「シネマ歌舞伎」の3~8月配信ラインアップが決定し、3月11日(月)より歌舞伎版「風の谷のナウシカ」が配信されることが分かった。映画のように気軽に歌舞伎を楽しめる「シネマ歌舞伎」。松竹公式動画配信サービス〈歌舞伎オンデマンド〉にて月に1本ずつ、話題の公演や月イチ歌舞伎(映画館上映)と一緒に楽しめる関連作品の配信を行っている。新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」©松竹株式会社この度2024年度前半のラインアップが発表され、最初の作品は、歌舞伎化で大きな話題になった「風の谷のナウシカ」。2019年、尾上菊之助がナウシカ、中村七之助がクシャナを演じた初演版の映像を、今年公開40周年を迎えるアニメ映画版『風の谷のナウシカ』の公開日にちなんで、3月11日(月)より配信する。「野田版 桜の森の満開の下」©松竹株式会社5月はコクーン歌舞伎第15弾の舞台を撮影した「四谷怪談」、6月は片岡仁左衛門が当たり役・河内屋与兵衛を一世一代で勤めた「女殺油地獄」、7月は中村勘三郎、坂東玉三郎、片岡仁左衛門の豪華共演による「籠釣瓶花街酔醒」、8月は野田秀樹による伝説的な舞台の歌舞伎化作品「野田版 桜の森の満開の下」と、多彩な演目が揃った。「女殺油地獄」(C)篠山紀信2024年3~8月 シネマ歌舞伎配信ラインアップ■期間・作品・3/11(月)~4/30(火)「風の谷のナウシカ」前編・後編(出演:尾上菊之助、中村七之助ほか)・5/1(水)~31(金)「四谷怪談(よつやかいだん)」(出演:中村獅童、中村扇雀ほか)・6/1(土)~30(日)「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)」(出演:片岡仁左衛門ほか)・7/1(月)~31(水)「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」(出演:中村勘三郎、坂東玉三郎ほか)・8/1(木)~31(土)「野田版 桜の森の満開の下」(出演:中村勘九郎ほか)■配信サイト歌舞伎オンデマンド■料金(税込)各1900円(レンタル配信・購入時から7日間何度でも視聴可能)(シネマカフェ編集部)
2024年03月10日ワコマリア(WACKO MARIA)から、アメリカのカルチャー雑誌『ハイ・タイムズ(HIGHTIMES)』とのコラボレーションアイテムが登場。2024年2月23日(金)より、ワコマリア直営店舗などで発売される。カルチャー誌『ハイ・タイムズ』とのコラボアイテムこれまでもコラボレーションを展開してきた両者が、2024年に再びタッグ。『ハイ・タイムズ』の表紙や、同誌を象徴するアートワークを施したウェアを展開する。表紙やロゴを配したウェア例えば、クルーネックセーターやカーディガンは、フロントに両者のネームを刺繍で施した、コラボレーションならではの1着だ。また、『ハイ・タイムズ』のロゴ刺繍を配したフーディ―や、セットアップで着用できるスウェットパンツもラインナップする。さらに、『ハイ・タイムズ』のカバーを大胆にプリントしたスウェットシャツや、Tシャツも用意。同デザインをプリントした、マグカップも揃える。【詳細】ワコマリア×『ハイ・タイムズ』発売日:2024年2月23日(金)販売店舗:ワコマリア直営店舗、ワコマリア正規取扱店、公式オンラインストア価格:・セーター 36,300円・カーディガン 42,900円・フーディ― 29,150~30,800円・ヘビーウェイト クルーネックスウェット 25,850~27,500円・ヘビーウェイト スウェットパンツ 29,700~30,250円・スウェットシャツ 20,900円・Tシャツ 11,000円・ロングスリーブTシャツ 13,200~30,250円・マグカップ 36,300円【問い合わせ先】パラダイストウキョウTEL:03-5708-5277
2024年02月24日セイコー プレザージュ(Seiko Presage)から、スタジオジブリ作品「風の谷のナウシカ」とのコラボレーションによる限定腕時計が登場。2024年3月8日(金)より順次発売される。セイコー プレザージュ×「風の谷のナウシカ」の限定腕時計コラボレーション第3弾となる今回は、1984年に公開された宮崎駿による不朽の名作「風の谷のナウシカ」にフィーチャー。作中でナウシカが使用する道具や機械に着想を得た、どこか優しく温かな佇まいの腕時計が完成した。ナウシカの愛用品をモチーフに近代の工業製品ではあまり見られないナウシカの愛用品と同様に、腕時計全体から直線を配し、丸みのあるデザインで統一。ヴィンテージ加工を施した丸型のケース、内側に王蟲の刻印を施したレザーストラップ、グローブを着けたナウシカでも操作のしやすい、王蟲の眼をモチーフにしたガラス付きのりゅうずを組み合わせることで、使い込まれた道具を思わせる一本に仕上げている。象徴的な青い服をイメージした琺瑯ダイヤルナウシカの青い服をイメージした青いダイヤルは、琺瑯(ほうろう)※1職人の横澤満が監修した、柔らかい光沢と温かみのあるブルーの琺瑯で作成。その6時位置には、ナウシカの服に描かれた紋章が描かれている。※1 金属の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けた素材。特別仕様の裏蓋&スペシャルボックスにも注目また、シースルー仕様の裏ぶたのガラス部には、地球が浄化されていくことを暗示する作品のラストシーンと、風の谷の言い伝えである「“Clothed in blue robes, descending onto a golden field.”(そのもの青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし)」の文字をデザイン。映画のワンシーンをプリントしたスペシャルボックスには、宮﨑駿監督からのメッセージ「時間にしばられずに生きましょう」を記したカードが付属する。商品情報<セイコー プレザージュ>クラフツマンシップシリーズ スタジオジブリ 風の谷のナウシカ コラボレーション限定モデル発売日:2024年3月8日(金)希望小売価格:220,000円限定本数:世界限定 1,500本(うち国内:600本)【問い合わせ先】セイコーウオッチ(株)お客様相談室0120-061-012(通話料無料)
2024年02月10日12月29日放送の『全力!脱力タイムズ年末SP』(フジテレビ系)で、約3年半ぶりに全国地上波復帰を果たしたアンジャッシュ・渡部建(51)。突然の登場に驚いた視聴者も多かったようで、ネットでは《大爆笑でした!》《やっぱり不愉快でした》と賛否真っ二つになっている。渡部が登場したのは、番組終盤のコーナー。まず、覆面を被ったTKO・木本武宏(52)と木下隆行(51)扮するお笑いコンビ「THEコンプライアンス」が登場。ひと通り“自虐ネタ”を披露するも、出演者らに「鋭いツッコミが足りない」と指摘を受けることに。ツッコミ担当を入れるべく、司会のくりぃむしちゅー・有田哲平(52)が“元芸人の番組スタッフ”を呼びに席を立ち去った。ほどなくして、有田に引っ張られるように黒い覆面を被った人物が登場。この人物こそが、渡部だったのだ。自己紹介もなくTKOに加わる形でトリオ漫才が始まり、木下が「どつくぞ!」と言ったその瞬間。渡部は声を張り上げ、「お前が言うな、それ!」「お前さ、それやって、どんだけの人に迷惑かけた?」と切り込んだ。ゲストのサンドウィッチマン・伊達みきお(49)は黒い覆面人物の正体を察したようで、驚きながら「ウソ?!」「なんちゅう3人だよ!」と大絶叫。なおも“自虐ネタ”の漫才は続き、渡部は「謝罪会見はしどろもどろになって、なんぼなんだよ!」「ここに俺らが立ててることを、ありがたく思わなきゃダメ!」と声量を上げてツッコミを入れていた。
2023年12月31日宮崎駿監督によるアニメーション映画『風の谷のナウシカ』が、映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送された、2023年7月7日。『金曜ロードショー』のTwitterアカウントでは、同作品についての裏エピソードが公開され、話題を呼びました。『風の谷のナウシカ』の裏エピソードに驚きの声1984年に公開された『風の谷のナウシカ』は、スタジオジブリの作品として知られていますが、正確には、『トップクラフト』というアニメーション制作会社で制作されたもの。同作が公開された当時、スタジオジブリはありませんでした。『風の谷のナウシカ』の原作、脚本、監督は宮﨑駿監督が務め、宮﨑監督とアニメーションを作り続けてきた高畑勲監督が、初めてプロデューサーを担当した作品。『風の谷のナウシカ』のヒットが、スタジオジブリの設立の大きなきっかけになったのだそうです。「 #風の谷のナウシカ 」は1984年公開の作品です。「トップクラフト」で制作されましたが、本作のヒットが「スタジオジブリ」設立の大きなきっかけとなりました。 pic.twitter.com/eYu6gNht6d — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 原作、脚本、監督を宮﨑駿監督が務め、宮﨑監督とアニメーションを作り続けてきた高畑勲監督が初めてプロデューサーを担当しました。「日本アニメ史上、最強、最大のコンビ」が生んだ作品として大きな話題となりました。— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 作品内で流れた『少女の歌声』の秘密主人公のナウシカが、王蟲と交流するシーンでは、たびたび「ラン、ランララランランラン…」と、女の子が歌う曲が流れます。『風の谷のナウシカ』を詳しく知らなくても、口ずさめる人は多いのではないでしょうか。