結成から40年以上活躍してきた伝説のロックバンド「エアロスミス」がついに解散することになった。ボーカルのスティーヴン・タイラーがラジオ番組「The Howard Stern Show」で認めた。スティーヴンによればバンドへの愛は持ち続けているものの、まさにいまが解散のときだと感じているようだ。ギタリストのジョー・ペリーも了承済みとのこと。来年は「さよならツアー」を行うと宣言したスティーヴンに司会のハワード・スターンが「それってつまり、バンドが解散ということだよね?」と念を押すと「そうだよ」とはっきり認めた。ところが「People」誌にスティーヴンのマネージャーが語るところによると、「『さよならツアー』がバンドの完全な解散を示しているわけではない」という。7月15日(現地時間)にソロアルバム「We’re All Somebody From Somewhere」を発売し、まもなくラスベガスでソロツアーを始めるスティーヴンはいま、燃えに燃えている状態で、制御不能のエネルギーにあふれているそうだ。そのエネルギーをソロツアーにだけでなく、9月から始まるエアロスミスのツアーでも爆発させるだろうし、スティーヴンもとても楽しみにしているとマネージャーは語る。「2017年に関して彼が(実際に)何をすることになるかというのは注目して待っていてほしい」と解散を認めていない様子のマネージャー。スティーヴンは以前「Rolling Stone」誌でも解散を匂わせていたから、やはり解散と見るべきか。(Hiromi Kaku)
2016年06月27日エアロスミスのヴォーカリスト、スティーヴン・タイラー(68)が7月15日に初となるソロアルバムを発売する。エアロスミスのフロントマンとして知られるスティーヴン・タイラーが、7月15日にデビュー作となるソロアルバムを発売する。スティーヴンが自らプロデュースにも参加した『ウィアー・オール・サムバディ・フロム・サムホエア』には全13曲が収録され、7月24日には同名シングルもリリース予定だという。アメリカのトーク番組『エレンの部屋』出演時に、このニュースを発表したスティーヴンは「去年の春にナッシュビルでこの作品に取り掛かり始めたんだ。あの音楽の街ならではの一流のソングライター達と良い曲を作ったんだよ。それが7月15日に世界にお披露目できるわけさ」と話した。同作でスティーヴンは、これまでのロックから離れてカントリーミュージックの方向へと移行しており、スティーヴンはこれを"新しいロックンロール"と呼んでいる。「玄関先や犬、ブーツを蹴飛ばすだけの話じゃないんだ。もっと奥深いんだよ。ありのままでいることについてなんだ。(タイトルの意味する)俺たちみんなどこかからやってきた誰かだって理解することほど本質に迫ることはないからね」そんなスティーヴンの新作にはT・ボーン・バーネットやダン・ダフ、マーティ・フレデリクセン、ジャレン・ジョンストンら大物ミュージシャンをプロデューサーに迎えており、ザ・ビッグ・マシーン・レーベル・グループ傘下のドット・レコードからリリースされる。スティーヴンは、ニューアルバムを引っ提げて7月2日からアメリカ・ラスベガス公演を皮切りとして「スティーヴン・タイラー・アウト・オン・ア・リム」ツアーを行う予定だ。(C)BANG Media International
2016年06月13日スティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが、小説『ザ・ボワヤーズ・モーテル』の映版化作でタッグを組むようだ。宿泊客たちの情事をのぞき見するために自身のホテルをオープンさせた男の真実の物語を描くゲイ・タリーズの同名小説の映画版で、スピルバーグがプロデューサー、メンデスが監督を務めるとデッドラインが報じている。コロラド州デンバーに21部屋を所有するモーテルを50年前に購入した男ジェラルド・フースは、客室をのぞき見できるようさまざまな改造を加えていたそうだ。不倫や殺人などそこで見たすべての出来事をメモしていたフースが、ジャーナリストであるタリーズに手紙で連絡を取り、タリーズは1980年に直接フースに会うためにそのモーテルを訪れるに至った。タリーズが受け取ったその手紙の中には「このモーテルを購入した理由は趣味ののぞきを充実させるため、さらに人々が人生において社会的に、性的にどんな生活を送っているのかへの興味が抑えられなかったからです。これは私の錯乱したのぞき見への興味だけではなく、純粋に私の人々への貪欲な好奇心によって実行に至ったことなのです」とつづられていたそうだ。原作小説『ザ・ボワヤーズ・モーテル』はグローブ・プレスから7月12日発売予定となっており、4月11日発売のニューヨーカー誌にその一部抜粋が掲載されている。(C)BANG Media International
