2019年7月3日(水)、渋谷ヒカリエ7Fにオープンした「伊右衛門サロン」。「フタバフルーツパーラー」や「発酵居酒屋5/発酵7」などのブランドを展開するカフェ・カンパニー株式会社(以下、カフェ・カンパニー)と、220年以上日本のお茶づくりを支えてきた創業寛政2年の株式会社福寿園(以下、福寿園)、そして「サントリー緑茶 伊右衛門」を展開するサントリー食品インターナショナル株式会社(以下、サントリー)の3社が協力して開業しました。「お茶を通じた健やかで活き活きとしたWell-Beingな人生の提案」をミッションとした、日本茶を中心とするカフェです。日本茶がライフスタイルと文化を作るお茶を入れる「急須」が作られたのは1730年代後半。その後、1750年代から急須を使ってお茶を入れる文化が発展しそうです。つまり、私たちは約270年もの間、生活の中でお茶を飲み続けてきました。ところが、近年は急須を使う人や家でお茶を飲む人が減り、茶葉の消費量が減少傾向にあります。カフェ・カンパニーの楠本社長は、「日本人はお茶を通じて文化・生活をつくってきた背景がある」と言います。そして、これから訪れる「人生100年時代」に必要な、ライフスタイルの先にある「Well-Being」=「人間性の回復や、身体と精神とが健やかで、幸福であること」を叶えるため、長らく人の生活文化をデザインしてきたお茶を通じて、健康な心と身体を創造したいと考えています。サントリーの常務執行役員である沖中直人氏も、「100年ライフプロジェクト」を2018年9月にかかげ、「お茶の飲み方が多種多様になった現代だからこそ、日本茶をもっとコンテンポラリーに提供して、お茶が持つ“人を引き寄せる力”を伝えたい」と、サロンの展開に力を入れます。お茶が「真ん中」にあるカフェ ―お茶を通じて「食・心・身体」を育む―「Well-Being」をモットーとした伊右衛門サロンでは、お茶を中心にフード・デザートメニューが考案されました。伊右衛門サロンのティーメニュー伊右衛門サロンで提供されるティーメニューは、古くから日本のお茶づくりを支えてきた福寿園が提供する「宇治茶」を使用。氷水で一晩かけてゆっくりと抽出した味わい深い「水出し茶」をはじめとする、厳選した抹茶、煎茶、ほうじ茶などが豊富なラインナップで楽しめます。日本茶をアレンジしたソフトドリンクやアルコールのほか、フルーツやハーブを使ったビネガードリンク「Shrub(シュラブ)」にお茶を組み合わせた抹茶ドリンク、野菜や果物を加えた見た目のコントラストも美しい「ベジタブル抹茶ラテ」など、ヘルシーで栄養も摂れるメニューが並びます。ティーメニューの開発には、「World’s 50 Best Sommeliers」 にも選出されたソムリエの梁世柱(ヤンセジュ)氏を中心に結成。バラエティに富んだお茶の世界を堪能することができます。ソムリエの梁世柱(ヤンセジュ)氏「食のバリアフリー」を目指すヴィーガンスイーツ伊右衛門サロンで提供されるスイーツは、卵、牛乳などの動物性食材を一切使用しない、「100%植物性のヴィーガン・デザート」。まるで洋菓子のような華やかなおはぎ「cohagi(コハギ)」や、お茶をふんだんに使ったパフェ、パンケーキ、ティラミス、かき氷など、目にも美しく、だけど身体と心に優しい、お茶に合うおやつがラインナップされています。ヴィーガンスイーツの開発を担当したのはカフェ・カンパニー専属エグゼクティブであり、ヴィーガン・パティシエの岡田春生氏。マクロビの知識を活かして作られるヴィーガン・スイーツは、美味しいことはもちろん、ヴィーガンとノン・ヴィーガンの垣根をなくしたいという食への想いもありました。ヴィーガン・パティシエの岡田春生氏「ヴィーガンの友達と一緒に行く店がない、という話をよく耳にします。仲のいい友人同士が一緒のレストランで同じように楽しめない。食の楽しみが減ってしまうという課題を解決したいと思いました。ヴィーガンの人もそうでない人も、食べることをみんなで楽しんでほしい。」「それに、身体に負担の少ない食材を使えば、ご飯をしっかり食べた後でも気にせずデザートまで楽しめますよね。食事の最初から最後のデザートまで、味わって、楽しんでほしい。ヴィーガン・スイーツをつくることで、食のバリアフリーを適えていくことがこれからのミッションだと思っています。」イチゴと紫芋の「cohagi(コハギ)」をいただきました。