女性にとってテンションの上がるワードのひとつといえば、「ファッション」。そこで、現在のファッションに多大な影響を与えているカリスマ的なある人物の人生を紐解いた話題作をご紹介します。それは……。『ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン』【映画、ときどき私】 vol. 3272020年に70周年を迎えるのは、フランスが誇るファッションブランド『ピエール・カルダン』。創立者のカルダンがいまも現役で采配を振るう伝説のブランドでもある。これまでドキュメンタリー作品や伝記のオファーを断り続けてきたピエール・カルダンだが、本作でついに初密着が実現。さらにカルダンと関わりの深い著名人が次々と登場し、その魅力を語りはじめることに。カルダンの知られざる素顔、そして波乱に満ちた97年の人生がいま明らかとなる……。本邦初公開の映像から衝撃の告白まで、スキャンダラスな天才デザイナーの人生を垣間見ることができる本作。そこで、撮影秘話についてこちらの方にお話をうかがってきました。P.デビッド・エバーソール&トッド・ヒューズ今回、カルダンの初密着を許されたのは、私生活でもパートナーであるデビッド監督とトッド監督。おふたりにとっても刺激的な経験となったカルダンとのやりとりやファッションの持つ力などについて語っていただきました。―まずは、本作に登場する著名人や関係者のみなさんに監督たちがした質問からうかがいますが、おふたりにとってピエール・カルダンさんは何者ですか?デビッド監督僕から見ると、透明性があって、自分のことをすべて見せてくれる方ですね。これまでは、あまり私生活を見せておらず、謎めいた人物だと思っている人が多いですが、実はそれは違っていたことがわかりました。というのも、彼は仕事を通して、自分自身とデザインをすべてさらけ出して表現しているんですから。それを見れば、彼が何者かはわかるはずですよ。トッド監督彼には、父親的なところもあると感じました。みんなに対してすごく寛大で優しくて親切で、励ましながら特別な気持ちにさせてくれるので、誰もが尊敬しています。なので、アドバイスがほしいとき、彼に相談することを恐れる人はひとりもいません。自分の知っていることを他人と分かち合ってくれる素晴らしい人なんです。―では、密着している際に、カルダンさんから感銘を受けた瞬間はありましたか?デビッド監督すごくシンプルなことなんですけど、彼は自分が作ったものや成し遂げたことを褒めてもらったとき、心からの感謝を言える人。たとえば、僕たちは彼と会うときにはピエール・カルダンのネクタイをするようにしていましたが、それだけでも喜んでくれるんです。そういう姿にとてもグッときましたし、彼の心の広さみたいなものを感じました。トッド監督あと、とても驚いたのは、演劇を見ながら涙を流していたこと。彼がほかの人が作る実験的な芸術をあそこまで応援し、まるで自分も一緒に作っているかのように入り込み、一生懸命に感想を述べている様子には感動しました。ファッションとは社会を映すものである―忘れられないシーンのひとつですね。あと、彼が発するさまざまな言葉も印象的でしたが、監督たちの心を捉えたものはありましたか?トッド監督僕は「人に押し付けるのではなく、提案することが大切」というような言葉がとても美しいと思いましたね。デビッド監督僕が感動したのは、「ファッションは社会を映すものである」と言っていたとき。彼はただ素敵なものを作りたいというだけではなくて、ちゃんと文化的なことも考えているんです。つまり、ファッションと文化は呼応し合っているものだからこそ、お互いのことをしっかりと考えながら作っていこうと。その姿勢は素晴らしいですよね。―この作品を通して、世界中のさまざまな著名人にインタビューされましたが、そのなかでも印象に残っている方といえばどなたですか?トッド監督まずは、やっぱりジャン=ポール・ゴルチエかな。カルダンとまったく同じようなハツラツさと素敵な人柄を持つ人で、とても光り輝いているように感じました。そして、彼はカルダンのことが本当に大好きなんですよね。でも、それは彼だけでなく、カルダンと仕事をしたことがある人はみんな一種のカルトのように彼のことを好きになってしまうんですよ(笑)。デビッド監督僕は、歌手のディオンヌ・ワーウィック。毎日メッセージのやり取りもしているくらい僕のお気に入りなんです!彼女にNYでインタビューさせてもらったとき、彼女は引きずるほど長い毛皮のコートをはおってアパートの一室に現れましたが、特徴的なほお骨とあの声を目の当たりにした瞬間、ひざが震えましたね(笑)。もともと彼女の音楽をずっと聞いていたというのもありますが、ご本人もあれだけ美しい人柄であることに感動しました。カルダンとのエピソードも印象深いものばかりでした。トッド監督あと、東京で会った高田賢三さんも、ディープで美しい声でお話されている姿が素敵でしたね。次に密着してみたいと思うセレブとは?―そんな個性豊かな方々と会われるなかで、次に密着してみたいと思った方はいませんでしたか?トッド監督それはいい考えですね。たとえば森英恵さんや高田賢三さん、シャロン・ストーン、ジャン=ポール・ゴルチエなどおもしろいストーリーを持っているんじゃないかなと。ちなみに、周りから撮ってほしいと言われているのは、ナオミ・キャンベル。ぜひ挑戦してみたいです。デビッド監督そうだね。今回はカルダンの映画ということだけで、みなさんが出演してくださったので、本当に興味深い方々とお会いすることができました。