いちからお弁当や夜ごはんを作るのもなぁ…。そんな気分の慌ただしい朝や疲れてる夜には、作りおきが心強い味方になってくれるはず。時短にもなって料理の手間がグッと減る、“料理の素”と献立例を、料理人の山本千織さんに教えてもらいます!“料理の素”となる作り置きレシピと、それを使った簡単レシピをご紹介。ツナのオイル漬け(冷蔵庫で3日間保存OK)油に浸すことで、保存期間も用途も拡大。<材料/作りやすい分量>ツナ(まぐろ/さく)…250gオリーブオイル…適量タイムなどハーブ…1パックレモン…1/2個塩…小さじ1<作り方>1.深めの耐熱皿、またはバットにツナを重ねずに並べる。オリーブオイルをかぶるくらい入れ、塩、タイムを加える。レモンを搾り、搾った後の皮も入れる。2.オーブンを75℃に熱し、1を湯を張った一回り大きな容器に入れ、湯煎をしながら20分加熱する。3.オイルに浸けたまま冷ます。ツナの生クリームトマトソースパスタツナの漬け汁を使うと、ソースの味に深みが出る。<材料/作りやすい分量>ツナのオイル漬け…85gトマト(小)…2個生クリーム…100mlバジルの葉…5枚パスタ…120gツナの漬け汁…大さじ3白ワイン…大さじ1黒こしょう…適量塩…小さじ1/2<作り方>1.ツナは食べやすい大きさにほぐしておく。トマトはヘタを取り6等分に切る。2.鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(分量外)を加え、パスタを袋の表示通りにゆでる。3.フライパンにツナの漬け汁と白ワイン、塩を入れ、中火にかける。フツフツしてきたらトマトを加える。トマトが少し崩れたら生クリームを加え、とろみが出てきたらツナを入れる。全体がまとまってきたらゆで上がったパスタとバジルの葉を入れて、全体を素早くざっと混ぜて、火を止める。4.皿に盛り黒こしょうを振る。やまもと・ちおり料理人。『chioben』名義のケータリングも人気。新著『チオベンの弁当本』(KADOKAWA)が発売中。※『anan』2018年6月20日号より。写真・高杉 純スタイリスト・花沢理恵文・河野友紀
2018年06月17日家でご飯を食べたいけど、今日はちょっとお疲れモード……そんな時に活躍するのが、作り置き。今回は料理人の山本千織さんに聞いた、ゴーヤを作った作り置きと、それを使った楽チンレシピをご紹介します。ゴーヤの塩もみ(冷蔵庫で3日間保存OK)歯応え、フレッシュさ…、意外な存在感を発揮!<材料/作りやすい分量>ゴーヤ…1本(約200g)塩…小さじ1<作り方>1.ゴーヤは縦半分に切り、わたを取り、2㎜の薄切りにする。2.ボウルに1を入れ塩をまぶし、15分ほど置き、さらしなどで包みギュッと水を絞る。ゴーヤチャンプルー風あの沖縄の味が、火を使わずにできる。<材料/作りやすい分量>ゴーヤの塩もみ…50g木綿豆腐…100gかつおぶし…適量とろろ昆布…適量【a】塩…少々米油…小さじ1<作り方>1.豆腐を水から5分程度ゆで、ざるにあげ、水気を絞り、細かく割っておく。2.ボウルに1の豆腐、ゴーヤ、aを加え手で合わせる。3.2にかつおぶしを加えてひと混ぜし器に盛り、とろろ昆布をのせる。やまもと・ちおり料理人。『chioben』名義のケータリングも人気。新著『チオベンの弁当本』(KADOKAWA)が発売中。※『anan』2018年6月20日号より。写真・高杉 純スタイリスト・花沢理恵
