ジェニファー・リーが、『アナと雪の女王』3作目では監督をしないことがわかった。リーは、クリス・バックとともに、過去2作を監督し、大ヒットに導いた。リーによれば、3作目のストーリーのアイデアはスタジオ内の別のアーティストから来たとのこと。まったく新しい方向性で、リーは非常に気に入っているそうだ。ただし、リーはウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーなので、3作目にも深くかかわることは間違いない。新たな監督が誰なのかは不明。『アナ雪』3作目が作られることは、今年2月、『ズートピア2』 『トイ・ストーリー5』の企画とともに発表された。文=猿渡由紀
2023年06月20日アン・リーの次回監督作に、息子メイソン・リーが主演することがわかった。ブルース・リーの伝記映画で、メイソンはこの3年間、アジアでトレーニングを受けてきたという。メイソンは、父が監督した『ビリー・リンの永遠の一日』のほか、香港や台湾の作品にも出演してきた。脚本は、『フォックスキャッチャー』『カポーティ』のダン・ファターマンが現在執筆中。ソニーの3000ピクチャーズが製作する。アン・リーの最近作は、ウィル・スミスが主演した『ジェミニマン』。文=猿渡由紀
2022年12月01日リーガル(REGAL)とミネトンカ(MINNETONKA)のコラボレーションによるウィメンズのモカシンシューズが、2021年11月19日(金)、全国のリーガルの専門店「リーガル シューズ(REGAL SHOES)」ほかにて発売される。定番モカシンシューズをアレンジコラボレーションで登場するのは、ミネトンカを代表するモカシンシューズをベースにしたローカットとハイカットの2型だ。ローカットモデルは、定番のモカシンシューズのデザインを、トラッドなタッセルでアレンジ。キャメル、ライトグレー、ダークブラウンの3色を取り揃える。一方でハイカットモデルは、甲部分のキルトと足首を囲む革ひもがポイント。また、柔らかく包み込まれるような履き心地を提供する本モカシン製法を採用している。カラーは、キャメルとダークブラウンの2色展開だ。詳細リーガル×ミネトンカ発売日:2021年11月19日(金)取扱店舗:リーガル シューズ全店、リーガルコーポレーション公式オンラインショップ展開アイテム:・モカシン 14,300円カラー:キャメル、ライトグレー、ダークブラウンサイズ:S / M / L / LL・ハイカットモカシン 15,400円カラー:キャメル、ダークブラウンサイズ:S / M / L / LL【問い合わせ先】株式会社リーガルコーポレーションTEL:047-304-7261
2021年11月20日『女王陛下のお気に入り』『沈黙 ーサイレンスー』などアカデミー賞の候補作を続々と送り出す気鋭の映画スタジオ「ウェイポイント・エンターテインメント」が放つテレンス・マリック監督作『ソング・トゥ・ソング』。この度、マイケル・ファスベンダー、ライアン・ゴズリングが監督の魅力について語った。本作で初めてテレンス・マリック監督作品に出演したゴズリングとファスベンダーが、その独特な撮影方法で知られる監督について語り、互いに監督の“魔術師ぶり”に絶賛を贈る。ファスベンダーは「今まで経験したことのない感じでした。とても激しく、何かに挑戦する感じで、やりがいのある、面白く、恐ろしい経験でもありました。彼は常に執筆していて、特に決まった台本があるわけではないので、台詞を短時間に覚えるのは大変でした」と打ち明ける。「監督は書いたセリフを読ませてくれますが、ほとんど即興でやらなくてはいけません。作品は、監督が実権を握っている即興で成り立っています。監督は唯一無二の存在で、この国の偉大な詩人のひとり。自分にとってはマリック作品に出演するのは夢であり、学校に戻っていろいろと学び直しているような感じでした」と、そのオリジナルな撮影方法に苦心しながらも初心を思い出すような感覚に刺激を受けたよう。一方、ゴズリングも「まったくそのとおりです。