作曲家の久石譲さんが作曲を担当した『王蟲(オーム)との交流』という曲なのですが、歌っているのは、久石さんの娘である、麻衣さんなのだとか。このナウシカの感じたイメージを表すシーンで流れている曲は「王蟲(オーム)との交流」という曲です。本作の作曲は久石譲さんが担当し、この場面では久石さんの娘・麻衣さん(当時4歳)が歌っています。麻衣さんは現在も音楽活動をしており、父・久石譲さんとも共演しています #風の谷のナウシカ pic.twitter.com/M9OFaLkC6b — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 当時4歳だった麻衣さんの、かわいらしくも音程がしっかりととれている歌声は、久石さんのDNAを感じさせますね。麻衣さんは2023年現在も音楽活動をしており、久石さんと共演することもあるようです。巨神兵の原画を担当した人物が?『風の谷のナウシカ』のストーリーに欠かせない、巨神兵というインパクトのあるキャラクター。当時、巨神兵の原画を担当したのは、『エヴァンゲリオン』シリーズの総監督を務める、庵野秀明さんです。庵野監督は、学生時代に自分が描いた絵を持ち、本作の制作会社『トップクラフト』にやってきたのだそう。巨神兵の原画を描いたのはのちに「エヴァンゲリオン」シリーズの総監督を務める庵野秀明さんです。本作の制作途中から原画として参加しました。庵野さんは学生時代に自分が描いた絵を持って本作の制作会社「トップクラフト」にやってきました。続く pic.twitter.com/aMWQNKeTC7 — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 続きそれを見た宮﨑監督はすぐに採用。アニメーションの世界では普通動画をやってから原画を描くという段階を踏みますが、宮﨑監督は庵野さんにいきなり巨神兵の原画を全て任せることを決断しました。鈴木敏夫プロデューサーはそのときの様子を“まるで道場やぶり”だったと語っています。続く— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 続きこのときから庵野さんと宮﨑監督との師弟関係が始まったのでした。宮﨑監督は「風立ちぬ」の主人公の声に庵野さんを抜擢するなど、2人の親交は今も続いています。 #風の谷のナウシカ #金曜ロードショー — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 絵を見た宮崎監督は、すぐに庵野監督を採用。『風の谷のナウシカ』の制作途中で巨神兵の原画をすべて任せたのです。この頃から、宮崎監督と庵野監督の師弟関係が始まったのだとか。2013年に公開された『風立ちぬ』の主人公の声に、宮崎監督が庵野監督を抜擢するなど、2人の親交は今でも続いています。『風の谷のナウシカ』の放映とともに、『金曜ロードショー』のTwitterアカウントで次々と明かされた裏エピソードに、多くのファンが驚きの声を上げました。・麻衣さんの歌声が、作品の世界観にピッタリなこともすごすぎる。・久石さんの娘さんが歌われていたのか!あの曲を聞くと、しばらく頭から離れなくなるんだよなあ。・え!?庵野監督が巨神兵の原画を担当していたなんて知らなかった…。・巨神兵のシーンだけがいい意味で別物だったのは、そのためだったのか。これを見て納得できた。『風の谷のナウシカ』をより深く知ることができ、喜んだファンは多いはず。今回の件を知った後に作品を見返せば、新たな魅力に気が付くことができそうです。2023年7月14日には、スタジオジブリの作品『コクリコ坂から』が『金曜ロードショー』にて放送予定。また、同日には、スタジオジブリ最新作映画『君たちはどう生きるか』が公開されます。テレビでも映画でも、スタジオジブリ作品を堪能できる1日になりそうです![文・構成/grape編集部]
2023年07月08日Voicy総再生数7,800万回超の人気キャスター DJ Nobbyのニュースバラエティ「週刊Nobbyタイムズ」が、電波を飛び出して月~金の毎日Podcast「週刊NobbyタイムズPLUS!」の配信をスタートしました。各分野のプロが日替わりで出演いたします。番組ロゴ1【本編の「週刊Nobbyタイムズ」は毎週木曜19時から全国のコミュニティFMにて好評放送中!】2023年5月8日(月)より公式スピンオフとして「週刊NobbyタイムズPLUS!」を毎週月曜日~金曜日 昼12時に新エピソードを配信します!各方面の方と日々ビールを嗜むNobbyだからこそのバラエティに富んだ出演陣です。番組ロゴ2<月曜日「村野に聞けPLUS!」>日本経済新聞の村野さん生活にPLUS!になるような価格の豆知識をお届け!▼村野孝直日本経済新聞記者「ながら日経」「ヤング日経」総合プロデューサー。“値段のプロ”<火曜日「トレンドPLUS!」>J-CASTトレンド編集部のJ子普段のトークにPLUS!できるようなトレンドトピックを深掘り!▼J子J-CASTが運営する「J-CASTトレンド」のSNS中の人。J-CASTトレンド編集者として様々な現場に突撃取材をしている。<水曜日「テックPLUS!」>株式会社サービシンクの名村社長仕事にPLUS!になるようなテクノロジー関連ニュースを深掘り!▼名村社長不動産業界に特化したWeb制作会社「株式会社サービシンク」代表<木曜日「エンタメPLUS!」>近視のサエ子アフター5にPLUS!できるエンタメ・サブカル情報をチェック!▼近視のサエ子アーティストの顔も持つエンタメ業界に特化した広告・宣伝プランナー、ディレクター。地上波バラエティ番組、ファション誌、カルチャー誌に携わり、現在は某漫画雑誌の編集部で活躍中。<金曜日「柳谷さんに聞いてみようPLUS!」>あおぞら投信の柳谷会長あなたの働くモチベーションにPLUS!になる話題をお届け!▼柳谷俊郎1985年日本債券信用銀行(現:あおぞら銀行)入行 国際証券部、ロンドン支店、市場証券部などを経て、リテール部門で投資信託の企画・開発に携わる。2014年にあおぞら投信を設立し、代表取締役社長を経て2017年7月より現職。Spotify URL (他、各ポッドキャストサービスにて配信中)【DJ Nobby プロフィール】16歳からラジオDJのキャリアをスタート。Voicyでフォロワー9万人を超える経済ニュースチャンネルを運営。テレビ・ラジオ出演多数。銀行・証券・保険の三分野を熟知し、営業・コンプライアンス両面からの業務分析を得意としている。『実は大人も知らないことだらけ 経済がわかれば最強!』を2022年9月KADOKAWAより出版。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月10日歌舞伎座「七月大歌舞伎」第三部で上演されていた『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』の模様が、7月29日18時30分より疑似生配信されることが決定した。宮崎駿が描いた長編漫画『風の谷のナウシカ』を歌舞伎化した本作は、原作全7巻を昼夜通し上演した2019年の初演から前半部分を再構成。苦悩や葛藤のなかで凛として美しく生きる皇女クシャナに焦点を当て、より磨き上げられた再演版となっており、クシャナを尾上菊之助、ナウシカを中村米吉が演じる。当初千穐楽公演の生配信が予定されていたものの、新型コロナウイルス感染症の影響により公演が中止に。それを受け、収録済みの公演映像が千穐楽を予定していた同日に疑似生配信されることとなった。ライブ配信時はチャット機能を利用してオンタイムでコメントを共有することが可能で、チャットで声援や大向う(歌舞伎鑑賞を盛り上げる掛け声)を発信することができる。さらに、特別映像つきチケットでは稽古やこだわりの衣裳・美術・音楽収録の舞台裏、尾上菊之助や中村米吉、スタジオジブリ鈴木敏夫のインタビューも交えたスペシャルメイキングも配信される。特典映像は、本作を伝統芸能である歌舞伎といかに融合し再演版として昇華させていくか、そして精力的に新作歌舞伎の創造に挑む菊之助の歌舞伎を後世に残すことへの想いなど、舞台制作の裏側を捉えた約1時間におよぶドキュメンタリーとなっている。併せて舞台映像と特別映像の模様を収めた予告編が公開された。『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』予告編<配信情報>七月大歌舞伎『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』疑似生配信配信日時:7月29日(金) 18:30~配信開始(歌舞伎座収録公演)アーカイブ配信:疑似生配信終了後、準備が整い次第~8月7日(日) 23:59まで特別映像配信日:7月29日(金) 0:00~8月7日(日) 23:59出演:尾上菊之助、中村米吉、尾上右近、中村莟玉、尾上丑之助、寺嶋知世、上村吉太朗、中村吉之丞、市村橘太郎、上村吉弥、河原崎権十郎、市村萬次郎、中村錦之助、坂東彌十郎、中村又五郎(7月12日・13日に収録 / 配役・演出変更なし)【チケット情報】一般チケット:4,500円(税込)特典映像つきチケット:5,200円(税込)販売期間:8月7日(日) 20:00まで※一度ご購入頂きますと、アーカイブ配信期間中は何度でも視聴可能です詳細はこちら:
2022年07月26日東京・歌舞伎座にて上演中の七月大歌舞伎『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』の千穐楽公演が、7月29日(金) 18時30分よりHuluストアにてオンライン生配信されることが決定した。本公演は、宮崎駿の代表作である『風の谷のナウシカ』を歌舞伎化したもので、2019年の初演時には、原作全7巻を昼夜通し上演した。今回の公演では初演の前半部分を再構成し、苦悩や葛藤のなかで凛として美しく生きる皇女クシャナの姿をより深く描き出した「白き魔女の戦記」を「上の巻」として上演。クシャナを尾上菊之助、ナウシカを中村米吉が演じる。歌舞伎座初となる今回の生配信では特別映像つきチケットも発売。稽古やこだわりの衣裳・美術・音楽収録の舞台裏、尾上菊之助や中村米吉、スタジオジブリ鈴木敏夫のインタビューを交えたスペシャルメイキングも配信される。■尾上菊之助 コメント令和元年に初演され、歌舞伎座で再演されている『風の谷のナウシカ』の生配信が決定いたしました。生配信は同じ時に、その瞬間を演じている出演者の熱量をより感じてもらえる絶好の機会であり、しかも千穐楽の日に遠く離れたお客様にもナウシカとクシャナの物語の集大成を観ていただけることを大変喜ばしく思っております。演出、美術、音楽とこれまでにない迫力感のある舞台作りにこだわっており、歌舞伎版ナウシカの世界観を是非ご堪能いただければと思います。■中村米吉 コメントなんと! 七月大歌舞伎『風の谷のナウシカー白き魔女の戦記ー』千穐楽の公演が Hulu ストアで生配信されます!ご時節柄、劇場へ足をお運びになりにくい方々はもちろん、ご観劇頂いた皆さんにも、千穐楽までにどんな積み重ねがあったか、今一度ご覧頂ければ嬉しいです。有終の美を飾れるよう、どうかお見守りください!歌舞伎座でこれ程の大役の千穐楽。感極まって泣いちゃうかも?そこのご確認のためにもぜひご覧くださいませ!(笑)<配信情報>七月大歌舞伎『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』ポスタービジュアル配信日:2022年7月29日(金) 18:30 配信開始(歌舞伎座 千穐楽公演)※アーカイブ配信はライブ配信終了後、準備が整い次第~8月7日(日) 23:59特別映像配信日:2022年7月29日(金) 0:00~8月7日(日) 23:59■チケット料金一般チケット:4,500円(税込)特典映像つきチケット:5,200円(税込)■発売日7月18日(月) 10:00~8月7日(日) 20:00Huluストア:※7月18日(月) 10:00より有効<公演情報>七月大歌舞伎2022年7月4日(月) ~29日(金) 東京・歌舞伎座第一部 午前11時~『通し狂言 當世流小栗判官』第二部 午後2時40分~『夏祭浪花鑑』『雪月花三景』第三部 午後6時30分~『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』※開場は開演の40分前を予定【休演】20日(水)【貸切】第三部:15日(金)、21日(木)<Twitter プレゼントキャンペーン>どこでも歌舞伎 Twitter(@dokodemo_kabuki)をフォローの上、プレゼントキャンペーンのツイートをリツイートした方の中から抽選で豪華賞品(スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが今回のために描き下ろしたナウシカやクシャナ、テトなどのイラストがデザインされた人気グッズを詰め合わせたスペシャルセット)がもらえるキャンペーンも実施中。8月7日(日)迄。プレゼント内容:『風の谷のナウシカ』スペシャルセット3名様(A5クリアファイルセット / てぬぐい(ナウシカ&クシャナ)/ ランチトート)■応募期間:2022年7月18日(月) ~8月7日(日)
2022年07月18日ウイルスのまん延や戦争、頻発する銃撃事件と、終末感がいや増しに増す今日このごろ。『風の谷のナウシカ』が発する人類への警告が、皮膚にめり込むように感じられる観劇体験だった。2019年12月に新橋演舞場で初演された新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』は、大ヒットした映画版(1984年)が原作第2巻までのアニメーション化だったのに対し、主演の尾上菊之助の発案で、全7巻分すべてを舞台化するという、壮大な企てのもとに行われたものだった。全十一段で描かれる『仮名手本忠臣蔵』のように、それぞれの幕に見せ場を設けた全七幕を、昼の部(序幕~三幕)と夜の部(四幕~大詰)に分けて一日で上演するというスタイル。中身もたいへんな労作ではあったのだけれど、複雑な全貌を伝えようとするあまりに、逆に茫洋として、焦点がつかみづらい点が否めなかった。今回は、この昼の部にあたる部分を再構成。小国の少女ナウシカとともに、大国トルメキア王国の皇女クシャナの存在をクローズアップさせた、リニューアル版の前編「上の巻」となっている。第三部『風の谷のナウシカ』より、クシャナ=尾上菊之助(中央)提供:松竹(株)戦争により文明が破壊されてから千年後。有毒ガス<瘴気>を発する菌類の森<腐海>には巨大化した虫<王蟲>が生息し、わずかに残った人間たちはなおも争いを止めず、トルメキア王国と土鬼(ドルク)諸侯国連合帝国の二大列強が対立している。トルメキアと盟約を結ぶ辺境の小国・風の谷の族長の末娘ナウシカは、父に代わって戦闘に加わることを選び、最前線で戦う勇将でもあるトルメキアの皇女クシャナと行動をともにする――。第三部『風の谷のナウシカ』より、ナウシカ=中村米吉提供:松竹(株)今回ナウシカ役に抜擢された中村米吉が、特筆すべき素晴らしさだ。菊之助が演じた初演時の髷物のかつらから、原作に近いミディアムショートになったビジュアルにあわせるかのように、せりふもしぐさも自然で、およそ女方の技術を感じさせない。どこから見ても、すべての命を分け隔てなく愛おしむ、つぶらな瞳の少女そのものなのだ。脚本(丹羽圭子・戸部和久)も「虫めづる姫君」であることをより強調していて、ナウシカが命がけで王蟲を救おうとし、痛みに寄り添い怒りを鎮め、完全に王蟲に共感できる才能を持つ人物であることに、説得力を持たせている。第三部『風の谷のナウシカ』より、ナウシカ=中村米吉提供:松竹(株)スピリチュアルな彼女のパワーを、王蟲の精の示現で見せるところからは、音楽・演出ともに歌舞伎味にギアが入り、青き衣への引き抜きで、次の幕への期待を盛り上げる。この場面では、菊之助の長男・丑之助の幼き王蟲の精の神々しさが忘れがたい。登場した瞬間に舞台の空気が一変し、これは王蟲の擬人化ではなく、文字通り「精(スピリット)」の可視化に相違ないと思わせる。一挙手一投足に釘付けとなる、畏るべき8歳児だ。第三部『風の谷のナウシカ』より、左から)ナウシカ=中村米吉、幼き王蟲の精=尾上丑之助提供:松竹(株)菊之助のクシャナは、「白き魔女」の名にふさわしい磁力と美しさに満ち、同時に武将としての統率力と勇敢さを前面に出して、ブレのない冷徹さを漂わせる。女方が見せるか弱げなしなをつくらず、歌舞伎の役柄のひとつである女武道(武芸に秀でた女性の役柄)とも異なる声としぐさで、類型的な性別など超越した趣。異母兄や父にまで疎まれながら、ほとんど弱みを見せない皇女だが、今回は「夢の場」が新たに加わり、家族のなかでただひとり彼女が敬慕していた生母トルメキアの王妃(上村吉弥)への想いと、哀切な母娘のやりとりが展開する。第三部『風の谷のナウシカ』より、左から)チャルカ=中村錦之助、クシャナ=尾上菊之助提供:松竹(株)第三部『風の谷のナウシカ』より、左から)トルメキアの王妃=上村吉弥、クシャナ=尾上菊之助提供:松竹(株)ナウシカは、そんなクシャナの孤独に共鳴する力を持っているし、クシャナはナウシカのなかに、かつての自分を見ている部分があるだろう。歌舞伎俳優としての先輩と後輩である両優のシチュエーションも重なって、互いを理解し敬う、清々しくも最強のシスターフッド・ストーリーが立ち現れていた。三部制という時間の制約もあり、前回あった二幕目がカットされ、ナウシカの師ユパ(坂東彌十郎)やペジテの王子アステル(尾上右近)、マニ族僧正(中村又五郎)らの見せ場が減ったのは残念ではある。が、総花的な筋追いを止め、テーマを絞り特定の人物について掘り下げることを優先したのは、賢明な選択。遠くない将来に上演されるであろう「下の巻」では、また別のキャラクターに焦点が当たるのかもしれない。第三部『風の谷のナウシカ』より、左から)ナウシカ=中村米吉、アスベル=尾上右近、クシャナ=尾上菊之助、ユパ=坂東彌十郎提供:松竹(株)マスクが外せない日々と世界で残虐な戦争が続くなかで、歌舞伎版『風の谷のナウシカ』を観る日が来ようとは思いもよらなかったけれど、宮崎駿作品の普遍性と歌舞伎との親和性を、初演時以上に強く感じることができた。再演と進化を重ねて、『忠臣蔵』のような歌舞伎の人気狂言に定着することを期待したい。第三部『風の谷のナウシカ』より、手前左から)ナウシカ=中村米吉、アスベル=尾上右近、クシャナ=尾上菊之助、ユパ=坂東彌十郎提供:松竹(株)取材・文:伊達なつめ「七月大歌舞伎」チケット情報※尾上丑之助は体調不良のため、7月17日より休演。当面の間、一部演出を変更して上演。※7月18日以降全公演中止(7/23追記)★ナウシカ役の中村米吉さん直撃取材した、連載「ゆけ!ゆけ!歌舞伎“深ボリ”隊!!」記事は こちら()