2018年06月17日普段の料理の手間を省いてくれる、作り置き。時短になるだけでなく、素材のうまみを増す効果もあるのだとか。料理人の山本千織さんに、作り置きレシピを聞きました。冷蔵庫に仕込んだ食材があると、料理が格段にラクになる、と言うのは、料理人の山本千織さん。「例えば餃子も、野菜の千切りからとなると結構な手間ですが、刻んだねぎと生姜があるだけで、ひき肉と調味料と混ぜ合わせればタネが出来上がる。また、なすやパプリカなど火を入れるのに時間がかかる野菜は、焼いておくだけで相当な時間短縮に。野菜は焼くこと、あるいは塩もみすることで味が凝縮され濃くなるので、それを使うことで味が決まるのも面白い。鶏肉やツナなどのタンパク質は、形状を変える前のかたまりの状態で仕込んでおくと、ほぐしたり潰したり料理に幅が出ますよ」パプリカ、ねぎ、なすを使った作り置きをご紹介。焼き赤パプリカ(冷蔵庫で3日間保存OK)食べ応えはもちろん、彩りでも良い仕事を。<材料/作りやすい分量>赤パプリカ…1個<作り方>1.赤パプリカは縦半分に切り、種を取る。皮のままグリルする。強火で焦げるくらい焼く。2.焼けたら皮を剥く。ねぎと生姜の千切り(冷蔵庫で3日間保存OK)他食材と混ぜたり和えたり。名脇役として活躍。<材料/作りやすい分量>ねぎ…3本(約250g)生姜…70g<作り方>1.生姜は皮を剥き千切りに。ねぎは斜め薄切りにする。2.沸騰した湯に生姜を入れ、一呼吸置いてからねぎを加え、3分程度ゆで、水に取りさっと洗う。水気をギュッと絞る。焼きなす(冷蔵庫で3日間保存OK)焼くことで味の染み込みやすさが格段にUP。<材料/作りやすい分量>なす…5本<作り方>1.なすを魚焼きグリルに入れ、強火でよく焼く。焦がして良し。2.焼き上がったら、手で触われるくらいまで少し冷まして、皮を引っ張るようにして剥く。やまもと・ちおり料理人。『chioben』名義のケータリングも人気。新著『チオベンの弁当本』(KADOKAWA)が発売中。※『anan』2018年6月20日号より。写真・高杉 純スタイリスト・花沢理恵
2018年06月16日雑誌でタレントさんの撮影をするとき、あるいはドラマなどの収録現場において、宅配弁当、通称“ロケ弁”というものが存在します。7年前、前代未聞のロケ弁が登場したと雑誌業界で話題になったのが、山本千織さんが作る〈チオベン〉。皮を2重に巻いた春巻きに、アジアの香りがする唐揚げ、紫の食材を多用した惣菜など個性的なおかず群を仕切りなく詰め込んだ〈チオベン〉の出現は、その後の弁当界を大きく変えたといわれています。弁当を作るつもりはなかったのに、箱に詰めてみたら、意外と楽しかったんです。――以前は札幌で飲食店をされていたと伺っています。どんな経緯で上京されたんですか?山本さん:24歳のときに、当時結婚していた夫が小さな飲食店を始めたのがスタートです。夫が料理担当で、私がサービス担当みたいな感じで。でも、オープンして1年半くらいで夫が家出をしまして、仕方ないから私が厨房に入ることになり。――旦那さん、家出しちゃった?!山本さん:はい(笑)。――ちなみにそれまで、千織さんは料理の経験は…?山本さん:家では毎日作っていましたが、プロとしてはありませんでした。で、そのまま2年くらい続けていたんですが、私もヘトヘトになってしまい、別の方にお願いすることにして、いったん終止符を打ちました。でもそこで、札幌のいくつかのお店から「やることないなら、うちのキッチンに入らない?」みたいなお声がけをいただいて、また飮食の仕事に就いて、さらに別のお店に移って…みたいな感じで、結局そのまま飲食で働いてましたね。その中で、『エルフィンランド』という居酒屋で働いた経験が結構大きくて、今自分がやっていることの一つのルーツかな、と思います。――それはどんなお店?山本さん:いわゆる単館系の映画を上映する映画館の、併設の居酒屋だったんですよね。それで、上映されている映画に合わせたメニューを出す、ということをやっていて、例えば『友だちのうちはどこ?』っていう、アッバス・キアロスタミのイラン映画の上映なら、「イラン料理やんなきゃ!」みたいな。