皆、マリック作品に出演したい、一緒に仕事がしてみたいと思っていて。テレンス・マリックは、作品を数秒観ただけで彼の作品だと分かる数少ない監督です」と言う。「これは非常に稀有なことで、その監督作に出演するのも同じように貴重で刺激的です。ふつうの映画作りとまったく異なるやり方、アプローチで映画を作るし、常に何かを探しているというか求めていて、毎日自分がそれのお手伝いができるのが嬉しい。全く新しい未知の経験でした」と撮影をふり返る。「例えば、突然パティ・スミスが現われて数日一緒に過ごしたり、撮影したり。ユニークな経験の連続で、今まで培ってきたものや知ったり学んだりしてきたことをすべて置き去りにして、ただただ飛び込んでいく。本当に素晴らしい経験でした」と、作品に参加できた喜びを明かしている。『ソング・トゥ・ソング』は12月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソング・トゥ・ソング 2020年12月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2017 Buckeye Pictures, LLC
2020年11月30日ルーニー・マーラ、ライアン・ゴズリング、マイケル・ファスベンダー、ナタリー・ポートマンらが豪華共演するテレンス・マリック監督の最新作『ソング・トゥ・ソング』。この度、パティ・スミスら有名ミュージシャンが本人役で多数出演することが明らかとなった。タイトルの通り“音楽”がテーマの本作。これまでのマリック監督作品でよく使われていたクラシック音楽から一転、本作ではポピュラー音楽がキャラクターを結びつける重要な役割を果たしている。映画の製作が始まるとマリック監督は少数のクルーと映画の舞台となる音楽の街・オースティンの3大フェスティバルに赴き、毎年夏に開催されているオースティン・シティ・リミッツ・フェスティバル、音楽祭、映画祭、インタラクティブフェスティバルなどを組み合わせた、大規模なサウス・バイ・サウスウェスト、インディ指向のファンファンファン・フェストで撮影を始めた。そして、本作に一緒に参加してくれるミュージシャンも幅広く集めたという。パンクのゴッドマザーとして知られるパティ・スミスは、ルーニー・マーラ演じる主人公のフェイに多大な影響を与える存在として重要な役割を果たしている。マーラは「彼女との出会いは、私が決して忘れることのできない、信じられないほど特別な体験だった。人生や愛について彼女の言いたいことを全部聞くことができてラッキーだった」とコメント。音楽監修のローレン・ミクスは「パティは深い愛やつながりを持つ戦士のようなアーティストと結婚する方法についてアドバイスするから、フェイにとって、よき師であり指導者となる。パティは本当に自然体で自分の人生について話していて、そういう意味では、この映画で素晴らしい存在になった」と語る。また、スウェーデンのインディ・シンガーソングライターのリッキ・リーは本作で演技に初挑戦し、ライアン・ゴズリング演じるBVの恋人の1人でミュージシャン仲間の役を演じている。ほかにも、「ブラックリップス」、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」、イギー・ポップ、ジョン・ライドンらあらゆる世代の有名ミュージシャンが多数本人役で出演することになり、本作の見どころの1つとなった。また、フェイの参加するバンドのリードボーカル役を『トップガン』『バットマン フォーエヴァー』などのヴァル・キルマーが演じている。なお、11月13日(金)よりムビチケオンライン券の発売がスタート。購入者特典として海外ポスタービジュアル計8点の壁紙画像をプレゼントする。『ソング・トゥ・ソング』は12月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソング・トゥ・ソング 2020年12月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2017 Buckeye Pictures, LLC