でも、そのなかで一番おもしろい題材になりそうなのは、カルダンの世界的コレクターである日本人のマダム・ヨリさんとヨシオ・ハットリさんじゃないかな。―劇中では日本に関するエピソードも数多く登場しましたが、日本にはどのくらい滞在されていたのですか?トッド監督撮影で行ったときが初めての日本でしたが、3~4日しかいられなかったので、また早く訪れたいと考えているところです。―そのなかでも、日本での思い出といえばなんですか?デビッド監督僕たちのプロデューサーがガイドしてくれて、戦後どんなふうに東京が再興したのかといったいろいろな話を聞かせてくれました。改めて興味深い街だと感じています。トッド監督あと、LA出身の僕らにとっては、もうアメリカにはないタワーレコードにまた足を踏み入れられたのは最高でしたね!そのとき買ったCDは、B’zとSOLEILというバンド、あとは以前作品のなかで楽曲を使わせてもらったこともあるガールズバンドのThe 5.6.7.8’sです。僕たちは彼らのファンでもあるんですよ。日本のストリートファッションは最高だと感じた―日本の音楽にもお詳しいんですね。では、日本のファッションについてはどう感じましたか?デビッド監督もっと滞在できていれば、いろいろと見ることができたんだけど、撮影中は朝起きたらすぐに取材場所まで車で行かなければいけなかったので、あまり見て回ることができなくて……。トッド監督そうなんです。ピエール・カルダンが入っているデパートやお店ばかりを訪れていたので、日本にいても基本的に見ていたのはピエール・カルダンだけ(笑)。ただ、劇中にも出てきた文化服装学院では、学生のみなさんのファッションを見ることができ、ストリートファッションは最高だなと思いました。―本作からはファッションの持つ力を改めて感じましたが、おふたりにとってファッションで大事にしていることは?デビッド監督ファッションとは、自己表現の手段。自分が誰であるかということを伝えるために使うものだと思います。トッド監督それはありますね。あとは、自分の好きなものを表現することで、周りとコミュニケーションを取ることもファッションではできると考えています。―最後に、ピエール・カルダンさんから学んだことを教えてください。デビッド監督彼は本当にインスピレーションを与えてくれる存在で、自分が好きなことをひとつひとつ形にしてきた方だと思います。「心から望むことを追いかけて、いろいろな挑戦をしなさい」と小さい頃から言われていたとしても、実現できる方はそんなに多くはないのが現実。でも、彼はそれを形にしているので、その生き方には刺激を受けました。トッド監督彼は98歳になってもいまだに仕事をされていて、すごく生き生きとしていらっしゃいます。そういう姿から学んだことは、「キャリアや語学など、新しいことにチャレンジするのはいくつになってもいいんだ」ということ。彼にインスパイアされたおかげで、僕たちの人生もより“カラフル”なものになったといまは感じています。常識にとらわれない生き方に胸が熱くなる!ファッション業界のみならず、時代をも変えてしまった“モード界の革命児”ピエール・カルダン。どんな状況でも、いくつになって、果敢に挑戦することを止めず、自身の夢を実現し続ける姿は、私たちの気持ちもポジティブに変えてくれるはず。いまなお誰にも負けない情熱を内に秘めたカルダンさんから、多くのことを学んでみて!ファッショナブルな予告編はこちら!作品情報『ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン』10月2日(金)Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開!配給:アルバトロス・フィルム©House of Cardin - The Ebersole Hughes Company
2020年10月01日10月2日(金)に公開する映画『ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン』の本編映像が公開された。帝国を築いた伝説のファッションブランド「ピエール・カルダン 」。作中では、ブルジョワ向けのオートクチュール(高級仕立服)から脱却して、プレタポルテ(既製服)に業界で初めて本格参入し、未来的なコスモコール・ルックで若者を熱狂させたモード界の革命児に密着する。今も現役で活躍するレジェンドの回想は、ファシズムが台頭する祖国イタリアからフランスへ脱出した記憶からスタート。先鋭的すぎてファッション界から敬遠された苦悩と反撃、ジャンヌ・モローとの運命的な恋、情熱を注いだ劇場運営、門前払いされた高級レストラン「マキシム・ド・パリ」のリベンジ買収など、波乱万丈でカラフルな97年が明かされる。ファッション後進国だった日本や人民服を着ていた中国に先陣を切って乗り込み、おしゃれの楽しさを世界中に伝えたのも彼である。秘蔵映像や豪華なゲストたちの証言から浮かび上がるのは、スキャンダラスな天才デザイナーのチャーミングな素顔と輝かしいレガシー。ファッション好きだけでなく、楽しく生きたい全ての人に贈る一作だ。今回公開されたのは、カルダンと様々なアーティストとの深い交流を収めた本編映像。かつて舞台俳優を目指していたカルダンは、1970年に劇場を買収して、エスパス・ピエール・カルダンを開設。「『ボーデン湖の騎行』で最初のチャンスを与えた」と語るように、フランスの名優ジェラール・ドパルデューはカルダンをはじめ、フランス国内外の才能ある新人を見出した。さらにエスパス・ピエール・カルダンでのマレーネ・ディートリッヒやディオンヌ・ワーウィック、アリス・クーパーなど大物歌手とのエピソードも。各国の芸術を紹介して、国際文化交流にもく貢献していたカルダンの多方面で数々の偉業を成し遂げたことを裏付ける本編映像となっている。『ライフ・イズ・カラフル!未来をデザインする男ピエール・カルダン』10月2日(金)全国公開
