株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:飯窪成幸)は、米国を代表する作家、スティーヴン・キングの小説『ビリー・サマーズ 上・下』の刊行を4月8日に予定しています。凄腕の殺し屋ビリーが受けた「最後の仕事」。なんと標的を待つために小説家を装うことに!?――今年、作家デビュー50周年を迎えた巨匠による、企みに満ちたクライム・ノベルです。同作の刊行に先立ち、本日より、電子書籍『デビュー50周年!たっぷり試し読み 「ビリー・サマーズ」ガイドブック』を無料配信いたします。*訳者・白石朗氏と担当編集者による読みどころ解説*本編2章ぶんの試し読み*文藝春秋より刊行しているスティーヴン・キングの作品紹介以上の内容を収録した、大作『ビリー・サマーズ』への、格好の入門コンテンツとなっています。76歳にして衰えを知らない「モダン・ホラーの帝王」スティーヴン・キングの創作活動。『ビリー・サマーズ』は、1月刊の文庫版『アウトサイダー 上・下』に続き、今年2作目の邦訳作品刊行となりますが、今後も、夏……文庫オリジナル長篇『レイター(仮)』秋……新作+レア作品の日本独自中篇集『エレヴェイション/コロラド・キッド/ライディング・ザ・ブレット(仮)』冬……全米100万部、コロナ禍でキングがもっとも書きたかったファンタジー超大作『フェアリーテイル(仮)』の3作を続々刊行予定です。50周年を飾るにふさわしいラインナップに、どうぞご期待ください。■書誌情報書名:『S・キング50周年たっぷり試し読み 「ビリー・サマーズ」ガイドブック』編者:文藝春秋電子書籍編集部価格:無料配信開始日:3月25日(月)(※『ビリー・サマーズ 上・下』紙書籍版ならびに電子書籍版は、4月8日発売予定です。)配信電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、ReaderStore、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を配信している主要書店商品URL: ■スティーヴン・キングについて1947年、米国メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆を続け、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『IT』ほか映像化されて大ヒットを記録した作品も多く、世界で最も成功した作家のひとりといわれる。■関連URL文藝春秋 スティーヴン・キング作家50周年特設サイト 文藝春秋 電子書籍編集部公式X 文藝春秋 翻訳出版部公式X 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月25日「スティーヴン・キング大全」が河出書房新社より2月27日に発売された。1974年、「キャリー」で衝撃的なデビューを飾ったホラーの帝王スティーヴン・キング。その後も作家生活50年の間、数々の驚異的な世界的ベストセラー作品を生み出し続けている。本書「スティーヴン・キング大全」は、2022年9月21日のスティーヴン・キング生誕75周年に合わせクアルト社から刊行された「The Stephen King Ultimate Companion: A Complete Exploration of His Work, Life, and Influences」の日本語翻訳版。キングのデビューから時系列に沿って、キング自身と、作品ごとの執筆の背景、周囲の影響などの解説を豊富な図版とともに掲載した、決定版コンプリートガイドだ。キング自身のコレクションから、個人的および仕事上の書簡、手書き原稿、本の表紙、映画のスチール写真、未公開の詩の抜粋などをたっぷりと掲載。数十年にわたるキングのインタビューも随所に引用されている。キングの小説や映画がどのように生まれたかの裏話や、小説の着想のきっかけ、全作品のレビューも収録。巻末には、キングの全著作、中短編、映像化作品の一覧もついている。◎「キャリー」「シャイニング」「クージョ」「ペット・セマタリー」「IT」「ミザリー」…。数々の名作が誕生したきっかけとは?◎キングが「クリスティーン」を「シャイニング」以来の真正ホラーとみなしている理由とは?◎なぜキングはアイデアノートをつけないのか?◎「IT」でペニーワイズが登場するあの名場面を思いついた瞬間とは?◎映画「スタンド・バイ・ミー」の公開時、原作者のキングの名が伏せられた理由とは?◎「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」「スタンド・バイ・ミー」……、あの名作映画の原作はどのように書かれたのか?など、キングに関する数々の疑問に対する答えも。著者はキングとの共著も刊行しているベヴ・ヴィンセント。翻訳は「スティーヴン・キング論集成」や「ホラー小説大全」などの著書があり、日本推理作家協会賞を受賞している風間賢二が務める。「スティーヴン・キング大全」は河出書房新社より発売中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月03日予測不可能な衝撃的ラストが待ち受ける傑作SFスリラー『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』が、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される「未体験ゾーンの映画たち2024」にて2月2日(金)より公開。予告編と日本版ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、町の子どもたちが殺人鬼へと変貌する恐怖を描いたSFスリラー。アメリカ・ネブラスカ州の町、ライルストーン。かつてはトウモロコシの栽培で栄えたが、いまはすっかり寂れている。農業関連企業に勧められた除草剤と遺伝子組み換え栽培が原因だった。トウモロコシ畑のそばには孤児院があり、イーデンをはじめとする子どもたちが暮らしていた。イーデンはトウモロコシ畑に棲むという異形の存在を信奉していた。ある日、ボイドという少年が職員を次々と惨殺する。保安官と農夫たちはボイドを制圧しようと家畜用の麻酔ガスを送り込むが、イーデン以外の子どもたちが巻き添えになり命を落としてしまう。それは、血で血を洗う暴力と惨劇の幕開けだった――。監督は『リベリオン』『ウルトラヴァイオレット』のカート・ウィマー。製作は全米No.1のタイムループ・ホラー『ハッピー・デス・デイ』シリーズのジョン・バルデッチ。スティーヴン・キング原作「Children of the Corn」を大幅アレンジした本作は、キングから「小説版よりも良く出来ている」と絶賛されている。前代未聞の設定と予測不可能な展開、そして衝撃のラストが待ち受ける。『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』は2月2日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催「未体験ゾーンの映画たち」にて公開。シネ・リーブル梅田でも近日公開予定。動画配信サービス「U-NEXT」にて2月9日(金)~3月8日(金)の期間、オンライン上映も実施。(シネマカフェ編集部)