2020年11月13日ルーニー・マーラ、ライアン・ゴズリング、マイケル・ファスベンダー、ナタリー・ポートマン、ケイト・ブランシェットらが豪華共演するテレンス・マリック監督の最新作『ソング・トゥ・ソング』から、初映像となる特報と場面写真が一挙に解禁された。数々の映画賞を受賞し、世界を魅了し続けるマリック監督とアカデミー賞3年連続受賞の撮影監督エマニュエル・ルベツキとのコラボレーションで、魔術的ともいえる映像美で描く愛と裏切りのラブストーリー。特報映像では、何者かになりたいフリーターのフェイ役のルーニー、売れないソングライターのBV役のライアン、成功した大物プロデューサーのクック役のマイケル、夢を諦めたウェイトレスのロンダ役のナタリーの4人の人生がそれぞれ交錯する様子が描かれている。「幸せはどこに?」と自分に問いかけ、絶望と孤独にもがきながらも人生で一番欲しかったものを見出していく様子が美しい映像によって紡がれていく。同時に解禁された場面写真では、電飾に絡まりながらフェイとBVが見つめ合う姿や、クックとロンダがダイナーでダンスする姿などカップルショット。そのほか、フェイがギターを演奏する姿や音楽フェスでの一場面なども切り取られている。『ソング・トゥ・ソング』は12月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソング・トゥ・ソング 2020年12月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2017 Buckeye Pictures, LLC
2020年10月28日《保守論客の中には、官邸から仕事をもらったり、選挙のたびに応援演説に行き少なくない謝礼をもらったりしている人がいる。まあ、それは許そう。しかし、そういう恩義で今回の官邸の対応を擁護しているとしたら、最低だと思う》作家の百田尚樹氏(64)のツイートが波紋を広げている。過去には安倍晋三首相(65)との対談本を出版したこともあった百田氏。しかし、新型コロナウイルス対策については安倍官邸を厳しく批判してきた。《私は個人的に安倍総理は好きだ。しかしそれ以上に、日本が好きだ。 日本のためにならない政策に対しては、厳しく批判する!》そう表明した百田氏は、政権内の楽観論や、政府が早急に中国からの入国制限を行わなかったことを新型コロナウイルスの存在が発覚した直後から厳しく批判してきた。だが、一方で、“応援団”と意見が対立し、議論となることもあった。そして飛び出したのが、冒頭のツイートだ。さらにこのツイートの直後、《まあ、あれだけ謝礼をもらえたら、官邸の悪口は言えんわな。選挙のたびに金が入るんやから》ともツイートしている。ちなみに、選挙の応援演説で謝礼を払うことも受け取ることも、公職選挙法違反に問われる可能性がある。実際に、2016年の参議院議員通常選挙では、応援演説の見返りに現金を受け取ったとされるタレントのテレンス・リー氏(55)が逮捕されている。《はい。 金は腐るほどあるんで、買収されません》という百田氏。謝礼を貰ったという保守論客の名前も、渡した側の政治家の名前も明かしてはいないが、このツイートはまだまだ波紋を呼びそうだ。
2020年02月24日第72回カンヌ国際映画祭において「人間の内面を豊かに描いた作品」に贈られるエキュメニカル審査員賞を受賞した巨匠テレンス・マリック監督最新作『A Hidden Life』が、邦題『名もなき生涯』として2020年2月21日(金)に公開決定、予告編が解禁となった。カンヌ国際映画祭パルム・ドールや監督賞、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞するなど、唯一無二の映像体験によって観る者を別次元へと誘う映画監督テレンス・マリックが、46年のキャリアの中で初めて実在の人物を描いた本作。