アカデミー賞®ノミネート監督によるドキュメンタリー『アイ・アム セリーヌ・ディオン ~病との戦いの中で~』が、6月25日(火)よりPrime Videoにて独占配信されることが決定。ファーストルック画像も公開された。2022年12月に難病発症を公表し、その後のツアーをキャンセルしていたセリーヌ・ディオン。本作は、世界的なスーパースターが人生を左右する病気と闘う姿を、生々しく飾ることなく描いたドキュメンタリーだ。彼女の人生を導いてきた音楽に焦点を当てると同時に、人間の精神の回復力の強さも描いている。今回そのファーストルックとなる画像も初公開。右こぶしを力強く握り締めて正面を見据える姿に、彼女の決意が伺える。本作の監督/製作を務めるのは、病から子どもたちを守るために奮闘する医療従事者の姿を描いたドキュメンタリー「The Final Inch」でアカデミー賞にノミネートされ、聴覚障害を持つ人々が困難を乗り越えた先の発見を描いたドキュメンタリー「Moonlight Sonata」でエミー賞にノミネートされたドキュメンタリーの名手アイリーン・テイラー。製作総指揮にはセリーヌ・ディオンの全米ネットTV初出演番組となった「Céline Dion: These Are Special Times」でエミー賞にノミネートされたデニス・サベージが名を連ねている。『アイ・アム セリーヌ・ディオン ~病との戦いの中で~』は6月25日(火)よりPrime Videoにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年04月17日2022年12月に難病発症を明らかにし、その後のツアーもキャンセルしたセリーヌ・ディオン。彼女の闘病に密着したドキュメンタリー『アイ・アム セリーヌ・ディオン ~病との戦いの中で~』が、Amazon プライム特典対象作品として、動画配信サービス「Prime Video」で6月25日より独占配信されることが発表された(作品の視聴には会員登録が必要)。ファーストルック画像も初公開となった。同作は、世界的なスーパースターが人生を左右する病気と闘う姿を、生々しく飾ることなく描いたドキュメンタリー。彼女のファンへのラブレターでもあり、彼女の人生を導いてきた音楽に焦点を当てると同時に、人間の精神の回復力の強さも描いている。ファーストルック画像の右こぶしを力強く握り締めて正面を見据える姿に、彼女の決意が伺える。本作の監督・製作を務めるのは、病からこどもたちを守るために奮闘する医療従事者の姿を描いたドキュメンタリー『The Final Inch』でアカデミー賞にノミネートされ、聴覚障害を持つ人々が困難を乗り越えた先の発見を描いたドキュメンタリー『Moonlight Sonata』でエミー賞にノミネートされたドキュメンタリーの名手アイリーン・テイラー。製作総指揮は、セリーヌ・ディオンの全米ネットのテレビ初出演番組となった『Celine Dion: These Are Special Times』でエミー賞にノミネートされたデニス・サベージをはじめ、セリーヌやほかの多くの音楽アーティストの作品も手がけている名スタッフが集結している。
2024年04月17日セリーヌ・ディオンが、「非常に珍しい」という中枢神経系疾患「スティッフパーソン症候群」を患っていることをインスタグラムで公表した。セリーヌはいまにも泣き出しそうな、神妙な面持ちで語る動画をインスタグラムにアップ。「私は長い間、健康上の問題に対応してきました。これらの課題に対峙し、私が経験したことすべてをお話しするのはとても難しいことでした。ヨーロッパツアーを再開する準備ができていないとお伝えするのは本当につらいです」と、2023年2月から開催予定だったヨーロッパツアーを行うことができないと報告。2024年4月スタートに変更した。筋肉のけいれんを引き起こし、日常生活にも影響が出ているというスティッフパーソン症候群について語るセリーヌ。時には歩くことさえも困難にするといい、以前のような声帯の使い方も阻むため、歌唱にも影響が出ていると説明した。幸い、信頼できる医療チームの治療を受け、息子たちからもサポートを受け、希望をもらっていると前向きに語った。ファンたちからは「あなたの健康が一番です。なにがあってもファンはあなたのことが大好きですよ!」「待っています。どうか治療に専念してください」「つらいですね。でもきっとよくなります。お祈りしていますよ」と激励の声が寄せられている。(賀来比呂美)
2022年12月09日映画『タイタニック』の主題歌などで知られる、カナダ人歌手のセリーヌ・ディオンが、2022年12月8日にInstagramを更新。難病を診断されたことを明らかにし、2023年に予定していたツアーの中止や延期を発表しました。セリーヌ・ディオンが難病を公表セリーヌ・ディオンが診断された病名は、『スティッフパーソン症候群』。『スティッフパーソン症候群』とは、中枢神経系の病気で、痛みをともなう全身の筋肉の硬直、けいれんなどが発生する難病だといいます。セリーヌ・ディオンは、Instagramに英語とフランス語でビデオメッセージを投稿。病気が日常生活のあらゆる面に影響を与えているほか、歩行が困難になったり、歌唱の際に声帯をうまく使えなかったりしていることを告白しています。 この投稿をInstagramで見る Céline Dion(@celinedion)がシェアした投稿 「100万人に1人という、非常にまれな神経疾患」だと、沈痛な面持ちで自身の病気を明かした、セリーヌ・ディオン。ツアーを中止、延期し、治療に専念するとしています。世界的歌手であるセリーヌ・ディオンの告白に、「そんな…」「治りますように」「回復を祈ります」など、国内外から心配の声が寄せられています。病気が治り、再びステージに立つセリーヌ・ディオンの姿が見られることを、多くの人が祈っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年12月09日全世界を魅了する歌姫セリーヌ・ディオンの半生をテーマにした映画「ヴォイス・オブ・ラブ」が12月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開される。©photos jean-marie-leroy『タイタニック』のテーマ曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」や『美女と野獣』の「Beauty And The Beast」などの大ヒット曲で5度のグラミー賞に輝き、アルバムトータル売上は驚異の2億5000万枚。音楽史上最も人気のあるアーティストの一人であるセリーヌ・ディオン。フランスの国民的スターで、映画監督としても高く評価されているヴァレリー・ルメルシエが一人のアーティストとしての孤独と勇気、率直さ、そして彼女を取り巻くスタッフのエネルギーに衝撃を受け、「彼女の人生を映画にする」と決意する。ルメルシエの監督・脚本・主演によって、セリーヌの歩んできた道のりを情熱と敬意を込めて忠実に再現した。セリーヌ・ディオンをモデルとしたアリーヌを演じ、圧巻のステージ・パフォーマンスで魅了するのは、ヴァレリー・ルメルシエ。実在のセリーヌ・ディオンは、たった今も活躍中の歌手であり、世界に一人しかいない存在でもあることから、ルメルシエはセリーヌへの敬意を表すために、自分が演じる役名をアリーヌ・デューとした。セリーヌ・ディオンの楽曲を歌唱する大役に大抜擢されたのは、11歳の頃からフランスで活躍中の若手歌手ヴィクトリア・シオ。本人と見紛う歌唱力で名曲の数々を絶妙にカバーしている。歌以外は平凡な少女が努力を積み重ねて大スターとなる爽快なサクセスストーリーであると共に、彼女が夫と二人三脚で「世界の人々を幸せにするために」歌い続ける姿は、みどころのひとつ。歌で人々を幸せにしたいという、夢に向かって進んだ純粋な魂の絆を、《愛の声》にのせて伝えてくれる、すべての人の心に響く音楽エンターテインメントとなっている。©photos jean-marie-leroy■映画「ヴォイス・オブ・ラブ」のあらすじカナダのケベック州に暮らす音楽が大好きな一家に、14番目の末っ子として生まれたアリーヌ。やがて彼女の特別な歌の才能に気づいた家族は、地元の名プロデューサー、ギィ=クロードにデモテープを送る。彼の尽力でアリーヌは12歳でデビューを果たし、たちまち〈天才少女〉としてもてはやされる。だが、ギィ=クロードは、自分の人生をかけてこの奇跡の原石を大切に磨こうと計画し準備する。そして遂に、ケベックからパリ、世界へと世紀の歌姫への階段を駆け上がる旅が始まる。それは、アリーヌとギィ=クロードにとって、真実の愛と出会う旅でもあった。【映画情報】「ヴォイス・オブ・ラブ」第74回 カンヌ国際映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門正式出品作品12月24日より ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー監督・脚本:ヴァレリー・ルメルシエ『モンテーニュ通りのカフェ』出演:ヴァレリー・ルメルシエ、シルヴァン・マルセル、ダニエル・フィショウ、ロック・ラフォーチュン、アントワーヌ・ヴェジナ他原題:Aline the voice of love/フランス・カナダ/フランス語・英語/2020年/126分/日本語字幕:齋藤敦子/配給・宣伝:セテラ・インターナショナル/宣伝協力:竹田美智留、志村藍香(Ghost)©Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belgawww.cetera.co.jp/voiceoflove