よく覚えてるのは、ウォン・カーウァイの映画のときに、点心と何かをセットにした「恋する惑星セット」や、「天使の涙カクテル」を作ったこと。それから『青いパパイヤの香り』のときにバインミーを作ったりしました。――おそらくそれは今から20年くらい前の話で、ネットで情報を集めるのも容易ではない時代ですよね。どうやって、行ったこともない国の、食べたこともない料理を作ったんですか?山本さん:おっしゃるとおり、食文化に対する知識はほぼないわけです。なので、めちゃくちゃ勉強しました。頼りになったのは、本。柴田書店という良い料理本をたくさん出している出版社があるのですが、そこの本や、あと平松洋子さんのアジアの食文化に関する本などをみんなで持ち寄って、手探りでメニューを決めてました。ちょっとでも映画にちなんだメニューだったらいいよ、ということだったので、ある意味何をやってもOKな環境で。モンゴル映画のときには、羊の脳みそで料理を作ったりしてましたよ(笑)。――千織さんの自由な発想のスタート地点は、そこだった、と。山本さん:はい。それと、食べる人を喜ばせる、という考え方も、そこで学んだものかもしれません。――その後、妹さんが札幌で営む食堂を手伝い、’10年に上京されることになりますよね。山本さん:はい。このまま妹と二人、札幌で店をやりながら年を取るのかな…と思っていたんですが、東京で料理屋をやらないかと誘われて、思い切って東京に出てきたんですが、その計画が頓挫して。でも、捨てる神あれば拾う神ありで、別のお店からお声がけをいただき、とある外国料理のお店で働くことに。そのお店は夜だけの営業だったので、ランチで札幌の食堂で作っていたような定食を出させてもらったんです、外国料理のお店なのに、昼に和定食っていう(笑)。でも、結構人が来てくれたんですよ。ただそのお店も別の方がシェフをやることになったので、お役御免に。そこで、向かいにあったバーの方が、「昼間、店は空いてるから、ランチでもやったら?」と場所を貸してくださったんです。でも、そこはバーだから、お皿がない。どうするか?と思っていたら、バーのマスターが「弁当箱に入れて売ればいいんじゃない?」とアドバイスをしてくれて。それを見た、前のお店のランチに来てくれたお客さんが、「お弁当だったら現場に配達してよ」と頼んでくれたのが、ロケ弁・〈チオベン〉の始まりです。――つまり、諸事情から弁当という形になった、ということですか。山本さん:そうそう。たまたま器が弁当箱だったから弁当になっちゃった、という感じ。私としてはワンプレートランチを作っているつもりだったんです。お皿の上にごはんがあって、その周りに仕切りもなくおかずが並んでいるような。チオベンに仕切りがないのはその名残。でもその後改めて宅配のロケ弁を始め、詰めて出荷をしてみたら、私って小さい箱に何かを詰めるのが好きだったんだなぁと気が付きまして。そういう意味では、お弁当、すごく楽しいです。実はそれまで、ほとんど弁当作ったことなかったんですけどね(笑)。やまもと・ちおり北海道出身。札幌での飲食店経験を経て、2011年より東京で弁当販売店『chioben』をスタート。瞬く間に人気が高まり、現在は撮影現場への仕出し、ケータリングに加え、雑誌などへのレシピ掲載などでも活躍。著書に『チオベン 見たことのない味 チオベンのお弁当』(小社刊)などが。ごはん+おかず3品、シンプルな構造の弁当レシピを掲載した2冊目の著書『チオベンの弁当本』(KADOKAWA)が発売中。また、小誌でも月に1回、「Cooking」ページでお弁当のレシピを連載中。※『anan』2018年4月25日号より。写真・千倉志野撮影協力・st company(by anan編集部)