2024年02月01日マーベルの『Thunderbolts(原題)』から、出演予定だったスティーヴン・ユァンが降板したことが分かった。本人が「Variety」誌に認めた。スティーヴンが演じる予定だったのは、セントリーというキャラクター。いまも「マーベル映画に出たい」というスティーヴンは、「辞退せざるを得なくなったことをどれほど残念に思っているかを伝えるのに、メールを何度も書き直しました」と製作側に詫びたことを明かしている。将来的に、どんなマーベル映画に出演したいかと尋ねられると「それを言うにはちょっと早すぎるかなと思います。きっとたくさんの人をがっかりさせたことでしょうし。だから、いま言えるのは『私を起用してくれてありがとう』ということですね」と語った。出てみたい作品はあるが、「よく、言ってしまうと叶わなくなると言われるので、心の中にしまっておきます」とも。降板を決めるきっかけとなったのは、昨年WGA(全米脚本家組合)とSAG-AFTRA(全米映画俳優組合)のダブルストライキにより同作の撮影が中断され、スケジュール調整がつかなくなったことのようだ。「私が思うに、時が過ぎ、物事が変わっていく中で、なんだか身を引くことになったという感じです」と話している。「でも(監督の)ジェイク(・シュライアー)は素晴らしい作品を作ってくれると思いますよ」とシュライアー監督にエールを送った。(賀来比呂美)
2024年01月05日スティーヴン・ユァンがマーベルの『Thunderbolts』を降板した。昨年の脚本家組合、映画俳優組合のダブルストライキのせいで製作スケジュールが大幅に押したことが原因のようだ。ストライキ前、この映画の公開予定日は2024年7月だったが、新たに設定された公開日は2025年7月。撮影はまだ始まっておらず、ユァンのスケジュールが合わなくなったようである。『Thunderbolts』はマーベルのアンチヒーローを集めた映画で、デビッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセルらが出演する。監督はジェイク・シュライアー。シュライアーとユァンはNetflixのシリーズ『BEEF/ビーフ〜逆上〜』でも組んでいる。ユァンの次回作は、ポン・ジュノ監督の『Mickey 17』。共演はロバート・パティンソン。文=猿渡由紀
2024年01月04日『フェイブルマンズ』をはじめ、アカデミー賞の常連のスティーヴン・スピルバーグ監督が初めてシリアスな作品に挑戦した『カラーパープル』が、ミュージカルとして映画化。公開日が2024年2月9日(金)に決定し、予告編映像とともに場面写真も解禁となった。製作総指揮に、スピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、オリジナル版でアカデミー賞作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズを迎え、新鋭ブリッツ・バザウレが監督を務めた本作。スティーヴン・スピルバーグ原作はピュリッツァー賞を受賞したアリス・ウォーカーの同名小説で、受賞40周年にリメイクが実現した。オプラ・ウィンフリーこの度解禁された予告編は、姉妹が「離れ離れになっても、姉妹の心はひとつ」と誓い合うシーンから始まる。妹役は、『リトル・マーメイド』でも見事な歌声を披露していたハリー・ベイリー。そして、グラミー賞受賞のファンティジア・バリーノ演じる大人になった姉セリーの魂を振りしぼるような歌声が響く。続く映像では、アカデミー賞とグラミー賞受賞のH.E.R.をはじめ、未来を信じて何度でも立ち上がる女性たちの姿が映し出される。その合間に挿入される力強いミュージカルシーンと、華やかな夢のシーンは、女性たちの不屈の魂とどんな逆境にも負けない強さを感じさせ、魂を揺さぶる映像に仕上がっている。本作は、父から性的虐待を受け10代にして望まぬ結婚をさせられた主人公セリーが、最愛の妹と生き別れ、不遇な日々を送る中でも不屈の精神で人生を変えていく物語。型にははまらない生き方をする女性たちとの出会いと絆によって、女性たちは自分の価値に目覚め、自らが輝く場所を見つけていく。逆境にあっても未来を信じる彼女たちの姿、その絆と歌声が魂を揺さぶるミュージカル映画に注目だ。『カラーパープル』は2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日「モダン・ホラー」の帝王として君臨する巨匠、スティーヴン・キング。1974年のデビューから『呪われた町』『シャイニング』『IT』といったホラー小説を次々に執筆してきたスティーヴン・キングが、間もなく作家生活50周年を迎えます。本日発売の『異能機関』は、超能力少年少女と謎の組織〈研究所〉の対決を描く、SFエンターテインメント作品。電子書籍編集部では本作の発売を記念し、電子書籍の主要ストアにて既刊作品がお得に購入できる〈スティーヴン・キングの世界フェア〉を開催します。さらに、〈スティーヴン・キングの世界フェア〉の告知ツイートをフォロー&リツイートしていただいた方の中から抽選で50名様に、「キング50周年記念ステッカー」をプレゼントします!■ 1)電子書籍フェア「スティーヴン・キングの世界フェア」開催!『シャイニング』や『ミザリー』などスティーヴン・キングの名作が、期間中30%ポイントバックでご購入いただけます。【開催概要】概要:対象作品30%ポイントバック(一部ストアでは、クーポンでの実施となります)期間:2023年6月26日(月)から7月9日(日)まで対象作品:『シャイニング』『ミザリー』『アウトサイダー』『ペット・セマタリー』など、キングの既刊作品50コンテンツ以上【実施電子書店】Kindleストア、楽天Kobo、honto、Reader Store、BOOK☆WALKER、DMMブックス、紀伊國屋書店Kinoppy、COCORO BOOKS、yodobashi.com※詳細は、各電子書店のページをご確認ください。■ 2)フォロー&リツイートで、オリジナルステッカープレゼント作家生活50周年の日本第1作『異能機関』の発売を記念して、文藝春秋電子書籍編集部ツイッター @bun_den をフォローして、当該ツイートをリツイートしていただいた方の中から抽選で50名様に、キングの似顔絵入り50周年特製ステッカーをプレゼントいたします。応募期間:2023年6月26日(月)12:00~7月9日(日)12:00賞品:キング50周年オリジナルステッカー当選人数:50名詳細は、スティーヴン・キング特設サイト( )をご覧ください。