76歳を迎えた巨匠が作家生命をかけ、第2次世界大戦下、ヒトラーへの忠誠を拒絶し自らの信念に殉じた一人の農夫フランツの生涯を、力強く崇高に描き切る。この度解禁となった予告編に映し出されるのは、神の存在を身近に感じさせるような、山と谷に囲まれた村の美しい光と風景。そして、決してナチスドイツには屈せず、あまりに不条理な現実を前にしても、妻や娘への愛と自身の信念を貫き通そうとしたフランツの姿。いま伝えなければと巨匠を駆り立てた、人間の真実と尊厳に迫る彼の姿が魂を揺さぶる映像となっている。『名もなき生涯』は2020年2月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月01日映画『名もなき生涯』が、2020年2月21日(金)に公開。監督は、『ツリー・オブ・ライフ』『シン・レッド・ ライン』を手掛けたテレンス・マリック。第二次世界大戦下、愛と信念に生きた1人の男の物語物語の舞台は、第二次世界大戦下、ドイツの侵攻とともにナチスの支配下に入ったオーストリア。度重なるナチスドイツの従軍指令とその軍門に降った教会の指示に従わず、ひたすらに自分の信念と妻や娘への愛に生きた一人の誠実な農夫 フランツ・ヤゲルシタッターの生涯が描かれる。主演に、ドイツの俳優アウグスト・ディール主演を務めるのは、『イングロリアス・バスターズ』『マリアンヌ』に出演したドイツの名優アウグスト・ディール。また、『ベルリン・天使の詩』『ヒトラー ~最期の 12 日間~』で知られ、今年2月に逝去したブルーノ・ガンツも出演。遺作となった本作の重厚な物語をしっかりと支える重要な役割を担っている。カンヌ&トロント国際映画祭出品なお『名もなき生涯』は、第72回カンヌ国際映画祭において、「人間の内面を豊かに描いた作品」に贈られるエキュメニカル審査員賞を受賞している。【詳細】映画『名もなき生涯』公開日:2020年2月21日(金)キャスト:アウグスト・ディール、ヴァレリー・パフナー、ブルーノ・ガンツ ほか原題:A Hidden Life配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2019年09月09日ナチスの脅威に屈さず己の信念を貫き通し、揺るぎない家族への愛を胸に生きた男の実話を描いた巨匠テレンス・マリック監督最新作『A Hidden Life』(原題)が日本公開されることが決定した。本作の舞台は第二次世界大戦下、ドイツの侵攻とともにナチスの支配下に入ったオーストリア。度重なるナチスドイツの従軍指令とその軍門に降った教会の指示に従わず、ひたすらに自分の信念と妻や娘への愛に生き36歳で殉教した1人の誠実な農夫、フランツ・ヤゲルシタッターの“知られざる生涯”を描く。監督・脚本は、名誉ある賞に輝いた『天国の日々』『シン・レッド・ライン』『ツリー・オブ・ライフ』などを代表作に持ち、他の追随を許さぬ独自の美学に貫かれた傑作を生み出し続ける伝説的映画監督テレンス・マリック。圧倒的な映像美と涙を誘うストーリーテリングで、彼の輝かしいキャリアの中でもさらなる頂点を極めたとの呼び声も高い。主演は、『イングロリアス・バスターズ』『マリアンヌ』などの出演で国際的にも知られ、第92回アカデミー賞主演男優賞部門でも有力候補として俄然注目される、ドイツを代表する名優アウグスト・ディール。また、『ベルリン・天使の詩』『ヒトラー~最期の12日間~』などで知られ、惜しくも2月に亡くなり本作が遺作となった名優ブルーノ・ガンツが、この重厚な物語をしっかりと支えている。今年開催の第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品、公式上映後には、万感のスタンディングオベーション&拍手喝采が巻き起こった本作。映画評論家からも「パルムドール受賞の『ツリー・オブ・ライフ』以来の最高傑作」「まさに天才の仕事」「途方もなく美しく、胸が張り裂ける作品」といった最高評価が相次いだという。また第44回トロント国際映画祭への出品も決定している。