2016年04月19日ロックバンドのエアロスミスが、2017年に解散ツアーを敢行する可能性があるようだ。現在68歳のスティーヴン・タイラーが、ローリングストーン誌に「僕は5月から8月までソロの30公演をやるんだ。それから2017年はエアロスミスとしてツアーをするよ。たぶんさよならツアーだね」と告白。「まだオリジナルメンバーでやっているのは僕らと(ザ・ローリング)ストーンズだけだよ。それに感謝しているよ。お別れツアーをやるにしても、スタジオ入りして新作アルバムを作るにしても、僕は楽しみにしているよ」と語った。またブラッド・ウィットフォードも、最後に盛大なツアーをやることは良いアイデアだと考えているようで、「実際に話し合いをしているんだ。『お別れツアー』って言うような幕を閉じるようなツアーを考えているところなんだ」「たぶん僕らの年齢を考えてだけど。何か起こってしまうだろ。誰かがこれ以上できなくなるようなことがさ。だからゆっくりおじぎをしてありがとうと言うのが良いと思うんだ。優雅に終わりを告げるっていうね」と以前に話していた。エアロスミスは現在、スティーヴンのソロ活動専念のため、活動休止中だ。(C)BANG Media International
2016年04月08日ロックバンド・エアロスミスのスティーヴン・タイラー(67)が、28歳のアシスタントと交際していることを発表した。39歳の年の差となるエイミー・アン・プレストンとの噂は長らく浮上していたが、エルトン・ジョン・エイズ・ファウンデーション主催のアカデミー賞鑑賞パーティーに手をつないで登場したことでその噂を認めたかたちとなった。目撃者がE!に話したところによれば、2人はスター満載のそのパーティーで人目も気にせず親しげにしていたという。女優のリヴ・テイラー(38)をはじめ4人の子供を持つスティーヴンは、2014年からエイミーとのロマンスがささやかれており、これまでに水着姿でカヤックを一緒に楽しんでいる姿などが写真に撮られていたこともある。スティーヴンは2002年に脳腫瘍で他界したシリンダ・フォクシーと1978年から1987年まで結婚していたほか、1988年から2006年まではテレサ・バリックと結婚生活を送っていた。その後、2011年に5年間交際していた25歳年下のエリン・ブレイディと婚約したが、2013年に破局している。(C)BANG Media International
2016年03月09日引退宣言をしたスティーヴン・ソダーバーグが、監督に復帰をするという噂が出ている。その他の情報Variety.comが伝えるところによると、『Lucky Logan』という脚本を読んで、たちまち気に入ったということだ。主演には、ソダーバーグが『マジック・マイク』で組んだチャニング・テイタムが決まっているようだが、マット・デイモンが出演するという別の記事や、映画のタイトルは『Hillbilly Heist』だとするものもある。一方で、ソダーバーグは、それらの記事を間違いだとするツィートをしている。ソダーバーグが最後に監督した劇場用映画は、2013年の『サイド・エフェクト』で、昨年の『マジック・マイクXXL』では、製作総指揮を務めたほか、仮名でカメラと編集を担当している。文:猿渡由紀
2016年02月05日プラダ(PRADA)が15-16AWシーズンのウィメンズコレクションの広告キャンペーンを発表した。スティーヴン・マイゼルが撮影した同キャンペーンでは、モデルにエイヴリー・ブランチャード、エステラ・ボーズマ、インガ・デジーナ、リネイスィ・モンテロ、アイネ・ニーフス、グレタ・ヴァルリーズ、マールチェ・フェホーフらを起用。コレクションを纏ったモデルたちは、淡いパステル色で巧みに彩られた背景の前で、無造作なポーズを取り、リラックスした雰囲気を漂わせた。ユニフォームを思わせない空想的なカラーパレットで展開されるクロップドパンツスーツは、光沢のあるクロップドトップスなどと組み合わされることによりって力強い魅力を生み出している。