2022年07月18日歌舞伎座「七月大歌舞伎」第三部『風の谷のナウシカ』が7月4日から開幕。クシャナを演じる尾上菊之助、ナウシカ役の中村米吉が劇中衣装で取材に応じ、「宮崎(駿)監督が大事にされた世界観を、歌舞伎の様式を使いつつ、現代にお伝えできれば。今こそ、上演する意義を感じる」(菊之助)、「菊之助のお兄さんに教えていただいたことを糧に、それをナウシカという役に昇華させたい」(米吉)と意気込みを語った。左から)ナウシカ=中村米吉、幼き王蟲の精=尾上丑之助宮崎駿の代表作である『風の谷のナウシカ』は2019年、新橋演舞場にて新作歌舞伎として初演。今回、歌舞伎座に初登場することになり、前半部分(昼の部)の物語をもとに皇女クシャナに焦点を当てた「白き魔女の戦記」を上の巻として上演する。クシャナ=尾上菊之助約10日間の稽古を無事に終え、ついにファン待望の再演がスタート。菊之助本人も「再演を願って、ようやく叶うことになった。みんなで気持ちをひとつにし、全力で稽古してまいりました」と感無量の面持ちで、「クシャナを軸にした、血みどろのスペクタクルはもちろん、最後には米吉さんがメーヴェ(劇中の小型飛行装置)に乗って、飛び立ちますので、ぜひお楽しみにしていただければ」と見どころをアピールした。クシャナ=尾上菊之助「思いもよらない大きなお役、しかも歌舞伎座で。緊張と不安しかないです」と胸中を明かす米吉は、「ですが、そればかりでは、お芝居に影響しますし、お客様には楽しい気持ちでお帰りいただきたいので、自分自身が楽しむ気持ちを忘れずにいたい」と抱負をコメント。宙乗り自体が初めての経験。しかも、メーヴェに乗っての宙乗りで「バランスをとるのが難しい。恐怖と戦いながら、楽しみたい」と期待を寄せていた。ナウシカ=中村米吉また、初演でナウシカを演じた菊之助から、さまざまな助言があったといい「古典歌舞伎の女形であれば、お姫様や腰元とったパターンの積み上げがありますが、ナウシカはそのどれにも当てはまらないので、新たに作っていく作業が必要だと教えていただいた」と振り返った。劇中衣装に身を包んだお互いの印象を聞かれると、「本当にかわいらしいナウシカに仕上がった」(菊之助)、「菊之助のお兄さんがお持ちの威厳と雰囲気が、クシャナの雰囲気にぴったり」(米吉)と話していた。ナウシカ=中村米吉現在、公開されている告知映像には、映画『風の谷のナウシカ』の劇中曲で、公演でも使用される楽曲「鳥の人」をバックに、菊之助が演じるクシャナと、米吉扮するナウシカの姿が収められている。また、公演初日から、本公演の関連グッズが東京・歌舞伎座の地下木挽町や、松竹歌舞伎屋本舗の通販サイトで発売。A5クリアファイルセット、ポストカードセット、手ぬぐい、ステッカーセット、ランチトート、Tシャツなど、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが今回の上演のために描き下ろしたナウシカやクシャナ、テトなどのイラストをデザインしたグッズが揃っている。『風の谷のナウシカ』グッズ一覧取材・文・撮影(取材会写真)=内田涼舞台写真=(C)松竹※宮崎駿の「崎」の正式表記は「たつさき」歌舞伎座「七月大歌舞伎」『風の谷のナウシカ』告知映像<公演情報>「七月大歌舞伎」2022年7月4日(月) ~29日(金) 東京・歌舞伎座『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』告知画像第一部 午前11時~『通し狂言 當世流小栗判官』第二部 午後2時40分~『夏祭浪花鑑』『雪月花三景』第三部 午後6時30分~『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』※開場は開演の40分前を予定【休演】11日(月)、20日(水)【貸切】第三部:15日(金)、21日(木)
2022年07月04日東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」の第三部で『風の谷のナウシカ上の巻-白き魔女の戦記-』が上演。尚、期間は2022年7月4日(月)から29日(金)までを予定していたが、7月19日(火)以降の公演は全て中止となった。宮崎駿の長編漫画『風の谷のナウシカ』が再び歌舞伎に『風の谷のナウシカ』は、宮崎駿が描いた長編漫画。深遠なテーマを内包した唯一無二の物語は、原作の2巻目途中までを再構成したスタジオジブリの映画と合わせ、国内外問わず世界中の人々から愛され続けている。また、2019年には新橋演舞場にて新作歌舞伎として初演され、映画版では描かれなかった部分も含め原作全7巻を昼夜通し上演。原作の壮大な世界観と古典歌舞伎の要素を掛け合わせた歌舞伎版『風の谷のナウシカ』は、大きな注目を集めた。皇女クシャナの姿を深く描き出すそんな歌舞伎版『風の谷のナウシカ』が、初演版の前半部分・昼の部をベースに再構築した新バージョンで再び上演されることに。今回は、様々な苦悩や葛藤の中で強く美しく生きる皇女クシャナの姿をより深く描き出す。『風の谷のナウシカ上の巻-白き魔女の戦記-』あらすじ舞台となるのは、文明が滅びて千年が過ぎた地球。大地は巨大な蟲(むし)たちに脅かされ、有毒な瘴気(しょうき)を発する菌類の森、腐海に覆われていた。そんな中でも人間たちは依然として争いを止めず、トルメキア王国と土鬼(ドルク)諸侯国連合帝国の二大国は激しく対立。辺境の小国「風の谷」の族長の娘・ナウシカは、トルメキアとの古い盟約により戦に向かうのだった…。クシャナ役に尾上菊之助&ナウシカ役に中村米吉今回の『風の谷のナウシカ』では、初演時にナウシカ役を演じた尾上菊之助がクシャナ役を担当。ナウシカ役は、中村米吉が演じる。■クシャナ(尾上菊之助)…偉大な先王の血をただ一人受け継ぐトルメキア王国の皇女。周囲に命を狙われ、身代わりとなった母は毒酒によって物狂いになってしまう。戦場に立ち、敵や味方から張り巡らされた陰謀にも、強い志をもって戦う。■ナウシカ(中村米吉)…小国「風の谷」の族長の娘。「白き魔女」と呼ばれる武名気高き皇女・クシャナと行動をともにする。作品概要『風の谷のナウシカ上の巻-白き魔女の戦記-』原作:宮崎駿脚本:丹羽圭子、戸部和久演出:G2、尾上菊之助、尾上菊之丞振付:尾上菊之丞協力:スタジオジブリ出演:菊之助、米吉、尾上右近、莟玉、丑之助、寺嶋知世、吉太朗、吉之丞、橘太郎、吉弥、権十郎、萬次郎、錦之助、彌十郎、又五郎<公演詳細>上演期間:2022年7月4日(月)~29日(金) ※7月19日(火)以降は全公演中止。会場:歌舞伎座住所:東京都中央区銀座4-12-15上演時間:第三部 18:30~※開場は開演の40分前を予定休演:7月11日(月)、20日(水)貸切公演:7月15日(金)、21日(木)チケット:1等席 16,000円、2等席 12,000円、3階A席 5,500円、3階B席 3,500円、1階桟敷席 17,000円※1階桟敷席でのお茶のサービスはなし。※4階幕見席の販売はなし。※未就学児童は、満4歳より一人につき1枚切符が必要。第三部は3歳以下入場不可。スチール写真撮影:永石勝
2022年06月27日「七月大歌舞伎」第三部『風の谷のナウシカ 上の巻―白き魔女の戦記―』より、クシャナとナウシカの扮装ビジュアルが公開された。本公演は、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』(徳間書店)を原作とした歌舞伎。『風の谷のナウシカ』は、2019年に東京・新橋演舞場で新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』として初めて歌舞伎化され、今回は2019年上演版の昼の部で展開された、原作マンガの前半部分をもとに、皇女クシャナに焦点を当てた物語が描かれる。この度公開されたのは尾上菊之助演じるクシャナと中村米吉演じるナウシカの撮り下ろしスチール写真。公演に先駆け都内スタジオで行われたスチール撮影は、初演時からさらに進化した衣裳とヘアメイクを身にまとったナウシカとクシャナが順に登場し、緊張感漂う中行われた。凛々しく刀を持ち、マントを翻すクシャナの美しい姿と、風をまとい佇むナウシカの姿が印象的なビジュアルとなっている。ナウシカを演じる中村米吉撮影:永石勝「メイクテストで拝見した米吉さんのナウシカがとてもかわいい」と菊之助から大絶賛をうけた米吉は、「メイクが現代的すぎても、歌舞伎の舞台には乗らないですし、その兼ね合いが難しい」と話し、様々な試行錯誤を重ねて今回のビジュアル撮影が行われたことが窺える。また、配役を変え上演することについて、「今回米吉さんの心でナウシカを演じていただくことで、この作品がもっと深く見えてくるところもあると思う。米吉さんとナウシカとクシャナを演じることで、お互いを映す鏡として成長していきたい」と菊之助は決意のコメントを寄せている。※宮崎駿の「崎」の正式表記は「たつさき」「七月大歌舞伎」2022年7月4日(月)~29日(金)第三部午後6時30分~『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』【休演】11日(月)、20日(水)劇場:東京・歌舞伎座
