まずは2つの放課後等デイサービスを見学Upload By カタバミ私はまちゃが年長の6月あたりから、インターネットで放課後等デイサービスを探して電話をかけてみました。1社で何ヶ所も運営している大手の「A」には「早く連絡されても来年空きが出るかは分かりませんが、今利用者が増えてもう1つ新しく開く予定ですから1度見学に来てください」と言われました。次に息子が入学しそうな小学校の近くにある「B」に連絡をすると、同じように「来年空きが出るか分からないけれど待機者の1番初めに入れておきます」と言われました。見学すると「A」は新しいマンションの1階で、きれいだけれどまちゃが好きそうなおもちゃや絵本などは何も出ておらず、言語聴覚士が常駐しているとのことでしたが、個別でみてもらうには長い順番待ちになると言われました。「B」には何度か連絡をしてやっと年末に見学に行けました。小学校近くの年季の入った一軒家で、入ってすぐまちゃの好きそうな大きなトランポリンや絵本がたくさんありましたが、天井が高く薄暗い気がしましたし、利用している方の年齢層も高くまちゃに合うのか心配でした。年末にもう2つの放課後等デイサービスを見学Upload By カタバミA、Bどちらの放課後等デイサービスも「空きが出るか分からない」と言われたのでどうしようかと考えていた12月に、同じ療育園に通うママ友が、ポストに入っていたという新しくできた放課後等デイサービス「C」のチラシを見せてくれました。早速電話をして見学の予約を取りました。同じ頃、ほかのママ友がわが家のすぐ近くに放課後等デイサービス「D」ができたので良かったらと教えてくれました。こちらもすぐに見学の予約を取りました。「C」は早い時期からしっかりと就労を目指していて、学校と同じように机と椅子が並べてあり、内容もパソコンでブラインドタッチの練習をさせたりしていて、正直まちゃには高度かなと思いました。「D」は本当に家の近所で、できたばかりということで遊具も何もなく未知数でしたが、説明してくださった方が児童発達支援事業所や放課後等デイサービスで長く働いていて、まちゃの特性についてとても理解がある気がしました。CもDもどちらもできたばかりで空きがあり、まちゃがすぐにでも通い出せるような反応でした。2つに決定!現在通ってみてUpload By カタバミ家から近い位置にあり印象も良かったので、私は「D」が気になりました。「まずは週に1日だけいかがですか?」と言っていただいたので、契約して療育園の後に週1で通わせることにしました。その頃、通うことに決まった小学校の近くにある「B」から「週1ですがある曜日だけ空いたのでいかがですか?」と連絡がきました。1つの放課後等デイサービスに週5で通わせて、もしそこがまちゃに合わなかったらどうしようと心配だった私は、そちらもお願いすることにしました。週1だけならと気軽に考えたのかもしれません。現在、まちゃは「D」に週4で行き渋りなく通っていますし、入学してから初めて利用した「B」にも週1ですんなりと通うことができています。「B」の職員さんからは「学校から近いので、初登室のとき手を繋いで連れて行きましたが、全く問題ありませんでした!」と驚かれました。室内がまちゃの好きそうな物だらけだったのが良かったのかなと思います。年が明けてから、最初に見学した「A」から「空きができたので入れます」と言われましたが、もうBとDに決めようと考えていたのでお断りしました。振り返って思うこと……1ヶ所に絞らなくてよかった!Upload By カタバミ今まちゃは2ヶ所の放課後等デイサービスを毎日機嫌良く利用しています。年長時に通っていた療育園の先生から「複数の放課後等デイサービスに通わせるとどちらかを嫌って行き渋りが出るかもしれない」と言われ、1ヶ所に絞ったほうが良いのか迷いましたが今は2つで良いと感じています。週1利用の「B」は一軒家なので遊具も大きくダイナミックに遊ぶことができます。老舗ですから遠くの公園も良くご存知で、あちこち連れて行ってくれます。見学した時には年齢層が高く合わないかもしれないと思いましたが、今は年上の子どもたちがいることを頼もしく感じています。まちゃはこちらではとてもマイペースに過ごしているそうで、まちゃの特性的には合っているのではないかと思います。週4利用の「D」は新しい施設で見学した時は何もなかったのに、その後ハンモックなどまちゃの大好きな遊具が増えました。ビルの1フロアにまちゃと歳の近いお子さんがたくさん一緒にいるので、人気のあるおもちゃはタイマーをかけて順番で使ったりしているそうです。こちらのほうが人との刺激はありそうです。何よりも近いので助かっています。2つ通っているのでそれぞれの違いも感じますが、私はどちらも良い放課後等デイサービスだなと感じています。執筆/カタバミ(監修:新美先生)放課後等デイサービスは、数がとても増えており、タイプや力を入れていることも施設によってさまざまです。いざ選ぶとなると何を基準に選んでいいのか迷ってしまうことも多いですね。まちゃくんの場合は、年長の6月から動かれたとのこと。さすがのスピード感です。放課後等デイサービスは増えていると言われながら、かなり混んでいることも多く希望のところが空いているとは限りません。前の年度のうちから探して年度替わりの空きを待たないと選ぶ余地がないという地域も多いようです。学校でそれなりに頑張った後に行く放課後等デイサービスなので、お子さんが無理なく安心して楽しく通える場所であることは大切です。保護者が見学してお子さんに合いそうか見極めたり、可能なら本人も一緒に行って活動を体験したりするなどして相性を探るのもいいですね。家庭でも学校でもない第三の居場所=サードプレイスとしての放課後等デイサービスで、安心して他者と関われたり、さまざまな活動を経験できたりするといいですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年04月16日特化型の放課後等デイサービスって?わが家の次男Pは知的障害(知的発達症)を伴うASD(自閉スペクトラム症)です。Pは現在、2ヶ所の放課後等デイサービスへ通所しています。Pが通う放課後等デイサービスを探す際、私は療育的な支援をメインにしている、特化型の施設を候補に考えていました。専門的な知識を持った方に支援をしてもらうことで、少しでもPの発達を促したいという気持ちがありました。特化型とひとことでいっても、運動、アート、学習支援など、支援プログラムは施設によってさまざまなので、私はどこを選べば良いのか悩んでいました。でも私自身の希望より、本人が無理なく参加できて楽しめるところが1番なので、考えた結果、音楽療法に特化している施設を見学してみることにしました。Upload By みん音楽療法の内容は?重度知的障害のわが子も参加できる?音楽療法は、用意された支援プログラムに沿って進行されます。座って見るパネルシアターや、身体全体を使って行うリトミックなど、いろんな内容の設定がありました。見学してみると、重度の知的障害(知的発達症)のPには参加が難しそうな内容もあり、通うのは少し難しいかもしれないと思っていました。不安に思う点を施設長に直接相談してみると……実際、利用者の中にも、プログラムに参加できずに自由に動き回っているようなお子さんもいて、きっとPも同じように参加しないだろうとますます不安になりました。その気持ちを施設長に相談したところ、「プログラムに参加できていないお子さんに参加を促すことはあっても、無理に参加させることはしません。本人がやりたいと思わない場合は危険のないよう自由に過ごしてもらっています。」と話してくれました。私はそれを聞いて少し安心しましたが、それでは音楽療法の意味がないのではないか?とも思いました。しかし施設長によると「子どもたちは音楽や歌を聴いていないように見えても、しっかり聴いていたり歌詞を覚えていたりするので、全く参加していなかったお子さんがある日突然歌い出したり、自分からプログラムに参加したりすることもありますよ!」とのことでした。歌や音楽に興味を持ち始めたPにも、通い続けることで音楽療法の良い影響があるかもしれない……と期待した私は、こちらの施設を利用することに決めたのでした。Upload By みん音楽療法を受けて息子に起きた変化は?そして通い始めて数ヶ月後、施設での面談時に、音楽療法プログラムに参加するPの様子を見る機会がありました。一緒に参加するのは難しいのでは……?という私の予想に反して、Pは座って順番を待ち、プログラムの流れに沿うなど、次に何をするのか分かっているようで、自分から積極的に動いていました。見学していると、子どもの理解や発達を促す工夫が随所に見られました。例えば、パネルシアターでは、歌とともに動きのある出し物を見せることにより、歌詞の内容をよりイメージしやすくしていました。季節や行事をテーマにした曲を歌っていたのですが、これは季節に興味関心を持ち、親しみを感じられるようにするだけでなく、発音と発声の練習を通じて口腔内の筋力をアップする狙いもあるそうです。また、リトミックでは、音楽に合わせてお友達と体を動かすことで、社会性や協調性、音感やリズム感を養いながら、身体能力の発達も促しているということでした。特化型の放課後等デイサービスに通い3年が経過。大きく成長した息子音楽特化型の放課後等デイサービスに通ってもうすぐ3年になりますが、最初に施設長が話してくれたように、Pは音楽療法のプログラムに参加することができるようになり、言葉が増え、発音も少しずつ良くなってきています。家でも放課後等デイサービスで覚えた歌を口ずさむようになり、パネルシアターや絵本で見た絵を描くようにもなりました。Upload By みん通う前はプログラムに参加できるか?音楽療法に通うことでPに変化はあるのだろうか?と不安でしたが、特別支援学校のお友達だけでなく、ほかの学校のお友達とも触れ合いながら音楽療法を受けることで、たくさんの刺激をもらい、Pの成長を感じることができました。今では、音楽特化型の放課後等デイサービスへ通って本当に良かったと思っています。執筆/みん(監修:室伏先生より)みんさん、音楽特化型放課後等デイサービスについて、ご共有くださりありがとうございます。Pくんは、プログラムを楽しみ、歌を歌うことや絵を描くことへの興味にも繋がり、お友達からもたくさんの刺激を受け、充実した時間を過ごされているのですね。音楽を取り入れたプログラムの狙いとしては、・音楽を介して、お友達との関わりや、順番を意識するなどのソーシャルスキルにアプローチする・リトミックで粗大運動、楽器演奏で微細運動など、さまざまな体の動かし方を促す・歌を歌うことで、顔回りの筋肉の使い方などを楽しく練習するなどがあると思いますが、結果として子ども自身が楽しみながら、体も心も成長できる面があるといえますね。みんさんが教えてくださったように、放課後等デイサービスは、施設によって、プログラムの内容も雰囲気も全然違いますので、実際に親子で見学してみて、安心して楽しく通える施設を見つけることができるといいですね!前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月12日母が他界するまで、2年ほどですが介護を経験しました。頭は最後までしっかりしていましたが、足腰が弱ってしまい自力で入浴や排泄ができなくなった末の介護でした。期間としては短いかと思いますが、それなりに大変でつらいと感じた経験をお話しします。要介護認定がなかなか出ず…母はもともと誰かのお世話になることが大嫌いな性格でした。若いころから働き者で、介護生活に入る直前まで家事をきり盛りし、年間の家族行事や家計のすべてが常に頭に入っているという人でした。ポジティブで気が強く、頭はしっかりした母でしたが、若いころに無理をしたために足腰だけはどんどん弱っていきました。「せめて訪問入浴だけでも」と思い、兄弟で相談して要介護認定を受けることにしました。ところが、もともと誰かに頼ることが大嫌いな母は、ケアマネジャーさんが訪問してくれるたびに質問に対してウソの回答をします。そのため、一向に要介護認定が下りませんでした。そんなある日、母が倒れて緊急入院をしました。夜中のトイレが心配だったために寝るときに介護おむつの装着をすすめていましたが、意地でも自分でトイレに行こうとして転倒したようです。冬の寒い時期で、数時間廊下で倒れていたために体が冷えて熱を出し、1週間ほどの入院になりました。そして、退院後ようやく素直になった母は、要介護認定を受けることができました。復帰を目指して努力する母母は無事に訪問入浴を受けるようになったのと同時に、介護の割合は少しずつ増えていきました。デイサービス(食事や入浴など日常生活上の支援や生活機能向上のための機能訓練などを受けられる施設)も利用し、家族の事情に合わせてショートステイ(短期間施設に入所し、日常生活全般の介護を受けることができるサービス)やロングステイ(長期入所介護)も利用するように。母はすっかり主婦業から遠ざかっていましたが、それでも常に復帰を考えていて歩行訓練をするなどポジティブでした。高齢者とは思えない力強い母との格闘久しぶりに家族がそろい、母も交えて団らんしていたときのこと。突然母が「トイレに行ってみる」と言いだし、自分で歩くと言って聞きません。当時、廊下やトイレには手すりを設置していましたが、それを使っても自力では難しいほど足は弱っていました。それでも、自分で行くと言い張ります。ちょうど他の家族が買い物に出たときで、私ひとりで母を止めるのが大変でした。支えようとすると、高齢者とは思えない力で私を振り切るのです。母が亡くなったのは、その半年後でした。直接の死因は腎不全でしたが、元の暮らしに戻れないことへのショックも要因ではないか、と今も思っています。まとめ認知症の家族の介護も大変ですが、頭がしっかりしていて自分が置かれた状況を理解している人の介護は、また違うつらさがあると感じました。どのような状況でも、介護は決してラクではありません。それでも、本人がショックを受けるのを見るのは子どもとして何よりつらいものだと痛感しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/いしいウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月06日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母がデイサービスに行く兆しが見えず、ケアマネジャーさんに相談したまる子さん。まずはそれぞれがこの状況をどう思っているのか聞きたいと言われ、話し合いをすることに。夫婦の意見はおおむね同じでしたが、義母は「デイサービスに行く」とは言いながらも「当面の間はお休みします」とのこと。その言葉を聞いて、まる子さんは義母にはデイサービスに行く気がないだろうと察しました。ケアマネさんがやってきて、私と義母それぞれの話を聞いてくれました。ケアマネさんによると、義母は「娘(義姉)を呼びたいけれど、まる子さんが嫌みたい。それなら、私が我慢してデイサービスに行くのがいいと思っている」と言っていたそう。……初耳ですが? とりあえず行く気はあるようなので、次回まで様子を見て、同じ状況が続くならデイサービスは退会することに。 ネガティブ発言は今日も続く… まぁ、わかっていたけれど……。 翌日。整形外科を受診すると、新たな圧迫骨折が判明。 医師からは新たな治療を提案されました。 整形外科の帰り道……。 帰宅後も、ネガティブな発言は続きます。 結局のところ、新しい治療は嫌だということみたいです。 治療が受けられるかどうかすら、まだわからないのに……。 自分に都合良く進めるためなら、どこからでも理由を持ってきますね……。 次回デイサービスに行かなかったら退会。そう決めていたデイサービス予定日の前日。おしりの状態が気になるようで、デイサービスには行けないと言い始めました。というわけで、準備も何もすることはなく、あっさりデイサービスの退会が決定。予想通りだったので、ガッカリすることはありませんでした。 そして翌日。整形外科を受診すると、新たな圧迫骨折があることが判明。3回目の圧迫骨折となるので、今後の予防のために治療を受けてみてはどうかと提案されました。ただ、その治療を受けるためには検査が必要とのこと。そして、少なからずデメリットもあるようで……。 