2018年04月26日働くママたちの悩み。それは、毎日帰宅後に作る晩ごはんのレシピ。仕事で疲れた身体でお迎えダッシュ!家に着くやいなや、お腹を空かせたこどものために「さぁやるぞ!」とエンジンをかけてキッチンへ直行。こんな時、パパッと手早く、彩り豊かなおいしいごはんが作れたら……。そんな願いを日々抱えつつ、キッチンに立つママたちにぴたりとハマるお鍋が、ホーロー鍋のパイオニア「ル・クルーゼ」から登場した進化系モデル「シグニチャー」シリーズです。そこで、このお鍋を使って帰宅後約20分で作れる「簡単、おいしい、見た目よし!」な愛情レシピを、代々木上原で「chioben(チオベン)」を営む人気料理人・山本千織さんが指南。働くママ必見の晩ごはんレシピを教えていただきました。大切なのは、「料理のストレス」から解放されること千織さんといえば、バラエティ豊かなおかずを軸に、彩り良し、センス良しなお弁当で編集者たちにも大人気。「chioben」を開業して以来、お弁当を1度食べてからハマってしまったというリピーターの口コミでまたたく間に評判となり、一昨年には満を持して著書を刊行。現在、昼夜問わずお弁当やパーティーケータリングで多忙な日々を送っています。「長年料理をしてきた身ゆえに最近特にそう思うのですが、キッチンではできるだけストレスフリーでいることが大切なんですよね。小さなお子さんを抱える働くママたちはただでさえ時間に追われている日々ですから、これ以上ストレスを蓄えたくない、キッチンではストレスからできる限り解放されたいと願っているはず」そんなママたちが抱えるキッチンでのお悩みは「思っている以上に簡単な方法で解決できる」と千織さんは言います。「たとえば、前の晩にパパッと簡単な下準備を仕込んでおく。特に眠っている間の<漬け込み>は時間の有効活用術としてテッパンです。今回ご提案するレシピは、前の晩、夕食の片付けついでにパパッと仕込んでおくだけで、翌日は帰宅後たった20分で、調理の手間やストレスもほとんどなく作れるおいしい煮込み料理。レシピの要となるのは、食材のおいしさを短時間でぐいぐい引き出してくれる鋳物ホーロー鍋『ル・クルーゼ』の進化系モデル “シグニチャーシリーズ” です」帰宅後たった20分で完成! 「鶏肉のスイートスパイス煮」2歳~3歳の小さなお子さんと大人たちが一緒に楽しめる、甘めのカレー風味の煮物。前の晩、夕食の片付けついでに、またはお子さんを寝かしつけたあとに、鶏肉の漬け込みまでを下準備。翌日、帰宅後はその漬け込みタレごと鍋にあけ、パパッとカットした野菜を加えて合計約20分煮るだけ。熱伝導性・蓄熱性が高い「ル・クルーゼ」鍋だからこそ、おいしく簡単に仕上がるレシピです。<材料>(2.5人分)※大人2人とお子さま1人でちょうどよい量です・鶏もも 2枚(460g)A.漬け込みダレ ・酒 1/2カップ ・プレーンヨーグルト 1/2カップ ※脂肪0タイプでもOK ・砂糖 大さじ2弱 ・カレー粉 大さじ1弱 ・ウスターソース 大さじ2 ※とんかつソースでもOK ・醤油 大さじ2 ・酢 大さじ1 ・おろしにんにく 大さじ1弱 ・生姜 一片(スライス)B. 季節の野菜・きゅうり 1~2本・茄子 2~3本・玉ねぎ 1/2個・ミニトマト 10個 <下準備>Aの漬けダレの材料を用意し、よく混ぜたうえでファスナー式の保存袋に入れ、ひとくち大にカットした鶏肉を5時間~ひと晩、冷蔵庫で漬け込む。<作り方>前夜に仕込んでおいた「漬けダレ」ごと鶏肉を鍋に入れて、中火にかける。蓋をして8~10分、鍋全体がぐつぐつするまで煮る。その間、野菜をひとくち大にカットする。(きゅうり、茄子は乱切り、玉ねぎはクシ切り)鍋が煮立ったら蓋を開け、野菜を投入。中火のままさらに約10分ほど煮る。途中、焦げないよう木べらなどで全体をまんべんなく混ぜながら、それぞれの野菜がしんなりする程度を目安に煮つめて完成。【千織さんの4つのTIPS】1. 煮込み方はお子さんの好みに合わせて野菜が苦手であれば、お肉を煮込むタイミングで一緒に野菜を投入。