2020年09月30日歌手のレディー・ガガが、ディオンヌ・ワーウィックの人生を描く自伝映画の中でシラ・ブラック役を演じることが決まったようだ。ディオンヌとシラがライバル同士であった1962年から1968年にかけての活動初期を描く本作で、昨年72歳で脳梗塞によりこの世を去ったシラをガガが演じるという。13日にカンヌ国際映画祭で同作品の製作を発表したディオンヌは、シラのことを自身のために作られた曲を盗んだ女性だったと語った。もともとはディオンヌのために執筆された『エニワン・フー・ハド・ア・ハート』を含む2曲でヒットチャート1位に輝いた経歴を持つシラについて、ディオンヌは「彼女は私の音楽を盗んだの。私はそのことについてよく思っていなかったわ。それから年月が経ち、私たちは大人になって、お互いのことを理解し合ったわ。すべて解決したのよ」と話した。実際にディオンヌとシラはライバル同士ではあったものの、『ディオンヌ』というタイトルの同映画作品の中でシラを悪者として描いているわけではないそうで、ディオンヌの自伝本『マイ・ライフ、アズ・アイ・シー・イット:アン・オートバイオグラフィー』に基づいた同作のシラ役にガガを起用することをは難しい選択ではなかったと続けている。ちなみに、ディオンヌ役にはデスティニーズ・チャイルドの元メンバーであるラトーヤ・ラケットが決定しており、「リーサル・ウエポン」シリーズのダニー・グローヴァーがディオンヌの父親役を演じる。さらに、ディオンヌの愛する師匠であったマレーネ・ディートリヒにはアカデミー賞受賞経験を持つオリンピア・デュカキスがキャスティングされている。(C)BANG Media International
2016年05月17日今年2月に急逝したホイットニー・ヒューストンの娘ボビー・クリスティーナが、TVドラマで女優デビューを果たすことになった。新作コメディドラマ「Tyler Perry’s For Better Or Worse」(原題)に出演するボビーの役柄は、サロン・スタイリストの娘という設定。ボビーは同ドラマの1シーズンのみ出演する予定だという。そんなボビーは今回のドラマ出演のほか、ホイットニーの母・シシー、義妹でマネージャーのパット・ヒューストン、パットの娘・ラヤ、そして弟のゲイリーらヒューストン一家の日常を映し出す米Lifetime局のリアリティ番組「The Houston Family Chronicles」にも出演することが決定している。同局は声明で「ホイットニー・ヒューストンの急死は世界中のファンだけでなく、ホイットニーの最愛の家族の心にぽっかり穴が開いたような喪失感をもたらしたのです。『The Houston Family Chronicles』は何とかしてホイットニーとの思い出を掻き集めようと、もがき苦しむ家族の姿を映し出します」と発表している。同局は、ホイットニーのいとこでソウルミュージシャンのディオンヌ・ワーウィックやゴスペルシンガーのシーシー・ワイナンズなどのゲスト出演も含め、年末に10話構成で放映する予定。
2012年07月24日みなさん、こんにちは。みなさんもご存知の通り、先日ポップ音楽界の女王、ホイットニー・ヒューストンの訃報が世界に深い悲しみをもたらしました。“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの死からわずか2年後にまた一人、音楽界のアイコンを失ってしまうことを誰が想像し得たでしょうか?ホイットニーは生前、最もヒットを記録する女性シンガーの一人であり、音楽だけでなく映画の世界でも彼女は唯一無二の存在を確立していました。過去10年、ホイットニーについてはドラッグやアルコール中毒の問題、元夫ボビー・ブラウンとの結婚の破綻など、数々のゴシップが取り沙汰されていました。2009年には復活アルバムを引っさげツアーに臨んだ彼女ですが、不調のパフォーマンスはたちまち厳しい批判の的となりスターの時代は終わったとも囁かれました。ツアーを通して度々のキャンセルもあり、アルバムも成功とは言えませんでした。しかし、彼女には新たなる“復活”のプランがあったのです。昨年の早い時期に、彼女は1976年に公開された同名映画ののリメイク『Sparkle』(原題)で共同製作と出演を果たしており、この作品に並々ならぬ時間を費やしていました。しかし、これが彼女にとって心身を捧げた、最後のプロジェクトとなってしまったわけです。出演キャストやスタッフによれば、その類稀なる才能と美しい声でみんなを魅了してやまなかったというホイットニー。映画の中では、(「アメリカン・アイドル」出身のジョーダン・スパークス演じる)主人公・スパークルの母親を演じています。映画は、ずば抜けた才能をもつ3姉妹がショウビズ界に足を踏み入れ、周囲からのプレッシャーと重圧をどう乗り越えていくかを描いているのですが、皮肉にもここで描かれていることは長きにわたりホイットニー自身を苦しめてきた問題そのものでした。そしてグラミー賞の前日、天使の歌声を持つ彼女はロサンゼルスのホテルの一室で亡くなっているのを発見されるという突然の訃報が世界にショックを与えたわけです。その訃報を聞いたときのショックの大きさをいまだにはっきり憶えているのですが、そのとき私は偶然にもグラミー賞の授賞式が行われるステープルズ・センターにいました。