「スター・ウォーズ」シリーズのチューバッカ役で知られる俳優のピーター・メイヒューさんが死去した。74歳だった。4月30日にテキサス州の自宅で息を引き取ったことを遺族がツイッターで発表した。ツイッターでは、「深い愛と悲しみを抱えつつピーター・メイヒューの遺族は、ピーターが亡くなったという残念なニュースをお伝えします。彼は2019年4月30日の晩、テキサス州北部の自宅で家族に看取られながら息を引き取りました」と発表。そして、「彼はチューバッカに心と魂を吹き込みました。彼の内股走りや腰のボウキャスターによる射撃、鮮やかな青い瞳、頭や口の微妙な仕草まで、全てのシーンでそれを見ることができます」「彼は車椅子生活から復活して、再び立ち上がり、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でまたチューバッカ役を成し遂げました。また『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では、彼の後任者に指導しようと、コンサルタントをしていました。彼にとって、『スター・ウォーズ』ファミリーは、映画の役以上のものだったんです」とつづった。また、6月29日に家族や友人向けに告別式を行うほか、12月にはファンのためにより大きな催しを開催することが発表されている。今のところ、ピーターの死因については発表されていない。ピーターの死を受けて、「スター・ウォーズ」シリーズの共演者マーク・ハミルが追悼の意を示している。ルーク・スカイウォーカー役でお馴染みのマークはツイッターで、「彼は、とても優しい大男で、僕を常に笑顔にしてくれる体よりもさらに大きなハートを持った大好きな親友だった。僕らの思い出に感謝している。彼と知り合えたことだけで僕はより良い人間になっている。ありがとう、ピーター」とつづった。マークのほかにも、ウィリアム・シャトナーやジョージ・タケイ、パットン・オズワルトなどから追悼のメッセージが届いている。(C)BANG Media International
2019年05月04日身長218センチ、『スター・ウォーズ』シリーズのチューバッカ役で知られるピーター・メイヒューが亡くなったことが明らかになった。74歳だった。ピーターの家族が本人のSNSにて報告。「ピーター・メイヒューの家族です。私たちは深い愛に包まれ、悲しみに暮れています。大変残念なことですが、ピーターが亡くなったことをお知らせしなければなりません。彼は2019年4月30日の夜、ノーステキサスの自宅で私たちに見守られながら旅立ちました」という文章から始まる長文レターが掲載されている。それによればピーターは『スター・ウォーズ』旧三部作と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』に出演後、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でチューバッカを再演。当時は車椅子生活を送っていたが、自身を奮い立たせチューバッカを演じ切ったという。チューバッカ役としてはこれが最後の出演作となったが、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では“チューバッカ・コンサルタント”として助言した。まさに、チューバッカに全身全霊を注いだ人生だったそうだ。『スター・ウォーズ』のメンバーと一生ものの友情を築き、世界中を飛び回ってファンと交流したピーター。チューバッカの知名度を活かし、チャリティー活動にも献身的で妻のアンジーさんとNPO団体「ピーター・メイヒュー基金」を設立した。6月29日に家族と友人を集めたお別れ会が開かれる。また、12月の初めにロサンゼルスで開催される『スター・ウォーズ』ファンのためのイベント「エンパイア・コン」でもお別れ会を行い、ピーターの私物やコレクションを展示するとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開© 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rightsスター・ウォーズ/最後のジェダイ 2017年12月15日より全国にて公開ⓒ 2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年05月03日俳優のハリソン・フォードは、『スター・ウォーズ』のハン・ソロとチューバッカの関係をまるで老夫婦のようだと思っているという。来月公開となる『スター・ウォーズ/フォース覚醒』でおなじみのハン・ソロ役を演じているハリソンは、ピーター・メイヒュー演じるチューバッカとの間柄についてエンパイア誌に「何よりもこの2人はまるで老夫婦のようなんだよ。新作映画の中でもいつもと変わらない2人を見ることができるよ」と話す。さらに、ハン・ソロとチューバッカが再会を果たしたシーンのことを「みんなも想像できると思うけど心地よいものだったね。古い友人たちに会うのはとても喜ばしいことだからね」と思い返した。つい先日には、レイア姫役で再び新作に登場するキャリー・フィッシャーがあるインタビューに対して「私はずいぶん前にレイア姫と認識されていることを受け入れたの。それは私という人間の中の大きな一部として共存しているからね。この映画に出演することにためらいはなかったわ」と語っており、さらに自身の年齢でも役をもらえたことに喜びを感じると言い、「私は女優だからハリウッドでは30歳を超えると仕事をもらうのが難しくなるの。もしかしたら今は40歳になっているかもしれないけどね」と続けていた。(C)BANG Media International
2015年11月27日『スター・ウォーズ』シリーズでチューバッカを演じたピーター・メイヒューが3日(現地時間)、映画に登場する武器「ライトセイバー」を模した杖を機内に持ち込もうとして、コロラド州のデンヴァーの空港で足止めされる事態が発生した。69歳のメイヒューはデンヴァーで開催されたコミコンに出席し、テキサス州の自宅に戻るところだった。空港で米国運輸保安局(TSA)の職員に制止されたメイヒューはTwitterで「(TSAが)空港内での杖の使用を許可しない!」と怒りをつぶやいたが、直後に「TSAに効く魔法の言葉は“お願いします(please)でも“ありがとう(thank you)”でもない。“Twitter”だ。杖は解放され、帰宅する」と報告した。身長7フィート3インチ(約2.2メートル)のメイヒューは現在歩行が困難な状態で移動には車椅子を使用することも多く、杖なしでは歩くことができない。一方、対応したTSA職員は、杖が非常に重くて武器になる可能性があり、ほかの乗客に危険を及ぼすこともあると考えたという。メイヒューは「大男には大きな杖が必要だ。小さな杖は爪ようじみたいなもの。私のライトセイバー杖はとてもクールなんだ。なくなったら困る」とつぶやいた。(C) Getty Images(text:Yuki Tominaga)
2013年06月12日