スターが出演するドラマ、コメディ、ファンタジー、ロマンス、SF、クライムサスペンス、ホラーといった実写シリーズから、日本、韓国、インドネシア、グレーター・チャイナ、オーストラリアを含む複数のマーケットのバラエティー番組、ドキュメンタリーやアニメまでが揃う。各地域の状況に応じて、今後これらのAPACの新作を配信予定となっており、このプロジェクトの一環として2023年までに50作を超えるAPACオリジナル作品に取り組む予定という。アジア太平洋地域(APAC)の主な新作コンテンツ●TBSとの特別な取り組みによって実現した「TOKYO MER~走る緊急救命室~」。受賞歴がある俳優の鈴木亮平と賀来賢人が出演する医療ドラマをディズニープラス「スター」にて配信開始。●音楽、フィギュア、ゲーム、アニメなど幅広く展開され世界的に人気のキャラクターである「BLACK★ROCK SHOOTER」の日本のリブートアニメ「ブラック★★ロックシューターDAWN FALL」をディズニープラスで見放題独占配信。●日本のウェブ漫画アプリ「少年ジャンプ+」で累計1.3億PV以上を誇る日本を代表する漫画作品の1つ「サマータイムレンダ」を原作とするアニメをディズニープラスで見放題独占配信。●「四畳半神話大系」の続編であり、数々の賞を受賞した森見登美彦の最新作×海外受賞歴多数の制作スタジオ「Science SARU」による日本の新作アニメーションシリーズ「四畳半タイムマシンブルース」をディズニープラスで見放題独占配信。●ディズニープラスと劇場でしか見られない『ブラックピンク:ザ・ムービー』(『BLACKPINK THE MOVIE』)。チャートでトップに輝く韓国のポップ・グループの結成5周年を記念して、彼らに追ったドキュメンタリー作品を配信。●アクション・ヒーロー・サスペンス『ムービング』(原題)。自分たちに普通ではない能力があることを知る3人のティーンエイジャーを描いたカンフル氏によるウェブマンガが原作の究極の大ヒット作品。●韓国の「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「D.P. -脱走兵追跡官-」などのチョン・ヘインと「BLACKPINK」ジスが出演するロマンティック・メロドラマ・シリーズ「スノードロップ」(原題)。2019年にメガヒットを記録した韓国ドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のクリエイターたちが生み出す若いカップルのストーリーで、今年最も期待されるドラマの1つ。●韓国のエリート・ポリス・アカデミーを舞台にした青春ロマンティック・シリーズの「ルーキーズ」(原題)。元「Wanna One」のK-POPアイドル、カン・ダニエルがドラマ・デビューを飾る。●同名タイトルのヒット映画を原作にした『スサー・シンヤル』(バッド・シグナル/原題)。西ジャワの高級リゾートホテルを運営するホテルの従業員たちを描いたコメディ・ドラマ・シリーズ。●受賞歴のある映画監督ジョコ・アンワルのクリエイティブなビジョンの元で、スクリーンプレイ・ブミランジット社が制作する『ブミランギット』(原題)の第1弾シリーズが近々開始。●才能豊かなチェン・ボーリンが出演する『スモール&マイティ』(原題)。彼にとって「イタズラな恋愛白書」以来となる台湾ドラマへの復帰作品であり、自分探しを描いたコメディ・ドラマ。●歴史ドラマの『デリカシーズ・デステニー』(原題)。ベテラン・プロデューサーのユー・ジョンによる「瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」の成功に続く最新企画で、食を題材にしたラブコメ作品。●ディズニープラス初のオーストラリアのドキュメンタリー作品「シップレック・ハンターズ」(原題)。西オーストラリアの膨大な沿岸における難破船のミステリーに迫る。ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィックのプレジデントであるLuke Kang(ルーク・カン)は、「今日、私たちは、ディズニーのグローバルなリソースと、APACの最高峰のコンテンツ・クリエイターたちを組み合わせ、ディズニープラス向けオリジナル・ストーリーの企画制作に、新たに着手することを決意いたしました。