その話を聞いた帰り道、おそらく治療をやりたくない義母からは、なにやらネガティブな発言が続きます。治療をしたくないならそれで構いませんが、痛いと言って夜中に呼び出したり、ネガティブな発言ばかりしたりするのはやめてほしいというのが、正直なところです。 --------------結局、1回も行くことなくデイサービスを退会することが決まってしまいました。ただ、今回はおしりの問題も抱えていたので、単純にタイミングが合わなかったというのもありますね。そして、新たな圧迫骨折も判明。お義母さんの性格的に、新しい治療を積極的に受けてくれるのは難しそうですが、なんとか良い方向に向かうといいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。>>次の話 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年03月05日現在施設に入所している80代後半の父は、75歳のときに体調を崩しMRI検査を受けたことをきっかけに初期のアルツハイマー型認知症と診断されました。あまりに唐突なことで今ひとつ現実を受け入れられなかった私たち家族でしたが、今後のことを考えるとしなければならないことが山積みでした。服薬開始と要介護認定まず、「ごく初期の段階なので今でしたら薬でアルツハイマーの進行を遅らせることも可能かと思われます。どうされますか?」と医師から提案があり服薬することとなりました。また、そのころ父は「デイサービス(食事や入浴など日常生活上の支援や生活機能向上のための機能訓練などを受けられる施設)へ行きたい」と言うようになりました。理由はそれまでお付き合いのあった近所の方たちが通われていることを知ったからです。定年後は自治会などの活動を通して人付き合いも頻繁にありましたが、数年前より一緒に活動されていた方たちの高齢化もあり、段々とそれらの活動から遠のき、家に引きこもるようになっていました。それが寂しかったのか、父もデイサービスに行けば友人ができるかもと期待をしていたようです。医師からも「他人と関わりを持ったり、適度な刺激を受けたりすることは認知症の方には良いことですよ」とアドバイスをいただき、メインの介護者となる母にも父をデイサービスに通わせるという方向で話を進めました。デイサービスを利用するには要介護認定を受け、ケアマネジャー(居宅支援事業所:要介護者の在宅介護に関する相談や計画、連絡・調整を総合的に引き受ける事業所)を決定し、ケアプランを作成してもらう必要があります。そこで、住所地を管轄する地域包括支援センター(高齢者と高齢者を支える人をサポートする拠点として設置された施設)へ相談に行き、要介護認定を受けられるかどうかを決定するために認定審査を受けることとなりました。ケアマネジャー決定!?数日後、市から派遣された調査員の方が認定審査に来て、それから約1カ月後に市から介護保険証が届き、「要支援1」の判定が出ました。次にケアマネジャー(居宅支援事業所)を決めることとなるのですが、ここで父が周囲を驚かせる行動に出たのです。介護認定さえ出ればデイサービスに行けると思っており、旧知の方が多く通っている近所の介護施設に「私をここのデイサービスに通わせてほしい」とひとりで直談判に行ってしまったのでした。後に知ったことですが、その施設で父のことを知る近所の方が働かれていて、幸いその方が窓口で騒いでいる父に気付き話を聞いてくださったそうです。その方は、デイサービスを利用するにはケアマネジャー(居宅介護事業所)を決める必要があることを説明してくださり、「今すぐ通いたい」の一点張りで話の通じない父をなだめて、担当者に話をつなげてくださったのでした。その後、担当の方から母宛てに電話があり「こちらの施設には居宅介護支援事業所もありますので、よろしければケアマネジャーを引き受けさせていただくことも可能です。デイサービスの利用については、ケアマネジャーが決まり次第、一度ご本人様ご家族様とお会いしてから調整させていただくという方向でいかがでしょうか」とのお話がありました。いざ! デイサービスへこのような経緯で、担当のケアマネジャーさんが決まりました。デイサービスの利用に向けてプランを作成していただく際に「Yさん(父の名前)の場合、身体的には自立(介助の必要がない)、認知症もまだ初期の段階ですよね。私どものデイサービスは介護度の高い方が多く通われていて、会話を楽しむとか、友人作りとなると難しいかもしれません。よろしければ他のデイサービス事業所を検討してみませんか?」とのお話がありました。しかし「いや、俺はそちらのデイサービスに行きたいんだ」とまたしても一点張りの父。ケアマネジャーさんも一度言いだしたら聞かない父の性格をすぐに見抜き「それでは、お試しに週1回通ってみましょうか」となりました。が、結局3カ月後には父の意思により利用終了となりました。ケアマネジャーさんが言われた通り、自分が望むようなコミュニケーションを取れる方との出会いは難しかったようです。「それでしたら今度は身体機能を維持するためにリハビリ中心の半日型のデイサービスに通ってみませんか?」と提案していただき、そちらは要介護度の低い方が多く、利用者同士の関わりもあり、体を動かすことが好きな父にとって居心地がよかったようで数年間お世話になりました。まとめ認知症と診断されてから介護サービスにつながるまでに、いくつもの手続きがあったり、さまざまな職種の方と会ったり、用語、介護保険の制度を理解していかなければならなかったりして、大変なことがたくさんありました。実体験として、介護が必要となったときにはまずは「住所地を管轄する地域包括支援センターへ相談!」が良いなと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/菊池大和先生(医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長)地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ブルームーン(53歳)30代でシングルマザーになり、50代で再婚。
2024年03月04日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。いつになってもデイサービスに行く兆しが見えない義母。まる子さんがケアマネさんに今の状況を相談したところ、ご家族の意見も聞きたいとのこと。早速夫に話をすると「はなから行くなんて思ってない」と軽く言われてしまい、毎回行かせるつもり準備を進めているまる子さんは、カチンときてしまったのでした。ある日、つい昨日まで歩行器で歩いていたはずの義母が床をはっていました。まさかまた圧迫骨折!?と思い話を聞いてみると、手元の薬が切れてしまったようで、不安から痛みが出ているのではないかとまる子さんは推測しました。そこで整形外科に行くことにしたのですが、用意をしている最中に薬を見つけたらしく、急に元気になって歩行器で歩き始めました。義母にとっては、思い込みが一番の薬なのかもしれません。 ケアマネさんの来訪に向けて、家族で話し合い 結局、契約してから1回もデイサービスには行っていません。 デイサービスの日が近付くと、プレッシャーから不眠気味に……。 行くメリットもあると思うので、ぜひ行ってほしいのですが……。 夫の意見もまとまっています。 そんなことまで考えていたとは……! いや、行かないですよね? それ……。 義母は、作り話でつらさをアピール。 その作り話がかえって夫を怒らせてしまう結果に……。 私の相談相手にもなってくれているケアマネジャーさんから、家族の考えをまとめておいてほしいと言われたので、話し合いをすることに。私は当然、デイサービスに行ってほしいと思っています。ひとりではいられないと義母が言う以上、それしか選択肢はありません。入浴や同世代の人たちとのおしゃべりなど、行くメリットもあると思っています。 夫も私の意見を尊重してくれて、義母の説得に向かってくれたのですが……。「デイサービスには行く」と言いつつ「当面の間はお休みします」と、一休さんとでも話しているかのような状態に……。おまけに、夫に対してつらいのを我慢しているアピールをしたいのか、作り話まで始めて結局夫を怒らせることに……。 そして、話し合いが終わり、私たちが出したファイナルアンサーは……「デイサービスには行かない」でした。 --------------「デイサービスには行く」けれど「当面の間はお休み」したいという、保険を残しておきたい気持ちが見える答えは、なんともお義母さんらしいですね。でも、行く気持ちがあればすでに行っていると思うと、まる子さん夫婦の結論は正しいかもしれませんね……。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年03月03日放課後等デイサービスって何?わが家の長男は現在小学6年生。発達障害グレーゾーンで特別支援学級に通っています。私が放課後等デイサービス(以下、放課後等デイ)について初めて知ったのは長男が年長の時、当時通っていた療育センターでした。ある日、長男の担当のソーシャルワーカーさんが「お母さんはお仕事されていますよね。長男くんが小学校に入学したら学童保育を利用される予定ですか。ところで、放課後等デイってご存知ですか?放課後等デイは障害のある子どもが利用できる福祉サービスなんですよ。放課後の居場所としても利用できますよ。利用を希望される場合は、まずは受給者証を取得してくださいね」と教えてくれました。当時私は会社員だったので、長男が小学生になったら放課後の過ごし方をどうしようかと悩んでいました。「そんな福祉サービスがあったなんて知らなかった……。放課後等デイ、いいかもしれない!」と思い、さっそく放課後等デイ探しと受給者証の手続きを進めました。(ちなみに長男は発達障害グレーゾーンですが、受給者証の取得はできました。お住まいの市区町村によって異なるかもしれません)。Upload By 星河ばよ発達グレー長男の放課後デイ探し、わが家が決めたポイントはわが家が決めたポイントは以下の5つでした。1.学校から近いか(長男が一人で歩いて行ける距離か。道中危なくないか)2.土曜日も開室しているか(土日も仕事のため、せめて土曜日は開いていてほしい)3.夜は7時ごろまで開室しているか(残業になっても多少は大丈夫か)4.先生は厳しすぎないか(先生が厳しいと長男が行きたがらないだろうと思い、先生が子ども達にどんなふうに接しているのかなどを確認しました)5.長男が活動を楽しんでできそうか(交通安全や電話の取り方など、週ごとにテーマに沿ったトレーニング時間があるので気に入りました)長男が楽しんで通えそうかということと、私の仕事の都合を考えて決めました。夫は帰宅が遅く、仕事が休みの日にしかお迎えを頼めなかったためです。ちなみに、放課後等デイによっては送迎ありのところも少なくないようです。送迎ありだと保護者も何かと助かりますよね。探した結果、長男の学校の近辺にたまたま希望どおりの放課後等デイが見つかったので、ホッと胸をなでおろしました。Upload By 星河ばよ放課後等デイに通って6年、現在の長男は低学年の頃の長男は放課後等デイで過ごしている時は、たいていちょっと不機嫌でした。おそらく学校の後に行くため、疲れからくるものなんだろうと思います。長男は私が会社員を辞める時まで毎日通い、私が家にいるようになってからは週1~2程度のペースで通っています。5、6年生になると学校では6時間授業が週4日あるので、平日は5時間授業の日だけ通っています。放課後等デイに親しい友だちがいるようで、行くと楽しそうです。長男が通っている施設の活動は、週ごとに決まったトレーニングのほかに、月に2~3回程度イベントがあります。遠足に行ったり、お菓子をつくったり、クリスマス会があったりと内容はバラエティ豊かだと思います。また、支援者の先生と親とで、年に1回ほど面談があります。そこで、1年間の子どもの発達について確認したり、悩んでいることや今後の進路などの相談に乗ってもらっています。長男にとっても親にとってもとても有難い存在の放課後等デイ。しかしそんな放課後等デイで長男は大きなトラブルを1度だけ起こしたことがありました。それはまた別の機会にお話しできたらと思います。Upload By 星河ばよ学校外にも頼れる先生がいる心強さ放課後等デイには以前まで小学校の先生だった人や、先生を目指している人など、いろんな先生がいらっしゃいます。私としても、長男のことで悩んだ時に相談できる先生が学校以外にもいて、とても心強いです。療育センターで教わらなかったらずっと知らなかったかもしれません。放課後等デイの先生方には、いつも感謝しています。執筆/星河ばよ(監修:初川先生より)放課後等デイを知ったきっかけ、選び方、長く利用してみての思いのシェアをありがとうございます。放課後等デイはさまざま特色ある活動をするところ、療育的な要素の強いところなど事業所によって違います。対象としているお子さんも障害の重いお子さんから通常学級で過ごす子が多く通うところまでさまざまあります。まずは受給者証を申請する際に地域の情報をうかがったり、先輩保護者さんから聞いてみたりなど情報収集から始まると思います。また、地域によってはどこも定員いっぱいであるところもあるのではと思います。ばよさんが書かれていた通り、放課後の時間帯は、お子さんたちは疲れているので学校とはまた違う様子を見せることも多いです。職員の方は地域の福祉や同じような障害種の方のその後の進路などについて経験知・実践知をお持ちの方もいらしたりします。学校とは別にお子さんについてよく見てくださり相談できる相手ができるという意味でも心強いですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年02月25日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ケアマネジャーさんからデイサービスの利用を提案され、それで半日義母の相手をしなくて済むのであれば、かなり負担が軽くなると思って前向きに検討するまる子さん。義母にはすべて決まってから報告することにして、水面下で動き始めます。デイサービスの見学に行き、食事のこだわりが強い義母でもなじめそうな場所を見つけ、早速お願いすることにしました。すべて決まったところで義母に話したところ「行かないよ!!」と怒ってしまいましたが、夫が自分のためにも周りのためにも行くべきだと諭してくれました。 負担を軽くするためのデイサービスなのに? 最近、生理が重くてグッタリすることも増えました。ストレスのせい……? どうしてもお風呂に入りたかった義母、ハイハイで浴室へ突撃しています。 以前のときのように、車輪付き椅子を出してほしいというアピールなのかも。 動いたせいで、足の付け根にコブができたと大騒ぎ……。見に行ってみると、ただのセルライトでした。 そして、ケアマネジャーさんと福祉用具レンタル会社の人が、話を聞きにやって来ました。家の中をはって移動するのは体への負担も大きいことや、今後デイサービスでも使用するため歩行器を借りることになり、持ち手の調整や使い方に慣れるため家の中を歩いてみることに。 皆に励まされたものの、義母は歩こうとせず、ギブアップ……。 そんな義母ために歩行器をレンタルしても、大きく生活は変わらず……。 いつものか……。と思っていると? デイサービス初日、早速お休みするという発言が飛び出しました! また……! 義母とやりとりしていたら、ただでさえ忙しい朝の時間がよりバタバタになってしまい、義母が下着に付けていた吸水パッドに気付かず、そのまま洗濯してしまいました。 想像以上に吸水ポリマーの存在がしつこくて、大パニック……。なんとか闘いを終えて出社しました。 そして、仕事から帰ると、デイサービスをお休みした義母が、ゆっくり横になっていて……。 その後、ブツブツ言いながらも、歩行器を使って家の中をしっかりと歩いていたのでした。 ケアマネジャーさんが来る前日、義母はお風呂に入っておきたいからと自力でハイハイしてお風呂場へ……。立つのも歩くのも、かなりつらいようです。 そして翌日の午後。予定通りケアマネジャーさんが福祉用具レンタル会社の人と一緒にやって来ました。マットレスの交換をして、歩行器をレンタルして、玄関前とトイレに手すりを付けました。