書名:『異能機関』上・下著者:スティーヴン・キング 白石朗[訳]価格:2,800円(税込) ※電子書店によって異なる場合があります配信開始日:2023年6月26日(月)主要販売電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、Apple Books、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、ブックライブ、honto他、電子書籍を販売している主要書店商品URL:『異能機関』上巻 『異能機関』下巻 ■スティーヴン・キングについて1947年、米国メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆を続け、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『IT』ほか映像化されて大ヒットを記録した作品も多く、世界で最も成功した作家のひとりといわれる。■関連URL文藝春秋電子書籍編集部公式Twitter 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月26日スティーヴン・キングの原作を人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」製作陣が映画化した『ブギーマン』が、8月18日(金)より全国公開されることが決定した。母の突然の死から立ち直れずにいる高校生の姉セイディと幼い妹ソーヤー。セラピストである父親もまた、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向き合うことができずにいた。そんな心に闇を抱えたバラバラの家族を得体の知れない“ナニか”が狙う。暗闇からしのび寄る、恐ろしいものの正体とは…?“ブギーマン”とは欧米で古くから根付く昔話に出てくる、特定の姿形を持たない恐怖の存在で、その言い伝えを基に書き上げたスティーヴン・キングの短編小説を映画化した本作。6月2日に公開されたアメリカでは並み居る超大作と肩を並べる全米3位のスマッシュヒットを記録している。(※Box Office Mojo 6月2日~4日ランキングより)スティーヴン・キング Photo by Scott Eisen/Getty Images for Warner Bros.姉セイディにはディズニープラスで独占配信中の「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」で改造ギャングドラッシュを演じたソフィー・サッチャー、妹ソーヤーには同じくディズニープラスで独占配信中の「オビ=ワン・ケノービ」で若きレイアを演じ、ユアン・マクレガーをはじめスタッフ・キャストから惜しみない賛辞を受ける天才子役ヴィヴィアン・ライラ・ブレア。そして、父親ウィルは『AIR/エア』、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』などに出演したクリス・メッシーナ、謎の患者レスターは『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のデヴィッド・ダストマルチャンが演じる。監督は、ロックダウン中の物語を描いたホラー映画『ズーム/見えない参加者』でブレイクし、次世代のホラー映画界を担うと期待されるロブ・サヴェッジが務める。解禁された予告編では、得体のしれない“恐怖”に怯える妹ソーヤーと、その言葉に不信感を募らせる姉セイディに、少しずつその“恐怖”が忍び寄る様子が描かれる。怪しく点滅する赤いライトを見つめていると、部屋の隅に存在しない“ナニか”を目撃してしまうソーヤー。ソーヤーは“ナニか”の存在を訴えるも、セイディは一向に取り合おうとしなかった。一方、セラピストである父親ウィルは、彼の元を訪れた男レスターから怪しげなメモを渡され「闇にまぎれてヤツは来る」と聞かされる。2人の娘の異変に気づいたウィルは娘たちを救うべく動き出すが、そんな彼の元にも“ナニか”が迫っていた。「ただの妄想だ、モンスターなんていない!」とソーヤーの必死の訴えを否定するセイディに、そして「心配ない」と娘たちを守ろうとするウィルに襲い掛かる“ナニか”の正体とは?さらに、併せて解禁されたポスターは、消えかけたいくつものロウソクが置かれた部屋の奥に光る2つの目を背景に“恐怖”を見つめる「妹ソーヤー版」と、同じく光る2つの目を背景に暗闇を照らすジッポライターを手に“恐怖”の正体を見定めようと「姉セイディ版」の2種類が用意された。<暗い顔してると、来るよ。>というコピー通り、心の闇に棲みつく“ナニか”が迫りくる恐怖を感じるビジュアルとなっている。『ブギーマン』は8月18日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年06月14日株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:中部嘉人)は、米国を代表する作家、スティーヴン・キングの小説『異能機関 上・下』の刊行を6月26日に予定しています。超能力少年少女を拉致する謎の〈研究所〉。天才少年ルークはこの秘密機関から逃れられるのか――? “恐怖の帝王”キング、王道のSFホラー巨弾です。来年にはデビュー50年を迎えるスティーヴン・キング。そこで、新作刊行と50周年を記念し、無料の電子書籍『デビュー50周年記念! スティーヴン・キングを50倍愉しむ本』を、本日6月2日より配信いたします。同書に収録されるのは、まず、短編「ローリー」。本邦初訳となる、ここでしか読めない作品です。短編とはいえ単行本換算で40ページ超と、読み応えは十分。また、『異能機関』の試し読み版として、1章「夜まわり番(ナイトノッカー)」の抜粋もたっぷり収録しています。『異能機関』の翻訳者、白石朗さんも登場。同書の担当編集者を相手に、新作の魅力を通して「いま」のキングの楽しみ方を語っていただきました。そして「キング代表作マトリックス」。縦軸に「リアル―幻想と怪奇」、横軸に「怖い―エモい」を取り、キングの代表作をそれぞれ位置づけ、解説を付しました。キングを読んでみたいが、その膨大な作品群からどれを選べば……と悩んでいる人にとって、格好のガイドになっています。キングファン、ホラーファン、そしてキング初心者、いずれの方々にもご満足いただける無料電子書籍です。■『デビュー50周年記念! スティーヴン・キングを50倍愉しむ本』目次より◎訳者×担当編集者対談 作家生活五十年、キングの「いま」を楽しめ!◎完全オリジナル短編「ローリー」◎新作長編試し読み(『異能機関』1章抜粋)「夜まわり番(ナイトノッカー)」◎初心者にも安心! 一目でわかる、キング代表作マトリックス◎文藝春秋のスティーヴン・キングの本■書誌情報書名:『デビュー50周年記念! スティーヴン・キングを50倍愉しむ本 』編者:文藝春秋電子書籍編集部価格:無料配信開始日:6月2日(金)より配信電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、ReaderStore、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を配信している主要書店商品URL: ■スティーヴン・キングについて1947年、米国メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆を続け、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『IT』ほか映像化されて大ヒットを記録した作品も多く、世界で最も成功した作家のひとりといわれる。