OTTサービスが主流となり、APACから世界最高峰のコンテンツが登場し、消費者の評価もより厳しくなる中、この地域で最高峰のコンテンツ・クリエイターたちと深く協力し、世界中の観客に向けて他に類を見ない物語を提供する絶好のタイミングであると、私たちは確信しています」と語っている。APACによる新作コンテンツのラインアップを披露したディズニーのAPACコンテンツ&デベロップメント責任者のJessica Kam-Engle(ジェシカ・カム-エングル)は、「私たちのコンテンツ戦略の中心にあるのは、この地域で最高峰のストーリーテラーたちと共に仕事をすること、そして、私たちのブランドが持つ力とスケール、卓越したクリエイティビティへの熱い想いを活用することです。APACの受賞歴があり新進気鋭のクリエイティブな才能ある方々と協力して取り組んでいくこと、そして、この地域独自の文化や社会のダイナミズムを反映する本物のストーリーを世界中の観客に向けて共有すること」と言及している。仲野太賀&草彅剛&伊藤沙莉に、柳楽優弥&真田広之も!東京でイベント開催東京で実施されたイベントでは、数多くのコンテンツが発表され、クリエイター、出演者がイベントに登場した。最初に、ディズニープラスのスターで配信されるFXシリーズ最新作『ショーグン』(原題)より、主演・真田広之から撮影が始まったばかりのカナダ・バンクーバーよりスペシャルメッセージが到着。そのほかにも、新たに2作のドラマが初披露。まずは、人気コミック「ガンニバル」のドラマ化プロジェクトが発表され、主演の柳楽優弥のスペシャルメッセージが披露されたほか、世界的巨匠ポン・ジュノ監督がその才能を認めた片山慎三監督と、先日カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した大江崇允が登壇し、プロジェクトへの意気込みを語った。イベントの最後には、人気エッセイのドラマ化が決定した「拾われた男」から、俳優である原作者の松尾さん、主演の仲野さん、草彅さん、伊藤さんがサプライズで登壇し、作品への想いを熱く語った。また、株式会社アニプレックスによるディズニーの人気スマートフォンゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」のアニメ化計画も発表された。APACクリエイティブ・エクスペリエンス・プログラムディズニーは、ウォルト・ディズニー・カンパニーの「APACクリエイティブ・エクスペリエンス・プログラム」の開始を発表。これは、APACの多くのトップ・クリエイターたちと、ディズニーのワールドクラスのフィルムメイカーやクリエイターたちを繋げるという、これまでにない初のオーダーメイドの取り組み。創作のためのマスタークラスやライブでのパネルディスカッションをはじめとする様々な繋がりを深める活動を通して、ディズニーはAPACのトップクリエイターたちを、ディズニーの主要なスタジオのトップ・エグゼクティブやクリエイターたちと引き合わせていく。(text:cinemacafe.net)
2021年10月14日日本のアニメーション作家たちが9つの新しい作品を手がける『スター・ウォーズ:ビジョンズ』がディズニープラスで配信されている。今回のプロジェクトでは7つのアニメスタジオが参加しているが『キルラキル』『リトルウィッチアカデミア』『プロメア』などで知られるTRIGGERも参加。『THE TWINS』の今石洋之監督はこれまでの作品同様、圧倒的なテンションと密度でリピート鑑賞必至の16分を描き出している。TRIGGERは先に紹介した作品のほか、『キズナイーバー』や『SSSS.GRIDMAN』などクオリティの高い作品を発表し続けるアニメーションスタジオで、今石監督が手がけた『プロメア』のように一度観ると何度も“体感”したくなる作品が多いのが特徴だ。