2021年12月11日世界的歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにした物語『ヴォイス・オブ・ラブ』が、11月10日より本国フランスで公開がスタート。初週、並み居るハリウッド大作を抑えて興行収入堂々の第1位を記録と、大ヒットスタートを切ったことが分かった。本作の公開同時期は、クリント・イーストウッド監督の新作『クライ・マッチョ』をはじめ、『エターナルズ』、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』など、世界中で話題の作品が公開中というタイミング。しかし、公開初日にはフランス全土で122,671人を動員し、初日1日のみで興行収入120万ユーロ(日本円で1.56億円)となる驚異のオープニング成績を叩き出し、6日間で58万人を動員、興行収入は580万ユーロ(日本円で7.5億円)を超えた。愛に生きた、誰も知らないセリーヌの過去から現在までを、同時代の名曲約30曲に乗せて大迫力のライブシーンで描き出す本作。劇中でその名曲をカバーするのは、フランスで活躍中のヴィクトリア・シオ。本人と見紛う圧倒的な歌唱力を披露している。そんな彼女の歌声を収録したサウンドトラックCDのリリースも決定。CD輸入販売元のソニー・ミュージックレーベルズは、カナダにてフランス語の楽曲で活躍していたセリーヌが、世界デビューとして初の英語アルバム「ユニゾン/UNISON」(‘91)を発売して以来、楽曲発売を手掛けていることでも知られている。「映画『ヴォイス・オブ・ラブ』(原題:Aline)オリジナル・サウンドトラック」は12月リリース予定(輸入盤)。『ヴォイス・オブ・ラブ』は12月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヴォイス・オブ・ラブ 2021年12月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷にて先行公開/12月31日より全国公開©Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga
2021年11月19日全世界トータルセールス2億5000万枚を超え、グラミー賞を5回受賞したセリーヌ・ディオンの半生をはじめて映画化する音楽エンターテインメント『ヴォイス・オブ・ラブ』から、予告映像&ポスター画像が解禁された。セリーヌ・ディオンの過去から現在までを、彼女の大ヒット曲はもちろん、同時代の不滅の名曲たち約30曲に乗せて大迫力のライブシーンで描き出す本作。解禁された予告映像では、音楽一家に生まれた12歳の少女が、後に夫となるプロデューサーのギィ=クロードに才能を見いだされ、またたく間にスターダムを駆け上がる姿が描かれる。少女から女性へと成長していく中で芽生えた恋心を胸に秘め、その歌声で愛を届けた1人の女性と、彼女を支え続けたプロデューサーとのラブストーリーが珠玉の名曲たちによって彩られていき、圧巻のライブステージに魅せられる映像となっている。劇中、セリーヌ・ディオンをモデルとした主人公・アリーヌを演じ、監督・脚本も担当したのはフランスの国民的スター、ヴァレリー・ルメルシエ。「2016年12月に彼女の夫ルネがこの世を旅立って初めてのワールドツアーで何万人もの観客と一緒にコンサートを観た時、自分と重なる部分を覚え、彼女の孤独とそれに打ち勝つ勇気に感銘を受けました。彼女の周りには熱意が溢れていると感じたんです」とセリーヌへの熱き想いを胸に、彼女にまつわる映像、音楽、本、雑誌、新聞といったあらゆる情報をリサーチ。さらに、彼女の母、夫、家族についての書物まで読破し、1年以上に及ぶ徹底的な調査を経た上で本作の映画化に臨んでいる。あえて、役名を“アリーヌ・デュー”としたのは、実在のセリーヌ・ディオンは現在も活躍中の歌手であり、世界に1人しかいない存在でもあることから、ルメルシエはセリーヌへの敬意を表すためという。劇中で驚異の歌声を披露するのは、11歳の頃からフランスで活躍中の若手歌手ヴィクトリア・シオだ。併せて解禁となったポスタービジュアルは、鮮やかなブルーが目を引くゴージャスな仕上がりに。きらめきの中で歌姫が熱唱する姿が写し出されている。『ヴォイス・オブ・ラブ』は12月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷にて先行公開、12月31日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴォイス・オブ・ラブ 2021年12月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷にて先行公開/12月31日より全国公開©Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga
2021年11月04日世界的歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにしたラブストーリー『ヴォイス・オブ・ラブ』が2021年冬に公開されることが決定し、併せてティザービジュアルが解禁された。14人兄弟の末っ子として生まれたセリーヌ・ディオンは、後の夫となるプロデューサーのレネ・アンジェリルに才能を見いだされ、12歳で歌手デビュー。以降、スーパースターとしての階段を駆け上がり、映画『タイタニック』のテーマ曲である「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」や映画『美女と野獣』の「Beauty And The Beast」など、誰もが一度は聞いたことのある数々の名曲を世に贈り出してきた。アルバム総売上は2億5000万枚を超え、グラミー賞を5回受賞するなど絶対的スーパースターとしていまなお輝きを放っている。そんなセリーヌの半生を初めて映画化した本作。監督と脚本、さらに主演を務めたのはフランスが誇る国民的スター、ヴァレリー・ルメルシエ。セリーヌの膨大な過去資料を丁寧に調べ上げ、ユーモアとフィクションを交えながらも彼女の半生を忠実に再現している。ひとりの少女がスターダムを駆け上った輝かしい栄光、スターとしてひとりの女性として感じる孤独と重圧、常に側で支え続けたプロデューサーとの一途な愛…。これまで語られることのなかった世界的歌姫の知られざる愛の物語を、セリーヌの大ヒット曲はもちろん、同時代の不滅の名曲たち約30曲に乗せてゴージャスに描き出している。『ヴォイス・オブ・ラブ』は2021年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴォイス・オブ・ラブ 2021年冬、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga
2021年07月13日米ルイジアナ州で、ゴミ収集業者が10歳の少女の命を救った。ABC系列のKATCが報じている。ディオン・メリックさんとブランドン・アントワンさんは8日朝、いつものようにゴミ収集作業を行っていたところ、ニューアイビーリア市から32キロほど離れた野原に、シルバーのセダンが止まっていることに気が付いた。その車は、アンバーアラートで触れられていた車と特徴が一致していた。アンバーアラートとは、未成年の誘拐事件が発生した際、テレビやラジオはもちろん、道路沿いの電光掲示板、携帯電話などに一斉に配信される緊急警報のこと。2人はすぐに911に通報し、セダンが逃げられないように野原から道路へ繋がる出入り口を収集車で塞いで警察の到着を待った。セダンの中からはニューアイビーリア市内にある親戚の家付近で姿を消した10歳の少女が救助され、マイケル・セリアル容疑者(33)が逮捕された。逮捕劇の一部始終はメリックさんがFacebookでライブ配信しており、その中で警官が「素晴らしい働きでした。アシストをありがとう」と感謝する様子も見ることが出来る。