これで少しは動けるようになるかと期待しつつ、デイサービスのデビューを待ちます。 しかし、いざデビューの日を迎えると「今日、休むから」と、ひと言……。私も義姉も、義母がデイサービスに行くと思って仕事を入れていたので、急な予定変更には対応できません。でも義母は、ひとりではいられないと譲らず……。結局、義姉がなんとか都合をつけて来てくれましたが、初日から振り回されて、大変な思いをしたのでした。 --------------一筋縄ではいかなかったデビュー日でしたね……。もしかすると、急に未知の場所へ連れていかれることになって、義母も不安に感じてしまったのかもしれません。焦らずに義母が無事にデイサービスへ行ってくれることを祈りたいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2024年02月13日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母がデイサービスに行く兆しが見えず、ケアマネジャーさんに相談したまる子さん。まずはそれぞれがこの状況をどう思っているのか聞きたいと言われ、話し合いをすることに。夫婦の意見はおおむね同じでしたが、義母は「デイサービスに行く」とは言いながらも「当面の間はお休みします」とのこと。その言葉を聞いて、まる子さんは義母にはデイサービスに行く気がないだろうと察しました。ネガティブ発言は今日も続く…ケアマネさんがやってきて、私と義母それぞれの話を聞いてくれました。ケアマネさんによると、義母は「娘(義姉)を呼びたいけれど、まる子さんが嫌みたい。それなら、私が我慢してデイサービスに行くのがいいと思っている」と言っていたそう。……初耳ですが? とりあえず行く気はあるようなので、次回まで様子を見て、同じ状況が続くならデイサービスは退会することに。まぁ、わかっていたけれど……。翌日。整形外科を受診すると、新たな圧迫骨折が判明。医師からは新たな治療を提案されました。整形外科の帰り道……。帰宅後も、ネガティブな発言は続きます。結局のところ、新しい治療は嫌だということみたいです。治療が受けられるかどうかすら、まだわからないのに……。自分に都合良く進めるためなら、どこからでも理由を持ってきますね……。次回デイサービスに行かなかったら退会。そう決めていたデイサービス予定日の前日。おしりの状態が気になるようで、デイサービスには行けないと言い始めました。というわけで、準備も何もすることはなく、あっさりデイサービスの退会が決定。予想通りだったので、ガッカリすることはありませんでした。そして翌日。整形外科を受診すると、新たな圧迫骨折があることが判明。3回目の圧迫骨折となるので、今後の予防のために治療を受けてみてはどうかと提案されました。ただ、その治療を受けるためには検査が必要とのこと。そして、少なからずデメリットもあるようで……。その話を聞いた帰り道、おそらく治療をやりたくない義母からは、なにやらネガティブな発言が続きます。治療をしたくないならそれで構いませんが、痛いと言って夜中に呼び出したり、ネガティブな発言ばかりしたりするのはやめてほしいというのが、正直なところです。--------------結局、1回も行くことなくデイサービスを退会することが決まってしまいました。ただ、今回はおしりの問題も抱えていたので、単純にタイミングが合わなかったというのもありますね。そして、新たな圧迫骨折も判明。お義母さんの性格的に、新しい治療を積極的に受けてくれるのは難しそうですが、なんとか良い方向に向かうといいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月10日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。いつになってもデイサービスに行く兆しが見えない義母。まる子さんがケアマネさんに今の状況を相談したところ、ご家族の意見も聞きたいとのこと。早速夫に話をすると「はなから行くなんて思ってない」と軽く言われてしまい、毎回行かせるつもり準備を進めているまる子さんは、カチンときてしまったのでした。ケアマネさんの来訪に向けて、家族で話し合いある日、つい昨日まで歩行器で歩いていたはずの義母が床をはっていました。まさかまた圧迫骨折!?と思い話を聞いてみると、手元の薬が切れてしまったようで、不安から痛みが出ているのではないかとまる子さんは推測しました。そこで整形外科に行くことにしたのですが、用意をしている最中に薬を見つけたらしく、急に元気になって歩行器で歩き始めました。義母にとっては、思い込みが一番の薬なのかもしれません。結局、契約してから1回もデイサービスには行っていません。デイサービスの日が近付くと、プレッシャーから不眠気味に……。行くメリットもあると思うので、ぜひ行ってほしいのですが……。夫の意見もまとまっています。そんなことまで考えていたとは……!いや、行かないですよね? それ……。義母は、作り話でつらさをアピール。その作り話がかえって夫を怒らせてしまう結果に……。私の相談相手にもなってくれているケアマネジャーさんから、家族の考えをまとめておいてほしいと言われたので、話し合いをすることに。私は当然、デイサービスに行ってほしいと思っています。ひとりではいられないと義母が言う以上、それしか選択肢はありません。入浴や同世代の人たちとのおしゃべりなど、行くメリットもあると思っています。夫も私の意見を尊重してくれて、義母の説得に向かってくれたのですが……。「デイサービスには行く」と言いつつ「当面の間はお休みします」と、一休さんとでも話しているかのような状態に……。おまけに、夫に対してつらいのを我慢しているアピールをしたいのか、作り話まで始めて結局夫を怒らせることに……。そして、話し合いが終わり、私たちが出したファイナルアンサーは……「デイサービスには行かない」でした。--------------「デイサービスには行く」けれど「当面の間はお休み」したいという、保険を残しておきたい気持ちが見える答えは、なんともお義母さんらしいですね。でも、行く気持ちがあればすでに行っていると思うと、まる子さん夫婦の結論は正しいかもしれませんね……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年02月07日「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」、いつから、どうやって探す?新年を迎え、障害があったり、発達特性があるお子さんの保護者の皆さんの中には、次年度お子さんが通うための発達支援施設を探していらっしゃる方も多いのではないでしょうか?また、そもそも「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」ってどんなところ?いつから、どうやって探せばいいの?と疑問に思っていらっしゃる方も多いかもしれません。児童発達支援とは、障害児通所支援の一つで、小学校就学前の6歳までの障害のある子どもが通い、支援を受けるための制度です。日常生活の自立支援や機能訓練を行ったり、保育園や幼稚園のように遊びや学びの場が提供されます。放課後等デイサービスとは、障害のある6~18歳の就学児童(小学生・中学生・高校生)が学校の授業終了後や長期休暇中に通え、生活力向上のためのさまざまなプログラムが行われています。学校や自宅までの送迎がある施設もあります。発達ナビの連載ライターの施設探しリアルエッセイ発達ナビ連載ライターの皆さんの施設探しの体験談をまとめてご紹介します。発達に心配のあるお子さんを預かってもらう施設を探す際には、さまざまな不安があると思います。知的発達症を伴うASD(自閉スペクトラム症)のある息子さん・ほぺろう君の就学にあたり、放課後等デイサービス探しを経験したぼさ子さんに、利用可能日、送迎の有無、発達支援内容など、施設探しのチェックポイントを教えていただきました。「障害のある子どもを長時間預かってくれる場所はあるの?」「仕事をやめないといけないの?」と不安に思っている方も多いと思います。ASD(自閉スペクトラム症)のある太郎君の母・まゆんさんは、太郎君が保育園を卒園した後、学童に入れるのかと不安でした。そんな時知った「放課後等デイサービス」。発達支援のための福祉サービスですが、働く保護者の強い味方になる場合も多いのです。まゆんさんに6年間通ってみて思うことを教えていただきました。ゆきみさんのご長男・けんと君は発語がゆっくり、運動が苦手、周りに興味を示さないなど、発達に気になる点がありました。けんと君との関わり方に悩んでいたゆきみさんですが、2歳から療育に通いはじめ、お子さんの特性を少しずつ理解していくことができたそうです。まるさんの息子さん・リュウ君は2歳頃から療育に通い始めました。しかし全力で嫌がるリュウ君の様子に「通う意味はあるの?」と思っていたまるさん。通い出して1年半、どのように成長したのでしょうか?さいごに施設によって、支援のスタイルも千差万別です。お子さんやご家族のニーズに合った「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」を見つけられるように、ぜひ参考にしてみてください。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月14日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ケアマネジャーさんからデイサービスの利用を提案され、それで半日義母の相手をしなくて済むのであれば、かなり負担が軽くなると思って前向きに検討するまる子さん。義母にはすべて決まってから報告することにして、水面下で動き始めます。負担を軽くするためのデイサービスなのに?デイサービスの見学に行き、食事のこだわりが強い義母でもなじめそうな場所を見つけ、早速お願いすることにしました。すべて決まったところで義母に話したところ「行かないよ!!」と怒ってしまいましたが、夫が自分のためにも周りのためにも行くべきだと諭してくれました。最近、生理が重くてグッタリすることも増えました。ストレスのせい……?どうしてもお風呂に入りたかった義母、ハイハイで浴室へ突撃しています。以前のときのように、車輪付き椅子を出してほしいというアピールなのかも。動いたせいで、足の付け根にコブができたと大騒ぎ……。見に行ってみると、ただのセルライトでした。そして、ケアマネジャーさんと福祉用具レンタル会社の人が、話を聞きにやって来ました。家の中をはって移動するのは体への負担も大きいことや、今後デイサービスでも使用するため歩行器を借りることになり、持ち手の調整や使い方に慣れるため家の中を歩いてみることに。皆に励まされたものの、義母は歩こうとせず、ギブアップ……。そんな義母ために歩行器をレンタルしても、大きく生活は変わらず……。いつものか……。と思っていると?デイサービス初日、早速お休みするという発言が飛び出しました!また……!義母とやりとりしていたら、ただでさえ忙しい朝の時間がよりバタバタになってしまい、義母が下着に付けていた吸水パッドに気付かず、そのまま洗濯してしまいました。想像以上に吸水ポリマーの存在がしつこくて、大パニック……。なんとか闘いを終えて出社しました。そして、仕事から帰ると、デイサービスをお休みした義母が、ゆっくり横になっていて……。その後、ブツブツ言いながらも、歩行器を使って家の中をしっかりと歩いていたのでした。ケアマネジャーさんが来る前日、義母はお風呂に入っておきたいからと自力でハイハイしてお風呂場へ……。立つのも歩くのも、かなりつらいようです。そして翌日の午後。予定通りケアマネジャーさんが福祉用具レンタル会社の人と一緒にやって来ました。マットレスの交換をして、歩行器をレンタルして、玄関前とトイレに手すりを付けました。これで少しは動けるようになるかと期待しつつ、デイサービスのデビューを待ちます。しかし、いざデビューの日を迎えると「今日、休むから」と、ひと言……。私も義姉も、義母がデイサービスに行くと思って仕事を入れていたので、急な予定変更には対応できません。でも義母は、ひとりではいられないと譲らず……。結局、義姉がなんとか都合をつけて来てくれましたが、初日から振り回されて、大変な思いをしたのでした。--------------一筋縄ではいかなかったデビュー日でしたね……。もしかすると、急に未知の場所へ連れていかれることになって、義母も不安に感じてしまったのかもしれません。焦らずに義母が無事にデイサービスへ行ってくれることを祈りたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/まる子はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。
2024年01月14日最高に暑かった2023年の夏。90歳になる義母はデイサービスで週に2回お風呂に入れてもらっていたのですが、暑さのせいでおむつかぶれとあせもに悩まされました。そこであるアイテムを購入し、自宅でもシャワーをしてあげるようにしたところ、おむつかぶれやあせもが治まり、おむつの臭いも軽減しました。そんな私の体験談を紹介します。週2回の入浴では足りない義母はこれまでに2回脳梗塞(のうこうそく)を発症し、車椅子生活をしています。1度目の脳梗塞発症のときに、退院後に自宅でお風呂に入れるようにお風呂場に手すりを付ける工事をしました。そのおかげで、義母は手すりにつかまり家族の介助を受けながらなんとかお風呂に入ることができていました。しかし2度目の脳梗塞の退院後は手足の力も弱まり左半身のまひもあるため、とうとう湯船に入ることができなくなりました。そのため今はデイサービスで週に2回お風呂に入れてもらっています。あれから3年たちますが今までは週2回のお風呂で大丈夫だったのですが、2023年の夏はあまりの暑さのせいでおむつかぶれとあせもを発症してしまいました。ケアマネージャーに相談病院であせもの薬をもらって付けていたのですが、なかなか良くなりません。ケアマネージャーさんにも相談したところ、「シャワーチェアを買って土日に家でシャワーしてあげたらどうですか」と言い、使いやすいシャワーチェアを教えてくれました。シャワーチェアもいろいろなタイプのものがあります。車輪が付いていてそのままお風呂場へ移動して使える物もありますが、それはわが家にとっては高価なので、プラスチック製で軽く、持ち運びにも便利な折り畳み式のシャワーチェアを選びました。シャワーチェアを使い、シャワーでスッキリシャワーチェアが届いたので、早速次の休日にそれを使って義母をシャワーでスッキリさせてあげることに。そのシャワーチェアは両側に肘掛けが付いており、その肘掛けが直角に上に曲げられるようになっています。シャワー中、体を真っすぐに保つために肘掛けはあったほうが良いですが、車椅子からチェアに移動するときには肘掛けがじゃまになるので、この仕組みは便利でした。また座る部分の真ん中に溝があり、座ったままでもおしりのほうまで洗うことができました。シャワー後に素早く体を拭いてあげると義母もスッキリした顔をしていました。その後、あせもの部分に薬を付けて終了です。しばらくの間、土日のどちらかに自宅でシャワーチェアを使ってシャワーをしてあげることを続けたところ、おむつかぶれとあせもが良くなってきました。義母もかゆみがなくなったせいで、よく眠れるようになったようです。おまけにおむつの臭いも軽減されました。まとめ自宅介護ではできることに限界がありますが、介護のお助けグッズを使えばできることがぐんと増えると実感しました。今回は、シャワーチェアを購入したことで、義母のおむつかぶれやあせもも治まり、不快さを軽減してあげることができてよかったです。寒くなるとシャワーはできなくなると思いますが、また暑い時期には自宅でのシャワーをしてあげようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ラベンダーミント(57歳)子育てを終え、今は義母の介護と仕事に忙しい毎日を送る主婦。日々の楽しみは、おいしいものや体に良いものを見つけてお取り寄せしたり、趣味の手芸でかわいいものを手作りすることにはまっている。