早くも本年度の賞レースにおける重要作品として世界中から注目を集めている本作に期待したい。『A Hidden Life』(原題)は2020年2月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年09月06日寡作にして発表する作品は常に高い評価を受け、まもなくクリスチャン・ベイル主演『聖杯たちの騎士』の日本公開も控えるテレンス・マリック監督。このほど、その最新作『Voyage of Time: Life’s Journey』が、邦題『ボヤージュ・オブ・タイム』として2017年3月より全国公開することが決定。合わせてポスタービジュアルと本予告が解禁となった。カンヌ国際映画祭では『天国の日々』(’78)で監督賞を、『ツリー・オブ・ライフ』(’11)でパルムドールを、さらにベルリン国際映画祭では『シン・レッド・ライン』(’98)で金熊賞を受賞したテレンス・マリック。アカデミー賞にも数々ノミネートされ世間を賑わしてきた偉才が、40年のライフワークの集大成として世に送り出す渾身作となる本作。『ブルージャスミン』でアカデミー賞を受賞し、『聖杯たちの騎士』にも出演している女優ケイト・ブランシェットがナレーションを務め、製作にはブラッド・ピットが名乗りを挙げている(ブラッドは40分のIMAX版ナレーションも担当)。描かれるのは、宇宙創生、そして生命の歩み。今回解禁となる本予告では、『ツリー・オブ・ライフ』でも触れられたような圧倒的な映像美が繰り広げられる。「白昼夢のような、未体験の感覚」(THE NEW YORKER)、「圧倒的な自然美に眼福。愛を綴ったポエムのような作品」(Variety)、「スクリーンに“奇跡”がおこる。緻密で壮大な作品に、ひれ伏し魅了される」(SCREEN)といった海外評にもあるように、想像を超え続ける未曽有の90分。その一端を、まずこちらから覗いてみて。『ボヤージュ・オブ・タイム』は2017年3月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日クリスチャン・ベイルが、ナタリー・ポートマン、ケイト・ブランシェット、イモージェン・プーツらアカデミー賞女優から新鋭女優まで6人の美女と関わる、テレンス・マリック監督作『聖杯たちの騎士』。このほど、独特の撮影スタイルで知られる巨匠監督の手法をとらえた、クリスチャンとナタリーによる美しい本編シーンが解禁となった。気鋭の脚本家リックが、ハリウッド映画の脚本依頼を請けたことをきっかけにセレブな生活に溺れていき、人生に彷徨い始める物語。リックは、6人の女性たちとの愛の記憶の中で、改めて自分の過去と向き合い始めるのだ。台本を役者に渡さず、俳優たちの即興芝居をうながすなど、その独特な撮影方法でも知られるテレンス・マリック監督。本作でも、撮影中に監督が主人公リックを演じるクリスチャンの役柄の設定を話しながら、その場で彼が反応する演技をしていくこともあったようだ。また、撮影監督としてマリック監督の映像美を支えるのは、『ゼロ・グラビティ』から『レヴェナント:蘇えりし者』まで、3年連続アカデミー賞受賞のエマニュエル・ルベツキ。あるときは、マリック監督とルベツキから高性能小型カメラ(GoPro)を渡されたクリスチャンは、「あの役と一緒にドライブに行ってきて」と言われ、小型カメラを手に持ったり、ダッシュボードに置いたり、ただ会話をしたり、散歩したり、時には泳いだりもしたという。ところが、そのときにハプニングが!クリスチャンが泳いでいる最中に、マリック監督のフッテージが大量に入った高性能小型カメラが、波にさらわれてしまったのだ!驚いたクリスチャンとスタッフたちは何時間も探したが、結局カメラは見つからず、いまも海の底に眠っているとか…。今回届いた映像は、その決定的瞬間!ではないものの、クリスチャンとナタリーが波打ち際でラブラブに戯れるシーンを収めたもの。マリック監督の独特な撮影方法を垣間見ることのできる貴重な映像となっている。