2015年07月12日スティーヴン・キングの小説を映画化する『IT-イット-』の監督に決まっていたキャリー・ジョージ・フクナガ(『闇の列車、光の旅』)が降板した。撮影はこの夏にも始まる予定で、主役の候補には『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』のウィル・ポールターなどが挙がっていたが、監督を失ったのを受けて延期になる模様だ。フクナガ監督は、2012年にこのプロジェクトに参画し、2部構成の映画として脚本を共同執筆した。しかし、スタジオは、予算を理由にひとつの映画にまとめることに決め、2部構成を主張するフクナガ監督と衝突したらしい。『IT-イット-』は、1986年に出版された小説で、1991年にテレビ化されたが、ストーリーが長いという理由もあり映画化されたことはない。文:猿渡由紀
2015年05月26日アメリカのヒップホップソロアーティスト、タイラー・ザ・クリエイターが9月14日(月)に東京・LIQUIDROOMで、一夜限りの単独来日公演を開催する。【チケット情報はこちら】タイラー・ザ・クリエイターは、ヒップホップ・アーティスト集団OFWGKTA (Odd Future Wolf Gang Kill Them All)のリーダー。2009年に1stアルバム『Bastard』をリリース後、同作を含めこれまで3作のアルバムをリリース。2013年発表の最新作『ウルフ』は全米アルバム・チャート初登場3位を記録している。チケットの一般発売は4月25日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は4月9日(木)午前11時まで。■タイラー・ザ・クリエイター来日公演9月14日(月)開場18:00 / 開演19:00会場:LIQUIDROOM(東京都)料金:オールスタンディング 7000円※ドリンク代別途必要
2015年04月02日『リトル・ダンサー』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』(1月9日公開)。これまでジェイミー・ベル、トーマス・ホーンなど、まだスターの原石だった“14歳”を発掘して、世に送り出したきたダルドリー監督。本作も、大人と子どもの狭間を揺れ動く“14歳”の少年たちを主人公にした感動の物語だ。ブラジルのリオデジャネイロ郊外で、やんちゃなラファエル、頭の切れるガルド、心優しいラットの3人の少年たちは、ゴミを拾って生活をしていた。ある日、ゴミ山で偶然サイフを拾う。サイフの中身は、お金、ID、カレンダー、少女の写真、ロトのカード、そしてコンロッカーの鍵。そのサイフを探して、突如警察が大捜査を始めたことで、少年たちはこのサイフが重要なものであることに気づく。ジュリアード神父(マーティン・シーン)や、神父のもとで働くオリヴィア(ルーニー・マーラ)など、権力の前にただ立ち尽くすことしかできない大人たちを横目に、少年3人は、ただ純粋に“正しいことをしたい”と突き進む。小さな希望に向かって――。脚本を務めたのは、『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』の監督としても有名なリチャード・カーティス。本作は、イギリスを代表する2大トップフィルムメーカーの初タッグ作品となった。ダルドリー監督といえば、監督デビュー作『リトル・ダンサー』から、力強く成長する少年を、やさしい眼差しで包みながら繊細に演出することでも有名。そして面白いことに、主人公を演じる少年は、“14歳(撮影時含む)”であることが共通点だ。『リトル・ダンサー』でイギリスの炭鉱町に暮らし、バレエダンサーを夢見る主人公ビリー・エリオットを演じたジェイミー・ベルは、当時14歳。オーディションで2,000人の中から選ばれたベルは、自分の夢への思いを体いっぱいに表現し、見事、英国アカデミー賞「主演男優賞」を受賞した。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』でデビューしたトーマス・ホーンも、3,000人の中から選ばれた14歳。9.11同時多発テロで父親を亡くしてふさぎ込む少年が、父が遺した鍵の秘密を探る冒険をしながら、大人へと成長していく姿を瑞々しく演じ、話題をさらった。そして本作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』の主人公である少年3人もまた、14歳だ。