■関連URL文藝春秋電子書籍編集部公式Twitter 文藝春秋翻訳出版部公式Twitter 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月02日「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション NO.23」(ハリコン23)にスティーヴン・ユァンがゲスト登場することが分かった。2012年より約10年に渡り開催されてきた「ハリコン」は、ハリウッド俳優とファンとの交流イベント。これまで、クリストファー・ロイドやノーマン・リーダス、トム・フェルトンらが参加した。2020年からはオンラインでの開催となっていたが、今回ついに3年ぶりのリアル開催が決定。今回来日が発表されたスティーヴンは、大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」にてグレン・リーを演じ、世界中で一躍人気者に。アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ミナリ』では主演を務め、ジョーダン・ピール監督最新映画『NOPE/ノープ』では、リッキー・“ジュープ”・パーク役で出演。過去に開催されたハリコンでも4回来日しており、今回が5回目の参加。当日、会場においてファンとの写真撮影会およびサイン会のほか、ファンとの交流パーティーも予定されている。なお、スティーヴンのサイン会をはじめとする各種チケットは、明日12月10日(土)よりチケットぴあでも発売開始となる(※ハリコンサイトでは発売中)。「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション NO.23」は12月29日(木)10時~東京プリンスホテルにて開催。(cinemacafe.net)
2022年12月09日巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本で贈る初の自伝的映画『The Fabelmans』(原題)が邦題『フェイブルマンズ』として2023年3月3日(金)より全国公開されることが決定し、併せて場面写真が解禁された。『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』など、50年にわたるキャリアの中で変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠スティーヴン・スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作。初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年が両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。先日行われたアカデミー賞の前哨戦といわれる第47回トロント国際映画祭では最高賞である観客賞を見事受賞。同映画祭にて観客賞を受賞した作品はアカデミー賞を獲得することが多く、過去10年の受賞作品はもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされているなど、本年度の最有力候補として大きな注目を集めている。本作でサミー・フェイブルマン少年を演じるのは、『ザ・プレデター』「アメリカン・ジゴロ」シリーズのガブリエル・ラベル。サミーの母親役には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。父親役は『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のポール・ダノと豪華実力派俳優が集結した。そしてこの度、場面写真4点が解禁。まさに“夢”の始まりとも言える両親と一緒に映画館へ遊びに行きサミーが映画の魅力に心奪われるシーンや、6人全員が別の方向を向き、どこか浮かない表情ですれ違いを感じさせる家族写真、青年期のサミーが夢中でカメラを覗き込む印象的なシーンなどが切り取られている。スピルバーグ監督自身が「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とまでコメントするなど、熱い想いが込められた渾身の最新作に期待が高まる。『フェイブルマンズ』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:The Fabelmans(原題) 2023年、全国にて公開フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年11月30日2023年2月16日から26日まで開催される第73回ベルリン国際映画祭で、スティーヴン・スピルバーグ監督が金熊名誉賞を受賞することが決定した。「素晴らしいキャリアを持つスティーヴン・スピルバーグ監督は、世界中の何世代もの観客を魅了してきただけでなく、夢の工場としての『シネマ』に新しい意味を与えました。ティーンエイジャーのいつまでも変わらぬ魔法の世界の中でも、歴史が永遠に刻んだ現実の中でも、彼の映画は私たちの感情を満たしてくれる面となり、別の次元へと連れ出します」と同映画祭のディレクターコンビが公式HPで声明を発表した。また、プレスリリース内でスピルバーグ監督について「キャリアを通じて計19回アカデミー賞にノミネートされ、現在までに3度オスカー像を手にしている。史上最も成功した映画監督」と説明。金熊名誉賞は1982年に創設されたベルリン国際映画祭の名誉賞で、映画界に大きな貢献をした業界人に贈られる。これまでの受賞者にはジェームズ・スチュワート、アレック・ギネス、オリヴァー・ストーン、ウィレム・デフォー、ヘレン・ミレン、イザベル・ユペールらがいる。授賞式にてスピルバーグ監督の最新作『The Fabelmans』(原題)が上映されるという。(賀来比呂美)
2022年11月24日2021年10月、映画『Rust』(原題)の撮影現場で、主演俳優アレック・ボールドウィンの銃誤射により撮影技師ハリナ・ハッチンズが亡くなった。そのハリナの生涯と仕事について描くドキュメンタリーが製作されることが決定した。ドキュメンタリー製作会社「Story Syndicate」が発表した。ハリナの夫マットが許可しており、全面的な協力も得られるという。監督はエミー賞にノミネート歴があるレイチェル・メイソン(『サーカス・オブ・ブックス』)。同社のプレスリリースによると、「ハリナがソ連の海軍基地に暮らした若い頃、そしてウクライナのキーウに移り、インディペンデント映画で引く手あまたの撮影技師になるまでの旅路を力強く描き出す」とのこと。また、ハリナの技術を称え、敬意を表しつつ、ハリナが命を落とした『Rust』の撮影現場の状況や同作の完成に関わった人々の感情的な体験についても検証するという。先月、アレックはハリナが亡くなったこの事故の件で、民事訴訟裁判において遺族と和解したことを報告し、また、マットが製作総指揮に就き、2023年1月から撮影を再開することも発表した。アレックは引き続き主演を務め、ハリナとともに大けがを負い、回復したジョエル・ソウザ監督が再びメガホンを取ることも明らかになっている。(賀来比呂美)