小ぶりなおはぎですが、食べ応えがあって一個で十分な満足感。香りが良く、素材の風味が一口ごとに味わえます。スイーツとしてしっかり甘みはありますが、きび砂糖などの天然砂糖を使用しているので、ミネラルやビタミンが豊富な罪悪感のないベジスイーツです。お茶に合わせた身体に優しいフードメニューお茶に合わせるフードは、ご飯・お味噌汁・メインのおかずなど、定食スタイルでバランスよく食事が味わえる「伊右衛門サロンのセットメニュー」や、京都の「蒸し寿司」をアレンジした蒸篭で食べる温かいちらし寿司など、糖質やカロリーを抑えながらも満足感の高いフードメニューが揃いました。セットメニューでは、日本茶と副菜のおばんざいをビュッフェスタイルで好きなだけ楽しむことができます。一晩かけて抽出した「水出し茶」など4種類のお茶が味わえる「日本茶バー」では、緑茶・ほうじ茶(日によって玄米茶)に加え、ハーブとフルーツの入ったボタニカルティーがラインナップ。「おばんざいバー」には、生野菜と約8種類のおばんざいが取り揃いました。生野菜に合わせるドレッシングにもお茶が使われているのは、伊右衛門サロンならでは!珍しい納豆ドレッシングは、納豆独特のにおいはなく味噌のような味わいです。昔ながらの日本食をアレンジした、見た目にも鮮やかで元気の出るおかずが食べ放題のセットメニュー。一日に必要な量の野菜は、このおばんざいバーで摂れてしまいそうです。フードメニューを監修したのは『作ってあげたい彼ごはん』の著者で、料理家のSHIORIさん。素材の味が染み渡る優しい味付けのご飯は、毎日通って食べたくなる、身体のことを考えたメニューです。料理家のSHIORIさんテアニンが豊富な日本茶で心も身体も健康に日本茶(緑茶)の成分と言えば「カテキン」が有名かと思います。カテキンはポリフェノールの一種で、お茶の渋み成分です。熱いお湯でお茶を入れるとカテキンが多く抽出され、その分渋みも強くなります。反対に、茶葉を水出しすると「テアニン」という成分が多く抽出されます。テアニンはアミノ酸の一種で、お茶の旨みと甘みの成分です。サントリーが九州大学と共同で行った「緑茶テアニンと糖尿病」に関する研究では、テアニンを摂取することで将来の糖尿病発症リスクを低減する可能性があるということがわかってきました。糖尿病は生活習慣病と呼ばれる疾患の一つで、脳卒中や心疾患、認知症など様々な病気を引き起こす要因となります。伊右衛門サロンで提供されるお茶は、水出しでゆっくりと抽出するので、テアニンが多く含まれています。また、テアニンが多いお茶は、茶葉の旨み・甘みがしっかり感じられるので、何杯でもおかわりしたくなるおいしさ。さらには、テアニンにはリラックス効果もあるらしく、一日のうちであれば午後に摂取するのが良いそうです。お茶を飲むことで心と身体に良い成分を取り入れながら、食事をおいしく楽しむことが健康の秘訣!日本茶で健康習慣を取り入れてみては?「よくお茶を飲む人は病気にならない」と聞いたことがありますが、古来よりお茶文化のある中国では、古い書物の中に「お茶を飲んで毒を消した」という逸話が残っているほどです。その昔、「お茶は薬である」と言われたのも、カテキンやテアニン、タンニンなどの成分が、免疫力を高め脂肪を分解することで、健康維持をサポートしていたからかもしれません。これからは、休憩中の一杯に日本茶を取り入れてみてはいかがでしょうか?まずは本格的なおいしい日本茶を楽しみに、伊右衛門サロンへ足を運んでみてください! 伊右衛門サロン渋谷ヒカリエ店アクセスJR「渋谷駅」直結(渋谷ヒカリエ7F)営業時間11:00〜23:30(日曜日のみ11:00〜23:00)
2019年07月20日(画像はプレスリリースより)2つのアミノ酸「テアニンとシスチン」を大事にした、アミノ酸のサプリメント味の素株式会社は「抵抗活力(R)アミノ酸シスチン&テアニン」を全国で2013年9月18日から発売する。医療の機関向けで、また栄養の管理が必要な環境で、健康を生み出すパワーと元気になるパワーを目覚めさせたい方をターゲットとしている。アミノ酸の「テアニンとシスチン」を取り合わせて補充することで、「抵抗活力(R)」が増加することに気づき、特許を米国・欧州・日本で取得している、世界で認められた味の素からのアミノ酸サプリメントだ。