ダルドリー監督は、この3人のキャスティングで映画の運命が決まると考え、演技経験のない子どもを採用することを条件に、リオデジャネイロで一般公募を開始。数千人の候補者から、ラファエル役のリックソン・テベス、ガルド役のエデュアルド・ルイス、ラット役のガブリエル・ウェインスタインを選び出した。なんとこの3人をキャスティングするまで、およそ1年を費やすほどこだわったという。偶然ゴミ山でサイフを見つけたことから、宝探しをするかのように、命をかけて真実へ近づこうとする少年3人。小さな子どものように無邪気に笑い、また時には正義を貫くために大人びた表情をしたりと、まさに子どもと大人が共存する“14歳”だけが見せる瞬間がたっぷりとカメラに収められている。14歳の少年たちは、輝く希望をつかむことができたのか。ぜひ劇場で確認してみて。『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は2015年1月9日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日ロバート・ロドリゲスとフランク・ミラーがタッグを組んだ新作『シン・シティ復讐の女神』の公開に先駆け、エアロスミスのスティーヴン・タイラー参加した本作のオリジナル・サウンドトラックのメイキング映像が解禁された。サウンドトラックは本日より発売されている。『シン・シティ 復讐の女神』OSTメイキング映像フランク・ミラーのグラフィックノベルを作者自ら映画化した『シン・シティ』の新章となる本作は、前作に引き続きミラーとロドリゲスが共同で監督を務め、“罪の街”シン・シティで繰り広げられるドラマをスタイリッシュな映像で描きだす。ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスら前作のキャストが再集結し、新たにジョセフ・ゴードン=レヴィット、エヴァ・グリーンらが参戦している。本作のサウンドトラックは、ロドリゲス監督と、『スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション』でも組んだカール・シールが音楽を担当。タイラーは『Skin City』を歌っており、メイキング映像では、ロドリゲス監督とタイラーが曲作りに励む様子が映し出される。ロドリゲス監督は「彼(スティーヴン・タイラー)の歌声は作品に命を吹き込み、新しい風を吹かせた」と絶賛しており、「マジでイカす曲だ!」と楽しそうに曲作りをするふたりが作り上げた『Skin City』に乗せて、激しく踊るジェシカ・アルバ扮するナンシーの超絶ホットな映像も登場する。『シン・シティ復讐の女神』2015年1月10日(土)TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショーOST『シン・シティ復讐の女神』(国内盤)発売中価格:2400円(税抜)アーティスト:ロバート・ロドリゲス&カール・シール収録曲:全25曲
2014年11月26日『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』(原題:TRASH)の日本公開日が年明け1月9日に決定し、併せて、“希望”を感じさせる少年たちのポスタービジュアルが解禁となった。ブラジル・リオデジャネイロ郊外。ゴミを拾って生活している3人の少年は、ある日ひとつのサイフを拾うが、そこには世界を震撼させる重大な秘密が隠されていた。サイフを巡って警察も大捜索を始め、街中は大混乱。しかし少年たちは、自ら信じる“正しい道”を選ぶため、サイフに隠されていた謎を解き明かす決心をする…。ダルドリー監督と初めてタッグを組み、脚本を担当するのは『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のリチャード・カーティス。彼らは人間の内面を映すようなデリケートな描写による少年期の物語や、十人十色の恋模様を絶妙なセリフで描くラブコメを得意とするが、本作ではこれまでの彼らの作品にはない、手に汗握る、先が読めないスリリングなストーリーという新境地を開拓。そんな本作の主役に、オーディションで選ばれた全く無名の少年たちを起用したことも、ダルドリー監督にとっては大きな挑戦となった。監督は「子どもたちとの仕事は、発見の旅だった」そうで、「彼らもとても厳しい環境からやってきた。