「うちは社長が会社の中で一番『スター・ウォーズ』を愛しているので、会社としては“やらない”という選択肢が存在しないんですよね」と今石監督は笑顔を見せる。TRIGGERの社長でもある大塚雅彦監督は大の『スター・ウォーズ』ファンで、本シリーズでもサーガへの愛情があふれる短編『The Elder』を手がけているが、今石監督はこれまで通り“直球のエンターテイメント作品”に挑んでいる。「『スター・ウォーズ』ですから、すごく熱いファンが大挙してやってくるんだろうなというイメージはありました。でも、それ言っていたら何もできないですし、実写映画の世界をアニメーションでやるというのは、この仕事をしていると“つきもの”ではあるんですよ。ただ、そういうものってクオリティ至上主義で終わってしまったり、作品の世界観を見せるだけで終わってしまったりして、エンターテイメントになりきらないものが多かったりもするんです。だから、短編だけど直球勝負でエンターテイメントになるものを狙ってつくりたいと思いましたし、そこは最初からブレずにできましたね」『THE TWINS』の主人公は、銀河皇帝が放ったダークサイドの力によって誕生した双子の暗黒卿Am(アム)とKarre(カレ)だ。ふたりは銀河帝国の再興を企み、新帝国旗艦“ツインスター・デストロイヤー”起動の最終調整に入っているが、そこで事件が発生する。時間は16分だが、新キャラクターの登場、アクション描写、メカ描写がふんだんに盛り込まれ、『プロメア』や『宇宙パトロール・ルル子』に負けない密度で物語が進んでいく。“起承”をすっ飛ばして”転転転転転…”と見せ場が続く今石作品の魅力は本作でも健在だ。「いつも“どれだけ本気になれるか?”を自分に課しているんですけど、『スター・ウォーズ』という題材でどこまで逸脱しつつ、逸脱しきらないかが狙いどころだと思っていました。というのも、やりたい放題やって破綻するのは意外とラクだったりするんですよ。だからこそ今回は、逸脱しきらないところを狙って作業していきました。デザインをやったコヤマ(シゲト)さんと、脚本の若林(広海)は僕よりも何倍も『スター・ウォーズ』について詳しいんです。だから作業していく中で細かい部分は教えてもらいましたし、僕としては彼らがスタッフとしている限り、自動的に『スター・ウォーズ』になるって安心感の中でやってましたね」『スター・ウォーズ』の世界を“日本のアニメ”として描く意味その上で今石監督は、『スター・ウォーズ』のデザインや世界観を日本的なものに置き換えないことにこだわった。「よく“日本文化の影響を受けて生まれた『スター・ウォーズ』を日本でアニメーション化することの意味”みたいなことを質問されるんです。そういうコンセプトでつくると、時代劇になったりしがちですけど、『スター・ウォーズ』は日本的なものを“解釈”したり“翻訳”してジェダイのようなものを作り出したわけですよね? 僕は解釈や翻訳された状態の方が好きなんですよ。だから、今回の作品でもそれを解釈される大元の状態に戻そうとは思っていなくて、意訳されたままアニメーションに意訳したい。『スター・ウォーズ』の中にある“日本っぽさ”は、“日本のアニメっぽい表現”によって達成しようと最初から考えていました。デザインや画面のイメージは本家『スター・ウォーズ』なんだけれども、それを日本のセルアニメで描くことの良さ。そこをめざしました」その結果『THE TWINS』が達成したアクションの豪快さ、語りのテンポの良さとスピード、キメのカッコ良さとその精度、何度も観たくなる中毒性は圧倒的だ。本作は『スター・ウォーズ』を最初に目撃した時に感じた衝撃や、無条件に“カッコいい”と感じた瞬間を改めて体験できる内容になっている。「エピソード4の最後でハン・ソロが助けに来るじゃないですか。ああいう時間が永遠に続いてほしいんですよね(笑)。エピソード4はああやって最後、西部劇で騎兵隊が助けにくるみたいな感じで“やったー!”って終わって、表彰式で映画が終わる。最初の映画だからできたことかもしれないですけど、あの無邪気な終わり方というのは一番の魅力だと思っているので、そういう部分は忘れないようにつくってましたね」主人公のAm(アム)とKarre(カレ)のドラマは魅力的で今石監督は配信前から「我々の生み出したキャラクターたちがいつか正史に登場したらうれしいです」と語っており、続編やシリーズ化も期待したいところだ。