2022年11月17日アクション映画『Chief of Station』の主演が、アレック・ボールドウィンからアーロン・エッカートに変更された。ボールドウィンは、予定より撮影期間が長くなることが分かって降板したようだ。映画の主人公は元CIA捜査官。妻の死が事故ではなかったと知った彼は、その謎を解くためにスパイの世界に戻っていく。共演はオルガ・キュリレンコとアレックス・ペティファー。監督はジェシー・V・ジョンソン。撮影は今月ブタペストで始まる。ボールドウィンは、昨年10月、インディーズ映画『Rust』の撮影現場で誤射事件を起こし、現在もまだ起訴されるかどうか分からない状況。しかし最近、死亡した撮影監督ハリナ・ハッチンスの夫との民事訴訟が示談で解決し、引き続きこの映画の撮影を続けることになった。ハッチンスの夫は製作総指揮として映画にたずさわる。文=猿渡由紀
2022年11月01日2021年10月に『Rust』(原題)の製作現場で起きた、主演アレック・ボールドウィンの銃誤射により撮影監督のハリナ・ハッチンズが亡くなった事故について、アレックが遺族と和解したことを報告した。「私たちは、撮影監督のハリナ・ハッチンズの遺族との民事訴訟において、和解に至ったことをご報告します。この困難なプロセスを通じ、だれもがハリナのご子息にとって最善を尽くしたいという明確な希望を持ち続けていました。この悲劇的でつらい状況を解決するべく、尽力してくださったすべての方に感謝します」とインスタグラムに投稿。事故当時9歳だったハリナの息子を思いやった。アレックが転載した「Deadline」の記事によると、和解の一環としてハリナの夫マシュー・ハッチンズ氏が『Rust』の製作総指揮に就任し、中断となっていた製作を2023年1月に再開するという。キャストはアレックを含め、主要キャストが続投とのことで、ジェンセン・アクレスやトラヴィス・フィメルらが出演するとみられる。ハリナとともに大けがを負い、命を取り留めたジョエル・ソウザ監督も再びメガホンを取る。ソウザ監督は、「自分のマット(ハリナの夫)とハッチンズファミリーが関わってくれるのなら、自分自身のヒーリングの試みとしても、映画を完成させるために戻るということに意味があると思いました」「この映画におけるあらゆる私の努力は、ハリナの遺したものを称え、彼女の誇りになることに捧げられます」とコメントしている。(賀来比呂美)
2022年10月07日スティーヴン・スピルバーグ監督の幼少から青年期のエピソードを基に描いた『The Fabelmans』(原題)が、トロント国際映画祭で初上映を迎えた。続いて、予告編も解禁された。今作はスピルバーグ監督がメガホンを取り、同監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』の脚本を手掛けたトニー・クシュナーと共同で脚本を執筆。主人公のサミー・フェイベルマンの幼少期を新人のマテオ・ゾリオン・フランシス=デフォード、青年期をガブリエル・ラベル(『ザ・プレデター』)が演じ、サミーの母ミッツィをミシェル・ウィリアムズ、父バートをポール・ダノが演じる。予告編は、サミーが「映画は、決して忘れることのできない夢だ」と説くミッツィからカメラを渡されるシーンからスタート。サミーは小さな頃から映画作りに没頭するようになる。ピアニストのミッツィ、コンピューターエンジニアのバートを親に持つサミー。ミッツィは「うちは科学者対芸術家の家。サミーは私のチーム。私にそっくりだ」と誇らしげだ。一方、バートは…?ミッツィはバートに、「サミーの創造性をサポートしていない。サミーがやっていることを、ただの遊びで想像にふけっているだけのことだと思っている。もう少し余裕を持って励ましてあげたら?」と批判する。それでもサミーの映画製作への愛を「趣味」とみているバートは、サミーに「趣味って言うのをやめて」と言われてしまう。どうやらフェイベルマン家には溝がありそうだ。それでもサミーはカメラを回し続ける。映画ファンの予告編への感想は、「ついにミシェルがオスカーを手にする時が来た!」「スピルバーグ監督の2本目のオスカー作品賞に!」とオスカーを期待する声や、「予告編から泣けた」と感動の声が寄せられている。(賀来比呂美)
2022年09月12日スリラー映画『炎の少女チャーリー』が、2022年6月17日(金)より公開される。スティーヴン・キングの傑作をブラムハウスが新解釈スリラー映画『炎の少女チャーリー』は、『透明人間』『アス』『ゲット・アウト』など人気作を次々に生み出しているハリウッドの製作会社ブラムハウス・プロダクションズによる最新作。1984年にも映画化された、スリラーの巨匠スティーヴン・キングの傑作小説『ファイアスターター』を原作に、最新技術を駆使してリメイクした。超能力少女映画の“原点”をリメイク当時の天才子役ドリュー・バリモアがチャーリー役を演じた1984年公開のオリジナル版は、超能力少女映画(パイロキネシス)の“原点”とも言える作品。公開から現代にいたるまで、Netflix作品『ストレンジャー・シングス』やアーティストのミュージック・ビデオなど、様々な作品に影響を与えている。時代を超えてオマージュされる名作に、ブラムハウス・プロダクションズがどのような“新解釈”を加えたのか、注目だ。<映画『炎の少女チャーリー』あらすじ>アンディとヴィッキーには、生まれながらに不思議な能力を持つチャーリーという娘がいた。彼女が成長するにつれ、その能力は覚醒し始め、多感な10代を迎えるころには、感情の揺らぎに呼応するようになりチャーリー自身もコントロールできないパワーへと変化していた。父親アンディはその能力を懸命に隠し続けようとしたが、政府の秘密組織“ザ・ショップ”はついにチャーリーの存在に気づき、軍事利用しようとスパイを差し向ける。逃亡する親子と追跡する工作員。かくしてチャーリーの特殊能力と秘密組織の壮大なバトルが繰り広げられるのだった―。彼女の持つ能力は果たして神か悪魔か…?キャスト■チャーリー...ライアン・キーラ・アームストロング生まれながらに不思議な能力を持ち、戸惑いつつも次第に覚醒していく少女チャーリー。『ブラック・ウィドウ』や『トゥモロー・ウォー』といった大作で、子役として活躍するライアン・キーラ・アームストロングが抜擢された。■アンディ...ザック・エフロンチャーリーの父親。成長と共に自分の力を制御できなくなっていく娘を懸命に守る。『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など、幅広い作品に出演するザック・エフロンが担当。監督は『ザ・ヴィジル~夜伽~』の新鋭キース・トーマス。脚本は『ハロウィン KILLS』のスコット・ティームズが務める。【詳細】映画『炎の少女チャーリー』公開日:2022年6月17日(金)原題:Firestarter監督:キース・トーマス出演:ザック・エフロン、ライアン・キーラ・アームストロング、シドニー・レモン、カートウッド・スミス、ジョン・ビーズリー、マイケル・グレイアイズ、グロリア・ルーベン原作:スティーヴン・キング「ファイアスターター」音楽:ジョン・カーペンター、コディー・カーペンター、ダニエル・デイヴィス製作:ジェイソン・ブラム、アキバ・ゴールズマン製作総指揮:ライアン・テュレック、グレゴリー・レッサンズ、スコット・ティームズ、マーサ・デ・ラウレンティス、J.D.リフシッツ、ラファエル・マーグレス提供:ユニバーサル・ピクチャーズ配給:東宝東和