これは彼らの物語でもあり、最後には役を自分のものにしていた。彼らの信じるもの、彼らの感じるものが表れているんだよ」と語る。ダルドリー監督が言うように、まさに“彼らの物語”だからこそ、ポスターに描かれた青空の下でゴミ山を笑顔で駆ける3人の少年は、役を通じて感じた希望に満ち溢れているようにも見える。また、世間から見離された彼らを救う神父役には、稀代の名優マーティン・シーン、母親のように3人を見守る女性・オリビアには『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされたルーニー・マーラと、実力派俳優がしっかりと脇を固めている。『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は2015年1月9日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月27日先日、ユニバーサル映画の2015年公開作品のひとつとして発表されていた『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作の邦題が、『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』に決定、2015年1月より日本公開されることになった。ブラジル、リオデジャネイロ郊外。ゴミを拾って生活している3人の少年は、ある日ゴミ山の中でひとつのサイフを拾う。そのサイフには、世界を震撼させる、ある重大な秘密が隠されていた。警察はサイフの大捜索を開始し、街は大混乱に陥ってしまう。だが、少年たちは自らの信じる“正しい道”を選ぶため、知恵を働かせ、サイフに隠された謎を解き明かそうとする――。映画監督デビュー作となる『リトル・ダンサー』から一貫して、力強く成長する多感期の少年を、繊細な演出で描き続けてきたダルドリー監督。本作もまた、ゴミ拾いをしながら暮らす少年たちが、絶望の街でみつけた“小さな希望”から街全体を奇跡で包んでいく少年たちの物語だ。脚本を務めたのは、『ラブ・アクチュアリー』などの監督でも知られ、現在『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』も公開中のリチャード・カーティス。スクリーンの中で躍動する生命力に溢れた3人の少年を演じたのは、オーディションによって選ばれた無名の少年たち。さらに、肉親からも世間からも見放された子どもたちを優しく導くアメリカ人神父役には名優マーティン・シーン、母親のように彼らを見守る若き女性オリビアを『ドラゴン・タトゥーの女』『セインツ-約束の果て-』のルーニー・マーラが演じ、観る者を物語に引き込ませる存在感で脇を固めている。今回、公開決定に併せて到着したビジュアルには、絶望の街の中でもたくましく生きる力強さを写した2人の少年の姿が。彼らは、世界の“希望”が詰まったサイフを手に、知恵を働かせながら警察の追跡をすり抜けていく。スリルと興奮…やがてすべての謎が解け、明かされる真実。稀代のストーリーテラーで、イギリスを代表する2大トップフィルムメーカーの初タッグで実現した奇跡の物語に期待が高まる。『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は2015年1月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月22日『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』が来年1月に日本公開されることが決定した。ブラジルを舞台にたくましく生きる少年たちの姿を描いた作品で、本作も過去のダルドリー作品同様、高評価を集めそうだ。その他の写真『リトル・ダンサー』ではバレエの世界に飛び込む少年の健気な姿を、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』では両親を失くした少年のまっすぐな眼差しを描いて高評価を集めたダルドリー監督の最新作の主人公は、リオデジャネイロの郊外でゴミを拾って暮す3人の少年だ。彼らはある日、ゴミ山からひとつのサイフを拾うが、そのサイフには全世界を震撼させる秘密が隠されていた。