2022年06月10日歌舞伎座「七月大歌舞伎」第三部『風の谷のナウシカ』に出演する尾上菊之助(クシャナ役)、中村米吉(ナウシカ役)が取材に応じ、意気込みを語った。宮崎駿の代表作である『風の谷のナウシカ』は2019年、新橋演舞場にて新作歌舞伎として初演。今回、歌舞伎座に初登場することになり、前半部分(昼の部)の物語をもとに皇女クシャナに焦点を当てた「白き魔女の戦記」を上の巻として上演する。歌舞伎座「七月大歌舞伎」『風の谷のナウシカ』特別チラシビジュアル初演でナウシカを演じた菊之助が今回はクシャナを(初演時は中村七之助が勤めた)、米吉がナウシカを演じることになった。菊之助が「前回米吉さんが演じたケチャも素晴らしく、熱心な役作りに情熱を感じておりました。その情熱がナウシカにリンクしている」と明かすと、米吉は「青天の霹靂とはこのこと。思いもよらぬ、まるで夢のようなお話で、お兄さん(菊之助)に『本当によろしいんですか?』と。今日は青い衣を着て、アピールさせていただきました(笑)」と喜びの声をあげていた。今回は二幕構成となり、「クシャナの生い立ちも含めて、心情をより深く描くことができればと思っている」と菊之助。新橋演舞場に比べて、より横長な歌舞伎座での上演で「その特性を生かして、よりダイナミックに原作の世界を生き生きと再現できれば。宙乗り?えぇ、ぜひ、ナウシカにはメーヴェに乗っていただきたい」と構想を明かす場面も。この発言に米吉は「もし宙乗りがあるとしましたら、人生初めてのこと。原作と同じように、颯爽と空を飛ぶナウシカを表現できれば」と意欲を燃やした。また、「こんなこと言うとハードルがあがりそうですが、米吉さんのナウシカ、すごくかわいいんですよ。これは大いに期待していただければ」(菊之助)とも。米吉は「歌舞伎のナウシカで目指すべき姿に、僕らしさのエッセンスをいかにふりかけるか。お化粧に関しては、試行錯誤しておりますが、ナウシカは悩みながらも、目的に進む力を持った夢想家。まだまだ未熟な私がナウシカを演じることで、クシャナとの立場を等身大で表現できれば」と背筋を伸ばしていた。「初演のときには、まさか(劇中と同じく)マスクがないと生きていけない時代になるとは思ってもいなかった。宮崎先生は未来を見通していたのではないか。殺伐とした時代に、それでも人は真善美の心に気づき、変わることができる。そんなメッセージを込めて、世界観を作り上げていきたい」と菊之助。再演にあたり、息子の丑之助が幼い王蟲の精を演じることになり、「ナウシカと一緒に金色の野で踊らせていただければと思っております」と目を細めていた。取材・文・撮影(取材会写真)=内田涼※宮崎駿の「崎」の正式表記は「たつさき」「七月大歌舞伎」2022年7月4日(月)~29日(金)第1部午前11時~『通し狂言 當世流小栗判官』第2部午後2時40分~『夏祭浪花鑑』『雪月花三景』第三部午後6時30分~『風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―』※開場は開演の40分前を予定【休演】11日(月)、20日(水)【貸切】第三部:15日(金)、21日(木)会場:東京・歌舞伎座
2022年05月26日現在公開中の映画『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)に主演する俳優・西島秀俊が、ニューヨーク・タイムズが選ぶ“ Great Performers / The Best Actors of 2021”に選出されたことが分かった。ニューヨーク・タイムズが2004年以来、毎年の映画を代表する俳優を取り上げてきた名物企画であるこの“Great Performers”。西島さんは、今年2021年にニューヨーク・タイムズが選んだ13組の俳優の一人として、アジアから唯一の選出となる。ほかにも、クリステン・スチュワート、ベネディクト・カンバーバッチ、ウィル・スミス、デンゼル・ワシントン、ホアキン・フェニックスなどの名優が名を連ねている。これまで“Great Performers”に選ばれた日本人俳優は、栗山千明(『キル・ビル』2004年)、渡辺謙(『硫黄島からの手紙』2006年)、菊地凛子(『バベル』2006年)。彼らに続き、今回の西島さんは4人目。3人はアメリカ映画への出演で選ばれたのに対して、今回は濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』という、日本映画で選ばれる快挙となった。『ドライブ・マイ・カー』が全米の賞レースを席巻している中、今回の西島さんの選出は、アカデミー賞に向けて、さらなる追い風となることは必至だ。なお、選出に際し掲載された写真は、これまでにバラク・オバマ氏やジョージ・クルーニー、マリオン・コティヤールなど数々の著名人たちのポートレートを撮影してきたルーヴェン・アファナドールが撮り下ろした。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年12月08日とにかくぜひ、現物を見てもらえたら。そう強く勧めたくなるのが、ペーター・ヴァン・デン・エンデの『旅する小舟』。昨年〈NYタイムズ〉と〈WSジャーナル〉のベストブックに選ばれた文字のない絵本だ。一枚の紙で折られた小舟が大海原に放たれる。小舟が遭遇するのはとても奇妙な海の生き物や鳥たち、マングローブの薄暗い森、満天の星、オーロラ、氷山――。ペンだけで描かれた絵は全ページ舐めるようにして見たい驚異の緻密さ。日本での刊行のきっかけを作ったのは、本書に解説エッセイを寄せている翻訳家の岸本佐知子さん。「〈NYタイムズ〉の書評コーナーに、この絵本がオーロラのページと一緒に紹介されていたんです。これは、と惹かれて取り寄せたら、どのページも絵が本当にすごくて。絶対日本で紹介したいと思いました」エージェントに話を持ち掛け、芸術専門の出版社、求龍堂に出版を打診。紙の質や重さにこだわり、何度も印刷テストを繰り返して作られた日本版は、著者ご本人も気に入っているという。そんな著者は1985年、ベルギーのアントワープ生まれ。なんと、これがデビュー作だ。「インタビュー動画を見ると、ボーダーシャツを着た爽やかな青年なんです。生物学を学んだ後、カリブ海域のケイマン諸島で2年間ネイチャーガイドをしていたと聞いて納得しました。イマジネーションだけでなく実地の知識も合体したクリーチャーたちの造形が素晴らしい。どのページも見た瞬間から引きつけられますが、やはり一枚描くのにものすごく時間がかかると言っていました」絵を眺めるだけでも十分没入できるが、小舟とさまざまな生き物の出合いには物語性も感じられ、そこでも楽しませてくれる。「何も説明されない分、こちらの推理力が働くんですよね。よく見ると同じ生き物が別のページに出てくるなど、あれっ?と思う箇所がたくさんある。きっと私もまだ気づいていない細かな描写があるんじゃないかな。手元に置いて、何度も何度も読みたくなります」どのページも壮大な光景が広がるからこそ、シンプルな紙の舟の心許なさと、世界の大きさと不思議さの対比も浮かび上がる。「著者は、自分たち人間もこれくらいちっぽけで非力なんだと表現したかったそうです。小舟が隅っこに描かれているページもあり、この絵本は小舟だけでなく“世界”も主人公なんだと感じます」表情もなく、言葉ももたずに旅を続ける小舟に、いつの間にかすっかり感情移入してしまう。どうぞ、この旅の顛末を見届けてください。『旅する小舟』著 ペーター・ヴァン・デン・エンデ執筆 岸本佐知子紙の小舟の大海原の旅。推薦文を寄せるのは『アライバル』のショーン・タン。ティム・バートンやエドワード・ゴーリーが好きな人にもお薦め。求龍堂3080円きしもと・さちこ翻訳家、アンソロジスト。訳書にルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、ジョン・マーズデン&ショーン・タン『ウサギ』、レベッカ・グリーンの絵本『おばけと友だちになる方法』など。※『anan』2021年12月8日号より。写真・土佐麻理子(岸本さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2021年12月07日ポラロイドの新作インスタントカメラ「ポラロイド ナウ プラス(Polaroid Now+)」が販売。ポラロイドから高機能インスタントカメラ「ポラロイド ナウ プラス」登場「ポラロイド ナウ プラス」は、2020年に発売された「ポラロイド ナウ(Polaroid Now)」に新機能を加えたアナログインスタントカメラだ。「ポラロイド ナウ プラス」には、他のインスタントカメラでは叶えられない、ユニークな撮影体験を楽しめる。撮影の幅が広がる5つのレンズフィルター「ポラロイド ナウ プラス」には、5つのレンズフィルターキットが付属している。スターバースト、レッドヴィネット、オレンジ、ブルー、イエローといったフィルターを好みに合わせて装着することで、写真の色を濃くしたりコントラストを深めたりと、様々な効果を楽しめる。データをアレンジできる専用アプリまた、通常のインスタントカメラより多くのクリエイティブツールが搭載されているのもポイント。Bluetoothでスマートフォンと連携する専用のアプリで、ライトペインティング、二重露光、マニュアルモードといった機能を使用でき、データのアレンジが可能に。さらに、絞り優先機能・三脚モードの2つの新機能を搭載し、被写界深度や長時間露光を可能にした。オートフォーカスやセルフタイマーなど新機能もカメラの性能面も向上しており、「ポラロイド ナウ」には搭載されていなかった、オートフォーカスやダイナミックフラッシュ・セルフタイマーなどの機能を装備。撮影を安定させるため、三脚マウントも新たに備えている。【詳細】ポラロイド ナウ プラス発売日:2021年8月31日(火)カラー:ブルーグレイ、ホワイト、ブラック価格:24,750円
2021年10月17日1984年に公開された、ジブリ映画の不朽の名作『風の谷のナウシカ』。作中に登場するシーンを再現した2枚が、Twitterで「この発想はなかった!」と話題になっています。「その者、青き衣をまといて金色の猫に降り立つべし」同作の終盤、主人公・ナウシカが、金色の野原のようになった王蟲(オーム)の触手の上を歩く姿は、感動するシーンですよね。投稿者(@nekono_paw)さんが、そんな名シーンを再現した写真がこちらです!その者青き衣をまといて金色の猫に降り立つべし。 #猫のいる暮らし #猫好きさんと繋がりたい #風の谷のナウシカ #粘土細工 pic.twitter.com/R1FOsevEG3 — ねこのぽぅ (@nekono_paw) February 9, 2021 猫の毛が野原に…!!粘土で作られたナウシカが立っているのは、まさかの猫の上!1枚目を見ただけでは、猫だと気が付かなかった人もいるのではないでしょうか。金色の野原を演じたのは投稿者さんの愛猫、にゃんたくん。投稿者さんによると、にゃんたくんが日光浴をしている時、金色に輝いた毛を見て思い付いたのだそうです。猫の毛を作中の野原に見たてるという、投稿者さんの発想が素敵ですよね。ネット上では、投稿を見た人からさまざまな声が上がっています。・猫の毛だったとは…。協力する猫ちゃんの姿もかわいいですね!・この発想は思い付きませんでした!私も猫の毛に埋もれてみたい…。・これ、私もマネしたい!センスが大好きです!感動的な名シーンを愛猫と再現した、こちらの投稿。こんなフカフカな毛の上を歩くことができるナウシカが、うらやましい限りですね![文・構成/grape編集部]