そのまま20分ぐつぐつ煮込めば、野菜とろとろのカレー風煮込みが完成します。2. 野菜のゴロゴロ感をもっと出したいときは?野菜を鍋に投入する前に油をひいたフライパンでサッと火を入れるひと手間を加えれば、野菜のゴロゴロ感がもっと引き立ちます。3. 余裕があれば、トマトは最後にトマトは煮過ぎると煮くずれし過ぎてしまう。甘みと酸味をほどよく引き出すためにも、トマトはできるだけ最後の仕上げ時(完成する3~4分前くらい)に投入するのがベストです。4. 一度で二度おいしい!前日、鶏肉を多めに漬け込んでおけば、スイートスパイス煮を作った翌日は、残しておいた鶏肉でカレー風味の唐揚げに。保存袋から取り出した鶏肉の水分を軽くとり、片栗粉をまぶして揚げるだけ。これもこどもたちに人気です。あの「ル・クルーゼ」が進化した! その魅力とは?千織さんのレシピがおいしく仕上がる秘訣は、新改良された「ル・クルーゼ」の進化系モデル「シグニチャー」シリーズだからこそ。「ル・クルーゼ」本来の魅力と併せて、注目すべきポイントをご紹介します。その1. 高い熱伝導性と蓄熱性「ル・クルーゼ」の魅力は、その高い熱伝導性と蓄熱性にあります。平日夜は特に、じっくり時間をかけて調理する余裕がないママにとって、短時間でも食材の甘みや旨みを最大限に引き出してくれる鍋はとにかく強い味方!その2. 「フタ」はさらに使いやすく改良さらに進化したドーム型のフタは「効率的な蒸気の循環」を叶える従来の機能はそのままに、重さやデザイン性などを新改良。人間工学に基づいた新デザインのツマミもよりふっくらと肉厚なフォルムに新改良され、掴みやすくなりました。その3. 旨みを引き出す「スチームポイント」最大の特徴とも言えるのが、フタの内側3カ所にある小さな突起「スチームポイント」。このスチームポイントが生み出すわずかな隙き間が効果的に蒸気を逃し、食材の雑味を外に逃しながら旨みをぐいぐい引き出します。その4. エナメルコーティングも進化汚れや臭いがつきにくくお手入れも簡単! 進化したエナメルコーティングは美しい色だけでなく耐久性も叶えます。「何度洗っても臭いが取れない」なんてストレスからも解放してくれます。今ならお得な「お鍋買い替えキャンペーン」実施中!千織さんも使い勝手の良さに驚いたという「ル・クルーゼ」の最新モデル「シグニチャー」。ホーロー鋳物鍋のパイオニアとして91年の歴史の中で細部にわたり進化を遂げた「ル・クルーゼ」は、まさに “一生ものの鍋” として働くママたちの毎日を応援します。その「ル・クルーゼ」を手に入れたい! というママたちに朗報です。日常でより長く使いやすく進化した最新モデル「シグニチャー」の発売を記念して、ル・クルーゼでは2016年8月24日(水)より 「鍋買い替えキャンペーン」 を実施中。その内容は、なんとお手持ちの不要になった鍋と引き換えに、「ル・クルーゼ シグニチャー」全製品を10,000円引きの価格で提供するというもの。引き取り対象は、ブランド、種類、材質、購入価格、サイズを問わず、どんな鍋でもOKという、なんとも太っ腹なキャンペーンです。「キッチンでのストレスフリー」を叶えたいと願うママたち、ぜひこのチャンスをお見逃しなく!ル・クルーゼ シグニチャー発売記念鍋買い替えキャンペーン、実施中! 実施期間:2016年8月24日(水)~9月20日(火)対象商品:「シグニチャー・ココット・ロンド」16cm 18cm 20cm 24cm、「シグニチャー・ココット・ジャポーネーズ」 24cm、「シグニチャー・ココット・オーバル」 25cm 27cmキャンペーン実施店:ル・クルーゼ ショップ、オンラインショップ ※百貨店や専門店は対象外お問い合わせ:ル・クルーゼ ジャポン株式会社 (取材・文/松浦明、撮影/林ひろし)