2023年11月02日株式会社ハルカホールディングス(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:岩井 大輔)」は、2023年7月31日に放課後等デイサービスを事業とする合同会社RST(本社:東京都調布市、代表社員:山口 政昭)における100%の持分譲渡を、福祉関連を手掛ける子会社「株式会社ハルカデイズ」を通じて実行し、2023年9月1日より同社の運営していた放課後等デイサービス「シュウエール」を当社のブランド「まなびクラブ」として運営を開始いたします。ロゴ●グループ化実施の背景女性支援を手掛ける当社として、保育(特に働く母親を支える視点)に注目しました。女性活躍の実現には様々なハードルが依然として存在しており、その中でも、子供のお預かりサービスの利用は不可欠です。当社においても、活躍する女性が多数いる一方、子供のお預かりサービスによって働きが制限されるスタッフは少なくありません。意欲的な女性が安心して働くことができる社会づくりに少しでも貢献できるよう、直接運営を手掛けることにいたしました。<放課後等デイサービスとは>放課後等デイサービスは、障がい児(主に、小中高校の就学児童・生徒)が、学校の授業終了後や長期休暇中などに通う施設のことを指します。学外で集団生活を行う機会や居場所をつくり、障がい児を療育するご家庭を支えるために創設されたものです。障がい児は、通常の学童保育に馴染むことが難しいなど、学校の外の居場所に悩むケースが多くあり、そんな時に利用できるのが「放課後等デイサービス」です。【事業所詳細】・まなびクラブ等々力緑地 教室 ※旧シュウエール等々力緑地 教室所在地:川崎市中原区小杉御殿町1-940番地-5・まなびクラブ武蔵中原 教室 ※旧シュウエール武蔵中原 教室所在地:川崎市中原区下小田中4丁目2-6・まなびクラブ武蔵小杉 教室 ※旧シュウエール 武蔵小杉 教室所在地:川崎市中原区丸子通り2丁目682番地●株式会社ハルカホールディングスについて私たちは女性の社会活動を事業領域とした法人を支える持ち株会社です。特に「美容×福祉」をキーワードとしており、グループ会社「株式会社アトリエはるか」では、働く女性に便利なヘアメイク専門店(全国62店舗)にて日常の身だしなみサービスを提供。また「株式会社ハルカデイズ」では、障がいを持つ女性の自立支援サービス(主に女性専用のグループホーム(関東・中部に25箇所))を運営しています。■株式会社ハルカホールディングス概要設立 : 2000年12月8日代表者 : 代表取締役 岩井 大輔所在地 : 名古屋市中区錦3-4-6 第一生命ビル3F事業内容: グループの経営戦略策定及び経営管理URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月01日現場の声を基に開発した、放課後等デイサービス専用アプリ「コノベル」を展開するVISH株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、放課後等デイサービスの事業者向けに実施している「コノベル」無料オンライン説明会の2023年7月の開催日が決定したことをお知らせします。7月も「コノベル」の合同説明会を開催!■放課後等デイサービス向け専用アプリ「コノベル」とは?「コノベル」はインターネット経由で提供を行うクラウドサービスなので、事業者様でのサーバーの構築や設置・メンテナンスは一切不要です。また、営業スタッフ・サポートスタッフ・開発者は全て当社に在籍しておりますので、開発要望のヒアリング・日々の操作方法のサポート体制も整っております。コノベル公式ホームページ: コノベルの導入事例 : 以下の機能をはじめとして、放課後等デイサービスに特化した機能を揃えてまいります。・メッセージ配信・お便りのデジタル化・欠席・遅刻・早退連絡・児童基本情報管理・利用申請・連絡帳コノベルの機能一覧■無料オンライン合同説明会 開催概要〇合同説明会プログラム1. コノベルシステムの概要説明2. 実際のデモ画面をお見せしながら、機能のご説明〇開催日時7月3日(月) 10:30~11:307月7日(金) 10:30~11:307月10日(月)10:30~11:307月14日(金)10:30~11:307月21日(金)10:30~11:307月24日(月)10:30~11:307月28日(金)10:30~11:307月31日(月)10:30~11:30〇開催方法 :Web開催(Zoom)〇参加費 :無料〇定員 :100名まで(先着順)〇参加対象者:放課後等デイサービスの事業者・職員〇こんな方にオススメ!・保護者からの連絡帳をまとめるのが大変なので、アプリで入力できるようにしてほしい!・欠席連絡の電話対応や欠席加算の管理をするのが大変…。・施設からの連絡をお手紙じゃなくてアプリに送れるようにしたい!・毎月の利用申請のカレンダー転記が大変なので、システムを使って自動で連動させたい!など、システムを活用して放課後等デイサービスの様々な業務を省力化したいとお考えの方におすすめです。■無料オンライン合同説明会 参加方法(1) 参加にあたり、事前申込みが必要です。以下のフォームからお申込みください。 (2) お申込み後に当社から届く視聴URLよりご参加をお願いします。■個別での無料相談会も実施中!「システム導入したいけど、どうやって始めたらいいかわからない」「職員の事務負担を軽減したいけど、これって実現できるのかな?」など、システムを活用した事務負担の省力化をご希望の方や、お悩みをお抱えの事業者様向けに無料の個別相談会も実施しております。詳しくは下記リンクよりお問い合わせください。▼お問い合わせフォーム 【会社概要】会社名 : VISH株式会社(ヴィッシュ株式会社)所在地 : 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX5F設立 : 2004年12月資本金 : 11,500,000円代表者 : 代表取締役 田淵 浩之企業サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月28日現場の声を基に開発した、放課後等デイサービス専用アプリ「コノベル」を展開するVISH株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、放課後等デイサービスの事業者向けに実施している「コノベル」無料オンライン合同説明会の2023年6月の開催日が決定したことをお知らせします。6月も「コノベル」の合同説明会を開催!■放課後等デイサービス向け専用アプリ「コノベル」とは?「コノベル」はインターネット経由で提供を行うクラウドサービスなので、事業者様でのサーバーの構築や設置・メンテナンスは一切不要です。また、営業スタッフ・サポートスタッフ・開発者は全て当社に在籍しておりますので、開発要望のヒアリング・日々の操作方法のサポートも安心してお任せください。コノベル公式ホームページ: コノベルの導入事例 : 以下の機能をはじめとして、放課後等デイサービスに特化した機能を揃えてまいります。・メッセージ配信・お便りのデジタル化・欠席・遅刻・早退連絡・児童基本情報管理・利用申請・連絡帳・実績記録票出力コノベルの機能一覧■無料オンライン合同説明会 開催概要〇合同説明会プログラム1. コノベルシステムの概要説明2. 実際のデモ画面をお見せしながら、機能のご説明〇開催日時:6月02日(金) 10:30~11:306月05日(月) 10:30~11:306月09日(金) 10:30~11:306月12日(月) 10:30~11:306月16日(金) 10:30~11:306月19日(月) 10:30~11:306月23日(金) 10:30~11:306月26日(月) 10:30~11:306月30日(金) 10:30~11:30〇開催方法:Web開催(Zoom)〇参加費:無料〇定員:100名まで(先着順)〇参加対象者:放課後等デイサービスの事業者・職員〇こんな方にオススメ!・保護者からの連絡帳をまとめるのが大変なので、アプリで入力できるようにしてほしい!・欠席連絡の電話対応や欠席加算の管理をするのが大変…。・施設からの連絡をお手紙じゃなくてアプリに送れるようにしたい!・毎月の利用申請のカレンダー転記が大変なので、システムを使って自動で連動させたい!など、システムを活用して放課後等デイサービスの様々な業務を省力化したいとお考えの方は、ぜひご参加ください!■無料オンライン合同説明会 参加方法(1)参加にあたり、事前申込みが必要です。以下のフォームからお申込みください。 (2)お申込み後に当社から届く視聴URLよりご参加をお願いします。■個別の無料相談会も実施中!オンライン合同説明会の他に、個別での無料相談会も実施しております。「放課後等デイサービスの業務のシステム化ってどう進めたらいいんだろう?」「コノベルのことをもっと詳しく聞きたい!」など、様々なご相談を当社の専門スタッフがご対応いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。▼お問い合わせフォーム 【会社概要】・会社名 : VISH株式会社(ヴィッシュ株式会社)・所在地 : 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX5F・設立 : 2004年12月・資本金 : 11,500,000円・代表者 : 代表取締役 田淵 浩之・企業サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月29日現場の声を基に開発した、放課後等デイサービス専用アプリ「コノベル」を展開するVISH株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、放課後等デイサービスの事業者向けに、「コノベル」の無料オンライン説明会を2023年4月にも開催することをお知らせします。「コノベル」無料オンライン合同説明会■放課後等デイサービス向け専用アプリ「コノベル」とは?「コノベル」はインターネット経由で提供を行うクラウドサービスなので、事業者様でのサーバーの構築や設置・メンテナンスは一切不要です。また、営業スタッフ・サポートスタッフ・開発者は全て当社に在籍しておりますので、開発要望のヒアリング・日々の操作方法のサポートも安心してお任せください。コノベル公式ホームページ: 以下の機能をはじめとして、放課後等デイサービスに特化した機能を揃えてまいります。・メッセージ配信・お便りのデジタル化・欠席・遅刻・早退連絡・児童基本情報管理・利用申請・連絡帳・実績記録票出力コノベルの機能一覧今後、通所受給者証情報管理機能や国保連請求システム、個別支援計画作成機能なども搭載していく予定です。■無料オンライン合同説明会 開催概要〇合同説明会プログラム1. コノベルシステムの概要説明2. 実際のデモ画面をお見せしながら、機能のご説明3. 質疑応答 ※1※1 セミナー終了後、質疑応答のお時間を設けます。チャットでご質問いただくことができます。個別の説明会は設けておりませんので、予めご了承ください。〇開催日時4月7日(金)10:30~11:30/11:45~12:304月10日(月)10:30~11:30/11:45~12:304月17日(月)10:30~11:30/11:45~12:304月21日(金)10:30~11:30/11:45~12:304月24日(月)10:30~11:30/11:45~12:304月28日(金)10:30~11:30/11:45~12:30〇開催方法:Web開催(Zoom)〇参加費:無料〇定員:100名まで(先着順)〇参加対象者:放課後等デイサービスの事業者・職員〇こんな方にオススメ!・保護者からの連絡帳をまとめるのが大変なので、アプリで入力できるようにしてほしい!・実績記録票への入退室時間や、欠席加算などの入力が大変…・施設からの連絡をお手紙じゃなくてアプリに送れるようにしたい!・毎月の利用申請の集計が大変なので、システムを使って自動で集計したい!など、システムを活用して放課後等デイサービスの様々な業務を省力化したいとお考えの方。■無料オンライン合同説明会 参加方法(1) 参加にあたり、事前申込みが必要です。以下のフォームからお申込みください。 (2) お申込み後に当社から届く視聴URLよりご参加をお願いします。■会社概要会社名 : VISH株式会社(ヴィッシュ株式会社)所在地 : 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX5F設立 : 2004年12月資本金 : 11,500,000円代表者 : 代表取締役 田淵 浩之企業サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月17日株式会社OneLife 湘南デイサービスは、神奈川県藤沢市にて2014年1月に設立しました。不幸なワンコと、ワンコ好きの高齢者の方々を《笑顔》にするための高齢者デイサービス(地域密着型通所介護)です。犬の保護活動をする高齢者サービス事業所の広報、保護犬のためのドッグラン設立資金、コロナ禍により減少した運営費の補填としてクラウドファンディングを2023年1月30日(月)10:00~2月28日(火)の期間、受付しております。「READYFOR」クラウドファンディングサイト クラウドファンディング画像■株式会社OneLife 湘南デイサービスの特徴*ワンコを助け続ける管理者宅にて、保護団体よりワンコを一頭ずつ一時預かりしながら里親を探し、家族が決まれば次のワンコと、1頭ずつ確実に幸せにしていき、これまでの約9年間で13頭のワンコを幸せにすることができました。*ワンコと通える飼い犬を置いて家を離れられない高齢者が一緒に来れる。スタッフもワンコ同伴出勤あり。管理者は保護犬を連れて出勤。*ワンコと過ごせる犬が好きでも高齢や施設入所が原因で、犬を飼えない高齢者がワンコと過ごせる。保護犬の人間慣れをお手伝い。*ワンコ好きが集まるスタッフも利用者もみんな犬が好きなので『共通の好き』を持つ人が集まるのでコミュニケーションが取りやすい。利用者のワンコとスタッフのワンコ■リターンについて(寄付型のプロジェクトになります。)~5,000円 :感謝のメール・高齢者とペットのガイドライン(PDF)~30,000円:感謝のメール・オリジナル散歩バック・高齢者とペットのガイドライン(PDF)50,000円 :感謝のメール・SNSにてお名前紹介(希望制)・高齢者とペットのガイドライン(PDF)100,000円 :感謝のメール・SNSにてお名前紹介(希望制)・ドッグランにお名前紹介(希望制)・高齢者とペットのガイドライン(PDF)■プロジェクト概要プロジェクト名: 保護犬を助け続ける高齢者デイサービスを助けて下さい期間 : 2023年1月30日(月)10:00~2月28日(火)URL : ※ワンコを飼いたくても、高齢や施設入所などで飼えない方が、ワンコに貰える癒しの力は、時に介護士以上の力を与えます。これまで、ご自宅ではなかなか食欲が出なかったご利用者様が、愛犬と一緒に出掛けることで、社会性を取り戻し、生活意欲が生まれ、今では週3回ご利用されてご飯も沢山食べれるようになった事例もあります。※動物愛護センターから直接引き出した2代目セラピー犬のスージーQ。センターではとても怯えていて、急遽引き出しを決意しました。外が怖くて、散歩に行けるまで1年かかりました。保護犬や利用者のワンコが安心して外に慣れることが出来るようにデイサービスの併設したドックラン(一般利用不可)の設立を目指しクラウドファンディングを開始。幸せになった2代目セラピー犬※高齢者とペットのガイドライン:動物好きの独居高齢者に多い問題である、【急な入院や施設入所で、行き場の無くなったペット問題】に5年ほど前から取り組んでいます。神奈川県動物愛護センターご協力のもと、『高齢者とペットもしもの時のガイドライン』を作成し、情報の入りやすい居宅介護支援事業所や地域包括支援センターなどに配布して、地域の予期せぬ飼育放棄0を目指しています。※当社代表の三浦が仲間と運営する『動物保護活動応援団体 PEACE JOINT』により、保護団体とは違う角度で動物保護活動に貢献しています。