『聖杯たちの騎士』は12月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日ドラキュラ役で知られる俳優クリストファー・リーが亡くなった。93歳だった。その他の情報英国俳優のリーは、270本以上の映画に出演し、最も多くの出演作をもつ俳優としてギネスブックに記載されている。初めてドラキュラとしてスクリーンに登場したのは、1958年の『吸血鬼ドラキュラ』。以後、8度この役を演じた。そのほかの出演作に『フランケンシュタインの逆襲』『シャーロック・ホームズの冒険』『007 黄金銃を持つ男』『三銃士』『1941』『スリーピー・ホロウ』『アリス・イン・ワンダーランド』『ダーク・シャドウ』などがある。『ロード・オブ・ザ・リング』『スター・ウォーズ』『ホビット』シリーズにも複数回出演した。1961年にデンマーク人のモデル、ギッテ・クロエンケと結婚。夫妻には娘がひとりいる。『007』シリーズの原作者イアン・フレミングは従兄弟にあたる。文:猿渡由紀
2015年06月12日『トゥルー・グリッド』で映画初出演を果たし、弱冠14歳にして見事アカデミー賞助演女優賞ノミネートを果たしたヘンリー・スタインフェルド主演『ベアリー・リーサル』より、本編映像の一部がこのほど解禁となった。幼い頃から暗殺者養成学校で鬼教官ハードマン(サミュエル・L・ジャクソン)に訓練されてきた少女メーガン(ヘイリー・スタインフェルド)は普通の生活を送ることに憧れていた。学校でトップの成績の彼女は、ある日、スゴ腕美人暗殺者ヴィクトリア(ジェシカ・アルバ)の捕獲指令を受ける。生け捕りには成功するが、その過程でメーガンは仲間とはぐれてしまう。これを機に彼女は自分の死を偽装。カナダの交換留学生としてまんまとアメリカの一般家庭に潜り込み、高校生活を満喫しようとする。しかし、そんな中ヴィクトリアが脱走。彼女の魔の手がメーガンに迫る。第83回アカデミー賞で10部門にノミネートされたコーエン兄弟監督作『トゥルー・グリット』で映画初出演を果たし、その後も『はじまりのうた』、『ラストミッション』、『エンダーのゲーム』など大作、注目作に立て続けに出演している、18歳の若手女優ヘンリー・スタインフェルド。彼女が主演を果たした『ベアリー・リーガル』が、5月16日(土)~6月26日(金)に新宿シネマカリテにて開催される「カリコレ2015」にて上映される。共演は、『シン・シティ 復讐の女神』などで日本でも絶大な人気を誇るジェシカ・アルバ。本作では、主人公と敵対するゴージャスなブロンドヘアの武器商人を演じる。さらに、子どもを暗殺者に育て上げる鬼教官を『アベンジャーズ』シリーズのサミュエル・L・ジャクソンが演じる。監督は、『スター・ウォーズ』ファンの若者が繰り広げるおバカ珍道中を描き、日本でもファンの熱い署名活動の末、ようやく劇場公開に辿り着いた伝説の作品『ファンボーイズ』のカイル・ニューマン。音楽は、名優ロビン・ウィリアムズの最後の主演作『余命90分の男』、『ヤング≒アダルト』『JUNO/ジュノ』のマテオ・メッシーナが担当し、サンダンス、カンヌ、トロントなど主要な映画祭にも採用される実力派の彼が各場面を盛り上げる魅力的な楽曲を提供している。今回解禁された映像では、ジェシカ・アルバ演じる武器商人ヴィクトリアを捕えるために、単身敵地に乗り込んだヘイリー・スタインフェルド演じる少女アサシン・メーガンが、ヴィクトリアと激しい殴り合いを展開。二人の美女が敵意剥き出しで繰り広げる迫力満点のアクションには圧巻の一言だ。ブロンドの殺し屋を演じるジェシカ・アルバの挑発的な演技にも目が離せない。『モンスター上司』『白雪姫と鏡の女王』などを手掛けた本作のプロデューサーであるジョン・チェンは、ジェシのキャスティングに関して「私は『ダーク・エンジェル』の頃から彼女の大ファンだ。この役は『ダーク・エンジェル』に出演してた時の彼女のイメージに近い。アクションシーンが満載で、彼女はそれをスマートにやってのける。過剰に意地悪な演技をするわけではないけれど、彼女はこの映画では悪役だ。