2021年02月10日フィンランドは、人口あたりの音楽家の比率が世界で最も高い国だということを耳にしたことがある。そのフィンランドが生んだ“異才”ムストネンが「東京・春・音楽祭2020」に登場する。経歴にもある通り、ピアニストであるとともに、作曲家・指揮者としても活躍するムストネンはまさに“音楽家大国”フィンランド音楽界を代表する存在だ。その尖った活動ぶりは、ちょっと普通じゃない過去の来日公演やアルバムの数々からも感じ取れる。最初の衝撃はベートーヴェンの小品ばかりを収めたアルバムだった。「パガテル作品126」の強烈無比のタッチと切れ味抜群の演奏は今もファンの間での語り草。来日公演で披露した、バッハとショスタコーヴィチの「前奏曲とフーガ」を交互に奏でるステージにも、単なるピアニストとは一味違うムストネンのこだわりが見えて目からウロコの連続だったことが思い出される。今回のステージでは一体どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか興味津々。●公演概要3月22日(日)東京文化会館小ホール「オリ・ムストネン/東京・春・音楽祭2020」●オリ・ムストネン(ピアノ)(c)Heikki Tuuliラフマニノフ、ブゾーニ、エネスクといった偉大な作曲家の伝統を継ぎ、作曲家、ピアニスト、指揮者として非凡な才能を持つ、今日の音楽界において特異な存在である。一人三役での公演も多く、その傑出した業績が称えられ、過去にはダニエル・バレンボイムやパーヴォ・ヤルヴィも受賞した名誉あるヒンデミット賞を、2019年に授与された。およそ35年にわたるキャリアにおいて、自身の非凡なる音楽的見識を発揮し、これまでに、ベルリン・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、シカゴ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、ニューヨーク・フィル、ロサンゼルス・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、パリ管弦楽団等の著名オーケストラと、ウラディーミル・アシュケナージ、ダニエル・バレンボイム、ヘルベルト・ブロムシュテット、ピエール・ブーレーズ、チョン・ミョンフン、シャルル・デュトワ、クリストフ・エッシェンバッハ、ニコラス・アーノンクール、クルト・マズア、ケント・ナガノ、サカリ・オラモ、エサ=ペッカ・サロネン、ユッカ=ペッカ・サラステ、パーヴォ・ヤルヴィ等の指揮者と共演している。2019/20シーズンは、自身の新作《Taivaanvalot》をイアン・ボストリッジ&スティーヴン・イッサーリスとアムステルダムのミュージックヘボウ・アアン・ヘット・アイで初演、その後ウィグモア・ホールと香港でも公演を行う。ボン・ベートーヴェン音楽祭から委嘱された弦楽六重奏曲は、2020年2月にタベア・ツィンマーマンらによって初演される。また、ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルとの共演や、オークランド・フィルへ弾き振りでの客演の他、南アメリカ・ツアーや各国でリサイタルなどがある。輝かしい音楽家との交流を持ち、ロディオン・シチェドリンからピアノ協奏曲第5番を献呈され、シチェドリンの70歳、75歳、80歳を祝うバースデーコンサートに招待された。またヴァレリー・ゲルギエフとは幾度も共演を重ね、これまでにマリインスキー劇場管弦楽団、ミュンヘン・フィル、ロンドン交響楽団、ロッテルダム・フィル等と演奏している。昨シーズンはフィンランド独立100周年式典で、ソリストとしてエーテボリ交響楽団と共演した。世界各地でリサイタルを行い、ワルシャワのショパン協会、ペルミのディアギレフ音楽祭、マリインスキー劇場、ドレスデン音楽祭、シカゴのシンフォニー・センター、ニューヨークのザンケル・ホール、シドニーのオペラ・ハウス等に登場している。スティーヴン・イッサーリスとは30年以上にわたり共演を続け、近年はヒンツガルフ音楽祭、魔法にかけられた湖音楽祭、ウィグモア・ホール、イタリア・ツアーなどで共演した。プロコフィエフの解釈には定評があり、ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団とのピアノ協奏曲全曲の録音がオンディーヌからリリースされた。ピアノ・ソナタ全曲演奏会を、ヘルシンキ・ミュージック・センター、アムステルダム・ムジークヘボウ、メキシコのセルバンティーノ国際音楽祭、シンガポール・ピアノ・フェスティバル、ルール・ピアノ・フェスティバル等で開催し高評を得た。ベートーヴェンも重要なレパートリーであり、協奏曲は全曲とも何度も演奏し、ピアノ・ソナタ連続演奏会も各地で開催している。録音では、1997年にリリースしたロンドン・デッカからの『ショスタコーヴィチ&アルカン:前奏曲集』がエディソン賞とグラモフォン賞を受賞。オンディーヌからはほかに、『レスピーギ:ミクソリディア旋法の協奏曲/ローマの噴水』(サカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団)をリリースしている。イッサーリスとの録音は、BISレーベルよりマルティヌー、シベリウス、ムストネンの作品をリリースされているほか、ハイペリオンからの最新盤のショスタコーヴィチとカバレフスキーのアルバムが好評を博す。 ヘルシンキ生まれ。5歳よりピアノ、ハープシコード、作曲を学ぶ。最初にラルフ・ゴトーニに、その後ピアノをエーロ・ヘイノネンに師事した。
2020年03月12日歌手のセリーヌ・ディオンが、オリジナル曲の新バージョンとカバー曲をレコーディングするプログラム「Spotify Singles」に、このほど初めて参加した。「Spotify Singles」は2016年11月にスタートしたSpotify独自プログラムで、これまでテイラー・スウィフト、ジョン・レジェンド、サム・スミス、マイリー・サイラス、ジェニファー・ロペス、ノラ・ジョーンズら、250を超えるアーティストが参加し、500曲以上がリリースされている。今回は、セリーヌ・ディオンが6年ぶりにリリースしたニューアルバム『Courage』に収録された「Imperfection」の新バージョンと、クリス・アイザックの名曲「Wicked Game」をクリス本人をコーラスに迎えたカバー曲で構成。レコーディングを終え、セリーヌは「Spotifyは音楽を聴くのに最適な方法であり、世界中のすべての人が今すぐ聴くことができます」とした上で、「Spotify Singlesでカバー曲に『Wicked Game』を選んだのは、お気に入りの曲だったからです。長年愛されている曲なのであまり変更は加えず、オリジナルのバージョンを尊重したいと思いました」とコメントを寄せている。
2020年02月27日月曜日(現地時間)、セリーヌ・ディオンがアンディ・コーエンがホストを務める「Watch What Happens Live」(原題)に出演した。セリーヌといえば、だれもが知る『タイタニック』の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」の歌手としてお馴染みだが、セリーヌは当初この曲に全く魅力を感じていなかったという。アンディにこの件について尋ねられると、「それは本当」と認めた。「でも、私の言うことを(周りが)聞かなくてよかった」と当時をふり返った。「全然引きつけられなかった。多分、その日はものすごく疲れていたんだと思う。本当に疲れていた」と初めて同曲と出会った日について語りだしたセリーヌ。「夫(故ルネ・アンジェリル)が『キープしておこう』って言って、彼が作曲家と話し合った。それで『やってみよう。ちょっとしたデモを録音しよう』って言うものだから」と気乗りしなかったものの、夫の説得によってデモ音源の録音を行ったと明かした。「私は1回歌っただけ。伴奏のオーケストラは後から付けた。録音のためにという理由で歌ったのはそれっきり。だから、デモ用の音源が本当のCDになった」。このように当初は思い入れがなかった曲ではあるが、セリーヌは「でもその後、3億兆回くらい歌うことになるとは…」とジョークを言って笑わせた。(Hiromi Kaku)■関連作品:タイタニック (2012) 2012年4月4日より先行上映・7日より109シネマズほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox
2019年11月20日16歳年下のダンサーとの新ロマンス(本人は否定)、以前と様変わりしたファッションや体型など、最近話題が尽きないセリーヌ・ディオン。彼女の伝記映画が、フランスで製作されるという。「Deadline」が報じた。タイトルはセリーヌが1993年に発売した、ジェニファー・ラッシュのカバー曲『パワー・オブ・ラブ』と同名の『The Power of Love』(原題)。1960年代から現在に至るセリーヌの軌跡をたどり、もちろん3年前に亡くなった最愛の夫ルネ・アンジェリルとの関係も描かれる。予算は約33億円(2300万ポンド)。セリーヌの楽曲も使われるとのこと。セリーヌを演じるのは、2度のセザール賞の受賞経験を持つヴァレリー・ルメルシェ。ヴァレリーは脚本も担当し、監督も務めるという。過去にアルバムを発売した歌手でもあるヴァレリーだが、今作ではセリーヌの歌は歌わないそうだ。ルネを演じるのはシルヴァン・マルセル。言語はフランス語。元々、セリーヌの母国語はフランス語であり、これまでにフランス語で歌ったアルバムを多数発表している。撮影は今春に始まり、2020年にフランス国内での公開が予定されている。(Hiromi Kaku)
2019年01月31日このところ、たびたび“友人”でダンサーのペペ・ムニョス(34)とのお出かけ&激やせぶりが話題となっているセリーヌ・ディオン(50)が、近況について「The Sun」紙に語った。「正直に言って、いまが人生で最高。本当にこの一瞬一瞬を楽しみたいし、大切にしたいの」とまずは現在が絶好調だと語るセリーヌ。「全てが新しい。復活したって感じる。50歳って、すばらしい」。夫でマネージャーだったルネ・アンジェリルの死から3年。以前はコンサバスタイルだったセリーヌだが、近ごろはやけに個性的で尖ったファッションに徹している。これについては「冒険ってわけじゃないわ。自分が魅力的と感じられるスタイルを模索中なの。自分のためにね。強く、美しく、女性らしく、セクシーでありたいわ」とのこと。新しいファッションスタイルにしても、「痩せすぎ」と叩かれているボディについても、「私自身は満足しているんだから、話したくないわ。邪魔しないで。写真も撮らないで。あなたが(私のことを)イイと思ってくれるなら、私はあなたに寄り添う。でもそうでないなら、放っておいてちょうだい」と主張した。16歳年下のペペとの新ロマンスのうわさについては「親友なのよ。みんなが知っている通り、ハグしたり、手をつないだりもするわ。彼ってジェントルマンなの。出かけるときに手を指し伸べてくれるのよ」と語った。(Hiromi Kaku)
2019年01月30日グッチ(GUCCI)のウォッチ、G-タイムレス コレクションとG-フレーム コレクションに新作が登場。G-タイムレス コレクションG-タイムレス コレクションから登場した新作は、ブランドならではの美学が表現されたカジュアルなスタイルのユニセックスモデル。自然界からインスピレーションを得たモチーフが大胆に取り入れられ、コンテンポラリーなストーリーを紡ぎ出している。ポリッシュ仕上げイエローゴールドPVDケースのモデルには、初めて同素材のケースバックを採用。ブランドのシグネチャーであるビー(ハチ)、キャットヘッドモチーフのエングレービングが施されている。ストラップにはケースと同素材のアルディオンバックルを使用し、幅広い手首のサイズ(150mm〜192mm)に対応。G-タイムレス コレクションゴールドのビーとスターのモチーフがアクセントのブラックレザーダイアルモデルは、イエローゴールドカラーの針を採用し、12時位置にはグッチロゴを配置。G-タイムレス コレクションフレッシュで様々なシーンにマッチするデザインのモデルは、ホワイトレザーダイアルに同素材のストラップを組み合わせた。ダイアルには鮮やかなバタフライを配し、イエローゴールドカラーの針、グッチ ロゴ、12時位置にあしらわれた数字の“25”が魅力を一層引き立てている。G-フレーム コレクションG-フレーム コレクションからは、フレッシュでフェミニンな3モデルが新登場。いずれもポリッシュ仕上げ、ステンレススチールの小振りのスクエアケース(14×18mm)によるエレガントなスタイルが特徴。マザー・オブ・パールダイアルにはそれぞれに調和したカラーのストラップを組み合わせ、鮮やかなブルー、マンダリン、フューシャの美しい色合いで展開する。しなやかで耐久性に優れ、着心地の良いサテンを用いたストラップは幅広い手首のサイズ(135mm〜171mm)に対応。ピラミッドシェイプのサファイアクリスタルは光を捉えて美しい輝きを放ち、優雅なデザインに深みを添える。一際洗練された新しいスタイルは、12時位置に配されたグッチ ロゴ、6時位置の「Swiss Made」の刻印、繊細なシルバー カラーの針とインデックスにより、その魅力がいっそう引き立つ。
2018年02月06日セリーヌ・ディオンが、約10年ぶりとなる来日公演「セリーヌ・ディオン ライブ 2018 イン ジャパン(Celine Dion Live 2018 in Japan)」を、2018年6月26日(火)に東京ドームで開催する。世界の歌姫 セリーヌ・ディオンカナダのケベック州出身の歌姫セリーヌ・ディオン。映画『タイタニック』の主題歌である「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」であまりにも有名な彼女は、この曲でグラミー賞とアカデミー賞など、数々の音楽賞を獲得。また2004年には、女性アーティストとして史上最高の売上枚数を記録したことで、ワールド・ミュージック・アワードの「ダイヤモンド賞」を、2016年にはビルボード・ミュージック・アワードで名誉ある「アイコン賞」にも輝いた。約10年ぶりの来日公演約10年ぶりとなる今回の来日公演は、アジア・ツアーの一環となっており、日本を皮切りにマカオ・シンガポール・ジャカルタ・台北・マニラ・バンコクといったアジア太平洋地域7都市で開催される。「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」「トゥ・ラヴ・ユー・モア」「パワー・オブ・ラヴ」「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」「オール・バイ・マイセルフ」といった世界中を魅了し続けてきたヒット曲の数々、そして進化し続けるパフォーマンスを日本のステージで観られる貴重な機会となりそうだ。なお、チケットは1月26日(金)より順次先行販売がスタートする。来日公演記念ベスト・アルバムをリリース来日公演の開催を記念し、最新ベスト・アルバム『ザ・ベスト・ソー・ファー…2018ツアー・エディション』が5月30日(水)にリリースされる。最新ベスト盤は、「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」、「トゥ・ラヴ・ユー・モア」、「パワー・オブ・ラヴ」、「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」、「オール・バイ・マイセルフ」といった豪華ヒッナンバーが並ぶ豪華内容。さらに、2013年発表の直近オリジナル英語アルバム『ラヴド・ミー・バック・トゥ・ライフ』のタイトル・トラックも収録されている。国内盤のみ高品質Blu-spec CD2仕様、CDのみの通常盤に加え、セリーヌ・ディオンのロゴ入りハンカチを封入した豪華仕様の初回限定デラックス盤が販売される。また、それを祝し「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」)のライヴ・パフォーマンス映像が対訳入りで公開されている。【詳細】セリーヌ・ディオン ライブ 2018 イン ジャパン開催日程:2018年6月26日(火)開催会場:東京ドーム住所:東京都文京区後楽1-3-61時間:16:00開場 / 18:00開演(予定)【チケット】料金:VIP席 35,000円(グッズ付)、S席 15,000円、A席 10,000円※全席指定・価格は税込※3歳以上は有料、3歳未満入場不可※枚数制限:4枚■リリース情報『ザ・ベスト・ソー・ファー…2018ツアー・エディション』国内盤発売日/配信開始日:5月30日(水)・初回限定デラックス盤 SICP31170-1 3,000円(税込)・通常盤 SICP31172 2,500円(税込)BluSpecCD2仕様/スリーブ付/国内盤ボーナストラック収録収録曲1.マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン (ラヴ・テーマ・フロム"タイタニック")2.トゥ・ラヴ・ユー・モア3.イモータリティ4.フォーリング・イントゥ・ユー5.パワー・オブ・ラヴ6.イッツ・オール・カミング・バック・トゥー・ミー・ナウ7.ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ8.愛をふたたび9.ザ・ファースト・タイム・エヴァー・アイ・ソー・ユア・フェイス10.シンク・トワイス11.ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー12.アイ・ドローヴ・オール・ナイト13.ア・ニュー・デイ・ハズ・カム14.アローン15.テイキング・チャンシズ16.ラヴド・ミー・バック・トゥ・ライフ17.オール・バイ・マイセルフ18.リヴァー・ディープ、マウンテン・ハイ※日本盤ボーナストラック各1,800円+税 Blu-specCD2仕様『セリーヌ・ディオン』(1992年作品)SICP 31165『ラヴ・ストーリーズ』(1993年作品)SICP 31166『フォーリング・イントゥ・ユー』(1996年作品)SICP 31167『レッツ・トーク・アバウト・ラヴ』(1997年作品)SICP 31168