また1本あたりの量が1.7gで、すでに発売されている商品と同じだが、今回の、商品のスティックの数は、一箱につき10本入りになっている。パッケージはピンク系を基調として一目で、この商品の大事な栄養成分が理解できる。また栄養管理や健康を大事にしている方が興味を持つ、明るいデザインとなっている。商品の中身と、「テアニンとシスチン」について商品のスティック1本あたり、「テアニン」が280mgで、「シスチン」が700mg含まれている。顆粒(かりゅう)状の食品なので、水などと一緒に飲みやすい。また一日あたりスティック1本が目安になっている。「テアニン」は緑茶に豊富に保有されている。そして「シスチン」は鶏肉などに含まれている。テアニンもシスチンもアミノ酸の一種である。【参考リンク】▼味の素株式会社元の記事を読む
2013年09月14日会社の上司に理不尽に怒られたりすると、腹が立ちますよね。ただ、部下にイライラをぶつけてるだけじゃないの? と思ってしまうことも。40~50代ぐらいの男性上司は、イライラしている人が多いような気がします。そんな気がするだけ…? 実は調査で明らかになっていたから驚きです。それは、株式会社シタシオンジャパンが、全国主要都市の40~50代男性の職場・家庭におけるストレスの状況と、この世代を夫や上司に持つ女性に対し、彼らの印象について調査したもの。(調査期間は2013年5月2日~6日、東京、名古屋、大阪、福岡の40~50代の男性1,000人、40~50代の夫/上司を持つ女性各300人が調査対象)その結果、20~30代の頃と今を比較したところ、63.8%が日常生活で「イライラを感じる」、66.4%が「若い頃と比べ“イライラ”頻度が増えた」と答え、7割近くの男性が今のほうが“イライラ”しているよう。“イライラ”する40代、50代、つまり「イラフォー」「イラフィフ」がたくさんいるということです。このような男性に対し、当然周囲の女性は冷めた目でみているようです。家庭では“イライラ”する40~50代夫に対し、約4割の主婦が「夫との生活に不安を感じている」と回答したとのことですから、深刻ですね。職場でも、部下の女性は「尊敬できない』」(7割超)、「嫌悪感を感じる」(約7割)、「みっともない」(6割超)と回答。これにはうなづける、という人も多いのでは?実はこの“イライラ”、周囲の人に迷惑なだけでなく、男性自身にも「男性更年期障害」という怖い影響をもたらす可能性があるとか。男性医学を専門とする順天堂大学医学部・大学院医学研究科 堀江重郎教授は、「日常的な“イライラ”により男性ホルモンの分泌が妨げられてしまうことで、50代から発症しやすい男性更年期障害を誘発してしまう可能性がある」と指摘しています。また、連日のうだるような暑さが原因で、外回りから帰ってきた上司の“イライラ”がさらに増すことも考えられます。その“防衛”のためには、日々の生活の中で彼らの“イライラ”を減らすことが大切となってきます。そのためには、お茶にしか含まれていないリラックス成分「テアニン」がおススメだそう。「テアニン」が多く含まれるのは、実は「抹茶」なのだとか。テアニンの効用について、国立精神・神経医療センター神経研究所疾病第三研究部部長、功刀(くぬぎ)浩先生が「『テアニン』には神経伝達物質の動きを調節して脳の興奮を抑え、“イライラ“を軽減する働きがあること」を発表しています。そのほかにも「『テアニン』は副交感神経を活発化させ、興奮した際に摂取すれば、心拍の乱れや激しい動悸を和らげる力があること」、「『テアニン』を摂取すると、リラックスした状態で多く出るというα波が多く出ること」など、さまざまな専門家がテアニンの効用について発表しているそう。“イライラ”している上司が「テアニン」を摂取することで少しでも“イライラ”を抑えられたら、仕事を気持ちよくすることができるかも!? 「テアニン」を摂取してもらうためにも、抹茶が含まれている飲み物を飲んでもらうのもひとつの方法として使えそう。最近では、ペットボトル用お茶のCMでも、夫婦タレントが抹茶入りを特徴としてメッセージしていますよね。場所を選ばず手軽に摂取する方法としていいかもしれません。彼らの“イライラ”も、原因のひとつには家族や部下を守る責任の大きさにあるのかもしれません。良好な関係作りのためにも、ブレイクタイムに上司にオススメしてみてはいかが?
2013年07月11日