「先ほども言いましたけど、TRIGGERは『スター・ウォーズ』の案件が来たら断ることはないと思うんですよ(笑)。断ったら社長にクビにされるかもしれない!」と笑う今石監督が再び『スター・ウォーズ』の世界で逸脱ギリギリの新作を手がけることはあるのか? まずは『THE TWINS』を繰り返し楽しみながら、朗報を待ちたい。『スター・ウォーズ:ビジョンズ』ディズニープラスにて独占配信中(C)2021 TM & c Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2021年10月01日「スター・ウォーズ」史上最強の賞金稼ぎを主人公に、いままで謎に満ちていた彼の数々の真実が明かされるオリジナルドラマシリーズ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」が、12月29日(水)17時よりDisney+(ディズニープラス)にて独占日米同時配信が決定。この度、初めての画像となる、玉座に座る豪然たる姿のボバ・フェットが圧倒的な存在感を示すUS版ビジュアルが全世界で解禁された。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場した伝説のキャラクター、ボバ・フェットは、銀河一の賞金稼ぎジャンゴ・フェット(『エピソード2/クローンの攻撃』に登場)のクローンとして生まれ、ジャンゴ自らが育てた“息子”。幼いころから戦闘スキルと格闘技を学び、“父”ジャンゴから受け継いだ特注のマンダロア・アーマーや、殺傷能力の高い武器を駆使する傭兵であり、シスの暗黒卿ダース・ベイダーや犯罪王ジャバ・ザ・ハットに認められ銀河に名を轟かせた伝説の賞金稼ぎ。『エピソード6/ジェダイの帰還』でルーク・スカイウォーカーやハン・ソロとの戦いの最中に命を落としたと思われたが、ディズニープラスで独占配信中の「マンダロリアン」チャプター14(シーズン2第6話)で再び登場し、彼がアーマーを失いながらもなんとか生き延びていたことが発覚。伝説のキャラクターの帰還に全世界の「スター・ウォーズ」ファンから歓喜の声が沸き上がったことが記憶に新しい。“完璧な『スター・ウォーズ』”と評された「マンダロリアン」シリーズのスタッフが、今度は彼を主役に新たなシリーズを手がける。「スター・ウォーズ」を生んだ巨匠ジョージ・ルーカスが「人気が出ると知っていたらもっと活躍させて、彼が迎える最期もカッコよくしたかった」と公言するほど高い人気を獲得しているボバ・フェット。『クローンの攻撃』ではジャンゴ・ フェットを演じ、「マンダロリアン」からはボバ・フェットを演じているテムエラ・モリソンは「あまり多くは言えないのですが、 今作では『帝国の逆襲』以降の彼の過去を、彼の旅を知る事ができます」とコメント。伝説的な人気キャラクターだけに、ボバ・フェットはサルラックからどのように脱出したのか、ダース・ベイダーとはどんなやり取りがあったのかなどが明かされるかもしれない、と注目を集めている。「スター・ウォーズ」ディズニープラスオリジナルドラマシリーズでは、ダース・ベイダーとオビ=ワンが登場する「スター・ウォーズ:オビ=ワン・ケノービ」(原題)や「クローン・ウォーズ」で初登場し「マンダロリアン」で実写化したアソーカ・タノが主人公の「スター・ウォーズ:アソーカ」(原題)など超豪華ラインナップも控えている。ボバ・フェット略歴『エピソード2/クローンの攻撃』銀河一の賞金稼ぎジャンゴ・フェットの完全なクローンで、彼の“息子”として登場。まだ子どもながらも宇宙船スレーヴ1の出発の準備、さらには追ってきたジェダイ、オビ=ワン・ケノービにブラスター砲を発射するなど戦闘能力の高さを見せた。その後、“父”ジャンゴはジオノーシスの戦いの中でジェダイ・マスターのメイス・ウィンドゥに殺されてしまう。戦闘が終了した後、幼いボバ・フェットはジャンゴのアーマーのヘルメットを声もなく拾い上げる姿は観客の涙を誘った。