2018年01月15日グッチより、「ル マルシェ デ メルヴェイユ」 コレクションと「ディオニュソス ウォッチ」 コレクションから2種類のゴールドモデルが登場。美しい色合いでさまざまなデザイン的要素を取り入れた「ル マルシェ デ メルヴェイユ」 コレクションには、新たに22mmのシークレットウォッチが加わった。ダイアルが収められた回転式キャットヘッドケースは、プレシャスなマテリアルと時間の神秘性を融合させた、ハイエンドウォッチの中心的なモデル。新しいゴールドバージョンは、伝統的なシークレットウォッチをモダンでコンテンポラリーにデザインしたもので、彫刻が施されたアンティーク調の18Kイエローゴールドのケースには、目の部分に2石のダイヤモンド(計0.146ct)がセッティングされている。キャットヘッドケースをスライドするとホワイトマザー・オブ・パールのダイアルが現れ、針はアンティークゴールドカラー。ブラックリザードストラップとイエローゴールドアルディオンバックルがこのエレガントなマテリアルの組み合わせをいっそう際立たせる。そして、パールがあしらわれたクラウン、ビー(ハチ)モチーフのエングレービングが施されたケースバックに至るまで、グッチならではのディテールへのこだわりが特徴。ダイアルの12時位置にはGUCCIロゴ、6時位置には「Swiss Made」の文字が配されている。一方、「ディオニュソス ウォッチ」 コレクションには、新たにゴールドモデルが加わる。印象的なシルエットに、プレシャスなマテリアルをエレガントに組み合わせた23mmモデルで、ウォッチとしてだけでなくアクセサリーとしても着用できるデザイン。彫刻が施された2つのタイガーヘッドを持つスネークが印象的な18Kイエローゴールドケースには、4石のグリーンサボライトが鮮やかに輝く。ケースバックにはグッチのビー(ハチ)モチーフのエングレービングが施され、同じく彫刻が施された18Kイエローゴールドのバングルは、繊細なグリーンエナメルの装飾で彩られている。美しく煌くホワイトマザー・オブ・パールのダイアルにはイエローゴールドカラーの針を組み合わせ、12時位置にはGUCCIのロゴが配される。見事な細工が施されたこのウォッチは、単品またはディオニュソス ジュエリー コレクションの様々なアイテムと組み合わせて、より印象的なコーディネートを楽しめる。なお、「ル マルシェ デ メルヴェイユ」 ゴールドモデルは展開中、「ディオニュソス ウォッチ」 ゴールドモデルは12月より展開予定。
2017年11月09日監督・主演を務めた『アルゴ』がアカデミー賞作品賞ほか3部門に輝いたベン・アフレック。彼の最新監督・脚本・主演作『夜に生きる』から、ベンやエル・ファニングら出演者たちの熱意が伝わるエピソードとともにメイキング写真が解禁となった。本作は、“ポスト クリント・イーストウッド”としてキャリアを重ねるベンが『アルゴ』以来、5年ぶりに監督・主演をつとめただけでなく、脚本にも自ら関わった入魂の1作。製作にはオスカー俳優のレオナルド・ディカプリオも名を連ねており、ベンの長編初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』以来となるデニス・ルヘイン原作で、エドガー賞(MWA賞)最優秀長編賞を受賞した同名小説を基にする。ベンは、厳格な家庭に育ちながらもギャングの世界に足を踏み入れる男・ジョーを、スリリングかつ緊迫感あふれる演技で熱演。監督として、豪華キャストたちをまとめあげている。このたび到着したメイキング写真は、魅力的な美女グラシエラを演じたゾーイ・サルダナや、ジョーと恋に落ちるギャングの愛人エマ役のシエナ・ミラーといった実力派女優たちと演出の相談をしている様子や、ジョーの良き相棒・ディオン役を務めたクリス・メッシーナと熱心にカメラチェック行っている場面など、制作現場の熱意が伝わる写真ばかり。それぞれの表情からも、本作の制作に一丸となっている様子が伝わってくる。シエナは「この映画に出演できるなんて、夢が実現したようなもの。でも、私にとってもっと重要だったのは、ベンが脚本を書き、主演し、監督することでした。彼のこれまでの作品を観てきて、この映画に参加できて、こんなに極上の役を演じられるなら、何もかも投げ打っても構わないとさえ思ったの」と語り、ベンとのタッグを熱望したことを明かす。また、『アルゴ』で共演しているクリスも「ベンが監督する映画で彼や他のキャストと共演できるとくればね、迷うはずがありません」と即決で出演を快諾したと語る。さらに、17歳で参加したエルにとっては刺激的な現場となった様子で、力を十二分に発揮することができたという。「ベンはもう最高!みんなが彼を尊敬していて。彼のほうも俳優たちをとても信頼してます。私もベンを心から信頼できました。彼が作ってくれる環境がいいので、みんなが創造性を存分に発揮できました」と絶賛を贈っており、ベンから学んだことは多かったようだ。一方、ベンにとっても、本作は特別な思い入れがあったようで、「映画製作者として、これは、1930年代から70年代にかけて作られたワーナー・ブラザースのギャング映画にオマージュを捧げる素晴らしいチャンスでした。私はそうした映画を観て育ってきました。そういう映画には壮大で無秩序な感覚があり、それが観る者を違う世界、違う時代に連れて行ってくれるのです」と、情熱を傾けたプロジェクトだったと明かしている。監督、俳優陣が心から信頼し合い、楽しみながら良い作品にしようと尽力された本作。濃密かつ重厚なストーリーと、役者陣の名演に期待していて。『夜に生きる』は5月20日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月26日1991年に製作されたオリジナル版のアニメ映画『美女と野獣』で主題歌を歌ったセリーヌ・ディオンが、エマ・ワトソン主演の実写版のサウンドトラックにも参加するという。セリーヌ本人がSNSにサントラのジャケット写真を掲載し、発表した。今回は「How Does A Moment Last Forever」というタイトルの、完全に新しい曲を歌っているとのことで、「オリジナル版の一員になれたときも、私の人生における魔法みたいな体験だと思ったけど、またこの映画に関わることができるなんて!本当に光栄です」と喜びの声を上げている。「People」誌によると、この新曲は、オリジナル版でセリーヌとピーボ・ブライソンがデュエットしてアカデミー歌曲賞を受賞した主題歌「美女と野獣」の作曲家アラン・メンケン、作詞はメンケンとミュージカルの「美女と野獣」や映画『アラジン』で共作したティム・ライスが担当しているようだ。「How Does A Moment Last Forever」は、タイトル通り「人生の大切な瞬間を手放さないためには…ということについて書かれた感情的なバラード」というが、3月10日(現地時間)のサントラ発売日までお披露目されることはないらしい。再び主題歌として使用される「美女と野獣」は、アリアナ・グランデとジョン・レジェンドがデュエットすることをディズニーがすでに発表している。(Hiromi Kaku)