警察はサイフの行方を追って行動を開始するが、少年たちは自らの正義を信じて、サイフに隠された謎の真相に迫ろうとする。主演はオーディションで選ばれた無名の少年たちで、子どもたちを導く神父をマーティン・シーン、彼らを見守る女性をルーニー・マーラが演じる。また、ダルドリー監督は一級のスタッフを招集しており、『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティスが脚本を、『8月の家族たち』のアドリアーノ・ゴールドマンが撮影を、『シティ・オブ・ゴッド』や『ブラインドネス』などで活躍したトゥレ・ペヤクが美術を担当。全世界の映画ファンをうならせてきたダルドリー監督が新作で、どんな感動ドラマを描くのか期待したい。『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』2015年1月TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
2014年10月21日ハワイ州上院は3月5日(現地時間)、セレブリティーのプライバシーを保護し、彼らが安心してハワイを訪れる事ができることを目的とした法案、通称「スティーヴン・タイラー法」を、賛成23、反対2の大差で可決した。今回可決された「スティーヴン・タイラー法」は、議会に提出された文章によると、この法案は、ハワイで休暇を楽しみセレブが行き過ぎた取材陣たちにプライバシーを侵害されないように考案されたもの。ロックバンド「エアロスミス」のフロントマンであるスティーヴン・タイラーがマウイ島に家を購入したことや、ハワイのアートを世界に広めることに貢献しているという理由から、「スティーヴン・タイラー法」という通称名がつけられた。スティーヴン・タイラーのほか、ブリトニー・スピアーズやミック・フリードウッド、オズボーン・ファミリーらも支持している。スティーヴンは先月行われた聴衆会の中で、写真を撮られることは名声につきものだと認めながらも、「自分の家にいて、シャワーを浴びたり、服を着替えたり、子供たちと楽しい時間を過ごしている間でも、パパラッチたちが望遠レンズで写真を撮り、まさにその写真が「People」誌に掲載されたのを見たとき、心が傷つきました。それがパパラッチたちのやり口で、常に自分たちは狙われているのです」と証言している。今後、「スティーヴン・タイラー法」は、ハワイ州下院で法案可決に関する話し合いが進められることになるが、おそらく可決されるだろうと推測されている。セレブたちがスティーヴンに感謝しながら、こぞってハワイで休暇を楽しむ光景が目に浮かぶようだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年03月07日ジャスティン・ロングが、スティーヴン・キングの短編小説「十時の人々」の映画化作品の出演を交渉中だ。オリジナル版『フライトナイト』などでお馴染みのトム・ホランド監督によって同作の映画化が進んでおり、製作陣は、主演依頼のためジャスティンに接触しているという。同短編小説は、禁煙しようとしてもなかなかやめられない主人公のブランドン・ピアソンが、脳内の化学物質のバランスが崩れたため奇妙な副作用を体験するという物語だ。同作品の映画化が発表された際、トムは「これは禁煙に苦しんでいたスティーヴン自身と、比較的最近の90年代の禁煙に関する法律についての話なんだ。この映画化ではオリジナルの短編を現代風にアレンジして、偏執的なサスペンスにするよ」と語っていた。スティーヴンの2作品『スティーヴン・キング/痩せゆく男』、『スティーヴン・キング/ランゴリアーズ』を以前すでに映画化しているトムは、本作をニューヨークで9月にクランクインさせる予定だ。
2012年07月03日ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、マッド・デイモンなど錚々たるメンバーの出演で話題を呼んだ『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督が、活動休止を考えているようだ。これまでも監督業から身を引きたいと公言していたソダーバーグ監督だが、今回は、来年1月を目処にハリウッドでの仕事を休止したいと語っているという。「休止をここ5年間くらい計画していたんだ。だから今回日取りを決めて、それが潮時だと思うんだ。来年の1月にはおさらばするよ」。