『エピソード5/帝国の逆襲』ダース・ベイダーからの依頼を受けハン・ソロを捕えるためにミレニアム・ファルコン号を追跡。ダース・ベイダーと共にハン・ソロらを罠にはめ捕える。カーボン凍結されたハン・ソロをタトゥイーンのジャバ・ザ・ハットに届けた。圧倒的な存在であるダース・ベイダーに、唯一対等な口調で異を唱えるボバ・フェットの姿は強烈な印象を与えた。『エピソード6/ジェダイの帰還』ジャバ・ザ・ハットの用心棒として雇われており、ハン・ソロを救出するためにタトゥイーンに来たルーク・スカイウォーカーらと交戦。解凍されたばかりで、まだ目の見えていないハン・ソロの闇雲な攻撃がボバ・フェットのジェットパックに偶然接触。その誤作動で砂漠の大穴に生息する大型の危険な種族“サルラック” に飲み込まれてしまう。「マンダロリアン」映画『エピソード6/ジェダイの帰還』から5年後、アーマーを失いながら“サルラック”から生還。“父”ジャンゴから受け継いだ自身アーマーを取り戻すため、マンダロリアンを追跡。マンダロリアンからボバ・フェットがアーマーの正統な所有者だと認められ、ザ・チャイルドこと“グローグー”の安全の保障と引き換えにアーマーを受け取る。最終話のエンドクレジット後にはフェネック・シャンドと共にジャバ・ザ・ハットの宮殿を襲撃。ビブ・ フォーチュナを撃ち殺し、宮殿の支配者となった姿が──。「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」は12月29日(水)17時よりディズニープラスにて日米同時配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲 1980年6月28日公開ⓒ Star Wars: The Empire Strikes Back ⓒ & TM 2015 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還 1983年7月2日公開
2021年09月30日日本を代表する7つのアニメスタジオが独自の“ビジョン”で9つの新しい物語を描く、「スター・ウォーズ」史上初の一大アニメプロジェクト「スター・ウォーズ:ビジョンズ」より、「赤霧」と「T0-B1」の場面写真とあらすじが公開された。まず「赤霧」は、サイエンス SARUが制作する、ジェダイと王女の禁じられた愛の物語。場面写真には、ローブのようなものを身にまとい、とある星の危機に導かれてきたジェダイ・ツバキの姿が。ツバキは敵の襲撃で気を失ってしまうが、かつて親交があった王女ミサの一行に助けられ、王国奪還のため宮殿に向かう。ツバキの表情からは、どこか過酷な運命を背負っているように感じられる。本作のチェ・ウニョン監督は「お姫様や騎士であるジェダイが繰り広げる冒険活劇の要素を大事に『ロードムービー』にしよう、と決めていました。『スター・ウォーズ』の持つ童話的要素の魅力を踏まえつつ、日本の古い映画も参考にしています。運命に逆らおうとする主人公・ツバキがどのような選択をするのかを構想を進めるうちに”ラブストーリー”も要素も加わっていきました」と物語について語っている。主人公ツバキ役の宮崎遊は「『スター・ウォーズ』に出演することは、声優として叶えたい目標の一つでした。ですから今回このような形で携わらせていただいて本当に光栄な思いです」とコメント。姫のミサ役・Lynnも「正式にプロジェクトについて教えていただいたのはアフレコ現場でした(笑)。後からじわじわと嬉しさとプレッシャーを感じるという形になりましたが、オファーを頂けたことは大変光栄なことだと思っています」と驚きと喜びを述べた。▽「赤霧」あらすじとある星の危機に導かれるように駆けつけたジェダイのツバキは、敵の襲撃にあい気を失ってしまう。そんな彼を助けたのは、かつて親交があった王女ミサの一行。再会を果たした2人は、王国奪還のため宮殿へ向かうことに。旅路の果てに待ち構えていたのは、兄である国王を殺しシスとなったマサゴ。ツバキは強大な力を誇るマサゴとの戦いのなかで、自分自身の秘めたある想いを利用され、究極の選択を迫られることに――。