2017年01月20日ここ数年は、ファッション業界でも“エコ・リュクス”“エシカル”というワードが普通に登場しています。地球にやさしくて贅沢、倫理的といった言葉の意味するところでも分かる通り、いまや環境や次世代を意識しておしゃれすることは当たり前というわけです。この意識は、さまざまな業界でも広がっています。とはいえ、まだまだ努力が必要で…。とそんな中、シンプルで潔いライフスタイルで知られるフランスから小粋なドキュメンタリーが届きました。フランス人女優メラニー・ロランが、志を同じくする仲間と共に、今日、明日、そして未来までずっと幸せに暮らすためのヒントを探す『TOMORROWパーマネントライフを探して』です。発端は、メラニーがある日知った衝撃的な事実。いまのままの生活を続ければ、人類は遠くない未来に絶滅する恐れがあると「ネイチャー」誌に掲載された論文に書かれていたのです。それを彼女に伝えたのは、友人でジャーナリスト&活動家のシリル・ディオン。妊娠中にその論文を呼んだメラニーはあまりのショックに1日中泣き続けたとか。「こんなふうに絶望感を突きつけてきたシリルを恨んだほどよ。研究論文を読んで以来、ポジティヴな映画を目指すことこそが重要だと考えるようになった。それこそが必要とされているものだって。その思いが原動力になっていった。女優として抜けられない仕事もあったけれど、この映画にとことん打ち込めるよう、そのうちのいくつかをキャンセルしたくらいよ」。涙をぬぐい彼女が決意したのは、解決策を求めて、新しい暮らしを実践している人々を訪ねること。アメリカ、イギリス、ベルギー、インド、デンマーク、アイスランドそしてフランス。人々の取り組みは多岐に渡ります。地産地消、有機農業、代替エネルギーの利用、そして持続型農業である“パーマカルチャー”(パーマネント+アグリカルチャーを組み合わせた造語)、街中にエディブル・フラワーやハーブを植える“インクレディブル・エディブル(みんなの菜園)”運動。関係者たちと話をしながら、地球の未来を探っていきます。独自のアイディアと地域性を生かした新しい発想に、人間が持つイマジネーションとクリエイティビティでここまでライフスタイルは変わるのだと驚かされます。明確な章立て、時折差し挟まれるヴィジュアル・エイドもキュートでわかりやすくて、エコの知識がない人から、また高い関心を寄せる人まで、幅広く学べる演出も魅力です。居心地の良い既存のライフスタイルですが、これを続けることが不可能ならば、やはり別の選択肢を考えなければいけないのは当然のこと。人類はいつだって、知恵で困難や危機を乗り切ってきたのですから、きっとこの難題だって乗り越えられる。絶望的な論文にはじまりながらも、そんな希望を芽生えさせてくれるのが本作。自分が置かれているいまを知り、ここから繋がっている未来について考えるためにも、ぜひ観ていただきたい一作です。(text:June Makiguchi)
2016年12月31日“ブロードウェイ・レジェンド”ヒントン・バトルがプロデュースする世界的なダンサー育成アカデミー「ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー(HBDA)」の開講発表記者会見が、10月18日(火)ルミネtheよしもとにて行われた。本アカデミーは、演劇やミュージカル界において世界最高峰の栄誉とされるトニー賞を3度受賞し(「ソフィスティケイテッド・レディ」「タップ・ダンス・ キッド」「ミス・サイゴン」)、ダンサー・シンガー・役者として活躍するヒントン氏と吉本興業がタッグを組み、真に独創的で表現力豊かなダンサーの発掘、育成を行うというもの。開校を心待ちにしているというヒントン氏は、第1期生オーディションに向け、「最も重要なのことはダンスに対する愛情。ダンスがなければ生きることができないいという魂の叫びが聞こえるようなダンサーを求めています」と呼びかけ。そして、競争率の高いブロードウェイで成功するためには「やる気や心意気も大切ですが、何よりも重要なのはあきらめない心。オーディションに落ちたとしても、なぜ受からなかったのかをしっかり分析して修正していくことが大切。HBDAでは、あきらめない気持ちをテクニックと合わせて教えていきたい」と育成への意欲を語った。また、MCとして登場した「タカアンドトシ」のトシは「もう40歳だから(ダンスは)見るだけでいい」と話すもヒントン氏は「やらなきゃ!いまがダンス始めるのにいい歳!カモン!」と熱烈に勧誘! しかし「綾部に任せます」と来年4月から活動拠点をニューヨークに移し海外進出を目指す「ピース」綾部を引き合いに出し答えていた。会見では、講師を務めるプリンストン・ダッカー三世(バレエ)、ディオン・フィギンス(モダン)、ドミーシャ・サンブリィ=エドワーズ(タップ)によるダンスパフォーマンスも披露。彼らはヒントン氏のアカデミーで講師を務めることができる喜びを話し、また11年に渡りマイケル・ジャクソンの専属タップ講師を務めたドミーシャ氏は、「完璧主義者という言葉では足らないほどの完璧主義者。MVでのタップのステップを教えるだけでなく、全てを学びたいということでイチから教えました」とマイケルとの思い出も明かしていた。なお、本会見を皮切りに年末まで生徒募集を実施することも発表。来年1月~2月にかけ、全国6都市で行われるオーディションを通過したダンサーには、世界で活躍するためのプログラムが最大3年間無償で受けられるようだ。(cinemacafe.net)
2016年10月21日映画『TOMORROW パーマネントライフを探して』が、2016年12月23日(金・祝)より、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。一足先に公開されたフランスでは、口コミが広がり100万人以上動員するヒットを記録、セザール賞ベストドキュメンタリー賞にも輝いた。2012年、学術雑誌「ネイチャー」に21人の科学者たちが、人々のライフスタイルを今のまま続けると、人類は滅亡するという論文を発表。世界は衝撃に包まれた。『イングロリアス・バスターズ』『オーケストラ! 』などで知られる女優メラニー・ロランが、その衝撃の事実を知り、活動家・ジャーナリストの友人のシリル・ディオンと一緒に、未来を幸せに暮らすライフスタイルを求めて旅に出でる話。妊娠中のメラニー・ロランが、我が子のため、未来の子供たちのため「何とかしたい!」と向き合うところからストーリーは始まる。何やら暗い話にも見えるが、”人類滅亡”といった寂しいものではなく、実際のところは、滅亡しない方法を見つけるという、スーパーポジティブなもの。男女、年代、国境を超えて訴えかけていく“提案型ドキュメンタリー”だ。「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野で、新しい取り組みを行っているパイオニアたちを紹介。旅で出会う美しい自然、決して大きなことをしている訳ではないけれども活き活きとした人々、無邪気な子供の笑顔があることに気付く。世界に生きる人々のライフスタイルや取り組みを通して“希望”というメッセージを届ける。メラニーは、『TOMORROW パーマネントライフを探して』の撮影を通して、エコロジーに関してより深く勉強し、自らも地球の未来のために次のことを実践しているそうだ。・ベジタリアン、洋服やコスメもサスティナブルな製品を使用・ブルターニュの島でパーマカルチャーの栽培法で野菜を育てる・必要以上に買い込まない。溜めこまない【作品情報】TOMORROW パーマネントライフを探して公開時期:2016年12月23日(金・祝) ※渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開原題:DEMAIN監督:シリル・ディオン、メラニー・ロラン出演:シリル・ディオン、メラニー・ロラン、ロブ・ホプキンス、ヴァンダナ・シヴァ、ヤン・ゲールほか2015年/フランス/120分/シネスコ/カラー/配給:セテラ・インターナショナル
2016年10月07日“フランスのアカデミー賞”とされるセザール賞でベストドキュメンタリー賞に輝いた、女優メラニー・ロラン共同監督の『TOMORROW パーマネントライフを探して』。このほど本作から、当時、妊娠中だったという彼女の語りから始まる予告編映像が解禁となった。2012年、学術雑誌「ネイチャー」に21人の科学者たちが、“現在のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡する”という論文を発表し、世界に衝撃が走った。映像作家としても豊かな才能に恵まれた女優メラニー・ロランは、その衝撃の事実を知り、未来の子どもたちのために、活動家・ジャーナリストと多彩な顔を持つ友人のシリル・ディオンを相棒に、世界中の“新しい暮らしを始めている人々”に会いに旅に出た――。『イングロリアス・バスターズ』『オーケストラ!』、さらに直近ではアンジェリーナ・ジョリー主演・監督作『白い帽子の女』にも出演し、映像作家としての顔も持つメラニーが共同監督を務めた本作。このたび解禁された予告編は、妊娠中のメラニーが、我が子が生きる未来の地球が直面するであろう危機を知り、「何とかしたい」と向き合う決意の語りから始まる。その解決策を求め、街中に野菜を植えたイギリスのトッドモーデンをはじめ、ブリストル、アイスランド、フィンランドなど世界を回る彼女たち。そこに生きる人々のライフスタイルや取り組みを通して伝わってくるのは、“希望”というメッセージだった。実は彼らが旅先で出会う人々は、決して大きなことをしているわけではない。