2021年02月12日映画版では描かれなかった宮崎駿の名作漫画全7巻の壮大な物語全てを新作歌舞伎化した「風の谷のナウシカ」のBlu-ray&DVDが、本日1月20日(水)リリースされた。この度、必見の名シーンが映像で到着した。宮崎作品初の歌舞伎舞台化、同時にスタジオジブリの関連作品歌舞伎舞台化も初となった本作。主人公ナウシカを尾上菊之助、ナウシカと対する皇女クシャナを中村七之助が演じ、新橋演舞場で上演された本作のチケットは即日完売、全国の映画館でディレイビューイングとして上映もされ話題となった。今回到着した映像は、<火の7日間>で世界を焼き尽くした「巨神兵」が、歌舞伎の舞台でも姿を現す必見の名シーン。巨大な産業文明は滅び、大地のほとんどは巨大な蟲が生き、有毒な瘴気を発する菌類の森、腐海に覆われる。それでも人間同士の争いは止むことがなく、トルメキア王国と土鬼諸侯国連合帝国の2大国が対立。そして、土鬼帝国の聖都・シュワの奥深くでは、兵器「巨神兵」が目を覚まそうとしていた。巨神兵と対峙するのは皇兄・ナムリス(坂東巳之助)。弟・ミラルパ(坂東巳之助/2役)を亡き者にして土鬼神聖皇帝の座についたナムリスは、旧世界の兵器を手中にし、世界をも手に入れるべく動き出す。そして旧世界の英知を封印した、古代文字で覆われたシュワの墓所。ついに辿り着いたナウシカたちに主は世界の再建について語りかける――。声を担当したのは、重要無形文化財保持者(人間国宝)の中村吉右衛門だ。世界の再建の秘密を知り、それでも墓所を倒し、闇へ帰すことを選択したナウシカ。本作では蘇った旧世界の兵器「巨神兵オーマ」と、シュワの「墓所」との戦いを、それぞれ「オーマの精」(尾上右近)と「墓の主の精」(中村歌昇)として顕現させることで表現している。なお、今回リリースされるBlu-ray&DVDには、昼の部を前編、夜の部を後編として収録。名場面を収めたフォトブック、映像特典なども収録されている。(cinemacafe.net)
2021年01月20日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」の年末のラインアップが発表。『怪盗グルーのミニオン危機一発』と『風の谷のナウシカ』の放送が決定した。12月18日は、ミニオンズが活躍する『怪盗グルーのミニオン危機一発』を放送。世界一の怪盗の名声を手に入れたグルーは、3姉妹といたずら好きな黄色い軍団ミニオンたちと一緒に平和に楽しく暮らしていた。しかしある日、相棒のネファリオ博士、そして、仲間のミニオンたちが何者かに誘拐されてしまう…というストーリー。スピンオフを含め、これまで4作品が公開されている人気シリーズの第2作。日本では興行収入25億円を記録し、世界中で大ヒットとなった。声の出演として、笑福亭鶴瓶、芦田愛菜をはじめ、中島美嘉、山寺宏一、宮野真守、中井貴一と豪華メンバーが参加しているところも注目だ。そして12月25日、2020年最後の作品は、1984年に公開され、35年以上経ったいまでも全く色褪せることない宮崎駿監督の大傑作ファンタジー『風の谷のナウシカ』を放送。人間にとって毒となる“瘴気”を出す森、「腐海」。自然が生み出した脅威に対しマスクの装着を余儀なくされた世界で、危機に対峙する人々の姿を描いた本作は、いま私たちが直面している状況とよく似ている。なお、『怪盗グルーのミニオン危機一発』は本編ノーカット、『風の谷のナウシカ』はノーカット、30分拡大で放送する。金曜ロードSHOW!『怪盗グルーのミニオン危機一発』は12月18日(金)21時~、『風の谷のナウシカ』は12月25日(金)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:風の谷のナウシカ 1984年3月11日より公開怪盗グルーのミニオン危機一発 2013年9月21日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2020年11月20日東宝は、スタジオジブリの『風の谷のナウシカ』、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』、『ゲド戦記』の4作品を、2020年6月26日(金)より全国372の映画館にて上映する。スタジオジブリの4作品がスクリーンに蘇る公開されるのは、原作・脚本・監督を宮崎駿が手掛けた1984年公開の『風の谷のナウシカ』、1997年公開の『もののけ姫』、2001年公開の『千と千尋の神隠し』の3作品と、岡田准一が主人公の声を務めたことでも話題を呼んだ宮崎吾朗監督作品『ゲド戦記』。宮崎駿による3作品は、音楽を久石譲が手掛けている。今回は、全国の映画館が再開を迎える中、名作4つを大スクリーンで堪能できる貴重な機会となる。『風の谷のナウシカ』『風の谷のナウシカ』原作・脚本・監督:宮崎駿プロデューサー:高畑勲音楽:久石譲声の出演:島本須美、納谷悟朗、松田洋治、永井一郎、榊原良子、家弓家正公開日:1984年3月11日※制作はトップクラフト『もののけ姫』『もののけ姫』原作・脚本・監督:宮崎駿プロデューサー:鈴木敏夫音楽:久石譲主題歌:米良美一声の出演:松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、小林 薫、西村雅彦、上條恒彦、美輪明宏、森 光子、森繁久彌公開日:1997年7月12日『千と千尋の神隠し』『千と千尋の神隠し』原作・脚本・監督:宮崎駿プロデューサー:鈴木敏夫音楽:久石譲主題歌:木村弓声の出演:柊瑠美、入野自由、夏木マリ、内藤剛志、沢口靖子、上條恒彦、小野武彦、菅原文太公開日:2001年7月20日『ゲド戦記』『ゲド戦記』原作:アーシュラ・K・ル=グウィン原案:宮崎駿脚本:宮崎吾朗、丹羽圭子監督:宮崎吾朗プロデューサー:鈴木敏夫音楽:寺嶋民哉主題歌:手嶌葵声の出演:岡田准一、手嶌葵、田中裕子、香川照之、風吹ジュン、内藤剛志、倍賞美津子、夏川結衣、小林薫、菅原文太公開日:2006年7月29日【詳細】上映開始日:2020年6月26日(金)会場:全国372館にて上映公開劇場一覧:
2020年06月21日東宝が、スタジオジブリ映画『風の谷のナウシカ』(1984)、『もののけ姫』(1997)、『千と千尋の神隠し』(2001)、『ゲド戦記』(2006)の4作品を、6月26日(金)から全国372館で上映することを発表した。作品の詳細については以下の通り。■作品情報『風の谷のナウシカ』原作・脚本・監督:宮崎 駿プロデューサー:高畑 勲音楽:久石 譲声の出演:島本須美、納谷悟朗、松田洋治、永井一郎、榊原良子、家弓家正公開日:1984年3月11日※制作はトップクラフト『もののけ姫』原作・脚本・監督:宮崎 駿プロデューサー:鈴木敏夫音楽:久石 譲主題歌:米良美一声の出演:松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、小林 薫、西村雅彦、上條恒彦、美輪明宏、森 光子、森繁久彌公開日:1997年7月12日『千と千尋の神隠し』原作・脚本・監督:宮崎 駿プロデューサー:鈴木敏夫音楽:久石 譲主題歌:木村 弓声の出演:柊 瑠美、入野自由、夏木マリ、内藤剛志、沢口靖子、上條恒彦、小野武彦、菅原文太公開日:2001年7月20日『ゲド戦記』原作:アーシュラ・K・ル=グウィン原案:宮崎 駿脚本:宮崎吾朗、丹羽圭子監督:宮崎吾朗プロデューサー:鈴木敏夫音楽:寺嶋民哉主題歌:手嶌 葵声の出演:岡田准一、手嶌 葵、田中裕子、香川照之、風吹ジュン、内藤剛志、倍賞美津子、夏川結衣、小林 薫、菅原文太公開日:2006年7月29日
2020年06月18日昨年末に上演され、大きな注目を集めた新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』のディレイビューイングが開催されている。昼の部を“前編”、夜の部を“後編”として舞台の模様を収録した映像を映画館の大スクリーンで上映。新橋演舞場の公演チケットは即日完売しており、映画館にも多くの人が足を運ぶことになりそうだ。『風の谷のナウシカ』は、宮崎駿の同名漫画、ならびアニメーション作品で、日本だけでなく海外の観客からも熱狂的な支持を集めている。歌舞伎版は全7巻の漫画を2部の通し新作歌舞伎として上演したもので、壮大な世界観、重厚なドラマ、哲学的な主題を古典歌舞伎の技法を用いながら描いている。主人公ナウシカを尾上菊之助、トルメキアの皇女クシャナを中村七之助が演じ、丹羽圭子と戸部和久が脚本を、G2が演出を手がける。前編は2月20日(木)までの上映で、28日(金)から3月5日(木)まで後編を上映する。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』ディレイビューイング前編2月20日(木)まで後編2月28日(金)から3月5日(木)まで