2016年08月31日見た目のバランス、冷めてもおいしい味付けなど、普通のごはんとは違った手間と知恵をぎゅっと詰めこむお弁当。最近では、ガラス瓶に野菜をきれいに詰めたおしゃれな“ジャーサラダ”や、おにぎりをにぎらずに巻いて作る“おにぎらず”など、非常に多様化しています。今回は、普段のお弁当づくりがちょっぴり変わりそうな、ひと味違う「お弁当本」3冊をご紹介します。彩り鮮やか、たっぷり満足できるお弁当▼『チオベン 見たことのない味 チオベンのお弁当』山本千織(マガジンハウス)撮影現場やケータリングなどを中心に活動するお弁当屋さん「chioben(チオベン)」。彩り豊か、具だくさんで食べ応えのあるお弁当は、一度食べたら忘れられないと評判です。そんなチオベンの魅力がわかる本書では、12個のお弁当に入った72種類のおかずを紹介しています。揚げ物のおかず3種と野菜のおかずが入った「あげあげあげ弁」、サンドイッチとおにぎりそれぞれ3種を詰めた「おにサンド」など、中身も名前もユニークです。チオベンの定番メニューである春巻とたこめしは、「料理教室」ページで詳しく紹介。特に、生ハムと洋梨とバジル、アボカドとれんこんとバジルなど意外な組み合わせ、二度巻きにするのが特徴の春巻は、想像以上に簡単でおいしいので、おもてなしのメニューとしても重宝しそう。こんなおかずが6種類も詰まった贅沢なお弁当なら、ランチタイムが楽しみになりそう。パリ発、おしゃれでヘルシーな”ベントー“レシピ▼『NanashiのBENTO』遠藤カホリ(アノニマ・スタジオ)パリでも人気のある「ベントー」の火付け役となった、著者・遠藤カホリさんによるパリのレストラン「Nanashi(ナナシ)」初のレシピブック。野菜をふんだんに使ったメニューで、日本でも人気のベーカリーカフェ「ローズベーカリー」のシェフを経た遠藤さんのお弁当は、ひとつの器に2〜4種類の雑穀や豆類のミックスした上に、魚もしくは肉、野菜をのせ、もう一方の器に季節の野菜を使ったサラダを3種類と、とてもヘルシー。お店では日替わりで出されているお弁当の中から、季節ごとに肉、魚、野菜の計12種類のレシピを紹介しています。使われている食材は日本では手に入りにくいものも多いですが、代用できる食材がきちんと書かれているので安心。豚の角煮やサバの唐揚げなども入れた、日本とフランスを融合したようなおしゃれな“ベントー”は、食から美を考えるアラフォー女性にもおすすめです。お弁当について、さまざまな角度から見ることができる1冊▼『日々』伊藤まさこ責任編集 「お弁当」特集最後にご紹介するのは、レシピブックではなく、リトルプレスのお弁当特集号。人気スタイリストの伊藤まさこさんが責任編集をされています。伊藤さんが娘さんのために作る愛情のこもったお弁当、「かえる食堂」と「ごはんやパロル」によるお弁当のおかずレシピのほか、陶芸家の河井寛次郎のために作られたお弁当箱、さまざまなジャンルで活躍される4人の方に聞いた、市販されているお気に入りのお弁当も紹介。なかでも興味深いのは「作家のお弁当」。向田邦子や武田百合子など、昔の作家たちのエッセイに出てくるお弁当についての記述も紹介されています。”お弁当”についてさまざまな角度から考える、面白い1冊です。時間をかけず、とにかく簡単でおいしいレシピもいいですが、たまにはお弁当について考えたり、手間暇かけて作ってみるのも楽しい、そう思わせてくれる3冊。忙しい朝、毎日こんなに手の込んだお弁当を作るのは難しいですが、ときどきじっくりお弁当作りに取り組んでみてはいかがでしょう。・ 『チオベン 見たことのない味 チオベンのお弁当』(マガジンハウス)山本千織 ・ 『NanashiのBENTO』(アノニマ・スタジオ)遠藤カホリ ・ 『日々』伊藤まさこ責任編集 「お弁当」特集
2015年06月10日