観客はそんな彼女の姿を楽しめるだろう」と語っている。少女アサシンと普通の女子高生の間で揺れるメーガンを演じるヘイリー・スタインフェルドと、ゴージャスなブロンドの殺し屋を演じるジャシカ・アルバ。彼女たちの新たな魅力を感じることができそうな本作を、ぜひチェックしてみて。『ベアリー・リーサル』は、5月16日(土)~6月26日(金)新宿シネマカリテ「カリコレ2015」にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月26日スパイ映画『ジョーカー・ゲーム』で敏腕スパイを演じている亀梨和也が、1月20日(火)に開催された試写会に登壇。亀梨さんは果たして本当にスパイに向いているのか?を測る“適性検査”を受けたが「女性に弱いちょっとHなスパイ」という結果に会場が沸いた。柳広司の人気小説を『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督が映画化。戦争に向けて緊張が高まる中、諜報を任務とする“D機関”の一員となった青年が、各国が入手を目論む新型爆弾の設計図を巡り奮闘するさまを描く。この日は、亀梨さんに加えて、軍事評論家で危機管理コーディネーターとしてバラエティ番組などでも活躍するテレンス・リー、心理コンサルタントの晴香葉子も出席し、フィジカルとメンタルの両面から亀梨さんの“スパイ適性”を診断!フィジカル面ではテレンスさんが投げたボールをどのようにキャッチするか?イスにどう座り、どのように立ち上がるか?さらに筋肉の付き方まで細部にわたってチェック。メンタル面では晴香さんが、様々な心理テストを仕掛け、その答えから亀梨さんの内面や人間性を探った。亀梨さん自身、検査前は自身はスパイに「向いてない!」と断言。「酒が入ると『オレ、スパイなんだ。マジで内緒ね!』って言っちゃいますよ(笑)」と語っていたが、結果やいかに…?まず、フィジカル面だがテレンスさんは「均整がとれた体ですが、大事なのは下半身。ふくらはぎのヒラメ筋が跳躍や粘りで一番大事ですがすごく発達してる。ぶら下がったりするときの広背筋もしっかりしてる!」」と絶賛。イスに浅過ぎず深過ぎず座ったことに関しても「浅いとすぐに動けるけど、疑われやすいし、深く座ると動けない。(亀梨さんは)完璧な座り方で文句のつけようのない!」と手放しで称賛する。唯一、マイナスだったのがボールのキャッチの仕方で、両手でしっかりと受けたのは「慎重さ」を表しているが、どちらの手も塞がってしまうのはスパイとしてマイナスと判断したとのこと。一方、心理面では「自宅に爆弾が仕掛けられました。どこから探す?」という問いに、亀梨さんは「リビング」と回答。これは、価値観、大事にしている場所を示すということだが、自室ではなく家族や客も来るリビングを選んだことは、自分のことではなく、家族や友人、恋人の方を大切にする性格を指しているとのこと。自分以外を優先する姿勢はスパイ向きと言えるが、晴香さんは「ハニートラップにかかりやすい性質。女性に弱いタイプ」とも指摘する。このほか、いくつかの設問への答えを踏まえ最終的に「93%」と高いスパイ適性を見出された亀梨さん。だが、晴香さんが最後に「チームに新たな女性メンバーが入ってきたとき、まず彼女のどこを見るか?」という問いを投げかけると、少し考え「目ですかね?」と答えた。晴香さんによると「目と答えた人は“見た目重視”」とのことで「タイプの女性に弱い」とも。やはり、スパイとして高い能力を輸しつつも、女性でつまづく傾向が見られるよう…。亀梨さんは「女性に弱い、ちょっとHなスパイ」という診断結果に「自覚あります(笑)」と語り、女性ファンで埋まった客席からは笑いと歓声が上がっていた。『ジョーカー・ゲーム』は1月31日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョーカー・ゲーム 2015年1月31日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ジョーカー・ゲーム」製作委員会