より豊かな生活のために始めた小さな行動が、彼らを笑顔にし、結果的に地球の“明日”を良くしていくことにつながると気づかされる。新しい世界を創り始めたパイオニアたちと出会い、未来への気づきをくれる2時間の旅。ごく当たり前の1歩から始まる、斬新でワクワクする“提案型ドキュメンタリー”を、こちらから覗いてみて。『TOMORROW パーマネントライフを探して』は12月、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月03日『イングロリアス・バスターズ』や『オーケストラ!』、さらにアンジェリーナ・ジョリー主演・監督作『白い帽子の女』にも出演するフランスの女優メラニー・ロランが共同監督を務め、セザール賞ベストドキュメンタリー賞にも輝いた『TOMORROW パーマネントライフを探して』(原題:Demain)が、12月に日本公開されることが決定。ポスタービジュアルと場面写真がシネマカフェにて解禁となった。2012年。21人の科学者たちが権威ある学術雑誌「ネイチャー」に、現在のライフスタイルをこのまま続ければ、人類は滅亡するという論文を発表し、世界に衝撃が走った…。映像作家としても豊かな才能に恵まれ、エコロジストとしても知られる女優のメラニー・ロランはその衝撃の事実を知り、未来の子どもたちのために、活動家・ジャーナリストである友人のシリル・ディオンとともに、未来を幸せに暮らすためのライフスタイルを求めて世界へと旅に出る――。「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野に渡り、パーマカルチャー(パーマネント:永続性+農業:アグリカルチャー)、トランジション・タウン(持続可能な社会をつくる市民運動)、ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ運動)など、世界中の新しい取り組みを行っているパイオニアたちが続々と登場する本作。人類滅亡を招く“悪”を告発するのではなく、人類が滅亡しないための方法を見つけるというスーパーポジティブな精神に基づいた、男女、年代、国境を超えた興味を喚起する、ワクワクの“提案型ドキュメンタリー”だ。手描きの図解やイラストも楽しく、旅で出会った自然の美しさ、そこに生きる人々のひたむきな表情や無邪気な子どもたちの笑顔が印象的。フランスで公開されるや熱狂的な口コミが広がり、観客動員数110万人を突破する大ヒットに。さらに、フランスで最も権威のあるセザール賞ベストドキュメンタリー賞にも輝いた。メガホンをとったのは、女優として活動する一方、2008年には短編映画『De moins en moins』(原題)で監督デビューし、第61回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に出品。続く『呼吸 ー友情と破壊』(’14)が、第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間部門で特別上映されるなど、演出力が評価されているメラニー・ロラン。この度解禁されたポスタービジュアルには、メラニーが地球にやさしい新たなライフスタイルを求めて世界を旅する中で出会った、「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野を切り取った印象的な写真が散りばめられている。人にも地球にも優しいライフスタイルを求める、決して未来を諦めない前向きなメッセージを伝えるビジュアルで、これまでの環境系ドキュメンタリー映画とはまた一線を画す仕上がりとなっている。『TOMORROW パーマネントライフを探して』は12月、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日シャーリーズ・セロンが主演を務める、記憶にまつわるヒューマンサスペンス『ダーク・プレイス』が、6月24日(金)より公開される。このほど、「ゴーン・ガール」のギリアン・ フリンが手がけた長編ミステリーを原作とする本作に、“日本ミステリー界の女王”山村美紗の娘として知られる女優・山村紅葉や、日本のミステリー界の著名人が絶賛の声を寄せていることが分かった。本作は、28年前に一家殺人事件に遭い、 唯一生き残った少女が真実を見つめ直す物語。主演と製作を務めるのは、現在『スノーホワイト/氷の王国』では邪悪な女王を圧倒的な迫力で演じているシャーリーズ・セロン。さらに、彼女演じるヒロインの“真実探し”を助ける“殺人クラブ”の主催者、ライル役には、本作ほか主演作『アウトバーン』など活躍著しいニコラス・ホルト。事件を起こし終身刑の身となる長男のベンには、 スティーブン・スピルバーグの次回作『ゲームウォーズ』で主演を射止めタイ・シェリダン。この内気なベンを翻弄する恋人を、ブルックリン・ベッカムと交際宣言したクロエ・グレース・モレッツが熱演する。目を疑うスキャンダラスな事件の記憶と、狂気に満ちた世界を漂流するヒロインばかりでなく、誰の心にも潜む“ダーク・プレイス”をも呼び覚ます本作。“サスペンスドラマの女王”との異名をとる山村さんをはじめ、多数の人気ミステリー作家の心をも、ざわつかせている。<コメント一覧>■山村紅葉(女優)予想外の結末!伏線は見事に張りめぐらされていたのに…。シャーリーズ・セロンの見事な演技に脱帽!!■♪akira (翻訳ミステリー・映画ライター)被害者としてしか生きられず、世界に置き去りにされたリビー。原作とは異なる印象のラストをぜひ見届けてほしい。■中谷友紀子(『ダーク・プレイス』原作本「冥闇」訳者)あの嘘がなければ、あの偶然が起きなければ、悲劇は避けられたのか。心えぐる真実にたどりついたあと、きっともう一度観直したくなる。■千街晶之(ミステリー評論家)この物語では、人生も犯罪も、決して計算通りには進まない。愛情も悪意も、すべては気まぐれな運命によって織り成される糸にすぎない。■福田和代(ミステリー作家)悲劇をきっかけにやさぐれた主人公のシャーリーズ・セロンが、カッコいい!ミステリー好きは二回観てしまいます。■水生大海(ミステリー作家)原作のキャラが目の前に!特にディオンドラは、クロエ・グレース・モレッツの凄みある演技が迫ってきます。■桜木紫乃(作家)真実という傷と戦うリビーに「自分がいま見ているものを疑うことができるのか」と問われている気がしました。『ダーク・プレイス』は6月24日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月12日今年1月に最愛の夫・レネ・アンジェリルを亡くしたセリーヌ・ディオンが、夫の死後初めてインタビューに応じ、「People」に5歳の双子の息子にどのように「父親の死」を伝えたのかを明かした。15歳のレネ・チャールズ、5歳のネルソン、エディの3人の母であるセリーヌ。まだ幼い双子にとって「死」が何を意味するのか理解してもらうために使用したのが、ディズニー映画の『カールじいさんの空飛ぶ家』だった。夫の葬儀前に、セリーヌは『カールじいさんの空飛ぶ家』さながらのカラフルな風船やグリッターで会場を埋め尽くした盛大なパーティーを開いたという。「レネの死を“お医者さん”(や病気)と結び付けることはしたくなかったの。子どもたちに怖い思いをさせちゃうから」。そして「パパは風船とお空に昇って行って、もう帰ってこないのよ」と双子に説明したセリーヌ。わずか5歳の子どもに父親の死を伝えなければならなかった母の心の痛みは計り知れない。「3人それぞれにレネが息づいているように感じる」という息子のために「私は子どもにとても強い母親であるという姿を見せたい」と誓ったセリーヌは17日(現地時間)よりラスベガス公演を再開し、夏にはヨーロッパツアーを開催する。(Hiromi Kaku)