そしてもう一つ、「T0-B1」は、ジェダイを目指すドロイドを描くストーリー。こちらは、ジェダイを夢見る少年型ドロイドのT0-B1が、青いライトセーバーを持つ姿が描かれた場面写真が到着。共に暮すミタカ博士は、T0-B1にライトセーバーの核となる“カイバークリスタルを見つけ出す”という試練を与えたことがきっかけで、平和だった彼らの星に悪の手を招くことになってしまう。T0-B1を演じる野沢雅子は、キャラクターについて「子供らしさの中に”???”というところを持っているキャラクター。良い意味での裏切りもあり大好きでした。T0-B1と一体です」と言い、ミタカ博士役の磯部勉は「本当に嬉しい限りです。ここまでやってきて良かったと心底思います」「『スター・ウォーズ』は永遠の、人間にとって憧れの世界だと思います。我々も自身の感性を研ぎ澄ませて、その世界へ突入していきましょう。フォースと共にあらんことを!!」とメッセージを送った。また、本作のアベル・ゴンゴラ監督は「このキャラクターのストーリーをオリジナル三部作に近いところに位置付けたいと思っていました。この作品にはあのビンテージ的な美学につながるものがあると感じていたからです。この作品で起こる出来事を、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の間の出来事とすれば、科学者のミタカは帝国から身を隠しているジェダイということになります。フォースの適合者のドロイドの T0-B1 は、ジェダイになることや、オーダー66に続くバトルを夢見ていることになるでしょう。僕らには敵役が必要でしたが、帝国軍の司令官なら邪悪でシンプルな悪役として最高じゃないかとも思ったんです」と「スター・ウォーズ」作品とのつながりを明かした。▽「T0-B1」あらすじジェダイを夢見る少年型ドロイドのT0-B1は、唯一の人間であるミタカ博士と暮していた。星に生命を宿らせるという博士の研究をそっちのけで夢ばかりみている彼に、ミタカは試練を与える。それはライトセーバーの核となるカイバークリスタルを見つけだすこと。はりきって星中を探し回るT0-B1は、ミタカに禁止されていた地下室に足を踏み入れ、古い宇宙船を見つけてしまう。この悪気ない行動が、平和だった彼らの星に悪の手を招いてしまう。「スター・ウォーズ:ビジョンズ」は9月22日(水)16時~ディズニープラスにて独占配信開始。(cinemacafe.net)
2021年09月16日ディズニー公式動画配信サービスDisney+にて、9月22日(水)より配信される『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のキービジュアルが公開された。全世界を興奮と歓喜で満たし、社会現象を巻き起こし続けてきた空前のエンタテインメント『スター・ウォーズ』。この度、日本を代表する7つのアニメスタジオが独自の“ビジョン”で描く9つの新しい物語『スター・ウォーズ:ビジョンズ』がDisney+で独占配信となる。キービジュアルには、9つの物語のそれぞれキーマンとなるキャラクターが一つのビジュアルに集結。神風動画の『The Duel』からは、まさに黒澤映画から飛び出してきたような風貌で赤いライトセーバーを持つ浪人の“ローニン”と、一緒に旅をするドロイド“R5-D56”。キネマシトラスの『村の花嫁』(『The Village Bride(英題)』)からは赤い髪飾りを付けた金髪の女の子“ハル”とマスクを被ったキャラクターの“ヴァン”。サイエンスSARUからは『T0-B1』に登場する可愛らしい少年型ドロイド“TO-B1(ティーオービーワン)”と、『赤霧』(『Akakiri (英題)』)から緑色の目をしたヴィランの“マサゴ”。ジェノスタジオの 『のらうさロップと緋桜お蝶』(『Lop and Ochō(英題)』)からはキュートなウサギのような姿をした種族の女の子“ロップ”とオレンジ色の二頭身のドロイド“TD-4”。スタジオコロリドの『タトゥイーン・ラプソディ』(『Tatooine Rhapsody(英題)』)からは「スター・ウォーズ」映画シリーズに登場し、ファンから根強い人気を誇る“ボバ・フェット”。