会場の周りには大勢の人が集まっており、中にはホイットニーの歌を歌ったり、CDプレーヤーを持参し彼女のアルバムをかけて回想する姿が見受けられました。そして、その週末にホイットニーの“お帰り”セレモニーが行われたわけです。アメリカの黒人教会では、その教会に縁ある方が亡くなると、葬式やメモリアル・サービスではなく“お帰り”の儀式が行われます。これは故人の人生を“祝う”という考えに基づいているもので、故人は神のいる天国に“帰る”わけです。当然、ホイットニーの母・シシーと従妹のディオンヌ・ワーウィックも同様の形でのお別れを望み、セレモニーはホイットニーが10代の頃聖歌隊として歌ったニューホープ・バプティスト教会で執り行われました。このセレモニーには報道されている通り、スティーヴィー・ワンダーやアリシア・キーズ、R・ケリー、名門ゴスペル・ファミリーのワイナン一家、マライア・キャリーら大勢の著名人が訪れ、スーパースターの人生を祝いました。そして世界中の人々がこの様子を見守り、ポップミュージック史上最高の歌声で人々を魅了した彼女の早すぎる死を悼みました。また、4時間に及んだ式では、ホイットニーのマネージャーが映画『Sparkle』を撮影中の頃をふり返り、彼女がここ数年で一番幸せそうに過ごしていたこと、そして世界中の映画ファンに彼女の歌声を再び届けることにどれだけ期待をかけていたかを語りました。また、音楽業界の最高権威であり、ホイットニーが10代の頃からの良きアドバイザーであり友人だったクライヴ・デイヴィスは、彼女が亡くなる前日に彼女に話した内容を明かしました。彼によれば、ホイットニーは新しいアルバムの制作に向けてとても興奮していたそうです。しかしながら、彼女と親しかった彼らの口からは、彼女が薬物の乱用から抜け出せずもがき苦しんでいた事実も明かされました。不幸にもみんなが恐れていた悪夢が現実になってしまい、天使の声と人々を魅了する彼女の笑顔はもう見られなくなったのです。ホイットニー、どうか安らかにお眠りくださいね。(text:Lisle Wilkerson)(原文)Hi readers...I am sure you have heard the incredibly tragic news about the death of one of pop music’s biggest stars, Whitney Houston.Who would have ever thought that only two years after losing the King of Pop music that we would lose ANOTHER iconic figure in music, Whitney Houston? Whitney Houston continues to be one of the biggest selling female singers of all time, and in her prime, she was a force to be reckoned with in BOTH music and film.For the past ten years, we have really heard more about Ms. Houston’s problems with drugs and alcohol, as well as her rocky marriage with (ex hubby) Bobby Brown. She had a "comeback" album & tour in 2009, but many critics dismissed both, saying that the pop star had lost her touch. And sure enough, there were many cancellations throughout the tour and her album didn’t live up to the hype.Well, it seems that Whitney was planning ANOTHER comeback.Earlier last year she had been hard at work, co-producing and starring in a new movie, "Sparkle", which is a film originally done in 1976. This was to be her last project that she poured her heart and soul into. And according to the cast and crew, she blew everyone away with her talent and voice. In the film, Whitney plays the mother to the lead character, Sparkle (played by Jordin Sparks, American Idol winner). And the film is about three incredibly talented sisters who enter showbiz and how they deal with the pressures and stress of the industry. It is quite ironic in the fact that