2022年05月05日主演映画『Rust』の撮影現場でひとりが死亡する誤射事件を起こしたアレック・ボールドウィンが、今週末にも別の映画で仕事に復帰することがわかった。イタリア人監督フランチェスコ・チンクェマーニが監督する実写とアニメーションを混ぜたクリスマス映画で、ボールドウィンの弟ダニエル・ボールドウィンも出演する。兄弟はプロデューサーも兼任するようだ。ボールドウィンは土曜日にローマ入りの予定。弟はすでに現地入りしている。ボールドウィンはこの前にもチンクェマーニ監督と仕事をしており、このクリスマス映画にかかわることは、『Rust』の事件の前に決まっていたとのこと。ボールドウィンは、事件をめぐって複数の民事訴訟に直面している。刑事捜査も進行中だ。文=猿渡由紀
2022年03月24日西部劇映画『Rust』(原題)の撮影現場で、主演のアレック・ボールドウィンがリハーサル中に小道具の銃を誤射し、撮影監督のハリナ・ハッチンズが亡くなった事故からまもなく3か月が経つ。サンタフェ郡保安官事務所が現在も捜査を続ける中、アレックに関する異例のプレスリリースを発表した。それによると、12月16日、同事務所は捜査のためにアレックに所有しているスマホの提出を求めた。同日、裁判所による捜索令状も発付され、アレック側にメールで送付したが、1月13日(現地時間)の時点でまだ提出されていないという。プレスリリースが発表されるや否や、アレックの弁護士は「先週末、私たちはサンタフェ郡保安官事務所、サンタフェ郡検察局と、ボールドウィン氏の携帯電話を今週提出することで合意しました」と今週中に提出すると声明文で主張し、「この悲劇的な事故が起こって以来、ボールドウィン氏は当局に対して協力的であり、これと反対のことを示唆するものはただ単に誤りです」とメディアをけん制するようにアレックの協力的な態度を強調した。「『Rust』(の事故)とは関わりのないボールドウィン氏のプライバシーを保護するため、当局に令状の取得をお願いしました。また、そのために手順通りに進めていました。この件をサポートしてくれているニューヨーク当局との手続きも終わりそうです」と、スマホの提出まで時間がかかっている理由についても弁明した。(Hiromi Kaku)
2022年01月14日『Rust』(原題)の撮影現場で発生したアレック・ボールドウィンの銃誤射による死傷事故から、まもなく1か月が経過する。訴訟問題への発展が確実視されており、実際、約1週間前に同作の照明係のチーフを務めるセルゲイ・スヴェトノイが主演・プロデューサーのアレックを含む複数の関係者に対して訴訟を起こした。事故は彼らの「怠慢により起きた」として損害賠償を求めているという。さらに17日(現地時間)、同作のスクリプター(撮影の内容や状況などを記録する係)のマミー・ミッチェルが新たにアレックらに対して訴訟を起こした。訴状によると、ミッチェルは、アレックが銃を発砲した際、アレックからわずか4フィート(約1.2メートル)離れていただけだった。そのため、「銃声によって原告(ミッチェル)は耳と頭に痛みを覚えました。そのすぐ後には大きな耳鳴りが起こり始めました。さらにその直後、現場で起きた恐ろしいことを目の当たりにしたのです」と当時の状況を明かしている。弁護士とともに会見を行ったミッチェルは、「あの日『Rust』の現場で起きたことは決して忘れられません」「あの暴力的な事故は、私の人生から喜びを奪い去っていきました。将来のコラボレーターであり、才能ある貴重な新しい友人も失いました」と亡くなったハリナ・ハッチンスのことに触れた。ミッチェルの弁護士は「私たちの意見では、ボールドウィン氏はロシアンルーレットをプレイすることを選んだのだと思います。中身を確認せずに発砲し、彼の目の前で武器係にも確認させなかったのですから。彼やプロデューサーたちの行動は、危険性をまるで気にかけていません」と語った。(Hiromi Kaku)
2021年11月18日オスカー俳優エイドリアン・ブロディ主演&製作総指揮、スティーヴン・キング原作の小説に基づいたドラマ『チャペルウェイト 呪われた系譜』(全10話)がAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で、12月1日(水)より独占配信される。それに合わせて特別番組『ホラー好き大注目!海外ドラマ「チャペルウェイト 呪われた系譜」徹底ガイド』(全4回)が配信されることが決定した。『チャペルウェイト 呪われた系譜』はスティーヴン・キングが大学時代に執筆し、1978年出版の短編集『深夜勤務』に収録された短編小説『呪われた村<ジェルサレムズ・ロット>』に基づいて、新たなキャラクター設定と脚色でドラマ化したゴシックホラーである。放送が決定した特別番組には、こがけん(お笑い芸人)や風間賢二(翻訳家)、丸屋九兵衛(万物評論家)、伊藤さとり(映画パーソナリティ)、森瀬繚(ライター、翻訳家)が出演。スティーヴン・キングやクトゥルフ神話の話等を交えながら作品の魅力がたっぷり語られる。第1回は本作を観る前の方向け、2回目は1話を観た方、3回目は5話まで観た方、4回目は全話観た方向けとなっており、作品を観ながら合間合間に楽しめる内容となるはずだ。また、約2分30秒のロングバージョンの予告映像も公開。エイドリアン・ブロディ演じるチャールズ・ブーンの幼い頃の記憶、大人になって自身の家族を連れて住み始める屋敷“チャペルウェイト”と、町に住む人々からブーン家が疎まれる様子が伺える。「この家は病の源と思われています」や「不幸に取り巻かれている」という不穏な言葉と、チャールズの息子、テインが「ここは安全?」と不安げに聞く様子に謎が深まるばかり。これまでのスティーヴン・キング作品にも共通する不穏さにホラーファンの期待を誘う予告映像だ。■配信情報『ホラー好き大注目!海外ドラマ「チャペルウェイト 呪われた系譜」徹底ガイド』12月1日(水)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で第1話配信12月24日(金)より全話配信12月14日(火)~BS10スターチャンネルで放送『チャペルウェイト 呪われた系譜』(全10話)12月1日(水)より、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて第1話配信12月24日(金)より全話配信<BS10 スターチャンネル>※12月19日(日)17:00~字幕版 第1話 先行無料放送【STAR1 字幕版】12月21日(火)より 毎週火曜23:00 ほか【STAR3 吹替版】12月24日(金)より 毎週金曜22:00 ほか特設サイト:
2021年11月16日10月21日に『Rust』(原題)の撮影現場で、アレック・ボールドウィンの銃誤射により、撮影監督のハリナ・ハッチンスが亡くなり、監督のジョエル・ソウザが大けがを負った事故から3週間ほどが経過。ついに、避けられないとみられていた訴訟問題に発展したことが明らかになった。「People」誌など複数メディアが報じている。『Rust』の照明係のチーフを務めるセルゲイ・スヴェトノイが、主演・プロデューサーのアレック、武器担当係のハンナ・グティエレス・リード、助監督のデイヴ・ホールズらに対し、事故は彼らの「怠慢により起きた」として損害賠償(金額は未指定)を求める訴訟を起こしたという。訴状では、スヴェトノイはハッチンスとソウザが打たれた弾が自分にも当たりそうだったことや、救急隊が到着するまでハッチンスの意識を保とうとしたことを明かしている。スヴェトノイはアレックを名指しして「彼は『Rust』の撮影現場にいた私、スタッフ、俳優たちの安全のために、ホールズから手渡された銃を注意深く取り扱う義務があった」とし、「ボールドウィンはホールズとともに、実弾が入っていないことをダブルチェックする必要があった。さらに言うならば、銃は実弾が入っているものと同じように扱い、誰に対しても銃口を向けるのは避けるべきだった」と指摘している。スヴェトノイは肉体的なダメージは負っていないが、彼とハッチンスは親しい友人同士だったため「精神的な苦痛が大きい」という。2人は頻繁に仕事をともにしており、『Rust』が9作目だった。(Hiromi Kaku)
2021年11月11日21日(現地時間)、西部劇映画『Rust』(原題)の撮影現場でリハーサル中に主演のアレック・ボールドウィンが小道具の銃を誤射し、撮影監督のハリナ・ハッチンズが亡くなった。監督のジョエル・ソウザも負傷し、重体となっていたが一命を取り留めた。アレックは「一人の妻、母親、そして深く尊敬されていた私たちの仲間であるハリナ・ハッチンズ。彼女の命を奪った悲劇に対する私の衝撃と悲しみは、言葉では表せません」とコメント。警察の捜査に「全面的に協力する」ことを誓い、「彼女のご主人、ご子息と連絡を取り、支援を申し出ます」と表明した。その言葉通り、アレックは早速23日(現地時間)の朝に、ハッチンズの夫のマシューさん、息子のアンドロスくん(9)と撮影地のニューメキシコ州サンタフェのホテルで朝食をとる姿が目撃されている。関係者は「People」誌に「正直に言って、彼(アレック)は調子がよさそうには見えなかった」と語っており、一行は「間違いなく悲しみに暮れていた」という。その前日、マシューさんは「Daily Mail」紙にアレックと話したことや「非常によくサポートしてくれています」と明らかにしていた。「捜査中のことに関する事実や過程についてコメントすることはできませんが、みなさんからの思いやりの心には大変感謝しています」と語っている。(Hiromi Kaku)
2021年10月25日アレック・ボールドウィンが製作、主演を務めている『Rust』(原題)のセットで、2人の死傷者が出た。撮影はニューメキシコ州のサンタフェで行われていた。サンタフェ郡保安官事務所が出した声明によると、10月21日(現地時間)、『Rust』のセットで発砲事故が起きたとの通報を受けたため、保安官を派遣したという。現場ではアレックが小道具の銃器を誤射したことにより、撮影監督のハリナ・ハッチンズと監督のジョエル・ソウザがけがを負った。腹部を撃たれて負傷したハッチンズはヘリコプターでニューメキシコ大学病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。肩を負傷したソウザ監督は救急車で別の病院に運ばれ治療を受けているが、予断を許さない状況だとのこと。「Deadline」によると、関係者は「当時現場ではリハーサルが行われており、キャストメンバー(アレック)は小道具の銃器に実弾が込められているとは知らずに発射した」と語っているという。『Rust』の広報担当者は「『Rust』のニューメキシコのセットで、空砲が装填された小道具の銃器による誤射事故が起きました」と発表している。保安官は銃器がどのように使われたのか、“なに”が発射されたのかを捜査するとともに、目撃者たちに話を聞いている。(Hiromi Kaku)
2021年10月22日スティーヴン・スピルバーグ監督の製作会社「アンブリン・パートナーズ」がNetflixと提携し、複数の映画製作を行うことが明らかになった。Netflixのツイッターが「伝説的なフィルムメーカーの会社が、Netflixに各年複数の新作映画を製作することになりました。とてもワクワクしています」と発表した。Netflixの共同CEOテッド・サランドスは「スティーヴンは、クリエイティヴで明確なビジョンを持ったリーダーです。世界中の多くの人にとってそうであるよう、私も彼が作り出した思い出深いキャラクターや物語を見て育ちました。刺激的で気付きを与えてくれる、不朽の作品です。『アンブリン』のチームと一緒に働くのが待ちきれません。スティーヴンの映画の歴史において、この章では私たちがその一部になれる。光栄で心が躍ります」とコメント。スピルバーグ監督といえば2019年、Netflix作品はオスカーではなく、エミー賞で選考されるべきだと発言して話題となった。同年のオスカーで、アルフォンソ・キュアロンが監督したNetflix映画『ROMA/ローマ』が監督賞、外国語映画賞、撮影賞を受賞したことがきっかけだった。スピルバーグ監督は、映画芸術科学アカデミーの役員会で、「Netflix作品には出品資格がない」というルールを設けるよう提案もしていた。そのため、一部のファンは「Netflixのことが嫌いなんだと思っていた」「お金の力ってすごい…」と辛らつなコメントを寄せている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年06月22日先日、『ミナリ』の演技が評価され、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたスティーヴン・ユァンが、同作を製作したA24と今度はテレビドラマでタッグを組むことが決定した。「Deadline」などが報じた。スティーヴンはコメディアンのアリ・ウォンとともに主演&製作総指揮を務める。現時点でのタイトルは未定だが、1話30分、全10話のコメディドラマになるという。スティーヴンがドラマにレギュラー出演するのは、「ウォーキング・デッド」以来となる。クリエイター・ショーランナー・脚本を務めるのは、スティーヴン&アリが声優で共演したNetflixのアニメドラマ「トゥカ&バーティー」で脚本を執筆したイ・ソンジン。最近のA24は、映画だけでなく「ラミー 自分探しの旅」や「ユーフォリア/EUPHORIA」など、ドラマ作品でも高い評価を受けている。映画に関しては『ミナリ』がアカデミー賞で作品賞を含む6部門でノミネート。スティーヴンはアジア系アメリカ人として初めて主演男優賞にノミネートされた。