2020年02月15日もうすぐ新橋演舞場にて上演される宮崎駿の漫画「風の谷のナウシカ」の歌舞伎化が、来年ディレイビューイングとして映画館で上映されることが決定した。12月6日(金)より公演が始まる新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」は、1984年にアニメ映画化され、世界中で愛されている宮崎駿の名作漫画を基に、映画版では描かれなかった全7巻の壮大な物語全てを新作歌舞伎化。キャストには、ナウシカ役を尾上菊之助、ナウシカと対する皇女クシャナ役を中村七之助。ほかにも、尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、尾上右近、中村種之助らが出演する。脚本は、「ゲド戦記」「借りぐらしのアリエッティ」など数々のスタジオジブリ作品を担当した丹羽圭子と戸部和久(松竹)、演出は新作歌舞伎「NARUTO-ナルト-」も手掛けたG2が担当する。そんなチケット即日完売となった本作が、上演からわずか2か月でディレイビューイングし、より多くの人たちに届ける今回の企画。新橋演舞場にて昼の部・夜の部通しで上演される本作を、映画館では昼の部を前編、夜の部を後編として公開する。『新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」ディレイビューイング』は前編:2020年2月14日(金)~、後編:2020年2月28日(金)~東劇・新宿ピカデリーほか全国にて各1週間限定上映。※一部映画館では上映期間が異なる場合あり(cinemacafe.net)
2019年12月05日お笑いファンが歓喜に沸いている。11月29日放送の『脱力タイムズ』(フジテレビ系)で、長らくコンビでの活動を休止していたアンタッチャブルが10年ぶりに漫才を披露したのだ。この日はアンタッチャブルでツッコミを務める柴田英嗣(44)が番組にゲスト出演。「未来の日本人ノーベル賞候補」というテーマで、様々な分野の有力候補をフリップで紹介。しかしフリップには作成した担当ディレクターたちがハマっているラグビーや焼肉などの関連ワードが無理やり入れ込まれており、柴田が次々とツッコんでいくという内容だった。終盤ではゲスト出演していた新木優子(25)が好きな芸人としてアンタッチャブルの名前をあげるも、「最近、漫才を見る機会が少なくて残念」とコメント。そんな新木のために、相方である山崎弘也(43)を連れてきて漫才をするという流れに。しかし、実際に連れてこられたのは山崎と容姿が似ている俳優の小手伸也(45)。山崎として柴田と漫才に挑む小手だが、ネタが飛んでしまい司会のくりぃむしちゅー・有田哲平(48)から「中途半端な気持ちなら帰れ」と退場させられてしまう。そして小手を呼び戻す形で有田が連れてきたのは、本物の山崎。山崎の登場を柴田も知らされていなかったのか、地面に倒れて驚く。「(復活を)この番組でやるの!?」と叫びながら、柴田は山崎と10年ぶりの漫才を披露したのだ。この“奇跡の復活”にはお笑いファンも狂喜乱舞。女優ののん(26)やさまぁ~ずの三村マサカズ(52)なども自身のTwitterで喜びのコメントを寄せるなど、日本中が喜びの声で溢れている。そんななか、番組の演出に賞賛の声が集まっている。10年ぶりの復活という大きな注目を集める内容だけに、大々的に告知をするのが一般的だろう。しかし事前のCMをはじめ、番組放送中も一切山崎の登場は予告されていなかった。さらに、大がかりな“伏線”もあった。過去に3度同番組に出演している柴田だが、その際も小手のようにフォーリンラブのバービー(35)やハリウッドザコシショウ(45)といった“ニセ山崎”と漫才を披露していた。そして、4度目の正直で満を持して本物の山崎が登場。結果として、過去回も今回への“壮大なフリ”だったと思わせる展開となったのだ。こうした番組の粋なはからいには視聴者から賞賛の声が届けられている。《事前に「アンタッチャブル復活!」と告知、目玉にしてスポンサー募って視聴率狙ってという当たり前だし、本来喉手だったはずの復活劇をサプライズで損得抜きでやった番組と有田の心意気。テレビの底力感じた。アンタを大事に扱ってくれたんだね》《脱力タイムズが凄いのはアンタッチャブルのこれを 「一切宣伝しなかった」 事だよね これを宣伝しちゃってたら興ざめだった訳で これが脱力タイムズの凄い所だと思うし 芸人も芸能人もこぞって出たがる理由もよくわかる 番組の構成力抜群だもの》今回の復活が一夜限りでないことを祈りたい!
2019年11月30日歌舞伎俳優・尾上菊之助が新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』に挑む。宮崎駿の全7巻の漫画を原作に、映画版では描かれなかったすべてのストーリーを、昼の部・夜の部通しで上演。あの壮大な物語がどう歌舞伎になるのか。座頭として一座を率いながらナウシカを演じる菊之助の挑戦に、期待が募る。【チケット情報はこちら】宮崎駿が『風の谷のナウシカ』の連載を始めたのが1982年。原作の2巻の途中までを映画化して話題となったのが1984年だった。描かれているのは、戦争によって産業文明が滅んでなお、人間同士が争う世界。主人公の少女ナウシカは、人々が恐れる巨大な蟲や有毒な瘴気を発する腐海と親しみながらその世界に希望を求めていく。「宮崎監督が原作を書かれてから30年以上経ちましたが、このディストピア(反理想郷)のなかで描かれる、環境、エネルギー資源、遺伝子操作、核、戦争といった問題は、変わらず考えていかなければいけない普遍的なテーマだなと改めて思います。歌舞伎もまさしく普遍的なテーマを持つものが古典として残ってきました。また、歌舞伎には『仮名手本忠臣蔵』『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』など丸1日かけて上演する通し狂言という上演方法があり、この物語のスケールの壮大さはそれに匹敵すると思ったんです」。この作品を歌舞伎にしたいと考えた理由を菊之助はこう語る。確かに、歌舞伎と『風の谷のナウシカ』、意外に遠くないのかもしれない。では、具体的にどのように進めてきたのか。「たとえばナウシカの衣裳に関しては、パッと観た瞬間にナウシカだとわかるように漫画に寄り添っていこうと思っています。漫画そのままではなく、青い色、ブーツ、手袋などのエッセンスを抽出して歌舞伎と上手く融合できればと思っています。それから、王蟲や巨神兵といった大きな生き物たちは、歌舞伎でもキツネや猪などのいろんな生き物が出てきますので、その延長線上の表現方法で考え、登場させようかと考えています。また、映画版に登場した音楽も、古典歌舞伎の黒御簾音楽をベースに、一部和楽器の編成で演奏します」と、菊之助のなかにはすでに構想がある様子。そして何より頼もしいのが、「古典の技法が必ず力になると思っているんです」という言葉だ。「新作歌舞伎を創作するときに助けになるのは、やはり古典の蓄積だと思っています。『風の谷のナウシカ』のあらすじをざっと大づかみして来ていただければ、あとはもう歌舞伎の世界にどっぷり入って楽しんでいただけるはずです」。400年もの間、様々な人間と物語を表現してきた歌舞伎である。『風の谷のナウシカ』の真髄がそこに見えてきても不思議はない。公演は12月6日より新橋演舞場にて。チケットは10月19日(土)より一般発売。取材・文:大内弓子
2019年10月18日ロックバンド・シカゴの軌跡に迫るドキュメンタリー映画『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴナウ・モア・ザン・エヴァー』が、2019年9月21日より順次、新宿シネマカリテほか全国の劇場で公開される。波乱に満ちた50年の軌跡を追う結成50周年を超え、現在もなお圧倒的人気を誇るシカゴ。『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴナウ・モア・ザン・エヴァー』は1967年の結成からロックの殿堂入りを果たした2016年に至るまで、半世紀に及ぶバンドの軌跡を追ったドキュメンタリーだ。代表曲とともに迫るバンドの素顔1967年にロバート・ラム、ジェイムズ・パンコウを中心に結成されて以来、47枚のアルバムがゴールドとプラチナに輝き、70枚ものシングルがチャートイン、そのセールス数は1億2200万枚を突破するほどに輝かしい人気を誇るシカゴ。しかしその栄光の陰には波乱が満ちていた。看板ギタリストのテリー・キャスの事故死、リード・ヴォーカルのピーター・セテラ突然の脱退をはじめとした幾多のメンバー交代。そして人気絶頂からの転落と低迷。このドキュメンタリーでは、そうした困難にもかかわらずいかにしてこのバンドが続いたのかを、代表曲とともに紐解いてゆく。なお、すべての登場曲には日本語の対訳が入り、その歌詞に馴染みがなくともこのバンドを身近に感じられる。詳細『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴナウ・モア・ザン・エヴァー』公開日:2019年9月21日(土)より新宿シネマカリテほかにて順次公開監督:ピーター・パーディーニ出演:ロバート・ラム、ジミー・バンコウ、リー・ロックネイン、ダニー・セラフィン、ウォルト・パラセイダー、テリー・キャス、ピーター・セテラ、デイヴィッド・フォスター、アーヴィング・エイゾフ、クライヴ・デイヴィス配給:エレファントハウス / カルチャヴィル原題:Chicago - Now More Than Ever2016年制作 / 制作国:アメリカ / 本編尺114分 / ヴィスタサイズ / ステレオPackage Design & Supplementary Material Compilation TM & © 2016 Fisher KlingensteinVentures, LLC. All Rights Reserved.