PEACE JOINT ダルメシ・ジャクソン■会社概要商号 : 株式会社OneLife事業所 : 湘南デイサービス代表者 : 代表取締役 三浦 康孝所在地 : 〒251-0016 神奈川県藤沢市弥勒寺513-27事業内容 : 地域密着型通所介護(デイサービス)Facebook URL: 【本件に関する一般の方からのお問い合わせ先】株式会社OneLife 湘南デイサービス担当: 三浦 康孝TEL : 0466-66-9267FAX : 0466-66-9267MAIL: onelife.miura@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月14日KTCおおぞら株式会社(愛知県名古屋市、代表:武 昭一)が運営する「放課後等デイサービス はぐぽん」(名古屋市5事業所・春日井市3事業所・福岡市8事業所)が福岡市内の3つの教室合同でイベントを行うことになりましたのでご案内します。私たち放課後等デイサービス はぐぽんは発達に偏りのあるお子さまの未来の選択肢を広げるために生まれた、新しい放課後等デイサービスのカタチです。私たちは「はぐぽん」の名前の通り、お子さま一人ひとりの個性をぎゅっと両手で抱きしめます。そして、「お子さまの未来の架け橋となる」を合言葉に、学びやコミュニケーション、様々な体験をお届けします。はぐぽんには、子どもたちの未来の選択肢を広げる4つのポイントがあります。*安心安全、のびのび空間*ルールやマナーを身につける「未来の架け橋サポート」*興味の幅を広げる多様な「未来の架け橋レッスン」*子どもの成長を共に楽しむ「ママ・パパサポート」※詳しくはHPをご覧ください( )※放課後等デイサービスとは?児童福祉法を根拠とする、障がいのある学齢期児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えた福祉サービス。「障がい児の学童保育」とも呼ばれる。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月20日放課後等デイサービス「はぐぽん」(名古屋市5事業所・春日井市3事業所・福岡市8事業所)を運営するKTCおおぞら株式会社(愛知県名古屋市、代表:武 昭一)が2023年4月「つなぐ高等学院」を名古屋市に引き続き全国2校目として福岡市に開校します。つなぐ高等学院は高校生の教育カリキュラムと放課後等デイサービスを組み合わせた、発達に偏りのある子どもたちを支援する通信制高校(屋久島おおぞら高等学校)サポート校です。発達に偏りがある子どもたちにとって、『進路選択』は大きな課題です。そんなお子さまの不安解消の一つの手段として、『つなぐ高等学院』のことを知っていただきたく、学校説明会・体験会を開催することとなりました。子どもたちの未来の選択肢を増やすきっかけとして広く皆さんにお知らせさせていただきます。今回の進路説明会・体験会は、完全予約制とさせていただいております。ご興味のある保護者の皆さまはぜひこちらのホームページ( )よりお問い合わせお申込みください。放課後等デイサービスや通信制高校サポート校についての取材をご希望の方もお待ちしております。【実施概要】《本件に関するお問い合わせ先》KTCおおぞら株式会社 つなぐ高等学院 担当:井上 浩一TEL:092-433-0222(おおぞら高等学院 福岡キャンパス内)MAIL: info@tsunagu-kg.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月12日駅前や街中で見かけるビラ配り。何気なく配っているように見えますが、相手に受け取ってもらえるよう、実はさまざまな工夫をこらしています。家族の日常をInstagramで描いている忍者ママ(mother_ninja_)さんは、ビラ配りの思い出を投稿。投稿者さんの母親は、習字教室を始めようと近所の子供たちにビラを配ったのですが、なぜかうまくいかなかったといいます。『ビラ配りが得意だったばあちゃんの話』ビラ配りを見ていた年配女性は、改善点を見抜いていました。この後、年配女性のおかげで受け取ってもらえるビラ配りに変わります!年配女性の経験が活きる年配女性はアドバイスをするだけでなく、自らビラ配りの手伝いに来てくれました。そのおかげで、ビラ配りは予想より早く終了します。年配女性の活躍には、過去の経験が活かされていて…。年配女性の過去と現在年配女性から聞いた対人の時のコツは、違う分野でも活かせるものでした。投稿者さんの姉は、年配女性の技術や想いを引き継ぎ、デイサービスの仕事に活かしていています。胸にじんわりとくるエピソードに、多くの人が心を動かされました。・さすが、人生の大先輩!・素敵なエピソード。こうやって想いや技術が受け継がれていくんだなぁ。・すごく参考になりました。どの道にも達人はいるものですね。人生の先輩からは学ぶことが多いもの。技術はもちろん、物事や人に向き合う姿勢など、大切なことは引き継いでいきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年05月04日保育事業を展開する株式会社Branches(所在地:福岡県福岡市、代表取締役:権藤 光枝)は、医療ケアが必要なお子さんとご家族を支援する重心型こどもデイサービス「ありすの家」を、北九州市小倉北区に2022年4月にオープンいたしました。■「ありすの家 こどもデイサービス」小倉北オープンについて福岡市内で20年以上保育という仕事に携わる中で、保育園に通い元気に遊ぶ子どもたちがたくさんいる一方、病気や障がいで自宅での在宅医療を受けている子どもたちがいる現実を知りました。地域に根差し子どもたちのサポートをずっと行ってきた私たちにとって、そんなご家族の負担軽減は私たちの使命の一つであると感じています。子どもに特化した「ありす訪問看護ステーション」では在宅支援を行い、「ありすの家」では子どもたちがのびのびと過ごせる環境の提供と、一人ひとりの成長や障がいに合わせたきめ細やかなケアと療育を行います。ありすの家 こどもデイサービスでは“家庭ではできない体験”をモットーに、ただ預かるだけではなく様々な体験を提供していきます。現在福岡市早良区で運営している「ありすの家 こどもデイサービス」では、春にはカブ狩り、夏には夏祭り、秋にはサツマイモを育てて、冬には足湯体験などを行いました。2021年夏、2022年冬と日本中を盛り上げたスポーツ大会では、障がいを抱えながらも活躍する選手の頑張る姿も多く見られました。きっとその励まされた人も多いと思います。そんな選手たちのスポーツを見た後には、皆でスポーツ“ゴルフ”に挑戦しました。みんなでゴルフに挑戦ゴルフ体験一年を通し、季節を感じ・今しかできない体験を存分に提供していく「ありすの家 こどもデイサービス」この度、2022年4月に小倉北でオープン致しました。新しい施設で、子どもたちとの関りに熱い思いを持ったスタッフが待っています!施設見学会は随時行っていますのでお気軽にお問い合わせください。そして八幡西にある「ありす訪問看護八幡西ステーション」との併用も可能です。興味のある方は是非、お問合わせください。四季を感じる体験を1四季を感じる体験を2■「ありすの家 こどもデイサービス」小倉北 施設概要所在地 : 〒803-0851 北九州市小倉北区木町3丁目12-12開所時間 : 9:00~18:00(土日祝・お盆・年末年始休み)サービスエリア: 小倉北、小倉南、戸畑URL : JR南小倉駅から1分!■会社概要社名 : 株式会社Branches本社所在地: 〒812-0038 福岡市博多区祇園町2-11 マッコウ祇園ビル2階代表者 : 代表取締役 権藤 光枝資本金 : 1,000万円設立 : 1996年事業内容 : 保育事業、訪問看護事業、児童発達支援事業・放課後等デイサービス、職業紹介サービスURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月06日小1の9月、放課後等デイサービスに通い始める小学校に入学したばかりのころ、通級以外の療育や習い事には通っていませんでした。塾や放課後等デイサービスの見学に行くも、ミミの反応がイマイチだったので申し込まなかったんです。少し経って療育を受けられるところをネットで探していると、近所に放課後等デイサービスがオープンするとわかり、体験を申し込みました。ミミは担当の先生のことが大好きになり、楽しくて仕方ない様子。1時間があっという間に過ぎました。ミミが自分から「通いたい!!」と言ったのですぐ申し込みました。Upload By taeko放課後等デイサービスの後、ミミは満足そうにしていて、毎週楽しく通っていました。1ヶ月が過ぎ、2年生の男の子と一緒に活動することに。S君はミミをリードしてくれて、お互いに良い関係になりそうだなと楽しみに思いました。初日は良い感じで終了。ところが、2回目からミミの「指摘グセ」が出始めました。S君はおっとりした性格。負けず嫌いなミミは、勝てると思って?上から目線でいろいろ言います。さらに、初めて取り組む負けそうな活動は、「やらない」と言うように。ヒヤヒヤするけど、マジックミラー越しに様子を見守っていました。S君のママと子どもの話ができて私は楽しかった…。今思うと、ミミは楽しくなかったのかもしれない。Upload By taeko少しずつ態度に変化が…3ヶ月くらい経ったころ、放課後等デイサービスの方針で、ミミが大好きな先生との関わりを少しずつ減らしていくと知りました。ミミにも早めに伝えました。その影響もあってか、ミミの放課後等デイサービスでの乱れが目立つように。部屋に入るのを嫌がる、椅子に座らず床に寝そべる、パーテーションの後ろに隠れる、ホワイトボードに書かれた文字を消す、今日の活動内容を知り、興味が湧かなかったら全く取り組まないなど。S君が「やろうよ」と誘ってくれても効果なし。パパと行ったときもグダグダで、パパから怒鳴られてしまい涙を流して帰ってきたのでパパに頼むのはやめました。やりたくない気持ちや、興味のないことはやらなくても仕方ない、と思って私は叱らないで見守りました。工作で太巻をつくる活動があった日も、ミミはつくりませんでした。S君は頑張ってつくり、できた太巻をお母さんに渡していました。ミミは私に「つくって欲しかった?」と聞いてきたので「ううん、ミミは太巻好きじゃない(食べない)からつくりたくないんだよね、いいよ」とは言ったものの、何でつくらないのかなと思ってしまいました。その後もグズグズが続いて…。ボール遊びは好きだけど、新しいルールの場合は参加しない。先生に対しての言葉遣いが荒い。保育園のころに通っていたリトミックや運動療育で、何の活動にも参加しなかったときのことを思い出しました。Upload By taeko個別指導が合うのかも?4月から2年生になり、引き続き通級と放課後等デイサービスに通うミミ。放課後等デイサービスは先生が変わり、再び個別指導になりました。個別といっても、同じ部屋にパーテーションを隔てて3組で活動しています。隣が気にならないかと心配したけど、同年代の友達と競い合うことなく安心して取り組んでいます。ミミには個別のほうが合っているのかも。通級はどうなるかな?2年生のミミをゆっくり見守っていきたいです。Upload By taekoLITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年05月21日ホースセラピーができる放課後等デイサービスをたずねてUpload By 発達ナビ施設インタビュー千葉県、南房総。青空が広がる気持ちのいいある日、太平洋を望む高台にある牧場では、障害のある子どもたちがホースセラピーを受けていました。放課後等デイサービス「菜の花牧場」では、小学生から高校生までの障害がある子どもたちが、マンツーマンで馬と触れ合ったり、乗馬をすることができます。ホースセラピーは、馬との触れ合いや乗馬などを通して、障害がある人の身体的・心理的機能の向上をはかる、リハビリテーションの方法の一つです。ヨーロッパでは保険適用も認められています。馬に乗るときにはバランスを取る必要があり、平衡感覚や筋力、股関節の柔軟性などが養われ、体幹も鍛えられます。また、馬具を装着する際には、指先をつかう練習にもなります。また、餌やりやブラッシングなどを通して馬との距離感をつかんだり、指示を出す・ホメる・叱るなどのコミュニケーションを通して、感情表現が豊かになっていきます。いつもとは違う高い視野や、大きな馬を操れたという自信は、自己肯定感の向上にもつながります。千葉・南房総にある「菜の花牧場」Upload By 発達ナビ施設インタビュー菜の花牧場は、2017年6月にオープンしました。地域活動にも熱心に取り組む、ラジオパーソナリティーのDJ KOUSAKUさんがオーナー。障害がある子どもたちがホースセラピーを受けられる場所を、房総の地にという思いで立ち上げたそうです。20代の頃から乗馬クラブで馬とともに過ごしてきた所長の小谷さんは、その思いに惹かれ、北海道でホースセラピーを行う牧場での学びを経て、この牧場で働いています。ここでは、1時間に1組が放課後等デイサービスの枠内でホースセラピーを受けることができます。10歳のメス馬のサクと、7歳のオス馬のエムシの2頭の道産子、そして3匹の犬が、小谷さんたちスタッフとともに、子どもたちを待っています。楽しみながらさまざまな力を獲得できるホースセラピーUpload By 発達ナビ施設インタビューこの日、午後いちばんに牧場を訪れたのは、特別支援学校高等部に通う女の子。ホースセラピーを毎週1回、1年間続けています。最初は馬との距離感が分からず、餌やりもこわごわしていたけれど、今は積極的に関われるようになりました。到着したら、まずはスケジュールボードを見ながら、やることを確認します。そして、今日乗る馬を決めます。彼女が指名したのは「サク」でした。「人気なのはサク。うまく指示出しができなくても、子どもたちの思いを汲み取って動いてくれるから。エムシは動き方もダイナミックだから、体幹トレーニングにはいいんだけど。どちらの馬に乗りたいかは、子どもたちが決めるの」と、所長の小谷さんが教えてくれました。サクを外に出し、丁寧にブラッシングしてから鞍をつけます。鞍をつけるときには、金具を止めたり、細かな作業が必要です。同行していたお母さまは、「ここでホースセラピーをするようになってから、手先が器用になりました。洋服の裾をズボンにきちんと入れるとかボタンを留めるといった、身だしなみを整えるのに必要な作業が自然と上手になった」と話します。「馬に乗っているときの姿勢も見てください。すっと背筋が伸びるんです。馬に乗るようになってから、おしりもキュッと引き締まってきました。以前はつっぱりがちだった足も、やわらかく曲げられるようになってきています」とも。通常の訓練ではモチベーションがあがりにくい課題も、乗馬という”楽しい”体験を通して行うことで、より長時間集中して取り組めるためかもしれません。Upload By 発達ナビ施設インタビュー次にセラピーを受けにきたのは、ダウン症がある中学生の女の子。1時間のコマでマンツーマンでホースセラピーを受けられる菜の花牧場には週1回、預かり型で牧場の馬や犬と触れ合うこともできる療育室「なみあし」にも、週1回通っています。人やモノとの距離感をはかることが以前からの課題だという彼女。「ボール遊びをしていても、うまくボールをキャッチすることも、よけることもできませんでした。今でも、引き馬するときは距離感が難しくドキドキしてしまうようですが、たくさん引き馬をして、距離感をつかんでいってほしい」とお母さま。また、毎週1回、1時間のセラピーに集中して取り組んできたことで、徐々に体力がついてきたそう。学校でのマラソンなどでもしっかり走れるようになりました。体力がついてきたことに加えて、お母さまが成長を感じているのが、心理面。それは、馬との触れ合い、スケジュールにそって最初から最後まできちんとセラピーに取り組むなかで育まれてきました。「がまんづよくなりましたね。以前だったら気持ちがついてこなくて、途中でやめてしまったようなことも、頑張ってやり遂げようとしています。ルールを守る力もついてきました」Upload By 発達ナビ施設インタビュー2人のセラピーの様子を取材する中でも、馬との触れ合いや乗馬を通して、さまざまな力が養われていることが感じられます。菜の花牧場のホースセラピーでは、次のようなスケジュールでセラピーをすすめ、心身へのアプローチを行います。■馬にあいさつ■乗る馬を選ぶ■えさやり馬とのコミュニケーションをとり、距離感を学びます。怖い存在ではないことを理解します。■馬房から出し、つなぐ■お手入れ・ブラッシングどこをブラッシングするか、いつまでやるのかなどの見通しや、馬の生態などを伝えながら、自分で考えてお世話をできるようになるようサポートします。■鞍をつける鞍をかけたり、金具をつけるなかで、手先の力も養います。■引き馬ロープをもって馬を引いて歩きます。馬がついてくること、自分の合図で馬が止まることなどを通し、安心感を感じられ、馬に乗る自信がつきます。また、馬場の中を歩くことも体幹強化につながります。■馬に乗るスタッフが2~3名ついて、馬に乗ります。乗りながら馬上体操、体をひねって柵に設置したパネルへのタッチ、輪投げなど、感覚統合を促す動きを行います。慣れてきたら速歩なども取り入れ、バランス感覚を養います。■鞍を外す・お手入れ一つひとつの行為の中に、育みたい力・狙いがあるのです。それを、楽しみながら、体いっぱいつかいながら獲得していける。ホースセラピーは子どもたちにとって、かけがえのない体験だと、改めて感じられます。預かり型の「なみあし」もUpload By 発達ナビ施設インタビュー菜の花牧場は、1時間1コマでホースセラピーを行う「牧場」と、放課後預かり型の「なみあし」があります。1日あたり、合計10名が利用できます。「なみあし」は学校へのお迎えもあり、セラピーが入っていない時間には、「牧場」で馬たちに餌をやったり触れ合うことも。また、敷地内の畑での収穫などの機会もあるそうです。将来の生活の豊かさにもつながる乗馬は、セラピーを通して心と体を健やかに育めるという側面だけでなく、障害がある子どもたちが将来大人になったとき、生活にうるおいを与えてくれる趣味にもつながります。「娘は、”次に乗馬するのはいつ?”と楽しみにしています。これからも、友達同士誘って出掛けたりするというのは難しいと思っています。将来の余暇としても、乗馬を続けていけたらと思っています」。そう語ってくれたお母さまと、自信に満ちた顔で馬に乗る女の子を見ながら、心身を健やかに育み、「大好き、楽しい」と思える経験を、日常生活の中で無理せずできることの素晴らしさを感じました。撮影/鈴木江実子