2015年01月20日12月に日本公開を控えている人気スパイアクションの最新作『007 スカイフォール』でボンドガールに抜擢されているベレニス・マーロウが、テレンス・マリック監督最新作の豪華キャスト陣に加わった。タイトル未定の本作にはクリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、マイケル・ファスベンダー、ライアン・ゴスリング、ルーニー・マーラ、ナタリー・ポートマンら豪華出演陣がすでにキャストに決定している。マリック監督は同時並行で進めている別の新作『To The Wonder』(原題)で『007/慰めの報酬』のボンドガール、オルガ・キュリレンコをキャストに迎えたもある。ベレニスは『007 スカイフォール』のPRツアーと並行して、今回の新作の撮影もこなす模様だ。同作は、テキサス州オースティンの生き生きとしたミュージック・シーンを背景にした、セックスと裏切りが相俟った2つの三角関係を描く作品で、現在同地にて撮影中だ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月06日地中の箱に閉じ込められた男の脱出劇を描いた『リミット』の脚本家クリス・スパーリングが手がけた、シチュエーション・スリラー映画『ATM』の公開に先がけ、タレントで危機管理コーディネーターの肩書きを持つテレンス・リーからコメントが届いた。その他の写真本作は、投資会社に勤める男女三人が、パーティーの帰りに立ち寄ったATMで何者かによって仕掛けられた罠にハメられてしまう恐怖体験を描いた作品。“もし人通りの少ない孤立したATM内で、次々と異常事態が発生したら?”というテーマのもと、スリリングに展開される。ATMの外には謎の人物が常に存在し、全通信が遮断され、室内はマイナス21度と、様々な災難に巻き込まれる主人公たち。中に居れば凍死、外に出れば謎の人物に殺されるかもしれない恐怖の中で、三人はある決断をすることに。本作の“危機管理部長”に就任したテレンス・リーは、「平凡な日常生活も一寸先は闇だ! いたるところに罠がある! 『ATM』を観て危機管理能力を目覚めさせろ!」とコメントを寄せている。『ATM』は10月20日(土)より公開。『ATM』10月20日(土)よりシネクイントにてレイトショー公開
2012年09月28日実在するアメリカの極秘特殊部隊“デルタフォース”をモデルにした海外ドラマ『ザ・ユニット 米軍極秘部隊』のDVDリリース(8月3日(金))を記念し、100万円の報酬がもらえるキャンペーンを実施している。その他の写真本ドラマは、エリート精鋭部隊“デルタフォース”の創設メンバーでもある、エリック・L・ヘイニーが製作・監修を手がけ、極秘ミッションを遂行する部隊の活動と、その家族の人間模様を描いたミリタリー・アクション。本キャンペーンでは、軍事評論家として活躍するテレンス・リーから、危険事態に直面した時の行動を試される3つのミッションを遂行せよという挑戦状がたたきつけられ、全てのミッションをクリアすると100万円の報酬が貰えるビッグチャンスが与えられる。8月31日(金)まで、キャンペーンサイトからTwitter、Facebook、フォームのいずれかより応募し、ゲームに参加すると抽選で賞金や豪華賞品が当たるというもので、参加者は現時点で900人を超えている。テレンス・リーは本ドラマについて「この部隊が映画化されたことはあったが、ここまでしっかりと描いた作品はいまだかつてない」と絶賛しており、映画クラスのスケールでリアルに描写されているのも注目したいところ。キャンペーンに参加し、特殊ミッションに挑戦してみてはどうだろうか。『ザ・ユニット 米軍極秘部隊』8月3日(金)より、DVDレンタル&発売開始レンタル:Vol.1~7(全13話)セル:Vol.1(1~2話収録) 1490円(税込)DVDコレクターズBOX7枚組(3~13話収録) 9240円(税込)
2012年07月13日