さらにソダーバーグ監督は、もし監督の座に復帰した場合には、テレビの仕事にシフトするかもしれないと明かした。「自分で課した休止の後、もし復帰して何かやるなら、恐らく映画ではなくてテレビの方にシフトするかもしれないね」。今週末6月29日には、チャニング・テイタムとマシュー・マコノヒー共演で男性ストリッパーの世界を描いた最新作『Magic Mike』(原題)の全米公開を控えるほか、9月28日(金)にはアメリカ総合格闘技界の女王ジーナ・カラーノと豪華キャストを結集させたスパイ・アクション『エージェント・マロリー』が日本でも公開されるソダーバーグ監督。さらに、『トラフィック』に出演したキャサリン・ゼタ=ジョーンズと再タッグを組む『The Bitter Pill』(原題)も控えている。■関連作品:エージェント・マロリー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2011 Five Continents Imports, LLC. All rights reserved
2012年06月28日世界的なモダン・ホラー作家、スティーヴン・キングのホラー小説「IT」がこのほど再映画化されることになった。同作は1990年にも前・後編で約3時間のテレビ映画化がなされ、殺人道化師・ペニーワイズをティム・カリーが演じたが、今回新たに『ジェーン・エア』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督が同作の再リメイクを計画しているという。フクナガ監督は1990年のオリジナル版と同様、前・後編2本の劇場用映画として製作を進めているという。本作は幼少期の弱小男女のグループが成長して再会した後、子供を次々と狙った殺人鬼に立ち向かうというストーリー。今回、フクナガ監督が子供時代と成人後の2部構成で映画を前・後編に分けるかどうかはまだ不明である。さらに同作の公開予定日も、製作を手がけるワーナー・ブラザースからはまだ公表されていない。■関連作品:ジェーン・エア 2012年6月2日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.
2012年06月11日リヴ・タイラーにより、新たな魅力が与えられた限定品ジバンシイは、ジバンシイを代表するフレグランス「ヴェリィ イレジスティブル ジバンシイ」のミューズ、リヴ・タイラーにより、新たな魅力が与えられた限定品「ヴェリィ イレジスティブル ジバンシイ エレクトリック オーデトワレ」(50mL 8,925円)を、5月2日より限定発売する(伊勢丹 新宿本店、阪急 うめだ本店、ジェイアール名古屋タカシマヤ で、4月18日より先行発売)。、「カリスマティックな魅力にあふれた現代の女性にふさわしい香り」「エレクトリック オーデトワレ」は、「ヴェリィ イレジスティブル ジバンシイ」が持つ、エレガントなバラの世界に、リヴ・タイラーが表現するロックの世界が融合した「エレクトリック」という名の新たな香りで、「意思が強く、カリスマティックな魅力にあふれた現代の女性にふさわしい香り」という。香調:フローラル・アロマティック・ウッディ〈トップノート〉フルーティなアクセント/ブルーベリー、レモン、バーベナ〈ミドルノート〉華やかなバラのブーケ/ローズ・ブーケ、スターアニス、スミレ〈ラストノート〉忘れられない痕跡/セダーウッド新作フレグランスのプロモーション映像にはリヴ・タイラーが出演、自らの歌声を披露。リヴ・タイラーが歌う『Need You Tonight』は、4月25日にジバンシイWEBサイトにて映像公開予定としている。なお、YouTubeのジバンシイ公式チャンネルでは「Givenchy Liv Tyler Need You Tonight video clip」を、すでに公開中。元の記事を読む