トリガーからは『THE TWINS』に登場するショートヘアでライトセーバーを構えた姿の“Karre(カレ)”、そして赤い線が入ったマスクを被ったキャラクターが登場した。また『The Elder』の『スター・ウォーズ』の正史にも登場しそうな雰囲気で青いライトセーバーを構える“ダン”。そしてプロダクションI.G の『九人目のジェダイ』(『The Ninth Jedi(英題)』)からは青いライトセーバーを持つ威厳のあるキャラクター“ジューロ”が描かれている。日本の浪人をモチーフとしたキャラクターの“ローニン”や、大きなくりくりとした瞳が特徴的で可愛い見た目のウサギのような種族の女の子“ロップ”など、日本文化や日本のアニメーションの良さを取り入れたキャラクターデザインの中に、『スター・ウォーズ』でお馴染みの赤と青に光る“ライトセーバー”やキュートな“ドロイド”が取り入れられ、まさに「スター・ウォーズ」と日本のアニメーション業界の第一線で活躍するクリエイターたちによる作品が見事に融合した。日本文化に影響を受けて生まれた『スター・ウォーズ』のスピリットを受け継ぎつつ、『スター・ウォーズ』愛に溢れる日本のクリエイターたちがそれぞれ独自のスタイルを取り入れながら一体どんな新たな物語を生み出したのか。期待と想像が膨らむビジュアルとなっている。そんなキービジュアルの中でも圧倒的なオーラを放ち、赤色のライトセーバーを持った浪人が登場する作品『The Duel』を描く神風動画の水﨑淳平総監督は溢れる『スター・ウォーズ』愛について、「小学生くらいの頃、父と観たテレビ放送の『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』が最初のスター・ウォーズで、自身の映画や創作の世界への価値観に強く影響したと思います。ダース・モールとクワイ=ガン・ジンの戦いや、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの溶岩上での決戦の演出が本当に大好きで、『The Duel』にもオマージュとして演出に反映しています」と語り、さらに『九人目のジェダイ』を手掛けるプロダクションI.Gの神山監督は「日本人の作った作品が、スター・ウォーズが誕生するきっかけの一つになっているということに対して感じる喜びや誇りみたいなものが、特に僕らの世代にはあるのだと思います。それが回り回って日本人が自分たちの思う〈スター・ウォーズ〉を作る機会がやってきたというのが感慨深いです」と、本プロジェクトに対する想いを語った。さらに『村の花嫁』の垪和監督は「”結婚式”という、日本国内でも様々な風習がある"まつりごと"を通して、その星の風習や文化が描けたらと思いました。アナキンとアミダラのように祝福されず掟に叛く、行く末を知っている者からすればなおさら悲しい結末に向かう悲しい結婚式。”結婚式”という、日本国内でも様々な風習がある"まつりごと"を通して、その星の風習や文化が描けたらと思いました」と、日本文化や風習を作品に取り入れていることを明かしている。日本のアニメーション業界をけん引するクリエイターたちが描く新たな『スター・ウォーズ』に期待が高まるばかりだ。『スター・ウォーズ』の創造のルーツとなった“日本”、そしてその日本から新たに誕生する『スター・ウォーズ』を独自のビジョンで描いた9つの物語に期待が高まるばかりだ。そしてキービジュアルに登場するキャラクターは果たしてどのような活躍を魅せるのか。『スター・ウォーズ:ビジョンズ』グローバル予告(声=日本語/字幕=英語)『スター・ウォーズ:ビジョンズ』英語吹替予告(声=英語/字幕=日本語)『スター・ウォーズ:ビジョンズ』9月22日(水)よりDisney+にて独占配信