2016年05月18日シャーリーズ・セロンが主演を務め、「ゴーン・ガール」の原作者ギリアン・フリンの長編小説「冥闇」を映画化した『ダーク・プレイス』。このほど、本作に出演するクロエ・グレース・モレッツの場面写真が解禁。プライベートでは、“サッカー界の貴公子”ベッカム氏の長男ブルックリン・ベッカムと交際宣言したばかりのクロエが、小悪魔的な“超肉食系”女子を演じていることが分かった。1985年、田舎町で母親とその娘2人が惨殺される一家殺人事件が起こる。犯人として逮捕されたのは、15歳の長男ベン(タイ・シェリダン)。ただひとり生き残った末っ子の少女リビーが兄の犯行を証言したため、ベンは終身刑を宣告される。時がたち、31歳になったリビー(シャーリーズ・セロン)のもとに、有名事件の真相を追う“殺人クラブ”から招待状が届く。あのころ、家族にも心を開かなかった内気な長男ベンが、唯一心を許したのは、恋人のディオンドラ(クロエ)。ディオンドラは悪魔信仰にはまっており、彼女の影響で、ベンも次第に悪魔崇拝者と化してゆくのだが…。本作は28年前に一家殺人事件に遭い、生き残った少女が真実を見つめ直すヒューマン・ミステリー。事件を起こし終身刑の身となる長男のベンには、8月11日(木)公開『X-MEN:アポカリプス』にも出演するタイ・シェリダン。『ツリー・オブ・ライフ』のブラッド・ピットの息子役でデビュー、マシュー・マコノヒーと共演した『MUD-マッド-』で高い評価を得た彼は、スティーヴン・スピルバーグの次回作『Ready Player One』(原題)でも主演を射止めている。そんな彼が演じる15歳のころの内気なベンを翻弄する恋人が、プライベートでもモテモテながら堂々交際宣言したばかりのクロエ。解禁となった場面写真からもわかるように、本作では、一人の男の人生を狂わせる妖しい女性を演じている。いまや大注目の若手俳優のひとり、タイに時にしなだれかかり、時にキスを迫るも、彼はタジタジ!!クロエは、本作について「次に起こることが全然予測がつかないの、わかる?こちらが『きっとここがクライマックスね』と思って気を抜いた瞬間に、全然予測しないことがやってくるの。でも、その展開がとても巧妙に描かれているのから、どんなに残酷なことが起こったとしても、その続きを知りたくなるわ」と意味深なコメントを寄せている。強引で、艶っぽい小悪魔的な魅力を放つ本作のクロエに、目が釘付けになりそうだ。『ダーク・プレイス』は6月24日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月14日先月、夫のレネ・アンジェリルさんを亡くしたセリーヌ・ディオンが、ラスベガス公演に復帰した。長年に渡る咽喉がんの闘病生活の末、先月にレネさんが他界したことでシーザーズ・パレスのザ・コロッセオでの常設公演をキャンセルしていたセリーヌだが、夫の想いを引き継ぐためにステージへと復帰した。セリーヌは観客に「ここは私の第2の故郷のようなものです。そうはいっても、自宅ではすっかりリラックスできるはずなのに、ここで今リラックスできるかと言えばそれは分かりません」「この部屋には愛を感じるんです。夫の強さと温かみがみなさんに映し出されているんです。レネはいつも私たちを信じてくれた最高の人たちと一緒にいられるよう、私の代わりに一生懸命尽力してくれたんです」とその胸中を明かした。そして最後に、「私たちの家族を代表して、私の愛する人への美しい追悼となる今夜に私たちと一緒にいてくださることにお礼を申し上げます。レネ、愛しているわ。ありがとうございます。おやすみなさい」と締めくくり、ステージを去った。そんなセリーヌは先日にも、ファンに向けてメッセージ。「私と家族たちはここ数日間に渡って私たちを支えてくれた多くの人たちからのあふれんばかりの愛情と応援に心から感激しています。皆さんのレネへの愛情や祈り、思いやりの心はこの難しい時期において皆さんが思っている以上にとても私たちの助けとなっています。心からお礼申し上げます」と感謝の思いを伝えていた。(C)BANG Media International
2016年02月05日今最も注目される調香師のひとりである、ゲザ・ショーエン(Geza Schoen)。このほど、彼による2種の新作フレグランス「ビューティフルマインド」が日本上陸。これに伴い9月30日まで、エストネーション六本木ヒルズ店2階、銀座店1階にてポップアップショップをオープンしている。ゲザは、13歳で100種類のフレグランスを区別することが出来たという逸話を持つ調香師。イギリスの百貨店「ハーヴェイ&ニコルズ」で06年に発表したフレグランス「エセントリックモレキュールズ」は、今なお破られることのない記録的な売り上げを達成。人肌のフェロモンそのもののように香り立つ“アンチフレグランス”という新たな香水の境地を切り開いた。今回、発売された新作フレグランス「ビューティフルマインド Volume 1 : インテリジェンス&ファンタジー」(100ml 税込2万7,000円)は、最年少で世界記憶力選手権のグランドマスターになった女性、クリスチアーネ・シュテンガーとのコラボレーションによるもの。マグノリアの蕾やヘディオン、ベルガモットなどが、クリスチアーネの記憶の最深部に刻まれたティアレブロッサムのクリーミーで官能的な香りを引き立てている。「ビューティフルマインド Volume 2 : プレシジョン&グレース」(100ml 税込2万7,000円)は、世界的に賞賛を受けるバレエダンサーのポリーナ・セミオノワとのコラボレーションによるフレグランス。洋ナシやプラムといった、ポリーナ・セミオノワの故郷であるロシアを想起させる、そよ風のような軽やかな香りで始まる香りは、ミドルノートに添えられたペッパーによって芯のある強さを感じさせる。まるでバレエそのもののような、軽やかな舞の裏に隠された強さが表現された。パッケージはどちらも、世界的なビジュアルデザイン集団「Me Company」が担当。「ビューティフルマインド Volume 1 : インテリジェンス&ファンタジー」には、クリスチアーネの偉大な記憶脳の能力を表した神経経路の動きが、「ビューティフルマインド Volume 2 : プレシジョン&グレース」にはダンサーがパフォーマンスしている間の脳内の瞑想状態のイメージが描かれている。エストネーション六本木ヒルズ店2階、銀座店1階にてオープンするポップアップショップでは、新作「ビューティフルマインド」と、前人未到の売り上げを記録した「エセントリックモレキュールズ」を期間限定で発売する。
2015年09月23日先週より公開中のニール・ブロムカンプ監督作『チャッピー』より、このほど、本作に出演する「ダイ・アントワード」の場面写真が公開された。本作にて、AIロボット“チャッピー”を育てるストリートギャング役として初の映画出演を果たした「ダイ・アントワード」の二人。本作鑑賞後のコメントでは、彼らに関するものが多く寄せられている。「チャッピーのエンドクレジット見て、ニンジャはニンジャ、ヨーランディはヨーランディって人なのか!ってびっくりして、彼らのこと調べまくってる」、「チャッピーに出てきたニンジャとヨーランディが気になってググッてみたらめっちゃ可愛い」、「チャッピーは色んなロマンが詰まりすぎてた。あと『ダイ・アントワード』のファンになってしまった」など、圧倒的な存在感で、重要な役どころを演じた2人に賞賛の声が多数寄せられている。南アフリカ出身の「ダイ・アントワード」は、リードラッパーのニンジャ、サイドラッパーのヨーランディのペアに、DJのHi-Tekで構成される音楽ユニット。2009年にアルバム「"$O$"」でデビューし、アヴァンギャルドな音楽性、ヴィヴィッドなファッション、ユニークなパフォーマンスで人気を集め、YouTubeで公開されたミュージックビデオも大人気、全世界から注目される存在だ。元々2人は、ニール・ブロムカンプのファンであり、ニンジャは下唇には「D9」と『第9地区』(District 9)を表す刺青を入れているほどだという。本作プロデューサーのサイモン・キンバーグは、彼らについて「ダイ・アントワードは型にはまらない」とコメント。ヨーランディはその“型にはまらない”自分たちのスタイルについて「服装や話し方、ふるまい方のスタイルをZefと呼ぶ」、ニンジャは「周りにどう思われようと気にしない。自分たちの音楽や服装、話し方を貫くこと」と説明している。監督は現実世界での彼らのアートワークや音楽を使い“Zef”スタイルを劇中で多く取り入れている。「彼らを見てるとリアルな作品を作ってる実感がわく」とチャッピーの生みの親でディオンを演じたデーヴ・パテルが語る通り、監督が目指したリアリティの追求は彼らの協力によって実現されたのだ。また、ツイートの中では、「クライマックスからラストに向けての展開、本当にスゴイ……!!何はともあれ“テンション”ですね(笑)!」、「『チャッピー』観た後に脳裏に突き刺さる言葉が“テンション”ですな。あの場面でいきなり出てくる。コレには…」、「あのテンションは絶対に予測不可能」、「ツッコミ不可避の“テンション”パンツは名シーン?」「ニンジャの服、テンション!(笑)」など、“テンション”というワードが入っているものが続出!実は、これらはニンジャの衣装についてのコメントなのだが、一体どんなシーンで出てくるのか…?噂の彼らの魅力がたっぷり詰め込まれている本作。“テンション”の真意を確かめるためにも、ぜひ劇場へ足を運んで欲しい。『チャッピー』は、丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャッピー 2015年5月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) Chappie - Photos By STEPHANIE BLOMKAMP
2015年05月29日