2018年12月01日親や夫の介護が必要になったら、何をどうすればいいの?そんな悩みを抱いている人は少なくないでしょう。60代~80代の親を持つ人にとって、介護はいつ訪れてもおかしくない問題です。ここでは、多くの人が最初に出会う「デイサービス」と「ケアマネージャー」についてご紹介します。■ 介護保険サービスを利用するには要介護認定から親や夫、妻が認知症かなと思ったら、まずは病院で診察してもらいます。SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)その結果、認知症と診断されたら役所やに出向いて要介護認定の申請をしましょう。ISO8000 / PIXTA(ピクスタ)要介護認定は介護保険制度を利用するベースとなりまので、必ず申請しましょう。camera_papa / PIXTA(ピクスタ)申請後、調査員が自宅に来て聞き取りや観察を行い、1か月ほどで認定結果を伝えてくれます。要介護1~5、または要支援1、2に認定されて始めて、さまざまな介護保険サービスが利用できるようになります。■ 最初に出会うのは、介護の専門家・ケアマネージャー要介護1~5に認定されると地域包括支援センターで、「デイサービス(通所介護支援)」を紹介してくれます。デイサービスは親を昼間だけ預かって、食事や運動などを提供する施設です。tkc-taka / PIXTA(ピクスタ)送迎もしてくれますので、決められた時間に自宅で待っていればよく、介護の負担は軽くなります。デイサービスに入るためには、まず地域包括支援センターで要介護者に適したデイサービスを選び面談します。面談の相手はデイサービスに所属するケアマネージャーです。しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)正式には介護支援専門員と呼ばれ、要介護認定を受けた人が適切な介護サービスを受けられるよう支援する専門家です。ケアマネージャーは要介護者や家族と話し合い、デイサービスでのケア内容、運動、食事、レクリエーションなどのケアプランを作成します。介護のスペシャリストなので、何でも気軽に相談できる強い味方です。■ 「デイサービス」は最もポピュラーな介護保険サービス「デイサービス」は認知症でも比較的軽度の要介護者に多く利用されている日帰りタイプの介護施設です。デイサービスでは自宅で安心して暮らし続けていけるよう、生活支援(食事や入浴を提供)や機能訓練を行っています。Ushico / PIXTA(ピクスタ)また、ラジオ体操や歩行訓練などで体を動かしたり、レクリエーションやイベントに参加したりします。Greyscale / PIXTA(ピクスタ)疲れた時は何もせずゆっくり休み、仮眠もできます。でも、宿泊はできません。介護保険制度では要介護度の程度によって、介護サービスを利用できる回数が決められています。要介護1、2の方は週に1、2回しか利用できないことがありますので注意してください。■ 一人ひとりに対応する「小規模多機能型デイサービス」デイサービスには、「小規模多機能型デイサービス」という日帰りと宿泊の両方ができる事業所もあります。IYO / PIXTA(ピクスタ)通常のデイサービスでは、施設が計画したスケジュールに沿って過ごしますが、小規模多機能型では朝から晩まで滞在する人や食事のみ、入浴のみの数時間だけ利用する人など、利用者ごとに対応してくれます。日中は通常のデイサービスと同じように過ごし、夜は同じ施設で宿泊する。そして、翌日はデイサービスで再び過ごす。昼も夜も施設やスタッフが慣れ親しんでいるというのも、利用者にとっては安心できる点といえるでしょう。数日間の宿泊も可能で、これによって家族の負担がかなり軽減できると考えられます。■ 介護保険サービスの料金は月にどれくらいかかる?要介護認定で1~5に認定されれば、デイサービスのほかにも、ショートステイ(短期宿泊)、ホームヘルパー(家事や介護を支援してくれる人)、訪問入浴サービスなどが利用できます。hap / PIXTA(ピクスタ)要介護や要支援に認定されると、こうしたサービスが1~3割の自己負担で利用できます。重度の要介護(要支援1が最も低く、要介護5が最も高い)ほど利用限度額は大きくなります。限度額を超えてしまうと、超過した金額は全額自己負担となりますので注意しましょう。ちなみに保険で適用される限度額は、最も高い要介護5で約36万円/月、自己負担は約3万6000円/月です。最も低い要介護1で約5万円/月、要介護2で約10万円/月、自己負担はそれぞれ約5,000円/月、約1万円/月です。5万円、10万円でデイサービスに何回通えるか、ケアマネージャーなどとよく相談してください。■ ケアマネージャーやデイサービスは変更も可能さまざまな介護保険サービスを使うことで介護する側の負担を減らすことができます。どんなサービスを利用するかは、ケアマネージャーと家族が話し合って決めます。しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)ケアマネージャーは介護のことなら何でも相談できる頼もしい専門家です。今後の在宅介護で重要な協力者となりますので、良好な関係を保つようにしましょう。しかし、どうしても相性が合わないケアマネージャーもいますので、その場合は別の人に変えてもらうことも可能です。デイサービスは見学もできますので、いろいろな施設を見てから決めるほうが良いでしょう。
2018年09月09日風邪やインフルエンザは、それぞれの体験を通してどんな病気かわかります。ところが認知症は頭で理解していても、本当のところは発症した人しかわからない病です。そんなよくわからない病について、実際に発症した方の意見を紹介してみたいと思います。■ すべてのことが不明確でぼやっとした感じ認知症医療の第一人者で精神科医の長谷川和夫氏は昨年、自身が認知症を発症していると明かしました。長谷川氏は1974年に認知症診断の物差しとなる「長谷川式簡易知能評価スケール」を公表し、今日まで多くの医療現場で使われています。氏の場合は、それほどひどい症状でなく、正常な状態と認知症とを行ったり来たりするという比較的軽度な認知症です。そんな氏が語ったのは、認知症って実はこういうことだった、という自分なりの体験でした。氏が痛切に感じているのは、確かさが欠如するということでした。freeangle / PIXTA(ピクスタ)今がいつなのか、今どこにいるのか、目の前の人が誰なのか――。そうしたすべてのことが不明確ではっきりしないということです。■ 不明確なことは何度も確かめたくなる病気のようで病気でないような、単なる物忘れと思われがちな初期の認知症のころは、同じ行為を何度も繰り返すことがあります。たとえば家を出て行くとき、ドアに鍵をかけたかどうかが不安になり、途中で引き返して確かめる。あんみつ姫 / PIXTA(ピクスタ)あるいは、昔の同級生や先生の名前がわからなくなり名簿を調べたり、学校に電話することも。cozy / PIXTA(ピクスタ)わからないままだと不安が募り、それが原因でパニックになることもあります。■ はっきりしないことが大きな不安と恐怖になる認知症の人は、よく「怖い、怖い」と口にします。何が怖いかと聞くと「よくわからない」と答えます。B612 / PIXTA(ピクスタ)おそらく何事もはっきりしないというのは、とても恐いことだと思われます。もし自分が急に知らない町で目覚めたとします。しかも、そこに至った経緯さえもわからない。え、ここはどこ?最初は不思議に思うでしょうが、やがて怖くなる。それが常に起きている状態が、認知症ではないでしょうか。■ 笑顔とやさしい声がけで安心感を与える長谷川氏は週に一回、デイサービスに通うようになり、そこでの体験はとても心地良いとも語っています。自分には馴染みのない職員でも、彼女らは自分のことをよく知っていてくれ、とても安心感があると言います。ボーッとしていると、長谷川さんどうしたの、何か困ったことでもあるの?と声がかかる。それがとても嬉しいと感じているそうです。kou / PIXTA(ピクスタ)こうした声がけはどこのデイサービスでも行うものですが、こんな一言だけで安心して過ごせるそうです。■ やさしく接すれば相手もやさしくなれる不安に苛まれる人が多い認知症ですが、誰かが常にそばにいて声をかけてあげるだけで安心できるのです。時には手を取って、笑顔とやさしい言葉で話しかけてあげましょう。kou / PIXTA(ピクスタ)多くの認知症の人はこちらの対応次第で笑ったり、怒ったりします。言葉もそうですが、相手の顔の表情をよく見ています。やさしい言葉でも顔がこわばっていれば、不安になってしまいます。それはあたかも人と接することの基本的な行動であり、心のクスリのようなものなのかもしれません。常にやさしい気持ちで接することができるといいですね。【参考】※認知症ねっと長谷川式認知症スケール
2018年09月07日目の前は海!元気いっぱいの子どもたちが、伸びやかに心と体を育むUpload By 発達ナビ施設インタビュー福岡県福津市。玄界灘の目の前、津屋崎海水浴場のはずれに、放課後等デイサービス「うみのいえ」はあります。その名の通り「海の家」を改装してつくられた施設で、徒歩0秒で海!2015年1月にオープンしました。釣りや網すくい、素潜りに砂遊び。地の利を生かして、自然の中で子どもたちは仲間とともに、さまざまな経験をします。放課後でも、天候がよければ夕方に「うみかつ」ができます。夏休みや土曜日などは、午前中に勉強の時間を取り、午後には海やプールをたっぷり楽しみます。海で捕まえた魚の名前を図鑑の中から探調べたりし、その後はリリースします。利用しているのは主に小学生。登録数は30人ほど、毎日10人が通ってきます。「うみのいえ」での時間が楽しみで、遠方からの利用者も多いそう。子どもたちが在籍する学校はなんと15校!学校は違っても、ここに来ればみんな仲間です。元気いっぱいで海が大好きな子どもがたくさんいます。こどもデイサービスうみのいえ大好きな「うみかつ」の時間、子どもたちは水中メガネを手に、浜辺に駆け出してUpload By 発達ナビ施設インタビュー取材班が訪れたのは、お盆間近の夏休み中。「うみのいえ」では、午前中は宿題などデスクでの勉強。家では取り組みづらい、習字の宿題なども、スタッフと一緒に行います。お昼の時間を挟み、午後になるとお待ちかねの「うみかつ」の時間。みんなで体操をしたら、外に出たくてうずうずしていた子どもたちは、「外に出てもいいよ」の合図があるとすぐ海めがけて駆け出していきます。シュノーケルやすくい網を手に、魚を探しに出る子も。シュノーケルはまずプールで練習し、できるようになったら晴れて海デビューできるそう。海には行かない子どもたちはテラスに設置された大きなプールで水あそびを楽しんでいました。水を掛け合ったり、ぷかぷか浮いたり。全身で水の感触を味わいながら、水の中で体を上手に動かすことや、水遊びを介して、友達とのやり取りを自然と身につけます。Upload By 発達ナビ施設インタビュー「うみかつ」の時間が終わると、今日の釣果を手に子どもたちが帰ってきました。この日は、ボラ、フグ、スズメダイに出会えたよ!と報告。自然に恵まれたこの海では、さまざまな魚が見つかります。他にも、ハリセンボン、カニ、タコ、ハゼなども見つかります。60センチの大物のスズキに出会えた日もあるそうです。自宅に海水の水槽までつくっているという魚博士の男の子が、この浜辺のどこで何が見つかるのかを、目をキラキラさせて教えてくれます。「ぼく、できたよ!すごいでしょ!」という自己肯定感は、生きていくうえでの根っことなります。押しつけられた課題をこなすのではなく、大好きなことに熱中し、上手くやれた!という経験から生まれる自信。「うみのいえ」では、子どもたちの心の土台づくりを大切にしています。病気を見てその人を見ず、が嫌だった。ものさしはいらない。「この子」そのものに寄り添う場所を目指したいUpload By 発達ナビ施設インタビュー「うみのいえ」を立ちあげた矢野さんに、設立の背景や大切にしていることを伺いました。――なぜ「うみのいえ」をつくろうと思われたのでしょう?矢野:母親が難病で寝たきりになった経験がきっかけです。難病の母親を、病名というものさしでしか見てもらえなかったらどうしようという不安がある中で、さまざまな支援者が集い支援会議を催してみんなで支えてくれたことに深く感謝してもしきれなかった。お世話になった福祉への恩返しをしようと思って、これからを担う子どもたちの施設を作りたいと考えたのです。――ここでは子どもたちが皆のびのび、生き生きと過ごしています。大切にされていることは?矢野:障がいのある子どもたちは一般的に、発達テストや学校の評価など、日々、いろいろなものさしで測られ、評価されています。でも、そういう見方をするのではなく、その子自身を認めたい。指摘されるこだわりは、伸ばしどころかもしれない。うちでは、「ヒヤリハット」だけでなく「ニヤリグッド」の報告もスタッフ間で共有し、保護者の皆さんへお伝えしています。――保護者もきついことがある。その部分も支えたいということですか?矢野:保護者の皆さんのニーズにも寄り添いたいと考えています。皆さんが何より求めているのは、「親なきあと」わが子が自分らしく、自立して生きていけることです。だから将来を見据えて、就労移行支援事業所へ見学に行きます。就労するには何が必要とされているのか?どのようなスキルを身につけておけば就労へ繋げやすいか?などの情報共有をさせて頂きました。「うみのいえ」では日々の活動の中で、社会生活力を身につけていけるように支援していきます。「うみのいえ」で考える社会生活力とは、公共交通機関で通えるとか、金銭管理ができるとか、身だしなみがきちんとできているとか、昼休みの過ごし方が分かっているとか…。自立するということはそういったスキルが必要だと考えています。天候や海の状況で予定通りに「うみかつ」ができない日もあります。そのような急な予定変更にも対応できるコーピングスキル(ストレス等に対処できる力)も自立には必要だと考えています。だから「うみのいえ」では、自立に向けた支援を個別にアプローチしています。毎日少しずつ積み重ねることで子どもたちが社会生活力を身につけられるようにしたい。矢野:「うみのいえ」で過ごした日々が心に残るような場所にしたいと思っています。大人になり社会に出た時や困難に直面した時に乗り越えるチカラになるように…。あたたかなまなざしに包まれた「うみのいえ」では、今日もまた子どもたちが元気に海へと駆け出していっているのでしょう。そして、存分に遊びきり、生きる力を身につけ、しっかりと栄養を蓄えた子どもたちは、きっとここを卒業してからも力強く未来を切り開いていけるだろうと思えました撮影:松山隆佳(トルネ!)写真提供(生き物・夕暮れの写真):うみのいえ