2021年09月09日「スター・ウォーズ」と日本を代表する7つのアニメスタジオが独自の“ビジョン”で描く9つの新しい物語「スター・ウォーズ:ビジョンズ」が9月22日(水)よりディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)にて独占配信開始。この度、全9作品の“キーパーソン”となるキャラクターが一堂に集結したキービジュアルが世界同時解禁となった。解禁されたキービジュアルには、9つの物語のキャラクターが収められている。神風動画の「The Duel」からは、まさに黒澤映画から飛び出してきたような風貌で、赤いライトセーバーを持つ浪人の“ローニン”と、一緒に旅をするドロイド“R5-D56”。キネマシトラスの「村の花嫁」からは赤い髪飾りを付けた金髪の女の子“ハル”とマスクを被ったキャラクターの“ヴァン”。サイエンスSARUからは「T0-B1」に登場する可愛らしい少年型ドロイド“T0-B1(ティーオービーワン)”と、「赤霧」からは緑色の目をしたヴィランの“マサゴ”。ジェノスタジオの「のらうさロップと緋桜お蝶」からはキュートなウサギのような姿をした種族の女の子“ロップ”とオレンジ色の二頭身のドロイド“TD-4”。スタジオコロリドの「タトゥイーン・ラプソディ」からは「スター・ウォーズ」映画シリーズに登場し、ファンから根強い人気を誇る“ボバ・フェット”。トリガーからは「THE TWINS」に登場するショートヘアでライトセーバーを構えた姿の“Karre(カレ)”、そして赤い線が入ったマスクを被ったキャラクターが登場。「The Elder」の「スター・ウォーズ」の正史にも登場しそうな雰囲気で青いライトセーバーを構える“ダン”。そしてプロダクションI.Gの「九人目のジェダイ」からは青いライトセーバーを持つ威厳のあるキャラクター“ジューロ”が描かれている。日本の浪人をモチーフとしたキャラクターの“ローニン”や、大きな瞳が特徴的で可愛い見た目のウサギのような種族の女の子“ロップ”など、日本文化や日本のアニメーションの良さを取り入れたキャラクターデザインの中に、「スター・ウォーズ」でお馴染みの“ライトセーバー”やキュートな“ドロイド”が取り入れられ、まさに「スター・ウォーズ」と日本のアニメーション業界の第一線で活躍するクリエイターたちによる作品が見事に融合した形。日本文化に影響を受けて生まれた「スター・ウォーズ」のスピリットを受け継ぎつつ、「スター・ウォーズ」愛に溢れる日本のクリエイターたちがそれぞれ独自のスタイルを取り入れながら生みだした物語に期待と想像が膨らむビジュアルとなっている。そんなキービジュアルの中でも圧倒的なオーラを放ち、赤色のライトセーバーを持った浪人が登場する作品「The Duel」を描く神風動画の水崎淳平総監督は溢れる「スター・ウォーズ」愛について、「小学生くらいの頃、父と観たテレビ放送の『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』が最初のスター・ウォーズで、自身の映画や創作の世界への価値観に強く影響したと思います」とコメント、「ダース・モールとクワイ=ガン・ジンの戦いや、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの溶岩上での決戦の演出が本当に大好きで、『The Duel』にもオマージュとして演出に反映しています」と語る。さらに「九人目のジェダイ」を手掛けるプロダクションI.Gの神山健治監督は「日本人の作った作品が、スター・ウォーズが誕生するきっかけの一つになっているということに対して感じる喜びや誇りみたいなものが、特に僕らの世代にはあるのだと思います。それが回り回って日本人が自分たちの思う『スター・ウォーズ』を作る機会がやってきたというのが感慨深いです」と、本プロジェクトに対する想いを語る。「村の花嫁」の垪和等監督は「アナキンとアミダラのように祝福されず掟に叛く、行く末を知っている者からすればなおさら悲しい結末に向かう悲しい結婚式。“結婚式”という、日本国内でも様々な風習がある“まつりごと”を通して、その星の風習や文化が描けたらと思いました」と、日本文化や風習を作品に取り入れていることを明かしている。「スター・ウォーズ:ビジョンズ」は9月22日(水)16時よりDisney+(ディズニープラス)にて独占配信開始。※神風動画の水崎淳平総監督の「崎」、正しくは「たつざき」(text:cinemacafe.net)
2021年09月09日