2019年07月14日世界各地の最新ニュースや日本で論点となっている問題を、有識者たちが“脱力”する切り口で解説する「全力!脱力タイムズ」の1月18日(金)今夜オンエア回に、映画『マスカレード・ホテル』で主演を務める木村拓哉がサプライズ出演する。「日本のホテルが抱える問題点」をテーマに議論する今回の放送。当初はホテル事情に詳しいというお笑い芸人の「X-GUN」さがね正裕が解説して進行するはずが、スタッフから突如“ホテルの専門家”が到着したとの知らせが。番組MCの「くりぃむしちゅー」有田哲平扮するアリタ哲平、さがねさんらが困惑するなか登場するのが、映画『マスカレード・ホテル』の主演にあたり半年に渡りホテルについて学び知識を得たという木村さん。木村さんは「離職率の高さ」「ホテル不足」など日本のホテルの問題点について生解説。さらに木村さんは自らホテルに出向いてロケ、最新の取り組みについて調査するレポートVTRもお届け。さらに「初めて言った」というあるモノマネ芸人のセリフを披露、見事な切り返しやアドリブも見せるなど本番組の世界観を存分に楽しむ。「自分が好きな番組に自分が参加しているという現実感と、その空気に包まれている感じがうれしかった」と話す木村さん。ホテルの専門家という形での今回の出演には「解説員という立ち位置で“これ、できるかな?”とは思いましたけど…。(番組ディレクターの名城)ラリータを始め、スタッフのみなさんの思うツボという着地になった」と自信をのぞかせ、芸人・ホリの有名な“モノマネ”を自ら披露することには「あのセリフは…、実際、ドラマでも言ったことがないと思うんですけど(笑)。やっぱりホリさんが作って下さったイメージがあるんだな、と思いました」とコメントしてくれた。また今回は『マスカレード・ホテル』で共演する女優の石川恋、「和牛」川西賢志郎もゲスト出演する。木村さんの映画最新作『マスカレード・ホテル』は連続殺人事件を解決するためにホテルに潜入するエリート刑事・新田浩介と、お客様第一の優秀なホテルマン・山岸尚美という立場も性格も正反対で“水と油”の異色バディが、ホテルという非日常の特殊な空間で巻き起こる難事件に挑んでいくという物語。新田浩介を木村さんが、山岸尚美を長澤まさみが演じ2人が初共演することも話題となっている。『マスカレード・ホテル』は2019年1月18日(金)より全国東宝系にて公開。「全力!脱力タイムズ」は1月18日(金)23時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年01月18日映画『ある少年の告白』が、2019年4月19日(金)から、TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー。原作は、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーの実話映画『ある少年の告白』は、ニューヨーク・タイムズ紙にベストセラーに選ばれるなど、全米で大きな反響を呼んだ衝撃の実話が原作。主人公の大学生・ジャレッドは、思いがけない出来事をきっかけに、自分は男性のことが好きだと気付く。しかし、ジャレッドの告白を受け止めきれない両親は、同性愛を“治す”という矯正セラピーへの参加を勧めるのだった…。“僕は僕でしかいられない”主人公ジャレッドに与えられた、矯正セラピーのプログラム内容は、“口外禁止”とされるほど驚くべきもの。人は、なぜ愛する家族にすら変わることを望んでしまうのか。怒り、悲しみ、絶望が入り混じる中、その先に一筋の眩い希望をもたらす魂の告白。胸を打つ人間ドラマが繰り広げられる。若手実力派ルーカス・ヘッジズが主演主人公・ジャレッドを演じるのは、弱冠20歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた、若手実力派ルーカス・ヘッジズ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』をはじめ、『スリー・ビルボード』『レディ・バード』など話題作への出演が続く人気俳優は、すでに映画『ある少年の告白』にて第76回ゴールデングローブ賞 主演男優賞にノミネートされている。ジャレッドの父役にはラッセル・クロウ、母役にはニコール・キッドマンと、ベテラン俳優陣が脇を固める。また、映画監督・俳優としても活躍するグザヴィエ・ドラン、シンガーソングライターのトロイ・シヴァン、レッド・ホット・チリペッパーズのベーシスト、フリーら個性的な出演陣にも注目が集まる。監督は『ザ・ギフト』のジョエル・エドガートン監督は、ジョエル・エドガートン。映画『ザ・ギフト』以来、ジョエル・エドガートの待望の監督2作品目となる。【作品情報】映画『ある少年の告白』公開時期:2019年4月19日(金) TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー監督:ジョエル・エドガートン脚本:ジョエル・エドガートン主演:ルーカス・ヘッジズ /ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ、ジョエル・エドガートン、グザヴィエ・ドラン、トロイ・シヴァン
2018年12月30日世界の最新ニュースや日本の社会問題などを有識者たちが独自の視点で、思わず脱力する切り口で解説する新感覚ニュースバラエティー「全力!脱力タイムズ」の年末スペシャルが12月28日(金)今夜放送。ゲストには今年多くの話題を振りまいた田中圭が登場する。番組冒頭のゲスト紹介もいつもとは違う豪華な演出、全力解説員もいつもとは違う装いで登場、なんと番組初となる約100分の長さでお送りする今回のスペシャル。ゲストにはお笑い芸人の小籔千豊と、今年春クールに放送された主演ドラマ「おっさんずラブ」が大ヒット、映画化も決定したほか、「健康で文化的な最低限度の生活」「獣になれない私たち」と毎クール続けて人気作に出演。映画『スマホを落としただけなのに』も話題を呼ぶなど本年No.1ブレイク俳優となった田中さんを迎え、「1万人の視聴者が選んだ2018年の"記憶に残ったニュースベスト50"」というテーマで、今年1年のニュースを映像と共にふり返っていく。今年6月の「米朝首脳会談の歴史的握手の瞬間」や「スーパーボランティア尾畠さん」など今年大きな話題をよんだニュースが続々紹介されていくのだが…よく見るとそこには本番組らしい仕掛けが。小籔さんの鋭い突っ込みに笑いが止まらず笑い泣きしてしまう田中さんにも注目。「有田さん、小籔さんをはじめ芸人の皆さんの大切さといいますか、おもしろさと、頭の回転の速さや良さを、まざまざと実感した時間でした」と収録の感想を語った田中さん。「小籔さんのどとうのマシンガン突っ込みは、全部核心を突いていて本当におもしろかったです!あれに対応していく有田さんもすごいと思いました」と有田さんや小籔さんとのトークについてふり返り、俳優としての芝居とバラエティとの違いについては「演じるときは感情を乗せて、そこからまた感情が生まれるのですが、感情のない言葉やコメントをただただ淡々と言っていくという初めてのパターンでした。あとは、ひとつキャラクターというか、変に自分を出さず出演した方がいいのかなって思いました」とコメント。「僕らと一緒にリラックスしながら2018年を振り返っていただければと思います」と番組をアピール。2019年2月6日(水)からは主演舞台「チャイメリカ」が上演される田中さん。同作は天安門事件の当時の中国と、現代アメリカを行き来する壮大なフィクションとなっており、田中さんはアメリカ人カメラマン・ジョーを演じる。舞台「チャイメリカ」は2019年2月6日(水)より世田谷パブリックシアターで上演。「全力!脱力タイムズ」年末スペシャルは12月28日(金)今夜21時55分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年12月28日東京・銀座にある劇場「新橋演舞場」にて、2019年12月に新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』を上演することが発表されました。歌舞伎のみどころやキャスト・製作スタッフなどをご紹介します。原作漫画と歌舞伎の世界観を、同時に楽しんでみませんか。2019年12月新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』が上演決定!1982年2月号の『アニメージュ』で連載が始まった、宮崎 駿監督のアニメ『風の谷のナウシカ』。その2年後にはアニメーション映画となり、2019年12月に初めて歌舞伎として上演されることが決定しました。全7巻からなる原作漫画の世界を、昼夜通し上演される今回の歌舞伎。連載中に映画化された内容とは異なって、原作漫画のすべてが上演されます。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』のみどころ出典:『シネマ・コミック風の谷のナウシカ』( Studio Ghibli・H1994年3月号まで13年連載された原作漫画『風の谷のナウシカ』は、単なるSF漫画・ファンタジー漫画という枠を超えて、宮崎 駿監督のさまざまな思いが込められた大作。「王蟲(おーむ)」が花道を歩くのか?「メーヴェ(架空の飛行装置)」での飛行シーンはどう表現されるのか?架空の生物や巨大な武器兵器など、歌舞伎には登場しない要素があふれる『風の谷のナウシカ』を、どのように歌舞伎で表現するのかに注目です。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』キャストは?辺境の小国「風の谷」の族長の娘である主人公・ナウシカ役を尾上菊之助さん、ナウシカと対立する大国トルメキアの司令官・皇女クシャナ役を中村七之助さんが務めます。世界に知られるヒロインたちが、歌舞伎の女方ではどのように表現されるのか期待大です。ほかにも尾上松也さん、坂東巳之助さん、尾上右近さんの出演が発表されました。ナウシカ役:尾上菊之助さん尾上菊之助さんは、「通し狂言 増補双級巴 石川五右衛門」や「通し狂言 姫路城音菊礎石」で主演を務める歌舞伎役者。TBS系連続ドラマ「下町ロケット」では伊丹大役を演じ、歌舞伎の世界を超えて活躍しています。クシャナ役:中村七之助さん中村勘三郎の次男である中村七之助さんは、ほっそりとした容姿と寂しげな美しい風情が魅力の、若女方の歌舞伎役者。歌舞伎の舞台のみならず、映画やドラマ、バラエティ番組などでも活躍しています。脚本は宮崎駿監督との共同脚本に名を連ねる丹羽圭子さん脚本を手がけるのは、映画『借りぐらしのアリエッティ(2010年)』や『コクリコ坂から(2011年)』で、宮崎 駿監督との共同脚本に名を連ねる丹羽圭子さんです。演出は、2018年8月に「新橋演舞場」で上演された新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』を手がけた「G2」が担当。宮崎映画の脚本家と、歌舞伎舞台の演出家がタッグを組みます。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』概要※イメージ演目新作歌舞伎 風の谷のナウシカ公演開始2019年12月昼の部・夜の部 通し上演場所新橋演舞場出演尾上菊之助、中村七之助、尾上松也、坂東巳之助、尾上右近製作脚本:丹羽圭子演出:G2詳細スポット情報スポット名:新橋演舞場住所:東京都中央区銀座6-18-2電話番号:03-3541-2600
2018年12月26日