2018年08月30日現在、認知症高齢者数は500万人とも600万人ともいわれています。また、認知症の年齢層は50~40歳代にも下がってきており、若いからといって決して安心はできません。介護をテーマに、誰にでも起こりうるさまざまな問題についてご紹介していきます。■ 65歳以上の高齢者の約7人に1人が認知症!内閣府によると、平成24(2012)年の認知症高齢者数は462万人で、65歳以上の高齢者の約7人に1人が認知症といわれています。しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)2025年には約5人に1人になるとも予測しています。参考までに平成25年にガンと診断された人は約86万人でした。この数字が示すのは、認知症は誰でもなりうる病気だということです。そしてそれと同じ数だけ介護する人(介護者)もいるということです。amadank / PIXTA(ピクスタ)■ 若年性の発症年齢は平均51歳!認知症は老人だけじゃない最近は64歳以下の「若年性認知症」の人も増えているようです。平成21年(2009)の若年性認知症者の方は約3万8000人もいるのです女性よりも男性がなりやすく、若年性の発症年齢は平均51歳といわれています。50代で認知症やアルツハイマーと診断されたらショックは大きいでしょう。しかし、それを引き延ばすと、取り返しのつかないことになります。若いために進行するスピードも速く、重病化する可能性が高まります。家族のことを思うなら、早めに病院で診察して、少なくとも進行を食い止める手立てを打つべきです。mits / PIXTA(ピクスタ)高齢者に比べて若年性認知症は本人に理解力があり、治療法を選択できるという判断力があります。■ 認知症の初期症状を単なる物忘れだと思い、放置してしまう人がほとんど!認知症の初期症状を単なる物忘れだと思い、放置してしまう人が大半です。そうして数年が経過し、ある日突然、家に帰ることができなくなったり、会社に行けなくなるなどの症状に見舞われることがあります。それまでも認知症の信号を多く出していたにもかかわらず、知識がないために見落としてしまうことが多いようです。それ以前に様子がおかしいと気づいたら、診察を受けることが重要です。Ideya / PIXTA(ピクスタ)ガンと同じように早期発見で改善したケースは多々あります。初期の軽度な認知症は自立した生活も可能ですので、その段階で進行を止めることができれば、仕事も家事も続けられる可能性はあるのです。■ 若年性認知症は多くの人を巻き込む可能性が大!一般の病気は病院に行くなど自分ひとりでも対応できます。しかし認知症の場合、親、配偶者、兄弟、子ども、さらには親戚をも巻き込んでしまうことがよくあります。80代の親を介護するのと、50代の夫や妻を介護するのとでは大きく異なります。70~80代に発症することが多い認知症ですので、それに応じた介護サービスが整っています。例えば日中はデイサービス(通所型の介護施設)、それ以外は自宅で過ごすことで介護者の負担は軽減できます。amadank / PIXTA(ピクスタ)ところが、40~50代で発症すると、仕事や育児に影響が出てしまいます。ふじよ / PIXTA(ピクスタ)子育てをしながら、夫の介護をするという難しい問題に直面することもあります。■ 認知症かもしれないと思ったら、すぐに病院に!いざ介護が必要になり、すべて自分ひとりで親や夫の面倒を看ようと頑張る方がいます。ひとりで24時間つきっきりの介護は共倒れになりやすく、最悪の場合、自殺や介護放棄といった事態になることもあります。現在は介護制度が整っており、さまざまなサービスを利用して介護の負担を軽くする方法が増えています。できれば、まず病院で診察して、その際に介護保険や介護サービスについて相談すると良いでしょう。CORA / PIXTA(ピクスタ)気軽に相談できるのは地域包括支援センターです。市区町村が運営しており、役所で聞いてみるのが手っ取り早いでしょう。ISO8000 / PIXTA(ピクスタ)介護のことならどんな些細な相談にものってくれますので、一度訪ねてみてください。問題なのは、知識がまったくないまま認知症や介護に直面することです。介護は誰にでも起こる問題と考え、今から少しずつ知識を吸収しておくことが大切です。【参考】※内閣府統計高齢化の状況認知症高齢者数の推計※厚生労働省若年性認知症の実態等に関する調査結果の概要及び厚生労働省の若年性認知症対策について※認知症介護情報ネットワーク若年性認知症について※国立がん研究センターがん情報サービス最新がん統計
2018年08月11日子どもから大人まで。自閉症のある人が、幸せな人生を生きるためのサポートをUpload By 発達ナビ施設インタビュー仙台市の放課後等デイサービス「発達トレーニングジムしゃ〜れ」(以下、しゃ〜れ)は、就労移行支援事業所「Schaleおおまち」、さらにカフェと厨房を併設する施設です。カフェのイートインは現在お休み中ですが、クッキーやお菓子を販売しています。自閉症に特化した支援を行っており、利用者の9割がASD(自閉症スペクトラム)のある人です。現在、放課後等デイサービスに子ども36人が登録、成人は、就労移行支援に8人、自立訓練に11人が登録しています。「しゃ〜れ」を運営する「一般社団法人ぶれいん・ゆに〜くす」の歩みは、代表の伊藤あづささんと自閉症のある息子さん、親子2人の歩みでもありました。自閉症のある人のライフステージごとに必要な支援とは何か、本人と家族が地域で幸せに生きるためには何が必要か。考え抜いてサポートを続けてきた、ぶれいん・ゆに〜くすと「しゃ〜れ」の取り組みをご紹介します。「働く大人」になるために、生きる力をつける実践的な発達支援Upload By 発達ナビ施設インタビューしゃ〜れは、「発達支援トレーニングジム」と冠して、自閉症のあるお子さんが「働く大人」になるための発達支援を目指しています。アメリカ・ノースカロライナ州ではじまった、ASD(自閉症スペクトラム障害)の当事者とその家族を対象とした支援である「TEACCH」の理念を基盤に、プログラムを設計。「一人でできること」を積み上げていくために、一人ひとりの特性を自閉症eサービス開発の評価キットやTTAP(ティータップ)を使用してきめ細やかなアセスメントを行っています。その結果をもとに、その子の強みを活かした個別のプログラムを組んでいるそうです。児童指導員の引地さんに支援内容を案内してもらいました。Upload By 発達ナビ施設インタビュー引地さん「平日は、子どもたちは一人ひとりに合わせた課題に取り組みます。アセスメントを元に設定した生活スキルの課題や、パソコンを使ってのITスキルのトレーニングもやっています」ーー個別トレーニングは大人の利用者さんと子どもが一緒の空間を共有しているんですね。引地さん「子どもたちのスペースは、成人の方々のスペースとタイムシェアしているんです。午前中は自立訓練の成人利用者さん、午後の早いうちは小学生、夕方から中高生、といった感じで上手に棲み分けています。個別のトレーニングスペースはそれぞれ仕切りがあります。余計な情報が入らないためです。それぞれがトレイに順番にセットされた自分の課題に黙々と取り組みます。今来ている小学1年生のYくんは、指先を使ったトレーニングに取り組み中。教材の多くはその子に合わせて手作りしています」ーーYくん、集中していますね。手の込んだ教材がたくさんあって驚きました!伊藤さん「それはどこにも負けません(笑)。提携しているKaienさんのコンテンツも使っていますが、うちで使うために”リメイク”しています」Upload By 発達ナビ施設インタビューUpload By 発達ナビ施設インタビュー引地さん「しゃ〜れでは、ライフスキルトレーニング・プログラムとして調理スキルのトレーニングにも力を入れています。1人1台ずつクッカー(電気調理鍋)を使って調理します」ーーたくさんレシピがありますね。どれも本格的でおいしそう!引地さん「小学生は混ぜるだけのホットケーキで、”できた!”を感じてもらうところからスタートします。スタッフより上手につくる高校生もいますよ。生姜焼きや酢豚などのおかず、クリスマスにはハッシュドビーフ…前につくったものと重ならないようにと考えているうちに、レシピが増えてしまって…80〜90くらいになってしまいました(笑)」視覚からの指示を理解しやすい自閉症のある子どもに合わせ、手順書も工夫しているとのこと。手順のカードは、材料や指示は分かりやすく写真つきでまとめられています。手順ステップがずいぶんと細かいのが目を引きました。引地さん「調理しながら細かく工程を写真に撮り、言葉の説明ではなく目で見て分かり「1人で」完成できることを心がけています。”切ったものどこに入れるの?”と子どもによく聞かれるので、”材料をボウルに入れる”も工程に入っています。道具や調味料のパッケージも、実際に使う物を撮影します。食材もマス目のついたまな板を使って、何センチに切るのか分かるようにします。当日はなるべく子ども本人が1人で調理に挑戦できるようにしています。料理ができたら、お迎えに来たおうちの人にも一緒に食べてもらいます。自分でつくったら苦手な食べ物だったけど意外と食べられちゃった、という偏食のお子さんもいるんですよ」出典 : ーー併設しているカフェの厨房設備を活かした、素敵なプログラムですね!引地さん「本人にとっても親御さんやきょうだいに”美味しいね””つくったの、すごいね”って褒められることが、何にも変えられない贈り物になっています。しゃ~れで使っているのと同じクッカーを買ったり手順書を持ち帰ったりして家庭でも実践している親子もいます。美味しく楽しいトレーニングを通じて、調理スキルをはじめ段取りや買い物、栄養に関する知識など、生きていく力が習得できるといいな、と思っています」Upload By 発達ナビ施設インタビューUpload By 発達ナビ施設インタビュー将来働くことを見据えたプログラムも積極的に取り入れています。ITスキルのトレーニングやパートナーシップを結ぶKaienのツールを使い、カフェの店員役、厨房スタッフ役、お客さん役に分かれてカフェのお仕事体験もしています。指先の巧緻性を高めることと、将来の仕事につながることを見据え、袋詰め作業も取り入れています。この日も高校生がビーズとカードを袋に入れるトレーニングに取り組んでいました。引地さん「実は、近くの漢方薬局からお茶の袋詰めも請け負っているんです」ーーどういった経緯でお茶の袋詰めを?伊藤さん「知り合いの漢方薬局で2000円ぐらいする高級なお茶を売っているのを見たんです。”自分たちでパッケージしている”と聞いて、じゃあ、うちでこの袋詰めやらせてくれませんか!と言って(笑)。まず、うちの支援員でやってみて、1時間で完成できる数から単価を出しました。"この金額で発注してもらえるか、検討してください!"と…」ーー受注の金額を提示して交渉したんですね。伊藤さん「同じ仕事を同じ時間、同じ精度でやるんです。障害者だからといって値段を下げられ、報酬に差があるのはおかしな話でしょ。利用者や利用する子どもの価値を値下げしたくないと思って、強気に交渉しました。もし同じ工賃だったらうちはもっと丁寧にできますよって(笑)」ーー放課後等デイのお子さんも袋詰めをやっているのですか?伊藤さん「最初は就労移行支援の方でやっていたんですよ。でも放課後等デイの中高生が試しにやってみたら、彼らの方が圧倒的に上手だったの(笑)。私は、お金を得るための手段として働いて、誰かの役に立って喜ばれて、お給料をもらって…それで自己実現できる事が仕事と思うんです。お金のつかない仕事はない。中高生のうちにそれを経験しておくのは大事だと思うんです。取り組む際には、これはお客さんに届く商品なんだよ、と伝えます。そうすると、みんな丁寧に取り組みますし、衛生管理もきっちりやっています。実際に取引先の会社も喜んでくれていますね。袋詰めをしたら”タスク・アローワンス”と言う名前で、お手伝い分の対価が得られます。それで日曜日にファミレスで家族にご馳走したりするんですって。本人も嬉しく、励みにもなっているようですね」ーー細かい作業に見えますが、どんな風に取り組むんですか?引地さん「最初は砂や豆を使って感覚をつかみます。袋詰めには、スプーンや秤の扱いも必要になります。マスクをするなどの衛生面の管理も含めて、トレーニングしています。入れる順番、使う順番に実物を並べた見本と手順もつくって、段階を踏んで課題に取り組みます。そうやって、最終的には本人が製品をつくれるようにしています」トレーニングで終わらず、最終的には商品をつくって仕事にしてしまうとは、驚きました。地域社会との関わりを大切に、子ども達の「生きる力」を信じる「しゃ〜れ」らしい取り組みです。Upload By 発達ナビ施設インタビューその人の人生に、サポートのはしごをかけ続ける就労移行支援事業Upload By 発達ナビ施設インタビュー就労移行支援での取り組みについて、担当する李さんに伺いました。李さん「就労移行支援は制度上、最大2年使えますが、「Schaleおおまち」では就職活動まで1年半〜2年たっぷり使います。企業の仕事と利用者をつなぐジョブマッチングではなく、人と人をつなぐマンマッチングだと思ってやっています」ーーマンマッチングとは、具体的にはどういうことでしょうか?李さん「仕事が合っているということだけでなく、一緒に働く人との関係性もとても重要です。実習も2〜3日やってフィードバック、次に1週間やってフィードバック、お互いにやってみたいとなったら2ヶ月くらいやって見るなど、丁寧に時間をかけて積み上げていきます。自閉症の人は言葉のコミュニケーションだけでは難しいこともあるし、困っていても、うまく言えない人もいますよね。だから、就職後も困った時に「Schaleおおまち」を思い出して欲しいんです。その思いから、フォローアップを大切にしています」「しゃ〜れ」では、制度上の職場定着支援を終えてからも、つながりを持ち続けるケースもあります。そうすることで、14人が就職し、12人が今も就労を継続している定着率85%を実現しているとのこと。継続3年目、5年目の人も出てきているそうです。「しゃ〜れ」を卒業した利用者も気にかけ続けたいUpload By 発達ナビ施設インタビュー伊藤さん「卒業した子がどうなっているか気にかけることが必要だと思っています。放課後等デイは18歳まででしょ。特別支援学校に通っている子はB型事業所に行くことが多いから、実は「Schaleおおまち」の就労移行支援に来ることは少ないんです。そうすると支援が途切れてしまう。高校卒業後、専門学校や大学に通う場合なんかも、放課後等デイと大人の支援制度の隙間で利用できなくなってしまう場合もありますね」ーーせっかく「しゃ〜れ」と出会っても、卒業せざるをえないこともあるんですね。伊藤さん「はい、でも中学からうちに通って高校卒業後、専門学校に行きながら、2年間自費で通った利用者さんもいるんですよ。実はそのあと就労移行支援に通って今、パティシエとしてこのカフェで働いているんです!もう3年目になるかな」ーーそれは嬉しいですね!調理スキルのトレーニングがダイレクトに生きたケースですね!一度ここに来た人にかけた支援のはしごは外さない出典 : ーー卒業した利用者さんはどんな風にフォローしているんですか?伊藤さん「折々電話やメールをしたり、お母様たちとお目にかかったり、年に1回みんなで集まったり。