史上最高齢でのノミネートとなったアンソニー・ホプキンス、故チャドウィック・ボーズマン、リズ・アーメッド、ゲイリー・オールドマンと競い、アジア系アメリカ人初の主演男優賞獲得となるかに注目が集まる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年03月18日「ウォーキング・デッド」のグレン役で人気を博し、映画『バーニング 劇場版』では物語のカギを握る謎の男を怪演したスティーヴン・ユァンが主演し、映画賞レースを席巻中の『ミナリ』。この度、スティーヴンが演じた、アメリカンドリームを夢見る父親・ジェイコブの場面写真をいち早く入手した。1980年代、農業で成功することを夢見て、アメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描く本作。今回解禁となった場面写真には、ジェイコブ(スティーヴン・ユァン)がアーカンソーの荒れた土地を前に少年のように目を輝かせている表情や、農作業へ打ち込む姿などが写し出されている。タイトルの『ミナリ』とは、韓国語で香味野菜のセリ(芹)のこと。たくましく地に根を張り、2度目の旬が最もおいしいと言われていることから、次なる子ども世代の幸せのために、親の世代が懸命に生きるという意味が込められている。優しい眼差しで息子を見つめる写真からは、「子どもたちに成功する姿を見せてやりたい」と願うジェイコブの熱い想いが溢れ出すかのようだ。スティーヴンは本作でも確かな演技力を発揮、強引なやり方に反対する妻(ハン・イェリ)との衝突や予期しない困難が降り注ぐ中、農園を作る夢の実現のために揺るぎない意志をみせるジェイコブを、泥臭くも人間味たっぷりに演じている。サンダンス映画祭でのグランプリ・観客賞受賞を皮切りに、ナショナルボード・オブ・レビューで作品トップ10に選出、助演女優賞(ユン・ヨジョン)とオリジナル脚本賞受賞など、各国の映画祭、映画賞にて早くも138ノミネート、50受賞(※TOP10選出含む/2月1日現在)を記録。現地時間2月3日(水)に発表となるゴールデン・グローブ賞では作品賞の対象外となったことに疑問の声が多く上がるほど、数多くの人の共感を呼んでおり、「『パラサイト 半地下の家族』に続きアカデミー賞で波乱を起こす作品」と注目を集めている。『ミナリ』は3月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年02月03日映画芸術科学アカデミーが、第93回アカデミー賞授賞式のプロデューサーを発表した。ジェシー・コリンズ、ステイシー・シェール、スティーヴン・ソダーバーグの3人。コリンズはここ数年連続でグラミー賞、BETアワードなどの制作を担当。そのほかにも数々の授賞式やテレビ番組のプロデューサーを務め、エミー賞にノミネート経験もある。ツイッターで「このような素晴らしい機会をありがとうございます!」とアカデミーに感謝を伝えている。シェールは『エリン・ブロコビッチ』『ジャンゴ 繋がれざる者』で2度アカデミー賞作品賞にノミネートされたほか、『パルプ・フィクション』『コンテイジョン』などの多数の有名作品でプロデューサーまたは製作総指揮を務めてきた。ソダーバーグは『トラフィック』でアカデミー賞監督賞を受賞。メガホンを取った『エリン・ブロコビッチ』では、シェールとともに仕事をした。アカデミーの会長デヴィッド・ルービンとCEOのドーン・ハドソンは連名で「来るオスカーは、授賞式の可能性を再構築、そして刷新するのに素晴らしい機会です。いまの時代に直接反応を見せてくれる、夢のようなチームを結成しました」と3人を紹介している。第93回アカデミー賞授賞式は、2021年4月25日に、バーチャル開催ではなく通常通りのスタイルで開催予定。(Hiromi Kaku)
2020年12月09日スティーヴン・スピルバーグ&ケイト・キャプショーの末娘デストリー・アリーン(23)が、インスタグラムで婚約したことを発表した。「親友と共に人生を歩めることに、すごくワクワクする! 最高の日! 大好き!」と絵文字で飾ったキャプションと婚約者のゲンク・レグランドのツーショットを掲載。ゲンクの首に手を回し、頬にキスしているデストリーの左手薬指にはダイヤモンドの指輪が光っている。2枚目の写真には2人が繋いでいる手が写っており、指輪もよりクローズアップされている。コメント欄にはエル・ファニングが「あああ!! おめでとう、美しいカップル」と祝福メッセージを寄せ、ジュリアン・ムーア、ケイトリン・デヴァーらも祝いの言葉を贈った。交際開始時期は不明だが、2人のインスタグラムには、2017年10月頃からツーショットが掲載されるようになっている。両親同様、数年前から映画業界で女優、監督、プロデューサーとして活動しているデストリー。お相手のゲンクはスイス出身の俳優で、キャリアを求めてロサンゼルスに移住。リー・ストラスバーグ・シアターで2年間の演技コースを修了したという。(Hiromi Kaku)
2020年07月06日平日の午後に名作の数々をオンエアするテレビ東京「午後のロードショー」では、4月23日(木)本日、スティーヴン・セガール主演のアクション巨編『沈黙の傭兵』を放送する。セガールが湾岸戦争の英雄に扮し、戦友の仇を討つ!幼少期から格闘技に触れ、17歳の時に来日。禅や合気道、剣道、柔道はもちろん太極拳などの日本武道や中国武術を学び、『刑事ニコ/法の死角』で映画デビューすると1992年公開の『沈黙の戦艦』が大ヒット。その後同作は続編『暴走特急』が製作されこちらも大ヒットするが、日本ではその後の主演作に『沈黙の~』という邦題をつけることが増え、昨年公開された『沈黙の終焉』に至るまで多数の“沈黙シリーズ”で知られるように。一方、現実世界でも2012年から保安官を務めるようになり、その姿を追ったドキュメンタリーが製作されるなど、ほかのアクションスターとは一線を画すストイックなキャリアを重ね続けるセガール。本作は2006年に公開された“沈黙シリーズ”の1作となる。南アフリカの小国ガンモラル。この国の国民たちを独裁政府から救おうとシーガー(スティーヴン・セガール)ら傭兵たちは戦いを繰り広げていた。しかしこの戦いはCIAの汚職捜査官ドレシャム(ルーク・ゴス)と、闇のフィクサーであるチャペル(ロジャー・グーンヴァー・スミス)が画策した金がらみのミッションだった。その事実を知らないシーガーたちはフランス軍の介入を受け、絶体絶命の状況に追い込まれる。シーガーの戦友ジョーンズが敵の銃弾に倒れ、妻と息子を守ってくれとシーガーに言い残し息絶えた。ドレシャムらの裏切りを知ったシーガーは、なんとか自力で戦場からの脱出に成功する。1週間後、シーガーはジョーンズの妻エディと息子ションドラの元を訪れ、必ず彼の遺体を国に連れ帰り手厚く葬ると約束するのだった。しかし家から出てきたシーガーをドレシャムの送り込んだ殺し屋が襲う。殺し屋たちを倒すシーガーだが、同じくシーガーを追っていたクルーガーを筆頭とする傭兵たちに拉致され、チャペルの元へと連れて行かれる…というストーリー。セガール扮するシーガーは戦友の妻子を救い、その仇を討てるのか? 『沈黙の傭兵』は4月23日(木)13時35分~テレビ東京「午後のロードショー」枠で放送。(笠緒)
2020年04月23日