2012年04月08日アカデミー賞監督のスティーヴン・ソダーバーグが3年ぶりに来日し11月10日(木)、記者会見を行い、最新作『コンテイジョン』の見どころを語った。突如発生し、爆発的に感染拡大する新型ウイルスに全人類が立ち向かうパニック大作。「極限の状況下で、人間はどう行動するべきか。パニックを起こすだけでは何も解決しない。答えを提示するだけの作品ではないので、ぜひ自分自身で考えてほしい」とアピールした。接触感染で広がり数日で命を落とすほどの新種ウイルスが発見され、瞬く間にアメリカや日本にも感染は拡大。アメリカ疫病予防センターと世界保健機構は調査とワクチン開発を急ぐが、彼らの本当の敵はウイルスではなく、パニックに陥る人間の心理だった…。ソダーバーグ監督は、自身がアカデミー賞監督賞を獲得した傑作『トラフィック』(’00)を例に挙げ、「麻薬の問題は避けようと思えば避けられるが、ウイルスはそうはいかない。目に見えないし、説得することもできないからね。つまり誰もが関係あるテーマで、映画の主題としても現実的でいいと思った」とふり返る。マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットら超豪華なキャストが奏でる、緊迫のアンサンブルも大きな見どころ。「情報量も多いし、早いスピードで展開する作品だから、ロープみたいに観客をつなぎ止めるものが必要だった。それがスターの見せてくれる演技力なんだ」とソダーバーグ監督。「意外に思うかもしれないけど」と前置きし、「私は俳優が大好きなんだ。彼らの仕事は自分をさらけ出すことだし、時には自分の弱みも見せなければいけない。だから、自分の作品に出てもらうなら、『ここなら安全で、きっといい経験ができる』と思ってほしいし、私も俳優の努力に敬意を表したい」と語った。以前、監督業からの引退も報じられたが、その後にソダーバーグ監督本人が否定。会見でも「人生は模索の連続だし、映画監督として問題提起し続けたい。答えが揃った映画なんてつまらないと思うし、そもそも完璧な答えなんてないからね」と、さらなる映画製作に意欲を燃やしていた。『コンテイジョン』は11月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:マット・デイモン、満を持して長編映画監督デビューが決定!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年11月10日木村拓哉主演の話題作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の主題歌を人気バンド「エアロスミス」のボーカル、スティーヴン・タイラーが歌うことが明らかになった。1970年代にTVおよび劇場版アニメで空前の“ヤマトブーム”を生み出した伝説的作品の実写映画化作品。正体不明の敵・ガミラスの襲来により放射能で汚染された地球を救うべく、遥か彼方のイスカンダル星へと向かう宇宙戦艦ヤマトの戦いの旅路を描く。今回、山崎貴監督をはじめ、映画製作陣がタイラーサイドに熱烈なオファーを送り、その熱意と作品の持つ世界観にタイラー自身が感銘を受け、主題歌「LOVE LIVES」を書き下ろした。タイラーにとっては記念すべき初のソロプロジェクトであり、エアロスミスとしてリリースしたアルバム「JUST PUSH PLAY」のプロデューサーを務めたマーティ・フレデリクセンとタイラーの再タッグが実現。セリーヌ・ディオンなどの楽曲を作曲したキャラ・ディオガルディを加え、バラード調の主題歌を作り上げた。山崎監督は、今回の決定に際し「大好きなスティーヴン・タイラーが『ヤマト』の主題歌を歌ってくれるのはそれだけでとても嬉しいことだったのですが、何より特筆すべきはこの曲が『ヤマト』のためのオリジナルな書き下ろしだということです。彼がこちらからのオファーに真摯に応えてくれて、共に悩み、共に戦ってくれたことは僕らの勇気になりました。『ヤマト』の世界観を理解しようとするその姿勢には本当に頭が下がる思いでした。本当の意味でのコラボレーションができたことを幸せに感じます」と喜びのコメントを寄せてくれた。1998年の映画『アルマゲドン』のメインテーマでエアロスミスによる「ミス・ア・シング(I DON’T WANT TO MISS A THING)」は映画と共に大ヒットを記録し、タイラーはその歌声を全世界に響かせたが、今回の「LOVE LIVES」はどのような楽曲に仕上がっているのか?「LOVE LIVES」は11月24日(水)リリース。『SPACE BATTLESHIPヤマト』は12月1日(水)より全国東宝系にて公開。■関連作品:SPACE BATTLESHIP ヤマト 2010年12月1日より全国東宝系にて公開■関連記事:ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」阿部寛山下達郎の音声メッセージに「本当に山下さん?」
2010年09月17日