『虹の環(にじのわ)パーティー』と呼んでいます。卒業した人や子どもが集まる会です。卒業してもそこで再会できるの。卒業した利用者と保護者の方が遊びに来て、後輩の子がつくった料理を食べるんです」ーーブログで様子を拝見しましたが、美味しそうなお弁当でした。70人分とありましたが、お子さんたちがつくったんですね!パーティーはどんな様子ですか?「卒業生には、近況を教えてもらいます。それはいい報告じゃなくてもいい。意思表示が苦手な人もいるし、ずっと同じ環境にいる子もいます。定型発達の人には分からないこともたくさんあるでしょう。発達障害のある人はエネルギーを貯めるのに精一杯チャージが必要なんです。そんな人たちが疲れた時に帰ってくる、母港の充電ステーションになりたいと思っています」ーー充電して、また外に出ていけるんですね。伊藤さん「子どもだけではなく、就労移行支援についても同じです。制度上の期間が終わったら、支援や関係が切れるんじゃないかという不安が利用者さんにありますね。でも「Schaleおおまち」では企業に確認して、誤解や行き違い、何らかのトラブルの芽があったら担当の李さんが仲立ちしています。いつも誰かが自分を気にしてくれている、と実感できることが大切だから」ーー「しゃ〜れ」「Schaleおおまち」を利用していなくても支援は続く…伊藤さん「うちに通っている間というのは、その人の人生の、切り取った何年かの支援です。でも、一度「しゃ〜れ」や「Schaleおおまち」に来たら、かけた支援のはしごは外さない。利用しなくなったとしてもそのはしごは残っていて、いざとなったら使えるということが重要だと思っています」自閉症のある子と親のために!TEACCHとの出会いが変えた支援Upload By 発達ナビ施設インタビューーーその子が生きるための力を、生涯を通じてサポートし続けるという一貫した支援方針を実感しました。そもそも「Schale」を始めたきっかけは?伊藤さん「私には今年23歳になる息子がいるんですけど、その子が4歳の時に自閉症があることが分かったんです。でも今から17、8年前って、仙台の街では自閉症のわが子に合った療育を受けられる場所がなかったんです」ぶれいん・ゆに〜くす代表の伊藤あづささんは、仙台にある福祉の大学の教員でした。当時、仙台市には母子通園型の施設は、知的・身体・精神の3障害が一緒でした。伊藤さん「例えば7月のある日、施設に行ってみたら突然、七夕さまが飾ってある。そうすると変化が苦手な自閉症の子はびっくりするわけです。息子は騒がしいところや集団がとっても苦手な子だったんです」ーー自閉症の子に特化した支援を始めたのは、それがきっかけだったんですね。伊藤さん「もう一つ、自閉症って、育てる中で障害特性があると分かるでしょ。親御さんがわが子のことを知ったり気づいたりするのにも、他の障害に比べて圧倒的に時間がかかるんです。そして、母親支援の仕組みも整っているとは言えない。お母さんは不安で、ものすごく心がざわざわして、検査して障害が分かって…いまさら障害児と言われる戸惑いもあると思うんです」伊藤さんは当初、息子さんに勉強ができるようになってほしい、学校に行って学習面で困らないようになってほしいと考え、育つ支援、療育の場が欲しかったそうです。しかし、その直後、自閉症について学ぶ中でTEACCH(ティーチ)と出会いました。伊藤さん「なんて私は愚かなお母さんだったんだろう、と痛感したんです。いわゆる学力ではなくて、自閉症のその子として、長い生涯にわたって生き抜くための力…自閉症のその人として社会の中で生きていくための知恵や、体の使い方を教えてあげられる場所が欲しいと気持ちが変わってきた」そこでたどり着いたのが、就学前から育ちの支援ができる児童デイ(児童発達支援・放課後等デイサービスの前身)という制度でした。伊藤さん「じゃあ自分たちでやろうか、と言って「しゃ〜れ」の前にやっていた事業所を始めました。で、自閉症児の療育をやるのであれば、集団じゃなくて個に応じた育ちの支援ができることをやりたいなと思ったんです。TEACCHの理念を取り入れ、「しゃ〜れ」でも一貫してそのスタイルを続けています」TEACCHはアメリカ・ノースカロライナ州で行われているASD(自閉症スペクトラム障害)の当事者とその家族を対象とした生涯支援プログラムです。伊藤さんは2010年にTEACCHの本拠地、ノースカロライナにある強度行動障害の人たちのグループホームを訪ねました。そこでは10年前まで強度行動障害のあった人が、食べたいものを食べ、自分の好みにしつらえた部屋で選択権を持って暮らしていました。そして鼻歌を歌いながら仕事をしている、その姿に伊藤さんは感動しました。伊藤さん「ここではどんなに重い障害の人でも自分の役割が果たせる。すごい!と感動しました。でもその現場を見て、アメリカでできるなら、日本でもできる、日本でできるなら仙台でもできるでしょ!って思っちゃったんです(笑)」子どもの育ちに伴走して育ってきた支援のかたちUpload By 発達ナビ施設インタビューーー放課後等デイサービスの他にも就労移行支援、カフェ…複数の形態の事業を始めたのはどうしてですか?伊藤さん「息子の育ちのステージに沿って事業が広がってきているんです。でもうちの子だけではなくて、どんな子でも、運もチャンスもあるし、力もある。そこを引き出すのが私たちの仕事だと思っています。親御さんはそうした、子どもの持っている力を信じきること。そのための応援として今、放課後等デイと成人期の支援をやっているんです」ーー息子さんは今、どうされているんですか?伊藤さん「息子は、18歳で独り立ちしました。去年の11月からは大阪の特例子会社で働いています」以前、伊藤さんは放課後等デイと就労移行支援事業所をつくったように、将来はグループホームをつくって、息子さんが住み慣れている環境で穏やかに暮らせるようにしようと考えていたそうです。伊藤さん「でも息子が18歳以降どうなるんだろう、って考えた時に、いや、ここにいたらこの子は24時間お母さんと一緒だよね。それは相当まずい!と思えた(笑)」仲間にも後押しされて、息子を手放す決意ができたという伊藤さん。伊藤さん「うちの息子は本当に重たい自閉症の子です。でもその子が今、お給料をもらって働いている。それで"どんな子でも働けるようになる"と確信しました。改めてTEACCHで育ったことの素晴らしさも感じましたね」――伊藤さん親子が特別ではない…?伊藤さん「こういう仕事もしているし、いろんな意味でいろんな人とのつながりも深かったりするので、伊藤さんだからできたんじゃないのと言われるんですが…。私はダメなお母さんだったんです。自宅の構造化も不十分で、おばあちゃんにあれこれ息子の世話を焼いてもらっていました。息子が小さい時にはくどくど叱って"お母さんと仲良しになりたい"って言われ、親子で泣いたこともあります。でもその一言で変われたと思っています。TEACCHの理念に出会い、たくさんの仲間、共感を持って手伝ってくれるスタッフもいてくれて、私を育ててくれた」――だから、どんな親子でもできると信じているんですね。伊藤さん「TEACCHには"自閉症の人は成人期に幸せでなくてはならない。またその家族も幸せでなければならない"という象徴的な言葉があります。息子が働く会社で"あせらない・あきらめない・あなどらない"、という言葉にも出会いました。自閉症のその子として、どんな子でも一人ひとりの子どもが自分自身を"いいね!"と肯定して生きていける、幸せな成人になってほしい。その子の生きる力を信じて、あきらめず、どんな手伝いができるか考え続けたいですね」伊藤さん親子のライフステージはこれからも進みます。そして、ここに集まる子どもにも大人にも、ハシゴをかけ続ける。自閉症のある子どもが幸せな働く大人になる、そんな未来を目指して、これからも「ぶれいん・ゆに〜くす」の支援は形を変え、広がっていくのかもしれません。撮影:小林啓樹(OPEN TOWN)ぶれいん・ゆにーくす
2018年06月12日発達障害があるなしに関係なく、子どもの就学は親にとって大きなイベントですが、障がいのある子を持つ親にとっては、就学先を考えることに加えて、さらにもうひとつ大きな問題があります。それは、放課後の過ごし方。学童に問題なく通える子はいいけれど、障がいの程度によっては、学童利用が制限されることがあります。そこで代わり通うのが放課後等デイサービス(※)です。筆者の息子(自閉症スペクトラム)も、来年は小学生。就学先と並行して、いろいろな施設を見学に行っている最中です。そんな中で知ったのが、パソコンを学んだりサッカーができるという 放課後デイサービス「あいだっく」 。普通の施設とは一風変わったプログラムを実施していることに興味を感じ、取材に行ってきました。代表の上田宏樹さんにお話を伺いました。※放課後等デイサービスとは、障がいのある就学児(小・中高校生)が放課後や長期休暇中に通うことができる施設のこと。対象は、障がいのある子ですが、障がい者手帳がなくても、専門家などから必要が認められれば通うことができます。単に預かるだけでなく、子どもが楽しんだり成長したりできる場所を提供したい―― 御社はもともと福祉系ではなく、様々なサービス業をしていますが、放課後等デイサービス(以下、放課後デイ)事業に参入したきっかけを教えてください。上田宏樹さん(以下、上田さん):私はサービス業が大好きで、世の中に独自の新しいことを作っていきたいという思いがあります。ある時、ふとしたきっかけで、放課後に行き場がなくて困っている子どもたちがいることを知り、「じゃあ、我々で居場所を作ろうよ」と、この事業に参入しました。―― はじめの放課後デイで、絵を描く「アトリエあいだっく」を始めたのはなぜですか?上田さん:それまで放課後デイ事業は、単なるお預かり事業のような側面がありましたが、弊社がやるならば単に預かるのではなく、子どもたちが楽しんだり成長したりできる場所にしたい、と思ったからです。そして、働くスタッフもやりがいを感じられるような働き方をしてほしいと思いました。もともと弊社がデザイン会社からスタートしたというのもあり、「子どもたちが自由に楽しく絵を描ける場所をつくろう!」と。民間独自のアイディアで福祉業界に新しい風を吹き込んでやろう! という意気込みもありましたね。―― 子どもたちは絵を描くことが大好きですものね。上田さん:それが、私たちの予想に反して、最初の頃はみんなぜんぜん絵を描かなかったんですよ(笑)。でも、スタッフの情熱と子どもへの上手な働きかけ、子どもたちの成長で、少しずつ興味を持ってくれる子が増えてくれました。「アトリエあいだっく」で子どもたちが描いた作品。ここでは絵画や工作などの作品作りを通し、時間や決められた流れに沿った集団行動を継続して行えるよう、サポートしている。 「アトリエあいだっく」詳細はこちら >> とはいえ、やっぱり絵には興味を持てず、体を動かす方が好きな子もいます。そこで、そういう子も楽しめるように、歌やダンス、楽器が楽しめる「スタジオあいだっく」を設立しました。「スタジオあいだっく」では、通常活動や年二回の発表会を通し、歌、ダンス、楽器を集団行動で行うことをサポート。仲間たちと協力し合いながら活動することで、他者との関わりや集団で行動することの楽しさ、思いやりの心を養う。 「スタジオあいだっく」詳細はこちら >> その後、パソコンが好きな子もいたので、生徒全員がパソコンに触れられる「パソコンあいだっく」も設立しました。「パソコンあいだっく」では、いろいろなソフトやハードを使用して、子どもたちが自分自身で「やりたいこと」を見つけて、タイピングの技術向上につながるようサポート。長時間課題に取り組める集中力も養える。また、作品発表や質問をすることで、自己主張や表現力の向上にもつながるという。 「パソコンあいだっく」詳細はこちら >> ―― 子どもたちのニーズに応えて、どんどん進化しているのですね! 月曜から金曜日まで、ワンパッケージで子どもたちはさまざまな体験ができますし、「あいだっく」として全体で情報共有して支援体制を考えられるのも、保護者にとっては心強いですね。上田さん:「はじめると決めたら赤字になってもつぶさない!」という覚悟で運営していますよ。飲食業のような他のサービス業と違って、運営が立ちいかないからといって、子どもたちを追い出すようなことは絶対にしたくないですからね。チャンスは、すべての子どもに平等であるべき―― 放課後デイの運営にあたって、「あいだっく」が大切にしていることは何でしょうか上田さん:子どもの表現方法の幅を広げることを大事にしています。障がいがある子たちは、いろんなことが制限されがちですが、そこを広げて、今までできなかった表現方法を見つけられる機会を提供できたらと思っています。例えば、パソコンに関しては、よく保護者から「パソコンの練習するんですか?」と聞かれるのですが、そうではなくてパソコンはあくまでツール。パソコンで小説を書く子もいますし、絵を描く子もいますし、動画を作る子もいますし、話すのは苦手だけどチャットならコミュニケーションがとれる子もいます。パソコンは “自己表現の幅を広げるきっかけ” にしてほしいと思っています。――なるほど。上田さん:他の子どもたちは、放課後は自分で自由に遊びにいけますし、習い事にも行けます。でも、障がいがある子たちは、行動が非常に制限されてしまいます。でも、同じ人として、それは違う。チャンスはすべての子どもに平等にあるべきだと思うのです。―― 本当にそうですね。お友達のお子さん(自閉症スペクトラム)で、水泳教室の入会を断られた方がいました。水泳は命に関わる危険もあるので、受け入れ側も体制が整っていない場合は難しいのかもしれませんが、こうして様々なチャンスが奪われてしまうのは非常に悲しく残念でして…。上田さん:だから、弊社は「サッカーあいだっく」も作ったのです。オリンピック開催が決まってこれからスポーツが盛り上がるという時に、他の子と一緒になって盛り上がれるように、と。また、サッカーをはじめたもうひとつの理由は、保護者のためです。自分の子どもの試合を観戦することは、親の最大の楽しみ。そんな機会がないことも、親にとっても機会損失です。試合をした時に、私が何より感動したのは、お母さんたちの熱狂具合でしたよ(涙)。ルールを守り、集団の中の一員という意識を持ちながら運動活動することを学ぶ「サッカーあいだっく」。サッカーを通して、探求心や協調性、コミュニケーション能力の向上を目指す。 「サッカーあいだっく」詳細はこちら >> いろんな人がいて当たり前な世の中になってほしい――「あいだっく」では、文化祭や卒業式などのイベントもしているそうですね?上田さん:成果がわかる発表の場があるというは、子どもにとってもスタッフにとっても、やりがいのあることだと思います。みんなとても張り切って楽しそうでした。卒業式では、毎年号泣してしまいますね。今、卒業後もみんなが生き生きとしたつながりを持てる場を作れればと、例えば劇団なんかどうだろう? といろいろ考えているところです。――「ただのお預かり施設にはしたくない」という上田さん思いが、ここにも表れているのですね。上田さん:正直、僕はこの事業をはじめるまで、障がいのある方と身近に接する機会がなかったんです。だから、みんなにはもっと外に出て欲しいし、まわりの皆さんにも知ってほしいです。隣にいろんな人がいて当たり前、そんな世の中になってほしいと思います。最近、盲目の方がR-1で優勝しましたけど、あんなふうに、障がいを持った人がどんどんいろんな場に出て、本人も笑いのネタにしちゃうくらいの自信を持って生きてほしい。そのために弊社ができることは何だろう? と、常に自分に問いかけています。取材に同席してくださった、現場責任者である柴岡康大さんからは、「『あいだっく』では障がい者手帳のあるなしにかかわらず、専門の相談支援員がさまざまな相談に電話でお答えしているので、いつでも気軽にお問い合わせくださいね」との心強いお言葉もいただきました。実際、診断が出ていないグレーゾーンの方からのお問い合わせはとても多いそうです。「すべての子どもに平等のチャンスを提供したい」という「あいだっく」の熱い思い、福祉業界の枠を超えて、世の中にどんどん広がっていってほしいと思います。 放課後デイサービス「あいだっく」 >> 相談支援事業所「あいだっく」 >> 取材・文:まちとこ出版社N[PR] 放課後デイサービス あいだっく
2018年05月23日