those are the very issues that Whitney Houston has continued to struggle with over the years in her career.Then all of a sudden, the day before the Grammys, the world was shocked to hear that the star with the voice of an angel had been found dead in her hotel room in Los Angeles.I remember hearing the news and being completely shocked. Coincidentally I was at the Staples Center getting ready for the Grammys. It was so touching to see groups of people gathering around the Staples Center, some singing Whitney’s songs, and others brought CD players and were playing her albums and reminiscing.Then the weekend was the "Going Home" ceremony for Whitney. For many black churches here in the U.S., when someone in their church dies, they have a "Going Home" ceremony, and not a funeral or memorial service. The idea behind this is to "celebrate the life" of the person, and the fact that they are "going home" to God and heaven. And that is exactly how Cissy Houston (Whitney’s mom) and Dionne Warwick (Whitney’s cousin) wanted to say goodbye. The ceremony was held at the New Hope Baptist Church, the same church that Whitney had sung as a teenager.Some of the famous faces that came out to celebrate the superstar’s life include Stevie Wonder, Alicia Keys, R. Kelly, the famous gospel-singing Winans family, and Mariah Carey. And people around the world were watching the service and grieving the loss of one of the best voices in pop history. During Saturday’s service (which lasted for about four hours), Whitney’s manager talked about how during the weeks of filming the movie "Sparkle", Whitney was the happiest she had been in years. And that they were excited about bringing Whitney’s voice back to movie goers worldwide.Clive Davis, who is one of the most powerful men in the music industry, and was Whitney’s mentor and good friend from the time she was a teenager, talked about how he talked to Whitney the day before she died. He said that she was excited about getting back in shape and going back in the studio to work on a new album.However those who were closest to Whitney knew that the biggest threat to her success was her struggle with substance abuse.And unfortunately their worst nightmares came true. The voice of an angel and that amazing smile will no longer be around to cheer us up. Whitney, you will be sorely missed. May you rest in peace.
2012年02月28日